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いやあ2021年8月相場も終わりましたね。 さて私は元々7月までに2021~22シーズンの主力株を選定し仕込み済みでした。なので、今月はほとんど株を売買することはなく、静かに思索と勉強の日々を過ごしていました。心穏やかな一か月でしたね。 次に今月の成績ですが、対2020年末比で+13.2%となりました。先月の+11.5%からはやや改善しました。 それでは皆様、来月もよろしくお願い申し上げます。
Aug 31, 2021
さて今日は株式投資本オールタイムベストです。第120位は、 アルファフォーミュラ (クリス・ケイン+ローレンス・A・コナーズ著、パンローリング、2020年) です。コナーズには多くの著作がありますが、その最新刊となる1冊ですね。 そしてこのアルファフォーミュラは、ある意味で「コナーズのこれまでの研究の集大成」とも言えるような内容となっています。もちろんそのクオリティは折り紙付きです。 この本は全体が素晴らしいですが、特に第1部が凄いです。 それでは次回からは、この第1部のベストオブベストの部分をコンパクトに見ていきましょう。(続く)
Aug 30, 2021
さて本日より 2021~22主力株概況シリーズ を始めます。 初めにお断りしておきますが、このシリーズは積極的な情報発信をすることを通して、継続的に学び続けながら、自分が投資家として少しでも 半歩でも成長することを目的として書いているだけのものです。人はインプットだけ・溜め込むだけでは決してうまくいきません。適切なアウトプット・波動砲発射があって初めて1ミリでも1センチでも身長が伸びるものなのです。 そのため、読者の皆様方がこのシリーズを見て売買をし、儲かっても、そして損をしても私は一切の責任を負いません。投資は100.0%自己責任で行って下さるようお願い致します。誰にも投げていないし、ただひたすら自分との真剣勝負をしているだけです。 それではまず最初に必ず下記の免責事項を御読み下さい。そして納得できない方はここまでで立ち去り、今後当ブログ及び私のツイッターアカウントへの御訪問は一切、恒久的にお控えください。尚、この免責事項は2021~22主力株概況シリーズの全体に対して適用されます。御了承下さい。 2021~22主力株概況シリーズ 免責事項 当 2021~22主力株概況シリーズ は私が主力で勝負している銘柄について、本当にその価値はあるのか、私を投資家としての1つ上の「無重力&真空の自由過ぎるステージ」に連れていけるだけの力があるのか、「リスク・リワード比」が優れた最強で最上の銘柄なのか、何か見逃している弱点はないか、戦い続けるのに絶対に必要な「銘柄としての鮮度」が落ちてはいないか、「目の死んだ魚」になっていないか、などを多角的に検討する目的で書いているものです。 記事内容は一般的に入手可能な公開情報(ただし登場各社IRへの蛇の様にしつこくて執念深い、独自の突撃取材内容を含む)に基づいて作成していますが、同時に諸々のバイアスのかかったあくまでも個人的な見解であり、特定銘柄の売買の推奨を目的としたものでは全くありません。 また市場と個別銘柄の未来がどうなるかは最終的には誰にも分からないため、記事内容の正確性は保証しません。私は「未来を見通せる魔法の水晶玉」を残念ながら持ち合わせておりません。 そのため当シリーズ内の情報に基づいて投資を行い、損失が発生した場合にも当方は一切の責任を負いません。投資はくれぐれも100.0%御自身の判断と責任の元で行って頂きます様、伏してお願い申し上げます。 そしてここから先に広がる膨大な 2021~22主力株概況シリーズワールド は 純度100%の私のポジショントーク でもあります。私がポッケの小銭入れから、持っている100円玉で自分が買える限界までパンパンに買い込んだ銘柄達がただひたすらにずらっと並んだセットリストなのです。 いいですか、これが最後のチャンスです。読むのをやめるなら、引き返すならここまでです。 よろしいでしょうか? ちゃんと警告しましたよ。 それではここから先に続く日記へは、上記の免責事項に完全に120%ご納得頂けた方のみがお進み下さい。。。。。。 、、、、、、、、お待たせしました。それでは、2021~22主力株概況シリーズ いよいよ出陣・激闘開始です。 1位 9267 Genky DrugStores (東1、6・12月優待) ◎◎◎ PF時価総額1位の幕内最高主力株は、福井地盤のドラッグストアで岐阜、愛知、石川、滋賀などへも侵攻中のGenky DrugStoresです。 前回の2020シーズンでは59位で登場していましたが、「ゲンキーは、今後3年で株価4倍を目指せる突出したポテンシャルがある。大きな投資家になる大チャンスが今、目の前にある。迷わずに両手で掴め。ゲンキーで元気に勝負だ。勇気を持って思い切り踏み込め。!!!」と「心の中の妖精」が何度も強く囁き、多角的な調査からも自分の「直感の裏付け」を確認できたため、2021シーズンの勝負株としてこの位置で登場することとなりました。 現在の株価は4805円、時価総額744億円、PBR2.27、自己資本比率は35.4%、今期予想PER15.45、配当利回り0.5%(25円)、総合利回り1.4%(25+40=65円、優待の自社商品券のメルカリ平均価格は額面の100%。)で、優待は100株保有で年2回、2000円相当の自社商品券もしくは1000円相当のクオカードなどです。 さて最近のゲンキーは、300坪の標準型店舗が当たり業績絶好調です。指標的にはやや高いですが、それを補うだけの十分な成長力があり、ポートフォリオ上位で戦うだけの力が間違いなくあると考えて、前回の2020シーズンでは59位でひっそりと登場していたことは先ほどもお話ししました。。。。。 、、、その後、私が本屋さんで「激流」という流通情報の専門誌をたまたま立ち読みしていると、「全国で急拡大 フード&ドラッグ 実力は本物か」という目を引く特集記事がありました。 私は、「あー、これはゲンキーのことやね。最近元気がいいのは知ってるけど、既に指標的にはやや高いし、買い増しは無いかな?」と思いながら読み進めていたところ、ライバルのクスリのアオキやスギ薬局に対して圧倒的に店舗総合力が高くて客を奪い倒していること、また異業種である食品スーパーのバローやアルビスも元気が足りずにゲンキーにボロ負けの状態であることが具体的な店舗観察を元に冷徹に掲載されていました。(上記データは激流2021年7月号より引用) 私は、「そういえば、クスリのアオキの既存店推移って悪かったな。後、バローもアルビスも言われてみると既存店推移がイマイチだな。これは確かにゲンキーが客を奪っているのかもしれない。」と感じ、早速 実際のお店 に出かけてみました。 数店を回ってみましたが、どこも非常にお客さんが多く活気に溢れていました。また北陸最大手でガチのライバルである3549クスリのアオキと近接したお店も見てみましたが、駐車場をパッと見ただけでアオキはガラガラ、ゲンキーは満杯で、その勢いの差は歴然でした。 また数字を見てもそれは明らかで、アオキの6月の既存店月次は対前年比で-6.8%、7月が-6.2%なのに対して、ゲンキーは6月が+6.1%、7月が+4.7%となっています。2020年には「コロナ特需」があったことを考えると、このゲンキーの既存店の数字は驚異的なものと思います。 「ゲンキーは、ドラッグの高い利益率を使って、消費者にとって必需品である野菜や精肉などの生活必需品の価格を極限まで下げている。またおにぎりやお弁当などの訴求力の高い商品を自社開発し、低価格&高クオリティを実現している。」のを目で見て実感しました。 一例を挙げると、下記の「焼き鮭ハラミおにぎり」は税抜き88円ですが、大手コンビニで150円程度で売られている類似品とほぼ変わらないクオリティを実現しています。どうしてこんなに安くて品質が良いのかというと、わざわざそのために自前のプロセスセンター(PC)を作っているからです。 海苔もぱりぱり。! 具もしっかりと大きくて味わい深い。! わざわざおにぎりを作るためにプロセスセンターを作るという気合の入り方。!(上記データは決算説明資料より引用) ゲンキーの高速出店に適した300坪のレギュラー(R)店を隈なく探検すると、生活に必要な食品やドラッグ・ペットフードなどの必需品が何でも揃っているのが分かります。そしてその全てが激烈に安いのです。もちろん品ぞろえは「必要最低限の文化的生活」を送れるレベルではありますが、お客さんのニーズをしっかりと見切れており、ある意味で「究極のワンストップ店舗」になっているのです。(上記データは決算説明資料より引用) つまりゲンキーに行けば何でも安く揃うし、便利に元気に効率よく大切な生活費を節約できるのです。その証拠に店内には高齢者の方がたくさんいました。「失われた30年」で国民全体が貧困化し、先進国から脱落しかかっている我が国で、今、「消費者から最も求められているお店」とも言えるのです。 さてゲンキーの標準型店舗であるレギュラー店を細かく見ると、11列くらいの通路があるのですが、その内の奥の4列が全て食品です。手前の数列は「儲けの多い」ドラッグや化粧品ですが、ここで得る利益を全て食品の値下げにつぎ込んで戦っています。つまり、ゲンキーは「ドラッグストアの衣を被った食品スーパー」が既にその実態なのです。(上記データは決算説明資料より引用) 私はお店の探検を終えて、 ゲンキーはフードメインのドラッグストアという革新的な発明を成し遂げた。これは発想のコペルニクス的転回によって生まれた、天下を取れるフォーマットだ。 と確信しました。 そして、同時にアクセルを最大限に踏み込んで、自分が取れるリスクの限界まで買い増しをしました。その理由は、ゲンキーの店舗コンセプトの革命性を高く評価したことと同時に、そのローコストを支える自前主義(ゲンキーオリジナルのPB商品のえげつないゴリ押しや、ドラッグストア業界では常識破りの生鮮食品プロセスセンター設立など)という利益を上げるための「土台」がしっかりしていることを好ましいと考えたためです。(上記データは決算説明資料より引用) また下記のインタビューを見ればすぐに分かる通り、 社長さんが切れ切れの超キレ者 ↓ インタビューはこちら。 であることも大きな加点ポイントと考えました。 「福井から出て来た暴れん坊」ゲンキーは、既に「全国一のドラッグストア激戦地」と称される岐阜県を制圧(シェア1位)しました。これは凄いことです。 そして今後の数年で、最大のライバル3549クスリのアオキの地盤である石川県で1位、人口の多い大票田の愛知県でも2位を目指しています。更に今年2021年にはついに新しく滋賀県への進撃も開始しました。小型で高速出店に適したフォーマットであるレギュラー店の異次元の戦闘力の高さを考えると、これは特に無理のない計画であると個人的には考えています。(上記データは決算説明資料より引用) 今期の業績予想はあまりいい数字ではないですが、月次推移と原価率から考えると今後の上方修正にも期待できると思いますし、過去25年間を見てもその着実な成長力は間違いありません。(上記データはかぶたんプレミアムより引用) 今後の3年で、「利益2倍、PER評価2倍」として、2×2で合計で4倍を狙える、ミドルリスク・ハイリターンでリスク・リワード比に優れた最高に魅力的な銘柄であると考えています。 具体的に「捕らぬ狸の皮算用」を言うと、1. 「試行錯誤の末ようやく見つけた当たりのフォーマット」である小型のレギュラー店の収益への貢献で、今後3年で利益2倍(上記データは決算説明資料より引用)2. 同業で、ゲンキーとガチンコでぶつかり合っている3549クスリのアオキがPER21.33倍、7649スギHDがPER24.49倍なので、前述の通り店舗戦闘力でライバルに対して圧倒的に勝るゲンキーはPER30倍程度にまで評価されて当然(現在はPER15.45倍)なのでそれで2倍 と言うことです。 果たして「福井の荒くれ者」ゲンキーと、その凶暴性と突破力に賭けた投資家の私の未来には何が待ち構えているのでしょうか? ワクワクドキドキの元気な戦いが始まります。2021~22主力株概況シリーズ 免責事項2021~22主力株概況シリーズ は私が主力で勝負している銘柄について、本当にその価値はあるのか、私を投資家としての次の、1つ上の無重力のステージに連れていけるだけの力があるのか、「リスク・リワード比」が優れた最強で最上かつ頑健な銘柄なのか、何か見逃している弱点はないか、戦い続けるのに必要な「銘柄としての鮮度」が落ちていないか、既に知らずして死んだ目の魚になっていないか、などを多角的に検討する目的で書くものです。記事内容は一般的に入手可能な公開情報(ただしIRへの蛇の様にねちこくしつこくて執念深い独自の取材内容を含む)に基づいて作成していますが、同時に諸々のバイアスのかかったあくまでも個人的な見解であり、特定銘柄の売買の推奨を目的としたものではありません。また市場と個別銘柄の未来がどうなるかは誰にも決して分からないため記事内容の正確性は保証しません。私には未来を予見する力は一切ありません。魔法の水晶玉は残念ながら持ち合わせておりません。そのため当シリーズに基づいて投資を行い、損失が発生した場合にも当方は一切の責任を負いません。投資はくれぐれも100.000%御自身の判断と責任の元で行って頂きます様、伏してお願い申し上げます。。。。 、、、いつもは非公開日記で書くプライベートな秘密の内容を今回だけ特別に公開。但しこれは推敲していないただの私的な殴り書きであり、内容の正確性は一切保証しません。 ゲンキーはベストシナリオで思惑通りに勝った場合には1株益600円×PER30倍で株価18000円とみている。逆にワーストシナリオは、出店と店舗戦闘力の維持を重視するあまり、売り上げに比した利益が全く付いてこない、なんだったらガツンと減益になるという場合。 社長さんは「ユニクロ臭」が漂っていて超ワンマンっぽいし、刈られる立場のクスリのアオキだって「座して静かに死を待つ」ことは当然なく死に物狂いでこれから頑張るだろうし、実際M&Aも使って地場の食品スーパー食って売り場にぎこちなく生鮮入れたりして努力しているし、本当にゲンキーの快進撃がこのまま続くかは分からない。またゲンキーはキャッシュフロー推移が悪いので、金に詰まれば当然に増資もあり得るし、そのタイミングによっては我々既存ホルダーが大ダメージを受けることも無くはない。 つまり最悪の場合は、PBR1倍前後までの下落は余裕であり得る。その場合の株価は2000円。しかもその可能性はそんなに低くもない。以上をまとめると、ざっくり言って勝ったら+14000円、負けたら-2000円ということになる。リスクリワード比は7:1。レギュラー店の革新性と現時点での高い仕上がり具合を考えれば、PF1位で戦う価値は十分にあるし、更に一定の流動性もある銘柄なので、想定外の事態が起きた場合にも全軍の速やかな離脱はなんとか可能。退却路も確保された一定の安心感のある戦が出来るものと考える。 ゲンキーと自分の未来に武運があることを深く願う。
Aug 29, 2021
さていよいよ当ブログの「看板記事」である、2021~22主力株概況シリーズを始めるわけですが、それを前にして私的なメモ書きを書いておきます。 ところでこのシリーズはもう何年も続けているのですが、なんで書いているかと言うと、1番は「ポートフォリオの客観性を保つため」です。ポートフォリオ上位で戦う銘柄は「総合戦闘力が極めて高い」と思うから多くの資金を注ぎ込んでいるわけですが、大金を突っ込む以上はその理由を分かりやすく他人に説明できるような、しっかりとした根拠があるものでなければならないからです。 「いいと思ってたくさん買ったけど、その理屈は実は全然言語化できない」ということでは困るわけです。でも、正直に言って私は「みきまる勘ピューター」に従って直感的に瞬時に大量に買うことも良くあるので、「ブログをじっくりと時間をかけて書いてみないと、それが本当に良い銘柄かどうかが分からない」ということが実際問題としてあるのです。 またエッジ(優位性)のある投資対象の魅力が言語化しにくいものであるということは非常によくあることなので、買った段階でそれが完全に見えていなくてもそれは仕方がないことです。むしろ あまりにも簡単に言語化できるようであれば、それはチープ過ぎるアイデアで使い物にならない とも言えます。ただ、最終的にはやはり銘柄が「放つ光」は何とか言語化できなくてはならない。そうしないと自分のポートフォリオ内の順位付けが出来ないからです。 そして自分が納得できるレベルの記事が完成すればそれは主力で戦えるということですし、文章がばらばらで全くまとまらないようであれば、ポートフォリオ最上位で戦えるような銘柄ではないということが分かるわけです。つまり、この 主力株概況シリーズは「自分にとってのリトマス紙」としての働きがある ということですね。 2番目は、「投資家として成長できるから」です。私ももう15年くらいこのブログを続けていますし、今では毎日1万以上のアクセスがあります。これは私が特別優れていたということではないと思いますが、他のすごい投資家の多くがブログを辞めてしまった関係で、いつの間にか「老舗」になってしまいました。(汗) そういう「衆人環視」の環境下で主力株を発表するというのは正直に言って非常に重圧がかかることです。でもだからこそ「プレッシャーをプレジャーに変えて」気合の入った記事が書けるし、常に自らの「能力の限界」をリアルに感じながら、それを拡張し続けることが出来るのです。 リミット寸前の重い負荷でトレーニングをするからこそ筋肉は成長します。脳も全く一緒 なんですね。 、、、ということで、ここから新章が始まります。ランキング激変で嵐の船出となります。自らに「武運」があることを願っています。。。
Aug 28, 2021
さて今日は、2020~21主力株概況シリーズで紹介してきたポートフォリオTOP銘柄の最終まとめです。 まず、ポートフォリオTOP70に関しては、こちらをご覧下さい。↓ 1~10位 11~20位 21~30位 31~40位 41~50位 51~60位 61~70位 71位 8071 東海エレクトロニクス 東海エレクトロニクスは「割安株の宝庫、名証2部」らしい、十分な指標的な割安さを備えた銘柄です。また過去25年を見ても一度も赤字もなく業績の安定感が抜群なのもいいですね。72位 7581 サイゼリヤ サイゼリヤはどのメニューも抜群に美味しいですし、価格は先進国ではあり得ないくらいに安いですし、驚異的に良いお店と思います。大好きですね。73位 7327 第四北越フィナンシャル・グループ 第四北越FGは指標的に割安ですし、総合利回りも出ていますし、地銀上位で相対的な安心感も強いですし、極めて魅力的な優待バリュー株です。どうしてこんなに安いんでしょうね。74位 8527 愛知銀行 愛知銀行は日本ナンバーワンの製造業、7203トヨタ自動車の地元である愛知県を根城としており、もともと資金需要が旺盛で良好な地盤を持っている「相対的に強い」地銀なのがいいですね。75位 7925 前澤化成工業 前澤化成工業は、低PBR、好財務、高い総合利回りの3拍子揃った力のある銘柄ですね。76位 5982 マルゼン マルゼンはコロナ禍で少し業績を落としていますが、それでもしっかりと利益を上げ続けていますし、外食産業の人手不足感がどんどんと強まる中で中期的には更に成長できそうに思っています。77位 7167 めぶきフィナンシャルグループ ここも実にいい銘柄です。優待地銀株バルクプロジェクトの上位銘柄に相応しいですね。78位 7593 VTホールディングス 地元の中部圏の一部のバリュー系投資家の方々の間ではカルト的な人気を誇る銘柄ですね。79位 9956 バローホールディングス バローはその規模の大きさと安定的な成長力も加味すると、今の株価位置なら依然として一定の魅力があるものと感じています。80位 7475 アルビス アルビスは指標的にもまずまず割安ですし、更に優待内容が強力で力があり、優待族的には優待MAXを保有していくのには何の不満もない良い銘柄であると考えています。81位 3050 DCMホールディングス DCMホールディングスは、業界首位級の銘柄で指標的にかなり割安、かつ優待内容にも一定の力があり、今の株価位置は魅力的と思います。82位 3397 トリドールホールディングス 「優待シード株」の1つですね。83位 5184 ニチリン ニチリンは万年不人気セクターの「自動車部品関連株」であるために、指標的には激安水準です。ま、自分としては今の株価位置であれば、のんびりと楽しくホールドしていくだけですね。84位 2730 エディオン エディオンは業績の最悪期は脱していて今はとても安定している印象で、優待族的には非常に良い銘柄と評価しています。総合利回りも十分すぎるくらいに出ていますしね。 さてこれで2020~21主力株概況シリーズは終了です。皆様、1年間お付き合い戴き本当に有難うございました。 2020~21主力株概況 完 2021主力株概況シリーズ 免責事項 2021主力株概況シリーズ は私が主力で勝負している銘柄について、本当にその価値はあるのか、私を投資家としての次のステージに連れていけるだけの力があるのか、「リスク・リワード比」が優れた最強で最上の頑健な銘柄なのか、何か見逃している弱点はないか、戦い続けるのに絶対に必要な「銘柄としての鮮度」が落ちていないか、などを多角的に検討する目的で書くものです。記事内容は一般的に入手可能な公開情報(ただしIRへの蛇の様にしつこい独自の取材内容を含む)に基づいて作成していますが、同時に諸々のバイアスのかかったあくまでも個人的な見解であり、特定銘柄の売買の推奨を目的としたものでは全くありません。また市場と個別銘柄の未来がどうなるかは誰にも分からないため記事内容の正確性は保証しません。そのため当シリーズに基づいて投資を行い損失が発生した場合にも当方は一切の責任を負いません。投資はくれぐれも100.0%御自身の判断と責任の元で行って頂きますよう、伏してお願い申しげます。
Aug 27, 2021
さて今日も 2020~21主力株概況シリーズ です。1年間お送りしてきましたが、今回がついに最終回となります。 84位 2730 エディオン (東1、3月優待) ◎~◎◎ PF時価総額84位の上位銘柄は、家電量販上位のエディオンです。 現在の株価は1033円、時価総額1157億円、PBR0.56、自己資本比率は51.2%、今期予想PER7.73、配当利回り4.3%(44~46円)、総合利回り7.2%(44+30=74円、優待券は現金に近い魅力があるので額面の100%で換算)で、優待は年1回100株保有で3000円相当のギフトカードなどです。 私はこれまでにエディオンの優待券を使って、 プリンターの替えインク 名作映画のブルーレイディスク などを楽しく購入しています。 エディオンは業績の最悪期は脱していて今はとても安定している印象で、優待族的には非常に良い銘柄と評価しています。総合利回りも十分すぎるくらいに出ていますしね。これからも業績推移をしっかりと見ながら、PF上位の一角としてのんびりとホールドして応援していく予定です。2021主力株概況シリーズ 免責事項2021主力株概況シリーズ は私が主力で勝負している銘柄について、本当にその価値はあるのか、私を投資家としての次のステージに連れていけるだけの力があるのか、「リスク・リワード比」が優れた最強で最上の銘柄なのか、何か見逃している弱点はないか、戦い続けるのに必要な「銘柄としての鮮度」が落ちていないか、などを多角的に検討する目的で書くものです。記事内容は一般的に入手可能な公開情報(ただしIRへの蛇の様にしつこくて執念深い独自の取材内容を含む)に基づいて作成していますが、同時に諸々のバイアスのかかったあくまでも個人的な見解であり、特定銘柄の売買の推奨を目的としたものでは全くありません。また市場と個別銘柄の未来がどうなるかは誰にも分からないため記事内容の正確性は保証しません。私には未来を予見する力は一切ありません。そのため当シリーズに基づいて投資を行い損失が発生した場合にも当方は一切の責任を負いません。投資はくれぐれも100.0%御自身の判断と責任の元で行って頂きます様、伏してお願い申し上げます。
Aug 26, 2021
さて今日は 2020~21主力株概況シリーズ です。83位 5184 ニチリン (東2、12月優待) ◎~◎◎ PF時価総額83位の上位銘柄は、独立系の自動車用ホース大手のニチリンです。 現在の株価は1639円、時価総額236億円、PBR0.62、自己資本比率は58.7%、今期予想PER6.68、配当利回り4.6%(76円)、総合利回り5.2%(76+10=86円)で、優待は100株保有で1000円相当のクオカードなどです。 ニチリンは万年不人気セクターの「自動車部品関連株」であるために、指標的には激安水準です。ま、自分としては今の株価位置であれば、のんびりと楽しくホールドしていくだけですね。2021主力株概況シリーズ 免責事項2021主力株概況シリーズ は私が主力で勝負している銘柄について、本当にその価値はあるのか、私を投資家としての次のステージに連れていけるだけの力があるのか、「リスク・リワード比」が優れた最強で最上の銘柄なのか、何か見逃している弱点はないか、戦い続けるのに必要な「銘柄としての鮮度」が落ちていないか、などを多角的に検討する目的で書くものです。記事内容は一般的に入手可能な公開情報(ただしIRへの蛇の様にしつこくて執念深い独自の取材内容を含む)に基づいて作成していますが、同時に諸々のバイアスのかかったあくまでも個人的な見解であり、特定銘柄の売買の推奨を目的としたものでは全くありません。また市場と個別銘柄の未来がどうなるかは誰にも分からないため記事内容の正確性は保証しません。私には未来を予見する力は一切ありません。そのため当シリーズに基づいて投資を行い損失が発生した場合にも当方は一切の責任を負いません。投資はくれぐれも100.0%御自身の判断と責任の元で行って頂きます様、伏してお願い申し上げます。
Aug 25, 2021
さて今日はラストスパート中の2020~21主力株概況シリーズです。82位 3397 トリドールホールディングス(東1、3・9月優待) バリュー投資家としての評価 △ 優待族としての評価 ◎ PF時価総額82位の上位銘柄は、低価格のセルフ式うどん『丸亀製麺』を全国展開しているトリドールホールディングスです。 そういえば私はまだ「丸亀うどん弁当」を食べたことがないのですが、美味しいのでせうか? 現在の株価は2215円、時価総額1936億円、PBR4.52、自己資本比率は19.8%、今期予想PER127.0、配当利回り0%(未定)、総合利回り2.7%(0+60=60円、優待券のメルカリ平均価格は額面の95~105%!と超高評価。そのためここでは額面の100%で換算)で、優待は100株保有で年2回3000円相当の優待券などです。 丸亀製麺は、手軽に食べられますし、とても美味しいですし、非常に良いお店と思います。 私は下記のようにネギとしょうがをたっぷりトッピングして、極力ヘルシーにしていつもおうどんを頂いています。 後、季節毎の限定うどんもかなりうまいので、いつも楽しみにしています。 トリドールHDは指標的な割安さは皆無ですが、優待内容は極めて強力です。優待券をもらった時・そして優待券を使って実際におうどんを食べたときの脳内麻薬の放出のされ方にはマックに匹敵するものがあります。所謂 C株(優待がバリュー株) ですね。「優待シード株」の1つということです。 そのため自分としては、現行の優待制度が続く限りはこれからもご機嫌でホールドしながらどこまでも応援していく予定です。2021主力株概況シリーズ 免責事項2021主力株概況シリーズ は私が主力で勝負している銘柄について、本当にその価値はあるのか、私を投資家としての次の、1つ上の無重力のステージに連れていけるだけの力があるのか、「リスク・リワード比」が優れた最強で最上かつ頑健な銘柄なのか、何か見逃している弱点はないか、戦い続けるのに必要な「銘柄としての鮮度」が落ちていないか、死んだ目の魚になっていないか、などを多角的に検討する目的で書くものです。記事内容は一般的に入手可能な公開情報(ただしIRへの蛇の様にしつこくて執念深い独自の取材内容を含む)に基づいて作成していますが、同時に諸々のバイアスのかかったあくまでも個人的な見解であり、特定銘柄の売買の推奨を目的としたものではありません。また市場と個別銘柄の未来がどうなるかは誰にも決して分からないため記事内容の正確性は保証しません。私には未来を予見する力は一切ありません。魔法の水晶玉は残念ながら持ち合わせておりません。そのため当シリーズに基づいて投資を行い、損失が発生した場合にも当方は一切の責任を負いません。投資はくれぐれも100.000%御自身の判断と責任の元で行って頂きます様、伏してお願い申し上げます。
Aug 24, 2021
さて今日は通常の2021PF概況シリーズです。 549位 2340 極楽湯 (東JQS、9月優待) ×× (バリュー投資家としての評価) ○ (優待族としての評価) PF時価総額549位は、『極楽湯』『RAKU SPA』ブランドの銭湯を展開し、店舗数日本一のお風呂屋さんチェーンの極楽湯です。 現在の株価は303円、PBR4.44、自己資本比率は7.3%で利益剰余金はマイナス、今期最終赤字予想、配当利回り0%(0円)、総合利回り6.7%(0+20=20円、優待券はメルカリ平均価格の1枚500円で換算)で、優待は1年以上継続して保有した株主のみに100株保有で極楽湯無料入浴券4枚などです。 極楽湯は、新型コロナが業績を直撃し、連続赤字で「継続前提に重要事象」が灯る非常に苦しい状況に追い込まれています。(上記データは、極楽湯2021年3月期決算短信P3より引用) ただ極楽湯傘下の温泉は素晴らしいところが多く、中でも高級業態の「RAKU SPA」シリーズはエクストリームに最高です。今日は「楽スパガーデン名古屋」の実際をちょっとだけご覧いただきましょう。 「あっ、絶対ここいい施設や。入ったら間違いなく優勝できるやつだろう。」というのが入り口からビンビン伝わってきます。私は「スーパー銭湯マニア」なのでこういうのはすぐに分かるんですね。 お風呂への通路も素敵で、中も低温でゆったりとくつろげる温泉が多くて最高です。 そして特筆すべきは、ここの「炭酸水風呂」なんですね。私は知らずにドボンと飛び込んで、その後炭酸パワーで突然にキャンタマが燃える様に熱くなって縮み上がり、タマタマに鋭い痛みが走り、びっくりして文字通りお風呂から跳ね上がりました。ちなみに後で気づいたのですが、水風呂の片隅では屈強なマッチョマンが水中で苦悶の表情を浮かべながら固まっていました。 でも多分ここに繰り返し入浴すると、玉が鍛えられて「鉄の睾丸」が手に入り、どんな市場環境でも全く動じない 「メンタル中世」 の凄腕投資家になれると思います。皆様も是非一度ご体験ください。(笑)(上記データは極楽湯HPより引用) 温泉を出た後は、複雑に上下に繋がる不思議で巨大な空間で漫画を読みながら休憩したり、穴倉に隠れたり、突如現れる岩盤浴に忍び込んだりと、「現代の忍者屋敷」の様なところで存分にくつろぐことが出来ます。 すいません、大きく脱線しました。 何が言いたいのかと言うと、極楽湯は財務的には瀕死の状態であり、バリュー投資家としての観点からは「1秒でも持っていたくない」位の惨状ですが、優待族としての観点からは「お風呂があまりにも最高なので、優待券がいくらでも無限に欲しい。」アンビバレントな状況だということです。 私としては、「極楽湯をこのまま保有していくのはマジでやばいな。でも温泉はガチで最高だし、優待獲得に1年縛りがあることも考えると、ま、ホールド継続は致し方ない。もしかしたら手と手を取り合って断崖絶壁ミッドナイトダイブで極楽浄土行きになるかもしれないけど、逝く時は一緒という覚悟で戦うしかないな。」というところです。極楽湯がこの窮状を乗り越えられることを手に汗握りながら深く願っています。(滝汗)
Aug 23, 2021
さて大変なご好評を戴いている 「株式投資本オールタイムベストシリーズ」 ですが、今日はその ベスト115 をまとめておきます。 また当シリーズからのスピンアウト企画で、パンローリング社の書籍の扱いがある全国の大きな本屋さんで発売中&好評に付き重版出来(じゅうばんしゅったい)となっている みきまるの「書籍版」株式投資本オールタイムベスト 及び、その続編で同じく好評を頂いている みきまるの続「書籍版」株式投資本オールタイムベスト 更に最新刊となるシリーズ第3弾 みきまるの「名著」に学ぶ株式投資 も改めてよろしくお願い申し上げます。 シリーズ三作、そろい踏み。 さて私が投資家としての生を受けて今年で20年が経ちました。今日紹介するのは、今までに数千時間以上をかけて読み倒してきた数百冊の投資本の中のまさに至高の「ベスト・オブ・ベスト」です。 今この日記を書いている机から11.5秒以内に手が届くところに全てがある、投資家として「全幅の信頼を寄せている」本たちです。私は資産を失っても、家を失っても、投資家として何度でもやり直せるという絶対の自信があります。でもその時にもしも、この子達が自らの傍にいなかったらそれはもう全然ダメです。つまり この記事は、私の投資家としての頭の中の全て ものの見方・考え方の全て ということです。 そして同時にこの記事は、私の投資家としての 「ある意味での集大成」 とも言える内容でもあります。このベスト115には私がどのような投資家であり、何を大切にしているのか、そしてどういうことを考えて毎日を戦っているのか、の全てが表出していると思っています。 全部読めば実力UP間違いなし、まさに「永久保存版」 絶対の自信を持って皆様に贈る渾身の日記となります。 前置きが長くなりました。 それでは早速始めましょう。 1~100位 101~105位 105~110位 なお未読の方は「持てる筆力の全てを尽くした」完全燃焼の上記のベスト110を先に御覧下さい。。。 111位 証券分析 (ベンジャミン・グレアム+デビッド・L・ドッド著、パンローリング、2002年) ベンジャミン・グレアムは「バリュー投資の父」であり、「世界最高峰の投資家ウォーレン・バフェット」の直接の師匠でもあります。そして我々バリュー投資家にとっての、まさに「聖書=バイブル」であり、全955ページという至高の大ボリュームを誇る、この証券分析(SECURITY ANALYSIS)の書評を書くことは、この株式投資本オールタイムベストシリーズの大きな目的の一つでもありました。ようやく納得のいく書評を書き上げることが出来て、感無量です。1. 総論2. 全ては平均回帰する3. 適度な分散は必要4. 特殊な会計処理によって利益を出している会社は危険5. グリッチ6. PERとは恣意的な基準7. 夢の向こう側112位 コナーズの短期売買実践 (ローレンス・A・コナーズ著、パンローリング 、2011年) 本書がアメリカで出版されたのは1999年の事であり、今となっては少し古い部分もありますが、逆に非常にシンプルで分かりやすいという長所もあります。また2021年現在でも十分に通用する戦略がたくさん載っており、間違いなく名著と言って良いと思います。1. 総論2. ボトムリバーサル3. タートルスラスト4. スペント・マーケット・トレーディング・パターン5. モメンタム移動平均線113位 コナーズの短期売買入門(ローレンス・A・コナーズ+シーザー・アルバレス著、パンローリング、2010年) 監修者である長尾慎太郎氏がまえがきで、「すでに百数十冊を数えるパンローリングのウィザードブックのなかでも総合で五指に入る秀作」と激賞した通り、この本は傑作ですね。 簡潔でキレキレで、しかも読んだその日からすぐに投資に役立つ即効性がある、「読むコカイン」と言って過言ではない太鼓判認定の名著 です。1. 総論2. 株は200日移動平均線の上側で買い、下側で買ってはならない3. ストップ注文は使うべきではない114位 コナーズの短期売買戦略 (ローレンス・A・コナーズ + シーザー・アルバレス著、パンローリング、2012年) この本の良さを一言でいえば、「内容がシンプルかつ投資家の一般常識に完全に反している。なのに同時に紹介している戦略に統計的なエッジ(優位性)がある。」ということです。途轍もない1冊ですね。1. 総論2. マーケットは「短期的には平均回帰する」3. 短期の高値と短期の安値4. 指数が大きく下落したあとは、大きく上昇したあとよりもパフォーマンスが良い5. ボラティリティの低い銘柄の方が高い株よりもパフォーマンスが良い115位 勝つ投資 負けない投資 (片山晃 + 小松原周 著、クロスメディアパブリッシング、2015年) 著者の1人である片山晃さんは「五月さん」というハンドルネームで知られる、我々個人投資家界のスーパースターです。 バイトで貯めた65万円を握り締めて株式市場に足を踏み入れられ、この本を出版された2015年当時で25億円、そして 2021年現在ではなんと140億円 にまで資金を増やされています。そんな彼の「肉声」が散りばめられた本書には、ハッとするような鋭い金言がダイヤモンドの様に散りばめられています。必読ですね。 1. 総論2. 世界最大のグレートゲーム3. 機関投資家より我々個人投資家の方が圧倒的に有利4. 投資の超上級者になるための「精神的なハードル」は極めて高い 5. バリュー投資手法の欠点6.超上級者はやっぱりオポチューニスティックスタイルで戦っている 以上、みきまるの優待バリュー株日誌特別編、株式投資本オールタイムベスト115のまとめでした。
Aug 22, 2021
さて今日も 2020~21主力株概況シリーズ です。ゴール直前ですね。 81位 3050 DCMホールディングス (東1、2月優待) ◎~◎◎ PF時価総額81位の上位銘柄は、ホームセンター業界2位のDCMホールディングスです。 グループ傘下の会社がいつの間にかジワジワと増えていますね。。。 現在の株価は1081円、時価総額1763億円、PBR0.69、自己資本比率は47.7%、今期予想PER8.48、配当利回り3.0%(32~33円)、総合利回り3.4%(32+5=37円)で、優待は100株保有で500円相当の買い物優待券などです。 DCMホールディングスは、業界首位級の銘柄で指標的にかなり割安、かつ優待内容にも一定の力があり、今の株価位置は魅力的と思います。ちなみにホームセンター業界には他にも 2790ナフコ 、 7516コーナン商事 、 8218コメリ など指標的に安い優待株が多いと感じています。いずれにせよ、これからも現行の優待制度が続く限り楽しくホールドして応援していく予定です。2021主力株概況シリーズ 免責事項2021主力株概況シリーズ は私が主力で勝負している銘柄について、本当にその価値はあるのか、私を投資家としての次のステージに連れていけるだけの力があるのか、「リスク・リワード比」が優れた最強で最上の銘柄なのか、何か見逃している弱点はないか、戦い続けるのに必要な「銘柄としての鮮度」が落ちていないか、などを多角的に検討する目的で書くものです。記事内容は一般的に入手可能な公開情報(ただしIRへの蛇の様にしつこくて執念深い独自の取材内容を含む)に基づいて作成していますが、同時に諸々のバイアスのかかったあくまでも個人的な見解であり、特定銘柄の売買の推奨を目的としたものでは全くありません。また市場と個別銘柄の未来がどうなるかは誰にも分からないため記事内容の正確性は保証しません。私には未来を予見する力は一切ありません。そのため当シリーズに基づいて投資を行い損失が発生した場合にも当方は一切の責任を負いません。投資はくれぐれも100.0%御自身の判断と責任の元で行って頂きます様、伏してお願い申し上げます。
Aug 21, 2021
さて今日はいよいよクライマックス突入の 2020~21主力株概況シリーズ です。 80位 7475 アルビス (東1、3・9月優待) ◎ PF時価総額80位の上位銘柄は富山・石川・福井3県で食品スーパーや自社開発の商業施設を展開しているアルビスです。2018シーズン44位、2019シーズン58位に続いて、今シーズンも何とかその地位を守って3年連続でここで出てきました。 現在の株価は2354円、時価総額218億円、PBR0.73、自己資本比率は58.6%と良好、今期予想PER10.90、配当利回り3.0%(70円)、総合利回り3.8%(70+20=90円)で、優待は100株保有で年2回、 (1)自社グループ商品券または(2)北陸地方名産品などです。 私は過去に色々と選んでいます。ちょっと見ておきましょう。 Aコースのアルビス商品券 Bコースの氷見糸うどん 喉越しも良く、ツルツルで美味しかったです。 Cコースのしろえびせんべいセット ほんのり鼻から抜けるエビの香りが上品で、とても美味しいです。 どれも地域色豊かでとても魅力的ですね。 さてアルビスは指標的にもまずまず割安ですし、更に優待内容が強力で力があり、優待族的には優待MAXを保有していくのには何の不満もない良い銘柄であると考えています。また今後の業績推移によっては再び大きく買い増ししたいなあ、そんな日が来たらいいなあ、とも思っています。 2021主力株概況シリーズ 免責事項2021主力株概況シリーズ は私が主力で勝負している銘柄について、本当にその価値はあるのか、私を投資家としての次のステージに連れていけるだけの力があるのか、「リスク・リワード比」が優れた最強で最上の銘柄なのか、何か見逃している弱点はないか、戦い続けるのに必要な「銘柄としての鮮度」が落ちていないか、などを多角的に検討する目的で書くものです。記事内容は一般的に入手可能な公開情報(ただしIRへの蛇の様にしつこくて執念深い独自の取材内容を含む)に基づいて作成していますが、同時に諸々のバイアスのかかったあくまでも個人的な見解であり、特定銘柄の売買の推奨を目的としたものでは全くありません。また市場と個別銘柄の未来がどうなるかは誰にも分からないため記事内容の正確性は保証しません。私には未来を予見する力は一切ありません。そのため当シリーズに基づいて投資を行い損失が発生した場合にも当方は一切の責任を負いません。投資はくれぐれも100.0%御自身の判断と責任の元で行って頂きます様、伏してお願い申し上げます。
Aug 20, 2021
さて今日は通常の2021PF概況シリーズです。 548位 1965 テクノ菱和(東2、3月優待) ◎ PF時価総額548位は、空調工事中堅のテクノ菱和です。 現在の株価は923円、PBR0.49、自己資本比率は66.1%、今期予想PER13.40、配当利回り3.0%(28円)、総合利回り3.2%(28+5=33円、優待品は私の独断で500円で換算)で、優待は100株保有で3月株主に静岡県新茶(例年は30グラム、ただし極上品で実に美味しい。)です。 テクノ菱和は指標的にもまずまず安いですし、低PBRでかつ財務状態も良いですし、魅力的です。ポートフォリオ下位としては全く問題のない銘柄ですね。
Aug 19, 2021
さて今日は 2020~21主力株概況シリーズ です。 79位 9956 バローホールディングス (東1、3月優待) ◎ PF時価総額79位の上位銘柄は、中部地区食品スーパー業界の雄のバローです。ここ数年PF上位の地位を保っていますが、今年もここで登場してきました。 現在の株価は2455円、時価総額1325億円、PBR0.92、自己資本比率は35.3%、今期予想PER10.98、配当利回り2.3%(56円)、総合利回り2.7%(56+10=66円)で、優待は100株保有で1000円相当、500株で1500円相当、1000株で3000円相当の自社電子マネーギフトカードです。以前は自社開発商品もしくは自社グループ商品券だったのですが変更となりました。なお長期株主優遇優待制度も数年前から導入されています。 さて最近のバローは、激しくなる一方のスーパー業界の「仁義なき抗争」でやや守勢に回り始めており、スーパー既存店月次推移が伸び悩み、また店舗にも往年の活気が乏しくなってきています。 更に悪いことに、バローが本拠地としている岐阜県は現在「全国最大のドラッグストア激戦地」と言われているのですが、中でも「フード&ドラッグ」を標榜し、小型店を同一地域に絨毯爆撃的に集中出店して他社を殺しにかかっている「福井の暴れん坊」こと9267ゲンキードラッグストアの猛攻が止まらず、これにも甚大なダメージを受けているものと思われます。何故なら、ゲンキーは「ドラッグストアの衣を被った激安スーパー」がその実態であり、医薬品の売り上げは10%程度しかないからです。 ただ、そういう苦しい状況下ではあっても、傘下のドラッグストア(Vドラッグ)、ホームセンター、スポーツクラブなどの総合力で依然としてジリジリと売上高を伸ばし続けているのは高く評価できると思います。 スーパー業界下位には例えば、 7520 エコス 7643 ダイイチ などもっと指標的に割安な銘柄もありますが、バローはその規模の大きさと安定的な成長力も加味すると、今の株価位置なら依然として一定の魅力があるものと感じています。これからもしっかりと業績推移を注視しながら、PF上位銘柄として楽しくホールドしていく予定です。2021主力株概況シリーズ 免責事項2021主力株概況シリーズ は私が主力で勝負している銘柄について、本当にその価値はあるのか、私を投資家としての次の、1つ上の無重力のステージに連れていけるだけの力があるのか、「リスク・リワード比」が優れた最強で最上かつ頑健な銘柄なのか、何か見逃している弱点はないか、戦い続けるのに必要な「銘柄としての鮮度」が落ちていないか、死んだ目の魚になっていないか、などを多角的に検討する目的で書くものです。記事内容は一般的に入手可能な公開情報(ただしIRへの蛇の様にしつこくて執念深い独自の取材内容を含む)に基づいて作成していますが、同時に諸々のバイアスのかかったあくまでも個人的な見解であり、特定銘柄の売買の推奨を目的としたものではありません。また市場と個別銘柄の未来がどうなるかは誰にも決して分からないため記事内容の正確性は保証しません。私には未来を予見する力は一切ありません。魔法の水晶玉は残念ながら持ち合わせておりません。そのため当シリーズに基づいて投資を行い、損失が発生した場合にも当方は一切の責任を負いません。投資はくれぐれも100.000%御自身の判断と責任の元で行って頂きます様、伏してお願い申し上げます。
Aug 18, 2021
さて今日は2021PF概況シリーズです。547位 9130 共栄タンカー (東1、3月優待) ○ PF547位は、日本郵船系の外航海運会社の共栄タンカーです。 現在の株価は1226円、時価総額94億円、PBR0.67、自己資本比率は20.3%、今期予想PER10.40、配当利回り1.6%(20円)、総合利回り2.4%(20+10=30円)で、優待は100株保有で1000円相当のクオカードです。これまではクオは2000円相当でしたが、来期からは変更となります。 さて最近は、「海運にあらずんば株にあらず。」と言った様相で、株式市場では海運セクターの急騰が続いています。そして今日は、ここ共栄タンカーが爆上げとなりました。 ただ自分としては、「海運関連は元々全く見ていなかったので取れなかったのは仕方ない。それにシクリカル銘柄が低PERで急騰しているタイミングと言うのは、過去のデータ上非常に難易度の高い空中戦になりやすいし、へっぽこ投資家である私の出番などどこにもない。」と考えており、ただ指をくわえてよだれを垂らしながら眺めているという状況です。(滝汗)
Aug 17, 2021
さて今日は2021PF概況シリーズです。546位 8904 AVANTIA(東1、8月優待) ◎~◎◎ PF546位は、東海圏地盤の戸建て中堅で注文住宅が主力のAVANTIA(旧 サンヨーハウジング名古屋)です。 現在の株価は919円、時価総額137億円、PBR0.53、自己資本比率は57.5%、今期予想PER11.89、配当利回り4.1%(38円)、総合利回り5.2%(38+10=48円)で、優待は「1年以上の継続保有を条件として」100株保有で1000円相当のクオカードなどです。 AVANTIAは指標的にも極めて割安ですし、ポートフォリオ下位としては最高に良い銘柄であると考えています。
Aug 16, 2021
さて今日は、最終コーナーを回り大詰めを迎えた2020~21主力株概況シリーズです。 78位 7593 VTホールディングス (東1、3月優待) ◎◎ PF時価総額78位は、日産、ホンダの自動車ディーラーのVTホールディングスです。 現在の株価は507円、時価総額605億円、PBR1.21、自己資本比率は26.7%、今期予想PER5.40、配当利回り4.3%(22円)、総合利回り5.3%(22+5=27円)で、優待は100株保有で株主優待券1冊(ヤフオク平均落札価格は100円、そのためここでは0円換算)、1000株保有で5000円相当、5000株保有で10000円相当のカタログギフトです。 今日は私の過去の5000株優待品の選択例を1つだけ見ておきましょう。 でっかいパープルの傘。 大雨の日でも濡れにくて最高です。 さてこのVTホールディングス、地元の中部圏の一部のバリュー系投資家の方々の間ではカルト的な人気を誇る銘柄です。そして総合利回りも十分に出ていますし、私も実に悪くない銘柄であると思っています。2021主力株概況シリーズ 免責事項2021主力株概況シリーズ は私が主力で勝負している銘柄について、本当にその価値はあるのか、私を投資家としての次のステージに連れていけるだけの力があるのか、「リスク・リワード比」が優れた最強で最上の銘柄なのか、何か見逃している弱点はないか、戦い続けるのに必要な「銘柄としての鮮度」が落ちていないか、などを多角的に検討する目的で書くものです。記事内容は一般的に入手可能な公開情報(ただしIRへの蛇の様にしつこくて執念深い独自の取材内容を含む)に基づいて作成していますが、同時に諸々のバイアスのかかったあくまでも個人的な見解であり、特定銘柄の売買の推奨を目的としたものでは全くありません。また市場と個別銘柄の未来がどうなるかは誰にも分からないため記事内容の正確性は保証しません。私には未来を予見する力は一切ありません。そのため当シリーズに基づいて投資を行い損失が発生した場合にも当方は一切の責任を負いません。投資はくれぐれも100.0%御自身の判断と責任の元で行って頂きます様、伏してお願い申し上げます。
Aug 15, 2021
さて今日は通常の2021PF概況シリーズです。 545位 1780 ヤマウラ(東1、9月優待) ○ PF545位は、長野県内の建築、土木が中心のヤマウラです。 現在の株価は938円、時価総額199億円、PBR1.07、自己資本比率は72.0%、今期予想PER14.80、配当利回り0.5%(5円)、総合利回り2.7%(5+20=25円、優待品はメルカリ平均価格の2000円で換算)で、優待は100株保有で3000円相当の地場商品などです。 ヤマウラの優待品は結構良いものが多いです。1つだけ見ておきましょう。 ヤマウラは指標的には妥当な株価位置ですが、優待内容に力がありPF下位としては特に不満の無い良い銘柄です。これからも現行の優待制度が続く限りはホールドの予定です。
Aug 14, 2021
さて今日は2020~21主力株概況シリーズです。77位 7167 めぶきフィナンシャルグループ (東1、3月優待) ◎◎ PF時価総額77位の上位銘柄は、茨城と栃木でシェア首位で、傘下に地銀大手の常陽銀行と足利銀行を持つめぶきフィナンシャルグループです。「優待株いけす」内の激烈な抗争を制して、今回初めてのポートフォリオ上位進出を果たしてきました。 現在の株価は248円、時価総額2924億円、PBR0.27、自己資本比率は4.1%、今期予想PER7.20、配当利回り4.4%(11円)、総合利回り5.4%(11+2.5=13.5円)で、優待は1000株保有で2500円相当の地元特産品(カタログより選択)などです。 地元色の強い品々が並んでいてとても魅力的ですね。アイテムによっては「数量限定」になっているのも面白いです。 今日は私の過去の選択品をいくつか見ておきましょう。 2020年に選んだのは、「群馬県産 赤城牛モモシャブシャブ用 300グラム」でした。 肉じゃがを作りました。 2019年に選んだのは、「冷凍蒸しだこ」でした。 たこ焼きパーティーをしました。 さてめぶきFGは、指標的にも極めて割安ですし、優待内容も上記の様に抜群ですし、ポートフォリオ上位に足る極めて魅力的な銘柄であると評価しています。2021主力株概況シリーズ 免責事項2021主力株概況シリーズ は私が主力で勝負している銘柄について、本当にその価値はあるのか、私を投資家としての次のステージに連れていけるだけの力があるのか、「リスク・リワード比」が優れた最強で最上の銘柄なのか、何か見逃している弱点はないか、戦い続けるのに必要な「銘柄としての鮮度」が落ちていないか、などを多角的に検討する目的で書くものです。記事内容は一般的に入手可能な公開情報(ただしIRへの蛇の様にしつこくて執念深い独自の取材内容を含む)に基づいて作成していますが、同時に諸々のバイアスのかかったあくまでも個人的な見解であり、特定銘柄の売買の推奨を目的としたものでは全くありません。また市場と個別銘柄の未来がどうなるかは誰にも分からないため記事内容の正確性は保証しません。私には未来を予見する力は一切ありません。そのため当シリーズに基づいて投資を行い損失が発生した場合にも当方は一切の責任を負いません。投資はくれぐれも100.0%御自身の判断と責任の元で行って頂きます様、伏してお願い申し上げます。
Aug 13, 2021
さて今日は2021PF概況シリーズです。544位 6904 原田工業 (東1、3月優待) ○ PF544位は、自動車用アンテナ専業メーカーで国内首位の原田工業です。 現在の株価は955円、時価総額207億円、PBR1.78、自己資本比率は35.3%、今期予想PER17.96、配当利回り0.8%(7.5円)、総合利回り3.9%(7.5+30=37.5円)で、優待は100株保有で3000円相当のクオカードです。 1年以上継続保有の場合は、クオカードは4000円相当となります。 原田工業は優待クオカードが大盤振る舞い過ぎて優待改悪がないかが心配になりますが、ま、いちいちそんなことを気にしていたら優待族は務まらないですし、現行の優待制度が続く限りはこのままホールド継続の予定です。
Aug 12, 2021
さて今日は株式投資本オールタイムベスト119位高勝率システムの考え方と作り方と検証(ローレンス・A・コナーズ+シーザー・アルバレス+マット・ラドケ著、パンローリング、2014年) の最終回第4弾です。 今日はオマケで、RSIという用語の説明についてみておきます。 付録 2期間RSI 2期間RSIとは、過去2日間だけの値動きで計算する相対力指数のことである。 RSIは1970年代に、J・ウエルズ・ワイルダー・ジュニアが開発した、モメンタム系でよく使われているオシレーターである。RSIは、市場の最近の上昇幅と下落幅を比較する。 そして、単純な公式で、この値動きを1から100までの値に変換する。RSIが1に近いと、売られ過ぎとみなし、100に近いと、買われ過ぎとみなす。 RSI=100-[100÷(1+RS)] RS=X日間で上昇した日の値幅の平均÷X日間で下落した日の値幅の平均 RSIは通常、14期間に設定されている。しかし、短期のETFトレードでは、期間を短く設定したほうが、はるかに有効なことが分かっている。 コナーズ本ではこのRSIがしょっちゅう出てくるので、ここでちょっと説明の記事を入れておきました。(終わり)
Aug 11, 2021
さて今日は 2020~21主力株概況シリーズ です。 76位 5982 マルゼン (東2、2・8月優待) ◎ PF時価総額76位の上位銘柄は、業務用厨房大手のマルゼンです。 現在の株価は2430円、時価総額481億円、PBR1.01、自己資本比率は70.7%と良好、今期予想PER14.05、配当利回り1.2%(30円)、総合利回り1.5%(30+6.6=36.6円)で、優待は300株保有で年に2回1000円相当のクオカード、1000株保有で年に2回3000円相当のジェフグルメカードなどです。 マルゼンはコロナ禍で少し業績を落としていますが、それでもしっかりと利益を上げ続けていますし、外食産業の人手不足感がどんどんと強まる中で中期的には更に成長できそうですし、(上記データはかぶたんプレミアムより引用) ポートフォリオ上位に足る良い銘柄であると考えています。2021主力株概況シリーズ 免責事項2021主力株概況シリーズ は私が主力で勝負している銘柄について、本当にその価値はあるのか、私を投資家としての次のステージに連れていけるだけの力があるのか、「リスク・リワード比」が優れた最強で最上の銘柄なのか、何か見逃している弱点はないか、戦い続けるのに必要な「銘柄としての鮮度」が落ちていないか、などを多角的に検討する目的で書くものです。記事内容は一般的に入手可能な公開情報(ただしIRへの蛇の様にしつこくて執念深い独自の取材内容を含む)に基づいて作成していますが、同時に諸々のバイアスのかかったあくまでも個人的な見解であり、特定銘柄の売買の推奨を目的としたものでは全くありません。また市場と個別銘柄の未来がどうなるかは誰にも分からないため記事内容の正確性は保証しません。私には未来を予見する力は一切ありません。そのため当シリーズに基づいて投資を行い損失が発生した場合にも当方は一切の責任を負いません。投資はくれぐれも100.0%御自身の判断と責任の元で行って頂きます様、伏してお願い申し上げます。
Aug 10, 2021
さて今日は株式投資本オールタイムベスト119位高勝率システムの考え方と作り方と検証(ローレンス・A・コナーズ+シーザー・アルバレス+マット・ラドケ著、パンローリング、2014年) の第3弾です。 今日も、第1部「ギャップを利用した高勝率の株式トレード法」から。 株式のギャップトレード 下にギャップを空けたらどんな株でも買うという戦略は、数十年前から使われている。ギャップを空けたら買って、どこかで手仕舞うという戦略だ。これは繰り返し、トレーダーたちに使われてきた。 面白いことに、ギャップリバーサルでのトレードを、フィルターを使わずに買いだけで行っても、2001~2012年に得られたエッジ(優位性)は小さかった。 だが、単純なフィルターをひとつ加えるだけで、このエッジは相当に大きくなる。買いシグナルでは、その銘柄の2期間RSI(相対力指数)の値が前日の終値で5以下、空売りのシグナルでは95以上という条件を加えるのだ。 株のギャップトレードでは、私たちは買いのルールを次のように設定している。 1.私たちは2001~2012年に取引されていた銘柄のうちで、1株5ドル以上で、過去21取引日(1か月)に少なくとも平均100万株の出来高があるものをすべて調べた。こうするのは流動性がある銘柄だけを調べるためだ。 2. 当日の2期間RSIの値が5以下で引ける。これで、その銘柄が売られ過ぎというシグナルになる。RSIについてもっと知りたい人は、付録を参照して欲しい。 3. 翌日に、下にギャップを空けて寄り付けば(つまり、翌日の始値が今日の安値よりも安ければ)、寄り付きでその銘柄を買う。 4. その銘柄が3期間移動平均線を上回って引けたら、大引けで手仕舞うことにする。 検証結果は次のとおりだ。 2001年以降で1日の出来高が少なくとも100万株以上あり、下へギャップを空けた(前日の安値よりも下で寄り付いた)2万1885銘柄のうち、65.72%が上昇した。 元々RSIが5以下というのは短期的には非常に売り込まれている水準なので、そこから更にギャップを空けて下がった時に買い参戦するというのは非常に良い投資アイデアであると直感的にも思いますよね。 コナーズは膨大なデータによる検証からそれが「本当に有効」であることを教えてくれます。また同時に「株の売り時」に関しても曖昧さのない、クリアカットで明白な基準を示してくれています。 この分かりやすさと誠実さ、これがコナーズ本の魅力なんですね。(続く)
Aug 9, 2021
さて今日は株式投資本オールタイムベスト119位高勝率システムの考え方と作り方と検証(ローレンス・A・コナーズ+シーザー・アルバレス+マット・ラドケ著、パンローリング、2014年) の第2弾です。 さてこの本ですが、天才コナーズが発見した、「本当に使える7つの有力なトレード手法」がコンパクトにまとめられた1冊です。こんなに具体的かつ有益な方法を本という「後に残る形」で出版して本当に良いのか?と心配になるくらいです。 そして7つとも異常に歯切れが良くてそれぞれが最高なのですが、今回はその中でも最も分かりやすくて明日からの投資にもダイレクトに役立つ、ベストオブベストな第1部「ギャップを利用した高勝率の株式トレード法」を見ておきましょう。 ギャップとは何か? ギャップを簡単に言えば、ある株の当日の始値が前日の高値よりも高いか、前日の安値よりも安い状態である。 寄り付きでギャップを空けた2つのチャート例を見よう。最初は上へのギャップの例だ。 図1.2.1 コマーシャル・メタルズ(CMC) 1.この銘柄は前日の高値を上回って寄り付いている。これがギャップの1例だ。 図1.2.2 モトリシティ(MOTR) 1.この銘柄は前日の安値を下回って寄り付いている。これがギャップのもうひとつの例だ。 ね、コナーズの本って、読みやすくて分かりやすいでしょ。そして更に本当に使えるトレードアイデアだけを厳選して教えてくれるんだから、これはもうタマらんですね。それでは次回は、この「ギャップ」を使ったトレード手法の実際を見ることにしましょう。(続く)
Aug 8, 2021
さて今日は株式投資本オールタイムベストです。第119位は、高勝率システムの考え方と作り方と検証(ローレンス・A・コナーズ+シーザー・アルバレス+マット・ラドケ著、パンローリング、2014年) です。 さて私は以前から、 コナーズ本に外れなし と力説していますが、それは辛口で知られる本書の監修者である長尾慎太郎氏による「まえがき」を見れば一発で分かります。「もしも今日読まなければ、明日確実に死ぬ」くらいの激賞の嵐だからです。文章がとてもアツくて面白いので今日はそれを見ておきましょう。 監修者まえがき どれも出色の相場書であるが、本書もその例に漏れず読者の期待を裏切らない秀作である。ここで読者の方の理解を容易にするために、ラリーの著書に見られる顕著な特性を以下に整理してみる。●明確に定義されたルールで構成され、恣意的な解釈を要しないトレード戦略。●それらはすべて個人投資家にも実行可能でプラクティカルである。●さらに、拡張性と有効性、堅牢性を備える。●大言壮語もヘッジクローズもなく、事実のみを淡々と記述してある。●自分勝手な推測に基づいて知ったかぶりで嘘を書いたりしていない。●主張のすべてに検証結果が付され、その限界に関する記述がある。●すべての記述を通して、相互の内容に矛盾がなく首尾一貫している。 、、、いやあ、素晴らしい文章です。コナーズ本が何故素晴らしいのかの完璧な説明ですね。「長尾節」の続きを見ていきましょう。 なんだ、当たり前のことばかりじゃないか、と思われるかもしれないが、これらは現実には100冊に1冊くらいにしか見られない稀有な属性である。一方でほかの大多数の書籍・雑誌にあるような浮薄な夢や希望は本書には書かれていない。 相場の世界で語られる夢や希望は、実際にはほとんどがファンタジーの世界にのみ存在する妄想の産物、絵に描いた餅である。 バラ色の未来をうたったり、著者の成功譚を自慢げに語ったりするのはそれぞれの書き手の自由であるが、事実に基づかない話や再現性に乏しい話は、おとぎ話にしても投資家・トレーダーにとってはちっとも面白くないし、読むだけ時間の無駄だ。 、、、、いやあ、辛辣ですね。ただコナーズの様に、「データに基づいた、簡潔で、堅牢で、理知的で、同時にとても誠実な文章」を紡ぎ続けて、更にそれを1冊の本にまとめ上げると言うのは、「言うは易し、横山やすし」で実際には至難の業です。 私もこれまでに4冊の著書(単著)を出させてもらっていますが、「とてもコナーズのような本は書けない。」と毎回降参しています。また以前から自分は「コナーズの様な文章を書きたい。」と明言していますし、彼を著述家としての、そして同時に投資家としての目標にしてもいます。そのくらいコナーズは凄いんですね。 監修者の立場を離れて感想を正直に書くと、短期売買に関しては、両ラリー(ラリー・コナーズとラリー・ウィリアムズ)の書いたものさえ手元にあれば、もはやほかの著者の本は読む必要がないのではないかとすら思える。 以前に 「コナーズの短期売買入門」 が出版されたときに、「株式を売買するシステムトレーダーにとって最高の教科書」だと私は評したが、短期売買にフォーカスした本書は「株式やETFで短期売買を行うトレーダーにとって最高の教科書」であると言える。 いやあ、長尾さん、べた褒めですね。(笑) さてそれでは次回からはこの本の大トロの所だけを見ていきましょう。(続く)
Aug 7, 2021
さて今日は2021PF概況シリーズです。543位 7463 アドヴァン (東1、3月優待) ◎ PF543位は、石材、タイルから水回り周辺までハイエンドな建材を海外から輸入して販売しているアドヴァンです。 現在の株価は924円、時価総額497億円、PBR0.92、自己資本比率は71.8%、今期予想PER12.45、配当利回り3.3%(30円)、総合利回り3.8%(30+5=35円)で、優待は100株保有で500円相当のクオカードなどです。 アドヴァンは、非常に利益率の高い 優待クオリティ株 であり、ポートフォリオ下位では申し訳ないくらいの良い銘柄です。当然これからも末永くホールドして応援していく予定です。
Aug 6, 2021
さて今日はいよいよゴールが近づいてきた、2020~21主力株概況シリーズです。 75位 7925 前澤化成工業 (東1、3・9月優待) ◎~◎◎ PF時価総額75位の上位銘柄は、塩ビ製の上・下水道製品が主力で、クラシックなバリュー株として我々ジャンキー系のバリュー投資家の間ではいわゆる「前澤3兄弟(6485前澤給装工業、6489前澤工業、7925前澤化成工業)」として知られている前澤化成工業です。 前回は2017年に445位で出ていましたが、「優待株いけす」内の絶え間ない吟味の中で見いだされ、今回初めてのポートフォリオ上位進出を果たしてきました。 現在の株価は1212円、PBR0.48、自己資本比率は83.0%と磐石、今期予想PER21.11、配当利回り4.1%(50円)、総合利回り5.0%(50+10=60円、優待は1ポイント0.5円で換算)で、優待は年2回、300株保有で3000株主優待ポイントなどです。以前は新潟県産の美味しいお米優待でしたが、上記に変更となりました。 前澤化成工業は、低PBR、好財務、高い総合利回りの3拍子揃った力のある銘柄です。これからも現行の優待制度が続く限りはのんびりとホールドして応援して行きたいと考えています。2021主力株概況シリーズ 免責事項2021主力株概況シリーズ は私が主力で勝負している銘柄について、本当にその価値はあるのか、私を投資家としての次のステージに連れていけるだけの力があるのか、「リスク・リワード比」が優れた最強で最上の銘柄なのか、何か見逃している弱点はないか、戦い続けるのに必要な「銘柄としての鮮度」が落ちていないか、などを多角的に検討する目的で書くものです。記事内容は一般的に入手可能な公開情報(ただしIRへの蛇の様にしつこくて執念深い独自の取材内容を含む)に基づいて作成していますが、同時に諸々のバイアスのかかったあくまでも個人的な見解であり、特定銘柄の売買の推奨を目的としたものでは全くありません。また市場と個別銘柄の未来がどうなるかは誰にも分からないため記事内容の正確性は保証しません。私には未来を予見する力は一切ありません。そのため当シリーズに基づいて投資を行い損失が発生した場合にも当方は一切の責任を負いません。投資はくれぐれも100.0%御自身の判断と責任の元で行って頂きます様、伏してお願い申し上げます。
Aug 5, 2021
さて今日も私のライフワークの2021PF概況シリーズです。来年2022年度の半ばには絶対最下位銘柄の紹介=ゴールまで辿り着きたいので、一生懸命に頑張って書いています。 542位 2812 焼津水産化学工業 (東1、3月優待) ◎ PF542位は、魚介エキスを得意とする業務用天然調味料メーカー大手の焼津水産化学工業です。 現在の株価は957円、時価総額125億円、PBR0.59、自己資本比率は86.4%と良好、今期予想PER13.37、配当利回り2.5%(24~26円)、総合利回り5.6%(24+30=54円、優待品はメルカリ価格を参考にして私の独断で3000円で換算)で、優待は1年以上の継続保有を条件として100株保有で自社グループ会社商品(株主専用カタログより選択)です。 私は過去に色々なアイテムを楽しく選択しています。いくつか見ておきましょう。 さて食料品セクターには不人気&実力の高い優待バリュー株が多い印象があるのですが、ここ焼津水産化学工業も地味すぎる社名の影響もあるのか、やや過小評価されているように感じます。 堅牢な財務と低PBR、独自性があり極めて品質の高い優待品、良好な総合利回りと、3拍子揃った非常に魅力的な銘柄であると考えており、これからも優待を楽しみに楽しくホールドしていく予定です。
Aug 4, 2021
さて今日は2021PF概況シリーズです。541位 9055 アルプス物流(東1、3月優待) ◎ PF541位は、アルプスアルパインの物流子会社のアルプス物流です。 現在の株価は963円、時価総額342億円、PBR0.68、自己資本比率は58.2%、今期予想PER12.20、配当利回り2.7%(26円)、総合利回り3.7%(26+10=36円)で、優待は100株保有で1000円相当のクオカードです。 アルプス物流は指標的にも割安ですし、財務状態も良いですし、過去25年間で1度も赤字もありませんし、本当に良い銘柄です。ポートフォリオ下位ではちょっと申し訳ないですね。
Aug 3, 2021
いやあ、今年も早くも8月になりました。毎日本当に暑いですね。 さてマーケットでは昔から 8月はひどく売り込まれがちなので、この月に株取引をした人は挫折を味わってきた。8月は休暇を取る人が多く、取引所も閑散としているので、この月の災難は長く続くかもしれない。 大統領選挙の翌年には典型的な8月となり、損失をもたらして、ダウ平均のパフォーマンスで最下位の月となる。S&P500、ナスダック、ラッセル1000では下から2番目、ラッセル2000では下から3番目の月だ。(出典 アノマリー投資 、ジェフリー・A・ハーシュ著、パンローリング、2013年 P139) と言われています。「8月は全体としてロクでもない、1年で最悪の1か月」ということですね。(滝汗) 実際私も以前8月にイタリアに旅行に出かけて、久々に戻る日本で真っ先にうどんを食べようと思ってウキウキした気分で関空に降り立ち、音速ダッシュで飛び込んだうどん屋さんでようやく携帯電話(当時はまだスマホが今の様に一般化しておらず、自分は持っていなかった)でチェックした持ち株が激下げしてポートフォリオが真っ赤っ赤で大崩壊しているのを目の当たりにし、激烈な精神的ショックであんなに楽しみにしていたおうどんが1本も喉を通らない、味が全く分からないという大惨事に見舞われたこともありました。 ただ逆に言うと、8月は力のない夏枯れ相場が続く関係で「中期的な株の仕込み時」としては非常に良い時期であるともいえます。また自らの経験上、8月にどこまで安値で良い銘柄を買えるかによって結構年間のパフォーマンスが違ってくることが多いので、そういう意味でも「正念場」の大切な1か月です。 それでは皆様、今月もよろしくお願い致します。
Aug 2, 2021
さて今日は、2020~21主力株概況シリーズです。74位 8527 愛知銀行 (東1、3月優待) ◎◎ PF時価総額74位の上位銘柄は、地銀中位で愛知県2位の愛知銀行です。 現在の株価は3210円、時価総額351億円、PBR0.14、自己資本比率は6.4%、今期予想PER5.20、配当利回り5.6%(180円)、総合利回り6.5%(180+30=210円)で、優待は1年以上の継続保有を条件として100株保有で3000円相当の商品などです。地銀優待株にはこの「優待1年縛り」が付いていることが非常に多いですね。手堅くて保守的で、非常に好ましいやり方であると個人的には考えています。 今日は私の過去の選択品をいくつか見ておきましょう。 キッチン飛騨 国産牛と国産豚のハンバーグ です。 それでは実食です。 非常に柔らかくて優しい味でした。何というか、小学校の給食で食べたことのあるような、懐かしい食感でしたね。 次は、漬け魚切り身詰め合わせ です。 味が染みていて美味しかったです。ちなみにどうでもいい情報ですが、私は全体として「漬け魚」が大好物です。理由は味に深みが出るからです。 一般的に言って地銀株と言うのは2021年現在、「市場で最も不人気セクター」と断言して良いと思いますが、指標的には非常に安い所が多いです。ここ愛知銀行なんか、PBR0.14ですからね。お客さん、定価の86%引きですよ。もうほとんど極限とも言える低PBRです。 さて繰り返しになりますが私は現在、「魅力的な優待の付いた低PBR地銀株を片っ端から集めて、それらの総合的な中期パフォーマンスを観察しよう」という 優待地銀株バルクプロジェクト を計画&実行中です。 参加しているのは現時点ではここ愛知銀行を含めて全28銘柄です。全部の時価総額をまとめると「主力株1つ分くらい」にはなるので、これらを一群として「低PBR優待地銀株」として見て、数年後の成績がどうなるかを見てみようという、優待族ならではのお楽しみビッグプロジェクトとなります。果たして結果がどのようなものになるのかを自分でも楽しみにしています。。。。。。。 ただ、それにしても改めてここ愛知銀行は激烈に安いなあ、と思います。その理由は、今期は既に第一四半期決算の到来を前にして早くも 「業績上方修正&増配」 を発表するなど、超絶好調の状態だからです。 この数年での組織改革を始めとした絶え間ない経営改善策が実を結びつつある のだと自分は考えています。 そして、そういう強い「正のベクトル」を持つ銘柄が、グレアムのミックス係数1倍以下(PBR0.14×PER5.20=0.73)で野ざらしで放置されているというのは驚異的な状況(上記データはかぶたんプレミアムより引用) だと個人的には考えるためです。 更に言うと、愛知銀行は日本ナンバーワンの製造業、7203トヨタ自動車の地元である愛知県を根城としており、もともと資金需要が旺盛で良好な地盤を持っている「相対的に強い」地銀です。そしてそれは、「25年間一度も赤字無し」という過去実績が示す通りです。(上記データはかぶたんプレミアムより引用) 本当に、「地銀は全部オワコン」なのでしょうか? 私たち投資家が地銀株に対して抱いている「2021年現在の絶対大常識」はもしかして間違っている可能性もあるのではないでしょうか?
Aug 1, 2021
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