田崎正巳のモンゴル徒然日記

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モンゴル2008

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2020.04.01
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カテゴリ: 世界とモンゴル
新型コロナウィルスの影響でオリンピックは1年延期となりました。

その際「マラソンはどうなるの?」との声もありましたが、酷暑の夏になることには変わりないということで、やはり札幌でやるとのことです。

なぜ札幌になったのかといえば、当然のことながら東京の夏は暑すぎるからというのがその理由です。なるほど、暑い場所ではオリンピックはできなくなるのか?という疑問も湧いてきます。

その「暑くてできない基準」を達成できない都市が年々増えているとのことです。それは温暖化の影響で熱中症のリスクが増え、屋外競技ができなくなるというのです。

そして2016年にカリフォルニア大学などのチームがイギリスの医学誌ランセットに発表した内容が注目されました。

それによると、まず標高1600m未満で人口60万人以上の北半球の都市について、温暖化対策を取らなかった場合の2085年の7~8月の気温と湿度を予測しました。

そして、気温や湿度からなる「暑さ指数(WBGT)」が日陰で26度以上になるとマラソン競技が中止になる、と仮定しました。すると、リスクが低いのは33都市に限られ、そのほとんどは西欧の都市だったとのことです。

そしてアジアでは、なんとウランバートル(モンゴル)とビシケク(キルギス)だけが開催できる都市と評価されたのです。つまりこの頃には札幌も北アメリカの都市も全て開催できないということです。

ま、真偽のほどはともかく、これはユニークな発表だと思いました。仮にこの結果のようになったら、毎年夏季オリンピックは西欧だけで開かれざるを得なくなります。それは「世界の祭典」としてのバランスが良くありません。

そこで提案です。2084または2090年の夏季オリンピック開催に今からウランバートルが立候補するというのはどうでしょうか?そんな先のことはわからない?そうです、わからないからいいのです。

これだけ先の年の立候補なんて、今の主要政治家のほとんどは亡くなっている頃ですから、今の政治家にとってはあまり深刻にならずに立候補できるのです。モンゴル式約束である「その時は本当にそう思ったんだよ」で構わないでしょう。

そもそもウランバートルで開催できるようなインフラもお金もない?もちろん、今は無理です。でも64年後を絶対無理と言える人はいません。敗戦で何もかも無くなった日本で19年後にオリンピックができたのですから。

このオリンピック開催をネタに、世界中から資金を出してもらえば、スタジアムや開催可能施設を今から64年以内に作ることは難しくはないでしょう。

バトトルガ大統領、来年の大統領選の公約にいかがですか?これから生まれてくる子供たちに64年後の夢を託して。





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Last updated  2020.04.05 17:58:11
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