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さて今日は株式投資本オールタイムベスト123位ラリー・ウィリアムズの短期売買法 第2版 (ラリー・R・ウィリアムズ著、パンローリング、2012年) の最終回第10弾です。 今日も、第14章 ケネディからオバマまでー50年のトレード経験から得た教訓 から。 いつも負けてばかりのトレーダーが多いのはなぜ? つまりはこうだー市場は急に方向転換できるが、トレーダーにはそれができない あなたが従うべきシグナルは最新のシグナルであって、あなたが有効であることを願うそのひとつ前のシグナルではない。このビジネスでは期待は通用しない。市場のやっていることに従う。つまり、現実に沿ってトレードすることが重要なのだ。期待ではなく現実に沿ってトレードすることの重要性を認識したときに初めて、防火壁を打ち破ってトレーダーとして成功への道を歩き始めることが出来るのだ。 なぜ負けるのか?という根源的な質問に対するこのウィリアムズの答えはいいですね。特に私達バリュー投資家は「自分が考える銘柄の価値」を信じ、それが実現する日を夢想して「市場が付けている目の前の価格」を軽視してちーとも見ておらず、その結果として大敗することがよくあるので、肝に銘じておく必要があると思います。ね、この本、中長期投資家にとっても役立つでしょ。♪ さてこれでこの本の紹介は終わりです。短中長期、どんな時間軸の投資家にとっても得られるところのある良書と思います。未読の方は是非。(終わり)
Dec 31, 2021
さて今日は2021PF概況シリーズです。586位 7800 アミファ (東JQS、9月優待) ◎ PF586位は、紙やプラ製の雑貨の企画・卸で、100円均一大手向けが売上の大半を占めるアミファです。 現在の株価は596円、時価総額19億円、PBR0.84、自己資本比率は77.7%、今期予想PER12.84、配当利回り3.2%(19円)、総合利回り4.9%(19+10=29円)で、優待は100株保有で1000円相当のオリジナルクオカード等です。 私はアミファへはしばらく前に参戦しました。ここはポートフォリオ下位としては特に問題のない良い銘柄であると考えています。
Dec 30, 2021
さて今日は2021PF概況シリーズです。585位 8214 AOKIホールディングス (東1、3・9月優待) ○ PF585位は、紳士服専門店で業界2位、複合カフェ『快活CLUB』やカラオケ、式場『アニヴェルセル』も展開しているAOKIホールディングスです。 現在の株価は609円、時価総額534億円、PBR0.43、自己資本比率は54.0%、今期予想PER39.80、配当利回り1.6%(10円)、総合利回り5.9%(10+26=36円、100株優待のメルカリ平均価格は1300円)で、優待は年2回100株保有で、自社グループ買物優待券(20%割引)5枚+自社グループ施設利用優待券(20%割引)10枚などです。 私は紳士服業界がコロナ禍で「どん底中のどん底」にあった2020年12月に業界最大手の 8219青山商事 に準主力参戦したのですが、その時に最後まで「青山の方がトータルで上と思うけど、でもAOKIホールディングスもいいな。どっちにしようかな。?」と悩みました。 そしてそれから1年近くの時が流れたわけですが、結局は両社ともに株価がそれなりに上昇するという結果となりました。 このように、「正解が複数、同時に存在する。」、「減点法ではなく、加点法の優しい世界」なのが、私が愛する株式市場の大きな魅力の1つなんですね。
Dec 29, 2021
しばらく前に、独立系のFX大手で私のポートフォリオ上位銘柄でもある 7185ヒロセ通商 から優待が届きました。ここの優待は毎回エキセントリックで、「量が莫大かつ内容も風変わり」なので毎回とても楽しみにしています。 今回届いた優待品はこんな内容でした。↓ 解体して並べてみるとこんな感じでした。↓ その中に何故かカレー皿が入っていたので、優待品の内の「グリーンカレーではない2種類」を入れて食べてみました。 、、、一口食べてみると、、、、 美味しーい!!! とてもレトルトカレーとは思えない豊かな味わいでびっくりしました。 でも中身はいつも通りのヒロセ優待カレーです。これはつまり、 優待カレー皿のゴージャスな視覚効果によって、味覚に魔法がかかって美味しく感じた という事なのだろうと思いました。 そして同時に、「待てよ。という事は、もしかするとこの魔法のお皿にグリーンカレーを入れたらやっぱりグーンと美味しくなったりするのだろうか?」とも考えました。自分はちょっと去年のトラウマが残っていて勇気が出ないので、良かったら誰か挑戦してみてください。(笑)
Dec 28, 2021
さて今日は2021~22主力株概況シリーズです。33位 1381 アクシーズ(東JQS、6月優待) ◎◎ PF時価総額33位の上位銘柄は、鶏肉国内大手でケンタッキー(KFC)と食肉卸向けが柱、また同時に二毛作でケンタフラチンのフランチャイズも手掛けているアクシーズです。「優待株いけす」から発掘され、今回初めてのポートフォリオ上位登場となりました。 現在の株価は3155円、時価総額177億円、PBR1.02、自己資本比率は86.6%と鉄壁、今期予想PER8.64、配当利回り3.0%(95円)、総合利回り3.3%(95+10=105円、優待品はみきまるコンピューターで総額5000円相当と判断)で、優待は500株保有で自社ブランド商品(鶏肉加工食品)です。 早速段ボールの中身を見てみましょう。色々とぎっしり入っています。 広げるとこんな感じ。 それでは実食して見ましょう。 アクシーズ優待のしし唐入り鶏レバー煮込み アクシーズ優待チキンナゲットのナシゴレン アクシーズ優待ソフトチキンの筋トレサラダ アクシーズ優待ソフトチキンの味噌煮込みうどん いやあ、アクシーズの優待は最高ですね。権利獲得に500株と言う高いハードルが課せられているのが少し残念です。 さて次に私がアクシーズを大きく買い増しした理由をまとめておきます。1. しばらく前に 「優待株いけす」の監視範囲を強化して、J6クラス(時価総額150~200万円)を新設 したときに、ここアクシーズがちょこんと鎮座しているのを見つけた。その時に、「ん? アクシーズってそういえば割安だし、マイルドだけど成長力もあるし、優待内容もいいし、滅茶苦茶いい銘柄だよなあ。地味だけどもう少しポートフォリオ上位で戦えそうな気もするな。」と感じていた。2. その後、別の主力株の実店舗を偵察するためにかなり遠くのイオンまで遠征したことがあった。その時、ケンタッキーフライドチキン(KFC)に行列が出来ていて、「おっ、たまにはチキンでも食べるか。自分は筋力トレーニング中なので筋肉にもいいだろうし。」と思ってお店に入った。 実際に食べたのは数年ぶりだったのだが、「あれ?、ケンタフラチンってこんなに良かったっけ?」と思うくらいに美味しかったのと、チキンは脂たっぷりだったにもかかわらず食べた後に胃が全然もたれなかったので、「これはきっとチキンの品質が凄くいいんだろう。」と考えた。 そしてその後、「あっ、そういえばケンタのチキンの鶏肉はアクシーズが供給しているんだった。という事は、これはもっとポートフォリオ上位でイケるな。」と思い付いた。3. お家に戻って、アクシーズを徹底的に調べなおしてみると、過去25年間1度も赤字が無いし、利益率は高いし、ジリジリと成長しているし、今期で8期連続増配予定だし、おまけに優待も強力だし、極めて高品質な銘柄であることが分かった。(上記データはかぶたんプレミアムより引用)4. 他の自分のポートフォリオ上位銘柄と較べたところ、5283高見澤、7185ヒロセ通商、7533グリーンクロス、8935FJネクストHD、9324安田倉庫あたりとほぼ同等の総合戦闘力があると考えた。なので、そのくらいの時価総額になるまで迅速に買い増しをした。 以上、アクシーズが「優待株いけす」を抜け出して、ポートフォリオ上位に初登場してきたことのお知らせでした。2021~22主力株概況シリーズ 免責事項2021~22主力株概況シリーズ は私が主力で勝負している銘柄について、本当にその価値はあるのか、私を投資家としての次の無重力の自由過ぎるステージに連れていけるだけの力があるのか、「リスク・リワード比」が優れた最強で最上の頑健な銘柄なのか、何か見逃している弱点はないか、戦い続けるのに絶対に必要な「銘柄としての鮮度」が落ちていないか、などを多角的に検討する目的で書くものです。記事内容は一般的に入手可能な公開情報(ただしIRへの蛇の様にしつこい独自の取材内容を含む)に基づいて作成していますが、同時に諸々のバイアスのかかったあくまでも個人的な見解であり、特定銘柄の売買の推奨を目的としたものでは全くありません。また市場と個別銘柄の未来がどうなるかは誰にも分からないため記事内容の正確性は保証しません。そのため当シリーズに基づいて投資を行い損失が発生した場合にも当方は一切の責任を負いません。投資はくれぐれも100.0%御自身の判断と責任の元で行って頂きます様、伏してお願い申し上げます。
Dec 27, 2021
さて今日は当ブログ1番人気の 2021~22主力株概況シリーズ です。 32位 9035 第一交通産業 (福証、3・9月優待) ◎~◎◎ PF時価総額32位の上位銘柄は、九州小倉地盤でタクシー事業を全国展開する第一交通産業です。 ところで「福証単独上場銘柄」というのはどこも流動性が極めて低いことからそれが嫌気されて「逆プレミアム」が乗って指標的に安いところが多いんですね。具体的に言うと、 1771日本乾溜工業 3943大石産業 7533グリーンクロス 8398筑邦銀行 あたりですが、どれも優待付きですし、それぞれの方の予算に応じて1枚ずつ拾うというのは悪くない投資アイデアなのではないでしょうか? ま、株価が上昇するかは私には全く分かりませんが。(笑) また最近福証から東証への流出銘柄が非常に多いことを考えると、第一交通産業は、「福証、最後の大物」 と言っても過言ではないとも感じています。 現在の株価は699円、時価総額274億円、PBR0.58、自己資本比率23.3%とやや悪いのが最大の欠点、ついでに言うと「福証上場」のせいで会社の規模は大きいのに流動性が非常に低いのも大きな欠点、今期予想PER95.75、配当利回り3.6%(25円)、総合利回り6.4%(25+20=45円、優待券はメルカリ平均価格である額面の100%!で換算)で、優待は年2回、100株で1000円相当、600株で2000円相当、1000株で3000円相当、2000株で5000円相当、10001株で30000円相当の優待クーポン券です。また保有期間3年以上だと所有株数に応じて更に優待券が追加されます。 私はここをポートフォリオ上位銘柄としている関係で、毎回優待MAXとなる45000円分のクーポン券を戴いています。凄いボリュームですね。 そしてこの優待クーポン券は「通販取り扱い商品」と引き換えすることが出来るのですが、その商品内容がかなりいいんですね。今日は実際の優待品とその使用例を2つ御覧頂きましょう。 第一交通産業優待の焼き鳥 第一交通産業優待のまぐろ丼 さて第一交通産業は不人気な福証銘柄ですが、指標的には割安です。またタクシー業界ではすでに最大手の1位であり、同時に毎年M&Aを続けてゆっくりと着実に成長し続けています。(上記データは2020年7月21日の会社説明会資料より引用) ところで、著名なバリュー投資家で「トゥイーディー、ブラウン・カンパニー」の ウィリアム・ブラウン は、ホームラン級の名著 価値の探求者 たち の中で、「低取引株には特徴がある。それは、運転資本であろうが、資産の簿価(PBR)であろうが、利益(PER)であろうが、どんな尺度においても非常に割安であるという事だ。」と述べました。 タクシー業界最大手のナンバーワンなのに、超不人気市場である地味な「福証」暮らしが長く続き、毎日の出来高が「枯れ枯れの枯山水」でほとんどない第一交通産業は、ブラウンが指摘する「低取引株の特徴」を全て、そして同時に非常に分かりやすく満たしています。 、、、多分、第一交通産業は、そして 代表取締役創業者会長で1922(大正11)年1月31日生まれ&現在100歳!の黒土始さん は、自分達を育ててくれた福証のことをとても深く愛し、恩義を感じていらっしゃるのだろうと思っています。 でも、今や第一交通はタクシー業界ナンバーワンに成長しており、その「入っている箱」が実力に対してちょっとあまりにも小っちゃくなっているのではないか?と個人的には感じています。 「幼稚園のぴちぴちの制服を着た、すね毛丸出しのおっさん」 になっているんですね。 以上、日の丸バリュー投資家として「2021第一交通産業 冬の陣」を引き続き戦っていく所存です。2021~22主力株概況シリーズ 免責事項2021~22主力株概況シリーズ は私が主力で勝負している銘柄について、本当にその価値はあるのか、私を投資家としての次の無重力の自由過ぎるステージに連れていけるだけの力があるのか、「リスク・リワード比」が優れた最強で最上の頑健な銘柄なのか、何か見逃している弱点はないか、戦い続けるのに絶対に必要な「銘柄としての鮮度」が落ちていないか、などを多角的に検討する目的で書くものです。記事内容は一般的に入手可能な公開情報(ただしIRへの蛇の様にしつこい独自の取材内容を含む)に基づいて作成していますが、同時に諸々のバイアスのかかったあくまでも個人的な見解であり、特定銘柄の売買の推奨を目的としたものでは全くありません。また市場と個別銘柄の未来がどうなるかは誰にも分からないため記事内容の正確性は保証しません。そのため当シリーズに基づいて投資を行い損失が発生した場合にも当方は一切の責任を負いません。投資はくれぐれも100.0%御自身の判断と責任の元で行って頂きます様、伏してお願い申し上げます。
Dec 26, 2021
さて今日は株式投資本オールタイムベスト123位ラリー・ウィリアムズの短期売買法 第2版 (ラリー・R・ウィリアムズ著、パンローリング、2012年) の第9弾です。 今日は、第14章 ケネディからオバマまでー50年のトレード経験から得た教訓 から。 頭を垂れた果実 パーティーがいつ終わるかは、実際に終わるまで分からない。 パーティーが終わるまで、あるいは終わる兆候が見えるまで、待ってはどうだろうか。終わったら、そこで売ればよいのだ。フルスピードで走っている貨物列車の前に、なぜそうも飛び出たがるのか。そんなものに勝てるわけがないじゃないか。 上昇トレンドにあるときに売るよりも下降トレンドにあるときに売ったほうがよいとは思わないだろうか?私はそう思う。それに私の経験からしてみても、それが最良の選択であることははっきりしている。古いことわざに「トレンドはあなたのフレンド」という言葉があるが、まさにそのとおりである。 これこそが頭を低く垂れた果実であり、収穫されるのを待っている果実なのである。こんな果実は収穫するのに力は要らず、しかも甘い。 トレンドを見つけてそれに従った方がはるかに簡単だ。 この文章には、モメンタム投資家の考え方が非常によく表れています。 私は現在バリュー投資家としての視点で株の買い時を探し、モメンタム投資家としての視点で株の売り時を探るという、 バリュー→モメンタム戦略バリュー投資家としての視点で厳しく株の買い時を探り、実際の売却に当たってはモメンタム(勢い)がある限りは指標的に既に割高になっていても我慢して乗り続け、株価がついにそのモメンタムを失って下落し始めたことを確認してから静かに去る投資手法 を取っているのですが、株の売り時に関してのこのウィリアムズの指摘は完璧です。上げ局面は我慢してそのまま乗り切って、明らかな下降トレンドになったことを確認してから降りる方が明らかに「取れる利益を嵩上げ出来る」と思いますね。(続く)
Dec 25, 2021
さて今日は2021PF概況シリーズです。584位 3835 eBASE (東1、3月優待) △ PF584位は、商品情報管理ソフト『eBASE』を開発、販売しているeBASEです。 現在の株価は620円、時価総額292億円、PBR5.35、自己資本比率は92.3%と鉄壁、今期予想PER31.31、配当利回り1.0%(5.9円)、総合利回り1.8%(5.9+5=10.9円)で、優待は100株保有で500円相当のクオカードです。 eBASEは、しばらく前からヤフーファイナンスの「年初来安値更新ランキング」にちょくちょく登場しているのを楽しく眺めていて、その後株価に下げ止まりの兆候があったので、しばらく前に勉強のために100株だけ買ってみました。 ここは指標的には極めて割高ですが、利益率が高くまた成長力もあるので、「すぐには無理でも、数年単位で見たら大化けする可能性もちょっとあるかもな?」と思いました。数年単位のスパンで色々と学んでいこうと考えています。
Dec 24, 2021
さて今日は株式投資本オールタイムベスト123位ラリー・ウィリアムズの短期売買法 第2版 (ラリー・R・ウィリアムズ著、パンローリング、2012年) の第8弾です。 今日も、第12章 投機ビジネスについての考察 から。 恐怖と強欲の板ばさみ われわれは単なるアドレナリンの分泌によって引き起こされる恐怖心のために最高の勝ちトレードや最大の勝ちトレードを見送ってしまう。 私からのアドバイスは、あなたのなかの恐怖が何かをやるなと言ってきたら、このビジネスではナイキのキャッチフレーズのように「やるっきゃない(Just Do It.)」という意味にとらえよ、ということである。 ちょっとおっかない考えかもしれないが、トップトレーダーが成功しているのは、「ジャスト・ドゥ・イット」だからなのである。 このラリー・ウィリアムズの恐怖に関しての考察は興味深いです。 ローレンス・コナーズ が言うように、 恐怖が高まるほど、証券価格のゆがみは大きくなる わけですし、この「恐怖効果」を投資に生かさない手はないです。 恐怖心を金に換えろ ということですね。 (続く)
Dec 23, 2021
さて今日は、2021~22主力株概況シリーズです。今シーズンも「あの暴れん坊」がいよいよここで出てきました。(汗) 31位 6425 ユニバーサルエンターテインメント (東JQS、12月隠れ優待株) ??? PF時価総額31位の上位銘柄は、パチスロ大手&フィリピンで手掛ける、総工費3000億円以上(建物及び構築物2690億円+建設仮勘定773億円、2021年12月期第2四半期報告書P11より)の超巨大カジノリゾート、 オカダマニラ に企業としての命運を懸けているユニバーサルエンターテインメント(旧アルゼ)です。 ここは 2017年 2018年 2019年 と3年連続でポートフォリオ1位でしたが、全世界を巻き込んだ新型コロナウイルスの影響で頼みの綱のオカダマニラが一時休止に追い込まれたことによる業績へのダメージが極大で2020年に株価が超暴落しました。 自分はその時にポートフォリオのリスク管理上の問題で耐え切れずに持ち株の大部分を投げました。ただ同時に「ユニバEには、依然として高い潜在ポテンシャルがある。」とも考えており、今シーズンも何とかここで登場してきました。 思い返すと2020年は元々パチスロ事業の好調が「透け透けのスケルトン」で見えていたので、 もしもデビルコロナの襲来がなければ「パチスロ販売大幅増+フィリピンカジノ黒字化」の「利益急増コンボで株価急騰」というドリームシナリオの実現も十分にあり得た と思うのですが、 まさかのCOVID-19の世界的な流行のせいで、全ては水の泡&暗転 しました。我々夢見がちなユニバEホルダーに「運命の女神」がほほ笑んでくれることは残念ながらありませんでした。 私はユニバEの暴落の激動の中で、「血を吐くほどの記録的な実現損」を叩き出し、文字通り胃の内容物をリアルにまき散らしながらゲロゲロで逃げ出しました。 「株式市場は、武運が極端になかったり、またそうじゃなくても当たり所が凄く悪かったらリアルに死んでしまうこともある、そういう本当に恐ろしいところなんだなあ。」と改めてまざまざと実感しました。 ただ、自分の大切な片腕を思い切って切り落として敗走し、命からがらに回収した貴重な資金を ウィズコロナ銘柄 に思い切ってぶち込んで何とか窮地を凌げたため、私は何とか未だに元気にこのブログを継続出来ています。 つまり、ユニバEからの超主力撤退はやむを得なかった、そうじゃなきゃ自分は今頃リアルガチで死んでいた、ということですね。 さてそんなスリラーなユニバEの現在の株価は2310円、時価総額1853億円、PBR0.51、自己資本比率は59.9%、今期最終赤字予想、配当利回り0%(0~50円)です。 ところでユニバーサルエンターテインメントは我々優待族の間では有名なことですが、隠れ優待で毎年趣向を凝らしたオリジナリティ溢れる優待品が戴けます。 そしてこの遊び心溢れる秘密の品物は、失脚した前会長のアイデアによる「岡田案件」かとも推測されていたのですが、新しく富士本(通称:ふじもん)体制となった2017年12月期以降も現時点では継続されています。早速最新となる2020年度の優待品を見てみましょう。 保有株数&継続保有期間に応じたオリジナルデザインクオカードでした。 また「1000株以上かつ3年以上継続保有」の株主には、ユニバEが開発・製造した「紫外線照射装置」も頂けました。いやあ、完全に頭がおかCですね。(もちろん誉め言葉。) さて、ユニバEの今後ですが、全てはようやく再開に漕ぎ着けた「赤道直下の蜃気楼」 オカダマニラ 次第だと思います。頑張ってほしいですね。2021~22主力株概況シリーズ 免責事項2021~22主力株概況シリーズ は私が主力で勝負している銘柄について、本当にその価値はあるのか、私を投資家としての次のステージに連れていけるだけの力があるのか、「リスク・リワード比」が優れた最強で最上の頑健な銘柄なのか、何か見逃している弱点はないか、戦い続けるのに絶対に必要な「銘柄としての鮮度」が落ちていないか、などを多角的に検討する目的で書くものです。記事内容は一般的に入手可能な公開情報(ただしIRへの蛇の様にしつこい独自の取材内容を含む)に基づいて作成していますが、同時に諸々のバイアスのかかったあくまでも個人的な見解であり、特定銘柄の売買の推奨を目的としたものでは全くありません。また市場と個別銘柄の未来がどうなるかは誰にも分からないため記事内容の正確性は保証しません。そのため当シリーズに基づいて投資を行い損失が発生した場合にも当方は一切の責任を負いません。投資はくれぐれも100.0%御自身の判断と責任の元で行って頂きます様、伏してお願い申し上げます。
Dec 22, 2021
さて今日は2021PF概況シリーズです。583位 3280 エストラスト (東1、2月優待) ○ PF583位は、山口県内首位のマンション開発業者で福岡など九州へ攻勢を掛けているエストラストです。 現在の株価は619円、時価総額38億円、PBR0.55、自己資本比率は27.5%、今期予想PER8.36、配当利回り2.3%(14円)、総合利回り3.9%(14+10=24円)で、優待は「1年以上の継続保有を条件として」100株保有で1000円相当のクオカードです。 エストラストは指標的にもまずまず割安ですし、ポートフォリオ下位としては特に問題はない銘柄であると考えています。
Dec 21, 2021
さて今日は、2021~22主力株概況シリーズで紹介してきたポートフォリオTOP30銘柄をまとめておきます。 1~10位 11~20位21位 9831 ヤマダホールディングス MSCI除外の影響が強かったとはいえ、今のヤマダHDの株価的な低評価は、優待族的には正直に言ってちょっとびっくりするくらいのレベルですね。22位 2737 トーメンデバイス 私のポートフォリオ上位に長年登場し続けているいぶし銀の実力派銘柄ですね。23位 7552 ハピネット オリックスに万一のことがあった場合の「5代目 絶対基準優待バリュー株」の筆頭候補です。最高に頼りになる超実力派ですね。24位 7705 ジーエルサイエンス 私のポートフォリオ上位には他にあまりいない精密機器セクターの銘柄であることがとても気に入っています。多種多様な銘柄でPFを組み上げることは安全性と健全性の観点からも大切ですし、またその方が勉強になって楽しいですからね。25位 2193 クックパッド 、、、果たして「稀代のポエマー」クックパッドたんの未来には何が待ち構えているのでしょうか?26位 9324 安田倉庫 実は地味に成長していますし、もちろんファンダメンタルズからは激安水準ですし、とても良い銘柄と思うんですよね。27位 5283 高見澤 ま、なめたけですね。。。28位 7185 ヒロセ通商 日本を代表する、「クレイジー系優待株」ですね。29位 7533 グリーンクロス 地味ですが偉大な存在ですね。30位 3228 三栄建築設計 「同じ家は作らない」という当社のコンセプトは最高に魅力的ですね。 以上、2021~22ポートフォリオTOP30銘柄のまとめ でした。2021~22主力株概況シリーズ 免責事項2021~22主力株概況シリーズ は私が主力で勝負している銘柄について、本当にその価値はあるのか、私を投資家としての次のステージに連れていけるだけの力があるのか、「リスク・リワード比」が優れた最強で最上の頑健な銘柄なのか、何か見逃している弱点はないか、戦い続けるのに絶対に必要な「銘柄としての鮮度」が落ちていないか、などを多角的に検討する目的で書くものです。記事内容は一般的に入手可能な公開情報(ただしIRへの蛇の様にしつこい独自の取材内容を含む)に基づいて作成していますが、同時に諸々のバイアスのかかったあくまでも個人的な見解であり、特定銘柄の売買の推奨を目的としたものでは全くありません。また市場と個別銘柄の未来がどうなるかは誰にも分からないため記事内容の正確性は保証しません。そのため当シリーズに基づいて投資を行い損失が発生した場合にも当方は一切の責任を負いません。投資はくれぐれも100.0%御自身の判断と責任の元で行って頂きますよう、伏してお願い申しげます。
Dec 20, 2021
さて今日は当ブログ一番人気の 2021~22主力株概況シリーズ です。 30位 3228 三栄建築設計 (東1、非優待株) ◎◎ PF時価総額30位の上位銘柄は、木造3階建て技術に特色を持つ戸建て住宅販売会社の三栄建築設計(メルディアグループ)です。しばらく前に優待廃止がありその時に心がパキッと折れて持ち株の一部を売却しましたが、熟考の末「いや、三栄建築設計は非優待株になっても、依然としてポートフォリオ上位で戦い続けられるだけの十分な力がある。」との判断の下、勝負を継続するという決断を下しました。(上記データは会社HPより引用) 同じ家は、作らない という当社のコンセプトはたまらなく、最高に魅力的です。何千万円も出して皆と一緒のプレハブの家になんか、私は絶対に住みたくないですからね。 ちなみに三栄建築設計の過去の施工例で自分が一番気に入っているのは、45棟というビッグプロジェクトを、ギリシャの ミコノス島 をベースとして、1棟1棟は個性的な建物でありながら全体を見事に1つの街として調和させて作り上げた作品です。(上記写真は会社HPより引用) これは大変な手間がかかりますし、経済効率最優先の他の戸建てメーカーではとても実現出来ないプロジェクトだと思います。三栄建築設計の家造りへの熱い情熱と高い実現能力が端的に示されています。 三栄建築設計は全国各地に素敵で小粋な統一感のある街並みをつくり続けています。そして仮に自分が建売住宅を買うとすれば、間違いなくこういう情熱を注がれたオンリーワンな家が欲しいです。これが私がここをポートフォリオ上位で戦っている最大の理由です。 現在の株価は1708円、時価総額362億円、PBR0.71、自己資本比率は35.8%、今期予想PER5.10、配当利回り4.4%(75円)で、優待制度は廃止となり今はありません。但しその代わりに増配傾向が鮮明となっているので、特に大きな問題はないものと考えています。 三栄建築設計は、成長力・まずまずの利益率・指標的な割安さの「3種の神器」を併せ持った最高に魅力的な銘柄 です。それは過去22年間の業績推移を見れば容易に分かります。また不動産関連には特にマンデベや投資用不動産関連銘柄など業績変動が激しくて不安定なところが多いですが 居住用の戸建てメインの三栄建築設計は業績がとても安定しており、この22年間で1度も赤字も無く着実に稼ぎ続けています。(上記データはかぶたんプレミアムより引用) 更に補足して言うと、多くの不動産関連銘柄が死んでしまったり死の淵にまで追い込まれたリーマンショックも、まさかの「増収増益」で切り抜けるなど、ゴキブリ並みの強靭な生命力を持ってもいます。 以上、個人的には三栄建築設計は数年単位の長めの時間軸・中期視点で見た場合には極めて高い総合戦闘力があると確信しています。また最近は傘下の1739メルディアDCの業績も躍進しており、これまた心強いポイントです。これからもPF上位の一角として楽しくホールドして応援していく予定です。2021~22主力株概況シリーズ 免責事項2021~22主力株概況シリーズ は私が主力で勝負している銘柄について、本当にその価値はあるのか、私を投資家としての次の「無重力のステージ」に連れていけるだけの力があるのか、「リスク・リワード比」が優れた最強で最上の銘柄なのか、何か見逃している弱点はないか、戦い続けるのに必要な「銘柄としての鮮度」が落ちてはいないか、などを多角的に検討する目的で書くものです。記事内容は一般的に入手可能な公開情報(ただしIRへの蛇の様にしつこくて執念深い独自の取材内容を含む)に基づいて作成していますが、同時に諸々のバイアスのかかったあくまでも個人的な見解であり、特定銘柄の売買の推奨を目的としたものでは全くありません。また市場と個別銘柄の未来がどうなるかは誰にも分からないため記事内容の正確性は保証しません。私には未来を予見する力は一切ありません。そのため当シリーズに基づいて投資を行い損失が発生した場合にも当方は一切の責任を負いません。投資はくれぐれも100.0%御自身の判断と責任の元で行って頂きます様、伏してお願い申し上げます。
Dec 19, 2021
さて今日は株式投資本オールタイムベスト123位ラリー・ウィリアムズの短期売買法 第2版 (ラリー・R・ウィリアムズ著、パンローリング、2012年) の第7弾です。 今日は、第12章 投機ビジネスについての考察 から。 投機を仕事として見るときに重要なのは、、、軌道を外れることなくいつも正しいことをすることである。私は投機というこの芸術に仕事として興味を持っているのであって、最近のトレードに勝ったとか負けたとかはどうでも良いことである。 実にいい表現ですね。 仕掛けよりも手仕舞いが大事 ケンカを仕掛けるのはバカでもできる、、、、、しかし、勝者になれるかどうかはまた別の問題だ。 トレーディングに関する本や講習のほとんどが手仕舞いのテクニックではなくて仕掛けのテクニックから教えており、市場に災いをなしている。 というのも、トレードを仕掛けるのは簡単だ。どんな愚か者にでもできる。しかし、利益を生み出すのは手仕舞いであり、それは仕掛けほどたやすくはない。 あなたが人生のなかでかかわる戦いのなかで、市場ほど厳しい戦場はないと私ははっきり断言できる。私がこの考えに対するインスピレーションを得たのは、これまでの株式市場関連の本のなかでおそらくベストセラーと言ってよいジェラルド・ローブの「投資を生き抜くための戦いー時の試練に耐えた規律とルール」(パンローリング)からである。 市場の厳しさを表す言葉として、彼の「投資を生き抜くことは戦いである」という言葉ほど的を射たものはない。これはあなたと市場との闘いであり、あなたとほかの市場参加者との戦いであり、あなた自身との戦いなのである。 ジェラルド・ローブの「投資を生き抜くための戦いー時の試練に耐えた規律とルール」は私も大好きでかつ大きな影響を受けた神本なのですが、ラリー・ウィリアムズも激賞しています。というか、彼が推薦しているもので、これまでにクソ本だったものは1つも記憶がありません。彼の「投資本」に関する選球眼も、これまた超一流なんですね。 ちなみに、私の株式投資本オールタイムベストシリーズ第2位で、永遠の名著である、 マックス・ギュンター の マネーの公理 についても、「投機家であることというアートについて、私がこれまでに読んだ中で最高の本である。」と、最大級の評価を下しています。 すいません、悪い癖が出て話がそれました。話を元に戻します。 さて今日は改めてローブの傑作の書評を下に貼っておきますので、未読の方はぜひこの機会に改めてご覧ください。投資を生き抜くための戦い (ジェラルド・M・ローブ著、パンローリング、2010年) 1. 投資で成功するには投機的な心構えが必要 特にお勧め!!!2. 分散投資は問題 3. 株の買い方のコツ 4. 損切りの大切さ お勧め5. 株をいつ売るか お勧め6. 株式市場には常にチャンスがある7. ローブの考える「なぜ買うか?」8. ローブの考える「なぜ売るか?」 この本は真の傑作です。言葉の1つ1つが深く、それが真実であると言う重い響きがあります。生き残りのディーリングと双璧を成す株式投資本の最高峰 ですね。。。。 、、、本文に戻ります。 それにしても「市場ほど厳しい戦場はない」上に、私達日の丸投資家が戦っているのは、「失われた30年が続く世界最弱の日本株市場」なわけですから、これはつまり、我々は「世界最悪の過酷なバトルフィールド」で戦っていることなります。このような「タフで凄惨な生き地獄」で生き延びるには、当然に武器が必要です。それが私の場合は、専門とする 優待バリュー株投資手法 なんですね。 本書の目的は、読者のみなさんにトレーダーとして成功してもらうことである。そのためには、今抱えている負けトレードをどう扱うべきか学ぶ必要がある。損失はけっして避けることのできない市場の真実だ。したがって、損失から立ち直る方法を学ぶまでは、自分の持てる能力をフルに生かして市場でお金儲けをすることは不可能だと思ったほうが良い。 一番大切なのは、資金管理≒損失の管理ということです。ラリー・ウィリアムズは本書中で何十回も同じことを述べています。それだけ重要という事ですね。 ちなみに私も、毎日自分のポートフォリオをその「含み損順」にランキングして並べて凝視し続けています。それは自分が犯した「失敗のリスト」でもあります。そして、「投資家として許容できないレベルの損失になっている子はいないか」を厳重に管理し、「これはもうアカンな。」と判断した場合には機械的に無慈悲に損切りしています。決して愉快なことではないですが、これを徹底しているからこそ、私は日々ご機嫌でこうやってブログを更新し続けることが出来ているんですね。(続く)
Dec 18, 2021
さて今日は2021PF概況シリーズです。 582位 2708 久世 (東JQS、3月優待) △ PF582位は、外食向け食材卸が主力の久世です。 現在の株価は660円、時価総額26億円、PBR0.86、自己資本比率は16.2%、今期最終赤字予想、配当利回り0%(0円)、総合利回り1.7%(0+11=11円、優待米は1キロ440円で換算)で、優待は100株保有で「山形県の無洗米2.5キロ」です。 久世はコロナ禍が直撃して地獄の連続大赤字に陥っており非常に厳しい状態ですが、何とか今の苦境を脱して欲しいと願っています。
Dec 17, 2021
さて今日は当ブログ1番人気の 2021~22主力株概況シリーズ です。 29位 7533 グリーンクロス (福証、10月優待) ◎◎ PF時価総額29位の上位銘柄は、工事安全機材の販売、レンタルが主力で福岡が地盤のグリーンクロスです。前2020シーズンは32位でしたが、ちょびっとだけ買い増ししたので、今シーズンは少し順位を上げての登場となりました。 後、ここで改めて考えてみると、ここグリーンクロスは少なくとも2015年くらいからはずっとポートフォリオ上位に居座り続けています。 私は「大きなミスや過ちを犯した銘柄は瞬時に優待株いけすに陥落する」という、「弱肉強食、焼肉定食」な非常に厳格で、まるでメジャーリーグの選手養成の様なシステムで当「みきまるファンド」を運営しているので、こんなに長期間安定的に上位の地位を維持し続けられる銘柄は稀です。 つまり、グリーンクロスはこの7年間、私の厳しい銘柄選択基準をクリアし続けてきた、時の試練を乗り越え続けてきた、信頼できる クオリティ銘柄 であり続けてきた、ということです。地味ですが偉大な存在ですね。 現在の株価は947円、時価総額85億円、PBR0.96、自己資本比率は55.9%、今期予想PER8.98、配当利回り3.0%(28円)、総合利回り3.7%(28+7=35円、優待品は意外にもメルカリで600~900円で売れている。なので今回は700円で換算。)で、優待は100株保有で10月株主に「自社オリジナルの明るい暮らしの標語カレンダー」です。 中身はありがたいお言葉のオンパレードで身が引き締まります。1つだけ実例を見ておきましょう。 「今すべき事を先に延ばすと実行しにくい事情が起きてくる」。 うーん、これは常に損切りが遅れがちになりやすい我々投資家への戒めの言葉でしょうか? 耳が痛いですね。(滝汗) さてグリーンクロスにはいわゆる 「優待都市伝説」 として、「株主やってたら、突然前触れもなく家に巨大な建設工事用のコーンが届いてたまげた。控えめに言って大迷惑だった。」というものがありました。以前会社IRに直接質問したところ、「コーン優待は10数年前頃に3、4年継続したことがある。ただもう今ではしていないし、今後もする予定は無い。」とのことでした。 グリーンクロスは地味な福証銘柄ですが、建設業関係(安全機材)と工事現場などの看板関係(サイン)の2本柱で確実に着実に利益を積み重ねてきています。その「堅さ」は、創業以来一度も赤字が無い と言う点に端的に現れていますし、 前期までで11期連続の最高益更新中(上記データはかぶたんプレミアムより引用) で成長力も十分にあります。更に言うと、 今期2022年4月期も増収増益予想 であり、今の株価位置には他の銘柄と比べた場合の相対的な安心感がたっぷりあります。 グリーンクロスはこれで隠れ優待でコーンが毎年貰えるのならば主力下位くらいで勝負できるポテンシャルのある素晴らしい銘柄です。ただIRによると、「今後はガチンコの配当で株主還元していく方針。」ということで、それだけが実に残念です。 ま、それはさておき、グリーンクロスは 指標的な割安さと成長力を兼ね備えた魅力的なニッチ銘柄 です。この業界は仙台市の仙台銘板、東京都の7464セフテックと福岡のここ7533グリーンクロスの3社による事実上の寡占状態ですが、その中でもグリーンクロスは関東・東北中心に新規に営業所を開設して精力的に果敢に攻め上がり、着実な成長を続けているからです。 以上をまとめると、グリーンクロスは「伝説のコーン優待」を戴けなくなったのは非常に残念ですが、それを補って余りある魅力を持った最上級の銘柄です。ちなみに工事用コーン以外にも優待向きの可愛いアイテムがたんまりとあるようなので、 是非、伝説の「とんでもない優待再開」ももう一度改めて検討して頂きたいです。(笑) ま、いずれにせよ、これからも業績推移をしっかりと見ながらPF上位の一角として楽しくホールドして応援していく予定です。2021~22主力株概況シリーズ 免責事項2021~22主力株概況シリーズ は私が主力で勝負している銘柄について、本当にその価値はあるのか、私を投資家としての次の、1つ上の無重力のステージに連れていけるだけの力があるのか、「リスク・リワード比」が優れた最強で最上かつ頑健な銘柄なのか、何か見逃している弱点はないか、戦い続けるのに必要な「銘柄としての鮮度」が落ちていないか、などを多角的に検討する目的で書くものです。記事内容は一般的に入手可能な公開情報(ただしIRへの蛇の様にしつこくて執念深い独自の取材内容を含む)に基づいて作成していますが、同時に諸々のバイアスのかかったあくまでも個人的な見解であり、特定銘柄の売買の推奨を目的としたものではありません。また市場と個別銘柄の未来がどうなるかは誰にも決して分からないため記事内容の正確性は保証しません。私には未来を予見する力は一切ありません。魔法の水晶玉はとても残念な事に持ち合わせておりません。そのため当シリーズに基づいて投資を行い損失が発生した場合にも当方は一切の責任を負いません。投資はくれぐれも100.0%御自身の判断と責任の元で行って頂きます様、伏してお願い申し上げます。
Dec 16, 2021
さて私はオリジナル開発した「優待株いけす」理論を使って投資を行っています。 これは簡単に言うと、「魅力的な優待が付いている銘柄はとりあえず1枚買っていけすに放り込み、その中で特に輝いている魚を見つけたらその実力に合う位置まで速やかに買い増しをする。逆に輝きを失った魚は妥当な位置まで迅速に売る。」というシステムです。 そして時価総額上位の銘柄は、J1、J2,J3、J4、J5にランク分けして、日々しっかりと見張り、お互いを切磋琢磨して競わせながら戦っています。 ただ、今の日本は社会主義的な政策を取る岸田政権となり、投資家はある意味で「悪しき新自由主義が生んだ格差の象徴」として血祭りにされ、締め付けが非常に厳しくなってきています。 そういった環境の変化の中で、私は、「もう少し監視する銘柄の範囲を増やして良い銘柄は買い増しをして、なだらかなどんぐり型のより分散の効いたポートフォリオ編成に切り替えよう。キッシーは投資家を敵と見ている感じがするし、彼を甘く見ているとマジで死にかねない。」と考えるようになりました。 そして具体的な対策として、ポートフォリオの時価総額150万円~200万円で今まではフォローがあまり行き届いていなかった銘柄群を新たにJ6クラスとして監視対象に加えることにしました。具体的には下記の通りです。↓ パッと見ただけでも、1381アクシーズ、2780コメ兵、9882イエローハットなど、もう少しポートフォリオ上位でも戦えそうな良い銘柄が隠れていました。 「日本株投資家受難の時代」を守りをしっかりと固めて乗り切っていく所存です。
Dec 15, 2021
さて今日は2021PF概況シリーズです。581位 4691 ワシントンホテル (東2、3月優待) △ PF581位は、ビジネスホテルで首都圏中心の『R&B』と関東以西軸の『ワシントンホテルプラザ』を運営しているワシントンホテルです。 現在の株価は647円、時価総額79億円、PBR1.82、自己資本比率は20.0%で利益剰余金はマイナス、今期最終赤字予想、配当利回り0%(0円)、総合利回り0.6%(0+4=4円、優待券はメリカリ平均価格の1セット400円で換算)で、優待は100株保有で、「ワシントンホテルプラザ」割引優待券(20%割引)2枚+「R&Bホテル」宿泊割引券(20%割引)2枚です。 ワシントンホテルは、「継続前提に疑義注記」の灯る厳しい状況ですが、これはコロナ禍によるもので会社の責任ではないですし、何とか今の苦境を抜け出して欲しいと思っています。
Dec 14, 2021
さて今日は株式投資本オールタイムベスト123位ラリー・ウィリアムズの短期売買法 第2版 (ラリー・R・ウィリアムズ著、パンローリング、2012年) の第6弾です。 今日は、第5章 短期トレーディングの理論 から。 この章で述べる真実は、あなたにとって、経済的にも心理的にも常に人よりも優位に立つうえで重要なことばかりだ。市場は絶えず変化している。しかし、正しくトレーディングするためのルールは変わらない。 私はこれまで何千人というトレーダーを育ててきた。そのほとんどが成功し、なかには華々しく活躍している人もいる。彼らの共通点は、この章の教訓に従っているという点だ。 勝者と敗者の違いは情勢の変化という1つの単純な事象によるところが大きい。勝者は努力し、絶えず変化に注意し、変化があればただちに反応する。しかし、敗者は努力もせずにすべてを欲しがる。。。彼らは人の言葉や市場の声に耳を傾けない。頑固でトレードにも柔軟性がない。 投資家としての最も重要な資質が 柔軟性 であるというのはよく言われることですが、私もそれは真実だと思います。モメンタム投資手法 を完成させた大投資家である ウィリアム・オニール はこのことを、 市場に一貫性がないのだから、あなただけが一貫しているわけにはいかない。 という印象的な言葉で表現しました。 そして自分は以前からですが、 くらげの様な投資家 を目指しています。 E・H・ハリマンの金儲けのルール 今なお持続するハリマン家の家督は1900年代初期に、フロアの使い走りからスタートし、大銀行家・ブローカーにまで上り詰めた「偉大なるハリマン」によって築かれたものだ。 1912年、インタビューで株式市場における売買技術と秘訣について聞かれた彼は次のように答えた。「株で儲ける秘訣を知りたければ、損失を消せ。これが答えだ。4分の3ポイント以上逆行したらすぐに損切をし、順行の場合は利を伸ばす。利が乗って来たら、価格に動く余地を与えるために損切り価格を引き上げよ。」 彼が1912年にわれわれに提供してくれた投機のルールほど耐久性のあるものはない。 ラリー・ウィリアムズがこの名著で口を酸っぱくして何度も繰り返しているのも、「損失はすぐに切れ、利はトレイリングストップを置きながらとことん伸ばせ」ということなので、結局はこのハリマンの言葉とおんなじです。これが、永久に変わらない、「正しくトレーディングするためのルール」なんですね。(続く)
Dec 13, 2021
さて今日は2021~22主力株概況シリーズです。28位 7185 ヒロセ通商(東JQS、9月優待) ◎◎ PF時価総額28位の上位銘柄は、独立系の外国為替証拠金取引大手で顧客は小口の個人投資家が中心のヒロセ通商です。 現在の株価は2189円、時価総額144億円、PBR1.14、自己資本比率は13.3%、今期予想PER7.80、配当利回り1.4%(31円)、総合利回り3.7%(31+50=81円、優待品はヤフオク平均落札価格の額面の50%で換算)で、優待は100株保有で10000円相当の自社キャンペーン商品(食品などの詰め合わせ)などです。 毎回、とにかくすごいボリュームです。 「もしも家が狭かったら一体どーするんだ、こんなのリアカーに乗せて行商に出るしかないぞ。」という凶悪過ぎる物量攻撃で、最高ですね。(笑) ヒロセ通商優待を総評すると、「質より量」の圧倒的なボリュームを誇る、イケイケドンドンな昭和的な価値観の、パワフルで極上の優待内容であると最大限に高く評価しています。。。。。。 、、、さて皆様、ウォーミングアップはそろそろこのあたりで終わりでよろしいでしょうか? それでは長めの前振りが終わったところで、次はちょっと真面目な話をします。 今日は私がヒロセ通商をポートフォリオ上位で戦っている理由を改めてまとめておきましょう。1. しばらく前にアレキサンダー・エルダーの名著 ザ・トレーディング を読んでいた時に、 FX会社は構造的に利益が出やすい ことを学んで、元々FX業界に強い興味を抱いていた。そして、中でもヒロセ通商は利益率が非常に高く、美味しそうなビジネスをしている クオリティ銘柄 であることも以前から認識していた。2. FX業界は各社による手数料(スプレッド)競争が熾烈で、既に行き着くところまで行きついた感がある。そういう中で、ヒロセ通商は「取引量に応じてLION FXオリジナル商品を太っ腹にプレゼントする」という、他社とはベクトルが大きく異なる「参加者おもてなし企画」を武器にして力強い成長を続けている。 しかも、キャンペーン商品のためにわざわざ「巨大な冷凍冷蔵倉庫を自前で建てました。」と前社長がインタビューで誇らしげに語るくらいで、完全に頭がぶっ飛んでいておかしいところ、「真面目に、全力でふざけている」ところが非常に気に入った。 そしてヒロセ通商のホームページを見ても、「本気の、フルスイングの悪ふざけ」振りがダイレクトに伝わってくる。「FX会社なのか、食品会社なのか、一瞬分からない」まである。 そしてこうした「迷いのない、振り切れたおふざけ」が功を奏し、下記の通り、首尾一貫した口座数の増加と顧客預かり証拠金の増大による着実な成長が続いている。(上記データはかぶたんプレミアムより引用)3. FX取引と言うのは、 「胴元であるFX会社が勝つように出来ている」 ので、参加者は「全員を平均すると、残念ながら負ける」運命にある。そういう意味では、FXと言うのは実際には「カジノ」に近い仕組みであると個人的には理解している。 という事は、FX会社にとって一番大切なことは、「お客様に楽しく快適に、そして出来るならばなるべく長期間取引をして貰い、かつ同時に精神的に満足してもらう」事ということになる。 そして、この 「FX会社≒カジノ運営会社」という視点で見つめ直すと、ヒロセ通商は「悪魔的に凄い会社」である ことが分かる。それは前述の「キャンペーン商品徹底バラマキ大作戦」もそうだし、大負けした投資家に対して、豪華な食事付きの無料勉強会=「プレミアム大反省会」を定期的に全国各地で開催して、そのメンタルケア及び情報収集に余念がない姿勢にも端的に現れている。「美味しいカ●は絶対に逃がさない」という強烈な意思を感じる。4. こういった様々な施策により、FX業界で長年に渡って最高の顧客満足度を誇っている。 以上、 収益バリュー ・ 成長バリュー ・ 優待バリュー の3拍子が揃い、トリッキー&斬新な魅力に溢れた、昭和的パワフル銘柄のヒロセ通商を引き続き応援していく予定です。。。。。。P.S. 尚、ここ7185ヒロセ通商に関しては、 奇想天外でトリッキーかつ株主思いのボリューム満点な優待内容が、「企業としての本質的な凄さ」をすっぽりと覆い隠してしまい、逆に現在の株価的な過小評価に繋がっている可能性がある と考えています。 私は生粋の筋金入りの優待族として、これからも多面的に優待バリュー株を見つめながら、日々楽しく戦い続けていきたいと考えています。2021~22主力株概況シリーズ 免責事項2021~22主力株概況シリーズ は私が主力で勝負している銘柄について、本当にその価値はあるのか、私を投資家としての次のステージに連れていけるだけの力があるのか、「リスク・リワード比」が優れた最強で最上の頑健な銘柄なのか、何か見逃している弱点はないか、戦い続けるのに絶対に必要な「銘柄としての鮮度」が落ちていないか、などを多角的に検討する目的で書くものです。記事内容は一般的に入手可能な公開情報(ただしIRへの蛇の様にしつこい独自の取材内容を含む)に基づいて作成していますが、同時に諸々のバイアスのかかったあくまでも個人的な見解であり、特定銘柄の売買の推奨を目的としたものでは全くありません。また市場と個別銘柄の未来がどうなるかは誰にも分からないため記事内容の正確性は保証しません。そのため当シリーズに基づいて投資を行い損失が発生した場合にも当方は一切の責任を負いません。投資はくれぐれも100.0%御自身の判断と責任の元で行って頂きますよう、伏してお願い申しげます。
Dec 12, 2021
さて今日は株式投資本オールタイムベスト123位ラリー・ウィリアムズの短期売買法 第2版 (ラリー・R・ウィリアムズ著、パンローリング、2012年) の第5弾です。 今日は、第3章 短期トレーディングの真実 から。 短期トレーディングの「真実」-それは、トレードする時間枠が短いほど、儲けもそれだけ少なくなる、ということである。 悲しいけれど、これは事実である。。。利益を増やすには時間がかかるのだ。 短期トレーダーのバイブルとして高名なこの本ですが、実は意外なことにラリー・ウィリアムズは、「デイトレード」を優位性がないやり方であるとして明白に否定しています。どこまでも徹底的に論理的で分かりやすいのが、彼の素晴らしさなんですね。 すべての利益のカギを握るのはトレンドである。。。トレンドがなければ、利益も出ない。トレンドは時間の関数だ。したがって、トレードの保有期間が長いほど、大きなトレンドをとらえられるチャンスは増える。こうした意味では、デイトレーダーは非常に不利な立場にある。 勝ちトレードを持ち続けることを学ばないかぎり、大金を手にすることは不可能だ。勝ちトレードは長く持てば持つほど、儲かる可能性は高まる。成功する農業家は作付けしたあと数分ごとに掘り返して生長具合を確かめたりはしない。生長を見守るだけだ。われわれトレーダーは生長のこの自然のプロセスから学ぶべきことは多い。われわれのトレーダーとしての成功も同じである。お金儲けには時間がかかるのだ。 これを読むと、短期投資の神様であるラリー・ウィリアムズがまるで我々中長期投資家を励まし、そのやり方を祝福してくれているようでもあります。彼は極めて経験豊富で、多彩で深い視点と洞察力を持った投資家です。そしてだからこそ、この本は短期投資家だけでなく、私たちの様な「時間軸を長く取ったおっとり投資家」にとっても役立つ1冊になっているんですね。(続く)
Dec 11, 2021
さて今日は2021PF概況シリーズです。580位 3839 ODKソリューションズ (東1、3・9月優待) ○ PF580位は、システム開発・運用会社で入試関連支援業務が主力のODKソリューションズです。 現在の株価は673円、時価総額55億円、PBR1.00、自己資本比率は75.1%、今期予想PER12.00、配当利回り1.5%(10円)、総合利回り3.0%(10+10=20円)で、優待は100株保有で年2回500円相当のクオカード(※20年9月以降起算して100株以上を3年以上継続保有の場合1000円相当)です。 ODKソリューションズは、指標的な割高感もありませんし、過去の業績推移も安定していますし、財務状態も良いですし、ポートフォリオ下位としては申し分なく良い銘柄であると考えています。
Dec 10, 2021
さて今日は株式投資本オールタイムベスト123位ラリー・ウィリアムズの短期売買法 第2版 (ラリー・R・ウィリアムズ著、パンローリング、2012年) の第4弾です。 今日も、第2章 重要なのは価格と時間 から。 ここで私の2つの法則を紹介しよう。 1. ほとんどすべての天井は、終値が1日の最高値で引ける日か、もしくはその直後に発生している。 2. ほとんどすべての底は、終値が1日の最安値で引ける日か、もしくはその直後に発生している。 高値近くで引ければそこが上昇トレンドの終点になり、安値近くで引ければそこが下降トレンドの終点になることが予測できるのである。 図2.27 S&P500指数(月足) なるほどー。これまた言われて見ると説得力があります。ラリー・ウィリアムズに与えられた「最も多くのトレード成功者を生み出した男」という称号は伊達じゃないですね。(続く)
Dec 9, 2021
さて今日は、 2021~22主力株概況シリーズ です。 27位 5283 高見澤 (東JQS、6月優待)◎◎ PF時価総額27位の上位銘柄は、長野県地盤で電設、建設資材中心に石油製品や自動車販売なども手掛ける高見澤です。2020シーズン29位、2019シーズン34位、2018年シーズン35位、2017シーズンは36位で登場していたので、5年連続のPF上位入賞となりました。 現在の株価は2141円、時価総額38億円、PBR0.32、自己資本比率は34.0%、今期予想PER5.14、配当利回り1.2%(25円)、総合利回り1.9%(25+15=40円、優待品は私がネットで調べたところでは約3000円の商品だったのでそれで換算。)で、優待は200株保有で信州特産品もしくは自社加工品(なめたけの瓶詰め)です。 このなめたけは高見澤の特産事業部で製造販売しているもので、「日本一の産地として有名な長野県中野市の採りたての新鮮なえのき茸を、信州産丸大豆を使った杉涌天然醸造醤油でじっくりと煮込んだ贅沢ななめ茸」です。これは率直に言って味わい抜群です。それがどのくらいかと言うと、100円ショップで売っているなめ茸の大体7倍くらいは美味しいです。 この高見澤の優待なめたけは途轍もなく美味しいので毎年楽しみにしています。今日は実際の料理例をいくつか御覧戴きましょう。 高見澤優待なめたけのお粥 高見澤優待なめたけの和風パスタ 高見澤優待なめたけのオムレツ 高見澤優待なめたけとキムチの冷奴 なめたけが瑞々しくて食感も良く、どれも抜群に美味しかったです。 さて、高見澤は指標的に極めて割安ですし、財務状態も着実に良くなってきていますし、マイルドではありますが一定の成長力もありますし、過去の業績も安定していて2003年6月期以降は一度も赤字もないですし、地味ですが非常に良い銘柄と思います。(上記データはかぶたんプレミアムより引用) 尚、ここで個人的なメモ書きを兼ねて、高見澤に関するちょっとしたポイントを列記しておきます。1. 過去10年間で売上高が大きく伸長している(2009年6月期380億円→2021年6月期632億円)が、この理由はIRによると、「この数年でM&Aを行ったため。」とのこと。2. 業績予想に関して、「固めに出していますか?」という質問に対しては、「当社にはその傾向はあります。」とのこと。 ま、いずれにせよ、超低PBR(0.32)&超低PER(5.14)で、 グレアムのミックス係数 が1倍台 の今の株価位置であれば、高見澤はPF上位銘柄として特に戦闘力不足という事は無いと考えており、今後の業績推移をしっかりと見ながらこれからも抜群のなめたけ優待を楽しみに引き続き大好きホールド継続の予定です。2021~22主力株概況シリーズ 免責事項2021~22主力株概況シリーズ は私が主力で勝負している銘柄について、本当にその価値はあるのか、私を投資家としての次の、1つ上の無重力のステージに連れていけるだけの力があるのか、「リスク・リワード比」が優れた最強で最上かつ頑健な銘柄なのか、何か見逃している弱点はないか、戦い続けるのに必要な「銘柄としての鮮度」が落ちていないか、死んだ目の魚になっていないか、などを多角的に検討する目的で書くものです。記事内容は一般的に入手可能な公開情報(ただしIRへの蛇の様にしつこくて執念深い独自の取材内容を含む)に基づいて作成していますが、同時に諸々のバイアスのかかったあくまでも個人的な見解であり、特定銘柄の売買の推奨を目的としたものではありません。また市場と個別銘柄の未来がどうなるかは誰にも決して分からないため記事内容の正確性は保証しません。私には未来を予見する力は一切ありません。将来を透視できる「魔法の水晶玉」は残念ながら持ち合わせておりません。そのため当シリーズに基づいて投資を行い、損失が発生した場合にも当方は一切の責任を負いません。投資はくれぐれも100.000%御自身の判断と責任の元で行って頂きます様、伏してお願い申し上げます。
Dec 8, 2021
さて今日は2021PF概況シリーズです。579位 7833 アイフィスジャパン (東1、12月優待) ◎ PF579位は、投信、年金、証券調査の文書印刷を軸にコンセンサス予想等を展開しているアイフィスジャパンです。 現在の株価は665円、時価総額68億円、PBR1.43、自己資本比率は85.5%で有利子負債は0、今期予想PER13.38、配当利回り2.3%(15円)、総合利回り3.0%(15+5=20円)で、優待は100株保有で500円相当のクオカードです。 アイフィスジャパンは、財務状態は鉄壁で利益率も高いクオリティ銘柄です。ポートフォリオ下位としては申し分のない良い銘柄ですね。
Dec 7, 2021
さて今日は当ブログの「看板記事」で大人気の 2021~22主力株概況シリーズ です。 26位 9324 安田倉庫 (東1、3月優待) ◎◎ PF時価総額26位の上位銘柄は旧財閥系の倉庫準大手の安田倉庫です。(上記データは会社ホームページより引用) 現在の株価は960円、時価総額291億円、PBR0.36、自己資本比率は51.3%、今期予想PER10.30、配当利回り2.5%(24円)、総合利回り3.4%(24+8.8=32.8円)で、優待は100株保有で2キロ分のお米券などです。 さて安田倉庫は今の株価位置は非常に安いと思います。その理由は以下の通りです。1. 賃貸不動産だけでも約268億円の含み益がある こと。(上記は 安田倉庫 第153期有価証券報告書 P70より引用)2. 同業の倉庫業で優待付きの他の銘柄と比較した場合の相対的な割安感が濃厚である こと。尚IRも「株価的な評価が低いという認識は社内にある。」ということでした。具体的に他の銘柄も併せて見ておくと、9305ヤマタネ (PBR0.39×PER9.76=3.81 ただしここは実に安い)9319中央倉庫 (PBR0.43×PER14.81=6.37)9322川西倉庫 (PBR0.47×PER15.38=7.23)9324安田倉庫 (PBR0.36×PER10.30=3.71) となります。それにしても倉庫業というのは万年不人気なので、 グレアムのミックス係数 が非常に低い所が多いですね。ちなみに「正統派バリュー投資家 (・・? 」である私の基準だと、上記のすべてが「余裕で買えるレベル」となります。なので当然ですが全部保有しています。 3. アマゾンに代表されるインターネット通販(EC)の爆発的な増加により配送拠点としての重要性が高まっており、 いつの間にか倉庫業界は「隠れ成長産業」になっている こと。 実際にここ 安田倉庫の過去の業績推移を見ても、この数年で売上高が大きく伸びている ことがわかる。(上記データはかぶたんプレミアムより引用) そしてその割に、我々投資家サイドには「倉庫業界なんてもうオワコン。」という強い固定観念が残っていること。つまり、 「実態と認識のギャップ」が存在しており、そこに大きな投資チャンスを感じる こと。 ま、ここはのんびりと持っていればたまに「含み資産関連株」として吹くこともありますし、武運が無くて何もなくても、そもそも「資産バリュー株」として十二分に死ぬほど割安ですし、「ローリスク・ミドルリターン」でリスク・リワード比に優れた、 「プチ宝くじ」感覚で保有していける実に良い銘柄 であると考えています。2021主力株概況シリーズ 免責事項2021~22主力株概況シリーズ は私が主力で勝負している銘柄について、本当にその価値はあるのか、私を投資家としての次のステージに連れていけるだけの力があるのか、「リスク・リワード比」が優れた最強で最上の頑健な銘柄なのか、何か見逃している弱点はないか、戦い続けるのに絶対に必要な「銘柄としての鮮度」が落ちていないか、などを多角的に検討する目的で書くものです。記事内容は一般的に入手可能な公開情報(ただしIRへの蛇の様にしつこい独自の取材内容を含む)に基づいて作成していますが、同時に諸々のバイアスのかかったあくまでも個人的な見解であり、特定銘柄の売買の推奨を目的としたものでは全くありません。また市場と個別銘柄の未来がどうなるかは誰にも分からないため記事内容の正確性は保証しません。そのため当シリーズに基づいて投資を行い損失が発生した場合にも当方は一切の責任を負いません。投資はくれぐれも100.0%御自身の判断と責任の元で行って頂きますよう、伏してお願い申しげます。
Dec 6, 2021
さて、魅力的な優待のついた地方銀行株を全て買ってコレクションしようという、優待族ならではの遊び心といたずら心に満ちた 優待地銀株バルクプロジェクト ですが、本日はその最新版をお届けします。 それではまず最初に下記の免責事項を熟読ください。そしてご納得がいかない方はここまでで立ち去り、今後は当ブログへのご訪問を永久にお控えください。↓バルクプロジェクトシリーズ 免責事項各バルクプロジェクトシリーズ は、私の投資家としての遊び心から「エンターテインメントとパフォーマンスの両立」を賭けて、また同時に「投資を極限まで楽しむことを通じてより良い投資家になる」ことを目指して全力で取り組んでいるものです。記事内容は一般的に入手可能な公開情報(ただしIRへの独自の取材内容を含む)に基づいて作成していますが、同時に諸々のバイアスのかかったあくまでも個人的な見解であり、特定銘柄の売買の推奨を目的としたものでは全くありません。また市場と個別銘柄の未来がどうなるかは誰にも分からないため記事内容の正確性は保証しません。私は「未来を見通せる魔法の水晶玉」を残念ながら手に入れておりません。そのため当シリーズに基づいて投資を行い損失が発生した場合にも当方は一切の責任を負いません。投資はくれぐれも100.0%御自身の判断と責任の元で行って頂きますよう、伏してお願い申しげます。 以上、よろしいでしょうか? それでは始めます。 尚、始めに説明しておくと、この企画は優待が「定期預金の金利優遇」のみのところは優待族的にはほぼ無価値と言うことで対象外となっています。あくまで地元特産品カタログやギフトカードなどの戦闘力のある優待制度があるところのみを狙ったプロジェクトとなります。 そしてこのプロジェクトを現在実行している理由は以下の通りです。0. まず大前提として、長く続く国の超低金利政策により各銀行は収益基盤を削られている。更に悪いことに地方銀行は元々数が多かった上に各地域の人口減もあり将来の成長が全く見込めず、むしろ売上高も利益も右肩下がりの「限界集落」の様な過酷な状況に置かれている。1. そのため地銀株は今の株式市場では「最低最悪の不人気業種」となっており、名前を聞いただけで多くの投資家が眉をひそめるような状況である。 誰も話題にすることがない、誰からも関心を持たれない、誰も資金を投入しない、「3無」の状態に陥っており、0.0倍台!、0.1倍台、0.2倍台という極端な低PBR水準にまで売り込まれ打ち捨てられた銘柄群が、浜辺に打ち上げられたアザラシの如くにゴロゴロと転がっている。2. 歴史的に見て、低PBR銘柄群への投資は報われてきた。 この数年は「バリュー投資冬の時代」が続き全くパフォーマンスは冴えないが、マーケットでは「有効な手法と言うのは常に移ろっていく」ものである。 そしてその手法が馬鹿にされ嘲笑され、多くの投資家に見捨てられた時が「陰の極」だったということも良くあることである。そのため、今後バリュー投資手法が息を吹き返し、更に金利水準の上昇があった場合には、「ダブルスープの恩恵」が地銀株に降り注ぐ可能性がある。3. 地銀各行は、店舗統廃合や顧客に課す各手数料の大幅アップなどの「なりふり構わない」経営改善策を必死に続けており、その効果がついに出て業績が劇的に改善しているところが多い。 実は個人的にはそのせいで大変な迷惑を被っているのだが、逆に言うとそれは「各地銀が着実に利益構造を改善している」ことの裏返しでもある。実際、2021年度の各行の業績には上方修正が続出している。4. 地銀株はどこも「各地方を代表する優良企業」であり、長年の企業活動により地元に深く食い込んでいる。そのため、各銀行の「地域特産品満載の優待カタログ」は内容にオリジナリティがあって同時に非常にクオリティが高いところが多く、優待族的には垂涎ものである。5. そうは言っても、「地銀株は全体として未来が明るくない」のは間違いない。なのでどこか1社を「決め打ち」して戦うのはリスキー過ぎる。そうではなく、魅力的な優待が付いた地銀株を総ざらいしてガボッと地引網で買い集め、全国各地の貴重な郷土品優待を楽しみながらそれらを「一つの塊」として戦うのがベストな投資アイデアである。 以上です。 今日はまずは前回2021年9月のセットリストを復習しておきましょう。全部で28銘柄で、当時の時価総額は約4230万円となっていました。 詳細を見ておくと、優待地銀株ワールドで総合戦闘力最強と判断した 7337ひろぎんHD をトップに据えて、その下に 7167めぶきFG 、7327第四北越FG 、8334群馬銀行 、8381山陰合同銀行 、8386百十四銀行 、8418山口FG 、8527愛知銀行 などの有力諸大名をバランスよく配置するという、安定感のある布陣を取っていました。 それでは次に、2021年12月4日現在の最新のプロジェクトの状況を見てみましょう。尚、厳密には7182ゆうちょ銀行と 8421信金中央金庫 は地銀ではありませんが、魅力的な優待が付いているという事で「準メンバー」としてプロジェクトに入れています。 前回から比べると、新潟を完全に独占する 7327第四北越FG、堅実経営で知られる奈良の8367南都銀行、資金量四国1位の 8385伊予銀行、大阪地盤の8714池田泉州HD、千葉地盤の 8544京葉銀行 を大きく買い増ししました。また7182ゆうちょ銀行、8522名古屋銀行、8530中京銀行に新規参戦しました。 その結果、プロジェクト全部で31銘柄、時価総額は約4960万円となりました。全体としては「超主力株1つ」くらいのサイズに成長してきました。 、、、いやあ、それにしても改めてみると地銀株は指標的には激安ですね。例えば上記のリスト中で、8522名古屋銀行はPBR0.17×PER3.85=0.66、8527愛知銀行 はPBR0.16×PER5.76=0.92、8714池田泉州HD はPBR0.19×PER4.83=0.92と、 グレアムのミックス係数 が「驚異の1倍割れ」となっています。 更に非優待株にはなりますが、8337千葉興業銀行なんかはPBR0.12×PER2.51=0.30!と、「ミックス係数が限りなく0に近い。」という惨状です。 天国のグレアム先生がこの現状を見たら、果たしてなんと仰るのでしょうか? もしかしたら驚いて墓場から抜け出し、「手と手を取り合って全員瀕死の重傷」状態に陥っている我々日の丸バリュー投資家と一緒に日本株市場に参戦してくれる可能性すらあるのではないでしょうか? 以上、優待族としての出自と存亡を賭けた大型企画に成長した、 優待地銀株バルクプロジェクト 2021年冬編 でした。🎵 バルクプロジェクトシリーズ 免責事項各バルクプロジェクトシリーズ は、私の投資家としての遊び心から「エンターテインメントとパフォーマンスの両立」を賭けて、また同時に「投資を極限まで楽しむことを通じてより良い投資家になる」ことを目指して全力で取り組んでいるものです。記事内容は一般的に入手可能な公開情報(ただしIRへの蛇の様にしつこい独自の取材内容を含む)に基づいて作成していますが、同時に諸々のバイアスのかかったあくまでも個人的な見解であり、特定銘柄の売買の推奨を目的としたものでは全くありません。また市場と個別銘柄の未来がどうなるかは誰にも分からないため記事内容の正確性は保証しません。私は「未来を見通せる魔法の水晶玉」を持ち合わせておりません。そのため当シリーズに基づいて投資を行い損失が発生した場合にも当方は一切の責任を負いません。投資はくれぐれも100.0%御自身の判断と責任の元で行って頂きますよう、伏してお願い申しげます。
Dec 5, 2021
さて今日は株式投資本オールタイムベスト123位ラリー・ウィリアムズの短期売買法 第2版 (ラリー・R・ウィリアムズ著、パンローリング、2012年) の第3弾です。 今日は、第2章 重要なのは価格と時間 から。 知識のない人々は、トレンドが反転するのは「情報通の投資家たち」が買うからだと思っているが、これはまったくの誤解だ。私の古くからの友人であるトム・デマークが言うには、「市場が大底を付けるのは買い手が一気に押し寄せるからではなく、もはや売り手がいないからである。」 このウィリアムズの指摘は鋭いと思いました。自分の経験からも、「結果的にタイミングの良い底値買い」になった取引と言うのは、「もう、この株、完全に灯が消えて死んでるな。」と思いながらも、それでも渋々&嫌々買ったときが多いんですね。 1960年代初期から1970年代中盤のトレーダーたちは無料のコーヒーを飲みながらおしゃべりすることにうつつを抜かす間抜けな奴らで、ただ座ってティッカーテープ(その日に売買が成立するたびに表示される株価)で株価の流れを見ているだけだった。 当時、ジャックとマーレーという2人の風変わりなじいさんがいた。彼らは毎日やってきては知識を披露し、私たちは彼らの言葉の1つひとつに耳を傾けた。 ジャックは「落ちるナイフを拾うようなことはしたくないだろ。」と1日に少なくとも1回は言ったものだ。そしてこう付け加えた。「落ちるナイフは床に突き刺さって、振れが収まるまで待つ。そのときに初めて拾うのだ。私は50年以上にわたって人々がお金を失うのを見てきた。これはそこから学んだ最大の教訓だ。」 私はジャックの言葉を次のように解釈した。つまり、売られている間は買ってはならない、貨物列車の前に飛び出してはならない、ということである。 1929年の株価大暴落をリアルで体験したこのジャック爺さんの話は非常に鮮烈で印象的でした。 私自身は非常に逆張り思考の強い人間で、自分に確信があればリスク覚悟で落ちるナイフでも掴みに行くタイプですが、確かにそれで頻繁に掌の動脈が切れて大出血を起こしていますし、今後は出来る限りは「ナイフが刺さった後、揺れが収まるのを見極めて」から、 市場が無関心になっている闇のどさくさに紛れて、静かにソロソロとドロボーみたいに買い出動する ようにしよう、これまでよりも出動タイミングを意識的に後ろにずらそう、少しでも良い投資家になるために考え方と投資行動を変えよう、と思いを新たにしました。(続く)
Dec 4, 2021
さて今日は通常の2021PF概況シリーズです。 578位 9405 朝日放送グループホールディングス (東1、3・9月優待) △ PF578位は、西日本最大手民放でテレビ朝日系列の朝日放送GHDです。ヒット番組を作る力が高いことで有名ですね。 現在の株価は696円、時価総額291億円、PBR0.43、自己資本比率55.4%、今期予想PER12.17、配当利回り1.9%(13~18円)、総合利回り3.3%(13+10=23円)で、優待は100株保有で半年毎に500円相当のオリジナルQUOカードです。 このオリジナルQUOカード、毎回デザインが工夫されていて素晴らしいんですね。今日は過去に戴いたカードをいくつか見て頂きましょう。 朝日放送は指標的な割高感もありませんし、オリジナルQUOカードにも非常に力があります。PF下位としては特に問題のない銘柄ですね。
Dec 3, 2021
先日ツイッターを見ていて、9404日本テレビホールディングスに隠れ優待があるという情報を見つけました。私は恥ずかしながら今まで全く知らなかったのです。そしてこの時に、「日テレはテレビ東京程素晴らしくはないにせよ、反日的な報道姿勢が比較的少なくて好感が持てる企業だし、指標的にも激安で優待があるなら欲しいなと以前からぼんやりと思っていたし、これは買いだな。すぐに買おう。」と思って100株買いました。 そしてその後、「日テレは視聴率首位で他の民放各社より相対戦闘力が高いし、そういえば自分はずっとガキ使の大ファンでもあるし、ファンダメンタルズから見ても抜群に安いし、財務状態も鉄壁だし、見れば見るほどいい銘柄だな。これは少し多めに買ってもいいな。取り合えずJ5クラス(時価総額200~350万円)に放り込んで目の届くところに置いておこう。」と考えて更に2000株を追加しました。 日テレを調べているうちに、「そういえば民放各社はどこも滅茶苦茶安いな。財務状態が良くかつ保有不動産にたっぷり含み益が乗っているところも多く、バリュー株の宝庫になっている。」ということに改めて気づきました。 そこで、4676フジ・メディアHDを400株追加購入して優待MAXの500株保有とし、また持っていなかった9409テレビ朝日HDを優待獲得ラインとなる500株新規購入して、「優待メディア株 バルクプロジェクト」を開始することにしました。 今回のプロジェクト開始の理由は以下の通りです。1. 優待メディア株は、全体として低PBR・低PER・財務状態良好・保有不動産に多額の含み益の「4つの魅力」を兼ね備えているところが多く、ピカピカの優待バリュー株揃いである。2. 優待内容にもオリジナリティがあって魅力的なところが多い。 それでは早速本日現在のセットリストを見ておきましょう。全体で総額750万円程度でのスタートとなりました。具体的な構成銘柄は、4676フジ・メディアHD、4839WOWOW、9401TBSHD、9404日テレHD、9405朝日放送GHD、9409テレビ朝日HD、9413テレ東HD、9414日本BS放送、9418USENNEXTHDとなります。 今後の各社の業績と株価推移を楽しく愛でながら、保有継続して応援していく所存です。
Dec 2, 2021
いやあ、今年も楽しく街が華やぐ12月になりましたね。 さてマーケットでは昔から12月は「期待を裏切らない月」とされています。そしてそれは、1950年以降で、12月はダウ平均の上昇率で2位、S&P500では1位、また小型株でも1位、ナスダックでは2位という統計データにも表れています。(出典 アノマリー投資、ジェフリー・A・ハーシュ著、パンローリング、2013年) 11月は残念ながらアノマリー不発でしたが、心機一転して今年も素敵な「ウインターラリー」の快走が続く1か月になるといいですね。 ♪ ま、いずれにせよ、今月も丁寧に集中して戦って行きます。泣いても笑っても残りは1か月。それでは皆様、2021年も最後までよろしくお願い致します。
Dec 1, 2021
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