但し、以下の数値は、それら記事の調査開始日から本日(2018年8月7日)までの最新値で、各記事記載の数値とは異なります。
当然、発表毎に以下の数値は変化します。けれども、各詳細分析記事に記載している判別式を改訂しない限り、この数値はあまり大きく変化しません。下表の改訂は半年〜1年に1回程度しか行いませんが、いちいち詳細分析記事に目を通さなくても、各指標への反応の特徴をざっくり一覧・比較するために纏めました。
【反応程度】
各指標の直前10-1分足と直後1分足の跳幅と値幅を一覧します。
MPCの項における(予想維持)とは、市場予想通り現状維持だったときの数値です。(それ以外)とは、市場予想通り政策変更が行われたときと、市場予想に反して政策変更が行われたときと、市場予想に反して政策変更が行われなかったとき、を指しています。
※ 表中数値の単位は[pips]です。
【予兆分析】
各指標の 指標一致性分析 結果と 反応一致性分析 結果を下表に一覧します。
例えば、事前差異(=市場予想ー前回結果)と直前10-1分足の方向一致率とは、市場予想が前回結果よりも改善/悪化しているなら、指標発表前に陽線/陰線になりがちか否かを調べています。
事後差異(=発表結果ー市場予想)と直後1分足の方向一致率とは、発表結果が市場予想を上回った/下回ったとき、指標発表直後に陽線/陰線になったかを調べています。
また、直前10-1分足と直後1分足の方向一致率とは、指標発表前のローソク足と指標発表直後のローソク足の方向一致率を調べています。
※ 表中数値の単位は[%]です。
【伸長分析】
伸長分析( 反応性分析 )は、各指標発表直後の反応方向に、その後も反応を伸ばし続けるか否かを調べています。
直後1分足と直後11分足の方向一致率とは、指標発表後に陽線側/陰線側への反応が続いたか否かを調べています。
次に、両者の方向が一致したときに、直後1分足跳幅を超えて直後11分足跳幅が反応を伸ばしたか否かを調べています。
そして、直後1分足終値を超えて直後11分足終値が同じ方向に反応を伸ばしたか、直後1分足終値とは逆方向に直後11分足終値になったかを調べています。これら数字から、100−(伸長率+反転率)で、直後11分足終値が直後1分足終値を削った頻度もわかります。
※ 表中数値の単位は[%]です。
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以上の英国主要経済指標の詳細分析は以下のリンク先に記載しています。
なお、本稿数値が現時点で最新であり、以前に投稿済の以下のリンク先分析記事では本稿と数字が異なります。
・ MPC(予想維持)
・ 製造業PMI
・ サービス業PMI
・ 物価統計
・ 雇用統計
・ GDP速報値
・ GDP改定値
・ GDP確定値
・ 小売売上高指数
・ 鉱工業生産指数・製造業生産指数
以上