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今年も残すところあと3時間あまりとなりました。皆様にとって今年はどんな1年でしたでしょうか。私にとっては、去年(2009年)は、父の死、人事異動とその後の仕事の大変さなどなど、激動の年でしたが、今年はまあ大きな変動はない(仕事では、相変わらずヒーヒー言っていますけど、それは去年も同様なので)1年でした。そうそう、子どもがとうとしう小学生になりました。でも、社会的な意味ではどうでしょうね。去年の年末は、まだ私も民主党政権にかなりの幻想を抱いていましたが、1年経って、もはや幻想も消え果ててしまいました。期待した変革はほとんど何一つ実現せず、逆に自民党時代の悪い点は引き続き拡大再生産されている。とはいえ、あまり首相がコロコロと変わるのも考え物です。鳩山内閣は、1年すら保たなかった。菅直人にもはや何の期待も抱いてはいませんが、それでも1年くらいは政権を投げ出さないでほしいと思っています。いや、別の誰かが政権を握ると政治が劇的によくなるという確証があるなら、明日にでも政権を降りて欲しいところですけれど、残念ながら、そういう可能性はありません。誰が政権についても、菅直人よりもっと悪そうです。たとえば、自民党に政権が戻ったら・・・・・・、「ネットウヨク御用達」状態になり果てた今の自民党に政権が戻ることには寒気がする。というより、「誰かが政権を握ればすべてが変わる」という英雄待望論は幻想でしかありません。小沢一郎?小沢一郎を全面否定するわけではありませんけれど、どうも小沢一郎信奉者は彼を過大に評価する傾向があるように思います。政治とカネを巡る問題は度外視して考えたとしても、小沢一郎が政権を取って何かが劇的に変わる、なんてことはまず考えられないように私には思えます。というわけで、政治は袋小路に入って、何とも希望の見えない年末ですけれど、来年はどうなるのでしょうか。少しは良い年であることを期待しています。それでは皆さん、良いお年を。
2010.12.31
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ニコニコ動画が貼り付けられるかどうかテストです。→成功しました。YouTubeはブログに埋め込み出来ないけど、ニコニコ動画は埋め込み可能なんですね。初めて知りました。それでは改めてYouTubeも・・・・・・今まで試した埋め込みタグではなくニコニコ動画のタグを微妙に改変して試してみたのですが、やっぱり、「プレビュー画面」では表示されるんだけど、実際に投稿するとエラーで弾かれてしまいます。
2010.12.30
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このブログで武田邦彦に対する批判を度々繰り広げていますが、何しろ武田のブログを見ると、すべての記事に突っ込みどころが満載ときています。武田批判の記事だけでも、このブログの記事が毎日書くのに困らないくらいですが、それではあまりにこのブログが面白くなくなるので、あまり武田邦彦は取り上げないことにしています。ところが、今日は、別件で調べごとをしていて、うっかり武田邦彦のブログを見てしまったのですよ。・・・・・・・・うかつでした。またも妄想パワー炸裂の記事が満載状態です。http://takedanet.com/2010/12/post_f913.html「私には環境省とNHKの殺人と感じられる。」約2年前、私は2冊の本で次のことを指摘した。(中略)2) 温暖化が進むと熱中症などの被害がでることが予想される.台風(温暖化)は防ぐことができないが窓に釘を打つこと(個別の対策)はできるので、クーラーを積極的につけるようにするべきだ(「偽善エコロジー(幻冬舎)」)。ところが、環境省とNHKは、1) 温暖化の原因はCO2で、100年後に被害がでる、2) 従って、電気を節約して温暖化を防ぎ、シロクマやツバルを救おう、という大々的キャンペーンを打った。その結果、2010年は100年間で最大の猛暑となり、500人の人が熱中症で亡くなった。環境省とNHKは「巨大台風(温暖化)が来る」と言い、それを防いでシロクマやツバルを救うには、「節電」を唱え、クーラーの設置を抑制した。その結果、猛暑の中でお年寄りが死んでいった。国や責任ある報道機関は、国民を犬死にさせてはいけない。すでに2008年には、少なくとも武田はハッキリと「クーラーをつけるべきだ」、「自治体は暑くなったときにお年寄りが、クーラーをつけるのをいやがるかも知れないので、その人たちを救う方法を考えておいた方がよい」と提言している.猛暑の対策は「未知」ではなく、具体的に提案がされていたのである.もちろん「対策」だから、現実的でなければならず、それは私ばかりではなく、少しでも安全や科学に携わっている人には予測できたことだ。それにも拘わらず、環境省とNHKは100年後の気温やシロクマの命を報道し、目の前に迫った日本人の命を救わなかった。・・・・・・・・・・・・殺人罪というのはどういうときに適応されるのだろうか?-------------------いやー、凄い、凄すぎる理屈です。確かにNHKや環境省が様々な機会に節電を訴えていることは事実でしょう。というか、当たり前のことです。電気は大半が火力発電か原子力発電によって生まれます。そして発電の原料である石油や天然ガス、石炭あるいはウランは、いずれも有限の資源です。いつ資源が尽きるかは諸説あってはっきりしないけれど、百年後か千年後か、あるいは数千年後だとしても、人間の生物種としての寿命より化石燃料やウランを取り尽くす日の方が遙かに早く訪れるであろうことだけははっきりしています。であれば、無駄づかいは止めましょうというのはごく当たり前の理屈に決まっています。で、節電の呼びかけがけしからぬというなら、NHKより環境省より、もっともっと大規模に節電の呼びかけを行っている組織が存在しますね。いうまでもなく電力会社です。テレビCMをはじめとする広告で、大々的に節電を訴えています。その規模は、NHKの比ではない(何しろ、NHKは民放や新聞雑誌に節電広告を打つことなんかないのですから)し、まして環境省など比較の段ではない。しかし、何故か武田邦彦の非難の矛先は常にNHKであり環境省であって(あるいは朝日新聞などのマスコミ一般)、電力会社が彼の非難の対象になることはない。電力会社が酷暑の夏に節電を訴えるのは当たり前の話です。電力消費が総発電容量をオーバーしてしまったら電力供給がパンクしてしまいますからね、そんな事態を招かないためには節電を訴えるしかないのです。で、それはそれとして、環境省もNHKも、もちろん電力会社も節電の訴えを行ったことは事実ですが、「クーラーを使ってはいけません」「クーラーを買ってはいけません」なんて、そんな呼びかけをしたんでしょうか?するわけないよね、武田邦彦は、いったいいつ誰が「クーラーの設置を抑制」するような主張あるいは宣伝を行ったのか、根拠を示す必要があるけれど、彼は常に書き逃げで、自分の主張の根拠をきちんと示したためしはありません。だから、私も「また例によって武田邦彦が無根拠無責任な書き逃げをやっている」としか思わないことにしています。今年猛暑であり、多くのお年寄りがそれによって亡くなったことは事実です。そして、その原因の一つがクーラーがなかった、あるいはあっても使えなかったことにあるのは事実です。では、クーラーがなかったのは、あるいはあっても使えなかったのは何故か。それは明らかに貧困問題であり、その背後には景気の問題があるのであって、「NHKや環境省が、環境問題を盾にクーラーを買うな・使うなと言ったから」ではないことは明白です。武田邦彦の言い分は、まるっきり「郵便ポストが赤いのは共産主義のせいだ」というのと同種の、何でもかんでも社会の問題すべてを「環境保護派の罪」にしようという妄想そのものとしか言いようがありません。で、この話には続きがありまして、上記の記事は12月28日にアップされたものですが、同日に彼はもう一つの記事をアップしています。それがこれです。http://takedanet.com/2010/12/post_4f4f.html「年寄りは死ぬべきである」(内容は引用しません。リンク先を読んでください。)-------------------この記事の内容自体もとんでもないものであり、批判すべき点は多々ありますが、それについてはひとまず措きます。「猛暑の中でお年寄りが死んでいった。国や責任ある報道機関は、国民を犬死にさせてはいけない。」と書いた同じ人間が、同じ日にアップした次の記事では、「年寄りは死ぬべきである」というのです。「年寄りは死ぬべきである」のだとしたら、お年寄りに「クーラー設置抑制」を呼びかけることは(実際にはNHKも環境省もそんなことはしていないけれど)、むしろ武田の主張に合致しているんじゃないのでしょうか。少しは整合性のあることを書けよと思います。要するに、武田の主張は、酒場で勇ましく時事放談をやっている酔っぱらいと大同小異のレベルであり、とても「論」などと呼べるような代物ではありません。それで大学教授だというのですから、しかも一時は出す本出す本みんなベストセラーだったというのですから、日本の知的レベルというのはいったい・・・・・・。
2010.12.30
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先日「もののけ姫」をアップしましたが、どうも気に入らない部分があったので、録音し直しました。ところが、どうもYouTubeに演奏をアップすると、音質がかなり劣化します。今回に始まったことではなく、以前からそうなのですが、経験的にいうと、ライブ演奏の音源はあまり劣化しない(のではなく、劣化しても、あまりそう感じないのでしょう)のに対して、自宅で多重録音した音源は、かなり音が悪くなる。これはYouTubeの仕様で、アップロードした動画がYouTube側でもう一度エンコードされてしまうためです。アップロード時の容量の何分の一にも圧縮されるのだから、それなりに質が劣化するのは避けられません。私などは、画質はどうでもいいから音質はあまり劣化させないでくれと思うのですが、実際には、YouTubeの再エンコード後は、画質の劣化より音質の劣化の方が著しいような気がします。で、結局録音し直した「もののけ姫」も、アップしてみるとやっぱり音質がかなり厳しい。そこで、MP3Tubeという、YouTubeに音だけをアップロードするサイトを使ってみました。画像なしで音だけなら、ある程度音質もよくなるかなと思ったのですが、しかし実際にアップしてみると、残念ながらやっぱり再エンコードによって音質はかなり劣化してしまうのです。さて、どうしたものかと考えたのですが、「ニコニコ動画」を使ってみることにしました。ニコニコ動画は、一定の基準を満たせば、アップロードした動画は再エンコードされず、画質・音質の劣化なしに視聴可能になるようです。その「一定の基準」がなかなかクリアできないのですが、再エンコードされても、YouTubeよりは音質がよいようです。「もののけ姫(再録音)版→「いつも何度でも」→「テルーの唄」のジブリ3曲メドレーです。 http://www.nicovideo.jp/watch/sm13169592※ニコニコ動画はユーザー登録しないと視聴できませんニコニコ動画は、どうも2ちゃんねると関係が深いようで、コメントなどの雰囲気が2ちゃんねるっぽいところがあって、そういうところはあまり好きではないのですが、音質の良さに負けました。上記とまったく同じ演奏をYouTubeにアップしたのがこちらです。 http://www.youtube.com/watch?v=U8RiXgqV98U音質にかなりの差があるのが一目瞭然です。※2曲目の「いつも何度でも」も、実は新録音です。1年くらい前に録音し直したまま、どこにもアップロードせずに放置していたものを引っ張り出してきました。
2010.12.29
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昨日の記事で、人口減少について書きましたが、では具体的にどのくらいの勢いで人口が減っていくのか、というと、もちろん推計にはかなりの幅があるのですが、おそらく一番権威のある(?)推計は、国立社会保障・人口問題研究所による推計でしょう。それによると、(中位推計の場合)2020年 1億2273万人2030年 1億1522万人2040年 1億0569万人2050年 9515万人となっています。1億人を割り込むのは、推計では2046年です。この推計は、出生率・死亡率ともに中位という推計値です。ただし、この推計が発表されたのは2005年のことであり、その時点で2010年の人口推計値は1億2717万人でした。実際の2010年の人口は1億2738万人(10月時点)なので、当時の推計値よりほんの少しだけ人口が多くなっています。その理由はいろいろあるのでしょう。しかし、合計特殊出生率が当分下がり続けるとの推計に対して、実際には2005年当時の数字を底にして、少し上昇したことが最大の理由ではないかと思われます。推計では、2010年の合計特殊出生率(中位の推計)は1.22ですが、実際には1.37まで上昇しています。しかし出生率の回復傾向が一過性のものなのか、今後も続くものなのかは、現時点では何とも言えません。それに、上昇したといっても2を大きく割り込む数字であることに違いはないので、前述の中位推計より若干遅いペーストは言え、今後も急激な人口減少は続くことになるでしょう。2050年というと、私は(生きていれば)82歳になっています。そのとき、おそらく、高齢人口が4割を超えているでしょう。でも、私は思うのです。それでも今から40年かかって9500万人です。人口が増えるときはあっという間なのに、減るのはやっぱりゆっくりなんですね。もっと先の時代の人口推計は、こちらにありました。これも、やはり国立社会保障・人口問題研究所の推計です。それによると、今から95年後(推計当時の100年後)の人口は4495万人だそうです。今から95年後・・・・・・私の子どもですら、もう生きていないでしょう。だから、この推計にどの程度の信頼性がおけるかは、かなり怪しいのですが、目安にはなります。江戸時代の日本の人口はおおむね3000万人とされています。日本が自然状態の中で養える人口は、だいたいそのあたりが上限なのではないかと思われます。しかし、あと100年経っても、その数字まで戻ることはなさそうです。
2010.12.27
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総務省のホームページに日本の人口統計が掲載されています。今現在の最新統計は、今年7月の確定値と、それを元にした12月の概算値です。それによると、7月時点の日本の人口は、1億2745万人、そのうち日本人の人口は1億2576万6千人、169万人が外国人という計算になります。12月の推計値は1億2739万人(日本人と外国人の内訳は不明)となります。年間の人口統計は、毎年10月が基礎になるようですので、10月時点の概算値を見ると、1億2738万人となっています。(※概算値ですから、実際とは多少のズレはあるはずです)日本の人口が最大を記録したのは2004年のことでした。それ以降の人口の増減を以下に示します。2004年10月 1億2778万7千人2005年10月 1億2776万8千人 1万9千人減(自然増9千人・社会減5万3千人※)2006年10月 1億2777万0千人 2千人増(自然増減なし・社会増1千人)2007年10月 1億2777万1千人 1千人増(自然減2千人・社会増4千人)2008年10月 1億2769万2千人 7万9千人減(自然減3万4千人・社会減4万5千人)2009年10月 1億2751万0千人 18万3千人減(自然減5万9千人・社会減12万4千人)2010年10月 1億2738万人 13万人減(内訳不明)※2005年の人口は国勢調査によって算出されているため、増減の内訳とは計算が合わなくなっています。自然増減とは、単純に出生から死亡を引いた増減であり、社会的増減とは、転入転出を指しています。つまり、日本国内で暮らしていた人が外国に転出(海外支店に転勤とか、外国人の場合は本国に帰国)すれば社会減です。人口トータルで見ると2005年から減少が始まっていますが、自然増減で見ると、2年後の2007年から人口が減少していることが分かります。そして、これから先もどんどん人口は減る。これは、否定しようのない事実です。現在日本の合計特殊出生率は1.37(2009年の数字)です。合計特殊出生率とは、一人の女性が生涯に(正確には15歳から49歳までの間に)何人の子どもを産むか、という数字です。単純に言って、この数字が2以上でなければ、人口は将来的に減ることになります。より正確に言えば、男女の出生率の差(女性の方が少ない)や、大人になる前の死亡なども考慮に入れると2.1以上なければ人口は増加していきません。日本の合計特殊出生率は、年によって多少の変動はありますが、大筋においてずっと減少傾向にあります。1947年、つまり団塊の世代が生まれた当時の合計特殊出生率は4.54でした。すごく高かったと思うでしょう。しかし戦前と比較したらどうか。戦前は合計特殊出生率という統計は取られておらず、特別に調査された一部の年都での数値しか分かりませんが、それによると、1925年5.11、1930年4.72となっています。団塊の世代が生まれた頃より、もっと出生率は高かったわけです。つまり、日本の出生率減少傾向は、もう80年以上も前からゆっくりと進行していたわけです。前述の2.1というラインは、早くも1959年には割り込んでいますが、その後第二次ベビーブームによって再び出生率は2.1を超え、再度2.1を割ったのは1974年のことです。それ以来36年間、一度も2.1のラインに復帰したことはありません。今後も、おそらく復帰することはないでしょう。それでも、合計特殊出生率は2005年に1.26を記録しているので、現在の1.37という数字は少しは向上した結果ではあります。今後も多少は向上するかも知れないし、向上するための施策は行うべきでしょう。でも、それは人口を再び増加に転じさせるため、ではありません。人口の減少を少しでもなだらかなものにするためです。どう考えたって、合計特殊出生率が2.1という数字に回復することはあり得ないし、従って人口は再び増加に転じることはありません。(社会増によって、つまり大量の移民を受け入れるなら可能でしょうが)世界に目を転じると、先進国と呼ばれる国々で、合計特殊出生率が2.1に達している国は、たった一つしかありません。米国がそれです。それもちょうど2.1ぴったりですし、民族的に見れば、ラテンアメリカからの移民の出生率が非常に高いために全体の出生率が押し上げられているであろうことは容易に想像が付きます。おそらく黒人の出生率はずっと低く、白人はもっと低いのではないかと思います。それ以外の先進諸国は、すべて2.1未満ですが、総じて北欧諸国は先進国の中でも比較的出生率が高く、南欧と東欧諸国は低い傾向があることが分かります。例外はドイツで、南欧ではないけれど出生率は低い。そして非欧米諸国でも、経済の発展している国は総じて出生率が低い。あの中国ですら、合計特殊出生率は1.8。韓国は日本より低い1.2,そして台湾はなんと1.0を切ろうかという数字です。日本の人口は今後も減り続ける、これは良い悪いの問題ではなく、避けがたい事実です。もちろん、そのことに起因する様々な問題がどんどん起こってくるであろうことは容易に想像できます。でも、人口が増えすぎて、資源や食糧の枯渇から破局的な事態に至るよりはまだマシ、とも思うのです。しかも、強制的な手段など何も使っておらず、自然に出生数が減っているのですからね。今後は、人口減少は避けられない事実だという前提で、将来予測や政策を考えて行かなくてはならない、と考えるべきでしょう。いや、もうすでにそういう前提になっているとは思いますけれど。
2010.12.26
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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101224-00000111-jij-pol首相、連立参加を打診=たちあがれ日本に―政権基盤強化狙う菅直人首相がたちあがれ日本(平沼赳夫代表)に対し、民主、国民新両党による連立政権への参加を非公式に打診していたことが24日、分かった。来年1月召集の通常国会に向けて、政権基盤を強化するのが狙い。たちあがれ日本の中では、連立参加に否定的な意見があり、実現するかどうかは不透明だ。首相は先月18日と今月4日、首相公邸や都内のホテルで同党の与謝野馨共同代表と会談。民主党の岡田克也幹事長も22日にたちあがれ日本の平沼、与謝野両氏と会った。民主党側は一連の会談を通じて政権への協力を求め平沼代表の入閣などを打診したもようだ。首相は24日、時事通信社のインタビューで「いろいろな方と意見交換している。何か正式に申し入れたという形になっているとは承知していない」と述べ、たちあがれに非公式に働き掛けたことを事実上認めた。たちあがれ日本の勢力は、衆院3人、参院3人の計6人。同党が連立に加わった場合でも、参院で与党が過半数を下回る「衆参ねじれ」は解消しない。衆院でも3分の2の勢力に届かず、参院で否決された法案を再可決するには社民党の協力が必要となる状況も変わらない。そうした中で、首相には、連立与党の枠組みを広げることで、通常国会をにらんで公明党など野党をけん制する思惑もあるとみられる。ただ、たちあがれは「結党趣旨」の中で、「打倒民主党」を掲げている。民主党との連携に慎重な声が多く、幹部の一人は24日、「連立参加はあり得ない」と述べた。----------------保守反動の最たる存在である「たちがれ日本」いや「たちあがれ日本」に政権参加呼びかけ、とは。そういえば、ついこの間、連立を離脱した社民党に対して予算協議など呼びかけていたと記憶しているのですが、今度はそれとは正反対のたちがれ・・・・いやたちあがれ日本に触手を伸ばす、と。しかも、記事にあるように、たちあがれ日本と連携しても、結局はやっぱりそれだけでは参議院の過半数、衆議院の2/3には届かない。支離滅裂というか、政権維持のためなら理念も原則も何もない、数合わせのための野合というむき出しの本性があるのみ、ということでしょう。こんな菅政権、こんな民主党、もはや自民党との差など何もない。仙谷官房長官が「左翼」だなどと思っているネットウヨク連中の頭の中の構造がどうなっているかは知りませんが、仙谷にしろ菅政権全体にしろ、カケラほども「左翼」ではありません。仙谷には確かにリベラルっぽい部分はあるけれど、あの程度のリベラルっぽい人物は、自民党の中にだって(かつては)掃いて捨てるほどいた。でも、結局のところ、肝心要の、相手に受ける意志があるかどうかは無視して、数合わせの理屈だけで動こうとするから、社民党にも拒否され、たちがれ日本にも、おそらく拒否されることになる。で、最後は自民党との大連立?バカバカしいにもほどがあります。まあ、それも拒否されるでしょうけど。で、沖縄を見ると、沖縄振興予算を増額しつつ、普天間基地移設を拒否する名護市には再編交付金不支給というカネの面から締め上げ、いやあ、かつての自民党と同じ飴と鞭の使い分けです。さらに、普天間基地を継続使用するぞという恫喝も入ってきた。見事に自民党の悪いところを真似している。民主党という党名の前に、「自由」という言葉も付けた方がお似合いだ。あーあ、こんな政治が見たくて、政権交代に期待したわけじゃないのになあ・・・・・・・・。
2010.12.24
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http://www.asahi.com/politics/update/1223/OSK201012230089.htmlカジノ誘致、利益か弊害か 熱上げる橋下知事に慎重論も大阪府の橋下徹知事は22日夜から23日未明にかけ、訪問先のマカオでカジノを核とするリゾート施設を視察した。知事はこれまでも「カジノは(自治体が)稼ぐエンジン」と経済効果を強調しており、大阪に誘致しようと熱を上げる。だが、カジノを合法化する法案が成立する見通しは薄いうえ、「ギャンブル」の弊害を心配する周辺首長からの慎重論も根強い。テーブルゲーム220台、スロット380台を備えるカジノ場。午前0時を過ぎても多くの人がバカラなどを楽しむ様子や、従業員でごった返す食堂を見て歩いた後、橋下知事は興奮気味に語った。「日本再生の切り札じゃないか。カジノ、これしかない。停滞する日本経済に明らかに効果が見込める観光施設を否定するのは間違いだ」マカオは11年前にポルトガルから中国に返還され、外交などを除き自治を認められた特別行政区。現在30を超えるカジノがあり、歳入の7割をカジノからの税収が占めるという世界最大級のカジノ都市だ。橋下知事は、米ラスベガスに本社を置く会社が4年前に開き、7500人が働くリゾート施設を視察。カジノの経験がないという知事は、従業員らに「子どもと一緒に来た人はどうするのか」と質問を浴びせた。富裕層を狙ったスイートのみ600室のホテルやレストランも見学し、施設の責任者に「(カジノを合法化する)法律ができたら、ぜひ大阪へ」とPRした。視察後、報道陣に「ここは大人が楽しめる一級のリゾート。これ以上の経済対策はない」と強調。「7500人の雇用に感動した。(税収を)福祉、医療、教育の財源確保に使い、地域経済の活性化につながると打ち出せば、国民の圧倒的多数には納得してもらえる」と、持論のカジノの「効用」を繰り返した。 「小さい頃からギャンブルを積み重ね、全国民を勝負師に」という発言が批判されたこともあるが、この日も知事はカジノで一般客が5千円程度から遊べると聞き、「ゲームセンターへ行ってもみんなそれくらい使っている。反対する人は観念的に、いい子ちゃんになって言っているとしか思えない」と語った。(以下略)----------------賭け事の全てがいけない、とは言いませんが、カジノが「日本再生の切り札」とは、あまりに貧相な経済政策と言わざるを得ません。マカオというのは人口約50万人という小さな地域です。そのような小さな地域では、相対的にカジノの経済効果は大きいでしょうが、1億3千万人の日本が経済の浮沈をカジノに任せられるはずがない。むしろ、経済効果よりも社会的なデメリットの方がよほど大きいだろうと私は思います。単純に言って、午前0時を過ぎても多くの人がカジノに入り浸っている状況というのは、どうなんでしょう。あまり好ましい情景であるとは、わたしには思えないのですが。あえて言えば、賭博なんてものは虚業の最たるものです。いや、虚業が存在してはならないとは言いませんよ、人間社会は、ただ清く美しいものだけで成り立っているわけではありませんから。だけど、虚業は虚業です。それに経済の浮沈を賭けるなんと、本末転倒も甚だしいと私は思います。「歳入の7割をカジノに依存」なんて国になったら、日本はおしまいでしょう。(もちろん、いくら橋下でもそこまでは考えていないでしょうが)それに、日本にはすでに競輪・競馬・競艇・パチンコ・宝くじ・サッカーくじという合法的賭博が存在します。その上に更にカジノが加わって、そんなに皮算用のとおりの「ドル箱」になるかどうかも、非常に怪しい。サッカーくじだって、最近になって急激に売り上げを伸ばしているようですが、一時はまったく人気がなく大赤字でした。カジノだって、そうなる可能性は大いにあります。カジノは世界の120ヶ国以上で合法化されているそうです。だから日本でも、というのがカジノ賛成派の言い分ですが、それは逆に言うとそれだけ競争相手があるということです。カジノを作れば即観光の目玉になる、なんて、そんな単純な話では済みません。そもそも、現実問題として、近い将来に日本でカジノが合法化される可能性はないでしょう。民主党政権下でも、自民党が政権に返り咲いたとしても、カジノを合法化がすんなり実現するとは考えにくい。当面実現する可能性のない夢物語について政治家が持論を持つことは各人の自由ですが、具体的行動としては、もっと喫緊の問題がいろいろあるでしょう。「大阪都」だのカジノ合法化だの、どうも地に足の着いていない政策が多すぎるように感じます。
2010.12.23
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先週末に録音したものです。米良美一の歌うテーマ曲です。最近フルートの曲ばかり公開していますが、この曲はフルートよりケーナの方が(より正確に言えばケナーチョの方が)合う曲だと確信しています。なので、前半はケナーチョ、後半(イントロも)をケーナの二重奏で録音しました。副旋律は、YouTubeから「久石譲コンサート2006」という動画の演奏を参考にしていますが、一部適当に作っている部分もあります。オリジナルは、譜面に♭が3つくっついているのですが、そんな調ではケーナではとても吹けないので、ケーナにはもっとも一般的な♯一つ(Em)に移調しています。イントロはケーナ4本重ね録りの渾身の力作(笑)なのですが、ビブラートの波長が全然合ってないです。そういえば、これとよく似たイントロのフルート曲をどこかで聴いた気がするのですが、あれは何だったか・・・・・・。動画の映像は、手持ちの森の写真を集めました。東京の高尾山、奥多摩・三頭山、北海道の大雪山、阿寒、知床、南アルプス北岳山麓の森、照葉樹林、落葉広葉樹林、針広混交林、亜高山帯針葉樹林です。
2010.12.22
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http://www.asahi.com/science/update/1221/TKY201012210243.html鹿児島県出水(いずみ)市に飛来したナベヅル2羽が死に、うち1羽に鳥インフルエンザ感染の疑いがあることが分かった。鹿児島大が実施した簡易検査で1羽が陽性だった。同大は検体を検査機器のある鳥取大に送った。ウイルスの遺伝子検査を実施して高病原性や強毒性のものかについて詳しく調べている。関係者によると、2羽は出水市の平野で見つかり、19日にナベヅル1羽、さらに20日に別の1羽が死んだ。同市の監視員の通報を受けた鹿児島大が簡易検査を実施し、20日に死んだ1羽が陽性、もう1羽は陰性だった。鳥取大の遺伝子検査で高病原性と確認されれば、今季に入り国内で5例目になる。出水市はツルの越冬地として知られ、今季で14季連続1万羽以上が飛来しているという。ナベヅルは国の絶滅危惧種に指定されている。 -------------------ナベヅルはシベリア東部の広大な地域で繁殖していますが、越冬地は限られます。記事には書かれていませんが、全個体数の9割が出水で越冬していると言われています。当然、過密状態です。もしここで鳥インフルエンザが流行したら・・・・・。ナベヅルの生存にとって致命的な事態となるでしょう。それにしても、繁殖地はシベリアの広大な地域なのに、越冬地が出光のごく狭い地域に集中しているのは何故でしょうか。理由は二つ考えられます。一つは、土地開発により、ツルが生活できるような場所が減ってきているために、特定の生息地に集中せざるを得ないこと、そしてもう一つは、人間が餌付けしているからです。これほどの個体数のツルを養えるほどのえさが、そんな狭い地域に自然状態で存在するはずがありません。同じように、冬鳥の水鳥が数多く集まる地域して、新潟県の瓢湖、宮城県の伊豆沼などがあります。程度の差はありますが、いずれも餌付けが行われているようです。幸いなことに、それによって全個体数の大半が一カ所に集中するという事態にはなっていないですけれど。出水のツルについては、さすがに近年では、保護関係者によって、越冬地を分散させるための様々な試みが行われていますが、まだまだ圧倒的多数が出水近辺で越冬している状況は変わっていません。わたしもかつて日本野鳥の会の会員だったことがあり、鳥は大好きなのですが、餌付けによって人工的に多くの鳥を誘導することは、なかなか考え物かもしれません。だからといっていきなり餌付けをやめてしまったら、多くのツルが餓死するでしょうし、多数のツルが集中する状況自体が地元の観光資源になっている側面もあるので、いきなり餌付けを止めることも難しい。話は変わりますが、東京近辺ではツルやハクチョウは滅多に姿を現しませんが、カモは大量に越冬しています。有名なのは上野の不忍池、市川市行徳の野鳥公園などでしょうか。それらの周辺の、池のある公園(明治神宮とか六義園とか)でも、やはり多くのカモが越冬しています。東京近辺で見かけるカモは、マガモ・カルガモ・オナガガモ・ハシビロガモ・ヒドリガモ・コガモ・オシドリ・スズガモ・キンクロハジロ・ホシハジロくらいでしょうか。オシドリまでは陸ガモとか淡水ガモと呼ばれる仲間、スズガモ・キンクロハジロ・ホシハジロは海ガモと呼ばれる仲間です。ちなみに、淡水ガモは藻などの植物を主食にしており、食べるとおいしいことで知られています。一方海ガモは貝類など動物質のえさを主食にしており、あまりおいしくないようです。ま、実際に野生のかもを食べたことはないので、話に聞いているだけですけれど。行徳の野鳥公園は、東京湾に隣接しているだけに、海ガモ、特にスズガモの天下です。一方、不忍池(及び、都心の意見ある公園全般)では、十数年ごとにカモたちの勢力が変動しています。かつて、40年以上前には、オシドリが最大勢力だった時代があったようです。今の不忍池では、オシドリはほとんどいませんが。その後、約30年前、わたしが野鳥の会に入って探鳥会などに行っていた頃、不忍池の最大勢力はオナガガモでした。とにかく不忍池に浮かんでいるカモの9割はオナガガモじゃないか、という頃にわたしは鳥に興味を持ち始めたので、「東京のカモ=オナガガモ」というのが、わたしの頭の中の公式です。ところが、オナガガモの天下も終わりました。現在不忍池の最大勢力は、どう見てもキンクロハジロだと思われます。不忍池はもちろん淡水で、キンクロハジロは海ガモなのですがねえ。ただ、オナガガモもまったくいなくなったわけではなくて、第二勢力くらいの数はキープしていますけれど。きっと、十数年後にはまた、カモ界の最大勢力は変わっているでしょう。そのときにはいったいどの鳥が多数派になっているんでしょうね。
2010.12.21
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実は、昔「機動戦士ガンダム」が好きでした。(ファーストガンダムだけです。Z以降は見ていません)そのガンダムの作画監督だったのが、安彦良和氏。現在はアニメの世界から離れ、漫画家として活躍しています。その安彦氏が、ガンダムを漫画化しているんですね。今更な話題ですが、最近はアニメの話題を(ジブリ系統を除いて)まったく追っていなかったので、つい最近そのことを知りました。もう10年近く前から連載が始まっていたんですね。で、アマゾンで一挙に1巻から21巻まで購入してみました。そのうち、7巻の途中までを読んでみたのですが、なかなか面白い。基本的なストーリーと設定はオリジナルのテレビアニメを踏襲しているのですが、細部に結構違いがあります。一番大きな違い(わたし的に)は、ガンダムの母艦となる強襲揚陸艦ホワイトベース号が地球に降下して、再び宇宙に飛び立つまでの、地球上での足取りです。アニメ版ではニューヨークに降りたって、北米を横断、太平洋を越えて日本?アジア横断し、オデッサで大作戦に参加、アイルランドのダブリンから大西洋を縦断してブラジル・アマゾンに建設された地球連邦軍の本拠地「ジャブロー」まで、世界一周旅行(?)をします。ところが、漫画版では、ホワイトベース号はロサンゼルスに降り立って、アメリカ大陸を南下、パナマ地峡を越えて南米に入り、何故かペルーをうろちょろしているんです。アニメ版では中央アジアのどこか(正確な場所は不明)が舞台だった話が、みんなペルーが舞台に変わっている。ランバ・ラルとの遭遇がトルヒーヨ、リマでホワイトベース号はドック入り、ナスカの地上絵の上空を通過して、クスコで黒い三連星と遭遇、マチュピチュで戦う。「ジャブロー」の位置も、アマゾンからベネズエラのギアナ高地に変わっています。リマのサン・マルティンの騎馬像とか、クスコの町並みとか描かれているんですけど、安彦氏、ひょっとしてペルーが好きなんでしょうか。特にクスコは結構詳しく町並みが描かれています。トルヒーヨなんて、ペルーに詳しくないと、なかなか思い浮かばない地名だと思うのですが。こんなことと知っていれば、もっと早くこの漫画を手に入れていればよかったです。-----そうそう、先日実写映画版の「宇宙戦艦ヤマト」を見てしまいました。今でこそ自称左翼の反戦派ですが、小学生の頃、わたしはヤマトに熱中していたことがあったのです。ガンダムはファーストガンダムしか見ていませんが、ヤマトは「完結編」までほとんど見ています。で、今回の実写版の感想は、一言「見ない方がよかった」に尽きます。がっかり、というか何というか。いろんな意味で期待はずれでした。いや、もともとすごく期待して行ったわけではないんですけどね。
2010.12.20
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もうじきクリスマスなので、期間限定でクリスマスソングメドレーを公開しました。(去年も同じ時期に同じ曲を公開します)http://homepage3.nifty.com/ryo-folklore/Ra/Navidad.MP3クリスマスソング・メドレー(きよしこの夜~ジングルベル~サンタが街にやってくる)+花祭り-------さて、最近あまり山に登っていないのですが、登山道具の話など。登山靴この登山靴は冬専用です。もともとは夏冬兼用の登山靴を使っていたのですが、古くなって防水性がなくなってきたので、去年買い換えました。そうしたら「夏冬で別の靴にした方が良い」と言われて、やむを得ず別々の登山靴になりました。値段も当然2足分・・・・・・。しかも、耐用年数は約5年だというのです。前の登山靴は10年使ったのに、その半分ですよ。えーーーーーん。(まあ、多少オーバーしてもすぐ壊れることはないでしょうが)まだ一度しか使っていないんですけどね。アイゼンこのアイゼンも上記の登山靴と同時に買いました。12本歯のごつい奴ですが、実のところ「このアイゼンでなければ登れない」という厳しい山には登ったことがありません。アイゼンというのは半ば和製ドイツ語(本来のドイツ語では「シュタイクアイゼン」と呼ぶらしい)で、英語では「クランポン」と呼びます。日本の登山界でもクランポンと呼ばれることはありますが、アイゼンの方が圧倒的に使われています。黄色いのはアンチスノープレートというプラスチック板で、これはアイゼンに雪が付着しにくくするためのものです。アイゼンは放っておくと雪がくっついて、歯の周囲が雪玉状態になってしまうことがあります。そうなるとアイゼンの役を果たさなくなってしまうので、このようなものがついています。日本の山々(特に日本海側)は、世界でも有数の豪雪地帯です。ヨーロッパアルプスやヒマラヤより、降雪量そのものは遙かに多い。海外の高山では、「雪」は多くの場合は氷河(氷)なので、雪玉がアイゼンに付着するなんてことはあまり心配する必要がなく、したがってアンチスノープレートも、どちらかというと日本の冬山専用の装備のようです。もっとも、それでも完全に雪玉を排除できるわけではありませんけれど。登山靴にアイゼンを装着こうやってみると、凶器ですよねえ。で、これを履けば足回りはOKかというと、そうではありません。ロングスパッツ雪が足首より深いところでは、靴の中に雪が入ってしまいますからスパッツが必要です。スパッツを付けてみるこのスパッツは、もう十数年使っています。靴底をゴムバンドでくぐらせて固定するのですが、このゴムバンドは一度交換したことがあります。ピッケルこれも立派に凶器です。そのままでザックにくくりつけていると、周りの人に危険を及ぼすので、山の中以外では、こうやってカバーを付けています。カバーを外したところ。傷だらけですが、危険なところを歩いた証拠、ではありません。前述の通り、アイゼンには雪玉がつかないようにアンチスノープレートが取り付けてあるのですが、それでも程度の差はあってもやっぱり雪玉が付きます。そのままだと、アイゼンが効かなくなってしまうので、時々雪を落とします。どうやって落とすかというと、ピッケルでカンカンとアイゼンを叩くわけです。当然傷だらけになります。その結果がこれです。あとは、雪上にテントを張るのに雪を掘ったりとか、そういうことにも使いますが。肝心の滑落停止には、使ったことがありません。滑落停止訓練を受けたことがないし。手袋と帽子手袋は二重にしています。外側はゴアテックス製の防水手袋、これはペラペラです。内側は何でもいい。何でもいいといっても記事は厚手である必要がありますが。写真の手袋は登山用品店で買ってきたものですが、その前はどこかの民芸品店で買ったネパール製のウールの手袋を使っていました。帽子も必需品です。耳が凍傷になっちゃいますからね。雨具実は、この雨具は夏冬兼用です。というか、夏用の雨具です。でも、八ヶ岳くらいだと厳冬期でもこれで充分。厳冬期用の上下ももっているのですが、はっきり言って暑い。例えマイナス20度でも、山を登っているときは暑いのです。それに重くてかさばる。なので最近は夏用のゴアテックスの雨具を使っています。生地は薄いですが、風を完全シャットアウトする。これが肝心で、風速20メートル以上の烈風が吹いていますからね。防水防雪も完全です。この雨具の下には、セーターなどは着ませんけれど、厳冬期の八ヶ岳の稜線で烈風が吹き荒れていても、歩いている限りは寒いと思うことはありません。(暖かくもないけれど)この雨具も、去年買い換えました。その前の雨具は、12~3年使ったのかな。最後は透湿性が失われてしまいました。今も、台風のなかを出勤しなければならないようなときは、古い雨具を着て出かけます。通勤に使うくらいなら、まだまだ防水性は問題ないですから。
2010.12.19
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http://www.asahi.com/politics/update/1218/TKY201012180195.html「中国に親しみ感じず」8割 内閣府世論調査、尖閣影響日本人の対中国感情がかつてないほど悪化していることが、内閣府が行った「外交に関する世論調査」で明らかになった。尖閣事件をめぐる日中関係の緊張が影を落としているとみられ、「中国に親しみを感じない」という人は過去最高の8割近くに達した。調査は10月21~31日に面接方式で実施。対象者3千人のうち1953人が回答した(回収率65.1%)。それによると、中国に「親しみを感じない」と答えた人が77.8%で、前年比19.3ポイントの大幅増で、1978年以来の調査で最悪。日中関係を「良好だと思わない」と考える人も88.6%(前年比33.4ポイント増)にのぼった。「親しみを感じる」人は20%(同18.5ポイント減)とほぼ半減し、過去最低だった。対中感情は04年以降、小泉元首相の靖国神社参拝問題などで悪化傾向だったが、対中関係を重視する鳩山政権誕生直後の昨年調査で好転。それが今回急激に冷え込んだ。調査時期の10月は、尖閣諸島沖の中国漁船衝突事件をめぐって日中関係が悪化。中国からのレアアース輸出が止まる中、局面打開のための正式な首脳会談が開けない状況だった。政府は、ぎくしゃくした両国関係が調査結果に表れたとみている。一方、日米関係も微妙だ。米国に「親しみを感じる」人の割合は79.9%で、前年の78.9%から微増したのに、両国関係を「良好だと思う」人は前年から8.8ポイント下がって73.0%に。米軍普天間飛行場の移設問題をめぐって関係がぎくしゃくしたことが影響したと見られる。ロシアに親しみを感じる人は14%(前年比1.4ポイント減)、韓国に親しみを感じる人は61.8%(同1.3ポイント減)と、いずれも微減した。------------------私も、「現在の」中国(政府の態度、行動)に親しみを感じるかと言われれば、「はい」とは言いかねるのが正直なところですし、客観的に見て現在の日中関係が良好ではないことも一目瞭然です。その意味では、この調査結果は非常に納得がいくのですが、ただ「それで良いのか」となると話は別です。日本と中国は隣国同士です。そして、過去千数百年、ひょっとすると二千年以上に渡る交流の歴史があります。経済的にも、互いに切っても切れない縁があります。好むと好まざるとに関わらず、関係を断ち切ることなどできないのです。そのような、切っても切れない縁の隣国同士の国民が、互いに角突き合わせたり、憎しみ合ったりするのは、実に非建設的なことであるように、私には思えます。そんなに年中隣国に対して(いや、別に誰に対してでも同じですが)怒りを燃やし続けるのは、疲れませんか?怒りというのはエネルギーを消耗します。もちろん、時と場合によっては怒りは必要なものです。でも、いつもいつも怒ったり憎んだりしてばかりというのは、ちょっとどうかと思うわけです。いや、他人の感じ方は人それぞれでしょうが、私は、いつもいつも人を憎んだり怒ったりし続ける人生は、できれば送りたくない。というわけで、日中関係は改善させて行かなければならないと、私は思っているんですけれどね。もちろん、関係改善というのは双方の努力が必要で、日本側が一方的に妥協すればよい、というものではないけれど、かといって「半歩たりとも退いてはならない」なんてことでは関係改善なんてできません。お互いに半歩たりとも譲らず角突き合わせ続ければ、最後は戦争に至ってしまうでしょう。そんなことは、なんとしても起こって欲しくありません。
2010.12.18
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http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/1012/16/news075.htmlGawkerからの流出情報から学ぶ「使ってはいけないパスワード」筆頭は?米Gawker Media系列のWebサイトがハッキングされてユーザー情報が流出した事件で、流出したパスワードを調べたところ、安易なパスワードを使っているユーザーが依然として多い実態が明らかになった。セキュリティ企業の英Sophosがブログで伝えたところでは、Gawker系列サイトから流出したパスワード18万8000件あまりのうち、圧倒的に多かったのは「123456」、次いで「password」「12345678」の順だった。こうした安易なパスワードは簡単に推測され、アカウント侵入に使われてしまう恐れがあるとSophosは警告する。さらに同社の調査では、複数のWeb サイトで同じパスワードを使い回しているユーザーが全体の33%に上るといい、1つのWebサイトで盗まれたパスワードが別のWebサイトのアカウント侵入に使われる可能性も大きいという。このためGawkerのパスワード流出を受けて、Twitter、LinkedIn、World of Warcraft、Yahoo!などの大手サイトは、ユーザーにパスワード変更を促している。「同じパスワードを使い回す習慣はもう捨てて、他人に推測されにくく、破られにくいパスワードを使う必要がある」とSophosは言う。また、Webサイト側に対しても、ユーザーが登録しようとするパスワードを破られやすいパスワードのデータベースと照らし合わせて、安易なパスワードは受け付けない措置を取るべきではないかと提言している。----------------------さすがに「123456」「password」「12345678」とかって、そういうパスワードは「パスワード」とは言わないと私は思うのですが・・・・・・・・。それはともかくとして、問題なのは「セキュリティー上完璧なパスワード」なんて、肝心の当人自身が覚えきれないという現実です。記事には「複数のWeb サイトで同じパスワードを使い回しているユーザーが全体の33%に上るといい」とありますが、私もまた、その33%の一人です。もちろん、全てのパスワードが同じではなく、いくつか例外もあります。自分で設定したパスワードではなく、自動生成されたまま変更していないもの、複数のユーザーで共同使用しているパスワード、字数制限でいつものパスワードが使えない場合などです。それ以外は基本的に同じパスワードです。だって、そんなにいくつも覚え切れるわけないじゃないですか。というか、現状でも例外パスワードの多くは覚えきれません。だから、このサイトのパスワードはこれ、という一覧表を作っています。しかも、一度設定したパスワードは、変えません。初めてパソコンを持ってから11年経っていますが、定期的にパスワード変更なんて、やったことがない。覚えられないですから。というわけで、そういうのはきっとセキュリティー意識が低いと言うことになるのでしょうが、ある程度は仕方がないとも思うのです。で、具体的にどんなパスワードを使っているかというと・・・・・・・、おっとっと、さすがに自分で使っているパスワードをここに書くわけにはいきません。ヒントもあまり書きたくないところです。ただ、自動生成されたまま変更していないパスワードは別にして、自分で使っているパスワードは、複数の単語を組み合わせています。さすがに、一つの単語だけでパスワードにしてしまう勇気は私にはありませんので。
2010.12.16
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http://www.asahi.com/national/update/1215/TKY201012140560.html諫早水門、常時開門へ 干拓訴訟、首相が上告断念の方針菅直人首相は14日、国営諫早湾干拓事業(長崎県)で潮受け堤防排水門の5年間の開門を命じた福岡高裁判決について、上告を断念する方針を固めた。判決は確定し、干拓の事業主体の農林水産省は2012年度にも長期開門調査を実施、常時開門となる方向。段階的な開門は認めるという同省の路線を抜本的に転換する判断だ。上告期限は今月20日。菅内閣は17日の閣議で上告断念を正式決定する。それに先立ち鹿野道彦農水相らが16日にも長崎県を訪れ、開門に反対している中村法道知事らに上告断念の方針を伝える方向だ。50年以上前に構想が浮上し「止まらない大型公共事業の典型」といわれた事業は大きな転換点を迎えた。菅首相は諫早干拓事業を「公共事業見直しの象徴」と位置づけていた。農水省は1年以上の期間をかける長期開門調査を実施する方針を固めていた。その際には、門の開き具合や開く期間で水量を調節する段階的な開門方法を採用する考えだった。だが、6日の福岡高裁判決で命じられた「5年間の常時開門」と異なるため、同省は上告する方向で検討を続けていた。-----------------菅首相には色々な面でがっかりしていますが、この決断は素直に評価できます。そもそもこれだけ農業人口が減っていて、耕作放棄地が増えている今の時代に、干拓事業で農業用地造成ということ自体が、根源的に何かおかしい。野党時代の菅直人がこの事業を厳しく批判していたのは、まったくもっともなことだと私は思います。いや、この事業を批判していたのは必ずしも菅直人だけではありません。自民党政権時代にも、工事中止と開門の動きが何度もありました。あの武部勤が農水大臣だったときも、一度は工事の一時中断と開門を表明したことがあります。しかし結局は農水相が変わるとこの方針もウヤムヤにされてしまった。それだけ、農水省内で、この事業を推進したいという勢力が強いということなのでしょう。菅直人も、政権を取ったとたんに歯切れが悪くなり、今回の高裁判決に対しても、上告するんじゃないかという話すらありましたが、結局は上告しなかった。決断が遅い印象はありますが、それでも、正しい判断を下したことについては、素直に敬意を表したいと思います。あとは、実際の開門は2012年だそうなので、その間に政権が変わって、またもウヤムヤになったりしなければいいのですが・・・・。
2010.12.15
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文藝春秋の最新号車内吊り広告を眺めていたら、「抗ガン剤は効かない」という記事があることに気がつき、書店で斜め読みしてみました。趣旨としては、抗ガン剤は急性白血病やリンパ腫など血液のガンには効果があるけれど、通常のガンにはたいした効果がない、現場の医者はみんなそのことを知っている。それなのに抗ガン剤が使われるのは高価な薬の利権のため・・・・というような内容でした。うーーーーん、と思いました。昨年亡くなった父も、抗ガン剤治療をしました。父は膀胱ガンだったのですが、摘出したら、すでにガンは膀胱の外側に達していたのです。その時点では転移はまだなかったのですが、ガン細胞はすでに体内に拡散しているので、このままでは転移の可能性が高い、ということで抗ガン剤治療になりました。確かに、その時の医師の説明で、このまま放置しておけば再発の可能性は8割だけど、抗ガン剤治療によって再発の可能性を6割まで下げることができる、ということだったと思います。あれっ、たったその程度の効果なの?と思った記憶があります。そして、事実私の父には抗ガン剤はまったく効かなかった。本当に、まったくです。後から計算すると、3クールの抗ガン剤が終わって退院して、たった1ヶ月後には再発の自覚症状があったと思われます。そのときは、同時に脊柱狭窄が発見されたため、ガンの再発が見落とされてしまったのですが。結局、父は膀胱ガンの検査手術(膀胱のどこまでガンが広がっているのかを、内側から膀胱を削って調べる)、膀胱摘出手術、脊柱狭窄の手術と、1年間で3回も手術を受け、抗ガン剤治療も3クール、延べ入院期間が約140日に達して、それでも結局助かりませんでした。その間、健康保険の3割負担分と差額ベット代その他、退院していた間の通院交通費(タクシーじゃないと通院できなかった)、その他諸々の全費用が、相当の金額になりました(ゴールドフルートが買えるくらい)。母からその金額を聞いて、医療費、特にガン治療がいかにお金がかかるものなのか、このときに初めて痛感しました。記事に添付されている生存率のグラフを見ると、治療しない場合の生存曲線より抗ガン剤治療を行った場合の生存曲線の方が多少上側に位置しているので、抗ガン剤に多少の延命効果はあるようです。でも、結局のところ時間の経過とともに生存率は急激に低下していき、最後は無治療も抗ガン剤治療も生存率の差はほとんどなくなる。それも、よく5年生存率なんて言いますが、5年どころか2年くらいでも生存率は非常に小さい。つまり抗ガン剤治療の延命効果は、何もしなければ3ヶ月の命であるところを6ヶ月保たせますよ、6ヶ月の命を1年も足せますよ、ということであるようです。しかも、記事によるとこの生存率の数字にもトリックがあるらしいのです。ただし、斜め読みだったので具体的にどこにトリックがあるのかはよく分かりませんでしたけれど。3ヶ月の命が6ヶ月に延びるのは、決して無意味なことではありません。しかし、そのために辛い抗ガン剤治療の副作用に耐えて、と言われたらどうでしょうか。抗ガン剤は、髪の毛は抜け、起きあがることもできないくらい辛いものです。3ヶ月の命が5年に延びると言われれば、どんなに辛い副作用でも耐える価値はあるでしょうけれど、余命がほんの数ヶ月延びるだけのために、耐える価値があるかどうかは、果たして・・・・・・・・。追記 上記の記事と同じ執筆者による別の記事(やはり「抗がん剤は効かない」というタイトル)をネット上で読むことが出来ます。おおむね、文春の記事と同じ趣旨のようです。
2010.12.14
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http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20101211-OYT1T00873.htm夫婦滑落死・山梨の渓谷、それでも絶えぬ入山者山梨市三富上釜口の西沢渓谷で2人が死亡した滑落事故。現場の遊歩道は、県や同市などが1日から通行禁止にしているが、県警の遺体収容作業が行われた11日も、犬の散歩や写真撮影のために入り込む人が絶えなかった。同市観光課職員で、山岳救助隊員として遺体の第一発見者となった温井一郎さん(51)に渓谷を案内してもらった1時間だけでも4組とすれ違い、温井さんの制止を振り切った登山者もいた。同市によると、1月からの西沢渓谷での死者数は、これで4人。このうち3人が、通行禁止期間(12月1日~翌年4月28日)の事故で亡くなったことになる。この日、温井さんの車に同乗し、死亡した夫妻らの歩いたルートを安全な範囲まで案内してもらった。地面はアイスバーン状態。幅2メートルの遊歩道の脇に、転落防止の柵はない。数分後、黒いスーツに革靴姿の男性が登って来た。「その靴では心配。ここは通行禁止ですが」と温井さんが引き返すよう求めると、男性は「個人的に写真を撮りに来ただけ。自己責任で行く」と言い返した。10日に3人が滑落したことを告げたが、返事は「そうなんですか。気を付けます」。入山者は続いた。3人組の登山客は全員がアイゼンを持っていなかったが、「前にも歩いたことがあるから大丈夫」と温井さんの制止を振り切った。トレイルランニングの練習に来た男性はそのまま走り抜け、軽装で犬の散歩をする人も。上空には遺体収容のために飛来したヘリ。遊歩道には、ごう音が鳴り響いていた。「森林セラピー」の名所で、紅葉シーズンにもにぎわう西沢渓谷だが、冬の状況は一変する。温井さんによると、夫妻は傾斜が約45度の斜面を、高低差で約150メートル滑落していた。「雪の下は、岩場とその上に積もった落ち葉。遊歩道脇の斜面は、まるで滑り台だ」と温井さんは表現した。救助に向かう人たちも危険にさらされ、自己責任で済まされない場合もある。冬山に入る前に立ち止まって、そんなことも考えてほしい。--------------------西沢渓谷の名は有名ですが、私は行ったことがありません。登山道ではなく遊歩道ですから、数日前の記事で滑落で2人亡くなった読んで、びっくり仰天しました。確かに遊歩道といっても雪が降ると状況が一変するというのは、よくあることではあります。↓の写真は読売の記事からの引用ですが、この写真を見る限り、私だったら・・・・・・アイゼンを持ってはいくでしょうが、まず使わないだろうなと思います。アイゼンというのは雪の上で使う道具であって、こういうところでは、あまり使いたくない。私は冬に八ヶ岳に登ることが多いのですが(硫黄岳や天狗岳など冬の一番入門クラスの山だけですが)、当然稜線上では必ずアイゼンを付けます。でも、下の方ではあまりアイゼンを付けません。たとえば、硫黄岳を例に取ると、登山道は以下のようになっています。美農戸口(バス終点・海抜1200mくらい)↓ 砂利道の車道美農戸(ここまで一般車が入れる・海抜1500mくらい)↓ 一般車は入れないけど砂利道の車道堤防地点(正確な地名は知れません)↓ 登山道だけど斜度はそれほどでもない赤岳鉱泉(海抜2000mくらい)↓ 急斜度の登山道いろんな山まあだいたい上記のような感じなのですが、上りは赤岳鉱泉まではアイゼンは付けません。下りも、赤岳鉱泉でアイゼンを外してしまうことが多いです。もちろん、積雪状況などにもよりますが。そこから上は、アイゼンを付けますけれど、実は硫黄岳なんか、山頂には雪がありません。何故かというと、八ヶ岳の稜線上は冬場、常に風速20mクラスの風が吹いているからです。雪は吹き飛ばされてしまい、積もらないのです。岩の間に雪と氷が詰まっている状態で、こういうのを「ミックス」と呼びますが(雪と岩が混ざっているから)、その上をアイゼン付けて歩くと、岩と鉄のアイゼンがこすれる、キーキーという大変耳に心地よい(笑い)音がするし、非常に歩きにくいので、私は嫌いです。嫌いだけど、まさかこんな場所でアイゼンを外すことはできませんからねえ。山頂には雪がありませんが、斜面にはもちろん雪が積もっています。ただ、木のない稜線上ではカチンカチンのアイスバーンです。雪の上なのに、足が潜っていくことがない。やっぱり、キーキーと気持ち悪い音がします。(一眼レフのシャッターが凍って、シャッターが切れなくなることがよくあります)樹林帯に入ると、突風がシャットアウトされるので、さすがにアイスバーンではなく「雪」のなります。足は雪の中に潜ります。こうなると、斜度にもよりますが、実は意外に滑らないもので、アイゼンがなくても何とかなるのです。上記のルートで言うと、赤岳鉱泉より下というのがそれにあたります(赤岳鉱泉より上でも部分的にはそういう場所がありますが)。ただし、しばらく降雪がなくて登山者が多い場合は、登山道の雪が踏み固められてしまっていることがありますが。で、問題はもっと降りてきて、車道に出たところ。実は、私がもっとも苦手な場所が、雪の車道なんです。冬ですから、もちろん凍っています。でも、標高の高いところに比べると、相対的に雪は少ない。しかも、車が通るから、路面の雪は踏み固められています。結果的に、カチンカチンのアイスバーン。じゃあアイゼンを付けるかというと、付けないんです。単純に言って、前述の「ミックス」と同じ状態だから、アイゼンなんか付けたら非常に歩きにくい。しかも、山頂でスッテンコロリンすると、場合によっては生命の危険に直結しますが、さすがに林道ならしりもちをつくだけで済む。だいたい、こんなところでアイゼンを付けるのもみっともない。というわけで、「まあ、いいか」と、林道歩きには、いつもアイゼンは付けないんです。その結果、実際に何回かスッテンコロリンをやっています。ある意味、もっとも神経を使って歩く場所です。写真の場所でも、多分同じです。もちろん、スーツに革靴といういでたちは論外と思いますけれどね。アイゼンがなくても、登山靴はさすがにビジネスシューズよりはずっと滑りにくいです。浸水もしないし。
2010.12.12
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3年ほど前、大連立構想というのが持ち上がったことがありました。当時は衆議院は自民党が過半数(だから政権は自民党)で参議院は民主党が多数という状況でした。今は衆議院は民主党が過半数(だから政権は民主党)で参議院も第1党は民主党なのですが、過半数は割り込んでいる状態。そうしたら、またぞろ大連立構想が持ち上がってきたようです。実際の火元がどこにあるのか、本当のところはよく分かりませんが、少なくとも目立つところで動いているのは、読売新聞のナベツネこと渡邉恒雄会長であるようです。前回の時もそうでした。今のところは、幸いなところ民主党も自民党も、もちろん他の野党も総じて否定的であるようです。当然だろうと思います。ただ、今後の政治情勢次第で何がどうなるか分からないところもありますが。大連立などというのは、まったくの数合わせの野合に過ぎません。そんなことをやるなら、昨年の政権交代は何だったのかということになる。「もう自民党政権はやめてほしい」という民意の表れが、あの政権交代だったはずです。おそらく、民主党が選択されたというより、自民党が愛想を尽かされたという方が、より事実に近い。そして、その民意は、今もそう大きくは変わっていません。菅内閣の支持率は低迷して、民主党はガタガタですけれど、それでも自民党に支持が集まっているわけではない。この夏の参議院選挙で、自民党が大勝したように見えるのは、小選挙区の魔術によるものであって、実際の得票率と得票数では、去年のあの歴史的惨敗をも下回る数字しか取れていません。(以前の記事参照)つまり、民主党も支持を失いつつあるけれど、自民党はそれ以下の状態です。その自民党を政権に戻しましょうというのは、民意をまったく無視することであり、政権交代がまったく無意味なものとなってしまいます。それでもやるというなら、どうぞ改めて総選挙で民意を問うてください。それにしても、ナベツネはなんでこんなことをやりたがるのでしょうか。あの人物を「ジャーナリスト」だとは私はもはや思わないけれど、少なくとも世界最大と言われる新聞社の経営者ではあります。その人物が、政治の世界に公然と首を突っ込んで、まるでフィクサーのように動いている。本当に彼自身の発案なのか、それとも誰かの意を受けてやっているのかまでは分かりませんけれど。私は、新聞社に不偏不党を要求するつもりは必ずしもありません。たとえば、産経新聞は露骨に反民主党、それはそれで言論の自由というものではあります。私は産経新聞は大っっっ嫌いですが。ただ、○○新聞が何党を応援する、あるいは何党に反対するということと、数合わせの野合のための密談(公然たる行動だから、密談出もないかも知れませんが)の音頭を取るのは、必ずしもイコールではないはずです。それは、もはや報道機関の行動と言うよりは政治家の行動という方がふさわしい状態としか思えません。報道機関のトップが取る行動として、こういうのはどんなものかと私は思います。
2010.12.11
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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101210-00000025-jij-int「議定書延長」改めて拒否=松本環境相が演説―COP16松本龍環境相は9日(日本時間10日)、当地で開催中の国連気候変動枠組み条約第16回締約国会議(COP16)の閣僚級会合で演説し、途上国が延長を求めている京都議定書について「(米中などの不参加で)世界全体の二酸化炭素(CO2)排出量の約27%しかカバーされておらず、気候変動の悪影響の恐れに対応できるだろうか」として、延長拒否の立場を改めて強調した。交渉が停滞するCOP16では、京都議定書の是非が主要な争点となっているが、延長に反対する国は日本やカナダなど少数で、松本環境相の演説後、会場の一部からブーイングが起こった。松本環境相は議定書を延長すれば、主要排出国が削減義務を負わない現状が固定化し、「真に実効性ある法的枠組み構築への機運がそがれる」ことに懸念を表明。新たな枠組みはCO2排出量の8割以上を占める国をカバーするコペンハーゲン合意が基になるべきだと訴えた。------------------確かに世界第2位のCO2排出国である米国が条約から脱退し、第1位の中国は削減義務を負わない現状には大いに問題があります。従って、京都議定書の延長はベストの選択ではない、それはまったくそのとおりです。しかし、温暖化ガス削減の枠組みをご破算にしてしまうのはワーストの選択です。それならば、京都議定書延長の方が、ベストではないにしても「まだマシ」です。ところが、日本政府は、京都議定書延長を頑なに拒否しています。ワーストの選択をしろと公言しているわけではありませんが、結果的にそう言っているのと同じことになります。こんな国家間のエゴで対立している間に、温暖化はどんどん進んでいます。人間は、温暖化が取り返しのつかない事態に至らないと、つまり手痛い目に遭わないと、真剣には学ぶことができないのでしょうか。非常に残念です。そして、またまた民主党政権にがっかりしています。これでは自民党とやっていることが何も変わらない、しかも、松本龍環境相と言えば、部落解放同盟を支持母体とする、旧社会党出身の党内左派グループであったはずです。その人物が、産業界の意を受けて、環境問題に対してこうまで後ろ向きな主張を繰り広げるとは、幻滅もいいところです。
2010.12.10
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今日は12月8日、69年前の今日、太平洋戦争開戦した日です。69年前ですからねえ。身近に戦争体験者がほとんどいなくなってしまいました。それと反比例して、荒唐無稽な好戦論がもてはやされるようになってきた気がします。さて、話は全然変わりますがhttp://www.asahi.com/business/update/1208/TKY201012080468.htmlリチウム共同開発で合意 菅首相、ボリビア大統領と会談菅直人首相とボリビアのモラレス大統領は8日、首相官邸で会談し、電気自動車の電池などに使うレアメタル(希少金属)の「リチウム」を共同開発することで合意した。日本はリチウム輸入の8割超をチリに頼っている。中国に大半を頼っているレアアース(希土類)の反省から、世界最大の埋蔵量があるとされるボリビアに経済支援を働きかけ、希少資源の確保に乗り出す。 (以下略)-----------------我が心の故郷ボリビアのエボ・モラレスが来日していたことは知っていましたが、その目的はこれだったんですね。ま、そこのところはリンク先の記事を読んでいただくとして、大統領就任から5年以上経過して、未だ高い人気を誇るエボ・モラレス、そして記事の写真でも分かるように、相変わらずノーネクタイ主義を貫き続けています。なかなか立派です。菅直人との場面もそうですが、天皇との会見もノーネクタイです。何しろ自分自身の大統領就任式にだって、ネクタイなど着用しなかった人だし、もちろん他国の大統領就任式、首脳会談、国際会議、国連総会、一切ネクタイは着用しません。前回来日(安倍政権時代)もそうです。↓チリのバチェレ前大統領の就任式の写真。どれがモラレスか?もちろん、男性でネクタイをしていない人物ですよ。↓南米の各国首脳と(左からエクアドルのラファエル・コレア大統領、エボ・モラレス、ブラジルのルーラ前大統領、チリのシェル・バチェレ前大統領、ベネズエラのウーゴ・チャベス大統領、パラグアイのニカノール・ドゥアルテ前大統領)↓ロシアのメドヴェージェフ大統領ともとにかく、この点に関してエボ・モラレスに妥協は一切ありません。ところで、このエボ・モラレスの明言。「主権国家というのは、自らの国のなかに外国の軍事基地を持たない国のことを言う」(こちらのブログからの引用)正しい、実に正しい言葉です。ただ、上記引用記事でボリビアのことを「世界で最も貧しい国とされるボリビア共和国」と表現しているのは、どうも違和感があります。確かに「最貧国」とされますけれど、そして確かに(日本に比べれば)比較にならないくらい貧しい国であることも事実ですけれど、でも過去3回行った経験から言うと、「最貧国」というほどに貧しい国ではない。こそ泥の類は別にして、南米諸国の中ではそんなに治安の悪い部類ではないし。凶悪犯罪に関しては、米国の方がよっぽど危険なんじゃないかという気がします。
2010.12.08
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灰皿にお酒を入れたとか入れないとか、そんなことがニュースになるのか、あまりに、あまりにバカバカしすぎます。自分の身近にこういう酒乱の人物がいたら困るけど、ただそれだけのこと。それで本人が大けがを負ったのは自業自得ということに尽きます。大マスコミがこぞって追いかけるような話か・・・・・・、いや大マスコミ自身がこぞって追いかける価値のある話したと思っているというなら、私にそれを止める権利があるわけではないけれど、記事を読むこと自体がバカバカしい。(こんな形とはいえ、思わずコメントした自分も恥ずかしいのですが)アサヒコムより「灰皿にお酒は入れてません」海老蔵さん会見詳報(2)※あえて、記事内容の引用もURLのリンクも貼りません。私自身、記事内容をまともに読む気もしませんから。
2010.12.07
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この前の土曜日、弟の誕生日で家族が集まって、ささやかな誕生パーティーを開いたのですが、その際、たまたま弟がフルートのCDをかけていました。わたしも、まがりなりにもフルートをやっている人間ですから、「おっ」と思ってそのCDのジャケットを眺めたのですが・・・・・・・・「精霊の踊りの」「アルルの女」「シチリアーノ」「ハンガリー田園幻想曲」・・・・・・何だか、とても「どこかで見た曲」感が強いのです。たまたま、手元にある何枚かのフルートのCDを見ると、やっぱり案の定、ほぼ似たような曲目が並んでいます。手元に「フルート名曲31選」(衛藤幸雄)という楽譜集がありますが、これも選曲がよく似ています。世の中にいったい何曲くらいの「クラシック音楽」があるのか、私はよく知りませんが、相当膨大な曲数があるはずです。大編成のオーケストラ曲や吹奏楽曲であれば、どんな曲でもまずたいていはフルートは必ず入ってきますけれど、小編成で演奏可能なフルート中心の曲となると、そんなにバリエーションが乏しくなってしまうのでしょうか。世界で最も著名なフルート奏者の一人、ジェームス・ゴールウェイは、ある時期からポピュラー曲の録音が増えています。私の持っている2枚組のCDでも、1枚はクラシックですが、もう1枚はポピュラー曲ばかりになっています。(「コンドルは飛んでいく」まで入っている)何となく、その気持ちが分からないこともないなと思ってしまいます。私も、フルートを吹いていますけれど、もしフルートで演奏可能な曲がクラシックだけだったとしたら、途中で止めてしまっていたかもしれません。実際のところ、最近フルートで練習している曲の中で、クラシック系は「アルルの女」のメヌエットだけ、と言っていい状態です。それ以外では「亡き王女に捧げるパヴァーヌ」「メヌエット(バッハ)」「アベ・マリア(グノー)」。目下のところ私が演奏可能なフルートのクラシック曲の、これが全てです。そして、それより増えそうな気配が全然ありません。最近吹いている曲は、ジブリアニメのテーマ曲とフォルクローレばっかり。フォルクローレといっても、一応私はケーナ奏者という自負があるので、本来ケーナで演奏する曲はフルートでは吹きません。たとえば、「コンドルは飛んでいく」はフルートでは吹きません(後半のワイニョの部分がケーナじゃないと指が回らないという理由も・・・・・・)。本来フルートがふさわしい曲、ということは、必然的にアルゼンチンのサンバやチャカレーラということになります。これがまた、フルートに合う曲がたくさんあるんです。だから、YouTubeにアップしている曲も、フルートはアルゼンチンの曲ばっかり増えていきます。
2010.12.06
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以前にフルートとケーナで録音した「テルーの唄」を紹介したことがありますが、同じ曲を再度録音してみました。以前の録音は、フルートとケーナのピッチが違って、フルートからケーナに移ったとたんに、とても調子っ外れな感じになってしまったのですが、その後私のフルートのピッチがだいぶ下がったので、今回の録音では、まあそんなにひどい音程ではないと思うのですが、どうでしょう・・・・・・。笛の部分は二重奏にしまし、間奏(実は、適当に作ったオリジナルの間奏です)も、サンポーニャに変えました。伴奏のギターは、前の録音をそのまま流用しました。前の版はこちらです。↓1年半前の録音です。フルートの音色自体は今もあまり変わらないかな。ところで、以前、「以外なところで使われているケーナ」という記事を書いたことがありますが、実はこの「テルーの唄」にもケーナが使われています。え、どこに?映画「ゲド戦記」に使われた手嶌葵の唄にはケーナは入っていませんが、もともとはこの唄、谷山浩子の曲なのです。そのオリジナルの演奏には、間奏にケーナが使われています。(多分、そうですよね)で、谷山版と手嶌版では間奏が全然違うんですね。だから、私もオリジナルの間奏を作ってもいいか、と。いや、本当のことを言うと、この曲「キラ・ウィルカ」で演奏したことがあるのですが、そのとき手嶋版の間奏も、谷山版の間奏も、コードが分からなかったので、とりあえず作ってしまったんのです。本当はYouTube動画はブログに埋め込みたいのですが、この楽天ブログでは動画埋め込みタグは使えないんです。それでやむなくリンクを貼っています。ところが、他人の楽天ブログを見ると、時々YouTubeを埋め込んでいる人がいるんですよね。どうやっているのかな・・・・・・。話は変わりますが、先週腰を痛めてからランニングを休んでいましたが、1週間ぶりに走りました。近所の公園はこの間まで紅葉が見頃だったのですが、金曜日の嵐で葉がみんな落ちてしまいました。こんなに暖かいけど、いよいよ冬ですねえ。(今年は比較的紅葉のきれいな年だったように思います)
2010.12.05
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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101203-00000070-mai-soci<地球の平均気温>2010年は観測開始以来、最も高温か2010年の地球の平均気温は観測開始以来、最も高くなる可能性があると、世界気象機関(WMO)が2日、発表した。カンクンで開かれている国連気候変動枠組み条約第16回締約国会議(COP16)で、WMOは「温室効果ガスの排出増がなければこのような上昇はない」と語り、各国に早急に地球温暖化対策に取り組むよう呼びかけた。1~10月の平均気温は14.55度で、過去最高だった98年の14.53度を上回った。10年ごとの比較でも01~10年が最も高かった。現在、11月以降のデータを調べているが、簡易分析でも高い傾向が続いている。このため、WMOは年間の気温も「1850年に温度計による記録が始まって以来、少なくとも3位以内に入る」としている。地域別では、特に北極圏のグリーンランドとカナダが突出し、一部で平年より3度以上高い。熱波に襲われたモスクワの7月の気温は平年より7.6度高く、同月29日に38.2度を記録してから30度超の日が1カ月続いた。アルジェリア北部では2月に36度を記録するなど世界各地で最高気温を更新した。国連の「気候変動に関する政府間パネル(IPCC)」は07年の報告書で、現在の気温上昇傾向が続くと、大雨や干ばつなど極端な現象が増えると予測している。今年はアジアのモンスーン地域を中心に大雨による洪水が発生し、南米アマゾンは干ばつになった。--------------12月に入ってから、とても12月とは思えないような暖かい日々が続いています。もちろん、これが日本の中の一部の地域という、ごくミクロな現象であれば、それをもって「温暖化が」というつもりはありませんけれど、実際には世界中で高温傾向が続いているのは記事にあるとおりです。温暖化のモデルによると、高緯度地方でより温暖化の影響が大きいとされます。そして、実際に北極圏のグリーンランドとカナダが突出して気温が上昇しています。ということは、温暖化モデルと現実の気候変動は、そう大きくは食い違っていないと言えそうです。グリーンランドの気温が急激に上昇しているというのは、非常の恐ろしい話です。グリーンランドには氷床があります。南極の氷床に比べれば小規模ですが、これが全て融解すれば、世界の海面高度は7mあまり上昇します。東京湾・伊勢湾・大阪湾の3カ所で、現在海抜ゼロメートル地帯の面積は577平方キロ、人口は400万人にも達します(国交省のサイトより)。日本の首都東京・大手町も、海抜高度6.1m(現在はゼロメートル地帯ではない)ですから、当然海面下になります。つまり、日本の政治・経済・社会の中枢が、水面下になる、ということです。実際には、グリーンランドの氷が全て融解しているのに、南極の氷はまったく融解していないとは考えにくいので、そのときにはもっと海面高度は上昇する可能性が高いと思います。話は変わりますが、温暖化否定論の様々なバリエーションの中に「温暖化は太陽活動の影響だ」という主張があります。確かに、太陽活動と地球の気温には、相関関係があります。いや、ありました。太陽活動が活発化すれば気温が上昇し、不活発になれば気温が低下する、そんな関連性が、1990年代初め頃までは確かにあったのです。しかし、それ以降太陽活動と地球の気温の相関関係は不明瞭になっています。太陽活動はおよそ11年周期で活発化と不活発化のサイクルを繰り返しています。そして、一昨年と昨年は、太陽活動がものすごく不活発な時期に当たっていました。大雑把に言えば太陽黒点の数が多いときは太陽活動が活発、少ないときは不活発になるのですが、2008年と2009年は、それぞれ無黒点日、つまり太陽上に黒点が一つもない日数が年間260日以上にも達しています。これがどれほどの記録なのかは、年間無黒点日数の多かった年ベスト10を挙げると理解できるでしょう。1位 1913年 311 日2位 1901年 287 日3位 1878年 280 日4位 2008年 266 日5位 2009年 261 日6位 1902年 257 日7位 1912年 254 日8位 1933年 240 日9位 1954年 229 日10位 1867年 222 日2008年の記録より上位は、全て1910年代以前の記録です。つまり、去年と一昨年は、太陽活動が100年ぶりに不活発な水準だったわけですが、さて、この2年間地球の気温が寒冷化していたでしょうか?そんなことはないですね。気象庁によると、2009年の世界の平均気温は平年差+3.1度で、1891年の統計開始以降3番目に高温の年だったとのことです。そうこうしているうちに、今年2010年に入って、太陽活動の不活発な時期は終わりを告げました。このことから考えると、太陽活動と気温には確かに関連性があるけれど、現在はそれを上回る規模で、人為的影響による温暖化が起こっていると言えるんじゃないかと思うわけです。
2010.12.04
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12月にしては暖かい日々ですが、でも12月ですので背景写真を替えました。穂高岳・涸沢の少し下から撮った写真です。オリジナルはこちらの写真です。雪山に行きたい・・・・・・・・。(ちなみに、写真の場所は、残雪期つまりゴールデンウィーク以降でないと登れません。本当の冬場は雪崩の巣ですから)
2010.12.02
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http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20101201-OYT1T00967.htm秋篠宮ご夫妻に「ヤジ」、中井洽氏へ懲罰動議議会開設120年記念式典に出席した衆院議員が、起立されていた秋篠宮ご夫妻に「何で座らないんだ」などと「ヤジ」を浴びせたとされる問題で、自民、みんな、たちあがれ日本の3党は1日、この議員が民主党の中井洽衆院予算委員長だったとして、同氏の懲罰動議を衆院に提出した。中井氏は1日、国会内で記者団に「隣の人としゃべっただけだ。(着席されるよう)『宮様に伝えていないのかね』と申しあげた」などと語った。民主党は動議に対し、「言いがかりだ」などと反発。同じ式典中に逢沢一郎・自民党国会対策委員長の携帯電話が鳴ったことについて「議院の品位を傷つける行為」として、同氏に対する懲罰動議を提出した。両動議とも衆院議院運営委員会で扱いを協議するが、今国会中は採決されず、廃案となる可能性が高い。---秋篠宮夫婦に対して誰が何を言おうが、それを誰がどう批判しようが、そんなことは私にとってはどうでも良いことで興味もないし、このブログに取り上げようとも思わなかったのですが、懲罰動議だというなら話は別です。その「ヤジ」なるものは、テレビのマイクが音声をまったく拾っていない程度のものだそうです。別の記事によると、「大声のやじではなかったが、周囲には聞こえたという。」という程度の話。確かに、記念式典という場で、しかも招待者の前で私語はマナーとしてどうなの、とは思います。でも、それ以上の話ではない。ところが、それが「非礼の極み」(by産経新聞)になり、「土下座しておわびすべき」(Byみんなの党の渡辺喜美)になり、挙げ句の果てに懲罰動議だというのです。いったいいつから日本は戦前の天皇主権の時代に逆戻りしたんですか。というか、こんなことで騒いでいる連中のおつむの中身がその時代から全然変わっていない、んでしょうね。私は、国会の代表質問や予算委員会の質疑の場で、質問や回答が聞こえなくなるくらいの大声でヤジを飛ばす議員たちの方が、はるかに「非礼」であると思います。いや、単に非礼であるばかりではなく、民主主義に対する妨害行動とすら言えます。それを放置しておいて、何が「非礼の極み」だと思うのです。しかし、それに対して民主党は、自民党逢沢一郎議員が同じ式典中に携帯電話の着信音を鳴らしてしまったことについて懲罰動議で対抗、というのだから、こちらも呆れてしまいます。それじゃ自民党と同レベルではないですか。いや、実際民主党と自民党に対して差がないことは重々承知しているのですが。自民党も民主党も、忠臣ごっこ競争をやりたいなら、好きにすればいい。でも、懲罰などという強制力で忠臣ごっこを他者に強要するのはやめてくれ、と言いたいです。
2010.12.01
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