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初の発達障害と柔道指導のワークショップを5月6日に神戸にて開催[NPO法人judo3.0]NPO法人judo3.0(宮城県女川町 代表理事 酒井重義)は、発達障害の可能性のある子どもたちへの柔道指導に関するワークショップを2018年5月6日(日)、兵庫県神戸市の神戸常盤アリーナにて開催します。 イベント詳細 題名:一人一人が輝く少年柔道の指導法 ~愛媛「ゆにじゅ~」と「発達障害」を切り口にして~ 日時:2018年5月6日(日)13:30~16:30場所:神戸常盤アリーナ(兵庫県立文化体育館)柔道場 (兵庫県神戸市長田区蓮池町1-1) 内容:発達障害の可能性のある子どもへの柔道指導に関するワークショップ&相談会 講師: 長野敏秀(ユニバーサル柔道アカデミー代表) 西村健一(特別支援学校教諭・臨床発達心理士) 浦井重信(放課後等デイサービス「みらいキッズ塾」運営者) 料金:大人3000円 / 大学生・大学院生2000円 定員:30名 申込:以下のフォームからお申込みください。https://goo.gl/forms/PHrrc9AYgS3bClPP2特設サイト:http://judo3.org/kobe20180506workshop/ 実施の背景 通常学級に在籍する児童生徒のうち、人とコミュニケーションがうまくとれないなどの発達障害の可能性のある小中学生が6.5%に上り、4割は支援を受けていない実態が文部科学省の調査で明らかにされました。 地域の子ども達の教育に担っている少年柔道クラブにおいても、発達障害の可能性のある子どもたちが参加していると思われますが、その実態は明らかになっておらず、多くの指導者や保護者が「どのように指導したらいいか分からない」という悩みを抱えています。その結果、少なくない発達障害の可能性のある子どもたちについて、適切な指導があれば柔道ができるにもかかわらず、稽古についていけず途中でやめたり、クラブへの加入を諦めるなど、柔道を通じて心身の発達を図る機会が十分に得られていない状況にあると思われます。そこで、NPO法人judo3.0は、発達障害と柔道指導、どちらにも知見がある講師(愛媛、香川、大阪から)によるワークショップをはじめて企画しました。 近年、脳の研究が進み、運動が脳機能を向上させる効果があること、そして、運動で発達障害が改善する可能性があることなどが示されてきています。 柔道クラブのみならず、他のスポーツのクラブでも、発達障害の可能性のある子どもたちが運動ができる環境が整備されていけば、子ども達の発達は促進されます。本ワークショップは上記に向けた一助になったらと考えています。 ワークショップの内容 主に以下の内容となります。(1)「ユニバーサル柔道アカデミー体験プログラム」長野敏秀 発達障害のある・なし問わずに柔道ができるクラブ「ユニバーサル柔道アカデミー(通称:ゆにじゅ~」を愛媛県四国中央市で立ち上げた長野敏秀氏及びそのスタッフによる柔道プログラムのワークショップとなります。(2)「子どもが伸びる声のかけ方~応用行動分析の視点から~」西村健一 香川県の少年柔道クラブで指導し、特別支援学校教諭・臨床発達心理士である西村健一氏による、応用行動分析の視点から、柔道指導、特に、生徒への指示や声掛け、関わり方についてのワークショップとなります。(3)「子どもの問題行動の原因が分かる~感覚統合の視点から~」浦井重信 大阪府の少年柔道クラブで指導し、放課後等デイサービスを運営している浦井重信氏による、感覚統合の視点から、問題行動の背後にある感覚過敏などの問題の把握、そして運動で改善する方法などについてのワークショップとなります。講師のプロフィール長野敏秀ユニバーサル柔道アカデミー代表 。一般財団法人愛媛県柔道協会理事/強化育成委員。地元の柔道会の指導者を20年ほど続けてきたが、勝利至上主義に違和感を感じて、平成27年「勝つこと」を一旦やめたユニバーサル柔道アカデミーを設立。 西村健一 香川県の少年柔道クラブで指導。特別支援学校教諭・臨床発達心理士。発達障害のある子どもへの指導法を研究し、2018年、発達障害のある人をサポートするための本「子どもが変わる! ホワイトボード活用術 (見る・聞く・書く・話す・参加するために)」 を出版。 浦井重信 大阪・ブレイザーズ柔道クラブで指導。一般社団法人児童基礎体力育成協会を設立し、文武両道の放課後等デイサービス「みらいキッズ塾」を運営し、発達に凸凹がある小学生~高校生に対し、運動を中心に学習やソーシャルスキルを指導している。NPO法人judo3.0についてNPO法人judo3.0は「新しい公教育を創造する」をミッションとし、国際柔道交流のプラットフォームを通じた「世界中に100人の友達ができる教育」づくり、および、近年の科学が明らかにしている運動の様々な効能を万人に届けるため、障害あるなし問わず、あらゆる人々が柔道にアクセスできる環境づくりなどを行っている団体です。 名 称: 特定非営利活動法人 judo3.0所在地: 〒986-2261 宮城県牡鹿郡女川町女川浜字大原303番地の6設 立: 2015年1月1日(2017年10月25日 法人格取得) 事 業:国際柔道交流の促進、障害福祉分野における柔道の普及等 連絡先: info@judo3.org代 表: 酒井 重義U R L :http://judo3.org/企業プレスリリース詳細へ (2018/03/30-16:01) 【JIJI.COM https://www.jiji.com/jc/article?k=000000002.000025167&g=prt 】 視野を広く、充実したプログラム、開催が楽しみですね。🌠
2018.03.31
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診療医を育成 信大医学部が「教室」来月開設 5年で30人目指す、専門医も /長野信州大学医学部(松本市)は28日、子どもの発達障害を診療できる専門医をより多く養成するため、学部内に「子どものこころの発達医学教室」を4月1日付で開設すると発表した。カリキュラムを修了した診療専門医を計画的に県内の医療機関へ配置し、地域での診療に格差が生じないような体制づくりを目指す。 発達障害は、学習障害やアスペルガー症候群、高機能自閉症などの総称で、特定の分野にこだわりが強かったり、コミュニケーションが苦手だったりするなどの症状がある。信大医学部によると、発達障害の子どもは全児童の1割を占めるとされ、県内でも中学生以下で約3万人と推定される。一方で、全国的に診療専門医は不足しており、受診待ちの子どもが多くいる。県内でも発達障害の診療を専門に行う医師は10~20人ほどしかいないという。 今回の教室開設は、こうした課題に対応するため、県からの委託事業として4月から5年計画で行う。主に医師になって6年以上の小児科医、精神科医らを対象に講義や研修などを行い、5年間で30人を目標に、診療医を育成する。さらに、より高度な診療や研究を担う専門医の養成も、5年間で5人を目標に行う。医師だけでなく、医学部学生に対しても発達障害に関する講義や実習を行う。 スタッフは兼務も含め10人で、信大医学部付属病院子どものこころ診療部の本田秀夫部長(54)が中心に取り組む。開講時は20人程度の受講を想定している。 学内で講義・研修を行うほか、県内の教育、福祉、労働など関連機関と連携し、連絡会議を開くなど、地域支援ネットワークづくりも進める。本田教授は「発達障害の専門医養成に取り組む大学はほかにもあるが、地域での連携づくりまで広げるのは全国初ではないか」と話している。【毎日新聞 https://mainichi.jp/articles/20180329/ddl/k20/040/056000c】信州大学医学部に設置する「子どものこころの発達医学教室」の狙いについて記者会見で説明する本田秀夫部長(左)=松本市の信州大で本田先生の取り組みは、地域から全国へとゆっくりでもしっかりと浸透し始めていますね。320万アクセス達成しております。いつもご訪問にコメント感謝です。🌠
2018.03.30
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「自閉症くんの母、やってます」 ちょっと発達が遅いかも?から始まる育児4コマmoroによる「自閉症くんの母、やってます」が、本日3月29日に竹書房より刊行された。 「自閉症くんの母、やってます」は、自閉症スペクトラム障害を持つ息子を育てる作者の育児エッセイ。 同年代の子よりも言葉の発達が遅く、2歳になっても息子が喋らないことを気にした母が市の発達相談窓口に連絡をしたことから物語は始まる。 集団行動ができない、頻繁にパニックを起こす、自傷行為をするといった、子育ての中で直面した困り事と実践した対処方法を描く。 【マイナビニュース https://news.mynavi.jp/article/20180329-608486/】 【楽天ブックスならいつでも送料無料】自閉症くんの母、やってます (SUKUPARA SELECTION) [ moro ] アニメがとても親しみやすく、受け入れられやすいですね。🌠
2018.03.29
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岡山)特性まとめたノート、命綱に 自閉症と災害鳥羽美千子さん(65)は、東日本大震災を自閉症の息子と経験した高橋みかわさんを招き、自閉症児と災害に関する講演会とワークショップを倉敷市で開いた。 東日本大震災では、多くの自閉症児やその家族らが避難所に入れませんでした。自閉症の子は環境の変化に弱く、パニックを起こしたり、自傷行為に及んだりすることがあるからです。周囲の冷たい視線も、本人や家族にとってつらいものです。 私も自閉症の息子を持つ母親として、災害時にどうすべきかと悩みました。そんな時、自閉症児の母たちの被災体験談を集めた本を読みました。著者の高橋さんから直接話が聞きたくて、仙台から来ていただきました。高橋さんが特に大事だと話したのが「サポートブック」です。自閉症児の個性は十人十色。サポートの仕方もみんな違います。その子の特性や注意事項を1冊のノートにまとめておけば、災害時に親子が離れた場合、周囲に助けてもらうための命綱となります。 避難所に行けない私たちは、おそらく在宅避難を選ぶことになるでしょう。指定避難所で配られる支援物資をもらえないこともあると思います。食料や日常品の備蓄は大事です。 自閉症児は変わってるけどおもしろい子たちです。彼らのような存在を気遣うことが、全ての人にとって優しい世の中につながるのではないでしょうか。 とば・みちこ 1952年、兵庫県西脇市生まれ。NPO法人「県自閉症児を育てる会」代表を務め、放課後等デイサービスなど、自閉症児の自立を支援する活動を続けている。【朝日デジタル https://www.asahi.com/articles/ASL3Q5W4KL3QPPZB00S.html】鳥羽美千子さん=赤磐市熊崎 わが子の特性まとめたノート、災害時に限らず、親亡き後も、貴重な一冊になりそうですね。🌠
2018.03.28
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<ともに> グループホーム世話人(下)午後六時、夕飯の時間。知的障害のある人たちが暮らす名古屋市中川区のグループホーム「シャローム花塚2号ホーム」で、入居者たちがテーブルを囲んだ。世話人の大木亜季さん(39)の傍らでは、娘の咲凜(えみり)ちゃん(3つ)がにこにこと笑みを浮かべていた。 月に十回近くホームで泊まり勤務をこなす大木さんは、咲凜ちゃんとの時間も大切にするため、子連れで出勤している。咲凜ちゃんはホームの人気者。入居者たちに「みんな笑って」と呼び掛けると場が和む。こうした穏やかな日常は、手厚い世話人の配置によって支えられている。 ホームには、障害支援区分で最重度の「6」とそれに次ぐ「5」の知的障害の男女六人が入居している。国の基準では、入居者六人に対して一人の世話人が付けばいいことになっているが、このホームでは正職員の世話人に加え、主婦や学生らパート職員二~三人も一緒に泊まり込む。 ホームを運営する社会福祉法人「さふらん会」が市内に設置しているホームは、ここを含めて六つ。入居者計二十五人に対し、世話人は正職員十人とパート職員約三十人で計約四十人がいて、ローテーションを組んで入所者たちを世話している。 こうした人員配置ができるのは、国の補助金に加え、名古屋市独自の補助制度があるからだ。二〇〇六年の障害者自立支援法(現障害者総合支援法)施行後、障害者の暮らしの場を入所施設からグループホームなどに移す地域移行が本格化した。それに伴い市は、ホームを運営する事業所に補助金を交付している。支援区分が重い障害者を多く受け入れるほど、補助金は多くなる。市は一七年度は約六十カ所の事業所に、計約二億五千万円を補助した。 さふらん会が市から受ける人件費の補助金は、年間約千五百万円。法人管理者の繁原幸樹さん(35)は「自治体が独自に人件費を補助している例は全国でも珍しく、他の地域の運営者からうらやましがられる」と話す。 パート職員の時給は、三カ月の試用期間中は九百円だが、その後は千円になり、泊まり勤務は一回約一万二千円が支払われる。入ったばかりのパート職員が慣れないうちは、正職員を多めに配置するなどして、一人で責任を抱え込まないように体制を組んでいる。 ただ、それでも人手は常に足りない状態だ。今月、七人いた学生のうち、四人が大学を卒業し辞めてしまった。求人誌に募集広告を載せても、泊まり勤務や責任の重さから敬遠されがちで、あまり効果がない。派遣会社から紹介を受けたこともあったが、最初から仕事に来なかったりすぐに辞めてしまったりだった。 パート職員の柘植茂子さん(75)は十五年前からホームで働いている。今も月に十回以上泊まり勤務をこなす。入居者がトイレを詰まらせて廊下が水浸しになるなど、夜間にトラブルはしょっちゅう起きる。だが、「私以外にも泊まっている人がいるので、相談できる相手がいて安心感がある」と話す。 大木さんらは、県内の別の事業所のグループホームの世話人たちとも二カ月に一回集まって、情報交換をしている。「世話人には常に緊張感がつきまとい、臨機応変に対応しないといけないので孤独を抱えがち。愚痴を言い合える仲間が大事」と言う。[中日新聞 http://www.chunichi.co.jp/article/living/life/CK2018032302000005.html]咲凜ちゃんを連れて泊まり勤務をする大木亜季さん(左端)。パート職員の柘植茂子さん(右端)や入所者たちと談笑する=名古屋市中川区で緊張の連続だとやはり情報交換できる息抜きの場が大事ですね。🌠
2018.03.27
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<ともに> グループホーム世話人(中)「亡くなるなんて、まったく想像していなかった」。知的障害のある人たちが暮らす名古屋市中川区のグループホーム「シャローム花塚2号ホーム」で世話人をしている大木亜季さん(39)は、二〇一四年六月に亡くなった入居者の男性=当時(43)=をしのび、目に涙を浮かべた。 大木さんは約二十年前、ホームを運営する社会福祉法人「さふらん会」で、正職員の世話人として働き始めた。 男性とはそのころからの付き合いだ。 一〇年に設立されたホームに男性が入居してからは、月に十日以上泊まり勤務をこなし、家族のように一層親しくなった。 男性は知的障害があり、心臓の持病もあった。 調子が悪くなったのは、ちょうど大木さんが泊まりの日だった。 夜九時ごろ、男性が飲んだ水が、逆流して鼻から出てきた。 「いつもと様子が違う」。 夜間救急病院に連れて行ったが、男性の容体は悪化し、顔はみるみる青紫色に。集中治療室に入院したが、三日後、大木さんらがみとって息を引き取った。 死因は誤嚥(ごえん)性肺炎だった。 亡くなる一週間ほど前には、足がむくんで横になると苦しがる症状もあった。 病院に行くと、医師は「問題ない」と、徒歩などの運動をさせるように言われた。 その通りに、男性をなるべくホームで歩かせるようにしていた。 「亡くなった原因は分からないけれど、歩かせて余計に体調が悪くなったのではないかと自分を責めた。周囲からもホームでの生活が原因ではないかと、責められているような気がした」。 大木さんは声を落とす。 男性の両親は既に亡くなり身寄りはなかった。 男性の遺体をホームに移し、他の入居者らとお別れ会をして火葬した。 遺骨は、島根に住む遠い親戚が引き取った。 今もホームの壁には、男性の笑顔の写真が張られている。 世話人には医療や介護の資格は必要とされておらず、大木さんも看護師などの資格を持っているわけではない。 だが、入居者の体調が悪いと思ったら病院に連れて行き、薬を飲ませるなど命に関わる仕事をする。 「万が一のときも、素人判断で対応するしかない。その人の普段の様子をどれだけ知っているかが、異変に気付くためには一番大事だと思う」と大木さんは言う。 入居者本人だけでなく、その家族も高齢化しており、「親亡き後」への対応も迫られる。 現在、ホームには四十~五十代の男女六人が入居。 皆、障害支援区分は最も重い「6」かそれに次ぐ「5」で重度の知的障害がある。 ある女性(50)は昨年十二月に、父親を亡くした。 女性と父親は、他の家族とは疎遠だったため、四年ほど前に女性の父親が入院した時には、大木さんが二日に一回、病院に行き洗濯をした。 父親の死後、大木さんは女性と一緒に葬儀に参列。 その後、父親の財産の手続きで女性の印鑑証明書が必要となり、大木さんは女性に付き添って役所にも行った。 世話人の仕事内容は定められているわけではなく、マニュアルはない。 どこまでやるべきなのかという迷いは常にある。 仕事とプライベートの線引きも曖昧になりがちだ。 しかし、大木さんはこう話す。 「信頼関係を築いてきた入居者やその家族が困っているのを見ると、やっぱり放ってはおけない」 【中日新聞 http://www.chunichi.co.jp/article/living/life/CK2018032202000003.html】 4年前に亡くなった男性の写真を見せながら、グループホームの入居者らと話す世話人の大木亜季さん(右)=名古屋市中川区で 家族同様に寄り添っての日々。何より親亡き後にはありがたい環境ですね。🌠
2018.03.26
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<ともに> グループホーム世話人(上)障害者が地域で暮らす「グループホーム」。そこに住む人たちの暮らしを支えているのが「世話人」だ。入居施設からグループホームなどに生活の場を移す地域移行が進む中、世話人の重要度は増している。しかし、必要な資格や研修制度はなく、仕事内容に明確な定めもない。世話人たちはどんな苦悩を抱えているのか。 滋賀県内のグループホームで世話人をしている女性(69)は五年前、入居後間もない自閉症の男性(29)に、廊下で背中を突き飛ばされた。 男性は体が大きく、力も強い。 女性はうつぶせに倒れたまま床を滑り、柱に頭をぶつけた。 頭に手を当てると、血がにじみ出ていた。 世話人をするようになって十年目のこと。 夕方、廊下で男性と目が合い、にこっと笑いかけてすれ違った直後だった。 病院で三針縫い、しばらくすると痛みは引いた。 しかし、再びホームに仕事に行って男性の顔を見るのは怖かった。 だが、休んでいる間、ほかの世話人の負担が増すことを思い、一週間ほどで復帰した。 ホームの入居者は当時、知的障害や自閉症の男女五人。 世話人は他の二カ所と合わせて十五人で、全員がパートだった。 一つのホームに午後四時から翌朝九時まで一人ずつ泊まり込み、食事を作って食べさせたり、薬を飲ませたり。洗濯などの身の回りの世話もしていた。 入居者が外出しない土日は日中の勤務者も必要だし、入居者が体調を崩して付き添いが要ることもある。 調整してローテを組み替えるのは大変なことだった。 「入居者の中には、人と目が合うと強い不安にかられる人もいる。それが原因だったと今は分かるけれど、当時は分からなかった」。 女性はそう振り返る。 長年、物流会社に勤めた後、短期間だが高齢者施設で働いた。 全盲だった母の世話もした。 しかし、障害者と関わるようになったのは世話人を始めてから。 世話人になるのに資格や経験などの要件はなく、福祉団体主催の講演会が年に数回ある程度。 最初の数日間、先輩の様子を見て仕事を覚えた。 地域移行が進み、人に暴力を振るったり、自傷行為をしたりする「強度行動障害」の人たちもホームにくる。 力になりたいという思いの一方で、負担が増したと感じることもあった。 ホームを運営する社会福祉法人が世話人の配置を見直したこともあり、現在は同じ法人の別のホームで月六回、泊まり勤務をしている。 入居者は男女二人。自閉症で強度行動障害がある女性(42)は、気に入らないことがあると腕をギュッとつねってきて、あざが残ることも。 突然、世話人の部屋の前に包丁などの台所用品をぶちまけられたこともある。 世話をしようとしても、出ていけとばかりに足を押されることもしばしばだ。 世話人が情報を共有する会議も月一回開かれるが、不安や愚痴は口にしにくい。 かといって、入居者とは信頼関係ができており、自分が支えなければという思いは強い。 辞めるわけにはいかない。 十五年前に一泊九千二百円だった宿泊手当は、国や自治体の補助金が増えたこともあり、今は一万三千二百円。 自分の年齢で、これだけの賃金をもらえる仕事は他にないと思う。 しかし、女性は言う。 「入居者の命を預かったり、自分の身を守ったり。いつ何が起きるか分からず、一人での泊まり勤務は常に不安」 <世話人> グループホームで食事作りや体調管理などを行う人で、「キーパー」などとも呼ばれる。障害者総合支援法では、「障害者の福祉の増進に熱意があり、障害者の日常生活を適切に支援する能力を有する者でなければならない」と規定されている。 ただ、正職員でもパート職員でもよく、介護や医療などの資格は不要で専門知識を学ぶ研修も義務付けられておらず、仕事内容などもあいまい。ホームで、世話人の夜間配置も義務付けられてはいない。 【中日新聞 http://www.chunichi.co.jp/article/living/life/CK2018032102000003.html】 入居者の生活を支援する女性(左)。 「命を預かる責任は重いが、自分が支えなければと思う」と話す=滋賀県内で仕事の内容も定まったなく、資格も必要もないとなると、保護者代わりと変わりないですね。🌠
2018.03.25
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これで残業なし 仕事の進め方の基本10則出世と家族、どちらを取るべきか家族の問題を、会社に申告すべきかどうか 出世と家族、どちらを取るべきか。私の答えは「両方」です。 もともと長男が自閉症を患っていて子育てには苦労しましたが、あるとき妻が肝臓病とうつ病を発症し、途中からその介護も必要になりました。 東レのサラリーマンとして出世街道を走っていたつもりでしたから、その妨げになりかねない家族の問題は、会社に申告すべきかどうかの判断からして大変難しいものでした。 しかし、今から振り返れば、オープンにすればいいのです。 最初は言い出せずに1人で抱え込んでいましたが、周囲に打ち明け会社に申告したら、とたんに物事がスムーズに運ぶようになりました。 おかげで、同期で1番に取締役へ昇進することができたのです。 家族の問題を人に話したのは課長時代のことです。 最初は部下たちに「私は家で子供が待っているので、毎日早く帰らなければいけない」と伝え、直属の上司にも個人的に説明しました。 課の業務に支障が出ないようにするためです。思い切って話してみると、みんなすぐにわかってくれました会社勤めをしながらの育児と介護は、1人ではできません。 私は出張のときには子供たちの祖父母に来てもらい、ちょっとしたことは近所の奥さんなどにお願いしていました。 職場の協力、親族や地域のコミュニティの助力がなければ、仕事と介護は両立できません。 まずは問題をオープンにして、周囲に協力を求めるべきなのです。 2017年1月には改正された「育児・介護休業法」が施行されました。 介護を必要とする家族1人につき、年間93日の休みを取ることができます。 介護のための早退や遅出も認められます。 私の時代にはなかったものですが、こうした制度の存在自体を知らない人が多いようです。 まずは今ある制度を知り、積極的に利用すべきでしょう。 「仕事の進め方の基本10則」とは もう1つ重要なのが、生産性を高め、短時間で成果を出す働き方を実行することです。 私は「世の男性は家庭や子供の教育に関心を抱き、社会に対しても責任を持つべき」と考える一方で、「出世は本人の人間性、能力、努力のバロメーター」とも考えています。 育児や介護で他の人より早く家に戻らなければならなかったのは事実ですが、私の考えでは、会社の仕事で残業が必要なものはほとんどありません。 そこで、きちんとタイムマネジメントして時間あたりの生産性を高め、仕事にも出世にも支障が出ないよう努力しました。 もともと私は課長になってからは仕事のやり方を工夫し、残業はほぼゼロに抑えていました。 自分はもちろん、部下にもいい習慣を身につけさせることで、時間あたり生産性を高めたいと考え、新しい部署に着任するたび、自分でつくった「仕事の進め方の基本」という10カ条のマニュアルを配布しました。 まだ管理職になる前、「自分が課長になったら、絶対にこれをやろう」と考え、何年もかけて練ったものです。 単に「効率的に仕事をしろ」と言われても、精神論だけではできません。 そこで10の項目それぞれに具体例をつけました。具体例は部署を移るごとに書き換えました。 ▼これで「残業なし」佐々木氏が定めた仕事の進め方の基本10則 1:計画主義と重点主義2:効率主義3:フォローアップの徹底4:結果主義5:シンプル主義6:整理整頓主義7:常に上位者の視点8:自己主張の明確化9:自己研鑽10:自己中心主義※「仕事の進め方の基本10則」は佐々木常夫著『ビジネスマンが家族を守るとき』などに所収。ここで紹介したのは項目だけですから、少し説明が必要でしょう。「1:計画主義と重点主義」というのは、拙速を戒める言葉です。仕事は、まず計画策定と重要度評価をしてから取りかかるべきで、マニュアルには「すぐ走り出してはいけない」と書きました。重要な仕事では、何も考えずにまず走り出すと、逆に時間を浪費します。一方で、「2:効率主義」としたのは、重要度の低い仕事についてです。こちらには「通常の仕事は拙速を尊ぶ」と書きました。この10カ条は今も現役で、先日もある省庁の幹部研修会で披露したら、「なるほど」という声があちこちから上がりました。日本は先進国の中でホワイトカラーの生産性が最低の国の1つです。1人あたりのGDPも世界で27番目にすぎません。製造現場では生産性を上げるための工夫が日々こらされ、マニュアル化も進んでいます。ところが同じ企業でもホワイトカラーにはマニュアルはなく、新人が入ってきても、先輩が「おれのやり方を見て覚えろ」と言うだけ。これでは若い人は育ちません。みんなでもっと議論して、それぞれの会社の実態に即した仕事マニュアルをつくり、生産性を高める意識を共有すべきなのです。それは誰よりも経営者が考えるべきことです。「家内任せ」ではもうダメだ私は「働き方イコール生き方」と考えています。日本の経営者には「仕事が忙しくて、子供の進学も就職も結婚も全部家内に任せきりですよ」と自慢する人が多かった。たしかに仕事は大事ですが、誰もがいつかは会社を離れます。人生には仕事以外にも大事なものがあるのです。私の長男は自閉症で、問題行動も多く、学校でも一時いじめに遭っていました。先生が間に入ってもなかなか解決しない。そこで私は、長男の友人たちを自宅に呼び、直接話をしました。自閉症がどんな障害なのかを説明し、「君たち健常な子供たちに、障害の子を支えてほしい」と訴えたのです。子供たちからも質問が出て、結局は2時間半くらい話しました。それを機に、いじめがぴたりとなくなったのです。それは親である私が、わが子の問題に本当に真剣に向き合った結果ではないかと感じています。先生にとって私の息子は多くの生徒の1人にすぎません。けれども私にとっては、かけがえのないわが子です。これからの日本は労働人口が減っていきます。それは「働き方改革」のチャンスでもあります。人がいなければ、知恵を出し合って働き方を見直し、生産性を上げるしかないのです。鉄道の改札口では以前、駅員が鋏で切符を切っていました。それがICカードの登場で、あっという間になくなりました。今後はITやAIの進化により、ホワイトカラーの職務も大きく生産性が上がっていくはずです。短時間の勤務で多くの成果を挙げられるようになれば、家庭と仕事の両立もより容易になるでしょう。みんながいろいろな工夫をして、新しい働き方を探っていくべきなのです。【PRESIDENT online http://president.jp/articles/-/23663】元東レ経営研究所社長 佐々木常夫氏 1944年、秋田市生まれ。県立秋田高、東京大学経済学部卒業。自閉症の長男、肝臓病とうつ病を患う妻を抱えながら仕事でも成果を挙げ続ける。2001年東レ取締役、03年から10年まで東レ経営研究所社長。近著に『リーダーの教養』など。部下や上司に恵まれたというよりは、人徳でしょうね。すてきなお父さんにご主人ですね。319万アクセス達成しております。いつもご訪問にコメント感謝です。🌠
2018.03.24
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【障害者施設傷害】「騒動」で引責、理事長が辞任 社会福祉法人「瑞宝会」(宇都宮市下栗町)が運営する知的障害者支援施設「ビ・ブライト」(同市西刑部町)で昨年4月、入所者男性が重傷を負った傷害事件などを巡り、同会理事長だった土屋和夫(つちやかずお)氏(59)が一連の騒動の責任を取り辞任していたことが22日までに、同会などへの取材で分かった。 後任は同会評議員だった三上公博(みかみきみひろ)氏(60)。 同会によると、2月7日に理事長と理事の辞任届が提出され同9日、緊急理事会を開いて了承したという。 現在は一般職員で経営には携わっていない。 土屋氏は2002年の同会設立当初から約15年間、理事を務めていた。【SOON http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/local/news/20180323/3003534 】15年務めた最後は、呆気なくでしたね。🌠
2018.03.23
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障害児が作る仏料理 中央区に施設 シェフの黒岩さんら指導 /大阪 障害のある子供がコック服に身を包み、プロの手ほどきでフランス料理を作る。そんな体験ができる施設をフレンチレストラン「ル・クロ」のオーナーシェフ、黒岩功さん(51)が大阪市中央区に開いた。「培った料理の技を社会に役立てたい」と福祉の世界に新風を吹き込もうとしている。 「本物と出会う機会に」 施設は「ル・クッカー」。昨年12月、知的障害や発達障害などのある6~18歳を放課後や休日に預かる「放課後等デイサービス」として開いた。黒岩さんら3人の料理人が教えるのが特徴で、保育経験が豊富なスタッフもサポートする。 「卵を割ってください。お、うまい!」1月末、注意欠陥多動性障害(ADHD)のある大阪市の小学4年、武田初実さん(10)が実習した。指導はマンツーマンが基本で、スクランブルエッグに挑戦。黒岩さんが手本を見せた後、武田さんは卵をかき混ぜたり、味付けをしたり、一生懸命だった。 「障害のある子供が『本物』や『プロ』と出会う機会を作りたかった」と黒岩さん。現在20人以上が利用登録している。武田さんの母里織(さおり)さん(39)は「すごく刺激になっている」と娘の変化を感じている。 鹿児島県出身の黒岩さんは大阪でシェフとして独立した。「ル・クロ」グループは本場パリにも進出するなど5店舗に拡大。その中で、目の前の客を喜ばせるだけでなく、社会貢献に関心が向くようになったという。昨年4月には、大阪市内の自身のレストランに併設する形で、障害者が皿洗いや接客などをする就労支援施設をつくった。 ル・クッカーでは、子供が習った料理を保護者らに振る舞う「子供レストラン」も計画している。黒岩さんは「気付きや出会いは、憧れる気持ちや将来の夢にもつながる。障害を理由に体験の機会が失われないようにしたい」と語る。 放課後等デイサービスの利用料は原則9割が税金で賄われる。自己負担は1割で、上限は一般世帯で月4600円。ル・クッカーでは材料費など1回につき別途1000円程度が必要。ル・クッカー(06・6949・9292)。[毎日新聞 https://mainichi.jp/articles/20180319/ddl/k27/040/280000c#main]本格的なフレンチが作れるようになれたら、それこそ一生の宝ですね。🌠
2018.03.22
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発達障害「自閉スペクトラム症」解明進む… セロトニン減少、発症に関与か発達障害の一種で、対人関係を築くのが不得意な「自閉スペクトラム症(ASD=autism spectrum disorder)」について、発症の仕組みを脳科学的に解明する研究が進んできた。治療薬の開発などにつながると期待されている。自閉症、アスペルガー症候群などの総称…国内100万人以上 ASDは、一般には「自閉症」「アスペルガー症候群」などと呼ばれる症状の総称。 人口50~100人に1人の割合に上り、日本では計100万人以上とみられる。 男性が女性より数倍多い。 全体として▽コミュニケーションが不得意▽普段と違う行動を嫌がるなど、こだわりが強い▽視覚や聴覚など五感が非常に敏感、あるいは鈍感――といった特徴がある。 社会生活で苦労することが多い一方、特定の分野で優れた才能を発揮する場合もある。 ASDは、脳機能の障害が主な原因と考えられ、15番染色体の遺伝情報に変異のある例が知られている。 理化学研究所脳科学総合研究センターの 内匠(たくみ) 透シニア・チームリーダーらは、マウスの染色体にヒト同様の変異を生じさせたところ、鳴き声で母親と意思疎通するのが苦手であるなど、ASDに似た特徴が行動に表れた。 そこで、脳の働きを詳しく調べた結果、脳幹にある「 縫線核(ほうせんかく) 」という部分の働きが低下し、ここで作られる神経伝達物質で、不安な気持ちを落ち着かせるなどの作用がある「セロトニン」の量が減っていた。 このマウスの乳児期にセロトニンを投与すると、ASDに似た特徴が改善したという。 成果は昨年6月、米科学誌「サイエンス・アドバンシズ」に発表された。 また、ASDの人の遺伝子分析などから、発症に関与する可能性がある新たな変異も見つけ、昨年8月に論文を発表した。 脳内で神経細胞のつなぎ目「シナプス」がうまく形成されなくなり、脳神経の情報伝達に支障が出るのではないかとみられている。 内匠さんは「脳の様々な部位で遺伝子変異による機能障害が起き、ASDにつながる可能性がある。さらに詳しく調べたい」と言う。 【発達障害】 自閉スペクトラム症のほか、読み書きや計算が苦手な「学習症(LD)」、衝動的に行動しがちな「注意欠如・多動症(ADHD)」などがある。症状のタイプや程度は一人ずつ違い、複数のタイプを併発することもある。 他人への信頼感高めるホルモン「オキシトシン」、効果を見極め 険しい表情と口調で「良かったね」と言われた場合、多くの人は言葉を額面通りに受け取らず、「この人は敵対的だ」と感じる。 だが、ASDの人は表情や口調をあまり気にせず、「良かったね」という言葉に引きずられ、「この人は友好的だ」と考えやすい。 浜松医科大の山末英典教授らは、ASDの成人男性15人と、そうではない成人男性17人を対象に、ビデオに収めた相手の表情や口調、言葉から、その人が敵対的か友好的かを判断してもらう実験を実施。 その時の脳の活動を機能的磁気共鳴画像(fMRI)で観察した。 その結果、ASDの人はそうでない人に比べ、判断の際、「 内側前頭前野(ないそくぜんとうぜんや) 」と呼ばれる部位の活動が弱いことを突き止めた。 この部位は様々な情報を統合して行動を調節する機能を担うとされている。 山末さんらは、他人への信頼感を高めるとされるホルモン「オキシトシン」をASDの成人男性40人に点鼻で投与してみた。 すると、内側前頭前野の活動が活発化。 再びビデオの実験を行った結果、言葉よりも表情や口調から相手の心の内を読み取る行動が増えた。 オキシトシンは、信頼関係を改善させる効果が十数年前に海外で報告され、注目を集めてきた。 山末さんらは先月末、成人男性を対象に、オキシトシンでASDを治療する臨床試験(治験)を始めた。 有効性だけでなく、副作用の有無など安全性も慎重に確かめる。 オキシトシンは子宮を収縮させる作用もあるため、女性は今回の治験対象から外したが、山末さんは「有効性と安全性が確認できれば、将来的には女性や子どもにも使えるかどうかを検討する」と話す。 【オキシトシン】 脳の視床下部で合成され、下垂体から分泌されるホルモン。日本では陣痛促進剤として臨床応用されている。海外では母乳分泌の促進剤としても使われる。 発達障害で孤立、支援の窓口を紹介 ASDの原因は、研究が進んできたものの、依然、未解明の部分が多い。 理研の内匠さんは「ASDには、様々な要因が複雑に絡み合っている」と説明する。 例えば母親が妊娠初期に喫煙したり、妊娠中に有害物質を摂取したりすることで、子どもがASDになる確率が上がるとの報告がある。 子どもが栄養不足だったり、ある種の腸内細菌がいたりすることも関連が指摘されている。 ASDを含む発達障害の人は、学校や職場で人間関係につまずき、孤立することも少なくない。 適切な支援を受けられるよう、親などが早期に気づくためのヒント、相談窓口などを、国立障害者リハビリテーションセンター「発達障害情報・支援センター」がウェブサイト(http://www.rehab.go.jp/ddis/)で紹介している。 浜松医科大の山末さんは、「発達障害について正しい理解を広め、発達障害の人もそうでない人も共に暮らせる社会づくりを進めることがとても重要だ」と話す。【yomiDr. https://yomidr.yomiuri.co.jp/article/20180312-OYTET50021/】 解明が進むにつれ、逆にまだまだ未解明な部分もはっきりしてきますね。🌠
2018.03.21
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就労支援コンサート 大手町で31日 /東京公益事業として千代田区役所内で「さくらベーカリー」を運営するなど、知的障害者の就労支援に取り組む社会福祉法人「緑の風」を支えようと、31日に有志がチャリティーコンサートを開く。 東京芸大の岡山潔名誉教授が音楽監督を務め、音大に通う学生が中心となってクラシックを演奏するイベントで、今年で17回目。モーツァルトの弦楽五重奏曲第3番▽ブラームスのピアノ四重奏曲第1番▽メンデルスゾーンの弦楽のためのシンフォニア第9番--の3曲を、東京芸大の在学生らが演奏する。 午後2時半から同区大手町1のよみうり大手町ホールで。一般4000円、大学生以下2000円。収益は「緑の風」に寄付する。申し込みは麦の会事務局(03・3556・3056)。 〔毎日新聞都内版 〕 春休みの息抜きになりそうな素敵なイベントですね。🌠
2018.03.20
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発達障害のある子の取扱説明書「サポートブック」で学校と連携!作り方と連携のコツをご紹介します我が子の取扱説明書「サポートブック」こんにちは。楽々かあさんこと、大場美鈴です。うちでは、通常学級・支援級の担任の先生に、発達障害のある長男のことを詳しく知って頂き、集団生活の中でのパニックやトラブルを事前に予防したり、困ったときの伝え方のコツを伝えるために、「サポートブック」を作って渡してきました。 「サポートブック」とは、いわば「我が子の取り扱い説明書」のようなもの、と思って頂けたらと思います。 (※今回ご紹介するのは、私の自作の「楽々式サポートブック」のフォーマットが前提ですが、支援機関や行政機関等でも配布されています。ご家庭のニーズに合ったフォーマットのものをご使用になるといいでしょう)それを毎年の担任の先生に渡しながら、試行錯誤で学校と連携し、小学校時代をなんとか乗り切ってきました。ただし率直に言うと、「発達障害」という言葉がようやく広まったばかりの現在の日本では、残念ながら、まだまだ「レッテル貼り」と背中合わせの面があるようにも感じられます。それでも、発達障害のある子の困り感やその具体的な対応は、こちらから言わなければ伝わらないこと・気づかれないことは沢山あるように思います。 特にうちの長男は、知的・言葉の発達面で大きな心配がなく、一見「フツーの子」と見分けがつきにくいタイプのため、通常学級の中で「障害」として伝えるメリット・デメリットの間で悩みながら、迷いながら、私も歩んできました。それでも、長男にとって環境との段差の大きい時期は、学校で注意や叱責を受け続けたり、友だち関係でつらい思いをしたり、授業中を無為にぼーっと過ごし続けるよりは、キチンと「形にして」対応を伝え、サポートをお願いしたほうが良いと判断したのです。その伝達手段の一つが「サポートブック」でした。では、その具体的な内容を、うちの実物の写真とともに、著書『発達障害&グレーゾーンの3兄妹を育てる母の毎日ラクラク笑顔になる108の子育て法』より転載し、【特別公開】致します。Upload By 楽々かあさん私たち親子の「サポートブック」の内容と渡し方のコツ学校とよりしっかり連携したい、毎年の担任の先生にノウハウを引き継いで欲しい、という場合「サポートブック」を作って渡してみるといいかもしれません。 「サポートブック」は、支援者(担任の先生や支援機関のスタッフさんなど)に我が子をサポートしていただく場合に、具体的な対応や話のきっかけのヒントになる、子ども本人の情報をまとめたものです。 私が作った「楽々式サポートブック」では、次のような内容を必要に応じて記入します(サポートブックの記入内容は配布機関等によって異なります)。Upload By 楽々かあさん(1)プロフィール: 名前、生年月日、家族構成、住所、緊急連絡先、かかりつけ医、相談先・支援機関(2)発達の特徴・特別な個性: 診断の有無、診断名、投薬の有無、薬名、発達・知能検査の有無、言葉の心配の有無、知的な心配の有無、多動性・衝動性・不注意性の有無、学習の困りの有無、感覚の過敏性の有無、言語理解の特徴、その他発達上の心配(3)検査結果のまとめ: 検査の種類、実施機関、検査年月日と当時の年齢、IQ値、特に優れた項目、特に心配な項目、全体的なバランスや発達の特徴、主治医または臨床心理士等の意見・助言のまとめ(またはコピーを添付)(4)人間関係MAP: 家族、同居・別居の親族、本人が心を開いている友人、よく トラブルになる友達、頼れる先生や近所の人など、人的な援助資源の書き込みMAP (5)発達の凸凹~体質的な得手・不得手〜: 得意な行動・作業、苦手な行動・作業(6)いいところリスト: できること・がんばっていること(7)すごいところリスト: 特技・とても詳しいこと(8)好き・嫌い: 好きなこと・もの、嫌がること・もの、落ち着くこと・もの(9)パニック・問題行動記録: いつ、前の状況や要因、本人の行動、その時の対応(10)サポートの必要レベル: 生活面・学習面・社会面のサポートの必要性の程度(11)サポートテクニック集: 本人のつまずき、その困りの理由、サポート方法(家庭で実際に効果があり、学校でも対応可能なアイデアを、具体的な実例や声かけ例で書く。必要なら写真も添付)(12)引継ぎ時のサポートブック取り扱いの希望: 進級時等の引き継ぎの希望などUpload By 楽々かあさん検査結果などの実際の資料を添付したり、第三者にチェックしてもらえると、説得力があり、信頼性の高いものになります。そして、先生と子どものコミュニケーションのヒントとなるよう、少しでもできていること、がんばれていること、いいところ・長所や、特別な才能のあるところなど、ポジティブな情報は必ず入れます。 子どもの心配な面については、「行動・困り」でみるようにします。「ワガママ」といった人格的な表現は避け、どんな具体的な行動が心配なのか、子ノウハウは、対応の「実例・具体案」として伝えます。声かけなどもできるだけ具体的な台詞を書き、写真も添付したりするといいと思います。Upload By 楽々かあさん進級等で担任の先生が変わっても支援のノウハウを活かして欲しい場合は、直接担任の先生個人に渡すのではなく、まず、特別支援コーディネーターやスクールカウンセラーなど、発達障害に理解の深い先生にアポイントをとって「サポートブックを作って渡したい」旨を相談し、内容をチェックして貰うといいと思います。 担任の先生に渡す場合も、できれば管理・指導的立場の先生にご同席いただき、一緒に説明しながら手渡せるといいと思います。これは、継続的なサポートをお願いするのと同時に、担任の先生1人に過大な負担を強いることを避けるためでもあります。Upload By 楽々かあさん家庭での対応はあくまで「参考」ですので、学校の集団教育の中ではそのまま取り入れるのは難しい場合もあります。私は、あまり多くを期待し過ぎず、実際の状況に合わせて、先生自らの判断にお任せする気持ちで渡しています。 「サポートブック」は、我が子をサポートして貰うことと同時に、支援者である先生もサポートするもの、という視点を持って作ると、学校と家庭がお互いにサポートし合う、良好な連携関係につながって行くと思います。 (以上、『発達障害&グレーゾーンの3兄妹を育てる母の毎日ラクラク笑顔になる108の子育て法』p.226-p.229より転載)本文出典:「発達障害&グレーゾーンの3兄妹を育てる母の毎日ラクラク笑顔になる108の子育て法」p.226-p.229より「サポートブック」を先生に渡して、実際どうだったの…!? 出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=10132111955では、ここからは更に一歩踏み込んで、「ぶっちゃけ、どうだったの?」という実際の結果と、率直な私の意見です。 先述の通り、うちでは、サポートブックを記入したら、まず内容を一度スクールカウンセラーの先生にもチェックして頂きました。私の親としての想いはどうしても強くなりがちなので、第三者の客観的な意見も伺えればベターです。そして、事前にアポイントを取って面談をお願いし、特別支援コーディネーターの先生同席の元、その年の担任の先生に渡しました。 面談のタイミングは、新学年のクラスに早めに慣れるためには、1学期の早いうちがいいのですが、新しいクラスへの子どもの反応と、担任の先生の個性や教育方針などを見極めた上で、ご判断するのがいいかもしれません。ですから、最初の授業参観の後や、家庭訪問の時期などが良いのではないでしょうか。そして、実際に毎年渡してみての結果ですが…正直に言うと、先生によって受け止め方に差があり、子どもにとって、プラスにも、マイナスにもなる可能性があると言えると思います。うちの場合、1.快く受け取り、よく活用して、自分でも工夫を考えて下さった先生2.パラパラと目を通す感じで、参考程度にして下さった先生3.一切目を通さず、かえって「できない子」「面倒な親」として扱われてしまった先生…がいます。私は「お母さんがその子の最大の専門家」だと思っていますが、教育者として自信のある先生程、現実的には素人扱いされがちなお母さんの家庭でのノウハウは、すんなりとは受け容れにくいのかもしれません。 但し、3.の先生の場合、私は後に、近隣の福祉系大学の発達相談室に、知能検査の結果や長男のテストやノートを持参して相談にゆきました。そこで、臨床心理士でもある大学の先生からご助言を頂き、それを自分で文書にまとめて「◯◯大学の◯◯先生が、こうおっしゃってました」と伝えると、急に動いて頂けました。例え、同じことを伝える場合でも「相手によっては、伝え方を変えたほうが良い」という教訓です。サポートブックに限らず、学校連携で「うまくいかないな」「なかなか分かってもらえないな」と思った時、無理にお母さん1人でなんとかしようとすると、ただでさえ大変な育児の上に、更に消耗してしまいます。また、子どもが先生と親の板挟みになってしまうのも避けたいところ。ここは、管理職の先生やスクールカウンセラーに間に入って頂いたり、医療・福祉教育の専門家や第三者の外部機関・支援団体、周りの人達(パパや同じクラスのお母さん達など)にも頼るなど、省エネしながら、上手に「別ルート」を考えましょう。 出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=10230001600もちろん、サポートブックが長男にとって良い結果につながることもありました。1.の先生は、元々工夫するのが好きなタイプ。サポートブックをヒントに、以前のコラムでご紹介した「ファイルに紐を一本つけて、プリントくちゃくちゃ対策」のアイデア等、ご自身でも柔軟にいろいろと考えて下さったようです。2.の先生は、真面目で根気強いタイプ。サポートブックの対応そのままではないけれど、「こういう子に伝わりやすい方法があるんだな」ということに気づいて下さり、ご自身でも発達障害に関する書籍を手に取ってみて、ご多忙の中勉強して下さったようです。ですから、うちの試行錯誤の経験上言える事は、集団教育の中では家庭とは状況も違い、担任の先生にも個性や教育方針があるので「ダメ元」で渡してみる。それで少しでも何かのきっかけになればラッキー!もし、うまく行かなければ、別のアプローチをしたり、家庭でフォローすればいい…くらいの気持ちでいるといいと思います。そして、子ども・周りのお子さん達の成長や関係性、授業内容、環境の変化などによって、困っていることが変わったり、できるようになったこともあるので、うちではサポートブックは毎年学年末に回収して、情報の見直し・更新をしました。また、グレーゾーンの次男の場合は、もう少し簡潔にまとめた、紙一枚の「サポートシート」をワープロ打ちの文書で作成し、それを元に面談で相談させて頂くと、話がスムーズに運びました。(詳しくは、文末「楽々かあさん公式HP」または、本書の続編「発達障害&グレーゾーンの3兄妹を育てる母のどんな子もぐんぐん伸びる120の子育て法」p.186-をご参照下さい)その上で、「成長に伴い、やや落ち着いてきた」「サポートや療育で、できることが増えた」など、比較的集団教育への適応が良くなってきた場合、「もう大丈夫」と思ったら「特別扱いが必要な子」というイメージを固定化させないためにも、サポートブックは返却して頂くのがいいと思います。そして、長男が6年生の時には、中学以降を見据えて、学校生活上で困った事があれば「自分で周りの人に相談できるように」練習したかったので、「サポートブックはナシ」で挑戦してみました(私自身は、長男の話や意思を聞きながら「誰になんて相談したらいいか」教え、裏で根回し…いえ、補助的にフォローしました)。大場美鈴/著「発達障害&グレーゾーンの3兄妹を育てる母のどんな子もぐんぐん伸びる120の子育て法」2017年/刊/ポプラ社どうか、子ども・親・先生に、社会全体でサポートを…出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=10161002261「子どもも頑張っている、親も頑張っている、先生も頑張っている…それなのに、なんでうまくいかないんだろう」 「その子のために何かしてあげたい、という気持ちは同じなのに、なんで親と先生がスレ違ってしまうんだろう」…私は、そんなもどかしさを、今だにまだまだ存在する学校側の理解不足や対応の遅れに直面した、お母さん達からの切実な訴えのお声と、毎日お疲れ気味の現場の先生方の姿を目にする度に、痛切に感じます。「個人の努力」でできることには限界もあります。 私は、「サポートブックが、子どもと親と先生をつなぐ架け橋になれれば…」と願っています。ですが、本来公教育があるべき姿、サポートブックがなくても、どんな学校でもどんな先生でも、発達障害のある・なしに関わらず、どんな子でも安心してお任せできる状態だとも思っています。どうか、学校全体、地域全体、社会全体で、毎日本当に頑張っている子ども・親・先生を支えてあげて下さい。http://www.rakurakumom.com/supportbook楽々かあさん公式HP「楽々式サポートブックの書きかた・渡しかた」大場美鈴/著『発達障害&グレーゾーンの3兄妹を育てる母の毎日ラクラク笑顔になる108の子育て法』2016年/刊/ポプラ社 【woman.excite. https://woman.excite.co.jp/article/child/rid_Hnavi_35026836/】とても参考になる、ありがたい発信ですね。🌠
2018.03.19
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知的障害者、20歳の不安…児童施設後の移り先が不足児童施設から成人施設に入り直せず、移り先が見つからない20歳以上の知的障害者が全国で500人以上いることが、公益財団法人「日本知的障害者福祉協会」(東京)の調査で分かった。児童福祉法の改正で、3年後には20歳以上の児童施設入所が認められなくなることから、施設関係者らは「多数の障害者が行き場を失う恐れがある」と危機感を募らせている。 今月末で500人超 調査は昨年12月、知的障害児が入所する全国235の同協会加盟の児童施設を対象に実施し、179施設から回答を得た。その結果、入所者計5124人のうち、20歳以上の577人全員が今月末の時点で、成人施設に移れないことが判明した。 同法は原則、18歳以上の障害者の児童施設入所を認めていないが、2年間の経過措置を設けたうえで、支援が行き届かない恐れのある場合は例外的に継続入所も認めてきた。同協会によると、協会加盟の成人施設は全国で2614施設あるが、入所希望者が定員を上回り、20歳を過ぎても移れない障害者は多く、児童施設で継続入所を容認していたという。 こうした状況に対し、厚生労働省は「児童施設では職業訓練などの支援が受けられない」などとして、2012年に同法を改正し、例外規定を撤廃。6年間の猶予期間を経て当初は今月末が20歳以上の退所期限だったが、成人施設に移れない障害者が多数いることが見込まれたため、21年3月まで延期している。 同協会の調査では、児童施設が抱える課題として、職員の確保や専門性向上の難しさに加え、退所後の移り先が見つからないという声も目立った。回答した179施設のうち、21年3月末で32施設が成人施設の併設を予定するなどの動きもあるが、20歳以上の障害者をすべて受け入れるだけの定員はなく、3年後には行き場のない障害者が相当数に上るとみられる。 同協会の太田和男常任理事は「地域の事情に合わせて成人施設を増改築するなど、入所枠を増やすことも必要で、国や自治体は実態把握や費用補助に力を入れてほしい」と話している。 家族の悩み大きく 退所を迫られている障害者の家族の悩みは大きい。 神奈川県相模原市のアルバイト男性(62)の長女(25)は現在、例外措置で同県内の施設に入所しているが、3年後には退所しなければならない。重度の知的障害があるという長女について、政木さんは「人をたたいたり、物を壊したりするため、家で暮らすのは難しい。遠方も含めて何とか入所先を見つけなければ」と困惑している。 遠隔地の成人施設に子どもを預ける保護者も多く、2016年5月に千葉県の児童施設から、青森県のグループホームに長男(20)を移した東京都内の女性(55)は取材に対し、「3年かけて関東周辺で探したが、受け入れ先は見つからなかった。交通費もかさむため、年8回ほどしか会えなくなった」と話した。【yomiDr. https://yomidr.yomiuri.co.jp/article/20180316-OYTET50027/】かなり深刻な事態、早急な対応が臨まれますね。318万アクセス達成しております。いつもご訪問にコメント感謝です。🌠
2018.03.18
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ダウン症女児に学習支援の介助員が唾吐きかける堺市の市立小に通うダウン症の小学1年女児(7)の学習支援を担当する介助員が女児に唾を吐きかけられたことに対し、指導の一環としてまねをしたところ、実際に顔にかかったことが7日、同市教育委員会などへの取材で分かった。学校側は「不適切な行為」と事実関係を認め、保護者に謝罪した。 市教委によると、2月21日の体育の授業中、女児が介助員に唾を吐いた。介助員がやり返すまねをした際、唾がかかった。介助員は「嫌な気持ちを伝えるためだった」と説明している。 市教委は「やられたらやり返すという間違った指導で、決して許されない。再発防止に努める」としている。 保護者によると、女児は言語の発達に遅れがある。今回の事案は保護者が同日に学校を訪れた際、顔見知りの児童が伝えてくれたという。保護者は「娘は被害を訴えることができない。児童が教えてくれなかったら発覚しなかった」と指摘している。 女児は摂食能力に障害があるが、学校が給食を個別調理するなどの対応を取らず、昨年4月から保護者が来校し介助する状況が続いた。昨秋ごろから給食時に看護師が配置されたが、保護者は「学校側は障害への理解が不十分。対応が遅く不信感しかない」と話した。(共同)【日刊スポーツ https://www.nikkansports.com/general/news/201803070000829.html】何より信頼関係が築かれていないのが負の連鎖へと繋がってしまいますね。🌠
2018.03.17
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翔泳社、「発達障害の人が上手に暮らすための本」を発売翔泳社はこのほど、書籍『ちょっとしたことでうまくいく 発達障害の人が上手に暮らすための本』(1,600円・税別)を刊行した。 『ちょっとしたことでうまくいく 発達障害の人が上手に暮らすための本』(1,600円・税別) 近年、大人になってから発達障害の症状に悩む人が多くなっているという。 ここ10年くらいの間で発達障害の知名度が上がり、「自分も発達障害ではないか」と気づくきっかけになることが要因ではないかと考えられている。 発達障害の人には、「同時並行作業力が弱い」「段取りが取れない」「ケアレスミスをする」「コミュニケーションが苦手」といった特徴がある。 勉強では優秀な人も多く、学生時代は問題なく過ごせていても、社会に出るとお金やスケジュールの管理、片づけなどの当たり前のことができずに困っている人も多いとのこと。 同書では、発達障害の症状に悩む人に向け、上手に日常生活を過ごす方法を紹介している。 「時間管理ができない」「無駄遣いしてしまう」「片付けられない」「コミュニケーションがうまくいかない」といった発達障害ならではの悩みを挙げ、その原因と発達障害の特徴をカバーする具体的な解決策の順で解説していく。 紹介している解決方法は、スマートフォンやパソコンなどデジタル機器を使ったものや、100円ショップのアイテムを取り入れることなど、少しの工夫で無理なく実践できるものとなっている。 【マイナビニュース https://news.mynavi.jp/article/20180315-600908/】 【楽天ブックスならいつでも送料無料】ちょっとしたことでうまくいく 発達障害の人が上手に暮らすための本 [ 村上 由美 ] 少しの工夫で、生活しやすくなればいいですね。🌠
2018.03.16
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知的障害の女性勝訴 年金不支給取り消す知的障害のある東京都の女性(24)が、働いていることを理由に障害基礎年金を支給しないとした国の処分取り消しを求めた訴訟の判決で、東京地裁(古田孝夫裁判長)は14日、処分を取り消した。 判決によると、女性は都内の会社に障害者枠で勤務し、親会社の制服の管理などに従事。厚生労働省は平成26年3月、女性が仕事を続けられていることから、年金不支給の決定をした。 古田裁判長は、医師の診断書や、日常生活で手助けが必要だとする家族の話を根拠に、障害は年金の支給基準を満たすと判断した。 女性の代理人の尾林芳匡弁護士は「働く障害者の実態に即した判決だ」と話した。【産経ニュースhttp://www.sankei.com/affairs/news/180314/afr1803140056-n1.html 】年金も年々、審査基準が厳しくなりつつも、きちんと支給されているかの確認作業も必要ですね。🌠
2018.03.15
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発達障害(19) 育て方、一緒じゃなくていい「みにくいアヒルの子」という有名な童話があります。たくさんのアヒルのひながいる中で、1羽だけ、ほかのアヒルたちと姿の違うひなが生まれたというお話です。なんて変なアヒルの子だろうと、周りから白い目で見られていたのですが、親鳥たちが育ててみると、そのひなは美しい白鳥だったのです。 この童話から私たちが学ばなければならないのは、違う鳥のひなには違う鳥の育て方があるということです。 たとえば、ほかのひなたちと比べると、羽の生え替わる時期が違うかもしれないし、飛ぶ練習を始める時期も違うかもしれない。ところが、アヒルとしては変ですが、白鳥としてはそれが標準だったのです。 発達障害の特性のある子どもにも発達障害の特性のある子どもなりの育て方があるはずです。それは「普通」の育て方とは違うということに気づくべきなのです。 「この時期にはこういうことを教えないといけない」という時期が、一般の子とずれるかもしれません。しかし、それは発達障害の子どもとしては標準なのです。 子どもには、自分一人ではできないけれど、誰かから少し教えてもらうだけで学ぶことができる、というような領域があります。 発達障害の子ども一人ひとりにとって、そういう領域がどこにあるのかを見極めた上で、教えていくことが大切です。 今できそうなことはちゃんとやらせるけど、今やってもできそうにないことは後回しにする。大人には、その判断が求められます。◇ 発達障害では、精神科医で信州大付属病院子どものこころ診療部長の本田秀夫さんに聞きます。(聞き手・松本航介)2018年03月14日 The Yomiuri Shimbun [ http://www.yomiuri.co.jp/osaka/feature/CO029712/20180314-OYTAT50006.html ] 本来、育児書通りの育児などありえないんですよね。🌠
2018.03.14
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知的障害の小5女児に体罰 男性教諭がタオル絞るように腕ねじる、堺堺市立小で60代の男性教諭が平成28年9月、知的障害がある5年生女児の腕をねじるなどの体罰を加えていたことが13日、堺市教育委員会への取材で分かった。市教委は昨年2月、教諭を訓告処分にした。 市教委によると、教諭は28年9月12日、特別支援学級で他の児童を指導中に女児がまとわりついてきたとして、タオルを絞るように腕をねじった。女児は保健室で患部を冷やすなどの処置を受けたが、外傷などはなかった。教諭は学校に報告していなかった。 学校側は2日後に母親から抗議を受け体罰を把握。その後、別の指導時にも女児の腕をねじっていたほか、握り拳を頭に押し付けて回したり、額を指ではじいたりするなどの行為も確認された。 市教委は「体罰はあってはならず、研修を徹底したい」としている。 また、堺市立中の男性教諭が昨年12月、校内で他の生徒に菓子を配った1年生の男子生徒を注意した際、椅子に座った生徒の胸ぐらを両手でつかんで揺すり、生徒が床に倒れて後頭部を打ちつけていたことも分かった。PTA関係者が、無料通信アプリLINE(ライン)に生徒のあざの写真が出回っていると学校に連絡したことなどから発覚。市教委は体罰に当たるとして、この教諭の処分を検討している。【産経WEST http://www.sankei.com/west/news/180313/wst1803130059-n1.html 】よりによって同じ生徒に繰り返しだと、支援体制の共有化が問われますね。🌠
2018.03.13
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発達障害の子を持つ母から他の家族への手紙コーディーが17ヶ月で発達障害と診断をされたとき、本当はそうではないと思っていました。しかし、大きくなるにつれてそれは明らかなものとなり、難しい状況となっていきました。コーディーがちょっとしたことでパニックを起こしたり、またいつも騒々しくて暴力的なことがあり、いつもその理由を説明してまわりに謝ることも少なくありませんでした。コーディーがパニックを起こしたときは、何か悩んでいるように見えました。 大きくなるまで、私が理解出来ていないことを、わかっていませんでした。私は、発達障害がいつか治って欲しいと願ってきたのかもしれません。 今はそれはバカげたことであることを理解しています。私は、コーディーが小さかったときに、発達障害によってどう成長が異なっていくのかを考えたことを思い出します。コーディーが大きくなるにつれて、どのようになるのかを学ぼうと思いました。私はコーディーが、人には発達障害のように見えるか、障害者のように見えるか、よく自問自答していました。そして、コーディーの将来がどうなるのかを知るために、コーディーより年上の発達障害の子どもたちに会いたいと考えていました。私はたくさんの質問をしようと思っていました。 何によってパニックが起きますか?どうしたら、一番の助けになりますか?これらの質問は、コーディーには答えることができなかった質問です。 私は、息子のコーディーの頭の中をよりよく理解して、コーディーがイライラするこの世界をうまく案内できるようになるための方法を探していたのです。しかし、発達障害のコディーより年上の子どもに会うことはなかなかできませんでした。 もう、コーディーは大きくなりました。 今は、発達障害の人たちのサークルに入り、私は友人として困難に一緒に向かい合っています。サークルの中には、子どもと一緒に生活することを断念した家族もいます。 私には、難しい決断だったことがわかります。それが正しいことなのか、葛藤と悩んだ末であったことを理解します。私は決して、偏見をもちません。 何でも聞いて、理解したいと思っています。発達障害の子どもたちが大きくなれば、多くの家族たちが直面する難しい問題です。 介護をしてきた人たちが介護を続けたいと願っても、支えきれなくなるのです。家族と離れ離れになることは、悲しいことです。しかし、みんなの限界も理解できます。コーディーが大きくなって、より障害者らしく見えるようになりました。そのためにパニックになった場合にも、まわりに説明する必要もなくなり、楽になった面もあります。パニックにならないようにすることはとても難しいのです。コーディーはときには、とても暴力的になることがあるために、私はその結果を恐れて、必要なことを行ってきました。これまでに何度も、息子の世話をすることはもうできないと思ってきました。しかし、一緒にがんばってきて、何とかそういう日がこないことを望んできました。息子のコーディーは成長しました。 私もコーディーを受け入れられるように学んできました。昔よりも楽になりました。私たちの旅はまだ途中です。ずっと、一緒にいたいと願っていますが、将来の予測はできません。今、息子のコーディーが、家族と一緒にいることは本当にうれしいことです。 私はどこに行くにも、隣にコーディーがいることを誇りに思っています。(出典・画像:豪Honey)うちの子と一緒に歩いているときには、私も本当にうれしいです。笑顔を見ることができたら、もう最高です。いつまでも一緒にいたいと思います。しかし、いつかはそうでなくなります。今から暗くなっても良いことはないので、暗くならないでできるかぎりのことはしておきたいですね。(チャーリー)【たーとるうぃず https://www.turtlewiz.jp/archives/15490】親は実に我が子に育てられているんですね。母親ならではの苦労に思いが伝わってきます。🌠
2018.03.12
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自閉症の中学生感謝の卒業 久留米市立明星中の松尾さん 「給食トラック」励みに登校 母親「多くの支えあればこそ」 [福岡県]重い知的障害と自閉症の久留米市立明星中(同市高良内町)3年、松尾樹(いつき)さん(15)が10日、卒業式に臨んだ。学校に給食を運ぶトラックに興味を持ち、1日1回車を見ることを「ごほうび」として学校生活を送った樹さん。母博子さん(47)は「運送会社や学校の支えがなければこの日は迎えられなかった」と目を潤ませた。 樹さんは出生時にダウン症と診断され、小学3年ごろに自閉症と分かった。日常生活全般に支援が必要だが、小・中とも一般の学校に通った。「特別支援学校を選べば、一般の子どもたちと接する機会を失う」との博子さんの考えだった。 中学入学当初は車で学校に送っても降りたがらず、教師が代わる代わる声を掛けたり、教室まで抱えて連れて行ったりすることもあったという。樹さんが興味を持ったのは、給食を運ぶトラック。2年生の6月ごろ、登校時にトラックを見かけた樹さんは、一目散に近寄り、食い入るように見つめた。 自閉症は興味のないことには関心を示さないが、好奇心を示した対象には人一倍こだわる傾向がある。博子さんが学校と相談し、毎日午前11時40分にトラックを見る「ごほうびの時間」にすると、樹さんは勉強を頑張るようになり、落ち着くようになったという。 樹さんは雨の日も雪の日も欠かさず、教室から持って行った椅子に座り、トラックを見続けた。博子さんは6日、トラックを運行する久留米運送に「樹が3年間通学できたのはトラックとドライバーさんのおかげ」と感謝の手紙を出した。すると、同社から「卒業前にトラックを触ってみますか」と連絡があった。 卒業式前日の9日、普段は安全面から近づけなかったトラックに触れ、樹さんは興奮した様子でドアを開閉した。その姿と同社の思いやりに博子さんは涙を流した。 卒業式では同級生の前で卒業証書を受け取り、ジャンプしながら「ありがとう」と繰り返した樹さん。博子さんは「入学式は会場の体育館に入りたがらず、近くの廊下でした。3年間の成長を感じました」と樹さんに目をやり笑顔を見せた。=2018/03/11付 西日本新聞朝刊 https://www.nishinippon.co.jp/nnp/f_chikugo/article/400344/= 興味深そうにトラックを触る松尾さん 学校側と運送会社の連携で、楽しく過ごした学校生活。 今後もいい思い出になりそうですね。317万アクセス達成しております。いつもご訪問にコメント感謝です。🌠
2018.03.11
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東日本初!世界最先端の自閉症(発達障害) 超早期療育セラピストに元国家公務員の臨床心理士が認定![株式会社スペクトラムライフ] ‐米カリフォルニア大学発の超早期療育プログラム「ESDM」がついに関東で受けられるように‐ カリフォルニア大学MIND instituteが開発した最先端の自閉症超早期療育法「ESDM」は非常に効果的であり世界的に注目されています。 しかし実施には高い専門性が必要で、またライセンスによって制限されています。 これまで東日本にはライセンス認定を受けた専門家はいませんでしたが、このたび埼玉県の専門療育会社(株)スペクトラムライフ代表取締役で臨床心理士の桑野恵介が東日本で初めてライセンス認定を受けました。 桑野は国立の発達障害専門機関で11年勤務した後、発達障害を持つ子どもと家族を救うという熱い思いのもと、国家公務員の身分を捨てて専門療育会社を設立しました。 ぜひ桑野と当社をお取り上げ頂き、自閉症の超早期療育の重要性とESDMのような効果的な方法が存在することを広くお知らせ頂けますと幸いです。自閉症スペクトラム障害(ASD)は、人とかかわることの苦手さや感覚の異常、思考の頑なさといった特徴を持つ発達障害で、88人に1人がこの障害を持っているとされており、誰にとっても身近な社会的問題です。 このASDは、早い年齢からの療育(治療教育)や発達支援が非常に重要であると考えられています。 ASD支援の最先進国である米国では、2歳前にそうした介入を始めるべきだとしていますが、我が国ではその年齢に特化した療育プログラムがまだ十分に確立していません。 その年齢に特化した療育プログラムの中で最も効果が確認されている(エビデンスがある)ものの一つに、カリフォルニア大学MIND instituteが開発した「Early Start Denver Model(ESDM)」があります。 このプログラムは、ASDの特性に配慮しながら子どもと遊び、そうした楽しい遊びの中で子どもの能力を底上げしたり発達を促したりします。 大変効果的な方法論であるため、米国ではTIME誌をはじめとした大手メディアで取り上げられ、また世界中で注目を浴びており、我が国でもNHK Eテレ「サイエンスZERO」で取り上げられました。 しかし、このESDMは高度の専門性と技術が必要であり、その実施はライセンスによって制限されています。 わが国でもこのライセンスにチャレンジする専門家が近年現れ始めましたが、ライセンス取得の難易度は極めて高く、多くの専門家が中途で挫折しています。 2018年3月現在で、我が国でライセンス認定を受けている専門家は8人いますが、いずれも西日本在勤の専門家で、これまでは東日本ではこのプログラムを提供できる専門家はいませんでした。 しかしこのたび、埼玉県所沢市・入間市に事業所を持つ、専門療育会社「株式会社スペクトラムライフ(URL http://www.spectrum-life.com/)」の代表取締役であり臨床心理士の桑野恵介が、東日本で初めてライセンス認定を受けました。 桑野は、国立の専門機関で11年勤務した後、地域の発達障害を持つ子どもと家族を救いたいという熱い思いのもと、国家公務員の身分を捨て、2014年に専門療育会社を設立しました。 他の専門機関や公的機関のスーパーバイザー・アドバイザーなども兼務しながら、専門性の研鑽に励み、2018年3月に、2年の修業期間を経てESDMセラピストに認定されました。 そして現在ESDMの実施に取り組み始め、またそのノウハウを自社のスタッフに伝え始めています。 こうしたASDの子ども達の人生を劇的に改善する方法論が存在すること、また発達上、超早期(できれば1歳台)の介入が非常に重要であることが我が国ではまだよく知られていません。 ASDの子ども達は幼いころから適切な介入を受ければ、ゆくゆくは生きづらさが軽減し、自分らしく生きていけるようになり、人によっては稀有な才能を開花させるケースもあります。 ぜひ桑野と弊社をお取り上げいただき、それによってASDの超早期介入の重要性やESDMの存在をあらためて広く知らせて頂けますと幸いです。企業プレスリリース詳細へ (2018/03/08-17:01) [JIJI.COM https://www.jiji.com/jc/article?k=000000002.000032333&g=prt] 超早期療育セラビストというライセンス自体、初耳です。他の方々にも名を挙げて頂きたいですね。🌠
2018.03.10
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働く環境とのマッチングが精神・発達障害のある方の職場での「働き続けたい」意欲に影響~「LITALICOワークス」を経て就職した精神・発達障害のある方を対象にした調査結果を発表:LITALICO「障害のない社会をつくる」というビジョンの下、障害者向け就労支援事業や子どもの可能性を拡げる教育事業を全国展開する株式会社LITALICO(本社:東京都目黒区、代表取締役社長:長谷川敦弥、証券コード:6187)が運営する、障害のある方のための就労移行支援事業所「LITALICOワークス」は、LITALICOワークスを経て企業・団体等に就職し、現在就労中の方を対象に、「就職者アンケート」を実施いたしました。 今回はその中から、今年4月から施行される雇用義務化を目前に、近年雇用が急増している精神・発達障害のある方が就労後、長く職場で働き続けることにつながる要素を把握するため、「精神障害」「発達障害」のある方に対象を絞り、調査結果をまとめましたので、ご報告いたします。 [調査結果サマリー] ■ 現在の職場で「働き続けたい」方と「働き続けたくない」方の満足度の差異・7割以上が「働き続けたい」と回答。 満足度が高い項目として「仕事の内容があっている」がトップに。続いて「業務上のコミュニケーションがうまくいっている」、「勤務時間/雰囲気/設備・環境があっている」が上位に挙がる。・「働き続けたくない」方の不満度が高い項目は、「将来のキャリアへの希望」、「給与」、「雇用形態」が挙がり、将来の生活への不安が退職意向に繋がっていることがうかがえる。 ■ 「職場以外のコミュニティ」の有無による差異・ 「職場以外に所属するコミュニティ」がある方は、「コミュニティがない」方より生活・職場への満足度が高い。・ 一方、「雇用形態」「給与」の満足度はコミュニティの有無と関連性がなかった。*集計対象者:就労移行支援事業所「LITALICOワークス」を経て企業・団体に就職し、現在就労中の方のうち、「障害種別」で「精神障害」と「発達障害」と回答した556名の結果を集計しました(調査実施期間:2017年5月/方法:ウェブアンケートまたは郵送)。 ※調査結果の構成割合は四捨五入をしているため、合計が100にならない場合があります。 ◆本リリースの詳細は、こちらをご覧ください。 (株式会社LITALICO http://litalico.co.jp/ /3月8日発表・同社プレスリリースより転載) 【日本の人事部 https://jinjibu.jp/news/detl/14476/】 こうした調査結果は、一つの目安として有意義ですね。🌠
2018.03.09
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話せぬだけ、心の言葉豊か 新たな障害者支援の道探る自閉症などで言語を発しない人の内面に、実は豊かな言葉があるのではないか――。障害者支援のNPO法人「あかり」(埼玉県久喜市)が、閉ざされた世界の「鍵」を開ける取り組みを続けている。心の中の言葉を探り、寄り添うことで、新たな支援の道が広がる可能性があるという。「ことばの魔術師」自閉症の娘との日々を本に 障害者が動かす指やペンに手を添え、ひらがなを書こうとする微妙な動きをとらえる。国学院大人間開発学部の柴田保之教授が「指談・筆談」と呼ぶ手法だ。 「人生が新たに始まった気がします」。柴田教授との筆談に初めて取り組んだ自閉症の男性は、心境をそう表現した。男性は特定の場所や時間帯で急に泣き出すことがあって、あかりの指導員は支援の仕方に悩んでいたが、男性は「仲間のことを思い出すからです。見守ってくれるだけで大丈夫です」とつづった。 障害児支援をきっかけに約20年前から言語表現の研究を続ける柴田教授が、5年ほど前から障害者とのコミュニケーションに活用している手法。あかりでは昨年3月から、柴田教授の協力で取り組み始めた。 障害がある人の中には、体を自由に動かせなかったり、自己の制御を超えて体が勝手に動いたりする人もいる。文字を書こうとすると、頭の中で表現が消えてしまうことも多いという。指談・筆談は手を添えて介助することで、意図する文字を引き出す。キーボードで自由に文字を選ばせる手法もあるが、指談・筆談は障害者側の負担が小さく、活用の場が広い。 久喜市をはじめ加須市、宮代町などにあるあかりの各事業所に通う、特別支援学校生から成人までの約600人のうち、保護者の了解が得られた60人近くがこれまでに体験した。家族への感謝や仲間への思いなどが様々につづられ、気持ちを詩にした若者もいる。 あかりの川岸恵子代表理事は「自己をうまく表現できずに彼らは苦しんでいると思う。言葉の世界が開かれると、表情が変わり、行動にも落ち着きが出てくる」と話す。あかりの指導員も手法を学び、支援に活用し始めた。 「指のかすかな動きを追い、『通訳』をするのに似ている」と柴田教授。ただ、支援する側にとって「都合の良い言葉」だけを取り上げてしまう危険もあるといい「寄り添う姿勢が大切だ」という。 言葉を発しない障害者は「何もできない」と見られがちで、実は能力に対して十分な支援を得られていない場合も多いという。あかりの古堺義通統括責任者は「言葉が単に表に出ていないだけだと分かったとき、周囲はその内面の豊かさに驚き、これまでの対応がどうだったのかと悩んでしまうこともある」。保護者らを含めた包括的な支援のあり方を、今後も探っていくという。 ◇「あかり」での「指談・筆談」の記録から(抜粋)〈高校生年代の少年〉 「まさか手を添えてもらうだけでこんなに楽に字が書けるなんて夢みたいです。感激しています。よくお母さんが『あなたは、何でも分かっているのにね』と言ってくれたのが本当だということが証明されたようなものです」〈中学生年代の少年〉 「夢を絶対あきらめてはいけないです。夢は普通の子どもとして生きることですが、仲間と過ごしていたら障害というものをしっかり見つめて生きようと思うようになりました。だから、夢は自分らしく生きるということです。普通でも障害でも自分らしさは同じですから」〈成人男性〉 「僕たちは何でもよく分かっているけれど、うまく表現できないだけなのです。字もじつはみんな知っています。ただ、しゃべれないだけですから」【朝日デジタル https://www.asahi.com/articles/ASL35533CL35UBQU00X.html?iref=com_apitop】手を添えて介助し、障害者の意図する言葉を引き出す柴田保之教授 =久喜市のあかり事業所辛抱強く関わる教授の姿勢に、感銘ですね。🌠
2018.03.08
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<守りたい 発達障害女児の支援> (下)体動かし世界広げる ピンと両手を広げ、脚を前に高く振り上げながら歩く。 横向きに歩いたり鏡の前でつま先立ちをしたり。 これはバレエ教室ではなく、名古屋市昭和区の発達障害児向け放課後等デイサービス「Luce(ルーチェ)」が実施する発達障害の療育プログラムの一コマ。 女児たちは皆、バレリーナ気分で澄まし顔だ。 一般に人は自分の体の向きや体勢を意識しなくても把握できる。 だから、目をつむっていても頭をかいたり足を触ったりできる。 しかし、この感覚が発達しきっておらず、誰かに触れられても、どこを触られているのか分からない子もいる。 その感覚を養うためバレエやヒップホップダンスを療育に取り入れている。 動きを分解した写真をカードにし、曲に合わせてどのポーズをどんな順番でするのか繰り返し見せる。 周りの空間を把握するのも苦手で、踊りながら全員で円を描いたり、向きを変えたりすることが難しい子も多い。 しかし、時間をかけるとイメージがつかめ「どうすれば踊れるようになるか」を考えるようになったり、仲間を意識して動いたりできるようになっていく。 発達障害があると、自分からは運動せず閉じこもりがちになる子も多い。 幼いうちから体を動かすことを習慣付け「障害をもつ子どもたちの世界を広げてあげたい」との思いも、プログラムには込められている。 愛知県心身障害者コロニー中央病院(同県春日井市)の作業療法士でルーチェを支援している小松則登(のりと)さん(50)は「自分の体がどのように動くか分かるようになると、心も元気になる。バレエやダンスは、コミュニケーションなどを学ぶ上でも役に立つ」と、効果を説明する。 愛知県内の小学四年の女児(10)は一年生からルーチェに通う。 物事に対するエネルギー配分が苦手で、何事も全力でやるため疲れやすい。 疲れてくると気持ちの切り替えができずイライラしてしまう。 「レッスンを休憩したいときは自分で言う」。 それができるようになるまでに何年もかかった。 かんしゃくを起こすと、人をたたいたり物を投げたり。 それでも根気よく「言葉で伝えなさい」と教えてきた。 一年ほど前から、「休憩したい」と自分で言えるようになってきた。 一人になれる部屋にタイマーを持って入り、落ち着くのに何分必要か、自分で決めてセットする。 タイマーが鳴ったら気持ちを切り替え、レッスンに戻る。 切り替わらなかったらタイマーを延長する。 それを繰り返すことで自分を落ち着かせるすべを身に付けつつある。 イライラの原因を自分から話し、「すぐキレる私はいやだ」と言うようにもなってきた。 変化は、小学校でも見られる。 普通学級に通うが、低学年のころは気に入らないことがあると教室を飛び出した。 気持ちの表現の仕方が分からないもどかしさゆえの行動だが、叱られるばかりでどうしたら良いのか分からず、パニックになった。 今は学校でも「五分だけ」などと申告し、静かなところで気持ちを落ち着かせることができている。 周囲も「怠けているのではなく、そういうことが必要な子」と理解し始めた。 ルーチェの施設長藤原美保さん(48)は「発達障害児は、特性を社会に“困り感があって、はみ出した子”と評価された子どもたち。何を困っているのか、社会全体で目を向けてほしい」と話す。 ルーチェとは、イタリア語で光の意味。 「目が悪い子が眼鏡をかけるのと同じで、発達障害の子も、療育のやり方と周りの環境次第で輝ける」 【東京新聞http://www.tokyo-np.co.jp/article/living/life/201803/CK2018030202000196.html 】]バレエを取り入れたプログラムを受ける女児たち。 楽しみながら体を鍛え、きれいな姿勢を身に付けている =名古屋市昭和区で(ルーチェ提供)一つの出会いがきっかけになり、それぞれに自分の居場所作り、そして進む道が拓けるといいですね。🌠
2018.03.07
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<守りたい 発達障害女児の支援> (中)身だしなみで自衛スカートをはいた女の子の絵二枚が並んでいる。一枚は脚を開いて座り、もう一枚は閉じている。「下着が見えないように、閉じて座る方が正しいよ」。絵を見比べる女児たちに、女性スタッフが語りかけた。 着衣の乱れがきっかけで、発達障害がある女児が性被害に遭ってしまうこともある。 身だしなみやマナーを身に付けることも危険を避けるのに必要だ。 だが、発達障害がある子どもは男児が女児の四、五倍とされ、療育施設に通うのは男児が大半。 女児に必要なことを教える療育施設も不足しているのが現状だ。 名古屋市昭和区の発達障害児向け放課後等デイサービス「Luce(ルーチェ)」は、女児向けの療養プログラムを取り入れている施設の一つ。 白を基調にした室内の壁紙や家具、天井のシャンデリアが、お姫様に憧れる女の子たちをウキウキさせる。 来るのが楽しくなるようにという工夫の一つだ。 発達障害の子は、目からの情報は理解しやすいが、ある一部の情報を基に全体を想像するのが苦手な傾向があり、鏡を見て正面の姿は整えられるが、後ろ姿は分からない子が多い。 そのため、ルーチェではスカートの後ろの裾がめくれていないか、髪が乱れていないかなどにも気を付けるように指導する。 生理のときのナプキンの付け方や捨て方なども教える。 子どもたちはここに来るとまず、あいさつし靴を脱いでそろえる。 準備が整ったら「お約束」を一人ずつ読む。 「むやみに人に触りません」「服装に気を付けます」…。 親と相談して決めた内容だ。 施設長の藤原美保さん(48)は「この一連の動作をスムーズにこなせるようになるまでに何日もかかる子もいる」と話す。 プログラムは、個人のペースに合わせられるように四、五人の少人数グループで受ける。 指導する専門スタッフは全員が女性。 男性だと、性に関する話を「男性にも話していいこと」などと勘違いしてしまう恐れがあるからだ。 一年前から通う愛知県内の小学三年の女児(8つ)は、以前は他の発達障害児向け施設に通っていた。 周囲は男児ばかり。 一緒に過ごすと、周囲の言動がすり込まれる。 友達を呼ぶときは「おい、おまえ」。 話し言葉やしぐさは、どんどん男の子っぽくなった。 母親(40)は「通えば通うほど『女の子なのになんでそんな話し方なの?』などと言われるようになり、行き場がなかった」と振り返る。 ルーチェに通うようになってからは、帰宅すると汚れ物は洗濯かごに入れるなど、身だしなみを気にするようになってきた。 母親は「少しずつ自分自身のことを客観的に見られるようになり、しぐさや言葉遣いがかわいらしくなった」と目を細める。 ルーチェでは、送迎は親がすることにしている。 スタッフは毎日、親の相談に乗ったり、注意点を伝えたりする。 家庭と連携しないと、その子に合った療育の方法やタイミング、生まれ持った素質などは分からず、効果を最大限には引き出せないとの考えからだ。 親の勉強会も定期的に開催し、理解を深め合っている。 子どもの行動を理解できなかったり、障害を受け止めきれず、障害のない子に近づけようと力む親を客観的に見て、親子関係を修復することもある。 藤原さんはこう話す。「子どもに手がかかり、ゆっくりしたい親の気持ちは分かる。でも発達障害の子は、学習を積み上げるのに時間がかかる一方、崩れるのは早く、預けっぱなしでは効果は出づらい。日々の変化をしっかり見てほしい」 【東京新聞 http://www.tokyo-np.co.jp/article/living/life/201803/CK2018030102000201.html】 発達障害の女児に向けた療育ポイントを話す藤原美保さん=名古屋市昭和区できめ細やかな関わりは、障害に関係なく、必要な時代ですね。🌠
2018.03.06
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<守りたい 発達障害女児の支援> (上)つけ込まれ性被害も 数人の女児が、エプロンをしたスタッフの話に耳を傾け、時折、自分のおなかをのぞき込む。 「子宮には、赤ちゃんを育てる役割があります。赤ちゃんはお母さんとつながっているへその緒から栄養をもらうんだよ」。 内臓をかたどったフェルトが貼り付けられたエプロンや模型を使い、スタッフが生理の仕組みや妊娠、出産について説明する。 ここは、二〇一三年に開設した名古屋市昭和区の発達障害児向け放課後等デイサービス「Luce(ルーチェ)」。 発達障害がある子どもたちが、放課後を過ごし、社会生活に困らないよう療養プログラムを受ける。 ただ、発達障害があるのは男児が多く、そのため療育も男児中心になりがち。 ルーチェは、女児向けのプログラムを取り入れている数少ない施設だ。 発達障害の女児は男児より暴力的な問題行動が少なく、周囲からは障害が分かりにくいことも多い。 しかし、内面の発育が遅れ気味で、小学校高学年になっても人にまとわりついたりする子もいる。 ルーチェが女児の療養に力を入れるのは、それが相手の男性に「好意」と捉えられたりすると、性犯罪に至る危険があるからだ。 昨年六月には、神奈川県平塚市で障害児向け放課後等デイサービスの職員の男=当時(39)=が、施設利用者の女子中学生にホテルでいたずらをする事件があった。 男は子どもたちの送迎や食事の補助、宿題の手伝いなどをしており、距離感が近くなりすぎたことが背景にあるとみられる。 「手をつないだり、ほっぺにキスしたりしていいのは家族だけ」「(胸や下腹部などの)プライベートゾーンを見せるのは、健康を守る必要があるときね」。 ルーチェの施設長藤原美保さん(48)は、女児たちにこう言い聞かせる。 ルーチェではこうした性教育の時間を週に数回、設けている。 言葉では分からずパニックになる子も多いので、イラストや模型などの独自教材を使い、繰り返し伝える。 藤原さんは「小さいときから自分の体と心を大切にすることを教え、年齢や発達段階に応じた内容を教えている」と話す。 藤原さんは以前、スポーツクラブでインストラクターをしていた。 十年ほど前、発達障害がある子のレッスンを依頼されたことをきっかけに、その子たちを支援した。 すると、女児には性被害に遭ったり、大人になってもだまされて風俗店で働かされたり、望まない妊娠をしたりするケースが多いことを知った。 第三者が現場にいたとしても、被害に遭った女児や女性の外見では障害が分かりづらく、男が「合意の上」などと言い張ると、被害を受けたとは分かってもらえない。 毎日や週に数回など頻度に違いはあるが、ルーチェに通う女児は現在、全部で三十五人ほど。 藤原さんは、こう力を込める。 「障害につけ込まれて被害を受けるという危険を避ける方法を教えるのは、成長してからでは遅い。できるだけ早くから教え、この子たちを守りたい」 × × 発達障害の子ども向けの療育施設が増えてきた。しかし、女児向けの療育プログラムを提供する施設はごくわずか。どう支え、どう導けば守ることができるのか。 「ルーチェ」の取り組みを紹介する。 <発達障害> 脳機能障害の一種で、自閉症や注意欠如多動性障害(ADHD)などさまざまな障害の総称。先天的な特性で、根本的な治療法は確立されていない。知的障害を伴わない場合もある。相手の気持ちを読むのが苦手▽イメージ力や先を見通す力が弱い▽順番を待てない▽こだわりが強い▽忘れっぽい-などの特性があるが、個人差がある。 【東京新聞 http://www.tokyo-np.co.jp/article/living/life/201802/CK2018022802000178.html】 (下)に続きます。 フェルトで作った臓器の模型を使い、体の構造を説明するスタッフ=名古屋市昭和区で(ルーチェ提供) 女子への細やかな心配り、必要不可欠な時代になってきましたね。316万アクセス達成しております。いつもご訪問にコメント感謝です。🌠
2018.03.05
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発達障害(18) 本人の意志、任せ過ぎないで成長して二次障害が起きやすくなる育て方の最後に、本人の意志に任せ過ぎる育て方について説明しましょう。よく、今の日本は学歴社会だと言われます。ところが、高学歴の人でも実際に社会人になってみると、「あの人は一流大学を出ているくせに仕事は全くできない」などと言われることもしばしばあります。 社会経験を積んだ人なら、学歴が必ずしも当てにならないと感じているのではないでしょうか。なのに、なぜか自分の子のことになると、「この子は少し変わっているけれど、勉強さえできれば、いい学校を卒業して、いい会社に就職できるのでは」と考えてしまいます。 実際、発達障害の子の中には成績がとてもいい子もいます。成績がいいと、親としてはもっと勉強させていい学校に行かせたい、と思うのが人情です。そこで、「勉強さえすれば他の苦手なことは何もしなくていいよ」と、本人の意志に任せ過ぎてしまうわけです。 得意な勉強以外、苦手なことはやらなくてもいいという環境で育つので、大人になっても、好きなこと以外はやらなくなってしまいます。何か仕事を頼まれても、「やってやる」という傲慢(ごうまん)な態度になりがちです。そして、傲慢に振る舞う割には、実際にやってみるとそれほどうまくできない。 結局、「いい学校を出ている割には、仕事のできない人」という評価を受け、会社で行き詰まってしまうことがあるわけです。 これまでいくつかの育て方をお話ししました。発達障害の子どもの支援を考える上で、育て方はとても重要です。本人に対する教育が大切なだけでなく、適切な環境をつくっていくために、周りの人たちの理解も不可欠なのです。◇ 発達障害では、精神科医で信州大付属病院子どものこころ診療部長の本田秀夫さんに聞きます。(聞き手・松本航介)[2018年02月28日 The Yomiuri Shimbun http://www.yomiuri.co.jp/osaka/feature/CO029712/20180228-OYTAT50054.html ]何より本人の人生。一人ひとりのペースに興味に沿って、しあわせな人生が歩めればいいですね。🌠
2018.03.04
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うちのねっちさん 第3巻発売です!たーとるうぃずで連載中の4コマまんが「うちのねっちさん」by おでんじんこれまでに連載した61話〜90話が、電子書籍コミックになりました。「発達障害のあるうちの子どもとの日常生活を4コマ漫画にしました。自閉症であり知的な遅れがある、うちの子ども、ねっちさん。少し変わっているねっちさんと、家族との面白い楽しい日常を、親であるおでんじんが4コマ漫画に描きました。発達障害、知的障害、自閉症の子どもとの生活は毎日不幸でつらいなんてことはありません。仲良く楽しく過ごしています。みんなが楽しめる4コマまんがです。」(漫画 おでんじん)これまでの 4コマ漫画 うちのねっちさん【たーとるうぃず https://www.turtlewiz.jp/archives/15383】漫画本にパーカーとTシャツ、すてきな展開ですね。🌠 うちのねっちさんのパーカーと長袖Tシャツhttps://www.turtlewiz.jp/archives/12201「うちのねっちさん」のパーカーと長袖Tシャツのご紹介です。Tシャツトリニティ
2018.03.03
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岡山)発達障害児との日々、ブログに 山吹あららさん ドラッグストア「ザグザグ」(本社・岡山市)のテレビCMなどを手がけるイラストレーター山吹あららさん(44)=岡山市=が、ブログ「ちゅきは発達障害」で、長男(5)との日々を漫画や文章で紹介している。 時にユーモアを交えた内容には「ちゅきと楽しく前向きに生きていることが伝われば」との思いが込められている。 長男のちゅきくん(仮名)は3歳半の時、「自閉症スペクトラム障害」「注意欠陥・多動性障害」との診断を受けた。 ブログでは、「うちの子、よその子と違う?」と初めて感じた1歳半健診のことが書かれている。 走り出したらどこまでも進んでいき、「おいで」と言っても帰ってこない。 じっと座っていられない……。 周りの子どもと様子が違うことに気付いたが、山吹さんと夫は単に「幼いだけ」と思っていたという。 医療機関を受診したきっかけは、保育園で「団体行動ができない」と指摘されたことだった。 「障害がある」という診断結果はショックだったが、山吹さんは「集団行動ができないのはしつけが悪いわけでも、本人のわがままでもなく、彼の特性だと分かってほっとした」と振り返る。 ブログを始めたのは2016年11月。 発達障害と診断された後、何をすべきかわからずに戸惑った。 不安な気持ちで県内の情報をネットで探したが、知りたい内容が見つからない。 そんな経験が、ブログを始める動機になったという。 ブログには、診断に至るまでに調べた医療機関、診断結果、発達に必要な治療や教育を受ける「療育」のことも詳しく記した。 軽度から中度の障害がある子どもも通える保育園でのちゅきくんの生活など、「自分が詳しく知りたかったこと」を紹介している。 診断を受けた後、療育を始めたり、転園したりと、家族の生活は大きく変化した。 支援を受け、ちゅきくんは興味がなかった絵や文字に関心を示すようになり、大人の話に耳を傾けてくれることも増えてきた。 「彼に合った学びの方法や向き合い方を知ることができたのが大きい」と山吹さん夫妻は実感している。 最近はママ友などから発達障害について相談されることも増えた。 発達障害への理解が高まる一方、保護者の不安も強くなっていると感じる。 「大変なこともあるけど、ちゅきの成長を日々実感している。悩んでいる親子に生活に根付いた視点から発達障害について伝えたい」と山吹さん。 ブログのアドレスは(http://chuki.space/)。【朝日デジタル https://www.asahi.com/articles/ASL2M3R8CL2MPPZB007.html】ブログに掲載されている1歳半健診の様子を描いた漫画=山吹あららさん提供 ブログでこのような漫画が綴れるのも、すてきな財産ですね。🌠
2018.03.02
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「親心の記録」全国に拡大 札幌で10年から配布、20万部に 一般社団法人日本相続知財センター(東京)が、札幌を本拠地としていた2010年から無料配布を始めた冊子「親心の記録」が、全国に広がっている。障害のある子どもを持つ親が、自らの死後も子どもが適切な支援を受けられるよう子どもの成育歴などを書き込む内容で、発行部数は昨年12月に20万部に達した。同センターはさらなる普及を目指し、インターネット上で募金を呼びかけている。 「親心の記録」は、07年に千葉県船橋市の「手をつなぐ育成会」が作ったのがルーツ。10年に網走地区の知的障害児の親たちが船橋を参考に「オホーツク版」を作製した。同センター専務理事で、ダウン症の娘(14)を持つ鹿内幸四朗さん(48)=後志管内蘭越町出身=が、札幌勤務時に冊子の存在を知り、取り組みに共感。企業から協賛金を集め、同センターとして「親心の記録」を作り、合わせて無料配布を始めた。[北海道新聞 https://www.hokkaido-np.co.jp/article/168486?rct=n_nurturing]「親心の記録」を持つ鹿内さん(前列左)と、日本相続知財センター札幌支部のスタッフ自分で作るとなると大変な作業なので、無料配布される記録、ありがたいですね。🌠
2018.03.01
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