新型コロナによる死者が1月8日時点で、累計6万人を
超えました。
5万人を超えてから1ヶ月余りで1万人増えたのです。
3万人から4万人になるのは約3ヶ月かかったのに対して、
この1ヶ月で3倍の速さで死者が増えたことになります。
まさに死者数でみると第8波は過去最悪といえるでしょう。
毎日、ニュースなどで新規感染者と死者数が報道されていますが、
一日で数百人の死者が出ているのを聞くたびに、虚しい思いが
してなりません。
ただ、残念ながら世間の反応は思っているより冷めていると
いうか、関心が薄い気がしてなりません。
毎日のように人の命が奪われているにもかかわらず、世の中の
雰囲気は、コロナへの危機感や警戒感が緩んでいるのは
間違いないでしょう。
実は、昨年末に家族の一人がコロナに感染したのですが、
自宅療養で隔離するなど、他の人に移さないことや、
重症化するようなことがないようにと、想像していたより
日々の生活が大変でした。
幸い、我が家の場合、本人は軽症で済み、家族に感染する
ことはなかったのですが、全国で重症者や死者が出ているのを
思うと、やありコロナって怖いということを再認識しましたね。
なにより、死者がかつてない最速ペースで出ている現実を
直視し、もっと深刻に受け止めるべきだと痛感しましたね。
専門家の話によると、変異株もすでに出回っており、
今の第8波は感染力が強く、長期化する怖れがあるらしいです。
あらためて油断禁物といわざるを得ません。
「対岸の火事」のごとくといった安易な姿勢は、社会全体にも
決して許されないことではないでしょうか。
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