みきまるの優待バリュー株日誌

みきまるの優待バリュー株日誌

PR

Profile

みきまるファンド

みきまるファンド

Free Space

免責事項 : 当ブログは私が少しでも成長し、「より良い投資家」 になるための私的な勉強の場として運営しています。記事内容は一般的に入手可能な公開情報に基づいて作成していますが、同時に諸々のバイアスのかかったあくまでも個人的な見解であり、特定銘柄の売買の推奨を目的としたものでは全くありません。また市場の未来がどうなるかは誰にも分からないため記事内容の正確性は保証しません。そのため当ブログの記事に基づいて投資を行い損失が発生した場合にも当方は一切の責任を負いません。投資はくれぐれも100%ご自身の判断と責任の元で行って頂きます様、伏してお願い申し上げます。

Calendar

Favorite Blog

【大量】たっぷりで… New! わくわく303さん

率と額 New! MEANINGさん

征野ファンドの運用… New! 征野三朗さん

メモ New! 4畳半2間さん

思考力に欠けた欧米… New! Condor3333さん

物価高下でのライフ… slowlysheepさん

4月末運用成績&PF mk4274さん

4月のパフォーマンス konatsu6483さん

運用成績・ポートフ… lodestar2006さん

2024年4月のパフォー… らすかる0555さん

Keyword Search

▼キーワード検索

Aug 27, 2023
XML
カテゴリ: 投資本書評

 さて大変なご好評を戴いている  「株式投資本オールタイムベストシリーズ」  ですが、今日はその  ベスト135  をまとめておきます。










​ さて私が投資家としての生を受けて20年以上が経ちました。今日紹介するのは、今までに数千時間以上をかけて読み倒してきた数百冊の投資本の中のまさに至高の「ベスト・オブ・ベスト」です。




 今この日記を書いている机から13.5秒以内に手が届くところに全てがある、投資家として「全幅の信頼を寄せている」本たちです。私は資産を失っても、家を失っても、投資家として何度でもやり直せるという絶対の自信があります。でもその時にもしも、この子達が自らの傍にいなかったらそれはもう全然ダメです。つまり  この記事は、私の投資家としての頭の中の全て ものの見方・考え方の全て  ということです。​




そして同時にこの記事は、 私の投資家としての 「ある意味での集大成」  とも言える内容でもあります。このベスト135には私がどのような投資家であり、何を大切にしているのか、そしてどういうことを考えて毎日を戦っているのか、の全てが表出していると思っています。



 全部読めば実力UP間違いなし、まさに「永久保存版」

 絶対の自信を持って皆様に贈る渾身の日記となります。






 前置きが長くなりました。 それでは早速始めましょう。




​​​​ ​​​  1~100位









​​ 101~105位​







​​ 105~110位​
​​​​​​​





​​ 111~115位






 ​ 116~120位





​​ ​121~125位​​





​​ ​​ 126~130位 ​​









​​​​

​​​​​ ​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​  なお未読の方は「持てる筆力の全てを尽くした」完全燃焼の上記のベスト130を先に御覧下さい。。。





131位 ヘッジファンド (セバスチャン・マラビー著、楽工社、2012年)

​​







この本は、アルフレッド・ウィンスロー・ジョーンズが世界初のヘッジファンドを「発明」して以来のその歴史と興亡を解説した壮大な力作です。著者のマラビーがこの本の完成のために使った取材や執筆などの時間はとてつもなく膨大な物であっただろうと思います。本当に素晴らしい1冊です。




 ある意味では、「マーケットの魔術師 外伝」と言っても過言ではないくらいの、新鮮で高彩度な知的興奮に満ちた傑作です。



1.総論


2. ランダムウォークなんてクソ食らえ


3. モメンタム/トレンドフォロー投資手法の有効性の発見


4. 投資は「いい加減」でちょうどいい。


5. ジュリアン・ロバートソンと小型株効果


6. 急所を付け


7. LTCMは、すでにやっていた


8. 偉大な投資家はどこかいかれたところがある







132位 投資の公理(ポール・マーシャル著、パンローリング、2022年)







 永遠の名著である ​ マックス・ギュンターの「マネーの公理」 ​ と、バリュー投資の巨人であるエドガー・ヴァヘンハイム三世が書いた傑作「 ハーバード流 ケースメソッドで学ぶバリュー投資 ​」  を「足して3で割った感じ」の1冊です。





 著者は株式市場を極めて高い視点から俯瞰しており、とてもシンプルですが味わい深い1冊になっています。またこの本は全部で160ページしかないので、あっという間に読めるのも大きな利点と思います。




1. 総論


2. 市場は極めて複雑な非線形システム


3. 市場は正規分布しない


4. ファーマの「理想の世界」は存在しない


5. 市場は行儀が良くない


6. インデックスファンドの隆盛が市場をより非効率にしている


7. 投資家はストーリーに反応する


8. ポートフォリオを集中させれば集中させるほど、リターンは大きくなる






133位  金融市場はカジノ(ニコラス・ダーバス著、パンローリング、2019年)







本書はダーバスのモメンタム投資家としての素朴ながら鋭い観察眼が光るなかなかの好著となっています。




 またテクニカルとファンダメンタルを融合させて戦うやり方である、今では良く使われている「テクノファンダメンタリスト」という造語も、おそらくダーバスがその生みの親だろうと思います。彼はとにかく「言葉のセンス」に優れているんですね。



1. 総論


2. 上げているうちは、私はけっして持ち株を売らない


3. 生まれついてのモメンタム投資家







134位「株で200万ドル儲けたボックス理論」の原理原則(原題:You Can Still Make It In The Market、ニコラス・ダーバス著、パンローリング、2019年)











 著者の ダーバスは1920年生まれで1977年に亡くなっています。そしてこの本は1977年の出版なので、彼の最終作&遺作という事になります。





 彼の第1作&永遠の名著として褒め称えられている1960年作の ​ 「私は株で200万ドル儲けた」 ​ ではまだ粗削りだった「ボックス理論」がより洗練された形で分かりやすく言語化されており、「ダーバス理論の集大成」とも言える珠玉の1冊です。




1. 総論


2. ダーカード


3. VPA(Volume Price Analysis :  出来高価格分析)


4. 新しい株を見つけなければならない


5. バリュー投資家とモメンタム投資家の違い


6. モメンタム投資のスーパーパワー


7. 機関投資家よりも個人投資家のほうが儲けることができる







135位  反脆弱性(ナシーム・ニコラス・タレブ著、2017年、ダイヤモンド社)









​ 
著者のタレブは、文筆家・トレーダー・大学教授および研究者という「3つの首」を持っている、例えていうならばギリシア神話に出てくる「ヒュドラー」か、鬼滅の刃の「上弦の鬼」である「半天狗」に似た現代の怪物・急進的な哲学者です。








 タレブ自身がトレーダーという事もあって彼の書籍には我々投資家にとっても名著と言える本が多いですが、この「反脆弱性」も凄まじい1冊です。個人的には、この本がタレブのベストですね。



1. 総論


2. 「反脆さ(はんもろさ)」という言葉の発明


3. 頑健なだけじゃダメ


4. 「間違いを愛する」状況に身を置くべき


5.  投資家はヒュドラーにならなくちゃならない


6. 致命的ではない程度の深刻なトラブルに自ら足を突っ込む事が大切


7. FIRE後の投資家の成績は、なぜ悪くなるのか?


8. 居眠りお誘いバスツアー


9. 検討使


10. レバナス投資法


11. 反脆さを実現する、バーベル戦略


12. 凸ないじくり回し(ティンカリング)


13. 「正しさ」に拘るのは危険なこと







 以上、みきまるの優待バリュー株日誌特別編、株式投資本オールタイムベスト135のまとめでした。










お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  Aug 27, 2023 11:08:18 AM


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

© Rakuten Group, Inc.
Create a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: