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今月後半は息子さんに褥瘡が発症。更にそれが裂けて流血の惨事。夜中に動物救急センターで診てもらい、朝になりかかりつけ医に再度受診。あの手この手で処置してもらっていたのですが、今度は褥瘡の反対側が、テーピングの圧力を受け、皮膚が壊死。さすがに、毎日の包帯交換が自宅では不可能な領域に入ってきて、毎日病院で交換してもらうことになったという今日この頃。そんな訳でパソコンを開くことが難しく、本も数冊だけ読むのがやっと。その1冊となったのが「天久鷹央」シリーズの新刊『神話の密室 天久鷹央の事件カルテ』。このシリーズを読んでいると本当に色々な病気があるなーと思うのですが、側にいる息子を見ていると動物の世界も人間界には負けてはいないというのを実感。息子の場合は基礎疾患がありすぎて、治療もかかりつけ医が未知の世界に突入とおっしゃってました。それでも、丁寧に診てくれるドクターに感謝。それと同じ位相変わらず天久鷹央は丁寧、迅速、確実。その知識を分けて欲しい。今回はアルコール依存症の話と、天久鷹央に代わって最終診断を下すことになった小鳥遊くんのお話。後半はちょっと切なくて、「死ぬ権利」についても考えさせられる内容となっておりました。この作品で少し英気を養ったので、また息子の介護に向き合います。もちろん、読書もしていくぞーーーー。介護の合間はさすがに新書よりは小説の方が気が休まります。にほんブログ村
2020年10月30日
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木下明美氏Blog内「kimuraの読書ノート」を更新して頂きました。(10月16日の記事)今回は久々にラノベ『俺の妹がカリフなわけがない!』。この作品を読めばもしかしたらイスラムのことが分かるかと思ったのですが、脳みその足りない私には無理でした(笑)。が、とてもラノベらしくて、イスラムは分からなくても楽しく読むことができました。文章を書く人ってジャンルって関係なく書けちゃうのかなと久々に思いました!にほんブログ村
2020年10月16日
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シリーズとなった「賞金稼ぎスリーサム!」の第2弾『二重拘束のアリア 賞金稼ぎスリーサム!』読了!第1弾よりもパワーアップしていました。第1弾はそもそも薮下、淳太郎、一花の出会いやら背景やらを盛り込まなければなかったので、ミステリーの部分が第2弾よりは少なくなるのは必然で、それでも続きを読みたいと思わせてくれたシリーズですが、いやーーーー、もうハマりまくりです。第2弾がトーンダウンするどころか、パワーアップ。とりあえずこの3人組、日本初の刑事事件専門調査会社「チーム・トラッカー」を立ち上げます。その最初の依頼というのが、3年半前に夫婦が共に殺し合った事件を再調査して欲しいという依頼。依頼主は、その夫婦の妻側の両親。あれだけ仲が良かったのに、なぜ殺し合いをして、共に死ななければなかったのか、というもの。警察も夫婦が共に殺し合うということはないということで、事件当時散々この夫婦の裏を調査して、捜査してだったのですが、結局他人が関与した形跡が全くないということで、夫婦が共に殺し合ったという結論に至って事件は終了。しかも、その動機は不明のまま。これ、本当に3人組も手掛かりがなくて迷走するのですが、かすかな人間関係を見つけ出して、事件の真相に近づいていくわけです。結論からすれば、それを動機とすれば、他のミステリーでも簡単に書けるじゃん、何でもありじゃないかと思ってしまうのですが、そう思わせさせない筆力。しかも、これが現実に起きたら怖すぎる……ミステリー小説だから受け入れられるけどというもの。これは、第1弾を読んでいなくても読めるので(但し、第1弾で取り逃がした国際テロの女性にも触れられているので要注意)、ぶっ飛ばして読んで欲しいくらい。確かに「鬼籍通覧」シリーズもはまってますが、1つの作品としては、今年(まだ残すところ2か月半あるけど)一押しのミステリーかも。まだこの作品、新刊として出たばかりなので、続きはまだまだだろうなー。早く続きが読みたい!!!!にほんブログ村
2020年10月11日
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「鬼籍通覧」シリーズ、跳んでいた第4弾『隻手の声 鬼籍通覧 』をようやく入手し読了。第3弾まではオカルトじみていて、間違いなくオカルトミステリーだ!と騒いでいたのですが、この第4弾は、ほぼミステリー要素なし。ミチルや伊月くんの法医学教室や伊月くんが修行にでることになった兵庫県監察医務室などなどで出会った子ども達についてのエピソードが描かれています。伊月くんがラストでこう語るんですね。子供だから単純だろって俺思ってたけど、子供だからこそ、俺たちが及びもつかないくらい複雑で難しいこと考えて、必死で生きてたんだなって思ったんですよ。(p336)私自身も子どもと関わる仕事をしていますが、この作品、つまり法医学教室からも子どもたちを取り巻く複雑な環境というものを間接的に知ることができました。そして、この弾が作品としての分岐点と私は推測します。オカルトじみたものが一切なくなり、一気に法医学教室としてのミステリーが加速していったような気がします。にほんブログ村
2020年10月09日
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絲山秋子さんの作品はまだ未読なのに、手にして中をぺらっとめくったところ、彼女が18年間双極性障害に罹患していたことが書かれてあり、惹かれて読んだのが『絲的ココロエ 』。18年間かけてこの病気を彼女は治癒したわけですが、何が驚いたって、作家活動をしている渦中ずっとこの病気だったということ。しかも彼女執筆した作品で数々の賞を受賞しています。ただただ凄いなということと、精神疾患にかかってもきちんとした治療を行っていれば、経済活動、いわゆる仕事ができるということを彼女は証明してくれています。もちろん、この部分は声高には、というよりはそのように書いては全くいません。私が読んでそう感じただけなのですが。この病気について、治療について、そして依存についてなどなどをエッセイとして綴っています。病気については、鬱病というのはかなり一般的になり、どのような症状になるのか想像できるようになりましたが、躁というのが今一歩イメージできなかったのですが、彼女の場合ではありますが、どのようになるのかということが具体的に示されていて、あぁと納得。ただ、明るくなるとか、活動的になるとかそんな簡単なものではなかったのです。なので、彼女が言うには躁の時に「作品を書く」ということは全くできないとのことです。いわゆる、治療しつつ「鬱」と「躁」でないニュートラルな時に作品を書いていくということでした。精神疾患って「気をしっかりして」とか言われることがよくありますが、このエッセイを読んでも、それは間違っていて、きちんとした治療を行うことが大切であることが分かります。「病は気から」という言葉もありますが、それは恐らく治療を受けているから少し安心したらいいよ、位で受け止めておいて、調子が悪いけど「病は気から」だからと自分で何とかしようというのとはちょっと違うのかなともこのエッセイを読んで改めて思いました。にほんブログ村
2020年10月02日
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木下明美氏Blog内「kimuraの読書ノート」を更新木下明美氏Blog内「kimuraの読書ノートして頂きました。(10月1日の記事)今回は『ドナルド・キーン わたしの日本語修行』。コロナウイルスの拡大によってそれ以前よりも車での移動が多くなりました。その恩恵の一つが運転しながら聴くラジオ。そこではちょくちょく、本の紹介があったりします。今回読書ノートで紹介させて頂くのは、まさにそれ。以前からドナルド・キーン氏が現代の日本人では難読になった古典を読めるのかということが疑問というよりは、どのようにしてあれを読めるようになったのか不思議だったのですが、その謎が氷解したのが本書。興味を持つというのもすごいですが、あの当時(戦時中)日本人が作成した日本語の教科書を敵国のアメリカの陸軍がそれを使用して学ばせて、日本語を習得させるということ。本書で書かれた他のエピソードも含めて、やはりアメリカには戦争は鼻から勝てなかったのだなとつくづく思ったのでした。にほんブログ村
2020年10月01日
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