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年の瀬も押し迫ってきて、こういうの見ると、うなっちゃう、Shiller: America could plunge into recession (シラー教授いわく、米国は不景気へ)Sunday, December 30, 2007 at 5:13 PM From The Times:Top economist says America could plunge into recession (タイム誌は以下のように報告している)Robert Shiller, Professor of Economics at Yale University, predicted that there was a very real possibility that the US would be plunged into a Japan-style slump, with house prices declining for years. (エール大学シラー教授は米国は住宅価格下落で今後数年日本スタイルのスランプに落ちると述べた、)Professor Shiller, co-founder of the respected S&P Case/Shiller house-price index, said: "American real estate values have already lost around $1 trillion [£503 billion]. That could easily increase threefold over the next few years. This is a much bigger issue than sub-prime. We are talking trillions of dollars' worth of losses." (シラー係数で有名なシラー教授だが、こう言っている、米国不動産は既に1兆ドルを失っている、これは今後2-3年で容易に3倍くらいになりうる、と、こうなるともはやサブプライム問題どころではない、我々は数兆ドルに及ぶ損失の話をしているのだ、)We have to distinguish between various measures of house prices. Shiller is using the Case-Shiller National index to derive the $1 trillion in lost real estate values. Total household real estate assets were over $20 trillion at the peak, so a decline of $1 trillion is about 5%. (The S&P Case-Shiller national index showed a decline of 5% from the peak through Q3). (さまざまな住宅価格指標が発表されるがそれらは使い分ける必要がある、シラー教授の言う1兆ドル損失はシラー係数から来ている、ピーク時の住宅不動産総価格は20兆ドル超えで、今5%下落しているので1兆ドルの損失となる、)This graph, from an earlier post, compares the S&P/Case-Shiller index with the OFHEO index. (上記グラフはシラー係数と政府系OFHEO発表指数の比較グラフだ、(わかりやすくするために2000年1Qを100としている、指数の絶対値ではないので注意、参考でリアルグラフを追記添付する))The Fed Flow of Funds report is more closely tied to the OFHEO index. The most recent Fed report showed a decline of $67.2B in existing household real estate assets in Q3. (政府系Fedのレポートでの発表数字はOFHEOの住宅価格データがベースとなっており、直近の'07/3Q時の住宅不動産損失額は672億ドルでしかない、)We also have to distinguish between lender / investor mortgage related losses (see the previous post on Merrill) and household real estate value losses. The former impacts the credit crunch directly, the later will probably impact consumer spending and the ability of homeowners to withdraw equity from their homes. (また我々は貸し手や投資家の不動産損失と、住宅不動産本体価格の損失を区分しなければならない、前者は(レバレッジなどを効かせている関係上)信用収縮に直結するし、後者は個人の消費動向や自宅を担保としたオーナーのクレジット能力にインパクトを与えるだろう、)As Shiller notes, we could easily be talking about several trillion in lost real estate values. A 15% average decline in prices, would mean $3 trillion in losses. A 30% price decline would mean a decline of around $6 trillion in U.S. household real estate assets. (シラーが言うように、我々は容易に数兆ドルの損失に見舞われうる、15%の下落で3兆ドル、30%下落で6兆ドルの損失なのだ、) 今日の外の寒さにも増して、寒気がしてくるんだが、ポイントは、まず政府発表の数字には気をつけましょう、ということ、例の大阪府の決算偽装じゃないが、お上は都合の悪いことは言わないか、先送りする、グラフ見ても政府系指数は未だに住宅価格は下落の兆候がない!? 住宅指数は政府系OFHEOよりも、民間系シラー係数を参考にしましょう、って事で、次に、金融機関の破綻は時間の問題ということ、住宅総資産は20兆ドル、5%下落で1兆ドル損失は分かりやすい、先週の急激な主要都市住宅価格下落が何を意味するのかといえば、もう始まったのではないか、(参考)ケースシラー経年グラフを下記に添付する、 ピーク時で230くらいと覚えておくといい、(10都市平均で、)この時の全米住宅不動産資産額が20兆ドル、10月末で209.68(ロイター)なので、下落率は約9.0%、(オイオイ5%下落どころではないじゃん、 もう2兆ドル近く損失が膨らんでいることになるが、だいじょぶかなーー、)それと、まだ下げていない都市名を覚えておこうか、シアトル、ポートランド、シャーロット、これだけ知っておけば、通になれるかナーー!?、
2007年12月31日
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昨日はフィットネスクラブの今年の最終日、しばらくお休みモードとなる、心置きなくストレッチやるぞ、とばかりまずウォーキングマシンから、と、ほぼ同時にBGMが流れ始める、なんともウォークにぴったりではないか、知っているのだが、曲名がわからない、確か、山崎一番だったような、で、家に帰って早速チェックしたら、あった、これだ、PET SHOP BOYS - GO WEST www.youtube.com/watch?v=39KZ2afBtLU原曲はGO WEST、ウウーーン、オリジナルはVillage Peopleなのだが、YouTubeからは案の定、削除されていた、マッ、いいや、で、DownLoaderソフトでDLしようとしたら不可!の表示、あちゃっ、なんじゃこりゃ、YouTube終わってるな、ところが、気の利いたことに他のサイトを紹介してくれた、それがこちら、http://www.dailymotion.com/relevance/search/VillageãPeople/video/x2b1on_village-people-go-west_music ナント、Village Peopleが原曲で見れるではないか、しかも、YouTubeでは見れない曲の数々、文化庁の手がまだ回っていない、っていうか、回せない!?、即、Dailymotionの会員登録(無料)を済ませる、これはしばらく楽しめそう、
2007年12月30日
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昨日のシカゴNKの動きは面白かった、まるで、東京とNYを掛け持ちする一人役者のようだった、その掛け持ち役者の"NK225"曰く、 「こっちは一人でやってんだ、東京であんまり勝手に下げんなよ、15250まで下げやがって、これからNYが待ってんだ、戻すのが大変じゃないか!」と、そして、東京が退けると、さっさとNYに帰るべく、前日のNYでの引け値付近まで戻って行く、結局、シカゴNK引け値は東京と似たり寄ったりの下げで終わる、その下げを演出したのが、一昨日のケース・シラー住宅価格指数に引き続き、11月米新築住宅販売の発表だった、まず、WSJ、 Sales of New Homes Off Sharply(新築販売戸数、シャープに下げる)By KELLY EVANS December 29, 2007 WSJ下落を続ける新築販売戸数 At the current sales rate, it would take 9.3 months to sell off the backlog of houses -- a level exceeded only twice since 1981. That suggests that prices will continue to fall well into next year. (現在の販売ペースでは、在庫をはくのに9.3ヶ月かかるだろう、1981年の2倍、これが下落に拍車をかけている)ココでキーワードは9.3ヶ月、 在庫月のことで、すべて売りつくすのにかかる月数だが、1981年度の2倍の値になっている、要は供給過剰で、これからさらに値が下がることを示唆する、次にNYT、New-Home Sales Fell to 12-Year Low in November(新築販売戸数、12年ぶりの下落)By MICHAEL M. GRYNBAUMPublished: December 29, 2007 NYTHome builders are sharply curtailing construction and cutting prices across the country as they struggle to break out of the worst housing slump since the early 1990s. But buyers remain scarce, and analysts say the market may not bottom out until well into next year or even later. (1990年以来のスランプに住宅業者は新築を手控え、プライスダウンを模索、が買い手はダンマリを決め込む、アナリストは言う、来年、いやもっと先まで底打ちしないかも、と)1990年以降回復してきた新築戸数はその回復分をこの2年で失うNew-home purchases are down 34.4 percent from a year earlier, the biggest year-over-year drop since January 1991. That leaves a large, if shrinking, inventory of unsold homes to be worked off before the glut can be dissipated. (新築販売戸数の前年比34.4%ダウンは1991年以来の最大の下げ、これは現在庫の更なるだぶつきに拍車をかける)Americans appear to be holding out for real estate prices to drop even further in 2008. (2008年過ぎまで不動産価格が下げ続けるのが明白になってきた)大量の在庫で下げ続ける新築住宅価格’90年以降の年間グラフが示すのは、ここ2年の販売戸数の下落が急激になってきており、底打ちがが来年以降まで不明ということ、2007年、年初以降の販売価格下落グラフは、大量在庫の影響を如実に物語っている、 さて、販売数が減、住宅価格が下落ということは、何を意味するか、住宅債権を大量に抱える銀行の株主資本が激減しているということだ、 そしてさらに資本を悪化させる要因として、例の混ぜもののCDOやら、詐欺的保証会社が保証する格下げ債券が加わる、そして先ほど見た、$1 Trillion in Mortgage Losses? では、貸し手の銀行が被る被害額は100兆円、いや200兆円に達すると報告がある、(こんなの記事にしたらパニックだな、)こういう事実を踏まえて、米銀/米経済の実態を見ていく必要あり、くれぐれも楽観論なんかに翻弄されてはならないだろう、サブプライム問題受けた銀行への資本増強(ロイター)など子供だましでしかない、(桁が違いすぎるのだ!)12/31月曜日は米国中古住宅販売件数の発表がある、
2007年12月29日
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さっき、ネットでこちらを見かけた、ゆく年くる年、2007惜別 今年も多くのスポーツ選手や芸能人、各界の著名人が、お亡くなりになりました。私たちにいろいろな思い出を残してくれた方々を特集します。(写真抜粋) パッと写真拝見すると、 皆さん、死んでなんかいないよねーー、というのが素直な感想、なんか、今にも話しかけてくれそうな雰囲気ジャン、ヤッパいのちは永遠な気がするわけだ、で思った、永遠はいいんだが、この体が使えるのは限られているわけで、やがて私も仲間入りすることになる、NK225に時間を費やすのもいいが、来年はもう少し前進できねーかなって、今年の相場も先ほど引けた、時間もあるし、年末年始は少しゆっくり考えてみようかと、
2007年12月28日
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さっき、こちら見たら、クリスマスラリー(2007.12.27) by 豊島逸夫 抜粋カルパース(総資産約28兆円)が株、債券を約2兆円売却し、オルタナティブへシフトとの報道。ポートフォリオ配分は株60%→56%、債券26%→19%、オルタナティブ6%→10%へそれぞれリバランス。ちなみに、本年6月末時点での年間リターンは19.1%達成だと。但し、2-3年計画だそうだから、これもボディーブローみたいにジワジワ効きそう。他の年金基金のロールモデルとなっているカルパースゆえ、そのアナウンスメント効果も小さくない。と、”カルパース”が出てくる、で、元ネタ探すと、多分これじゃねーかな、米カルパース:290億ドルを株式・債券からPE・商品などに移行か December 13, 2007 19:39(ブルームバーグ) 抜粋米最大の公的年金基金、カリフォルニア州職員退職年金基金(カルパース)は、投資先の多様化に伴い、運用資産のうち最大290億ドル(約3兆2600億円)を株式や債券からプライベート・エクイティ(未公開株、PE)や不動産、商品などへの投資に移行させる可能性がある。 *最新版はCalifornia Pension Votes $29 Billion Shift of Funds (Update1)2007/12/17 だけど、マッ、和訳が上記しかないんで、”カルパース”、早速チェックね、(Wikipediaより、)カルパース(CalPERS) とは、The California Public Employees' Retirement System(カリフォルニア州職員退職年金基金)の略称。http://www.calpers.ca.gov/カルパースは、アメリカ合衆国カリフォルニア州の公務員の公的年金基金である。公的年金の中では世界最大で、総資産は円換算で20兆円(2005年現在)とも言われている。(今は28兆円、2007年)その運用姿勢は、年金基金としては異例なほど積極的であり、新興国の株式やヘッジファンドへの投資なども行っている。その資金規模と常に情勢を先取りしてきた優れた運用手法から、全世界の金融関係者から常にその動向が注目されている。この米国旗艦年金ファンドCalpers、28兆円母体の年間19%ゲインってすごすぎだな、ウォール街、顔負けジャン、日本の厚生年金もまねしてくれ!!こう言ったところが米国株を手放す方針を打ち出すと、やはり影響は小さくない、このCalpersでも今後の米国のRessesionを見込んでいるということ、さてそのカルパースが今後の売却を決めたNY株式、今夜のシカゴNKはいかに、ウウーーン、早くもカルパースが売っているとか、チョッと早すぎるな、
2007年12月27日
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WSJは、要約で、Home Price Declines Accelerate(加速する住宅価格の下落) 抜粋As of 11:45:00 PM Wed, December 26, 2007 WSJDavid Seiders, chief economist of the National Association of Home Buildersは言う、住宅価格がボトムをつけるのは2009年初頭だろう、と、急激な下落を見せる住宅価格(シラー指数)Lehman Brothers economist Michelle Meyerは、住宅価格は道半ばだ、2009年まで下落が続くと、The S&P/Case-Shiller indexによれば、住宅価格は年初来 12.4% in Miami, 11.1% in San Diego, 10.7% in Las Vegas and 10.6% in Phoenix. それぞれ下がっている、 (但し例外的に一部地域では上昇しているところもある、Seattle and Charlotte, N.C. など、) 直近の下落率 Economistsに共通する心配の種は、ローン返済が住宅価格下落で反故にされてしまうこと、(以下略) そしてここで、Jingle Mailの話題、(上記WSJの話と合うところがいい、)"Jingle Mail" and More Jingle Mail: where homeowners have mailed in the keys because they can't make the payments and no longer have any equity in their homes. (ジングルメールとはローンで買った人がローンが払えなくなったので家のキーを金融機関に送り返す郵送便のこと、これで債務から一切解放される、)これでたまんないのが金融機関、以下、こちらで紹介しています、Jingle Mail, Jingle Mail, Jingle all the way!2007.12.27(木) 11:41 抜粋大手銀行 Bank of AmericaのCEO, Kenneth Lewisが今一番心配しているのが、Jingle Mailなんです、(だって頭金をほとんど払っていない、家の価値が下がって住宅ローン額の方が家より高い、しかもその家の価値がどんどん下がる、つまり、信用(クレジットスコア)は失いますが、それ以外に失うものが無いんで逃げちゃった方が得ということになるんです、)そうすると銀行は売れない家をたくさん抱えて、叩き売りしてまでも損失を減らすしかなくなりますね。そうなれば住宅価格はさらに下がり、もっとJingle Mailがやって来る、 シェー!悪循環、やはり、住宅価格は肝なのだ、
2007年12月27日
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金融業界を取り締まるのは至難の業という見本、まずSECとは、米証券取引委員会(SEC)(ミニ辞典)2007/12/27, 日経金融新聞 △...Securities and Exchange Commission。米国の証券規制の実務機関。一九三四年の証券取引法に基づいて設立された独立の行政委員会で本部をワシントンに置く。議会の同意の下、大統領が任命する五人の委員で構成し、約三千八百人の職員を抱えている。△...ディスクロージャー(企業内容の開示)の徹底や証券取引所、証券会社、投資顧問の規制など業務は多岐にわたっている。投資家の擁護者といわれ、市場の不正行為に目を光らせている。不正行為に対して幅広い摘発権限が与えられている。米国の信用力の低い個人向け住宅融資(サブプライムローン)問題に関連して、格付け会社の調査に乗り出した。 で、SECは今、 矛盾の連鎖、SEC失墜-「提案権」で株主反旗2007/12/27, 日経金融新聞 米証券取引委員会(SEC)の信認が揺らいでいる。制定したルールが相次いで訴訟の対象となり、信用力の低い個人向け融資(サブプライムローン)問題では格付け会社の市場寡占を見逃し、それが不透明な格付けにつながった。恒常的な予算難から職員の負担が高まり組織疲労も目立つ。「投資家の擁護者」(investor's advocate)という一九三四年設立以来の看板が泣いている。(中略) 中身は三週間後に控えていた「株主は取締役を推薦できるか」という株主提案権に関する委員会決議についてだ。「過去十五年間でSECが下す最も重要な政策決定」(アーサー・レビット元SEC委員長)と指摘されていた。 取締役の推薦は日本をはじめ、米国以外の先進国の大半で認められている株主権だ。機関投資家の国際組織である国際企業統治ネットワーク(ICGN)も「最も重要な株主権のひとつ」とみており、後押しする三万四千もの意見書がSECに送られていた。(中略) だがビジネス界からの圧力を受け、来年の退任後、地元カリフォルニア州の大企業に天下るとのうわさが絶えないコックス委員長は反対票を入れることにした。結局十一月二十八日に開かれた委員会で、株主権の拡大案は三対一で否決された。(中略) SECがシステム作りに及んだのは、捜査体制など相次いでSECの組織運営を批判している米会計検査院(GAO)が怖いからだ。GAOは十一月にも罰金収入や出納の透明性など「SECの内部統制に問題あり」と指弾している。 SECは慢性的な予算難、人材難にある。年九億ドルという予算は〇二年から倍増したものの、これでも全米五位の証券会社ベアー・スターンズが計上した四半期の経費にはるか及ばない。〇二年に五件だったSECの弁護士一人あたりの調査案件は現在八件を超えており、グローバル化した市場の拡大ペースに追いつけない。 今年八月、米上院の特別調査委員会が、ある調査報告書を出した。通称アギリ・リポート。「モルガン・スタンレーの経営トップに近い著名ヘッジファンドに絡んだインサイダー取引疑惑を調べていたところ、政治的圧力で止められ、自身も職を失った」と元SECのアギリ弁護士が内部告発したのが発端だ。(中略) 同リポートで明らかになったのはそれだけではない。民間との回転ドアに内在する利益相反リスクなど根本的な問題だ。アギリ弁護士の直属の上司が、疑惑の対象となったモルガンの代理をしていた大手弁護士事務所のパートナーに転職したことがわかったのだ。 「市場の技術革新に追いつけない組織の限界」(ノースカロライナ大学のリーディー教授)もある。政策の経済効果やサブプライム関連商品の組成など複雑な金融慣行を監督するには専門知識を持つ人材が不可欠だが、「最先端の人材はウォール街や大手弁護士事務所に流れる。同じ仕事でも給料が五倍以上だから」(SECの元捜査官)。(以下略)地獄の沙汰も金次第、とはよく言ったものだ、希望が持てる取締り機関には、他に、会計検査院、連邦検察局、ナドがあるが、よほど、志がしっかりしていないと、足元をすくわれる、給料が5倍違うと、ウウーーン考えちゃうよな、ヤッパ、で、期待の星をUpしておきます、現NY州知事、Spitzer, Eliot L.、別名ウォール街の保安官、Cuomo検察長官の前任者、現検察局長官、Cuomo, Andrew M.、ご存知、ウォール街に召喚状を送りつけ現在証拠固め中、摘発検挙はもうそろそろといううわさがあるのだがーー、ヤー、やっぱり、ウォール街とやりあう人は表情が違う、がんばってほしいぞ、
2007年12月27日
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ロイターになくて、ブルームバーグにあるもの、ケース・シラー住宅価格指数、これは以前、米住宅価格の変遷(ABC)でも紹介したっけ、米連邦住宅公社監督局(OFHEO)の住宅価格指数と共に注目される毎月発表の大都市中心の住宅価格指数だ、先ほどの発表をメモで貼っておこう、10月米S&Pケース・シラー住宅価格指数:前月比で全20都市低下 2007/12/26 23:11(ブルームバーグ)民間調査のスタンダード・アンド・プアーズ(S&P)とケース・シラーが発表した住宅価格指数の詳細は以下の通り。 指数のウェイト: アトランタ 3.9 、ボストン 5.3 、シャーロット 1.3 、シカゴ 6.3 、クリーブランド 1.7 、ダラス 4.0 、デンバー 2.6 、デトロイト 4.8 、ラスベガス 1.1 、ロサンゼルス 15.1 、マイアミ 3.6 、ミネアポリス 2.8 、ニューヨーク 19.4 、フェニックス 2.9 、ポートランド 1.9 、サンディエゴ 3.9 、サンフランシスコ 8.4 、シアトル 3.9 、タンパ 1.5 、ワシントン 5.6 やはりインパクトあるなー、住宅指数の前年比-6.1%は今年最高の落ち込みだ、しかも全20都市で前月比すべてマイナス、シカゴNK225も思わず、おっこってきたぞ、(追記)オッと、ロイターも出ましたね、10月の米住宅価格は下落、過去最大の低下率=S&P/ケース・シラー 2007年 12月 27日 00:23 [ニューヨーク ロイター] スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)/ケース・シラーが26日発表したデータによると、10月の米一戸建て中古住宅価格は、主要10都市圏の価格動向を示す指数が前年同月比で6.7%低下の209.68と、過去最大の低下率となった。 ロイターの方が低下率が大きいのは、主要10都市が対象だから、 どっちにせよ過去最大の低下率だ、
2007年12月26日
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年末及び今後は、株、年末は1万5500円程度か・嶌峰氏--ここからは手じまい 2007/12/26, 15:58, 日経速報ニュース嶌峰義清・第一生命経済研究所主席エコノミスト 26日の東京株式市場は薄商いながらも日経平均株価は4日続伸した。ただ、足元の上昇はクリスマスで外国人投資家が不在の中、短期資金が主導してきた面が大きい。外部環境はなお不透明感がくすぶっており、ここから一段と上昇するような状況ではない。あすからは手じまいの売りが優勢になりそうで、年末の日経平均は1万5500円程度での着地を予想している。 日本時間今夕から、欧米の株式相場がほぼ再開する。米国では、年末年始に消費や住宅に関する注目度の高い経済指標の発表が予定されているうえ、クリスマス商戦も決して盛り上がったとは言えない。金融機関の年末年始の資金繰り問題はひとまず解決したが、年明けから発表される決算への警戒感は強い。また、東京市場の年末年始は例年より長く1週間近くの休場となるため、外国人はどうしても日本株を保有しにくい状況だ。日本株は前週末からかなり上昇したこともあり、あすとあさっては外国人や個人による換金売りが出やすいだろう。 現在の株価や円相場の水準は、最悪期に比べると状況はかなり好転したが、ここからさらに改善するためには、海外発のよほどの好材料により、外部環境が大きく変わることが必要。年明けの日本株は、当面神経質な展開が続きそうだ。だそうです、概ね、私もそう思うんですが、いかんせん相手が相手ですので、油断大敵で、では、チョッとリフレッシュウォークへ、
2007年12月26日
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チョッと勉強がてらに、気になった記事を見てみると、米国で注視すべきこと 2007年11月10日(Sat) 抜粋だいぶ前に書いたことですが、「シングルAを割ると、スワップのカウンターリスクトリガーが発動して、今現在の金融市場は崩壊します。」シングルAを割った週間に、その証券会社が持っているスワップ契約はほぼすべてアンワインドしなければなりません。単独のCDSや金利スワップだけでなく、ABSの中にも金利スワップが入っています。きてしまったCDSのカウンターパーティートリガー2007年12月20日(Thu) 抜粋ACAという債券保証会社がS&PにAからCCCに格下げされました。ところがそのACAという会社、プロテクションの売りCDSを多数トレードしていた模様。ACAが立ち行かなくなってしまうと、そのトレードを受けていた証券会社はどうなるのでしょうか? これをきっかけにCDS取引のアンワインドが一気に広がると・・・。ココで”ACA”という会社は既にCCCとなっているんだが、CDSやらアンワインドやらが出てきて、意味がよくわからない、で、黒岩さんとこでチェック、クレジットデフォルトスワップ(CDS)とは2007/12/24クレジットデフォルトスワップ(CDS)とは、債権を持つ金融機関がプレミアムを支払う(受け取る)ことによって、債務不履行が起こった時に損害額を保証してもらう(保証する)取引。リスクを商品価格に転嫁するデリバティブ(金融派生商品)取引の一種です。この保証をプロテクションと呼び、プレミアムを払う方がプロテクションの買い手、プレミアムを受け取る方がプロテクションの売り手となります。プロテクションの売り手は、対象企業に債務不履行などのデフォルト(クレジットイベントと呼んでいます)が発生した場合、プロテクションの買い手に対して、約定された損害額を保証しなければなりません。 CDS単体の取引だけでなく、複数のCDSを束ねた証券化商品がつくられるなど幅広く活用されている。欧米のCDS市場は三千兆円超とみられ、日本では三十兆円強規模。社債などに比べ信用リスクに敏感に反応する傾向があり、信用不安の広がりを見る指標として市場関係者が注目している。 例えば、A銀行がX社に対して10億円の債権(社債、貸付など)を持っていると仮定します。A銀行は、何らかの理由でX社に対して持っている債権の信用リスクをヘッジしたいと考えました。そこで、A銀行はB証券に対してプレミアムを支払うことでB証券からX社に対するプロテクションを購入します。その後、X社にクレジットイベントが発生した場合、A銀行はB証券に対してX社に対する債権を引き渡すかわりに、B証券から10億円を受け取ることができます。 プロテクションの買い手は帳簿に触れる事なく対象企業家の信用リスクを回避できます。また、顧客との関係上、信用リスクをヘッジした事を知られたくない時、市場流動性の問題などから債権の売却ができない時や与信枠が一杯になりそれを減らしたい時、などにCDSを使って信用リスクを軽減、回避できます。プロテクションの売り手は、空いている与信枠を有効に活用し、実際の元本を動かす事なく、対象企業に投資するのと同じ効果が得られる、といった利点があります。なんとなく見えてきた、CDSとは例の金融保証会社の保証契約のことだ、お宅のお得意先がデフォルト(破産とか、支払い遅延)したら、うち(”ACA”)で保証しますよ、でもうちも実はやばいんです、というのが今の姿、ところで、”ACA”の契約先のニュースがまだ入ってこないんだがドーしたんだろうか、ちょっと調べてみると、NYTから、Bond Insurer Cut to Junk; Negative Outlook for 4 MoreBy VIKAS BAJAJ December 20, 2007 NYT (抜粋)The biggest impact of the S.& P. announcement was felt by investors who had bought protection from the ACA Financial Guaranty Corporation, whose rating was cut to CCC, a subinvestment grade, from an A rating. Merrill Lynch, the Canadian Imperial Bank of Commerce and several other investment banks could be forced to acknowledge billions of dollars in losses on securities that they insured through ACA.(S&PのACAの格付けダウンA->CCCでメリル、CIBC、他行はACAから保証を受けていた証券の損失、数十億ドル(数千億円)を計上せざるを得なくなっている、) (中略)In a conference call, officials at Standard & Poor's said that unlike ACA, most bond guarantors do not face an imminent crisis, because they pay claims only when bonds are in default and monthly payments have stopped, and even then in small monthly increments.(S&Pいわく、ACA以外は今のところ深刻ではない、なぜなら、彼らが保証支払いするのは、対象先の債券が紙くずになった時、または月の支払いに支障が出た時だからだ、)*私見だが、銀行が神話価格を一向に下げない理由がこれでわかった、債券の神話価格をデフォルト価格にすると保証会社の支払いが発生し、破綻同然となり、一気に他の比較的健全な債券まで自社の保証責任となるからだ、Still, the firm's analysis showed that some guarantors like MBIA and Financial Guaranty face losses far larger than the capital they have on their books.(依然として、MBIAのような金融保証会社は彼らの資本をはるかに上回る損失保証額に直面している)In a related move, S.& P. also downgraded hundreds of municipal and corporate bonds that had been insured by ACA, because they no longer carried the protection of an A-rated insurer. As of September, ACA insured $7 billion in municipal and $43 billion in corporate debt.(S&PはACAの保証対象だった数百の債券格付けを下げた、もはやACA は"A"の保証能力がない、ACAは9月現在、トータル500億ドル(5.5兆円)を保証していた、)ちなみにこれはACAの記事で、メジャー級のMBIAは恐ろしくて記事に出来ないんじゃネーかと、思う、(モノライン7社の保証総額は2.4兆ドル、CDS市場は30兆ドル!!)もちろん、格下げなんてとんでもない話なのだが、はたから見るとMBIAがAAAと言うほうがはるかにムリがある、S&Pのジレンマがそろそろピークに達するんじゃないのか、(参考)CDOスクエアー 12/20モノラインの格下げ 12/17
2007年12月25日
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本日、寄り付きでXmasプレゼントよろしく、売りを取った、が先ほど夕場では、さすがに低位価格のポジションを少し縮小した、もう買いのネタがないはずなのだが、Witchingを効かされると、かなわないんでね、今の話題といえば、やはりXmas商戦、ロイターは、米クリスマス商戦、週末の売上高は前年比+18.7% 2007年 12月 25日 10:55 [ニューヨーク ロイター] 米小売店5万店以上の売り上げを調査するショッパートラックRCTが24日発表したデータによると、クリスマス直前の週末(12月21―23日)の小売店売上高は、前年同期比18.7%増となった。 一部の小売店は、クリスマス商戦の不調を懸念していたが、この週末はバーゲン品を求める買い物客が押し寄せたという。(中略) ショッパートラックの共同創業者ビル・マーティン氏は「週前半は低調だったが、週末になって駆け込みで需要がみられた。小売業者は安どのため息をついている」と述べた。が、ブルームバーグは、米小売り:先週末は大幅増 .年末商戦全体では依然5年ぶり低い伸びか December 25, 2007 01:19 (ブルームバーグ)米国の小売売上高はクリスマス直前となる先週末に大幅な増加となったが、年末商戦を通じたベースでは依然として5年ぶりの低い伸びにとどまる見通しだ。 米調査会社ショッパートラックRCTが24日発表した先週末(21-23日)の小売売上高は前年同期比19%増。5割引きの商品や営業時間延長が寄与した。それでも先週(16-22日)の売上高は同2.2%減と、週間ベースで4週連続の減少だった。 米コンサルティング会社アリックスパートナーズのマネジングディレクター、フレデリック・クローフォード氏は、ブルームバーグ・テレビジョンのインタビューで先週末の状況について「低調な見通しを覆すものにはならない」と指摘した。 と雰囲気が違う、サブプライム問題がXmas商戦に影響を及ぼしているのは隠しがたい、と、クライスラー、Chrysler Faces Financial Jam, Sees Asset SalesDecember 21, 2007; WSJAt a meeting earlier this month, Chief Executive Robert Nardelli told employees the company is headed for a substantial loss this year and is scrambling to sell assets to raise cash, according to an account by two people present that Mr. Nardelli confirmed.(今月はじめ、クライスラー従業員にCEOいわく、会社は資産の売却を含む重大な資金繰り難に直面している、と、)"Someone asked me, 'Are we bankrupt?'" Mr. Nardelli said at the meeting. "Technically, no. Operationally, yes. The only thing that keeps us from going into bankruptcy is the $10 billion investors entrusted us with."(「破産しているのか?」とよく聞かれるが、答えは、技術的にはノーだ、が会社運営面からはイエスだ、誰かが100億ドル支援してくれれば破産はしない、と)日本ではあまり大きな記事になっていないが、深刻な売り上げ不振と、資金繰り難に陥っている、CEOは、「気にする必要はない、1兆円ほどの融資があれば十分にしのげる、来期は黒字ベースだ、」と涼しい顔をしている、 破産一歩手前なのだ、(いや、もうしているか--)他の米国自動車メーカーも推して知るべし、サブプライム問題で家が売れなければ付属のもの(車、家具など)だって同じだろう、それと気になるのが、金融危機はもう終わったとする論調がいくつか見られること、特に一般経済紙に多い、SIVファンドが不要になったからもう危機は去ったとか、あるいは米大手銀行に中国、アラブから資金注入があったからもう大丈夫だ、というもの、(昨日もメリルで大騒ぎだった)いずれも見当違いもはなはだしい、SIVファンドは効果がないことがばれただけであり、 大手銀行への資金補強などは桁が1桁、いや2桁足りない、銀行の保有する不良債権/債券がいかほどのものか再認識する必要がある、今こうしている間にも莫大な債券が紙くずとなっていっている、 が銀行は相も変わらず紙くず債券の神話価格を崩していない(平均で、ー20%の毀損しか認めていないのが実状だ、)ただ、そうは言っても、株価は上げを志向する、どうしようもなくなるまで上げようとするので、それはそれということで、 (マッ、自分に言い聞かせているのだが、)明日はケースシラー住宅価格の発表があるが、また、無視されるかなーー、引き続き、売りポジ継続、
2007年12月25日
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先週の木曜日のこと、例の十字式へ行く、*実は2週間前、ストレッチをやりすぎて、腰を痛め、翌日すぐに十字式へ行ったが、初めての先生だった、結論から言うと、ほとんど治らなかった、やはり、相性みたいなものがあるらしい、今回はいつもお世話になっている、代表でもある村井先生、いつもながら鮮やかで、パッと診て、問題の箇所を指摘してくれ、2-3分でおしまい、その後、夕方は例のだるい好転反応が始まる、3時間ぐらい続いただろうか、夜にはすっかり、腰と背中の痛みが退いていた、で、この好転反応の腰のだるさ、重さを感じながら思った、これはまるで、マージャンパイの「かき混ぜ、」そろばんの「ご破算で願いましては、」パソコンの「OS再インストール」だ、と、何を言いたいかといえば、正確には、先生は個々の痛みを治しているわけではない、痛みの周り、あるいは不具合の箇所、について、リセットをかけている感じがする、もともと健康を維持しようとする力は人にはあるわけで、快方に向かうのに邪魔な何かを除く作業をしていると言ってもいいかもしれない、事実、先生は「じゃ、これ取りますね」という表現をよく使う、最初、よくわからなかったが、この視点から見ると納得だ、それゆえ、その除去作業(施術)が終わると、しばらくして体が元に戻る力が回復して、だるい重いの好転反応として現れる、治すのではなく、治れるようにする、おそらくこれが本来の究極の医療の姿では、と思った次第、
2007年12月24日
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今日の日中は天気もよく、ランチをいただきにハーバーレストランへ、護岸沿いを行きがけにまたブツブツが始まった、「大丈夫かな、」で、今日はかなり強い調子で、返事が返ってきた、「アホか、お前は!」「えっ!?」最初、わけわからんかった、すると、次の印象は、ナントX’masプレゼント、だった、「X'masプレゼント!?」するとナニか、売り増せ、ということか、ココから俄然、雰囲気が変わり始めた、ネガティブに捉えていたあの上げがポジティブに変わり始めた、マっ、おかげでランチは結構、気分よく頂いたが、ある意味、信仰の世界でもある、いくらプレゼントとは言われても、売り増しは、やはり今夜のNY次第なのだがーー、さて今宵、満月だが、いかんせんココ西宮は曇り空で、おぼろ月夜、そして当のUSAも結構、荒れた天候になっているとか、(米中西部で暴風雪、byCNN) (中部から東部にかけ雪雲が移動中)こういう時は魔女さんはドーするんだろう、などと思いながら、Merry X’mas!
2007年12月24日
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もう上がってこないだろうと思ったら、しっかり帰ってきた、下図はシカゴNK225、1Weekだが、金曜日はQUADRUPLE WITCHING HOURにふさわしく、まさに魔女の魔法のようなあがり方だった、おかげで今現在、ポジション損益はほぼ、十 一トントン、これ、正直、気分のいいものではない、で さっき、またまたクラブの風呂で思いついた、このポジション、思いつきと欲で取っていたら、気が気ではなかったな、と、今回、ちょっと冷静でいられるのは、慎重に売りポジをとったのもあるが、それ以上に、例の3回の名前コールがあったからだ、特に、心に「悩むな!」の一言、あっ、気をかけてくれているんだ、と励まされた次第、それ故、これでだめならしょうがないと、ある意味、開き直りが可能となる、逆に自分の思いつきと、単なる欲望任せでポジション取ると、こういうときに弱い、オロオロしてしまう、で、NK225だが、改めて、何がしかの魔物がいる気がしている、(こんなのにかなうわけがないのだが、)そういう意味で、満月の12/24夜から12/25未明にかけてのNY、NK225は大いに興味がある、方や、満月パワー全開の魔女が大暴れする日、方や、Prince of Prince、Peace of Peaceのキリスト生誕日、なんて、想像力をたくましくしているのだが、さてーー、
2007年12月23日
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続き、Note[1].GEAB第18号のインパクトフェーズ(衝撃段階)の流れを参照[2]実質的には全金融機関に対して匿名で実行するということは、パニックの存在と銀行の公的救済を意味するもの。詳細は、WEB参照のこと。 [3]このトリックにFEDは時間を費やしているだけ。2007年夏の資産価値が回復するには奇跡が必要である。更に、FEDがこれらの銀行に供与しているローンは、2008年に償還が必要とされるもの。イギリスのノーザンロック銀行の二の舞となるもので、米国納税者の米ドルを何百億ドル単位で使い込むもの。本件については、現在の市場の半分以下の価値のドル資産を70セントから80セントで貸出するFEDのDiscount Collateral Marginsの表を参照のこと。(http://www.frbdiscountwindow.org/discountmargins.cfm?hdrID=21&dtlID=83?genid=22&desc=Collateral%20Margins%20Table&url=discountmargins.cfm?hdrID=21&dtlID=83 ) (BEAB第19号) [4]出典 2007年12月14日付ロイター [5]出典 2007年12月13日付ブルーンバーグ [6]預金保険機構(FDIC http://www.fdic.gov/news/news/press/2007/pr07097.html 加入銀行に対して10万ドルまでの預金保護を提供する。) は、サブプライムおよびCDO関連の損失による支給を連日発表している他、2007年第三四半期に287億ドルの減益となったことを11月28日に新聞発表した。 [7]主要米銀リスト http://www.infoplease.com/ipa/A0763206.html [8]本件については、2007年12月14日付けヘラルドトリビューン紙のポール・クルーグマン氏の記事を参照。 [9]リファイナンスをFEDに求めた銀行名を匿名とすることで、どの銀行が倒産間近であるのかが知られないようにすること。これによって、FEDは「ノーザンロック効果」を回避しようとしている。[10]ところで、ゴールドマンサックスとならぶ米国二大金融機関であるリーマンブラザースは、2006年末にサブプライムローンから撤退し、崩壊を逃れた唯一の大金融機関であるが、同社のロンドン支店のトップから2006年春にE2020に直接コンタクトがありサブプライム危機の今後の展開につき詳細の問い合わせを頂いたことを付言しておく。実際、2006年2月初めに、米国不動産バブルの崩壊および経済的影響にういて当方は発表している。(それは、当時の金融業界から痛烈な批判を浴びた。)その他の米国および欧州の主要金融機関が当方にコンタクトしたのは、2007年春以降のことである。従って、既に時遅く、効果的に対処することができなかった。複雑系の世界における予想をどうみるかについての良い例であろう。問題が発生する前に行動すること。起きてしまってからでは手遅れで解決ができない。実際、リーマンブラザースの第4四半期は886百万ドルの純益を上げたのに対し(出典 CNN/Money)、シティーグループは投資ファンドの失敗で490億ドルの支出を計上する(出典 CNN/Money)という、この両者の違いに現われている。 [11]本件については、国際決済銀行発行の「中央銀行協調の130年間:BISの見地」を参照。著者はClaudio BorioとGianni Toniolo。国際今後の金融システム混乱を歴史的観点から分析するもの。
2007年12月22日
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翻訳入手、訳者に感謝、 2008年世界金融システム崩壊フェーズ開始翻訳 http://www6.uploader.jp/user/ted356/images/ted356_uljp00001.mht 原文 http://www.europe2020.org/spip.php?page=imprimer&id_article=515&lang=en#nh1nh1各Note[1]-[11]は次ページ参照、 現在の衝撃段階が進行するにつれ、世界的システム危機が急速に深刻化する中で[1]、当研究チームは現在の世界的金融システムは2008年に破壊のフェーズに入ると予測している。危機を示す各指標を見ると、米国における大手金融機関(多くの中小金融機関も含む)の破綻に続いて米国外の金融機関でも破綻が起きることはGEAB第19号で詳述済みだが、それだけに留まらず世界全体の金融システム自体が構造的な打撃を受けることを念頭に置いておかなければいけない。米国経済のリセッションと米ドルの衰退という従来の世界金融システムの要が崩れたため、世界中の中央銀行による繰り返しの協調介入によってもクレジットクランチを回避することができていない。これはもはや、中央銀行の能力とか介入規模とかの問題ではない。そういったチャンスは、2007年夏で終わったこと。現在は、世界的金融システムのセグメント毎に、経済的利害が益々乖離してきている。米ドルを銀行に供給するために主要中央銀行の協調行動を主導したFEDの失敗が明らかとなる。この協調行動は、二つの側面から金融システムの信頼回復を狙うもの。 [2]世界の中央銀行による「核抑止力」の存在を示すことで、瀕死の銀行間市場を回復させること。窮地にある大金融機関に対して、窓口貸出の担保として保有資産を取り(数ヶ月前までは、その資産は何らかの価値はあったのだが)、匿名で米ドルを供給すること。 [3]もちろん、銀行間市場回復が窮地にある銀行救済の唯一の手段であるので、 その第一目標が主要なものである。しかし、その目標が達成できないことは既に明らかとなった。 [4]LIBOR(ロンドン銀行間取引金利)は銀行間市場の健全度を知る上での主要な指標だが、過去最高水準に張り付いたまま微動だにしない。 [5]「心理面」からすると、中央銀行の介入報道後の世界株式市場の下落は、大手米銀のこれまで報道よりも状況は更に悪いことの証明である。 [6] *2007年9月30日付け米銀のデリバティブ投資 ー 出典Federal Deposit Insurance Corporation (FDIC) (補足) : 7銀行[7]に全デリバティブの98%が集中。155.4兆ドル。その他929行は2%のみ。2.9兆ドル。 E2020研究班の調査では、金利の制御が効かなくなった後(GEAB第16号参照)、FRBは1945年以降の世界金融システムの柱の内二つを更に失った。激しいマーケットの動きに積極的に対応する主体者としての信頼。 [8] そして、自分のリズムと目標に沿って世界の中央銀行を組織し指揮する能力。その結果、1945年体制で確立した全世界金融システムの舵取りの能力を喪失した。現時点ではまだ、その第一のポイントの喪失については何とかなっているが [9] 、第二点目のポイントの喪失(および当該金融システムのリーダーシップの問題)については、来年(おそらく夏ごろまでに)世界金融システムの崩壊につながるものである。ちょうど、その頃には米国が不況に陥っていることの認識が完全に浸透し、アジアおよびヨーロッパ各国は、FED主導の舵取りよりも自国の問題を断固として優先せざるを得なくなる。 本GEAB第20号(2007年12月号)では、主要中央銀行4行(米国FRB、欧州中央銀行、イギリス銀行、スイス銀行)の間での乖離が拡大している件につき詳述する。現時点でまだ米国のリセッションの影響が完全に浸透していない段階(特にアジアおよび米国で)において、これらの重大なトレンドを解析すると、急速な遠心力が作用し、2008年夏までに現在の世界金融システムは崩壊点に達するものと予測する。この崩壊点は、世界中の主要金融機関に悲惨な影響を数多く残すこととなる。特に、この流れを完全に理解せずに、現在崩壊中の米ドルシステムにドップリと使っている金融機関は多大な影響を受けるであろう。これらの金融機関には、サブプライム危機を予期できなかった問題よりもはるかに大きな惨事が待ち受けることになる。 [10] 一方、預金者および投資家にとっては、この崩壊段階は過去の二度にわたる崩壊(1929年から数年間 [11] 、および1973年と1970年代末)に匹敵する大損失のリスクを招くことになる。現状の経済における金融の重要性が異常に高くなっているので、今回のダメージは過去のものよりも大きいものとなるであろう。かかる見地から、E2020ではGEAB第20号において本件を解説し、対策を述べた。米銀の国内向貸付残高(青色)と国内向預金残高(赤色)の四半期毎の変化, 出典FDIC(補足): 2006年以来融資残高および預金残高には大きな乖離が生じている。米銀が危険なスパイラルに陥っていることを示すもの。2008年夏までに崩壊点に達した後に、その後の世界金融システムの体制がより鮮明となるであろう。ヨーロッパ(ユーロゾーン)、日本、中国が、ロシアおよび産油国と一丸となって、新たなシステム構築を進めることが必要であろう。2008年夏までに崩壊点に達した後に、その後の世界金融システムの体制がより鮮明となるであろう。ヨーロッパ(ユーロゾーン)、日本、中国が、ロシアおよび産油国と一丸となって、新たなシステム構築を進めることが必要であろう。 過去60年間続いた米国中心のシステムには当然ならないので、その過程は米国(および全ての関係機関)にとっては痛みを伴うものであろう。次期米国政権(2009年1月以降の任期)の主要課題となるであろう。歴史的変化に対応し、景気後退の中での新たな経済財政引締めを実行することになる。ヨーロッパ人およびアジア人も、この崩壊で混乱に陥らないように、心してかかることが必要である。*各Note(1-11)は次ページ参照、
2007年12月22日
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QUADRUPLE WITCHING,(4つの魔法)聞きなれない言葉だが、こちらに登場、米国株式市場=続伸、RIMやメリルリンチが高い 2007年 12月 22日 08:32 ロイター この日は、株価指数先物やオプションなどの清算日が重なる「クアドプル・ウィッチング」となったほか、来週はクリスマス休暇を控えていることから、出来高は高水準だった。早速チェック、クアドプル(クアトロ)・ウィッチング: http://www.optionseducation.org/resources/literature/options_central/2003_fall.pdf 株価指数先物、株式先物、株価指数オプション、個別株オプションの取引期限満了日(=限月)のこと、 比較的新しい言葉で3,6,9,12月の第3金曜日の終値で計算, 日本のメジャーSQみたいなもので4つの清算が重なる日、この日を"QUADRUPLE WITCHING HOUR"と称する、トリプル・ウィッチング 3・6・9・12月の第3金曜日 、従来のもの、ダブル・ウィッチング 3・6・9・12月を除く毎月の第3金曜日(参考HP:クアトロ・ウィッチングについて) いずれもボラティリティー(変動幅)、取引量が大きくなるそうで、要注意日となっている、これは知らなかったなー、昨日来のNK225の動きはこれがあったんじゃねーかなんて、勘ぐっちゃうねー、特に昨夜のシカゴの最終の上げは、いかにもクアトロ・ウィッチングだな、とにかく今後は毎月第3金曜日は要注意ということで、特に、3,6,9,12月は、 (Yahooカレンダーに入れておこう)ちなみに、清算日をWitching Hour(魔法の日)と称するが、 これWikipediaによれば、In European folklore, the witching hour is the time when supernatural creatures such as witches, demons and ghosts are thought to be at their most powerful, and black magic at its most effective. This hour is typically midnight, and the term may now be used to refer to midnight, or any late hour, even without having the associated superstitious beliefs.(欧州の言い伝えでは、witching hourとは魔女や悪魔、幽霊がもっとも活発になるときとされている、黒魔術はこの日、よく効くとされる、 又これはたいてい真夜中をさし、用語の意味としては信仰には関係なく、ミッドナイト、または遅い時間を表す、)In neopaganism, it is sometimes used to refer solely to midnights occurring during a full moon, when a witch's power is supposedly at its greatest.(ある種の異教的考え方では、満月の夜をさすことがある、その夜、魔女のパワーは全開になるとされている、)そういえば、来週の月曜日って満月だよな、 しかもクリスマス!?本当のWitching Hourはこっちだったりして、
2007年12月22日
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当初、冗談とばかり思っていたが、 原田氏のメルマガから、◎原田武夫国際戦略情報研究所公式メールマガジン◎(2007年12月21日≪号外≫) ☆★☆ 本日(21日)午後、福井県を震源地とし ☆★☆☆★☆ マグニチュード4.0の地震が発生。 ☆★☆●先日、IISIA代表・原田武夫は、公式ブログにて「地震」に関するある一つの「FACT(事実)」についてお伝えしていました。 それは、米軍施設 "HAARP" の周辺で観測される激しい電磁波について。 ●この「HAARP」という施設は、実は、「マーケットの最深部」に住む人たちが、以前から非常に気にしている施設なのです。 この事実は見逃すことはできません。-- 何故彼らは気にしているのか??●電磁波の観測データと「自然災害」の日付を照合してみると、奇妙な一致が見られるというのです。詳細は↓公式ブログ↓にて、お読みいただけます。 http://blog.goo.ne.jp/shiome/e/3d72fa85d98ac7b3d0073b7be0f591a8 で見てみると、●近年の日本国内の主な地震2000年10月6日 鳥取県西部地震 M 7.3 2001年3月24日 芸予地震 M 6.7 広島県南部。 2003年5月26日 宮城県沖で地震 M 7.1 2003年9月26日 十勝沖地震 M 8.0 2004年10月23日 新潟県中越地震 M 6.8 死者68人。 2004年11月29日 釧路沖で地震 M 7.1 2005年3月20日 福岡県西方沖地震 M 7.0 福岡県・佐賀県。 2007年3月25日 能登半島地震 M 6.9 2007年7月16日 新潟県中越沖地震 M 6.8 死者15人。 2007年11月26日 福島県沖で地震 M 5.9 ●近年の海外(東南アジア、南アジア)の主な地震2001年1月26日 インド西部地震 M 7.9 グジャラート州、死者2万人強。 2003年12月26日 イラン大地震 M 6.4 死者・行方不明者500人超。 2004年12月26日 スマトラ島沖地震 M 9.3インドネシア、アチェ(スマトラ島)。2005年3月28日 スマトラ島沖地震 M 8.7インドネシア、スマトラ島沖。2005年10月8日 パキスタン地震 M 7.6 死者約10万人。 2007年4月2日 ソロモン諸島で地震 M 8.0 南太平洋メラネシア。 2007年9月12日 スマトラ島沖地震 M 8.4 インドネシア、スマトラ島沖。こりゃ、偶然の一致ではないな、オイオイ、株価の操作でこれやってんの!?勘弁してくれよ、*こちらで、電磁波のチェック可、http://137.229.36.30/cgi-bin/magnetometer/gak-mag.cgi アト、小野寺氏もこれ言っているね、小野寺光一の「政治経済の真実」メールマガジン2007/12/14 06:13号
2007年12月21日
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さっき、TV見たら、KIRINのCMが流れていて、ナント、ユーミンが「卒業写真」を歌っているではないか、卒業写真(リハーサル編)「たのむ、やめてくれ!」せっかくの私の思い出が壊れてしまうではないか、KIRINではなく、サントリー"The Hop"ならゆるすんだが、ウウーーン、しかも、こちら見ると、「あの日に帰りたい」までもおかされているとは、あの日に帰りたい(ライブ編)ショック、
2007年12月21日
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さっき夕方、ウォークしていた時のこと、「ああ、今日は上げちゃったよ、いやだな、」などと愚痴を言いながら、護岸沿いを歩いていると、ナント、私の名前を、間を置いて3回呼ばれた、(もちろん、心の中での話しだけどね)で覚悟した、こりゃ、厳しい言葉が来そうだと、ところが、来ない、3回とも、10秒くらいの間が空いたが、沈黙だけが過ぎた、そして3回目の沈黙が終わったときだ、ひとつの思いが来たのは、「くよくよ悩むな! 覚悟しろ!」あっ、瞬間的にわかった、結果なんてドーでもいいのだ、悩んでいる状態がよくないのだ、と、即、覚悟した、そして計算を始めた、「15700でいくら、15800でいくら(損する)、よし!」スッキリした、
2007年12月21日
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NYは昨夜もずいぶん荒れた、米国では例のモノラインの格下げの影響がジワーッと効いてきている、(CDOスクエアー)でNK225、 前回(明日の戦略)もあったんだが、 典型的な三手打ちでは、と見る、(*高値からジリジリ下げる下降相場において,いきなり前三日の値幅を包む大陽線を描く。いかにも強そうで買いたくなるが,ダマシ。底打ちの合図はなく,戻り売りの急所とされる。)Nevadaさん、年金資金が1000億円を超える買い越しで・・2007/12/21 8:2312月第2週の売買動向が発表になりましたが、ここで明らかになっていますのは、一貫して買い越している<年金資金>の姿です。1052億円の買い越し(前週は933億円の買い越し)<年金資金>は日経平均16,000円以下では徹底的に買いを入れている姿がありますが、今や日経平均は15,000円割れ寸前にまで落ち込んできており、すでに防衛ラインである16,000円を放棄し、防衛ラインを15,000円に設定しているようです。(以下略)15000円が防衛ラインですか、今日のような買いを入れられるのはやはり年金だろうな、ひとつだけ気になるのは年金運用を任せている先が外資系金融機関だということ、(目線がどちらを向いているのかなーー?)ただ彼らもやばいところは心得ているようで、今日はちゃんと金融関係を外しているところは傑作、ミズホなんか変わらずだったし、もうクリスマスだけど、クライマックスと重ね合わせられたらシャレにならんな、(追記)やっぱり、そうでしたか、 内閣支持率急減で公的資金買い出動2007/12/21 18:29福田内閣の支持率が急減したことを受け、一部では解散に追い込まれるのではないか?との指摘が外人等からされており、このままいけば株価は急落する恐れがあったために、朝方から日経平均連動銘柄に信託銀行経由で年金資金の物凄い買いが入れられていたようです。
2007年12月21日
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昨日のフィットネスクラブ、泳いだ後、ゆっくり風呂につかっていたら、BGMが聞こえてくる、お決まりのクリスマスソングなんだが、これ、Oh Holy Night / Billy Gilman、O Holy night! the stars are brightly shining,It is the night of the dear Saviour's birthLong lay the world in sin and error pining,Till He appeared and the soul felt its worth.A thrill of hope the weary soul rejoices,For yonder breaks a new and glorious morn;Fall on your knees, Oh, hear the angel voices!O night divine O night when Christ was born!O night O holy night O night devine!で思ったんだが、これ日本語ではさすがにクラブでは流せないだろうなって、こちら、O Holy Night! Oh holy night!ああ、聖なる夜The stars are brightly shiningさざめく星たちのきらめきIt is the night of the dear Savior's birth!愛する主が 降誕された夜Long lay the world in sin and error pining罪と過ちの中 世界は待ち焦がれTill He appear'd and the soul felt its worth.主の降誕に 魂はよみがえるA thrill of hope the weary world rejoices希望の輝きは 苦しみの世を歓びに染めFor yonder breaks a new and glorious morn!遠くから始まる 輝く新しい夜明け(repeat)Fall on your kneesひざまずき 耳すませOh hear the angel voices御使いたちの歌声にOh night divine神が現われ給うた夜Oh night when Christ was born主が降誕された夜Oh night divineああ、神聖な夜Oh night, oh night divineああ、神聖な夜この訳はまだ、おとなしいほうだが、真剣に訳すと、結構ヤバインよ、この曲、賛美歌には定番とも言える"罪"が出てくるし、なじまんよなー、クラブのBGMには、ヤッパ英語がいいです、意味もよくわかんないし、
2007年12月21日
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以前からうわさでは聞いていたが、メモで貼っておこう、北朝鮮、眠れる「宝の山」が経済再建の鍵-鉱物資源の潜在価値は274兆円 2007/12/21 09:23 (ブルームバーグ) 抜粋北朝鮮国歌は鉱物資源の豊かさをたたえるこんな歌詞で始まる。「朝は輝けこの山河、金銀の恵みにあふれる麗しい国」。正確を期するならば、金銀だけではなく、マグネサイトや亜鉛、あるいは鉄鉱石やその他の鉱物名を加えるべきかもしれない。 北朝鮮は多量の地下資源を抱えているといわれる。例えば大韓商工会議所が 11月発表した報告書によれば、北朝鮮の鉱物資源の潜在価値は2287兆ウォン(約 274兆円)で韓国の24倍に達する。ちなみに韓国の経済力は、北朝鮮の35倍に当たる。 (中略)「北朝鮮の軍事工業化」の共著者で北朝鮮の鉱業の歴史に詳しい安部桂司氏は、「北朝鮮が生き延びて経済の再生を達成できるか否かは、北の政権が鉱物資源をどれだけ有効に活用できるかにかかっている」と指摘する。 日本が鉱山開発 北朝鮮の鉱物資源に関しては、1910年から45年にかけて朝鮮半島を統治していた日本が詳しい。三菱、三井、住友をはじめとしてその他多くの会社が、数百ともいわれる鉱山を開発、採掘していた。地質調査報告書によれば、鉱物によっては、世界最大級の埋蔵量を誇る鉱山もある。 朝鮮総連系の朝鮮新報11月30日版には、国家資源開発指導局キム・チョルス副局長とのインタビューの内容が掲載されている。キム副局長は「わが国には各種地下資源が均等に埋蔵されている。とくに鉛、亜鉛、銅、モリブデン、稀有な希土類のような最先端工業で要求される資源がほとんどすべてある」と述べている。 深刻なインフラ不備 しかし数十年にわたる経済政策の失敗で、その状況は大幅に変わってしまっている。マグネサイトで有名な端川の鉱山や、亜鉛が豊富な剣徳鉱山でも「インフラの不備が深刻で、電力不足や運搬手段が問題だ」と南北交流協力支援協会のチェ・ギョンス資源開発室長はソウルでのインタビューで語った。 (中略)韓国・中国が関心 アジアで4番目の経済大国となった韓国は、対北朝鮮ビジネスで、何とか中国を追い越そうと必死である。前述の大韓商工会議所の報告書でも、中国は2006 年に2億7453万ドルの鉱物を輸入しているが、韓国は5973万ドルだった。 (中略)中川研究員は、1948年の建国以来、金日成、金正日の親子2代の独裁体制下にあった北朝鮮は、鉱物資源の豊富さやその品質を外の世界に知らしめると同時に「政治的リスクがない」ということをアピールする必要があると指摘している。 274兆円ですか、しかもほとんどの鉱物資源があるという、 以前、原田武夫氏が、この件について触れていたが(篤志家としての相場師)、報道機関に公になったのは初めてじゃないのかな、(私が知らないだけか)既に英国、欧州には北朝鮮ファンドがあるっていうからね、覚えとこう、
2007年12月21日
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マッ、例のモノラインだが、想像以上にインパクトが強い、米MBIAの株価が急落、保証CDOの詳細開示でリスクが再燃 2007/12/21 05:40(ブルームバーグ):20日の米株式市場では金融保証大手MBIAの株価が1987年以来の大幅安となっている。同社が19日夜にホームページ上で保証証券の詳細を開示。これによると住宅ローン関連証券や債務担保証券(CDO)を基に再組成した新たなCDO、いわゆる「CDOスクエアド(2乗)」を81億ドル相当保証していることが明らかになった。 モルガン・スタンレーのアナリスト、ケン・ザーブ氏は19日付のリポートで「MBIAの経営陣がこの情報をこれほど長く開示しなかったことに驚いている。MBIAは投資家にCDOの中でも最もリスクの高いとみられるものを開示してこなかった」と非難した。 格付け会社はMBIAやアムバック・ファイナンシャル・グループなど金融保証会社の格付けの見直し作業に入っている。保証する証券の格下げで損失が発生した場合、補てんするのに十分な資本がないかもしれないとの懸念が理由。金融保証会社が格下げを受ければ、保証している2兆ドルを超える資産も「AAA」の格付けを失う可能性が高い。 (以下略)昨日、ヒット株式教室さんでも取り上げていた、 モノライン格下げ危機2007年12月20日(木) 抜粋 しかし、冷静に考えるとモノラインのビジネスモデルは矛盾しています。彼らが「営業拡大」することは保証先や保証額を増やすことであり、財務内容に不相応な保証額となり、高い格付け自体が危うくなります。また、高い保証料を受け取ろうとすれば、「財務内容の悪い会社ほど良い顧客」ということになり、その点でも自らの信用度を下げることになります。このモノラインビジネス、サブプライム問題とは直接の関係がない、が、サブプライム問題でその実体があらわになってしまった、どう見ても詐欺に近い、オマケにCDOxCDO(CDOスクエアー)なんて作っていると聞いて、終わってんじゃネーのかと、チョッと参考金額をまとめておこう、ダブルかもしれないが、大まかにね、CDOの総額: 3兆ドル(330兆円)* うち、ヘッジファンドの持分: 1.5兆ドル(金融機関の現状、再確認 )主要10行の資本金: 4300億ドル* ヘッジファンドへの融資額: 3兆ドル(7倍の融資)サブプライムローン+オルトAローン: 2.5兆ドル(米住宅ローンは10兆ドル) モノライン保証発行額: 2.4兆ドルやはりCDOの位置づけは大きい、これの格付け見直しが銀行で始まるとチョッとこわいぞ、って言うかその前に、「きてしまったCDSのカウンターパーティートリガー」、こっちが先か、
2007年12月21日
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先ほど、こちらを拝見していて、さてさてどうなる住宅バブル! 2007/12/19(水) 午前 9:41 抜粋こちらが、変動金利住宅ローンの金利リセットの時期を表すグラフです。 2007年1月を1としているので、今は12のところです。まだまだサブプライムがたっぷり!そしてその後には、Alt-A ローン、オプションARMの波!グラフは60(ヶ月)のところまで津波が続いているでしょ? って事は、粘ったとしても、あと4年はこの危機が続くんです。オオ、サブプライムはアト4年続くのか、と感心していたが、ちょっとサブプライムは食傷気味なので、同HPの他のカテゴリー(幸せについて)をクリックすると、恋愛について http://blogs.yahoo.co.jp/giantchee2/32290514.html2007/5/18(金) 午後 2:01抜粋女性の皆さんにアドバイス。男は肩書きでも、金でも、見た目でもありません。おもしろいか、です。あなたを一生笑わしてくれる人が正解です。男が、あなたの見た目にケチつけたら、疑いなさい。それをおもしろいと思う方はそれで結構ですが。男性の皆さんにアドバイス。女も肩書きでも、金でも、見た目でもありません。おもしろいか、です。あなたを一生笑わしてくれる人が正解です。女が、高級品や派手な結婚式をねだったら、疑いなさい。それをおもしろいと思う方はそれで結構ですが。これ、激しく同意!!既婚の男性の私から見ても、この意見、秀逸、イヤー、今日はこれを見ただけでもういい、大満足、再度、掲載しとこう、女(男)は見た目ではない、おもしろいか、否かです!
2007年12月19日
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こういう気の利いた記事は、Bloombergの日本版HPから削除しないでほしいな、マッ、実名入りなんでやばいことはやばいんだが、英語版HPから長いけど貼っておこう、米サブプライム危機の種-ウォール街「G5」が中華を食べながらまいたDecember 17, 2007 03:20(ブルームバーグ) 記者:Mark Pittman 今から約3年前の2月のある夜、会議室の木製のテーブルの周りにウォール街の大手投資銀行5社の代表が集まっていた。テイクアウトの中華料理を食べながらの彼らの相談が、サブプライム(信用力の低い個人向け)住宅ローン危機の完璧なお膳立てをした。 会議の主催者はドイツ銀行のトレーダー、グレッグ・リップマン氏(当時 36)だった。同氏は住宅ローン担保証券から、企業の信用商品と同様に大きなウォール街の収益源を育てることを夢見ていた。集まったのはほかに、ゴールドマン・サックス・グループのトレーダー、ラジブ・カミラ氏(同34)、ベアー・スターンズのトッド・クシュマン氏(同32)。シティグループとJPモルガン・チェースの代表者も招かれていた。 標準化された新しい商品の設計と取引ルールを決めるためのドイツ銀行のウォール街オフィスでの初回会合には、50人近くのトレーダーや弁護士が集まった。トレーダーらが「グループ・オブ・ファイブ(G5)」と名付けたこの会合が、ウォール街と世界経済の歴史を変えた。 標準化された新しいデリバティブ(金融派生商品)は、投資銀行各社を米国のサブプライム住宅ローンのリスクから守ると同時に、米住宅市場減速を見込む投資家による投機を可能にし、さらに高利回りを求める機関投資家のニーズも満たすためのものだった。 この商品は同時に、損失を増幅させる設計となっていたため、サブプライムローンの小さな部分がデフォルト(債務不履行)しただけで、世界の銀行や年金基金が保有している証券の価値が急落し、企業向け融資をストップさせ、世界の信用市場をまひ状態に陥れることになった。 しばらくの間 サブプライムブームはしばらくの間、投資銀行と金融会社、仲介業者、投資家、不動産業者、格付け会社の懐を暖めた。何十万人もの米国民が、買えるとは思わなかった立派な家を買うことができた。 これらの住宅購入者はローン返済を続けられないことが、後になって明らかになった。サブプライムローンの焦げ付きはこれまでに、ローン債権を裏付けとした証券の保有者に約800億ドル(約9兆400億円)の損失をもたらした。このデリバティブの市場は不透明で、多くの金融機関はまだ損失の総額が把握できていない。 米シティグループとメリルリンチ、スイスのUBSの最高経営責任者(CEO)は更迭された。リセッション(景気後退)回避に向け、米連邦公開市場委員会(FOMC)は3回の利下げを実施し、銀行間市場の資金逼迫(ひっぱく)緩和のため、年内に最大400億ドルを金融システムに注入しようとしている。 いきさつ 以下は、ウォール街がいかにして、南カリフォルニアの貸し込み産業と米住宅インフレを、世界の金融システムに連結させたかのいきさつだ。 カリフォルニア州オレンジ郡の住宅金融業者ダニエル・サデック氏は、サブプライム融資債権に対するウォール街の熱意に気付いた1人だった。同氏は自身の会社、クイック・ローン・ファンディングを「サブプライムローン製造工場」にした。 ダラスではヘッジファンド運用者のカイル・バス氏が、リップマン氏のグループが設計した商品の取引を始め、空売りの対象を探しているうちに、サデック氏が行った融資を裏付けとした証券に行き着いた。 ニューヨークでは格付け会社が、返済能力のない人に貸し込んだサブプライムローンを裏付けとした証券に、せっせとお墨付きを与えていた。格付け会社は過去のデータに頼り、審査の甘い融資の広がりへの対応が遅れた。格付け会社が投資適格の格付けを付与したなかには、サデック氏のローンの担保証券が含まれていた。 リップマン氏のグループがサブプライムを含む住宅ローンを担保とした証券関連の新製品の標準化を目指した2005年冬の夜の会合は、そのような商品の市場急拡大に道を開いた。 歴史的低リターン 05年2月当時、債券投資のリターンは歴史的低水準にあった。格付け「AAA」の住宅ローン担保証券の利回りは平均で、10年物米国債に比べ1ポイント高かった。問題は、信用力の高い借り手の多くが03年の低金利時に既に住宅ローンを借り換えていたことだ。住宅ローン担保証券への需要に対応するため、ウォール街は新しいローンの創出が必要だった。そのための新たな借り手は主に、信用力の低い借り手だった。 それでも顧客に販売する住宅ローン担保証券が不足し、銀行は「合成」という標準化されたデリバティブを作り出すことにした。これによって数少ないローンからより規模の大きい証券を組成し、世界の投資家の需要を満たすことができた。 こうして、ドイツ銀のリップマン氏の呼び掛けで集まったG5は、世界の資本市場の大ヒットとなる新商品を設計した。会合は月1回、午後5時から開かれ3時間以上も続いたという。05年6月までには、G5以外の金融機関も含めた合意ができ、標準化されたデリバティブ商品が作られることになった。次のステップはそのような商品の指数を設計することだった。こうして、ABX-HE指数が作られた。計画の参加者らはこれによって取引が増え、流動性が高まり、市場に深みが出ると考えた。 早期の警告 しかし、05年9月には既に、ドイツ銀内部にもサブプライムローンのデフォルト急増を懸念する声が出始めていた。同社アナリストのチームは同月、サブプライム市場のリスク上昇について警告した。 ABX-HE指数は06年1月19日に取引を開始した。住宅市場の難局を嗅ぎ取っていたソリン・キャピタルのジョン・ケーン氏は、ABX指数を使ってサブプライムローン担保証券の下落に賭けることにした。サブプライム証券下落を見込む契約の価格は既に、上昇し始めていた。トレーダーはデフォルト率の上昇を予想していた。 G5の顧客の間で、新しいデリバティブの人気は上々だった。銀行や機関投資家は高利回りを確定するためこれを購入した。しかし、ドイツ銀行とG5の少なくとももう1つのメンバー、ゴールドマン・サックス・グループは数カ月以内に、このデリバティブを使ってサブプライム証券価格の下落に賭ける取引を始めていた。 リップマン氏は、G5が作り出し、その後銀行が債務担保証券(CDO)として組成したサブプライム住宅ローン関連のデリバティブが、サブプライム危機を生んだという議論に反論する。「問題はサブプライムそのものにあり、デリバティブが問題を生み出したわけではない」として、「デリバティブは透明性を高め人々が問題に早期に気付くのに役立った」と同氏は述べた。 スピードを出すためのシートベルト クレディ・スイスの資産担保証券調査ディレクター、ロッド・ダビツキー氏はしかし、「合成」という名前のデリバティブは、「高速での運転を可能にするためのシートベルトのようなものだった」として、巨額損失はこのデリバティブが生んだものであることは疑いの余地がないと指摘した。 原題:Subprime Securities Market Began as `Group of 5' Over Chinese まさに確信犯だよ、これは、混乱があることを知っていて設計している、こういう記事が出ると、後は早いな、もうそろそろ、クオモ長官が動き出すころだろう、 (追記)CDOの見通しについては専門家から下記コメントが、証券化商品を中心とした負のループ 2007年12月19日(Wed)今回の問題ですが、いつ収束するかを考えていますが、やっと分かりました。この負のループが収束するまで無理です。この負のループですが、CDOなどの証券化商品の発行残高が数百兆円あることを考えると、格付け会社の作業量的にずーと続きそうです。ちなみに今は負のループですが、ちょっと前まで完全逆回転の正のループでした。。。CDOの格下げ↓格付けに応じてCDOの価格低下↓損失発生、市場混乱、クレジットスプレッド拡大、株価低下↓その市場データを使用して、CDOを再評価↓上に戻る(参考記事):ムーディーズ:CDO20兆円相当を格下げ方向で ... デザイナーの思惑通り、完璧に機能してますな、
2007年12月18日
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短期金利ってわかりそうでわからない、短期金利(FF)下げると、ナンで株が下がんのよ自習しとこうか、(下記記事がスラスラ読めれば私のコメントは不要、)鏡の国のFRB2007/12/18, 日本経済新聞 夕刊 抜粋 「ここではだね、同じ場所に留まるのにも全速力で走らなければならないのだよ。もしどこか別の場所に行きたければ、少なくともその倍の速さで走らないとならないのさ」(ルイス・キャロル『鏡の国のアリス』) 十一日、米国の連邦準備理事会(FRB)は政策目標であるフェデラルファンド(FF)金利を〇・二五%引き下げて四・二五%とした。九月から三回で合計一%の利下げが既に行われた。(中略) また、政策金利の一%の低下に対し、三カ月物ドル建て銀行間金利は混乱前の水準からの低下幅は一%に満たず、依然五%程度の水準だ。 一方、三カ月物財務省証券の金利は三%以下に低下している。FF金利を中心に同じ三カ月間の金利がかたや五%、かたや三%以下というミラーイメージ。市場参加者がリスク回避姿勢を強めており、裁定という市場の基本機能が働かなくなっている。 金融市場の混乱という鏡の国から抜け出すには、FRBは倍の速さで走らなければならないのか。 しかしその一方で、発表された景気指標というバックミラーには、住宅関連以外では決定的悪化は映っていない。そのためインフレのことを考えると大幅金融緩和は正当化しにくい。 FRBの悩みは深い。(野村アセットマネジメント経済調査室長榊 茂樹) 短期金利2.9% 松藤民輔2007年12月18日 07:14 抜粋短期金利が先週末に2.9%まで下げている。1年前が4.9%。そして1ヶ月前が3.4%だったことを考えると下がりすぎている。短期金利が下がることは、株価の下落、景気の後退を示すことでもある。ゆえにこれから再び大きな株価の下落が始まるものと考えられる。政策金利を中央銀行が下げると噂されると株は短期的に急上昇する。しかし、1年前のインバート(逆イールド)から現在のスティープになった金利曲線は明らかに過去のバブルの姿を重ねて、正確にこれから始まることを示している。現在米国のFFレートは4.25%。それが3ヶ月物TB(短期国債)で2.9%ということは、市場の催促する2.9%まで政策金利を下げ続けなければならないことになる。FRBが金利を下げるとき、株は暴落すると1年前に本に書いたが、現実になってしまっている。米国が短期金利を下げなければならない理由。それが明確になる事件がやがて発覚する。上記記事には、FF(短期)金利、銀行間金利、そして短期国債金利が出てくる、チョッと混乱するな、今の状況は信用不安が蔓延しているということをまず押さえておこう、(これが普通の金利政策の常識を違わせている、)それと、見る視点は民間会社(お金を必要としているのはココだからね)の視点で見ると分かりやすい、さあ、行ってみるか、まず貸出し金利は、中央銀行から民間銀行へは : FF金利(4.25%)で貸す、民間銀行同士は : 銀行間金利で融通しあう(5%近辺)、*みながみなFRBから借りれるわけではない、足りない部分は銀行間で融通する、この金利がFF金利よりも高くなってしまっているということ、すなわち、銀行は民間会社の要請に応じ資金を用意するが、不足気味ということだ、そこで、民間会社は銀行以外に直接調達ももくろむ、これが社債、CP、だ、この社債の金利は今は高めに設定しないと、投資家が買ってくれない、シティーの社債は利率6%(AA)だ、ところがこの不安定な時期、投資家は安全性を求める、それがライバルである米国債(3ヶ月物)の人気となり、2.9%でも売れてしまう、 そこで民間会社は政府/FRBに国債並みの資金調達FFレートを要求する、社債による調達が困難な中、残るは銀行から低金利の調達しかないからだ、(調達できるか否かは別問題)(ここで覚えておかねばならないのは、信用不安のときの短期国債金利の低下は、投資家の安全資産への逃避行動の結果であり、それは民間会社の社債による資金調達をより難しくする、ということ、)ではFF金利を下げると、解決されるか?投資家はますますリスクを感じて、社債を敬遠し、国債へ、民間会社は銀行から借りようとするが(担保条件など)敷居は高いまま、結局、民間会社に必要な資金繰りは達成されず、不況(株安)へ、さらに悪いことに、低金利の悪影響で、インフレと$離れが待ち受ける、と理解したが、いかがか、つまるところ、信用不安時のFF金利低下政策は、米国債(短期)への集中を招き、民間への資金が滞り、結果、不況で株価はますます低迷する、そこへ無理に低金利を進めると、インフレと通貨暴落が待つ、*松藤さんはまもなく、その無理やりの低金利政策がやってくると言っているが、やはりあれだろうか、(追記)松藤さんデッド・キャット・バウンス(12/19)より、米国で短期金利が異常に下げている。しかし長期金利、10年債はいよいよもっと金利上昇のパターンになりそうである。株価下落時のフライトゥークオリティから長期債を売って短期に乗り変える動きになる。 株価下落時は、先が見えないため、長期債は敬遠され、短期国債へ資金が逃げてくる、これをFly to qualityと言う、
2007年12月18日
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午前中、上げに乗じて最後の売りポジを取った後、NK225は午後から一気に下げた、NK速報を見ると、「中国・アジアが下げて」、とあった、それにしては下げが大きい、で、ロイター見ると、あった、米金融保証会社に対する格付けアクションを発表=ムーディーズ 2007年 12月 17日 12:41 抜粋Financial Guaranty Insurance Company: Aaaを引き下げ方向での見直しの対象,XL Capital Assurance Inc.:Aaaを引き下げ方向での見直しの対象,MBIA :Aaaを確認、見通しをネガティブに変更,CIFG Guaranty:Aaaを確認、見通しをネガティブに変更,(以下略)これが拍車をかけた、と見た、で今朝の記事などにもあったりする、ちょっと長いけど、モノライン、資金繰り悪化-米信用市場の「虚構」追及2007/12/17, 日経金融新聞 米国で最も成功を収めた株主アクティビストの一人、ビル・アックマン氏が率いるパーシング・スクウエアには、珍しく空売りをかけた個別株がある。大株主となったマクドナルド、ウエンディーズの事業再構築を推進するなど、買い持ちが前提のパーシング社だが、同社によればこの上場企業だけは救いようがないそうだ。銘柄は通称モノライン、金融保証大手のMBIA。 「君はまだ若い。出直して、もう一度考え直したらどうだい」 話は五年前の二〇〇二年十一月にさかのぼる。MBIAを訪れたアックマン氏は同社の顧問弁護士からドスのきいたアドバイスを受けた。当時、別のヘッジファンドを経営していたアックマン氏はMBIAのビジネスモデルに疑問を持ち、その調査結果を発表しようとしていた。 「僕を脅しているんですか」。アックマン氏が血相を変えて問いただすと弁護士はジロリとにらみ返した。「こんなことをしたら君の将来がなくなるよ」-- MBIA、アムバックなどのモノラインはトリプルAの格付けを誇る。債券発行体に代わって、債務不履行の際には元利払いを保証する。発行体の元々の格付けとトリプルAのスプレッドの三分の一が実入りだ。 だが、アックマン氏の目には「虚構」と映ったようだ。自己資本対比で保証している債務のレバレッジが極めて高い(今年九月末で約百五十倍)うえ、貸倒引当金が不十分で、簿外に特別目的会社を抱えていたからだ。結局、アックマン氏は〇二年十二月、「MBIAは本当にトリプルAか」という六十六ページに上るリポートを公開した。 これに対してMBIAは「株価操作だ」と当局に通報。アックマン氏は当時のニューヨーク州司法長官だったスピッツアー氏(現州知事)から六カ月間聴取を受け、SECにも調査されたという。結果、当時経営していたヘッジファンドを解散する羽目になった。 アックマン氏は反撃に出る。〇四年に自ら会計士を雇い、MBIAを徹底調査した。部屋には四十箱にのぼる資料が積まれていたという。特に、MBIAがヘッジ目的で再保険を購入しているチャネル・リー社を調べ上げ、人事面での利益相反やMBIA自ら一七%出資する事実上のグループ会社であることを白日の下にさらした。 再保険会社との不透明取引に関しては、〇五年に今度はニューヨーク州司法当局がMBIAを逆に調査し、MBIAは収益修正に迫られた。SECから訴追され、今年初に和解した。 報復は続く。アックマン氏は信用力の低い個人向け住宅融資(サブプライムローン)の深刻化に合わせてMBIAの資本が大きく毀損(きそん)しているとみる。保証対象の大半を占める合成担保証券(CDO)など証券化商品の格下げが相次いでいるからだ。信用不安なのに貸倒引当金率は約〇・〇三%と〇〇年の半分にすぎない。 どんな発行体も保証するモノラインはクレジット市場の屋台骨だ。業界全体の保証証券残高は推定二兆ドル。米地方債市場はモノラインで持っている。だが米国型の市場金融システムとそれを支える証券化技術は、リスクを完全消去できる魔法のつえではなかった。スポットライトを浴びていなかったモノラインにリスクが集中していたのだ。 シティグループやメリルリンチと同じ基準で証券化商品などを引き当てた場合、MBIAは八十億ドル以上の損を出し、一気に債務超過になるとアックマン氏は計算している。実際、ここにきて格付け会社がMBIAのトリプルAの見直しを発表し、年初七〇ドルあった株価は二〇ドル台に急落。MBIAは今月、投資ファンドのウォーバーグ・ピンカスに最大十億ドルの出資救済を仰いだ。 パーシング社はクレジット・デリバティブ・スワップ(CDS)にもMBIAに売り持ちを抱えており、仮に同社が破綻すれば五億ドルの利益が上がる。アックマン氏はモノライン業界への問題追及を「世直し」とみており、MBIA売りの利益の全額を慈善財団に寄付するという。(ニューヨーク松浦肇)モノライン、聞きなれないが、金融保証会社のこと、以前、信用収縮継続3大要因で紹介した要因のひとつだ、(毀損した資産、うその決算書、モノラインの危機)このキーワードはココ、「どんな発行体も保証するモノラインはクレジット市場の屋台骨だ、」変な話だが、少々変な債券もココが保証すればAAAが付いてしまう、だって、保証するんだもん、ムーディーやS&Pの格付け会社のAAAもココの保証があればいいわけだ、問題になって初めて、その存在の軽さに気付くんだが、まさに虚構でしかない、最初から全部の債券を保証できる財務体質なんかではなかったわけだ、ムーディーやS&Pも出来れば格下げしたくない、もう連鎖で格下げが波及してしまう、今回格下げするのは、もう時期的にギリギリだったんだろう、もうとっくにMBIAの株価なんか暴落しているけど、(遅すぎたくらいだ)アトはドーなるかわかりません、アッ、この業界7社の保証額(発行額)は総額2兆4000億ドルだそうで、(金融保証会社の危機)(追記)やはり騒ぎ始めました、ムーディーズが金融保証会社格下げすれば市場に深刻な打撃与える=アナリスト Mon, 17 Dec 2007 20:48 ロイター 抜粋アナリストは、「モノライン(金融保証会社)のビジネスモデルがAAAの格付けを失えば、銀行はモノラインが保証している証券について評価損の計上を検討せざるを得なくなるだろう」と述べた。ロイヤル・バンク・オブ・スコットランドのアナリストは、ムーディーズの見直しはおおむね想定されていたとしながらも、「最大の驚きはMBIAの見通しをネガティブとしたことだ。同社は世界最大の金融保証会社であるため、市場に著しい悪影響をもたらす恐れがある」と語った。
2007年12月17日
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今日のウォーク、何もなかった、いや実に静かだった、夕日はもちろんきれいだった、にもかかわらず静かだった、シギもいた、でも静かだった、もう変な予想や、思い込みはおさらばしたと思いながら歩いていたからかもしれない、で、ひとつのフレーズと言うか歌が浮かんできた、それがこれだ、"Only you"by The PlattersOnly you can make all this world seem rightOnly you can make the darkness brightOnly you and you alone can thrill me like you doAnd fill my heart with love for only youOnly you can make all this change in meFor it's true you are my destinyWhen you hold my handI understand the magic that you doYou're my dream come trueMy one and only youもうこれだけで大満足だった、
2007年12月17日
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ナニを今さら、と言われそうだが、今日は平泳ぎレッスン、もう7回目となるが、なせばなるなさねばならぬなにごとも、の世界で、なんとなく様になりつつある、隣のコースで泳いでいたオッちゃんが、「あんたの平泳ぎはカッコええわ」と来たもんで、すっかり有頂天、気分は悪くない、しかも、行くまでチョッとのどが気になったのが退いてきたし、腰の具合も結構良くなってきた、で、帰り際、シャワー室で、自問自答が始まった、「イヤー、最近はストレッチもやっているし、これがこの体調に効いているな、」とその瞬間だった、背中に電流が走ったのは、アッ、やべー、(幸い、瞬間的な激痛で終わったのだがーー、)で、瞬間的にわかった、この体調、ストレッチのせいではないことが、今日の体調回復、カッコいい泳ぎ、これらは自分でやったわけではない、もう何回繰り返しているのだろうか、この傲慢さを、そしてNK225、これも又、然りだ、利益が出ると、この見通し、この分析、この記事、等々をいかにもと言うふうに解説を始める、そして今後について、解説者よろしく、講釈をたれ始める、治らんな、この高慢さは、どうせ、又、痛い目にあうだろうから、覚悟だけはしておこうと思う、
2007年12月15日
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さっきシカゴNK見てたら、急上昇後急落している、 http://kabuoudou.web.fc2.com/ で、ニュースをチェック、するとこれにあたる、Market Win 24 2007/12/14 22:30 http://fx.himawari-group.co.jp/report/marketwin24.html 米11月CPIは前年比+4.3%=予想上回る米11月コアCPIは前年比+2.3%=予想通りどうやら、CPIの上昇で急落したみたい、早速チェック、CPI : Consumer Price Indexの略、消費者物価指数のことで、消費者が実際に購入する段階での、商品の小売価格(物価)の変動を表す指数。(米国ではhttp://www.bls.gov/cpi/、で見れる、)全体CPIと、食品・エネルギーを除くコアCPIで表す、(参考HP: 米金利動向を左右するCPI)で、なぜシカゴNKはCPI上昇発表で急落したか、実はこれ、インフレの度合いを表す指数となる、CPI上昇-->物価上昇-->インフレ懸念-->金利引上げ、先日FRBが金利下げたが、足元では物価上昇でついにインフレの芽が出始めてきたということ、さて、こうなるともうこれ以上金利を下げるのは至難のわざとなる、信用収縮はこれから本番が始まろうとしているのに、ここで金利を上げ、資金供給を絞ったら確実に倒産破綻が激増するだろう、これがみなの頭をよぎったたわけだ、で、やはりさっき、NYは下げで始まった、 インフレが起きず(利上げ不要)、かつ信用収縮もない(利下げ不要)、そんな世界に住んでみたいが--、
2007年12月14日
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今日はめまぐるしかった、まるでジェットコースターだ、が、おかげで、売りポジはほぼ取れたのでいいとしよう、でNevadaさん、12/14 今日は金曜日とNY市場 2007/12/14 7:36今日14日は金曜日であり、日本市場は公的資金の買い支えが入りますので、常識的には100~150円ほどの上昇となるはずです。12月第1週の売買動向では、【信託銀行】が933億円の買い越しとなっており、この買いが入るからです。(中略)今や相場は年金資金の買いと外人の先物市場での売り買いで大きく上下に振れる相場になっており、個人は危なくて近寄れない状態となっており相場の厚みが減っています。今週は何とか持ちこたえた相場ですが、来週にはとんでもない発表が相次ぎ、相場は大きく変動することになるはずです。それでも、今日は公的資金の午前9時半過ぎ、午後12時半、午後2時以降の買い支えがどこまで入るか、見ておくのも楽しいかも知れません。だそうで、覚えておきましょうか、週末は買い支えが入りやすい、(それも年金資金で、)月初の投信の売買動向が2週目の週末(今日)に反映される、買い手は投信、外人、年金資金、ファンダメンタルで上がるのではないので、逆に、こういうので上がったところを狙うのは効率が極めてよいのも事実、振り落とされなければだけど、ところで、来週のとんでもない発表って、なんだろうな、
2007年12月14日
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メモで、シティグループ、SIVの資産・負債をバランスシートに計上へ 2007年 12月 14日 13:35 ロイター 米金融サービス大手のシティグループ)は13日、米格付け各社がシティ傘下の運用会社(ストラクチャード・インベストメント・ビークル、SIV)の債務格付けを引き下げ方向で見直していることを受け、同SIVの格下げと資産の投げ売りを回避するため、SIVの資産490億ドルをシティ本体のバランスシートに計上する方針を発表した。 シティはまた、米政府が支持しているサブプライムローン(信用度の低い借り手向け住宅ローン)対策基金設立への支援は引き続き継続するとしているが、アナリストは、シティのSIV資産が対象にならないとすれば、基金設立の可能性は低下するとみている。 シティの傘下SIVの資産は今年一時1000億ドルを超え、全SIV資産の約4分の1を占めていたが、これまでの資産売却によって規模が半分に縮小している。前回のニュース、欧州で進むSIV処理を参考にして、これで、現在のシティーのSIV660億ドルは、今回の490億ドルを引いて170億ドルとなる、この損失の決算書評価を早く聞きたい、前回の分とあわせて、150+490=640億ドル(7兆円)をバランスシートに計上した、さてこれをどう評価するのか、いずれにせよ、当然、増資が必要になるわけで、今のままなら完全に必要自己資本比率(BIS基準)を割り込むはずだ、これが来週のサプライズニュースになるのかな、
2007年12月14日
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子供が風でダウン、昨日から私もチョッとのどがおかしかった、最近は、プールへ行っているせいもあり、比較的風邪はかかりにくくなったが、初期症状が出ると定番はこれ、ビタミンC タブレット、一回、2-3粒をなめるのを3回ぐらいやる、ほぼのどの違和感は消える、Cがウイルスをやっつけるらしく、取りすぎでおなかが若干ゆるむこともあるが、それは風邪の症状との天秤となる、但し、初期症状のみ、本格的にかかったら発熱促進に切り替える、これ、ずいぶん前に、米国在住の友人に教えてもらった、市販の風邪薬しか知らなかった私にはすごく新鮮で、米国産サプリメントを随分研究しまくった、で今でも唯一残っているのが、このビタミンCだ、机の上にボトルで置いてあるのは、こちら、お世話になっています、(追記)アト、この時期の外出は、下記アイテムが欠かせない、のどを乾燥させないためにマスク、(ウイルス繁殖防御)首周りのマフラー(のどの毛細血管が寒さで収縮し血流ダウンでウイルス抵抗力がダウンするのを防ぐ)
2007年12月14日
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最初これ見て、何じゃこりゃ? 意味不明!インサイダーではないけれど。。。疑問。 2007年12月13日(Thu) 抜粋今日も株が意味も分からず爆下げしました。アジア株広範に相当の売り注文がでていたようです。なぜ?将来の相場の動きを知っている人がいるのかしら・・・今晩あるイベントはリーマンの決算発表、もし今晩米国の株が大きくさがると、当然明日のアジア株も安くスタート。今日先物を売った人は大もうけ。ちょっとリーマンの決算発表を知っているあなた、個別株はインサイダーなので売れないでしょうが、その代わりにインデックスを売っていませんか?インサイダーではないですが、日本人的感覚でいえば卑怯です。もしこの仮説が正しければ、明日は寄りで下がったあと、買戻しが入ります。それともこの投資手法は常識なのでしょうか?でこちら見ると、今夜のリスク 2007年12月13日 (木曜日) 午後 09時01分今日の東京市場の下落がリーマンのリスク回避の動きがあったかもしれないと思うと・・・。リーマン、本日225先物ネットで1394枚の売りでした、・・・・。ナルホド、今日のNKの下げの主犯は今日決算発表する--でしたか、これはこれは、(決算の結果を知っていればオプションSQなどよりもこちらのほうが確実なわけで、)*参考:日経平均先物手口で、今夜のNYでの決算発表はドーなったか、Lehman quarterly earnings fall 11 percent Dec 13, 2007 9:49amNEW YORK, Dec 13 (Reuters) - Lehman Brothers Holdings Inc said on Thursday that quarterly earnings fell 11 percent, hurt by writedowns in bond trading.(リーマンの9-11期は債券劣化で11%減益となったと)リーマンの減益発表で、NYはこれを嫌気してダウン、やはり下げてるわけだ、この後、モルガン・S(19日)、ゴールドマン・S(20日)、ベア・スターンズ(20日)の決算と続くんだが、ヤッパ、同じことやるのかな、金融村の皆さん、召喚状を送ったクオモ長官にはぜひがんばってほしいぞ、
2007年12月13日
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以前書いたのをさっきクラブのプールで思い出した、”思い込みの弊害”要は進歩していないと言うことだ、今日は、いや5日前から、実はもう決めていた、FOMCで0.5%利下げ、その後SQ前日午後に爆上げで16500、そこで売りだ! と、0.5はなかったが、今日は午後の爆上げを決めてかかっていて、ユックリとハーバーでビールなどを飲んでいたわけだ、途中、松ノ木などに人生の諭しを受け、帰ってきてみて、「アレ?下げてる、」だいたい、SQ前日は上げだ、ナンテ誰が決めたんだ、タマタマ前回、痛い目にあったのを覚えていただけの話なワケで、根拠レスもいいとこだ、どうなってもいいように備えておくことこそ自分の分と、再度反省した次第、”決め付けんなよ!”又、忘れるかもしれんが、(追記)そうは言っても、一応、売りポジは取ったけど、はっきり言って美しくないのよね、取り方が、天井近辺で売って、アトは上から眺めるのが最高なんだけど、今回は仕方ない、泥臭く行こう、明日は追加売りだな、オッと決めない、決めない、臨機応変で、
2007年12月13日
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先ほど、またまたハーバーレストランへ、メニューはランチといつもの中ジョッキ、でその帰り、香枦園浜で、枝振りのいい松ノ木の前でフト立ち止まる、以下、会話が始まる、私: ヒマそうだな、松ノ木: せわしそうだな、私: チョッとNKでね、あんたはナニをやっているんだ、松ノ木: 何もない、もう完成している、私: 何もない? 完成している?松ノ木: 謳歌しているだけだ、私: 謳歌している?ココではっとした、松ノ木は私とは明らかに違う人生をあゆんでいる、彼はトップダウン、私はダウントップ、ナニをあくせくしていたんだろう、実は、私も生まれた時から完成していたんじゃないかって、思い始めた、そしてこの松ノ木のように完成者の態度こそが人生にふさわしいんじゃないだろうかって、でNK、帰りながら思った、これもあまりピンポイントを狙うのでなく、もっとおおらかに行こうと、15500台で売れればいいじゃん、ぐらいに思い始めた、急にふっと荷が取れた感じ、(追記)現在、14:00過ぎだが、オプション勢の反騰が見えない、少しづつ、売りを取り始めよう、
2007年12月13日
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昨日のNY、例のアナウンスはさっと吹いた一陣の風というところか、それもかなりほこりまみれの風だったから、たちが悪い、下記はBKXだが、FRBの発表後に一気に下げた、世界中に「まもなくやってきますよ」と宣言したようなもんだった、さて本日、SQがらみとなるが、NKはシカゴより200円も低く始まっている、もうみんなわかっちゃった感じ、こうなるとターゲットは16500はチト厳しいものがある(希望は捨てていないが)、16000にタッチしたら徐々に売り増すということで、いつものことながらSQ前日は午後が勝負ですので、皆様のご健闘をお祈りします、
2007年12月13日
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Bloombergから、Florida Fund Assets Reduced By $1.9 Billion After SIV Losses By Michael Quint December 12, 2007 00:13 The Florida investment fund for local governments that lost half its assets to redemptions last month has been reduced by an additional $1.9 billion since the pool was opened following a freeze on accounts. Towns, schools and cities withdrew $1.76 billion in the two days after the Local Government Investment Pool gave participants access to some of their money on Dec. 6, (先月、270億ドルあったフロリダ州の公的ファンドが半分までになったと報じたが、さらに19億ドル減ってしまった、先週いったん解約窓口を閉鎖してその後12/6にオープンしたところ2日で一気に17.6億ドルが引き出されてしまったのだ、)換金に応じた金融機関は、SIVがらみのファンド債券を売却しなければならず、売れなければ自前で負担を強いられる、ますます資金繰りが厳しくなってきているのではないか、(参考)続)フロリダフロリダ以外で 、フロリダ州のファンド解約問題 、
2007年12月12日
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さっき、出たこれ、米欧5中銀が資金供給 サブプライム巡り協調2007年12月12日23時37分 Asahi米連邦準備制度理事会(FRB)、欧州中央銀行(ECB)、英イングランド銀行(BOE)など世界の5中央銀行は12日、米国の低所得者向け(サブプライム)住宅ローン問題に端を発した金融市場の動揺をおさめるため、各国の市場に協調して大量の資金を供給すると発表した。FRBは17日から、来年1月に向けて4回、12月中だけで400億ドル(4兆4000億円)の資金を供給する。NYは爆上げ、いいなー、胴元は、FOMCが終わってもまだこんなので株価操作ができる、またそぞろ金融機関はぼろ儲けではないか、で発表しているそばから今夜も、NY連銀、翌日物レポで77億5千万ドル資金供給, NY連銀、8日物レポで200億ドル資金供給,金欠状況はちっとも変わっていない、よくよく考えれば、わかりそうなもんだが、この施策自体(400億ドル準備)は今の信用収縮状況改善に何の効果ももたらさないって、(400億ドルじゃ、シティーのSIVも救済できないぞ!)先日のサブプライム救済策もそうだったけど、雰囲気で勝負している感じがある米財務省、で、明日の予定、16000はとっくに超えてしまったので、16500がSQの狙いとなりそうな気配、とにかく明日の午後の動きに注目、今夜の上げは日米協調(いや6ヶ国協調)で、明日の東京市場のSQのための上げ、と理解した、
2007年12月12日
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SIVのシティーが話題になったところで、やはり気になるよね、彼女、シティを震撼させたアナリスト メレディス・ホイットニー氏とは何者? 2007年12月10日 月曜日 抜粋ホイットニー氏は、今年に入って深刻さを増している信用市場危機に対して、非常に厳しい見方をするアナリストとして注目を浴びるようになった。彼女が狙いをつけたのがシティである。シティは、複雑で高リスクの信用プールである「債務担保証券(CDO)」へのエクスポージャーが、米メリルリンチ(MER)に次いで大きい。 だが、シティは自己資本が脆弱であるため、メリルよりも危うい。自己資本比率を向上させるには、グループ再編と配当カットに踏み切るしかない。これが、ホイットニー氏の主張である。 10月31日のリポート発表後、ホイットニー氏は何度か殺害の脅しを受けた。しかし「他人の神経を逆なでしてあげるのも、たまには面白いかも」と、気にも留めていない。プライベート・インベストメント・バンカーであり、『Have More Money Now』の著作もあるレイフィールド氏は「私の妻を脅す奴は腰抜けだ」と言い、妻の安全を心配してテキサスへの旅行を取りやめた。 (中略) ホイットニー氏は、ウォール街で権力がいかに利用され、そして濫用されているかに驚かされると言う。 「エンロンからシティまで、企業で生じる多くの問題の根底には利己心が渦巻いている。問題は人間にある。経営の失敗の90%は経営者の傲慢が原因だ」(ホイットニー氏) (以下略)あの発表は確かに暗殺されそうになるだけの価値があった、金融界の悪口を言うものはまさに命がけだ、今現在のクオモ検察長官然り、”経営の失敗の90%は経営者の傲慢が原因”、正論だけに言われたほうはカチンとくるだろうな、で、原文The Analyst Who Rocked Citiを見ると、ナナント写真がある、 Meredith Whitney(38) イヤー、ぜんぜんイメージが違っていた、てっきり、50半ばのつわもののおばさんをイメージしていたんだがーー、 失礼しました!美人薄命というから、個人的にはもう引退して長生きしてほしいところなんだが、やはりがんばってほしい、のも本音、写真拝見する限り、かなり強そうだし、ドーでもいいことだが、これから彼女にエールを送るためアドレスをチェックしようと思う、と思ったが、を見てやめた、ご主人John Charles Layfieldは a professional wrestlerだそうで、これならCiti相手でもいけますわ、
2007年12月12日
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簿外扱いで有名なSIVについてのこちらの記事、欧州銀行 相次ぎSIV抜本処理 サブプライム問題、取り残される米銀12月12日8時32分配信 フジサンケイ ビジネスアイ 抜粋特別目的会社として設立された30社余りのSIV各社が保有しているサブプライム関連の担保証券はこれまで、SIVを実質支配する銀行の簿外資産として扱われ、担保証券の値下がりに伴い発生している評価損も明らかにされてこなかった。時価総額で仏2位のソシエテ・ジェネラルは10日、傘下のSIV、プレミア・アセット・コラテラライズド・エンティティー(PACE)の資産約43億ドルを本体に連結すると発表した。 欧州では同日までに、英最大手HSBC、同国大手スタンダード・チャータード銀行、オランダ大手ラボバンクが相次いで傘下のSIVの資産を銀行本体に連結する方針を決めている。英紙フィナンシャル・タイムズ(電子版)によるとシティが投資家との債権交換を通し過去2カ月で150億ドル超のSIV資産を削減するなど処理を加速しているものの、抜本処理を進める欧州銀行に比べ、米銀の対応の遅れは鮮明だ。総資産が最大4000億ドルといわれるSIVの抜本処理には、銀行の国際的な自己資本比率規制を維持するため大量の資金が必要となる。 今後、SIVの損失処理を行う主要銀行の中にも、追随の動きが予想され、サブプライム危機は欧米銀行業界の資本構成を大きく変えることになる。 着々と進む欧州勢に米銀はどう対処するのか、特にシティー、簿外が38兆円、うち、SIVは9兆円を抱える、これを処理したら、吹っ飛んでしまう、欧州勢から待ったなしをかけられたかっこうだ、フォローだな、(追記) 上記記事にもあるが、再確認で、[ロンドン 11日 ロイター] 11日付の英フィナンシャル・タイムズ(FT)紙は、関係筋の話として、シティグループがストラクチャード・インベストメント・ビークル(SIV)の規模を過去2カ月に150億ドル以上削減した、と伝えた。 FTによると、9月末時点に800億ドルを超えていたシティグループのSIVの規模は、660億ドルに縮小した。シティグループは7つのSIVの資産売却について、コメントを拒否した。これで、シティーのSIV、7本は、831億ドル(9兆円)から660億ドル(7.2兆円)へ、少し前進したが、資本の毀損をどうやって補っているのか、まともに処理したらBIS基準の資本比率を割ってしまうと思われるが、現在でも2.8%しかなく、業界平均の半分しかないのに、シティーのコメント拒否が気になるな、
2007年12月12日
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NB Onlineより、サブプライム、信用収縮は来春まで続く 2007年12月12日 水曜日 服部 哲郎 抜粋追加損失が発生するのではないかとの市場の不安感は払拭されておらず、短期金融市場の金利は再び上昇している(図)。信用収縮が収束する兆しは、いまだに見えていない。その背景には、主に3つの要因が挙げられるだろう。 第1に、米国住宅価格の下落や、格付け機関による、サブプライムローン関連の証券の格下げから、原資産の棄損がさらに拡大するリスクがある。 第2の要因として挙げられるのは、金融機関の決算発表数字に対する根強い不透明感である。具体的には、住宅ローン証券(RMBS)、貸出債権などを担保とする債務担保証券(CDO)、資産担保証券(ABS)を原資産とするABS CDOなどのサブプライムローン関連投資の資産評価で、市場価格を優先する公正価値による評価の適用を見送り、独自のモデルに基づく評価を用いるケースが多いからだ。 (中略) 最後の要因としては、「モノライン」と呼ばれる金融保証会社への信頼感が揺らいでいる点がある。サブプライムローン問題の発生後、ABSの格下げが相次いだため、金融保証会社の安定性に疑問符が付き、格付け会社が金融保証会社の格付け見直しに動いている。格付けの見直しは、保証対象のABSなどの格付け、さらにABSの評価額に悪影響を及ぼす可能性が強い。 (以下略)信用収縮の継続の要因をまとめておこう、1) 資産の棄損拡大、 (保有証券格下げ、住宅価格下落)2) 決算書の数字のウソ --> 会社の信用低下、 (神話価格、簿外扱いのまかり通り)3) 債券を保証するはずの金融保証会社自体の沈没、昨日の問題リストと共に覚えておきたい、ABCP発行激減、ヘッジファンドの隠れ損、(CDO1.5兆ドル保有) LBOローンが抱えるCDOの評価、(CDO総額は3兆ドル) 下落を始めた米商業用不動産&イギリスの地価、 超引き締め中、中国、 隣の国韓国、 アト、金融保証会社の格付けダウンの影響、(MBIA株価暴落中)金融機関への召喚状の結果フロリダや州の公的ファンド解約問題、9-11期の金融機関決算発表、(次週)SIVの格付け大幅ダウン(次週、S&P)
2007年12月12日
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昨夜のNY、シカゴNK225は下落幅がチョッと大きかった、今夜は少し戻りそーな、特にNK225、 NYが300に対し、NKは500-550の下落、で気になるのが週末のSQ、16000、オプション勢の明日の出方次第となる、作戦はFOMC、0.25%ダウンで本日売りだったが、(今夜のNYにもよるが、)明日PM、16000接近で売りポジ取得開始に変更、柔軟に行こう、天王山なんで、(参考)自分が使っているNYチャート集、貼っておきます、http://kabuoudou.web.fc2.com/
2007年12月12日
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先日のBloombergのフロリダ特集、フロリダ州のファンド解約問題 、フロリダ以外で 、解説版ありました、豊島逸夫さんサイトから、フロリダ教職員の給料遅配(2007.12.10)サブプライムウイルスは東京下町の信用金庫まで侵入していたが、米国内でも地方自治体レベルにまで感染が拡大。教職員、水道局員、消防署員に至るまでの給料遅配騒動が起こっている。この問題の主役はLocalGovernmentInvestmentPool(略してLGIP=地方自治体投資プール)。米国では州政府の管内地方団体(地域教職員組合など)の公金を受け入れ運用するシステムが普及し、その数数兆円と云われる。当座資金を遊ばせておくより、皆でまとめて運用し、すこしでもリターンを稼ごうという発想である。その運用目論見書を見ると"堅実、保守的運用に徹し、安全性、流動性の確保が第一"とある。事の発端はブルームバーグのスクープであった。フロリダ州のLGIPは米国最大規模で総額270億ドル(約3兆円)。その運用資産の中に例えば20億ドルのSIVなどサブプライム関連問題資産が多く含まれていることが発覚。慌てて、州当局もSIVの運用状況について調査開始したものの、SECに登録されておらず、ディスクロージャールールもなく、従業員ゼロの特別目的会社(SPC)ゆえ、実態は掴めず。その間、サブプライム関連資産の格付けが 最悪D(デフォルト)に格下げされるに至り、プールからの資金引き出しが殺到。あっと言う間に総資産額が44%にまで半減し、ついに解約凍結宣言となった。州政府は1ドルあたり10セントの割合で一律減額により痛みを分かち合う案を提示したが即拒否された。当座資金引き出しを凍結されたジェファーソン郡は"職員給与分だけは救済措置を"と訴えたが"LGIP制度は給与支払い制度ではない"と一蹴され、急遽220名の教職員給与支払いのため、短期資金借り入れを余儀なくされる羽目に。"ヘッジファンドも教職員組合も同じ扱いか"と思わず愚痴も出る。各郡からは、"説明書にも担当者の説明も安全第一の運用というから信じていたのに"という大合唱。その"説明"を誰がしたかといえば、ベアスターンズ、メリルリンチ、レーマンなどお馴染みのウオール街の老舗の名前が並ぶ。住宅金融会社大手カントリーワイドの子会社発行CDも掴まされていた。(因みに同社の株は68%ダウン)。これに対し、"あんたのところのセールスのメアリーが太鼓判押すから"などと糾弾されても 各社は一切ノーコメントを貫いている。事はフロリダだけで収まるはずもなく、コネチカット、メイン、モンタナなど色々名前が出てきている。これらLGIPのブランドネームがコロラド州はコロトラスト、オハイオ州はスターオハイオだと。実に虚しく響くね。(中略)今、マーケットが最も恐れるシナリオは、LGIP保有SIVの資産がファイアセール(叩き売り)されること。日本のゴルフ会員権がバブル破綻後、二束三文になってしまったような事態も危機管理マニュアルには想定されているようだ。この記事、不思議だが、CNN、Yahooといった大手では見ない、それと例のクオモ長官の召喚状ニュースもNYT、FT、WSJ以外では見ない、(ロイターは記事配信あり)、但し、長官に対する批判は金融、不動産投資業界から辛らつなものが出ている、その先鋒はジム・クレーマーだろう、いわく「かっこつけやがって!ナニがアメリカの良心だ!」等々、あまりにもインパクトが大きすぎるのだ、一番こわいのは、書かれているように顧客のサブプライム絡み債券(CDO、SIV、ABCP等)及び関連ファンドの解約殺到だろう、「実はお金はありません」、だけは言いたくないところだが、ホント、秒読みの段階にきているな、今の気になるところをこちらもまとめてくださっています、メモで、 ABCP発行激減、ヘッジファンドの隠れ損、(CDO1.5兆ドル保有) LBOローンが抱えるCDOの評価、(CDO総額は3兆ドル) 下落を始めた米商業用不動産&イギリスの地価、 超引き締め中、中国、 隣の国韓国、 アト、金融保証会社の格付けダウンの影響、(MBIA株価暴落中)金融機関への召喚状の結果、(すべての電子メール記録を出せ、と言っているからスゴイ!)フロリダや州の公的ファンド解約問題、9-11期の金融機関決算発表、(次週)SIVの格付け大幅ダウン(次週、S&P)こういう問題を抱えながら、NY株価は何事もないかのごとく、上昇中、
2007年12月11日
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まだ本調子ではないのだが、マッ、今日は雨だったし、ウォークもお休みでユックリ休んだ、さてマーケット、FRBはエコノミストを通し、もう地ならしを始めている感じ、サブプライム借り手救済策、金利凍結、もろ刃の剣、「FOMC、0.5%利下げ」2007/12/11, 日経金融新聞 抜粋 米シティグループのチーフエコノミスト、ルイス・アレキザンダー氏は日経金融新聞の取材に応じ、米政府が導入を決めた住宅ローンの借り手救済策について「うまく機能するかどうかは具体的な運用次第。もろ刃の剣だ」と指摘した。十一日開催の米連邦公開市場委員会(FOMC)では「〇・五%の利下げを見込んでいる」と述べた。Q:十一日のFOMCでの利下げ幅をどう予想しますか。A:「〇・五%だと見ている。少なくとも来年前半までは金融市場の安定を優先課題にせざるを得ないだろう」 (以下略)FRBの関心事はインフレ、ドル安より、金融機関だろう、調達金利を下げて資金の枯渇が起きないようにしておきたい、ここら辺が本音かな、それと0.5%を支えるもう一つの事実、週末の整理 : US株 (2007年12月2日) より、クロズナー米連邦準備制度理事会(FRB) 理事は11月30日、フィラデルフィア連銀のフォーラムで講演し、金融業界に対し、住宅ローンのデフォルト(債務不履行)や住宅差し押さえの危機にひんしている人たちのローンを修正するための努力に「これまで以上に」強く取り組むよう要請した。 要は、証券化されてしまったローンの金利などの条件を変更することは契約的・理論的に不可能という状態に対して、「金融業界で損を被ってくれ」、「ローン借り入れ者を救済しろ」、「その分は金利を下げて、長短金利差をプレゼントするから」、、、という事だろう。 セントルイス連銀のプール総裁も、11月30日に、「金融機関が反省とそれなりの負担をするなば、金利を下げる」というニュアンスの発言をしている。要は例のサブプライム救済策で、金融機関への迷惑料として"調達金利を下げる"ということ、これは充分にありえる話だ、で、今日は、1兆円の損失を計上したUBSが外部から増資を受けて、一部楽観論なんかが出てきているんだが、(日本株反発、UBS資本増強を好感)、下記のWSJの記事などを見て、また気持ちを新たにしたい、世界の信用収縮は米S&L危機に匹敵し得る深刻さ2007/12/11 10:52(ブルームバーグ)米紙ウォールストリート・ジャーナル(オンライン版)は11日までに、米住宅価格が全国規模で下落することはなく、住宅ローンの借り手は必ず返済し、証券化は問題が生じた場合の影響を緩和する、という神話の崩壊によって発生した今回の危機は、過去50年で最悪の危機の幾つかに匹敵し得るとの見方を報じた。 これの原文Mortgage Crisis Rivals S&L Meltdownは、少し長いが、改めて、現在の問題の根幹がこの一言、"住宅価格の下落が始まった"にあることを、再認識させてくれている、米国民のそして金融機関の資産の基が住宅にあると言うこと、この事実の上で、価格下落が始まったことは、銀行が資本増強したぐらいで、トレンドは変えようがない、ということだ、そしてサブプライム問題は価格下落に拍車をかけてくる、記事から3つのチャートを貼っておく、いかに住宅が資産の中心になっていったかの変遷低金利、サブプライム販促で住宅需要は一気に増加、そして供給過剰、住宅価格の天井確認でサブプライムローン債の劣化始まる、このチャートですべてが表されている、記事の最後のフレーズは、"The question is: Does it come to an end with a bang or whimper?"「もはや、それは突然やってくるのか、粛々とやってくるのかの問題になっている、」 (参考)金融機関の現状、再確認 住宅、ピークの半分 続)連邦住宅貸付銀行 米住宅ローンは10兆ドル 金融保証会社の危機 住宅価格の重要性
2007年12月11日
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一昨日来、ストッレッチのやりすぎで、腰痛で寝てた、ほどほどがいいようだ、反省!!さてNK、今朝方、先週の売りポジを再度手仕舞う、臥せっている間に、イロイロ浮かんできたんだが、気になったのが草野さんの16500もあり得るというコメント、今のFOMCの立場なんかを考えたりすると、まんざらでもない、(すべては明日の夜にかかっているのだが、)で、今朝のニュース、【今週の日本株】つかの間の休息で戻り試す、米住宅対策と利下げ期待 2007/12/10 08:09(ブルームバーグ) 抜粋 0.25か0.5%か: 米景気の先行き不安感が後退する中、今週は米国の金融政策が最大のポイントになる。ブルームバーグ・プロフェッショナルでFF金利の先物相場から算出、市場が織り込むFRBの利下げ度合いをみると、4.5%から4.0%に0.5%引き下げるとの見方が36%と、1カ月前のゼロ%から急上昇している(7日時点)。一方、0.25%の引き下げは64%。1カ月前は62%だったため、市場では大幅な利下げ期待が高まっているといえる。 バーナンキ米連邦準備制度理事会(FRB)議長は11月29日の講演会で、「いつにも増して警戒感を強め、柔軟でなければならない」と述べており、追加利下げの可能性を示唆。市場関係者に大幅利下げの期待をもたらした。 第一生命保険株式部の国井保博課長は、「仮に0.5%の引き下げとなると、株式相場にとってはクリスマスプレゼントになるかも知れない」という。金利の引き下げは流動性の回復期待につながり、収縮していた投資意欲が回復する可能性があるためだ。 ここで出てきた言葉がクリスマスプレゼント、なんとなく考えていたことと合うんで掲載、FRBにはもうこれしか残っていないのではと思った次第、雇用がいいとか、何とかはもう関係ないだろう、多分、それと、米中戦略経済対話で、12/12,13にポールソンが中国を訪れるという、こんな時期に株は下げられない、と見る、(実際、今日の上海は預金準備率の1%アップ公示にも関わらず上昇中)もし、0.5%下げとなれば、一気に200-300アップで、12/13(木)は翌SQに向け、オプション勢が16500を狙い始める、(ここで草野さんコメントの成就の可能性が出てくる、)戦略をまとめておこう、12/12未明のFOMCで、1) 0.25%なら、12/12AM売り(80%資金で)参戦、2) 0.5%なら、12/13夕場で売り(50%資金で)参戦、 SQの12/14は前日NYが下げたら、寄付きで売り、 (これは前回の教訓である) NYが上げたら(ないと思うが)、AM中の高値で売り、今週で上げの材料が出尽くしと見る、
2007年12月10日
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昨日もサブプライム金利凍結、効果は無しで、アップしているんで、もういいんだけど、逆に悪化させると聞くと、もう一回アップしようという気になったりして、米財務長官のサブプライム金利凍結案は格下げにつながる可能性 2007/12/07 06:27 抜粋S&Pは6日付のリポートで、「米国の一部の第1抵当住宅ローンの金利切り替えを停止することは」、住宅ローン担保証券の一部の格付けに「悪影響を与えるだろう」と書き、融資の条件変更は投資家への支払い原資の減少につながると説明した。 ブッシュ政権のサブプライム救済策:住宅市場の改善には効果なしか 2007/12/07 16:05 抜粋12月7日(ブルームバーグ):変動金利型の米サブプライム(信用力の低い個人向け)住宅ローンの金利を一定期間凍結することで最大120万人の住宅所有者を救済するポールソン財務長官の計画は、悪化を続ける米住宅市場に何の効果ももたらさない可能性がある。ニコラス・レツィナス氏は「住宅市場の基本的な問題は供給過剰だ」と説明した。 ザンディ氏によれば、ポールソン案が成功するか否かは、ローンサービス会社の既存の住宅ローンの条件変更作業を処理する能力にかかっている。住宅ローンサービス会社は借り手と交渉することが認められているが、現在までのところムーディーズ・インベスターズ・サービスが調査したローンのおよそ1%しか変更されていないという。 今回の救済策、まず対象となる人がすごく限られる、その対象となる人が実際に減免申請するか疑問、減免申請した場合、ローン会社がそれに応じるかは別問題、(なんせ公的資金は使わないし、拘束力はないし、それと記事中に”処理する能力”とかあるがアレは”やる気”のことね、)さらに、救済効果以前の問題で、これまでの住宅債券の価値がダウンしつつあるという、そりゃそうだろう、金利凍結するんだもん、気になるのは、この実態がばれたら先日上げたNY株式はドーすんのかということ、マッ、多分政府系アナリストはこういうだろう、「6ヶ月後にならなければ効果はわからない、確実に効果があるとわれわれは信じている」と、(そう、いつものことだが、彼らにとっては、今さえクリアできればいいんで、)そういうわけで、今回の救済策は、住宅債券の格付けダウン、株式相場の売り要因、とやはり絶妙な救済策だった、えっ、誰の?? もちろん金融機関です、(救済策発表と同時に得意の空売りをかけたのではとーー)
2007年12月08日
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これは良さそうだ、早速やってみよう、腰近辺にあるインナーマッスル-鍛えて若さを維持2007/12/08, 日経プラスワン元気悠々 抜粋背骨と両脚太もも付け根をつなぐ大腰筋、骨盤と太ももの付け根をつなぐ腸骨筋は脚を上げる際に使われる重要なインナーマッスル。背骨を支え、骨盤を適正な角度に維持して姿勢を保つ働きもする。 これが衰えると脚が上がらず、すり足になる、歩幅が縮まる、前屈(まえかが)みになる、骨盤がゆがみ腰痛になる、下腹がせり出す。高齢者がちょっとした段差で転倒しやすくなるのは、こういった筋力が衰えるからだ。 スポーツ医学に詳しい筑波大学大学院准教授の久野譜也さんは、大腰筋を家の大黒柱に例える。「背筋や腹筋で周りをいくら固めても、上半身と下半身をつなぐ真ん中の大黒柱がしっかりしていなければ、建物同様、体がぐらつく」。その大黒柱、実は決して太くないし、二十代をピークに四十代で約二〇%、五十代では約三〇%減り、七十代では半減するという。 「少なくともこれを継続すれば」ということであがったのが、スクワットと片ひざ上げ、上体起こしの三種(下図参照)。 三種の筋トレをそれぞれ一日二-三セット、週五日以上を。
2007年12月08日
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寝る前に、これ、貼っておきます、オマハ事件の真相と米イラン秘密条約2007年12月 7日 (金) 抜粋でこのニュースはご存知だろう。「米オマハのショッピングモールで男が銃乱射、8人を殺害」一見、銃社会の米国のよくある乱射事件のようたが、その日ブッシュ大統領がオマハにいた(ロイター報道)ということになると話は違ってくる。この「20発」の銃撃戦は、ブッシュのシークレット・サービスと、高度の軍事訓練を受けた「身元不明の」3人のスナイパーによるものだった。一般メディアは事件の前にブッシュがオマハを離れたとしているが、実際には、クリスマス用にショッピングをしているところを撮影する予定だった。ひとつ言えることは、これが報じられていれば、米株、ドルは暴落した可能性がある。それを避けるため、伏せられたのだろう。実際、この日ダウは急伸した。(以下略)リンク先ニュースを見ると、 確かにブッシュが遊説でオマハのショッピングモールに行っていることから銃撃戦のあったのは事実のようだ、サブプライムの経済問題でも手一杯なのに、国政がらみの事件なんか起きたらドーすんのかね、NYは、個人的には、米国金融問題がもう閉塞感を持ち始めているんで、何か始まるんじゃないかと思っていた矢先の上の事件はチョッと怖い気がしている、不況の打開のために始めることは昔からだいたい決まっているからネ、例のクオモ長官の召喚状もニュースを追っているがまだ具体情報がない、来週はドーなるかな、まさに爆弾を抱えた状態だ、NYの今年の残る株高イベントはFOMCのみ、仮に0.25%で終わったら、材料出尽くしで、後は野となれ山となれ、だな、では、又、
2007年12月07日
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