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あけましておめでとうございます!今年も宜しくお願い致します!さて、昨年やったミニイベントの記事を先ずは書いておこうかと。クリスマスには皆さん色々会などをされたかと思いますが、まさかのクリスマスにタイ料理でした(^^)ワインは以下の五種類…なんですが、一本はブショネ、一本は銘柄失念と散々な状態でして(^^;また、今回は食事メインだったということもありメモ等も取っていないことから、ワインにつきましては集合写真のところで軽く触れる程度とさせて頂きますm(__)m先ずはお料理の写真です。一品目はタイ風さつま揚げと揚げ春巻き。スイートチリソースとふわふわのさつま揚げの相性は最高です。続いては香草と揚げた豚の皮のサラダ。豚の皮を揚げて麩菓子のような状態にしたものと、パクチーやレモングラスなどの香草が和えられています。酸っぱさと辛さが凄い一皿でした。続いては、その豚の首の肉のバーベキュー。こちらは甘辛。実は、豚肉の後鶏肉のカレー炒めがあったのですが写真の撮り忘れです(^^;その後、食べ足りないということで、追加のソフトシェルクラブのカレー炒めです。ココナッツの甘味やコクのあるカレーと柔らかで香りの豊かなソフトシェルクラブがいい相性でした。お邪魔させていただいたのは、岡山県庁近くのルアン・タイさん。料理をされているオーナーシェフは日本人の方ですが、毎年数ヶ月現地へ行かれ、本場そのままのお料理を頂けます。今回のワインです。料理全体を通して相性がよかったのは、右端のラベルが剥がれているもの。名前失念してしまいましたが、ロワールのやや甘口微発泡でした。特に、穏やかな泡と甘味がさつま揚げ+スイートチリソースに抜群。その他の銘柄としましては、四恩醸造のローズ・ロゼ2012、シャングリ・ラ・ネルソン・ゲヴェルツトラミネール2011、フリッチ ヴィンシュピル・グリューナー・フェルトリナー2011です。ローズとグリューナーは、前者はフルーティさやスパイシーさ、後者はハーブ的ニュアンスと白胡椒っぽさ、ミネラルが、香りの面では料理によく合いましたが、味わいは穏やかでやや押され気味。一方、ゲヴュルツトラミナーは流石。ニュージーランドのものということで、冷涼感はありますが、香りのライチ的華やかさやジューシーなやや辛口の味わいは肉の旨味やカレーのスパイシーさ、甘味ともよくマッチしました。タイ料理とワイン、やはり面白いです。ただ、甘味を感じるようなワインの方が相性がいいのは確かなようで、白やロゼでやや辛口以上の甘さがあり、アロマティックな銘柄をもう少し色々試してみたいところです。にほんブログ村にほんブログ村「ワインモア」でこの記事を チェック!
2012年12月31日
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今年もいよいよ終わりですね。ということで、個の時期恒例の今年の1本を、例年のごとく赤、白、ベストマリアージュの3部門で発表させていただきたいと思います。なお、スパークリングに関しましては、ことしを振り返ってみますと、そもそもあまり数を飲んでおらず、これだ!という銘柄を直ぐには思い出せませんでしたので、残念ながら該当なしということにしたいと思います。。。先ずは白。2012年は個人的に白ワインを飲んだ数が多く、悩みましたが、やはり一番驚かせてくれたのはシャスールのカザー・シャルドネ・ロシアンリヴァー・ヴァレー2008です。カリフォルニアらしいフルーティさや香りの華やかさがありながら、酸やミネラルのあるタイトさも見せてくれましたし、何よりこの香味のバランスでお寿司によくあってしまうというのがとにかくびっくりでした。このシャスール、評価の高いワイナリーですが価格もまだ手頃な方ですし、カリフォルニアワインの楽しさを思い出させてくれる1本になりました。残念ながら楽天内では全て売り切れ。生産量の少なさが玉に瑕です。ピノやロゼはまだ見かけますが、ロゼ(ヴァン・グリ)も面白いワインです。続いては赤。こちらは速攻で決まりました。ジビエと日本酒とワインの会で飲みましたシャトー・デ・トゥール ヴァケラス・レゼルヴ2001も一瞬頭をよぎりましたが、ここはやはり仲村わいん工房 大阪メルロー粒間引き2001しかありえないでしょう。複雑な香り、エキス分がありながらもなめらかな口あたりと見事な完成度でした。正直、国産メルローの一つの極致であったとさえ思います。もうこの粒間引きは作られておらず、二度と口に出来そうにないのが残念なところです。楽天内でも当然扱いは無し。ラベルの写真は上記リンク先の私の記事よりご確認ください、さて、ベストマリアージュ大賞ですが…これが一番悩んだかもしれません。最近行いましたワイン会でも、ジビエの会、ゲミシュター・サッツの会両方でいいものがありましたし、ワイン会以外でもいいものを発見できました。で、結局どれが一番だったかといいますと…ジビエの会で頂きました雷鳥とフォアグラのパイ包みとココファームさんの甘口赤、マタヤローネの組み合わせを挙げたいと思います。これは、甘味とソースやフォアグラのコク、赤ワインのタンニン部分と雷鳥の鉄っぽさ、そしてそれらすべてが一体となるフレンチ的マリアージュの真髄を感じさせてくれるものでした(ワインは国産ですが^^;)。赤の甘口、面白いです。とりあえず、今年はスパークリングを飲む量が少なかったので、来年はもうちょっと飲みたいところです。日本ワイン検定1級を受験しましたが、日本の泡も興味深いものが多くありますので、そのへんから攻めてみたいところ^^今年は、フロマジュリー・ピノ岡山店さんで満月ロゼワインバーと題して一日ワインバーをさせて頂いたり、利酒師の市田さんとご一緒させていただき日本酒とワインの会をさせていただいたりとちょっと動きのある年となりました。このイベントは来年も継続していければと考えております。来年は、これらのイベントに加えてほかにも色々やってみたいなと。岡山でというのはもちろん、他の土地でも何かやってみたいですね~^^また、岡山の蒜山ワイナリーさんや栃木のココファームさん、山梨のメルシャンさんや奥野田さん、シャトレーゼさんとワイナリーにお邪魔することもできました。来年も、様々なワイナリーにお邪魔させていただきたいところですし、収穫祭などワイナリーが催されるイベントにも是非行ってみたいです!2013年、楽しい年にしたいところ。それでは、来年もよろしくお願いいたします!にほんブログ村「ワインモア」でこの記事を チェック!
2012年12月31日
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本日は生憎の天気ですが満月。ということで、今年最後の満月ロゼです。ミュゼドゥヴァン・桔梗ヶ原マスカット・ベーリーA・ロゼ。生産者株式会社アルプスは1927年創業。長野県塩尻のワイナリーです。コンコード、ナイヤガラというアメリカ品種の名産地でしたが、生食用ブドウの主流が巨峰などに移っていく中で、アメリカ品種でワインを、それも、高品質なものを作ろうと結成された組合を前身に持ちます。現在は、アメリカ・ワシントン州のブドウや自社畑のブドウなどを用いたワイン造りをおこなっており、ミュゼドゥヴァンシリーズは、自社畑のブドウを用いたシリーズとなっています。ということで、本ワインは桔梗が原産マスカット・ベーリーA100%。価格は、写真のお店で1837円。色は少しガーネット感も感じるピンク。赤さはしっかりあります。香りは、やはりマスカット・ベーリーAらしいイチゴジャムっぽさや軽いイチゴキャンディといったものが感じられます。加えて、リンゴアメや赤ベリー、赤ベリーのタルト、軽いスパイス、ミツっぽさなどもありました。また、熟成によるのか、微かなシェリーっぽさや梅酒のようなニュアンスも感じられました。味わいは、やや甘口といっていいくらいの甘さ。糖をある程度感じるレベルです。酸はこなれているのか穏やかなもので、甘味の後ろに見えます。タンニンは、後口にかけてほんのりと感じられるくらいで、舌触りなどに存在感はありません。旨味や少々のエキス分も感じられ、ボディは透明で繊細なミディアムライトです。食事と合わせてもいいですが、微妙な熟成感を楽しむならそのままの方がいいかもしれません。甘味のあるスタイルですが甘過ぎるようなものではないので、単独でも飲みやすいかと思います。食事に合わせるなら、やはり鶏肉でしょうか。ローストチキン、照り焼き、唐揚げ、チキン南蛮となんでもござれです。また、鴨鍋やちゃんこ鍋と合わせてみますと、やや甘味のある醤油ベースのダシと肉や野菜の旨味の合わさる味わいが、ワインの甘味や香りと結び付く他、旨味をより引き出してもくれました。個人的に、マスカット・ベーリーAはロゼに向いた品種だと感じているのですが、こういった甘口なスタイルもいいですね。こなれてきているため、桔梗が原らしさははっきりとは分かりませんでしたが、スパイスっぼやさなんかは山梨のそれとは少し違うもののようにも感じました。にほんブログ村「ワインモア」でこの記事を チェック!
2012年12月29日
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ワイン会のワインも一段落で、今回はポルトガルの白です。ムロス・アンティゴス アルヴァリーニョ2011。ポルトガル北部、ミーニョ川の近くのヴィーニョ・ヴェルデ地方では、微発泡でフレッシュなその名もヴィーニョ・ヴェルデという白ワインが作られています。ただ、最近は発泡せず、よりしっかりしたワインが作られ出しているそうで、このワインもそんなモダンヴィーニョ・ヴェルデの一つです。生産者アンセルモ・メンデスは1987年からワインメーカーとなり、現在高い評価を得ている現代ポルトガルワインを代表する作り手で、上記のようなスタイルのヴィーニョ・ヴェルデを手掛けるのも必然かも知れませんね。セパージュは、スペインでもよいワインが生まれているアルヴァリーニョ100%。価格は写真のお店で2079円です。色はうすいですが確かに黄色を感じる辺りはやはりよくあるヴィーニョ・ヴェルデとは違うところ。香りは白い花を中心とするフローラルなニュアンスと、レモンやグレープフルーツ、みかん、少々のライムやスイーティといった様々な柑橘がよく感じられました。しかし、それだけでなく洋梨やリンゴ、微かな花の密、ミネラル、ハーブ、それに微かな土っぽさやスパイスといったような要素も感じられ、やはり複雑さがあるなと。味わいは、強さのある果実味中心ですが、明るく溌剌とした酸やミネラル、旨味がよくまとまり、一体感のあるものになっています。バランスがよく、フルーティなスタイルで、ボディは量感のあるミディライトです。食事との相性は、フレッシュなだけではないので結構広目です。シーフードマリネやお寿司、天ぷらなど合わせてみましたが、マリネはちょっと甘味の強いスタイルだったもののワインの果実味と量感がうまく受け止めてくれます。また、お寿司では白身やイカといったものの他、赤身やエビ、カニといった味のしっかりしたもの、或いはウニのような個性のあるものにもいけます。天ぷらでは、油感をすっにりさせてくれるという効果以上に、食材の甘味や旨味と結び付く効果がよりしっかり感じられたように思います。やはり、フレッシュで、ビール代わりに楽しめるようなヴィーニョ・ヴェルデとは一線を画すワインです。はっきりと白ワインだということを感じさせてくれますね。にほんブログ村「ワインモア」でこの記事を チェック!
2012年12月27日
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さて、先日のゲミシュター・サッツのワインの会のワインもこれで最後。今回唯一の赤ワインはポルトガル・ドウロ地方のものです。レセルバ・ティント・フィールド・ブレンド2007。生産者キンタ・ド・ヴァラッドはポートワインの名産地ポルトガル・ドウロの地のワイナリー。レストランや宿泊施設も一緒に営んでおり、ワインツーリズムの行き先としても人気なようです。この地のワイナリーの多分に漏れず、ポートワインの生産を行っておりましたが、スティルワインももっと発信していきたいとニーポートなどの生産者と共に赤白のワインの生産にも力を入れています。そして、その方法として、地場品種を用いる事、そして、地元に昔から残っているゲミシュター・サッツを用いるという事を行っているのです。現在、これらの生産者は「ドウロボーイズ」と呼ばれ、その評価を高めています。セパージュは、ティンタ・ロリス、ティンタ・アマレラ、トゥーリガ・ナシオナル、トゥーリガ・フランサなどの良くこの地で使われている品種を中心に、少量しか含まれない品種もあわせると、実に20種類を越える葡萄が用いられているそうです!価格は、写真のお店で3129円。色は赤黒いです。ガーネット感もエッジにかけてなくはないですが、まだまだ濃いですね。香りは、ドウロに良く見られるスミレっぽさを感じますが、あまり強くなく。スパイスも、典型的なクローヴなどの茶色いものがでていますが、結構黒コショウ的な雰囲気もあったでしょうか。各要素が拮抗しており、全体的に落ち着いた印象を受けますが、その他、チョコっぽさやココア、黒ベリー、赤ベリーのコンポート、バルサミコ、黒い土、ミネラル少々のキノコなどを感じました。味わいは流石に果実味中心です。ただ、これも一応第一の要素ではありますが、そこまで濃いものではなく、また、他の要素に比べて突出しすぎるものでもありません。酸は乳酸系のもので、比較的明るめ。タンニンは渋味、舌触りとそこそこで、何やらトータルするとボルドー的な雰囲気です。この点につきましては、結構骨格がしっかりして硬質な質感だった事も関係しているかと。ボディはきっちりフルボディです。会では、勿論イタリアン式豚肉とアサリのアレンテージョ風のタイミングで飲みました。豚肉はあまり脂のごついものではなかったのですが、肉の旨みとワインの硬質かつフルーティな雰囲気が結構マッチしました。また、さすがだったのは、アサリやそのエキスとあわせても生臭みなど全くでないところ。それどころか、時間が経って穏やかさの増したワインとは、香りの要素や旨みの間に引き合う感じすら見られました。ただ、このワインにはやはり赤身肉が王道でしょうね。鹿やイノシシのローストや煮込みなどは間違いないでしょうし、牛肉でも、あまり脂のきつすぎないものなら幅広くいけそうです。また、味噌を用いたものなど和食系にも面白そう。これまで飲んできた白がかなりのワインばかりだったので、印象薄くなるかなと思いましたが、これも結構凄いワインでした。クラシカルな雰囲気の中に、南方らしい果実実のとっつきやすさがあり、今飲んでもよし、寝かせてもよしな1本かと思います。ポルトガルワインは、田崎真也氏も評価されていらっしゃいますが、かなり面白い存在かと思います。このワインは、価格的にも品質的にも、そんな現代ポルトガルワインのベンチマークたり得るワインではないかと感じました。にほんブログ村「ワインモア」でこの記事をチェック!
2012年12月25日
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先日行いましたゲミシュター・サッツのワインの会のワイン、4本目はフランスワイン。ゲミシュター・サッツの代表的生産者マルセル・ダイスのものです。ビュルグ・プルミエ・クリュ2007。マルセル・ダイスは、テロワールにこだわった栽培・醸造を志向し、その手段としてゲミシュター・サッツや自然派なつくりを実践しました。品種重視のアルザスでは単一品種が基本でしたが、その高い品質が広く評価され、ついにはアルザスのワイン法を変えるにまで至っています。セパージュは、リースリングやミュスカ等の白葡萄の他、ピノ・ノワールなどの黒葡萄まで含めたアルザスの伝統品種13種。価格は、写真のお店で5512円。色はツヤのある黄金。濃さがありこの生産者らしい雰囲気です。香りは、シナモンやクローヴ、カルダモンといったスパイシーさがかなり良く出ています。ちょっと生八つ橋を思い出しました^^;加えて、ハチミツっぽさやミツ入りリンゴ、少々のメロンやオレンジといったフルーツ感もあります。その他、根菜や土系のそれを思わせるようなミネラル、ローズマリーやタイムなど複雑な乾燥ハーブといったようなニュアンスを感じました。味わいは甘いです。残糖を意識しているわけではないのかもしれませんが、しっかり甘みを感じます。それも大柄なもの。強いエキス分や極太なミネラル感と相まって迫力のあるフルボディとなっています。ただ、後口に掛けて旨みや強いながらも柔らかな酸がしっかり感じられるところは流石。会では、色々お肉のタリアテッレのところで飲みましたが、これが非常にいい相性でした。タリアテッレのソースにはパプリカが使われているということで、その辺のスパイシーさとワインのそれが非常に良く合いますし、お肉は鴨・牛・鹿と赤身で鉄っぽさのあるクリアーで強い味わいのものだったところ、ワインのミネラル感やボリューム感が、甘みと相まって見事なマリアージュでした。以前、鹿のローストのベリーソースにドイツのシュペートレーゼくらいの甘口リースリングがよく合ったという話を聞きましたが、このワインもそんな使い方が出来そうです。白い肉は勿論、赤身系とも問題なく、むしろ積極的にあわせたい印象でした。マルセル・ダイスもデキャンタして飲んで欲しいといっているそうで、実際複雑かつ硬質、ボリューム感も十分という超プルミエ・クリュなワインでした。それでも、食事に良くあってしまうところはやはり美食の地域アルザスのワインですね。一方で、現段階でも十二分に楽しめますが、10年程度の瓶熟成には問題なく耐えそうです。にほんブログ村「ワインモア」でこの記事をチェック!
2012年12月23日
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ゲミシュター・サッツのワインの会のワイン、3本目の今回は珍しいドイツのゲミシュター・サッツです。ブントザントシュタイン・テラッセン・QBAトロッケン2006。生産者でフュルストは、フランケンの地で1638年から続く老舗ワイナリーです。1975年に現当主が若干21歳で跡を継いで以来、非常に高い評価を得るに至りました。フランケンにはゲミシュター・サッツの畑が少し残っており、歴史あるこのワイナリーもそれを活かしたワインを手がけており、それが今回のワインです。セパージュは、リースリングとシルヴァーナーというドイツとフランケンを代表する2品種のみのシンプルなもの。価格は、写真のお店で5850円。色は薄いレモンイエロー。レモネード系の色合いです。香りは、ドライパパイヤやマンゴーのような南国系のドライフルーツっぽいニュアンスや黄色い花のような雰囲気が。そこに、白コショウや微かな茶色系スパイス、ハーブといった要素が加わります。その他、レモンやライムといった柑橘、ミツ入りリンゴ、石灰、岩っぽさ、ブドウ、それにメロンほど甘くはありませんがウリ科っぽさといったようなものを感じました。味わいは、ミネラル感やエキス分もありますが、やはりドイツらしいスレンダーさがあり、柔らかで優しい口当りも相まってしなやかな印象。ボディもミディアムライト程度。フルーティかつ繊細な果実味に明るくシャープな酸や軽い塩気のようなものが加わり、辛口ドイツワインらしい世界観です。会では、レモンのリゾットのタイミングで飲みましたが相性は間違いないですね。レモンの酸や香りとワインのそれが見事に一体となります。ちょっとレモネード的な香りの雰囲気が出ましたね。また、果実味やミネラル感はリゾットの旨みや塩気、それに米の食感と関連性を感じさせてくれます。食事との相性は幅広そうです。白い肉と野菜や柑橘類をあわせたものなんかは完璧でしょうし、魚料理に関しても、火の入ったものだけでなく生でも良さそうです。しっかりしたワインではありますが、優しさやきれいさがあり、和食とも是非試したいタイプでした。使用品種は2種類ということで、リースリングやシルヴァーナーの面影を感じさせるところはあったように思いますが、それでもやはりどちらとも違う複雑さがありますね。加えて、ボディの重さなど、やはり他の産地と違うドイツらしさが如実に感じられるワインでもありました。にほんブログ村「ワインモア」でこの記事をチェック!
2012年12月21日
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先日のゲミシュター・サッツのワインの会のワイン、今回もオーストリーはウィーンのワインです。ニュスベルグ アルテ・レーベン2006。100年近い歴史をもち、ホイリゲを営んできた生産者ヴィーニンガーがウィーン屈指の銘醸地ニュスベルグに畑を取得したのは1999年。以前からゲミシュター・サッツがウィーンの伝統的栽培法であり、いいものであると聞かされていた事から、よりよいゲミシュター・サッツのワインを作ろうと挑戦を始めました。その後、高い評価を得るに至り、2006年にはザーヘルらと共にゲミシュター・サッツの生産者団体「ウィーン・ワイン」を結成、ゲミシュター・サッツワインの普及・向上を目指しています。セパージュは、ノイブルガー、ヴァイスブルグンダー、ヴェルシュリースリング、ロートギプフラー、ツィアファンドラー、シルヴァナー、トラミナー、リースリングの8種。価格は、写真のお店で4416円。2006は現在流通しているこのワインとは別のインポーターの扱いでした。色はしっかりした黄色で、熟成によるのかツヤ感も出ています。香りにも、やはり熟成を感じさせるハチミツっぽさやベッコウアメのようなニュアンスがはっきりあります。その他、ミツ入りリンゴ、洋梨、メロン、さらに蜜柑や金柑といった柑橘といったフルーツの要素も。加えて、らしい白コショウ的なスパイスっぽさや石灰的ミネラル、少々のマジパンっぽさのような雰囲気も感じられました。味わいは果実味が軸ではありますが落ち着きのあるもので、旨み、しっとり系ながらも強い酸、骨太なミネラルと相まって非常にいいバランスを形成しています。エキス分もあり、上記ミネラル感や落ち着いた果実味と相まって重心が低く、スケールの大きな印象を受けます。というわけで、ボディもしっかりフルボディです。会では2品目のサバの燻製ところで飲み始めましたが、サバとの相性はそれほどでもなく。むしろ、添えられていたビーツの甘みとワインの果実味が引き合う関係にありました。続けて3品目のレモンのリゾットにもあわせてみましたが、こちらとは大正解!ワインの味わいや香りの中にレモンの爽やかさと、塩味を伴うチキンブロードの旨みが上手く入り込み、より重層的な味わいを見せます。加えて、たっぷりのチーズのおかげでワインの量感にも合います。何年か前に、07ヴィンテージを飲んだのですが、なかなか硬質なワインで、リーデルのブルゴーニュ・ソムリエグラスで飲んだ方がいいというのも頷けるワインでしたが、この06は大分柔らかくはなっています。それでも、ソーヴィニヨン・ブラングラスのような小さなものではなく、シャルドネ用の大き目のものの方がベターでしょうね。にほんブログ村「ワインモア」でこの記事をチェック!
2012年12月19日
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さて、ここからは先日のゲミシュター・サッツのワインの会のワインです。1本目はオーストリーの新酒。ホイリゲ2012。生産者ザーヘルはオーストリーの首都ウィーンのワイナリー。また、ワイン居酒屋の方のホイリゲも手がけています。古くからゲミシュター・サッツに取り組み、ウィーンにおけるゲミシュター・サッツ復活のリーダー的存在となっています。その他、農法としては有機無農薬に近い方法を行うなど、ウイーンのみならず現代オーストリーワインを代表する生産者と言えるでしょう。セパージュはリースリング、シャルドネ、グリューナー・フェルトリナー、ノイブルガー、ミュラー・トゥルガウの5種。価格は、写真のお店では2604円。お店によってまちまちです。色はやや青みがかった黄色ですが、新酒らしく極めて薄いです。香りはフルーティさが中心で、洋梨やグレープフルーツ、ライム、蜜柑などの柑橘、さらに、若いイチゴのようなニュアンスも感じられました。勿論、オーストリーらしいミネラル感や青いハーブっぽさ、白コショウといった要素もありますが、開けてすぐは上記フルーティさが中心。それでも、時間と共にグラッシーな雰囲気は少し強まったでしょうか。味わいは、フルーティな香りに似合った果実味中心のもの。比較的トーンの低い果実味に、明るくも骨太な酸が加わってきます。ミネラル感もあり、ボディ・口当りはシャープで硬質な印象のライトです。ただ、ライトといってもそれなりの厚みは感じ、時間と共に果実味が落ち着いて酸や旨みの存在感が増した後もその印象は変わりませんでした。会では、一品目のウズラの南蛮漬けと合わせましたが、しっかりした果実味のおかげで酸味、甘み、塩気によって引き立った旨みを持つウズラ肉にもインパクト負けすることなく、果実味がそれらの味わいと上手く調和するマリアージュを見せてくれました。ミネラル感や硬質さも、滋味深いウズラといい相性です。また、玉ネギ等の野菜との相性も良好で、強調されている甘みとワインの果実味がよりダイレクトにマリアージュする感じでした。前のヴィンテージより少し果実味のヴォリュームがあるように感じました。2012年のオーストリーはそういう年なのかも知れませんね。ワイン自体は、こちらは毎年そうですが、流石の完成度でフレッシュながら新酒らしからぬ存在感です。実際、半年程度寝かせても十分変化した姿を楽しめるようなワインです。値段的にはボージョレ・ヌーヴォーとあまり変わりませんが、お得感はこちらの方があるかもしれませんね^^にほんブログ村「ワインモア」でこの記事をチェック!
2012年12月17日
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前回からの続きです。こちらは色々なお肉のタリアテッレです。使われているのは鹿、牛、鴨の3種類。ソースも、オーストリア系が多いことを意識してパプリカ風味を少しつけてくださっています。これにはマルセル・ダイスをあわせましたが、今回のベストマリアージュだったかも。これは今回のコースに含まれているものではなく、山梨へ行った時に買ってきました奥野田葡萄酒さんの干し葡萄です。なんとシャルドネで出来ています。種の大きさはああ醸造品種だなあという感じですが、甘さしっかりなのはもちろん、程よい酸味も残っておりかなり美味しい干し葡萄でした。ワインのつまみにもいいですね。メインは、赤ワインがポルトガルワインだったという事で、イタリアン式豚肉とアサリのアレンテージョ風です。パクチーがイタリアンパセリになっていたり、玉ネギの存在感が少ない事などが違いでしょうか。ドウロの赤でしたが問題なくあわせられました。そしてアイスで〆です。実は、パニーニもお出しいただいたのですが写真の撮り忘れです^^;アイスはゴマとフルーツの2種類。今回の会の会場はワイン食堂Baccoさんでした。シェフや奥様にワインに対する深い理解があり、ワイン会をするときはワインに合わせたお料理をお出しいただけます。勿論味も素晴らしいです^^カジュアルな雰囲気でお値段は手頃、それで居てお料理は美味しくお酒もワインの品揃えが豊富とあって大変な人気店です。ワイン会の際も平日でしたが帰り際になってもお客さんで一杯でした。今回のワインです。左からホイリゲ、ヴィーニンガー、フュルスト、ダイス、キンタ・ド・ヴァラッド。にほんブログ村にほんブログ村「ワインモア」でこの記事をチェック!
2012年12月15日
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今月はジビエと日本酒とワインの会を行いましたがこれはスペシャルな会でした。で、いつものワイン会はといいますと、これもちゃんと行っております。テーマはゲミシュター・サッツです。ゲミシュター・サッツはフランス・アルザス地方のマルセル・ダイスが導入し高い評価を得たことで有名になりましたが、元々大昔はどこも混植混醸だったそうです。廃れてきてしまっていましたが、昔ながらのやり方を残している地域、或いは、テロワールがよりダイレクトに表現できるという点に注目、若しくは上記ダイスの成功を受けて、その復活をなした地域などが増えてきています主な実践地域としては、フランス・アルザス、オーストリア・ウィーン、ドイツ・フランケン、ポルトガル・ドウロ、アメリカ・カリフォルニアといったところでしょうか。楽天内では、イタリアやアメリカ・オレゴンのものも見かけました。今回飲んだのは以下の5種類。またあらためて記事にします。1、ザーヘル ホイリゲ201211月11日に解禁されるオーストリーの新酒ですが。これがゲミシュター・サッツによって作られていることから、今回の会をやりたいと考えるようになりました。新酒ながらウィーンでも屈指の畑の葡萄が用いられており、骨格のしっかりしたワインとなっています。2、ヴィーニンガー ニュスベルグ・アルテ・レーベン2006続いてもウィーン。ウィーン最高の畑ニュスベルグの葡萄を用いたもの。一時輸入終了となっていましたが、このワインを飲んで感動した方々が他のインポーターに働きかけ、輸入が再開されたという銘柄です。この06は、その終了前のインポーターのもの。3、フュルスト ブントザントシュタイン・テラッセン2006こちらはドイツ・フランケンのもの。フュルストは大変に歴史のある生産者ですが、昔ながらの混植混醸を一部の畑のみでですが残しているのだそうです。リースリングとシルヴァーナーの2種類のみ使用ですが、どちらとも違う不思議な世界感がありました。4、マルセル・ダイス ビュルグ・プルミエ・クリュ2007そして、これは上記フランス・アルザスのマルセル・ダイスによるものです。単一品種によるワイン誌か認められていなかったアルザスのワイン法を変えてしまったというダイス。このワインはアルザス伝統の13品種の混植混醸。5、キンタ・ド・ヴァラッド レセルバ・ティント・フィールド・ブレンド2007赤ワインはポルトガル産。近年ドウロで高品質なスティルワインをつくり、世界にアピールしようとしている生産者たちが居り、彼らのことをドウロ・ボーイズなんて呼んでいるそうですが、こちらはそんなドウロ・ボーイズの一つが手がけるワインです。白は、ホイリゲも含めてやはり品種の特徴は感じず。まあ、5種類やら13種類やら使われていてはわかるわけもないですね^^;柑橘やスパイス、ミツ系の香り、味わいではミネラル感・酒質の強さといった共通項があるものの、やはりそれぞれに各要素の程度の差、他等は違う要素の存在など異なる点もはっきり見せてくれました。その辺はヴィンテージの違いという点もあるのでしょうが、やはりテロワールの差なのでしょうね。特に違いを感じるところは口当りの質感、酒質の印象でしょうか。ウィーンは、厚みを感じるのですがそれはファットなものではなく、ミネラル感や落ち着き・クリアーさも相まって「強靭」な印象とでも言うべきもの。一方、フランケンはやはり強さはあるもののヴォリューム感は少なく、より繊細な印象で「しなやか」という表現がしっくり。そして、アルザスは大柄で華やか。甘みの強さの影響もあるのでしょうが、ミネラルの芯がありつつもまろやかで柔らかなボディといった感覚でした。他の産地の白や、赤のゲミシュター・サッツの飲み比べも是非やってみたいところです。さて、ここからは料理の写真です。一品目はホイリゲにあわせてウズラの南蛮漬け風です。酸味や甘みもありますが、肉にはしっかり塩気があるので旨み中心に楽しめました。一方、野菜はフレッシュな味わいでいいアクセントになってくれます。二品目はさばの燻製と三種のビーツ。これはヴィーニンガーにあわせてです。サバは程よい脂でこってりしすぎず、薫製香といい相性。ビーツは、非常に甘く驚きましたが、三種それぞれで微妙に味や香りの程度が違うのが面白かったです。三品目は岡山産レモンのリゾット。鳥のブロードで煮たお米にレモン汁とチーズを加え、さらにレモンの皮を摩り下ろして掛けたものです。レモンの香りの素晴らしさはもちろん、酸っぱさに振れ過ぎず、ダシの旨みや塩気、チーズのまろやかさ・コクがきっちり活きているところが好印象&ワインとの相性のいいところでした。続きますにほんブログ村にほんブログ村「ワインモア」でこの記事をチェック!
2012年12月13日
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前回からの続きです。まず、一皿目のヤマウズラに合わせたのは、奥野田葡萄酒 ヴィンテージ・ブリュット2002と王祿酒造 王祿八〇です。奥野田さんのブリュットは、2002年の甲州を瓶内二次発酵でスパークリングにしたもの。泡の勢いは強いですがキメはそこそこでフレッシュさを感じます。色は熟成を感じる琥珀色で、香りはなんだか梅酒のよう。果実味は強すぎず少なすぎず、酸はしっとり系で、酒質のしっかりしたボディと相まってわりと骨太でした。王祿は、20%しか精米していないということですが、甘味が実に繊細でバランスがよく、落ち着いた味わいでした。酸味も無くはないのですが、印象はほぼ無く裏方に徹している感じでした。口当たりも、ボリュームよりは穏やかさ柔らかさの印象の方が強め。料理との相性では、奥野田ブリュットは胸肉との相性が抜群。やや鉄っぽさも感じる、まろやかな味わいの肉に、ワインのコク、香りがよく合う他、果実味がやや強調され、ソース的なマリアージュを見せてくれました。王祿は、その完成された味わいから胸肉、手羽、エビと全てに寄り添ってくれましたが、特にエビの甘味と酒の甘味との間に相乗効果が見られました。二皿目の山鳩胸肉と鳥ジビエレバーには、ブリュンデルマイヤー グリューナー・フェルトリーナー リード・ラム2004と大典白菊 生もと純米雄町三年熟成を。グリューナーは8年の熟成を経て非常にいい状態。ベッコウアメやハチミツ系の濃いニュアンスが現われており、グリューナーらしいスパイスやハーブの要素と相まって快適かつ複雑。酒質にもグリスの強さが出てきて、ヴァッハウのような透明な感じはありませんが、偉大なワインの貫禄を見せてくれました。一方、大典白菊は、個人的に好きな旨みと甘みのしっかりした岡山のお酒なのですが、こちらは3年熟成ということでより深みや熟成感を感じる味わい。強さはありますが穏やかさはあり重いまでは行きません。お料理との相性に関しては、グリューナーはコクとスパイシーさ、骨太なミネラルが特にレバーの鉄っぽさや独特の香りといい相性。ワインが、レバーの香りやまろやかさ奥にある旨みを引き出し、よりその純度まで高めてくれるような感じでした。胸肉とも問題なし。ソースっぽくなりますが。大典白菊は、熟成感の奥にあるピュアさ、きれいな甘みが胸肉といい相性。肉の滋味の奥底にあるものと結び付く感じで、個性の強い酒と料理ながら驚くほど澄んだ味わいの世界を見せてくれました。レバーも悪くありませんが、ワインとのそれほどのインパクトは無し。三皿目のスープで一休みしまして、四皿目の雷鳥とフォアグラのパイ包みのタイミングで飲みましたのは、シャトー・メルシャン マリコヴィンヤード・メルロー2009と19BY旭若松 雄町/阿波山田錦 純米無濾過生原酒です。メルローに関しましては、山梨で直接買ったものです^^鮮やかさのあるガーネットカラー、赤ベリーコンポートや土っぽさ、そしてフルーツケーキ的な香りのニュアンスがあり、味わいは、重いとまでは行きませんがある程度の量感を感じるミディアムフルで果実味十分。タンニンは程ほどで酸味はきっちりと、非常にヨーロッパ的な雰囲気のワインです。何より、日本のメルローに良くあります小豆っぽい香りが全くといっていいほど感じられないのは驚き。この畑、やはり只者ではありません。旭若松19BYに関しましては、昨年徳島の日本酒を飲む会をした際、今回日本酒のセレクトをしてくださった市田真紀さんにも飲んでいただいており、その際にジビエにあわせたらどうかなんて話をしておりました。今回それを実現していただいた形です。昨年より少し穏やかになり、冷でもナッツっぽさやコクのある味わいを楽しめますが、やはりこれは燗にしてこそ輝くお酒。非常に繊細で優しく、アレだけ主張の強かったお酒がまるで体に染み入るような口当り・味わいのバランスに化けます。食事との相性では、メルローはまずまず。フルーティさがパイの部分のバター感や、雷鳥の肉の滋味深さに流石にマッチしました。ソースが絡むと相性はよりよくなりますね。しかし、トータルでの相性ではやはり燗をつけた若松の方がよかったかも。甘みやコク、ナッツっぽさ、しっかりした酒質、豊富な旨みと、肉の旨みやフォアグラの濃厚な味わい、パイのバターっぽさに至るまでどれをとっても良く合いました。味わいのみならず、香りの相性も良く、まるでワインを合わせたような感じでした。そして、五皿目のイノシシのシヴェに合わせたのがシャトー・デ・トゥール ヴァケラス・レゼルヴ2001と19BY小笹屋竹鶴 生もと雄町純米。ヴァケラスは、シャトー・ラヤスの現当主エマニュエル・レイノーが手がけるワイナリー。ヴァケラスというローヌのさらに南のアペラシオンですが、ラヤス節は健在。01とある程度熟成しているからということもありますが、イチゴなどの赤いフルーツを中心にスパイシーさや土っぽさなどが感じられる香り、程ほどの果実味にキレイな酸、そして、何より驚くほど透明なボディと繊細なバランス感は流石。竹鶴は、冷ですとかなりパワフル。熟成香満載で、酒質も強靭。甘さもありますが、アルコール感も強く、酸味もある程度感じられます。繊細というよりはむしろ荒武者ですね。ただ、こちらもやはり燗にしますと表情が一変。穏やかで角が取れたスタイルになります。お料理との相性は、ヴァケラスは間違いない感じですね^^スパイシーさや果実感が肉の旨み、ソースのコクに良く合いますし、透明な質感のおかげで赤身中心の肉質との相性も良好です。ソース的な相性、旨みを引き立てる相性どちらも堪能出来ました。竹鶴も、その強い味わいのおかげで肉や血を用いたソースに一歩も引きません。自身の味わいや香りの印象を消されることなく、肉の旨みを際立たせるのはなかなかの仕事だなあと感じました。燗した後の穏やかになった状態でも、温度のおかげでやはり濃さに負けず、ソースと肉の味わいの間に上手く酒の甘みが入り込むといった感じでした。味わいに個性と強さのあるジビエに対し、この日本酒のセレクトは流石だなあと。全体的に、しっかりした香りや甘みの強さのおかげで酒自体の個性を失うことなく、日本酒の魅力の一つである食事の旨みを引き立てる効果を発揮してくれます。実は、王禄は島根、大典白菊は岡山、旭若松は徳島、小笹屋竹鶴は広島と、今回の日本酒は全て中四国のもの。他に、九州には独楽蔵さんなどもありますし、西の日本酒とジビエ、かなり面白い組み合わせかと。ワインの方は、ある程度狙った組み合わせにはなりました。奥野田ブリュットは鉄っぽさをもう少し引張るかなと思ったのですが、むしろ柔らかでフルーティな方面が活きました。他の食事とあわせるときの参考になりそうです。あと、有料で用意させていただいたココファーム&ワイナリー マタヤローネは、雷鳥とフォアグラのパイ包みとのマリアージュを期待したのですが、これは期待以上でした。フォアグラやフルーツのソースと甘さがバッチリですし、甘さの奥に旨みの相乗効果もきっちり。加えて、赤の甘口である事で、雷鳥の滋味や脂にもよく合いました。このマタヤローネのような赤の甘口、結構食事との相性をもうちょっと研究してみないといけませんね…。次回は牡蠣!どんなラインナップにするか、今から楽しみです。にほんブログ村にほんブログ村「ワインモア」でこの記事をチェック!
2012年12月11日
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先日、以前少し告知させていただいていた表題の会を岡山市柳町のビストロ黒潮さんで開催いたしました!ジビエを用いたフレンチのお料理一皿一皿に日本酒とワインの両方を合わせて、日本酒とジビエの相性、ワインとの相性の違いといったものを見てみようというこの企画、元々はワイン会の後の何気ない雑談から始まったものですが、利き酒師の市田真紀さんのご協力もあって本当に実現させてしまいました^^;しかも、14名ものゲストの方々にまでご参加いただくという大きなイベントに!お料理そのものやお酒との相性の部分は勿論、ご参加いただいた皆さんのご感想をお伺いできたことなどあって大変に楽しませていただきました。ご協力いただいた皆さん、ご参加いただいた皆さん、今回は本当にありがとうございました!そして、今回ご参加いただけなかった皆さん本当にすみません。次回は2月12日に牡蠣の会を企画しており、また詳細決まりましたら告知させていただきますので、よろしくお願いいたします。さて、ここからはお料理の写真等を。一皿目はヤマウズラの手羽と胸肉、それに天使のエビです。エビ味噌の旨みとジビエの鉄っぽさの間にひしぎ名共通項を感じる一皿でした。あと、エビの食感もジビエの滋味に結構マッチするのが興味深かったです。二皿目はヤマバト胸肉のローストに鳥ジビエのレバー黒キャベツ包みです。ソースは柿。鳥肉でこの赤さというのは結構驚き。レバーに臭みは全く無し。これまた滋味深い一皿です。あと、個人的な話ですが、胸肉から銃弾出ました^^ここでスープ。ダシはもちろん今回使ったジビエです。キノコはナメコ。ジビエにナメコ?と思いましたが、味の強いジビエダシにナメコのトロミがいいです。また、ナメコって結構香り・味共にしっかりしているので負けないのもいいところ。四皿目は個人的にリクエストさせていただいた雷鳥。シーズン終了ギリギリでしたがなんとかご入手いただきました。雷鳥の肉とフォアグラのパイ包みになります。フォアグラもそこまでこってりではなく、雷鳥の旨みをパイの香りや甘み、ベリーやポートのソースと一緒に上手く補完してくれている感じ。添えてあるのはピオーネのワイン煮。五皿目は篠山産イノシシ肉を赤ワインと血で煮込んだシヴェです。血のニュアンスは感じず、柔らかなイノシシ肉の煮込みですが味にどこか滋味・シャープさを感じるなといった程度。しかし、バッチリこってりな一皿ではありました。最後の六皿目はリゾット。ご飯は勿論ジビエダシで煮込まれています。そこに黒トリュフをたっぷりと!ただ、リゾット自体の味わいは実に穏やかで、しっかりしたシヴェの後、コースの占めにいい優しい一皿でした。食材はリクエストしたとはいえ、岡山でこういったお料理がいただけるとは思っても居ませんでした。黒トリュフやフォアグラとのマリアージュなんかはいい意味で想定外でしたし^^会場にさせていただいた黒潮さんは、お若いシェフがお一人で全てされていらっしゃいますが、お料理は手軽なものからガッツリフレンチまで幅広く、どれも繊細さのある素敵なものです。次回、牡蠣の会もよろしくお願いいたします!黒潮岡山県岡山市北区柳町2-10-6 103番館B1086-222-5238日曜定休お酒はワインのほか日本酒や焼酎など色々お持ちです。今回の会の日本酒。左から王禄、大典白菊、旭若松、竹鶴。右端2本はゲストの方の差し入れの日生のカキオコに合うお酒と不老泉。こちらはワイン。左から奥野田ヴィンテージブリュット2002、ブリュンドルマイヤー グリューナー・フェルトリナー・リード・ラム2004、シャトー・メルシャン マリコヴィンヤード・メルロー2009、ドメーヌ・デ・トゥール ヴァケラス2001。一番右端は追加の有料ワインでココファームのマタヤローネです。どのお酒をどのお皿に合わせたか、及びその感想などは次回に。にほんブログ村にほんブログ村「ワインモア」でこの記事をチェック!
2012年12月11日
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さて、今回の遠征では他にもお邪魔したお店があります。山梨から帰京後には、九段下にある南喜一朗さんのお店、ビストロ南さんへ。残念ながら的矢の牡蠣は頂けずでしたが、独自のルートで仕入れられているエゾ鹿肉を使った鹿三昧のジビエコースを頂きました!…が写真を撮れていません><次回お邪魔した際には是非撮らせて下さい…。因みに、コースの内容はパテ、ボロネーズパスタ、ロース肉のステーキ、パン、デザートと珈琲でした。噛み締めて旨みを味わえるお肉でしたし、ワンポーションもビストロサイズの大きなもので、お腹一杯頂きました^^ワインメニューも勿論充実しており、南さんのブログで拝見した銘柄が沢山あります。また、グラスシャンパーニュを頂きましたが、コンディションがとても良く感動でした。そして、最終日夜には、ワイン会にもよくご参加いただいている知人の方と一緒に俺のフレンチへ…行こうとしましたが行列長すぎで断念。代わりに、知人の方お勧めのエビスバルさんへ。こちらがまた大当たりで、なんと、ワインセラーの中に残っていたソレイユ 千野甲州2011を非常にお手頃な価格で頂く事が出来ました!今年の千野は飲めていなかったので嬉しかったですね~。お料理では、からすみを使ったサラダなどが、こちらもバル価格でいただけましたほか、豆腐のグラタンが個人的にヒット。豆腐の柔らかな食感・味わいを上手に活かした味のバランスだったように感じました。で、エビスバルさんでも写真撮り忘れです^^;どちらも素敵なお店でしたし、またお邪魔したいものです。特に、ビストロ南さんでは的矢の牡蠣をいただけなかったので、来年も牡蠣の季節に是非行きたいところ。ココファームさんの収穫祭に合わせて行くのも良さそう。ただ、日本ワイン検定をもう一度受けなきゃいけない場合はそちらにあわせることになりますが…。栃木・山梨のワイナリー訪問も面白い経験になりました。今回見たもの、聞いたことを踏まえたうえで、他の地域のワイナリーを見学させていただくと、また面白そうです。おまけ:東京ミッドタウンのイルミネーションです。ほかのところも色々見に行きたかったのですが残念ながら時間が足りず。また来年ですかね。にほんブログ村「ワインモア」でこの記事をチェック!
2012年12月09日
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最終日には、以前から是非お邪魔してみたかったオーストリア料理のお店銀座ハプスブルク・ファイルヒェンさんへ。日本人初のオーストリア国家公認料理マイスター(因みにこの資格の認定試験、一生に一度しか受けられないそうです)の神田慎吾シェフのお店で、以前は溜池山王でk unt kという名前でされていました。今年から銀座の地に移転され、カフェタイムなども始められたようですが、今回はランチへお邪魔しました。銀座グリーン1階に案内が出ています。ランチコースは1種類のみ。グラスワインは幾つか選べますので、シュタイニンガーのリースリング・セクトを頂きつつ先ずはアミューズの岩魚。間にはクリームチーズとコリアンダーなどのハーブが。クリーミーさはあくまで岩魚の旨さを際立たせるもの。ハーブのニュアンスも実に繊細。果実味をある程度感じるリースリングとの相性はばっちり。コースのメニュー外ですが、このお店について記載するあらゆるメディアが進めているといっても過言ではない、茨城産梅山豚のバインシンケンをアラカルトで。溶けます。いや本当。塩気と旨みはセクトのつまみに最適だった他、マスタードやメープルシロップを用いた甘みのあるソースとはまさにマリアージュでした。こちらはお料理ではなくパンにつけるクリームチーズ。チーズってちょっと珍しいですよね。軽くて柔らかな味わいで食べ過ぎ注意です^^;前菜は伝統的なものの盛り合わせ。サーモンの色の鮮やかさ、手前のパプリカを用いた煮込みの香りと旨みなどどれも素晴らしいです。因みに、右手のものはハンバーグです^^今回のお料理どれも本当に美味しかったのですが、個人的に一番印象に残ったのはこれ。牛コンソメと根菜のスープです。牛ダシというのは、個人的に美味しいけど旨みが後口であまり余韻を引かない印象だったのですが、こちらは根菜の香りと旨みが加わる事で見事な収斂味を見せます。ダシの旨みを愛する全ての人にお試し頂きたい一品でした。11月はホイリゲ解禁月という事で特別メニューをされており、ランチのメインをホイリゲメニューのシュニッツェルに変えて頂きました。塩豚のシュニッツェルということで旨み、柔らかさともに素晴らしく、衣の食感もお見事。添えてあるジャガイモのサラダと一緒に頂くと、ほの甘いサラダの味わい、旨みと香り豊かなジャガイモが肉の旨さをまた引き立てます。ホイリゲメニューですので、合わせるワインは勿論ホイリゲ。ザーヘル・ホイリゲ2012です。フルーティかつミネラリーな味わいで、シュニッツェルをさっぱり頂けました。デザートはリンゴとケシの実のクーヘン。アイスやソースにシナモンがたっぷり使われています。リンゴの香り、シナモンの香り、ケシの実の香ばしさとやはりこちらもいい関係性があります。珈琲紅茶等が選べますが、ここはやはりメランジュで。泡凄いです^^プチフールはレールケンという、チョコレートとスパイスのケーキ。こちらも香りしっかり。実に素晴らしい時間を過ごせました。スタッフの方のご対応も、隙がなくかといって堅苦しすぎず、おしゃべりにも沢山お付き合いいただいてしまいました。店内も、広く上質な空間ですがどこか居心地の良さ・落ち着きを感じさせてくれます。お料理は、全体的に繊細で、甘みと旨みのマリアージュなどもありますが、芯の部分には素材の旨みと塩という軸がしっかりとあるように感じました。また行きたいお店が一つ増えました。ワインのメニューも充実されてますし、是非ディナーにも行きたいところです。にほんブログ村にほんブログ村
2012年12月07日
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前回からの続きです。こちらが試験農場である祝村ヴィンヤード。定番のカベルネ・ソーヴィニヨンやシャルドネなどのほか、シラーやネッビオーロなど様々な品種を植えているそうで、ネッビオーロ結構面白いらしいです。また、ここで収穫されたブドウは全部混醸してワインにするのだとか。祝村ヴィンヤードのカベルネ・ソーヴィニヨンを今回のツアー訪問者用に少し残しておいて下さっていました!食べていいとの事でいくつか頂きましたが、非常に美味しいです。甘みもしっかりあり、酸味も程よく入っています。ただ、果実が小さく(ブルーベリー程度でこれ以上は大きくなりません)、種が大きいため可食部分が少なくやはり生食には向かないですね。祝村ヴィンヤードの見学で見学コースは終了。その後はワイン資料館向かいのワインギャラリーへ。カフェも併設されており食事も頂ける他、テイスティングも出来ます。ということで、先ずは甲州3種の飲み比べ^^勝沼甲州、きいろ香、グリ・ド・グリ(いずれも最新ヴィンテージ)を頂きました。勝沼甲州は前回の記事の通り桃系の香りと辛口な味わいが印象的。きいろ香は、柑橘っぽさしっかりですが蜜柑などを中心としたやや濃さのある感じ。微かにリンゴのような雰囲気さえ伺えドイツ系の趣を感じました。味わいも、らしい辛口ではありますが、少し果実味を感じます。そして、衝撃的だったのがグリ・ド・グリ。ひょっとしたらココファームのFOSより濃いんじゃないかというぐらいの色、香り。そして味の強さ。シナモンやシェリーの雰囲気を感じる個性的なワインですが、今飲んでも面白いですし数年の瓶熟をさせるのも良さそうです。12月3日のイベント用の赤ワインを探していたため、赤も色々試させて頂きました。安曇野、長野、マリコの3種メルロー飲み比べの他、こんな貴重なものまで!マリコのフラン…興味深いです。色々悩みましたが、マリコヴィンヤードのメルローを購入しメルシャンを後にしました。ありがとうございました!続いては、すぐ近くにありますシャトレーゼ勝沼ワイナリーへシャトレーゼさんでは試飲のみ。ソーヴィニヨン・ブランや、甲州、シャルドネなど白系を6種類ほど頂きました。やはり、柚子系のニュアンスがありミネラリーでシャープなソーヴィニヨン・ブランはよかったですが、甲州アロマティッ久という銘柄が興味深かったです。ソーヴィニヨン・ブランに似た柑橘的なニュアンスや酸がありながら、フルーティさや軽い桃っぽさもあり、なかなか良く出来ているなと。こちらを1本購入。シャルドネに関しては、日川沿いの畑のものと斜面のもの2種類を頂きましたが、川沿いのものはかなり穏やかでナッツ系のニュアンスなども無し。今後はスパークリング用になるそうです。一方、斜面のものはなかなかの酒質で、まだ有名どころには及ばない感はありましたが、今後が楽しみです。その後、塩山の奥野田ワイナリーさんへ。こちらもテイスティングのみです。醸造設備などがある1階から、2階のログハウスへ。テイスティングルームです。こちらがテイスティングルーム内部。入り口もそうですが、すっかりクリスマス仕様になってますね。ずらっとボトルが並んでいます。全てを試飲させていただいたわけではありませんが、フリザンテやスミレ・ルージュ、ローズ・ロゼなど貴重な銘柄を頂きながら沢山のお話を伺うことが出来ました。印象に残ったのは、デラウエアが本当にデラウエアなのか分かっていないという事。というのも、昔、アメリカから複数の品種を持ってきてこの地域に植え、適したものを残したそうなのですが、その時生き残った品種がデラウエア州から来たものだったので「デラウエア」と名づけただけで、実際にアメリカで栽培されているデラウエア種と同じものなのかは分からないんだそうです!奥野田ワインさんでは、フリザンテなどをデラウエアで作っていますが、日本におけるデラ発祥の地としてこの品種にはこだわりがある、というお言葉も印象に残りました。また、これはどこのワイナリーの方も仰っていましたが、2012年は物凄いビッグヴィンテージだったのだとか。何十年も葡萄栽培をされている契約農家の方が、品質がいいブドウがこんなに沢山取れた年は今まで経験がない、とまで仰っていたそうでこの年のワインは、生産者としてもかなり期待値高いそうです。さて、ワインですが、どれも非常にキレイな印象。フリザンテは、デラらしい甘い香りを感じさせつつもミネラルや酵母っぽさが効いていて甘いだけでなく、味わいはきっちり辛口。スミレは、日本のメルロー独特の香りをスミレとして表現したそうで、非常にクリアーでピノ的な世界観のメルローでした。最も印象に残ったのは桜沢シャルドネ。前のヴィンテージを飲んだことがあるのですが、そのときは残糖も感じるようなスタイルで、樽もしっかり掛けていました。しかし、今のこのワインは、穏やかな辛口といった程度のフルーティさで、旨みやミネラルのある味わいとなっており、香りの面でも樽っぽさを抑えたナチュラルなものに変わっていました。ブドウの品質に納得がいくようになり、ブドウをそのまま表現するようなスタイルにしたのだそうです。今のスタイルの方が、和食を中心とした日本の食事との親和性は断然上でしょうね。沢山の興味深いお話と試飲ありがとうございました!今回お邪魔できたのはこの3軒だけでしたが、生産者の方のお話を直接聞いたり、設備や畑を見るというのはやはり楽しく興味深いものですね。次回はまた色々なワイナリーを訪問させて頂きたいですし、岡山や中国地方のワイナリーにも是非もっと行きたくなりました。しかし、あちこちにあるブドウ畑、沢山のワイナリーと、ワインツーリズムの出かけ先としては流石に存在感が違うなとは感じました。にほんブログ村「ワインモア」でこの記事をチェック!
2012年12月05日
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八王子で一泊後、10時30分からのシャトー・メルシャンの見学ツアーを予約していたので朝から山梨へ。因みに、仮に新宿から行くとしましても、路線次第では岡山‐高松間より新宿‐勝沼ぶどう郷間の方が安かったりします…。勝沼ぶどう郷駅のホームから。着いて驚いたのが、周りを見回すとブドウ畑だらけなことです。こんな光景見たことありませんでした!なお、当日は生憎の雨…。勝沼ぶどう郷駅正面です。クリスマス仕様になってます。朝早かったので開いていませんでしたが、駅でもワイン買えるようですね。勝沼ぶどう郷駅からメルシャンまで歩こうかと思っていたのですが、雨が酷いため断念。市民バスを利用させていただきました。バスから見える景色もブドウ畑でいっぱい!ワイン村河川公園バス停で下車しましたが、そこはシャンモリ、シャトレーゼ、シャトー・メルシャンと3つのワイナリーが集まっているという場所。降りた周囲にも当然ブドウ畑が。河川公園というだけあって、バス停そばには日川という川が流れています。その川辺にもやはりブドウ畑が広がっていました。バス停から数分歩けばシャトー・メルシャンに着きます。右手の建物がビジターセンター。見学ツアーの受付や当日予約(余裕があれば。事前に電話やwebによるのが望ましいです)などのご対応をしてくださっています。ツアーまで時間があったので、見学コースに含まれては居ますが、少し早くから開いていますワイン資料館を先に訪問。メルシャンの元のなる会社を作った宮崎光太郎氏が1904年に開設した「宮崎第二醸造所」の建物をそのまま利用しているそうです。宮崎氏の名前や第二醸造所の開設については、日本ワイン検定の対策で勉強していたところなのでちょっとテンション上がりました^^。また、中に展示されていた歴史年表も、やはり日本ワイン検定公式テキストに出てきたような内容でちょっと楽しかったですね。さて、そうこうしているうちに見学コース開始です。先ずはビジターセンターの地下へ。シャトー・メルシャンの紹介ビデオを数分見た後、テイスティング用バーカウンターを併設した樽貯蔵庫へ。熟成のついての話や、樽の赤い帯は補酒の際に赤ワインのしみがつくのを目立たなくするために塗っているなんてお話を伺いつつテイスティングを。勝沼甲州、ももいろメルロー、マスカット・ベーリーA新酒の3種類を頂きました。勝沼甲州はミネラル感と桃っぽさのある香り、旨みのある辛口な味わい。ももいろメルローは思った以上に複雑。土系のニュアンスが良く出ています。色もちょっと赤さ強めでしょうか。新酒は、流石はグレートヴィンテージの2012年産、すっきり軽いものではありますが、そこそこの果実味と結構目の詰まった質感が印象的でした。なお、テイスティングルームと樽貯蔵庫はガラスの壁で仕切られていて見えるのですが、写真撮り忘れです^^;上記赤い帯の話関連で印象的だったのが、熟成期間中に結構高頻度で補酒を行うという事。蒸発量はかなりのものになるそうです。続いてはワイン資料館へ移動。現在と昔の醸造の違いなどのお話を伺いました。因みに、その違いとは…無いそうです^^;設備こそ新しくなりましたが、基本的にやっていることは今も昔も全く同じだそうです。資料館には昔の圧搾機や樽など色々あり、開設を頂きながら見て回りました。ただ、その昔の道具、今でもまだ使えるものもあるのだとか。昨年だかにも実際に使用してワインを作ってみたそうです。かなり大変だったそうですが、またやってみたい気持ちはあるのだとか^^その後は、試験農場である祝村ヴィンヤードへ。ワイン資料館の目と鼻の先にあります。続きますにほんブログ村「ワインモア」でこの記事をチェック!
2012年12月03日
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前回からの続きです。こちらは赤ワインソースのポーチドエッグ。甘みのある赤ワインソースと半熟の卵が面白い組み合わせでした。マスカット・ベーリーAをあわせてみましたが、ソースの香りや卵のまろやかさにそこそこの相性。ただ、ロゼ泡の方が香りの面では面白かったかもしれません。このお皿と次のお皿はシェフの遊び心です。これはサバ。脂の乗ったサバそのまんまです。ワインとの相性に関しては、白系がいいという声が多かったですが、個人的には実はマスカット・ベーリーAとの相性が面白かったかなと。生臭みが出る事もなく、かといって劇的なマリアージュとまでは行きませんが、サバの脂とワインの非常に穏やかなタンニンが結構マッチして柔らかな旨みを高めてくれたように思います。こちらは白身魚の昆布締め。味付けは塩だけです。山葵と一緒に頂くと、ソーヴィニヨン・ブランとの相性がよかったように感じました。昆布締めによって旨みの増した味わいに、まったりとしたソーヴィニヨン・ブランの果実味や旨みがフィットする他、山葵の香りとワインの少し青いニュアンスがやはりマッチしたように思います。そして、フォアグラのソテー根菜のソースです。脂っこすぎないフォアグラのまろやかな味わいに、根菜のソースが引き締め効果を与えます。フォアグラ単体ですと、ミツっぽさもあるソーヴィニヨン・ブランとの相性がいいかなというところですが、根菜のソースと一緒ですと、土っぽさが加わる事もありマスカット・ベーリーAとの相性がグッとよくなります。そこそこある果実味とミネラル感のおかげでフォアグラの味わいにも負けません。そして、、メインは豚肉とポルチーニ茸のローストです。脂の甘い、そして肉に旨みの多い豚に、食感と香りのいい茸がいい感じです。合わせるワインは、やはりオーストリーの赤。果実味のある味わいが肉の脂や旨みのよく合う他、滑らかな口当りが豚肉のモチモチした食感・茸のシャキシャキした食感にいい感じです。これ以上重いワインですと、相性的には微妙だったかもしれません。そして、デザートはモンブランです。ベーレンアウスレーゼとあわせると、意外とワインの酸味が目立ってくる感じ。より熟成してくると、また相性の感じも変わりそうでした。美味しいお料理と沢山のワインをいただき、楽しい夜となりました。こちらのお店、お料理は勿論、パンが非常に美味しく、ちょっと多めにいただいてしまいました。常時あるわけではないそうですが、有名な職人の方が焼いたものを仕入れていらっしゃるそうです。また、グラスも良いものがあり、途中のサバ等をお出しいただいたようにワイン会になれたお店で、シェフのワインへの愛情も感じられ、こういうお店があると嬉しいなあと感じました。さて、この後は翌日の山梨行きにあわせて八王子に宿を取っておりましたので、電車を乗り継いで急いで向かったのでした…。にほんブログ村にほんブログ村「ワインモア」でこの記事をチェック!
2012年12月01日
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さて、ココファームさんを訪問させていただいた後は、旨いお酒をもとめてあちらこちらさんがよくワイン会をされていらっしゃる館林のレストランへ。オーストリーワイン大使でいらっしゃるあちらこちらさん。今年もオーストリーへ行かれたそうで、現地で購入されハンドキャリーで持ち帰られたオーストリーワインをお出し頂いてワイン会を開催して頂きました!今回お出しいただいたワインです。左から、シルヒャー・ロゼ・フリッツァンテ、テメント ゲルバームスカテラー・シュタインバッハ2011、テメント ソーヴィニヨンブラン・ツィアエッグ2006、赤ワイン(銘柄失念^^;)、テメント ベーレンアウスレーゼで、一番右端は私がお土産に持っていった哲多のマスカット・ベーリーAです。シルヒャーは、フリッツァンテという事で泡は大人しめ。鮮やかな赤いピンクにふくらみのある果実味と強い酸が印象的です。以前飲んだシュトローマイヤーのものよりやや野生的で、山葡萄のワインに似た雰囲気がありました。ムスカテラーとソーヴィニヨン・ブランに関しては、南オーストリーらしい厚みのある味わいですが、果実味はそこまででなく、旨みの強い辛口なのが印象的でした。ソーヴィニヨン・ブランは相当なスケール感で、リーデル・ブルゴーニュグラスで飲んでも蜜っぽさを感じるいいバランス感でした。赤2本は、オーストリーのものはやはりある程度の果実味があります。しかし、目の詰まったタイトさも同時に併せ持っているらしいスタイル。マスカット・ベーリーAについては、やはりかなり穏やかな味わいで、タンニンもスマート。しかし、こちらもたおやかながら目の詰まった感、滑らかさのある口当りで、石灰土壌の可能性を感じさせてくれました。ベーレンアウスレーゼの頃にはテイスティング試験で飲んだ分、ココファームさんで試飲させて頂いた分、ワイン会の分と結構な酒量になっておりましたのでやや記憶が曖昧ですが^^;、極甘というレベルではありますが決してしつこくなく、酸味もあり落ち着きを感じるタイプだったかと。ただ、より寒い産地のものと比べますと、まろやかで穏やかな質感でした。貴重なハンドキャリーのオーストリーワイン、それもシュタイヤーマルクのものを飲ませていただき、これまた素晴らしい機会となりました。あちらこちらさん、ご参加くださった方々、会場のシェフとスタッフさん、本当にありがとうございました。特に、シェフには館林駅まで送っていただいちゃってすみません。シルヒャー・ロゼ・フリッツァンテは日本未輸入ですが、今後入ってくる可能性があるそうです。面白いワインで、食事との相性も期待値高いですから楽しみです^^なお、楽天内にはソーヴィニョンブランの恐らくヴィンテージ違いと、ベーレンアウスレーゼがありました。ベーレンアウスレーゼはコスパかなり高いかも。ここからはお料理先ずはアミューズ。フリッツァンテとあわせましたが、野菜の穏やかな味わいがいいおつまみになりました。前菜は生牡蠣!赤いのはフランボワーズビネガーのソースです。ロゼとの相性を狙ってくださったそうです。爆発的マリアージュとは行きませんでしたが、香りのリンクは確かに見られました。続いてはウニを用いたムース!ゲルバー・ムスカテラーと合わせますと、旨みの部分としっかりしたマスカット香がウニの旨みやクリーミーさになかなか。しかし、ハイライトはロゼ!微発泡の穏やかな泡がムースのクリーミーさに合いますが、それ以上に酸味旨み香りの相性が、特にウニと抜群!劇的マリアージュに近いレベルといっていいと思います。長くなるのでこれまた続きますにほんブログ村「ワインモア」でこの記事をチェック!
2012年12月01日
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