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発達障害の子ども支援施設復旧を 真備の「ホハル」、全国から資金西日本豪雨の濁流は、東日本大震災をきっかけに横浜市から移住してきた教師一家が発達障害のある子どもたちを支援するため、4月に開設した放課後等デイサービス「ホハル」(倉敷市真備町尾崎)ものみ込んだ。水没した施設の被害状況をSNS(会員制交流サイト)などで発信し支援を呼び掛けたところ、クラウドファンディングに400万円以上集まり、8月の再開を目指し“超特急”で復旧作業を続けている。 ホハルは、震災後、岡山県美咲町に自主避難した縁から昨年県内に移住した特別支援学校の元美術教師で、美術家の滝沢達史さん(45)=倉敷市=と家族が中心となり運営。児童福祉施設の施設長を長年務めた母・久美子さん(71)、元小学校教諭の弟・貴祥さん(41)=井原市=らが、真備町と矢掛町の小中高生10人を放課後に預かっている。 長時間の座学が難しい子には秘密基地の設計図作りを通して計算を教えたり、文字が苦手な子はリズムを付けた音読で理解を促したりと、特性に応じプログラムを工夫。子どもたちも慣れて、地域にもなじんできたころ、豪雨に襲われた。 真新しかった平屋の施設(約70平方メートル)は、骨組みしか利用できなくなり、机やおもちゃ、教材は泥にまみれ使えなくなった。だが「環境の変化が苦手な子が多く、体調を崩した子もいる。夏休み中の居場所も必要」と、被災翌日から友人たちの手を借り、汚泥のかき出し、施設の洗浄などを急いだ。 同時に、クラウドファンディングで施設修繕費や教材費などの支援を呼び掛けると、9日間で目標の400万円を上回る寄付が470人以上から寄せられた。すでに内装のやり直しに着手しており、8月11日に再開する方針。今後は利用者以外の子も受け入れる開放日も設ける予定だ。 「船に帆を張る」から名付けたホハル。達史さんは「予想を超える支援、応援をもらった。子どもが笑顔で過ごせる場所を早急に確保し、保護者や真備町を少しでも支えたい」と、再び前を向いて進む。(山陽新聞 2018年07月28日 18時52分 更新)辛い時にこそ、前向きに一歩ずつでも突き進む。想いは必ず叶うと信じていれば、道は自ずと拓けますね。🌠
2018.07.31
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山崎賢人『グッド・ドクター』 救えない命があるリアルに号泣者続出主演の山崎賢人をはじめ、上野樹里、藤木直人らキャストたちの演技力の高さにも、称賛が集まっているドラマ『グッド・ドクター』(フジテレビ系)。26日夜10時より、重篤患者の「たらい回し」など救急医療の問題点を描いた第3話が放送された。■病院をたらい回しに…新堂湊(山崎賢人)が病院のガイドラインを破った責任を取って高山誠司(藤木直人)が謹慎となり、瀬戸夏美(上野樹里)をはじめ小児外科のスタッフは大忙し。そんな中でも夏美は、翌週に控えた手術を怖がる石山舞(中島琴音)のため、手術を優しく解説した絵本を描いて渡し、手術を受けるよう説得していた。エース不在の小児外科に「たらい回し」された6歳の重篤患者、市川美結(竹野谷咲)が運び込まれる。美結の両親である英雄(髙橋洋)と詩織(前田亜季)は、夏美と湊に娘を助けてほしいと懇願する。小児外科長・間宮啓介(戸次重幸)は他の病院に回すよう指示するが、夏美は「苦しんでいる患者が、目の前にいるのに、平気で見捨てる医者に私はなりたくありません!」と言い、自分が手術をすると宣言。連絡のついた高山が病院へ向かう中、夏美と湊たちは美結の命を繋ぎ止めるため、手術を開始するが…。■「命を救えない」というリアル重篤ゆえにたらい回しにされ、搬送された時には既に手遅れの状態だった美結を救うことはできなかった。両親は子供を失ったやり場のない気持ちを「お前が美結を死なせたんだ」と夏美にぶつけ、医療ミスを訴える――。医療ドラマでは、往々にしてスーパードクターが患者の命を救うヒーローとして登場するが、全力で助けようとしても幼い命が救えないストーリーに「これがリアルなんだろうな」と感じると共に、実際の現場の医師たちのことを考え、やり切れない気持ちになった人が多い。ドラマというエンターテインメント性だけに止まらず、小児医療の現実に光を当て、湊が願うような理想に近づく環境になってほしい――そういった制作陣の想いが込められた展開に、深く考えさせられる。■号泣ポイントがいくつも…毎話いくつも「泣ける」シーンのある『グッド・ドクター』だが、今回は「号泣」レベルのポイントがたくさん。美結を助けられなかったことに関わる悲しいシーンも多かったが、温かな涙が流れる場面だけでも、ピックアップしきれないほど。美結の術中死を悲しみ、傷ついている夏美は複雑な表情を浮かべるが、手術を嫌がっていた舞が手術を受けてもいいと言い、「けどね。1個だけお願いがあるの。手術は、夏美先生がしてね」と口にしたシーン。湊が繕った美結の服と「ラジオたいそうカード」を届け、美結の両親に想いが伝わった場面。そして、怒りをぶつけていた父・英雄が夏美に「あなたは、最後まで娘と向き合ってくださった。あの日、美結にとってのお医者さんは、瀬戸先生、あなただけでした。娘のために、ありがとうございました」と、涙ながらにお礼を言った最大レベルの“号泣ポイント”。湊と舞が夏美の作った絵本を見ながら、「夏美先生なら必ず治してくれる」と話し合っている姿にジワっと心が温かくなり、それを聞いていた夏美が高山に執刀を申し出ると、高山が既に夏美を執刀医にして「手術予定表」を用意している心憎さ。屋上で、湊と夏美が互いに「治してくれて、ありがとう」と言い合うシーンに…と、とにかく涙腺を刺激しまくる展開の連続で、号泣する人が大量発生。■2番目に好きなもの美結の命を救えなかったつらい展開から、みんな湊と夏美のモグモグタイムに癒されるのを待ちわびていたが、なんと今回は焼肉屋でもおにぎりでもなく、破壊力抜群な「僕の2番目に好きな食べものです」が登場!ちなみに記者は、このシーンで思わず画面に向かって「チューペットはズルい!」と、意味不明なことを叫んでしまったほど。ちょっともう我を失うレベルのかわいさに、もちろんTLは沸きまくる。さらに湊がしばしば見せる胸をトントンする仕草が、天国のお兄ちゃんと会話しているのだとわかり、そんな湊のピュアさにも癒される人が多かった。 次回は、身元不明の少女が緊急搬送され、湊が担当医デビューするようなのだが、その背景には副院長・猪口隆之介(板尾創路)が仕掛けたトラップの気配が…。そして今回の終盤、高山が第1話から手にしていた自閉症らしき青年の写真は、高山自身の弟と判明。どうやらここに、高山が湊に過剰に厳しく接する要因がありそう。夏美や看護師の橋口太郎(浜野謙太)のように、高山も湊の理解者になってくれるのか――今後の展開が楽しみだ。[しらべぇ]視聴率も好調なようですね。今後の展開も楽しみです。🌠
2018.07.30
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本に親しむ…特別支援学校で図書室利用広める動き知的障害の子どもが通う特別支援学校で、図書室を積極的に利用する取り組みが進んでいる。毎日の利用で文字が読めるようになるなど、能力を広げる子もいる。知的障害児は読書が難しいとの考えから、休眠状態の図書室が少なくないが、専門家は障害児も図書に触れる環境が必要だと指摘する。(板東玲子) 知的障害児らが通う東京都立鹿本学園(東京都江戸川区)の小学部3年、津久井零士君(8)は、学校で絵本2冊を借りるのが日課だ。乗り物の絵本が好きで、最近は授業で学んだ数字が出てくる絵本も、担任と一緒に借りる。 津久井君は474グラムの未熟児で生まれ、脳性マヒによる知的障害と身体障害がある。母の美由紀さん(47)は「成長がゆっくりで、小1の時は読み聞かせにも無反応だった。毎日続けるうちに果物や野菜などの名前が分かるようになり、今は数字も少し数えられる」と喜ぶ。 2014年に支援学校2校の統合で誕生した同学園は、本に触れる機会を増やそうと、図書の充実や利用習慣の定着に力を入れている。図書室に5000冊が並ぶほか、廊下に低いラックを置いて新刊を並べ、バーコード処理で簡単に貸し出せる仕組みも導入。貸出総数は昨年度、1万1500冊を超えた。 借りた冊数を競う催しには、全児童・生徒約430人が参加する。小2の真船未羽さん(7)は昨秋、2か月で77冊を借り、1位に。海の生物などに興味を持ち、50音も覚えた。校長の庄司伸哉さんは「障害が重い子にも変化が見える。読書を通じ、どう成長するのか楽しみ」と話す。図書室の利用に熱心な支援学校は従来、あまりなかった。学校図書館法は支援学校にも図書室の設置を義務付けているが、教室に転用するなどして実質的にはない学校もある。全国学校図書館協議会(東京)が13年に実施した調査では、知的障害児の通う支援学校での設置率は80%だったが、そのうち会議室などと兼用のケースが34%に上り、1人あたりの年間平均貸出数も2冊にとどまった。専修大教授の野口 武悟(たけのり) さん(図書館情報学)は「知的障害児に本は難しいとの思い込みがあり、教員らが図書の活用に消極的だった」と指摘する。教科書を使わず、実生活に即した体験型の授業が中心という事情もあるが、最近は活用を図る動きが出てきた。 都立の支援学校ではほかにも例があり、都教委は好事例を分析してノウハウをまとめ、全57校に広めていく考えだ。障害児の図書利用に詳しい都立光明学園(東京都世田谷区)の校長、田村康二朗さんは「図書を更新していないケースも多い。子どもが手に取りやすい環境作りをするべきだ」と訴える。 鳥取大学付属特別支援学校(鳥取県鳥取市)は、調べ学習などで積極的に利用している。13年の校舎改修に伴い、図書室を子どもが立ち寄りやすい1階に移設。学校司書が子どもの興味を把握して公共図書館から資料を借りるなどする。 野口さんは「多様な情報や文化に触れる経験は、障害の有無にかかわらず、生きていく上で大事な力となる。障害が重くても本が好きと思えるような経験ができる環境を整備すべきだ」と話す。【YomiDr.】IT化が進んでも、本に触れることは大事ですね。🌠
2018.07.29
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<「やまゆり園」事件から2年>「夢、生きがい示したい」 知的障害者の三宅浩子さん知的障害者施設「津久井やまゆり園」(相模原市緑区)で二〇一六年七月、入所者十九人が殺害された事件から二十六日で二年を迎える。横浜市在住で知的障害がある三宅浩子さん(48)は、植松聖(さとし)被告(28)=殺人罪などで起訴=の障害者の存在を否定する考えに反発。名前と顔を出し「私たちにも一人一人、夢がある」と主張し続けている。(梅野光春) 保土ケ谷区の作業所「とうふ工房 夢21」で豆腐の製造、販売をしている三宅さんには嫌な経験がある。障害の影響で計算が苦手。おつりを出すのに時間がかかり、「早くしろよ」と客に怒鳴られた。 二年前、植松被告が「障害者なんていなくなればいい」と供述したと知り、怒鳴られた記憶が脳裏をよぎった。被告と同じ考えの人が店に押し掛けて来るのではと不安になり、居住するグループホームの無施錠だったドアに鍵を掛けるようになった。 今でも恐怖感は拭い去れず、「テレビで被告がニヤッと笑う映像が出ると、怖くてチャンネルを替える」と明かす。それでもめげない。「障害者が安心して暮らせるようにしたい」と、事件に関するシンポジウムなどに実名を出して、積極的に参加する。 そこでは「手話を上達させ、ボランティアとして活動したい」と夢を語る。一一年の東日本大震災で、多くの耳の不自由な人が逃げ遅れて亡くなったと聞いた。独学で手話を始め、昨年一月からサークルで練習を続ける。手話検定に受かったら、ボランティア活動に加わりたいという。 「同じ人間なのに、障害の有無で分けて差別するのはおかしい。できること、できないことがあるのは誰でも一緒」と三宅さん。「これからも私の夢を話しながら、『事件で殺された人にも夢があったはず』と訴えたい」と語った。[東京新聞]残忍な夏から2年経っても、心の傷はなかなか癒えないものでしょうね。339万アクセス達成しております。いつもご訪問にコメント感謝です。🌠
2018.07.28
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自閉症を描く『グッド・ドクター』が好調、障害持つ人々の見方は?山崎賢人が主演を務めるドラマ『グッド・ドクター』(毎週木曜 後10:00/フジテレビ系)が、初回放送で平均視聴率11.5%、第2話でも2桁をキープするなど好調だ(ビデオリサーチ調べ)。同作は、山崎演じる自閉症スペクトラム障害を抱える小児外科の研修医が主人公。多くの視聴者から、「感動した」「泣けた」という声が聞こえるが、一方、当事者である同様の障害を持つ人たちにはどう受け止められたのか? WEBサイト『障害者ドットコム』運営スタッフに聞いた。 第2話も2桁キープで見逃し配信も好調、山崎賢人の演技も高い評価 自閉症スペクトラム障害でコミュニケーション能力に問題がある一方、驚異的な記憶力を持つサヴァン症候群。『グッド・ドクター』は、その障害を持つ青年・新堂湊(山崎)が小児外科のレジデント(後期研修医)として、子どもの命のために闘い、寄り添い、共に成長していく姿を描くメディカル・ヒューマンドラマだ。 視聴率は初回11.5%(2桁発進は木曜劇場で2年ぶり)、第2話も10.6%と2桁をキープ。フジテレビが運営する動画配信サービス・FODの見逃し配信でも、18日までに視聴数80万回超えを達成。ドラマ初回における、見逃し配信視聴数の最高を更新した。 SNSなどで見られる視聴者の声も好意的だ。なかでも、少年の命を救うきっかけになったにも関わらず、院内で差別的な発言をされる湊が言った言葉「僕は人と違います。慣れています」については、「本人がそれを言うなんて…」「思わず涙した」など多くの反響が。周囲の湊への対応には「医者なのに自閉症を理解していないとは」と憤慨する声もありながら、「現状、今期で一番のドラマ」という意見も見られた。 障害者福祉に関わる川田さん、『グッド・ドクター』に好感このように、一般視聴者からは好評の『グッド・ドクター』。では、当事者である障害を持つ人にとって本作はどう映るのか。20年以上障害者福祉に携わってきた、障害のある人に向けたWEBサイト『障害者ドットコム』(外部サイト)代表・川田祐一さんとその妻・直美さんに聞いた。 川田さんはまず、山崎の芝居について「自然体でとても上手。小児外科医にも取材したことが見て取れ、勉強熱心な姿勢に好感が持てました」という感想を語った。さらに、「精神科医の西脇俊二先生がドラマの監修に入っていて、これまでたくさんの当事者の方と接してきた私が見ても違和感がない描写」と、丁寧な描かれ方に感心したそうだ。 一方で、病院のルールに合わない行動をした湊が、同僚や病院関係者から辛らつな言葉を投げかけられる場面については、「小児外科医による差別発言や暴力シーンは、同じ臨床現場の専門職として悲しく感じました。でも、一部の現場では虐待やパワハラが起きているのも事実。今後良い方向に展開していくことを期待しています」とコメント。序盤のこの伏線が、うまく回収されることに期待を寄せた。 障害描くドラマ『ピュア』『聖者の行進』など名作多数、「とても勇気づけられました」本作同様、自閉症スペクトラムなどの発達障害や知的障害を扱ったドラマは、これまでも数々制作されてきた。野島伸司が脚本を手がけ、いしだ壱成が主演した『聖者の行進』(1998年・TBS系)、アメリカの小説を元に、ユースケ・サンタマリアらが演じた『アルジャーノンに花束を』(2002年・フジテレビ系/2015年・TBS系)、草なぎ剛主演の『僕の歩く道』(2006年・フジテレビ系)、中居正広主演の『ATARU』(2012年・TBS系)など、名作と言われる作品も多い。 川田さんの妻で、『障害者ドットコム』スタッフとして働く直美さんは、自身も発達障害(学習障害)があるが、なかでも『ピュア』に励まされたと語る。1996年に和久井映見が主演したフジテレビの月9ドラマだ。 「当時悩みを抱えて辛い時期でしたが、とても心が温かくなる大好きなドラマでした。自閉症の主人公、優香(和久井)が純粋で可愛く、心が癒されたんです。障害を抱えた1人の女性が成長していく姿に、勇気づけられもしました。彼女が周りの人たちの心を動かしていく様子から、たくさんの大切なことを教えてもらいました」(直美さん) 「障害者を扱う=感動」の図式、当事者の思いとは?当事者たちへも癒しや勇気を与えてきたこれらのドラマだが、一方で様々な物議を生むことも事実。日本テレビの『24時間テレビ』など、“障害者を描く=感動”の図式に疑問を投げかける声が昨今、多く見られるのだ。だが、川田さんはこのような批判について、「私はそうは思いません」と見解を話した。 「素直に感動を与えることができる作品は素晴らしいと感じています。ただ今後は、(障害者が)主役だけではなく、脇役としてもストーリーを盛り上げられる存在になってほしい。最終的には、日常にある光景の中で単なる通行人Aという役でも、違和感なく作品に登場することが理想だと思っています」。 川田さんは、障害者の描かれ方に時代による変化も感じているという。 「例えば『ピュアの』中では、“障害者に興味がない”というセリフがありました。約20年前の作品では、障害は“知らない”もしくは“特別なもの”で遠い存在として描かれていたんです。最近では、自閉症や発達障害という言葉は広く知られ、身近になってきてはいるものの、正しくは理解されなくて、差別や偏見の対象となっていること自体がテーマになる場合も多いです。本作をはじめ、昨今はリアリティある存在として描かれるようになったのは良いことだと思います」(川田さん) 「相模原の事件があったからこそ、ドラマの果たす役割は大きい」 障害者を描くことは様々な批判を呼びやすいし、難しいことでもある。もちろん、川田さんと直美さんの意見が障害を抱える人の“総意”ではないかもしれないが、2人はこれらがドラマで描かれ、社会的な理解や関心が深まることに感謝をしている。 「物議はあるとは思いますが、障害がある本人や家族、周りの人たちが、ドラマを見て考えたり、元気をもらったりもする。また、相模原障害者施設殺傷事件(2016年に神奈川県の知的障害者施設で起こった事件。元職員が多くの入所者や職員を死傷させた)があったからこそ、こういった障害を抱えた方を描くドラマが、差別や偏見を無くすために果たす役割は大きいのではないでしょうか」(直美さん) 「私自身もADHD(注意欠如・多動性障害)の傾向が強く、忘れ物、電車の乗り越し、約束を忘れることなどが多くありましたが、発達障害を理解し対処することで改善しました。発達障害の傾向のある人は少なくないので、皆さんも障害を他人事と捉えるのではなく、自分のこととして考えられるようになってもらえたらうれしい。こういったドラマを見ていただき、関心を持っていただけたら」(川田さん) 多くの視聴者にとって、“障害”は身近ではないかもしれない。だが、『グッド・ドクター』のようなドラマで、障害を持つ人々が置かれた状況や気持ち、周囲の人々の思いを感じ取ることはできる。いざ自分が当事者になったら、周りの人が障害を持ったら、何ができるか。こういったドラマは、当事者を励ますとともに、それを考えるヒントをくれる。(文・衣輪晋一/メディア研究家) 障害者ドットコム(外部サイト)障害のある方の「働く」「暮らす」を応援する障害者向けインターネットメディア。役立つ情報や障害・病気の体験談のほか、スポーツやエンタテインメント情報も紹介している。ドラマ『グッド・ドクター』(外部サイト)毎週木曜 後10:00~ フジテレビ系コミュニケーション能力に障害を持つ一方、驚異的な記憶力を持つサヴァン症候群の青年・新堂湊(山崎)が小児外科のレジデント(後期研修医)として、瀬戸夏美(上野樹里)、高山誠司(藤木直人)など周りの小児外科医たちと共に子どもの命のために闘い、共に成長していく姿を描くメディカル・ヒューマンドラマ。2013年に韓国で放送、2017年に『グッド・ドクター 名医の条件』としてアメリカでも連続ドラマ化された。7月26日(木)放送の3話では、病院をたらい回しにされた重篤な症状の少女を救おうと、湊らが奮闘する。 [ORICON NEWS]障がいの理解を深める為に、大きな役割を果たしているようですね。🌠
2018.07.27
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息子、不審者扱い 母親「そっと見守って」 FBに投稿、共感呼ぶ /岩手難病のアンジェルマン症候群の息子を持つ、花巻市の牛崎恵理子さん(57)のフェイスブック(FB)への投稿が共感を呼んでいる。重度の障害がある長男、俊さん(30)が不審者に間違われ、警察に説明した経緯などを紹介した。FBコメント欄には「考えさせられる」「同じような経験があり、何とも言えない思い」との感想が寄せられている。 難病情報センターのサイトによると、アンジェルマン症候群は、15番染色体にあるUBE3A遺伝子の働きが失われることで発症する。重い知的障害があり、ちょっとしたことでよく笑うなどの特徴がある。 5月26日の朝、牛崎さんの自宅に警察官2人が突然、来訪した。「24日に市内のスーパーの駐車場で女性が不審者に声をかけられ腕をつかまれた。男は股間に手をやっていたように見えた。何か知らないか」と尋ねられた。男は俊さんのように思えた。俊さんは1歳半ほどの知的レベルで、言葉は話せない。 そのスーパーはいつも利用していて、同日も買い物に寄った。俊さんと、同じくアンジェルマン症候群の三男、直さん(25)は車内で待っていた。10分ほどで牛崎さんが店から戻ると、俊さんが車の前に立っていた記憶はある。ただ、俊さんが今まで見ず知らずの人に近寄ることはなかった。牛崎さんは「勘違いだろうから謝りたい」と思ったが、女性が誰か分からなかった。 後日、女性がスーパーの従業員だったと警察から聞いた。「一筆書いてもらわないといけない」と言われたため、「被害に遭われた方へ」と題した文章を持って、警察署に出向いた。牛崎さんは、俊さんが「トイレに行きたい」と女性に訴えようとしただけで、危害を加えるつもりはなかったと推測する。今後見かけた場合は「遠くからそっと見守っていただけるとありがたいです」とつづった。 牛崎さんは、障害者の地域生活を支援するNPO法人「たんぽぽクラブ」で理事長を務める。講演では活動や家族について話し、ボランティア講座で障害の擬似体験について紹介してきた。しかし「まだ啓発が足りない」と改めて痛感している。 俊さんのように自分の気持ちを言い表せない人がいる。牛崎さんは「親や支援者がそばにいる時は説明できるので大丈夫だが……」と理解を求めた。 FBでは、大学教員から「学生に紹介してもいいですか?」などコメントが寄せられた。牛崎さんは「こんなに反響があるとは思わず驚いた。障害者に対して批判的なコメントも覚悟して投稿したが、好意的なものが多くてうれしい」と話している。【毎日新聞】 警察からそういう訪問があるだけでもとても残念なことです。ただ、分からない人が殆どです。何より本人が一番傷つくことなので、常に理解を求めてゆきたいですね。🌠
2018.07.26
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勝間和代「発達障害でも挫折しなかった」ワケできないことをできないと割り切る重要性言わずと知れたベストセラー著者であり、ライフハック界のカリスマ・勝間和代さんと、著書『発達障害の僕が「食える人」に変わったすごい仕事術』の中で、さまざまな失敗を告白している借金玉さん。一見真逆の人生を歩んできたように見える2人ですが、「ADHD(注意欠陥・多動症)の診断を受けている」という共通点があります。「普通の人ができることができない」ADHDのネガティブな側面とどのように向き合い、どのように克服してきたのかを語ってもらいました。iPadは6台、持ち物はなくすので最小限借金玉:昨年、勝間さんが精神科医の岩波明先生と対談されていて、「軽度のADHD」と診断されたことを知りました。勝間さんのブログを読んでいると、かなり困っている症状を、なんとか工夫して「力でねじふせている」印象を受けます。iPadを何台か持っていらっしゃるのも、何か理由がありそうですね。勝間和代(以下、勝間):はい、iPad Pro2台、iPad 2台、iPad mini2台の合計6台を持っています。それぞれダイニングテーブルの上のパソコンのそば、台所の洗濯機の上のパソコンのそば、台所の調理台の上、仕事部屋のパソコンのそば、寝室の枕元、車のダッシュボードに置いてあります。6台ある理由は簡単で、すぐなくすからです。複数のデバイスをクラウドでひも付けられるiPadは、1、2台なくしても壊れても大した影響がないんですよね。昔は携帯電話も2つ持っていて、人に番号を教えているほうの電話は家に置いて転送していたほどです。だいたいゴルフ場で落とすので。借金玉:それこそまさにライフハックですね。なくさないように努力するのではなく、なくしてもいい工夫をする。僕は、大事なもののアイテム置き場を「神棚」と呼んで、財布もスマホもそこに置く習慣を身に付けたんです。帰宅して、貴重品を神棚へ戻さないと妻に罰金を払うルールを作ったら、なんとかできるようになりました。勝間:私は外出するときは、持ち物があればあるほどなくすので、最低限のものしか持ち歩かないようにしていますね。借金玉:僕は逆に不安なので予備を持つようにしていて、名刺入れも3つ持っています。忘れ物をしても、あまり気にならないほうですか?勝間:私は小学生の頃から忘れ物ばかりしていたので、その頃からすでに達観していました。教科書を持って帰ると忘れるので、全部学校に置いていましたし。リコーダーとか体操服も、必要なときにはだいたいないんですけど、忘れたら隣のクラスの友達に借りればいいと思っていましたから。借金玉:まったく同じです。僕は自宅用と学校用に2セット買ったこともありました。でもそういうことをすると、先生から怒られなかったですか?勝間:もちろん怒られていましたよ。テストでも解答用紙に名前を書き忘れて、何回も先生から呼び出されていましたからね。宿題も忘れるからしょっちゅう廊下に立たされたりしていましたけど、「スルー」してました。立たされることがあまりにも多すぎて慣れてしまっていたので。「あきらめよう」VS「変わらなきゃ」の子ども時代借金玉:勝間さんはできないことがあっても、先生に怒られても、自分を責めていないのがすごいです。そういう発想になったきっかけは何かあるんですか?勝間:4人きょうだいの末っ子だったせいもあると思います。「できないときは誰かが助けてくれる」と、生まれたときからインプットされて育ちましたので。夏休みの宿題も8月31日までまったく手をつけず、提出日の前日に私が泣き出すと、兄とか姉が総出で手伝ってくれて。絵日記も、絵を描く係、日記を書く係と分担してやっていました。借金玉:共感しかないです。僕は、宿題を出さなくても最終的には相手があきらめるというライフハックを習得しちゃったので、あまりよろしくなかったんですけど。どうしてもやらなきゃいけないことを誰かに頼って分担する方法は、僕も小学校の頃に覚えました。ただ、親から「人に迷惑をかけるな」と言われて育ったので、そういうことに対する罪悪感は強くありましたね。勝間:家族の影響は大きいですよね。私は4人目だったので、「子どもは自分の思いどおりには育たない」と親も学んで達観していたんだと思います。借金玉:僕の父は、世間一般から見ると優秀な、お堅い職業のまじめな人で。発達障害ではない父から見ると、「普通」じゃない人間は理解不能だったんでしょう。だから僕のことを、理解不能な宇宙人から、なんとか「普通の地球人」に戻そうと努力していたところがありました。かなり厳しくしつけられたんです。その影響で、僕自身も幼い頃から「普通じゃないこと」に強いコンプレックスがあって、「自分が変わらなきゃ」と思っていたんです。それで学生時代は座禅を組んだり、滝に打たれたり、哲学書を読んだり、怪しい漢方薬を飲んでみたり……。ありとあらゆる自己変革を試みては失敗して、ますます落ち込んで……ということの繰り返しでした。金融機関と会計事務所を選んで大失敗借金玉:間違いを犯しても後悔したり反省するのではなく、起きた事態を受け入れて解決法を考える。それが重要だと思うのですが、僕の場合、そうと気づいたのは30歳近くなってからでした。僕の場合、最初に金融機関で働いたことも大きな間違いでした。今考えれば、就職活動がうまくいったことに浮かれて、世間で「いい就職先」とされている価値観に流されて就職してしまったんですよね。勝間:ADHDだったら、金融機関は絶対にやめたほうがいいですよ! 私も大学卒業後、会計事務所に入りましたけど、半年で辞めましたから。お客様関連の非常に重要な書類をなくしてしまったんです。「これはダメだ。すぐ辞めたほうがいいと」思いました。公認会計士の2次試験には19歳で合格したので、当時の最年少記録だったのですが、未練はありませんでした。借金玉:それは大変でしたね……。でも僕も、大事な書類が入ったバッグを飲み屋に丸ごと忘れたり、似たようなことはやらかしましたね。発達障害の人は、コツコツやる仕事のほうが無難だと思って、公務員などを目指す人も多いんですが、場合によっては逆効果ですよね。・「業務マニュアル」が複雑で完成度が高い ・「非言語的ルール」の強い人間関係・求められる「マナー」のレベルが高い ・「個人の裁量」が小さいというような性質の仕事は、いくら世間での評価が高く「ホワイト企業」といわれていたとしても、僕らには向かないことが多いと思います。周りに迷惑もかけますしね。勝間:会計事務所とは反対に、私にとってマッキンゼーはとても働きやすい職場だったんですよ。会計士は「収束系」、つまり「数字が正しいか、間違いがないか」を確認する仕事。何かをミスするたびに、減点されてしまいます。一方のマッキンゼーは「発散系」で、アイデアビルディングをする仕事です。「こういうことやりたいんです」「こういうアイデアどう思いますか?」とどんどん提案する人が「価値を生む」として評価される。私たちは、後者が得意なんです。さらにこれからの時代は、AIがどんどん「収束系」の仕事をやってくれるようになるので、「発散系」の仕事が得意な人は有利になっていきますよ。副業も解禁されましたし、より自由度は高くなっていくでしょうね。発達障害の人たちにとっては、働きやすい環境になっていく気がしています。借金玉:僕も今やっている不動産営業マンの仕事は「過程は問わない。とにかく契約を取ってこい」という裁量の大きさが、自分にすごく向いているなと思います。残念ながら事務作業のミスはいまだによく引き起こすんですが、それは仕事の成果とは別物と考えられているので、大きな問題にはなりません。起業して経営者をしていたときは、書類関係とか自分ができないことも人に頼めたのもありがたかったです。ただ、決算するのを忘れたことはありますが...。勝間:それなら私、確定申告で一部の収入を申告するのを忘れて税務署とケンカしたことありますよ。借金玉:あります、あります(笑)。僕は税務署に発達障害の診断書を持っていって、法律上、申告遅れが許される「やむを得ない事由」だと言って闘ったことがあります。環境を選ぶことがいちばん重要勝間:やっぱり私たちは、できないことは何をやってもできないので、自分に合った働きやすい職場、環境を選ぶことがいちばん重要ですね。私はよく「バリキャリ」「努力すればできる」系の人だと勘違いされているのですが、実際は真逆です。できないことをいかに自分でやらずに割り切って、人に任せたり、いろんな便利なツールに頼ったりするかを考えることが好きなんです。仕事だけじゃなく、料理も家事も自動調理鍋の「ホットクック」や、お掃除ロボットの「ルンバ」を使っているのは同様の理由です。借金玉:勝間さんと話していると、本当に心強いです。「やらないこと」で自分を責めず、自己肯定感を持たれているところは、特に学ぶべきところですね。ADHDの方はもちろん、仕事で行き詰まっている人ほどそういうタイプの人はすごく少ないので。勝間さんの著書にも書いてあるように、「自分を変えるのではなく仕組みを変える」という考え方を知ると、もっと多くの人が楽になれると思います。【東洋経済】生き方が楽になれるといいのでしょうね。🌠
2018.07.25
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働く意味は、障害者が教えてくれた 障害者雇用を先がけたチョーク工場重度の知的障害者の就労が当たり前ではなかった時代、道を切り開いたチョークメーカー、日本理化学工業の川崎工場(神奈川県)を訪ねた。(2016年9月号記事再掲) きびきびとチョークの検品をする男性が、そのうちの一つをはじいた。どうやら、少し曲がっていたようだが、一見しただけでは分からない。 プロの仕事だ。 実は、この男性も含め、工場で働く人の7割が知的障害者で、IQ50以下の重度の障害者もいる。作業をする人の中に健常者は数人だけで、複数の障害者が現場のリーダーを任される。川崎工場と北海道の工場から、1日20万本のチョークを出荷する。 工場の中は整然としており、休憩時間には「こんにちは」と挨拶が飛び交う。 記者にお茶を出してくれたのも障害のある方だった。 日本理化学工業は1960年に知的障害者を2人雇用し、それ以降、障害者の雇用を拡大してきた。しかし、最初から「障害者雇用」に取り組むつもりだったわけではない。当時専務を務めていた、大山泰弘会長はこう話す。 「最初は近所の養護学校の先生から『うちの生徒を採用してください』とお願いされたのです。初めは『難しい』とお断りしたのですが、三度も来られて、『せめて実習だけでも』とおっしゃったので、じゃあ、ということになりました」 当時、知的障害者は「精神薄弱者」と呼ばれていた。「精神のおかしい人たち」と受け取られ、就労の道はほとんどなかった。しかしそのままでは、働くことすら知らずに、施設で一生を過ごすことになる。養護学校の教師も必死だった。 実習生として受け入れた女子学生2人は、熱心に、そして幸せそうに商品のラベル貼りを続けた。休憩時間になっても手を止めようとしない。そんな姿を見た他の社員に、「私たちが面倒をみるので雇ってほしい」と頼み込まれ、大山氏は雇用を決めた。 そんな大山氏がある時、禅宗の僧侶に「なぜ、障害者の彼女たちは施設より工場に来たがるのでしょう」と聞いた。僧侶の答えはこうだった。 「人間の究極の幸せは、人に愛されること、人にほめられること、人の役に立つこと、人から必要とされること」 施設では得られない幸せを、仕事の中では提供することができる。働くことは障害のあるなしに関係なく、人間の本質的な幸せを満たせると気付いた。 それを機に日本理化学は障害者の雇用を拡大し、北海道にも障害者が働く工場を建てた。信号の色が分かるなら もちろん、障害者が工場で働くには課題があった。数字も文字も読めない障害者に、どうやって材料の粉を量ってもらうか。考えて、気が付いた。 「会社に通勤できるのだから、信号の色は分かる」 材料の容器と同じ色の錘を使うようにすれば量れた。理解力に合わせて工夫すれば、成果につながる仕事ができた。 「健常者の職員の仕事は、彼らの理解力に合わせて仕事を教えることです。易しく言ってもできない時は、職員みんなで知恵を出して、次の手を考える。これが理化学の社風なんです」 長い年月をかけて、それぞれの人が持つ才能を成果に結びつけるためのマネジメントが研究されてきた。 新しい市場を創る障害者の戦力化に苦心しつつ、企業経営者として、事業を継続するためにも、幾度も困難を乗り越えてきた。 近年、学校の黒板がホワイトボードに変わってチョークが使われなくなり、同業者は次々と廃業。事業の存続が危ぶまれた。 そんな中、早稲田大学との共同研究によって誕生したのが、ホワイトボードにも書けるチョーク「キットパス」だ。窓ガラスに描いても消せるので、子供のお絵かき用にもちょうどいい。新しい市場を開拓できた。 「障害を持つある社員のお母さんは、『あなた方夫婦なら必ず面倒をみてくれる』と天の神様から言われて、この子を授かった、と話してくれました。私も、障害者が社会で働けるよう、天の神様から道筋をもらった。そして、これからも商売を続けられるように、新しい製品も授けてもらったのだと思っています」 「重度の障害者が働ければ、間違いなく、より軽い障害の人たちの雇用も進む」と語る大山氏。あらゆる人が何らかの仕事ができる「皆働社会」を目指す。 「特別支援学校を出たら企業がすぐ雇えるようにしたい。その方が幸せを早く感じられるし成長できる。企業への『直行便』を後押ししたいのです」 施設で保護されるよりも、自ら働くことを選ぼうとしている人々がいる――。そのことは、働く意味や、福祉のあり方について、大事なことを示唆している。 【The Liberty Web】チョーク工場の話は何度聞いても心洗われますね。🌠
2018.07.24
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中居正広「聞けてよかった」発達障害に理解を示す7月20日放送の「中居正広の金曜日のスマイルたちへ」(TBS系)に、タレントの栗原類がゲスト出演、発達障害について特集した。番組では、発達障害を公表した栗原類と母親の栗原泉氏を取材し、試行錯誤の末の栗原流の子育てに迫った。シングルマザーとして女手一つで類を育てる決心をした泉氏。類が成長とともにADDであることが発覚。アメリカでは親子で検査を受けることが義務づけられており、類と同時に泉氏も33歳でADHDが発覚した。同じ発達障害でもタイプが真逆で、対処法も全く異なるという。「もっと早く知りたかった」と泉氏。成績は優秀だったが、集団生活が苦手、忘れ物が多いなど思い当たる節があったと子どもの頃を振り返った。VTRでは類の日常生活に密着し、苦労する点などを紹介した。類は「当たる壁はありますけど、壁に当たらなかったら逆におかしいと母親から言われましたし、その中でいろいろ楽しむ気持ちを忘れずにやっていくのが今の自分の心の支え」と泉氏から掛けられた言葉が励みになったと話した。また、類は今でも「数え切れないぐらい苦手なことはありますね」と明かし、整理整頓や2つのことを同時進行することが苦手だという。「自己管理の能力が普通の人に比べたら異常なぐらい低い」と自己分析した。スタジオでは中居正広が「類くんと僕は(笑って)いいともとか、他のバラエティー番組で一緒にやって、そんなに笑う子じゃないなって思ってるのね。表情が乏しいっていうのは、類くんは自分の中で自覚があるのですか?」と質問。栗原は「もちろんあります。純粋に面白いから笑ったりはするのですけど、でも『わははは』とかは自分自身が嫌なので…」とコメント。中居は「(栗原類の存在は)貴重なんですよ。今も聞けたのよ類くんに。やっぱり近くにいないと聞けないから、代弁してくれて、(番組を)見てるお子さんがそうだったり、自身がそうだったりすると、ちょっとスッとする部分もあるんじゃないかな。聞けてよかった」と伝えた。SNS上では「煽ったり偏ったりしない内容で勉強になった」「栗原さん親子は素敵な関係ですね」などの声が寄せられていた。「中居正広の金曜のスマイルたちへ」は毎週金曜夜8時57分から放送。【ザ・テレビジョン】有名人が理解を示すと、それだけで影響力がありますね。🌠
2018.07.23
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発達障害の子どもと家族、災害時にどう支える田中陽子西日本豪雨の被災地で過ごす発達障害のある子どもや、その家族をどう支えればいいのか。見た目では障害がわかりづらいこともあり、周囲の理解が必要だ。 「発達障害のある人は見通しが立たないことや、いつもと違うことが苦手。災害時は不安がより強まりやすい」 こう話すのは、岡山市発達障害者支援センターひか☆りんくのスタッフ。避難所では仕切られた居場所を確保するなど、日常生活に近づける工夫が大切だという。 コミュニケーションが苦手で、困っているのに伝えられないこともある。感覚が過敏で、暑さを人より感じている可能性もある。「『周りの子も我慢しているから我慢しなさい』ではなく、親や周りの大人は『何がしんどいか』を丁寧に聞いてあげて」(ひか☆りんくスタッフ) 発達障害情報・支援センターはHP(http://www.rehab.go.jp/ddis/)で、リーフレット「災害時の発達障害児・者支援について」を公表している。「スケジュールや場所の変更などを具体的に伝える」「一斉放送だけでなく、個別に声かけ」など、避難所などでの対応のコツが紹介されている。 リーフレットでは、「配給や買い物に行けずに困っている」「水や食料の配給時に、騒いでしまう子どもがいた場合」など、具体的なケースを例示して、まわりの人の家族へのサポートを呼びかけている。 ひか☆りんくによると、環境が変化して不安定になっている子どもがその場の状況を考えず不満を口にしてしまうなどし、「親のしつけが悪い」と誤解されてしまうこともある。子どもの安心のために心を砕いている家族のことも周囲は理解し、安心できるような声かけをしてほしいという。スタッフは「同じ状況でも困っていることは一人ひとり違う。その人に合った支援をするためにも、気軽に相談してほしい」と話す。 発達障害情報・支援センターのリーフレットには各地の相談窓口も載っている。 ◆広島県発達障害者支援センター=082・490・3455 ◆広島市発達障害者支援センター=082・568・7328 ◆おかやま発達障害者支援センター=086・275・9277 ◆おかやま発達障害者支援センター県北支所=0868・22・1717 ◆岡山市発達障害者支援センターひか☆りんく=086・236・0051 ◆愛媛県発達障がい者支援センター「あい ゆう」=089・955・5532(田中陽子)【朝日新聞】いざという時の為に、日頃からできることを、最近の災害を想うと切実ですね。338万アクセス達成しております。いつもご訪問にコメント感謝です。🌠
2018.07.22
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NHK: ドラマ10「透明なゆりかご」7/20放送開始!発達障害のある原作者が見つめた命の物語大人気漫画「透明なゆりかご」がドラマ化!原作は発達障害当事者としても知られる沖田×華さん2018年7月20日にドラマ「透明なゆりかご」がスタートします。累計325万部超の沖田×華さんの大人気コミックのドラマ化で、主演は清原果耶さん。町の小さな産婦人科を舞台に命を見つめていく物語です。 原作者の沖田×華さんは発達障害当事者でもあり、ご自身の体験を綴ったエッセイ漫画の作者としても知られています。 沖田さん自身が学生時代に産婦人科でアルバイトをした経験を生かし、時に明るく、時に切ないそれぞれの命の物語がみずみずしく描かれます。「不器用でコミュニケーションが苦手」という自身の特性とともに生き、仕事に向き合おうとする主人公アオイの成長と、娘との距離を感じながらも見守る母史香の親子の関わりにも注目です。https://www.nhk.or.jp/drama10/yurikago/index.htmlNHKドラマ10「透明なゆりかご」小さな産婦人科を舞台に、命との出会いと別れを描くドラマでは、幸せな出産ばかりでなく、中絶や死産といった産婦人科での命との別れも描かれます。重いテーマですが、原作漫画のふんわりと優しいタッチを失わないように心がけたという製作陣、これが連続ドラマ初主演となる清原果耶さんらキャストの演技と繊細なストーリー…。見た人それぞれの心に深い印象を与えつつ、一筋の光が感じられるドラマです。■7月20日放映の第1話のあらすじ看護師見習いとして「由比産婦人科」へやって来たアオイ(清原果耶)がいきなり中絶手術の現場を目撃します。衝撃を受けながらもはじめて出産にも立ち会い、産まれて来る赤ちゃんの生命力に心を揺さ振られたアオイ。院長の由比(瀬戸康史、看護師の紗也子(水川あさみ)・榊(原田美枝子)らが妊婦ひとりひとりに向き合う中、田中さん(安藤玉恵)という女性が訪れる。彼女はいわゆる未受診妊婦で、出産直後に失踪してしまう…。 番組の詳細はこちら【番組名】ドラマ10「透明なゆりかご」 【放送日時】2018年7月20日から毎週金曜(連続10回)22:00【出演】 清原果耶、瀬戸康史、酒井若菜、マイコ、葉山奨之野村麻純、淵上泰史、水川あさみ、原田美枝子 【脚本】安達奈緒子 【音楽】清水靖晃 【主題歌】 Chara「せつないもの」 【woman excite.】 漫画本のドラマ化、かなり前触れが大きいので視聴率も高そうですね。🌠
2018.07.21
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自閉症の高校生 喝采を浴びたスピーチとは「予想外の事をやってください!」(Do the unexpected!)高校生活の最後を締めくくる卒業式でのスピーチ。今年6月、米テキサス州プラノ高校3年生のセフ・スコットさん(Sef Scott)は、何度も「Unexpected(予想外の事)」と繰り返しました。彼がその言葉を強調したのはなぜか。それはまさに、彼が大勢の聴衆の前で、誰も予想がつかない事をやってのけたからでした。自閉症で、言葉を話すことが大の苦手だったスコットさん。高校の4年間、クラスで彼がしゃべるのを聞いた生徒はほとんどいませんでした。しかし、苦手なことを克服すれば、大きな成長につながります。演説の練習は困難を伴いましたが、母と兄の励ましと指導のもと、頑張りぬきました。そして6月9日、迎えた本番の日。アリーナに集まった生徒や保護者、教師たちは、自信あふれるスコットさんの言葉に胸を熱くしました。「私を知っているクラスメートたちにとって、これは予想外の事に違いありません。私が、人前でスピーチをするなんて」「私は自閉症です。言葉は知っていますし、話す身体的能力はありますが、普通の人のように上手に話せません」6分間続いた彼のスピーチは、卒業生たちへの激励の言葉にあふれていました。「次のステップは、本当に自分がやりたいことですか?人の夢を追うのではなく、自分の夢を追ってください」「私のように、予想外の事をやってください。周りの人にとって、少しでも助けになると信じることを」自ら「予想外の事」をやり遂げたスコットさん。彼の力強いスピーチが終わると、会場はスタンディング・オベーションと拍手の嵐に包まれました。[epochtimes]Plano Senior High School Graduation - Speaker Sef Scott "Unexpected" すてきな卒業式になりましたね。🌠
2018.07.20
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「受刑者の20%は知的障害者」 日本では刑務所が福祉施設化というリアル万人に開かれた「最後のセーフティーネット」はムショ 中度の知的障害を持つ男性が、車のダッシュボードに置かれていた30円を盗んだ。裁判の結果、懲役3年の実刑判決が下った。この司法判断を、あなたはどう評価されるだろうか――?男性は小学校低学年ぐらいの精神年齢。ある時、たまたま通りかかった車の窓が開いていた。見るとダッシュボードには10円玉が3枚。つい取ってしまうと、車の持ち主が目撃していた。 持ち主は「何やってんだ!」と怒鳴る。だが知的障害を持つ男性は微笑を浮かべ、逃げようとはしない。逆に恐怖を感じた車の持ち主は、警察に通報した。逮捕されると、似た事件を起こしている“累犯者”だと判明。「常習累犯窃盗罪」という罪名がつき、再犯なので執行猶予なしの実刑判決。そして男性は、刑務所に入った。 この事例は、ジャーナリスト・山本譲司氏(55)の新刊『刑務所にしか居場所のない人たち 学校では教えてくれない、障害と犯罪の話』(大月書店)で描かれている。 筆者の山本氏は早稲田大学を卒業後、菅直人衆議員議員(71)の秘書を務める。1989年に都議会議員となり、さらに96年の衆議院総選挙では東京21区(日野市、立川市など)から立候補して当選、2000年には再選を果たす。福祉の現場からノンフィクションを発表 だが、政策秘書給与の流用が発覚。同年9月に東京地検特捜部が詐欺容疑で逮捕。衆議院議員を辞職するが、01年2月に懲役1年6か月の実刑判決が下る。すると山本氏は控訴を取り下げ、栃木県黒羽刑務所で服役することを選ぶ。 文字通り「エリートの転落」だが、話はこれで終わらない。出所した山本氏は、03年にポプラ社から『獄窓記』(現・新潮文庫)を出版。自分の体験を静謐に綴った著作は、本人の意図を超え、社会的な文脈で読み解かれて高い評価を受ける。 その理由の1つが「刑務所における高齢者、障害者問題」という、隠れていた大問題を提示したことにある。 山本氏は福祉の世界で働きながら、ジャーナリストとしても活躍。『獄窓記』で注目を集めたテーマは、06年に上梓した『累犯障害者』(現・新潮文庫)に結実する。こうした経緯の中に前掲の新刊が位置づけられるわけだ。 では、その冒頭で描かれた、山本氏が刑務所で経験したエピソードも紹介させてもらおう。《「あのお金は、お母さんが神様にあずけたんだ。それを返してもらっただけ。だから、僕は悪くないよ!」 刑務所で出会ったAさんは、いつもこう言っていた。彼は20代後半の男性。二度の窃盗罪で、2年6か月の懲役刑に服していた。窃盗罪で懲役刑なんて聞くと、けっこうな大金を盗んだんだろうって思うかもしれないね。 でも、彼が盗んだのは合計300円。神社で賽銭どろぼうをしてしまったんだ》賽銭どろぼうの意外な「犯行動機」 山本氏によると、A氏は軽度の知的障害者だったという。両親は離婚し、母親と2人暮らしだった。初詣に行くと、母親は賽銭箱に1000円を入れ、「神様にお金を預けているんだよ。困ったときに、きっと助けてくれるからね」と言っていた。 だが母が病死してしまう。親戚もいないため、A氏は自活を迫られる。しかし障害のため仕事は続かず、否応なしにホームレス生活を強いられる。 苦しい日々に、A氏は母親の言葉を思い出す。「神様に預けておいたお金で助けてもらおう」と母親と初詣で訪れていた神社に向かい、賽銭箱をひっくり返す。盗んだのは200円。目撃者が警察に通報して逮捕される。 初犯のため、執行猶予付きの判決が下る。裁判官はA氏に反省と再生を求めたが、彼は「外に出られたのなら、悪いことではなかった」と判断。再び賽銭箱から100円を盗んで逮捕。今度は執行猶予中の再犯として実刑判決が下る。2年半にわたって服役することになり、そこで山本氏と出会ったというわけだ。エピソードを結ぶ山本氏の描写は極めて印象的だ。《Aさんのような軽度の知的障害者は、人から言われれば、身の回りのことはできるから、一見、障害がないように見える。だけど、善悪の区別がどこまでついているかはわからない。 二度目の裁判で、彼は裁判長に向かってきっぱりと言ったよ。 「まだ700円、神様に貸している」 その言いぶんは聞きいれてもらえなかった》現実を知って目を輝かせた大学生 本文には相当数の漢字にルビがついているが、引用では省略した。文体から感じた方も多いだろうが、小学生や中学生を読者として意識したスタイルだと言える。山本氏に刊行の経緯を訊いた。「今、月の半分は『社会復帰促進センター』という半官半民の刑務所で、障害者や高齢者の受刑者に対して、所内処遇や社会復帰支援のお手伝いをしています。また2006年にはメンバーとして、厚生労働省の『罪を犯した障害者の地域生活支援に関する研究』という研究班を立ち上げ、調査や提言を行いました。ありがたいことに、『獄窓記』や『累犯障害者』の影響もあり、ようやく厚生労働省もこの問題に目を向け始めてくれました。そして現在、罪を犯した障害者を取り巻く環境は、隔世の感がするほど改善されてきています。でもやはり、福祉の当事者の意識は、まだまだ変わっていません。実のところ、この新刊を書くにあたっては、ある福祉系の大学に講師として招かれ、2コマの講義を受け持ったことがひとつのきっかけとなっています」 そもそも「刑務所は社会の縮図」とも言われる。さらに山本氏は、衆議院議員の時から福祉政策を専門としていたにもかかわらず、刑務所で現実を直視して猛省したという大きな体験がある。当然ながら講義では、刑務所における障害者の問題を丁寧に説明していったのだが、1時間目が終わって休み時間になると、教授が耳元で囁いた。「『すいません、学生には福祉に対して夢も希望もあります。刑務所にいる障害者の話なんか、もうやめてもらえれば……』と批判的な言葉を向けてこられたんですね。専門家として長い間、福祉に関わってきた人として、後ろめたさもあったんじゃないでしょうか。ならばと2時間目は、予定を変更して、売春組織やAV業界、暴力団などにおける知的障害者の状況を詳細に説明したんです。そうすると、みるみるうちに学生の目が真剣になっていくんですね。私の講義に食いついてくれたんです」逆に刑務所より対応が遅れている福祉 山本氏が出所して16年が経ち、刑務所での障害者に対する処遇改善は進みつつあるという。だが逆に、福祉の現場では対応が遅れている。言いにくそうな教授の発言からも、そうした状況が垣間見える。「率直に言って、重度の障害者に対する福祉が“美しい仕事”として評価される一方、累犯障害者に対しては見て見ぬ振りをしてきた、という福祉の現実を否定できません。私の著作が『犯罪の被害に遭う障害者ならまだしも、犯罪を犯す障害者のことは書いてほしくない』と福祉関係者に抗議されたこともあります。しかし私は、福祉からも見放され、30円や200円を盗んで刑務所に入る知的障害者こそが、最大の被害者だと考えています。刑務所が福祉の代替施設として機能しているのは間違っています。刑務官の皆さんは、福祉施設で研修を受け、障害者のケアなどを学び、刑務所に戻って活かしたりしています。感動的な姿だとは思いますが、やはりおかしい状況でしょう。こうした現実を小学生や中学生といった若い人たちに知ってもらいたいと、版元にはこちらから『専門書的なものではなく、子供でも読める本にしたい』と提案させていただいたんです。理由は簡単。やはり福祉や刑務所だけではなく、この問題に対する社会全体の意識が変わらなければ、本当の意味での問題解決にはならないと考えたからです」 朝日新聞の書評に取り上げられたことなどもあり、売れ行きも好調だという。意図した10代に限らず、大学生や社会人など、広範な読者を獲得しているようだ。 この本では、データ部分でもリアルな現実を提示する。我々の思い込みは完全にひっくり返される。一部を紹介させていただく。障害者のために実刑判決を下す裁判官《刑務所に入るときは、みんなかならず知能検査を受ける。一般的にいって、知能指数が69以下だと、知的障害があるとみなされる(世界保健機関の基準)。 2016年に新しく刑務所に入った受刑者約2万500人のうち、約4200人は知能指数が69以下だった。つまり受刑者10人のうち、2人くらいは知的障害のある可能性が高いということだ。 ついでに最終学歴はというと、中学校卒業がいちばん多くて40%くらい。次が高校卒業で30%くらい。大学卒業は5%しかいない。むしろ、義務教育さえまともに受けていない人たちのほうが、だんぜん多いんだ》《2016年、新しく刑務所に入ってきた受刑者約2万500人のうち、殺人犯は218人だった。刑務所の中でも、殺人犯と会うことはめったにない。 君たちと同じ、少年の犯罪も激減しているよ。未成年者による犯罪の検挙者数は、2016年が3万1516人。これは10年前の4分の1くらいの数なんだ。だから、全国の少年鑑別所は、ガラガラな状態のところばかりだよ》《犯罪全体の認知件数は、2002年には日本全体で約258万件もあった。それが2017年には約91万件と、この15年間で3分の1以下に減ったんだからね。 一方で、あまり減っていないのが知的障害のある人の犯罪だ。ほとんどが窃盗や無銭飲食、無賃乗車とかの軽い罪。スーパーで売り物のアジフライを一口かじっただけで、実刑判決を受けた人もいる。 僕が思うに、もしかしたら裁判官は、「彼らのため」と思って実刑判決を出している面もあるのかもしれない。執行猶予がついて社会の中に戻ると、きっとまたいじめられたり、ホームレス状態になったりする。だから、緊急避難の意味合いで、実刑にするのかもしれない。でも、そんな理由で刑務所に入れられているというのは、おかしな社会なんじゃないだろうか》「知って、見ること」の重要性 山本氏も、累犯障害者が「社会の中で虐待されるより、刑務所の中が暮らしやすい」と本音を吐露する姿を間近で目撃している。「彼らは満期が近づくと、『シャバに戻るのが怖い』と自傷行為を始めたりするんです。見かねた私が『社会は怖いと言うけど、社会には自由がありますよ』と励ますと、『刑務所に自由はないけど、不自由もない』と返されたことがあります。刑務所の工場で部品がなくなると、疑われた受刑者は人前で裸にされ、お尻の穴まで検査されます。法的に人権が制約されている場所だと言えますが、では、社会の中での彼らはどうだったんでしょうか。彼らは刑務所に入る前、路上生活をしていたことが多いんです。コンビニのゴミ箱を漁っていると、からかわれて裸にされ、お尻にライターで火を付けられるようなこともあったんだそうです。人権など全くないですね。ならば、ぎりぎりのところで、まだ刑務所のほうが自分の尊厳を守ってくれるという逆説が成立してしまうんです」 不条理と言っていい状況だが、それに対処するためには刑法を改正する必要があると、山本氏は訴えている。法務省も高い関心を持っているという。「彼らに懲役刑はそぐわないということははっきりしています。懲役の意味は『監獄に拘置して所定の作業を科す刑罰』(※編集部註:『大辞林』(三省堂)より)ですが、障害者と高齢者が大半を占める刑務所に、工場の役割は担えません。刑罰を受けることは必要だと思いますが、作業一辺倒ではなく、もっと社会適応訓練とか、職業訓練とか、社会復帰に向けたプログラムを実施すべきです。福祉も変わる必要があります。障害者施設の職員が入所者からセクハラの被害を受けることは日常茶飯事です。女性は胸を触られます。私も股間を握られたことがあります。しかし職員は、笑って注意しません。これこそ福祉が障害者を社会に戻そうとはしていない証左でしょう。『こんなことをしたらダメです』という社会のルールをしっかりと説明する場にしなければなりません」 新刊では成功例として、ある障害者が人並み外れた記憶力を活用し、大手企業で郵便の分類に活躍する姿が描かれている。成功体験があれば人は代わる。人が代われば社会も変わると山本氏は訴える。「本を読んで現実を知ってほしいということが一番ですが、さらに自分たちが『見て見ぬ振りをしてきた』ことも再認識してもらえればと願っています。障害者は私たちの周囲で暮らしています。遠く離れた場所に隠れているわけではないんです。公園で独りぼっちの人や、ゴミ屋敷の住民、時たま奇声をあげる人などに出会うことがあるでしょう。そんな時、まずはしっかりと見てください。そして知っていくにつれ、自分たちと全く変わらないと気づくはずです。嫌なことがあれば悲しいし、良いことがあれば嬉しい。そんな人としての思いは、障害者であろうと健常者であろうと同じなんです」 山本氏は新刊の最終部分を、次のようなメッセージで結んだ。《日本という国は、もう爆発的に人口が増えることはない。経済活動の中心は人なのだから、それをどんどん排除していけば先行きが暗いよね。罪を犯した障害者を社会に受け入れることは、この国にとっての成長戦略だと思う。障害のある本人だけじゃなく、みんなにとってのプラスになる》【ディリー新潮】普通の人でも、刑務所が住みやすいと罪を重ねますね。ただ、罪を罪だと知らずに重ねているとしたら、それはきちんと福祉の力で教えてゆかないとですね。🌠
2018.07.19
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「大人の発達障害者」のための職業訓練所。どんなことが行われている?かつては未成年の問題だと思われてきた発達障害が、「大人の問題」として急速に認知され始めている。メディアでの露出も増え、自分や周りの人間に対して「実はそうなのかも」と思った人もいるのではないか。果たして「大人の発達障害」を抱える社会人たちの現状とはどんなものなのか。大人の発達障害の「最前線」を探ってみた。当事者が集う職業訓練所やコミュニティの姿を覗いた 職場を離れた発達障害の当事者を支援する施設もある。「さら就労塾@ぽれぽれ」は障害福祉サービスを利用できる「受給者証」を持つ人が対象の、就労移行支援事業所だ。横浜事業所では5年前の設立時からパソコン事務作業を中心にしたことで、個人作業を得意とする「大人の発達障害」を抱える利用者が多くなっている。 「障害で就職活動が行き詰まる大学生から、再就労を目指す中高年まで幅広い方が利用しています。登録時にヒアリングを行いますが、一番多い悩みはコミュニケーション。本人も揉める理由がわかっていないことが多いです」 そう話すのは、同施設の就労支援リーダーの對馬(つしま)陽一郎氏だ。施設では障害者雇用率制度の法定雇用条件である週20時間以上働くことに近づくため、“仮想の会社”に見立て、朝9時半から午後4時まで業務訓練を行っている。「ワード、エクセルを使ったパソコン作業と、ビジネス基礎研修も行います。発達障害の方は、健常者だと無意識にできる社会ルールを覚えられない傾向があるんです。例えば名刺交換時に目上を尊重するマナーが理解できないとか。また、メモを取る時も“どこが重要かわからない”ことが多い。対策として、ルールやマナーを細かく明文化して意識づけてあげることで、失敗を防げるようにしますね」 同施設に通う木村準一さん(仮名・40歳)は社会生活でコミュニケーションに悩み、約5年前に発達障害の診断を受けたという。 「私の一番の特徴はマルチタスクができないことです。簡単に言えばウェブブラウザの窓が1つしか開けず、2つ以上開けばフリーズ……という感じです。学習障害(LD)も少しあり、例えば急に漢字が読めなくなったり、平仮名のなかにカタカナが交じると判別できなくなることもあるんです」 同施設からの就職先は大手企業の障害者枠の事務職系が多いという。「定着率は毎年8~9割程度。企業側もハローワークに相談するなど積極的に受け入れる姿勢は整いつつある」と、對馬氏は話した。当事者が本音を話せるコミュニティが必要 また、近年では、発達障害の当事者同士が集まるコミュニティも多くできている。新宿区の「Neccoカフェ」はそのはしりとも言える存在で「日本初の当事者による当事者のための常設の居場所」として’11年にオープンした。代表の金子磨矢子さんは「皆さん、口コミやネットで調べたり、役所から紹介されてこのお店に来ます」と話す。 お客のなかには長年通う常連も多い一方で、新規客同士打ち解ける姿も見かけるという。 「自然と隣のお客さん同士で話していたり、それこそ『発達障害あるある』みたいな話で盛り上がってるみたいですね。発達障害の人は意思疎通が苦手といわれますが、お互いに『理解してくれる』という信頼感がある空間なら、気を使わずに話すことができるんです」 このカフェでは毎月さまざまなイベントを開くが、一番人気はグレーゾーンの人限定の会だという。 「毎月2回やっていますが、毎回すぐに予約が埋まります。きちんと診断されないなかで、『会社にバレないか』と不安になりながら必死にしがみついている人もいる。そんな人の行き場所がないんです」 一方、大阪・心斎橋には発達障害アートギャラリーカフェ・バー「金輝」がある。橋際 義(はしぎわつとむ)店長も当事者の一人。職業訓練に通っていた26歳の時に発達障害と診断され、その後、一度は就職するも上司とのコミュニケーションがうまくとれず、ネットなどを通じて知り合った当事者たちとファミレスでオフ会を始めるようになり、1年半前からこのバーに移ってきたという。「お客も店員もほぼ当事者なので、お互いが相談し合ったり気楽にいられる場所を意識してやっていますね」 橋際さんは「軽度重度にかかわらず、2000万人くらいは実社会に発達障害の人がいるでしょう」と、実感値を話す。 「就労支援では発達障害と履歴書に書きますが、一般企業ではわざわざ記載はしない。だから上司もわからないし、問題が起きた時にカミングアウトするケースがほとんどだと思う。今はやっと発達障害が認知されたという感じ。今まで知らない人が多かったけど、浮き彫りになっただけですよね」 当事者同士が理解し合う場所の必要性は、より高まっている。 【大人の発達障害当事者のためのピアサポート「Neccoカフェ」】 住:新宿区西早稲田2-18-21 羽柴ビル202営:12~18時 休:月曜 日本初のピアサポート(同じような立場の人がサポートすること)施設。店内には発達障害に関する本も多数。HP(https://neccocafe.com) 【発達障害アートカフェ・バー「金輝-KINKI-」】 住:大阪市中央区15東心斎橋1-15-1 ふあみ~ゆ東心斎橋V 4階 営:15~22時(平日)、13~22時(土日・祝) 休:火曜 当事者や発達障害のある人と交流をしながらアドバイスができる環境がコンセプト― 大人の発達障害 ―【日刊SPA】心斎橋のアットホームなカフェ、出逢いの広場として、心の拠り所になりそうですね。🌠
2018.07.18
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自閉症と診断された22歳が挑む「会社員生活」障害者雇用率制度が改正され、法定雇用率は2.2%となった。この4月からは雇用義務の対象に精神障害者が加わった。精神障害者の中に発達障害者も含まれる。いったい企業はどう障害者を活用していけばいいのか。障害者個人はどうすれば企業で活躍できるようになるのか。この連載では障害者雇用に取り組む企業と、そこで働く人々の知られざる実態をリポートしていく。東京駅の目の前の千代田区丸の内一丁目にある東京海上日動ビル。東京海上日動は、毎年の学生就職人気企業ランキングでトップクラスの人気企業だ。このビルの中に、「東京海上ビジネスサポート株式会社」の本社がある。同社は、東京海上グループの特例子会社だ。特例子会社とは、文字どおり「特例」として、事業主が障害者の雇用に特別の配慮をした子会社のこと。前回記事でも紹介したとおり、2010年に設立された同社では、308人の従業員のうち、155人が障害者だ(2月1日現在)。小学校の3、4年生頃に初めて知った障害「私が自閉症であると医師から診断されたのは3〜4歳の頃のようです。その後、小学校3、4年生になって親から発達障害の自閉症について説明を受けて、初めて自分が障害を抱えているんだということを知りました。お腹の中にいる状態で、この子はなんらかのリスクを抱えるかもしれないということを医者から言われていたらしいのです」そう話すのは、相原聖人さん(22歳)。この春、都内の大学を卒業し、同社に入社した。東京海上グループの中での障害者雇用は、一般のグループ会社と特例子会社の採用の2つのルートがある。その違いは仕事内容と給料だ。特例子会社は勤務時間が6時間と短く、そのため給与は25%ほど低くなる。また、同社は5人の障害者に対して指導員1人がついており、個々の障害者の特性を見極めて、定着支援のためにソーシャルスキルトレーニング研修や、臨床心理士によりカウンセリングも行っており、その他のグループ会社とはシステムが異なる。今年、東京での新卒採用10人中、初めて大卒を1人採用した。高卒も大卒も同じ処遇からのスタートだ。実習を受けてからの採用となるため、実習を体験し、さらに給与と仕事内容を聞いて辞退する大卒生もいるという。2014年から国際的な診断基準の改訂で「自閉症」は「自閉症スペクトラム」という診断名に変更になった。「自閉症スペクトラム」の診断基準となるのが、「3つの特性」と呼ばれる「社会的なやり取りの障害」「コミュニケーションの障害」「社会的イマジネーションの障害・こだわり行動」だ。自閉症スペクトラムは、これら3つの特性があることが明らかになっている。「全体的に動きがちょっとバタバタしてしまいがちなので、ぎこちなかったり、反応速度が少し緩いといった特性があります。そうしたことで相手を戸惑わせてしまったり、何やってるのと言われてしまうこともあり、本当にいろいろ苦労しました」彼は3歳児以降の検査によって、知的障害もあることがわかり、大学病院で療育を受けていた。「療育」とは、発達障害や自閉症、肢体不自由など障害のある子どもが社会的に自立できるように医療や保育、機能訓練などを行うことだ。そのため、彼は普通の小学校ではなく特殊学級に入学することになった。しかし、現在では実際に面と向かって話し始めると、とても礼儀正しく、見た目にもまったく違和感を感じない。「療育機関では会話とか発音とか認知機能のテストとか、さまざまな訓練を受けていた時代がありました。小学校の特殊学級に通いながら、そこで人とのかかわりなどの基礎を学んでいきました。低学年の慣れていない時は、人と交わること自体がそもそも苦手で不得意だったのですが、高学年になってくるとようやくなじんできました。低学年当時の先生からよくしていただいたので、小学校の頃は何とか乗り越えられたという感じです。いじめについては特に受けてはいません」そして中学・高校は、自宅から1時間半かけて神奈川県にある不登校や発達障害の生徒を中心に教育している中高一貫校に通った。そしてAO受験で大学に入学し、そこで国際情勢や比較文化に興味を持ったという。その後、本人の努力のかいもあり、無事に大学を卒業できる状況になり、就職を考える時期になった。彼の就職に対する考え方は、新卒にこだわらず、慌てずに就職することだったが、周りのアドバイスにより考え方が変化してきたという。障害者手帳を携帯しながらの就職活動が始まった「もともと僕は大学卒業してからすぐに就職するのではなく、卒業してから1、2年ほど準備期間を設けて、地元の障害者の支援機関を頼りながら地道に活動していこうと考えていたんです。ところが精神科の先生や、セミナーで参加していた担当者の方から、すぐに在学中にも就職活動を始めたほうがいいのではないかということを言われました。1年間も準備する必要はない、より積極的に打って出るべきではないかと言われたんです。また、早めに自分の将来を決めて親を安心させたかったという思いもありました」障害特性が軽度であるため、周囲は新卒での就職が可能であると判断していたようだ。そこで障害者手帳を携帯しながらの就職活動が始まった。できるかぎり就職フェアやイベントに出展している企業と会い、ありとあらゆる情報を手に入れて、総当たりで当たるところはすべて当たった。どこかを選り好みしているような余裕はまったくなかったという。そんな考え方から100社ほど受けたのだが、苦戦を強いられた。一般企業の障害者枠を中心に、特例子会社も手当たり次第受けた。早く決まった友人たちを横目に、なかなか就職が決まらないことに何度も落ち込んだという。「やはり落ち込みましたね。一次面接は本当に2、3社程度しか通らなくて。 そこで二次面接に進んだとしても突破できないのです。厳しいなと思いながら、どこがいけないんだろうかとつねに考えていました。誰かに落ちる理由を聞きたかったんです。親にどうして俺は受からないんだろうと聞いたら、就活というのはみんなそんなもんだというふうに慰められました。むしろ落ちるのは当たり前だと思わないと、落ち込んでいても仕方ないよと言われました。そんな状況が続いてYouTubeを見たりして気を紛らわしていました」周りの人の励ましを受けながら、7月の就職フェアで、履歴書などの書類を提出した結果、東京海上ビジネスサポートの合格を勝ち取った。苦闘の連続の結果ようやく手に入れた就職だった。そこで入社に至る決断をした理由を聞いてみた。特例子会社イコール楽ではないところが決め手だった「就職フェア内で出展している唯一の特例子会社だったんです。人事担当者に会いに行ったらつねに仕事では最高品質を求めていると。業務の質をどんどん高めていくことは、特例子会社も一般企業も同じだと共感し、ここに決めました。特例子会社イコール楽というわけではなく、成長をしていく会社という説明を受けたので、ここだったら自分の実力を遺憾なく発揮して、いいモチベーションで働けるかなと最終的には考えました」彼の現在の仕事は自賠責保険の入力チェック業務だ。とはいえ、職業訓練を受けたこともなかった。また、仕事はもちろんのこと、会社にいるかぎりは周囲の社員ともうまくやっていかなければならない。大卒がたった1人という中、入る前と比べてどのような気持ちの変化があったのだろうか。「覚悟を決めて入社したのですが、それでも甘かったです。細かいところで一切妥協しないとか、品質を少しでも上に、最高を求めるといった責任の重い仕事なので、そこに対するプレッシャーはあります。さらにこれからは情報処理速度、スピード感をもっと養っていかなければいけないと思っています」新入社員は彼以外、全員が特別支援高等学校の出身だ。特別支援高等学校出身の新入社員は、学校で職業教育を受けてきている。3年間の間にしっかりとデータ入力のパソコンの業務とか、軽作業の業務などの訓練を受けてきており、本人いわく、現状では自分のスキルは年下のほかの9人より劣っているという。「彼らは非常に優しいです。私が大卒だからといって変に遠慮することもなく、本当に仲間として一緒にやっていけており、すごくありがたいと思っています。自分は大卒ではありますが、業務のスピードなどはむしろ彼らのほうが訓練されていて、全体的に処理速度が早いので、自分自身もそれを見習ってできる範囲内で極力能力を上げていかなければいけないと思っています」彼は他者とのコミュニケーションが苦手だったのだが、会社に就職することによって周囲との人間関係を考えるようになったという。自閉症スペクトラム障害のある人が就職して、すぐに辞めてしまうケースのほとんどが、この人間関係の壁によるものだ。「入る前はただ単に嫌だという人がいたら、距離を取ることができたのですがこの職場では同じチームとして動かなければなりません。自分自身のしゃべり方とか話し方はもちろんですが、相手の方の価値観を極力受け入れ、否定しないようにするということに非常に気を使います。上司の方にも問題を指摘されたら、素直にきちんと受け止めるようにしています」自閉症スペクトラム障害の人は、相互的なコミュニケーションのやり取りが苦手だ。職場では学生時代のように好きな人とだけ話すというわけにはいかず、より複雑な人間関係を築く必要がある。一生変わることのない特性のため、精神的なストレスがより大きくなる場合があるのだが、彼のように素直に受け止めることができる人は残念ながら少ない。これから就活をする人へそこでこれから就活をする人、現在就活している人へ自らの経験を踏まえたアドバイスを訊いてみた。「無理かもしれないと自分を決めつけることなくまずやってみる、試してみるということですね。それと就活で頑張っているほかの障害のある方を見て、自分一人だけが大変で頑張っているわけではないということがよくわかったので、たとえ何回も落ちたとしても、落ち込む必要はまったくないということを伝えたいと思います」幼い時に発達障害と診断され、障害と向き合って特殊学級から頑張って大学まで卒業し、100社以上の会社に応募して、ようやく採用が決まった。現在は自分の居場所を見つけた自信からか、その未来を見据えた目は輝いているように見えた。法定雇用率の上昇によって、障害者売り手市場といわれているが、大学を卒業してもスキルがなければ相原さんのように就活で苦労するのが現実だ。しかし、あきらめずに何度もチャレンジしていけば、必ず見てくれている人はいるのだ。障害者雇用の門はまだ開いたばかりだ。【東洋経済ONLINE】上を目指せば目指すほどにハードルは高くなるのが世の常ですね。親御さんのご苦労話も拝聴してみたいものです。337万アクセス達成しております。いつもご訪問にコメント感謝です。🌠
2018.07.17
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知的障害の女性をわいせつ目的誘拐 72歳男初公判知的障害のある女性をわいせつ目的で誘拐したなどとして、岐阜県警が男を逮捕していたことが13日、分かった。男はわいせつ誘拐と準強制わいせつの罪で起訴され、同日に岐阜地裁(鈴木芳胤裁判長)であった初公判で起訴内容を否認した。 男は岐阜市鍵屋西町、無職吉原信夫被告(72)。 検察側の冒頭陳述によると、吉原被告は4月13日午後3時45分ごろ、わいせつな行為をしようと考え、岐阜市内の路上で、知的障害のある40代の女性に声を掛け、自宅のアパートでわいせつな行為をし、同日午後8時すぎまで自宅にいさせたとされる。 被告人質問で吉原被告は事実関係を認めた一方、「誘拐したつもりはない。(わいせつな)行為は同意があった上で行った」などと主張した。【岐阜新聞】72才、孤独だったのでしょうか。寂しさの矛先をちょっと間違えたようですね。🌠
2018.07.16
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西日本豪雨佐賀で障害持つ息子亡くす 両親「家族の宝」「生きて帰ってほしかった」。西日本を襲った豪雨で犠牲となった佐賀県伊万里市の山口恭平さん(20)は、利用していた障害者通所施設の近くの川に流され、2日後、下流の海岸で発見された。重い自閉症で、水が大好きだった恭平さん。大雨の中、川を見に行こうとして濁流にのみ込まれたとみられる。両親は「家族の宝だった」と声を震わせた。 両親によると、恭平さんは言葉をうまく話せず、落ち着きがなかった。増水した川に流されたのは6日午後。通っていた「椿(つばき)作業所」で帰る準備をしていた際、職員が目を離したわずかな間に行方が分からなくなった。 日ごろから水が好きで、豪雨当日も何度も作業所の近くの川を見に行こうとしていたという。家族も職員も無事を祈ったが翌日、周囲の音を遮断するためにいつも耳に付けていた「トレードマーク」の黄色い耳当てが下流で発見され、8日に約6キロ離れた長崎県松浦市の海岸で遺体が見つかった。きれいな顔で戻ってきてくれた息子に両親は声も出ず、涙に暮れた。 苦労もあったが、その分、いつも母親(48)のそばに寄ってくる「可愛くて可愛くて仕方ない」存在だった。母親は、生後間もない時期から中学3年までの記録を1冊のノートにつづっていた。歯磨きができるようになったこと。声が出せたこと。小学校6年の文化祭で絵描き歌を披露してどよめきが起きたこと--。ノートには、小さな成長とその時に感じた幸せがぎっしり詰まっている。 父親(51)は「小学生になって、『恭平です』としゃべれるようになった時は涙が出るほどうれしかった」と振り返る。周囲には何でもないように見えることも、家族みんなで喜んだ。素直で表情豊かな姿に癒やされ、兄を含めた家族4人の生活は笑顔であふれていた。 自宅の居間には、恭平さんが好んだ怪獣の人形やDVD、絵本が並ぶ。父親は「階段をタンタン上って、トンチンカンなことばかり言って。恭平がいた時はにぎやかだった」と静まり返った自宅にうつむく。「恭平苦しかったよね。びっくりしたよね。守ってあげられなくてごめんね。もう会えないなんて信じたくないよ」。母親は涙をにじませ、写真の中の恭平さんの顔を指でなでた。【毎日新聞】 作業所の帰り支度の最中に、川を見に行ったとのこと。ちょっと目を離した隙が命取りになってしまった。自閉症の子がいれば、きっと誰にでも起こり得ることだけに、ご両親の想いは計り知れませんね。謹んでご冥福をお祈り申し上げます。🌠
2018.07.15
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フジテレビ『グッド・ドクター』自閉症めぐるセリフ内容、議論呼ぶ懸念も今クールの連続テレビドラマ『グッド・ドクター』(フジテレビ系)の第1話が12日、放送された。 幼い頃に自閉症スペクトラムと診断された新堂湊(山崎賢人)は、その驚異的な記憶力で東都大学医学部を首席で卒業し、レジデント(後期研修医)として東郷記念病院の小児外科に勤務することになる。そんな新堂を招き入れることに東郷記念病院の医師や経営陣は反対するが、病院長の司賀明(柄本明)は「我々も学ぶことがきっとある。医師としての資質に欠けると判断された場合、病院長を退きます」と言い、副院長の猪口隆之介(板尾創路)らを説得する。 出勤初日、新堂は通勤途中で事故で負傷した子どもに遭遇し、応急処置を行い、そのまま子どもに付き添って救急車で東郷記念病院に行く。小児外科の医師たちが手術室で準備していると、新堂は手術室の前で「シンエコー」「シンノー」などと発し、医師の瀬戸夏美(上野樹里)は少し気になりながらも無視する。そして瀬戸や小児外科主任の高山誠司(藤木直人)らが処置に当たっていると、「心エコー(心臓エコー)」と「心嚢穿刺術(しんのうせんしじゅつ)」が必要となり、瀬戸は新堂が初期の段階で必要な処置を把握していたことに驚く。 新堂の指導医になった瀬戸は、新堂を横紋筋肉腫で入院している男の子、マサキくんのベッドに連れて行くと、病院側が両親から口止めされていたにもかかわらず、新堂は再手術が必要であることをマサキくんに告げてしまい、瀬戸たちは母親から激怒される。 新堂は瀬戸から叱責されるも、何が悪いのか理解できず、瀬戸から「いくら記憶力が優れていても、人の気持ちがわからない人間に医者は務まらない」と言われ、マサキくんに近づくことを禁止される。 後日、それにもかかわらず新堂がマサキくんの病室に行くと、マサキくんは胸を押さえて苦しみ出し、新堂は処置に当たろうとするが、同僚の医師に病室から追い出される。新堂は「上腹部を痛そうにしていました。イレウス」と言い、その医師がマサキくんの主治医である小児外科長の間宮啓介(戸次重幸)の携帯電話を鳴らし、その旨を伝えるも、ゴルフのプレー中だった間宮は真面目に取り合わない。するとマサキくんの病状が悪化して意識を失い、ついに新堂は勝手にベッドを手術室に運び、手術しようとする。そこに隣の手術室でオペ中だった瀬戸と高山が駆けつけ、新堂が言ったとおり絞扼性イレウスを発症していることが判明し、同時オペを敢行する。 2つの手術を無事成功させた高山は、手術室を出たところで、「マサキくんは大丈夫ですか?」と駆け寄ってきた新堂を突き飛ばし、「お前は医者失格だ。今回は運が良かっただけだ。運が悪かったら、2人とも死なせてた」と憤慨する。その夜、マサキくんのお母さんは病室を出たところで、マサキくんのランドセルを抱えた新堂に会い、お礼を言って頭を下げる。そして、マサキくんが再手術によって再びつらい抗がん剤治療をしなければならないことに涙するお母さんに向かって、新堂は「マサキくんは、とても強いです」と励ます。 病室で目を覚ましたマサキくんはお母さんに、新堂が抱えてきたランドセルを開けるように言い、それを開けると、そこにはお母さんへのお誕生日プレゼントとしてお誕生日ケーキの絵が描かれた画用紙が入っている。この日がお母さんの誕生日であることを記憶していた新堂が前日夜、こっそりマサキくんのベッドを訪れて一緒に描いていたのだ。一連の新堂の行動を受け、瀬戸は新堂を少しだけ見直すところまでが、第1話で放送された。セリフ内容に疑問も 第1話を見た感想としては、病院経営において小児科が置かれた厳しい現実を描きつつ、自閉症の新堂を医師として受け入れることに当初は反発していた東郷記念病院の医師や経営陣が、さまざまな葛藤や衝突をしながらも、新堂と向き合い、改めて医療とはどうあるべきかを模索していくというテーマ設定だと理解できた。変にエンタメ路線に走らずに誇張のある演出を抑制して、可能な限り医療の現実に向き合おうとする真摯な姿勢を感じるし、丁寧に物語をつくり込んでいるという好印象を持った。 それだけに、ところどころのセリフにおいて、若干気になる部分も少なくなかった。 たとえば、経営陣や各診療科の責任者が一堂に会す会議で、院長の司賀が新堂を雇うことを明かす場面で、医師たちは「冗談じゃない。ただでさえ訴訟リスクの高い小児外科に、自閉症の医師を雇い入れるなんて」「勘弁してくださいよ。なんでよりによって」と強い拒否反応を示す。また、小児科医たちは新堂が座るルームのなかで、「自閉症?」「マジっすか? 2年ぶりの新人が、それって」と言い合う。 司賀から直々に新堂をよろしく頼むといわれた高山も、「自閉症の人間に医師は無理です」と言い切る。さらには、理事長の東郷美智(中村ゆり)は副院長の猪口に向かって、「どういうつもりですか? あんな、ああいった人材を入れることに賛成するなんて」と反対する。もちろん制作サイドとしては、あくまでドラマの序盤に当たって今後物語を展開していく上で必要な演出として、このようなセリフを使ったというのは十分に理解できるが、自閉症の方やその家族の方などが聞いたとき、どのような感情を抱くのか。もう少し違った表現をできなかったのかという疑問がわくし、やはり、やや配慮に欠けているのではないかと感じる。また、実際に小児科の現場に携わっている医師が、大っぴらにこのような言葉を口にするとも考えにくく、小児科というものが世間から誤解された印象を持たれてしまわないかも気になる。 フジテレビといえば、2016年放送のドラマ『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』では日本介護福祉士会から介護現場の描き方について意見書が送付されたり、他局だがTBSの前クールの医療ドラマ『ブラックペアン』では治験コーディネーターの描き方に対し日本臨床薬理学会から見解書が送付されたりして、その都度議論を呼んでいた。それだけに、『グッド・ドクター』もそのようなかたちで議論の的になってしまわないかが懸念される。 ドラマとしては丁寧なつくりになっているだけに、こうした部分が少し残念に感じるのは、私だけであろうか。(【biz-journal】やはり、障害が絡んでいると、何かと論議を呼びますね。🌠
2018.07.14
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親子で発達障害、栗原類さん母の子育て「人の評価より」発達障害を公表しているモデル・俳優の栗原類さん(23)の母、泉さん(48)が子育ての経験をつづった手記「ブレない子育て」(KADOKAWA)を出版しました。類さんと向き合った日々や、親としての心構えを記しています。泉さんは「接し方の一つのヒントになれば」と語ります、発達障害を公表しているモデル・俳優の栗原類さん(23)の母、泉さん(48)が子育ての経験をつづった手記「ブレない子育て」(KADOKAWA)を出版しました。類さんと向き合った日々や、親としての心構えを記しています。泉さんは「接し方の一つのヒントになれば」と語ります。栗原類さん母の子育て論「子に100%の時間使わず」 泉さんはシングルマザーとして通訳などの仕事をしながら、類さんを育ててきた。類さんが発達障害と診断されたのは8歳のとき。当時住んでいた米国の小学校で可能性を指摘され、市の教育委員会のテストを受けて分かった。 泉さん自身も、その際に発達障害と指摘された。自覚はなかったが、振り返ると、忘れ物が多かったり、集団行動が苦手だったりした。ただ、社会経験を重ね、日常生活で困ることはなかったという。 一方、発達障害は人によって症状や程度が異なる。「私は落ち着きがないタイプだが、類はじっとしているタイプ。症状の違いを理解することから始めました」 泉さんと違って、類さんには「記憶力の弱さ」があった。数分前に聞いたことも忘れてしまう。社会常識をいくら教わっても覚えられない。小学校高学年で日本に帰国してからも、暗記中心の勉強に戸惑うことが多かった。 周囲から「類くんだけ出来ない」と他の子と比較されることも少なくなかった。泉さんは「子育ては他の人からどう評価されるか気にしていると成立しないことが多い。子供にとって何がプラスになるかを最優先に考えてきました」と話す。 勉強もしてほしいと思っていたが、塾通いなど「みんなもやっているから」と周囲に流されず、類さんのキャリアを考えてモデルの仕事を優先。また、見聞を広めてあげたいと、20カ国以上を一緒に旅行した。見たことのない場所に行き、感動を共有することが親子の信頼関係を築くことにもなると考えたからだ。 類さんがゲームやインターネットの動画投稿に没頭した時も禁止にはしなかった。勉強が手つかずになる心配もあったが、あらゆる国や世代の人と交流でき、プラスになると考えた。「禁止すれば心に残る体験もつぶすことになる。一緒に勉強し、危ないことがないように見守るのが親の務めだと思います」 類さんと今も一緒に暮らし、身の回りのことをサポートする。泉さんは「自立できるまでには到達していないが、類も自分の特性にどう対応するかコツをつかみ、成長している実感はある。一人暮らしをしたいと言っているので応援していきたい」。【朝日デジタル】すてきな距離感で親子の信頼関係が保たれているようですね。🌠
2018.07.13
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日本版『グッドドクター』は韓国版、アメリカ版より輝くことができるのか?今週7月12日(木)、ついに日本版『グッドドクター』(フジテレビ、木曜劇場)が始まります。山崎賢人さんが主演!人件費削減が叫ばれる小児病棟で、新しく雇う小児科レジデントが高機能自閉症という設定です。トラブルメーカーになるのか、救世主になるのか? あんなに個性豊か・人種豊かな俳優陣でそろえているアメリカ版から入ってしまった私としては、日本版の雰囲気すら想像できません。オリジナルは韓国版ですので、日本版グッドドクターは韓国版にちかい雰囲気になるのかなあ~、と想像しております。[healthpress]写真はフジテレビ『グッドドクター』HPよりどんな反響があるか、楽しみですね。🌠
2018.07.12
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毎日新聞で勉強会 報道の在り方考える東海道新幹線車内で6月9日に発生した殺傷事件で、毎日新聞がニュースサイトで翌10日「容疑者自閉症?」の見出しで続報を伝えたことに対して、「発達障害に対する偏見を助長する」との批判が寄せられた。毎日新聞社は今月6日、東京都千代田区の東京本社で「発達障害を正しく理解する勉強会」を開いた。自閉症の長男がいる神戸(かんべ)金史(かねぶみ)RKB毎日放送=本社・福岡市=東京報道部長を講師に招き、50人以上が受講した。 神戸さんは、自身の子育て体験を題材に障害への理解を深めてもらうためのドキュメンタリー番組を製作した。勉強会では自閉症スペクトラム障害(ASD)の人は相手に自分がどう見られるかを理解するのが難しく、コミュニケーションがうまく取れないために誤解を受けがちなことを解説。こうした障害を持つ人が犯罪を起こす確率は統計上、障害のない人に比べて少ないことや、周囲の無理解で家族が追い込まれている現状を説明した。さらに「個々の記者が正しくリポートする能力を高めることが必要だ」とASDの知識を身に着けるよう求めた。 毎日新聞は、日本自閉症協会と日本発達障害ネットワークから抗議を受けた後、ニュースサイトの記事の冒頭に「障害と事件が関係するような表現になっていたため、関係部分と見出しを削除しました」とする「おわび」を掲載した。再発防止を目指し、ASDを含む発達障害への理解を深める勉強会を企画した。 勉強会の内容は社内で広く共有することにしている。[毎日新聞]社内に神戸さんの存在があったにも関わらずの先走り報道、情報を共有することの重要性、報道関係ならではですね。🌠
2018.07.11
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トレッキーの自閉症少女がハリウッド目指す「500ページの夢の束」予告編ダコタ・ファニングが主演を務めた「500ページの夢の束」の予告編がYouTubeにて公開。あわせてポスタービジュアルが到着した。本作は、大好きな「スター・トレック」に関して並外れた知識を持つ自閉症の女性・ウェンディが主人公の物語。ウェンディをファニングが演じ、ウェンディを支えるソーシャルワーカーのスコッティにトニ・コレット、ウェンディと離れて暮らす唯一の肉親である姉・オードリーにアリス・イヴが扮する。監督を務めたのは「セッションズ」のベン・リューイン。予告編には、施設で暮らすウェンディが「スター・トレック」の脚本コンテストに応募する脚本を書く様子が映し出されている。また500ページの脚本を抱えて施設を抜け出し、ハリウッドを目指すさまも。「スター・トレック」に登場する架空言語“クリンゴン語”で話す警察官も確認できる。「JUNO/ジュノ」「マイレージ、マイライフ」を手がけたダニエル・ダビッキと、「マネーモンスター」のララ・アラメディンが製作を担当する「500ページの夢の束」は9月7日から東京・新宿ピカデリーほか全国でロードショー。[NATALIE]公開が楽しみな作品ですね。🌠
2018.07.10
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自閉症の翔平さん主演!映画「はたらく」全国上映プロジェクト 第12弾東京千代田上映情報私は「弱さにある希望」をテーマにオリジナル作品の映画の製作・配給・宣伝をしているロゴスフィルムの代表の齋藤一男と申します。今回、「自閉症の翔平さん主演!映画「はたらく」全国上映プロジェクト」と題しまして、ロゴスフィルム最新作映画「はたらく」全国上映を2018年2月12日より公開しております。その第12弾、東京都千代田区での一般上映が、「アーツ千代田 3331 B105 マルチスペース」で行われます。今回のプロジェクトの目的は、障害のある方の仕事について考える、映画「はたらく」を通して、これからの社会の在り方を多くの方と一緒に考えていきたい、そして映画「はたらく」をきっかけに、一人一人のすばらしい才能、個性を生かしあえる社会の在り方を全国レベルで考えていきたいという願いを持っております。「アーツ千代田 3331」にて皆様のお越しを心よりお待ちしております。 ロゴスフィルム 代表 齋藤一男「弱さにある希望」をテーマに映画製作・配給・宣伝を手掛ける、ロゴスフィルム(代表:齋藤一男)は、2017年10月20日よりクラウドファンディングサービス「READYFOR」にて、「自閉症の翔平さん主演!映画「はたらく」全国上映プロジェクト」を開始し、2017年12月1日無事、目標金額に達成し、2018年2月12日より全国各地で一般上映をしていきます。その第12弾の東京千代田上映情報です。映画「はたらく」のテーマであります、「これからの社会の在り方について考える」ということを全国上映を通して行っています。拡散をぜひともお願いいたします。 READY FOR「自閉症の翔平さん主演!映画「はたらく」全国上映プロジェクト」https://readyfor.jp/projects/eigahataraku-ouen【value-press】以前にもご紹介していた作品の追加情報です。338万アクセス達成しております。いつもご訪問にコメント感謝です。🌠
2018.07.09
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障害ある子殺害 父親に実刑判決 地裁姫路支部今年3月、同居する知的障害の長男を自宅で殺害したとして殺人罪に問われた兵庫県加西市、無職田中五雄被告(76)に対する裁判員裁判の判決公判が6日、神戸地裁姫路支部であった。藤原美弥子裁判長は懲役4年6月(求刑懲役8年)を言い渡した。 判決によると田中被告は3月4日夜、重度の知的障害で介護が必要な長男=当時(48)=をトイレに連れて行く際、頭をたたかれたことに立腹し殺害を決意。5日未明、ベッドに横たわっていた長男の首をタオルで絞めて心肺停止状態に陥らせ、搬送先の病院で死亡させた。 藤原裁判長は「介護で肉体的にも精神的にも疲弊していたとはいえ、娘らに支援を求めるという手段に思い至らず、被害者の命を奪ったことは短絡的と言わざるを得ない」と指摘した。[47NEWS]高齢な父親一人で重度の障害のある長男を抱え込んでいた状況。家族以上に周りの自治体にももっと支えを求められていたら、と悔やまれますね。🌠
2018.07.08
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もうひとつのW杯 世界選手権日本代表に吉永、平野両選手 県から初選出 /山口「もうひとつのワールドカップ(W杯)」と呼ばれる、知的障害者のサッカー世界選手権に出場する日本代表に、県内から2選手が選ばれた。県知的障がい者サッカー連盟のDF吉永裕也選手(22)とFW平野貴士選手(29)。日本代表は5大会連続での出場だが、県内からの選出は初めて。 大会名は「INASサッカー世界選手権」。1994年から4年に1度開かれ、今年8月にスウェーデンで開かれる。ルールは健常者の11人制サッカーと同じで、日本は前回のブラジル大会では初めてベスト4に進んだ。今回は全国で約7200人いる選手の中から、17人が日本代表に選ばれた。 2人は1日、レノファ山口のJ2リーグ戦前に維新みらいふスタジアムであいさつした。吉永選手は「この大会のために練習してきた。成果を発揮できるよう頑張るので応援よろしくお願いします」と呼び掛け、平野選手は「2月にもスウェーデン遠征に参加し、海外の選手のフィジカルの強さやレベルの高さを感じた。あと1カ月、できることをやって大会に臨みたい」と意気込みを語った。2人を入団時から知る連盟事務局の嶋育人さん(34)は「世界大会でのプレーは、今後生活面でも、社会で通用する自信にもつながる。前回のベスト4以上を目指して頑張ってほしい」とエールを送った。Tシャツで渡航費支援を 合宿や大会派遣には現在、選手やスタッフが自己負担を強いられている。特定NPO法人日本知的障がい者サッカー連盟(JFFID)は、スウェーデン渡航費を確保するために公式応援Tシャツ(1着3500円)を販売している。県知的障がい者サッカー連盟事務局083・921・2044。【毎日新聞】 皆さん、それぞれの持ち場で頑張っているんですね。🌠
2018.07.07
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自閉症は“障害”ではなく“特性”。積極雇用を促した、仏食品メーカーによるCSR施策Case: Autism Can Work生まれつきの脳機能障害により、社会性やコミュニケーション能力が低かったり、特定のことに対し強いこだわりを持つといった特徴がある自閉症。現在、フランスにはおよそ50万人の自閉症者がいるそうですが、体の障害と違って見た目には分かりずらいために、周囲から誤解をされてしまったり、孤立してしまうケースも多くあるといいます。このような状況を受け、ジャムやコンポートなどのフルーツ加工品を製造販売するANDROSは、自閉症という発達障害に対する人々の意識を変える取り組みを始めました。一口に自閉症と言っても、言語的な発達の進度、言葉による指示の理解度、感覚の過敏性など、その症状は様々。その半面、記憶力が非常に優れていたり、手先が器用な場合もあるため、対処や支援の方法もその人によって異なってきます。まずANDROSは、自社工場で彼らを他の従業員と同じ手当・待遇で雇い入れることに。そして他の企業にも雇用を促すため、個人別に自閉症の症状や重度などのプロフィールを記載したプラットフォーム『Autism Can Work』を作成しました。症状の記入にあたっては、自閉症によくある『強迫性障害(同じ行動を何度も繰り返すこと)』を『驚異的な集中力』と言い換えたり、物事や行動への強い執着を『正確性へのこだわり』とするなど、ポジティブな表現に。こうして個々のアピールポイントをAutism Can Workに掲載すれば、企業は自社にとって必要な人材を探すことができ、また受け入れ態勢をスムーズに整えられるというわけです。このプロジェクトは、メディアで紹介されるや否や大きな反響を呼び、ついには政府が自閉症の人々を支援するための予算を組むほどの社会的な注目を集めました。【AdGang】素晴らしい試みですね。こういう企業がどんどん増えてくるといいですね。🌠
2018.07.06
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自閉スペクトラム症に「幸せホルモン」有効 世界初の検証浜松医科大学精神医学講座の山末英典教授ら共同研究チームは、自閉症やアスペルガー障害を含む「自閉スペクトラム症」の対人コミュニケーション障害に、ホルモンの一種であるオキシトシンが有効であることを世界で初めて実証した。日本医療研究開発機構がこのほど発表した。今後、自閉スペクトラム症の有効な治療につながると期待される。研究では、自閉スペクトラム症と診断された成人男性106人のうち脱落者を除いて、経鼻スプレーを用いてオキシトシンを投与した51人と、偽薬を投与した52人を解析対象とした。相手の言動や考えを理解したり、自分の思いを分かりやすく伝えることを苦手とする自閉スペクトラム症の対人コミュニケーション障害に与える影響を検証した。面談場面での振る舞いから専門家が評価したところ、傷害の軽減はオキシトシン、偽薬双方に認められた。ただ、変化の客観的な指標となる血中濃度の上昇はオキシトシンのみに認められ、話し掛けられた際に相手の目元を見る時間の比率もオキシトシンの投与で有意に増加した。また、同じ行動を繰り返す「常同行動」、興味や関心が偏る「限定的興味」の症状についても改善がみられた。オキシトシンは脳の下垂体後葉から分泌されるホルモンで、愛着を形成しやすい効果があることから「幸せホルモン」とも呼ばれる。健康な大学生を対象とした研究において他者と信頼関係を築きやすくすること、表情から感情を読み取りやすくなることなどが報告されており、山末教授らは自閉症スペクトラム症の治療薬としての実用化を念頭に研究を進めてきた。今回の臨床試験でオキシトシン経鼻スプレーの有効性と安全性が確認されたことで、開発がさらに進むと予想される。【教育新聞】幸せホルモン、普通に肖りたいですね。🌠
2018.07.05
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車と自転車の事故。相手知的障害者の場合の過失割合に影響しますか?先日、ショッピングモールの駐車場内で出口へ向かう途中、自転車が見えて停車してました。しかし、自転車はよそ見をしていてそのまま突っ込んできました。その自転車に乗っていたのは成人した知的障害者でした。 私達の車にドラレコがありません。 事故状況からこちらは過失0を主張したいのですが、知人から保険会社入れると社会的弱者になるから私達の方が悪くなると言われました。 相手が障害者であることは過失を審査する上で関わりあるのですか? 事故状況はこうです。 駐車場敷地内で右折して道路の出入口の停止線に向かおうとした途中でした。 左前方の歩道から自転車がきました。 自転車は右側を向いていて前方は確認しておらず、運転していた夫は右折する途中で危険と思い車ブレーキを踏んで停車して待つ事にしました。 車は出入口の入り口側の車線に入るように停車していました。 自転車はよそ見をしたまま私達の車に気付かずに出入口を曲がってきて車の前方の本当に中央に正面からぶつかってきました。 自転車が転倒する事はありませんでした。フロントガラス越しに目が合い、相手がそのまま自転車で向かおうとしていたのですぐに車を違う場所に停めて、ちょっと待ってくださーい!と声をかけました。 事故後車を停めるときに、出入口付近に出て入れば一度バックをする必要がありますが、私達はバックせず車を違う場所へ移動している事で駐車場内での事故である主張ができます。 引き止めてすぐに警察に電話しました。 傷は車の真ん中でナンバーは衝撃で曲がった跡があり、カゴなどでえぐった傷が出来ていました。 引き止めても◯時には帰りたい、などの主張がありパニックになってしまうと大変だと思い一つ一つ説明して警察を待ちました。 警察の現場検証もこりゃああっちからぶつかってこないとできない傷だねぇ、と言われたんたんと終わりました。 警察の方が相手の携帯電話から母親に連絡し、現場は来てくれる事になりましたが出先の為30分程かかるとの事で警察はその間に帰ってしまいました。こちらも誠意を見せる為残り、お母さんに状況を説明して帰りました。この場合、私は完璧な向こうのよそ見不注意であるので0主張したいのですが、相手が知的障害者という点は影響するのでしょうか?そもそもぶつかる前に障害者だとはわからないのに、こちらが悪くなるのは納得がいきません。2018年06月29日 14時08分お困りのことと存じます。前回も回答させていただきました。 >相手が障害者であることは過失を審査する上で関わりあるのですか?→関係がないとは言えませんが、あくまで双方に過失がある場合に修正要素となるのが基本です。過失割合については、図面やミニカーなどを用いて詳細に事情聴取しなければ正確な見通しをお伝えすることはできませんが、お書きになった事情からは0主張されるのも理解できます。ネット上での相談だけではどうしても限界がありますので、どうか、勇気を出して、お近くの弁護士に直接面談にて相談してみてくださいね。2018年06月29日 14時32分先日の回答に引き続きお答え頂きありがとうございます! 相手の保険が対応するものがない。こちらも弁護士特約を付けていない。ドラレコもない。ふっかける気もないが、過失0を主張したい。 昨日は焦った相手方の父親から、夜に現場検証をするから来いと連絡があり電話で説得し…知人から知的障害者だから不利になると言われ、こんなにも世の中は理不尽なものかと思っていました。ケースバイケースであると思いますが、必ずしも不利にならないと少し希望が持てました。 保険会社が過失割合について話してくれているので、弁護士さんにご依頼するのはその後の個人での交渉がもつれた時に考えております。 本当は今すぐにでも相談したいのですが…。 本当にありがとうございました!2018年06月29日 15時03分そうですね、保険会社の担当者で担当しきれない場合などは、弁護士への相談を検討くださいね。 全世界に公開されているネット上でのご相談なので、一般論の限りでしか回答できませんが、また何かありましたらご相談くださいね。 良い解決になるよう祈念いたします。 【弁護士ドットコム】何気ない日常の中で、いろいろな出来事に遭遇する可能性がありますね。🌠
2018.07.04
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知的障害者施設で虐待、利用者に暴力と暴言 三重 津市の障害者施設「つくしんぼの家一志」で、女性職員2人が利用者3人に暴力を加えたり、暴言を吐いたりしていたことが2日、施設への取材で分かった。市は身体的、心理的虐待があったと認定、報告を受けた県は5月、障害者総合支援法に基づいて施設に再発防止を指導した。 施設によると、2月ごろ外部からの指摘で発覚。女性職員2人が、知的障害のある利用者にたたく蹴るなどの暴力を振るった。虐待を受けた利用者にけがはないという。 また、うち1人は男性利用者に「うそつき」「泥棒」などの暴言を吐き、もう1人は「あごの肉をエステしてやる」と言い、嫌がる女性利用者のあごに執拗に触っていた。他職員は虐待行為を目撃していたが制止せず、笑って見ていたという。 施設側は「利用者から信頼されている」として2人に勤務を続けさせている。松本安生施設長は「行き過ぎた点があった。研修など職員教育を徹底する」としている。〔共同〕【日本経済新聞】利用者の立場になったら、するべきことは自ずと分かるはずですね。🌠
2018.07.03
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【日本初】発達障がい専門雑誌「きらり。」リニューアル第一弾 7月5日発売株式会社みのりの森京都在住の発達障害当事者が企画・編集・発行、障害を明るく楽しく伝える雑誌 障害者だから「できない」のではなく、障害者だからこそ「できる」ことがある。 そう考えた発達障害当事者の朝倉美保は、障害者が偏見や差別を受ける現実を見つめ、障害者目線を盛り込みながら「障害の正しい知識」や「リアルな現実」を「明るく楽しく面白く」伝えている。この度、発達障害当事者の朝倉美保は企画・編集・発行した発達障害専門雑誌「きらり。」を新たな仲間を迎えて全面リニューアルし、vol.5「自閉スペクトラム症」特集を発行する。 発達障害当事者のエッセイと漫画、発達障害児の子育てをしている父親・母親のエッセイと漫画、また朝倉がインタビューした記事なども掲載している。 苦手を避ければ解決するとも考えられている発達障害だが、朝倉は「苦手なものを乗り越えた先にこそ、楽しいが待っている」と考えている。昨年から朝倉自身が苦手な接客業にチェレンジし、どう考えながら乗り越えていくのか、そのリアルな体験も綴っている。 見た目ではわかりづらい発達障害。朝倉も幼い頃からずっと生きづらさを感じながら過ごしてきた。 24歳でうつ病になり、ずっと完治せずに過ごしてきたが、5年前の34歳の時に発達障害と診断されてからやっと生き方を見つけられうようになった。よき理解者、友人に巡り会えたことから朝倉自身が救われた。それから発達障害の理解を広めるべく37歳で会社を設立し、雑誌を発行した。 今年度は雑誌のリニューアルとともに、全国に雑誌をもっと広めるべくフリーペーパーも発行する予定だ。 発達障害に対する理解者を全国に増やし、発達障害者・児、そのご家族や関係者がより生きやすい社会を作りたいと日々活動している。 <今年度>vol.5 「自閉スペクトラム症(ASD)」特集 7月5日発売vol.6 「注意欠如・多動症(ADHD)」特集 10月5日発売予定vol.7 「学習症(LD)」特集 1月5日発売予定 <朝倉美保の診断名>うつ病から双極性障害に。広汎性発達障害、アスペルガー症候群、注意欠陥多動性障害の診断がつく。現在は、自閉スペクラム症、注意欠如・多動症に名称が変更になっている。 ~株式会社みのりの森 きらり。編集部~会社名 :株式会社みのりの森担当者:朝倉美保会社URL :https://www.minorinomori.co.jp運営URL:http://みのり.com【産経ニュース】日本初の発達しょう害の専門雑誌、多方面で利用されそうですね。🌠
2018.07.02
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発達障害に継続投与、一部症状改善 自閉スペクトラム症、福井大など発達障害の一つ「自閉スペクトラム症」の男性に、オキシトシンというホルモンを継続投与すると、同じしぐさや言い回しを繰り返す常同行動が改善することを国際的な基準で確認したと浜松医大、福井大などの研究チームが6月29日、英医学誌電子版に発表した。大規模な臨床試験を行い、国際的な基準で治療効果や安全性を検証したのは世界初という。 一方、自閉スペクトラム症のもう一つの代表的な症状である対人コミュニケーションの障害では、明確な効果が確認できず、さらに検討すべき事項があるとしている。 研究チームには、2大学のほか、金沢大と名古屋大が参加した。知的障害のない自閉スペクトラム症の男性計103人を対象に、オキシトシンを鼻からスプレーで投与するグループと、偽薬を使うグループに分け、臨床試験を行った。国際的な判定方法「自閉症診断観察検査(ADOS)」で、2014年12月から約1年半にわたり効果を調べた。 その結果、オキシトシンを投与したグループで常同行動の軽減が確認できたのに対し、偽薬のグループは変化がなかった。対人関係の障害は、両グループとも改善がみられ、差がなかった。また、オキシトシンを投与したグループでは、相手の目を見る時間が増えたという。 オキシトシンは脳内で分泌されるホルモンで、安心感や信頼感をはぐくむ作用があるとされる。研究チームに参加した福井大医学部の小坂浩隆教授(44)は「オキシトシンによる自閉スペクトラム症の改善を国際的な基準で確認できた。治療薬が承認され、安全に処方できるようになることを期待したい」と話している。【福井新聞】治療して改善することで、何より本人が暮らしやすくなるといいですね。🌠
2018.07.01
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