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スター・ウォーズ フォースの覚醒 オリジナル・サウンドトラック [ (オリジナル・サウンドトラ…価格:2,916円(税込、送料込) 当方は、これまで『スターウォーズ』に思い入れはあまりありませんでした。 これが、『007』だったり、『ゴジラ』だったりしたら、このようにあってほしい、こうあるべきという期待、理想があります。勢い、映画に対して見方が厳しくなるのでしょう。 でも、『スターウォーズ』については、第1作目の『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望(1977)』を見たときに、そんなに入れ込むようなものは感じなかった。 以後、5作についても、同じであった。 『スター・ウォーズ』は好きなジャンルではありますが、それほどこだわりがないのです。 だから、今回の『フォースの覚醒』は、自然体で見ることができました。 公開された週末は、チケットが売り切れ状態で驚きました。 そんな騒ぎがいつまで続くのかと思いましたが、一週たったらチケットが手に入りました。 思い入れはそんなに深くありませんが、せっかくの大作ですから、3D、DOLBY-ATOMS、ラージスクリーンというベストの環境で楽しむことにしました。さすがに映像も音響も迫力がありました。 結果は、とてもスピーディーな展開で飽きることなく、おもしろく見ることができました。 期待感や理想が高いと、失望感があったのかもしれませんが。 さて、『フォースの覚醒』の中身です。 当方にとって、『スターウォーズ』とは、やっぱりルーク三部作なんだなぁと確認しました。 ハン・ソロ、レイア姫、ルークがスクリーンに登場すると嬉しかったから。 ミレニアム・ファルコン号が映ったときでさえ、感激しました。 多分、アナキンやアミダラ女王では、こういう懐かしい感覚はなかっただろうと思います。 キャストのクレジットも、トップからハリソン・フォード、マーク・ハミル、キャリー・フィッシャーが3人並ん出たもんなぁ。 レイア姫のキャリー・フィッシャーは、すっかりおばあさんになっちゃって。 さてさて、『フォースの覚醒』は、けっこう「ため」「じらし」があったなぁと思います。 たとえば、R2−D2なんか、最後のほうになってようやく再起動するくらいだった。それまで基地の片隅にシートをかけられて放置されていたのはちょっとかわいそう。 ほかにも、ネタバレになるから書きませんが、人物が登場する場面や力をはっきするところが、まだか、まだかと待たせたところで、パッと出す、という「ため」「じらし」がありました。 それだものだから、R2−D2にも「待ってました!」と声をかけたくなりました。 それから、「ため」「じらし」としては、今回もいろいろと謎が明かされない部分がありました。 新たな主人公であるレイが何者であるかとか。 もともとルークやレイア姫、そしてダース・ベイダーなどの関係も最初は知らされていませんでしたから。 これが『スターウォーズ』のやり方です。 なんだかんだいって、ルーク三部作は、体になじんでいるところがありますね。 もう一回、アナキン三部作も含めて、過去6作を時間経過に合わせて見たいものです。 なんてことをやっていると、『スターウォーズ』にはまっていくのかもしれません。 そうすると、つぎの作品『スターウォーズ エピソード8』には、望みが高くなってしまうのでしょう。 サウンドトラックCDもほしくなった。映画(全般) ブログランキングへご協力よろしくお願いします。
December 27, 2015
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【送料無料】【輸入盤】 Attack The Block [ アタック ザ ブロック ]価格:1,825円(税込、送料込) 宇宙からモンスターが飛来。 しかし、この『アタック・ザ・ブロック』はモンスター映画ではない、残念なことに。 『アタック・ザ・ブロック』は、少年の成長物語である。 例えば、『エイリアン(1979)』。 この映画には、リプリーというとても魅力的なキャラクターが登場する。 女性として男を惹きつけるかどうかは知らないが、ヒロインとしては超大物。 リプリーは、強大なエイリアンに果敢に立ち向かい、困難を乗り越える。 その後、映画界には闘う女性が多く登場するが、それらはリプリーの影響大であることはみんなが知っている。 であっても、『エイリアン』は、リプリーの映画ではない。 リプリーよりも、圧倒的な存在感を見せるのがエイリアンなのである。 しかし、『アタック・ザ・ブロック』のモンスターは存在感がそれほど濃くはない。 造形的に見ると、真っ黒な毛むくじゃら。熊と犬とゴリラをかけ合わせたような姿形をしていて、鋭い牙が夜光塗料を塗ったように浮き出ている。 まあ、よくある爬虫類タイプ、ゴキブリタイプのモンスター、クリーチャーではなく、哺乳類タイプ。ちがいを意識的に出したのかな。 凶暴性剥き出しに人間を八つ裂きにするモンスター。 であるのだが、エイリアンみたいに煮ても焼いても食えない弱点のないクリーチャーではなく、女子供にもけっこう殺されてしまったりする。 そういったモンスターの印象もあるのだが、それ以上に主役のモーゼズ少年の存在感の方がずっと強い。 モーゼズは、不良である。 悪の道にはまっていく。 だが、かいま見られる生活環境には、同情すべきものがある。 知力、体力、仲間に対する思いなど、じつはモーゼズはいいものをもっている。 そして、モーゼズは、凶猛モンスター相手であろうと勇気をもって行動する。 力を発揮する場さえあれば、悪の道には進むはずのない少年であることがとってもよく分かる。 笑わないモーゼズだったが、しかし・・・。 モーゼズの見せ場は十分ある。 それはいいんだけどね。 好みとしては、モンスター主体の映画だ。 モンスターの脅威が目一杯見られる映画がいいな。人気ブログランキングへ
February 11, 2013
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〔入荷済み!!〕 「ファルコナー プレデター」 プレデターズ 7インチ アクションフィギュア ...価格:2,700円(税込、送料別) 『プレデター(1987)』は、『エイリアン(1979)』がヒットしたことから生まれた映画だと思う。日本でいえば、『ゴジラ(1954)』が大当たりしたからその後に『ラドン(1956)』などがつくられたのと同じ状況だ。 『プレデター』と『エイリアン』が決定的にちがうのは、緊迫感でしょう。 『エイリアン』は、宇宙船という閉ざされた空間で「完全生物」凶暴無比で狡猾なエイリアンが襲ってきた。逃げ場がない。 一方の『プレデター』では、ジャングルで、たまたまアメリカの特殊部隊とプレデターが遭遇してしまって一戦を交える。そして、最後に生き残ったアーノルド・シュワルツェネッガー扮するアラン・ダッチ・シェイファー少佐が、果敢に一騎討ちを挑む。 この場合、場所がジャングルだから、アメリカ特殊部隊は、逃げちゃうという選択肢も想定できたのではないか。シェイファー少佐も、単身プレデターに立ち向かっていくことをせず、一旦退却して援軍を連れて戻ってくることも可能だったんじゃないかと思ってしまう。 『エイリアン』の密室空間、逃げられないという状況設定はじつに効果的だった。だから、それに続く『プレデター』では、隙を感じてしまったのだ。似たような宇宙モンスターだけど、逃げようと思えば逃げられるのに、なんで逃げないのか。 では、今回の『プレデターズ』はどうか。 傭兵ロイスたちは、目覚めるとジャングルにいた。なんとそこは、他の天体。地球ではなかったのだ。集められた集団は、プレデターの狩りの獲物として連れてこられたのだった。 ジャングルといえども地球以外の惑星なのだから、どこに逃げたらいいのか。そして、今回はたまたま遭遇したのではなく、狩りの獲物として連れてこられたのだから、確実にプレデターが襲ってくる。 けれど、今回は逃げる方法がないために、ロイスたちはどうやって助かるのか見通しがもてなかった。 つまり、例えプレデターを倒したとしても、どうやって地球に帰るのか心配になっちゃった。 この映画の時代設定ははっきりしない。現代なのか未来なのか。でも、地球以外に酸素があって、植物が繁茂する惑星って、太陽系にはない。そこを行き来するのは大変なことだ。もし、プレデターの宇宙船を奪ったとしても、操縦技術や惑星間航行の方法など、ヘリコプターを飛ばすのとはちがうでしょう。 それについては、映画の中で弱小な種族のプレデターとロイスたちが共闘し、そいつに宇宙船を動かしてもらう方向で進んだ。でも、コミュニケーションはどうするの。宇宙モンスター(人?)がお互いに理解し合うのは、一筋縄ではいかないでしょう。結局、その弱小プレデターも殺されてしまう。 あえて結末は書きませんが、『プレデターズ』のこの閉塞感は、機械文明化やネットワーク化、グローバル化、成果主義等に包囲されて、どこにも逃げ場のない現代社会の象徴かと思った。
August 11, 2010
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