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最近は、本当に色んな本が出版されています。「そうそう!」と思うものもあれば、「それは、、、どうなんでしょう?」というものもあります(笑)。元従業員の立場からすると、著者のその時の仕事や役職によって切り口が違う、、、という点が読み比べて面白いと思います。私自身も数冊に関わっているから「ディズニー本を出版しませんか?」という話しを頂くことはあります。まぁ私の場合、そんなに大げさに書くことがない、というのが正直なところです。なぜか?と言えば、他の方々と経験と意見が違うからです。本になるとどうしてもディズニーブランドを前面に出して、「凄い!」となるのですが、私が最も勉強になったのは、ディズニーランドどうの、、、ではなくて、「寮」だからです。開業当時、いつも寮に泊まってました。4人部屋で、どんな人たちと一緒の部屋になるのか?毎日わからない、遅くなった人たちが泊まる寮です。大浴場があって、本当に裸のお付き合いでした。そこで、毎日のように先輩や上司たちから叱咤激励してもらったり、他部署の仕事を教えてもらったり、、、たくさんの知識を得ることができました。「辛いのは自分たちだけではないんだ」という、とてもシンプルなことに気づいたり、、、。少なくとも、開業前後の数年間は、この寮の力があったわけで、それが最も困難な時期を乗り切る原動力になっていました。それが現実です。だから書きたいのは「寮物語」です(笑)。教育で一番大事なのは寮だ!と。何でもかんでも米国流ではないというところがTDLの素晴らしさです。===でも、そんな本は売れないでしょうな(笑)。(だけど、講演では「寮物語」がバカ受けします)
2012/02/18
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先日の1月下旬から約2週間、メキシコへ行ってきました。目的は仕事で現地の販売員のトレーニングです。帰国してみれば、すっかりメキシコの虜になってしまい、さっそく今年の秋に旅行を計画しています。今回のメキシコも、最初声をかけて頂いた時には、正直なところ少々躊躇しました。飛行機で12時間。往路に至っては約16時間。ラテンアメリカの歴史に興味が深い人ならいざ知らず、、、そうでなければ「遠いな(汗)」と思うわけです。しかしながら、電話やメールでその魅力を伝えて頂いて、俄然行く気になったのも事実です。考えてみれば、中国へ通うようになったのも、2000年にもP&Aの松井さんに声をかけて頂いたのがご縁で、中国の魅力を色々と教えてもらったり、案内してもらったからです。以来12年間も出張したり、時には旅行したりしていることになります。このように多くの海外旅行はたいていは、誰かに勧められたり、連れて行ってもらったことがきっかけになっているものです。パンフレットとWebサイトでファンになって、、、というのはまだまだ「旅行好き」の人たちのもので、一般人は、「人」が介している場合が多いのだと思います。そう考えれば、多くの外国人に日本への観光をアピールするのに最も簡単な方法は、海外に住む日本人にアピールしてもらうことです。何も大げさにやる必要はなくて、身近な友人知人、職場の知り合いにアピールしてもらう、、、それだけ。それを徹底してやってもらえばいいな、と思います。海外に住む(3ヶ月間以上の長期)日本人は、114万人とも言われています。それに私のような、短期繰り返し出張族も合わせると約200万人くらいはいるのではないか?とも。この200万人が最低10人でも日本に誘致してくれればそれだけで2000万人です。旅行でも会社のインセンティブでも視察でも何でもいいから、日本に呼んでもらう。たいていの人々は、現地で仕事、生活をしているので、交際人数は多岐に渡るはずで、そのくらいは可能だと考えます。そして、このケースでは、イベントだの余分な経費はかからない分、誘致した人たちにしっかり報奨金をあげればいいと思います。政府から各治自体まで、観光に関する予算の使い方を根底から見直すには、このくらいのことを考えて見てはどうでしょう?===今まで、様々なインバウンドビジネスに関わる人々と会って来たけど、たいていは、「たった一人の外国人も誘致したことのない人たちが多い」のです。「たった1000円の商品すら、外国人に販売した経験もいない、、、」だから、結局は「誘致」と「販売」の間にある、「中間サービス業者」ばかりが肥大してしまっています。(この中にも良質なサービスを提供する企業はあります)だから、Webサイトやフリーペーパー、スマホやIpadのアプリ開発、メニューの翻訳などは大変充実してきて、訪日した外国人たちが驚くほどになりました。しかし、実際に訪日外国人客数は伸びていません。(震災などあったにせよ)なので、同じやり方を繰り返すのはどうかなと考えます。ここにこれ以上のお金を注ぎ込んでも効率が悪いのかもしれません。そんなことをしている内に、地方の観光地はどんどん疲弊してしまいます。だから、もうダイレクトに連れてくることに協力してくれる企業、団体、個人に経費を投入してはどうか?と考えるわけです。そうしないと間に合わないのでは?最近真剣にそう思います。
2012/02/16
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ついに出版です!数あるディズニーランド本の中でも、本命中の本命の人物「町丸さん」が多くのファンのご要望に応えてやっと書いてくれた本です。【送料無料選択可!】ディズニーランド伝説のトレーナーが明かすミッキーマウスに頼らない本物...価格:1,575円(税込、送料別)その多くがディズニーランドの教育や顧客満足の仕組みやその事例の紹介がほとんどですが、この本は、指導そのものにスポットを当てた内容になっています。それは著者が実力があるから書けるわけです。(ココが肝心!)その証拠に、町丸さんのディズニーランド後の活躍がそれを証明しています。ディズニーランドだけで活躍できた人はいますが、その後、他社、他施設でも実績を残せた人というのは実は貴重なのです。その他の人は、ディズニーランド後はすぐに講演家やコンサルタントに変身してしまい、本当の実力が不明な人が多い。ある意味で、ディズニーランドでの経験やノウハウを小出しにして話しているだけ、、、という人が多いのが残念です。その点、町丸さんの場合、多くの部下たちが認めるように突出した「有言実行力」で現場の運営をマネジメントしてきた実績があります。私自身は、1992年に町丸さんと出会いました。「社会人として大切なことはみんなディズニーランドで教わった」の著者である香取くんを紹介してくれたのも町丸さんです。以来、もうすぐ20年の付き合いになります。その間の町丸さんの活躍と実績を目の当たりにしてきたので、いつも「早く本を書いてよ!」と、せっついていた一人です(笑)。なので、いち読者として待ちに待った本が出たな!という感じです。バブル経済崩壊後のレジャー産業は決して楽な施設はひとつもありませんでした。その中で、町丸さんがどのように現場の運営をマネジメントしてスタッフを育成してきたのか?事例が満載のお勧めの一冊です。ぜひ、読んでみてください。そのうちに、町丸さんを囲んで座談会やトークショーなどを企画したいと思ってます。
2012/02/15
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メキシコに滞在中、日本の観光ビジネスのヒントを多数得ることができました。そんな中で一番ショックだったのは、風評被害についていです。現地での研修会などで日本は普通に観光できますよ、と言うものの「ええ??本当に??」という視線が絶えません。そして、その理由を尋ねると、なんと原因は、マスクだったのです。日本に関する報道がテレビに映る度に、街中に必ずと言っていいほど、マスクを着用した人々が映ってしまいます。それは、風評被害に関する報道でなくても人々の印象として、「まだ、被害は収まってないんだな」と解釈してしまうということでした。もちろん、マスクと原発は関係ないのですが、海外の目線にはどうしても病的イメージを植えつけてしまうわけです。日本では、多少の咳も他人に迷惑をかけないため、とかのどが乾燥するから、とか病気ではないけど、念のために着用する人がほとんどで「清潔」「衛生的」なもののはずが、そういう習慣のない国や地域の人々には病的に映ってしまうのです。訪日した外国人に対する印象も、実は良くないのだそうで、、、(汗)。本当に驚きました。今後は、こうした取材や撮影の時には、国全体で注意が必要かもしれません。
2012/02/13
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