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http://mainichi.jp/photo/archive/news/2010/05/30/20100531k0000m010043000c.html毎日世論調査:辺野古移設に反対84% 沖縄県民対象米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)を同県名護市辺野古周辺に移設する日米合意を受け、毎日新聞と琉球新報は28~30日、沖縄県民を対象に合同世論調査を実施した。辺野古移設に「反対」との回答が84%に達し、「賛成」はわずか6%だった。鳩山内閣の支持率は8%と1ケタにとどまり、昨年10~11月に実施した合同調査の63%から大幅に下落。「最低でも県外」「地元合意を得ての5月末決着」の約束を破る形になった鳩山由紀夫首相への不信感が沖縄県民に広がっていることを示した。「反対」と回答した人にその理由を尋ねたところ「無条件で基地を撤去すべきだ」(38%)と「国外に移すべきだ」(36%)の合計が7割を超えた。「沖縄県以外の国内に移すべきだ」との回答は16%、「沖縄県内の他の場所に移したほうがいい」は4%だった。米海兵隊の沖縄駐留についても「必要ない」が71%を占め、「必要だ」の15%を大きく上回った。「東アジア情勢の緊迫」や「抑止力」を理由に県内移設を決めた首相の説明は理解を得られていない。在日米軍基地の約74%が沖縄に集中していることに関しては「整理縮小すべきだ」が50%、「撤去すべきだ」が41%だった。米軍の日本駐留を定めた日米安保条約については「平和友好条約に改めるべきだ」が55%と半数を超え、「破棄すべきだ」との回答も14%あった。「維持すべきだ」は7%しかなく、日米同盟自体に反感が強いことを示した。--------------------そりゃ当然の反応だろうなと思います。一連の騒動の中ではっきりしたことは、沖縄に「米軍基地賛成派」はほとんどいない、ということです。いるのは、「米軍基地絶対反対派」と「渋々やむを得ない派」です。現在の仲井真沖縄県知事は、自民公明推薦の保守系で、普天間基地の県内移設容認という立場でしたが、民主党が「できれば国外、最低でも県外」を公約に掲げると、これに同調しました。表向き「容認」でも、本当は県内移設などして欲しくないというのが本音だった、ということです。日米安保体制の負の部分をほとんど沖縄に押しつけておいて、「日米同盟の重要性」などいくら説いたところで、沖縄の人たちにとって説得力は感じられないでしょう。鳩山首相と米国が、沖縄の頭越しに辺野古移転と決めたところで、反対が84%という状況で、それが強行できるのか。強行すれば、今度こそ米軍基地に反対する激しい運動がわき起こるのは必定です。http://www.okinawatimes.co.jp/article/2010-05-29_6867/振興策とリンク拒否 普天間 日米共同声明県経済界、冷ややか「実行困難」「開発に支障」日米両政府が米軍普天間飛行場の移設先を名護市辺野古周辺とする共同声明を発表した28日、県内経済界は「差別的な対応」「最悪の状況」などと鳩山政権の対応を批判した。「地元の了解なく移設は厳しい」と冷ややかな見方を示した。23日の鳩山由起夫首相との懇談でも、予定されていた経済問題の意見交換を拒否しており、今後、想定される“見返り”の振興策についても、基地問題とのリンクを拒否する姿勢をあらためて示した。県経済団体会議の知念榮治議長(県経営者協会会長)は「日米政府で合意しても、地元了解は得られず実行は難しい」と突き放し、「嘉手納基地以南の返還が遅れ、経済開発に支障を来しかねない」と厳しく指摘。「振興策をちらつかせても経済界は乗るつもりは毛頭ない」と話した。県商工会議所連合会の國場幸一会長は「反基地運動は激しくなり、嘉手納基地の返還にまで広がるだろう」とした上で、事件・事故後の対応など日米地位協定の改定まで踏み込んだ対応の必要性を強調。振興策については「県経済の自立に向けた取り組みと基地問題とはリンクしない。県の21世紀ビジョンをベースに自立経済に向けた議論を進めるべきだ」とした。(以下略)-------------------どちらかと言えば保守系寄りが多いと思われる経済界から、「振興策をちらつかせても経済界は乗るつもりは毛頭ない」「反基地運動は激しくなり、嘉手納基地の返還にまで広がるだろう」という反応が出ていることは、注目すべきでしょう。一連の騒動で、米軍基地というものの理不尽さ、日米安保体制がいかに沖縄だけを犠牲にして成り立っているか、安全保障の分野で日本がいかに米国の属国状態であるかが、明白になりました。辺野古への移設を強行すれば、沖縄の反基地世論は強まることはあっても弱まることはないでしょう。結果的に見れば、それは鳩山の功績と言えなくもないかもしれません。
2010.05.31
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YouTubeに新しい曲をアップしましたLlaqui runaリャキ・ルナ(悲しい人)日本のフォルクローレファンの間では大変人気のある曲で(多分、「コンドルは飛んでいく」の次に位置するかも)、私も過去いくつかのグループでこの曲を演奏したことがありますが、YouTubeには自宅多重録音版をアップしました。本当はチャランゴも入れたいところですが、私のチャランゴはあまりに下手なので、チャランゴ抜きで多重録音しました。-----------------話題が変わりますが、社民党が正式に連立政権からの離脱を決めたようです。当然でしょう。ところが、鳩山首相の方は、http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100529-00000133-jij-pol連立継続、社民に求める=続投を重ねて明言―首相韓国訪問中の鳩山由紀夫首相は29日夜、済州島のホテルで記者団に対し、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設にからみ社民党が連立離脱の方針を固めたことについて「辻元清美国土交通副大臣にはこれからも頑張ってほしい」と述べ、連立継続を求めていく考えを強調した。首相としては同党に、ぎりぎりまで連立維持を求めることで、離脱後も良好な関係を維持し、終盤国会や参院選への影響を最小限に食い止めたい考えだ。(以下略)------------------何考えているのか、わけ分かりません。社民党の党首である大臣を罷免しておいて、引き続き連立政権って、そんなことはあり得ないでしょう。引き続き連立を組みたいなら、罷免しなければよい、それだけのことです。結局、鳩山は誰に対してもいい顔をしたかったんでしょう。沖縄や社民党に対しても、米国に対しても。でも、政治において、誰もが満足のいく結果、などというものは基本的に無理です。それでも、真摯に努力を払った結果として誰もが満足のいく結果にはならなかったというなら、不満足でも仕方がないと納得する人も多いでしょう。しかし、前回の記事にも書きましたが、この問題で鳩山は場当たり的に思いつきを口にするだけで、その思いつきに関して、実現性を検討したり調整や根回しをするという具体的な努力を払った形跡が全然ない。これでは、誰も納得するわけがないのです。そして、結果的には誰からもそっぽを向かれることになってしまったわけです。それにしても、平然と「普天間基地多は辺野古に移設すべきだ」と主張する、自称「愛国者」というのは、いったい何なんでしょう。その代表例が産経新聞あたりですけれど。中国や韓国に対しては「毅然とした態度」で、米国に対しては主権を譲り渡して屈服し、安全保障もゆだねるのが、彼らの言う「誇りある日本」の正しい姿らしいです。何ともあきれ果てたご都合主義です。追記横路衆議院議長の発言が報じられていますhttp://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20100529-OYT1T00712.htm横路衆院議長は29日、札幌市で開かれた民主党の会合で、沖縄の米軍普天間飛行場移設問題について、「鳩山首相が『海外移転』と主張したのは正しい。問題は、海外移転を内閣全体で決めて米国と交渉してきたかというと、その気配がない。『米国と交渉したが、難しかった』ということなら、多くの国民が理解したと思う」と述べ、政府の対応に不満を示した。さらに、「日米同盟は重要だと思うが、海兵隊が沖縄にいなければならない理由は何なんだ」とも語り、海兵隊の沖縄駐留にも疑問を呈した。(以下略)-----------------そのとおり、まったくそのとおりですよ。
2010.05.30
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http://www.asahi.com/special/futenma/TKY201005280395.html普天間問題 辺野古移設を閣議決定 反対の福島氏を罷免鳩山由紀夫首相は28日夜、臨時閣議を開き、この日午前に発表した日米共同声明を確認し、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)を名護市辺野古周辺に移設するとした政府方針を閣議決定した。これに先立ち、社民党党首の福島瑞穂・消費者担当相が閣議決定への署名を拒んだため、首相は福島氏を罷免、同党は連立政権離脱の検討に入った。首相は記者会見で「5月末決着」の前提としていた地元と連立与党の合意が得られなかったことを認め、陳謝した。政権内では首相への失望が広がっており、政権運営は厳しさを増している。鳩山首相は28日夜、首相官邸で記者会見し、「自分の言葉を守れなかった以上に、沖縄を傷つけてしまった」と述べ、合意を置き去りにした地元に陳謝した。移設先を「辺野古」と明記したことについては「代替施設を決めない限り、普天間の返還はないからだ」と釈明。自身の政治責任については「国民に理解を深めてもらうよう、これからも最善を尽くす」と述べた。首相は「県外に代替施設を見つけられないかという思いで(昨年末以来)探ったが、海兵隊全体を本土に移す選択肢は現実にはありえなかった」と、見通しの甘さを認めた。現行案とほぼ同じ場所に戻ったことについて「(移設先となった)名護市の多くが受け入れられないというのはわかる」とした上で、「もっと時間があればという思いがなかったわけではない」と、悔しさをにじませた。地元、連立与党よりも日米合意を優先させたことについては、「日米の信頼関係を維持することが最大の抑止力だ」。3月の韓国哨戒艦の沈没事件に言及し、「東アジア全域の平和と安全の維持の観点から、慎重な熟慮を加えた結果だ」と説明した。社民党党首の福島消費者担当相については「基地問題に対する考え方に根本的な違いがあった。日米が合意した以上、署名できないということならば罷免せざるをえない」と説明。福島氏の後任は置かず、平野博文官房長官に兼務させるが、「社民党が望むなら、新たな閣僚も視野にある」と述べて、連立維持に未練を残した。昨年12月に、決着時期を「5月末」と決めた理由については「沖縄の気持ちを考えて、1~2年延ばすのは不誠実に映る。半年程度ということにした」と述べた。7月の参院選の争点になってしまう事態を避けたかったとも説明。しかし、「ひとつのテーマになるのは間違いない」と語り、結果として争点になるとの見通しを示した。(以下略)------------------いろいろな意味で、非常に残念な結果です。鳩山政権には、私も愛想が尽きました。「代替施設を決めない限り、普天間の返還はない」そうですが、テニアン島が海兵隊を受け入れたいと誘致の決議すらしているのに、何故これを検討しないのでしょうか。一部報道によると、グアム州知事と北マリアナ州知事(テニアン島の属する州)が基地誘致のため5月13日に来日して鳩山首相と面会する予定だったのに、官邸が門前払いして面会できなかったようです。鳩山政権はテニアン島への基地移設を検討するつもりはない、ということなのでしょう。そもそも、5月末までなどと期限を切る必要があったとは、私には思えません。自民党の橋本首相が普天間基地返還を提起したのは1996年のことですが、辺野古への移設という現行案が決まったのは10年後の2006年です。その結論を変えるのに8ヶ月で済むはずがない。自分で勝手に期限を切っておいて、「もっと時間があれば」はないでしょう。方針が決まってから実際に基地の移設が実現するまでには何年もかかるのに、今1ヶ月や2ヶ月急いだところで、大局的にはそれほど意味はありません。鳩山首相は、「抑止力」を連呼していますが、以前にも書いているように、海兵隊は敵国に侵攻するための攻撃部隊であり、「抑止力」なんてものはありません。5月4日 鳩山内閣支持を、完全に撤回します5月6日 親米派の「軍事常識」を疑え5月23日 今からでも考え直せ 普天間移設問題朝鮮有事や台湾有事など、想定される事態に対して米軍に抑止力があるとすれば、強大な空軍や海軍の空母航空団、原子力潜水艦などにあるのであって、沖縄に残る数千人の海兵隊には抑止力などありません。それ以前の問題として、米軍の軍事的な抑止力に依存するという安全保障の考え方自体が、どうかと私は思います。日本は世界で第5位の軍事費を支出し、F-15戦闘機を200機、イージス護衛艦6隻という世界でも有数の強力な(一点豪華主義の傾向はあるものの)海空戦力を持っています。それでもまだ抑止力が不安というのでは、いったいどれだけの軍事力があれば安心できるのでしょうか。いや、多分いくら軍事力を抱えても、安心はできないのでしょう。米国は、世界最強の軍事力で、安心を手に入れるどころか、ますます多くの敵を生み出しているように思えます。安全保障を軍事によって実現しようとしたら、どこまで行っても解決なんかありません。もちろん、全ての米軍基地を直ちに廃止しろとか、日米安保を即時破棄せよとは、私も言いませんけれど、米国の軍事的属国として、米国の世界戦略の片棒を担ぎ続けるか、そのような立場を少しずつ脱却して自立的な方向に進むか、その分かれ道の象徴が、普天間基地移設問題だったと私は思っています。鳩山政権は後者の道を選択すると思ったのですが、買いかぶりに過ぎなかったようです。社民党は、閣議決定に署名するか否かで相当もめたようです。ただ、この問題は社民党の生命線です。普天間基地移設問題で社民党が辺野古移転案を飲んでしまったら、もう社民党のアイデンティティーは何もない。民主党以上に「裏切り」への非難に晒されるでしょう。だから、福島瑞穂が節を貫いて罷免されたことは、残念だけどやむを得ないことです。民主党との選挙協力がなければ選挙に勝てないという思いもあるのかもしれませんが、ここで腰砕けになったら、従来からの支持層(まあ、私もその一人かな)が離反する。そうなると、社民党という名前の民主党の一派閥に過ぎないことになってしまいます。
2010.05.29
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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100527-00000006-maip-sociマルチ商法 「仮想空間」ビズインターナショナル社を捜索インターネット上の仮想空間をめぐるマルチ商法(連鎖販売取引)で、虚偽の説明をして会員を募った疑いがあるとして、埼玉県警は27日、IT会社「ビズインターナショナル」(さいたま市大宮区)と、関係先として仮想空間のシステム開発を持ち掛けたとされる「フレパー・ネットワークス」(東京都港区)など16カ所を特定商取引法違反(不実告知)容疑で家宅捜索した。会員勧誘の実態や、約2万8000人から集めたとされる約100億円の流れを解明する。捜査関係者や会員によると、ビズ社らは07年6月~09年11月、ネット上の仮想空間「エクシングワールド」に都市を構築し、会員は「アバター」と呼ばれる分身となってネット上の土地の売買などができるとのふれこみで募集。説明会では「一般公開前に先住民(会員)になれば、土地取引や広告収入で必ずもうかる」などとうそを言って勧誘し、販促キットと呼ばれるDVDや架空の土地を購入させたという。計画では「エクシングワールド」は東京の渋谷区、品川区、大阪市など全国の主要都市の街並みをパソコンの画面上に三次元映像で再現。アバターが所有地やビルを売却したり、広告収入で通貨を増やせば、実際の「円」に換金できると宣伝していた。ところが、09年10月に公開された仮想空間は未完成で、東京・銀座や大阪・ミナミなどごく一部の都市のオープンにとどまった。さらに宣伝文句だった「ネット上の土地取引」の機能もなく、会員はアバターで限られた地域を歩くだけだった。ビズ社は05年12月設立。ビズ社の説明によると、フレパー社から仮想空間の計画を持ち掛けられ、07年6月に会員の募集を開始。同年7月に設立された別のIT業者(東京都港区)と開発の委託契約を結んだが、この業者はフレパー社の元社員が代表を務めている。----------------ネット上の仮想空間の土地販売で詐欺とは、なんだかもう訳の分からない話ですけれど、こんな話に2万8千人が飛びついて100億円、つまり一人あたり約36万円ということですが、そんな額をそんな怪しい話につぎ込む人が2万8千人もいるという事実には驚いてしまいます。だいたい、「必ず儲かる」という時点でアウトに決まっているのですが。(世の中に「必ず」儲かる仕事なんてものはあり得ない)仮想空間での詐欺は、刑罰も仮想空間の刑務所にどうぞ、なんちゃって・・・・・・。ネットがらみの詐欺というと、平成電電事件を思います。この平成電電、一時はテレビで派手にCMを流していましたが、裏では詐欺的な形での出資金集めをやっていました。派手に広告を打って知名度のある企業だからと言って、安心とは限らないということです。
2010.05.27
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http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20100526-OYT1T00940.htm「動くな」部下に銃口、二十数回…道警警部補北海道警帯広署の50歳代の男性警部補が交番で職務中、部下に拳銃の銃口を向けていたとして、道警は26日、警部補を銃刀法違反(所持)容疑で釧路地検に書類送検するとともに、停職6か月の懲戒処分とした。警部補は27日付で依願退職する。道警監察官室の発表によると送検容疑は、警部補は昨年2月中旬、帯広市内の交番で職務中、20歳代の男性巡査に実弾入りの拳銃の銃口を向けた疑い。道警はこの行為が目的外の不適正使用にあたると判断した。警部補は札幌市内の警察署に勤務していた2007年4月から帯広署地域課所属の今年1月にかけて、交番や署内の拳銃保管庫で、20~30歳代の部下の男女十数人に対し、二十数回にわたり、「動くな」などと言って銃口を向けたという。部下の大半は冗談と受け止めていたが、このうち1人が今年2月、周囲に相談し、発覚した。調べに対し、警部補は「新人警察官に『油断するなよ』という意味でやった。部下とのコミュニケーションを図るつもりで、ふざけてやった」などと話しているという。道警の渡部武夫監察官室長は「あってはならないこと。今後、より一層、職員の指導を徹底し、再発防止に努めたい」とコメントした。--------------------一瞬、「天才バカボン」に出てくる、やたら拳銃を撃ちまくる警官を連想してしまいましたけど、現実にはそんな生やさしい話ではすみません。まさか安全装置を解除したり撃鉄を起こしたりはしていないとは思いますけれど、それにしても警官が実弾入りの拳銃を「冗談で」人に向けるというのは、あってはならないことです。それ以上に恐ろしいのは、これが1回の出来事ではなく、3年近くにわたって、十数人を対象に二十数回も行われてきて、いままで発覚しなかったということです。だって、鉄砲ですよ。それを人に向けるという行為(安全装置をかけていたとしても)が、そんなに軽々しいものでしょうか。たとえば一民間人が、許可を得て所持している猟銃を警官に向けたりしたら、逮捕されるでしょう。というか、米国あたりなら逮捕以前に射殺されるかもしれない。それが警官同士なら許される?・・・・・・そんなはずはありません。何で、もっと早くこの中の誰かが問題にしなかったのでしょうか。内部的に発覚したのが2月で、処分が今頃というのもどうなんでしょうか。発覚してから3ヶ月、まさかその間に問題の警部補が拳銃を装備して勤務に就くことは、まさかなかったと信じたいですけれど。処分の内容が停職6ヶ月(依願退職したそうですが、ということは退職金が多少は支給されるということでしょう)というのも、どうなんでしょう。と、これらのことを総合して考えると、何となくこれは氷山の一角で、他にも類似の事例があるんじゃないかという疑いを抱いてしまうのですが・・・・・・。
2010.05.26
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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100525-00000135-yom-bus_all地デジ普及率83%台…初めて総務省目標上回る地上デジタル放送(地デジ)対応テレビやチューナーの2010年3月時点の世帯普及率が83%台となり、総務省の目標(81・6%)を初めて上回ったことが24日、分かった。政府の「エコポイント制度」で、年度末に地デジ対応テレビへの買い替えが進んだためとみられる。------------83%と言っても、決して日本中に出回っている全てのテレビの83%が地デジに置き換わったという意味ではありません。1台以上の地デジ対応テレビやチューナーがある世帯が83%という意味です。今、日本の世帯総数は約4900万世帯、テレビの総数は約1億台。つまり1世帯に2台強のテレビがあるということです。もちろん、一家で2台以上の地デジ対応テレビを持っていますという世帯もあるでしょうが、それでもまだ日本中のテレビの半分、とまでは言わないまでも3~4割はアナログテレビではないかと思われます。それが全て、1年2ヶ月後にはゴミになる。ところで、この話題は実は以前の日記でも取り上げたことがあります。今回の調査は2010年3月、前回記事の調査は2008年9月です。当時、私の推測では、全てのテレビの1/3から4割が地デジ対応に切り替わっていたのではないかと思われます。実数でいうと、テレビ総数1億台のうち、3300万台から4000万台というところです。それから1年半経過して、現在では全てのテレビの6~7割、つまり6000万台から7000万台が地デジ対応になったと私は推測します。順調に伸びていますね。でも、1年半かかって、3000万台から4000万台が地デジ対応に切り替わったというスピードから考えると、あと1年4ヶ月(今年3月時点から)で残りの3000万台から4000万台が全て地デジ対応に切り替わるのは、かなり苦しいのではないかと思われます。しかも、興味のある人、買うお金がある人はとっくに地デジ対応テレビを買っているわけで、これからの伸び率は今までどおりには行かないでしょう。ということは、やっぱり来年7月に全てのテレビ受像器が地デジに切り替わっている、というのは多分至難の業だと思われます。それでも、予定どおり来年7月でアナログ放送は停波してしまうんでしょうか。
2010.05.25
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http://www.asahi.com/politics/update/0523/TKY201005230078.html首相、普天間移設先「辺野古付近」と明言 沖縄知事に鳩山由紀夫首相は23日、沖縄を訪問し、仲井真弘多(なかいま・ひろかず)沖縄県知事と県庁舎で会談した。首相は、米軍普天間飛行場(同県宜野湾市)の移設問題について「代替地そのものは、(名護市)辺野古の付近にお願いせざるを得ないという結論に至った」と伝えた。首相が、普天間の移設先として辺野古周辺を明言するのは、今回が初めて。首相は、今後の手続きについて「住民のみなさんの暮らしや環境への影響に最大限配慮するのは当然だ。住民のみなさんとしっかりと協議しながら進めていかねばならない。断腸の思いで下した結論だ」と、辺野古移設への理解を求めた。さらに「昨今の朝鮮半島の情勢からも分かると思うが、東アジアの安全保障環境に不確実性が残っている中で、海兵隊を含む在日米軍全体の抑止力を低下させてはならないということは、首相として申し上げなければならない」と、県内移設に方針を転換した理由を説明。沖縄での米軍訓練を県外に移すことで、基地負担の軽減をはかる考えを強調した。仲井真知事は「大変遺憾だ。極めて厳しいということをお伝えするしかない。県外、国外移設への県民の熱い思いが高まっており、落差が非常に大きい」と述べた。--------------------結局のところ、自民党政権と何も変わらない結論ということになってしまいました。ここまで対米追従の姿勢を引き継ぐとは。言うべき言葉もありません。「昨今の朝鮮半島の情勢からも分かると思うが、東アジアの安全保障環境に不確実性が残っている中で、海兵隊を含む在日米軍全体の抑止力を低下させてはならない」のだそうですが、沖縄の海兵隊は朝鮮有事に備えるものではありません。以前の記事に、「台湾有事」のときに米海兵隊が役に立つことなどない、ということを書きました。「朝鮮有事」においても事情は同じです。現在、朝鮮戦争の時代とは違い、現在の北朝鮮と韓国の軍事力を比較すれば、韓国の方が圧倒的に優勢です。というより、北朝鮮が弱すぎるといった方が正確かもしれません。兵力(兵士の頭数)は100万人以上、戦車(3900両)や火砲(8500門)、作戦航空機(840機)なども膨大な数を持っています。(数値はwikipediaより)しかし、それらの兵器の大半はどうしようもなく旧式で、近代戦に耐えられるような代物ではありません。加えて、大量の兵器を動かすための燃料がない。燃料がないから訓練も十分に行えず、パイロットの練度も低い、というのが北朝鮮軍の現実です。従って、北朝鮮軍が韓国に攻め込むことは、能力的に言って無理なのです。北朝鮮は、これら通常兵器以外に核(どこまで実用化できているかはかなり疑問ですが)を持っており、これは脅威といえますが、海兵隊という地上兵力が核兵器に対して抑止力とは成り得ないことは言うまでもありません。現実問題として、韓国には米陸軍の第2歩兵師団が駐留しているものの、米国はこれを撤退させたがっています。他ならぬ米国自身が、もう北朝鮮軍の地上兵力が韓国に攻め込んでくるなんて事態は起こらないと考えている、ということです。以前にも書いたことを繰り返しますが、在日米軍は、米国の国家戦略として、米国の「国益」を守るために駐留しているのであって、日本を守るために米国が無理に犠牲を払って駐留しているわけではありません。そんなことは言うまでもないのであって、世界中のいかなる国だって、他国より自国の方が大切に決まっているのです。在日米軍の中でも、特に沖縄の海兵隊は米国の世界戦略のための手駒であって、日本の安全保障とは何の関係もない存在です。何も日米安保を破棄しろとは言いませんが、米国の世界戦略の忠実な僕であり続けようというなら、何故「出来れば国外、最低でも県外」と言ったのか。今からでも遅くないから、考えなおべきです。
2010.05.23
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http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20100522-OYT1T00285.htm朝鮮学校への街宣「地裁決定違反は100万円」市民団体「在日特権を許さない市民の会」(在特会、本部・東京)が、京都朝鮮第一初級学校(南区)の周辺で児童らを中傷する街宣活動をした問題で、地裁は、こうした活動を禁じた地裁の仮処分決定に違反した場合、在特会に1日あたり100万円を支払わせる決定をした。19日付。3月24日の仮処分決定は在特会に対し、同校の200メートル以内で拡声機を使うなどして同校関係者を非難、中傷することを禁じている。しかし、その後も同様の街宣活動があったため、同校が、違反行為に対して制裁金を科す「間接強制」を地裁に申し立てていた。同校の弁護団は「100万円という額は通常、暴力団組事務所の使用差し止めに関する間接強制で決定されるもの。違法性の高さを裁判所が評価したものと言える」としている。---------------北朝鮮という国がやっていることに非常に問題があるのは疑いのない事実ですが、だからといって、北朝鮮に反対する人たちがやっていることが正しいのかというと、必ずしもそうではありません。その典型が、この「在日特権を許さない市民の会」です。彼らは自らの「街宣活動」をYouTubeで公開しています。かなり反吐の出そうな内容だし、アクセス数アップに寄与したくもないのですが、この連中がいったい何をやっているのか、知っておくのも悪くはないでしょう。http://www.youtube.com/watch?v=Rt8y4GILKAchttp://www.youtube.com/watch?v=ow0Zeulwiuoこれが、「街宣」なのだそうです。自分たちがいかに愚劣な存在かを宣伝するような、こんな動画を、喜々として自ら公開しているんだから、話になりません。ほとんどヤクザと変わるところがないような罵声の内容です。こんな連中の「街宣」にまとわりつかれたら迷惑どころの騒ぎではない。記事にある「100万円という額は通常、暴力団組事務所の使用差し止めに関する間接強制で決定されるもの」というのも、もっともな話です。しかし、驚くべくことに、こんな「デモ」に若い女性なども参加しているようなんですね。いったいどういうことだと思ってしまいます。ところで、最初の動画の中に西村修平という人物が紹介されています。この人物が代表を務めるのが「主権回復を目指す会」、最近は「在特会」と一体となって活動しているようです。(彼とは、東京地裁前で何度か激突したことがあるんですけど、まあその話は措いておきましょう)その主権回復を目指す会の掲示板に、なかなかおもしろいことが載っています。http://www.shukenkaifuku.com/info/main.cgi?mode=thr&no=17排外的ナショナリズムとは民族の生存本能である 投稿者:主権回復を目指す会事務局(略)もはや排外的ナショナリズムに立脚しなければ各企業はおろか各地域社会、さらには国を担える日本人は育てられない。 かねがね街頭行動の場において「行動する社会運動」でも「街宣王子」の異名をとる金友隆幸氏(維新政党・新風東京都本部世田谷支部長)は次のように述べる。「排外というのは主義や思想ではないんです! その民族が自然に持つ、要素として備えた反応です! 身体が悪い病気に冒されればそれを排除しようと体内で抵抗が作用する! それと同じことが日本という民族についても言えます! 『害人』とも言うべき外国人という悪い病原菌が増えればそれを排除しようとする作用が必ず働く! 支那人、朝鮮人を叩き出せは当然の反応じゃないですか!動物学でもそうです! シマウマがライオンの子を育てますか? イルカがサメの子を育てますか? 絶対にあり得ません! 日本という民族においても支那人や朝鮮人など異民族を育てる道理はないし、それを排除する動きが起きるのは当然のことでしょう!」(以下略)---------------排外主義と批判されて、居直りを始めたというわけです。「排外というのは~その民族が自然に持つ、要素として備えた反応」というのはなかなか笑える主張です。だって、日本民族というのはどこから来たか、人類という生物は日本で生まれたわけではなく、アフリカで誕生しているんですからね。全ての日本人は、ルーツをたどればアフリカに行き着きますし、その過程で99%の日本人のルーツは、中国大陸を経由しています。(フィリピンあたりから直接日本にたどり着いたご先祖様もいると思うし、比較的近年欧米からやってきた人も皆無ではないので、中国経由が100%とは言えませんが)シマウマとライオン、あるいはイルカとサメというのは生物学的にまったくかけ離れた別種(シマウマとライオンは目のレベルで、イルカとサメは綱のレベルで分かれる)ですが、日本人と中国人あるいは朝鮮人というのは(いわゆる黒人と白人、黄色人種なども)、まったくの同一種です。現生人類というのは、生物学的に言うときわめて均一な遺伝子をもつ生物集団です。たとえば、チンパンジーと人を比較すると、チンパンジーの方が遙かに遺伝的多様性に富んでいます。アフリカ大陸の東端と西端のチンパンジーの遺伝子的な差異は、アフリカと南米の人間同士の遺伝子的な差異より遙かに大きい。現生人類は、今から約15~20万年ほど前に誕生した、かなり新しい種であり、またある時期に絶滅寸前に至り、ごく少数の集団になったことが原因だと言われています。それでも、ヒトの中でもっとも遺伝的多様性が高いのはアフリカ人(いわゆる黒人)です。それに対して、アジア人とヨーロッパ人(いわゆる黄色人種と白人)は更に遺伝的に多様性が乏しい。シマウマがライオンの子を育てないのは当たり前ですが、「それと同じことが日本という民族について」言えるわけがないのです。言えると思っているのは差別主義者だけ。人間集団(民族)間の違いというのは、文化的な違いであり、文化的な違いなんてものは生物学的な違いとは異なり、いくらでも相互交流が可能です。また、相互交流がなければ、現在の我々の文化、文明はない。我々日本人が使っている文字(漢字)や食事(米)の起源はどこにあるのかを考えれば、そんなことは当たり前のことです。別に日本人だけではありません、世界の全ての民族が、相互に周辺の民族と影響し合い、入り乱れて、現在の人類の文化や文明が築かれたのです。こんな幼稚な「似非動物学」を信じているような輩の知的レベルというのは、いったいどうなっているんでしょうね。
2010.05.22
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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100520-00000132-jij-soci大地震の長期確率を公表=太平洋沿岸で上昇―政府地震調査委政府の地震調査研究推進本部の地震調査委員会は20日、2010年版の「全国地震動予測地図」を公表した。30年以内に震度6弱以上の地震が起きる確率は、昨年版と比べ南海地震の発生確率が高まったとして、関東南部から四国の太平洋沿岸で0.1%~1.6%上昇した。都道府県庁所在地の市役所(北海道は総合振興局・振興局庁舎、東京は都庁)ごとでは、静岡(89.8%)や津(85.9%)など太平洋沿岸で高い数字を示した。昨年比では、1.6%増の高知(63.9%)や1.5%増の徳島(61.2%)などが上位になった。また千島海溝沿いで地震の発生確率が上がったため、北海道東部などでも上昇した。一方、新潟県中越地方や福井県北部などでは、付近の断層帯の長期評価が改訂されたため、発生確率は若干低くなった。------------------地震調査委員会の発表したデータの現物はこちらにあります。以前にもこのブログで取り上げたことがありますが、東海地震、東南海地震、南海地震は、非常に高い確率で、相互に連動します。過去の例で見ると、短い場合はほぼ同時(数分差)あるいは数日差、長い場合でも数年の差で、二つ(ときには三つ)の地域で巨大地震が連動して起こります。目下のところ最後の例は、太平洋戦争末期1944年12月7日の東南海地震(M7.9)と、その1ヶ月後1945年1月13日の三河地震(M6.8)、更に2年後の1946年12月21日南海地震(M8.0)という三つの地震です。ただし、このときは東海地震は連動しませんでした。もし次に東海地震が発生するとしたら、そのときは富士山も連動して噴火する可能性が非常に高い。過去の例から見ると、富士山の大きな噴火は必ず地震と連動しています。これまでのところ最後の噴火である宝永噴火は、宝永地震(東海・東南海・南海地震同時発生M8.4-8.7)の49日後に始まっています。つまり、二つ(ときには三つ)の地震と富士山の噴火が同時あるいは数年のうちに起こる、という可能性が高いのです。以前の記事に、「地震を止めることは出来なくても、対策次第で、被害を局限に押さえることは可能です」と書いたことがあります。ただ、二つ(または三つ)の地震と富士山噴火が立て続けに起こるとしたら、それに対する万全な対策、なんてものはとても無理でしょう。私は時々思うことがあるのですが、毎日乗っている満員の地下鉄の中で震度7の地震に遭遇したら。壁面が総ガラス張りの高層ビルの脇を歩いているとき、首都高の真下を歩いているとき、築何十年の古い木造アパートに上がっているとき、地震が来たら、果たしてどうなるか。ぞっとするけれど、だからといって、それらのことを止めるには仕事も辞めなければなりません。いや、ひょっとしたら飲み会でベロンベロンに酔っぱらっているときに地震があるかもしれないし、素っ裸で風呂に入っているときかもしれない、トイレの中にいるときかもしれないし・・・・・・・・、と考えると、個人としての備えは、備えられる部分は備えて、そこから先はなるようになると割り切るしかないのかもしれません。ただ、それにしても危険性が高いと分かっているものについては、せめて事前に何とかしておきたいものです。たとえば、東海地震の想定震源域の至近距離にある浜岡原発とか。去年の静岡沖地震の際、たかだかマグニチュード6.5の地震(御前崎で震度6弱)でも、設計上の耐震限度に近い揺れを観測しています。マグニチュード8を超えるような巨大地震に対して、人間の作る構造物が(いくら強固に作られていても)ダメージなしに済むとは思えません。
2010.05.20
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宮崎県で家畜の口蹄疫が大流行して問題となっていますが、そもそも口蹄疫とはどんな病気かと思って調べてみました。以下wwikipediaより一般的には、感染すると発熱、元気消失、多量のよだれなどが見られ、舌や口中、蹄(ひづめ)の付け根などの皮膚の軟らかい部位に水疱が形成され、それが破裂して傷口になる。但し、水疱が形成されないケースも報告されている。「口蹄疫」という病名はこれに由来する。水疱が破裂した際の傷の痛み(細菌によるその後の二次感染も含む)で摂食や歩行が阻害され、体力を消耗する。幼畜の場合、致死率が50パーセントに達する場合もあるが、成畜では数パーセントである。しかし、上の症状に伴い乳収量や産肉量が減少するため、畜産業に対しては大きな打撃となる。-------------致死率数パーセント、ですか・・・・・・。そして、基本的には人間は感染しないそうです。まれに、畜産関係者や獣医などが感染することはあるものの、重症化例や死亡例は知られていないそうですし、人から人への感染もありません。それでも感染した家畜は殺処分というのは、現状の法制度の元では仕方のないことです。法律でそう決まっていますし、そもそも口蹄疫に感染した家畜は食肉にできない、つまり商品になりません。それに、日本国内だけの話では済まず、口蹄疫が発生した国の畜産品は輸出も出来なくなります。それを考えれば、口蹄疫→殺処分というのは、やむを得ないことではあります。でも、やっぱりどこか釈然としないのです。どうも、何かが違う気がしてしまう。致死率が高いとか、人間も感染する可能性が高い、重症化する可能性があるというような病気の場合(鳥インフルエンザとか)は、感染した家畜のみならず、感染した「かもしれない」家畜も全部殺処分というのは納得できるのですが。もちろん、世界的にそういうことになっている以上は、日本だけが「口蹄疫は殺処分しない」と決めてもどうしようもないことではありますが。
2010.05.18
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昨日、5月15日、荻窪音楽祭で演奏してきました。演奏場所は荻窪駅北口駅の真ん前、お客さんもかなり大勢いらっしゃいました。出演したのは、ロス・ボラーチョス、エル・ククリ、キラ・ウィルカそれにデ・アクエルド(帝京大学中高のフォルクローレ部)の4グループ。で、例によってYouTubeに演奏をアップしました。http://www.youtube.com/watch?v=UlilH6zxM5k蜃気楼の歌http://www.youtube.com/watch?v=rtu1jxNcBiQシパシーhttp://www.youtube.com/watch?v=Y422IOdpap8コンドルの反乱全部で7曲演奏したのですが、最後の2曲は録画が止まってしまいました。安物のデジカメで、ファイル容量が2GBに達すると自動的に止まってしまうのです。高画質に設定すると、わずか27分で2GBに達してしまうのです。もう少し長持ちすると勘違いしていて、演奏時間30分だからギリギリ収まると計算していたのですが、甘かった。でも録音は最後まで録れましたので、映像はおまけと思えば仕方がないでしょう。最近すっかりギター専門になってしまい、人前ではあまりケーナ・サンポーニャを吹いていません。好きという意味では私はギターとケーナ・サンポーニャは同じくらい好きなのですが、腕前の方は同じくらいとは言えないのが正直なところです。追記帝京大学中学高校(出演したのは全員中学3年生)の演奏風景の写真を追加しました。ポンチョの上にセーラー服の襟というのは、初めて見る衣装です。その名も「南米音楽部」日本中の小中高校の中でこんなクラブがあるのは、多分福島県川俣町の小中学校とここだけではないかと思います。(大学のサークルではいくつもありますけれど)もちろん顧問の先生はケーナの名手です。
2010.05.16
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http://www.asahi.com/politics/update/0514/TKY201005140491.html大江氏、幸福実現党に入党 「入信はしない」大江康弘参院議員は14日、東京都内で会見し、宗教法人「幸福の科学」(大川隆法総裁)の政治団体である幸福実現党に同日付で入党したと表明した。大江氏は入党理由について「歴史観、国家観、保守という点などに99%共鳴した」と述べた。一方で「入党はしたが、(幸福の科学に)入信はしない」と語った。 --------------------いやー、現職の国会議員があの幸福実現党に入党とは、どういうことかと思い、大江康弘とはどんな政治家かと調べてみたら、自由党から民主党に移った後は、民社協会に所属する。日華議員懇談会副幹事長や日本・台湾安保経済研究会事務局長、日華親善協会の理事を務める。 2006年3月19日には訪台し、陳水扁総統を表敬訪問。また民主進歩党主催の「反国家分裂法と台湾海峡危機10周年セミナー」に参加、中国と韓国を反日国と批判。慰安婦問題に関して、当時の日本政府・軍による強制はなかったとしてアメリカ合衆国下院121号決議に反対する。映画「南京の真実」の賛同者。(以下略)--------------------絵に描いたような極右政治家ということですね。ある意味幸福実現党とは非常にお似合いな人物と言えます。というか、この人が一時とは言え民主党にいたこと自体が、何かの間違いでしょう。もっとも、民主党にいる(いた)ことが何かの間違いとしか思えない人物は、他にもいたけど。離党した人物では西村眞悟や東京都議の土屋敬之、今もいる人物では松原仁など。しかし、大江康弘は民主党を批判して改革クラブを結成、自民党と統一会派を組み(つまり、事実上自民党の補完勢力)、今度はその改革クラブからも舛添要一を批判して飛び出して、幸福実現党へ、何というかどんどん墜ちていくところが何とも。通勤途中の駅で幸福実現党がよく街頭演説をやっているし、銀座で幸福実現党の本部(?)らしき建物の前を通りかかることがあるのですが、あんな銀座の一等地に本部を構えられるんだから、資金力はかなりあるんでしょうが、はっきり言って通行人には相手にされていないなということが歴然としています。昨年の総選挙でもまったくの泡沫候補で終わっていますしね。
2010.05.14
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ベネズエラのウーゴ・チャベス大統領がツィッターを始めたというニュースが少し前にありましたが、その続報です。http://www.asahi.com/international/update/0511/TKY201005110406.htmlチャベス氏のツイッター大反響 返信に200人雇用南米ベネズエラのチャベス大統領が、手を染めたばかりのミニブログ「ツイッター」で、固定読者が南米一になり、自身の「つぶやき」の反響も大きいため、返信のために200人のスタッフを雇うことになった。ロイター通信などによると、開始後2週間余りで、24万3千人がチャベス氏をフォローし、それまで南米で一番人気があった同じベネズエラの反チャベス派テレビ局「グロボビジョン」を超えた。これまで約5万通のメッセージがチャベス氏あてに寄せられたという。チャベス氏は自己紹介で、「反帝国主義の兵士」と称し、社会主義拡大の戦いのためツイッターが必要だとして「革命こそが道だ。共に進み、勝利しよう」などと書き込んでいる。9日には「インド、日本、スペイン、米国の石油会社と400億ドルの契約を結ぶつもりだ」と政治的な方針も書き込んだ。---------------------いや、あのチャベス大統領がツィッターって、最初は何の冗談かと思いましたけど、固定読者が南米で一番って、すごいですね。我らが鳩山首相もツィッターをやっているそうですが、読者はどのくらいいるんでしょうか。返信スタッフが200人というのも凄いけど。私自身は、ツィッターはやっていません。そこまで手が回らない。でも、チャベス大統領のツィッターの場所だけは分かりました。http://twitter.com/chavezcandanga悪魔チャベス、とは。一瞬なりすましの別人かと思いましたが、間違いないようです。記事では24万3千人がフォローとなっていますが、5月12日夜10時過ぎ現在では、すでに29万2千人がフォローしているようです。まもなく30万人を超えそうです。
2010.05.12
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http://mainichi.jp/select/opinion/ushioda/news/20100505ddm003070069000c.html水説:グリーン化進める米軍=潮田道夫米統合軍が3月に出した2010年環境報告は驚くべき率直さで「ピークオイル」の到来を語っている。それによれば、2年以内に石油の需要が供給能力を上回り(つまり、それが「ピークオイル」である)2015年には最大で日量1000万バレルの深刻な石油不足がおきるおそれがある。世界各国とも成長が鈍化せざるをえないが、とりわけ中国とインドへの影響が深刻だろう。マティス司令官は「これは米国政府の公式見解ではないし、性格上どうしても推測がまじっている」と断っているが、しかし、米軍はこのピークオイル・シナリオに基づいて、再編されていくことになるとしている。「へー」と言うほかない。米エネルギー省はピークオイルは20年ぐらい先だと示唆していたと思うし、国際エネルギー機関も似たような見通しだったと思う。それに比べて、米軍の切迫感がはるかに強いことに驚く。そうした折、先月22日の地球の日(アースデー)にあわせて、米海軍が主力戦闘機スーパーホーネットをバイオ燃料50%混合で飛ばすデモ飛行を実施した。日本航空だって昨年、ジャンボ機をバイオ燃料で飛ばしているから、戦闘機がバイオで飛んでもそう驚かない。ただ、「米軍のグリーン化」は想像以上に進んでいて、彼らが「本気」だということが分かる。ピュー慈善基金の調査によれば、米陸軍は今後3年で4000台の電気自動車を装備する。米空軍は2025年までに使用エネルギーの25%を再生可能エネルギーに切り替える。そして、2016年までに航空機燃料の半分をバイオ混合燃料にするそうである。今回のスーパーホーネットの燃料同様に、食糧生産と競合しないカメリナというアブラナ科の植物からとる油が主力となるとみられる。米海軍は原子力船、バイオ燃料によるハイブリッドモーター船、バイオ燃料だけで飛ぶ航空機による「石油ゼロ」の攻撃グループを2016年までに編成するという。米軍というのはものすごい燃料多消費集団で、石油価格が1ドル上昇すると120億円も経費が上昇するそうだ。ピークオイルによる価格上昇を想定すれば再生可能エネルギーへの切り替えは急務だ。国防総省のドーリー次官補代理は英ガーディアン紙に、「軍隊というのは100%確実になるまで待つわけにいかない。不確実性への対処はお手のものだし」と言っている。さすが、世界最強の軍隊だね。今回はつべこべ言わずに感心しておく。---------------戦争とは壮大なエネルギーの浪費であり、また近代軍隊は石油がなければただの鉄のかたまりにしか過ぎなくなります。一方、ピークオイル論には、色々な意見がありますが、ただ一つ確実なのは、石油は有限だ、ということです。記事にあるように、2年以内に石油の供給が不足するようになるかどうかは分かりませんが、仮にそれが20年後のことだとしても、多分私が生きている間の出来事になりそうです。しかし、戦闘機をバイオ燃料で飛ばすとは、戦時中の日本の松根油のような話です。あれだって立派に「代替燃料」ですが、現実には飛行機の燃料にはとても使えないような代物だったようです。他にも、人造石油というものがありました。これは石炭から石油を作り出す技術で、戦前のドイツでは実用化されていましたが、日本では実用化できませんでした。しかし、そうまでして油を浪費して、兵器を動かすなら、戦争なんか止めて兵器を減らす(軍縮する)方が、よほど理にかなっているように私は思うんですけどね。
2010.05.11
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先日の記事でちょっと紹介しましたが、5月15日(土)、荻窪駅北口駅前テントにて演奏します。荻窪音楽祭という企画の一環で、「アンデス音楽を楽しもう」というコンサートです。このイベント、「クラシック音楽を楽しむ街・荻窪の会」というところが主催だそうです。その名のとおり、コンサートの大部分がクラシック系なのですが、その中に何故かポツリとフォルクローレが・・・・・・演奏時間は午後2時から4時半までですが、このうち、キラ・ウィルカの出番は3番目、午後3時10分から40分まで(※出演時間が当初予定から変更になりました)、曲目は7曲を予定しています。ちなみに、今回は別のグループが「コンドルは飛んでいく」を演奏するので、我々のグループは演奏しません。「コンドル」と名の付く別の曲は演奏する予定ですが。公式ホームページまだ、出演グループはロス・ボラーチョスしか出ていませんが、出演順にロス・ボラーチョス、エル・ククリ、デ・アクエルド、そしてキラ・ウィルカと4つのグループが各30分間演奏の予定です。デ・アクエルドというのは中学生の部活動のグループだそうです。前回の音楽祭の様子です。(ロス・ボラーチョスの演奏風景)今日9日は、このイベントのための練習がありました。いつも使っている、ある区民会館で練習したのですが、なんと、空いていた部屋が大ホールしかなかった。大ホールと言っても、コンサートをやるような部屋ではないけど、100人以上が入れる広さの集会室です。そこでたった4人で練習。あ、4人の他に練習見学者が1人、それに子ども3人いたので、全部で8人ですけど。それにしても広い。子どもは大喜びで走り回っていました。で、音が響く響く。響きすぎてぐるぐる回っていて、音がよく分からなくなってしまう。休憩の間にフルートを吹いたら、とんでもなくいい音がしたのでびっくり。(でも、ギターの音はあんまり響かなかったのですが)練習見学者はギターの方です。何とか我がグループに参加してもらえれば、私は再び笛に移れるぞ。ところで、このゴールデンウィークに、ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン(熱狂の日音楽祭)というクラシックのコンサートに行ってきました。有楽町の東京国際フォーラムで5月3日から5日まで行われていました。有料のコンサートもたくさんあるのですが、その他、周辺で無料コンサートも沢山行われました。有料コンサートは、東京都交響楽団とパリ室内管弦楽団の2つを見ました。いずれもすばらしい内容でしたが、ただ席が後ろの方しか取れなくて、奏者は遙か彼方。チケット販売開始から3日後くらいに切符を取ったのですが、もうAホール(5000人収容)と、ほんのわずかにCホール(2000人弱)のコンサートしか席が残っていなかったのです。ただ、あの5000人のホールでPAなしでよくあれだけ音が響くなあと思います。やはりプロの音楽家はすごい。一方、無料コンサートの方はかなり間近で見られました。特に、木管五重奏の無料コンサートが非常に良かった。演奏もすばらしかった上に、トークがおもしろい。木管五重奏というのは、フルート・クラリネット・オーボエ・ファゴット・ホルンの組み合わせだそうですね。木管五重奏と言いつつ、ホルンだけは金管楽器ですが。ところで、そのトークの中で、フルート奏者(斎藤光晴さんという方でした)が、フルートの説明の中で、ペットボトルを使ってフルートの説明をしていたんです。水が入っているペットボトルをポーと吹いて、それからおもむろに、中の水を飲み干して、また吹くと、低い音が出る。うーーーん、これってこのままサンポーニャの説明に使えるぞ。というか、フルートも音の出る原理はサンポーニャ(パンパイプ)と同じになるのか、というのが一つの発見でした。確かにパンパイプもリードがないエア・リードの楽器ですが。プロだから当たり前ですけれど、皆さんほれぼれするくらい上手かった。すんごい早いフレーズをバババっと吹いて、各楽器の音がまったくばらけないのは、感動ものでした。立派なコンサートホールも良いけれど、地下道の一角に座り込んで見る(しかも、演奏が止まるとどこかのテナントからBGMが聞こえてきてしまう)ような環境でも、目の前の奏者の運指まで見える演奏もいいですね。
2010.05.09
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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100507-00000004-maip-sociネアンデルタール人 ヒトと混血の可能性 ゲノムを解析ヒトと、ヒトに最も近い種で絶滅したネアンデルタール人のゲノム(全遺伝情報)を独米などの研究チームが比較した結果、過去に一部が混血し、ヒトにもネアンデルタール人に由来する遺伝子が残っている可能性があることが分かった。チームが7日発行の米科学誌サイエンスに発表した。独マックスプランク進化人類学研究所などの研究チームは、クロアチアで出土した約3万8000年前のネアンデルタール人3体の骨の化石の細胞核からDNAを取り出し、ゲノムを解析。アフリカ南部▽同西部▽パプアニューギニア▽中国▽フランスのヒト5人のゲノムと比較した。その結果、アフリカ人を除く3人の方がネアンデルタール人のゲノムと一致する率がわずかに高かった。チームは、アフリカで誕生したヒトの一部が8万年前以降にアフリカを離れた後、ユーラシア大陸に広がる前に中東近辺でネアンデルタール人と混血した可能性があると指摘。「ヒトの遺伝子の1~4%はネアンデルタール人に由来している可能性がある」と推測している。これまでヒトの細胞内のミトコンドリアDNAの分析などから、ヒトの祖先はアフリカで15万~20万年前に誕生して以降、絶滅した他種と混血しないまま、ユーラシア大陸を経て全世界に広まったという「アフリカ単一起源説」が主流だった。一方、ネアンデルタール人については、ヒトと共存する時期があったことや、両者の交流を示唆する石器が発見されていることから、混血の可能性も指摘されていた。-----------------かつて、ネアンデルタール人は我々現生人類の直接の祖先だと考えられていました。しかし、ネアンデルタール人の化石からDNAを抽出することに成功したことから、現生人類とDNAの比較が行われ、ネアンデルタール人と現生人類の分岐が約40万年前だったことが分かりました。一方現生人類はすべて、約12~20万年前に共通祖先から分岐しているので、ネアンデルタール人は現生人類にとって、いとこ筋に当たる存在で、直接の祖先ではないことが分かったのです。人類の進化については、一地域進化説(アフリカ単一起源説)と多地域進化説が長く対立してきました。人類の祖先は、約400万年前のアフリカの猿人(アウストラロピテクス)まだ遡ることができ、約100万年前以降は、より進化した原人がアフリカ以外の地域にも分布を広げました。一地域進化説とは、現生人類は比較的新しい時代に少数の母集団から生まれた種類だという考え方です。別の言い方をすれば、古い時代にアフリカを出たジャワ原人や北京原人、あるいは問題のネアンデルタール人などは現生人類の直接の祖先ではない(彼らは子孫を残さずに絶滅した)というのが一地域進化説の考えです。一方、多地域進化説は、アフリカの原人はアフリカ人へ、ヨーロッパの原人はヨーロッパ人へ、アジアの原人はアジア人へ、というように世界各地の原人がそれぞれ現生人類に進化していったという考え方です。この二つの説の対立は、最終的にはDNAの分析によって決着が付きました。現生人類は驚くほど遺伝的に均質な集団であり(※)、12~20万年遡るだけですべての人の共通祖先にたどり着くことが分かったからです。※ たとえば、チンパンジーは個体数が人類より遙かに少なく、また分布もアフリカの一部に限られているにもかかわらず、チンパンジー同士の遺伝的差異は、現生人類同士の遺伝的な差異より遙かに大きいのですところが、今回の調査の結果、現生人類に、ごくわずかながらネアンデルタール人の血が受け継がれている(かもしれない)ことが示唆されました。正確に言うと、アフリカ人(いわゆる黒人)にはネアンデルタール人の血は受け継がれず、ヨーロッパ人とアジア人だけに受け継がれた、ということのようです。実は、ネアンデルタール人と現生人類の間に交雑が起こった可能性があることは、化石資料からも支持されています。手元に文献がないのでうろ覚えですが、ネアンデルタール人の絶滅寸前の時期に、ネアンデルタール人と現生人類の両方の特徴を併せ持つ子どもの化石が発見されているからです。ということは、ネアンデルタール人と現生人類の交雑は可能(子孫が生き残ったかどうかは別にして)ということになります。ただ、ネアンデルタール人と混血していたと言っても、たかだか1%から4%程度ですから、一地域進化説が揺らぐ、というには混血の割合が低すぎるかもしれません。いずれにしても、現生人類が非常に均質な遺伝集団だという事実に変わりはありません。ずっと昔の記事に書いたことがありますが、「黒人」「白人」「黄色人種」などという「人種」という区分は、DNA鑑定の元ではまったく意味がない。まして日本人と中国人など、区別すること自体バカバカしいというものです。
2010.05.08
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先日の記事に「米軍の地上部隊(それも、規模はわずか1個師団)が日本の防衛の役に立つことなどありません。」と書いたところ、早速親米派の方からコメントをいただきました。「最近にわか国防論者が増えてますが、もう少し軍事の「常識」を学んでから発言してもらいたい」のだそうです。私に言わせれば、米国の良いなりに追従していればよい、などというのは軍事の常識でも何でもないと思うのですが。上陸作戦というのは航空優勢(昔の言葉で言えば制空権)を確保していない限り決して成功しない、というのが軍事の常識です。古くはガダルカナルの戦いがそうでした。日本軍は、最初は一木支隊(歩兵第28連隊)、それから川口支隊(第35旅団)、更に第2師団、最後に第38師団と、次々と陸軍部隊を送り込んだものの、その多くがガダルカナル島に着く前に海の藻屑と消えました。日米両軍の物量の差が強調されることがありますが、重要な点が見落とされがちです。当時ラバウルに展開していた日本海軍航空隊と、ガダルカナルの米軍機、実は日本海軍航空隊の方が数は多かったのです。(空母の艦載機を含めても同様)ただし、ラバウルは戦場のガダルカナルから1000km以上も離れていた。この距離が致命的だったのです。日本軍は、第2師団の上陸作戦の時、何とか米軍機の爆撃を食い止めようと、高速戦艦2隻を繰り出して、夜間、飛行場に激しい艦砲射撃を加えました。米軍はこれによって大損害を受け、飛行可能な作戦機がわずか十数機になってしまった。ところが、わずかに生き残ったこの十数機が、揚陸中の日本軍の輸送艦をことごとく破壊したのです。日本軍の輸送船団は、ガダルカナル島にはたどり着いたものの、揚陸の真っ最中に空襲を受け、荷揚げした兵器弾薬食料の大半は海岸で焼失、輸送船は接岸したまま沈没しました。空からの攻撃は、艦船に対してかくも強力であり、敵の航空機が自由に活動できる海域での上陸作戦は、かくも自殺的なのです。これ以降、たとえばサイパンやグアム、レイテやルソン、硫黄島、沖縄戦、ヨーロッパにおけるノルマンディー上陸作戦いずれも上陸地点上空の航空優勢を完全に握った後に行われています。逆に日本軍は、航空優勢を奪われているにも関わらず、増援部隊を送り込もうとして、ほとんど失敗しています。(唯一の例外は、レイテにおける第1師団の輸送成功)従って、台湾の空軍が戦力を保っている限り、中国軍が台湾に突然上陸などということは絶対にあり得ません。逆に言えば、中国軍が台湾に上陸するのは、台湾の空軍が壊滅したときです。そのとき、当然台湾上空の航空優勢は中国空軍が握っているはずですから、そんなところに米海兵隊のヘリ部隊がのこのこ飛んでいけば、たちまち叩き落とされるだけです。つまり、「台湾有事」なるものが起こった場合に海兵隊の存在が役に立つことは、ほとんどないということです。だいたい、米海兵隊は、自軍の航空優勢が確立されている場所で活動することが鉄則です。海兵隊に限らず、陸軍も同様でしょうが。海兵隊1個師団という存在が、日本にとって抑止力になるはずがない。
2010.05.06
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現在私が演奏している楽器は、ケーナ・サンポーニャ・ギター・フルートと4種類ありますけれど、この中で、自分がもっとも得意な楽器は何かと考えてみると、まず、少なくともギターとフルートではないことははっきりしています。残るケーナとサンポーニャは、なかなか甲乙付けがたいのですが、どちらの方が演奏の機会が多いかというと、現在はサンポーニャの方が多いので、多分サンポーニャがもっとも得意な楽器と言うことになるでしょう。というわけで、サンポーニャという楽器は、フォルクローレの中ではケーナと並んで、否ボリビアに限って言えばケーナ以上によく使われる楽器なのですが、世間一般的な知名度は、ケーナの方が高いと思われるので、サンポーニャという楽器について記事を書いてみたいと思います。サンポーニャというのはスペイン語の名前で、先住民の言葉(アイマラ語)ではシークと呼びます。広くは、パンパイプあるいはパンフルートと呼ばれる種類の笛の一種です。パンフルートとは何かというと、底の塞がった管を束ねて作った笛です。ビールやジュースの空き瓶の口に息を吹き込んで音を出すことができますが、あれと同じ理屈で音を出します。底が塞がっていて指穴もありませんから、一つの管は一つの高さの音しか出せません(吹き方でオクターブ違いの音を出すことはできますが)。だから、長さの異なる管を束ねることで、色々な高さの音を出せるようにするわけです。このような笛をパンパイプ(またはパンフルート)と呼ぶのは、ギリシャ神話に出てくる牧神パンがこのタイプの笛を吹いていたからです。このタイプの笛は、管楽器の中でももっとも原始的なものの一つだろうと思われます。ケーナやフルートのタイプの笛もやはり起源が古く、以前の記事で紹介しましたがヨーロッパでは、ハゲワシの骨で作られた4万年も前のフルートが出土しています。パンパイプの場合、さすがに4万年前とは行きませんが、少なくとも数千年の歴史はあります。地域的に言うと、ギリシャ神話の例で分かるように、その当時のヨーロッパではかなり一般的でしたし、南米、中国、そして南太平洋上の島々やニューギニアにもあります。中国では「簫」と呼ばれ、日本にも入ってきたことが正倉院の宝物から確認できるようですが、日本ではまったく普及せずに消え去りました。ヨーロッパでも、その後次第に姿を消していったのですが、ルーマニアでは「ナイ」という名の民族楽器として現在まで残っています。それから、この記事のために調べて初めて知ったのですが、パイプオルガンという楽器は、もともとこのパンパイプから進化してできた楽器だそうですね。いやー、びっくり。そういうわけでパンパイプの仲間は世界各地にあるのですが、この中で南米のサンポーニャ(シーク)だけに見られる特徴は、2人一組で吹く、ということでしょう。先日の記事でも紹介しましたが、管の束が「ドミソ」の列と「レファラ」の列に分かれており、それを2人の奏者が交互に吹くようになっています。一見すると、かなりアクロバチックな吹き方に見えます。CDの録音などでは、2人の音を右側と左側のスピーカーに振り分けるようにミキシングされていることが多く、聞いていると本当に音が左右のスピーカーの間をいったり来たりして、非常に印象的です。一見するとアクロバチックですが、タイミングさえ覚えれば、この奏法は非常に簡単なのです。現在は、この2列を一人の奏者が重ねて持って吹く奏法が、商業的なフォルクローレの世界では主流を占めています。私も、普段の演奏ではだいたいこの奏法を使います。この奏法が登場したのは、かなり最近のことで、おそらく1960年代、ひょっとすると1970年代初めのことではないかと思います。1970年代初め頃までのフォルクローレのLPで、一人で吹く奏法はほとんど見られないからです。これだけだと半音がないので、更にもう一段、半音だけを集めた列を加えて、3段重ねにしたものもあります。これなら、一応半音も吹けます。ただし、臨時記号の半音は吹けますが、あまり♯や♭の多い調は困難です。(ケーナもそうですが、サンポーニャは♯が一つ、つまりト長調/イ短調のキーで調律されています。)難易度で言うと、一人で吹く奏法の方が遙かに難しいです。重ねて持った2列の上段と下段の間を音が行き来するところが、思うように口が管に当たらないのです。伝統的な曲は、二人一組で吹く奏法に都合が良いようにできていますから、あまり片方の列ばかりを吹き続けるようなメロディーはないのです。特に、フォルクローレらしいフレーズにオクターブ差の同音間のトリルがありますが、これなんか、二人一組の奏法ならどうと言うことはないのですが、一人で吹くと大変。さらに、半音管が加わると、もっと大変です。3段になると中段(半音がない場合の上段)がかなり吹きにくくなるし、特に1段目と3段目の間の移動は、非常に難易度が高い。後述の配列表を見ると分かりますが、楽器の両端付近では、全音と半音の位置関係が飛び離れている、しかも半音管は全音域をカバーしきれないという弱点があります。というわけで、半音が出て来ない時の半音管は単なる邪魔者でしかないので、私は、普段は3段目は取り外しておいて、半音が出てくる曲の時だけ、3段目を輪ゴムで止めて吹くようにしています。私自身の演奏ですが、同じ曲を一人で吹いている音源と二人一組で吹いている音源があります。ポジェリータ(一人で吹いている)ポジェリータ(YouTube・二人一組で吹いている)どちらの方がお好みでしょうか。二人一組の方は、ちょっと笛同士の音程が合っていないんですけど・・・・・・・・。ところで、フルートやリコーダーでも音域によっていろいろなサイズの楽器があります。たとえばソプラノリコーダーとアルトリコーダーとか。サンポーニャも、音域ごとに楽器が分かれています。最低音用の大型のサンポーニャを「トヨ」と呼びます。(冒頭の写真の右端の楽器)その1オクターブ上が「サンカ」(写真の右から2番目と真ん中)さらに1オクターブ上(もっとも一般的なサイズ)が「マルタ」(左の二つと上で横になっているもの)その1オクターブ上、最高音域が「チュリ」(写真には入っていません)それぞれの楽器がおよそ2オクターブの音域があるので、全部で5オクターブをカバーできるわけです。マルタの音域は、だいたいこんな感じです。マルタ以外のサイズの音域は、たいていこれより狭くなります。そうそう、これは、私の持っている楽器に限ってなのかもしれませんが、みんな調律が低めです。トップに掲げた写真のちょうど真ん中の楽器だけは、音程が若干高めですが、あとはみんな低いです。楽器の性質上、音程を上げることは簡単ですが、下げること至難の業(吹き方で下げる以外は不可能)なので、作るときにどうしても安全策で低めに調律しがちなのです。では、音程を上げるにはどうするか。もちろん管を削ればいいのですが、削りすぎればアウトですし、ある気候の時ちょうど良く調律しても、気候が違うと調律が高い、という可能性があります。吹き方が違っても変わります。そこで、私は米粒を使います。米粒を管の底に入れれば、それだけ管の内側が短くなり、音程が上がるからです。入れすぎたら、逆さにして米を出して、最初からやり直し。なので、私はいつも、本番の直前にチューナーとにらめっこしながらサンポーニャに米粒を放り込んでいます。全般に、高音の管は低めで、低音の管はちょうど良いか、やや高めなのは、私の吹き方のせいでしょう。だから、真ん中より上の管だけ米粒で調律すれば、たいていは用が足ります。グループによっても違い、「キラ・ウィルカ」は音程がやや低めなのでほとんど米粒を入れる必要がなく、「ティエラ・クリオージャ」は音程が高めなので米粒をせっせと入れる必要があります。いずれにしても、調律したサンポーニャは首から下げたまま、降ろすことが出来ません。だって、逆さまにしてしまったらせっかく入れた米粒が・・・・・・。何度か、そういう経験をしましたから、本番直前にしか調律はしないことにしています。それから、この楽器は息の効率が非常に悪い。ケーナやフルートも、そんなに息の効率の良い楽器ではないのですが、サンポーニャの息の効率はそれ以上に悪い。スペイン語で笛類一般のことを総称してVientos(風)と呼ぶのですが、何故笛が風なのか、この楽器を吹くとその意味が実感できます。というわけで、楽器としての完成度は、お世辞にも高いとは言えません。息は続かないし、運動性も(一人で吹く場合は)高いとは言えない。同じメロディーをケーナで吹くのとサンポーニャで吹くのではどちらが簡単かと言えば、言うまでもなくケーナの方がずっと簡単です。でも、サンポーニャの音色には、他に代え難い、荒々しい魅力があって、フォルクローレにはどうしても必要な楽器なのです。http://www.youtube.com/watch?v=0TXqva2erv4コンドルの反乱 前半は最低音域のトヨで2人一組、後半はマルタとサンカで1人の演奏ですhttp://www.youtube.com/watch?v=d6xz531Vfhg峡谷のカーニバル マルタとサンカを1人で吹いています。
2010.05.05
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最近は正直言って支持していなかったのですが、それでも正面から鳩山内閣を批判することは避けてきました。しかし、もはやこれまで。http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100504-00000099-jij-pol普天間、全面県外移設は困難=鳩山首相、沖縄知事に表明-名護市長は拒否鳩山由紀夫首相は4日、就任後初めて沖縄県入りし、米軍普天間飛行場(同県宜野湾市)移設問題をめぐって仲井真弘多知事、稲嶺進名護市長と個別に会談した。首相は仲井真知事に「すべて県外にというのは現実問題として難しい。沖縄の皆さんにご負担をお願いしなければいけない」と述べ、県内に移設する政府方針を正式に伝えた。(以下略)-----------------その理由はhttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100504-00000081-jij-pol抑止力論にすがる鳩山首相=「県外移設」公約ではない米軍普天間飛行場移設問題で迷走を重ねた末、沖縄県民を前に全面的な県外移設の断念を表明した鳩山由紀夫首相。その理由として首相は、沖縄の海兵隊を日本を守る「抑止力」と位置付け、繰り返し沖縄側に理解を求めた。ただ、こうした論理は当初から米国や外務・防衛当局者が展開していたもの。最終局面で急に海兵隊の抑止力を持ち出し、「県外移設」の約束をほごにした首相の「言葉の軽さ」が改めて浮き彫りとなった。「学べば学ぶほど、沖縄の米軍の存在全体の中での海兵隊の役割を考えたとき、すべて連携している。その中で抑止力が維持できるという思いに至った」。一連の沖縄での日程を終えた首相は4日夜、名護市内で記者団にこう語り、在沖縄海兵隊の重要性を強調した。(以下略)-----------------それでは、自民党の米国追従路線をそのまま引き継ぐと、そういうことですね。単に自民党亜流政権ではないですか、それでは。いや、民主党が自民党亜流であることは分かっていましたが、それでも、もう少しは骨があると思ったのですが。沖縄の米海兵隊は、当然のことながら米国の国家戦略として、米国の「国益」を守るために駐留しているのです。日本を守るために米国が無理に犠牲を払って駐留する、そんなお人好しの国なんかありません。もちろん、結果的に米国の利害と日本の利害が一致するなら、「日本の安全保障にも役立つ」と言えるかもしれない。しかし、海兵隊の存在が日本の安全保障に役立つとは、私は思わないのです。北朝鮮の脅威だの中国の脅威だのと言われますが、仮にそのような脅威が存在するとしても、基本的に核兵器の脅威、あるいは航空部隊による脅威、北朝鮮の場合は工作員の上陸という脅威もあるでしょうが、正規軍の地上部隊が日本に上陸してくる、などということはあり得ません。従って、米軍の地上部隊(それも、規模はわずか1個師団)が日本の防衛の役に立つことなどありません。そもそも、米国の海兵隊は、海外侵略の尖兵としての役割を果たしてきました。過去においてもそうでしたし現在もそうです。侵略と言ってはあからさまかもしれませんが、米海兵隊は外征部隊つまり攻め込むための部隊であって、防衛のための部隊ではないのです。つまり、鳩山の言い分を私なりに翻訳すると、こういうことになると思われます。沖縄の海兵隊に撤退を強いると米国の国家戦略に都合が悪い。そうすると米国が怒るから、触らぬ神にたたりなし、事を荒立てないためにはそのままにしておく方がよい、と。「抑止力」とは、どこか「仮想敵国」の脅威に対する抑止力ではなく、米国との関係を悪化させないための抑止力であるということでしょう。そのことで犠牲を払う人が日本にいないなら、米国との関係最優先でもまあ良いでしょうが、沖縄は基地の存在によって多大な被害を被っているという事実が現に存在します。それでも、沖縄の犠牲より米国との関係の方が大事だというなら、自民党と何も変わりません。何も、米国と国交断絶せよとか、もう一度戦争しろなど馬鹿げたことを私は言いませんし、日米安保を破棄しろとも言いません。しかし、その枠の中でであっても、今までよりは米国に対して従属的ではない関係が、民主党政権なら作れると期待したのですが、残念ながら買いかぶりだったようです。思えば、民主党の政策の中で、私が賛同できるもの(たとえば選択的夫婦別姓制や外国人地方参政権など)は遅々として実現せず、あまり賛同できないもの(たとえば子ども手当)は着実に進んでいく。普天間基地問題も同様みたいですね。というわけで、個別の政策の中で支持できるものについては今後も応援していきますが、政権に対してはもはや何も期待できません。選択的夫婦別姓制や外国人地方参政権も、応援はしていますが、どうせ実現できないでしょう。
2010.05.04
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先日予告したように、第58回ザ・よこはまパレードに「アンデス村祭り隊」のメンバーとして出演してきました。山下公園から伊勢佐木町まで、全長3km以上、時間にして1時間半の長丁場の演奏です。朝9時半に集合したのですが、そのときにはすでにもう各団体があちこちで練習していました。自分たちの練習の合間に周辺の団体を撮影した写真がこれ。鵠沼高校(でしょうか)の吹奏楽団。左手にフルート集団を発見。自分がフルートもやっているだけに、吹奏楽の団体でも目は真っ先にフルートの方を向いてしまいます。そこで、フルート隊だけの写真もアップで。フルート5人とピッコロですね。ピッコロは、YPC-32かな?しかし、このほかにも吹奏楽の団体(学校関係が多かったようです)が多数出ていたのですが、フルートはあまり加わっていないんですね。関東学院マーチングバンドだそうです。ここには、フルートはおらず、ピッコロだけ2人加わっているようでした。吹奏楽以外の団体沖縄のエイサー横浜の中華学校。そして、ある意味このパレード注目度ナンバーワンの団体ブラジルサンバチームです。この団体は例年集合場所が我々の隣なんですけれど、いつもその衣装に度肝を抜かれます。この写真ではよく分かりませんけれど、これ以上至近距離からの写真は、撮影する勇気も、それをネット上にアップする勇気もありません。おっと、肝心の自分たちの写真がありませんね。氷川丸前で集合写真出発直前、路上での待機時。そして、終了後・・・・・・肝心の演奏ですが・・・・・・・・。「アンデス村まつり隊」は、シクリアーダと呼ばれるサンポーニャの合奏と踊りの混成チームなのですが、私はもちろんシクリアーダ隊の方に参加しました。サンポーニャ(パンパイプの仲間)は、一つの楽器がドミソ、もう一つの楽器がレファラとふたつの楽器が交互に音を出すしくみになっています。だから、2人の奏者がいないとメロディーを吹くことが出来ません。ただし、現代的な奏法では、このふたつの楽器を重ねて持って、1人で演奏することもできます。私自身も、普段の演奏では、現代的な奏法で吹くことが多いですが、伝統的なまつりなどでは、今も伝統的な奏法で2人一組で吹きます。実際やってみると、現代的な1人で吹く奏法より、伝統的な2人一組の奏法の方が、技術的にも体力的にもはるかに楽なのです。だって、一つの曲の間に半分は休んでいるわけですから。現代的な奏法で、1時間半もサンポーニャを吹き続けることなんて、まず不可能です。だから、祭りのように長時間の演奏では、伝統的な奏法しかあり得ないわけです。でも、じゃあ2人一組なら楽々かというと、やっぱり1時半吹きっぱなしですからねえ・・・・・・。実は、去年このパレードには40人のシクリアーダ隊が参加したのですが、今年は諸般の事情により約半分、20人ほどしかいませんでした。私はサンカという、普通のサンポーニャの1オクターブ下の笛を吹いたのですが、予定ではサンカは2組(4人)のはずだったのに、実際には1組しかいないんですよ。つまり、私がへたばると、サンカのメロディーの半分が消えてしまうわけで。ひえ~~~~、と思いました。サンカは力を入れて吹くと、かなり音が通る楽器です。大通りの四つ角(そこだけで数千人の観客がいたはずです)で目一杯のパワーで吹いたら、ビルの壁に跳ね返って来た自分の音が聞こえてきて、これは気持ちよかったです。多分、その場所だけに限ったら、かなり遠方まで音が飛んだと思います。が、そんなパワーはせいぜい15分か20分しか保ちません。何しろ曲間の休みなしでひたすら吹いているんですから。普通サイズのサンポーニャ(マルタと呼びます)は、パワーが落ちても、唇が笑っても、まあ何とか音は出るのですが、サンカはパワーが落ち、疲労で唇が笑ってしまうと、音が出ません。(あるいは、ひっくり返った音しか出ません)最初の20分でパワーを使い切ってしまった私は、残りの1時間のうち、半分は音が消えていたんじゃないか、と・・・・・・。あとの半分は、何とか音が出ていたと思いますけど。もう一つ、去年まではコース途中に赤煉瓦倉庫街があって、ここがハイライトであると同時に、ここが休憩地点にもなっていて、10分くらい休むことができたのですが、今年は赤レンガ倉庫がコースから外され、最初から最後までノンストップのパレードで、休憩がなくなってしまいました。これも疲労の要因です。何故赤煉瓦倉庫がコースから外れたかというと、ここを通ると警備などでかなり出費が増えるんだそうです。不況で企業の協賛金が集まらないため、その出費がまかなえなかったようです。伊勢佐木町の馬車道に入ってからは、道幅が狭く、観客も至近距離だったので、頑張ったのですが、体力的にほぼ限界。終了したら、疲労困憊の極みでした。でもやっぱり「来年もまた出るぞ!!」と思っているのでした。今日の横浜の最高気温は23.9度だったそうですが、湿度が低くて風もあり、さわやかだったので、分厚いポンチョにマフラーという衣装でも、暑さはそれほどでもありませんでした。(でも、終了後は汗びっしょりでしたけど)追記早速YouTubeに動画がアップされていました。http://www.youtube.com/watch?v=EnVnx2NHrnAティンクという踊りのときです。踊りが一番目立つ曲ですが、踊り手の体力消耗度もなかなか高いようです。もともとは、ボリビアにけんか祭り(殴り合いで毎年のように死者が出るらしい)がありまして、その祭りの様子を模して作られた、比較的新しい音楽と踊りです。オリジナルの演奏と踊りはこんな感じです。もうひとつ、開始前に写真を撮った鵠沼高校のマーチングバンドhttp://www.youtube.com/watch?v=abOlzMG6F-sフルートの音がちゃんと聞こえています。さすがですねえ。
2010.05.03
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先日、多重録音の新曲をYouTubeにアップしたのですが、どうも演奏の出来が今ひとつ(というか、メロディーをまちがえて覚えていたことに、他の動画と見比べて気がつきました)なので、新たに録音し直してアップしました。http://www.youtube.com/watch?v=OyTYIAzYa8kアルゼンチン・クエッカのメドレー。コージャ族のクエッカ~ウルバンバです。前回の演奏は、スピードもアップテンポに過ぎたので、ややゆっくりの演奏に変えました。(このくらいのスピードなら、指回りも多少は余裕があります)そして、今回は動画にしてみました。しかし、やってみたらすごい手間。ギターは数日前に録音・撮影したのですが、ケーナの方は、なかなか上手く撮れなくて、その日撮影したものは使えず、今日は相棒と子どもが外出しているので、何度かアタックして、やっと完成にこぎ着けました。安物デジカメのため、カメラのマイクで録った音では使い物にならず、別に録音した音源を映像に貼り合わせているのですが、この作業がなかなか大変です。単なる録音だけより、動画の方が遙かにやっかい。
2010.05.02
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