田崎正巳のモンゴル徒然日記

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2010.09.15
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今日は、モンゴルの鉱山開発会社に勤めている、Tさんから相談受けました。

Tさんは、日本留学組でもちろん日本語ペラペラです。偶然にも、私と同じ大学出身だそうです。前のブログにも書きましたが、結構多いんです、モンゴルでは。

彼も日本の大企業勤めを辞め、モンゴルで羽ばたくぞと帰ってきたわけで、こっちへ戻ってから半年くらいでしょうか。


待ち合わせをしたものの、なんとその日の朝、タクシーに乗っていて交通事故に巻き込まれたということで、待ち合わせ時間は一旦キャンセルになりました。

幸い、大きな怪我ではなく、午後には会えるということでしたので、一緒に遅めのランチをしました。


今、日本でも新聞などに載っている、世界最大級の炭鉱に関わっているようで、今後の戦略などを話しました。


私の主張は「付加価値をつけることを考えないと、単なる鉱物輸出国になってしまう」というものですが、その通りだとしても、確かに一私企業が高付加価値化を全部やろうというのは非常に大変なことです。

やっぱり手っ取り早いのは、掘ってすぐに中国に売っちゃうということです。

この辺のこと、モンゴル政府がどのあたりまで考えているのかはわかりません。なんでも私が昔いた某コンサルティング会社のモスクワオフィスが、モンゴル政府のコンサルをしたんだそうです。

多分、その結論は、私が以前こちらの新聞などで主張していたことと似たようなことのようです。

その時に、一つの例として「インダストリアル・コンプレックス」(産業集積工業団地、みたいなもの)の絵があったらしいのですが、最近ではどの役人と会っても、プレゼン資料にはその絵が入っているそうです。


残念ながら、その某コンサルのプロジェクトも「イメージ図」だけで終わっており、具体的にどう進めるかはないそうです。

ですので、政府役人もその絵を見せるのは良いのですが、「どうやってそれを実現するのですか?」と聞くと、誰も答えられないんだそうです。

新聞上では華やかな入札合戦のように言われていますが、なかなかこの国では、望むような形に進めるのは難しいです。それでも、日本企業には是非入札で頑張ってもらいたいものです。






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Last updated  2010.09.17 00:10:59
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