★精霊流し亡きお婆ちゃんへの想い★ | 楽しく愛情クッキング

100万ポイント山分け！1日5回検索で1ポイントもらえる

034722

HOME | DIARY | PROFILE

【フォローする】【ログイン】

Freepage List

練習中

< 新しい記事

新着記事一覧(全83件)

過去の記事 >

2004年08月15日

今日は、婆ちゃんの初盆です。長崎では精霊流しをやります。
私は色んな理由から、長崎に帰らず東京に残っています。
（こういう場合は、祖母不幸な孫と呼ぶべきでしょうか？）

私が子供の頃、家庭が滅茶苦茶で私は親戚の家に預けられて過ごしました。
その事を祖母は気にしていたんでしょうね。
亡くなる間際でも、姉に私の事を「○○には可哀相なことをした、預かって育てることができなくて申し訳ない」と、謝っていたそうです。

私が幼稚園の頃など、怖い婆ちゃんでした。仏壇にお尻を向けて座っているだけで、竹の定規で叩かれた覚えがあります。
冬には遊びに行くとストーブの上にアルミホイルを敷き、五島名産のかんころもちを焼いてくれ、それが甘くて美味しくて、２枚３枚と次々焼いてもらって食べました。
姉は歯がぐらついて痛いと言うと、ペンチを取りだしてきて抜かれたこともあるそうです。
お風呂は五右衛門風呂で、「六一〇ハップ」を入れて使っていて、子供の頃はこの匂いが苦手でした。
でもこれって、草津温泉の素？のようですね。最近知りました。

私はお婆ちゃんが嫌いだとか、憎いと思ったことは一度もありません。
それどころか、ずっと悔やみ、心配していてくれたという、その気持ちが凄く嬉しく、そして申し訳ない思いです。
私は婆ちゃんに言ってあげたい、言わなきゃいけない言葉がありました。

「婆ちゃんを憎んり恨んだりしたことは一度もない。婆ちゃんのことずっと好きだったよ」

昨日から姉２人が長崎入りしています。
今日は深夜まで忙しい１日になりますが、婆ちゃんを無事送り出して欲しいです。

お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう