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東京都⼈権部が飯山由貴のアート作品を検閲か。小池百合子都知事の関東大震災朝鮮人犠牲者追悼式典への態度も影響した可能性 関東大震災におけるデマによる朝鮮人虐殺に関しては、ネットで時折「あれは捏造だ」という意見を聞きますが、そもそもどういう根拠に基づいた捏造という意見なのかと言えば、単に「日本人がそんなことをするわけがない」という恐ろしくいい加減な話で。 実際、当時の加害者の公的な裁判記録が残っています。それも全国で(このデマは関東だけでなく地方にも当時の新聞があおったことで広がっている)これは地震というわが国ではよく起きる天災に対して、常に考えなければならない、知識として知っておかなければいけない事実です。 今回の訴えの恐ろしいところは、この判断をしたのが東京都の「人権部」という部署であるところ。人権を守るべき立場の行政部門が差別を隠蔽しようという・・・いわゆる臭いもの(歴史)に蓋をしようという発想で。 実際、この件と同じことは数年前、横浜市が市史から当時横浜でも起きた関東大震災での朝鮮人虐殺の項目がいつの間にか消されていたことを共産系市議が指摘、問題になった記憶があります。 つくづく思うのは「自国の歴史の醜い部分を隠蔽するようにまでして作る美しい国に価値などあるのかと。
2022.10.29
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ロシアのウクライナ侵攻で兵員が足りず、急遽予備兵として徴兵された兵士がロクな装備も訓練も、食料や弾薬などまともな補給もなく戦場で次々と投降、ウクライナ側も「君たちの戦いに意味はない。なるべく早く投降してほしい、こちらは受け入れる準備がある」と・・・ これって悲惨な話で。もともと戦争なんて、その時代の、どの戦いを見ても「個人が行う私闘と明らかに違うのは、相手も自分もお互い殺しあうような理由がない」ということ。国家というものに戦いを強要されるものですから。 つくづく思う。国の言うことに逆らうのは反日、とか言っている人がいるが、今の政府のやり方がおかしい、と表明することのどこが反日かと。むしろ愛国者を名乗るなら政府のおかしいところを指摘すべきで。 あと、今の政府=日本国 ではない。この国だって戦国時代まで遡れば、国内各所に国があって戦いをしていた。ましてや、国家批判ができるのは民主主義の根幹。政治家とは我々が政治に直接参加する代わりに選挙で選んだ人物で、だから「代議士」と呼ぶのですから。そういう人が国民の多くの意見に反する行動、最近で言えば国葬やオリンピック強行などを行ったら強く反対の意思表示をしなければいけない。 出ないと今のロシアのようなことになる。
2022.10.28
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【独自】安倍晋三が統一教会「文鮮明一族」を党本部に招き入れた蜜月写真を入手 だから・・・もういい加減認めろよと。自民党(少なくとも安倍政権)では旧統一教会とべったりだったと。 通常、特定宗教のトップがこの国の首相に、しかも党本部に来て首相に会う、なんてことを記録に残していないはずはありません。 また、この手の写真がどう使われるか?当然、布教活動の使われます。「私たちの教団は総理大臣と深いつながりがあり、それだけ信用できます」と。 岸田総理は今回の件に関して安部氏と統一教会のことを「調査しない」と言いました。というか、この手のズブズブの資料がわんさか出てくるからです。だからこそ調べなくてはならない、党が今後同教団との縁を切る、というのであれば、この部分をなかったことにはで見ません。 山際大臣の首を切って手じまいにする予定なのでしょうか、結局「各自が党に報告する」なんてのは正直者が馬鹿をみるシステムでしかないと。
2022.10.26
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結局なんで今まで居座ってたんだよ?という話ですが首相、山際経済再生相を更迭 教団側と接点発覚、25日に後任 つくづく思うのは、別に級統一教会との接点や選挙協力があってもいいんです。それは個人の信条、政治活動の自由。問題がないと思うのであれば、最初から「私は以前より教団と密接な関係にあり、それは自分の政治理念と合致するので今後も変えるつもりはございません」で十分なんです。 そこまで言い切れる関係であれば、他者も「そういう政治家である」と判断しますし、過去に関係があったことを隠すこともない。問題があるとされる団たちと付き合っていたとしても、暴力団のような反社会的勢力と認定された組織ではない以上、法的に問題はない。 問題はそれを隠そうとしていることであり。要は後ろ暗いところを感じて、トカゲのしっぽ切りをしようとしているそのあさましい姿で。逆に言えば同教団がこれまで政治家に近づいたのも自分たちの考えをこの国で広めようという「政治活動」であり。そのために協力したのに事件の後に政治家側が「今後あなたたちとは関係ないことにしますから」と言われたら、そりゃ怒るでしょう。 政治における透明性とは「自分がどのような支持母体やどのような団体から持ち上げられているか」を有権者にはっきり見せ、そのうえで選挙で選ぶ指針にすることです。でないと全く自分の意見と違う団体が候補者を隠して立てていた場合、せっかく投票したのに騙された、なんてことになる。 これまで愛国保守とか言ってた人が、今回の件で自分たちが嫌っていた外国人勢力に長年保守政治家がズブズブだったことを知ってどう思ってるのか?そんな裏切りをされてもまだ支持できるのか?
2022.10.25
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週末に都内・虎ノ門方面に用事がありまして。で、そこに行くルートを調べていると、近くに愛宕神社があることを知りました。で、その用事を済ませた後に散歩かねてお参りに。 愛宕神社を私が知ったのは藤子A先生の「まんが道」。その中で曲垣平九郎の逸話の舞台だったと。 江戸時代、徳川家光がこの辺りを移動中、神社の上の梅の香りに「誰かあの上の枝を取ってまいれ」と命ずる。が、とんでもない急斜面な石段でとても馬で登ることなどできない。お付きのものがうなだれていると、若き曲垣平九郎が見事な手綱さばきで急な石段を駆け上り、枝を手折って再び駆け下り、家光に献上。その腕前あっぱれと褒美を取らせ、一夜にして天下一の馬乗りという名声で大出世したというそんないわれがある神社です。そのため、「出世神社」とも言われています。 で、その石段に行ったのですが…すげえ!これ、マジで馬で登れるの? なにしろ45度の斜面。しかも石段の幅も狭く、踊り場のようなところもない!マジで「うへえ!」と声が出るような・・・本当に怖いなんてもんじゃない。登りは目の前の石段だけ見ていればいいのですが、下りは本当に恐ろしい。一度足を踏み外したら下まで止まることなく転がり落ちるしかない・・・手すりにつかまっておっかなびっくり下りましたよ。 いやあ・・・すごいスポットだと聞いてはいましたが、実際に目の前にあると本当にすごいなと。とてもすばらしいけど恐ろしい体験をしました。
2022.10.24
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杉田水脈議員が敗訴 高裁で「いいね」が名誉感情を害する意図があると認められた理由 先日の続きですが、今回のニュースで「いいね」ばかりが着目されるので、その前に今回の経緯を知れば、今回の裁判判決が不当だとは思えないという意味でご紹介。 特に注目は文章後半にある杉田議員が「いいね」したツイートの内容。あまりにもひどい、被害者を明らかに揶揄する内容に関して「いいね」をしている。これは十分に名誉棄損の意志があったと考えられるかと。 また、「いいね」はツイッターの単なる機能です。が包丁で人を殺した人間がいるから包丁の規制はない。扱われた方法でその犯人が捕まったという見方をすれば、過去に彼女が他のネット番組での発言やBBCないでの被告に対する侮蔑的発言などの一部であり。 しかもこの人、前回の裁判以降も同様の被害者を貶める行動を続けていた。 物事を「点で見るのではなく、線で見る」ことによって判断された判例であり妥当と思います。と、同時に思ったのは、元2ちゃんのひろゆきの論法ってこの「点の論議」で勝った風を装っている、論破したかに見えるだけで(座り込みを単に辞書の定義でのみ話して上げ足を取る)そんなものに価値がない、というのはこの件を見てもわかると思います。
2022.10.23
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ツイッターの意見で早速出てきたよ。「マスゴミや野党はいつまで統一教会問題をひきずってるんだよ!」「国難山積のこの時期に与党叩きで国会を空転させるな!」「国葬問題はもう終わったことだ」 ・・・あのね、安倍総理が暗殺されてからまだ4か月、しかも、その間に臨時国会要求を無視してずっと開かず、逃げ回っていたのは誰か?というか、そもそも統一教会問題はようやく国会の場で審議が始まったばかりで何も解決してない。にもかかわらず「いつまでやってる」ってのは意味不明だろうが。あと、国難山積の状況でこんな課題を持ち込んだのはマスコミや追求する野党の責任じゃない。それまでズブズブだった関係性を暴かれた議員たちだろう。 要は「もう騒ぐな」ってことだろ?こういう人にとって。
2022.10.22
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杉田氏「いいね」は「限度超えた侮辱行為」 伊藤詩織さん逆転勝訴 この件に関して、今回ソフト面から裁判に協力した荻上チキ氏が自分が第3者ではない、ということを前提に先日TBSラジオ「荻上チキ セッション」で語っておりました。 その中で「今回、まるでツイッターの「いいね」を押したことが名誉棄損であるかのように受け止めている人がいるが、たまたま押したというのではなく、過去の彼女のネットテレビで「枕営業失敗」というイラストレーターに賛同したり、BBCの放送で「女としての落ち度がある」発言なども含めた上での名誉棄損である、ということをしっかり認識してほしい」と・・・ また、彼女が「いいね」を押したツイートを一部番組で紹介してましたが、とてもじゃないですが、被害者感情を考えれば いいね など押せないような笑えない内容で。それが一つ二つではなく多数あること、そして何より法律を作り、弱者や被害者を救うべき現職国会議員という立場でこれを肯定するような行為であり。 この件だけでなく、先日も自衛隊内でのセクハラを訴えた女性自衛官に対して、ネットで同じような誹謗中傷があったと。つまり、性被害を受けた相手を公に訴えるのはけしからん!黙ってろ!という勢力が必ずいて、相手に泣き寝入りを強要する。 今回のケースはツイッターというものが悪いのではなく、その前の段階ですでに名誉棄損を繰り返していたことに対する判例だと考えた方がいいです。
2022.10.21
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山際大臣「記憶にない」連発 岸田首相は答弁を180度修正…参議院でも“統一教会”問題が紛糾 野党は接点を追及 この「記憶にない」って言葉、ロッキード事件から政治家の答弁で都合の悪い事を質問されると度々出てきますが・・・しかし、政治家である以上必ず秘書がいるわけで。本人に記憶がなくともその記録を調べなおせば、○○年、〇月〇日 何時よりだれだれとどこで会談、など予定はかかれている。というか、それが秘書の役割ですから。 山際氏に至っては「今後も新たな事実が発覚する可能性もある」という言い方で。これって「嘘をついていた」と認めるよりひどい答弁。要はまだ隠されているけど自分からは公表する意思がない、ってことですよ? そもそも岸田氏は組閣の際に「旧統一教会との関係を調べて問題ない人で組閣した」といってましたが、まったくのでたらめであったと。 この程度の記憶もない、記録もない人なら大臣として必要もないじゃん・・・
2022.10.20
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「アビガン」開発中止 かつて対応した加藤厚労相「検証必要ない」 いや、検証しろよ!必要ないって・・・ アビガンに関してはコロナ蔓延初期段階に「効能があるのでは?」と期待を持たれたのですが、その後、あまり効果がない&ファイザーなどがワクチンを開発したことで無用になった(アビガン自体は別の薬効がある)存在です。 で、新薬の開発というのはこういう無駄なことが多いし、そういう失敗があればこその世界なのでそれ自体に文句はありません。(研究というのは往々にしてそういうこと)しかし、もっと不可解だったのはこの薬が>当時の安倍晋三首相が月内の承認をめざすと表明。厚労省は通常は承認審議で必要な治験データがなくても、特定臨床研究の結果をもとに承認できる可能性があるという異例の対応をとった。 というところ。つまり、研究的な失敗ではなく、その前段階で勝手に期限を決めて推し進めたことで。で、そういうおかしな行政判断の「検証が必要」なんです。 岸田総理が故・安倍元総理と統一教会の関係に関して「検証の必要はない」と言いました。また、東京オリンピックでの数々の不正、不明瞭な金の動きに関してはオリンピック委員会がそういったものに対する総括をする前に解散しました。 たとえるなら万引きを疑われた人間が、防犯カメラでその瞬間が映っているにもかかわらず、持っているカバンの中身を見せずに「これ以上追求するのは無意味だ」というようなこと。 「検証の必要がない」と判断するのは疑惑の当事者であるお前たちじゃねえよ、という話であり。
2022.10.19
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行きつけの銭湯の受付で、先日「試供品です」ともらったのが粉末タイプの「リポビタンD」 自宅に持って帰って大き目のマグカップに水に溶いて飲んでみたのですが、これ、かなりおいしい!普段自販機にあってもあまり買うことはないのですが気に入ってしまい、調べてアマゾンで購入してしまいました。 へえ・・・こういうのがあるんだ・・・
2022.10.17
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アクションゲームに何を求めるか?ということを考えさせられた経験。 最近やった複数のゲームで思ったのですが私は「アクションゲームにストーリー性は求めていない、それどころか不純物と思っているかもしれない」ということで。なので、初見のゲームであってもムービーが3分以上続くとキャンセルしてしまう。それがどんなに華麗で贅沢なつくりであっても。 本来、アクションゲームのストーリーって、アクション要素のつなぎ部分、次にどこへ行けの指針レベルの話だと思うんです。が、いつの間にかここでドラマを盛り上げなければ!的な方向になっていないかと。その結果が小島監督のデスストランディングに代表される「途中ムービーだけで30分」なんてのになる。 こうなるとこっちはテンションダダ下がりなんです。 逆に、地球防衛軍のストーリー部分が好きなのは、全部無線によるゲーム進行を妨げない通信。これによってゲームを楽しみつつ、ストーリーがナレーションとして進んでいるのでテンションが落ちなくて。 要は「ゲームをやらせろ」って話なんですが・・・また、そのシナリオの都合でアクション本編に制限を持たせることも嫌いです。スパイダーマンであったのですが、それまでビュンビュン町を飛び回れていたのに、シナリオの演出上、キャラが変わって一般人になり、決められたルートを敵に見つからないようにジリジリ隠れながら進むとか・・・これって不自由なだけでちっとも楽しくない。 結局、ゲームが他の映画やアニメ、漫画などのメディアと違うのは「画面に介入できる面白さ」であり。にもかかわらずドラマ部分を従来の他のメディアにもできる演出手法で縛られると、非常にイライラするのでしょうね。 マリオなんて毎回クッパに救われたピーチ姫を助ける、だけで面白い。その面白さとはストーリーではなく「指を使った面白さ」なので。これこそビデオゲームだからこそできる表現であり、それを上記のような「シナリオによる感動」という方向で阻害してほしくないなあと。 あ、もちろんシナリオがメインのノベルゲームとかは違います。あっちはストーリーこそがゲームの基本なので。
2022.10.16
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高市早苗氏、国葬めぐる三重県議の発言を改めて否定「ここまでに」真偽議論打ち切り意向も表明 あれあれ~おかしいぞ?(コナン風に) 本来、自分の言っていなかった発言であれば高市さんは徹底的に発言元の議員に抗議するはず。そして「そんなことは一切言ってません!」と断言するはずです。が、>「個人的な感想を(講演で)申し上げることはない」 と断言をしない。また、別の報道でこの言葉が出るとされる日本会議系の公演に参加した他の議員たちは彼女がそういうことを言ったか?に関して「そのとき電話でたまたま席を外していた」「その部分に関して席にいないときだったので記憶がない」と・・・え?どうしてその言葉があった時にいなかった、と言えるの?というか、高市さんの講演の時、だれ一人その場にいなかったの?それっていじめ?それにその会議には180人もの参加者がいた。その全員が一時記憶障害になったという、アメリカドラマみたいな展開? こんなバカバカしい話で煙に巻こうとする連中が、彼らの言う「責任ある政治」などできるわけない。よくほかの議員でも「地元支持者や関係者だけのクローズドな会合でのリップサービス」などということがありますが、差別ネタをリップサービスとするような連中は反吐が出る。
2022.10.13
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沖縄の座り込み運動に対してもと2ちゃんねるのひろゆきが「一日に数時間、休日は休むって座り込みじゃないんじゃないですか」という冷笑をしたことに関して、昨日の文化放送「大竹まことゴールデンラジオ」で語られていて。 その中で武田砂鉄氏が「最近はこういったデモとか抗議活動に対して「こんなことやっても意味あるんですか」という人がいるが、当事者が真剣に考え、運動することを他人が勝手に意味や価値を決めるな」とおっしゃられてひざを打つ。 そうなんですよ。「こんなの意味がない」と思うのは興味や関心がない人だからであり。ぎゃくにいえば沖縄でこういった基地に対する抗議運動が度々報道されますが、そういうニュースがあるからこそ、本土の人間は「基地問題というものが戦後70年以上たった今でも存在し、苦しんでいる人がいる」ということを知ることができたのですから。 ひろゆきのやっていることは、たとえるならその村にずっと昔から地元信仰の対象としてあるお地蔵様があって、ある日、都会からやってきたウエイ系炎上Youtuberがその地蔵に唾を吐きかける動画を公開した、これに対して地元民が抗議すると「しってます~?地蔵に唾を吐きかけちゃいけない、なんて法律ないんですよwww」みたいな返しをしている人間と同じで。 真剣にやっている人ほど怒りは強くなる。それに対して「顔真っ赤www」と面白がる人のどこにシンパシーやらリスペクトを感じるか、わたしにはわからない。だからこそ、この手の連中が何かちょっかい出して来たら「・・・で、あんた誰だよ」で追っ払いたい。過去の彼の行動を見ると、本当の専門家に正しい意味で正面から論破されると「おれ、専門家じゃないし・・・」で逃げるパターンですから。 そんな人間かいう「○○なんて意味ないっすよ」という意見自体、単なるノイズでしかない。
2022.10.12
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町田樹「スポーツにおける感動の意味」 これはすごく同意します。と、いうか、エンタメの世界において、映画や演劇、絵画、漫画やゲームなどと興行プロスポーツのを一線を引く存在なのが「スポーツそのものを競技者は基本、観客に感動を与えるためにやっていない」ということ。もっというと「勝つために」行っているのがスポーツです。これは映画監督が「ここでこういう場面を作ったら見る人が楽しんでくれるだろう」といった設計の上でのエンターテイメントと違う、たまたまその競技を見た人が試合展開に感動するというものなんです。 そこから考えるとアスリートに「頑張っている姿を見せることで日本を元気にしたい」というのは正直的外れ、と思います。その最たる例がオリンピックになると思うのですが。スポーツマスコミがやたらに「感動」やら「ドラマ」を押し付ける言葉とタイトルが並ぶ。しかし、例えば全く思い入れのない競技やルールも知らない試合を見ても、感動というのは湧かない。「自国選手がメダルを取った」としてもその喜びは感動ではない。 むしろ感動を押し付けられるような報道にうんざりです。ワールドカップでよく使われた「絶対に負けられない戦い!」などというのは選手個人が持つものであって、それでテレビ中継をあおったり、その試合に負けたら「戦犯」などというひどい言葉を浴びせるような。どこにそんな感動強制があるかと。 日本のスポーツ界ではこの「感動」とやらのために選手生命にかかわるような怪我を押しても戦うことをいまだに美談とする風潮があり、見る側もそのドラマを「感動話」として消費する。しかし、外出危険の警報が出ている炎天下に何時間も高校球児を試合させるような拷問に苦しむ人を見て感動などしたくない。 スポーツの感動は、究極その試合をしている選手の個人的なもの。
2022.10.11
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3連休に実家の長野に帰省しまして、そこでこのシーズンは毎年恒例の秋の食い物が目当て。まず地元の栗と新米を使った栗ご飯、そしてキノコのホイルバター焼き。最後は最近都内でも見かけるようになった糖度がとても高い「クイーンルージュ」という葡萄。 いやあ、おいしかった。特に今年はキノコが豊作らしく、地元の農協で売ってる天然のキノコ類は味も濃くて安い。あと、栗ご飯はわざと薄味に炊いて栗と新米の甘みをたっぷり堪能。デザートの「クイーンルージュ」は皮ごと食べられる品種ですが、葡萄、というより甘い蜜袋といった表現が正しい。恐ろしい糖度で。これも都内の果物店で買うと2倍以上の値段がする高級品だけに、地元のありがたさがよくわかります。 どれも贅沢な山の幸、里の幸に大満足でありました。
2022.10.11
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仕事をする上での「経験値」というのは技術の一つです。ゲームを作るクリエイターでも、1本も作ったことがない人と過去にゲーム制作経験がなん十本もある人では仕事に対する解像度と勘が違う。 ジャンプのアニメーションを作ってほしい、という依頼を受けたとき、単純にその動きを作ることと、その動きはゲームのどういう場所で使うので、データ構成をこうしてつくり、汎用性を持たせ、出力の際にこういう形で出すとプログラマーが後で使いやすくなる、修正も聞きやすくファイル名の命名規則的にも混乱しない、といった経験情報を持っているかで作業の質が全く違う。で、これは経験があればそれが考えられるようになる。単に動きを作るだけのアニメーターではない。 で、企業が求める「経験者」というのはここにあって。新卒の専門学校生を雇うより、過去にゲームつくりの本数が2桁ある仕事をしている人では、出来上がったデータのクオリティー以上に「ゲームに使えるデータを何も言わなくてもルールを作って制作できる」「過去に同種のデータを作った経験があるので短期間で素早く制作できる」これは1から教える新人5人分ぐらいの作業量に匹敵します。 ですが、当然この経験値というのはその名の通り経験を積まないと手に入らない。ネットなどで調べられるのはせいぜい「参考にしたい映像の動画」のようなものと「ソフトの使い方、テクニック」ぐらいで。この手のノウハウってまとめられていない。 ・・・こういうのをマニュアル化して会社にライブラリとして作るのも仕事にしてます。
2022.10.10
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まあ、ヒロユキのような冷笑、上から知識のつまみ食いで相手の上げ足を取ることが勝利条件にしているコメンテーターを「カッコイイ」とか「本質をついている」なんて思っていると、だれからも相手にされない人間にしかならんよ。 別に腹を割って話せないということではなく、キャッチボールで自分に向けてボールを投げず、明後日の方向に投げる人だから。そのうちこっちが彼の胸元にちゃんとボールを投げるのがバカバカしくなってやめる。そうすると「反論できないんですね。では私の勝ち、ということで」とする。それに何があるか。 たとえば「60分焼き肉食べ放題」という店の看板に「食べ放題と言いつつ時間制限があるのはおかしいですよね。これって食べ放題とは言わないんじゃないですか?」という人間が「頭いい」と思うか? 彼の理屈なんてそんな低レベルの戯言だ。
2022.10.07
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宗教には各々いろんな考え方があると思いますが、私は「自分を不幸にする、苦しめる宗教などというものは根本から否定すべき」 だと思っています。というか本来、宗教は人々を救い、よりよい生き方のための教えであるからこそ信仰の対象足りえる存在だと思っているからです。 旧統一教会の信者が、教団に多額の財産をお布施として取られた挙句、生活困難、家庭崩壊、人生破綻といった状況になっている被害者がたくさんいることを考えると、それは人生を不幸にして何も得られない、どころか大切なものを失わせる教えを信仰する理由がどこにあるかと。前世とか、来世の救いより、まず今の自分を救わないで何が幸福か・・・ いつも思う。神様というものが直接現金を信者に要求することはない。神社のお賽銭も、お寺のお布施も、キリスト教の寄進も、その他すべて「その宗教にかかわる人」が求めていることだ。で、本来、信者が生活苦にあえいでいるなら、困った信者からも容赦なく金をむしり取るのではなく、与えるのが本来の救いだろう。それが行われない宗教を信じる必要はない。 祈る相手は宗教家や教団、高額で売りつけられた壺などではないはず。 神が自分を救ってくれるのだとしたら、「こいつはお布施を多額出しているから幸せにしてやろう、こいつはお布施が少ないから不幸にしよう」などという俗物的な価値観の神様など信じるほどの神ではない。それは貧乏神とかそういった類の神様だ。
2022.10.05
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「国葬反対の8割、隣の大陸から」 三重の自民県議がツイート どの世界にもこの手のデマを平気で流す人間はいるのですが、それが選挙で選ばれた公人がツイッターという誰でも見られる公の場で、自らの立場を明らかにしていながら発言するとしたら・・・ まず、基本的な考えとして「国葬反対の8割、隣の大陸から」というのが全く情報的価値を見出せない。というか、どうやってその隣の大陸(中国、韓国を指しているのでしょう)の反対であるという統計を出したのか?この人は「分析が出ている。と、今日の講義で伺った」と書いておりますが、まずその講義をした人が誰なのかを言わない限り、ツイッターに書いた本人が言ったのと同じです。 と、同時に、今回の国葬反対の世論調査は大手新聞、共同通信、テレビ局、その他地方紙、各種の世論調査で、どこも過半数が反対となっております。これは保守系とか政府寄りと呼ばれるメディアでも同じ。 つまり、でたらめです。 ちょっと統計学を学べば簡単にわかるデマであり(そもそも8割もの人間が中韓の人間に行われ反対派に回れる世論調査などを一社ならともかく複数のメディアの調査で行えるわけがない)バカバカしいと思う話ですがこういうバカバカしい話を意図的に流す行為が愚かな差別主義の表れです。しかも記事だとこの議員は過去にも同様の差別的書き込みをして議長から厳重注意を受けている。 と、同時に、この手の言説を拍手喝采する人間が少なからずいるということ。匿名掲示板のような便所の落書きを「マスコミが隠す真実!」などというあおり分を画面いっぱいに書いて流す、音声合成で作られたヘイトスピーチに感化され、これが真実と・・・もちろん、メディアは疑うのにその誰だかわからない映像の情報は鵜吞みにする人。 上の話に戻りますが、国会議員はテレビによく取り上げられますけど、地方議員、特に市議会レベルだとニュースになりにくく、それこそ差別発言を平気で行うような人が普通に当選します。 こういう草の根の差別というのは見つけたときにちゃんといちいち否定しなければいけない。でないとどんどん広がる。 「街角の差別がアウシュビッツにつながった」という言葉を我々は常に心にとどめておきたい。
2022.10.04
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Steamの「ゴーストワイヤー東京」 をメインストーリーをクリアしました。時間は20時間ぐらいでしょうか。 突如渋谷の街を謎の霧が包み、その霧に取り込まれた人々が衣服を残して消え、無人になった渋谷。主人公は入院している妹の見舞いに行く途中だったが、たまたま交通事故で瀕死であったことでその怪異から逃れられる。が、代わりに謎の霊的存在「KK」に体を共有される。事件の真相を追って2人はKKの持つ力を使い、誘拐された妹と、その犯人であり今回の事件の策謀者である仮面の男を追う。 感想としては「面白かった」です。私はFPSタイプのゲームにどうしても苦手意識があり、特にHaloのようにジャンプで地形を乗りこえたりというのがうまくいかないタイプでしたが、このゲームでは緩い判定で意外と難なく操作できました。 ゲームでは銃を撃つ代わりに印を結んで放つことで敵を攻撃するシステムですが、この印というのがポイントとなっていて、単純にバシバシ打つだけだと相手に押し負けてしまうことが多く、その場合、敵の胸にあるコアを集中攻撃して露出させ、それを別の操作で引き抜くことで相手を一瞬で倒すことができる(経験値もこちらの方が高い)、また、足の速い敵に対しては相手の動きを封ずるお札で止め、その隙にコアを集中攻撃とか、傘でガードして突進してくる敵に対して闘牛士よろしくひらりとかわし、背後から攻撃する、一度に大量に相手をしなければならないときは爆発系、あるいは範囲攻撃でひるませるなどバラエティーがあり。 また、メインストーリー以外のサブイベントやコレクション要素が多く、すべてを集めようとすると相当な時間がかかるのではないかと思います。(私はやりこみタイプじゃないのでそっちはあまりかかわってませんが) 残念な点は大きく分けで2つで、一つはいわゆるオープンワールドで広い渋谷の街を動き回るのですが、ロケーションがあまり変わって感じられない。これは実際の街を意識した構成である弊害で、常にビルの谷間か住宅街、ごちゃごちゃした裏道、あとはたまにある森程度で広いにもかかわらず、あまり広く感じない構成でした。同時に日本の見慣れた町、というと聞こえはいいですが、よくある風景をリアルに作られてもそこに新鮮さはなく。また、舞台がずっと夜であることもあり常に薄暗く、見た目がほとんど変わったように見えないのは残念でした。 もう一つはストーリー・・・というか、ムービーです。時々イベントとして挟まるのですが、その内容が冗長で、また演技が、まるでアニメの演出を実写の人間(CGですが)がやっているような、こっぱずかしい演出が続いて。昔から思うのですが、アニメや漫画っぽい演技を実写でやると安っぽい学園祭演劇になってしまう、を地で行っている感じであり。また、その内容もコテコテのよくありがちなストーリーなので、むしろいらないのではないかと感じるほどでした。 とはいえ、きっちり最後まで飽きずにクリアできたし楽しかったのは確かで。難易度もちょうどよく、バディーもの特有の掛け合いも小気味よくて面白かったです。一見ホラーゲーム風ですが、どちらかというと妖怪退治アクションぐらいの感覚なのも門戸が広くて誰でも楽しめます。 PS5、あるいはそれ相当のハードスペックのPCが必要なのですが、ぜひおすすめします。
2022.10.03
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岸田首相が今回の国葬について「改めて検証したい」とほざきおる。 普通はやる前に検証するのが当たり前でしょうが!というか、すべてのプロセスをぶっちぎって強行し、国民の過半数から反対され、G7首脳も来ず、結果「はいはい、終わりました~シャンシャン」で手打ちにすることが見え見えで。これはオリンピックも全く同じ。 と、同時に今回の決定の方法なども含めて改めて「国会で論議する」という重要性を感じました。というか、安倍さんって選挙期間中に殺害されたんですよ?つまり、その選挙で選ばれた議員のためにも「まず、最初の仕事として国葬を行うかどうかの決定をする」というのが当然たと思ってました。しかし結果は野党の求める臨時国会要求にもこたえず。これって本来、野党だけでなく与党の国会議員も「自分たちの存在を無視された!」と怒るべきなんです。 安部さんの殺害に関しては、私も事件そのものは許されるべきではないし、民主選挙への妨害という危険なテロで絶対に許されるべきじゃないと思います。しかし、そのあとの生きている側、岸田さんのやった国葬のプロセスは明らかに民主主義を破壊する行為です。もっといえば与党の議席が過半数である現在においては国葬法案を通すことは可能だった。そんな手続きすら踏まなかった。 冒頭の話に戻りますが、改めて検証ってのはどういう意味なのか?世の中、やったもん勝ちの世界になったら、それこそテロリストの考えと同じです。
2022.10.02
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