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わたしが小さい頃、京都銘菓といえば五色豆に八つ橋、そばぼうろと、地味な印象がありました。いつの頃からか、焼いていない八つ橋の生地(生八つ橋)や、それに粒餡を包んだものが出回るようになり、一挙にお土産ものの種類が多くなった感じがします。保存技術が発達して、持ちが良くなったからでしょう。わたしは生八つ橋が好物で、ニッキ味でも抹茶味でも、あのぷるぷるしたニチャこい食感が大好きです。ういろうや求肥にもつながるものがあります。…と書いていて、はて、これらはどう違うのかが気になりました。生八つ橋は米の粉に砂糖と水を混ぜて練り、加熱して団子のように糊化させたものです。このあたり、米粉を使う和菓子は、それぞれ似たり寄ったりかもしれません。焼いた八つ橋もそうですが、生八つ橋のいちばんの特徴は、ニッキの風味にあります。もっとも、自作するのであれば、ニッキ(シナモン)よりもきな粉を多く使うよう、ネットにあるいろんなお料理のページが教えてくれています。先日、仕事のあとで、今月いっぱいで閉店する京都のシャンソンバーに行きました。その際、せっかくだからと京都土産を探したときに、生八つ橋の小さなパックが1つ100円だったので、買って帰りました。下の子は喜びましたが長男は食感が今ひとつだったようでした。…それにしても100円とは。学生の頃、聖護院の路地裏で、袋いっぱいに詰めた割れ八つ橋が150円で出ており、通学の特急の車内で食べて、腹の足しにしていたことを思い出しました。
2013年04月28日
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高校生の長男は野球部、中学生になった娘は学校の行事で泊まりがけのバス旅行…。というわけで、3時のおやつは久しぶりに大人2人だけ。こんな時に袋菓子を開けるのも何だかなあ…と思い、食パン1枚ときゅうり半本を使って、サンドイッチを作りました。わたしが家にいるとき、たいてい3時には紅茶を飲むので、英国風ハイティーとしゃれこんだわけです(スコーンなどはありませんが(^_^;))。簡素なサンドイッチですが、お茶うけとしては、充分です。食パンは耳をごく薄く落とします。サンドイッチ用の薄いパンでない場合は、きゅうりの太さの倍ほどの幅に切ったうえで、よく切れる包丁で厚みを半分にします。パンにマヨネーズかマーガリンを塗り、長さを半分にしたきゅうりを縦に薄く切ったもの(または皮むき器で薄く引いたもの)をはさみ、食べやすい大きさに切れば、できあがり。切り口を上にして皿に並べたら、食べる前に上から全体にほんの少し、粉の白こしょうを振れば、さらに風味が増します。具はきゅうりだけ。シンプルですが、この一品があるだけで、紅茶が上品な感じになるから不思議です。英国のハイティーやアフタヌーンティーにも、このきゅうりのサンドイッチは付き物なのだそうです。…さて、余ったパンの耳はもちろん捨てません。幅を半分にしてから細かく刻み、バター少量をなじませたフライパンで、弱火でカリッとするまで炒めて、クルトンを作ります。野菜サラダのトッピングに使えます。きゅうりの残りも、使ってしまいましょう。
2013年04月21日
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夕食の量が少なかったか、夜になって小腹が減るときがあります。いや、小腹ぐらいならまだしも、空腹で胃腸がクルクルいいだすと、やはり何か腹に収めようと思うもの…しかし、インスタントラーメンを1袋食べたのでは、今度は胃がもたれて眠れません。そこで、半袋食べることにしました。市販のインスタント麺は、よく見ると2つ折りになっているものが多いです。それを、粉々にならないように注意しながら、バリリと半分に割き、半分は袋に残します。鍋にお湯を300cc沸かし、半分にした麺を入れて2~3分煮ます。粉末スープは、袋をはさみで切り、ちょうど半量、小さじなどですくって使います。残りの粉末スープは、袋の端を折ってテープで留め、それを麺の袋に戻して、これもテープで封をしておきます。…これで、もう1食楽しめます。昔、半量の麺を6つ重ねて、スープも半量を6回分添えたラーメンのパックがあって、何回か買って食べましたが、結局は割高でした。で、このように考えた次第です。袋ラーメンの麺を、焼きそばに転用することもあります。この場合は、1袋の麺に対しお湯200~250ccで作ります。つまり、添付の粉末スープは、300cc程度のお湯で溶けばよいということです。半量なら150ccのお湯で、スープが作れます。麺で焼きそばを作り、ソースで炒めて食べてしまった場合、残った粉末スープは、適宜スープにする以外に、チャーハンを作る際の調味料としても使えます。ただし、袋に醤油味とか塩味とか忘れずに書いておきましょう!
2013年04月14日
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ちょうど春のこの時期、以前は近所によく豆あじ(5cm内外の小さなあじ)が出回り、焼いて酢漬けにしたり、南蛮漬けにしたりしていました。ところがここ1~2年、小あじは見かけるものの、豆あじほど小さいものはとんと見かけなくなってしまい、残念に思っていました。そこへ、先日はマイワシの小型である平子いわしが「半額」のパックで出ていたので買いました。18匹入って120円ほど。鮮度がぎりぎりなのでしょうが、加熱してしまえば大丈夫ですね。同じニシン目でも、カタクチイワシ科のカタクチイワシと違って、マイワシはニシン科だそうです。とはいえ、小魚のうちは似たようなものでしょうし、今回は小麦粉をはたいて揚げて酢漬けにする「南蛮漬け」にするので、骨まで火が通りそうな小さな魚なら何でもかまいません。実際、作った次の日に食べましたが、こんがり揚がった魚も、一緒に漬けた新たまねぎも、美味しかったです。漬け汁は、醤油75、酢50、酒50、水100ccに、砂糖大さじ1程度でした。平子いわしは、大阪駅前の行きつけの居酒屋で、開いて一夜干しにしたものを卓上こんろであぶって食べたことがありますが、うまみが凝縮していて、お湯割りが進んだものでした。今回は半額のパックを買ったこともあり、また面倒でもあるので、家で一夜干しにしたりはしませんでしたが、これも忘れられない味です。とはいえ、南蛮漬けは、揚げて、頭もはらわたも食べてしまうのですが、苦くも硬くもなく、魚を余さずいただける、良い調理法だと思います。
2013年04月07日
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