'16.11/16.18:30は、英国「雇用統計」の発表が予定されています。
本指標は、下表に示すように、先月までの過去12回の発表後には、GBPJPYで25pipsを超える跳幅と15pipsを超える値幅があり、よく動く指標といえます。
がしかし、結論を言えば、事前に売買すべき方向を示唆する現象が見いだせないため、今回の取引しません。
本指標では、先月10月の「失業率」と「失業保険申請件数」が発表されます。
下図に、先月から過去12回分と今回の予想値と発表値を示します。
図から、この指標については事前の予想値がアテにならない事がよく判ります。
次に、先月から過去12回分の指標発表前後のGBPJPYの直後1分足と直後10分足を見比べます。
結果、直後1分足が陽線でも直後10分足が陰線になったり、その逆だったりした事が、12回のうち5回もあります。
従って、この指標発表直後のローソク足の方向を見てから売買しても、発表から10分以内に利確できるか損切となるか運次第とまでは言わないまでも、トレンドを読むスキルが必要です。
そんなもので、欧州のプロ達と競う訳にはいきません。
ともあれ、この指標は影響がかなり短時間しか及ばないが判りました。
この指標の影響が短時間しか及ばない以上、検討範囲を直前1分足や直後1分足が陽線となるか陰線となるかを高確率で示唆する事象を探す事に絞りました。
そこで、直前1分足と、直前10分足の始値から直前1分足の始値がつくまでの間の9分足(以後は直前10-1分足と略記します)と、直後1分足と、を見比べてみました。
下図をご覧ください。
まず、直前1分足と直後1分足との方向が一致(陽線であるか陰線であるかが一致)したのは12回のうち7回です。
また、直前10-1分足と直後1分足との方向が一致したのも7回です。
最後に、直前1分足と直前10-1分足との方向が一致したのは4回です(不一致が8回)。
いずれもアテにはなりません。
指標の予想がアテにできず、欧州のプロ達が形成する事前の値動きがアテにならない以上、今回の発表前後の取引はしない、が結論です。
今回の話は以上です。
以上
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タグ: 英国,経済指標,雇用統計