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いっぷ句-39秋雨に落ちる心を紅葉(こうよう)に 愚通人気ブログランキング
2020年10月31日
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時間の陥穽310 佐藤勝彦は宇宙物理学上の「ゆらぎ」は、素粒子の生成と消滅が繰り返されることにより起きていて、物理的には消すことが出来得ない物理的に可能な限りエネルギーを抜いても状態、素粒子の生成と消滅が繰り返されることにより起きている振動は、消し去ることが物理的に無理だとします。然らずんば、過去に幾世代の宇宙があろうと語学上に定義される本来的な「無」はなく、宇宙は生成と消滅を「ゆらぎ」を通して循環することになります。「ゆらぎ」が何れ程の経緯を経るのかは想像に難くないとは云えませんが、其の経緯を突然パッと宇宙が生れた「トンネル効果」で突然パッと宇宙が生れたと考える物理学者がいます。タフツ大学の宇宙学研究所の所長を務めるソ連ウクライナのハルキウ出身で25にわたり現代宇宙論の分野で活動する理論物理学者アレキサンダー・ビレンキン(Alexander Vilenkin/1949年5月13日 - )であり150以上の多彩な論文を執筆している人物です。哲学・思想ランキング
2020年10月30日
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時間の陥穽309 現代物理科学が一般用語とは相違する意味合いの無からの創成論を物理学的には「ゆらぎ」のある状態だと念押ししなくとも、世界にものの有と無さえ離れた「空」を唱えているものがあります。仮に物理学上の「ゆらぎ」を「空」に置き換えても其の論法に何らの矛盾が生じません。何故なら、「空」は生せず滅却することもない存在を問われない、まさに、佐藤勝彦説くところの無の「ゆらぎ」です。大乗仏教の祖ナーガールジュナ説くところの「有」と「無」とから離れた、存在を問えない「空」を佐藤勝彦は敢えて「無」だと表現しているように思えます。無と有の間をゆらいでいる状態「ゆらぎ」こそが「空」だとしても矛盾が起きないのであらば、此の論法は誤謬に陥ってると簡単には否定できず、紀元前後の瞑想のみから「ゆらぎ」を予期した仏教哲学に脱帽です。哲学・思想ランキング
2020年10月29日
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時間の陥穽308 佐藤勝彦のインフレーション理論は更に先へと遡及していきます。エネルギー溢れる宇宙から一切のエネルギーヲ消失させた状況を想定してみせます。宇宙は当然にエネルギーを失えば、何もない、即ち、時空や質量が無の状態となるはずです。一般的に「無」は何ものもない存在に非ざるものを「無」と表現しますが、佐藤勝彦のインフレーション理論から導き出される宇宙物理学上の「無」は、宇宙から一切のエネルギーヲ消失させた状況であり、一般的意味合いの「無」には陥ることのないことを指し示します。物理学的用語としての「無」を論理化し、常用常識的には無というと何もない状態である筈の宇宙に、非存在である筈の「無」を完全に消失として否定するのではなく、無と有の間を振動する「ゆらぎ」、素粒子の生成と消滅が繰り返されることにより起き、物理的には消すことが出来得ない何ものかを「ゆらぎ」と称し、其れを「無」と「有」を離れた乃至は結ぶものとするのです。此れと非常に似通ったものには大乗哲学の祖である龍樹の「空論」を想起するのは私見ですが如何なものでしょう。哲学・思想ランキング
2020年10月28日
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時間の陥穽307 これまで宇宙の始原と看做されていた、宇宙は非常に高温高密度の状態から始まり、それが大きく膨張することによって低温低密度になっていったとする膨張宇宙論(ビッグバン理論 (Big bang theory))、然し乍ら、此の理論では現代の先端物理天文学が観測する観測されている宇宙背景放射、この微弱な電波は宇宙のあらゆる方向から地球に届いており、その強さはどの方向からくる放射でもほとんど同じ「宇宙の平坦性」、先端物理天文学観測からの現在の宇宙は平坦である。其れ故、宇宙誕生から100億年以上経った今でも平坦であるためには宇宙初期においても平坦でなければならないことをビッグバン理論では解決できませんでした。佐藤勝彦等が唱えたインフレーション理論により、宇宙誕生直後に、真空の相転移と呼ばれる現象がおきて真空のエネルギーが解放され、宇宙が加速度的超高速で膨張したことが分かり、超高速で膨張した宇宙は現在のような平坦性、元々の宇宙が平坦でないどんな曲率を持っていたとしてもこのようなインフレーションの過程によって極端に引き伸ばされて平坦化され、宇宙の密度は自然に臨界密度にほぼ一致する値をとることになるを獲得することができたとされ、宇宙物理学上の大問題を解決します。但し、平坦な宇宙を通用句で捉えて単なる二次元的平面を想像する誤謬に誘い込まれる危険性も併せ持ちます。哲学・思想ランキング
2020年10月27日
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時間の陥穽306 京都大学大学院在学中より、京都大学で湯川秀樹研究室助手になり、宇宙物理学教室でビッグバン元素合成の研究を行った師である林忠四郎の勧めに従い、超新星に関する研究を行い。超新星におけるニュートリノの影響に関する研究に携わり、1981年にはアラン・グースとほぼ同時期或いは先行して、インフレーション宇宙論を提唱したのが、1945年に香川県坂出市に生を受けた佐藤勝彦です。インフレーション宇宙論を提唱し、最初の論文投稿者は佐藤ではあるが、アラン・ハーヴェイ・グースは1980年1月に佐藤と同様のインフレーションモデルをスタンフォード大学のセミナーで発表。また、アレクセイ・スタロビンスキーも1979年に同様のモデルについてのアイデアを示し、1980年に論文を発表しています。然し乍ら、佐藤はインフレーション宇宙論のパイオニアであると云えますでしょう。其の佐藤のインフレーション宇宙論の背景にはた深宇宙に関する詳細な観測結果が影響を与えています。インフレーション宇宙論(cosmic inflation)とは、初期の宇宙が指数関数的な急膨張(インフレーション)を引き起こしたという初期宇宙の進化モデルであるのですが、ビッグバン理論のいくつかの問題を一挙に解決するとされる理論です。哲学・思想ランキング
2020年10月26日
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時間の陥穽305 最先端天文学の現代物理科学は宇宙誕生の秘蹟を次々と暴いているように想われます。ところが、つい最近までは、世界創造の話題の筆頭だったジョージ・ガモフ(George Gamow/1904年 - 1968年)は、一般相対性理論の場の方程式に従う膨張宇宙のモデルをフリードマン方程式の解として定式化したことで知られるアレクサンドル・アレクサンドロヴィチ・フリードマン(Alexander Alexandrovich Friedmann/1888年 - 1925年)ソ連の宇宙物理学者・数学者・気象学者の愛弟子で、現在のウクライナ領である当時のロシア帝国領オデッサ生まれのアメリカの理論物理学者などに代表される理論物理学者の理論、初期の宇宙は超高温、超高密度の火の玉状態であったとされ、その火の玉が膨張して、今のように果てしない大きさの宇宙ができたというビッグバン理論で学会のみならず世間も其の話題に終始していました。ところが当然であろう疑問、誰しもが疑問を感じるビッグバン以前の問題が論争に天文観測技術の記録的展開から浮上します。信教論では全ては神が創造されたとして、神そのものの因を問うことは有り得ないのですが、物理科学は其の性質上、物事の因をすべて証明可能としてにの立場で解明に努める以上、ビッグバン(Big Bang)以前の世界の回答が求められるのが当然です。哲学・思想ランキング
2020年10月25日
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時間の陥穽304 20世紀の後半からのIT技術の発展は、21世紀に入り増々飛躍的な技術革命を伴って天文物理化学の宇宙観測の理論とその証明に貢献しています。其れ等のうち、なかでも物理科学が史上に思考されていた「無」の概念に現代物理科学の最先端天文学は新たな定義を世界に呈上します。最先端の天文観測では宇宙では頻繁に物理科学では仏教哲学や形而上哲学や一神教の「有」を「常有」とは捉えずして、世界に有り体に在すると捉えている「有」が「無」に変容することを観測するのです。我々通常生活で忘れ物を無くなったと認識するのではなく、まさに世界から在したものが無に帰し、将又、突如に何もない筈の空間に何ものかである「有」が発生するのを観測したと学会に報告しています。ビッグバン以前の宇宙の生成理論であるインフレーションが登場して以来、「無」の概念が物理科学では今までの人類史の思考概念であった「有」と「無」の解釈に変容を強制します。哲学・思想ランキング
2020年10月24日
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時間の陥穽303 「虚無」と「無」は相違するのか否か。先ずは「虚無」。一般慣用句では無限の宇宙・大空・虚空(こくう)等を指すとされますが、それでは「虚」が「実」を持つことになります。古代中国の老子の哲学で、万物の根源・本体は、図り難く「無」であるということを仮にも受け入れれば「無」は世界に在することになり、「虚無」は究極の「無」だということになります。他方、「無」は哲学の用方では、存在の否定・欠如・特定の存在がないこと、亦、存在そのものがないことと定義され「虚無」との語彙が曖昧になります。まして、仏教哲学の「虚無」を「空」と解釈するにいたっては「虚無」其のものが現存を離れた独自の存在性を帯びてきます。宗教や哲学とは立ち位置を異にする天文物理科学では、此のような曖昧な語彙を使うわけにはいけません。私論としては、「無」は「有」の対立概念であり存在性を秘めますが、「虚無」は人間の思考想念であり対立概念を持たないとします。「虚無」は「無」を追い続けた結果に生じた諦念(ていねん)と呼ぶべきかもしれません。これでは。現代物理科学の天文観測の「無」から「有」が生じる現象や、逆に「有」から「無」に陥る現象が解き明かせられないでしょう。哲学・思想ランキング
2020年10月23日
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時間の陥穽302 仮に此の我々が在する宇宙世界に停止若しくは変化がないとしたならば、世界は「有」若しくは「有」で非ざれば「無」となります。然し乍ら、当然のように世界は変化し我々も其の中で生涯を過ごし変化し続け、生身の人間としての「終末」を迎えます。我々人間も宇宙と同様に「常有」と「無」からは離れた存在です。仮に宇宙がエントロピー崩壊により「虚無」に帰するのならば、宇宙に「常有」であるところの「神」乃至「絶対存在」が入り込む余地はありません。「神」乃至「絶対存在」が宇宙に内在するためには「無」は「虚無」に非ず「有」の顕現の一つの様態に過ぎないと捉えねばなりません。其れ故に、「無」から宇宙が生じる天文物理科学の正当性が理論として俎上するのです。哲学・思想ランキング
2020年10月22日
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時間の陥穽301 幾何学的には図上に描けば中心点としての「0次元」、中心点から左右に伸びる一時線上の「一次元」、其の一時線上に加えて平面上に上下に縦に伸びる線、一次元の対象である線と独立な方向に並べたものである二次元、更には二次元の面としての対象を並べてできる三次元、此等は人間の視覚により知覚され得るとされるが真実そうなのか。四次元は時間線が加わる以上、次元の対象である立体をそれと独立の方向に並べてできると考えられ、視覚による知覚はできないとされるが其れが真実そうであり人間の視覚は他の四次元より未満の次元を捉えているのかと云えば甚だ現実相としては曖昧です。其の所以は、世界が絶えず変化するものであり人間の停止することのない視聴覚では、仮に瞬間停止状態の世界があるにしても次元を問わず視覚等の感覚では捉えられないからです。すべて世界は変化にあり停止することのない宇宙に属します。停止することのない宇宙の次元は人間の想念が捉えたものであり、一切の次元を我々が現実には体験していません。四次元の時間軸を取れば、3次元の対象を連続移動するときの軌跡を何者かが追っているのかもしれません。時間の存在の有無と其の性状が問われる由縁です。哲学・思想ランキング
2020年10月21日
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時間の陥穽300 「四次元」をもう少し詳細に表現してみましょう、四次元とは幾何学的には他の四つの集合から一つずつの次元を選ぶ必要があるときに、ある集合Sは四次元だと説明します。。数学におけるユークリッド空間(Euclidean space)は、紀元前331乃至紀元前332年年にアレクサンドロス大王がエジプトに建設した都市ですが。アレクサンドロスの死後にその部下であるプトレマイオス1世がエジプトを支配し、古代エジプト最後の王朝であるプトレマイオス朝の首都として発展した地で紀元前三世紀頃に活躍したギリシャ系数学者・天文学者である古代ギリシャ語でエウクレイデス、英語表記でユークリッド(Euclid)、「幾何学の父」と呼称される数学史上最も重要な著作の一つ「原論」(ユークリッド原論)の著者、その原論では平面・立体幾何学、整数論、無理数論などの当時の数学が公理的方法によって組み立てられ古代ギリシア数学の一つの成果として受け止められ、今も尚、基本的には継承されています。特に。線の定義については「線は幅のない長さである」、「線の端は点である」など述べられており、次元を理解する上では欠かせない基礎知識となります。哲学・思想ランキング
2020年10月20日
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時間の陥穽299 我々の世界は一次元・二次元・三次元・四次元のみで成り立っているのでしょうか。現代物理学では否(いな)です。思考的次元には運動量ゼロの次元「点」が存在します。更に、理論的には四次元時空に加えて、時間軸が無数にある世界「五次元」も予想されています。五次元は、四次元時空に加えて、時間軸が無数にある世界であり、我々が在する現実世界とは時間軸を異にした別の現実の世界がいくつも存在すると思考する立場もあります。其の夫々が現実世界であるとするのです。我々の世界とは並行して分岐する時空は無限に存在する可能性さえあります。無限の夫々の現実世界が仮相ではなく真在することになります。仮に、五次元以上に在する人間であれば、過去であれ未来であれ飛べますし、時間軸の間もを自由に移動(Beyond space-time)できることになります。哲学・思想ランキング
2020年10月19日
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時間の陥穽298 我々が住しているのは三次元空間ですが、仮に三次元だけで世界が成り立っているのが実相ならば、我々は瞬間、言い換えれば神の「永遠の瞬間」ではないものの「似非的な神の瞬間」に捕らまえられた、生も死も語ることが出来ない停止ではなく永遠の凍結状態に陥ります。「三次元」は瞬間を反映した幾何学であり本当の運動を反映して変化を顕在化してはいません。此処に更に次元が要請されることになります。アリストテレス「自然学」における時間の概念──より先・より後に関する運動の数」としての時間に関する試論が此処では導入してみます。縦・横・高さのほかに時間軸がもう一つ加わると変化が生じます。因みに、「四次元」を我々は眼にすることは有り得ません。其れは人間精神の感性に依らなければ顕れない何ものかなのです。一応、精神状態の内面では「四次元空間」に我々は存していると観相していますが、宇宙世界は他にも多数の捉え方があり、今もって確立した理論はありません。哲学・思想ランキング
2020年10月18日
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時間の陥穽297 世界に存する或いは顕れると考えられる次元をもう少し詳細に眺めると、「一次元」とは1つしか軸がない次元のことで、点と直線で表されます。それは位置情報であり。其れ以上でも其れ以下でもありません。其の特徴は直線上しか移動することが出来ないことにあります。「二次元」とは二つ軸がある次元のことであり、幾何学的には面で表されます。そこからは縦軸と横軸が顕れます。但し、「二次元」であるが故に面の中でしか移動できない制約があり、上下方向には移動することはできません。例えば、アニメなど映像の世界は「二次元」です。更に、「三次元」はと云うと二次元である平面、縦と横にだけでなく上下関係を加え移動することが可能になります。単的に云えば空間を想像すればいいでしょう。
2020年10月17日
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時間の陥穽296 物理科学のみならずサイエンス・フィクション(SF)でも我々の在する宇宙を「四次元」として描かれていることは衆知の通りです。とは云え、いざ其の説明を求められると意外に回答するには難しいものがあります。「一次元」や「二次元」や「三次元」は説明できても「四次元」を問われると宇宙であれば空間に時間線即ち変化を持ち込んだものと返答すべきかもしれませんが曖昧は逃れ得ません。結論から云えば数学的・物理学的に軸の数を問うてこそ異相が顕れるのです。先ずは次元論の定義です。幾何学的には「一次元」とは一つしか軸がない次元のことで、点と直線で表されています。次に、「二次元」は二つ軸がある次元のことで、面で表されています。更に、「三次元」は三つ軸がある次元のことであり立体で表されます。其れから更なる「四次元」とは四つの軸がある次元のことで四つ目の次元はIT技術の超速の発展に伴う観測物理学の成果をもってしても其れは光子速度に絡む結果であり「四次元空間(Four-dimensional space)」其のものを観測しているわけではありません。哲学・思想ランキング
2020年10月16日
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時間の陥穽295 自己を己れ個人として内相するにしても、宇宙開闢の歴史論にはヒストリーチャンネルの「ザ・ユニバース”宇宙の歴史”」等で取り上げられた多世界解釈におけるパラレルワールドなるものがあります。パラレルワールド(parallel world)とは、ある基準となる世界の時空から分岐し、其の世界に並行して存在する別の世界である時空を指します。SF小説ではお馴染みの並行世界、並行宇宙、並行時空などとも云われる我々とは全く別の時空です。そして其れ等は更に、「異界」や「魔界」などとは相違し、パラレルワールドは我々の宇宙と同一の次元を持つことに際立つ特徴があります。単なるSFの世界の中だけに存在するのではなく、理論物理学の世界でもその存在の可能性については現代物理学では語られているのです。 然し乍ら、物理的観測学からみて多世界解釈に置けるパラレルワールドを我々が観測することは不可能でありその存在を否定することも肯定することも出来ないことでは神の存在と同様に常識ではあるのですが、神存在と同様に懐疑的な意見も存在するのは致し方ありません。哲学・思想ランキング
2020年10月15日
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時間の陥穽294 人類が史跡を残す或いは其れ以前にも、人類思考は世界の始まりや行く末に頭を巡らしたことでしょう。其のことは現代の物理科学時代に至るも「宇宙の始まりや、行く末を考える」ということに言語こそ変われど基本的には同じです。何故に人類は、宇宙の始まりや行く末を知りたがるのでしょう。其の一因には、それは原因・結果という図式に拘るからではないでしょうか。自分が存在するそもそもの原因や、自分の存在の結果、因果を知りたいのです。要は、自分其のもの「己」を知りたいがために、客観的なものを求めるのであろうか。とは云え、客観的なものには自分は有り得ない。だが、そもそも主観というものは客観性の中にしか求められないある問題に対して二つの選択肢が存在し、そのどちらを選んでも何らかの不利益があり、態度を決めかねる状態であるディレンマ (dilemma) があります。人生目標が求められる社会生活を送る限りには、時間の方向性、自己の発展・展開を信じ、自分を客観視することによる自己同一性を求めざるを得ない訳です。それが、自己の存在を信じることであり、自己を個人として認めることになります。自己を己れ個人として内面に向かって観相してみなければ、現代社会では生き残れません。哲学・思想ランキング
2020年10月14日
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時間の陥穽293 「ゼロ」を概念として取り上げた場合、運動の変化に関しては、と或る出来事と出来事との関係、乃至、距離が物と物の関係であるときと同様に「時間」を観相することが求められます。我々が一般的日常生活で時間が一方方向に流れると観想するのは、基本的には時間が一次元で表されるからであって、それでは時間上での位置を特定することは出来得ません。象形的に時間軸を考えたときには、その時間軸がプラスの方向に移動しているのか、マイナスの方向に移動しているのかは知ることが出来ません。其れは、只単に観察者が現象を見て一方方向に移動しているとの思い込みに過ぎません。仮に、時間が逆方向に動いたとしても、それを知るのはやはり出来事を見る限りにであり、そのことを確認するすべは実はありません。水が高い方から低い方向に流れるのが時間のプラスの流れだとすると、水が低い方から高い方向に流れる世界ではそれがプラスの方向であると思うであろうという理屈が俎上に上がります。と或る出来事と出来事との関係というのは、決して原因と結果のことではないのです。原因は結果から事後に解るものであり、それは逆でもあり得るのだということです。哲学・思想ランキング
2020年10月13日
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「時間存在」292時間の陥穽292 表と裏の境目、その点をどのように表現する、其れは「ゼロ」の概念です。そのゼロを持つことによって、実数或いは虚数が意味を持ちます。「ゼロ」を物理体系の中に取り入れたのが、数学や物理学で用いられる言葉で、或る基準の下においてその基準が適用できない点としての「特異点(singularity)」でしょう。「ZERO」は体系の中にありながら、体系を客観的に見る体系化・形式化する区点であり、観察者自身であると云えます。ところが、物質枠無差別の原理.物質特性である構成式は,観測者の運動に依存しないという仮定.狭義には,構成関係は物質体が回転に無関係である客観法則は、観察者自身に及ぶときにはその有効性を失います。パラドックスを導く観察者が観察されることになる自己言及性に落ち込むこなざるを得ません。察するものが観察の対象になったとき、観察者は自己崩壊の危機に直面する訳です。「ZERO」の観点を「神の観点」とすれば折り合いはつきますが如何なものでしょう。哲学・思想ランキング
2020年10月12日
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時間の陥穽291 ホーキング博士が、10のマイナス44乗秒以降は、現在考えられている物理法則が適用されるといわれるが、0とマイナスの時間、或いは、0とマイナスというよりはマイナスは虚数の時間というのが妥当かもしれない時間。然し乍ら、虚数の時間を考えるのであれば、特異点定理を否定することはないのではないかとも思われます。虚数の時間を考えるということは、ビッグバン以前を考えることになるのではないかとも想像されます。例えば、二次元思考で地球表面を思い描くときには、「北」という概念は北極点では成り立たなくなるというのが一般通念ですが、二次元思考で思案するならば、北極より北、虚数で表される北があるとする可能性は残されます。それは、まるで二次元平面としての地球の裏側のようなものである。此の問題から想起されるのは、表と裏の境目、その点をどのように表現するかでしょう。其れは「ゼロ」である概念です。そのゼロを持つことによって、実数或いは虚数が意味を持ちます。「ゼロ」を物理体系の中に取り入れることによって体系は成立し、且つ、体系は完結しないという難問が登城します。哲学・思想ランキング
2020年10月11日
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時間の陥穽290 車椅子の大天才ホーキンス博士は「今世紀末までに完全な統一理論が見つかるという」楽観論でしたが、2020年現在も其の展望は見えては来ません。確かに現代科学の進捗は比較級数的に展開はしていますが、相手が神の領域として宗教や哲学が説く宇宙ともなると完全な統一理論が見つかる可能性は未だに悲観的です。時間観点からは、所謂、宇宙物理学的な「無」から「インフレーション」を経て「ビッグバン」に至る何れの過程に「時間」が発生し、世界に関与したのかは曖昧です。量子力学的には10のマイナス44乗秒が物理的に有効な時間の最小単位だであるとされています。ホーキング博士は、10のマイナス44乗秒以降は、現在考えられている物理法則が適用されるという。そして、それ以前は、虚数の時間を用いれば説明できるとする論理を展開してみせます。哲学・思想ランキング
2020年10月10日
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時間の陥穽289 世界のサイエンス・フィクションの三人の大御所である「2001年宇宙の旅」で知られるSF作家のアーサー・C・クラーク、ロボット三原則で知られるアイザック・アシモフ、SF小説でベストセラーを産んだ最初の作家ロバート・A・ハインラインハインラインはSFは共に物理科学に堪能で、其の論理と内容は物理科学志向の多くの若者に影響を与え現実化されます。論理的思考からくる幅広い視野への誘い(いざない)、未知なるものへの挑戦は多くの物理科学者に影響を与えた筈です。人類の夢のまた夢とされる平行世界は此れ等のSF小説に触発されて科学的論理が追求されていきます。平行世界は世界線という概念とはニュアンスが異なりSteins Gateのようにアクティブな世界線は一つとされているのとは相違し、実際に物理学の世界でも理論的な可能性が語られています。例えば、量子力学の多世界解釈や、ホーキングの最新宇宙論ブラックホールからベビーユニバースへの仮説などがあります。哲学・思想ランキング
2020年10月09日
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時間の陥穽288 宇宙は形状ばかりではなく、時間線的に捉えてみても興味興味津々です我々の在する宇宙とは別のパラレル・ワールド。此のパラレルワールド(parallel world)とは、ある世界即ち四次元宇宙に代表される時空から分岐(ぶんき)し、それに並行して存在する別の世界の時空を指します。並行世界・並行宇宙・並行時空と呼称されることもあります。 それは「異世界」や「魔界」とは違い、パラレルワールドは我々の宇宙と同一の次元を持ちます。SFの世界の中だけに存在するのではなく、理論物理学の世界でもその存在の可能性について語られています。 此の我々が住する現実とは別に、もう1つの現実が存在するというアイディアは、「もしもこうだったらどうなっていたのか」という考察を作品の形にする上で都合がよく、パラレルワールドはSFにおいてポピュラーなアイディアとなっており、歴史を追う史学においても無視されるべき問題ではありません。タイムトラベルを扱ったシナリオでは、タイムパラドックスが難題となります。其れ故、タイムパラドックスの解決法としてパラレルワールドが用いられる場合があります。即ち、タイムトラベルで行き着いた先は実際は現実に酷似したパラレルワールドであり、どの時間軸で歴史を変えようとしても自分がいた元の世界には影響しない。物理学者のデイヴィッド・ドイッチュは、多世界解釈と絡めてパラドックスを解決するモデルを提唱しています。哲学・思想ランキング
2020年10月08日
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時間の陥穽287 厳格に捉えてみれば、宇宙は平面ではなく、直方体の箱状に仕切った一区画ボックスが連続して続く、空間内の一平面上に互いに交わらない円と直線とを考え、その直線を軸として平面を一回転させれば、円は一つの曲面を描きます。これをトーラス (torus) というのですが、実は此の空間を視覚化することはできません。但し、其のトーラスに在する人間をもって形象化及び心象化は可能なように想えます。即ち、一つの平面を部屋に例えたとき、平面のトーラスにいた人間が同一の長方形の部屋が無限に続く中に住んでいるように、三次元トーラス内の人間は同一の長方体が無限に続く部屋の中に住んでおり、あらゆる方向に自分自身の複製が無限に見えているということになります。無限の鏡のトリックにに囚われるようにです。此の論からすれば、当然に間の目から見ると、宇宙は同じものが無限に連なっているように見えるのはずなのですが、実際の宇宙に目を向けると、自分自身のコピーを無限に見ることはできません。なぜなら、宇宙は広大で、同じ光が人間に届くまでには途方もなく長い時間を要するためです。「宇宙が平らであること」を証明するために、天文学者は宇宙で自分自身のコピーが見られる光を探すのではなく、宇宙で見ることができる最も遠くにあるもの、つまりビッグバン直後に残った宇宙マイクロ波背景放射(CMB)の連続を探しています。 つまりは、温度分布のイメージマップにおいて、異常に温度が高い赤色のエリアであるホットスポットと異常に温度が低い青色エリアであるコールドスポットが同じパターンになるCMBを探索することを意味しています。同じパターンのCMBが、異なる二つの方向で発見されたとき、宇宙が平らであることが示唆されるという訳になりますです。哲学・思想ランキング
2020年10月07日
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時間の陥穽286 三次元球面と同相な多様体とは、きれいに「三次元」としての「丸い真球」である必要はなく、「三次元」としての瓢箪型や馬鞍型のように「括れた構造」であろうと一向に差し支えないのです。例えば、二次元では「コーヒーカップ」と「ドーナツ」の形相は同相です。二次元の閉曲面の分類定理から類推されるように、球であるか否かは穴の個数を種数という「穴」がないか若しくはあるかにかかっているのです「。「穴」があるかどうかは、例えば地球のような二次元球面の場合、我々は宇宙から三次元空間を通して目視することで確認することが出来ます。然し乍ら、宇宙が三次元球面の場合は、外から目視して確認したくても、現状では若しく将来に置いても外宇宙宇宙の外に辿り着くことがなければ行うことはできず、「外因的な情報」ではなく「内在的な情報」のみから「穴」がないかあるかを確認することしか出来得ません。其のことから、現実的には判断したい場所に三次元球面上に一次元の閉曲線を這わせ、引っかからずに引き寄せることが出来得るかどうかで「穴」がないのかどうかを判断するという手法を採ります。ポアンカレ予想は、三次元球面の任意の場所にロープを這わせても引っかかることが決してないという主張をしているのです。但し、それ以外のものをさらに区別するには、別な方法を用いる必要に迫られます。哲学・思想ランキング
2020年10月06日
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時間の陥穽285 ポアンカレ予想は一般向けの文献にも概略が説明されています。先ずは、三次元多様体でしょう。ある「三次元球面に登場する三次元」とは、左右・上下・前後或いは奥行に広がりをもつ点の集まりとしての集合を意味します。また、「球面」とは、「中心」に当たる点との「超距離」を一定に保った点の集まりで、言い換えれば何処を中心にしても一定距離を保つ点の集合だとも云えます。二つを併せてみると、直観的には、三次元の小さな全体を構成する一部分であるパーツを組み合わせて球面の形、但し、三次元としてのものということができる。我々の目に見える範囲で実存・実在して形象化しやすいものとしては我々の在する物理宇宙が挙げられます、然し乍ら、現時点で、実際の宇宙が何次元なのかは未だに解決されていない問題です。ところで、日本放送協会のNHKスペシャル「100年の難問はなぜ解けたのか ?天才数学者 失踪の謎?」では、ポエナル博士の説明を取材しして「宇宙の中の任意の一点から長いロープを結んだロケットが宇宙を一周して戻って来たとする。ロケットがどんな軌道を描いた場合でもロープの両端を引っ張ってロープを全て回収できるようであれば、宇宙の形は概ね球体であるドーナツ型のような穴のある形といえるのではないかというのが三次元ポアンカレ予想の主張であると説明しています。但しこれでは直観的な説明の一つとしてではあるが厳密性には欠けます。もし仮に球体形である円板形であれば閉多様体でない。また三次元空間内の真部分集合で三次元多様体は閉多様体でないからです。哲学・思想ランキング
2020年10月05日
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時間の陥穽284 「球状宇宙」に加えて、更には「宇宙は双曲平面」だとする説があります。宇宙はポワンカレの円板のように広がっているという論です。 2000年にアメリカのクレイ数学研究所が数学の七つの未解決問題をミレニアム問題として提出しました。それぞれの問題には100万ドルの懸賞金をかけられています。ポアンカレ予想はこれらの問題の一つとしてあげられていたのですが、2002年にロシアの数学者グリゴリー・ヤコヴレヴィチ・ペレリマン(Grigori Yakovlevich Perelman/1966年6月13日-)がリッチフローと呼ばれる微分幾何学の手法を用いて七つの難問の一つを解決してみせます。彼はポアンカレ予想を含むウィリアム・サーストンの幾何化予想を解決して、其れの系としてポアンカレ予想をも解決します。そのときに採用した手法は、リチャード・S・ハミルトンの発見したリッチ・フロー(Ricci flow)、ハミルトン・ペレルマンのリッチ・フロー理論と統計力学を用いた独創的なものでした。ペレルマン論文に対する検証は、国際的な数学者の協力のもと2006年夏頃まで続き、三つの研究チームの検証論文が提出され、検証論文はいずれもがペレルマンの証明は基本的に正しく、細部の誤りに関してもペレルマンの手法により修正可能であると結論付けています。これにより、少なくともポアンカレ予想については、ペレルマンにより証明されたと考えられているのです。哲学・思想ランキング
2020年10月04日
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時間の陥穽283 宇宙で三角形を測定することは、天文学者が「宇宙が曲がっているかどうか」を試案するのには重要な方法の一つなのです。宇宙の形が球状、つまり、地球と同じような球状であると考えた場合、平らな宇宙とは異なり、測定によって検出された宇宙の地点から三角形の角を合計することで、宇宙の形を検証し証明することができます。球面幾何学では直線は大円を描き、三角形は膨らんだような形になり、三つの角を合計すると必然的に180度を超えて其れ以上になります。球面幾何学では直線は大円であることから、宇宙マイクロ波背景放射(cosmic microwave background ; CMB)中にあるホットスポットまたはコールドスポットをつなぐ大円を直線として大円を計測します。その大円から、地球の位置を基準にして三角形を測定し、三角形の辺の長さと角度から、三角形の角の和が180度以上であるかどうかを計算します。2018年時点の研究発表では、人工衛星プランクから得られたデータの一部から「宇宙は球状である」と主張されましたが、他の研究者たちは「統計上の誤差である」と反論、「球状宇宙」説は回答を問われています。哲学・思想ランキング
2020年10月03日
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時間の陥穽282 宇宙の形は具体的にどのようなものとして考えられているのかを「三角形の角度」という観点から、数学および科学専門のジャーナリストであるエリカ・クラライヒ氏がWhat Is the Geometry of the Universe? | Quanta Magazineのhttps://www.quantamagazine.org/what-is-the-geometry-of-the-universe-20200316/で詳細に解説しています。ドーナツ形のトーラス(torus)に関しては、トーラスの内側に、ループして開始位置に戻る三種類の線をイメージします。1つは長方形の長辺に対して平行な線、1つは長方形の短辺に対して平行な線、もう1つは長方形の対角線を結ぶ直線です。三種類の線は、トーラス上ではカーブしているように見えますが、平面で考えるとまっすぐな線になります。トーラス内で光もまたまっすぐな線に沿って進むため、トーラスの内側に立っている人間が光の進む方向をまっすぐ見ると、自分の姿を背面から見ることができる。つまり、トーラス内部では、自分の姿を背面から見ることができる、さまざまな方向の光のループがあることになります。トーラス内の状況を平面に戻してみると、例えば自分の前から後ろに向かって進む光は、後ろに達したら再び前に戻ってくるというループを繰り返します。平面を1つの部屋に例えると、前から後ろに向かって進む光のループによって、自分の前後に部屋と自分の像が作り出されたような状態になります。前から後ろだけでなく、自分から自分に戻るさまざまな方向の光のループによって、無数の部屋と自分の像を見ることができます。厳密には、宇宙は平面ではなく、直方体のボックスが連続して続くトーラスであると考えられています。この空間を視覚化することはできませんが、その中にいる生物についてイメージすることはできます。1つの平面を部屋に例えたとき、平面のトーラスにいた人間が同一の長方形の部屋が無限に続く中に住んでいたように、三次元トーラス内の人間は同一の長方体が無限に続く部屋の中に住んでおり、あらゆる方向に自分自身のコピーが無限に見えているということになります。このため、人間の目から見ると、宇宙は同じものが無限に連なっているように見えるのはずなのですが、実際の宇宙に目を向けると、自分自身のコピーを無限に見ることはできません。なぜなら、宇宙は広大で、同じ光が人間に届くまでには途方もなく長い時間を要するためです。そのため、「宇宙が平らであること」を証明するために、天文学者は宇宙で自分自身のコピーが見られる光を探すのではなく、宇宙で見ることができる最も遠くにあるもの、つまりビッグバン直後に残った宇宙マイクロ波背景放射(CMB)の連続を探しています。つまり、温度分布のイメージマップにおいて、異常に温度が高い赤色のエリア(ホットスポット)と異常に温度が低い青色エリア(コールドスポット)が同じパターンになるCMBを探索することを意味しています。同じパターンのCMBが、異なる2つの方向で発見されたとき、宇宙が平らであることが示唆されます。との説明が掲載されていますが再度の検討を要しそうです。哲学・思想ランキング
2020年10月02日
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時間の陥穽281 地球がほぼ球状であることは公然の事実として承認されていますが、宇宙の形状については2020年になっても公認された結論は出ておりません。此の宇宙のテーマは今後も大きく取り上げられるでしょう。先ずは「宇宙は平ら」の仮説です。「宇宙はユークリッド幾何学の空間にあり平らである」という説で、ユークリッド幾何学においては、直線はどこまでも伸び、平面どこまでも平らで、平行線は交わることなく平行であることが想定されまていす。この空間内では三角形はまっすぐな線で描かれるため、角度の和は180度になります。確かに空間を抱(いだ)く宇宙を平らな宇宙というのには視覚化するのは難しく、三次元としてみるのではなく二次元化して捉えれば解りやすいかもしれません。まず、長方形状の平面をイメージし、次に、その上端と下端をくっつけて円柱にし、ドーナツ形のトーラスを思い描いてみます。哲学・思想ランキング
2020年10月01日
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