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『主力投手、復活へ』 本日は広島の情報について見ていきたいと思います。まずは床田が開幕を目指して既にリハビリを始めているとのこと、投球練習を再開しているという情報は見聞きしたのですが、その時は走ることができていないと書かれていました。今はランニングなどを行うようにはなったようですが、翌日に痛みが発症してしまうなど一進一退の状況のようです。現在のところ手術を受ける予定はないとのことですが、キャンプインまでに状態が良くならない場合は受けるとのことです。個人的には早く手術を受けた方が結果的に復帰できるのでは?と思うのですが、そこは本人の意思なので尊重したいですね。 続いては大瀬良が直球の球速を取り戻すべく上半身のトレーニングを行っているとのこと、今季は平均球速が落ちてしまい、実際に甲子園で現地観戦した際も変化球中心の投球で苦しい投球を強いられていたように思います。個人的には大瀬良の投球フォームは上体主導の投げ方なので下半身を使った投球フォームを模索していっても良いのでは?と感じます。本人は31歳でまだ成長できる部分はあると語っており、確かに同感ではありますが、正直なところそちらの方向性で良いのかな?という印象は正直なところあります。これまでの勤続疲労や肉体的な消耗は避けられないだけに、下半身を使って夏場でもバテないような投球フォームの模索や直球を技術的に速く見せる術、老獪な投球術など年齢的にはそちらの方向性に行くべき年齢や勤続年数のような気がするのですが。 そしてトミー・ジョン手術を受けた復帰した岡田が来季は1年間投げることを誓ったとのこと、前回インスタグラムに投稿されていた投球動画ではかなり良い時の状態の投げ方に戻っていただけに、その時の投球ができれば非常に大きな戦力となりそうです。来季は「岡田の復帰が最大の補強」と呼ばれるような活躍を期待したいところですね。 まず一番のポイントは床田が復活できるのかという点、森下も右肘のクリーニング手術を受けており、左右の両輪が芳しくなければ勝負にならないので一日も早い回復を祈りたいところです。野球太郎No.045 2022ドラフト総決算&2023大展望号 (バンブームック)
2022.11.30
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『新たな進路』 本日は広島を戦力外になった選手たちの情報を見ていきたいと思います。まず山口ですが、こちらは九州独立リーグの火の国サラマンダーズへ入団することが決定、1年限りの勝負でNPB復帰を目指すとのことです。下半身の使い方は徐々に良かった頃の状態を取り戻しつつあるだけに、後は腕の使い方が良かった頃の状態を取り戻すことができるかが勝負ではないでしょうか。そして田中法彦ですが、こちらは社会人野球の強豪セガサミーへの入社が決定、社会人野球で活躍した元プロの選手もいるだけに、社会人野球で大暴れしてくれることを期待したいですね。続いて白濱はスコアラーへの転身が決定、個人的にブルペン捕手辺り務めるのかなと想像していましたが、スコアラーとのことです。他には戸田がレモン農家として再出発、中神や高橋樹らは現役を引退することが決定したそうで、今後は未定とのことです。中神は鈴木誠也と合同練習したとの情報があり、まだ現役に未練があるのならばそれこそ前回の記事で紹介させていただいたのですが、現在沖縄で開催されているジャパンウインターリーグに参加して1ヶ月アピールしてみるのも良かったのでは?と感じなくもなかったのですが…。 まだプロ野球を諦めない者、野球は続けるかプロ生活には区切りをつけた者、球団に残る者、野球界からは退く者など様々となりました。第二の序章第三の終章のパクリへ向けて幸運を祈りたいと思います。 『ジャパンウインターリーグ情報』 現在試合が行われているジャパンウインターリーグですが、個人的に気になったのは東京ガスの井出投手、ライブ配信で掲載されているラプソードでは94マイル(151キロ)を計測するなど常時145キロ前後を出しており、大きいスライダーやカットボール?やチェンジアップ?と球種も一通り揃っていました。ただ下半身と上半身があまりうまく連動できておらず、制球が結構バラついており、球速の割に弾き返される場面も目立ってまとまった失点をしてしまっていました。ただ上半身の腕の使い方さえ修正できれば一気に大化けする可能性を秘めていそうな投手で、来年ドラフト解禁年となるだけに少し注目してみたいと思います。今年広島への入団が決まった益田の後に続けるか、注目です。アレルエアー 厚さ40mm 硬め シングルサイズ 約950×2080mm フラット 敷布団 ワッフル生地使用 吸水速乾側地使用 cool pass 敷き布団 敷布団
2022.11.29
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『現代に追いついた投手育成を』 本日は広島の気になった情報を見ていきたいと思います。まずは末包の打撃フォーム改造についての記事や動画、打ちに行く際の二度引きの矯正し、スムーズに出せる状態にしておくように変更したとのことです。実際に紅白戦ではマルチ安打などを記録するなど手応えを徐々に感じてきているようです。他の記事には背中側に入ってしまう癖なども修正しているとのことです。新井良太コーチが「癖のない打者だな」と発言していますが、個人的な印象としてもシーズン中ではかなり極端な上体打ちをかなり改善するなど意外と飲み込みが早い選手だなと感じています。個人的な見解ですが、恐らく社会人2年目まで燻り続けてきたのが却って功を奏しているのかなという印象で、実績のない選手だからこそ真っ新な状態で指導できているのかも?しれませんね。現に堂林の前肩を内に捻る動作や宇草の走り打ちなどと比べると上達が早い印象を受けます。この調子で上半身の課題も短期間で改善してきてくれることを期待したいところです。 そしてもう一つ悪い意味で衝撃を受けたのが遠藤への新井監督のアドバイスの動画です。遠藤の投球練習の際に新井監督が高めに3球投げて欲しいと要望を出して実際に投球し、その後に「お前の真っすぐは高めに投げてもファールを打たせることができるからもっと有効的に使っていっても良い」といった旨のアドバイスを遠藤に送りました。そしてその遠藤が「今まで低めに集めろと言われてきた。高めでもファールが取れている。新井監督と同じ考えで嬉しかった」と発言していたのですが、個人的には正直呆れてしまいました。何に呆れたのかと言えば当然ながら前政権やこれまでの投手への指導に対してであり、別記事ですが「我々の時代はそれが普通だった」といった発言など本当に時代錯誤なことをしていたのかなと感じさせます。高めの直球はMLBが既に5年以上も前から有効性が確認されて高めの直球を投げ込むようになっており、日本でもしばしばそれを見かけるようになりましたが、未だに広島はその有効性に気付けていなかったことを証明しています。しかも今年のドラフトで獲得した投手らはタイプが違うものの、基本的に広島は森下を筆頭に栗林、矢崎、遠藤、ケムナ、島内、松本、大道といった振り下ろすタイプの投手(フランスアもですね)を獲っており、巨人の上原氏や阪神の藤川氏らも指摘していますが「担ぎ投げ系の投手は高めの直球が有効である」と語っており、実際に上原氏は森下が新人の際に「森下のような投球フォームのタイプは低めの真っすぐは球が垂れてしまい、高めの方が威力ある」と日刊スポーツの取材で答えていました。こういったタイプの投手を好んで獲っておきながらその投手らの持ち味を殺すような指導をしていたのは呆れてしまうところです。 トラックマンの導入遅れ(今季からホークアイを導入しましたが)など近代的な野球から明らかに取り残されていたのかなと感じさせる動画や記事となりました。しかしながら遅ればせながらもホークアイというトラックマンよりも最新鋭の機器を導入しており、末包にも動作解析での指導を行うなどようやく他球団と同じ土俵に立つことができつつあると信じたいところです。ただ島内の持ち味だった癖球の直球を損なってしまった過去があるだけに、ホップする直球のみをよしとするのではなく、その投手の持ち味を活かす方向の指導をお願いしたいところです。バームクーヘン ギフト お歳暮『 マダムブリュレ 』【冷凍便】 新感覚 バウムクーヘン 人気 スイーツ お取り寄せ 内祝 クリスマス プレゼント 帰省暮
2022.11.28
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『島内颯太郎』 本日は広島の選手を見ていきたいと思います。今回は島内投手、昨季後半はセットアッパーとしての役割を果たし、栗林に繋ぐセットアッパーとしての活躍を期待されたものの、前半戦は打ち込まれる試合が続いて二軍降格、後半戦もピリッとしない投球で再び二軍降格となり、22試合に登板して防御率こそ3.79でしたが躓いたシーズンでした。 まず奪三振率ですが、19回を投げて20奪三振と投球回数を上回る奪三振数を記録していて奪三振率は9.47となっています。続いて与四死球率ですが、12四死球で5.68と昨季大幅に改善された制球力が再び大幅に悪化してしまい、K/BBは1.82と一昨年までの水準に再び戻ってしまいました。 続いて打球管理ですが、19GB:23FB:4LD:8IFFB:2HRとなっており、GB/FBは0.58でFB%が58.9%と典型的なFB投手となっています。しかしながら球威は21被安打と投球回数を上回る数字となり、被IsoPは.211と.200越えとなっており、この部分の大幅悪化が非常に痛かったでしょうか。 そして球種ですが、今季はフォークを1球も投げずに直球が7割、チェンジアップが3割とほぼ2球種のみの投球構成となりました。しかしながら直球は空振り率は12.8%と高いものの被打率が.263と相変わらず高め、宝刀チェンジアップが今季は被打率.294と非常に高く、空振り率は16.7%と昨季の水準(被打率.148、空振り率21.3%)から大幅に悪化してしまいました。結局昨季は3球種で構成されていた投球が1球種減ったことにより、的を絞りやすくなってしまったという面が大きいのではないでしょうか。2球種ならば基本的には直球とフォークにすべきであり、チェンジアップはMLBの投手が投げるような速いチェンジアップならば良いですが島内の場合は緩いチェンジアップなので尚更絞りやすかったのではないでしょうか。 最後に投球フォームですが、以前から書いているのですが前肩を上へ掲げ過ぎで遠投するような形の投げ方となっており、これだと振り下ろす形にならないのではないでしょうか。阪神の藤川氏も解説でよく「空に向かって投げている」と評していますが、個人的にも同意見だなと感じます。また、昨季よりもより上へ掲げ過ぎている影響なのか肩の開きが早くなっている印象で、今季は開きを抑えることができるようになった矢崎とは逆で、この辺りにも被安打が大幅に増えてしまった要因かもしれませんね。 投球フォームにも課題があったのかなと感じるものの、個人的にはやはり3球種で上手くいったのを2球種に減らしてしまったことも大きかったのではないでしょうか。一昨年は直球とフォークの2球種で勝負して粘られて四球や連打を浴びて失敗してしまったところを3球種に勝負したことで打者も絞りにくくなり、結果的に制球も連打も浴びなくなって好成績を残しました。それを駄目だった頃の2球種に戻せば当然ながら結果が元に戻ってしまうのも頷けます。来季は一度も投げなかったフォークをもう一度解禁して3球種で勝負すべきではないでしょうか。【メイプル1袋増量中】送料込★神戸のラスク1kg福袋★アウトレット《訳あり》ラスクバリューパック福袋(ご自宅用簡易包装)【神戸スイーツ お取り寄せ わけあり アウトレット SALE お得 お試し 洋菓子 焼き菓子】
2022.11.27
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『新たな試み』 本日は冬の野球について書いていきたいと思います。日本のプロ野球もシーズン終了となり、侍ジャパンの強化試合も終了、明治神宮大会も終了して本格的にシーズンオフに突入…と言いたいところですが、実は沖縄にて初の試みとなるジャパンウインターリーグが本日開催されました。創設者は鷲崎一誠氏で、自身が選手時代に出場機会に恵まれず、アメリカにウインターリーグに参加して最後に思い切り野球をやり切ったことがきっかけで今回の企画を思い立ったとの事です。確かに野球は一部が大量に選手を確保してしまい、殆どの選手が出場できず、隠れた才能が埋もれてしまうことが多々あります(少年野球の記事が掲載されて美談のような形になっていましたが、正直私は首を傾げてしまった方です)。やはりスポーツは試合に出てこそのものだという気持ちは私も同じ思いです。ちなみにこのジャパンウインターリーグは元プロ野球選手である大野倫氏、斉藤和巳氏らが顧問を務めています。 こちらのリーグでは沖縄で22試合のリーグ戦が行われます。面白いのが1チーム20人までの6チームに分かれており、出場機会をしっかりと確保されることであまり出場できていない選手に実戦機会を与えることでレベル向上を図っています。また、リモートスカウティングを採用しており、リモートで選手をチェックすることができるようになっており、こちらが試合のライブ動画ですが、確かにラプソードなどの数字が画面で確認できますね。そして参加している選手達ですが、興味深いことに社会人企業に所属している選手らが多数参加している点、東京ガスの井出投手やホンダの長身左腕今西投手といったあまり公式戦で登板機会が少なかった選手(特に東京ガスは臼井、高橋、広島に入団した益田投手らが君臨しているので出場機会も難しかった)らだけでなく、今年ドラフト候補として松本スカウトがメディアで名前を挙げたトヨタ自動車の佐藤内野手といった選手、高校生や大学生、外国人選手も参加するなど様々な選手が参加しています。 海外にはウインターリーグの開催はありましたが、国内においては日本初?と言って良いウインターリーグ、この1ヶ月でステップアップを果たして来年プロ野球や社会人チーム、独立リーグへと進路を開拓していけるのか注目したいところです。選手達にとっても採用する側にとっても大きなメリットがありますし、何より「季節が冬でも野球が見たい!」という私たちのような野球ファンにとっても一つの楽しみが増えました。できれば来年以降も開催されることを願っています。刑事コロンボ コンプリート ブルーレイBOX【Blu-ray】 [ ピーター・フォーク ]
2022.11.26
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『ケムナ誠』 本日は広島の選手を見ていきたいと思います。今回はケムナ投手、今季も40試合に登板するなど3年連続で40試合登板を達成、防御率は3.20と過去一番の成績を残しました。 まず奪三振率ですが、39.1回を投げて37奪三振で奪三振率は8.47と9.00には届かなかった者の、それに近い数字を記録するなど2年前の水準(9.71)近くに戻すことに成功しています。続いて制球力ですが、21四死球で与四死球率は4.81と非常に悪い数字となっており、こちらは昨季よりも1.00近く悪化(昨季は3.89)してしまい、これまで同様に制球力に関しては依然として課題となっています。奪三振率はまずまず良いですが与四死球率の悪さが尾を引き、K/BBは2.06とあまり高い水準とはいえない数字となっています。 続いて打球管理ですが、49GB:42FB:8LD:8IFFB:1HRとなっており、GB/FBは49GB/51FBとなっており、FB%は47.2%なのでどちらかといえばFBの割合がやや高いかなと思いますが、特別FB投手というわけでもなさそうです。続いて球威ですが、37被安打で1被本塁打となっており、被安打数は投球回数にほぼ近い安打数を打たれており、被IsoPは.112と1被本塁打のみでFB%が特別高いというけではない割にはやや高めの数字となっており、球威面に問題を抱えているのかなと感じます。 そして球種ですが、直球がほぼ半分を占めており、スライダー(20%)、カーブ(18%)、フォーク(13%)の順番の割合となっています。ただどの球種も軒並み打たれてしまっており、空振り率も高くないなど防御率の割にはそこまで芳しい数字が並んでいませんでした。唯一フォークが被打率.125と打たれていないようです。 最後に投球フォームですが、秋季キャンプで自身が強化したいと口にしていましたが、体重移動の歩幅が狭すぎる印象で、前膝も突っ張るのが少し早い上に最後は踏ん張り切れずに前足がブレて動いてしまっており、立ち投げのような形に見えます。秋季キャンプの矢崎ぐらいの歩幅に広げてみても良いのではないでしょうか?他には体重移動の際に右膝が正面を向くのが早いので体が突っ込みがちな部分も見受けられます。 中継ぎ投手として3年連続40試合に登板したものの、数字ほど信頼できるリリーバーというイメージは正直なところない印象を抱きます。課題となるのはやはり投球フォームの下半身の部分で、松本同様に戦力にはなっていますがまだまだ素材型の域を出ていないのが現状ではないでしょうか。ただ本人も下半身強化を口にしているだけに、このオフにしっかりと体幹強化や下半身主導の投球フォームに取り組んで改善することができれば大化けする可能性もある投手なのではないでしょうか。クリスマス お歳暮 スイーツ ルタオ LeTAO 【 奇跡の口どけセット 】 ギフト セット お菓子 内祝い ケーキ チーズケーキ プレゼント 洋菓子 限定 お取り寄せ 通販 誕生日 記念日 人気 贈り物 記念 おすすめ
2022.11.25
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『来年、再来年は広陵勢に注目』 本日は雨天中止で延期となっていた明治神宮大会の決勝戦が行われ、高校の部では大阪桐蔭が6-5で広陵を下して2連覇を飾りました。そして注目となった東京六大学明治大学と東都六大学国学院大学の決勝戦となった大学の部では1-0で明治大学が優勝を飾りました。 この試合で一際目立ったのがやはり真鍋内野手、この試合でもライトスタンド中段に突き刺す本塁打を放つなど来年のドラフト1巡目候補として注目される存在となるのは間違いないでしょう(動画)。広島の視点から見ても左のスラッガーというのは広島の補強ポイントの一つでもありますし地元出身の逸材というのも追い風だと思いますが、一塁専門というのが果たして広島のスカウトはどう評価するのでしょうか。 前回の記事にて真鍋選手のほかにも明治大学の遊撃手を務める宗山内野手、大阪商業大学で4番打者を務める渡部外野手らが広陵高校出身であることを紹介させていただきました。実はこの3人以外にも来年広陵高校出身のドラフト候補が2人います。まずは大阪商業大学の高太一投手、この投手は愛媛県出身と地元出身ではないのですが広陵高校卒業で、実は今年ドラフト5巡目で指名されて広島に入団することになった大阪ガスの河野投手と同期となる投手です。過去のドラフト情報でも一度取り上げましたが、最速151キロを計測する左腕投手で、右の上田大河投手との二本柱を担っている投手です。既に鞘師スカウトが来年の1巡目候補であるとコメントしており、今の段階でマークしているなど高い評価をしているようです。そしてもう一人が明治大学の石原投手、こちらも河野や高投手らと同期の広島県呉市の出身の左腕投手で、最速は147キロを計測するなど主にリリーフとして登板しているようで、秋のリーグ戦では8試合に登板して12回を投げて16奪三振3四球でK/BBが非常に高い投手で、コンスタントに最速145~147キロを計測しています。一冬越えてパワーアップした姿を見せるところを期待してみたい素材です。 来年は真鍋内野手と高投手が既に上位候補としてマークされており、再来年は今の段階で入札が確実視されている宗山内野手を筆頭に渡部外野手が控えているなど広陵高校出身の選手らがドラフト候補として注目を浴びる存在となっています。個人的には自分自身が広島出身というわけでもなく、地元出身だからという理由で本来の実力以上に下駄を履かせることまではする必要はないというスタンスですが、確かな実力がある選手ならば甲乙つけがたく天秤にかける際には地元を優先しても良いのではないかな?と思います。特にこの4選手らは素晴らしい逸材なだけに、広島に縁があれば良いなぁと思っております。≪43%OFF★楽天スーパーSALE≫ 幸せの黄色い カステラ 1号 送料無料 [ セール スイーツ 和菓子 お菓子 長崎カステラ プレゼント 焼き菓子 しっとり おすすめ グルメ大賞 10切れ カット済み 高級 老舗 女性 男性 おやつ ]SL T101
2022.11.24
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『松本竜也』 本日は広島の選手を見ていきたいと思います。今回はドラフト5巡目で指名されながらも1年目から中継ぎとしてまずまずの活躍を見せた松本投手を見ていきたいと思います。下位指名ながらも開幕一軍スタートとなり、後半からは非常に安定した投球を見せるなど最終的にはチーム2位となる50試合に登板して防御率3.56の成績を残しました。 まず奪三振率ですが、55.2回を投げて54奪三振とほぼ投球回数と同数となる奪三振数を記録するなど奪三振率は8.73の数字を残しています。続いて与四死球率ですが、18四死球で与四死球率は2.91と3.00を切る数字を記録するなど良い数字を記録しています。奪三振率はまずまず高い上に与四死球率もまずまず優秀なのでK/BBは3.60と高い数字を記録しており、今後の飛躍にも期待が持てそうです。 続いて打球管理ですが、62GB:54FB:22LD:22IFFB:6HRとなっており、GB/FBが0.76となっており、FB%が49.4%を記録するなどFB投手の特徴が出ています。続いて球威ですが、被安打数は58本と投球回数を上回っており、被本塁打率は0.81と高めの数字となっています。それでも被IsoPは.111と被本塁打率の高さの割にそこまで高い数字ではありません。これは一発を打たれたのが主に前半戦であり、8月以降は一発を被弾しなくなっているという点を考えると、後半は長打を打たれなくなってきたのかなと思います。 そして球種ですが、直球が過半数を超える58%を占めており、後はカットボール、カーブ、フォークで分け合う形となっており、稀にチェンジアップを投げるという投球スタイルです。一番の強みとなるのが過半数を占める直球、被打率は.222、空振り率は11%を越えるなど非常に優秀な球種となっており、こちらの動画での回転数や回転軸の通りとなっています。ただし、変化球に強みとなる球種がなく、フォークは被打率.296で空振り率10%と物足りず、カットボールは被打率.375、カーブは被打率.310といずれも非常に高い被打率となってしまっており、特にカーブは3被弾浴びており、これならばカーブの使用は控えてチェンジアップを主な緩急球として使っていった方が良いのかもしれません。 最後に投球フォームですが、典型的な上から振り下ろすタイプの投げ方で、退団したフランスアを筆頭に森下や栗林、矢崎、島内、ケムナといった投手らと同じ系統です。気になるのは体重移動の際に右膝が正面を向くのが早い印象で少し前に突っ込みがちなフォームとなっているのかなと感じます。ただその分前でリリースすることができている点や若干前膝が少し突っ張り切らない部分はあれどある程度しっかりと下半身の力を伝えることはできている点などが直球の威力を生み出している一つの理由なのかも?しれませんね。もう少し右膝をギリギリまで我慢することができれば球威は増すと思いますが、それだとリリースを打者の前で離す部分が若干削がれてしまうだけに、その辺りのバランスは考えたいところです(個人的には改善して欲しい派ですが)。後は上記の通り、まだまだ前膝が少し突っ張り切らない時がある点や投げ終わった後の右足も本塁へターンしてくる時もあれば三塁側に落ちてしまうところがあるなどまだしっかりと投球フォームを固めきれていないのかなと思います。 今季中継ぎとしてドラフト5巡目ながらも即戦力として機能しました。ただ個人的にはまだ素材型の一面を覗かせる面があるのかなと感じ、逆に言えば今のままでしっかりと戦力になれる且つまだ伸びしろを感じさせる投手ということになり、比較的育てやすい投手なのではないでしょうか。まずはしっかりと変化球の精度を向上させていきたいところで、動画にもありますがフォークの精度を向上させることができれば制球の良さと直球の威力もあるので一気に勝ちパターンの投手へと駆け上がることができるのではないでしょうか。フォークがしっくりこなければチェンジアップでも良いと思うので、とりあえずは縦の変化球をしっかりと確率させていきたいところです。古畑任三郎 COMPLETE Blu-ray BOX(数量限定) ※2018年再発売 トールケース仕様 [Blu-ray]
2022.11.23
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『広陵の逸材、粒揃い』 今回は明治神宮球場で行われている全国大会、高校の部と大学の部で気になる選手を取り上げてみたいと思います。明治神宮大会は本日準決勝が行われ、1戦目は国学院大学が大阪商業大学を下し、2戦目は明治大学が名城大学を下して決勝戦に進出を決めており、東京六大学対東都六大学の激突となりました。高校の部は大阪桐蔭と広陵の激突となり、どちらの試合も明日行われる予定となっています。 まず一番目を引くのが再来年のドラフト入札候補と早くも騒がれている明治大学の宗山塁内野手、右投げ左打ちの遊撃手ですが、実は広島県三次市出身で広陵高校卒業という地元の逸材です。176センチと上背はそれほどないのですが、春のリーグ戦では打率.423、3本塁打を放ち、秋のリーグ戦では打率.354、4本塁打を放つなど長打力がある強打者で、2年生ながら既に3番遊撃手の座を不動のものとするなど明治大学の主砲となっています。本日行われた名城大学との試合でも特大の一発を放ちました。打撃フォームもかなり良い形で打てていてスイングの軌道も良く、下半身も全くブレることがないなど現時点でも高レベルな印象で、仮に今年ドラフト候補だったとすれば複数球団による競合があっても全く不思議ではない選手だと思います。ただ意外と足は遅い方のようで、ドラフトレポート様のサイトに記載されていた一塁駆け抜けタイムでは4.4秒強とかなり足が遅い部類に入るようです。その辺りが足の速い身体能力を重視する広島のスカウトがどう判断するかでしょうか。 そしてもう一人が広陵高校の真鍋慧一塁手、こちらは広島県広島市出身で「広陵のボンズ」という異名を持つ左の強打者で、花巻東の佐々木一塁手らと並ぶ来年ドラフト候補と目されるスラッガーで、東海大菅生との試合にて特大の一発を放っています。打撃フォームでは足を上げてテイクバックの際に前肩を内に捻ってしまいますが、上げた足を踏み込んだ際には捻っていた前肩を戻しており、この辺りはフェニックスリーグでの中村奨成と似たような感じでしょうか(中村奨成程は内に捻ってはいませんが)。スイングの軌道も中々良いのではないかなと感じ、こちらは宗山以上に打ち終わった後の左肩が非常に高く引き上がり、前のめりにならずにしっかりと立つことができており、スラッガーの片鱗を感じさせます。ただ守備位置が一塁手という点がどうなのかという点で、幸い足はそれほど遅いわけではなく、かつての丸子選手よりは足が速いと中井監督も評しており、三塁守備にも挑戦中とのことなのでそこに期待したいところです。 更に広陵高校出身の逸材として挙がるのが大阪商業大学の渡部聖弥外野手、宗山同様にまだ大学生2年生ですが、既に4番センターとして出場している右のスラッガーです。実は何とこの選手も広島県府中市出身と地元出身の逸材です。今年秋のリーグ戦では5本塁打を記録するなど宗山や真鍋に負けず劣らずの強打者で、更にこちらは強肩且つ一塁駆け抜けが4.3秒前後(左打者換算だと4.0秒前後)の俊足であるなど身体能力にも長けており、広島好みの選手と言えそうです。ただ外野は今年のドラフトでかなり指名していて現状でも大所帯となっており、余程の逸材だと判断しない限り入札しづらい状況ですが、このままの順調に成績を残していけば余程の逸材と判断されるのではないでしょうか。 来年は当然ながら真鍋に注目したいところですが、再来年も宗山と渡部といった既に上位候補確実ではないかと目される地元の逸材が存在感を見せています。今年ドラフトで内田、清水といった将来のスラッガー候補を獲得した広島ですが、まだまだ強打者候補を確保しておきたいだけに、強打者且つ地元出身の彼らは十二分に指名リストに入ってくる可能性は高いのではないでしょうか。バームクーヘン ギフト お歳暮『 マダムブリュレ 』【冷凍便】 新感覚 バウムクーヘン 人気 スイーツ お取り寄せ 内祝
2022.11.22
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『矢崎拓也』 本日は広島の選手を見ていきたいと思います。今回は今季見事にセットアッパーとして台頭した矢崎投手を見ていきたいと思います。これまで燻り続けていましたが、今季ようやく期待に応えて47試合に登板して防御率1.82と好成績を収めて勝利の一角を担いました。 まず奪三振率ですが、49.1回を投げて51奪三振と投球回数を上回る奪三振数を記録するなど奪三振率は9.30と高い数字を記録しています。続いて与四死球率ですが、25四球と投球回数の半分以上を記録するなど与四死球率は4.56と依然として課題として残っているようです。奪三振率が高いものの与四死球率は良くないという傾向はこれまでと変わっておらず、K/BBは2.04となっています。 続いて打球管理ですが、39GB:53FB:8LD:23IFFB:2HRで、GB/FBは0.50とかなりのFB投手となっており、FB%は62.4%と高い数字となっています。しかしながらIFFB%が29.5%と高い数字を記録していることもあり、球威面は被IsoPが.074とこれだけFB%が高い投手にしては非常に低い数字で抑え込めています。結果として49.1回を投げて被安打数と被本塁打数はそれぞれ35本と2被本塁打のみと打者を球威で圧倒することができています。以前の途中経過の記事でも触れましたが、投手としての傾向は特に変わった点がない矢崎がどうしてここまで好成績を収めることができたのかと言われれば間違いなくこの球威面の向上にあります。 そして球種は直球が56%、フォークが27%、スライダーが16%とリリーバーらしい典型的なパワーピッチャーといえる投球スタイルとなっています。特にフォークが大きな武器となっており、被打率が.103、空振り率が25%と非常に優秀な球種となっています。直球も被打率が.242、空振り率は8.6%とまずまずとなっていますが、スライダーが被打率.353と非常に打ち込まれており、カウントを取りにいったところを被弾してしまった試合を覚えています。 最後に投球フォームですが、前回の途中経過の記事でも触れましたが、上半身の形や左腕の使い方が昨年の秋季キャンプでの投球フォームと今季の投球フォームで大きく変わった点が挙げられます。左足を上げた後に体重移動をするのですが、その姿勢が秋季キャンプでは直立した形で左腕も真っすぐなのに対し、今季は少し「く」の字になって前屈み気味となり、左腕も僅かに真っすぐではなく少しだけ右側に伸ばしており、以前よりも肩の開きが抑え込めるようになったのかなと思います(こちらの動画の4:50辺りを見てもらえれば分かりやすいかもしれません)。これまで150キロ前後の直球を計測しながらも打者に苦もなく打ち返されてしまうなど球速の割に被本塁打や長打を浴びる割合も非常に高かったのですが、肩の開きを抑え込めるようになったのが被安打数の大幅な減少に繋がったのかな?と考えています。ただ気になったのは前回の記事で歩幅が広げると話していましたが、矢崎の22球の際の動画では十分な歩幅が確保されているように感じ、前膝が突っ張るタイミングも直立した時に近い段階で突っ張っています。秋季キャンプの時の投球もこの時と同じぐらいの歩幅に見えるだけに、本人はシーズン中は矯正していないと言っていましたが、案外矯正していたのかも?しれませんね。 奪三振率や与四死球率といった部分に変化が見られませんが、個人的には投球フォームのほんの少しの改善が被安打数や被本塁打数など劇的な改善に繋がったのかなと感じます。ただ懸念として感じるのが今季の活躍がリセットされてしまわないかという点で、かつて中村恭平がフランスアを彷彿させる投球フォームで球速も156キロを計測するなどリリーフとして遂に台頭したかと思わせました。ところが翌年に完全に投球フォームがリセットされてしまい、更に翌々年には更に投球フォームがバラバラになってしまい、戦力外通告を受けてしまいました。ここまで燻り続けた素材型投手という共通点があるだけに、しっかりと今季の投球フォームを継続していけるかが気がかりな点として挙げられます。その部分さえ問題なければタフネス右腕というイメージがあるだけに、セットアッパーとしての活躍を計算できるのではないかなと思います。野球太郎No.045 2022ドラフト総決算&2023大展望号 (バンブームック)
2022.11.21
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『岡田、復活へ』 本日は広島の気になった情報を見ていきたいと思います。まずは矢崎が秋季キャンプで投球フォームの微調整を行い、リリース位置を打者に近付ける為に歩幅を少し広げる取り組みを見せているとのことです(動画)。あまり歩幅を広げすぎると黒原や新人の益田のような形となってしまう懸念はありますが、矢崎やケムナらの場合は歩幅が狭すぎるきらいがあり、実際動画にある秋季キャンプでのブルペン投球を見てみますと前膝が直立する段階で突っ張らせることができているように思います。 そして岡田が既にブルペン投球を行っており、最多70球を投げ込むなど回復しており、11月ですが球速も147キロを計測しているようです。そして記事では19日にシート打撃に登板する予定との事だったので、もしかすると昨日シート打撃に登板していたのかも?しれませんね。岡田は2021年のフェニックスリーグで右ひじを痛めて緊急降板、右ひじの靭帯が全て切れてしまっていたとのことでトミー・ジョン手術を受けていました。リハビリ中の期間は下半身強化に時間を費やしており、ようやく本格的な投球を再開することができるようになったとのことです。そのブルペンでの投球がこちらの動画で、現在の投球と歯車が狂い出すきっかけとなった4者連続四球の際の投球フォームを比べてみたいと思います(動画)。 まず違うと感じるのが左腕の使い方、4者連続四球の時は左腕を伸ばす時間が非常に長くなっており、トップを作る右腕とのバランスがあまり良くなさそうな印象ですが、直近のブルペン投球ではそういった部分がなくなってスムーズな印象を受けます。他には左腕を上に掲げるような動作もなくなって真っすぐ水平に突き出すようになっており、下半身の方は右膝が折れすぎないようになり、左足の方は体重移動の時に三塁側の方へ伸ばす割合が小さくなって地面の方へ伸ばすようになっています。そして投げ終わりも4者連続四球の際と比べると非常にきれいな投げ終わり姿となっており、投げ終わりも直立した時に前膝が突っ張り、右足も綺麗に引き上がっていますね。 矢崎が1年目にノーヒットノーラン未遂をするもそこから伸び悩むなど苦しい期間を過ごしましたが、徐々に力をつけていき、時間こそかかったもののようやくセットアッパーとして活躍しました。逆に岡田は新人の頃から一軍の主力投手として活躍してきましたが、徐々に活躍できずになっていきトミー・ジョン手術で窮地に立っており、正に両者正反対の軌道を描いています。しかしながらここにきて岡田も復帰し、投球フォームも良かった頃に戻りつつあるので来季非常に楽しみな存在となりそうです。岡田の復活が最大の補強となるか、注目です。刑事コロンボ コンプリート ブルーレイBOX【Blu-ray】 [ ピーター・フォーク ]
2022.11.20
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『マット・デビットソン』 本日は広島が獲得したマット・デビットソン内野手についてみていきたいと思います。デビットソンはOAK傘下3Aに所属していた三塁手で、MLBで2年連続20本塁打をも記録したMLB通算54本塁打を誇る右の強打者です。来季から坂倉が捕手へ専念する為、空いた三塁を埋める人材として期待されています。今季は主に3Aで86試合に出場して打率.310、32本塁打を記録しています。 もう少し詳細を見ていきますと、ミートは313打数101三振で3.10と非常に低い数字となっており、ここまで低いと少し不安になりますね。そして選球眼ですが、BB/Kは44四球/101三振で.436と.500を切ってしまっており、確実性に脆さのあるタイプかなと感じます。ただIsoDは.104と.100を越えているので四球を選ぶ割合は高く、低打率となったとしても出塁率はそこそこ稼げるタイプなのではないでしょうか。そこはマクブルームの時(.063)よりも明確に良い部分と言えそうです。ちなみにマクブルームはミートが3.97、BB/Kは.430とデビットソンと似たような成績となっています。そして長打力はIsoP.334と脅威の.300越えとなっており、これだけの出場でこれだけのIsoPを記録できる選手はそうはいないのではないでしょうか。GB/FBは76GB/91FBで0.835とFBが多く、3Aでの打球方向を見ても広角に打ち分けていますが、MLBではレフト方向が47.6%に対してライト方向が僅か19%とプルヒッターとなっています。 最後に打撃フォーム(動画)を見ていきますと、足を上げたと同時に寝かせていたバットを立たせ、そこからテイクバックしているのですが、トップを作るのに少し時間がかかっている印象で、昨季の正隨を彷彿させるでしょうか。MLBでは立ち遅れてしまっていることが多いですが、3A(動画)ならばそれでも打てていますが、3Aでも少々刺され気味ではないかなと思うのでもう少し足の上げ方も控えめにしてトップを作るのも早めにした方が良いのではないかなと思います。スイングは遠回り気味のスイング軌道ですが、足は全くブレていませんね。ただ少し上体が強いのかな?と感じなくもないでしょうか。 圧倒的なパワーを持っている選手だというのは分かりますが、トップを作るのに時間がかかるタイプの印象で、かつてのクロンのように甘いボールをミスショットする心配があるのではないかな?と感じるところです。そして右投手のスライダーにも弱い印象を感じ、その辺りもクロンを感じさせるでしょうか。ただ広島の打線は幸いにもマクブルームや秋山の加入などもあってある程度余裕ができており、低打率でも20本塁打以上記録できれば下位打線で振り回す存在でもまあまあ成功となるのではないでしょうか。クロンの時よりは越えてほしいハードルが低いのも追い風で、三塁の穴と言われれば坂倉を連想しますが、坂倉は三塁から捕手に守備位置を移すだけであって坂倉の打撃の穴が空くわけではありません。坂倉が捕手に移ることによって出場できなくなるのは會澤であり、超単純理論ではありますが會澤の打撃成績(.207、3本塁打、OPS.548)を越えればOKで、さすがにこの打撃成績は越えてくれるでしょうからプレッシャーに思わずに気楽にプレーしてほしいところです。選手評価:C(甘いボールをミスショットしないか)刑事コロンボ コンプリート ブルーレイBOX【Blu-ray】 [ ピーター・フォーク ]
2022.11.19
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『栗林良吏』 本日は今季の広島の選手を見ていきたいと思います。今回は2年目のジンクスを見事に跳ね返した栗林投手を見ていきたいと思います。昨季見事に新人王を受賞した栗林ですが、今季もクローザーを任されて安定した投球を続けるなど48試合に登板して31セーブを記録、防御率は1.49と昨季に続いて好成績を残しています。 まず奪三振率ですが、48.1回を投げて59奪三振と投球回数を大きく上回る奪三振数を記録するなど奪三振率は10.99と非常に高い数字を記録しています。続いて与四死球率ですが、今季は15四球2死球で与四死球率は3.17とこちらはまずまずの数字なのですが、昨季の4.99という非常に悪い数字から大幅に改善することに成功、これはオフの股関節強化の取り組みの成果ではないでしょうか。奪三振率が非常に高い上に与四死球率もまずまずな数字とあってK/BBは3.93と非常に高い水準を誇っています。 続いて打球管理ですが、53GB:31FB:13LD:10IFFB:0HRで、GB/FBは1.29となっており、GB%は49.5%と昨季に引き続きゴロが多くなっています。球威面は被IsoP.037と殆ど長打を打たれておらず、被安打数も22本と今季も投球回数の半分以下となっており、K/BBの高さと併せて正に難攻不落の守護神と言えます。 そして球種は直球が42%、フォークが34%、残りをカットボール(11%)とカーブ(12.5%)を織り交ぜる投球で、基本的には昨季と変わっていませんが、フォークの割合が少し増えたでしょうか。いずれの球種も被打率が1割台と全く打たれておらず、特にフォークは被打率.108、空振り率が34%と昨季に引き続き凄まじい球種となっています。ただ直球が被打率こそ.145で空振り率は9.9%と十分凄いのですが、昨季の空振り率と比べると少し下がっています(15.8%)。栗林も自覚があるのか、秋季キャンプでは直球の精度向上を目指して投球フォームを少し改造しているという情報が流れています。 最後に投球フォームですが、今季は途中から走者なしの状況でもクイックモーションで投げており、もしかするとこれが制球力向上の要因の一つでもあるかなと思います。今季は股関節の強化の成果なのか、昨季までは投げ終わった後の右足が三塁側のまま下りたり、左膝が折れ曲がっていたりと全く一定していませんでしたが、今季は昨季に比べれば右足は本塁側に来る割合が高くなり、左膝も森下やフランスアのように折れ曲がったりしない割合が高くなったように思います。ただ本人はそれでも満足することなく、直球の威力を昨季の水準に戻すために走者のなしの際の投球フォームを模索しています(動画)。以前(動画)までは左足を上げてから一度静止していたのですが、秋季キャンプで投げている際の動画では静止を廃止してそのまま投げていますね。 2年目のジンクスも跳ね返し、寧ろオフに股関節強化に取り組んだことで制球力が大幅に改善されるなど進化した一面も見せました。そして今回は制球力と直球の威力を両立させようということで走者なしの際の投球フォームの変更に乗り出しています。今のままでも十二分に難攻不落の守護神ですが、直球の威力が昨季の水準に戻ったすれば最早不攻不落造語ですの守護神となること間違いなしでしょう。来季も絶対的な守護神として君臨して欲しいところですが、個人的な要望としては3年目となったので周囲からもチームの顔として見られるかと思われますので、できればチームリーダー的存在となって他の投手にアドバイスをしていってもらえればなと思っております。〔予約〕野球太郎 45【1000円以上送料無料】
2022.11.17
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『優勝メンバー去る、2年目の飛躍の為に』 引き続き広島の情報を見ていきたいと思います。まずは外国人選手の契約ですが、今季から加入したアンダーソン、ターリー、マクブルームらと引き続き契約して正式に残留が決まりました。10月頃に外国人5選手らとは再契約の方針であることが報じられて以降、音沙汰なしの状態でしたがこれで一安心といったところでしょうか。ただし、フランスアは再契約の方針を翻して退団が決まりました。昨季は右膝半月板の手術、今季は左肘の不安があったとのことで一軍で殆ど登板することができませんでしたが、当初は再契約の方針ということもあってか帰国の際には「肉体的にも精神的にも良くなっている。もう一度優勝に貢献したい」と意気込みを語っていましたが、残念ながら来季契約を結ばないことが発表されました。2018年は後半戦からセットアッパーとして奮闘して優勝に貢献、優勝メンバーがまた一人チームから去ることとなり、逆に言えば世代交代に大きく舵を切っている最中だと言えるのではないでしょうか。 また、こちらは大分前の情報ですが、秋季キャンプに参加していない中村奨成と黒原、高木らは大野練習場で秋季練習を行っているとのことです。他には故障して以降情報のない小林、トミー・ジョン手術から復帰して投球を再開した岡田らも元気に参加しているとのことです。何より黒原が元気そうであることを確認できたのは一安心で、ブルペンに入って51球を投げたということです。フォームを指摘されて突貫工事でフォーム修正を行い、試行錯誤の段階だったにもかかわらず無理やり開幕一軍に入る形となり、巨人吉川に死球を与えて以降は出番がなかったのでイップスではないかと噂されていましたが、どうやらイップスではなさそうだったのでほっとしました(キャッチボールを再開したという情報はあったものの、やはりブルペン投球をしない限りはイップスの疑惑は拭えませんでしたので)。今季は躓いた?結果となってしまいましたが、焦らずに自分に合ったフォームを見つけて来季の飛躍に向けて準備をして欲しいところですね。 個人的に黒原のフォームで気になるのは以前から書いている通り、踏み込んだ際の前膝が突っ張る段階にあります。こちらの動画を見ていただけると分かるのですが、昨日の走り打ちが気になると書かせていただいた三人と同じような足の形(斜めになっている)の段階で突っ張っており、黒原も踵に思い切り体重がかかっているのが分かります。これは新人選手紹介でも書かせていただきましたが、ドラフト3巡目で仮契約(背番号は26になりました)を交わして入団が決まった益田も同じ課題を抱えています(動画)。この形になってしまうと体全体をストップさせてしまう形になり、しっかりと力を最後まで伝えきれず、球も高めに浮きがちになってしまいます(現に二人共やはり球が高めに集まります)。逆にきちんと足が直立させることができている投手としては森下や残念ながら退団したものの全盛期の頃のフランスアとの投球フォームを比較していただければ何となくお分かりいただけるのではないでしょうか(森下、フランスア)。二人はしっかりと前膝が突っ張る段階は足が直立した状態であることが分かります。ちなみにドラフト6巡目で指名したトヨタ自動車の長谷部投手は黒原らと同じような傾向になったり、逆に森下らと同じくしっかりと直立に近い体勢で投げられていたりとまちまちのようです(動画)。これも素人考えですが、恐らく体重移動する際の歩幅が広すぎることが原因なのではないかなと感じており、前足を踏み込むまでに後ろ足がかなり引っ張られてかなり移動してしまう程に歩幅を取っているので、もう少し歩幅を狭めて直立になる段階を模索してみても良いのではないかな?と感じるところです。訳ありバウムクーヘン 訳ありメガ盛り1kg★工場長のおまかせ1kg 訳アリ わけあり 訳あり おやつ おかし スイーツ お菓子 送料無料 在庫処分 人気 ランキング 詰め合わせ 食品 アウトレット お取り寄せ お取り寄せスイーツ
2022.11.16
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『支配下登録・走り打ちを改善できるか』 本日は広島の情報について見ていきたいと思います。情報と言っても大分前の話ですが、育成選手だった二俣が来季からは支配下登録選手となり、背番号も99番に変更となりました。今年は春季キャンプやオープン戦で一軍に帯同し、フェニックスリーグでも存在感を見せるなどアピールに成功、三塁手不足ということも追い風となりました。ただ前回の記事でも書いたのですが、走り打ち気味なところを改善しないと今のままで宇草同様に一軍では中々厳しいのではないかなというのが個人的な印象です。 まず走り打ちについてですが、こちらが二俣が一発を放った際の動画となります。次に走り打ちと言われている宇草がサヨナラ本塁打を放った際の動画です。どちらも前足の体重のかけ方が踵にかかってそれぞれ斜めになり、二俣は三塁側へ、宇草は一塁側へ今にも走り出しそうな打ち終わり方(この動画では宇草はまだ我慢できているでしょうか)になっています。ちなみに今年ドラフト2巡目指名を受けて仮契約を済ませて背番号も63に決まった内田も二俣と同じような形となっており、新人選手紹介の際にも掲載した動画の1:00から始まる打席は顕著なものとなっています。個人的に内田はフルスイングで密かに面白そうな選手だなと思っていました、最大の懸念材料となるのがやはりこの走り打ち気味になるところだと思います。 入団して以降、デイリーの記事でも掲載されたように宇草がコーチと共に何とかこの走り打ちを改善しようと模索してはいるものの、秋季キャンプでライト前ヒットを打った打撃もやはり走り打ちとなるなど改善出来ずに来季4年目を迎えることとなってしまいました。素人ながらこの走り打ちを何とか打開できないのものかと見ていたのですが、どうも前足の着地の仕方に共通点があるのではないかなと最近見つけることができました。三人共に前足を上げてから着地するのですが、思い切り踵で踏み込んでいるのが分かります。ちなみに鈴木誠也が一発を打った際の動画ですが、静かに足を下していて踵で思い切り踏み込んでいるようには見えず、この打席では前足が全くブレずに回転できていますね。恐らく足の重心の掛け方に問題があるのかな?という印象で、宇草が回転している最中の足を見ていると、足の内側(親指や人差し指側)全体が地面から完全に浮き、足の外側(小指側)のみが地面について足そのものが完全に傾き、他の二人も同様の形になっているのが見られます。つまりのところ足の外側に重心がかかりすぎているということになるのではないかな?と思います。足を上げて着地させる際は全員まずは爪先から着地させますが、その着地させた段階の重心の掛け方が外側にかかっているからこそいざ回転する時に踏ん張り切れずに重心が踵の方へ移動してしまい、走り打ちを生み出しているのではないかな?と考えてみました。ということは素人考えですが爪先体重に変更するのは勿論ですが、その中でも特に親指と人差し指により重心を掛けてみては良いのではないのかな?と思うのですが如何でしょうか?あくまでも素人考えなので正解かどうかは分かりかねますが、やはりこの大きな欠点を改善出来ないと中々レギュラー定着まで行くのは難しくなるのではないかな?と感じるだけに、何とか克服して欲しいところです。訳ありバウムクーヘン 訳ありメガ盛り1kg★工場長のおまかせ1kg 訳アリ わけあり 訳あり おやつ おかし スイーツ お菓子 送料無料 在庫処分 人気 ランキング 詰め合わせ 食品 アウトレット お取り寄せ お取り寄せスイーツ
2022.11.15
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『飛躍へ期待』 本日は秋季キャンプの情報を見ていきたいと思います。この日から新井新監督が合流し、「好き嫌いで起用はしない。何故なら嫌いな人はいないからだ。皆は家族だ」と何とも凄い発言をしてみせたとのことです。そんな中で紅白戦(1、2)が行われ、今季終盤からフェニックスリーグにかけて好調を維持している左腕の森が先発登板し、最速147キロの直球で僅か30球で3回を投げて無安打4奪三振無四球無失点と抜群の投球を見せました。実際の投球フォームを見てみても比較的オーソドックスなフォームで下半身の力も伝わっているように見えます。ただ以前から気になっているのですが、いざ投げる際に右手のグローブがだらんと垂れ下がっており、できればしっかりと胸付近に抱えた方が壁もできて制球も腕の振りもより鋭くなりそうな気はしますが(最後腕を振り下ろした際に勢い重視か制球重視かで抱えていたグローブを解く解かないは個人の好みだと思いますが)。 そして宇草が1安打2盗塁と躍動したとのことで、今季広島は盗塁数がワーストとなってしまっただけに、足を活かしたアピールとなりました。ただ打撃フォームを見ているとやはり走り打ちとなってしまっており、この部分が改善出来ないと中々一軍でコンスタントに打っていくことは難しいのではないでしょうか。同じく走り打ちではないかなと感じる二俣や仮契約した内田内野手(この選手はよくよく見てみるとしっかりと踏ん張ることができているパターンもありました)らの打撃フォームと今日の宇草の打撃フォームを見て何となくですが「ひょっとしてこれが走り打ちを誘発する原因なのかな?」と感じた箇所があったので、それは後日書いてみたいと思います。 「追記」 個人的に気になったのは坂倉、二塁送球がワンバウンドしていましたが、やはり内野手の癖が抜け切れていないのかもしれませんね。 技術的にも投球内容的にも本格化してきた森は来季非常に楽しみな存在です。ただ本来は今季から活躍して欲しかった投手ですが、春季キャンプや練習試合などで打ち込まれてしまった際に記事にも書いたのですが、通用していないというよりかはどうも調整遅れを感じさせる投球で、実際にその後徐々に調子を上げていって二軍では最終的に先発として防御率2.75と好成績を残しています。ですので成長を感じさせるというよりかは調整ミス(社会人野球の日程に合わせた調整に見えました)してしまい、ようやくプロの水に慣れ始めてきたのかな?と思います。何はともあれ来季は今季のように明らかな調整遅れにならないようにして欲しいところです。刑事コロンボ コンプリート ブルーレイBOX【Blu-ray】 [ ピーター・フォーク ]
2022.11.14
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『ぽっかりと穴が』 今年のドラフト指名選手を一通り見たので、ここで年齢表を見ていきたいと思います。また、年齢表は2023年の満年齢ですが、早生まれの選手の場合は1年加算して計算して年齢表を作成しています。 「右投手」22歳以下:斉藤、中村来、小林、河野26歳以下:行木、坂田、松本、遠藤、藤井、アドゥワ、大道、益田、森下30歳以下:島内、栗林、ケムナ、中村祐、矢崎、岡田31歳以上:中崎、薮田、大瀬良、九里、一岡、野村 「左投手」22歳以下:辻、玉村26歳以下:黒原、高橋昂、森浦、高橋昂、森、長谷部30歳以下:塹江、床田 「捕手」22歳以下:清水、高木、持丸26歳以下:中村奨、坂倉、石原34歳以下:磯村35歳以上:會澤 「右打内野手」22歳以下:内田、二俣、前川26歳以下:なし30歳以下:三好31歳以上:堂林、上本、菊池 「左打内野手」22歳以下:韮澤26歳以下:小園、林、羽月、矢野30歳以下:曽根31歳以上:田中35歳以上:松山 「右打外野手」22歳以下:なし26歳以下:久保、名原、中村健30歳以下:正隨、末包31歳以上:なし 「左打外野手」22歳以下:田村、(木下)26歳以下:中村貴、宇草30歳以下:大盛、西川31歳以上:野間 以上のような年齢構成となりました。まず一番気になるのは昨日の記事の通り二遊間の内野手不足、特に右打ちの二遊間内野手が深刻な状況となっており、23~26歳の右打ち内野手に至っては誰もいません。左打ちの方を見ても小園がレギュラー定着、矢野の異次元な守備力が目立っているので表面化していませんが、思った程には人材がいないことも分かります。逆に外野手はかなり人数が多い印象で、記載されていないものの曽根や堂林、上本といった選手らも外野の守備固めや外野手としてスタメン出場する機会も多く、長野が抜けたものの現状でも飽和状態になっているように思います。個人的には今年の社会人野球日本選手権大会を見ても感じたことですが、来年は投手が非常に豊作な年なので多く指名しておきたいところですが、今年指名しなかった二遊間内野手の獲得もしておきたいところではないでしょうか。【ふるさと納税】缶詰 セット ギフト かんづめ デコポン みかん 保存食 デコポン缶詰(10缶入)
2022.11.13
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『振り返ってみて』 一通りドラフト指名選手について見ていったので、総括をしてみたいと思います。まずは広島が指名した選手たちの一覧です(本指名の大学社会人選手は評価付)。1巡目 斉藤優汰 投 手 苫小牧中央 右投げ左打ち 189センチ2巡目 内田湘大 内野手 利根商業 右投げ右打ち 183センチ3巡目 益田武尚 投 手 東京ガス 右投げ右打ち 174センチ C4巡目 清水叶人 捕 手 健大高崎 右投げ左打ち 176センチ5巡目 河野佳 投 手 大阪ガス 右投げ右打ち 175センチ A6巡目 長谷部銀次 投 手 トヨタ自動車 左投げ左打ち 184センチ D7巡目 久保修 外野手 大阪観光大 右投げ右打ち 181センチ D育成1 名原典彦 外野手 青森大 右投げ右打ち 182センチ 育成2 中村貴浩 外野手 九州産業大 右投げ左打ち 177センチ育成3 辻大雅 投 手 二松学舎大付 左投げ左打ち 182センチ まずは指名した選手達を見て感じたことに加え、良いと思った点と疑問に感じた点などを書いていきたいと思います。・ 前肩を内側に捻りすぎない 指名した野手らに共通している点は誰一人トップの際に前肩を内側に捻っている打者がいないという点、この動作をしてしまうとバットをスムーズに出せなくなってしまうことやドアスイングになってしまいがちになり、今回のドラフトはその辺りを徹底してきたのかもしれません。・ スリークォーター系の投手を指名 指名した投手らは森下や栗林のような所謂担ぎ投げといわれるような振り下ろす投げ方ではなく、皆スリークォーター、もしくはオーバーとスリークォーターの中間の位置から投げる投手を多く指名したのが興味深いところです。ひょっとするとタイプの違う投手を獲ってバリエーションを増やそうという狙いなのかも?しれませんね。ただ森下や栗林らと違った球質の投手らなだけに、彼らとは違ったアプローチで導かねばならないのでその辺りしっかりと育成力が問われるところです。称賛ポイント:強打者候補3人指名 補強ポイントとなっていた強打者候補(内田、清水、中村)を指名することが出来たのは大きいのではないでしょうか。個人的に今年のドラフトは高校生打者に強打者候補が結構いるという印象を持っていただけに、そのカテゴリから2人指名したのは大きいと思います。特に清水はホームランアーチストと呼べる打球角度を誇っており、ポジションは捕手ですが転向してスラッガーとして英才教育しても面白そうに思います。称賛ポイント:即戦力投手を中位、下位指名 強打者以上に喫緊の課題となっていたのが投手陣、しかしながらドラフト前に素材重視に方針転換したので即戦力となる選手の指名は無理そうだなと諦めていました。しかしながら3巡目に益田が残っていて指名することに成功、それに留まらず5巡目に社会人野球で抜群の投球を見せている上に高卒社会人でまだ伸びる余地がありそうな河野を指名できたのは非常に大きかったのではないでしょうか。懸念ポイント:二遊間を指名せず 気になったのは二遊間の指名がなかった点、中国新聞によると「二遊間は充実しているので目もくれなかった」と書かれていたそうですが、正直なところ個人的に現存戦力を過大評価しすぎなのでは?と感じました。ただ他球団が軒並み上位指名しており、指名するとすれば誰かを諦めなければならず、そうなると指名は難しかったかもしれません。個人的には内田は二俣次第では三塁手ではなく、二塁手か遊撃手として育ててみても面白いのでは?とも感じます。懸念ポイント:外野手を指名しすぎでは? 西川や野間がFAで不透明だったというチーム事情もありますが、今回のドラフトで3人も外野手を指名しており、外野手がかなり渋滞しています。これが二塁手や遊撃手ならば潰しが利くので別ポジションにコンバートする手段もありますが、外野手だとそういうわけにもいかず、出場機会をしっかりと確保してあげられるのか?という点が少し気になってしまいました。ただ現役ドラフトが12月に行われるだけに、外野手の中から2人程出すのでしょうか? 以上が個人的なドラフトの総括でした。全体的には補強ポイントだった強打者候補や思わぬ形で即戦力投手を2枚指名できるなどかなり良いドラフト指名だったのではないかなと思いました。これで今年を対象としたドラフト関連の記事は最後ということになります。刑事コロンボ コンプリート ブルーレイBOX【Blu-ray】 [ ピーター・フォーク ]
2022.11.12
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『河野佳』 本日は広島がドラフトで指名した選手を見ていきたいと思います。最後となるのがドラフト5巡目で指名した大阪ガスの河野投手、春先は1巡目候補として注目されていた投手で、高卒社会人ながらも2年目で早くも頭角を現して最速151キロの直球と制球力を駆使して2021年の社会人野球日本選手権大会優勝を果たしてMVPに輝いています(投手3冠)。ただ今年はへんとう膿瘍を患ったことで思うように調整ができなかったことで躓いてしまい、手術も受けるなどで夏以降は登板していない時期もあったそうで、結果的には5巡目指名となりました。当初は入団に慎重な姿勢を示していたものの、指名挨拶にて「開幕一軍に入りたい」と抱負を語るなど入団に前向きな姿勢を見せてくれており、一安心しました。 まず一球速報様のサイトから今季の公式戦成績を見ていきますと、11試合に登板して52.1回49安打44奪三振10四球2死球12自責点(防御率2.06)となっています。まず特徴的なのはやはり制球力、与四死球率は2.06と2.00に迫る数字を記録しているなど非常にストライクを取る能力に長けていることが分かります。奪三振率は7.57と特筆するものではありませんが低すぎることもありません。ただ被安打は49安打と社会人打者相手だということを考えると少し打たれ過ぎかなと感じますが、そもそも上記の通り春先からへんとう膿瘍を患っていながらこの成績ならば十分ではないでしょうか。かつての広島のエースだったクリス・ジョンソン氏も2017年は同じく喉の病気である咽頭炎を患って調子を崩し、この年は13試合登板で防御率4.01に終わってしまったことを考えると、寧ろ絶不調でこの成績は凄いと思います。ちなみに昨季の公式戦成績は9試合に登板して58.2回29安打40奪三振8四球3死球3自責点(防御率0.46)となるなど今季以上に圧倒しています。当然ながらK/BBは4.40と4.00を越えており、昨季のK/BBは5.00と非常に高いK/BBを記録しており、十二分に即戦力として活躍できる可能性が高い投手なのではないでしょうか。 続いて投球フォームを見ていきますが、今回は3つの動画を紹介したいと思います(1、2、3)。まず腕の位置はオーバーハンドかと言われると違うような気もしますが、かといってスリークォーターかと言われるとそれも違うような印象で、何やらオーバーハンドとスリークォーターの丁度中間ぐらいの位置からボールを投げ込んできます。特徴的なのが体重移動のステップ幅が非常に広い点、投げる際に右膝小僧が地面につくのではないかというぐらい重心が沈みこんでいます。昔の日本人投手によくこういったタイプの投手が多かったのですが、これだと確かにリリースは前で離せるようになって打者との距離を縮めることができるものの、下半身の力が地面に落ちてしまうことになるので伝わり切れません。ただ腕の位置とリリース位置が比較的前で離すという点、沈み込んで投げることになるので結果的には打者からは浮き上がってくるような感覚に見えるのか、この前行われていた社会人野球日本選手権大会では直球で打者から空振りを奪うシーンを見かけました。そう考えると、去年までの遠藤に対しては「体重移動のステップ幅が広すぎるので狭めた方が良いのでは?」と書いてきましたが、河野の場合は下手にフォームを弄らない方が良いのかもしれません。ただこの投げ方だと球威面に不安が残り、調子が上がっていなかった今年の都市対抗では3被本塁打を喫してしまっています。また、変化球はカットボールがホップする球質のカットボールを投じており、日本人でこのカットボールを投じる投手は少ないのでこれは非常に大きな武器になりそうです(千葉ロッテの唐川やソフトバンクの森がこのホップするカットボールを投じているようです。 不調だった年でもK/BBが4.00を越えており、不調の中でも奪三振率を伸ばすことに成功しているので否が応でも即戦力としての活躍を期待してしまうところです。個人的には先発の台所事情がかなり苦しいので先発として見ても良いのでは?と思うのですが、鞘師スカウトによれば「最初は中継ぎ」と話しており、新井監督ら首脳陣もまずはリリーフとして起用されることになることを示唆されているようです。確かに唐川や森といったホップ成分の高いカットボールを投じている投手らは総じてリリーフを担当しているので河野もそこにハマりそう?なのかなと思います。どこで投げるにしても重要な役割をこなせる投手なのではないでしょうか。選手評価:A(即戦力としての活躍を期待)【ふるさと納税】【背ワタなし】大型むきえび(高級ブラックタイガー)約1kg/約50〜80尾 【蟹・カニ・海老・エビ】
2022.11.11
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『長谷部銀次』 本日は広島がドラフトで指名した選手を見ていきたいと思います。今回は広島がドラフト6巡目で指名したトヨタ自動車の長谷部投手、最速150キロの直球とスライダーとフォークを投げる投手で、トヨタ自動車では主にワンポイントとして起用されることが多く、昨日まで行われた社会人野球日本選手権大会でもピンチの際のワンポイントで起用され、微力ながらも優勝に貢献しました。 まず一球速報様のサイトから今季の公式戦成績を見ていきますと、12試合に登板して21.2回を投げて21安打20奪三振11四球2死球10自責点(防御率4.15)となっています。主にリリーフ登板が多いようですが、春先は先発としても登板していたようで、今季初登板では6回4安打9奪三振無四球無失点と好投しており、先発としても投げられるのかもしれませんね。この中で一番目を引くのが奪三振率、21.2回を投げて20奪三振で8.31と9.00に迫る数字を記録しています。ただし、それ以外の指標はあまり芳しい数字が並んでおらず、被安打数は投球回数とほぼ同数を記録しており、与四死球率は5.40と非常に悪いなど多くの課題を抱えているように思います。与四死球率が非常に悪いので当然ながらK/BBは1.82と非常に低い数字となっており、現状では即戦力として期待するのは厳しいように思います。実際に社会人野球日本選手権大会や都市対抗でリリーフ登板した際の投球を確認できましたが、かなり制球がアバウトでとにかく思い切り腕を振って直球を投げるのみとなっていました。 続いて投球フォームですが、腕の位置はサイドまではいきませんが益田投手と同じくスリークォーターと呼べる位置からボールを投げ込んでいるのが分かります。益田の時にも書かせていただきましたが、この投げ方だと回転数は多くなると思いますが回転軸が縦にはなりにくい投げ方の為、意外と打者は苦にならない傾向にあります。現に広島の投手だとターリーもスリークォーターから最速158キロで常時150キロ越えを連発しますが、意外にも左打者(それも強打者ではない単打系の打者にまで)に引っ張られているシーンをしばしば見かけることが多かったのを覚えている方もおられるのではないでしょうか。それでもターリーの場合は155キロ前後を放る剛球なので何とか押し込めますが、長谷部の場合は145キロ前後なのでその辺りプロだとどうなるのか気になるところで、現にENEOSの中軸を担う左打者の山崎選手には真ん中に入った直球をジャストミートされていました(結果は正面のライナーだったのでアウトにはなりましたが)。他に気になるのはテイクバックが非常に大きく、背中側から左腕が思い切りはみ出してしまっている点、この辺りも制球がアバウトになってしまいがちな点ではないでしょうか。ちなみにLAAの大谷翔平もテイクバックが大きすぎるところがありましたが、今季からテイクバックを小さめにして投げるようになった結果、与四死球率が大きく改善されたので長谷部ももう少しテイクバックを小さくしても良いのではないでしょうか。左肘も逆L字になるなど結構キツめな印象を受け、もう少し余裕を持たせても良いのではないかなと思います。また、意外にも下半身の使い方は非常に良いように感じ、踏み込んだ右足の膝も垂直の状態で突っ張る形になり、左足も大きく引き上がり、右足を軸にして左足が本塁の方までターンしてくるなどしっかりと力は伝えることができているのではないでしょうか。 現状では即戦力とは言い難いかなと感じ、1年目はまず実戦経験やフォームの微調整などを行っていた方が良いのかなと思います。下半身はかなり良い形だと思いますが、上半身は大きな課題を持っていそうで、個人的にはテイクバックを修正して腕の位置をオーバーよりに変更した方が面白いように思います。投球フォームを見ても下半身は縦回転のフォームをしているので腕の適正な位置はもっと上にあるのではないかな?と感じます。腕の位置をオーバーハンドに修正できれば和製フランスアになれそうな投手であり、春先に先発として投げても好投していただけに、案外先発投手としても面白い存在になってくれるのではないかなと見ています(ただ先発をするのならばもう1球種欲しいでしょうか)。素材型左腕ではありますが、大成が難しいタイプというわけではないのかなと思うだけに、ここは来季から二軍投手コーチに就任する高橋建コーチの腕の見せ所ではないでしょうか。選手評価:D(素材だが修正しやすい素材)【ふるさと納税】【お届け月&パッケージが選べる!】都城産豚「高城の里」わくわく3.6kgセット - とんかつ/バラ焼肉/肩ローススライス/切り落とし【真空orトレー】/ロース・バラしゃぶしゃぶ 期間限定 送料無料 17-8401【宮崎県都城市は令和2年度ふるさと納税日本一!】
2022.11.10
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『圧倒的投手力』 本日はWBC強化試合に注目が集まっているかと思われますが、その裏で社会人野球日本選手権大会の決勝戦が行われ、トヨタ自動車がNTT東日本を8-1で下して優勝を飾りました。それにしてもどうも野球界というのは一枚岩になれないのか、わざわざ社会人野球の決勝戦が行われる日にぶつけてしまうところなど本気で野球人気の底上げに取り組む気があるのか首を傾げてしまうところです。 それはさておき、決勝戦ではトヨタ自動車のエースである嘉陽投手が何と前回先発登板で93球投げて中1日で先発登板、140キロ後半の直球を制球良く投げ込むなど8回を投げて7安打4奪三振2四球1失点と疲労が抜けきっていないであろう中で見事な投球を見せました。ドラフト適齢期にはかつて広島がドラフト候補として名前が挙がり、ここのブログでも「嘉陽がドラフト候補に浮上」と書かせていただきました。ただその当時は最速148キロと書かれていたものの、球速自体は平均140キロ前半ぐらいで力がなく、その辺りが原因なのか指名は見送られ、その翌年も指名されずにドラフト候補という対象からは外れてしまいました。しかしながら2020年にドラフト指名を受けた先発栗林の後を受けてリリーフとして登板し、常時150キロ台を連発して驚かされたことを覚えており、「あの時指名しておけば良かった…」と思わず書いてしまった程でした。あの頃から更に力量を伸ばして今やトヨタ自動車のエースへと成長、十分プロでも通用する投手ではないかなと思います。年齢的にプロ入りというのはなさそうですが、かつてのミスター社会人と呼ばれた杉浦氏や先輩の佐竹投手、東京ガスの臼井投手のように社会人野球を代表する投手としてこれからも君臨して欲しいですね。 トヨタ自動車は嘉陽を筆頭に来年ドラフト上位候補の松本投手、かつてドラフト候補として名前が挙がった渕上投手など今年ドラフト指名された吉野投手が故障なのか登板せず、広島が指名した長谷部をワンポイントで起用できる余裕がある程投手陣が非常に充実しています。何より凄いと感じるのが投手の育成面、嘉陽は上記の通り元々それほど球速が出ているタイプではなく、渕上や松本らも同様に大学時代はそこまで球速が出るタイプではなかったものの、順調に力を伸ばして今や長いイニングを投げても145~150キロ台を計測するまでになっています。広島は3年連続でトヨタ自動車から選手を指名していますが、一度投手育成のノウハウをトヨタ自動車に尋ねてみても良いのではないでしょうか?明らかに広島より投手をしっかりと導けており、来年はどんな投手を仕込んで輩出してくるのか今から楽しみですね。 「追記」 もう一つトヨタ自動車の売りとなるのはセンターライン、指名漏れしましたが二塁守備に長けている佐藤内野手、遊撃手は源田の後を継ぐ快速選手和田内野手、中堅手はこちらもかつてのドラフト候補の逢澤外野手としっかりしている点も特徴的です。【ふるさと納税】【11/15日(火)より価格改定】【累計1800万個突破!!】鉄板焼 ハンバーグ デミソース 20個 温めるだけ 福岡 飯塚 牛 冷凍 小分け 大容量 ハンバーグ 飯塚市 はんばーぐ 肉 簡単調理 デミグラスソース 肉 特製 湯煎 人気 子供 手軽【A-191】【1110レビューCP】
2022.11.09
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『若き二人の行方と現状』 本日は恒例?となっている合同トライアウトが行われました。今回は楽天の本拠地で行われており、広島からは6名が参加しました。その中から山口翔と田中法彦両投手の現状を見ていきたいと思います。 まず結果ですが、スポナビに詳しい情報があったのでご覧いただければと思います。田中も山口も現状では145、6キロの球速を計測できることが判明しています。ではどのような投球フォームで投げていたのかと言いますと、田中と山口の投球フォームを撮影されていた方が動画をあげていたので紹介したいと思います。まず田中は一塁に走者を置いての投球となっており、クイックで投げています。気になるのは上体が前に突っ込みがちな印象で、下半身も昨日の益田や黒原投手らと同じく前膝が垂直になったところで突っ張らずにその前の斜めの段階で突っ張ってしまっています。ソフトバンクで大活躍を遂げた藤井晧哉も広島時代は下半身の面で同じ課題を持っていましたが、しっかりとその部分を矯正して156キロを計測するまでになっただけに、改善すればもっと下半身の力をしっかりと伝えられるようになって球速も伸びるのではないでしょうか。どうも広島はこの課題をしっかりと矯正してあげることができないようです。 続いては山口ですが、何より気になるのがボールを投げる際の腕の位置、ほぼサイドと言って良いぐらい横から投げています。ですが下半身は横回転の動きではないように感じ、上半身も途中までは上から投げるのかなといった動作をしており、明らかに腕の位置がおかしいように思います。新人だった頃の腕の位置を取り戻した方が良いのではないでしょうか。個人的にはトップを作ってからの右腕の使い方が違うのでしょうか?合同トライアウトの投球ではそのまま右肩を水平にしたまま投げようとしているのに対し、新人の頃は右肩を少し引き上げてから投げる動作へ移行しており、実際に新人の頃はかなり鞭のようにしなった投げ方(リリース前のシーンではボールを持った右手が隠れてしまう程にかなり右肘が折れ曲がっています)をしていますが、合同トライアウトでは全くそのようなしなった投げ方ではなくなってしまっています。下半身の使い方は日本新薬戦の頃よりも大分改善されつつあるのかなと感じるだけに、完全復活までもう一息のとこまで来ているのではないでしょうか。 個人的に山口は腕の位置を新人の頃に戻せば元の姿に戻りそうなところまで来ており、他球団や独立リーグの球団からお誘いがあってもおかしくないのではないでしょうか。もう一息で元に戻せそうなところでの戦力外通告というのも勿体ないので広島が育成契約でもう一度声をかけて面白そうな気もしますが…、さすがにそれはないでしょうか^^;。思い起こせば2020年の春季キャンプで明らかに素人が見ても変な投球フォームで投げ始めた時から狂ってしまいましたが、3年かけてようやく元に戻りそうなだけに、藤井晧哉のようにもうひと粘りしてみても良いのではないかなと思います。その他の選手達に関しても他球団やアマ球界からのお誘いがあることを祈っています。古畑任三郎 COMPLETE Blu-ray BOX(数量限定) ※2018年再発売 トールケース仕様 [Blu-ray]
2022.11.08
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『益田武尚』 今回は広島がドラフトで指名した選手を見ていきたいと思います。今回はドラフト3巡目指名された東京ガスの益田投手、スリークォーターから繰り出す最速153キロの直球とカットボール、スライダー、カーブ、フォークなどを操る投手です。松田オーナーが「何で残っていたのか」と発言しており、本来指名予定ではなかったものの残っていたので3巡目指名したのかなと感じさせる発言となりました。ちなみに本日のNTT東日本戦に先発登板するも2.0回を投げて7安打1四球4失点でKOされてしまい、チームも敗れるなどほろ苦い最終登板となってしまいました。 まず一球速報様のサイトから今季の公式戦成績を見ていきますと、11試合に登板して38.2回を投げて33安打27奪三振8四球2死球14自責点(防御率3.26)となっています。まず一番良いのが制球力で与四死球率が2.33と2.50を切る数字を記録しており、四球で大崩れするようなタイプではなさそうです。ただ実際の投球を見た印象は過去記事(1、2、3)にて書いてある通り、確かにストライクゾーンには投げ込めるものの、基本的に高めに集まる傾向にあり、甘く入るボールも結構あり、そのボールを痛打される場面が目立ちます。そういった傾向があるからか被安打数は社会人レベルを考えると比較的多めになっています。また、奪三振率は6.28と非常に低い数字となっていて決め手に欠ける傾向にあり、実際の投球を見る限りではゴロを打たせるタイプというわけでもなさそうなだけに、こういったところも被安打が増える要因かもしれません。ちなみにCS前に行われたヤクルト戦では主力打者相手に3回4安打3奪三振3四球1失点となっています。K/BBは27奪三振/8四球で3.38と即戦力として太鼓判を押せる4.00を下回っており、1年目からバリバリ活躍するかと言われると少し微妙な印象を受けます。 続いて投球フォームですが、やはり腕の位置は上記の通りスリークォーターと呼べる位置から放たれており、この投げ方だと回転数は増えますが回転軸は垂直になりにくい為、紹介させていただいたサイトの球質分析でもホップ量が少なく、シュート方向に大きく曲がっているのが分かります。また、テイクバックの際に右腕が背中側からはみ出ており、更にトップを作ってから投げるまでにも間が生じる為に打者からしてみればタイミングが取りやすい印象、現に左打者からは苦も無く打たれているところが気になるところです。他には下半身の体重移動も以前黒原の時にも同じ指摘をしたのですが、左膝が垂直になる前の斜めの段階で左膝が突っ張ってしまっており、しっかりと上体が沈み込まず高めに浮いてしまう原因で、体重移動もここで阻害されてしまってしっかりと伝わり切れていないのではないかと思います。左打者からは苦も無く打ち返されていると書きましたが、外角高めに浮いてしまう投げ方で、右投げ左打ちの打者はそのコースを強く叩ける選手が多く、都市対抗でも社会人野球日本選手権大会でも痛打されるシーンが見受けられました。それでもカットボールやスライダー、フォークといった球種の評価はプラスの評価を受けており、直球よりも変化球を軸にした投球の方が良いのかもしれませんね。 K/BBは3.38と基準を満たしているわけではないものの、そこまで低いというわけでもなく、全く戦力にならないかと言われるとそんなことはないかなと思いますが、現状は先発やセットアップといった重要な役目を任せられるぐらいの働きを見せられるかと言われるとそこは微妙な印象を受けます。個人的には今季ドラフト5巡目指名を受けて一軍で50試合に登板して防御率3.56という成績を残した松本と同じぐらいならばやれなくもないのかなと思います。ちなみに去年の松本の社会人時代の公式戦成績でのK/BBは3.44となっていて益田と同じぐらいの数字となっています。ただ松本の場合は直球のホップ量やフォークやチェンジアップで三振を奪うという投球スタイルが確立されていたのと違い、益田の場合は決め手不足な点もあるので松本よりかは少し下かなと感じます。個人的にはシュート方向に大きく曲がるという点を活かして直球ではなくツーシームやシュートといった球種を駆使した方が武器となっているスライダーやカットボールの対となるので打者にとっては厄介なのではないかな?と思います。様々なドラフト候補選手を紹介しているサイトでは一応持ち球として記載されているようなのでその辺りの意識改革をしていきたいところで、ゴロを打たせていく投球を身に付ければこの投手は大化けするのではないかなと思います。ただ本人はヤクルト戦にて「高めの直球は僕の持ち味」と発言しているのでちょっと気がかりなところはありますが、客観的な特徴をしっかりと伝えて方向転換させるようにしていくことができればセットアッパーや先発といった役割へとステップアップしていけるのかな?と思います。選手評価:C(できれば松本と同じぐらいの活躍を期待)バームクーヘン ギフト お歳暮『 マダムブリュレ 』【冷凍便】 新感覚 バウムクーヘン 人気 スイーツ お取り寄せ 内祝
2022.11.07
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『来季のドラフト候補達』 本日も社会人野球日本選手権大会について見ていきたいと思います。まずは来年のドラフト候補である王子の高島投手、1回戦は平日だったので確認できませんでしたが、今日も先発投手として登板しました。てっきり本格派タイプの投手なのかなと思いきや、スリークォーターからサイドの中間ぐらいの腕の位置から投げ込んでくる変則派タイプで、この投げ方から150キロを計測するのは驚きです。途中までは力感がないのですが、トップを作ってからは勢い良く投げ込んできますが、腕が体に巻き付いてこずにブンと振ってしまう投げ方で、比較的甘めのボールが多く、変化球にもあまり特徴がなかったかなという印象です。下半身の使い方は結構良かったように思うので上半身を見直せばかなり良くなるのではないかなと感じ、後は変化球の精度も上げていきたいところではないかなと感じました。対するNTT東日本は普段は今年ドラフト候補で本来リリーフの多田投手が先発、こちらも同じような腕の位置から投げ込んでくるタイプで、145キロ前後で高島と同じく力のある直球を投げ込んできました。結果は5回を投げて6安打5奪三振1失点と先発でも投げられることを見せました。また、NTT東日本3番手で来年のドラフト候補である片山投手(高卒社会人)が登板、オーソドックスなフォームから投げ込んできますが、140キロ前半ぐらいで現状はまだまだなのかなと思いました。 次に2試合の日本通運からは先発川船投手と古田島投手ら150キロ右腕が揃って登板、川船はセットポジションから両腕を目一杯伸ばして投げるフォームで、この試合では151キロを計測するなど球速は十分でした。ただフォームを見ても感じたことですが全体的にボールが高めに集まる印象、島内と同じ課題を持っているようで投げ下ろせた際はしっかりと指にかかって浮くこともないのですが、空へ向かって投げるような形になってしまった場合は高めに浮いてしまっていました。古田島も少々川船と同じく空に向かって投げてしまう時がありますが、こちらの方が比較的投げ下ろす形ができている印象で、152キロを計測するかなり勢いある直球を投げ込んでいました。制球は勢い重視で投げ込んでくるのでコーナーに決めるというわけではありませんが制球難で苦しむタイプではなく、縦の変化球もチェンジアップを低めに決めており、リリーフとして面白い存在ではないでしょうか。 第3試合ではホンダ熊本の先発高橋投手が先発、高橋は三菱重工WESTの竹田と同じく明治大学出身で、先発だった竹田とは違って主にリリーフとしての実績がある投手だったようです。この試合では先発として投げて5.2回を投げて1失点、体格が172センチと小柄で角度がつかないので比較的前でリリースすることを心掛けたフォームで、最速150キロを計測しました(アベレージは140キロ前半でしょうか)。 来年は大学生投手がかなりの大豊作ですが、今日初めて見た社会人投手達も十分ドラフト指名候補に入ってくる可能性が高そうです。個人的には日本通運の古田島などは非常に面白い存在で、175センチとあまり上背はないですがリリーフとして面白い存在なのではないでしょうか。投手陣が課題となっている広島にとっては来年のドラフトで数多く指名しても良いのではないでしょうか。黄金バウムクーヘン Mサイズ(あす楽対応:正午12:00受付まで!当日発送/日祝発送休み/あす楽対応でない商品ご一緒にご注文⇒別配送・別送料) バームクーヘン スイーツ お取り寄せ 内祝 お菓子 出産祝い 結婚祝い プレゼント 誕生日
2022.11.06
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『2年目の飛躍へ』 本日はフェニックスリーグ野手編に続いて投手編を見ていきたいと思います。正直なところ投手の場合は登板機会が限定的となってしまい、あまり野手と比べて「ここで好内容を残した投手が活躍する」といったケースはあまり見受けられませんが、だれが好成績だったのかを見ていきたいと思います。 まず一番の好内容を見せたのが森、3試合に先発登板して19回を投げて僅か5安打で17奪三振1四球自責点2と見事な投球を見せました。終盤に先発登板を果たして初白星をあげて最終戦も好投しており、フェニックスリーグでもその状態を維持できたのではないでしょうか。今季の森はどう見ても調整法を間違ってしまった感があり、恐らく社会人時代と同じ調整の仕方をしてしまったのか、オープン戦などでは打ち込まれてしまいましたが、その後に徐々に状態を上げていきました。来季はプロ野球のシーズンに対応した調整をしっかりと行ってほしいところです。 続いて期待したいのがコルニエル、西武戦では3回に乱れて一気に6失点を喫しましたが、4試合に登板して22回12安打26奪三振6四球1死球自責点7の成績を残しました。西武戦で5四死球を出した以外では3試合に登板して僅か1四球のみ、その西武戦でも4回以降は見事な投球を見せており、高二軍監督も「4回以降の投球をしっかりと覚えてもらいたい」と発言した通り、ここで何かを掴んだのかもしれません。奪三振も先発でありながらも投球回数を上回る数字を記録しました。リリーフだとどうも力みがちですが、来季からは先発転向を明言されており、同じように2017年の薮田のようにリリーフだと力みがちだったのが先発だと力みを消したことで好影響を生み出したといった結果になることを期待してみたくなりますね。 現在、森下が右ひじの手術により、本人は開幕に間に合わせると言っているものの現状不透明な状況、床田も現在リハビリ中で恐らく開幕は間に合わない可能性が高く、先発二本柱が開幕黄色信号という非常事態となっています。そんな中で先発候補の森とコルニエルが好投球内容を見せているのは大きな収穫といえそうで、この二人がその穴を埋めてくれる存在となってくれることを期待したいところです。【3,080円→2,880円 5日23時59分迄】 ダイエット食品 置き換え ダイエット こんにゃくラーメン 24食 満腹感 低糖質食品 こんにゃく麺 低糖質麺 糖質制限 健康食品 糖質オフ 低カロリー 低GI食 低カロリー食品【送料無料】
2022.11.05
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『4年連続指名なるか?』 本日は再び社会人野球日本選手権大会の試合を見ていきたいと思います。この日で確認できたのは第2試合の東芝対鷺宮製作所、第3試合のパナソニック対トヨタ自動車の2試合です。 まず東芝対鷺宮製作所ですが、ヤクルトのドラフト1巡目指名吉村投手と楽天ドラフト2巡目指名の小孫投手が在籍しており、どちらも社会人トップの実力者同士の対決ということもあってかなり注目されたカードです。ただ実際に先発したのはこの二人ではありませんでしたが、後にリリーフとして登板して両者150キロを越す直球を投げていました。小孫は前回先発登板したのでさすがに疲労が隠せなかった印象、対する吉村は150キロ台直球を低めに糸を引くようなボールを投げ込むなどドラ1の片鱗を覗かせました。ただ気になるのは開きが早いからか球速の割に意外と打者からは見極められていた印象で、内角を要求した際には真ん中へシュート回転するといった部分もあったでしょうか。 そしてパナソニック対トヨタ自動車ですが、こちらは来年のドラフト候補である井奥投手と松本投手がそれぞれ先発しました。実はこの二人は少なからず広島と縁がありそう?な投手らであり、まず井奥は天理大学出身で石原や森浦らの後輩にあたる投手です。体格は森浦よりも更に体が細く、一人だけ高校生が出場しているぐらい違和感を持つ程でしたが、5回を投げて5安打3奪三振2四球2失点と好投しました。かつての中日野口氏を思い起こさせるような背中を思い切り見せてから捻転させてスリークォーターの位置から投げ込んでるフォームで、140キロ前後の直球とスライダー、チェンジアップを投げていました。上記の通り、現状体があまりにも細すぎるだけに、もう少ししっかりと体作りをしていきたいところで、体を逞しくすれば球速も伸びて面白い存在になるのではないでしょうか。そして松本はセットポジションから静かに投げ込み、投球フォームも比較的オーソドックス(リリース位置は違いますがどことなく森下に近いイメージ)で最速152キロの直球にスライダー、カーブ、シュート、亜細亜大学ツーシーム(チェンジアップかもしれません)を制球良く投げ分けるなどパナソニック打線を全く寄せ付けず、一人で投げ抜いて内野安打1本のみで8奪三振1四球無失点の完封勝利を収めました。投球にも強弱が見られ、相手打者の対応などを見て変化球を多投したり、決める時には直球に力を入れたりなど投球にも巧さがある印象で、一気に来年のドラフト上位候補へと踊り出た印象です。他にはパナソニックの鈴木投手がかなり140キロ後半のキレのある直球を低めにしっかりと投げ込むなど圧巻の投球、ただ残念ながら既に28歳なのでプロ入りの可能性はなさそうですが、十分プロでも面白い存在なのではないかなと思いました。 来年のドラフト候補ではありますが、ここまでの試合で見た投手の中では松本が間違いなくNO.1ではないかと感じ、今年のドラフト候補だったとすれば間違いなく1巡目指名されたのではないかと思わせる程の投球でした。ちなみに大学は亜細亜大学出身であり、広島には亜細亜大学出身者が非常に多く、しかも現在トヨタ自動車から3年連続でドラフト指名しています。ひょっとすると4年連続でドラフト指名という可能性も十分あり得るのではないでしょうか。井奥も上記の通り天理大学出身が2名いるだけに、縁があるかも?しれませんね。井奥も松本もプロを目指しているとのことなので、一冬越えて更に成長して来年のドラフトにかかることを楽しみにしています。 「追記」 ちなみに昨日の試合では三菱重工WESTの竹田投手を確認することができました。最速150キロ(常時143~146キロ程)を計測するなど明治大学よりも球速アップを感じさせる投球、投球フォームは結構変則気味な投球フォームで、インステップして大瀬良のような腕の位置から投げ込んできます。他には確認できませんでしたが王子の準硬式出身の高島投手も150キロをマークして8回10奪三振の好投、二人共プロ入りを目指しているとのことで、十分ドラフト指名射程圏内に入ってくるのではないでしょうか。やはり来年は噂通りの大豊作年となりそうで、大学にも好投手が大量にいるだけに、来年は投手の乱獲合戦が各球団で起こるかもしれませんね。古畑任三郎 COMPLETE Blu-ray BOX(数量限定) ※2018年再発売 トールケース仕様 [Blu-ray]
2022.11.04
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『期待したいが…』 本日はフェニックスリーグが10月31日に全日程終了したということで、個人成績を見て誰が期待できるのかを見ていきたいと思います。このフェニックスリーグは来季への登竜門と言え、かつてはここで「好打撃内容」を残した者が翌年飛躍につなげているケースが多くなっています。ただし、あくまでも打撃内容(ミート、BB/K)であってOPSではなく、昨年も正隨が一番OPSが高かったのですがミートは5.00となっており、更に自身が打撃フォームを改悪してしまったこともあって活躍につなげることはできませんでした。今年は如何ななのかを見ていきたいと思います。 まず一番期待したいのが中村奨成、昨年もフェニックスリーグで好打撃内容を残し、今季の活躍を期待したものの一軍での出場が大幅に減ってしまいました。しかしながら二軍での打撃成績は昨季よりも上昇、理由としては打撃フォームの改善で、下半身は伸び上がる動作はなくなりつつあり、トップの際の形もとりあえずは引っ張ることができるような体勢に整うようになったのが挙げられるでしょうか。その成長はフェニックスリーグでも遺憾なく発揮し、打率.360、1本塁打でOPSは1.067と大活躍、肝心の打撃内容は25打数で3三振5四球とそれぞれ8.33、1.667と非常に高い打撃内容を見せました。いよいよ本格化してきたのかなと思いきや、ネットで既に皆様もご存じかと思われますが大騒動を起こしてしまい、秋季キャンプも不参加になってしまうなど非常に勿体ないことをしてしまいました。もう済んでしまったことはどうすることもできないだけに、今は球団の処分待ちということになるでしょうが、とりあえず一番期待できる打者は中村奨成ではないかなと思います。 続いて期待したいのが育成選手の前川、打率.480と異次元の高打率をマークしてOPSは1.152と中村奨成を上回っています。打撃内容は25打数3三振3四球と中村奨成同様に非常に良い打撃内容となっており、高卒1年目の育成選手でこれだけの打撃成績や打撃指標を残せるのは大したものです。ただまだ線が細い印象があるのでもう少し体を逞しくしていきたいところ、盗塁も3盗塁を記録するなど足でもアピールしており、ポスト菊池に名乗りを上げたいところです。 他では末包と林がそれぞれ3本塁打と長打力を見せましたが、二人共ミートとBB/Kが芳しくなく、もう少し確実性を引き上げていきたいところです。特に末包は積極的すぎるきらいがあり、BB/Kは何と1四球/12三振と脆すぎるところがあり、もう少ししっかりと球を選んで好球必打していきたいところです(長打は二塁打3三塁打1本塁打3と凄まじいものがありますが)。前川と同じく新人の田村は二人と同様に本塁打は2本放っており、二塁打と三塁打もそれぞれ2本ずつ打つなど長打力を発揮、今季は故障続きもあったとはいえ二軍の打撃成績、打撃内容は悲惨なものとなり、三振率が危険水域を大きく越えるなど非常に心配でしたが、フェニックスリーグではOPS.819を記録するなど一安心しました。ただ末包と林同様にミートとBB/Kに課題は残りますが、彼の場合は高卒1年目であり、他球団の高卒選手の多くが苦しむ中で好成績だったので上々の結果と言えるのではないでしょうか。正念場となりそうな正隨は打率.316、1本塁打でOPS.922を記録、ただミートに大きな課題が残っている点は昨年と変わっていない印象です。 全体的にBB/Kが非常に悪い選手が多い印象で、一軍のメンバーもそのようなタイプの選手が多くなっており、チーム全体の大きな課題と言えるのかもしれませんね。来年からは二軍の打撃コーチが新井良太氏、福地氏らがそれぞれ就任し、一軍も野手出身の新井氏が監督に就任しただけに、その辺りの改善が見られるか注目したいところです。祝レビュー5,000件超 Zipで紹介 楽天1位 こだわり 無添加 牛肉 100% ゆうぜん ハンバーグ 150g×6食 お試し セット 冷凍 食品 惣菜 お取り寄せグルメ テレビ雑誌で話題 おかず 通販 送料無料
2022.11.03
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『世代交代が鮮明に』 本日は大分前になりますが第二次戦力外通告についてと今日驚きの情報と合わせて書いていきたいと思います。 まずは第二次戦力外通告ですが、広島は安部内野手、中田投手、菊地保投手、山口投手、田中法投手らに戦力外通告をしました。安部と中田はかつて3連覇に貢献した選手ですが、安部は二軍で高打率をマークしていたものの腰痛などもあって守備には就けていなかったとのこと、ただそれでも左の代打要員は手薄な状態だったので昇格させても良さそうなものでしたが一度も昇格することはありませんでした。安部自身はトライアウトに参加する意思を指名しており、腰痛次第では十分にまだ働き場所があるのではないかなと見ています。中田も安部と同様に一度も出場機会なく、二軍でも33試合に登板して防御率4.41の成績と芳しくない成績だったこともあり、今回戦力外通告となりました。本人は既に現役引退を表明しており、何やら自身のTwitterで中村奨成同様にひと騒動起こしてしまっていますが、今後はどうなることやら…。安部は3連覇時代の三塁のレギュラーとして3割を記録、ドリスからサヨナラ本塁打を打つなど印象に残る活躍を見せ、中田も2014年や2017年に中継ぎとして獅子奮迅の働きを見せましたが、両者共にすっきりしない形でのお別れという形になってしまいましたね。 続いては菊池ですが、福井とトレードで移籍してきて毎年中継ぎ投手として縁の下の力持ち的な存在としてチームに貢献してきましたが、今季は一軍で僅か8試合の登板に終わりました。ただ過去3年間は普通に中継ぎとして投げており、チームカラーを考えるとまだ戦力外通告は出さないかな?と思っていましたが、ドラフトで社会人投手3名を獲得(河野投手は未定)できたことの余波もあったのかなと思います。 そして山口と田中法ですが、一時は期待の若手として飛躍を期待されていましたが、現在の投球フォームを見てもやはり厳しいかなという印象で、二人共二軍でも芳しい成績ではありませんでした。正直なところ動作解析を行っている2.5軍がしっかりと機能しているのかな?と感じざるを得ず、実際ソフトバンクで見事な活躍を見せた藤井晧哉も春先に広島時代と現在の投球フォームを比較した際の記事でも明確に良くなったことを書かせていただきました。またこの時期の広島は比較的素材型ドラフトを展開してきましたが、その殆どをしっかりと育成することができずに退団しているか、もしくは戦力になっても段階を踏まずにすぐに起用して故障させてしまっています。まずはこの部分にメスを入れなければ良い素材の投手を獲ってきたとしても同じことを繰り返してしまいかねないのではないでしょうか。幸い阪神時代に育成に定評があったとされる高橋建コーチが二軍へ配置転換されており、良い方向に向かってくれることを期待したいところです。 そして本日驚きの情報として長野外野手が巨人へ無償トレードされることとなりました。鈴木球団本部長によると、夏前からトレードを模索していたとのことで、本人が元々持っていた巨人志望を最大限に尊重したとのことです。チーム事情としても世代交代を全面的に打ち出していることやドラフトでも外野手を複数獲得し、期待の若手外野手もかなりいる状況なだけに、広島にとっても巨人にとっても良かったと言えるのではないでしょうか。最後にもう一花咲かせることができるのか、注目したいところですね。博多若杉 もつ鍋 お試しセット(2人前) 送料無料【2セット以上でおまけ付】 総合ランキング5日連続1位! ホルモン お取り寄せ モツ鍋 老舗 ギフト プレゼント 贈り物 誕生日 お祝 内祝 高級 退職祝い 食べ物 グルメ 博多 九州 2022
2022.11.02
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『楽天対決』 本日も社会人野球日本選手権大会の試合を見ていきたいと思います。この日に行われた試合で確認できたのは第3試合のNTT西日本対鷺宮製作所の試合で、この試合では楽天が指名した平良内野手(NTT西日本)と小孫投手(鷺宮製作所)が出場しました。 まず小孫ですが、常時145キロ強の直球を投げ込み、時折150キロ中盤を連発するシーンが何度もあり、この日最速の156キロを計測しました。ただ投球フォームはインステップしてスリークォーター気味に投げ込むので空振りを奪う球質というよりは剛球を外角に投げ込んで見逃し三振を奪うタイプなのかなと感じ、実際に平良から外角球で見逃し三振を奪いました。豪速球タイプなので制球難なのかなと思いましたが、意外にも制球はしっかりしているタイプで、外角からスライダーを投げて左打者からカウントを稼いだり、右打者相手には外に逃げるスライダーでストライクからボールゾーンへ投げ込んで空振り三振を奪うなど実戦的な一面も見られました。プロではリリーフタイプだと言われていますが、左打者対策にシンカー系の球種などをマスターすればこの日の投球ならば先発でも面白そうではないかなと思いました。 続いては平良、この日は4番二塁手でスタメン出場しました。打者としてはフルスイングに迫力があるタイプで体のサイズの割に豪快な印象、ただ追い込まれてから小孫の外角スライダーを上手く捉えて三遊間を破るヒットを放つなどこちらも豪快さの中に巧さも持ち合わせていたように思います。 ドラフト候補以外で気になった選手はNTT西日本の吉川投手、大阪商業大学時代に広島のスカウトがコメントしていたので名前は憶えていました。ただこの年はプロ志望届を提出せずにNTT西日本入りしましたが、この日に中継ぎとして登板、ややアーム気味の投げ方で140キロ前半~中盤程で少々ストライクを取るのに苦労していたかなと思います。他には同じく智辯和歌山時代に話題になっていた同じくNTT西日本の徳丸天晴外野手、この日は代打で出場して二番手中島投手からレフト前ヒットを放ちました。ここからレギュラーを掴んでプロ注目の強打者へとなれるのか注目です。古畑任三郎 COMPLETE Blu-ray BOX(数量限定) ※2018年再発売 トールケース仕様 [Blu-ray]
2022.11.01
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