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時間の陥穽338 古代のギリシァを中心とした西洋思想の真実を追求する思考「哲学」では、先ず、唯物論が先行し其れを追う形で形而上論が勃興します。古代ギリシアの原子論者デモクリトス(Democritus)は、世界は空虚の中を運動する無数の微小な原子からなるとして、空虚の存在は原子の存在と同じく確かなものと考えていました。片や、形而上哲学の雄アリストテレスは、空虚の存在を不合理なものとして否定します。その後の、文明学府でもあったアレクサンドリアの科学者のなかには原子論を受け継ぎ、気体の実験的研究を行う者もありましたが、アリストテレスの学問的権威は近代までの大凡2000年もの間、原子と真空を自然学の世界から追放してきました。11世紀以降に主として西方教会のキリスト教神学者・哲学者などの学者たちによって確立された「学問のスタイル」であるスコラ学の方法論は、自然において真空はありえないものとされ、大気圧による様々な現象は「自然は真空を嫌悪する」という言葉によって説明されています。「真空」を「空虚」と同一視していたことが伺えましょう。哲学・思想ランキング
2020年11月30日
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時間の陥穽337 20世紀を迎えて物理科学では相次ぐ発見、其れを踏まえての、新しい物理理論が展開されます。其れまでの「真空」の概念であった、空間にあって何ものも無い「真空」の概念が、古史の唯物観から近代物理学、17世紀にトリチェリらによって発見された真空。何もない無(ゼロ)の世界の真空が、イギリスの物理学者P・A・M・ディラックは「ディラック方程式」とよばれる、電子を記述する新しい相対論的運動方程式を導き、真空が電子の充満した負エネルギー状態であることを導き出します。此れは真空に外部からエネルギーを注入しさえすれば、電子が正エネルギーに励起され飛び出してくることを意味します。負電荷の電子が飛び出した後には正電荷の穴があく。まさにこれが陽電子なのです。喩え宇宙が仮相のエントロピー飽和「真空」なのだとしても、何某らの、力の作用があれば電子が正エネルギーに励起され飛び出してくることを意味します。負電荷の電子が飛び出した後には正電荷の穴があく。まさに、これが陽電子なのです。何もない無(ゼロ)の世界の真空が、20世紀の物理科学は、其れまでの通念、空間にあって何ものも無い「真空」も驚くべきことに、実は外部エネルギーを注入することで粒子を生み出すダイナミックな世界、詰まりは、「時空」であることが解ったのです。此のことから導かれるのは、大凡、此の宇宙世界において。何も無い空間はなく、空間ある限り何らかのエネルギーに満たされていることになります。仏教哲学に云う「空」を想わせます。哲学・思想ランキング
2020年11月29日
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時間の陥穽336 物理科学では宇宙に完全な真空を齎すものは、其れこそ凡そ考えられる空前のバキュームエネルギーを要すると想われます。真空の持つ時空の歪みの伝達が重力を発生させるのか。真空の持つ重力が時空のさざ波を発生させるのかは、宇宙のインフレーション理論の「ゆらぎ」、卵が先か鶏が先かを連想させます。真空が電場や磁場の担い手としての働きをその自性としての本性として持つことは、量子力学的場の理論の発展とともに従代に明らかになります。1928年にイギリスの物理学者P・A・M・ディラックは「ディラック方程式」とよばれる、電子を記述する新しい相対論的運動方程式を導き、「相対論的量子力学」をつくりあげ、質量は電子と同じで電荷が逆の反粒子である陽電子の存在を予言しました。其の予言された反粒子の存在は1932年にアメリカの原子物理学者C・D・アンダーソンによって電子と陽電子の対生成として、蒸気の凝結作用を用いて荷電粒子の飛跡を検出するための装置、霧箱(cloud chamber)の中で発見されます。哲学・思想ランキング
2020年11月28日
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時間の陥穽335 真空が単なる概念から物理科学的な意味合いが加えられ具体的に明らかにされるようになったのは、アインシュタインの相対性理論以降のことです。物理科学的な意味合いの真空とは何ものにも関わることのない「完全なる空」としての「虚空」ではありません。アインシュタイン以降は物質を排除した完全な真空は、その一般相対性理論の立場から、空間の三次元に、時間の一次元を加えた四次元の時空を意味することになります。而も、一般相対性理論の立場からの真空は時空の歪みの伝達が重力を発生させるのです。真空は其の重力は物質を全て排除しても全き空とはならず「時空」を保ち、重力のさざ波を残します。物理科学的な真空が電場や磁場の担い手としての働きをその本性としてもつものであることは、量子力学的場の理論の発展とともにしだいに明らかになります。つまり、我々が通常観想しているところの真空、何ものからも干渉されないし、影響しない、独立した「真空」は人間の想念では観想できても、具体化は無理難題の不可能事の虚論に過ぎないことになります。哲学・思想ランキング
2020年11月27日
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時間の陥穽334 真空を物理科学は何の様(どのよう)に捉えて来たのでしょう。近代物理学から現代物理学への発展への功労者、電磁気学の創設者J・C・マクスウェルや電波の発見者H・R・ヘルツらは、真空空間に光や電波の類である電磁波を伝える媒質としてなんらかの物質として「エーテル」の存在を信じていました。「エーテル」とは、古代ギリシア時代から 20 世紀初頭までの間に想定されていた全世界を満たす1種の物質。古代ギリシアの哲学者アリストテレスが地水火風に加えてエーテルを第5の元素として天体の構成要素としたのに始まります。近代では全宇宙を満たす希薄な物質とされて、粗方、認証されていました。ニュートン力学ではエーテルに対し静止する絶対空間の存在が前提とされていたことには要注意です。且又、エーテルが光や電磁波の媒質とも考えられていました。 ところが、19世紀末には、エーテルに対する地球の運動を確かめるため A.A.マイケルソンが E.W.モーリーとともに行なった光の干渉実験、実験の精度は十分であったにも関わらず、この肉的ための位相差は見出されなかったのです。エーテルに対する地球の運動はまったく検出されなかった。つまりは、関係すら見い出すことは無く、エーテル仮説に重大な疑問を提出し、ローレンツ収縮の仮説を経て、A・アインシュタインが特殊相対性理論を構成するにあたって光速度不変の原理を確立、エーテルの存在は否定されます。哲学・思想ランキング
2020年11月26日
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時間の陥穽333 真空とは通常に捉えれば、其の語彙からして物質がまったく存在しない空間であるとします。ところが其の「語彙」、乃至、「定義」が真空を扱う立ち位置により大きく異る矛盾に入り込みます。仮に、物質が全く存在しない空間であるとした場合には、其れを宇宙スケールに拡張・拡大化すれば、物質はもとより生命も存在する筈もなく、変化は何も見得ない筈です。仮に真空に時間だけが流れているとしたら、全く何もない変化しない真空と伴に時間が同居していることになり、時間はものの変化を要せず空間と同義となります。実のところ、現代に在する人間が一般に定義される通りの「真空」を創り出すのは至難の業であり不可能なのかも知れません。即ち、空間を全くの物質が存在しない真空にするのは世迷い言であり、時間を消失させることも並んで世迷い言なのかは、絶対存在を掲げる形而上哲学や絶対者を基論にする唯一神である宗教では恐らくは「虚無」と捉え、回答を求めても得られないでしょう。哲学・思想ランキング
2020年11月25日
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時間の陥穽332 現代の原子顕微鏡は其れより遥かな極細能力を持つ電子顕微鏡となり、遠心分離機も高度に洗練化され、生物科学は一層の飛躍を遂げています。植物から昆虫さらには動物に至るまで普遍的に存在する概日周期生物時計も、IT技術の発展の恩恵を御多分に漏れず受けて、分子レベルでほぼ解明される時代です。 哺乳類と昆虫の間で, 時計遺伝子の核酸レベルでの相似性も発見されています。一方、概日周期(サーカディアンリズム)は、人間の睡眠覚醒リズムを制御するのですが、 睡眠に似た行動は昆虫でも認められ, その制御において、哺乳類と同じドーパミンが使われることが判明し, 分子機構の解明が期待されています.然し乍ら、時間の流れを感受する機構としての要素が多分であり、時間の流れ其のものが感受する機構にあるとは、如何様に考えても思われません。然らずんば、外世界である宇宙に時間があるかと云えば、「時間を見せろ!」なります。今だに未発見の素粒子である重力子(Graviton) 、予測される性質はといえばスピン2のボース粒子であり、質量と電荷はいずれもゼロの安定粒子と予測されているが如くに、時間因そのものの真相が求められます。哲学・思想ランキング
2020年11月24日
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時間の陥穽331 生物時計の発振機構は、飽くまで、其れ自体で時間を発振しているのではなく、生命が地球上で育まれた故の生存手段として獲得された概日リズム(サーカディアンリズム)であり、其れ自体には時間なるものが在するわけではありません。一定生命の生存期間に対しての時間経過の長短の認識なるものは、哺乳類では身体の大小、一定時間での呼吸の数・心臓の拍動数によって遍く共通するものではなく、其れ其れの個体で時間の経過速度への認識が変化している筈です。時間其の因である時間因子を生命体が自体が持たない証です。それでは生命体の外部環境である世界、宇宙では時間は等速に流れているのでしょうか。1665年から1666年のペスト流行期に大学が閉鎖され、ウールスソープに疎開していたときに運動力学・数学・光学の三つの分野で多くの理論を打ち立て、有名な林檎のエピソードの万有引力の法則の着想を得たニュートンは、地上の重力が月の軌道にまで及んでいると確信し万有引力・絶対時間を更には絶対空間を説きます。現在でも常識論としては日本の義務教育や生活常識では何らの不具合を見出し得ませんが、世界が物理化学理論、なかんずく、IT技術の急進に伴い其れを追いかける物理観測天文学が、絶対空間・絶対時間を経験則に押し遣り、現代では世界の真実相が見直されています。哲学・思想ランキング
2020年11月23日
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時間の陥穽330 概日周期生物時計は、昆虫から植物さらに動物に至るまで普遍的に存在すると云われます。即ち、それぞれの生命の分類。区切りは階層と呼ばれ、大きな階層から、「界(かい)- 門(もん)- 網(こう)- 目(もく)- 科(か)- 属(ぞく)- 種(しゅ)」下ります。生物分類学では更に階層の間に、亜門とか上網とか上科とかを置き、生物同士の親縁関係がすぐ分かるようにしています。然し乍ら、現代の生命分子科学のレベルは「界(かい)」其のものの分別に入り切らない生命分子であるとされるウィルスや、将又、核酸までもが独立性を持つのではないかとの検討までもがあります。此処までに至ると、何故、ゴキブリは風邪を患わないのか、ゴキブリのウィルス耐性や、将又、ウィルスが感染しようとしない其の仕組、概日周期生物時計はゴキブリにも時計遺伝子の核酸レベルでの相似性があるのだとされるので、其の研究は時計遺伝子のみならず、ウィルス抗体の研究にも貢献してくれるかも知れません。何しろゴキブリは、熱帯を中心に全世界に約4,000種と目され、うち日本には南日本を中心に50種余りが知られています。世界に生息するゴキブリの総数は1兆4853億匹ともいわれており、日本には236億匹が生息するものと推定されている程の強者のカマキリ目とは近縁で、合わせて網翅類 (Dictyoptera) を成します。シロアリは伝統的な分類では独立目のシロアリ目(等翅目)とされていたが、現在はゴキブリ目に含められ、シロアリをキゴキブリ属の姉妹群とする説が支持されているのにも注目です。2020年に世界を賑わすウィルスもゴキブリ研究から解決策が出るかも知れません。哲学・思想ランキング
2020年11月22日
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時間の陥穽329 現代の医科学・生物科学は、既に細胞段階を超え分子レベルの解明・操作段階に突入しています。人の遺伝子も今は全てが解明されたと報告されています。今や、RNAやDNAは勿論のこと、核酸レベルでのX線やγ線及び各種放射線、更には中性子線までも用いた植物の遺伝子組み換えや、各種のウィルスの変型を生み出すことが可能な段階に至ります。更には、某細菌研究所で新種ウィルスの防疫研究中に、未発見の既知の細菌を宿主とした遺伝子系増殖型ではなく未発見の自己を核酸レベルで増殖させるものに出会った場合には、遺伝子コピー型のウィルスには気付くものの核酸に溶け込まれた因子には気付かない可能性もあります。此れが防疫研究所や軍事細菌研究所に搬入の途中に漏洩すれば、人類や哺乳類が感染するとなれば破滅的状況が生まれます。分子生物学は人間の遺伝子操作で神的力を持った効果が予想される反面、分子レベルの医学は遺伝子操作でネズミの細胞に人間遺伝子を結合させ、所謂、人気漫画「ゲゲゲの鬼太郎」のネズミ男を誕生させるのには基盤を脅かすのは人間の倫理意外はない情勢が迫り、将又、来ているやも知れません。哲学・思想ランキング
2020年11月21日
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時間の陥穽328 地球は24時間周期で自転しているため、其の誕生を自然環境に頼る生物も進化の過程で24時間周期で昼夜の違いに対応するようになったと考えられています。昼間に葉が開き、夜には葉が閉じるオジギソウは、たとえ、暗い場所に置いておいても、一定の時間になるとやはり葉が開閉することが18世紀に報告され、光以外にも生物のリズムをつかさどる何らかの仕組みがあることは推測されていました。1970年代に至って、薬物でハエに遺伝子変異を起こさせると、一日の行動リズムが消失したり、長くなったり短くなったりすることが報告され、行動リズムにかかわる遺伝子の存在が予測がされていました。「概日周期生物時計/概日リズム(サーカディアンリズム)」を形成するための24時間周期のリズム信号を発振する機構は生物時計が、 植物から動物、将又、昆虫にまで生物時計の発振機構が分子生物学レベルでほぼ解明され、3人の米国人科学者、マイケル・ロスバッシュ、ジェフリー・ホール、マイケル・ヤングの2017年度のノーベル生理学・医学賞の授与に繋がります。但し、此れは時間を表象する機構が生命に分子レベルで内蔵するのであって、時間が生物に属する訳ではないことは、愛用のゼンマイやクロノ・ストーンや電波腕時計が時間を内蔵しないのと同様です。哲学・思想ランキング
2020年11月20日
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時間の陥穽327 概日周期の生物時計は, 植物から動物に至るまで普遍的に存在する。然らば、時間は存在するといえば否としか答えられません。普遍の時間の流れが、植物から動物に至るまでの夫々個々の個体のにあるとしたら普遍の時間は消滅します。此れは、太陽系第三惑星の生命を育む環境が与えた生存システムの一部なのです。此の場合の時間とは世界そのものの変化を具象化したものではなく、敢くまで、銀河内の辺境に位置する太陽系の生命惑星である地球の醸し出したものです。此の点は、生命惑星である地球の植物から動物に至り昆虫までに拡張されたものが、細菌やリケッチア及びウィルスにまでには展開・拡張されるとまでには思えません。然し乍ら、現代では其の時計遺伝子が次々に、生体や生物組織から特定の細胞、遺伝子、たんぱく質などを分離。また、ある微生物集団から、特定の微生物を分離して培養すること単離されています。 生物時計の発振機構が、分子生物学レベルでほぼ解明されたというのでしょうか。仮に、ウィルスに生物時計の発振機構を変更せしめたらウイルスが活動休止になるのか、2017年にノーベル生理学・医学賞が体内時計の分子メカニズムを解明した3人の米国人科学者、マイケル・ロスバッシュ、ジェフリー・ホール、マイケル・ヤングに与えられた研究を更に突き詰めれば、現代の課題であうウィルス禍の救世主になる希望もあります。哲学・思想ランキング
2020年11月19日
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時間の陥穽326 生物学的時間サイクルを持つものは生命界には多く見られます。単細胞生物ゾウリムシは、刺激源である光に向かう正の走光性(phototaxis)があると云われ、本態的な時間メカニズムを内包するのではないかと想定する方も居られるかも知れませんが此れは否定的です。光から離れるような行動は「負の走光性」などともいわれます。正負を付さず 単に「走光性の生物」などと言った場合には正の走光性を指している場合が殆どです。更には、植物などが日光に対して屈曲する屈光性は、光に対して向きを変えるだけで個体が移動するという点で走光性とは異なりますが、自然環境のなかでは走光性に似た反応だとも云えます。概日リズム(サーカディアンリズム)を形成するための24時間周期のリズム信号を発振する機構は生物時計とも呼ばれます 生物は地球の自転による24時間周期の昼夜変化に同調して、ほぼ1日の周期で体内環境を積極的に変化させる機能を持っています。。周期生物時計は, 地球上の植物から動物に至るまで普遍的に存在します。哲学・思想ランキング
2020年11月18日
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時間の陥穽325 人類の世界の時間認識は心象を持ち得たネアンデルタール人やクロマニヨン人には当て嵌まりそうです。将又、原人や猿人も時間を認識していたのでしょうか。最古の原人長らくアウストラロピテクスが最古の人類とされてきましたが、現在は1992年に東京大学の諏訪元教授らを中心とする国際調査チームが、エチオピアのアファール低地で発見され、東京大学のマイクロCTスキャンの技術と地層の分析から、この発見された猿人は約440万年前に生きていたことが判明します。性別は女性で「アルディ」と名づけられ、人類学的にはラミダス猿人として分類されています。これは「ルーシー」の愛称で有名なアウストラロピテクスから、人類の進化の系統樹をさらに100万年以上遡ります。然し乍ら、ネアンデルタール人やクロマニヨン人のように心象即ち精神を持ち得たのかは甚だ不明で、アウストラロピテクスにしてもラミダス猿人にしても絶滅種であり、現代人とは血脈的には何等の所縁もないからです。否、ネアンデルタール人も絶滅種ではないかとの指摘はあると思いますが、現代のホモサピエンスの血脈には取り込まれており、クロマニヨンの子孫たる我々現代人類は、肉食で勇猛果敢なるネアンデルタール人の精神及び本能的な闘性を受け継ぎます。「時間」の経過という素朴観念は史的資料による限りには両者に見られる特徴でしょう。物事の根拠を「なぜ」と繰り返し問い続けることの萌芽である神秘性が史跡として残されているからです。哲学・思想ランキング
2020年11月17日
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時間の陥穽324 世界の存在は常住であるる。始まりも終わりも人間の生み出した概念でしかない。物理科学によって宇宙の始まりがどういう状態であったか観測による推測からほぼ認証でき得たとしても、この現在する世界という存在は、初めに始まりからではなく、常に在り続ける「有」であり、その世界「始まり」らしき宇宙の時点を強引に敢えて観想してみれば、何かしらの、「設定内容(Set Up Program)」に伴って、世界を現在に至らしめている、「設定内容(Set Up Program)」とは其のもの其れ自体が持つ特性であり、どのように定義されているのかということではなく元々に構成要素としてある。因みに、無から有は生まれないと言われるが、「無」という概念は「有」を前提とすれば、対概念として存在せざるを得ないわけであり、「無」其のものが「有」を前提として在ります。このあたりの思考論が「世界構成」の謎解きに役立つのかも知れません。仮に世界が存在しないという状態が存在するとしたら、其れは物理化学的には最も原理的な構成体の「be」、変化因子若しくは時間なのかもしれません。宇宙マイクロ波背景放射や軽元素の起源を説明しがたいなどの問題点を持ち、何より熱力学の第2法則に矛盾するという理論的な困難を持つため今日ではすたれた理論です。アメリカ合衆国の天文学者であり、我々の銀河系の外にも銀河が存在することや、それらの銀河からの光が宇宙膨張に伴って赤方偏移していることを発見したエドウィン・パウエル・ハッブル(Edwin Powell Hubble/1889年-1953年)を持ち出すまでもなく、物理観測天文学は定常宇宙なるものはには否定的です。哲学・思想ランキング
2020年11月16日
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時間の陥穽323 此の我々が在する宇宙は存在論的には、始まりがあり終わりがあるのであろうか、内的変化や運動に起因する「時間」はあっても、其れは人間精神の思考が齎す概念に過ぎないとする形而上哲学及び自然哲学、更には、物理科学の一部の思考には現代に至るも根強く語られます。逆に、神教の分野では世界の始まりは「神」を起因とし、世界の終末は絶対永遠たる「神」に委ねられます。神教や絶対存在を表象する思想では宇宙の起因である始まりや終末は、始まりは神や絶対存在の意思に由来するものであり、終末は物理科学で云われるエントロピーは関与せず、全ては「神」若しくは「絶対存在」の意思に由来するのです。イギリスの哲学者、論理学者、数学者であり、社会批評家、政治活動家でバートランド・アーサー・ウィリアム・ラッセル(Bertrand Arthur William Russell, 3rd Earl Russell, OM, FRS/1872年 - 1970年)は、「第一原因による神の存在証明法」では、「もしあらゆるものが原因をもたねばならないなら、神にも原因がなければならない。もし原因なしに、何かが存在できるならば、その何かは、神でも世界でも何ものでもよいことになる云々。物事には必ず初めが必要だという考え方は、実際には、人間の想像力の貧困によるものである。」も一考です。哲学・思想ランキング
2020年11月15日
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時間の陥穽322 現代の最先端の天体観測物理学が追想し予期する世界である現時の宇宙は、慣性の法則が暗示しているのかどうかは兎も角も、所謂、幾何学上の「原点ゼロ」は理論を成さしめる有無を通じうまく運ぶようにする融通ですが、天体観測上の物理科学は瞬間を「原点ゼロ」とは捉えずに、瞬間自体に「変化の原理」を持ち込み、「ある瞬間」と「次の瞬間」にいわゆる「因果関係」や「物理法則」が適用されるとします。「ある瞬間」の内容が「次の瞬間」、「次の瞬間」にとっての「前の瞬間」としての因となり、変化の原理に再帰関数的な要素を事象や概念をモデルとして再現若しくは現実世界には存在せずにモデル上のみに存在する何ものか、たとえば「ゆらぎ」を想起させます。例えば「世界の始まりや終わり」について思考すれば、幾何学上の「原点ゼロ」は無かったとも思考できます。「原点ゼロ」が無ければ、時間は所謂、空間に同調せずに「もの」に同調することが可能となり、時空間の定義は修正されるでしょう。哲学・思想ランキング
2020年11月14日
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いっぷ句-41頬白が帆立の海に背びれ立て 愚通人気ブログランキング
2020年11月13日
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時間の陥穽321 世界が無変化になる、即ち、「完全なる無」若しくは「完全なる空」乃至は「完全なる消失」が予想されます。アリストテレスの時間を世界に一切変化のない完全なる静止及び不在を空間に求めても、現代物理科学では虚空間を創造しない限り時間の消失は有り得ません。現代物理科学は宇宙創生の物事の進行についての様々な可能性を考慮に入れてのシナリオでは現在宇宙世界を天体観測物理科学の恩恵を受けて、ビッグバン理論からインフレション理論、更には宇宙創生に「無のゆらぎ」まで持ち出しますが、全く変化のない「完全なる無」は否定します。仮に物理科学的に思考すれば「完全なる無」を認めれば、今此の世界は有り得ず、崩壊して「虚」に陥っている筈です。現代物理科学の宇宙創生の「無のゆらぎ」からのインフレション理論やビッグバン理論は時間なくして十全の理論は成り立ちません。時間こそが現代物理科学の基底であり、時間無くしての永遠を究めるのは形而上哲学及び神学哲学の、更には信教の分野の取り扱いに現代物理科学は今は未だ席を譲ります。哲学・思想ランキング
2020年11月12日
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時間の陥穽320 アリストテレスの時間を「より先と、より後ということを考慮した場合の運動の数」の定義を字句通りに紐解けば、時間は世界に一切変化のない完全なる静止を空間に求めれば、空間は一切全てのものを含有してはならないことになり、恐らくは空間自体、それを維持することが不可能になるでしょう。何故なら「時・空間」と並べて云われるように、時間と空間の関係は緊密に結び付いています。時間無きところには空間はなく、空間無きところに時間は存しないとするのが一般的見解です。アリストテレスが時間を「より先と、より後ということを考慮した場合の運動の数」の「より云々」は現在の「今である瞬間」の時間的観点からの定義が必要となります。哲学・思想ランキング
2020年11月11日
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時間の陥穽319 時間は「ものごと」に付随して顕出するものであろうか、将又、「ものごと」とは直接的には関わらず独立自存するものであるのか、仮に世界に変化がなかったならば時間の動きはなく、其の世界内の認識在るもの、抑々が、認識するには変化が必要であり、そのものは時間を知らない筈です。時間が変化を呼び込むのか、変化が時間を起動するのか。実際的に考えて世界内に物理科学的見地からは永遠の停止は観測できないし認識不可能です。変化こそが物事を認識可能とするのです。其れ故に、現代宇宙論は定常の宇宙を否定し、膨張若しくは収縮の宇宙論を訴えます。変化が時間を起動するのか、時間が変化を起動するのか、ギリシァの哲人アリストテレスは、「もし仮に何も変化が起きなければ、われわれは時間が経過しているかどうか分からないであろうから、時間は出来事そのものではないとしても、出来事の一つの様相である。私もこの相関説に賛成したいが、しかし、時間は出来事のどのような様相で、どのように出来事と相関するのかというと、満足のいく説明は難しい。アリストテレスは時間を「より先と、より後ということを考慮した場合の運動の数」と定義しています。「より先と、より後」というのは現実化した今を指すのでしょうか。「時間は可能性が実現して再び可能性へと回帰する出来事の性格と定義しよう。そうだとすると、時間は流れるというよりは、やってきてふたたび去っていくものである」としており、人間の時間認識そのものを否定してはいません。然し乍ら、物理学での無からのインフレーションリトンやビッグバン理論の其のまた過去の無の因子が問題になるにつれ、無存在そのものの中に時間因子があるやも知れぬとの疑問、無の定義そのものが通常の慣用語とは違い、物理科学的には如何様に取り扱われているのかに課題は進みます。哲学・思想ランキング
2020年11月10日
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いっぷ句-40秋仰ぐ剪定作業に足急ぐ 愚通人気ブログランキング
2020年11月09日
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時間の陥穽318 天体観測物理科学が膨張する宇宙の果をを超えて超えて瞬間として捉えられる能力がない限り、時間は人間の内側に在るのではなく、外世界に在るように想えるのは致し方ないでしょう。仮に、インフレーションのみならずビッグバンを凌ぐ速度を持つものが居るとすれば其の「或るもの」が宇宙全体のエネルギーを左右することさえ可能となり、形而上哲学では絶対存在者であり、神秘主義や宗教では神存在となります。其のこと故に、絶対存在者には時間は「絶対時間」と表現され、神秘主義や宗教では「神の瞬間」乃至は「神の永遠」として、物理科学が云うところの時間の要素が入り込む余地はありません。オランダの哲学者であるバールーフ・デ・スピノザ(Baruch De Spinoza/1632年11月24日 - 1677年2月21日)を持ち出すまでもなく、宇宙の背景には、と或る、コントロールシステム(Control System)があり其れには時間は創生する力があればこそ、時間は存在しない筈です。時間と空間は何者かに隷属するのでしょうか。哲学・思想ランキング
2020年11月08日
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時間の陥穽317 物理学の分野のみならず哲学や世界の絶対者の言霊を聞く預言者の頭脳は我々凡人とは懸け離れた構造をしているのでしょうか。現代医科学の先端を行く脳分析医学、X線撮影を360度全方向からおこない、物体の内部がどうなっているかを調べるX線CTとMRI検査を眺めただけでは、夫々の脳構造には左程の違はい見られません。されば、構造が同じなのに天地の差ほどの働きの相違がでるのは何故なのに疑問が湧きます。人間の脳の神経細胞の軸索(axon)や樹状突起を一直線につなげた場合其の長さは100万-120万kmにもなると云われます。それが単一な人間の心の長さなのです。亦、其の複雑なネットワークに沿うシナプス群が火花を散らし赤熱する速さは確かに極めて速く思われますが、最も速い所でも 毎秒120メートルで光速の300万分の1、我々の内部に顕在化する世界(神)に近づくには不十分です。此れが神の側には「永遠の瞬間」があり、人間の側には「時間の経過」しかない証です。哲学・思想ランキング
2020年11月07日
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時間の陥穽316 理論物理化学の世界では、永久インフレーション理論を幾何学的カットオフ(geometric cutoff)と呼ぶ数学的手法でこの問題を回避した経緯があります。無限に続く多元宇宙を途中で断ち切り、その有限のサンプルを使って確率を計算するというものす。然し乍ら、ラファエル・ブソー(Raphael Bousso)等の研究チームは、「この手法には隠れた落とし穴がある」と述べ、幾何学的カットオフには批判的です。何故なら、「カットオフ(宇宙の有限化)手法を単純な数学的ツールとしては使用できない。なるべく正しい予測を出そうと考案されたカットオフ手法だが、時間の終わりまで予測してしまうのである。」と述べ、宇宙の有限化どころか、時間の終わりまで予測してしまうと述べ、「永久インフレーション理論の中でカットオフ手法を使用して確率を算出すると、カットオフそれ自体、そして時間の終わりがあり得る出来事になってしまうのだ」と続け時間の特権性および独自性を永久インフレーション理論に絡めます。ところが、このような奇妙な欠点があるにもかかわらず、ラファエル・ブソー等の研究チームは、永久インフレーションを確かな概念だと考えています。同理論の根底にあるアインシュタインの相対性理論などの科学的な前提は、「どれも問題らしい問題がなく代替の見あたらない理論」だという思考のようです。哲学・思想ランキング
2020年11月06日
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時間の陥穽315 永久インフレーション理論に基づく宇宙は無限・無数にあるにしても、次元を一にする我々人類の在する宇宙は、永遠に膨張を続けるとされる宇宙だが、50%の確率で37億年以内に宇宙および時間が消滅する可能性があると日米の研究者グループが発表し、現在の理論に真っ向から挑戦、此の日米の天体物理学者のチームは「われわれが生きている間に時間が終わることはありえないだろうが、37億年以内に時間が終わりを迎える可能性は50%ある」と述べています。現在の理論に真っ向から挑む研究を発表した日米の天体物理学者のチームは「われわれが生きている間に時間が終わることはありえないだろうが、37億年以内に時間が終わりを迎える可能性は50%ある」と述べ、無限の時間膨張を続けるとされた時間も消滅するとします。時間には終わりがあるとの結論を導き出したのです。時間は宇宙の誕生・膨張・収縮・終末に関わる在る種の表現若しくは系因なのかも知れません。時間を独立的に仮相として捉えれば仏教哲学の「空」存在と解釈することもありかも知れません。一方、宇宙物理学者のチャールズ・ラインウィーバー(Charles Lineweaver)は、ラファエル・ブソー等の研究結果は単純な間違いだと指摘します。米ABCテレビに出演したラインウィーバーは、「ブソー氏の取り上げた宇宙の平均寿命は設定された時間にすぎない。妥当な確率を得るためにそういう設定をしているだけであり、統計上の手法を真剣にとらえすぎだろう」と述べ批判しています。哲学・思想ランキング
2020年11月05日
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時間の陥穽314 多元的宇宙論があるからには一元的宇宙論がある筈です。ところが現在のところ一元的宇宙論は神秘哲学や宗教及び一部の絶対哲学では現代にも説かれるものの、宇宙物理科学では凡そ少数派、皆無だとも云えます。但し、多元的宇宙の問題は、「起こり得ることは何回でも無限に起こり得る」としていること。例えば「地球サイズの環境惑星が無数にある」確率を計算することなど、ほとんど無意味になってしまいます。とは云え、此の多元的宇宙の確率に関する問題は、宇宙学者にとっては粗方論理的には問題とはならないとします。しかし、カリフォルニア大学バークレー校の物理学部にある理論物理学のためのバークレーセンター(University of California at Berkeley)に在職する教授ラファエル・ブソー(Raphael Bousso)は、物理学の法則に従えば「永久インフレーションを続ける宇宙」は説明出来得ないといいます。何故なら、現在の理論は、宇宙が「ビッグバン」により137億年前に始まり、永久に膨張を続けると予測している。しかし、その一方で、物理法則を計算するために理論上の宇宙の消滅時期を用いてきたとします。ブソーは世界三大通信社のひとつであるAFPBB-Newsの取材に「論文の要点は、永久にインフレーションを続ける宇宙で確率を計算するために広く使われていた特定の手法や仮定が、時間には終わりがあるとの結論を導き出すことだ。時間の消滅は、多くの第一線の物理学者たちが長年、計算上のツールとして用いてきたものだが、実際の物理的事象のように機能しており、単なる計算上のトリックと呼ぶことはできない」と語り、時間の独立性を仄めかしています。哲学・思想ランキング
2020年11月04日
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時間の陥穽313 永久インフレーション理論に基づいて導き出される宇宙多元論。我々人類が在する此の宇宙が唯一ではなく多元的宇宙の一部であるとするならば、宇宙が誕生して約148億年。今後も延々と宇宙が存在し続けると思考する人の多いなか、永久インフレーション理論に基づいて、此の我々人類の在する宇宙は、「時間」存在そのものがあと50億年で終わるとする新たな研究成果が提出され世界に話題となります。永久インフレーション理論に基づく宇宙構成は無数或いは無限の「ゆらぎ」を充足した超無限「スーパー構成体」で埋め尽くされ、其の起結を成す宇宙は更なる宇宙が生じる可能性があり、孫・曾孫・其の子々孫々と無限の孫宇宙を生み出すであろうと論じます。多元的宇宙論の主題は「起こり得ることは何回でも無限に起こり得る」としている点です。此れではもはや、現在宇宙の知性体誕生の可能惑星や人類生存可能な惑星の確率問題は意味をなさないことになります。アメリカはマサチューセッツ州にあるタフツ大学のケン・オルム(Ken Olum)氏はこの点について、イベントが2回、イベントが4回起きる場合、後のイベントの発生率は先のイベン2倍と考えるのが普通だが、この理論では違う。なぜなら2回も4回もなく、常に無限だからだ」と説明し、些か永久インフレーションに批判的です。哲学・思想ランキング
2020年11月03日
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時間の陥穽312 永久インフレーションを語る上で著名な物理学者は夫々に語ります。アレキサンダー・ビレンキンはアメリカの理論物理学者で、主な研究は宇宙論と物性物理学。プリンストン大学で科学のアルバート・アインシュタイン教授を務めており、物理学部と天体物理学部の両方の学部に所属し宇宙の起源、進化、未来の新しい理論の開発で最もよく知られている人物。ポール・ジョセフ・スタインハート(Paul Joseph Steinhardt/1952年12月25日 - ) はアメリカの理論物理学者で、主な研究は宇宙論と物性物理学です。彼は現在、プリンストン大学で科学のアルバートアインシュタイン教授を務めており、物理学部と天体物理学部の両方の学部に所属しています。 シュタインハルトは、宇宙の起源、進化、未来の新しい理論の開発で最もよく知られている人物。アンドレイ・リンデが永久インフレーションの最初のモデルを発表して後、時を経ずして、永久インフレーション (eternal inflation)なるものは包括的なものであることを示唆ししています。「無からの宇宙創成」論は、宇宙が「トンネル効果」によって、その時間的経緯は幾許なのかは不明なものの、謂わば突然に、ガパッと瞬間的に生れたと説かれますが、理論的にしろ其れは宇宙創成の実相の本質を捉えているのでしょうか。ビレンキンの永久インフレーションとは、ある領域でインフレーションが終わっても量子力学的「ゆらぎ」のために宇宙の大部分でインフレーションが持続するという、時間とともに変化しない状態、運動の形態が時間的に変化しない状態である定常状態を指し示しています。哲学・思想ランキング
2020年11月02日
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時間の陥穽311 モスクワ出身のロシアの理論物理学者アンドレイ・ドミトリエヴィチ・リンデ(Andrei Dmitriyevich Linde/1948年3月2日 - )は、永久インフレーション (eternal inflation) またはカオス的インフレーション (chaotic inflation) と呼ばれているインフレーション宇宙に対しての仕事でもっとも知られています。永久インフレーションに従えば宇宙は永久に膨張していて、また。素粒子の構成パターンは有限なので 物理的に因果関係を持てないほど遠い場所に私たちと全く同じ世界があるとする仮説です。宇宙のインフレーション(cosmic inflation)とは、初期の宇宙が指数関数的な急膨張する永久インフレーションが過去においても永遠だったのかどうか。言い換えれば、宇宙は無限の過去から続いているのかどうかについては疑わしいとする意見が多くみられ、今はまだ物理科学的には反対説も多く見られ、サイエンス・フィクションの段階だとも批判されることもあります。哲学・思想ランキング
2020年11月01日
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