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2018.03.09

2017/11/07
今回はスポーツバーに足を運ぶ。
ネット配信探したけど、NBA League Passはラプターズ戦が除外される。
NBA Rakuten TVは日本国内専用だ。

今回足を運んだのは、Hurricanes Roadhouse。
家から近くなので手軽に行ける。
試合の前に晩飯といこう。チキンとフライドポテトのセットをオーダー。税チップ込み$18。
辛いソースに引き寄せられて選んだ。期待通りかなり辛かった。

実はこの試合はホームゲームで、エアカナダセンターも行動範囲内にあるのだが
チケットが高すぎてとても手が出ない。 3階席ですら$200以上である。
以下の通り、高騰する理由はあるが。

本日の対戦カードはこちら。

トロント・ラプターズ
イースタン・1位　47勝17敗（6連勝中）　勝率.734

VS

ヒューストン・ロケッツ
ウエスタン・1位　51勝13敗（17連勝中）　勝率.797

東西1位同士の一戦である。
今年のNBAファイナルがこの組み合わせになる可能性もあるわけだ。
このカードは11/14にロケッツのホームで対戦したが、その時はラプターズが勝利した。

シーズンは終盤、残り20試合を切っている。
東西いずれも最高勝率争いは2チームによる一騎打ちとなった。
イースタンでは序盤にセルティックスが16連勝を決め、その後も1位をキープしていたが
一瞬の隙を突いてラプターズが逆転。
連勝は最高でも7だが、未だ3連敗以上が無く安定して勝利を重ねている。
しかしゲーム差は2、まだ決着は見えない。
2位セルティックスと3位キャバリアーズの差は7、おそらくここは逆転しない。

一方のウエスタンは、昨年チャンピオン（かつ3年連続ファイナル進出）のウォリアーズが8割ペースで勝ち続ける。
圧勝に見えたが、ロケッツが 17連勝 して一気に1位を奪う。
対するウォリアーズの方も現在7連勝中。ゲーム差は0.5だ。
NPBで言えば2016パのような激戦である。
3位ブレイザーズとの差は12もあり、他のチームが付け入る隙は無い。

プレーオフ進出争いも見ておきたい。 むしろNBAではこれに勝ってこそと言われる。
参加できるのは、東西それぞれ15チーム中8位以上。
イースタンの方は、このままなら遠からず勝負あり。
こんな時に4連敗する9位ピストンズと、5連敗する10位ホーネッツ・・・。
逆に、ウエスタンは3位ブレイザーズから10位ジャズまで4ゲーム差しかない混戦である。
ジャズに至っては 9連敗から11連勝した。

前置きはこれくらいにして。
店には18:45に到着。試合開始の45分前だった。おかげでいい席が取れた。
開始10分前になると、店内に10台ほどあるTVのチャンネルが全てNBA中継になり
音声もミュートが解除される。

ロケッツについては事前情報はほとんど仕入れていなかった。
エースは#13、ジェームズ・ハーデン。
FEAR THE BEARD（この髭に気を付けろ） と紹介されており、2chでも髭と呼ばれる。

以下、試合内容。公式のハイライトはこちらから。
http://www.nba.com/raptors/video/teams/raptors/2018/03/10/1978460/1520652424026-nba-web-180309-gamehildigital-1978460

第1クォーター、#15クリント・カペラに派手に先制されるものの
すぐさまラウリーの3Pでまずはあいさつを。
立ち上がりはロケッツがよくなかったと言うべきか。
シュートの成功率が低く、3Pに関しては前半の間1割台が続いた。
1Qを終えて32-16、いきなりの大量リード。

2Qは一進一退が続く。
ロケッツの3Pが外れまくる一方、ラプターズの3Pはいい感じに決まる。
聞いたところ、これが今年のラプターズの去年までと大きく異なる部分らしい。
58-43で前半終了。

しかし3Qに入って少し流れが変わる。
前半あまり仕事できていなかった（ように見えたが実は14点取っていた）ハーデンが大活躍。
連続3Pで一気に差を詰めてきた。
83-75で3Qを終える。

そして4Q、シアカムのターンアラウンドで店内は一層盛り上がる。
だが激戦区ウエスタンで1位を行くロケッツ、簡単に勝てる相手ではない。
ハーデンが3P、フリースロー2本、3Pと次々に得点し、 残り2分で102-102。
104-102の残り14秒で、#3クリス・ポールが3Pを放つ。決まれば一気に不利になるが、これは外れる。
ファウルで得たフリースロー2本をラウリーが両方決めるが、ゴードンの3Pで106-105、ここで残り7.2秒。
この緊張感は、試合を観ないとわからないかもしれない。
そこから1.8秒後またファウル、バランチュナスがまた2本入れる。
5.4秒でロケッツのラストターン。
ラストショットを担うは、やはりハーデン。もちろん3P狙いだ。
シュートは・・・エアボール。そしてゲームセット。

本日の試合は、108-105でラプターズが勝利した。
一足早いNBAファイナルのような激戦だった。
勝敗を分けたのは3Pか。ラウリー1人で7本も決めた。成功率も78%である。

さて、残り17試合。
プレーオフに余力を残しておかないと意味が無いが、この流れなら1位が欲しい。
1～3位が現在のままなら、セルティックスとキャバリアーズの片方とは当たらない。
（トーナメント表における位置はレギュラーシーズンの勝率順で決まる）

しかし、予定を見る限りそれも簡単ではない。
最終盤に、セルティックス→キャバリアーズ→セルティックスの連戦があるのだ。
それを終えるまで、イースタンの1位争いに決着がつくことはないだろう。

First updated 2018.03.10 01:25:48

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