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同じく青森港に「赤い絲」のモニュメントがある。説明によると、 「このモニュメントは、青森市と函館市のツインシティ(双子都市) 提携20周年を記念して制作したもので、旧制中学を青森市で過ごし た太宰治(1909-1948)が小説「思ひ出」の中で、弟礼治と青森港 桟橋から海峡を渡る連絡船を眺めながら、運命の女性と結ばれる”赤 い絲(いと)”について語り合った挿話を基に、函館と青森の両市民 の協力により、お互いの絆を深めるモニュメントとして、両港にそれ ぞれ設置したものである。」とあった。 秋晴れの日であり山形県鶴岡市から来たという女子高生にであった。 話をしてくれた二人の生徒は制服の似合う少女であった。思わず「思 ひ出」の運命の少女と重なった。モニュメントの二人の足首には赤い 絲が結ばれていた。 さはやかや絆を結ぶ「赤い絲」 クリックしてね ↓ 人気ブログランキングへ 俳句・秋・時候、爽か・さはやか、青森港、青い海公園、太宰治「思ひ出」赤い絲のモニュメント
2014年09月30日
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9月27日羽田空港10:20発の飛行機に乗り、青森空港着11:35 に到着しました。連れ合いに「残念」という件名で「無事青森空港に つきました」とメールをしたところ「誠に」という返事が返ってきま した。どう言う意味かしら。 青森駅近くの埠頭に八甲田丸が係留されている。八甲田丸はもう運航 していない。函館出身の俳句仲間は八甲田丸に乗ったことがあると話 していた。 栄光の八甲田丸秋日濃し クリックしてね ↓ 人気ブログランキングへ 俳句・秋・天文、秋日濃し、八甲田丸
2014年09月29日
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青森での俳句鍛錬会へ行ってきます。写真は先月ホテルとの打合せに 行ったとき新青森駅で撮ったものです。 ふたたびの青森行のやや寒し クリックしてね ↓ 人気ブログランキングへ 俳句・秋・時候、やや寒し、青森
2014年09月27日
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芝神明から増上寺へ。増上寺は関東十八檀林の筆頭。山号は三縁山。 もと光明寺と称する真言宗寺院で、今の千代田区紀尾井町付近にあっ たが、1393年(明徳4年)聖聡が浄土宗に改め、増上寺と称し、 1598年(慶長3年)家康が徳川家菩提所と定めて現在地に移した。 三三五五観光客が集まってくる。境内では猿の曲芸が行われていた。 見物人は前列を避けて二列目から詰まっていた。秋晴れの一日であっ た。 秋晴や猿の輪くぐり幾度も クリックしてね ↓ 人気ブログランキングへ 俳句・秋・天文、秋晴、増上寺
2014年09月26日
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芝神明の祭に去る九月十三日に訪れた。昔付近に生姜が作られ生姜を 供えたことから「生姜市」という。「だらヾヽとだらヾヽまつり秋淋 し」と久保田万太郎が詠んでいるように、九月十一日から二十一にち までと祭の期間が長いので「だらだら祭」ともいう。 私が参道に着いたとき折り良く花嫁さんが社の階段を下りてきた。辺 りの人に混じって祝福の拍手をしたのはいうまでもない。参道の真ん 中に神輿があり、その横で老人が千木筥を組み立てながら売っていた。 千木筥は檜の曲げ物の箱で、外面に藤の花を描き、中に煎った大豆を 2~3粒入れてあり、千木と千着の音通から箪笥の中に入れておくと 着物がふえるといわれる。千木筥は今私の洋服掛けにかけてある。 花嫁に逢ふもえにしや生姜市 クリックしてね ↓ 人気ブログランキングへ 俳句・秋・人事、芝神明祭・生姜市・だらだら祭・千木筥
2014年09月25日
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パンパスグラス、歳時記には載っていないが、秋になると芒に似た長 い花茎を直立し円錐花序をつける。別名シロガネヨシという。秋の日 差しを受け銀色に輝く。 丈高きパンパスグラス秋日濃し クリックしてね ↓ 人気ブログランキングへ 俳句・秋・天文、秋日、パンパスグラス・シロガネヨシ
2014年09月24日
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秋分の日の今日、久し振りにゆったりとしている。本来なら縁者の墓 参りをするのであるが、縁の墓は京都と鳥取なので、思い立って・・ ・・・・とはならない。野川大橋からの上流の景。野川の水も空も澄 んでいる。 青青と秋分の日の川と空 クリックしてね ↓ 人気ブログランキングへ 俳句・秋・時候、秋分の日、野川
2014年09月23日
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紫式部は夏に花が咲き、晩夏に結実する。秋も深くなるとその実は緑 色から紫色になる。「紫式部の花」は夏の季語で、「紫式部」は秋の 季語である。みむらさき、紫式部の実、式部の実などと5・7・5の リズムや内容によって遣いわけたりしている。また『源氏物語』の作 者である紫式部を意識して句にすることもある。 日当りて紫式部揺るる日よ 式部の実桐壺の巻口遊み クリックしてね ↓ 人気ブログランキングへ 俳句・秋・植物、紫式部、『源氏物語』「桐壺の巻」
2014年09月22日
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私が中学の修学旅行で京都から東京へ来た時は未だ東京タワーは 建築中で、見る事は出来なかった。それ故東京タワーにはひとか たならぬ思い入れがある。秋晴れの一日を芝神明から増上寺をへ て東京タワーからロシア大使館へと歩を進めた。 秋晴の東京タワー見上げけり クリックしてね ↓ 人気ブログランキングへ 俳句・秋・天文、秋晴、東京タワー
2014年09月21日
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ユリ科の多年草。秋、白色に紫色の斑点の散在する花を開く。花の模 様がホトトギスの腹の斑紋に似るため杜鵑草の名がある。 花言葉は 「秘められた恋」。 ひつそりと咲きし日数や杜鵑草 クリックしてね ↓ 人気ブログランキングへ 俳句・秋・植物、杜鵑草
2014年09月20日
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子規は明治三十五年九月十九日、三十四歳で没した。絶筆になった 糸瓜三句に因み「糸瓜忌」ともいう。野川はこのところぱっとしな い曇り空が続いている。そんな中翡翠が飛び、小鷺が雑魚をあさっ ている。今日は珍しく青鷺もきていた。勿論秋の鳥である背黒鶺鴒 も見られた。川の鳥達もみな生きるために黙々と餌を求めて眼差し は真剣である。 子規の忌や野川に生きる鳥の黙 クリックしてね ↓ 人気ブログランキングへ 俳句・秋・宗教、子規忌・糸瓜忌、野川
2014年09月19日
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野川沿いは今曼珠沙華の盛りを迎えている。野川の右岸左岸や遊歩道 の脇にも曼珠沙華が真っ赤に 燃えている。今年は例年に比べて花数 が多い。空の青と草の緑と曼珠沙華の赤のコントラストを愉しみたい が、このところ青空が見られないのが残念だ。別名、彼岸花、死人花 とも呼ぶ。 叢がりて悲しみ増せり曼珠沙華 クリックしてね ↓ 人気ブログランキングへ 俳句・秋・植物、曼珠沙華・彼岸花、野川
2014年09月18日
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キク科の多年草。花びらは直径4センチくらいで、黄色い菊に似てい る。根はころころして、芋に似ているのでこの名がついた。野川の川 岸の所々に咲いている。一面の草原の中で鮮やかな黄色が目立ってい る。綺麗な花なのに菊芋などと芋の名をつけられ迷惑をしているよう に思う。花言葉は元気。 菊芋の花に元気を貰ひたし クリックしてね ↓ 人気ブログランキングへ 俳句・秋・植物、菊芋の花、野川
2014年09月17日
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葛の花 荒地瓜の花 虎杖の花 野川沿いに越してきて8年程になる。越してきてからずっと野川沿いを散 策している。そんな中此の秋初めて葛の花を見つけた。葛の花は「荒地瓜 の花」や「虎杖の花」の蔓延(はびこ)るあたりに漸く三輪ほど咲いてい た。川の生態系は度び重なる出水に拠って大きく変わるようである。 此よりは葛の花咲く野川にて クリックしてね ↓ 人気ブログランキングへ 俳句・秋・植物、葛の花、野川
2014年09月16日
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野川はいよいよ水が澄んできた。きょうは敬老の日。第三月曜日が 敬老の日に変更になったが、従来の9月15日の敬老の日と重なっ てやれやれ。というのは9月15日は私の結婚記念日だから。でも 連れ合いは朝から出掛けて留守、帰りは午後9時頃になるとのこと。 (^o^)/ 結婚記念日も?十年にもなるとこんなもの。私独りで赤ワインを傾け 愉しむことに。 敬老日ワインを酌みてひとりの餉 クリックしてね ↓ 人気ブログランキングへ 俳句・秋・人事、敬老の日、野川
2014年09月15日
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蘆の花は野川の汀の両側に咲いている。朝は朝日を受け夕べは夕日を うけ輝いている。それらを眺めながら歩いている。今日のような爽や かな日は老夫婦も仲良く歩いている。「俺が死んだらお前は独りにな るなあ」という声が聞こえて来た。身につまされる会話である。 蘆の穂の夕日浴びつつ揺れてをり クリックしてね ↓ 人気ブログランキングへ 俳句・秋・植物、蘆の花
2014年09月14日
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私がいつも散歩する野川には葦ばかりで薄がないのが残念、と思って いたところ今日薄を見つけた。句会場(今は耐震工事中)である谷戸 橋地区センターの辺りに薄が揺れていた。きっと上流から根ごと流れ てきたのが根付いたのだろう。嬉しい限りである。 水流の狭きところに薄かな クリックしてね ↓ 人気ブログランキングへ 俳句・秋・植物、薄
2014年09月13日
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陰暦8月19日の月の出は19時58分。寝て月を待つ意から寝待月 という。この月は11階から20時30分に撮ったもの。辺りが暗い ので月が炎のような色に見える。 川音のぴたりと止みて寝待月 クリックしてね ↓ 人気ブログランキングへ 俳句・秋・天文、十九日月・寝待月
2014年09月12日
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句会場に使っている地区センターがようやく耐震工事に入った。その 間ハイタウンの集会室を使っている。先日管理室へ集会室の鍵を貰い に行ったところ、植え込みに白曼珠沙華が咲いていた。曼珠沙華は一 度植えたら毎年同じ場所に咲くのに今まで気付かなかったのが不思議 である。花言葉は悲しき想い出である。 誰にでも想出ありぬ曼珠沙華 クリックしてね ↓ 人気ブログランキングへ 俳句・秋・植物、曼珠沙華・白曼珠沙華
2014年09月12日
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上空の寒気の影響で大気の状態が不安定となり局地的に豪雨に見舞わ れている。罹災された方の気持ちを思うと月など追っかけている場合 ではない。寒気のため、きょうは半袖では寒いくらいである。 露草の瑠璃の中より雀翔つ クリックしてね ↓ 人気ブログランキングへ 俳句・秋・植物、露草
2014年09月11日
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待宵の月の出は18時36分。本州に張り出した気圧の谷の影響をう け3時半頃から野川は雨が降ったり上がったりしている。月は山並の 北東の成城あたりから上る。さて、今日は待宵の月が見られるであろ うか。一杯やりながら月の出を待つことにしよう。 幾たびも秋の出水に泣かされぬ クリックしてね ↓ 人気ブログランキングへ 俳句・秋・地理、秋出水、野川
2014年09月10日
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階段の踊り場から十六夜の月がくっきりと見えた。野川の汀へ出ると 野川に十六夜の月が映っていた。辺りは虫の音がすだき、すっかり中 秋であった。 十六夜の川に映りし月赤し クリックしてね ↓ 人気ブログランキングへ 俳句・秋・天文、十六夜、野川
2014年09月09日
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ベランダに秋蝶の幼虫がいる。もうそろそろ蛹になる頃である。 今日は十六夜で、月の出は17時58分。もうそろそろ月が出る 頃である。今野川の散歩から帰ったところだが、山の稜線は雲が あり中空へ月が上れば十六夜の月が見えることであろう。 秋蝶の幼虫三つ月を待つ クリックしてね ↓ 人気ブログランキングへ 俳句・秋・動物、秋揚羽の幼虫
2014年09月09日
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今日の月の出は17時15分。今のところ私の周囲は雨が降っている ので、月は出そうにない。出そうにないどころか雨月ということにな る。傘を指しながら犬の散歩をしている人を見かけた。野川沿いの北 側も同様である。雨のため名月が見られないことを雨月という。 月の雨犬の散歩に傘さして クリックしてね ↓ 人気ブログランキングへ 俳句・秋・天文、雨月・月の雨
2014年09月08日
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昨日は秋浅しという句を詠みましたが、今日は待宵です。ということ は明日は仲秋の名月ということになります。これを俳句の綾というも のですので、そのへんはご勘弁下さい。東京句会のあと、気の知れた ものと浅酌しました。十四日月は大方雲に隠れてしまいました。 待宵の新宿に盃交はしけり クリックしてね ↓ 人気ブログランキングへ 俳句・秋・天文、待宵
2014年09月07日
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小買い物の往き帰りに野川沿いを歩いた。野川には未だ鴨が渡って来 ず、今日は石叩きもいない。只一羽小鷺が動かずに餌を待っていた。 野川はまだ秋のはじめである。 秋浅し野川に小鷺見たるのみ クリックしてね ↓ 人気ブログランキングへ 俳句・秋・時候、秋浅し、野川
2014年09月06日
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木賊は一見竹のように見えるが草に近い。木の賊と書くが砥草の意で、 茎の充実している秋に刈り、物を砥ぎ磨くのに用いる。先年星野麥丘 人先生のお庭で拝見したことがあり、今は亡き先生を懐かしく思いだ している。 木賊の辺師の面影のよぎりけり クリックしてね ↓ 人気ブログランキングへ 俳句・秋・植物、木賊、星野麥丘人先生
2014年09月05日
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この茎を短く切り、瞼にはさんで目を開かせる遊びからこの名が付い たようだ。また産前産後の薬にもなるので薬母草ともいう。 めはじきの効かぬ齢となりにけり クリックしてね ↓ 人気ブログランキングへ 俳句・秋・植物、めはじき
2014年09月04日
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前原公園は一角に花壇があり季節の花々が咲いている。花壇には一人 の女性が黙々と花々の手入れに精を出していた。お陰で活き活きとし た季節の花を目で楽しむことができる。私は彼女に会釈して邪魔にな らないように花壇を散策した。 手入れする女ゆかしき花圃なりき クリックしてね ↓ 人気ブログランキングへ 俳句・秋・植物、花圃
2014年09月03日
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先日、世田谷美術館への途中に青物市場(やっちゃ場)がある。道路 脇に入り口にカンナが咲いていてなんとなく気持ちが和らいだ。そこ で青物市場の食堂に興味を引かれ昼食をとった。 やつちや場へ入ると決めけり黄のカンナ クリックしてね ↓ 人気ブログランキングへ 俳句・秋・植物、カンナ、青物市場
2014年09月02日
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神明の杜から出る湧き水が小流れになり野川へ流れ込んでいる。その 小川の数珠玉はまだ花をつけているものもあり、実を結んでいるもの もある。今日は朝から用があり一日中外出していた。帰って野川を見 てみると水嵩を増し濁流と化していた。 数珠玉に雨野川にも雨激し クリックしてね ↓ 人気ブログランキングへ 俳句・秋・植物、数珠玉、野川
2014年09月01日
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