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本格的にトレー(お盆)を持ったのは18才の時。新宿のカフェ・フランスというお店。(今はないのかな?)先輩の紹介でお手伝い感覚で始めたアルバイト。そして、その時、僕に教えてくれた最初のトレーナーは今やアーティストとしてご活躍中の<徳永英明さん>。当時は九州から上京して学生アルバイトしながら作曲活動に勤しんでいました。考えてみると、当時から、「所長、この歌どう?」とフォークギターで作りたての歌を聞かせてくれました。いつも「絶対にデビューする!」と前向きな方でした。その徳永さんに最初に教わったのがトレーの持ち方でした。徳永さんはうまくて、店員としても大変愛嬌があって、頭の回転が速く、常連さんの人気者。オーダーを暗記するのも得意で…と、まさに店員として「憧れの的」でした。歌の雰囲気やテレビでのキャラクターはナイーブなイメージですが、実際はひょうきんで面倒見のよいひとです。今でもカフェに入って新人の店員さんがカチャカチャ震えながらコーヒーを出してくれるとその時のことを思い出すんです。「ヘタやなぁ…かたいなぁ…。後でまた練習なっ」と、閉店後に、お店にあるあらゆるカップやコップ、グラスに水を注いでお店の中を歩いて、テーブルに置く練習に付き合ってくれました。…さっき久しぶりにテレビのCMで徳永さんの歌が流れてきて、少しジーンと思い出してみました(笑)。ということで、「ウェイターとして大切なことはみんな徳永英明さんに教わった」…というのはどうでしょう?岩崎さん!(笑)
2004/08/30
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8月は各クライアントさんの現場にベッタリ…の日々。それもそろそろ終わりで、9月から11月までは、出張のオンパレード。札幌~福岡まで回りつつ、大型のトレーニングでは、北京→上海と続いて、10月はいよいよインドのニューデリー。そして、11月の海南島(中国)まで続く。今回もどんな出会いがあるのか?本当に楽しみである。11月からは上海で「トレーナートレーニング(仮称)」というセミナーも始まる。なので、最近は体調管理に気を使う。もし海外で体調悪くなったら貴重な機会が台無しになってしまうので。ところが、タイミングよくオリンピックである。「これは!」と影響されやすい?性格もあって、新体操を見ながらストレッチ。それで、股間を痛めて呻いている自分が情けなくなる。9月までに直りますように!
2004/08/28
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上海でストレス無く視察をするには、やはり現地の運転手さんを1日単位でお願いするに限る。今回は、上海コーディネーターのmameitさんの知り合いの王さんにお願いした。最新のミニバンでの移動は、何とも快適そのものだった。普通にタクシーに乗っていると、密封性がそれほど高くないためか、何しろ街中の賑やかさが車内にもそのまま入ってくる。(特に慣れないとクラクション大会がうるさい…)この王さんとの出会いは驚きだった。乗ってすぐにわかるのは「運転がうまい!」ということ。特にブレーキングが只者ではないはず、と思わせた。お話を伺うと、ご自信は約8年間も日本でトラックの運転手をやっていたとのこと。しかも東京で。なので、当然、流暢な日本語を話される。当然、東京近辺の道も詳しくて、「あの環八と青梅街道の…」などなど、ラーメン屋さんのお店までよく覚えてらっしゃる。王さん曰く、やはり東京でビックリしたのは、トラックとタクシーがあまりにきれいなこと、らしい。荷物の積み方、降ろし方も、こんなに丁寧なのか、と。加えて、ロープの縛り方一つとっても、大変感動したとのこと。そして、トラックを皆がよく手入れをしていていつもきれいであること、など。そういういいノウハウは貪欲に吸収して帰国した。なので、王さんのミニバンは上海で一番きれいだった。(多分)何しろ、アルミホイールまできれいだから、筋金入りである。最終日には、あの復但大学に通う娘さんを同伴して案内してくれた。もちろん、日本語を勉強しているから、何でも話す事ができる。途中、王さん親子が日本語で言い合いしているシーンは本当におかしかった。上海の若い女性が良く行くお店を見て回った。歩きながら娘さんと色んな話しをすることができた。来年は早稲田大学に留学したらしい。そして、日本でのアルバイトも楽しみにしている。中国では、日本に比べて本が少ないので、サービス業についてあまり学ぶ事ができないのが辛い…と。どんな風に勉強をしておけばいいのか?色々と質問された。そんなこんなで会話が弾んで来ると、娘さん「そう言えば、今、先輩から借りた凄くためになる本を読んでいます」所長「へぇー、どんな本?日本の?」娘さん「もちろん、日本のです」所長「どんな本なの?」娘さん「ディズニーランドの本なんです」所長「ほお…たくさんあるからね」娘さん「アルバイトをしていた男の子が色んな体験するんです」所長「……………」娘さん「社会人として大切なことはみんなディズニーランドで教わった、という名前ですよ!」所長「おぉぉぉぉぉ(感激)」娘さん「読んだことありますか?」所長「もちろん!(笑)」娘さん「本当にためになりました」所長「特にどの話しが印象に残っているの?」娘さん「うーん、“黄色いアルト”の話しかな、中国人にはビックリです。気がつかないことばかりでした」…などなど、驚きと楽しさが盛りだくさんの会話でした。特にこの本の感想とその考え方は今後の仕事でも多いに役に立った。彼女たちが、大学の先輩や同級生を読み回して学習している姿を想像するとなんともうれしい気分だった。それにしても、ここでも読まれているとは…、感無量だった。
2004/08/27
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僕たちの仕事側から上海を眺めて見ると、ある部分、日本より大きな可能性を見出すことができる。街中を走ればわかることだが、パチンコの看板がない。というかパチンコがないから当たり前だが…。そうした大きなギャンブルがない。これは本当に大きなチャンスである。何しろパチンコみたいなものがあると、結局は庶民の娯楽費用のほとんどがそちらに流れてしまって、地方を観光地として活性化しよう!としても結局のところなかなかうまくいかない。そう、お財布の中身の取り合いだからなかなかパチンコには勝てない。その点、こうした超習慣性の高いギャンブルが無い地域にはその他のレジャー産業が発展する可能性が大である。反対に、もしギャンブルを先に導入してしまうと…先は細い…となる。これから中国は第二期テーマパークブームが始まろうとしている。かつての失敗で大人しくなってしまった日本と違って、中国の場合、次のすぐに企業が参入してくるのが凄い。メンバー総入れ替え制でバンバン取り組むのだから、そのうちディズニーやユニバーサル以外で大ヒットしそうな施設の誕生も夢じゃない…と思う。それは上海の街並みにも現れていて、効率的に考えたらあんなデザインはないはず…という斬新な形や組み合わせのものが多々ある。当然、膨大な無駄もある。だからトライアンドエラーがたくさんある。それが魅力的でもある。けれど、斬新さや一見無駄の中に非日常的なにおいがしてくる。日本のような極端にアメリカンばかり取り入れてないし、アジアのごった煮からどんなものが生まれてくるのか?本当に楽しみである。そのうちに、日本人が中国のレジャー施設に遊びに行く時代がくるのかもしれない。
2004/08/26
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今回の上海出張の最終日は、mameitさんと、のむてつさんとで、なぜかハマってしまった美味しい四川料理のお店で会食をした。それで、5日間の出張業務のまとめをした。今回の大きな収穫は、僕のトレーニングを約3ヶ月に渡って通訳を担当してもらった王さんに率直な感想と、どの部分が上海において大事なのか?をフィードバック頂いたことだ。(かなり長時間に渡って…)考えてみれば通訳さんは、こちらの話を訳してスタッフに伝え、スタッフの感想や意見、考えを訳して僕に伝える…。毎回、相当疲れる。一番話す回数が多い。だから喉がやられる。海外でのトレーニングはカリキュラムもさることながら、通訳さんの手腕に頼るところが大変大きい。その点、王さんは日本の大学に留学して、卒業後、日本の有名代理店に就職してアジア支局の立上げを担当。さらにその後、ニューヨークへ留学して帰国。僕の話でわかりづらいことは、頭の中で一旦英語に置き換えて訳したり…と、正確さに責任を持ってくれていた。褒めて頂いたこともあるし、僕らのチームに対して、もっとこうした方がよいこともしっかり教えて頂いた。特に、直接の言葉が通じない分、スタッフは講師の表情をよくみているから、眉間にシワを寄せないように…などなど。そういう瞬間もあったかもなぁと、多いに反省。またある晩は実際にスタッフの方々と食事しながら何が最も印象的だったのか?を伺うことができた。これは大変参考になった。改めて日本とは違う反応なんだなぁと実感した。そうしたヒアリングと、まだ見ていない上海の様ざまなサービスをma-meitさんの案内で徹底的に回った。(見て、食べて…:笑)さて、それらの情報と教訓をもとに、どんな展開になるのか?大体まとまって来た。気がつけば、毎月3分の1くらい中国(上海、北京)である。まずは、9月は北京に10日間。どんな出会いがあって、うまくいくのか、いかないのか?ワクワクドキドキの毎日が始まった。
2004/08/25
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中国に来ると、何しろ人件費が安いことが羨ましく思えてしまう。サービス業で現場にいる人はそれに目が行くようだ。けれど、そのお陰で日本は「自動販売機」が世界一進化した。(しかも世界一の台数)タダが自動販売機と思うかもしれないが、電気や水が安定的に供給されて、しかも、ぶっ壊したり不正を働く人が少ない。(使い人たちに道徳観がないとなかなか導入できない)それに、流通(補充、賞味期限の管理)がしっかりしている…。自販機に対応した商品の加工技術…など、自販機で商売が成り立つ背景はとても大きなインフラが必要になる。当然、自動車に並ぶほどの自販機の世界最大の輸出大国である。しかも、自動車は競争が激しいが、こちらはブッチギリ…である。上海に来ると自販機が少ないから、こんなことを考えてしまう。日本に行った事のある中国人の話では、何しろ便利でビックリしたらしい。地方に住んでいたので、夜に駅からアパートに帰る時、暗い夜道を歩いていると、自販機の照明があって、大変救われた、と。彼女の意見では、あれは照明として役割が大きくて、おまけにその電気代も稼ぐのだから、凄い発明だと。照明だけだと不経済だけど、販売もするのだから…。その自販機の数を見て、そして、そのバックボーンを知って、心底日本は凄い国だと思ったらしい。そういう考え方もあるのか、とビックリした。自動車と違って、自販機を買ったり眺めたりすることはないけれど、まさに縁の下の世界一の商品だった。羨ましさの前後を眺めて見るとなんとも面白いですね!
2004/08/21
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中国に通うようになって、色々なところで、中国でのビジネスの成功と失敗の話を聞くようになった。(上海にいる時も、東京にいる時も)足掛け4年間そういう話を耳にして、時には議論して感じた事がある。特に失敗例の話では、よく、中国人の習慣や文化の違いから初めって(働かない、自分勝手など)政府の政策、(コロコロ変わる)…果ては反日へと、果てしなくたくさん出てくる。そういう話を聞かされると最初の頃は躊躇ったりしたものだ。ところが最近実務を通して気がついたことがある。もし、それが全部丸ごと本当ならばどの企業も危なくて進出できないはずである。ところが現実は同じ条件化で成功もあれば失敗もある。上記のような失敗の理由は一見それらしく思えるしある程度は当たっているのかもしれないが、ズバリ言って、駐在している、あるいは対中を任されている日本人担当者が必ずしも優秀なビジネスマンではない…という視点が抜けているかもしれない…と。(かなり過激な意見かもしれないが…)もちろん優秀な人もいて、そういう人はしっかり成果を出している。企業が日本から送り出す人材に手抜きがあれば失敗するのは仕方ないこと。それはなめていることに変わりない。ただ、報告として、また敗因の分析が「自分の能力以外」のことを対象にしているから真実がよく見えなくなる。(この辺は、テーマパークやリゾート、第三セクターの例と大変似ている)見方によっては、本当は担当者が優秀でない、人によってはどこかの国の政治家のごとく、毎週ゴルフに小姐のクラブ通いで、おまけに愛人まで囲って、日本では味わえない3ランク上の成金を楽しんでいた…(もちろん経費の使い込みも)という事実は報告書には出てこない。そういうのは関係ないこと…という大前提に勝手に解釈して失敗の原因を「中国人は…」とやるから始末が悪い。散々女遊びだけはしっかりしておいて、それはないだろう…と思っている中国人もたくさんいる。ハッキリ言って、上記のように舞い上がってばかりで実は対して仕事をしていなかった…という事実があるから(あるいは無能だった)失敗の原因は視点をあれこれ変えてみないとわからないというのが正解である。これらは中国に限ったことではない。諸外国でも同様で、成功したいならばやはり精鋭を送り込まなければならない。例えば、20代はたくさん働いて遊んでいた人でそういうことに今さら舞い上がらないという人物も欲しい。ビジネス系の雑誌にはあまり出てこないこんな視点もあるな、と思っている。
2004/08/20
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またまた新しいメンバーが加わった。先月まで、現役バリバリの国際線の客室乗務員(旧称:スチュワーデス)だった。素敵な事に、キャリアは8年を超える。意外に思われるかもしれないが、サービス業ってひとつの会社の勤続キャリアが3年以下という人が約80%を超える業界である。それほど大変というべきか、忍耐力が必要と言うべきか、あるいは、忍耐力の無い人が多いとも言えるかもしれない。ある調査でわかった意外な事実は、サービス業って「人が好きなんです!」と入社してくるが、その実態は、あくまでも「初対面のお客さん」のこと限定で、意外に職場の人間関係に弱い人が多いらしい。(本当に…)そういうのですぐに「納得行かない!」とか「この社風は普通じゃない!」などと退社していく。つまり<渡り鳥だらけ>なのである。では、納得行かない人たちが納得できるような職場あるのか?というと答えは「持久力をつけなさい」となる。なので、肉体的にも精神的にもきついであろう航空業界を8年以上続けられた人ってどんななんだろう?と興味津々になってしまう。接してみてわかったことがある。“淡々”と“飄々”としているのである。別に無表情ということではないが、落ち着いている。簡単には動じない。すぐに眉間にシワがよらない…。そして、引き抜きにも関わらず、朝早く来てオフィスの清掃をするし、社内で大量に作る、暑中見舞いも一生懸命に書く。お客さんがくればお茶もだしてくれる。けれど、どれも淡々とやる。飄々とやる。そういうのは、やはりサービスの質の違いで鍛えられているのかなと。店頭でのの接客などは、接客時間せいぜい<数分~数十分間>のドラマ。それに対して国際線の場合は、6h~12hもの間、ズーッとそこに座っているお客さまたちに対して常に気を配ってサービスをしなければならない。考えてみれば大変に長いサービスの世界である。つまり、サービスそのものに持久力が求められる。瞬間的な笑顔だけでは通用しない世界である。改めて考えてみると、これは非常に大きな違いである。だから、ホスピタリティとかマナーとか肩ひじ張らなくても自然に近い感覚で身についている。自分のものにしているなぁと見ていてそう思う。あくまでもニュートラルで、一瞬で風土に溶け込んでさりげなくサービスしてしまう…この領域の人が一流なんですね。「私が…」「オレオレ」の人はやっぱり三流かな…。人に教わったり指示されたりすることにいちちい抵抗を示さない。素晴らしい能力だと思った。聞いてみると、それは「常に訓練は当たり前」の世界にいたから…だそうだ。これも考えてみれば当たり前で、十分に訓練されてないと怖いですもんね。全員がどうではないかもしれないが、長年ちゃんと評価され続けている人というのはやはり違う、と実感した。これから一緒にどんな活動ができるのか、楽しみである。
2004/08/18
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成人してから、あまり占いをしてもらった経験がありません。まぁ、あまり興味がなかったのでしょう(笑)。ところが先日、ひょんなことから占ってもらうことに。もちろん「仕事のこと」を、です。結果は…●中国など、国外での仕事率を高めた方が遥かに器が大きくなりますよ、と。できれば<5:5=国内:国外>が理想。●スタッフィングにはより一層力を入れるべきです。仕事の中での最優先課題である、と。必要な能力をいつでも確保できるように、内部外部問わず、優秀な人物との出会いを大切にしなさい。●当面は起業して社長業は避けるべし。本業に専念して、その分野の第一人者を目指すべき…。極端な話、社長(オーナー)は選べばよい、と。社長業で一位を取るのは至難の業だけど、専門分野でなら可能性は広い、と。…などなど、ちょっとビックリな結果でした。占い師って、そんなに大人的なビジネスライクなコメントをくれるものだとは思っていなかったので…。(恋愛系のイメージが…強いですよね:笑)それにしても…、占ってもらっている時って、なんとも不思議な感じですね。慣れてないもので…。最低限のことしか話さないのに、なぜそういうことがわかるのだろう?と、なんかマジックを見ているような錯覚を覚えました。よく、キャリアモデルプランなんかの研修があるけど、たまには趣向を変えて、年に一回くらいは、社員全員が占いを受けてみる…という研修は面白いかもしれないなぁ(笑)。
2004/08/16
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先日、コンサルの指導の草分け的人のお話を伺った。大変勉強になったのは、「言いたいことを全部言わない事」である。仕事だけはないらしい。巷では、「言いたいことは全部言いましょう!」的な風潮がある。友人知人関係のアドバイスでも、「自分を素直に表現する」という言葉に置き換えられてしまって…。ところが、先生曰く(アメリカのコンサル→大学教授)、「それは間違い!」とズバッときた。現にアメリカ人はそうした風潮が強いし、世界がそうした表現力やらを真似しまくっている。ところが、言いたことを相手に全部伝えるのは危険だし、うまく行かない…ということが長年の研究でわかってきた。そうした態度は結局はいつまでも戦争を引き起こす現状によく現れていると。また、何かあればすぐに裁判で、弁護士の数だけでも日本の十倍はいる弁護士大国になってしまった。それで幸せならいいが、そうでもない。だいたい、言いたいことを全部相手に言ってしまって、その相手は耐えられるわけが無い…と。逆になればわかることで、恋人からでも夫からでも全部ダメ出しを喰らったらなかなか全てを受け止められるものではない。相手を追い込むことになる、と。追い込みは必ず臨界点に近づけてしまうから、キレたら国家レベルでは戦争になる。だから、一般の人間関係においても、何でも言う…そうした関係は壊れる事になるらしい。何でも言い合える関係…と喜んでいるのは、実は片方だけの場合が多い、とのこと。何でも口にしてスッキリしている人のパートナーは実はスッキリしていないらしい。こんな事を長年研究しているところがなんともユニークだが、よく考えれば当たり前なことばかりだった。その分、大変新鮮な驚きもあった。結論としては、言いたいことの30%までが限度。これも日頃のリレーションがうまくいっている場合である。だから、本来の日本の物事はハッキリ言わない…は別に悪い事ではなかった、と。それを「だいたい日本人は…」というパターンを作ってしまったから、日本人もアメリカ人を真似するようになってしまった。アメリカでは、感情に任せて思ったことを口にする…という長い教育と風習の歴史との戦いが始まっているらしい。つまり、色んな距離感があるということ。ズバズバいえる距離感なんてそんなにあるものではない、と。また、ズバズバ言える…ことは別に優秀でもなんでもないと。まずはそういう美学を消し去る事から始めなければならない。あいまいな日本人…とは、ズバズバズケズケの外国との比較だから気にしなくてよい、という言葉が印象的だった。
2004/08/14
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このところ、小冊子の作成に追われている。(けれど、意外と楽しい…)「そうは言っても、販売してないじゃないですか!」と言われるが、その通りで、クライアントの方々から「この間の話を小冊子にまとめて欲しい」とオーダーを頂くようになった。なので、販売はしていない。こういう場合、この楽天日記とは全然違って、話し言葉で、高校生でも読める、あるいは理解できるように書くように努力している(笑)。(全然違う人が書いているみたい…とメンバーの声:笑)最近は、議事録でまとめてもそれをいくら社内回覧したところで、文体表現が硬くて読まない、読んでもちんぷんかんぷん…などの理由があるらしく、何しろ情報が伝わらないで苦戦しているところが目につく。考えてみれば、サービス施設の現場ではわかりやすいに越した事はない、というか、わかりやすいものを提供できなければ情報の徹底なんか絶対にできないのだ。「なんで取らないんだ!」と怒る前に、「取りやすいボールを投げましょう!」…ということである。これからはよりコントロールが問われていくんでしょうね。
2004/08/12
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いよいよ夏休みど真ん中!どこも夏休みにはここぞとばかりにお土産の販売に力が入る。「MD○○」とか専門誌をいくら読もうが、この時期だけはもう売るしかないし、売れないのなら膨大な知識も単なる能書きと化す。そこで<東京ばな奈>。東京駅と羽田空港のお土産一位の座である。商品そのものの魅力もさることながら、圧巻は、その販売員の方々のスキル?だろう。羽田空港の一日の利用客16万人に対して、多い日にはなんと約13万個に販売するのだそうだ。あの狭いコーナーから外に出ることなく、ひたすら宣伝、声かけを繰り返す。「あんなのが効果あるの?」という人もいるが、効果があるどころの騒ぎではない。小手先のテクニックでなんとか声をかけなくても売上げをあげようと必死なところが多いが、(涙ぐましい努力)王者は基本の王道を行くんですね。
2004/08/10
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つい先日、あるセミナーでの意見…~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~尊敬できないのは、自分は上司や先輩にため口やダチ言葉なのに、後輩の私たちには「…じゃん」言葉の人。そのくせ、私たちがダチ言葉になるとすぐ怒る…。~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ドキッとしますね(笑)。自分が一番下の時は、「敬語なんて…」と思ったりしますが、後輩ができると「なんでタメ口きくんだよ(怒)」…って。ようするにこういう矛盾は回りにはしっかりバレているわけですね。いくつになっても気をつけましょう!
2004/08/09
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色んな意味で、ハラハラドキドキのアジアカップだった。同時に、それぞれの立場の意見が聞けて有意義だった。それと、多少仕事モードで考えるなら、オリンピックを控えての大会運営(全般的に)としてみるならば、「あと4年あってよかったですね」である。(大丈夫?という声もあるが…)大変大きな教訓を得たのではないだろうか?(今は実感はなくてもそのうちに教訓となる)やる事は山積みでヘビーなことも多いが、ここはぜひ中国当局の皆さんに頑張って頂きたい。どの国でも実はオリンピックの運営は相当大変で、大小様々な失敗を積み重ねている。さらに今回の大会でも見られたように(今回は日中関係だった)その時の社会情勢で迫られる対応が違うから、国内の意識作りが重要になる。ただでさえ、中国から見ても諸外国でこれまた色々と騒動がある。その対応だけでも大変だから、せめて自国内の対応は軽減しておく必要がある。反日だけではなく、すでに起こっているオリンピックバブルと、その裏にある巨額の不正事件など…。一番避けたいのが参加国によるボイコットである。日本がそういう行動に出るかどうかはわからないが、外交上の問題はさておき、選手とサポーターの身の危険についてだけでも、保証できる体制作りは求められることになるだろう。(これは各国からオーダーされるに違いない)国際的な大会を主催する立場になるということは、「みなさん、ちゃんと参加してくださいね」「安心して競技に集中してくださいね」という仕組みづくりから自己責任が巡ってくる。それが世界中の目にさらされる…。(アテネも相当大変そう)オリンピックが日中関係にどのような影響を与えていくのか?本当に目が離せない。平和の祭典に相応しい大会にするのにあと4年…である。短いのか?長いのか?そういう意味で中国の宿題は大きいかもしれない。現状のアジアカップはご覧の通り。それで4年後、もし素晴らしい大会が開催できたなら…そういうビジョンを持ったみたいものである。素晴らしい人材もきっとたくさんいるのだから、真剣に取り組んだら…という期待がある。大げさなことはできないかもしれないが、僕は自分の分野でしっかり関わるつもりだ。(選手ではありませんが…:笑)
2004/08/07
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昨日は北京のスタッフからEメールを頂いた。そして、今日は重慶の友人から国際電話があった。ともに、「元気ですか?暑いですね。体を気をつけてね」…と言いながらも、アジア杯のサッカーについて大変気にしている様子です。特に重慶では、スタジアムに応援に行く、サッカー好きはな人々と、懸命に経済の復興に取り組んでいる人たちとの水面下でのいざこざがあると言う。なぜならば、重慶では積極的に日系企業の誘致活動に精を出しており、それが、この件で日系側の腰が引けてしまう原因になりかねない…として、過度な反日をスポーツに持ち込むな…という声もあるらしい。また、現地にいる日系企業の人々も普段のような外出を控えるようになってしまったおかげで、飲食店などの利用が激減しているらしく、経営者はやはり困るらしい。顕著なのが、マッサージ屋さんで、「勘弁して欲しい」となる。(日本人は本当にマッサージが好きですからね)「日本でのアジア杯の反応はどうですか?やっぱり怒ってますか?」と、大変気にしていた。「私たちも歯痒いです」とも…。彼女の意見として、反日が少しでも改善されるには「日本人と実際に交流するような機会が一番大事」だと。「私自身がそうでした」と。「最初は、教わっていた、聞いていた日本人とあまりにも違ったのでビックリした」と。これからの時代、改めてマスコミの能力のUPが求められる。あの騒ぎだけの報道では、普段は他国に比べて大人しい日本人も加熱していく。けれど、少ないけれどこういう反応もありますよ…と、何でも両面を報道して欲しいと思う。ましてや中国は広いし、民族も多様で、誰かの意見や話を聞いてそれで済む規模ではない。さすがに中国のメディアにこれを求めるにはあと数年?かかるだろうが、せめて日本のメディアだけでも先手でそうした姿勢に進化して欲しいものである。そうした活動こそが、極端な反日をはじめとする世界中の様ざまなスレ違いや過大解釈、などを少しでも抑制する大きな役割となると思う。いつも両面を掲載してくれる新聞があればいいのになぁ…。合わせて、個人個人もなんでも「反対の意見はないのかな?」と両面を探る習慣が大切になると思う。これは仕事でもそうですね!↓こんな人もいるようです。重慶の関係者からお詫びメール
2004/08/05
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中国で教えているスタッフ(女の子)からメールが来た。「サッカーみた?」と。そして、「ごめんなさい」とだけ書いてありました。立場が反対だったら僕はどんなメールを送るのだろうか?そして今、なんて返信しようか?…と考えています。中国人といっても、本当に色んな人がいるですね。言葉が見つからない…そんな時もあります。
2004/08/03
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冬のソナタでお馴染みの、人気俳優イ・ビョンホンとチェ・ジウがNHK21:15-21:58<英語でしゃべらナイト>に登場予定!中国語会話の番組チェック中に発見!お二人とも、きっと結構話せるんでしょうね、英語は。どんな英語を話すのか?それはそれで興味津々ですね。90年代は日本のドラマや歌手が台湾をはじめとするアジアで人気でした。それと、もちろんアニメも。(これはいまだに続いてますが)そうした成功をちゃんと国策に取り入れて打って出るところが韓国の凄いところですね。中国も同様で、そういった意味では、これからは本当にアジアマーケットはどんどん一体になっていくんでしょうね。…ということで、僕にとって今夜の気分はアジアンナイト(笑)。
2004/08/02
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