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発達障害の子も気軽に 宝塚にカフェオープン発達障害のある子どもを育てる親とその支援者でつくるグループが9月、兵庫県宝塚市にカフェをオープンさせた。子どもに落ち着きがなくて店内で騒いでも、他の客の視線を気にしなくてもいい。希望すれば臨床心理士とのオンラインカウンセリングもできる。グループ代表の小林ひかりさん(35)は「『うちの子はちょっと変わってる?』と悩む親が気楽に立ち寄り、欲しい情報をもらって帰る。そんなゆるくつながれる場所になれば」と話している。 小林さんは長男(7)が4歳になる少し前に発達障害と診断された。一見すると普通の子だが、言葉を話すのが遅く、こだわりが強い。砂場でお友達のつくったものを踏みつぶす……。「しつけがなっていない」と言われるため、朝6時に公園で長男を遊ばせた。知り合いに相談できず、他人に迷惑をかけるからと外出をためらった。発達障害と診断された後は必要な手続きも分からない。「寂しさ8分、可愛さ2分だった」と振り返る。 そんな経験から2016年、同じような子を持つ親や支援者でグループ「宝塚発達コミュニティ花」を結成。会員は宝塚市内を中心に奈良県や京都府からも加わり70人を超え、交流会を月1回程度開いてきた。「もっと気軽にふらっと来られる場所があれば」。会員の声を受けてクラウドファンディングに挑戦。「発達障害児の子育ても楽しめる。必要な人や情報とつながるカフェを」と支援を呼び掛けると、目標を超える190万円が集まった。 カフェの名は「さんかくカフェ」。「あなた・カフェ・誰か」の3点がつながる意味と、「人として〇であることよりも△であることを楽しめたら」という願いを込めた。「花」のメンバーがスタッフになりランチを提供。おしゃべりや相談をし合ったり、子どもと一緒にケーキづくりを楽しめたりする。 小林さんらによると、「子どもが発達障害なのでは」と感じても、病院に連れて行くことをためらい、一人で悩んで孤立する親も多いという。11月からは毎週月曜にカフェの個室で「静波こころの診療所」(大阪市北区)の臨床心理士からオンラインカウンセリング(30分3000円、要予約)も受けられる。 メンバーの一人で自閉症の長男(8)を育てる磯部愛さん(33)=宝塚市=は「診断前は、他の子どもと違う長男の行動に『いつ治るのか、どうやったら治るのか』と悩み、何度もベランダから飛び降りたい日があった」という。「安心してくつろげるカフェ。一緒に気兼ねなく過ごしましょう」と話している。 阪急小林駅徒歩5分。午前10時~午後4時。火曜、日曜休み。「さんかくカフェ」(0797・98・9918)。[毎日新聞]親子で、また車いすでも気軽に利用できるカフェ、心強いですね。☄
2018.10.31
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京都の人気クラフトビール「西陣麦酒」自閉症の人と醸造長の思い自閉症の人が製造に参加する「西陣麦酒醸造所」(京都市上京区)のクラフトビールが、人気を集めている。オープンから1年で着々と生産量を伸ばし、市内の提供店も増えた。福祉的な側面を積極的にアピールしなくとも、本格的な味わいがビールファンの心をつかんでいる。 同醸造所は障害者の生活や就労支援に取り組むNPO法人「HEROS」(ヒーローズ)=同区=が、昨年10月に設立した。自社製品により、障害者が自分のペースで安定して働く場を作るのが狙い。クラフトビールは製造工程で多様な仕事を創出できる上、小規模事業所でも取り組みやすいという。 主力製品「柚子無碍(ゆうずうむげ)」は強い苦みをユズの香りで飲みやすくした一品。女性からの評判も高く、現在は当初の想定を上回る月約800リットルまで生産量が伸びた。営業や口コミで取扱店も増え、市内の居酒屋やホテルなど25カ所で提供されている。 醸造所に併設され、その場で飲むことができるタップルームを毎週金曜夜に西陣産業会館内にオープンし、ビールマニアや近隣住民でにぎわう。訪れた客は「苦みがあって度数も高いのに、ユズの香りですっと飲める」とうなずく。 自閉症の人たちの作業はビンのラベル貼りが中心となっているが、今後は関わる工程を順次増やす予定。新製品2種の発売準備も進めており、松尾浩久醸造長(39)は「ビール好きに喜ばれる商品を作り、働く人により高い賃金を払っていきたい」と話す。 タップルームは午後5時~9時オープン。ハーフパイント(約300ミリリットル)500円から。問い合わせは080(2514)3441。[47NEWS]柚子の香りが爽やかなクラフトビール「柚子無碍」。タップルームには、毎週のように通う常連客もいる(京都市上京区・西陣麦酒)是非、一度賞味してみたいものですね。☄
2018.10.30
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“本物のシンデレラ”に会えた…自閉症の小さな女の子の物語SNS時代が生んだ、もうひとつの“おとぎ話”――。 米テレビ局WAFF(10月22日付電子版)などによると、オリビア・スパークさんは10月14日、米ニューヨーク州アクロンフォールズで、カレブさんと結婚式を挙げた。挙式後、式場近くの公園でウェディング・フォトを撮影しようとしたところ、小さな女の子が「シンデレラだ! シンデレラだ!」と叫びながらオリビアさんに駆け寄ってきた。オリビアさんを本物のシンデレラだと思い、大喜びしたのだ。 カメラマンのニコル・ウィッキンズさんは、この瞬間の動画を撮影。女の子はすぐに母親に連れられて立ち去り、ニコルさんは新郎新婦の記念写真を撮り続けた。 しかし、オリビアさんと女の子のやり取りがあまりにほほ笑ましかったので、カレブさんの母親のアンジェラ・スパークさんは、この写真や動画を女の子にプレゼントしたいと思い、フェイスブックで「どなたか女の子をご存じの方は連絡してください」と呼びかけた。 この投稿はすぐに拡散し、女の子はディズニーのプリンセスが大好きなレイラ・レスターちゃん(5)だと判明。母親のジェシカさんによると、レイラちゃんは自閉症で、見知らぬ人には絶対に打ち解けることはないという。 しかし、レイラちゃんにとって「シンデレラ」は「見知らぬ人」ではなかった。 「全く知らない女の子だったので不意を突かれました。写真を撮るのが適切かどうか迷いましたが、これは撮らなくては、と直感しました」とニコルさん。 写真と動画を見たジェシカさんは「ニコルさんは、娘の人生における本当に美しい瞬間を記録してくださいました」と感謝の気持ちを語った。 一方、“シンデレラ”のオリビアさんは、WAFFにこう語った。 「光栄です。私を本物のプリンセスだと思っていることが分かり、何だか泣けてきました。結婚の日がもっともっと素晴らしいものになりました」 後日、オリビアさんとレイラちゃん、それにジェシカさんは最初に出会った公園で再会。カボチャ型のベンチで楽しいひと時を過ごしたそうだ。 [日刊現代](ニコルさんのフェイスブックから)それぞれにとって、感動の思い出に残る、まさにシンデレラデーでしたね。348万アクセス達成しております。いつもご訪問にコメント感謝です。☄
2018.10.29
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【あなたの特命取材班】娘の難聴分かっていれば 新生児検査「異常なし」に盲点 「小学5年の娘が、最近になって難聴だと分かりました」。福岡県内のゆり子さん(30代、仮名)から、無料通信アプリLINE(ライン)を通じて特命取材班に相談が寄せられた。生後間もなく、耳の聞こえを調べる新生児聴覚スクリーニング検査を受けた際は「異常はなかった」という。どういうことか。 ■小5で判明、遅れた療育 「2歳になっても全くしゃべらなかった」というゆり子さんの娘。名前を呼んでも反応がなかったという。「新生児聴覚検査では異常なしだったし、娘の背後で物音を立てると振り向くので『やっぱり聞こえてる』と思っていた」。保育士や言語聴覚士などに相談したところ、知的障害の疑いを指摘された。 知的障害の特別支援学校に入学した後、病院に足を運んだものの、医師の見解は「言葉が出ないのは知的障害のためでしょう」。ゆり子さんはその言葉を受け止めるしかなかった。 娘が小学5年になった今年、担任教諭から「耳が聞こえていないと思う。口元を見ている」と指摘された。聴覚のありとあらゆる検査を受けようと決心し、やっと、難聴の一種「オーディトリー・ニューロパチー」であると分かった。加我君孝東大名誉教授によると「音自体は聞こえるが、不明瞭に聞こえるため、言葉として聞き取ることができない」のが特徴という。なぜ、新生児聴覚検査で分からなかったのか。 新生児聴覚検査は、自動ABR(自動聴性脳幹反応)とOAE(耳音響放射)の2種類。加我名誉教授は「オーディトリー・ニューロパチーはOAEだと正常と出る。『何も悪くない』と言われやすいが、断言しては駄目なんです」。OAEで調べられるのは内耳まで。一方、自動ABRは内耳と聴神経を同時に調べることができるため、検査に引っ掛かるという。ゆり子さんの娘はOAEを受けていた。 厚生労働省は既に、都道府県などに対し「検査は自動ABRで実施することが望ましい」と呼び掛けている。日本耳鼻咽喉科学会も同様に推奨しているが、自動ABRの検査機器は約250万円。OAEは約100万円強で、検査がより短時間で済むことなどから、普及が進んでいない。 大分県によると、同県内の検査実施施設のほとんどはOAEを採用し、福岡県では分娩(ぶんべん)を扱う診療所88施設の約半数はOAEという。長崎県では、2016年度に同県で生まれて検査を受けた新生児9848人のうち、約4人に1人がOAEを受けている。 今まで知的障害児として教育をしていた娘に、手話を教え始めたというゆり子さん。みるみる上達する娘を見ていると「知的障害の程度は、実は軽かったのではないか」「自動ABRを受けられていたら、今ごろ話せていたかもしれない」と思わずにいられない。 九州大医学部耳鼻咽喉科の中川尚志教授は「適切な時期に適切な介入をしていれば、二次的な知的障害が防げ、障害が今より軽減されていた可能性がある」と話す。 「障害は不便だけど不幸じゃない。けれど、周りの大人が不便に気付いてあげられないのは、子どもにとって不幸ではないでしょうか」とゆり子さん。自動ABRの普及とともに、親や医師、教育関係者ら子どもに関わる全ての大人に、この難聴を広く知ってもらうことが願いだ。 ◆オーディトリー・ニューロパチー 1996年に論文発表された「新しい難聴」。九州大医学部耳鼻咽喉科の中川尚志教授によると、通常、空気の振動である音は鼓膜で受け止められ、内耳にある有毛細胞で電気信号に変換。信号は有毛細胞からシナプスを介して聴神経で運ばれて脳に伝わり、言葉として認識できる。オーディトリー・ニューロパチーの場合、内耳までは正常だが、有毛細胞から聴神経に信号の伝達がされない、もしくは聴神経がうまく機能せず、信号が十分運ばれないことが原因とみられる。「1000人に1、2人とされる先天性難聴の5%程度」とする海外文献もある。「あなたの特命取材班」とは? 西日本新聞は、暮らしの疑問から地域の困り事、行政や企業の不正告発まで、情報提供や要望に応え、調査報道で課題解決を目指す「あなたの特命取材班」を創設しました。「知りたいこと」を取材し、正確に深く報じる「ジャーナリズム・オンデマンド」に挑みます。 知りたいことや困っていることについて、ご要望や情報をお寄せください。ツイッターやフェイスブックの文中に「#あなたの特命取材班 」を入れて発信してください。LINEの友だち登録で取材班と直接やりとりもできます。→詳しくは あなたの特命取材班 特設ページへ=2018/10/28付 西日本新聞朝刊=1996年に発表された新しい難聴。まだ新生児だった頃にははっきりされていなかったのでしょうね。手話での成長、子どもの生きる力に親は逆に支えられていますね。☄
2018.10.28
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昨年度小学校 「暴力」「いじめ」過去最多 /東京文部科学省が実施した2017年度の「問題行動調査」で、都教育委員会は25日、都内の公立小中高校(国立を除く)などの結果を発表した。小学校での「暴力行為」の発生件数と「いじめ」の認知件数がいずれも前年度より増加し、過去最多となった。 暴力行為は、小学校で前年度比89件増の760件。中学校や高校では減少した。いじめは、小学校で2万5837件(前年度比1万1889件増)▽中学校で5017件(同988件増)▽高校で147… この記事は有料記事です。残り314文字(全文523文字)[毎日新聞]何かとても険しいものを感じる調査です。現場の教師は、対応に追われますね。☄
2018.10.27
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発達障害者の避難へ備え 熊本地震時「避難所」2割、「車中泊」5割 反省踏まえ、官民で動き [熊本県]大規模災害のたびに、発達障害のある人たちが避難所で生活できず、行き場を失う問題が起きている。外見からは障害が分かりにくく、感覚過敏などの特性による偏食やパニックなどが周りから「わがまま」と誤解されるのが原因で、熊本地震でも、本人や家族の多くが車中泊を余儀なくされた。反省を踏まえ、発達障害への理解を促し、避難所の受け入れ体制を整える動きが、民間や行政機関で始まっている。 「(じっとすることが苦手で)配給の列に並べず、食料が手に入らなかった」 「普段通う中学校の体育館が避難所だったのに、においが気になって入れず、校庭で車中泊をした」 「エアコンや雨の音、人の声などが全部混じって耐えられなくなる」 9月末、宇城市豊野町の光照寺で、発達障害がある子どもの親や宗教関係者らが参加して開かれた勉強会。熊本地震の避難先で発達障害者や家族が直面した困難さが、親や支援施設の職員から次々と報告された。 開催のきっかけは、超宗派の宗教協力団体「世界宗教者平和会議」日本委員会(東京)が、3月に発行したテキスト「災害時に備えて 発達障がい児者受け入れのてびき」。委員会の女性部会が、東日本大震災や熊本地震で発達障害者と家族の厳しい避難実態を知り、被災地で親の会や支援施設などを取材し、寺院や教会などの宗教施設で受け入れを促そうと作成した。 これを実際に寺院を使って学ぼうと、光照寺の副住職、糸山公照さん(42)が代表の市民団体「復興支援センターうきのわ」と、熊本市のくまもと発達支援親の会「めだか」が共同でデイキャンプを企画。台風接近により、予定していた発達障害者本人と他地域からの僧侶や牧師の参加は中止となり、勉強会に変更。発達障害者が食べられそうな非常食や、雑音を遮断する「イヤマフ(耳当て)」、1人で落ち着ける空間を確保できる小型の簡易テント、配慮が必要なことを周りに伝える「ヘルプカード」などの有効性を確認し合った。 糸山さんは「大きな災害が発生したとき、公的な施設が整うまでの緊急避難場所として、地域の身近な宗教施設が役割を果たせるのではないか。そのためには普段からの準備が大事。今回の取り組みが、全国の宗教者が関心を持って動いていくきっかけになってほしい」と願った。 「めだか」代表の前田慶子さん(44)は「発達障害に対する理解はまだ広がっておらず、家族は周囲に迷惑をかけるのではないかと考え、避難所に入るのをためらってしまう」と、熊本地震で避難所に行けなかった家族の思いを代弁する。 それは県が発達障害者や家族にアンケートした結果でも浮かび上がる。地震後の最初の避難先について回答した665人中、指定避難所は23%の154人にとどまり、車中泊は54%の356人に上った。避難所生活で大変だったこと(複数回答)は、「周囲への気遣い」(66%)、「環境の変化」(50%)、「食事」(40%)の順に多かった。 調査結果を基に、県は8月、発達障害への理解や避難所での受け入れのポイントなどを取りまとめたリーフレットを、行政と地域、家族向けに作成し、全市町村に配布している。 熊本地震で発達障害者への対応が十分できなかった反省から、市町村も備えに本腰を入れ始めた。熊本市は8月、「福祉避難所等の設置運営マニュアル」を改定。市内の県立と市立、熊本大付属の特別支援学校6校を「福祉子ども避難所」と指定した。保健師などが発達障害を含む要配慮者に適した施設を振り分けた上で、指定避難所での生活が困難な障害者と家族を受け入れるように、各校と協議を進めている。 他の市町村でも地元の県立特別支援学校を、発達障害を含む障害者の避難所にするための協定を結ぶ作業に取り組む。大津町は5月、先頭を切って県立大津支援学校と締結。八代市は地域防災計画の中で「特別避難場所」として市立八代支援学校を位置付けた。 いずれも行政が、専門知識を持つ教諭たちと連携しながら避難所を運営することを想定する。ただ、避難所のレイアウトなど具体的な詰めはこれからだ。 こうした動きに、前田さんは「見た目には分かりにくい発達障害がある人の特性を理解し、対応しようと努めることは、すべての多様な人を受け入れられる避難所の在り方につながっていくと思う」と期待する。 発達障害 脳の機能障害で、対人関係や社会性の障害、言葉の発達の遅れ、興味・関心の偏りなどがある自閉症、聞く・話す・読む・書く・計算するなどのうち特定の能力の習得が著しく困難な学習障害(LD)、じっとしていられない、衝動的に動くなどの注意欠如・多動性障害(ADHD)などがある。同じ人に複数のタイプがあることもあり、個人差が大きいことも特徴とされる。=2018/10/25付 西日本新聞朝刊=いざとなれば、誰でもパニックになりかねない震災時。受け入れ先が多ければ多いほど助かりますね。☄
2018.10.26
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「子どもを誰に託したらいいのか」知的障害者家族の不安 600人が今後考える大会 障害者福祉の在り方について話し合う「全国知的障害者施設家族会連合会 全国大会in ひょうご」(神戸新聞社後援)が23、24の両日、神戸市垂水区のシーサイドホテル舞子ビラ神戸で開かれた。知的障害者の家族や行政、福祉関係者ら約600人が参加。障害者福祉サービスの現状を学び、問題点や今後望む施策などについて意見を交わした。 同連合会などが2005年から開いており、神戸での開催は10年に次いで2回目。24日は「どうする? 家族とわが子らの高齢化」をテーマに、参加した施設職員や家族らが、それぞれの取り組みや思いなどを共有した。 母親は「自分も年を取り、子どもを誰に託したらいいのか。家族がみることを前提にすると、限界がある」と不安を打ち明けた。別の家族は「施設で最低限度の医療的ケアを充実させてほしい」と求めた。施設関係者からは「これからは介護施設でも障害者がいることを前提とした設備や人材配置に変えていかないといけない」といった意見もあった。 参加者は「障害福祉制度と介護保険制度との一体化、統合の廃止」▽「生活保護費以下の障害基礎年金の引き上げ」▽「福祉職の専門家としての施設職員の育成」-などを決議し、国や自治体に働き掛けていくことを確認した。 全国の連合会長も務める由岐透・県知的障害者施設家族会連合会長は「社会福祉のセーフティーネットからこぼれ落ちてしまう人の現実について声を上げ続けたい」と訴えた。[神戸新聞NEXT]神戸ならではの一歩進んだ取り組み、加齢とともに、様々な問題が浮上してきますね。☄
2018.10.25
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水増し問題 故意性否定に憤慨 障害者「検証は表層的」28機関で3700人もの不正計上が認定されていた中央省庁の障害者雇用水増し問題。第三者検証委員会は「恣意(しい)的だが意図的ではなかった」と繰り返し、故意性を否定したが、障害者は不十分な検証に「検証は表層的」と憤る。 22日の記者会見で第三者委の松井巌(がん)委員長は「法定雇用率を充足するため、恣意的な不適切計上が行われていた」と指摘したが、「故意ではなかったか」との質問に「主張を覆す裏付け証拠が出てくれば別だが、故意性、意図性を認定できない」と繰り返した。 こうした検証結果に、日本障害者協議会代表の藤井克徳氏は「なぜ長期間にわたり、これだけ大規模に水増し… この記事は有料記事です。残り961文字(全文1244文字)[毎日新聞]終わったことを取り上げても、押し問答になるだけですね。要は、今後の展開でしょうか?☄
2018.10.24
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自閉症との接し方を4コマ漫画に 岡山・岡野さんブログ原案本出版自閉症スペクトラム障害と知的障害がある長男(22)を育てる岡山市東区、岡野ゆかりさん(59)が「自閉くんのマニュアルがありません!」を出版した。息子の成長を見つめる中で感じた接し方のヒントを、4コマ漫画で分かりやすく伝えている。 岡野さんが2012年に開設したブログで公開している子育て記などを原案に、書籍化に当たりプロの漫画家が約100本を書き下ろした。「今どこにいる?」では、時間の概念のない長男に、文字やイラストで予定を示すことは「足を地面につけてやるような感じ」で、落ち着けるようだと紹介。「魔法の言葉」は、語彙(ごい)の少ない長男が特別支援学校で「お願いします!」の一言を覚えてから気持ちを伝えやすくなり、親としても物事を頼まれるときに楽になったと記している。 各話には「自閉くんにとってつらいのは、『つらさ』を言葉で表現できないこと」などコメントを添え、長男の幼年期、少年期、青年期でそれぞれ感じた葛藤や成長の喜びをつづったエッセーも収録。同様に障害のある子どもを育てる保護者の悩みに寄り添う。 岡野さんは「自閉症など目に見えない発達障害は理解されづらい。発信していくことで本人やその家族、周囲が少しでも過ごしやすくなれば」と話す。 A5判、143ページ。学研プラス刊。1296円。[山陽新聞デジタル]自閉くんのマニュアルがありません! 不思議な息子が教えてくれる楽しい暮らし方漫画だと分かりやすく、子供でも読めますね。☄
2018.10.23
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自閉症それがどうした! 「障害」の枠はめず挑戦 松山・浜田さん、子育て記録本に /愛媛「私は障がい児を育てたんじゃない。晋太郎を育てたのです」--。自閉症の長男の母で松山市の看護師、浜田斉子さん(48)が「自閉症それがどうした!」を自費出版した。子育ての葛藤や「障害」という枠にはめずにさまざまなことに挑戦させた様子がつづられており、浜田さんの元には「自閉症の子を育てる保護者のバイブル」「多くの人に勇気と感動を与える」などの感想が寄せられている。[毎日新聞]自閉症それがどうした! [ 濱田斉子 ]自費出版とは、すてきな宝物になりますね。☄
2018.10.22
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知的障害者施設で男が同室男性の首絞め死なす 殺人未遂で逮捕 千葉千葉県大網白里市の知的障害者施設で、同室の男性の首を絞めて殺害しようとしたとして、県警東金署は20日、殺人未遂の疑いで、中島慶太容疑者(27)を逮捕した。調べに対し、容疑を認めているという。 男性は、ニールセン直人さん(24)で、搬送先の病院で死亡が確認された。同署は容疑を殺人に切り替えて捜査を進める。 逮捕容疑は、同日午前6時45分~7時45分ごろ、ニールセンさんの首を絞めて殺害しようとしたとしている。朝食に来ないことに気付いた職員が部屋に行き、中島容疑者と倒れているニールセンさんを見つけたという。[産経新聞]施設でのとてもショッキングなできごと。遺族はいたたまれないですね。☄
2018.10.21
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知的障害者と共に学ぶ 神奈川県教育委員会は今月1日、知的障害のある生徒が通常学級で学ぶ「インクルーシブ教育」の新たな実践推進校に、県立川崎北高校(勝股正校長)ほか11校を指定する方針を示した。川崎市内では北高のみ。 「インクルーシブ教育」は、知的障害の生徒と健常な生徒が同じ教室で学び、部活動などを含め一緒の学校生活を送るもの。個の違いを理解し関わることで、互いに情緒や社会性を養い、進路の選択肢の拡大等にも期待する。 高校での導入は全国でも前例が少ない。神奈川県では実践推進校(パイロット校)3校を指定し、2017年度からスタートした。 計画案では新たに11校を増やす。来年4月に指定を行った後、1年間の準備期間を経て20年度から合格した知的障害者が入学できる予定だ。県教育委は新推進校について、「県内全域の希望する人が通うことができる範囲を考慮して選定した」とし、市内では川崎北高校のみが選ばれた。 川崎北高校では、すでに在校生徒らへの説明を終え、体制整備に向けて準備を進めている。現在パイロット校の情報をもとに、教職員が勉強・研究を進めているほか、実際にパイロット校を訪れ、視察等も行う。また設備面では、選択科目や少人数授業などで活用する「リソースルーム」の新設などにも着手している。勝股校長は「インクルーシブ教育は知的障害のある生徒もない生徒も得られるものが多い。知的障害がある生徒でも『そこで学びたい』という意志のある生徒が入学してくるので期待しています」と話す。[タウンニュース]合否の基準がどのように成されるのかも気掛かりですね。☄
2018.10.20
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自閉症スペクトラム障害の私がコミュニケーションを取る上で工夫していること私には自閉症スペクトラムという障害があり、幼い頃よりコミュニケーションにはかなりの苦手さを感じてきました。しかし大人になってからは、体得した知識をもとに工夫をすることにより、以前より緊張したりこわばったりすることなく、ある程度スムーズにコミュニケーションを取れるようになりました。そんな私が工夫している幾つかのポイントについてご紹介いたします。アイコンタクトについて自閉症スペクトラム障害のある方は、相手と視線を合わせること(アイコンタクト)を苦手とされている方も多いと思います。私もその一人で、どんなに親しい方が相手でも直に視線を合わせると妙にまごついてしまい、気持ちの揺れに耐えられなくなって逸らしてしまいます。しかし、コミュニケーションを取る上では、アイコンタクトはお互いの信頼感を醸成するために大切なものです。そこで、私は相手の目をそのまま見るのではなく、目と鼻の間の辺りを見てお話するようにしています。そうすると私は大きな戸惑いを感じることなく、また相手の方にも違和感を持たれることなくスムーズに会話をすることができるようになりました。また、アイコンタクトは単に視線を合わせて凝視すれば良いという訳ではない、という点にも注意が必要です。ずっと視線を合わせたきりではお互いに緊張感を感じてしまうため、時々視線を少し逸らして、また相手のお顔に視線を戻す、ということを会話のリズムに合わせて適宜繰り返すと良いと思います。傾聴姿勢を心掛けた上で、自分の話をしてみるその際は積極的にお話をして伝えると、会話のキャッチボールが成り立ち、相手の方ともより一層親しさが増すと思います。もし自分から話題を提供して話す場面になった場合は、天候に関することや今世間で話題になっていること、共通の経験についてなど、誰もが話しやすいと思われる話題から始めるようにしています。その後に自分が興味を持ったことなどを話し始めてみると、相手に唐突な感じを与えずに済むのではないかと思い、実践しています。私生活に干渉しないよう心がけるきっと誰しも、まだ親しくない方にはあまり触れてほしくない話題があると思います。私もそういった話題に唐突に触れられ、根掘り葉掘り聞かれてしまうと居心地が悪くなってしまい、困惑してしまうことがあります。ですので、私もお話をする際には、相手の方が自分から話し始めない限り、私生活に立ち入った話題は避けるように心掛けています。よく「親しき中にも礼儀あり」とは言いますが、ひと通りの礼儀作法やマナーを身につけておくと、ビジネス面でも、プライベートでも、コミュニケーションは大変スムーズになると感じました。現代は書籍やインターネットなどで礼儀作法や対人関係のマナーに関する情報を簡単に調べることができますし、知識として知っておいて絶対に損はないと思います。私自身もまだまだ成長途上の身ですが、そういった知識はこれからも積極的に求めてゆきたいと思っています。まとめここまで自閉症スペクトラム障害を持つ私がコミュニケーションで工夫していることについてお話をしてきましたが、いかがでしたでしょうか。自閉症スペクトラム障害は、「スペクトラム」と名が付く通り症状の現れ方には個人差があり、私が述べたことが必ずしも全ての方に当てはまる訳ではないと思いますが、このコラムが少しでも皆さまのお役に立ちましたら幸いです。ライタープロフィールolive 自閉症スペクトラム障害とADHDを持ち、現在は自身の特性と向き合い、有効な対処方法を日々模索しています。趣味は読書・音楽鑑賞・散歩など。よろしくお願いいたします。[障害者.com]きっと誰にでも役立つことかとも思いますね。☄
2018.10.19
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知的障害児、水難に備え 宮教大付属特別支援学校、小学部初の着衣水泳訓練知的障害のある子どもに水難事故から身を守る技能を習得してもらおうと、宮城教育大付属特別支援学校(仙台市青葉区)が小学部の着衣水泳訓練を実施した。同校によると、特別支援学校での訓練実施は少なく、小学部では全国でも例がないという。 訓練は、東日本大震災や西日本豪雨など、水にまつわる自然災害を踏まえた防災教育の一環。障害がある低年齢の子どもでも自分の命を守る行動が取れるようにと、小学部からの訓練を計画した。保護者に理解を求め、本年度初めて小学部、中学部、高等部の全てで順次実施した。 9月14日にあった訓練には小学部の児童16人が参加。教員による水難救助の様子を見学後、教員が付き添いながら、普段着のままプールに入り、水の流れに逆らって歩いたり、浮輪につかまったりする訓練に挑んだ。男子児童は「流れに逆らって歩くのは、とても歩きづらかったが頑張った」と話した。 同校は来年度以降も着衣水泳訓練を続ける方針。水の楽しさだけでなく、着衣で泳ぐことの難しさや危険性を体験させ、緊急時の対応力を向上させる。 水谷好成校長は「小学部の子どもに着衣水泳をさせるのは危険との見方もあり、保護者も不安だったと思うが、訓練では子どもの頑張りが見て取れた」と話し、「災害はどこでも起きる可能性があり、備えは必要だ」と強調した。[河北新報]訓練でも不意の事態を考えるとなかなかできないことでも、敢えて取り組む姿勢にはかけがえのない貴重な体験へのチャンスに導かれますね。☄
2018.10.18
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発達障がい専門雑誌「きらり。」Kindle版(電子書籍) 発売!株式会社みのりの森この度、株式会社みのりの森は、10月17日にAmazonにて発達障がい専門雑誌「きらり。」のKindle版(電子書籍)を発売した。 この発達障がい専門雑誌「きらり。」は、2017年4月に発売になった「日本初」の発達障害当事者が発行した雑誌である。企画・執筆・編集・発行をしている当事者の朝倉美保は、34歳の時に発達障害と診断された。(現在39歳)当時は書籍が少なく、発達障害のことを知ろうと思ってもなかなか手段がなかった。特に、「特性をどのようにしたらいいのか?」などの具体的な対処方法がわからず、自分で試行錯誤するしかなかった。その後、発達障害を通して同じ思考の仲間と出会ったことで、どう生きていくかを定めることができた。その経験を多くの方と共有し、社会に役立てたいと思い、起業して雑誌出版をすることにした。 この雑誌の副題は「障がいを生きる、楽しく生きる」。朝倉美保は、障害を持っていても「明るく」「楽しく」生きられることを、雑誌を通して伝えている。 雑誌「きらり。」では、全体を通して「発達障害」のさまざまな事例を伝えているが、毎号特集をしている。朝倉は、障害者にも様々な「障害」の正しい知識を持ってほしい、自己の障害理解も重要だが、他者の障害理解も進んで行っていくことでより「生きやすい」社会づくりができる、と考えている。そのため、発達障害とは関係のない障害についても特集している。 1号「発達障害」特集 Kindle版 800円+税2号「精神障害」特集 Kindle版 800円+税3号「身体障害」特集 Kindle版 800円+税4号「知的障害」特集 Kindle版 800円+税5号「自閉スペクトラム症(ASD)」特集 Kindle版 720円+税6号「注意欠如・多動症(ADHD)」特集 Kindle版 720円+税雑誌「きらり。」では、特集のほかに、当事者のエッセイ・マンガ、発達障害児の子育中の父親・母親のエッセイ・マンガ、支援者のエッセイといろんな視点での事例を紹介している。様々 な視点を通して「発達障害」を見ることで、広い視野で障害のことを考えて見てほしい、と願っている。<今年度の発行物>フリーペーパー発行 11月~12月配布予定Vol.7「学習症(LD)」特集 発行 1月5日発売予定 【フリーペーパー希望者へ】フリーペーパーご希望の方は、10月31日までに「フリーペーパー」ご希望の旨をメールにてご連絡ください。発行でき次第無料配布いたします。 <内容>「きらり。」を作った二人の対談:きらり。のこれから美濃羽まゆみの子育て日記(発達障害グレーの子育て)朝倉美保のエッセイ(当事者エッセイ)「きらり。」のご紹介<雑誌の他の購入方法>通信販売 BASE「みのり。」大垣書店(烏丸三条店、四条店、ビブレ店、二条駅店、イオンモール京都桂川店、高槻店)メリーゴーランド京都アートギャラリーカフェ・バー金輝【お問い合わせ先】会社名:株式会社みのりの森担当者:朝倉美保住所:〒604-8485 京都府京都市中京区西ノ京平町29番地会社URL :https://www.minorinomori.co.jp運営URL:http://みのり.comメールアドレス:info@minorinomori.co.jp電話・FAX:075-432-8746[産経新聞]電子版も発売され、益々広範囲に情報配信がされますね。☄
2018.10.17
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「私はうそつき」首からカード強要、入所者提訴知的障害のある女性が、入所施設で「私はうそつきです」と書かれたカードを首からかけさせられたとして、運営会社の社長に慰謝料など330万円の損害賠償を求めて神戸地裁姫路支部に提訴した。 10日、第1回口頭弁論があり、社長側は争う姿勢を示した。 訴状などによると、女性は2015年7月、兵庫県姫路市の障害福祉サービス会社「実る」が市内で運営していたグループホームに入所。16年3月から1か月間、複数回にわたり、「私はうそつきです」と書かれたカードをかけさせられた。 また、施設に「時間内に食べなければ食事なしでいい」などと書かれた貼り紙をされたほか、長時間立たされるなどし、人格や尊厳を侵害されたとしている。 市の監査で17年11月に発覚。市によると、社長は当時、「いくら注意してもウソをつくからカードを作った。首にかけたのは本人の意思だ」と主張していた。 同社は、市からグループホーム事業所指定の6か月停止処分を受け、今年5月までに全事業を取りやめた。現在は休眠状態という。[livedoorNEWS]女性の心の傷が癒される日が来るといいですね。☄
2018.10.16
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「隣の席は嫌だ」と言われ 発達障害を隠して働く新聞記者の苦悩発達障害を同僚に隠して働く新聞記者。デスクはぐちゃぐちゃ…周囲の反応は?昨年から大きな話題になっている「大人の発達障害」。SPA!で特集を組んだところ「自分もそうかもしれない」「知人が驚くほど当てはまる」と反響があった。発達障害の当事者たちは、その特性から職場でさまざまな困難に直面している。彼らが経験してきた仕事上のトラブルを聞いた。◆必死で障害を隠しても「こいつの隣の席は嫌」と言われ…… 地方の新聞記者として働く進藤達也さん(仮名・38歳)のデスクは荒れ放題。チェアに傘がかかっているものの、デスクの上にも折り畳み傘が。「よく傘を忘れるので、会社にも折り畳み傘を常備しているんです。原稿を書くのに必要な資料も、毎回発掘作業状態です。どうしても資料が見つからないとき、本腰を入れて整理するのですが、どこに何を片付ければいいのか、何を処分してもいいのかが判断できず、さらにぐちゃぐちゃに。ようやく片付いたと思ったら、別件の電話がかかってきて、その案件に必要な資料を探し始めるとまた汚くなる……といった塩梅です。他にも片付いていないデスクの人はいるので何も言われていないですが」 進藤さんは小さい頃から人付き合いが苦手で、発達障害の診断を受けたのは大学生の頃。現在の会社には障害を隠して入社したものの、数年前にバレてしまった。「障害者手帳を取得したら、会社の健保組合に問い合わせがあり、社長室に呼ばれました。上司にはカミングアウトしましたが、同僚は知りません。でも陰で『仕事ができないやつは辞めさせろ』と言われているようです。以前は隣のデスクに同僚がいましたが『こいつの隣の席は嫌だ』と言ったらしく、今は隣に誰も座っていません」 昨年には精神的に追い詰められ、1か月ほど休職した。「会社に戻ったらそれまでの仕事を別の人が担当していて、仕事がなくなっていました。でもちょうど病気で倒れた社員がいたため、現在はその社員がやっていた案件を引き継いでいます。土日出勤が増えるうえ平日の休みも取りづらく、それでいて給料は変わりません」 配慮されるべきなのに、理不尽を被る現状がある。[livedoorNEWS]障害の有無に関わらず、採用した以上は、社員を育てるのが本来の企業のあるべき姿ですね。☄
2018.10.15
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三重)発達障害児の家族 防災セミナー企画 発達障害のある子どもの家族らが災害への備えを学ぶ防災セミナーが14日、三重県松阪市である。避難所での集団生活が難しかったり、遠くの特別支援学校に通っていて地域の人となじみが薄かったり。当事者だけでなく地域の人にも現状を知ってもらおうと、発達障害児の父親たちが企画した。 ワークショップ形式で、避難生活の課題や、自宅避難への備えを紹介。障害児の特徴などを周囲に伝える「サポートブック」の活用法も学ぶ。中村友昭代表(37)によると、発達障害は外見から分かりにくい。避難所では、みんなと同じ行動が取れずに「わがままだ」と誤解されたり、パニックで大声を出したりする心配があるという。 中村さんはこれまでの研修で「私たち自身が備えるのはもちろん、地域の人と顔見知りになり、助け合える関係をつくることが大切」と痛感。地域で防災訓練の企画などに携わるようになった。「どういう子がいるか、地域の人にちょっと知っておいてもらうだけで対応が変わってくる」と中村さん。ゆっくり穏やかに声をかけるなど、周りの人ができる対応を伝えたいという。 松阪市嬉野下之庄町の豊地公民館で午前10時~午後3時。無料。子どもが遊べるスペースはあるが託児はない。事前申し込みが必要。問い合わせは中村さん(090・9170・0751)へ。NPO法人「災害ボランティアネットワーク鈴鹿」の南部美智代理事長らが講師を務める。 企画したのは松阪市、津市などの発達障害児の父親でつくる「父子(ちちこ)の会」(会員19人)。松阪市内のデイサービス事業所を利用する父親らが4年前に立ち上げた。熊本地震などをきっかけに、昨年度から防災に関するワークショップや研修を開いている。[朝日デジタル]こういう企画がどんどん広がってゆくといいですね。347万アクセス達成しております。いつもご訪問にコメント感謝です。☄
2018.10.14
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発達障害男女の婚活・恋愛支援 28日 ◆当事者夫婦ら企画 自分に自信がなく、恋愛や結婚に二の足を踏みがちな発達障害の男女の婚活や恋愛を支援するセミナー「発達障がい しあわせプロジェクト」が28日、東京都中央区である。発達障害当事者の夫妻が中心となり企画した。 いずれも発達障害を持つ神奈川県在住のKenちゃんこと住吉健司さん(49)、Tomoちゃんこと友美さん(35)夫妻と、2人の結婚式をプロデュースした東京都町田市の古橋多恵子さん(59)が主催。長年ウェディング業界にいる古橋さんと2人が発達障害がある人への支援の必要があると意見が一致した。2人は「多くの人に幸せのお裾分けをしたい」と語る。 2人は昨年2月に結婚した。最初は互いに発達障害があるとは知らなかった。2人とも約束の時間に遅れるし、片付けが苦手。付き合う中、ともに発達障害があると気づいたという。 そこで話し合った。コミュニケーションを大事にし、好き嫌いや得意不得意をさらけ出した。手を動かす仕事が得意な健司さん。文章を書き、話をすることが好きな友美さん。友美さんは料理が得意で、食器洗いや洗濯は健司さんが向いている。2人で議論し何でも補い合った。「相手を理解して否定せず、補い合うことが大事」と話す。 今年4月の第1回セミナーでは、2人が幸せな結婚生活を紹介。6月には当事者間の婚活パーティーを開いた。今回のセミナーは中央区の会議室で、自己肯定力アップをテーマに講演や意見交換会を開く。 セミナーは28日午後2時から。女性限定で参加費2千円、定員25人。男性向けセミナーは12月に予定している。問い合わせや申し込みはウェブサイト(https://bit.ly/2POgydu)で。 [朝日デジタル]すてきな出会いがあるといいですね。☄
2018.10.13
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自閉症の子育て体験生かし講演 25日、仙台 障害の有無を問わずに暮らせる「共生社会」の実現を考える講演会(社会福祉法人つどいの家、同後援会主催)が25日、仙台市宮城野区文化センターシアターホールで開かれる。 川崎市で自閉症児の通所施設を運営する「あおぞら共生会」の明石洋子副理事長が、自閉症の長男を育てた経験を踏まえ、障害があっても生活できる地域社会の在り方を問う。午前10時半、午後6時半の2回。聴講料1000円。連絡先は、つどいの家・コペル022(781)1571。[河北新報]とても身近なテーマなので、近ければ伺いたいものですね。☄
2018.10.12
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発達障害の娘育てた経験、平野選手母がパラ指導卓球女子の平野美宇選手(18)(日本生命)の母・真理子さん(49)が、発達障害のある三女を育ててきた経験などを生かし、山梨県中央市で開いている卓球教室で障害者の指導に力を入れている。教室に通う一人で、知的障害がある横浜市の加藤耕也選手(25)は2020年東京パラリンピック出場を目指し、15日からスロベニアで開催される世界選手権に出場する予定だ。 中学から卓球部で活動した真理子さんは、大学卒業後の3年間、静岡市の特別支援学校で教員として勤務。「良いところを伸ばす」をモットーに、発達障害のある三女(14)の子育てにも奮闘した。昨年6月に出版した著書「美宇は、みう。 夢を育て自立を促す子育て日記」では、三女のことを「純粋無垢(むく)で癒やし系。私に(三女が)必要だった」とつづった。この本を読んで訪ねてきたのが、加藤選手だった。 加藤選手は中学、高校と卓球に打ち込んだが人と目を合わせられず、記憶力も良くなかった。22歳で軽度の知的障害と診断され、スポーツ推薦で入った大学を中退。それでも卓球は続け、一般社団法人「日本知的障がい者卓球連盟」(東京都)に加盟し、知的障害者の世界ランクで34人中8位(今月1日時点)に入っている。神奈川県のクラブチームに所属して技術を磨く一方、精神面を強化するための指導者を探していたという。[2018年10月10日 15時02分 © The Yomiuri Shimbun ]育児体験が生かされる、すてきなことですね。☄
2018.10.11
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被告に懲役15年 発達障害考慮岐阜県瑞浪市で昨年5月、バーベキュー中の隣人を刺殺し、その友人に重傷を負わせたとして、殺人と傷害の罪に問われた無職、野村航史被告(27)の裁判員裁判で、岐阜地裁(菅原暁裁判長)は10日、懲役15年(求刑・懲役25年)の判決を言い渡した。「犯行の危険性は高い」と批判しつつ、量刑で発達障害の影響を考慮した。 判決によると、野村被告は昨年5月7日午後6時半ごろ、友人家族らとバーベキューをしていた会社員、大脇正人さん(当時32歳)の左下腹部を包丁で刺して殺害し、会社員男性(43)の右腕も刺して重傷を負わせた。 判決は殺意の強さを認定し、遺族の処罰感情の厳しさに触れた。一方、アスペルガー症候群による聴覚過敏があったとして「子どもの声を聞いて、小学校時代にいじめられた体験や母に包丁を向けられた体験がフラッシュバックし、ストレスが許容量を超え、声を止めようと包丁を持ち出した」と指摘した。成育過程に一定の同情ができるとも述べた。 これに対し、遺族らは弁護士を通じて「判決は到底納得できるものではない。被告自身が、なぜ事件を起こしたか真摯(しんし)に向き合ったとは思えない」とコメントした。[毎日新聞]障害を考慮に入れたとしても、幼い頃の苦い体験により、包丁を持ち出しての殺傷事件はやはり障害に関係なく罪と向き合って欲しいですね。☄
2018.10.10
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「発達障害」取材した私も「当事者」だった…「生きづらさ」受け止める社会を願う ライターの姫野桂さん(31)は今春、発達障害だと診断された。当時を振り返り、「ショックでした。ただ、これが私の『生きづらさ』の原因だったのかと納得する気持ちもありました」と語る。姫野さんは、自身が当事者だとわかる前から、東洋経済オンラインで発達障害についての連載を担当していた。インタビューした当事者は22人。このほど、その連載と自身の体験談をまとめた初の単著『私たちは生きづらさを抱えている』(イースト・プレス )を出版した。「発達障害は一見してわからないこともあり、ただの『困った人』と思われやすい。当事者の実情や本音が、定型発達(発達障害でないこと)の人に伝われば、私も含めて生きづらさの緩和につながるのではないかと期待しています」(姫野さん)●「繰り上がりがあると、今も暗算ができない」姫野さんは小さい頃から本を読むのが好きだった。学校の成績は良い方だったが、算数、特に足し算、引き算が苦手だった。「今でも2桁以上の繰り上がり、繰り下がりのある足し算と引き算の暗算ができません」と言う。発達障害は、生まれつき脳の発達が通常(定型発達)と異なることに起因する。自閉症スペクトラム障害(ASD)、注意欠如・多動性障害(ADHD)、学習障害(LD)の大きく3つに分けられ、姫野さんはLDだった。読み、書き、算数などのうち、特定のもの(姫野さんは算数)の習得・使用に困難のある状態のことだ。しかし、姫野さんが子どものころ、「発達障害」は、まだまだ一般に知られていなかった。元塾講師だった父親は、姫野さんに何度も計算ドリルをやらせた。しかし、うまくいかず、怒鳴りつけられた。「いくら勉強してもできないわけです。下半身不随で車椅子に乗っているのに自力で歩けと言うようなものです。それがわかっていれば、あんなに算数の勉強で苦しまなくてもよかったのに…」●自己肯定感を育みづらい幼少期…生きづらさが増す要因に姫野さんは、LD以外にも、ASDとADHDの傾向もあると診断されている。それぞれ、冗談を真に受けてしまったり、優先順位がつけられなかったりする傾向があるとされる。姫野さんは、自営業になるまでは集団になじめず、いつも「浮いている」と感じていたそうだが、こうした傾向も「生きづらさ」につながっていた。取材した当事者も、ほとんどは大人になってから発達障害がわかった人だった。小さい頃、診断を受けていたのに、親が教えてくれなかったという人もいた。結果として、本人は苦手なことに正面から立ち向かい、失敗を繰り返す。周りも「能力」や「努力」の問題だと捉え、適切なサポートができない。ただでさえマイノリティで生きづらいのに、自己肯定感が下がり続け、より生きづらくなる構図がある。発達障害はトレーニングや薬によっても、症状を緩和できる可能性がある。姫野さんのように、得意分野で才能が開花することもある。「(発達障害に限らず)生きづらさの原因は早くわかるに越したことはない。わからないと選択肢すらありませんから」と姫野さんは言う。取材した人の中には、うつ病や依存症などの「二次障害」に苦しんでいる人もいた。自己肯定が低下する中で、「自分はダメ人間だ」「怠け者だ」という「認知の歪み」が起き、より生きづらさが増してしまうことがあるという。●誰もが抱える「生きづらさ」…「つらさ自慢」より「歩み寄り」を「生きづらさ」は発達障害に限らず、誰しもが少なからず抱えている。そもそも「グラデーション」と表現されるように、発達障害の当事者の考え方や症状も十人十色だ。だからこそ、発達障害のつらさを発信することで反感を買ったり、「つらさ自慢合戦」に発展したりすることがある。姫野さん自身も、一度この罠にかかった。まだ発達障害と診断される前、ある当事者の話に「努力が足りないのではないか」と思ってしまったのだ。自分も同じようなことで悩んでいると感じたのが理由だった。しかし、自身も発達障害と診断され、過去の苦労が、努力ではどうにもならなかったことを知ったとき、「人の苦しみは本当には理解できない」と思ったという。「だからこそ、歩み寄りが大切だと思うんです」。姫野さんは強調する。人の生きづらさに「そんなのは大したことない」と返す社会よりは、それぞれの生きづらさを受け止めてあげる社会の方が生きやすいーー。本の副題は当初、「発達障害じゃない人に『知ってほしい』当事者の本音」の予定だったが、「伝えたい」に変えた。22人と自分の「生きづらさ」に、読者が歩み寄ってくれることを期待しているという。(弁護士ドットコムニュース)【新品】【本】私たちは生きづらさを抱えている 発達障害じゃない人に伝えたい当事者の本音 姫野桂/著 五十嵐良雄/監修本当の辛さは、親でも計り知れない部分があるのでしょうね。☄
2018.10.09
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障害者雇用水増し問題とパラリンピック。──時代のいろいろな顔を語るプライベートな視点たち 中央省庁で障害者の雇用数が水増しされていたという驚くべき事態を受けて、ジャーナリストの堤伸輔が思うのは?日本というのは、すごい国である。障害者の雇用を増やそうと、国を挙げて目標数値を設定し、民間企業には納付金という名のペナルティまで課して、およそ50万人の身体障害者、知的障害者、精神障害者の人たちが、民間の会社で働くようになった。その人たちは、いまや企業にとって欠かせない存在となっている。ところが、合計6900人の障害者を雇えば法定雇用率に達することのできる中央省庁など国の機関が、その半数以上を、決められた確認手順も踏まず水増ししていた。いや、メディアは水増しと書いたけれど、これは完全な不正である。ほんとに、すごい。法務行政を担い人権擁護もカバーするはずの法務省が数多くごまかしていた。官邸も、内閣府も。この制度を主管する厚労省は当然ごまかしゼロであるべきだが、やはり不正に連なっていた。民間に範を示し率先して雇用するはずの政府が、そして、裁判所や国会が、あまたの自治体が、何十年もルールを破り、障害者の人たちと国民を、欺き裏切ってきたのである。この問題が、なぜ、国会開会中でなく8月というタイミングで明らかになったのかにも、厚労行政をめぐる大きな疑念が湧くが、ここでは立ち入らない。代わりに、2年後のパラリンピックに思いを馳せたい。1964年、あの東京オリンピックと同じ年に、第2回パラリンピックが開かれた。同じ東京で、わずか5日間ではあったものの、9競技が行われ、卓球男子ダブルスで日本が金メダルを獲得している。このとき世界の障害者と交わり、競技場と選手村の中だけながらもバリアフリー(BF)化された施設で競技や運営に参加した日本の障害者たちが、その後、国内のBF化を推し進めることになった。ちなみに、バリアフリーという言葉が広がっていくのは少しあと、1970年代になってからである。専用施設に”収容”するのが障害者対策だというそれまでの意識は、少しずつ正されていく。エポックを画したのは1969年。仙台市で、ひとりの車いすの男性と、宮城県肢体不自由児協会のひとりのボランティア女性が出会ったときだ。専用施設の充実も大事だが、ごく普通に社会へと出て行けないのか。ふたりの問題提起が出発点となり、重度の障害のある子どもたちを街へ連れ出す活動が始まった。行政も呼応し、車いすでも入れるトイレやスロープの設置が進む。こうしてBF化が緒につき、車いすなどでも行動しやすい「福祉のまちづくり」の運動へと全国的に拡大していく。それからの道のりが、険しかったのか、スムーズだったのか、議論は分かれる。東京で2度目のパラリンピックまでの間に、近隣の韓国や中国でもアジア大会や五輪、パラリンピックが開かれ、BF化で日本を追い抜いていった部分もある。韓国にはBFの認証制度ができたし、何事もトップダウンで動く中国の変化も速かった。ようやく日本の交通BF法が成立したのが2000年、都市や生活空間の一体整備にまで広げてユニバーサルデザイン(UD)の考え方を盛り込んだBF法の制定が2006年。その後、障害者差別解消法の制定・施行も2016年までに終わり、いよいよ56年ぶりのパラリンピックに向けて、さらなるBF化、UD化を進めるはずだったのだ。そのムードに水をかけ、いちばん不誠実でいちばん頼りにならないのが政府との思いを抱かせた障害者雇用率不正事件だったが、これを最後の警鐘として、外国からパラアスリートたちが訪れたときに過ごしやすい日本を作っていくべきだ。それができれば、インバウンドの観光客にも、国内の障害者にも、これからさらに増える高齢者にも、そして妊婦やベビーカーを押す人たちにも、誰にとっても暮らしやすい環境が出来上がる。大型ノンステップバスが登場したのが1997年。たったそれだけで、私自身も含め子育てや介助をする人たちは、ずいぶんと楽になった。いまの技術レベルなら、はるかに飛躍した進歩が望めるはずだ。UD化された自動運転の車が行き交う、真のスマートシティが出現しても何の不思議もない。自動運転車の開発に取り組む既存の自動車メーカー、そこに参入してきたIT企業などには、障害者や幼い子どもにとっても行動の自由と安全を確保できるヴィークル、そしてITとAIでそれらが有効に組み合わさった街を、案出してほしい。車いすの超進化型も見たい。かつてのモータリゼーションは、歩くのが困難な人たちにも一律に歩道橋という絶望を突きつけた。もちろん、車が悪いのではなく、そういう考えしか浮かばなかった人間のせいだ。こんどは、人間が知恵と工夫を発揮し、障害者や不自由を抱えた人たちに希望を与える番だ。仙台で、ふたりの人たちのアイデアから、車いすの子どもたちが街に出て行けたときのように。(8月31日記)[GQJAPAN]東京オリンピック、パラリンピックを控えて、心を新たにする時期を迎えていますね。☄
2018.10.08
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障害者を「見た目」で判断、雇用率に算定 宮崎県病院局中央省庁などで障害者の雇用率を水増ししていた問題に関連して、宮崎県病院局は5日、障害者手帳を持たない軽度な障害の職員を、見た目や勤務状況で「障害者」として雇用数に算定していたと明らかにした。このことは職員本人にも知らせていなかった。一連の問題に関する国の再調査依頼に対して県が結果報告を作成する過程で判明した。 病院局によると、2008年度から昨年度までの間、障害者手帳を持っていない計7人の職員について、見た目で分かる身体障害や、勤務時間の短縮などの配慮を受けていることを理由に、医師の診断や本人の確認を経ないまま、所属長などの判断だけで「障害者」として算定していた。病院局は「病院という場所柄、そばで働く医師に確認をした」とするが、書類などは残っていないという。 国のガイドラインでは身体障害者は手帳がなくても算定が認められる例外があるが、認定には医師の診断書などが毎年必要としている。また雇用者数として算定する際には本人に知らせることも定めている。 病院局では今年度、7人のうち4人が継続して働いていて、今回の再調査で初めて医師の診断を実施。4人全員が障害者雇用の対象外の軽度な障害だった。そのほか、9人としていた手帳保有者も、2人が返還済みだったことが分かった。 今回の再調査の結果、病院局の障害者雇用数は実人数で13人から7人となった。調査前は「法定雇用者数を満たしている」としていたが、6月1日現在、法定雇用率2・5%を下回る1・43%だったことが明らかになった。[朝日デジタル]一見分かりにくい自閉症などの障害は見過ごされてしまいますね。☆ミ
2018.10.07
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発達障害児への被災対応学ぶ 宇城市で勉強会災害時に避難所で発達障害のある子どもにどう対応するかを学ぶ勉強会が9月30日、熊本県宇城市豊野町の光照寺であり、当事者の家族や住民らが意見を交わした。 豊野町の住民らでつくる「うきのわ」と、くまもと発達支援親の会「めだか」が開催。台風のため、当事者も参加するワークショップから切り替えた。 めだかの前田慶子代表が、熊本地震後、発達障害による感覚過敏でにおいが気になり、避難所に入れなかった事例や、じっとしていられず列に並べなかった事例などを報告。「どんな支援が必要かを書いたヘルプカードなどを事前に準備しておくことが必要」と話した。 世界宗教者平和会議日本委員会(東京)の河田尚子女性部会事務局長は、発達障害のある人を寺などの宗教施設が受け入れられるようまとめた手引書を紹介。うきのわ代表で同寺の糸山公照副住職は「被災直後の一時避難所として、地域の宗教施設に広げていきたい」と話した。 災害食の試食や簡易テント、防災グッズの展示もあった。[熊本日日新聞]意外にお寺などの宗教施設は、今までにない発想で期待したいですね。☆ミ
2018.10.06
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知的障害を持つ俳優陣、劇団バック・トゥ・バック・シアター来日オーストラリアの劇団 バック・トゥ・バック・シアターによるサイトスペシフィック演劇「スモール・メタル・オブジェクツ」が、「東京芸術祭2018」のメインプログラムの一つとして上演される。日程は10月20日から29日までで、会場は池袋西口公園。 バック・トゥ・バック・シアターは、知的障害を持つ6人の俳優を中心に構成される劇団。ユーモアやウィットに富み、「現代社会における人の営みのあり方」を問う作品を次々と発表している。今回上演する「スモール・メタル・オブジェクツ」は、「小さな金属の物体=金」を巡る物語。人間の価値観における金銭に対する友情の勝利を描く。人通りの多い公的な場所で行われるサイトスペシフィック演劇で、たまたま通りかかった一般人も知らないうちにエキストラとして作品に取り込まれ、俳優は一般人の中に紛れ込み雑踏の中で演じる。観客は観客席として指定された場所に座り、ヘッドホンを装着して鑑賞する。チケット料金は一般前売3,000円、一般当日3,500円、高校生前売・当日1,000円。 「東京芸術祭2018」では9月1日から12月9日までの100日間、全36プログラムを実施。イタリアを代表する演出家 ジョルジオ・バルベリオ・コルセッティによる音楽劇をワンコインで楽しめる「野外劇 三文オペラ」のほか、佐々木蔵之介や松雪泰子、白石加代子などのキャストによる、「水木しげるの世界」をモチーフにした「ゲゲゲの先生へ」などの上演が予定されている。■スモール・メタル・オブジェクツ日時:10月20日(土)14:00/21日(日)11:00・14:00/22日(月)11:00・14:00/23日(火)休演日/24日(水)11:00・14:00/25日(木)14:00/26日(金)14:00/27日(土)11:00・14:00/28日(日)11:00・14:00/29日(月)14:00【全14ステージ】会場:池袋西口公園 ※雨天決行・荒天中止演出:ブルース・グラッドウィン考案:ブルース・グラッドウィン、サイモン・ラフティ、ソニア・テューベン、ジュヌヴィエヴ・モリス、ジム・ラッセル出演:サイモン・ラフティ、ソニア・テューベン、ジム・ラッセル、うみうまれ ゆみ作曲・音響デザイナー:ヒュー・コビルチケット料金:一般前売 3,000円/一般当日 3,500円/高校生前売・当日 1,000円(※全席自由 ※対象年齢15歳以上)チケット取り扱い:【東京芸術劇場ボックスオフィス】電話 0570-010-296(休館日を除く10:00~19:00)/窓口 休館日を除く10:00~19:00/ウェブ申し込み[FASHIONSNAP.COM] 西口公園での公演、秋の夜長、大盛況だったことでしょうね。☄
2018.10.05
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事故の症状を伝えられない知的障害者は救済されませんか?知的障害の兄(67)が4月に追突され、肋骨と腰痛の為、通院しています。 保険会社から通院5回の認定で示談書が届きましたが、兄は腰痛で週に1回、今も通院しています。 整形外科に行き、医師の説明を聞くと「本人は肋骨が痛いとしか言っていないから、今さら腰痛を加える事は出来ない。」と断言されました。 兄に聞いても要領を得ません。 僅かな保険金を放棄しても、腰が楽になるまで治療を続けるよう兄に伝えましたが、7歳程度の判断能力しか無く、症状を伝えることが出来ない弱者に救済措置が無いのでしょうか?( 完治していないのに、示談書を書くことは避けたいと思います)私は兄の補助人認定のみです。金原 光俊 弁護士 千葉千葉市中央区弁護士ランキング登録弁護士が過去30日における弁護士ドットコム内で行った活動(みんなの法律相談での回答など)を独自に数値化、ランキングしたものです。千葉県1位交通事故に注力する弁護士お困りのことと存じます。 大変ご心痛ですね。心中お察しいたします。 今すぐに示談をしなければならない理由はどこにもありません。お書きになった事情からすれば補助人としてではなく、成年後見人をつけることも考えられます。[弁護士ドットコム]上手に伝えられないもどかしさ、慌てずにゆっくり文章に書き出してみるのもいいのでしょうね。☄
2018.10.04
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行方不明の6歳自閉症児、捜索から5日後に最悪の事態に 家族の祈り届かず(米)ノースカロライナ州に住むイアン・リッチさんは9月22日、息子のマドックス君(6歳)を連れて同州ガストニアにあるランキン・レイク・パークを訪れた。マドックス君は限られた言語能力しかなく自閉症を抱えており、一緒に散歩していたイアンさんと連れの1人が目を離したほんの一瞬の間に、ジョギングしていた人の後を追って走って行ってしまった。実は広い公園内で、マドックス君がひとりでいる姿を母親と娘を連れて散歩に来ていたブルック・シェパードさんが目撃していた。ブルックさんはスキップや走ったりしているマドックス君を見て声をかけたが、返事をせずに走り去って行ってしまったので「保護者のところへ戻ったんだろう」と思っていたという。マドックス君は普段から走ることが好きだったのだろう。いつもはイアンさんのもとから走り去っても、スピードを緩めて父親が追いつくのを待っていたそうだ。しかしこの日は息子の姿がまったく見当たらず、イアンさんは半狂乱になってあらゆる場所を探した。園内で働く職員のリック・フォックスさんは、マドックス君の姿を一度も見かけなかったが事情を知って911通報し、その後FBIを含む警察や地域住民ら約300人による大掛かりな捜索が行われ、マドックス君の行方を追った。9月25日には母親のキャリーさんが「息子は私の全てです。どうか息子を見つけてください」と取材陣の前で涙を見せて必死に訴えていた。しかしそんな家族の祈りも虚しく、行方不明から5日後の27日、マドックス君は公園から東に約1.6kmに位置する深さ60cm~90cmの小川、ロング・クリークで変わり果てた姿になって発見された。遺体がマドックス君であることを確認したガストニア警察のロバート・ヘルトン署長は、最悪の事態となってしまった結果に声を詰まらせ悲しみを露わにした。最愛の息子をこのような形で失ってしまったイアンさんは、マドックス君が行方不明になってから、どれほど自分を責めたことだろうか。「なぜ、目を離してしまったのか」という周りからの非難もあったに違いない。しかしこの悲劇を前にして、そのような非難はもはや意味などない。誰よりも深く悲しみに沈んでいるイアンさんは息子の死の知らせを受けた27日夜、Facebookにマドックス君の無事を願いながら捜査に関わった全ての人々に対して、深い感謝の気持ちや今の心境を綴った。「今日、私はたったひとりのかけがえのない息子を亡くし、もう“父親”ではなくなりました。息子とはまだまだこれから一緒にしたいことがたくさんありました。一緒に釣りに行き、ボール遊びをし、キャンプにも連れて行ってやりたかった。私は息子にとって、スパイダーマンやバットマン以上の“ヒーロー”でありたかった。でも、私はもうヒーローにはなれません。息子を守ってあげることも救うこともできなかったのですから。人生において最も大切な存在だった息子を失った瞬間から、私は息子を救えなかった罪とともに生きていくでしょう。もう二度と私はこれまでと同じ自分には戻れないのです。命尽きる最期の時まで、永久に私の心は壊れてしまいました。」「子供を持つ親であるみなさん、どうかあなたの大切なお子さんをしっかりと抱きしめてあげてください。どうかお子さんを遠くへ行かせないように、私のような過ちを犯さないようにしてください。私にはもうその機会は失われてしまいましたが、みなさんはお子さんのためにできる限りのことをしてあげてください。」「マドックス、お前のことを愛しているよ。君に会いに行くその日まで、私のことを待っててほしい。そしてできなかったたくさんのことを一緒にやろう。」マドックス君がなぜ公園から2km弱ほど離れた地点で発見されたのかについては未だ不明な点が多く、現在も捜査が続いている。なお、マドックス君の葬儀は10月5日に執り行われる予定だという。画像は『PEOPLE.com 2018年9月30日付「Maddox Ritch Remembered as ‘Sweet and Loving Little Boy’ as Funeral Plans Are Announced」(Gastonia Police Department)』のスクリーンショット(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)[@nifty ニュース]自閉症児を持つ親なら一度はヒヤッとする事態を体験するもの。最悪の展開になってしまいつつも、周りへの感謝の気持ちを忘れずに告げる親御さんの想いに、哀しみがより深く伝わってきますね。心よりお悔やみ申し上げます。☄
2018.10.03
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結婚10年、37歳で離婚した女が受けた壮絶DV 長男の小児喘息発覚に「俺の子じゃねえ!」単純計算すると3組に1組の夫婦が離婚している日本。そこにいたるまでの理由は多種多様だ。そもそも1組の男女が、どこでどうすれ違い、離婚という選択肢を選んだのか。それを選択した一人ひとりの人生をピックアップする本連載の第5回。現代社会が抱える家族観や結婚観の揺らぎを追う。新婚当初は優しかった夫が豹変 「前の夫の態度が急変したのは、第1子の息子に重度の小児ぜんそくがわかってから。"王子"と呼んでそれまでかわいがっていたのに、突然『こいつ俺の子じゃねぇ』って、言うようになった。長男にはかわいそうだけど、病気の子を持ったというのが大きかったと思う。そこからおかしくなって、夫のDV(家庭内暴力)も始まったんです」 田中恵理子さん(59歳、仮名)は少し遠くを見つめながらそう語った。現在、恵理子さんは別の男性と再婚して看護師として病院に勤めている。若々しくて、かわいらしい顔立ちの女性で年齢よりはずっと若く見える。 恵理子さんは、アパレル関係の営業マンの上野聡(当時21歳、仮名)と、27歳のときに結婚し、37歳で離婚した。 聡とは、看護師の友人がセッティングした合コンで知り合った。すぐに食事に誘われ、結婚まで時間はかからなかった。 「聡は、TUBEの前田さんに似たさわやかイケメンでした。高校時代までラガーマンでバリバリの体育会系だったから、マッチョでカッコよかった。押しの強さと若さに負けて、結婚した感じですね。聡は長男で両親から結婚のプレッシャーもあったみたいで、どんどん流れで結婚が決まっていきました。 私のほうも年齢的にも周りが次々と結婚していく中で、『世間体を考えても、結婚しなきゃ』って歳になっていて、その勢いに乗っかったって感じ。その前に、何年も付き合った相手に浮気されて失恋していたから、私だって結婚できるんだと思いたかったのかもしれない」 新横浜のホテルで大々的に式を挙げた。すぐに息子を身ごもった。新婚当初から夫は優しかった。お産の時も立ち合って、心配そうに一晩中病院の周りをウロウロしていた。恵理子さんは、平凡だが、円満な家庭生活を手に入れたと思った。長男が重度の小児ぜんそくだとわかるまでは――。 それは、長男が1歳2カ月を迎えたばかりの、ある日の夕方のことだった。息子が苦しそうにせき込んでいた。最初は風邪かな、と思っていた。しかし、すぐにゼーゼーヒューヒューという呼吸音に変わり、それと同時に唇が紫色に変化した。看護師の経験から、すぐにチアノーゼだと感じて、救急車を呼んだ。 救急で駆け込んだ病院では、あまりに重篤な症状だとの診断で、県立の子供病院に救急車で転送された。そこで息子が、重度の小児ぜんそくだと医師に告げられたのだった。その事実を知った夜から、夫の態度は豹変した。「俺の家系にはそんな弱い子はいねぇよ!!」 家に帰るなり、「それは俺の子じゃねぇからな! 俺の家系にはそんな弱いやつはいねぇよ!」と聡は恵理子さんをののしった。突然目の前が真っ暗になった。 「夫が、『うちの家系にはこんな病弱な子はいない』と大声で怒鳴ってきたんです。私が『息子の病気をそういう受け止め方をしないで。病気なんだから、しょうがないじゃない』って何度も泣きながら説得したけど、『てめえが悪いんだ!!』って言って聞く耳を持たないんです。『てめえ』とかこれまでの人生で、親とか兄弟にも言われたことがなかったし、夫の豹変ぶりにびっくりして頭がクラクラして、全身の震えが止まらなくなりました」 それ以降、聡は、あからさまに長男と距離を置くようになった。 ちょうどその頃恵理子さんは、妊娠6カ月で、すでに第2子となる次男を身ごもっていた。夫は、身重の妻を気遣うこともしなくなり、病弱な長男の存在を完全に無視することに決めたようだった。 長男の長い闘病生活が始まった。 朝起きると、まず長男の呼吸をピークフローメーター(ぜんそくの管理に使用される医療用計測器)でチェックし、朝、昼、晩、とステロイド吸入剤を服用させる必要があった。家は、床にほこり一つない状態をつねに保ち、毎日布団のシーツをすべて取り換える。それでも、長男はいつどこで発作が起こるかわからないため、四六時中つきっきりで看病しなくてはいけなかった。夜中も突発的にぜんそくが起こることも多く、目を離せない。恵理子さんは、長男が発作を起こすたびに、しだいに大きくなるお腹を抱えながら何度も、たった1人で深夜の救急病院に駆け込んだ。 そんな大変な日常に追われながら、6カ月後、次男が無事誕生した。 恵理子さんは、出産後、1週間は産院に入院して体を休める予定だった。しかし、医師に懇願して、特別に5日目で強引に退院することになった。長男の救急病院に呼び出されたからだ。夫の協力が得られないため、産後まもない体を文字どおり引きずって、恵理子さんは長男のいる救急病院にすぐに駆けつけた。高濃度の酸素が充満したテントの中にいる長男を励ましながら懸命に看病をした。 「あんまり早い時期に産婦人科を退院したから、胸が母乳でどんどん張っていくんです。私、すごく母乳が多いからバンバンあふれてきちゃう。だから、搾乳機を持って上の子が入院している病室のトイレで搾乳して便器に流していました。もう、みじめで、悲しくて、私、何のために生きてるんだろうって思いました」 本来は、看護師という資格を生かして育児をしながら職場復帰を考えていたが、長男の看病もありそれはかなわず、恵理子さんは夫に依存する専業主婦生活を続けざるをえなかった。 長男は、結局小学校低学年まで、1年間365日のうち、3分の2以上を病院で過ごした。 「長男は、お正月も病院で迎えたし、小学校の運動会とかも、行ったことなかったですね。幼稚園の卒園式でさえも入院していたから、そういうのが夫は耐えられなかったんだと思う。『てめえがこんな子を産みやがって』って夫には何度も責められた。その神経が信じられなかった」 まったく育児に協力しない夫のせいで、恵理子さんへの負担は徐々に膨れ上がっていく。病院に呼び出されることは日常茶飯事で、生活のほとんどの時間が長男に注がれていたせいか、その影響は次男にも表れ始めていた。 「幼稚園の先生から次男が『ご飯を食べなくなった』って言われた。1人だけお弁当のふたも開けなくてまったく食べようとしなかったみたいなの。それが何日も続いた。『お母さん、何とか食べられるものを。工夫してもらわないと困りますよ』って言われて、とにかくいろいろお弁当は工夫したんです。サンドイッチにしてみたり、プチおにぎりを作ってみたり、お弁当箱を新幹線の形にしてみたり、だけど、次男は決して口をつけてくれなかった。 本人は、食べることよりも私と一緒にいたかったんだと思う。幼稚園にお迎えに行ったら、誰と遊ぶこともなく、いつもひざを抱えて座ってるの。そのときは、とにかくすごく罪悪感がありましたね」 次男を児童精神科に連れていくと、心因性の不安神経症だと診断された。それ以降、次男は児童精神科への通院を繰り返すことになった。子どもをグーパンチで殴る夫 恵理子さんは長男と次男の問題を1人きりで抱え込み、毎日頭がいっぱいで疲れ切っていた。しかし、それにもかかわらず夫は頻繁に恵理子さんの体を求めてきた。 「上の子のことで頭がいっぱいで、毎日疲れていて、本当は拒否したかった。だけど拒否すると、『ざけんな、この野郎!!』って無理矢理犯されるような形で。今日は疲れているといってもしようとするから、目をつぶりながら、ほかのことを頭の中で考えて応じていた感じですね。出して終わりみたいな愛のない行為でした。第3子だけは妊娠しないようにって、それだけは祈ってました」 それでも、恵理子さんは懸命に結婚生活を維持しようと努力していた。毎食欠かさず食事を作り、家事も完璧にこなして夫の帰りを待った。しかし、前々から予兆のあった夫のDVが日に日にエスカレートしていく。 夜の11時過ぎに仕事から帰宅した夫の食事の準備をしていたら、激怒した夫にみそ汁を茶碗ごと投げつけられたこともあった。だからつねにビクビクしていた。 「おみそ汁って、少し時間が経つとお野菜がクタクタになってるじゃないですか。『こんなふにゃふにゃになりやがって!』って大声を出しながらたたきつけられた。ソファーに汁がしみていくら拭いても取れなくて、丸ごとゴミとして、捨てたこともある。スリッパがそろってないというだけでキレて、スリッパを投げつけてくる。暴力のきっかけが何で始まるか、本当にわからなかった」 ついに子どもにも平手打ちを食らわせるようになり、お通じが間に合わなかったという理由からグーパンチで殴るようになった。 「子どもたちってどうしても食べるのが遅くて、夫はいつもそれにムカムカしていた。『早く食べろよ!おっそいんだよ!』と言ってキレてはしを真っ二つによく折っていました。だから夫の休みの土日がとにかく恐怖でした。子どもたちが食べるのに遅いことに気づいた途端、夫が怒り出すんです。それ以降は、怖くなって、土日はわざと料理は作らずに、ピザを1枚取るようになりました。ピザなら、自分の好きなペースで食べられるから」いちばんつらかったこと しかし、恵理子さんがいちばんつらかったのは、長男がいくら苦しがっても、まるでそこに存在しないかのように扱うことだった。 長男が4歳の時、真夜中の2時ごろに、長男の部屋からコホンという声が聞こえてきた。その音は、ヒューヒューという苦しそうな音に変わっていく。息子は咳き込んでいるのに、聡はまったく気にしない様子でグーグーと寝入っていた。いつものことだった。 恵理子さんは、子ども病院に電話して、医師に病状を説明すると、すぐに病院に車で連れていくことになった。病院に着くと、いつものように長男は高酸素テントに入り、点滴が始まる。 症状が落ち着いてきたため、医師に「お母さんが看護師さんなら、点滴は自宅で外せばいい。もう帰っても大丈夫ですよ」と言われた。長男を抱えて車にS字フックで点滴を吊るして、朝6時前に帰宅した。 家のシャッターは閉まっていて、辺りの街灯は消えていた。家のチャイムをピンポンピンポンと何回も鳴らしても誰も出てこない。自分で鍵を開けて、長男を寝かしつけて、ベッドに入った。夫に目をやると、ベッドで口を開けて眠りこけている。なぜだか無性に悔しくて、涙が出てきた。1度あふれ出した感情は止まらなかった。 「せめてシャッターくらい開けていてくれればいいのにって思った。それから、ベッドの中で、仰向けになって横になって、泣いた。夫に気づかれないように、声を出さずにとにかく泣いたの。なんで私だけこんな思いをしなきゃいけないんだ。私の人生こんなんじゃない。こんなふうになるために生まれてきたんじゃないって。そのときに、もう終わったと思ったの。離婚したい、別れないとこの人とはもう無理だって、離婚を決めたの」 翌日から、離婚するためにどうしたらいいのか考えるようになった。まずは経済的に、自立することだと考えた。長男が小学校に入ると、少しずつ症状が安定してきたこともあり、午後の数時間だけ看護師としてパートタイムで働き、体を慣らしていった。長男の病状が落ち着き離婚を決意 そして、長男がステロイドの吸入が完全に自力で行えるようになった小学3年生のときに、夫に離婚を突きつけた。離婚をめぐって聡とはもめにもめたが、離婚成立後は、看護師として身を粉にして働き、現在に至っている。 懸命に働く母の姿を見て育ったせいか、息子たちはたくましく成長し、いつしか社会人として自立した生活を送るようになった。あれだけ恵理子さんを悩ませた長男のぜんそくは、成長するにつれてうそのようによくなった。 恵理子さんは、45歳の時に、婚活サイトで知り合った人と再婚した。今の夫は、聡とは真逆の性格でおっとりしていて、平穏で幸せな生活を送っている。しかし、恵理子さんが聡から受けたDVの後遺症は今も続いている。最初の結婚生活から20年以上過ぎ去った今でも、不安に襲われることがあり、睡眠薬や向精神薬が手放せないのだ。最後に、率直に恵理子さんが結婚についてどう思っているかを聞いてみた。 「私は、再婚しているのでちょっと矛盾しているように聞こえるかもしれませんが」と前置きしたうえで恵理子さんはこんなふうに答えた。 「究極的には、結婚って別にしなくていいんじゃないかと思っています。私は看護師で経済力もあるし、事実婚でよかったかもしれない。そのくらい前の夫から受けたDVは、本当に怖かった。DVは結局相手と離れるしかないんですよ。じゃないと、絶対に変わらない。だけど別れたいのに、籍を入れたがために縛られるし、自分自身をも縛ってしまう。私がそうだったから。だから結婚以外の男女の関係があったら、そっちを選択するのも1つの方法だと思います」 そのしっかりとした揺るぎのないまなざしに、人生のさまざまな苦しみを背負ってきたゆえの底知れぬ強さのようなものを垣間見た気がした。[東洋経済]子どもの成長を喜ぶどころか全く受け入れずに豹変はむしろ病的ですね。早く発症して離婚もできて良かったですね。☄
2018.10.02
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発達障害の子供にスポーツを 兵庫・伊丹に専用フットサルコート 「仲間と出会い、人生を豊かに」他人との意思疎通が苦手などの発達障害を抱える子供たちにスポーツに触れる機会を提供し、心身の成長をサポートする動きが広がっている。兵庫県伊丹市には今月、全国的にも珍しい発達障害の子供専用のフットサルコートがオープン。大阪や徳島ではスポーツの個別指導を行う施設が人気を集める。発達障害の子供たちは障害を理由に一般のスポーツクラブから入部を断られるケースがあり、新たな居場所として期待されている。* * * 「さぁシュートだ! えいっ!」。伊丹市のフットサルコートでは、発達障害の子供たちが人工芝の上で、額に汗をにじませながら懸命にボールを追いかけていた。 関西を中心に障害児向け療育センターを運営する「ココステージ」(大阪府箕面市)が今月、発達障害の子供専用のフットサルコートとして開設。子供が地域のスポーツクラブから入部を断られ、学校の体育の授業にもついていけない-などと悩む保護者から「専用施設で運動できる機会を」との要望を受け、建設された。 通常(縦約40メートル、横約20メートル)より狭い縦22メートル、横18メートルのコートとし、子供たちがボールに触れる機会が増えるよう工夫。管理者に女子のプロフットサル選手として活躍した奥村愛さん(32)を迎え、子供の症状や性格などに合わせた練習メニューを作成し、コミュニケーション能力や機能の向上も狙う。スクール(週5日)には県内から10人の子供が通っているが、県外からの申し込みも多数来ているという。同県宝塚市から通う小学5年の男児(10)は「友達みんなで体を動かすのは楽しい」と笑顔をみせる。* * * 発達障害の子供が運動できる施設は近年増えてきている。 理学療法士による専門的なスポーツ指導を受けることができるのは徳島市の「修ちゃん塾」。広さ約20平方メートルの教室では塾長の佐古修司さん(35)の指導のもと、筋力が未発達な部分を重点的に鍛えるトレーニングを実施。4歳から高校1年生までの13人が通っている。 個別のマンツーマン指導を行っている「チットチャット・スポーツ塾」(大阪市中央区)では、40分間のトレーニングに専属スタッフが付きっきりで、その日の体調や様子に合わせたメニューを考案しながら指導。障害者へのスポーツ指導に15年以上携わるスタッフもおり、1~2年の予約待ちが出るほどという。 発達障害に詳しい東北大大学院の野口和人教授(教育学)は「学校教育の現場でも発達障害の子供への理解が不十分な部分がある」と指摘した上で、「自ら人間関係を築くことが難しい発達障害の子供らにとって、スポーツは仲間と出会い、人生を豊かにする貴重な場になる」と強調している。◇ 発達障害 他人との意思疎通や交流が難しい自閉症スペクトラム障害(ASD)▽落ち着きがない注意欠陥・多動性障害(ADHD)▽読み書きや計算が苦手な学習障害(LD)-などの総称。生まれながらの脳の機能障害が原因とされ、乳幼児期から学童期にかけて症状が明らかになる。厚生労働省の平成28年の推計では、発達障害と診断された18歳未満は全国に約21万人いるとされる。◇ ◇■「発達障害の子供専用フットサルコート」(兵庫県伊丹市野間北)問い合わせは同施設(電)072・782・8702■「修ちゃん塾」(徳島市幸町)問い合わせは佐古修司さん(電)090・8976・7027■「チットチャット・スポーツ塾」(大阪府内に4施設)問い合わせは同塾(電)06・6764・7282 [産経WEST]人生が豊かになる仲間との出会い、とてもありがたい取り組みですね。☄
2018.10.01
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