全36件 (36件中 1-36件目)
1
ジョルジュ(クリストフ)ルーミエを嫌いなブルゴーニュ愛好家というのはあまりいないかと思います。かくいう私もルーミエ好きのはしくれと自認しておりまして、子どもの生まれ年には結構な数のボトルを買い込んだものです。ところが、日ごろの行いが悪いのでしょうか、スカスカで全然ダメ、というボトルこそ滅多にない代わりに、飲み頃、状態など、微妙にスイートスポットを外れているなぁと感じるボトルに当たることが少なくないのです。(単に我慢が足りないだけかもしれません。)私の場合、単純な「打率」でいうと、アルマン・ルソーやデュジャックのほうが素直に感動できるワインにめぐり合える場面が多いように感じています。(あくまで私の経験に限っての話です)しかし、今回飲んだ89アムルーズは、まさに完璧な1本でした。オレンジ色のニュアンスが顕著な、艶々としたガーネットの色調。グラスに鼻を近づけると、リキュール状のカシスやラズベリー、ダージリン、ミネラル、黒蜜、皮革、スーボワなどが押し寄せるように立ち上がり、この時点で、直前まではあれだけ美味しいと感じていた02トルショーのグラスには戻れないことを悟ります。飲んでみると、甘く旨味の乗った、エキス分タップリの果実味が口の中に広がります。状態もよいのでしょう、酒質のクリアさとミネラル感が際立っています。球体のような構造と延々と続くアフター。もはや酸がどうタンニンがどうなどといっている次元ではなく、完全にノックアウトものです。ひれ伏して飲むべきワインです。この先、同じ銘柄を飲む機会はまずないだろうとは思いますが、おそらく同一銘柄を飲む機会があったとしても、このボトルのような次元までは期待できないのではないでしょうか。もともとのポテンシャルに加えて、保存状態や飲み頃などの偶然が重なって、まさに山の頂のようなピーク時に出会うことがかなえられた、一期一会という言葉がまさにあてはまるような会心の一本でした。
2010年10月31日
コメント(4)
さて、赤白事前に持ち込んだうちの赤は、「クロサンドニ95(デュジャック)」だったのですが、これがなんとブショネ。早めに抜栓した時点でそれと判ったのですが、それほど重度のブショネというわけでもなく、一方でデュジャックらしい絡みつくような芳香も顕著だったので、時間を置けばなんとかなるかなと思ったのですが、ダメでした。実はこのボトルをチョイスした際、なんというか、嫌な予感はしたんですよ。もちろん外見からそれと判るものではないのですが、ボトルを手にした際に、なんともいえない不安感のようなものが拭いされなかったんです。予知能力ですかねぇ?(--;ということで、当日予備に持参したボトルを急遽抜栓してもらうことに。どなたかのブログで、トルショーの02ロッシュがよく開いていた、という記事を読んで持参してみましたが、たしかに当日運搬のハンデにもかかわらず、このボトルも健闘してくれました。まだまだ熟成のピークにはほど遠いレベルですが、第一次飲み頃といってよいのではないでしょうか。凝縮された赤い果実のコンポートや紅茶、ミネラル、それにほんのりとスーボワや下草のニュアンスも入って、酒躯自体には硬さを残しつつ、しなやかな酸となめらかなタンニンとのバランスが絶妙で、相変わらずナチュラルで豊かな味わいです。05年の陰でやや存在が薄いようですが、02年ってやはり良い年だと実感しました。密度感と張りがあって、05ほど筋骨隆々系でなく、外向的で近づきやすい香味。あまり閉じこもることもなく、比較的飲み頃に寛容な年という印象もあります。といっても、トルショーさんの02特級となると、前述のように、やはりまだ飲むにはもったいないですね。寝かせることによって、きっと蛹が羽化したかのような、より官能的で複雑な姿を見せてくれると思います。何本か手元にあるならよいのですが、虎の子の1本でしたら、当分寝かせておくことをお勧めします。[2002] Charmes Chambertin V.V, - Jacky Truchotシャルム・シャンベルタン V.V. - ジャッキ...価格:52,290円(税込、送料別)↑02年楽天で出てますが、スゴイ値段になってしまいましたね。シャルム・シャンベルタン[2003] ジャッキー・トルショー価格:41,790円(税込、送料別)↑03年のほうがまだ安いです。
2010年10月30日
コメント(2)
私が赤白持ち込んだうちの白は、少し捻ってこのワインにしてみました。ルーミエのコルトンシャルルマーニュ。ただ、このルーミエ、持ち込むにあたって、ちょっと心配な面もありました。通常、ブルに関してWA誌の点数を気にすることはないのですが、たまたまこの銘柄の点数を調べてみたところ、この年だけ妙に低いのです。2006 94-952003 942001 90-912000 911997 93といった中で、なぜか2002年だけが88点。もともとペルナンベルジュレス側のあまり恵まれない立地ということで、ぶっ飛ぶような点数がつく銘柄ではありませんが、そこは腐っても02ルーミエだし、試飲時のボトルがたまたま機嫌が悪かった可能性もあるだろうし、と額面どおり受け取りはしませんでした。結論から先に言うと、このWA誌の評価はかなり的を得ている感じでした。かなり麦わら色がかった濃いイエローの色調。シレックスの後だけに余計麦わら色っぽさが目だちます。香りは白桃や黄桃、黄色い花、ミネラル、マロン、それにほんのりモカっぽいニュアンス。飲んでみますと、酒質はなめらかですが、全般にこじんまりとしており、特に中間部の細さが顕著です。悪いワインではありませんが、ルーミエのネームバリューを背負ってしまうとかなり苦しいかな、というところ。前飲んだ別のビンテージはもっと素晴らしかったんですけどね。今回ばかりはWA誌の点数を信じるべきでした。
2010年10月29日
コメント(0)
久しぶりに飲むシレックスです。といっても、今までは試飲やブラインドなどの場が多く、じっくりと飲む機会はあまりありませんでした。中程度のイエローで、かすかにグリーンがかった色調。シトラス、青リンゴ、レモン、ミネラル、それにハーブなどの清々とした香りは10年の熟成をあまり感じさせない若々しいものです。飲んでみるとミネラリーで、みずみずしく、それでいて凝縮された果実味がすばらしい。酸にはキレがありますが、エッジはどこまで丸くなめらか。繊細さと構造の大きさ、なめらかさとシャープさという一見二律背反するような要素を高い次元で両立させているのはさすが。過去に飲んだすべてのソーヴィニヨンブランの中でも最高峰の味わいでした。ご当主ディディエ・ダグノー氏が08年に飛行機事故で亡くなったのはまだ記憶に新しいところですが、若干21歳の息子さんがドメーヌを切り盛りしてるとのこと。がんばって欲しいですね。★楽天でシレックスを検索★
2010年10月28日
コメント(0)
昨晩は滅多に経験できないようなすばらしいワインたちをお相伴に預かりました。■アムール・ド・ドゥーツ・ブランドブラン99ドゥーツのブラン・ド・ブラン。飲むのは初めてです。すばらしく綺麗な作りですね。エレガント。99年とかなり年数を経過しているはずなのですが、気泡も勢いがあり、味わいも若々しいものです。適度なコクとブランドブランらしい爽やかさが高い次元で両立しています。雪が溶けてゆくような静かで調和のとれたフィニッシュ。例によって、断続的につづきます。
2010年10月27日
コメント(0)
さて、風水にこだわって一匹追加した黒出目金をどうするかですが、実は↓この秘密兵器を使おうと思うのです。「水質浄化活性石バクチャー」。一年間水換え不要というのが売り文句です。丸モノ金魚が全滅して以来使っていなかった60センチ水槽を再稼動させて、これを使ってメンテナンスフリーにしようという算段です。カミサン「玄関に来ていた、いかがわしい封筒、なにアレ?」私「えっ?いかがわしい?」カミサン「だって、お水のお店って‥。」↑実話です。<写真上>金属製のコイルの中に溶岩のような黒い石ころが数個入っています。これを濾過器の水流があたるところに備え付けます。<写真下>魚を入れる前に1週間ほど空の水槽の濾過器を稼動させます。キラキラとした綺麗な水になったら魚を投入しても可だそうです。一年間水換え不要って、そんなウマイ話が現実にあるのでしょうか。「アンモニア→亜硝酸→硝酸塩」のいわゆる硝化サイクルからすれば、理論的には考えにくい(硝酸塩の値が上がりすぎるはず)のですが、それでも現状の週一回の水換えが月一回になるだけでもだいぶ楽になりますので、いろいろ試行錯誤しながら使ってみようと思います。【送料無料】1年間水換え不要で水質管理が楽々!金魚・熱帯魚の水槽の水質改善!活性炭|高価な...価格:2,940円(税込、送料込)
2010年10月27日
コメント(2)
ユドロバイエの06村名がやや期待値を下回っていたので、同じく新ブルゴーニュの旗手であるオーディフレッドの同年シャンペルドリを開けてみました。キャップシールを剥がすと、コルクがやや陥没しています。抜栓してみるとどうやらコルクが少し緩いようです。あまり力をかけずに抜けてしまいましたし、側面まで液体が回り込んだ跡があります。グラスに注ぎますと、前日のユドロバイエよりしっかりした色調。しかしこちらもエッジはかなり緩んで来ています。香りは、かなり閉じ気味。食事が終わる頃になってようやく火を通した黒い果実やスパイス類、杉の木、などのニュアンスがほんのり出てきた程度。味わいもかなり硬めで、木質的な要素が強く、色気が感じられません。タンニン、酸ともに相対的に強めで、酒質はなめらかとは言い難く、筋張った肉を食べているようなもどかしさを感じます。後味のジワジワとした酸のフィニッシュも調和を乱しています。う~む。これが実力なんでしょうか?時期的な要素(閉じている?)もあるのかもしれませんが、かなり不満の残る香味です。もしくはコルクの状態からして、コンディションが万全でないのかもしれません。ボトル半分小瓶に残しましたので、最終判断は翌日の状態を見てからにしようと思います。翌日:やはりダメです、このボトル。飲めないということはありませんが、微妙にマディラ風味が出てしまってます。コンディション不良ですね。おそらくコルクの欠陥では‥。でも、レストランなどでは、このレベルでは返品できないでしょうね。難しい飲み物です。
2010年10月26日
コメント(4)
RWG誌の試飲の前に、例によってB級グルメ巡りです。この日はアーケードを入ってすぐのところにある讃岐うどんの店「葱坊主」に入ってみました。http://r.tabelog.com/tokyo/A1320/A132001/13005852/清潔な店内にはテーブル数席とカウンター席があり、ひとりでも入りやすい雰囲気です。夜は居酒屋になりますが、カウンターに座っている限りは、うどんの注文だけでも居心地が悪いということはありません。この日は「生醤油うどん」を注文。コシがあってやや固めの麺はかなりレベルが高いと感じました。都内で最近食べた中では一番美味しいかも。この日はシンプルな生醤油うどんでしたが、出汁の味も試してたいところです。ただ、問題は価格ですね。生醤油うどん650円は、場所柄仕方ないとはいえ、やはりちょっと高い。9周年記念とのことで、コロッケ一個サービスしてもらいましたが、ふだんもコロッケつきで650円だったら、というところですね。
2010年10月25日
コメント(2)
夏前に知人からお誘いを受けて、欧州のショップから一緒に購入した品がようやく届きました。このところほとんどワイン買ってませんでしたので、これだけまとめて購入したのは本当に久しぶりです。明日は25度まで温度が上がるようなので、今日配送してもらえて結果オーライでした。右から、04リュシュットシャンベルタン(ジョルジュミュニュレ)×297シャンボールミュニー・レクラ(ジョルジュ・ルーミエ)×205ジュブレシャンベルタン・ポワスノ(ジャンテ・パンショ)02シャルムシャンベルタン(ジャンテ・パンショ)03エシェゾー(ジャック・カシュー)03エシェゾー(エマニュエル・ルジェ)04クロドラロッシュ(アルマン・ルソー)99ジュブレシャンベルタン・ラヴォーサンジャック(デュガピ)02ジュブレシャンベルタン・アンシャペル(デュガピ)ユーロ安のおかげで、これだけ買って送料を入れても国内で買うよりもかなり安く収まりました。それと、欧州でも03、04年のブルは人気ないみたいですね。ジャックカシューとかルソーとかルジェとか、特に安かったです。
2010年10月24日
コメント(2)
05VTの頃のユドロ・バイエのヒートアップぶりはすごいものがありました。ショップに出れば瞬間蒸発の連続。結局私も楽天では買えずに、友人から紹介してもらったショップで何本か購入したものです。06年は05ほど入手困難ではありませんでしたが、まだまだ人気はありました。ところが07年になりますと、デュジャックなどとともに某誌で「負け組」と評されたこともあるのでしょうか、明らかに在庫がダブついている風でした。08年も同様で、フラッグシップのボンヌ・マール(これだけは相変わらず入手困難です)以外は、検索すればふつうに見つかりますし、値段も1級で7K弱と穏当な範囲に収まっています。ところで、このユドロバイエ、若いうち飲めば美味しいことは何度も飲んで経験済みですが、熟成能力についてはどうなんでしょうか?今回開けたのも06年の村名とまだまだ若いのですが、リリース当初に比べてどうかに注目して飲んでみました。グラスに注ぐと、決して濃いとはいえないルビーの色調で、エッジのグラデーションがかなり和らいできています。香りはラズベリーやカシスのコンポート、紅茶、小梅などに加えて、皮革や下草系のニュアンスが出てきています。飲んでみると、ややトーンが高めの味わいで、クリーンで明朗な果実味をじんわりした酸となめらかなタンニンが支えています。あまりワインを飲みつけていない人でも素直に美味しいと言いそうな、柔らかく、優しく、甘く、旨みの乗った外向的な味わいなのはは相変わらずですが、一方で、全体の構造のカチッとしていた部分が緩んで、ややダルな印象を受けます。リリースから2年経過している頃ですと、ボトルによっては、閉じこもったりして難しい時期に入っているものもあります。このボトルは、そういう手強さや気むずかしさはないのですが、正直、熟成というよりも、単に減衰という要素の方を強く感じてしまいまうのが悩ましいところです。1級クラスになるとまた違ってくるのでしょうか?★楽天でユドロバイエを検索。★
2010年10月23日
コメント(2)
新型MacbookAir 安いですね。11インチVer欲しいかも‥。http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/pickup/20101021/1033409/?ST=yahoo_headlines&P=2さて、表題の会の続きです。ジョルジュ・ミュニュレとの比較で出されたのがコチラ。ルーミエがメタヤージュで作る、ボンヌフォン名義のリュシュットシャンベルタン。いいですねぇ。果実は赤と黒の中間ぐらいでしょうか。紅茶や枯葉、スパイス、皮革にまじって、ややワイルドな獣臭を強く感じる香り。口に含むと、力強く凝縮された果実味をまず感じますが、酒質はどこまでもなめらかで角がとれています。ルーミエらしく旨み感の乗った、ナチュラルで官能的、かつスケールの大きな味わいです。実のところ、私自身少々意外でした。天下のルーミエといっても、ボンヌフォン名義のリュシュットということで、ジョルジュ・ミュニュレの看板銘柄にはかなわないだろうと思っていたのですが、なんのなんの、十分互角に渡り合っているどころか、こと酒質のなめらかさやナチュラル感に関しては、ジョルジュ・ミュニュレを上回っていると感じました。唯一、惜しかったのは、このボトル、微妙に菌(おそらくブレタノ)に犯されたニュアンスがあったんです。香味を大きくスポイルするほどではなかったのですが、この点だけが返す返す惜しい。「画龍点睛を欠く」とでもいうのでしょうか。それさえなければ、一緒に飲んだジョルジュ・ミュニュレを完全に凌駕して、私が過去飲んだ全ワインの中でも屈指の経験になっていたと思うのですが‥。
2010年10月22日
コメント(2)
今日は遅出で、これから出勤です。風水関連のサイトを読むと、玄関に置く水槽には赤い金魚と黒い金魚を入れるといいと書かれています。赤い金魚は金運を向上させ、黒い金魚は邪気を払ってくれるのだとか。我が家で隔離中だった黒出目金は、塩水浴むなしく結局☆になってしまいました。昨年の金魚すくいで捕ってきた子でしたので、約1年、小金たちと一緒にたくましく生きてましたが、今年の金魚すくいの金魚たちを合流させたところ、体調を崩してしまい、そこからはあれよあれよという間のできごとでした。さて、同じ風水のサイトには、「黒い金魚が死んだ時は、邪気をその身に受けてくれたからと思って、丁重に葬って、また追加してやるとよい」と書かれています。ということで、我が家でも縁起を担いで、引き続き黒出目金を一匹飼うことにしました。近所の熱帯魚屋に行ったら、たまたま先日☆になったのと同じ位の大きさの子がいました。現在塩水でトリートメントしていますが、問題はトリートメント終了後です。動きの早い和金やコメットたちの玄関水槽に入れるのは可哀想だし、金魚すくいの小金水槽は目下7匹と過密飼育です。さて、どうしたものか。あと1週間ほど悩んでみます。
2010年10月21日
コメント(2)
昨日一日中ずっと、右目にもやがかかったような違和感があり、網膜剥離再発の兆候かと、どんよりした気分になっていたのですが、夕方になって、ふと気づきました。「コンタクトレンズを左右逆にしているのでは‥??」ビンゴでした私の場合、左目の方が2段階ほど度が強いのです。それにしても、今までも左右逆に入れたことは何度もありますが、装着後すぐに気づきました。夕方まで気づかなかったのは今回が初めて。目よりもむしろ脳味噌の方が問題なのかもしれません。さて、表題のワイン会。メイイベントはリュシュットシャンベルタンの飲み比べです。リュシュット・シャンベルタン90(ジョルジュ・ミュニュレ)全ブルゴーニュの中でも、私の最も好きなアイテムのひとつ、ジョルジュ・ミュニュレのリュシュット・シャンベルタン。それも90年を飲むのは初めてです。状態いいですね。赤い果実のリキュール、枯葉、紅茶、下草、ミネラル。味わいはクリーンで凝縮された果実味が印象的です。酸もしっかりしており、立体的な構造が見事。ほぼピークに近い熟成段階ですが、まだ余力を残していそうです。あえてケチをつけるとすれば、想像したほど官能的な要素が出ておらず、やや優等生的な面も感じますが、それは次の銘柄と比べた場合の、きわめて高い次元の話。年に一本飲めるか飲めないかというレベルの文句なくすばらしいワインです。もう一度飲む機会は、ないでしょうねぇ。。つづきます。★楽天でジョルジュ・ミュニュレ/ミュニュレ・ジブールを検索★
2010年10月20日
コメント(0)
すっかり秋めいてきましたね。食欲の秋、スポーツの秋、私の場合は、物欲の秋だったりします。最近はワインよりもPCとかガジェット系でいろいろと欲しいものがあるのです。#実はすでに買ってしまったものもあります。【ソニー NP-BG1/NP-FG1 互換バッテリー】↑デジカメ用互換バッテリ。安いんですが、中国製、というのがイマイチ怖くて二の足を踏んでます‥。デイリー安ワイン一本分。★純正より容量21%アップ★【一年間保証】【送料無料】PCGA-BP2T / PCGA-BP3T 対応バッテリー【...↑互換バッテリといえば、こちらも悩んでます。6年前のVAIOノート(TR1)用の互換バッテリ。パソコン本体はウエブ閲覧やメール、ちょっとした原稿書きなど、まだまだ現役で活躍中ですが、バッテリはオシャカになって久しいものがあります。といって、純正品のバッテリは3万ぐらいするのでなかなか手が出ません。互換バッテリって、安全性などはどうなんでしょう?お値段はルジェの村名VR程度。MetroFi 220vi MF220V↑アイフォン用のアルティメット・イヤーズ製ヘッドフォンマイク。これについては、別途エントリーを立てたいと思います。価格はデ・クロワのコルトンシャルルマーニュぐらい。アイオーデータ機器 LAN接続ハードディスク 1TB HDL-C10 納期3営業日↑LAN接続対応ハードディスク(1TB)世の中クラウドが主流になってきていますが、たとえば自宅の数台のPCでiTunesのライブラリを共有したいとか、居間のPCでとりこんだ画像や動画を書斎のPCでブログにアップしたいとか、そんな用途に、自宅で一台LAN接続のHDDがあれば便利だろうなと思っています。設定などは難しくないんでょうか。価格はジョルジュ・ミュニュレのクロヴジョぐらい。Windows 7 Home Premium アップグレードこれは微妙かなぁ‥。書斎のビスタをアップグレードしたいのですが、アップグレードの途中でフリーズしてしまったりして、すべて再インストール、なんてことになりそうな予感がして、なかなか踏み切れないでいます。価格はヴォギュエの村名シャンボール、というところでしょうか。【送料無料】1年間水換え不要で水質管理が楽々!金魚・熱帯魚の水槽の水質改善!活性炭|高価な...↑金魚の水槽用に新兵器を導入しようかと思ってます。これをセットすれば一年間水換え不要という「バクチャー」。ややマユツバの感もありますが、使用感等については後日報告したいと思います。ユドロバイエのHCN程度。↑ミシェル・プラッソンのフランス音楽BOX37枚組。デュジャックの08村名ぐらい。というわけで、ヴォギュエ村名シャンボールルジェ村名ヴォーヌロマネデュジャック村名モレサンドニジョルジュ・ミュニュレのクロヴジョデ・クロワのコルトンシャルルマーニュユドロバイエHCNデイリー安ワイン‥結構魅力的な銘柄が並びました。ワインを買う資金を他のものに回したほうが生活が潤うのでは、という主旨で書き始めたエントリーでしたが、こうしてみると、上記のワインを買った方が満足度高いかもって気もします。まぁ、我が家の場合、何も買わずに節約するのが一番なんですが。
2010年10月19日
コメント(0)
ブラインド。ただし、90年の村名、というヒントあり。濃いです。濃厚なガーネット。リキュール的な赤い果実が鮮烈で、紅茶や枯葉、スパイス、それに下草系の熟成香が絡みます。飲んでみると、果実味に凝縮感があり、まだ熟成しそうです。オークはよく溶け込んでいますが、リリース時にはかなり強めにかけられていたのだろうなという片鱗を感じます。ブルゴーニュ、コートドニュイというところまでは出てくるにしても、そこから先がさっぱりわかりません。ニュイサンジュルジュ?‥だとすると作り手が見えてこないなぁ。ルジェ?ルロワ?→正解:シャンボールミュジニー90(コント・ジョルジュ・ド・ヴォギュエ)なんと、ヴォギュエの村名でした。それにしても濃かったなぁ。90村名にしてこの強さ。ヴォヴォギュエってこういう香味でしたっけ?正直、このボトルの味わいは、私の頭の中にファイリングされていない類ものものでした。通常銘柄がオープンになると、えもいえぬ敗北感(笑)を感じるのですが、今回はそれすら感じませんでしたね。学生のとき、テストの問題が難しすぎて、出来なくて当然でしょ、と開き直っているような気分。★楽天のヴォギュエ。タマ数ありますね。★
2010年10月19日
コメント(0)
久しぶりにRWG誌のテイスティングに行った際、これまた久しぶりに武蔵屋に入ってみました。http://r.tabelog.com/tokyo/A1320/A132001/13005872/自動販売機をみると、「あご塩ラーメン」なる新メニューがあったので、こちらを注文。店員に味の濃さ・油の量・麺の固さを聞かれますが、今回はすべて普通にしました。(通常は油少なめ、麺固めにしてます。結果的にはそのほうがよかったような‥)アゴ塩といっても、通常のラーメン同様、濃厚な豚骨の風味が主体。テーブルにこぼしたスープが脂でヌルヌルします。麺は太平打ち麺で短め。食感はフニャフニャで、やはり固めで注文しておけばよかったと思いました。全体の印象は、とにかく濃くて脂っこい。おまけに塩も効いていて、不健康そのものという感じ(笑)。よくも悪くも品のない味ですが、それでも、数ヶ月に一度ぐらい、無性に食べたくなるんですよね。ある意味、人間の根源的な欲求に素直な味なのかもしれません。また次回の試飲時にも立ち寄ってしまいそうです。それはそうと、試飲では07のボルドーを飲みましたが、かなり厳しいものがありますね。
2010年10月17日
コメント(2)
またまた古新聞になってしまいましたが…。90年のブルを絶賛する人は少なくないとますが、かくいう私もその一人です。豊かで密度感のある果実味、スケール感のある構造、それでいて各要素が丸く、マスキュランというよりは総じてフェミニンな味わい。いつ開けても美味しく飲める点もいいですね。ただ、そんな飲みやすさが災いして、我が家の90年のストックもセラーから消えて久しいものがあります。20年経過した今となっては、たまに出物があっても高いし、出所がしっかりしていないとリスキーだし、ということで、なかなか飲む機会もなかったところに表題の会にお誘いいただいたので、二つ返事で申し込ませていただきました。■シャサーニュモンラッシェ・モルジョリュシュット90(ラモネ)←誤記訂正しました。Charさんご指摘ありがとうございました。のっけからノックアウトされてしまいました。黄金色がかった、充実した色調。リンゴや白桃のリキュール的な果実、ミネラル、シナモン、それに重油香的なニュアンスがあります。飲んでみると、クリーンで凝縮された果実味をエッジのとれたなめらかな酸が支え、エッジのとれた丸いテクスチャー。口中で含み香が波が寄せるように広がります。熟成したシャルドネでよく見られるモカっぽい香味でなく、なんというか青リンゴのような、リキュールのような、どことなくリースリングっぽいような、独特のフレーバーを感じます。って、うまく表現できるだけのボキャブラリーがないのがもどかしいのですが、とにかくこのボトルはすばらしかった。今年飲んだ白の中では文句なく一番でした。★ラモネを楽天で探す■クリスタル9090年のクリスタルといえば、10年ほど前にロゼをワイン会に持ち込んだことがありますが、それを最後に口にしてませんでした。今となっては、おいそれと買えるようなプライスではないので、また飲む機会に巡り合えたのは幸運でした。やや麦わら色がかっているものの、まだまだ若々しい色調。ただし、気泡は穏やかになっていて、年月を感じさせます。口にしてみると、思いのほか若々しい味わいなのが意外。といっても豊かな含み香や抑揚、質感のある酸など、さすがというか貫禄の味わいです。そういえば、今の自宅に引っ越した時、お祝いに飲んだのがクリスタルの2000年でした。さすがに90年というわけにはいきませんが、ユーロ安ということもあり、安く出ているのがあれば、記念日用に1本セラーに常備しておいてもいいかな、なんて思いました。★楽天でクリスタルを検索★断続的に(笑)続きます。
2010年10月16日
コメント(4)
またまた九段下で会議だったので、近所の有名なラーメン店「斑鳩」に行ってみました。http://r.tabelog.com/tokyo/A1309/A130906/13000286/14時ごろ行きましたが、ほぼ満員。一席だけ空いていて、ならばずに入れました。もっとも、店を出た14時半頃にはガラガラになっていました。黒基調のモダンで清潔な店内。店員もソツなく、よく教育されている感じです。とりあえず「特製らーめん」の大盛りを注文。失敗しました、すごい量です。大盛りにしなくても十分ですね。魚介と豚骨のスープ。食べログを見ると、パンチがないとか、薄いという意見も多くありますが、わたしとしてはちょうどよいぐらいだと思います。麺はやや硬めでコシがあります。ややスープになじんでいない感もありますが、その分、表面がボテッとしていなくていい感じです。トロトロの半熟玉子とチャーシューが美味しい。全般に、衝撃的、というほどではありませんが、私が過去に食べたラーメンの中で上位に入るのは間違いないところです。また、九段で会議があるときに、別のメニューも頼んでみようと思います。
2010年10月15日
コメント(0)
風水では、玄関に金魚水槽を置くのがよいと言われます。赤色の金魚は金運を招き、黒色の金魚は邪気を祓うそうです。我が家には、一匹だけ黒い金魚がいます。昨年の金魚すくいで採ってきた黒出目金です。一年間、他の小金たちと一緒に過ごしてきましたが、ここ数ヶ月、エサを食べると浮くようになり、食欲旺盛な和金たちとの混泳は厳しくなっていました。それで、今年の祭で子どもたちが新たに小さな金魚たちを採ってきたら、他の和金3匹を玄関の60センチ水槽に移し、この出目金だけ新しい小金たちと一緒に育てるつもりでした。その方がエサを控えめにできると思ったからです。ところが、前のエントリーに書いたように、今年の金魚掬いでは、子どもたちが8匹ももらってきたものですから、計画が狂ってしまいました。とりあえずひと晩だけ、新入りたちを合流させたのですが、それがまずかった。おそらく酸欠と環境変化のストレスによるものでしょう。翌朝には、出目金が底に沈んで動かなくなってしまったのです。これはマズイ、やっぱり広い水槽に移してやろうと思って、玄関の60センチ水槽に移したのですが、それが追い討ちをかけることになってしまいました。よろよろと泳ぐ出目金の後ろから朱文金たちが追いかけてつつき回るものですから、出目金はすぐにまた底に沈んでしまいました。最悪です。仕方がなく、久しぶりに隔離水槽(9リットルキューブ水槽)隔離して養生させることにしました。こんなことなら、最初から隔離させておけばよかったと若干後悔しているのですが、隔離水槽から無事生還した金魚はほとんどいないという厳しいジンクスというか現実もあり‥。人が近づくと泳いで上に来るのですが、すぐにまた底に沈んでしまいます。それと、病魚にありがちなことですが、ひと晩置いただけで、水が臭くなってしまうのが気になります。なんとか無事生還させたいのですが、ダメかなぁ‥‥と、昨晩ここまで書いたのですが、今朝水槽を見たら、ひっくり返って虫の息で、もはや泳ぐこともできなくなっていました。無念。。かなり落ち込んでいます。
2010年10月14日
コメント(4)
中程度のルビーで若々しい色調です。香りはラズベリーやカシス、紅茶、アセロラ、イチゴゼリーなどの透明感のあるもの。飲んでみると、樽を感じさせない、柔らかくクリーンな果実味が好印象です。じわじわとした酸が目立ちますが、酸っぱいというほどではないし、タンニンもなめらか。オーソドックスなブルゴーニュ好きな人には、ツボにはまりそうな、ナチュラルで素性の良さを感じさせる香味。最近飲んだ中では、先日の08A・Pヴィレーヌに似ています。ただ、その一方で、キャンディっぽいニュアンスや奥行きの乏しさなど、08ビンテージの弱さを素直に反映してしまっている面もあり、4~5Kのプライスだとちょっと厳しいかなと思います。もっとも、良いビンテージなら、すばらしい仕事をしそうな気もするし、この1本だけではなんともいえませんね。機会があれば、別の銘柄やビンテージも飲んでみたいと思います。
2010年10月13日
コメント(0)
マルセル・ラピエール氏のご冥福をお祈りします。さて、このところ古新聞の記事が多い当ブログですが、今回も週末ネタです。土日雨の予報でしたが、翌日曜日は晴れてくれました。おかげで、参道はスゴイ人出。土曜日の写真と比べてみてください。前日あっさり買えたベビーカステラも、この行列。子どもたちが、調子にのってまた金魚掬いをやりました。おじさんがサービスしてくれて、なんと6匹ももらってきました。しかし、これはちょっとヤバイです。昨日と併せて9匹。我が家の水槽のキャパを超えています。とりあえず水槽に合流させましたが、あまりに過密飼育。これは明らかに行き過ぎです。なんとかせねば、と思う間もなく‥(つづく)
2010年10月12日
コメント(2)
赤はルロワの赤キャップばかり3本。■2003 Nuits Saint Georges/Dom.Leroy■2003 Savigny les Beaune Narbantons/Dom.Leroy■2003 Chambolle Musigny les Fremieres/Dom.Leroyどのボトルも、赤いフルーツのコンポートや花束、シナモンなどの香りに、凝縮されたクリーンな果実味と奥深い構造があり、すばらしいです。まだ若さを残しつつも、下草や皮革っぽいニュアンスが加わり、飲み頃に入っていることを伺わせます。やや意外なことに、この中では、サヴィニー・レ・ボーヌのナルバルトンが一番の味わいでした。他の2本はおそらく単体で飲めば十分すばらしかったのでしょうけど、比べて飲むと、香味に雑味感がなく、どこまでもクリーンなナルバルトンに抜きん出たものを感じました。これは、ナルバルトンがもっとも熟成のピークに近かったのかもしれませんし、あるいは流通経路とか、たまたまその時点のボトルの機嫌?とか、そういった違いによるものと思われます。まあ、赤がルロワだけでしたので、一般化して語るのには厳しいものがありますが、白でもアンリ・ボワイヨのようにすばらしい仕上げのボトルもありましたし、03年もなかなか捨てたものではないなと思いました。「作り手を選べば美味しいものがある」というのでは、あまりに総花的な結論ですが、まあ結局そういうことなのでしょう。我が家のセラー用にと、帰宅してさっそくドメーヌ・ルロワの在庫を検索してみましたが、価格を見てすぐに断念したことは言うまでもありません。★ドメーヌルロワを楽天で検索★
2010年10月11日
コメント(0)
だいぶ古新聞になりますが、以前伺ったワイン会の感想です。昔からのワイン仲間のしまパンダさんのワイン会で直前にキャンセルが出たというので、潜り込ませてもらいました。テーマは03&ルロワ。場所は白金「OREXIS」。03年というと、WA誌の点数こそ高いのですが、「酸が緩い」「焦げたフレーバー」など、ブルゴーニュ愛好家にとっては評判のよくない年です。おそらく市場に出物があっても、積極的な購入候補にはなりにくい。そんなビンテージではないでしょうか。一方で03年という年は私にとっては特別な年なのです。何度もブログに書いてあるとおり、下の子の生まれ年だからです。ブルの有料年ということで大量に買い漁った上の子のVT(2002年)と違ってこちらは、在庫の本数も少なく、そのほとんどを寺田に預けっぱなしのため、家のセラーにもほとんど03年のワインはありません。そのうしろめたさのため、というわけでもありませんが、最近、ユーロ安のためか、安く見かける03年のバックビンテージの追加購入も視野に入れて、03年の育ち具合を確かめてみたいなと思いつつ、参加してみました。■NV Champagne Krug Grand Cuveeウマイです。としか言い様がありません。日頃飲んでいる安泡とはやはり別の次元ですね。(一流どころをめったに飲まないこともあり、実のところ、私の泡モノに対するボキャブラリーは貧困です。)■2003 Puligny Montrachet 1er Cru Clavoillon/Dom.Leflaive■2003 Bienvenue Batard Montrachet/Dom.Leflaiveビアンビニュ・バタール・モンラッシェがすばらしい。凝縮された果実味とそれを支える(豊かな、とまでは言いませんが)必要にして十分な酸。クラヴァイヨンの方は、それと比べてしまうとやや凝縮感と酸の力強さに欠ける印象で、ややビンテージのネガティブな要素が反映されている感がありました。★ルフレーブを楽天で検索★■2003 Corton Charlemagne/H. Boillotアンリ・ボワイヨの03年。楽しみにしていたボトルですが、案の定、すばらしかったです。ピンと張った力のある酸とキラキラしたミネラル感。それでいてエッジのとれた酒質。バランスよくまとまっていて余韻も長い。この日の白の中で個人的にもっとも気に入った一本でした。★楽天でアンリ・ボワイヨを探す★■2003 Corton Charlemagne/Faiveley残念。痛恨のブショネでした。ただ、アンリ・ボワイヨがまだ若々しい色調だったのに比べて、こちらはかなり麦わら色がかっていて、熟成が進んだ印象でした。もしブショネでなかったとしても、アンリ・ボワイヨのレベルを超えられたかというと微妙かもしれません。状態の問題なのか、この年のフェブレイの造りがこうだったのかはわかりませんが。赤に続きます~。
2010年10月10日
コメント(2)
この週末は、地元太子堂の八幡さまの祭ですが、残念ながら雨ですね。去年は町会成年部で子ども御輿の手伝いをしたり、私自身も御輿をかついだりして多忙でしたが、成年部を辞めた今年は気楽です。午後から雨足が強まり、人もまばらです。もっとも、そのおかげで良いことも‥。毎年、ここだけスゴイ行列が出来てなかなか買えない深川名物ベビーカステラをあっさり買うことができました。美味。こどもたちはレトロな玉投げで賞品ゲット。といっても大したものではありませんが。そして、もうひとつ。祭といえば、金魚掬い。我が家の金魚に仲間が増えました。
2010年10月09日
コメント(4)
先日飲んで印象のよかったデ・クロワとそのつながりで購入したカミーユ・ジルーが今日届きました。だいぶ涼しくなりましたが、日中はかなりの温度になったりするので、もうしばらくクール便で配送してもらおうと思っています。カミーユ・ジルー ジュヴレ・シャンベルタン・レ・クレイ [2006]価格:3,675円(税込、送料別)ドメーヌ・デ・クロワ ボーヌ・レ・サン・ヴィーニュ[2005]価格:4,620円(税込、送料別)↑こちらは売り切れですね。
2010年10月09日
コメント(0)
昨晩帰宅したら、二人の子どもたちが、「おかえりなさい」も言わずに、カミサンが録画した韓流ドラマに見入ってました。田園都市線沿線居住者にとっての、2~3ヶ月に1度の恒例行事といえば、「電車の遅延」で決まりです。昨日の朝も久々にありましたよ。朝っぱらからどこかの駅での信号故障。だいたいこういう朝は、駅に近づくに連れて、逆方向に歩いて帰ってくる人が多くるので、なにかあったのかな、という嫌な予感がしてきます。案の定、三軒茶屋の駅に着いてみると、すでに改札の手前100メートルぐらいから人の波。これでは当分電車に乗れそうもないし、夏場と違って天候もよかったので、渋谷まで歩くことにしました。R246沿いにトボトボと歩く通勤者の列。実際はもっと先の方までずっと続いています。こんな感じで、20分ほど歩くと、池尻大橋の駅に着きます。運がよければ、ここから乗れるのですが、この日はまだ混乱は解消してなかったようなので、そのまま渋谷まで歩きました。ときどき渋谷行きのバスが追い越して行きます。満員で乗れずはずもなく、バス停には長蛇の列が待っています。およそ60分弱。「トレーニングウエア+ジョギングシューズ」なら大したことない距離ですが、排ガスにまみれたR246を、革靴スーツ姿で書類の入ったカバンを抱えて歩くのは、あまり心地よいものではありませんでした。。そんなこんなで、通常9時過ぎに着くところを10時ギリギリに到着。職場はフレックスタイム制なので、遅刻という概念はありませんが、10時を超えるとバツが悪いところ、まあギリギリという時間に到着できました。
2010年10月08日
コメント(6)
飲む前から、「これはダメそうだな~」とか「美味しくなさそうだな~」という予感めいたものを感じてしまうボトルがあります。何度か失敗している作り手とか、不安に感じるインポーターやショップ経由のものとか、はたまたラベルやキャップシール周りから醸し出される雰囲気とか‥。開けてみると、これが大逆転!ということも稀にあるのですが、大抵は予想通りの結果に終わります。このルイ・シュニュはまさにそんな1本で、セラー最前列にずっと置かれていながら、どうしても手が伸びずに今まで飲まずにいたボトルです。理由は、以前飲んだ同じ作り手のボトルに全く光る部分を感じなかったことにあります。一見平凡そうな中にも何かしら光るものがある作り手っていますよね。最近では、デ・クロワ、アニェス・パケ、フランソワ・ジェルベ、ジャン・タルディ、オーディフレッドなどにそういうものを感じます。ところが、前回飲んだルイ・シュニュにはそういうものが全く感じられなかった。だったら買うなよ、といわれてしまえばその通りなんですが、このボトルはたまたま本数合わせのために入札したリカワさんのオークションで2k台で落とせてしまったものなのです。安く落札できたボトルなので、あまり文句を並べるのも気が引けますが、抜栓してみると、案の定、1級にしてはなんとも凡庸な香味なんですよねぇ。最初のうちは香りも閉じ気味で、味わいは酸が際立ちます。赤系の果実味もそれなりにあるので、酸っぱい味わいに終始するわけではありませんが、各要素が角張った感じでギスギス感があり、飲んでいて楽しくありません。ボトル中盤に差し掛かる頃になると、赤い果実や下草系の香りが開いてきて、味わいもふくよかさを増してきますが、それでようやく普通のブルゴーニュというところでしょうか。どうなんでしょう?このボトル。1.そもそもルイ・シュニュという作り手がこの程度のものである。2.ルイ・シュニュの作りのベクトルが私の嗜好と合わない。3.モダンなラベルと裏腹に若いうちは魅力を発揮しずらい長熟の作り手である。4.ボトルの状態が悪かった。「3」の可能性も排除できないので、最終的な判断は、小瓶に保存した残り半分を飲んでみてからにしたいと思います。
2010年10月07日
コメント(4)
CDのネタが続きますが、最近夜寝るまえに聴いているのがこのボックスです。DHM宗教音楽名演集(29枚CD+CD-ROM)http://www.hmv.co.jp/product/detail/3689806【送料無料】宗教音楽名演集(29CD+CD-ROM) 輸入盤 【CD】価格:7,888円(税込、送料込)昨年の今頃購入したものです。なんとなく聴く機会がないまま1年寝かせてました。ワインと違って寝かせておいても熟成するものでもありませんが。紙ジャケとCD裏面に一枚一枚古典画がプリントされています。BOXものというと、ペラペラの封筒のようなジャケットと無地のCDのものが多い中、これだけでも所有欲を満たしてくれます。中身はキリスト教初期の賛美歌ものから現代音楽まで網羅されており、一枚目のCDには、5世紀の聖歌が入っています。5世紀といえば、日本はまだ聖徳太子が生まれる前、古墳時代ですよ!↓ちなみにCD1の収録内容はこんな感じです。CD1アンブロジア聖歌、5世紀の聖歌、古代ローマの賛美歌(ビザンティン7-8世紀)、Beneventan(南イタリア)、賛美歌(7-11世紀)、モサラベ聖歌(7-11世紀)、古代ローマの賛美歌(6-13世紀)‥とここまで書いてきて、ふと疑問がわきました。日本の古い音楽たとえば雅楽のCDなどは目にしますけど、琵琶法師による『平家物語』を再現したCDってあるのでしょうか?調べてみましたら、ありましたよ。琵琶法師の世界 平家物語 7枚組で一万円以上と高価ですが、聴いてみたい気もします。↑楽天でもありますね。
2010年10月06日
コメント(0)
予約していたアイフォン4が入荷したとの連絡があったので、先週末めでたく2年使った3Gから端末変更しました。いやあ、サクサク動いて快適です。Refillsとか、aNoteとか、TweetDeckとか、SpeedTextとか、BB2C(笑)といった愛用のアプリがバージョンアップを重ねるたびに重くなって、いい加減うんざしていましたが、そのストレスが一気に解消しましたよ。カメラの性能がアップしたのもブロガーとしては大きなポイントですね。ソリッドな形状になって、少し重く感じるようになりましたが、持った感じは良好。気になるところは、使い始めだというのもあるのかもしれませんが、バッテリの減り方がやや早めに感じられること、我が家のラジカセとBluetooth接続できなくなってしまったことぐらいです。いずれにしても、アイフォンはもはや便利とか楽しいといった次元ではなくて、私にとってのライフラインに近いものがあります。紛失したり壊したりしないようにして、また2年間つきあっていければと思います。今入れている主なアプリです。壁紙はフェルメールの『デルフト眺望』。一番下の段にアプリを置いていないのは、壁紙とのバランスもありますが、電車の中などで誤って押さないための工夫です。工夫といえば、もうひとつ。↑左が3Gのケース。右が今回一緒に購入した4G用のケース。3Gの時から、市販のケースの裏面に滑り止めのテープを貼っています。ワイシャツのポケットに入れようとしてスルリと落としてしまいそうだったので貼ってみたのですが、手に持っているときも、ここに指をかけられるので安定します。見た目はイマイチですけどね。
2010年10月05日
コメント(4)
秋の夜長に、というわけではありませんが、毎年この時期になると、こんなエントリーを書いているような気がします。先日届いた『DG111周年記念ボックス2』。1箱目と併せて、合計111枚となり、壮観です。すでに持っているCDとの重複や、ほとんど聴かないジャンル(アリアなど)もかなりあるのですが、ジャケットがそれぞれオリジナルのデザインで、これを眺めているだけでも楽しいものです。一番手前のアバドのカルメンなどは、実家に戻れば、これと全く同じデザインのLPが残っています。iTunesにとりこんで、通勤時にアイフォンで聴いてます。
2010年10月04日
コメント(3)
ラシーヌさんが扱うようになって、俄然注目されているデ・クロワ。カミーユ・ジルーの醸造担当としても名を馳せています。この日は、やや中途半端な時期かなと思いつつ、05年の村名を飲んでみることにしました。それほど長くはありませんが、そこそこ質感のあるコルク。色調は真っ黒というほどでないにしても、かなり濃い色調のルビーです。グラスに鼻を近づけると、かなり白胡椒、丁子などのスパイシーなトップノーズ。空気に触れるに連れて次第に凝縮した黒い果実香、オレンジピールのような香りが出てきます。口に含むと、濃縮感のある果実味のアタック。酸、タンニンとも豊富ですが、エッジが丸く、しなやかな味わいです。さすが05年だけあって、近年のビンテージから考えられないぐらい濃厚な構造の中にも、たっぷりとした旨み感と甘い果実味があって、食事なしでもグイグイ飲めてしまいます。いやあ、、やっぱ、イイですわ、デ・クロワ。05年はまだラシーヌさん扱いではありませんが(このボトルの輸入元はBBR)、とりあえず状態に問題はないと思います。某所で05年がまだ残っていた(しかも1級で5K以下)ので、さっそく追加購入しました。まだ残ってますよ。(10.4現在)★デ・クロワを楽天で検索。★#それはそうと、何を飲もうかとサイレントカーブをゴソゴソやっていたら、セラーの後部からチリチリといういつになく大きな異音が聞こえたきたのですけど、ヤバイでしょうか?点検に出したほうがいいですかねぇ。ちなみに購入後8年経過してます。
2010年10月04日
コメント(4)
我が家の金魚たちは今、~玄関にある60センチ水槽→コメット2匹、朱文金2匹。~1階の部屋にある30センチ水槽→金魚掬いの和金3匹、出目金1匹という布陣です。今年も地元の祭りが来週に迫り、子どもたちが「金魚掬いで金魚をとってくる」と今から宣言しています。‥となると、収容先を今から考えておかねばということで、30センチ水槽の小金たちを玄関の60センチ水槽に引越しさせることにしました。移動させたのは、和金3匹。最近浮き気味の出目金は残したままにしました。↑60センチ水槽といっても、7匹になるとさすがに過密感がありますね。うじゃうじゃいる感じです。長年同じタイミングで水換えしてますし、水質に差はないだろうと、大して水あわせもせずに、無造作に引っ越させたのですが、これが失敗だったようで、一番小さい個体が不調になってしまいました。仕方なく、その一匹は元に戻して、出目金とともに、30センチ水槽で塩水浴中です。新しく獲ってきた金魚たちは、こちらで一緒に塩水浴させることになるでしょうね。引越しさせた2匹はいつのまにか、他のコメットや朱文金にも遜色のない大きさになっていました。今のところ元気に泳ぎまわっていますが、新しい環境になじむまでは注意深く見守ろうと思います。
2010年10月04日
コメント(2)
近所のペットショップで見たオカメインコのヒナの可愛さにノックアウトされてしまいました。欲しいけれども、平日世話できないしなぁ…。さて、ペットといえば、我が家は金魚とカブトムシです。(笑)先日、土を掘り返したときは、10円玉ぐらいの大きさだったカブトムシの幼虫、その後どうなったでしょうか?子供たちと一緒に調べてみました。↑9月24日時点ではこの大きさでした。。これがどうなったかというと…。でかっ!一週間ちょっとでこんなに成長するんですねぇ。この日はビニールのゴミ袋を下に敷いて、その上からプラケースをひっくり返し、中の土をいったん全部出して、隅から隅まで調べてみました。幼虫は結局3匹しかいませんでしたが、どれも順調に大きくなっているようです。土が少なくなってきていたので、新しい土を半分ぐらい加えておきました。年明けぐらいまでは、このまま放っておいて大丈夫でしょう。そんなこんなで、家の中が土まみれになって、このあとカミサンに怒られたのは言うまでもありません。
2010年10月03日
コメント(2)
昔の職場の先輩と銀座のワインバー「ラ・ニュイ・ブランシュ」に行ってみました。照明を落とした店内はムードがあって、我々のようなオヤジ二人だと浮いてしまうかなと思いましたが、意外に客層は似たような年代の方が多かったような‥。ワインバーといっても、料理メニューはかなり充実していて、本格的です。※ポルチーニのパスタもいただきましたが、写真撮り忘れました。分厚いワインリストがありますが、店内の照明の暗さと細かい文字とで、私の老眼では判読不可能。この日はグラスで注文することにしました。■シャンパーヌ(写真撮り忘れ、銘柄失念)■ルーセット・ド・サヴォワ・フランジー(ブリュノ・リュパン)■ピノ・ブラン・トロワ・カー・エル(ジェラール・シュレール)■ポマール 1Cru プテュール08(ドメーヌ・ルジューヌ)残念ながら、どれも前日(以前)の抜栓のボトルばかりだったようですが、この中では、ルジューヌが激ウマでした。いつのまにかラシーヌさんが扱うようになっていたんですね。★ルジューヌのワイン。楽天ではあまりありませんね。★ラ・ニュイ・ブランシュhttp://profile.ameba.jp/la-nuit-blanche/
2010年10月02日
コメント(4)
このブログに掲載しているワインラベルのうち、自宅で飲んだものはキャノンのデジタル一眼で撮影しているのですが、平日やちょっとした外出時にはコンデジ(コンパクトデジカメ)かアイフォンで撮っています。アイフォンは非常用なので仕方ないとしても、コンデジで撮った時の画質(特にワインバーなどの薄暗いところ)については、もう少しなんとかならないものかなぁと不満に思っていました。まあ、7年前のモデルなので、あまり多くを望むのも酷というものですが、最新のモデルの評判やサンプルをいろいろ調べてみると、夜景や室内もかなりきれいにとれるものがあるようです。最近は値段も安くなっているし、そろそろ一台新調しようと、いろいろ調べてみると、これがまた種類が多くて、何がよいのかさっぱりわからない。調べれば調べるほど迷ってしまいますね。結局、たまたまマップカメラで中古で安く出ていたベストセラー機を購入することにしました。◎ポイント最大7倍! ★☆SDHCカード4GB+液晶保護フィルムセット!★☆【楽天最安値チャレンジ...価格:23,800円(税込、送料込)↑リコーCX3。後継機のCX4が出て、新品でもかなり安くなってきています。私が購入したのは美品でなく、キズありの並品でしたので、値段は10K半ばでした。この週末に到着予定です。現物を見ずに購入してやや心配ではありますが、どのみちハードに使うだろうし、子どもたちが弄り回すだろうし、なにより安く買えたのでよしとします。今日はこの後、銀座のワインバーに出かけます。ラ・ニュイ・ブランシュhttp://profile.ameba.jp/la-nuit-blanche/初めて伺うワインバー。どんなワインや料理と出会えるか楽しみです。
2010年10月01日
コメント(1)
カミサンは先週の4連休の間に2回、妊婦と間違われたそうです。そのうち一度は電車で席を譲られたとか。その昔、私と同時期にワインエキスパートの資格をとられた方が作っていた『ボルドーワインに没頭』という素敵なホームページ(覚えてきる方いるでしょうか?)の掲示板に書き込みさせていただいたのが、私がネットで愛好家の方々と交流を持つ最初のきっかけでした。当時の私はもっぱらボルドーとイタリアを愛飲していた時期で、今ではあまり買わなくなったYさんやEさんでよく買って飲んでいました。Yさんでは、特にグリュオラローズが割安だったのを覚えています。格付け2級銘柄でありながら、91、92、93、94年あたりが4980円ぐらい、セールになると本数限定で3980円で買えたこともありました。レオヴィルポワフィレ、ピションバロン、クレールミロン、ダルマイヤック、ブラーヌカントナックなどもそれに近い同じような値段でしたね。ラフォンロシェ、タルボ、ブラネールデュクリュ、ポンテカネ、ベイシュヴィルなどもよく飲みました。一方で、コスとかラランドとか、ラスカズ、デュクリュボーカイユなどは当時から高価で、だいたい10K近くしていました。ポムロールの著名銘柄も相対的に高価でした。当時の私は大体5~6Kぐらいのところに心理的抵抗線があって、それがポムロールに縁遠くなってしまった理由のひとつかもしれません。最近、ユーロ安の影響か、この時期のバックビンテージが安く出ているのを目にします。通常ですとなかなか食指が動くVTではありませんが、そんなこともあって、個人的には愛着のある年代です。めっきりボルドーを飲む機会が減ってしまった私ですが、以前よく飲んだ93~94年の各銘柄が今、どんな香味になっているのか、冬場にかけて何本か飲んでみようと思います。【ポイント5倍!エントリーで誰でも】(9/30 10:00~10/3 23:59まで)【楽天最安値に挑戦!】【...価格:4,914円(税込、送料別)エントリーで 全品ポイント5倍中! シャトー・プリューレ・リシーヌ[1993](赤) 【YDKG-t】価格:4,725円(税込、送料別)シャトー・ラフォン・ロシェ [1993]価格:5,229円(税込、送料別)[1992] シャトー・ダルマイヤック Ch. d'Armailhac 価格:4,725円(税込、送料別)シャトー・ソシアンド・マレ[1994]価格:5,880円(税込、送料別)シャトー・フィジャック[1994](赤)価格:7,400円(税込、送料別)
2010年10月01日
コメント(2)
全36件 (36件中 1-36件目)
1