この指標の事前の調査結果と分析結果は、 '17.01/11.18:30予定ー英国実態指標「鉱工業生産」分析 (2017/1/8 2:03投稿)に公開しています。宜しければご参照ください。
【7. 結果報告】
(7-1. 指標結果)
指標結果は次の通りでした。
発表結果は大幅改善、反応は1分足が過去平均(跳幅25pips・値幅14pips)より小さく、10分足は過去平均(跳幅33pips・値幅22pips)より大きなものとなりました。
(7-2. 取引結果)
取引結果は次の通りでした。
取引時間は5分10秒、利確は32.19pips、本指標における投資利益率は5.71%でした。
【8. 事後検証】
本指標の事前調査・分析の過程詳細は、 '17.01/11.18:30予定ー英国実態指標「鉱工業生産」調査 (2017/1/8 1:09投稿)と、 '17.01/11.18:30予定ー英国実態指標「鉱工業生産」分析 (2017/1/8 2:03投稿)に記載しています。宜しければご参照ください。
(8.1. 既出調査検証)
調査結論と事後反省を次に示します。事後反省では、調査結論があたったか否かという点と、次回発表時に何らかの認識修正が必要か、を中心に行います。
- 【調査結果1】本指標による反応は前月比>前年比です。前回の発表結果は前月比・前年比ともに予想を大幅に下回る悪化でした。今回の市場予想は、いずれも最近にない大幅な改善が予想されています。
- 【調査検証1】事前調査の通り大幅改善でした。
- 【調査結果2】事前の反応を合理的に説明することはできません。がしかし、同様事例を参考にすると、事後の反応は指標発表直後(1分足)が素直(最大50pipsの陽線側跳幅、前月比0でも20pipsの陽線側跳幅)となっていました。その後(直後10分足)は改善幅に応じて(規準は前月比0で10pips強の陰線)、ということになっていました。
- 【調査検証2】指標発表直後に陽線側に13pispの跳幅が得られましたが、すぐにトレンドに呑まれて陰線側に転じました。当日は「ハードブリグジット」懸念が強まりGBPが全面安となっていました。かかる事情で値幅分析は外れましたが、従来の調査・分析の見解を修正する必要はありません。
- 【調査結果3】;">「11月製造業PMI」は53.4でした。製造業PMIが53.4という数字はかなり良い数字です。
- 【調査検証3】今回の調査は前週に発表された「製造業PMI」を参考にしました。少なくとも指標結果と初期反応について、比較指標として「製造業PMI」の該当月を参考にするのは今後も有効だと思います。
- 【分析結果1】反応性分析の結果、次のふたつのシナリオ案がありました。
- 【分析検証1】ひとつは、直後1分足終値がつく頃にポジションを取得し、10分足終値がつく頃に解消するというものでした。結果は、1分足と10分足の方向が一致しておりその差が31pipsですから、分析通りだったと言えるでしょう。
もうひとつは、直後1分足終値がつく頃にポジションを取得し、10分足跳幅で8pips程度を狙って解消するというものです。1分足は陰線で、その終値と10分足跳幅との差は36pipsありました。よって、分析通りだったと言えるでしょう。 - 【分析結果2】反応一致性分析では期待的中率75%以上ないしは25%以下のシナリオ案がありませんでした。
- 【分析検証2】期待的中率が75%以上ないしは25%以下とならないときには、反応一致性分析に基づく取引を行いません。
- 【分析結果3】指標一致分析では、期待的中率75%以上ないしは25%以下のシナリオ案がありませんでした。
- 【分析検証3】期待的中率が75%以上ないしは25%以下とならないときには、指標一致性分析に基づく取引を行いません。
- 【シナリオ1】シナリオ1は、指標発表直後1分足終値がつく頃にポジションを取得し、10分足跳幅で19pips程度を狙って解消するというものでした。
- 【結果検証1】指標発表から1分21秒経過後に1分足が陰線となったことを確認してポジションを取得しました。約5分間、ポジションを持ち、32.19pipsで利確しました。結果的には、ほぼ最大限のpipsを得ることができました。
- 【シナリオ2】シナリオ2は、指標発表直後1分足終値がつく頃にポジションを取得し、直後10分足終値で8pips程度を狙うというものでした。
- 【結果検証2】直後1分足が陰線といっても僅か1pipsでした。また、一旦は指標発表結果に素直に反応して陽線側に振れてからの陰線です。迷いがあってシナリオ1のポジションだけを取り、シナリオ2のポジションは取れませんでした。分析を信じられず残念でした。
(8.2. 分析結果検証)
反応性分析 ・反応一致性分析・ 指標一致性分析 の結果と事後反省を次に示します。事後反省では、分析結論があたったか否かという点と、次回発表時に何らかの認識修正が必要か、を中心に行います。
【9. シナリオ検証】
事後反省は、次回発表時に何らかのシナリオ作成手順の見直しが必要か否か、を中心に行います。
以上
この指標の事前の調査結果と分析結果は、 '17.01/11.18:30予定ー英国実態指標「鉱工業生産」分析 (2017/1/8 2:03投稿)に公開しています。宜しければご参照ください。
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以上