リュウちゃんの懐メロ人生

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2010年01月03日
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テーマ: 寅年の初詣(2)
カテゴリ: フォトブログ



普段は不信心のリュウちゃんではありますが、正月3ヶ日だけは、「初詣に行かにゃー!」と、血が騒ぐのです。まあ、正月にダラダラと。炬燵のなかで、おせちにビールでは、身体がなまってしまいますからね。

今年は、元旦に京都の八坂神社、2日に地元奈良にあります信貴山の毘沙門さんに行って来ました。信貴山の毘沙門さんといえば、「寅」がシンボルとなっていますお寺さん、12年に一度の「寅年」に因みまして、「今年の奈良人の初詣では、ここしかないじゃないか!」という訳です。

例によりまして、奥方運転の車の助手席に乗りまして、国道25号線の斑鳩町の三室山公園の少し手前で右折し、一路、信貴山に向かいましたが、通常は、国道25号線を右折してから約10分で入り口である駐車場に到着するのですが、何しろ12年に一度の「寅年」の新年、至る所で交通規制をしていまして、結局、近くの駐車場にたどり着くまでに、約1時間もかかってしまいました。しかも、注射料金が何と、1000円!たっ、高い!(普段は確か無料?)

駐車場を出て、入り口の山門に向かいましたが、ここでも入場規制があり、山門に入る前に2列で整列して、20分位待たされました。山門から本堂に至る、約1kmの参道でも、随所に規制があり、リュウちゃん達善男善女は、大人しく規制に従って何度も立ち止まり、ゆっくりと本堂に向かうのでした。


ジャーン!出ました。世界一の「大福寅」、これを見る為に今日は苦心して初詣に来たのだ!

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これは、樹齢1500年になるといわれる榧(かや)の木、本、毘沙門さんの御神木だそうです。

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本堂の手前にある弁財天の門柱の上に鎮座されています「金の寅」、これは新しく造られたものですが、何かユーモラスな「寅さん」です。

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本堂の参拝風景、この舞台から眺める大和の風景は、まさに絶景なのです。

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本堂からの帰り道に、約60メートルの「寅のトンネル」があります。まるで、「となりのトトロ」の「猫バス」ですね。

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これは、寄進された「虎」の石像」、張子の「寅」はユーモラスですが、この「虎」はリアルで厳しいですね。

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やっと初詣のお参りを済ませ、山門近くの茶店で一休み、ここの名物「寅まんじゅう」に人気が集中していました。これは「紅葉まんじゅう」の変形のようです。もっとも、どちらがオリジナルかは、リュウちゃんは良く判りませんが、

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信貴山の「毘沙門さんは、正式名称を朝護孫寺(ちょうごそんじ)といいまして、信貴山真言宗の総本山のお寺です。
聖徳太子が物部氏討伐の出征の折り、この地で戦勝祈願したところ、そこに毘沙門天が現われた、それが、寅年、寅の日、寅の刻であった事から、ここに毘沙門天を祀る寺院を建立したのだそうです。また、この山は、「信じるべき、貴ぶべき山」という事で、信貴山(しきさん)と名付けられたそうです。

尚、毘沙門天は、仏教では、持国天、増長天、広目天と共に、四天王の一尊、インドでは財宝神のようですが、日本では、戦闘神の性格が強いようです。越後の上杉謙信は、自らを毘沙門天の生まれ変わりだと信じていましたようで、軍の旗印に「毘沙門天」の「毘」の文字を使っていましたね、

リュウちゃんの大好きな「男はつらいよ」の柴又の「寅」さんは、「帝釈天で産湯を使い、」だったのですが、帝釈天はインドの神のようで、毘沙門天など四天王を配下にし、阿修羅とも戦った戦闘の神だったようですが、リュウちゃん、この辺りの詳細につきましては、何回調べてみましても、よく判りませんので、俄か薀蓄はこれくらいで止めておきます。

普段の信貴山は、春は桜、秋は紅葉、一年を通しまして、絶好のハイキング・コースです。





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最終更新日  2010年01月03日 09時56分04秒
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