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神戸
の 元町映画館
がやっている ヘルヴェティカ・スイス映画祭
という企画にハマっています。 1本目
に見た 「要塞」
というドキュメンタリィ―にしてやられて、
「これは、見んとしゃあないな!」で、 2本目 です。 イヴ・イェルサン という 監督 の 「小さな逃避行」 という作品です。 1979年 の作品らしいですが、 日本では初公開 だそうです。
大きな農場で、住み込みで働いているらしい初老の男で、 パイプ
と呼ばれている、上の写真の男が主人公でした。 農場主
と 奥さん
、後継ぎらしい 息子
、亭主はいないようなのですが子持ちで、チョコレート工場に働きに出ている 娘
とその 息子
、住み込みの イタリア人の出稼ぎ青年
、そしてこの パイプ
という農家のお話でした。
原付自転車に夢中になるパイプの日々を描き始めます。
「あーあ、そこまでやるか?」 でもね、いったん目覚めた パイプ はめげません(笑)。今度はクイズで手に入れた カメラ があるんです。 原付 のことなんて忘れたかのように、
ポラロイドカメラの日々の始まりでした。で、まあ、それだけでした(笑)。
「逃避行って何が起こるんや?」 何も起こりません。にもかからず、妙に引き付けられて面白いんです。
「えっ?このまま、何にも起きずに終わるの?」終わりました。
スゴイ映画だと思いました。 今、だから、この映画から50年経った今です、 マッターホルン が見たいからといって、ひょいと仕事をさぼってペリコプターに乗ることができる老農夫が世界のどこに存在可能でしょうか?それが、たとえ、映画の中だったとしてもです。
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