全17件 (17件中 1-17件目)
1
![]()
今日はノヴェッロの解禁日ですが、満月でもありますので例の如く満月ロゼです^^スパークリング・ロゼワイン。生産者は丹波ワイン。1979年創業の京都のワイナリーです。非常に多くの品種を栽培しており、なんと合計40種にものぼります。それら全てが製品化されているわけではありませんが、セミヨンやタナなどあまり日本では見かけない品種も手がけているそうです。本ワインは、キャンベル100%。価格は、写真のお店で830円ですが、容量は500mlです。色は結構赤く濃いルビーといったところ。泡はなかなか良質で、キメ細やかでクリーミーなものです。香りはラブルスカらしく、ファンタグレープや葡萄キャンディー、巨峰っぽさといった、甘さのあるフォクシー系のニュアンスが結構感じられます。それに加えて、チェリーやイチゴ、ラズベリー、クランベリー、さらにアセロラといった小さな赤い果実の要素が数多く感じられました。味わいはこの手のワインらしく甘みを感じます。ただ、それは繊細で仄かなもの。泡のキメ細やかさと相まっていい感じです。酸は乳酸系で明るさがありますが、あまり前には出ず穏やかなもの。少々渋味もあり、後口には旨みも。ボディはライトで軽やか。気軽に飲めるワインで、甘さとキメ細やかな泡のおかげで単独でも結構楽しめます。食前酒なんかには最適なタイプ。しかし、食事との相性は決して悪くなく、ソーセージやベーコンをつまむと、ラブルスカ系の香りと、燻製のニュアンスが結構良く合いますし、ワインの甘みや旨みと、ベーコン・ソーセージの旨み・塩気がこれまたいい相性でした。また、魚介系でも、スモークサーモンとあわせますと、やはり香りの相性がいいですし、塩気・旨みの部分のマリアージュも感じられました。加えて、マグロの赤身の握りとあわせると、赤身独特の香りや豊富な旨みが、ワインの香りや旨みと意外な相性の良さを見せてくれました。今回は生系でしたが、マグロは火の通ったものでも面白そうです。カジュアルで楽しいワインで、食事との相性もよく、かなり使い勝手がいい1本かと思います。丹波さんのこの500mlのスパークリングシリーズって、甘みのあるものも多いですが、独特の繊細さが感じられて結構面白いものが多いですよ。ラベルも和紙を使ったオシャレなものですにほんブログ村「ワインモア」でこの記事をチェック!
2012年10月30日
コメント(2)
今回はポルトガルの赤。ポートの産地であるドウロのスティルワインです。ティント・レゼルヴァ2009。生産者はカルム。18世紀からワイン作りをしていたという伝統あるワイナリーで、1995年からは有機農法の認定も得ています。ポート用の南斜面の温暖な畑ではなく、北や東斜面、さらには標高が650mという高地のものもあるということで、葡萄の生育環境は結構冷涼だそうです。セパージュは、トゥーリガ・ナシオナル、ティンタ・ロリス、トゥーリガ・フランカというドウロに良くあるスタイルです。価格は、写真のお店で2688円。色は黒紫感強いですが、赤さは感じられます。ルビー系の非常に濃いものといったところでしょうか。香りは、まさにドウロワインといった感じで、甘草などの茶色いスパイスを中心に、ローリエやコリアンダーなどのハーブ系のニュアンスも感じられます。フルーツでは、ブラックカラント、赤ベリー、ブルーベリー、さらにベリージャムとフレッシュなものから濃いものまでベリーっぽさたっぷり。さらに、ココナッツミルクやスミレ、干し肉やハムっぽさなども感じられました。味わいは果実味がメインですが、流石は冷涼な畑というべきか、しっとりした酸も効いており甘酸っぱい感じ。タンニンはしっかりあり、渋味は勿論、舌触りにも感じられます。旨みもあり、量感のあるミディアムフルなボディと相まって、重過ぎないものの、飲み応えのあるスタイルになっています。食事との相性ではやはり肉。鳥、豚、牛と何でもござれです。鳥なら、シンプルなチキンや鴨のローストなんかがいいでしょう。チキンソテーとあわせると、鉄っぽい旨みの部分にもいいですし、味わいに柔らかさがあるので、脂との相性も良好でした。あと、焼き鳥(タレ)もいいつまみになりました。モモなら、ソースの甘みと果実味の相性と、肉の旨みとワインの旨みの相性といったところですが、レバーですと、独特の香りとワインのスパイシーさが良く合い香りの相性も楽しめました。その他、豚肉ですとやはり内臓系ですがレバーパテが、鳥レバーと似たような、しかしもう少し柔らかいマリアージュを見せましたし、牛肉ですとサシの多い和牛のステーキでも、やはり柔らかさと脂が良く合うようで、なかなかよかったです。色も濃く、まだまだ果実味の元気な濃厚スタイルではありますが、オールドワールドらしい落ち着きもあり、現段階でも十分美味しく飲めます。また、もう少し寝かせて、果実味が適度に削げ落ちた頃にいただくと(5年~10年くらいでしょうか)、より面白くなりそうな雰囲気もあります。にほんブログ村「ワインモア」でこの記事をチェック!
2012年10月28日
コメント(0)
![]()
今回はカリフォルニアのシャルドネ。あまり扱いの多くない銘柄のようです。ワイランド・ナパ・シャルドネ2008。生産者ワイランド・セラーズは南カリフォルニアのラグーナビーチに、2003年に創業したワイナリーです。元々、オーナー兼ワインメーカーはカナダで醸造を学び、その後カナダで兄弟と共に15年ワイン作りを行っていたそうですが、次なる挑戦の地として南カリフォルニアへ移住したそうです。特徴的なラベルはマリンアーティストのワイランド氏のもの。このワインのブランド名も氏にちなんだそうです。セパージュはシャルドネ100%。価格は、写真のお店で1980円です。色は黄色。ややツヤ感のあるらしい色合いです。香りは樽っぽさやナッツ、クリームといった要素が強め。時間と共にカラメルっぽさのようにも感じられてきます。浮いている、とまでは言いませんが、樽っぽさのインパクトは開けてすぐから3日目くらいまできっちりありました。その他、ミツっぽさやリンゴ、グレープフルーツや、カリフォルニアのシャルドネにはあまり感じたことの無かった温州みかんっぽさも感じられました。また、少々のフローラルも。味わいはフルーティです。果実味のインパクトがバッチリ。酸味は脇役で、完全に果実味の後ろですが、それでも果実味の印象を強すぎないものにしてくれてはいます。また、以外にミネラル感があり、ボディもクリアーなミディアムのため、ファットで甘い、という良くあるカリフォルニアのシャルドネの印象とはまたちょっと違ったものになっています。後口にある軽い苦味もその辺いい働きをしているのかも。食事との相性は、これが意外と良く、サーモンのクリームシチューと合わせると、シチューの甘さのあるまろやかな旨みとワインの果実味や濃さのある香りがマッチ。一方で、具のサーモンとは旨みの部分がクリアーなマリアージュ。また、生のシーフードと合わせても臭みなどでず、サーモンやカンパチの入ったカルパッチョサラダとあわせると、サーモン、カンパチの脂の乗った旨みにワインのボリューム感や果実味がやはり良く映えました。その他、フライドチキンやホワイトソースのピザなどは香り、旨みの面でやはりいいつまみになりましたし、ポテトサラダとパストラミポークのベーグルサンドを食べながらでもいい感じでした。果実味があって樽香もしっかりな、カリフォルニアらしい要素のあるワインなのですが、すっきりした感じもあり(香りがそこまでゴツくないというのもありそうです)、あまり経験の無いバランス感のワインでした。食事に良く合う、特に、生魚との相性もいいというのが結構驚きでした。ラベル特徴的ですね。にほんブログ村「ワインモア」でこの記事をチェック!
2012年10月26日
コメント(0)
![]()
10月もそろそろ終わりですね。今年ももう二ヶ月少々ということで、随分早かったように感じられます。ただ、ワインの世界ではこの時期に大きなイベント、新酒の解禁があります。ワインの新酒といいますと、やはりボージョレ・ヌーヴォーが有名でしょう。毎年11月第3木曜(今年は15日)の解禁で、カウントダウンイベントなんかもよく見かけます。岡山でも多分あるかと。最近では、イタリアの新酒ノヴェッロも有名になってきましたね。ボージョレと違い、イタリア全土で、様々な品種を用いて作られる新酒ですが、今年の解禁日は10月30日だそうです。例年より1週間くらい早まったようですね。また、オーストリアのホイリゲも知る人ぞ知るところでしょうか。毎年11月11日、ポッキーの日…ではなく聖マルティンの日に解禁され、翌年末まで楽しまれるというもの。その新酒を飲ませてくれる居酒屋(ワイナリー兼)もホイリゲといいます。やはり白が主体で、日本にはウィーン産のゲミシュターサッツによるものが輸入されています。新酒とはいえ非常に良くできており、硬質さすらありちょっと寝かせた方が美味しいくらいのワインになっています。さて、世界各国色々な新酒がありますが、勿論日本ワインにも新酒があります。そして、山梨では、毎年11月の第1土曜(今年は3日)を「山梨ヌーボーの日」とし、新酒の解禁日に指定しています。山梨ヌーボーは、日本固有の品種である甲州かマスカット・ベーリーAによって作られたワインに限定し、辛口スティルワインは勿論、やや甘口や微発泡なものなど様々なスタイルのものが作られています。ボージョレは勿論、様々な新酒を楽しんでみたいところです。特に、山梨ヌーボーは山梨、大阪、東京でイベントが行われるようですよ!【☆2012新酒☆】【 マスカットベリーA 】敷島醸...価格:1,500円(税込、送料別)◆オーストリア・ウィーンの新酒/白/辛口【11月1...価格:2,680円(税込、送料別)にほんブログ村「ワインモア」でこの記事をチェック!
2012年10月24日
コメント(0)
最近、シャトー・メルシャンハーベストフェスティバルや日本ワインええやん会等で日本のワインをよく飲んでいますが、今回も日本ワイン、シャトー・メルシャンのものです。甲州きいろ香2008。生産者はシャトー・メルシャン。その前身は明治時代にまでさかのぼる、日本でも屈指の古参ワイナリーです。現在では、山梨のみならず、長野や山形など様々な地域でブドウを栽培し、様々なワインを生産しています。今回のものは山梨の甲州100%。メルシャン自身が確立した、甲州の持つ柑橘香を引き出す独特の製法を用いています。価格は写真のお店で2625円。色はやはり極薄く、一応黄色といった感じ。香りは流石に2008、若い頃とはちょっと違います。柑橘香はみかんっぽい柔らかなもので、梨や洋ナシ、蜜蝋のような甘いニュアンスが出てきています。さらに、ナッツや黄桃、カスタードのような雰囲気も。ミネラルっぽさもありますが、ほどけて柔らかなものになっています。味わいは酸味が軸ではありますが、乳酸系のしっとりした、穏やかなものになっています。果実味は意外としっかりあり、酸に続く要素です。後口にはやや苦味も。ボディはなめらかで、ややハリもある岩清水系な口当たりのライトボディです。食事との相性は、それでもやはりいいです。イカの煮物と合わせれば、イカの旨味とは勿論、生姜と正油ベースの味付けにも果実味がよくマッチ。さらに、香りの相性もよく、特にワタの部分と合わせますと生臭さを消しながら、独特のニュアンスとワインの甘い要素が相まって実に快適。また、マナガツオも同じように煮て合わせるとやはり旨味の相性がバッチリでした。その他、冷しゃぶサラダと合わせると、肉の旨味、さらに脂の部分ともいけますし、サラダの野菜の甘味にも果実味や香りが嵌まります。さらに、お寿司ならエビ、イクラ、カンパチなど味の強いものにもよく合いました。この香りには驚きました。きいろさはもう弱まっていますが、カスタードっぽさなど思わぬ要素が表れ、若い頃とは大分違った印象になっています。フレッシュなものもいいですが、このワインは少々寝かせてもかなり面白い存在かと思います。にほんブログ村「ワインモア」でこの記事をチェック!
2012年10月22日
コメント(0)
今回はアメリカワイン。しかし、カリフォルニアではなくオレゴン州の白です。ピノ・グリ2008。生産者ファイアスティードは、オレゴンワインの中心地ウィラメット・ヴァレーにあるワイナリーです。やはりオレゴンらしく、ピノ・ノワールを中心に、今回記事にしたピノ・グリ等を作っており、ピノ・ノワールがホワイトハウスのソムリエに認められたことで有名になったそうです。価格は、写真のお店で2058円。色は極薄い黄色。白に近いといえるレベルです。香りは石灰や鉱物的なミネラルの印象が強め。そこに、メロン、みかん、それに洋ナシやりんごといったフルーツっぽさが加わります。また、少々ライムっぽさもあり、甘いだけではありません。ただ、その他の要素にミツっぽさやフローラルなものもあり、基本甘いニュアンスが中心ではあります。味わいは非常に穏やか。ほんのりとしたミネラル感と乳酸系の明るい酸がメイン。果実味は暖かみがあり、柔らかなものがじわりと繊細に広がるといった程度です。ただ、温度が上がるとちょっと前に出てきはします。ボディは、前述のミネラル感のおかげでハリも多少感じるミディアムライトですが、やはり柔らかいです。食事との相性は上々。お寿司なら、サーモンや白身、イカ、エビと幅広く合います。ネタの甘味、シャリの甘味、ワインの果実味に連続性が出ますし、ミネラル感や旨味の相性も見せてくれます。また、野菜などとも好相性。無花果のサラダと合わせると、グリーンリーフやセロリなどの甘味にやはり果実味が合いますし、フレッシュ無花果の甘味や香りにもなかなかのものです。 かなり優しい味わいで、カリフォルニア由来のアメリカワインのイメージで飲むと驚く一本かと思います。価格も割りと手を出しやすいところですし、出来も十分なものがあると思いますし、オレゴンの入口としてなかなかいいワインではないでしょうか。にほんブログ村「ワインモア」でこの記事をチェック!
2012年10月20日
コメント(0)
![]()
最近ますます盛り上がりを見せる日本ワイン。東京では、日本ワイン検定の主催もしている日本ワインを愛する会が様々なイベントを行っていますが、関西でもついに、日本ワインを応援しているいくつかの飲食店が主体となってイベントが行われました。それが、表題の「日本ワインをええやん!と楽しむ会」です。東京に行くよりははるかに近いということで、先月のシャトーメルシャンハーベストフェスティバルに続いてまたも大阪遠征してきました。日本橋にありますワインショップフジマルさんを会場に、上記日本ワインを愛する会の協力も得て、30社近くのワイナリーから60種類以上のワインが集結。また、飲食店が主催という事で、つまみも充実していました。様々な銘柄をテイスティング(グラスはワイン会並の大振りなもので、注ぐのは何とセルフ!ちょっと多めにいただいてしまいました^^)出来ましたが、興味深かったのは、山梨の旭洋酒さんのそれいゆ ピノ・ノワールと京都・丹波ワインさんの丹波鳥居野ピノ・ノワールの2種類があった為、国産ピノの飲み比べが出来た事です。やはり、西の方が果実味やボディなどはちょっと濃くなるのかなという印象を受けた他、国産赤にみられる小豆っぽいニュアンスは、山梨のものの方がちょっと強いような気はしました。その他、シャルドネも出品されており、長野県・ヴィラデストワイナリーさんのプリマベーラ・シャルドネや大分・安心院葡萄酒さんのシャルドネ・リザーヴ、さらに、山梨の江井ヶ嶋酒造さんのシャトーシャルマン・シャルドネ白須等などかなり色々飲み比べられました。樽のかけ方など違いがみられて面白かったですね。この通り、たくさんのワインがありました。エンジのシャツはスタッフさんです。写真には撮れていませんが、会場をご提供されたワインショップフジマルさんが、自分達で作られているオリジナルのマスカット・ベーリーAのワインもあってびっくり!自然派なスタイルでした。非常に面白いイベントでした。日本のワインをこれだけ多く飲み比べられる機会というのは東京・山梨以外ではそうそう無いでしょうし、今後のイベントにも是非是非期待したいところです!帰りには、なんばグランド花月の近くにあります老舗のお寿司屋さんのあばらやさんでサバ寿司を頂きました。ゴマと鯛の山椒風味そぼろの入ったやや甘みのあるシャリ、塩だけで〆ているという旨みたっぷりのサバの相性は見事。長年愛されているのが良く分かる1品でした。大阪寿司も楽しいですね。にほんブログ村
2012年10月18日
コメント(0)
今回はフランス・アルザス地方の辛口リースリングです。リースリング・ナチュール2010。リエッシュはアルザスのミッテルベルカイムという村にあるワイナリー。家族経営ですが、11.5haの畑を持ち、10種類の葡萄から25種類のワインを作っているそうです。栽培や醸造においてはやはりこちらも自然派なアプローチを行っています。価格は、写真のお店で2667円。色はしっかり黄色。微かなにごりも感じられるでしょうか。香りはマスカットを思わせる爽やかなニュアンスに、完熟リンゴやハチミツっぽさが加わる、リースリング定番のものとなっています。微かですがオイリーさも感じられるでしょうか。また、時間と共にリンゴのコンポートやリンゴジュース等よりリンゴっぽさが強まった他、ミネラルっぽさや乾燥ハーブのニュアンスも出ます。味わいはしっかりした酸が中心の辛口。ドライとまでは言いませんが、果実味はほんのりとして極めて繊細です。旨みやミネラル感もあり、エキス分もそこそこで結構酒躯の厚みを感じます。ただ、重いというような感じではなく、あくまでまろやかなミディアム食事との相性では、やはり白い肉でしょう。キャベツ入りの白ソーセージや豚肉のテリーヌといったものはいいつまみになります。特に、テリーヌにはリンゴやナッツ、干し葡萄などが使われていると旨み同士の相性だけでなく、香り・果実味の相性も高まっていい感じです。和食系もいけますが、そこそこのスケールのあるワインなので、脂の乗ったサーモンの焼き物やアナゴ、エビイカなどのお寿司にはいけますが、ダシ重視の小松菜のおひたしや白身魚の鮮魚系の料理とはそれほどでもありませんでした。値段はそう高いワインではありませんが、香りの量、心地よさ、口にしたときのスケール感などはなかなかのものでした。きっちり辛口ですし、リースリングを飲まず嫌いな方にもお勧めできる1本です。にほんブログ村「ワインモア」でこの記事をチェック!
2012年10月16日
コメント(0)
今回もまたイタリアの赤。エミリア・ロマーニャのやや辛口です。コッリ・ピアチェンティーニ・ボナルダ2011。生産者イル・ヴェイは、ピアチェンツァ郊外の小さな村にある、夫婦で営まれている小さなワイナリーです。地場品種による伝統的なワイン作りを志向し、有機農法の実践や、醸造時における二酸化硫黄の使用量を抑えるといったことにも挑戦しています。特に、この地域では伝統的に、酵母や糖を加えず簡単な瓶内二次発酵を行い微発泡なワインを作るため、ボトリング時に二酸化硫黄を全く加えないそうです。セパージュは、地場品種ボナルダ100%。価格は、写真のお店で1680円。色はやや濁った、紫感の強いガーネット。透明度もあります。香りはプラムや黒ベリー、イチゴ、イチゴジャムやその他ベリージャムといった甘いフルーティなニュアンスが中心。しかし、ビオ系らしく軽い還元的ニュアンスや麦チョコのような雰囲気も。その他、醤油やバルサミコ、黒い土などの黒い要素や軽い茶色いスパイスも感じられました。味わいはやや辛口というだけあって、アルコールの辛さを消すほどではありませんが、残糖を感じる程度の甘みがあります。また、少々ですが微発泡しています。口当りはクリアで軽めなミディアムライトボディ、タンニンは、口当りの面では主張しませんが渋味はきっちりあります。酸味は乳酸系の明るい酸ですが、繊細で甘みや渋味に比べればかなり大人しめと、バランスはやはりこの手のワインに良くある感じです。食事との相性では、やはりトマト系。これもピッツァとあわせますと、トマトの酸がワインにアクセントをつけてくれるほか、甘み同士の相性も良好。また、醤油ベースの極普通なから揚げをつまんでみたところ、モモ肉の部分とあわせますと肉の旨みがワインの奥底にある旨みを良く引っ張り出してくれました。また、脂がタンニンの存在感を上手く落ち着かせてもくれ、結構いい相性でした。あとは、あまりブルーのきつくないゴルゴンゾーラや、干し葡萄などのドライフルーツをつまみにするのも良さそうですし、塩分という意味では生ハム辺りもほしくなるワインです。甘みもありますし、味わいのバランスは、これまでの高級ワインを頂点とする価値体系からは逸脱しまくったタイプですので、万人受けはしない、特に、ワイン通な方にはまず合わないかなとは思いますが、合う人はとことん嵌るワインだと思います。個人的には、価格も価格ですし、気軽に楽しめていいかなと。バルなどのグラスワインなんかには向いてるんじゃないでしょうか。にほんブログ村「ワインモア」でこの記事をチェック!
2012年10月14日
コメント(0)

今月のワイン会は、岡山市中心部にあります幸町図書館ちかくの大森食堂さんにて日本ワインの会となります!大森食堂さんで、和食系のお惣菜・おばんざいと日本のワインを合わせてみたいと思います。この組み合わせは、自分が家で日本ワインを飲む際は良くやる組み合わせですし、日本ワインの良さが最も出る組み合わせでもあるかなと考えており、是非一度ワイン会としてもやってみたいテーマでした。日時は10月27日19時30分、会費は6500円です。もしご興味お持ちくださいましたら、ぜひご参加下さい!ご参加いただけます場合には、21日月曜日までにrieslinguntgruner☆gmail.com(☆を@に変えてください)までメールをお願いいたします!にほんブログ村にほんブログ村「ワインモア」でこの記事をチェック!
2012年10月12日
コメント(0)
涼しくなってきて赤ワインがより美味しい季節となりましたね。ということで?、今回は中部イタリアの赤です。テッレ・ディ・ジャーノ・ウンブリア・ロッソ2010。生産者モレッティ・オメロはウンブリア州、モンテファルコ・サグランティーノで3代続く農家です。といいましても、ワイン作りは1995年からと最近のスタートで、元々はオリーブオイルが評判だったのだとか。素人からのスタートという事で、必然的にビオ的な作りになっているそうです。セパージュは、サンジョヴェーゼ、チリエジョーロ、メルロー。価格は、写真のお店で2079円。色は、まだ若いためかバッチリ黒紫です。ただ、エッジにはルビーカラーが。香りは、肉系のニュアンスや茶色いスパイスが相まってちょっとハムっぽさが出ています。その他の要素は、ブラックカラント、イチゴを中心としたドライフルーツっぽさ、少々のイチゴジャムといったフルーティなものが多くなっています。味わいはやや渋味が印象的ではあるものの、突出したものの無いバランス型です。やや前に出た渋味に、ほのかな果実味や乳酸系の酸が追従します。また、ミネラル感もあり少々塩気を感じる位。ただ、果実味は徐々に出ては来ました。ボディはミディアムで滑らか。食事との相性では、やはりトマト系とのそれが良好ですね。ピッツァマルゲリータとあわせると、トマトソースの酸味や甘みがワインの優しい果実味に良く合うほか、チーズのコクがワインのタンニンと、また、バジルの香りがワインのスパイシーさと引き合います。加えて、タコのトマト煮もなかなかいいつまみになりました。タンニンの部分を受け止めてくれる要素がない分ピッツァほどではありませんが、タコの旨み、塩気、トマトの3つが、ワインの果実味やミネラル感といい相性でした。その他、メンチカツをつまんでみると、柔らかながらも脂のある味わいに、ワインの滑らかさとタンニンが結構合っていい感じでした。タニックさとキレイさ・柔らかさが共存している、この辺の地域の自然派らしいスタイルでした。手軽に楽しめる1本です。にほんブログ村「ワインモア」でこの記事をチェック!
2012年10月10日
コメント(0)
![]()
前回からの続きです。デザート2品目は塩ジェラート。シェフはイタリアンの経験もあるようで、それが活かされた一品でしょう。オリーブオイルと塩味のあっさりジェラートとの相性は最高です。上に乗っているのは洋梨をカリカリにしたもの。最後はコーヒーで。添えられているお菓子も手抜きなし。パイとチョコでコーティングされた葡萄でした。なお、パンも焼きたて、バターはエシレです。シェフは徳島の有名店「人形の家」のシェフを勤められた後、ご自身のお店を持ったりされたそうで、キャリアは40年以上にもなるそうです。前にされていらしたお店は街中にあったことから、落ち着いてやれる場所でとお考えになりこちらに移ってこられたのだとか。非常に静かな環境で、冬には雪、夏には蛍も見られるそうです。また、隣には小さいながらも天文台が。水も、水道ではなく井戸水を使っているということで、頂く側としても、街中でというより非日常感は堪能できるかもしれませんね。お料理のよさは勿論、居心地も大変良く、また是非お邪魔したいところです。冬に帰った時はジビエがいただけるかも^^店内の雰囲気はこんな感じ。席数も少ないです。ラトリエあべ徳島県海部郡美波町山河内字なか260884-77-3755ランチは11時から、ディナーは17時からですが、完全予約制です。山河内駅からは徒歩3分程度。今回のランチでは11時30分山河内到着の鉄道を利用しました。さて、帰りの列車まで時間があったので、ラトリエあべから徒歩5分弱のところにあります、やまがわち産直広場「お山の大将」へ。ジェラートや周辺の農産物、ラトリエあべさん謹製のソーセージやお惣菜、さらには周辺にお住まいの方が作ったばら寿司などが販売されています他、徳島や高知(かなり近いです)のお土産、近くにある窯元の焼き物なども売られていました。また、海に近いエリアということで、タイミングによってはアワビなどの海産物も手に入るようです。もういっちょ、山河内駅ホームからの風景です。徳島駅までは1時間30分~40分程度。今回も充実の帰省となりました。こちらは徳島市内にて。眉山を望む、徳島らしい構図かな、と^^にほんブログ村「ワインモア」でこの記事をチェック!
2012年10月08日
コメント(0)
![]()
前回からの続きです。今回のランチ、どれも美味しい一皿でしたが、個人的に最も印象に残ったものがこちら。真鯛のロワイヤルです。フレンチ風茶碗蒸しの部分が持つバターのコク、まろやかさと、真鯛の旨さが存分に活きるスープの部分の透明な味わいの相性は見事でした。旨みや、バターっぽさとスープのやや甘みのある味わいの対比、さらに、茶碗蒸し部分のまろやかさとスープ部分の透明感の対比と、異なる個性のマリアージュを堪能でき、フレンチの魅力を実感できました。こちらはロワイヤルと一緒にお出しいただいたイカの一皿。黒い部分はイカスミです。あっさりした味わいで、ロワイヤルのパンチのある味わいの合間に頂くにはいい感じです。こちらは食べかけで失礼^^;地元産のエビをふんだんに用いたビスクを使ったカレーです。ご飯の方には、ビスクと同じエビを揚げたものとオクラが。ビスクの旨みとエビのカラッと感が相性抜群。これもかなり印象深かった一皿です。そして、メインの牛ステーキと鹿&豚のソーセージです。牛肉は柔らかく食べやすいですね。塩加減は流石。ソーセージは、流石山間というべきか、周辺にお住まいの方々も多くの方が野禽を捌ける土地柄だそうで、地元の鹿肉を用いているそうです。ただ、鹿100%では、やはりお年寄りの方などには難しいという事で、豚も混ぜているそうです。デザートは2品ありました。1品目は黄桃とババロア。下にあるのは黄桃とグラッパのゼリーです。グラッパと黄桃の香りの相性がこれほどいいとは思いませんでした。もうちょっと続きます。にほんブログ村「ワインモア」でこの記事をチェック!
2012年10月08日
コメント(0)
![]()
ちょっと前になりますが、帰省した際、以前から気になっていましたフレンチの「ラトリエ あべ」さんにお邪魔してきました。完全予約制、ランチも3500円からとちょっといいお店ですが、気になっていたのはそこではありません。お店があるのは、海部郡美波町。朝ドラのウェルかめの舞台になった日和佐があるのもこの辺りです。名前のとおり海辺の地域ですが、ちょっと入ればこの通りの山の中!因みに、お店は美波町の山河内というところにあるのですが、この写真は山河内駅のホームから撮影しました^^;駅は勿論無人・単線です。といいましても、駅から出ますと民家もちらほら。その中に、歴史ある古民家を改装してできたフレンチレストラン、ラトリエあべさんがあります。さて、ここからは頂いたお料理の写真です。田舎にあるお店と侮る無かれ、地元の食材を活かした本格的なお料理がいただけます。今回は3500円のランチコースです。一品目は黄桃を使ったスープ。上にはフォアグラのパテです。甘塩っぱい味わい、滑らかな口当り、桃の香りがフォアグラに良く合います。フォアグラはあっさりした旨み重視なものでした。続いては岩牡蠣。アーモンドを衣にしてフライに。ソースはバルサミコメインのフレンチ式フライソースです。ジューシーな牡蠣の旨みにアーモンドの香ばしさがこれまたいいですね。岩牡蠣のまったり感もアーモンドのコクにいいです。ソースはやはり香りと濃さが牡蠣の磯っぽさにマッチしますね。次はアマダイのソテーです。ソースはエビで、添えられているのは栗。エビのパンチの効いた味わいとアマダイの香ばしさと強い旨みが間違いない組み合わせ。栗は、甘みの強いものをエビやタイの味わいに合わせるのかと思いきや、味自体は至極あっさりで、まろやかさをタイ&エビの旨みの引き立て役にしている感じ。写真が多いので続きます。にほんブログ村「ワインモア」でこの記事をチェック!
2012年10月08日
コメント(0)
![]()
前回記事にしましたシャトー・メルシャン ハーベストフェスティバル大阪2012。今回は、そこで買ってきました国産リースリングです。大森リースリング2010。生産者は勿論シャトー・メルシャン。日本のワイナリーの中でも最も古い歴史を誇る生産者の一つで、山梨を拠点に、甲州や長野のメルローなどで日本ワインをリードしています。今回のワインは、その名のとおりリースリング100%で、大森とは横手焼きソバで有名な秋田県横手市にある大森という地区のこと。1982年から、契約農家がリースリングの栽培を行っていたそうです。その苦労が実り本2010ヴィンテージが国際ワインコンクールで金賞に輝いたのだとか。価格は、2600円程度のようです。色は極薄い黄色。まあ黄色感はあまり感じません。香りはリンゴや和梨のようなフルーツっぽさが中心で、時間と共にちょっとペトロールな雰囲気も出てきます。その他、柑橘っぽさも強く、特に、柚子や蜜柑、それにスダチなどの日本のそれが良く出ているように感じられました。その他、鉱物的なミネラルやフローラルな雰囲気も少々。味わいはしっとりと明るく、強さのある酸が中心。果実味は基本繊細で、酸の後ろに。ただ、時間と共に少し膨らんで前に出はしました。ミネラル感やエキス分もあり、国産らしい柔らかさはあるものの、芯のしっかりした、しなやかな印象を受けるミディアムライトなボディです。透明感もありますね。今回は、食事にはあわせ、つまみで葡萄を用意したくらいだったのですが、面白かったのがメルローとの相性。哲多ヴィンヤードで収穫されたものを頂く機会があり、それをつまんでみたのですが、ベリー感のある味わいとワインの酸や繊細な果実味がよくマッチしました。その他、このワインはやはり和食には良く合うでしょうね。寿司、天婦羅、刺身と色々いけそうですし、食材としてはやはり魚介、エビカニ類や味の強い白身魚などは面白そうです。タイやヒラメの昆布締めなんてつまんでみたいですね。試飲会場で飲んだ際は、正直底まで印象無かったのですが、開けたてをじっくり飲むと全然違った印象です。香りしっかりで、味わいも良くまとまっており、食事と一緒には勿論、今回のように簡単なつまみだけでも美味しく飲めてしまいます。正直、もう1本買っておけばよかったかな、と^^;日本で最も高品質のリースリング【シャトー・メルシャン】大森リースリ...価格:2,625円(税込、送料別)と思ったら、何と楽天内に取扱いがありました!2625円だそうです。にほんブログ村「ワインモア」でこの記事をチェック!
2012年10月06日
コメント(2)
![]()
前回の記事で神戸に行ったという話を書きましたが、それは表題のイベントに参加するため大阪に行くからでした(梅田元町間は岡山倉敷間とかかる電車賃あまり変わらないんです^^)。昨年も参加しましたシャトーメルシャン・ハーベストフェスティバル大阪ですが、また違うヴィンテージがいただけるということでお邪魔してきました。今年も、お手頃なレンジから、桔梗ヶ原メルローのようなトップレンジまで幅広く試飲できました。中でも、やはり興味深かったのはマリコヴィンヤードシリーズでしょうか。シャルドネ、メルローはやはり良く出来ていますが、昨年のものと印象が変わって感じられ、心に残ったのはソーヴィニヨン・ブラン。昨年は、白桃的な雰囲気も感じる、ややまったりした印象を受けたのですが、今年はグラッシーさ、青や黄色の柑橘っぽさが強く、味わいでは酸味とミネラルがしっかり感じられシャープな印象でした。なんだか、ニュージーランドのものの果実味やボリュームを抑えたような感じでしょうか。シャトレーゼやルバイヤートのものなど、国産でもソーヴィニヨン・ブラン色々ありますので、一度飲み比べてみたいものです。今年の会場はヒルトン大阪でした。今年も豪華なおつまみプレート付き。鰹と穂坂のあわは相性抜群。スペシャルワインは樽に入った状態で担がれて登場^^;ワイン娘さんも勿論ご参加です。実は、今年も山形で栽培された葡萄を使用した、大森リースリングが出ていたのですが、いいヴィンテージの、それも熟成したものが出ていた去年と比べますとやや印象薄かったのですが、それでも値段も手ごろという事で買って帰ってきました。で、先日飲んだところ、これが非常に良く。試飲会ではやはりポテンシャルの全てを感じることは出来てなかったようです。その詳細はまたあらためて記事にしたいと思います。今回もいいイベントでしたが、実は、酒商 熊澤さんの他に難波高島屋さんのイタリア展でもワインの試飲をしており、加えて夕飯を食べられていなかったことから、かなり酔ってしまいまして^^;記憶が完全ではないのが残念なところです。。。にほんブログ村「ワインモア」でこの記事をチェック!
2012年10月04日
コメント(0)
![]()
今年の2月に神戸、元町にオープンされた酒商 熊澤さん。日本のワインを中心に、日本酒や地ビールなどを立ち飲みスタイルでいただけたり、ワインの販売もされているというお店です(2階には座っていただける「くまり」というお店もされています)。twitterでそのオープンを知り、以前からずっと行ってみたかったのですが、先日ようやくお邪魔できました。立ち飲み用のカウンターの横に黒板に書かれたメニューが。佇まいは和系でちょっとレトロな雰囲気も。沢山の日本ワインがあり、今まで飲んだことの無かったかざま甲州を頂く事が出来ました。旨みの多い甲州らしい1本でした。さらに、グレイス 甲州鳥居平キュヴェ三澤や(後ろの缶詰も興味深いですが^^;)、仲村わいん工房 大阪メルロー・ロゼといった、貴重な銘柄をいただく事もできました!勿論、いつお伺いしてもあるものではなく、あくまで一期一会なようですが。キュヴェ三澤は、流石に厚みのある甲州でしたが、それを山梨甲州らしいきれいで落ち着きのあるスタイルに纏め上げているという印象。メルロー・ロゼは、仲村さんのワインらしい果実味の強さのあるスタイルです。因みに、メルローと一緒に映っているのは注文したおでんです^^加えて、こんな珍しいものまで…^^赤の泡ですが、滑らかな口当りでキレイなスタイルでした。お店、お店のスタッフさん、ワインやフード、そしてお客さんと、全てが一体となり非常に楽しく居心地のいい雰囲気を作り出しています。正直、もう少し早く出るつもりだったのですがついつい長居してしまいました。近所にあったら通いたいお店です。また機会を作って是非お邪魔したいですね。さて、なぜ急に神戸のお店に行ったのか、といことについては次回のエントリーで。にほんブログ村「ワインモア」でこの記事をチェック!
2012年10月02日
コメント(0)
全17件 (17件中 1-17件目)
1