全28件 (28件中 1-28件目)
1
やや前の話だがお盆前に女房とドライブに行った。トイレ休憩でSAへ。高速は快適だが例によってSAの女性用トイレは長蛇の列。やれやれ・・と思うまもなく女房は戻ってきた。「あきらめたか?」「いや、和式はがらがらだった」そうか、そんな時代になったんだ。シャワートイレの普及の結果、どの家にも洋式しかなくなってしまったのだろう。私はまだ慢性的状態ではないが、実際腰の痛い時の和式は辛い。洋式のほうが確かに楽だ。しかし年寄りばかりが並んでいる訳でもない。女房なんかは「誰がどんな状態で座ったか分からないところに座るのは抵抗がある」のだそうだ。私は何にでも触る手よりは、下着としか接触しないお尻のほうがよほど清潔ではないかと思うが。息子に聞いて見ると幼稚園は洋式だが小学校は和式だと言う。なので、どこかでトレーニングをしなけりゃいけないらしい。幸いと言うか、うちは古いので両方とも設備がある。「和式が使えなくなった時のために」「汲み取り式のスペースに押し込めるもの」と言う基準で洋式を作ったから、どっちも出来てしまったのだ。ちなみに女房は膝が痛いと訴えて「よく改装していたこと」と自画自賛。和式トイレも良いところはあると思う。立ったり座ったりはスクワットみたいなものかも知れない。腹圧もかけやすいだろう。また排泄物の状態をチェックできる。仮に白いのが出ていたら、胆汁の供給に障害があると読めるし、バリウムを飲んだ時の排出状態も一目瞭然だ。女房指摘の非接触も接触感染症の心配がない。高速の施設もこれからは和式は減少傾向かも知れない。女房受難の日は何時か来るだろうが、それまで生きているかな。
2017年08月31日
コメント(0)
一日エアコンを入れなかったのは何日ぶりだろう。雨に負け、風に負け、暑さにも負けた情けない人間。植物は強い。日照りにも負けず残暑も糧にして食料を供給してくれる。秋ナスのはしり。更新剪定が効いたようだ。スコップを入れると根を切る手応えがあり、その後どんどん伸びてきているので成功したのだろう。こちらはオクラ。こっちも毎日新しく伸びてきてくれる。これに比べると人間は消費するばかりで糞尿以外何も生産しないな。酸素も消費するばかりだし。戦争で焼き尽くすしか能がないか。滅ぶことで消費量を抑えるならまだレミングの方がましかもしれない。
2017年08月30日
コメント(0)
このところ猛暑の続く西日本。私の住む田舎にも押し寄せてくる。畑はからから。耕耘機を入れるともうもうと土煙がたつ。少し動けばもう玉の汗。Tシャツはたちまち濡れてくる。保護のために長袖を着ているから、余計に暑い。年をとってくると尻にまで汗をかく。若い時にどうだったかはよく覚えていないが、だんだんに濡れてきて、いつの間にかびしょびしょ、まるでお漏らしをしたかのような風体だ。仕事が一区切りついたらシャワーを浴びる。仕事中はだんだん汗が蓄積してくるので自分では分からないが、一度着ていたものを脱いでまた出会うと、とんでもない悪臭になっている。仕事着のまま休憩して乾いたら、ほとんど最悪の匂いになっている。自分の体から出たものなら辛抱も出来るが、おそらく他人にとってはとんでもない匂いだろう。多分匂いは脂肪酸のエステルとか酪酸、吉草酸などで普段の食事の中身に影響されるだろうから、全く異質の絶え難い匂いだろう。つい出てしまうが、図書館とかタクシー(滅多にのらないが)など閉鎖空間では注意が必要だろうと思う。汗臭いのは学生時代の運動部の匂いだろうが、加齢臭が入るともっと悪臭に違いないから。
2017年08月29日
コメント(0)
朝方少し寒くなって布団を掛け直す。どうやら残暑にも出口が見えてきたが、まだまだ油断できない暑さだ。それでも午前中は雲が多く、風もあったので殺虫剤を散布、耕作地に耕耘機も入れた。殺虫剤は柿と杏が葉脈だけを残して荒らされているからだ。また、梅やアカガシのアブラムシやコナジラミもかなり活躍?してくれている。この時期になってくると茄子もなかなか大きくならないし、トマトはもう終わりの様相。それでも今年はだいぶ食べられたのでよかった。秋ナスのための準備も着々。少しは食べられるかな、ほとんど豆電球のような状態。昼からは雲が晴れてしまった。かんかん照りの中では何もしない方がよい。家で昼寝に限る。
2017年08月28日
コメント(2)
元NHKアナウンサーの松村満美子さんの、今ごろのご挨拶だった。「生活の知恵」などで活躍後、民放に代わられたと思っているが、名口調を覚えている。一回り上だ。さて、その言葉通りに今日は目覚めも現在も多分20℃台の快適温度だと思う。大阪辺りは熱帯夜かも知れないが、緑に包まれた田舎では昼間いくら暑くても日が落ちれば一気に冷えてくる。エアコンのある部屋から出ても差がよく分からない。緑と水があるだけで体感温度は変わってくる。今日は熱い風呂が少し懐かしい思いで、風呂上がりの「暑い暑い」から「良い風だ」に代わる。窓を開けていると寒いくらい。こうやって秋が進んで行き、冬に繋がる。来年の正月には家族が増えているかな。予定日はクリスマスの頃らしいが。秋ナスの準備も進み、小さな実がたくさんついてきた。もう少し追肥が必要だろう。行く夏、迎える秋。
2017年08月27日
コメント(0)
のっけからマルクス経済学みたいだ。ガテン系のシルバージョブをやっていると、ちょっと不思議に思うことがある。草刈り・草引きは「雑役」扱いで「伐採・剪定」は「技能」なのである。日当の配分金もかなり違う。まあ、高所作業みたいなリスクもあるにはあるが、そのためのデバイスがあれば特に困難とは思えない。同じように夏の炎天下で作業するのに労働価値に差が出る。ちょっと悪いなと言う気もするけれど、それが社会と言うものだろう。「この賃金なら雇ってやる」「この賃金なら仕事してやる」で大きな差になる。突き詰めてしまえばそういうことだが、そこには道具と言うものの存在が大きい。祖父が精米器具の修理などをやっていたそうで、変わった道具がたくさんあった。かなりのものが無くなってしまったが、竹を割るための包丁とか、変わったノミとかを覚えている。また長さが1m以上ある、2人で挽く鋸もある。父は建築ブームにあやかるのに、コンクリート用の振動ドリルとかチェーンソー、木工関係の道具を残した。私は電気工作や金工の道具を揃え、今は造園関係の道具を持っている。使いこなせば一応の職人らしい顔が出来る。メンテナンスしてあればそれが稼ぎに繋がる。職人の仕事も装置産業である。道具は大事にしないといけない。こういうもの、あるところまで進化したら、ほとんど変化しなくなる。労働価値は道具によって変わる。
2017年08月26日
コメント(0)
退職以来、特に用がなければ洗濯が私の日課になっている。ところがこの作業、かなり勘に頼るところが大きい。だいたい、洗濯機の目安がkg表示で水量はLである。わが家はせんたくせっけんをつかっているが、これがg/Lの表示。しかも汚れ具合は一定でないから「適当に」使うのである。微生物や酵素の処理に界面活性剤を使うことがある。石けんも界面活性をもつので泡が立ったり、汚れや油を落とすことが出来るのだが、だいたい0.1%位の濃度で処理することが多かった。これと比較すると石けんは10倍くらいの濃度、1%位で使っている。粉石けんの場合は「よく溶かしておくこと」がキモらしい。「よく溶けているか」をモニターするのは難しい。女房は風呂の残り湯を使って10分も撹拌しているが、私は3分で溶けると踏んでいる。水溶性の界面活性剤はべとべとしたものが多かったが、簡単に水に溶ける。しかし私がやり出してから女房が「少しにおいが残っている。石けんが少ないんじゃない?」と指摘することがあった。それまでに排水口から泡が噴き出してくるから何とかして」と言っていたのだが、結局つまりとかはなく、(このためにファイバースコープを買った)単に洗剤の使い過ぎだろう、に落ち着いていたのでせめぎ合うところだ。コンピュータ制御なので洗濯時間、すすぎ回数、脱水時間、風呂水くみ上げ量を指定しておけばあとは自動でやってくれるのでその間に食事も出来る。結局30Lの風呂水に石けん約50gを入れて3分運転して溶かし、洗濯物を槽の8割方投入、水量を60Lにして再度運転、その時の泡立ち具合を見て石けんの追加投入と言うルーチンにしてやっている。洗剤濃度と洗濯液量、洗濯物の量、現在の変数はこれだけだがまだまだ勘の世界だ。尤も、洗濯物の重量を量っているのは洗濯屋だけかも知れない。
2017年08月25日
コメント(0)
ネットで注文していた商品が届いたので早速交換にトライした。車は日産ノートE11と言う8年選手。youtubeで動画を見ていたので何とかなるかと思っていたが、体の方が暑さに負けた。まずはグローブボックスをはずすが、これが合計6本のネジをはずす必要がある。ウィングロードとか初代ノートの画像でないと失敗する。逆にネジ止めなので高齢者には納得できるはずし方ともいえるが、老眼鏡の中に入らないことも多い。だいたい眼球はメガネの上を見てしまうほど頭を下げなきゃいけない訳で。グローブボックスは見事なほどにごっそり抜けた。次ぎにステーのようなものをはずし、いよいよフィルター本体をはずすのだが、これが実に硬い。外から見えないところなので左手1本での作業。気温が上がって、汗が玉のように噴き出す。床にぽたぽた落ちる。ファイバースコープも試みるが、黒が暗いところにあるので反射光ばかりでろくに見えない。今日は暑さに負けてギブアップ。ガレージの中だが、こう暑くてはたまらない。もう少し涼しくなってから再挑戦だな。
2017年08月24日
コメント(0)
西日本の高温は台風からのエネルギーを太平洋高気圧が吸収して勢力を強めているからだと言う。確かに暑い。窓を開けたら温風が流れ込んでくる有り様だが、昨日あたりから夕立が来るようになった。仕事中にも「雷が鳴り始めたから運動部は屋内に退避するように」などと放送がされ、どやどやと子供たちがグラウンドから引き上げて行った。落雷もあったようだが、実害なく、涼しい風が吹いてくる。ツクツクボーシも鳴きはじめたのでそろそろ夏も終わりかな。吹田は12時間停電だったと言う。さぞ暑かったことだろう。都会は便利なものがなくなったら大変なところだ。
2017年08月23日
コメント(0)
今日は市内の中学校。私のPTA時代は親がボランティアで駆り出されていたように思うのだが、この頃は「カネで雇う」方にシフトしているようだ。まあ、植栽の剪定となるとそれなりのスキルも道具も必要なので分からないこともないが、切りくずの後片づけは生徒とPTAだったように思う。私も3回目になるが、やっと後輩が入ってきた。そうなると風当たりも強くなり、リーダーから「作業が遅いぞ!」叱られるようになったのは少しは認めてもらえたのかも知れないが、どうもこのリーダーは「鋏よりもバリカンを使え」みたいな主義のようだ。バリカンさえ動いてりゃあ何も言わない。木によっては片手で操作することもあるのでちょっと腕が痛い時もあるが。学校と言うのはとにかく「何か植えとけ」みたいなところがあって、「南天なんか全部切っていいから」という指令も出た。「ほったらかしでなけりゃ良い、適当に整形しといて」みたいな体質なんだろう。「これ、誰の趣味だ?」と言われても「シルバーに任せた」で責任は追及されるまい。また労働者に手厚い。アイスクリーム、ジュース、お茶、コーヒーなどの差し入れがあった。お茶くらいはサービスしてもらえるが、ここまではなかなかない。保護者に鍛えられているのかな?尤も、隣にスーパーがある。最後に藤棚の剪定。これが一番面倒だった。藤と言うのは本当に複雑に絡み合っている。あっちを切ってもこっちを切ってもまだ繋がっている感じだ。こればかりはバリカンを使えず、鋏刈りになった。さすがにしんどかった〜
2017年08月22日
コメント(0)
宿舎の付近で撮った写真を紹介します。烏ヶ山(からすがせん)と言う山をバックに国民休暇村があります。最近サントリーが「奥大山の水」として工場を造り、販売して売れに売れているとか。近所の施設では水は飲み放題のようです。山の土は真っ黒で、「黒ボク」と呼ばれています。粒子が細かく、乾燥すれば舞い上がって、濡れれば濡れたでズボンにくっつき、汚れます。ブナの原生林が大きく広がります。コオニユリ。湿原で見つけました。これはレンゲのようです。田圃で見るのよりも緻密な感じです。蝶の名前は不明。花のほうはマツムシソウということです。山を「せん」と読むのは中国連山の特徴でしょうかね。兵庫県にも「氷ノ山」があります。別名須賀ノ山(やま)とも呼ぶそうで。四国では梶が森とか瓶が森とか「森」のつく山がありますね。
2017年08月21日
コメント(0)
毎月3日間ばかり自閉君を一時預けをするようになって2年ほどになる。もともと女房が体調を崩して2週間ほど入院し、その間私も現役であったために緊急措置として施設に預けたのだが、通所施設からも「この際経験をさせると思えば良いチャンスとも言えるのではないか」と背中を押された。それから定期的に「可愛い子に旅」をさせているのだが、今回たまたま長男の家族サービスと日程が合ったので「一緒に大山に行かないか?」と誘ってくれた。孫も一緒とあって女房は大張り切り。盆の続きで泊まりがけの旅行になった。今まで家族旅行と言えば「障害」が冠に出来るような施設や親の会主宰で行くようなものばかりで、兄や妹は大いに不満だったらしい。それが、新しい家族が増えると表面に出てきて、「たまには2人で出掛けたら?」と言われてもなかなか踏み切れないでいた。長男は大阪からやってきて、嫁と孫を乗せて、私は自閉君を送り届けてから女房を乗せて、と別々に出発した。途中豪雨に会ったりしながらも無事到着。「こんな時代が来るとはなあ」と、しみじみ女房と話しながら、今までの共闘ぶりを振り返る次第。大変だったけれども、もう受け入れ施設も一応は確保できたと思う。入所定員のこともあるけれど、最悪我々両親が飛行機で事故に遭ったらもう受け入れてもらうしかない。そのために本人を理解してもらうのが何より重要だと思う。「どんな子?」では話の進みようがないと思うからだ。今回は増員とあって同じ部屋になったが、やはり部屋で着替えるのにも気を遣う。次回は別の部屋にしようと思う。孫君は「いやいや」の真っ最中で息子夫婦も手を焼いているが、どうも傍から見るとちょっとわがままを聞き過ぎじゃないか、と思ってしまう。女房も同じ意見だが、まあ我々が孫育てに責任を負える訳ではない。困りながら親も成長して行く。冬には2人目が生まれるとのことでまた考え方も変わってくることだろう。そんな訳で大山で2泊、思いがけず足立美術館に行くことも出来た。高山植物の写真を撮ったり、夏の夜空で久しぶりに天の川も見た。貴重な時間をつくってくれた長男夫婦に感謝。帰りは長男と大山で別れ、自閉君が待つ施設に寄り、戻ってきた。爽快な高原の空気から不快な下界へ。明日からはまた日常が繰り返されるが、この歳になると年に何回かのリフレッシュは夫婦には必要かも知れない。
2017年08月20日
コメント(0)
ウリハムシと言うキウリや瓜によくつく虫がいる。体長10mmほどの茶色の甲虫だ。葉を食害する。ものの見事に食うので、葉脈だけが残る。数が多いので農薬に頼ることになるが、朝見回るとミツバチも結構来ているので受粉のためにあまり散布はしたくない。夕方にはハチはあまりいないことに気がついたので、スミチオンを撒いたら、撒くそばからウリハムシは移動して行った。これだけでも有効だ。昆虫も一日の行動のスケジュールがあるようだ。孫が「夏休みの自由研究」なんてやり出したら「昆虫相の時間的変化」なんて良いかも知れない。炎天下は大変だろうが、どんな作物のところに何がやってくるか。数年後にそんな年になるが、アゲハや蝉もいるところでの観察なんて、田舎でなければ出来ないだろう。ところで今年は東日本がなかなか晴れないそうだ。日照時間の不足は農作物の不出来に直結する。西日本の暑さには辟易するが、とれないよりはよほどマシ。日本の穀倉地帯が大変だ。農業の真似事をやっているとこの産業が如何にリスキーかよく分かる。日照り、降水、洪水、病気、害虫・・・水が出たり、枯れたりしたらそれだけで投資はパーになる。天災には補償もない。消費者は葉物野菜が高騰すると「困るわ〜」などと報道されるが、生産農家のリスクも一部は引き受けなければならないんじゃなかろうかと思う。豊作貧乏も悲惨なのである。幸い今年は茄子、ピーマン、キウリ、トマト、メロンみなよくとれたが、来年の保証はない。まめに見て回り、対応してやるしか方法はない。茄子の更新剪定はうまく行ったようで、花をつけはじめた。茄子の敵はカメムシだ。きっちりと表面をかじって行く。
2017年08月17日
コメント(0)
これは近所の葬儀社に立てられていた看板で、何かと思えば葬儀に使われた飾り物を引き取って供養しますと言うものらしい。この「供養」と言う言葉は便利なもので、斎場に行けば「焼け残りは適当に処分いたします」と言う意味で使われるし、これの場合も多分「邪魔でしょうから引き取ってあげますよ」くらいな意味だろう。傷み具合を見て再生するか、処分するか、「適当に」決めるのだろう。この頃の家庭のこと、葬儀の時に提灯やなんかを頂いても置いておくこともないし、邪魔になっているのが実情だろう。有料でも処分してくれるなら・・・と思い、持って行く人もあろう。葬儀社のほうは供養の名のもとに、顧客情報を得られる。核家族が多いので葬祭用具と仏具の違いもよく分からない人も多いと思う。何を言われても、「はあ、そういうものか」と何となく納得するだろう。うちは浄土真宗本願寺派ということで、毎月「本願寺新報」と言う新聞が配られてくる。お盆には「迎え火」とか「送り火」というものがあるが、「両方とも不要」と明記してある。今日は京都では五山の送り火だが、本願寺はだんまりなのだろう。追善供養も精霊も否定している。私も「死んだらみな仏、何でも許してくれる」と拡大解釈し、女房と仏壇にお参りして家族の無事を報告しているつもりだ。親のダメさ加減も、死んでから分かることが多い。おそらく私の子供たちも「ダメな親だったなあ」と思うことだろう。これからは家族葬にシフトして行くだろう。現に私の田舎でも地縁が薄れ、事後報告になることが増えてきている。地域のひとへの挨拶と位置づけているので母の葬儀は普通にやるつもりだが、自分の時には情勢も変わっていることだろう。結局は子供の判断にゆだねることになるだろう。子供は私以上に地縁が薄いので、宅地・建物も処分する可能性がある。そうやって地方は寂れて行くのだろうな。
2017年08月16日
コメント(0)
8月15日は終戦記念日だが、15日を並べてみると3月は女房の誕生日、6月は娘の誕生日、7月が祖母の祥月命日。わが家で15日はどうも女の因縁らしい。朝鮮戦争世代の私は戦後の混乱期はほとんど記憶がない。それでも姫路駅の黒い木造部分があったことや、ガソリンカーなる気動車が走っていたこと、未舗装の道路が穴だらけになり、時々モーターグレーダーが走っていたことは記憶の片隅にある。SLは高校時代まで走っていた。ずいぶんと煙かったものだ。父の軍靴や鉄かぶとはかなり遅くまで残っていた。父も叔父もは内地勤務だったので外地の経験はない。叔父は結核にかかって陸軍病院で療養していたそうだ。そのため、村でも珍しく戦死者が出なかったという。田舎だったから疎開をしてくる方で、疎開者の苦労は聞いたことがない。爆撃もなく、誤爆が1度あっただけと言うのどかなところだ。しかも不発だったと言う。小学生の時には河川敷きで自衛隊の演習を見に行った事がある。銀色に光る砲身が印象的だった。もちろん空砲の演習だったが、大きな音がするのに驚いた。戦争で障害を負った人が軍歌を弾きながら物ごいする場面はいくつか見たことがあるが、親から近づかないように言われて従ったと思う。原爆の悲惨さは長崎の資料館に行った時に初めて体験した。また、脚を片方吹き飛ばされた鳥居とかも現存していた。近年は北朝鮮のミサイルでグアムに飛ばすとか、日本の上を飛ぶとかきな臭い話が本格化しているが、あんな高速でいつ発射されるか分からないものをそう思い通りに撃ち落とせるものか、疑問に思っている。
2017年08月15日
コメント(0)
さて、予定よりも1日早くタイヤが届いた。佐川だが、「配達中」が表示されたのが朝、届いたのは夕方だった。ガレージに積んでおいてもしょうがないので取り付けの交渉に。ネットで申し込んだ営業所に電話して「Amazon購入の分で連絡は入ってますか」と確認し、施工の希望を8/16で出しているが、早められるかと聞いてみたら、「いつでもどうぞ」まあGSにすれば客が来た時が仕事どきで、予約してくる客のほうが少ない筈。このあたりは柔軟に対応してくれるようだ。お盆で比較的手すきだったのか、30分足らずで交換してくれた。「車体、汚れてますが洗いましょうか」は時間が無いのでと断り、結局タイヤ代が23000円、タイヤとバルブ交換、タイヤ廃棄料が7500円ほどで支出は終わり。乗り心地は摩耗していた所為か、かなりごつごつしてノイズもあったのがふわふわ感があり、これできちんと曲がれるのかとちょっと心配だったが、問題なく走っている。しばらくたてば慣れてくるだろう。コンパクトカーなので静粛性には限界もあるが、まあこんなものかと思う。今までのに比べ、発進は少し速いかなと思うが、走行抵抗が変わったのだろう。「踏んでも走らない」感じはなくなった。9年で初めての交換、よく持ったものだ。子供たちに話したらあきれられた。
2017年08月14日
コメント(0)
都会のほうは熱帯夜が続いているそうだが、田舎の夜は寒いくらいだ。既にコオロギが鳴いている。窓からは冷気が入ってきて、もちろんエアコンは失業中。寝室のエアコンは壊れたままだが、熱帯夜でも扇風機で風を室内で回してやれば結構涼しい。この扇風機も50年以上の歴史を持っている。そんな寝ることも出来ないような夜はひと夏に5日もない。その間を乗り切ればエアコンは不要と言うことになるが、実際には難しい。人間も贅沢になったもんだ。
2017年08月13日
コメント(0)
安売りで有名な近所のガソリンスタンドに給油に行ったら「空気圧チェックのサービスを」と勧められ、「こないだ見てもらったけど」「いや、少しつぶれてますよ」「それじゃ見てみて。前は2.7ね」しばらくして「合わせときましたが、だいぶ傷んでますね。コードが見えかかってますよ」「うん、近所で頼んであるから。どうもありがと」もう少しもっともらしい押し売り教育が必要だ。スチールコードはビード(側面)にはない。仮にコードが見えるならつるつるのはずである。じつはこのGSはガソリンこそ安いが、それ以外は高いことで有名。しかし、9年前に新車で一度も交換していないのでゴム部分のひび割れが多くなってきているのは事実だ。スリップサイン寸前だし、そろそろ考えなきゃいけない。そもそもタイヤっていくら位するもんだ?この頃のことだから通販価格で見てみよう、と調べたが、いくら近所でも持ち込みで交換と言うのも少しはばかられる。よく見るとamazonでタイヤを買い、近所にある契約工場に依頼すると格安で交換が出来ると言う。隣町にあるところが検索で引っかかったが、実店舗のあるところと地図がちがう。念のために電話してみると、googlemapが間違っているそうだ。amazonで購入すると、注文番号が発行されるので、その情報を工場に渡せば出来るのだそうだ。タイヤを工場に送ってもらうことも出来るというのでページに書いてある通りに一旦発注後届け先変更をしようとしたが、発注後送り先を変えるようにする操作が分からない。これは届け先(工場)を新たに登録してから注文した方がスムーズに行く。アパートなんかではタイヤ4本のスペースは厳しいだろうが、幸いうちは田舎だ。納屋にでも置いておける。商品はyokohamaのblueEarthにきめた。まあ、レビューがどれだけ信頼できるかだが、低燃費タイヤの基準で選ぶところがり抵抗とグリップ性はトレードオフになるはずだ。そうタイトな条件で運転するつもりはないのでころがり抵抗重視だ。今日発送したとの連絡があった。
2017年08月12日
コメント(0)
バナナを冷蔵庫に保管すると皮が黒くなるからダメ、と言われます。しかしこの時期は冷蔵庫に入れましょう。バナナは生きているので(正確には酵素が死んでいないので)自己消化が進み、どろどろになってしまいます。ジュースにも使えない。皮が黒くなっても、バナナとして扱えるのはやっぱりそれなりの形をしているべきです。それに自己消化したら格好の微生物のすみか、何が起きても不思議ではない。自己消化しないよう。ここは冷蔵しましょう。個人の感想ですが、黒くなるのは許容範囲だと思います。
2017年08月11日
コメント(0)
茄子やトマトの収穫が一段落して、一休みと思っていたら瓜がなり始めた。表面に少し割れ目が出はじめたのでそろそろかと思い、ひとつ食べてみたら結構甘くなっていた。葉がものすごく繁って、ほとんど見えなかった実が、少しずつツルが枯れはじめて、見え出した。どうもうちの村で誰かが育てたらしく、「ダイドーメロン」と名付けられている。マクワウリを改良したものだろうと思う。女房によれば緑色の実が白っぽくなってきたら食べられると言うが、表面に割れが出る頃、と言う方が分かりやすいと思う。「だめなら太いキュウリだと思って、醤油漬けにして食べればいい」くらいのおおらかさで。木ばさみほどもあるので結構大きな瓜だ。1~1.3kgくらいある。ほとんどほったらかしで、黒マルチを張った上に育っているので大きさはバラバラ。もともと売る目的でもないので自家消費用である。マスクメロンはツル1本に1個しかならせないが、こんな場面もある。「瓜の皮は厚く剥け」と言うが、その通り。極端な話、スイカをむいて食べるようとしたら1cm以上の厚さで剥かねばならないようなもの。私はケチなのでこの作業には向かないと思う。だから女房任せ。彼女も決して浪費家ではないが。後熟が有効かを見るために数個とって置いている。昔、マクワウリは少し置いて食べた記憶があるが、単に畑に行くのが面倒だったからかも知れない。
2017年08月10日
コメント(0)
どうやら台風一過の青空になり、ぎらぎらと白い雲が輝く。秋ナスねらいで更新剪定をしていたら、頭の上でクマゼミがやかましく鳴き出した。見てみるとほぼ1m圏内で2匹いた。両方泣いているのか、雄とメスなのかは判定できないが、わが家にはツクツクボーシがすみかを作っている。杏の木によく抜け殻がくっついている。珍客到来か?あまり畑で殺虫剤を使わない所為か、アゲハの訪問も多い。
2017年08月09日
コメント(0)
の青空と言いたいところだが、今回の台風はそんなあっさりしたものではなかった。朝からクモが重そうに垂れ込めて、時折強烈な太陽が顔を出すが、すぐに曇ってしまう。そのくせ風は生暖かいと言う、何ともテンションの上がらない環境だ。それにしても今まで浸水なんかおきたことがないと言うところで災害がでている。「まさか来るとは思わなかった」と避難した人たちは口を揃えている。先の北九州もそうだったが、名もないような川に排水能力を遥かに超える雨が集中する訳だ。あれよあれよと言う間に水位が上がり、道路が激流になったと言う。こういう現象は地形と気圧配置によるところが大きいと思うが、温暖化によるエネルギーを台風が吸い込み、別のところで吐き出しているようにも見える。台風は長寿化し、被害は広い地域にわたる。トランプ氏もいつまでも「温暖化はフェイクだ」などと言っていたら、手痛いしっぺ返しを食うだろう。ハリケーンは「錆びたベルト地帯」とは無縁なのかな。今日も少し雨が降った。今年の最高気温を記録したところもあるそうだが、緑に雨は本当に涼しい夜を提供してくれる。
2017年08月08日
コメント(0)
goo 06は昨年11月にzenfone2laserからzenfone3laserへの切り替え時期に両方とも手元から消える時期があったために購入した廉価品だ。確か7000円ほどだったと思う。OSこそandroid6.0だったが、確か1G/8Gとメモリは貧弱で、「通話さえ出来りゃ良い」感覚で購入した。本体の動きが遅いのでブラウズはiphone5のルータとして使ったくらいだ。切り替えが終わってからはそれこそお蔵入り。全く使わずに引き出しに放り込んでいたが、先日ひょっこり出てきたものだから充電して見たが、なかなかインジケータがつかない。画面も真っ黒なまま。1時間ほどするとやっと充電している表示になったが、100%になるまで3時間近くかかった。驚いたのはその時の機体の温度だ。ものすごく発熱し、終わったので引き抜いても温度が下がらない。1日たってもう一度補充電した時にはそうはならなかったので、多分充電制御のアプリが動かない状態ではなかったのだろうかと思う。しかしこういう発熱が電池にとってよくないことは容易に想像できる。これからは2ヶ月に1回くらいは充電してやる方が良いのだろうなと思う。iphoneも何度かこういう過放電?状態にしたことはあるが、こんなひどい発熱は経験したことがない。googleの元幹部の1人が「写真を撮るならiphoneを使えばいいじゃないか」とか言ったことがニュースになっていた。このあたり、WinとMacの違いみたいな「どこまでブラッシュアップするか」という最適化の問題がどこまで詰め切れるかというところだろうか。この機械はあくまでバックアップの位置づけなのでどうでも良いようなものだが、自分の意思通りに動いてくれるかはiphoneのほうに一日の長がありそうに感じている。zenfone3laserを壊したりしたらまたiphoneに戻るだろうと思う。「安いのは安いだけのことはある」が実感だ。
2017年08月07日
コメント(0)
電気屋の分業化も結局客のためより自社保身と言うことになるなと思っていたが、そこのところさえクリアできたら仕事は早いようだ。早速「入荷しました」の電話が入った。税別700円なり。事前に部品屋のサイトで見たら500円ばかりだったが、送料を入れると電気屋に頼む方が安かった。日立の2槽式は裏のパネルをはずす必要があるが、下の2本ははずさなくても良い。パネルとは縁のないネジである。延びたベルトをはずして比べてみたが、あまり差はなかった。しかしプーリーにはめてみると古いのが100mm近いテンションのへこみがあったのが新品では20mmあるなしになっていた。スケールを入れてみた訳ではないので数字の信頼性は低いが、そのくらい延びていたと言うことだ。試運転も問題なく、2台が1500円+税で甦った。構造が単純で、傷んだところが分かれば交換作業はそう難しいものではない。経時変劣化はゴムや樹脂が早い。ホースが破れた、ゴムベルトが割れた、延びたの類いは真っ先に疑うことだ。年金生活のキモは、自分で何でもやること。自転車がパンクしたって、1000円で自転車屋に頼むか、500円の修理キットを買うか。時間はいくらでもあるのだから、出費を如何に抑えるかが生活の価値になってくる。特に人件費は厳しい。大工、左官などは特に高い。女房を黙らせるのにも有効だ。「亭主、意外とやるじゃん!」みたいなもんで。野菜作りもそうだ。如何に買わないか。霞を食べていける訳ではないので食費は大きく関わる。老化防止にもなるだろう。あらためて見てみると、特売の野菜のお粗末なこと。新鮮さは買えないな。自製なら数時間で消費だもの。
2017年08月06日
コメント(0)
わが家には二槽式の洗濯機が2台ある。2000年製と2009年製で、同機種だ。日立のロングセラーではないかと思う。2000年製のものが脱水機のスイッチが変形してしまって動かなくなり、同型機を買ったのだ。それが2009年製のもの。当時はまだトイレが和式で、自閉君がしょっちゅうマットを汚すため、下専用のものが必要だったので捨てずにおいておくことにした。二槽式と言うのは高齢者に人気があるようだ。何より分かりやすい。洗濯と脱水が同時に出来る。何をしているのかがよく分かる。先日、2009年製の方のバルセータが回らなくなった。背中を開けて見るとベルト駆動のテンションが緩く、滑っているようだ。一方、2000年製のものは排水ホースがいたんで漏れ出し、コンクリートの土間ではあるが水浸しだ。そこでベルトとホースを部品で注文しておいた。ホースは取り寄せに応じてくれたが、ベルトのほうは修理扱いになると言う。「部品だけで良いんだけど」「それでは直らなくても責任はとれませんが」と言う条件で取ってくれることになったが、伝票に「万一のことがあっても承諾済み」と記入している。「街の電気屋さん」の時代はまあそれなりの手数料もあったのだろうが、見に来て原因を突き止め、説明をしてから修理、と言う手順だったと思うが、全国展開の時代ではとにかく工場送りを前提とするらしい。不便になったものである。しかもリスク管理だろうが、ベルト交換の事故があっても知りませんよ、と言う一刷をとる方に力を注ぐようだ。そういう風潮なんだろうが、嫌な時代だ。ともかくホースは入荷したのでとりに行き、早速交換した。交換は簡単だが、開けてみてバルセータのベルトのテンションを見ると、こっちはしっかりしている。ベルトでは有名なMベルト製だ。古い方がよく持っている?17年だもの、使用頻度の差はあるだろうが、こっちの傷みのほうが大きい筈だが・・・考えてみたら、2009年ごろは円高で工場を海外へ何でもかんでも持って行った頃ではないか。たぶん海外で作った商品の規格があまりよくなかったのでは、と勘ぐる次第。洗濯機も全自動で便利になったが、自分で直すなんて非現実的になった。コンピュータが壊れたらどうしようもない。どっちがエコなんだか!
2017年08月04日
コメント(0)
今年の夏は外の仕事が多い所為か、多量の汗をかくが、シャツが吸い込んだ汗臭さと言ったらない。自分の汗臭いのを自分で感じるのは今年が初めてだと思う。いわゆる「加齢臭」も関係あるのかも知れない。白いTシャツが黄色くなっていて、まるで食べこぼしをしたみたいだが、これは塩素漂白できれいになった。さすが塩素の力だ。特に自動車に乗った時にはてきめんである。もう逃げ出したくなるが、自分の体なので簡単には逃げ出せない。まことに困ったものである。加齢臭は耳の後ろの臭いだとも聞く。だいたい自分の体臭なんてほとんどわからないはずだ。にもかかわらず汗の臭いが分かるのはまことに苦痛。話は変わって政界。内閣の改造に出てきたのはベテランばかり。お友達の次は再起用か。派閥の論理にもかなっているし、30年ほど前にスリップしたのではないかと思う。私はT総務大臣が嫌いだったので少しマシになったかなとは思う。挨拶の「森友、加計学園、陸上自衛隊の問題で・・・反省している。結果を出せる内閣だと思う」には失笑。反省なんかしなくても良いので、あったことを正直に言ってもらえばそれでいいんだが。結果なんか全く出ていない。曖昧模糊として必死に幕引きを計っただけではないか。張本人を喚問せずに「充分な社会的制裁を受けた」と稲田氏の喚問を断った実績を買われて着任と考える方がよほど理屈が通る。巨人が苦戦しているが、原因は生え抜きがいなくて移籍組が働いてないから。それに重なる改造内閣だ。
2017年08月03日
コメント(0)
掃除、洗濯、食事は専業主婦の役目、と現役中は一方的に押し付けていたが、年金暮らし、無収入となるといくばくかはやらないと爆発の火種になる。熟年離婚、とまでは行かないだろうが出来る時にはやっておいた方が良いだろう。一番取っつきやすいのは洗濯だろうと思う。一番標準化できているからだ。風呂の残り湯を汲み上げて石けんを溶かし、洗濯物の量を参照して水量を調整し、洗濯のルーチンを作って、終わった頃に洗濯物を取り出して干す、と言うあまり自由度を考慮しないですむ作業だ。料理になると自由度がどんと大きくなる。献立なんて無数の組み合わせで、冷蔵庫にあるもの、畑にあるもの、買いに行くものを調査し、今日の特売品とも照合して決めねばならない。くわえてその日の気温、体調などにも左右される。畑に何があるかは私の家特有の事情だが、これで購入額がかなり変わるからバカには出来ない。さて、洗濯物を移動するのは洗濯カゴの仕事だが、男は(私は)思い切り手を広げて洗濯物を掴もうとする。しばしば爪とカゴが衝突し、ケガをする。外側は穴がアールをとって加工してあるのだが、内側はそれがなく、刃物みたいな感触。それをこぼすと「なんで真ん中だけつまんで扱わないの?なんで端のほうに指を延ばす?」と取りあってくれない。うん、もっともかも知れない。
2017年08月02日
コメント(0)
これは朝日新聞の投書欄「声」に投稿された20才の女性の質問だが、その返信が今朝載っていた。「男性の考え方が分かるようになり、仕事に役立った」「家庭を作る喜び」などが年配者から寄せられていた。生物の生活史を見ると、結局誕生→成長→生殖行動→死亡を繰り返すのだが、人間だけが「葬儀」と言う行為をやってもらっている。自分の死後には自分で出来ないので、子孫に遣ってもらうのが一般的だが、場合によっては子孫の葬儀をやる事もある。自分自身、40年連れ添った女房がいるが、結婚、出産、子育てとやってきて一応子供は自分で食ってくれるようになった。生活史上はあとは死ぬだけなのだが、たぶん私の方が先に死ぬだろう。たぶん、だが健康でいればたぶん葬儀をやってくれるだろうと思う。もし出来なくても子供がやってくれるのではないかと期待する。人間が他の動物と異なることは、「経済活動にかかわらなければならない」ということだ。継続する社会にするために、子供を産み、育てなければならない。いわゆる「余生」になってそろそろ自分が生きているうちにやっておかねばならないことに気が行くようになった。基本的には「子供に負担をかけない」だ。借りている農地には父が色々と木を植えている。返す時には「原状復帰」が原則だからこれをことごとく始末せねばならない。引き続き借りるならそれでよいが、そんな意思は今確認できる状態ではない。平均寿命まで15年ほどあるから、少しずつ自分で処理できるならそうしようと思う。子供が言った。「植木なんて自分で手入れする趣味か、財力がなければ持たん方が良いな」名言である。冒頭の問題。結婚すると言うことは自分の最後の始末をしてくれる人を持つことだ。しておいた方が良いんじゃないか?
2017年08月01日
コメント(0)
全28件 (28件中 1-28件目)
1