?T.事前投稿
ブログの日時は事前投稿日となっています。指標発表後に事後投稿し、その日時は「?U.事後検証」のタイトル行付近に記載しています。
本指標の反応分析は こちら です。
今回発表は2017年12月集計分です。
同時にいくつか小さな指標発表も行われるようですが、そんなものは全く気にしなくても構いません。本指標発表前後には本指標への予想・結果でGBPJPYは動きます。
下表に指標要点を纏めておきます。
前掲の分析結果に基づくシナリオは以下の通りです。
- 直前1分足は陰線と見込みます。但し、この期間に10pips以上跳ねたことが過去26%あります。もし陽線側に跳ねても慌てて先のポジションは解消しません。
論拠は、直前1分足の過去陰線率が77%と、異常な偏りがあるためです。そして、もし陽線側に跳ねた場合でも、直後1分足は直前1分足と逆方向(78%)に小さく(平均14pips)跳ねがちです。よって、先述のショートポジションはそのままで構わない、ということになります。
直前1分足が陰線なら3・4pipsで利確、陽線側に10pips以上跳ねたら指標発表直後の跳ねで利確/損切です。陽線側に10pips未満なら、残念ながら損切と割り切りましょう。 - 指標発表直前に、本指標集計月の2か月前のEURGBPレートがGBP高ならばロング、GBP安ならばショートのポジションを取り、指標発表直後の跳ねで利確/損切します。
今回発表は12月集計分です。その2か月前の10月のEURGBPは始値0.8825・終値0.8767で57pipsの陰線でした。GBP高なのでロングです。
論拠は、本指標集計月の2か月前のEURGBPレートのGBP高やGBP安と本指標発表結果の方向一致率が82%に達しているためです。そして、直後1分足の反応方向は、事後差異(発表結果ー市場予想)に対してより(82%)、実態差異(発表結果ー前回結果)に対して(85%)、僅かながら一致率が高いのです。 - 指標発表後は、直後1分足値幅が30pips以下の陰線だった場合(1〜30pipsの意)と20pips以上の陽線だった場合、直後11分足はそのまま反応を伸ばしがちです。
本来ならば、追撃は徹底すべきです。がしかし、直後1分足跳幅は一般に大きいものです。加えて、直後1分足のヒゲの長さは全幅に対し35%、直後11分足のそれは38%、と無視できません。
ヒゲを形成する過程でやきもきするぐらいなら、指標発表直後の跳ねで利確/損切した方が良いでしょう。その後の追撃は、初期反応方向に順張りが基本となります。 - 直後1分足値幅が30pipsを超える陰線だった場合や、20pips未満の陽線だった場合は、短期取引の繰り返しで様子を見ながら行いましょう。反応を伸ばさないことが多いようです。
ただ、直後1分足と直後11分足との方向一致率は79%です。指標発表直後には、その後も反応が伸び続けると信じるしかありません。79%の方向一致時だけに注目したとき、直後1分足跳幅を直後11分足跳幅が超えて反応を伸ばしたことは69%です。
指標発表時点から見たその後の方向一致率が高く、且つ、反応を伸ばしているのだから、指標発表後に反応方向を確認したら、追撃は早期開始です。
けれども、指標発表から1分を経過すると、直後1分足終値を超えて直後11分足終値が伸びていたことは55%です。よって、早期追撃で得たポジションは、指標発表から1分を過ぎたら利確の機会を早めに探った方が良さそうです。再追撃や再々追撃はあまり薦められません。
以上
?U.事後検証
以下は、2018年1月6日に追記しています。
指標結果と反応を纏めておきます。
結果は前回・予想を上回り、反応は陽線でした。
とは言え、ここ1年に亘って53〜57に範囲に収まっており、景気指標本来の存在意義とも言える先行き見通しはわからないままです。
事後差異が+0.1と小さかったこともあって、反応は直後1分足跳幅がたった6pipsでした。
取引結果を纏めておきます。
稼ぎが少ないのは反応が小さいのだから仕方ありません。
- 直前1分足は陰線と見込んでいました。結果は陽線で、分析を外しました。
それより問題は通信状態のせいか何のせいか、18:29:58頃に損切注文したものの、決済時刻は18:30:02となっています。やっぱりあまりぎりぎりまで粘っても良いことはありません。
ともあれ、負けは負けです。 - 指標発表直前に、本指標集計月の2か月前のEURGBPレートがGBP高ならばロング、GBP安ならばショートのポジションを取り、指標発表直後の跳ねで利確/損切としていまいした。
今回発表は12月集計分なので、その2か月前の10月のEURGBPは始値0.8825・終値0.8767で57pipsの陰線でした。GBP高なのでロングを取りました。
結果、陽線で反応したものの、発表直後の跳ねがあったのかなかったのかもわからないほど小さな反応でした。
ともあれ、勝ちは勝ちです。 - 直後1分足値幅が30pipsを超える陰線だった場合や、20pips未満の陽線だった場合は、短期取引の繰り返しで様子を見ながら行うことにしていました。反応を伸ばさないことが多いようです。
結果は反応が伸びず、むしろ、直後11分足は直後1分足の値幅を削っています。
追撃は、指標発表時点のレートを僅かに割り込んだ時点でポジションを取り、僅かに利確できました。
あまり細かく考えても仕方がない反応でした。
以上