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今年もあと1日となりました。ふりかえれば今年も世の中いろいろありました。来年は少しでも明るい一年でありますように。ちょっと早いですが、年賀状を。
December 30, 2007
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田窪恭治氏の話題を続けて目にしました。 先週の土曜日の新聞の文化欄で見たと思ったら、次の日のテレビ番組日曜美術館でも特集をしていました。田窪さんは現在金比羅宮文化顧問として「琴平山再生計画」に携わっていて、その一環として、古くなった茶所をテラス「神椿」としてオープンしたり、白書院で障壁に椿の絵を描いたりしています。今年の春に金比羅さんへ行った折に見てきましたが、真っ白な壁面に鮮やかな緑と赤の椿の枝が描かれ、はつらつとした現代の障壁画が生まれていました。完成まであと3年はかかるとか。これからでどうなるか楽しみです。並ぶ奥書院には伊藤若冲の「花丸図」があるので、すばらしい競演となると思います。このプロジェクトは、金比羅宮の現在の宮司、琴陵さんが「ニューこんぴらさん構想」を提唱し、高校時代の同級生だった田窪さんに声をかけたことから始まったそうです。田窪さん自身も、高校生の時に琴陵さんに見せてもらった、若冲の障壁画にすごいインパクトを受けたそうですから、出会いとは不思議なものです。この田窪恭治というアーチストを私が知ったのも、ひとつの出会いでした。たまたま有元利夫について検索をしていて見たブログが、あまりにも自分と趣味が似ていたので、伝言を入れてみまし。それから時々コメントを入れあうようになったのですが、オルコットについてや秋岡芳夫について、万華鏡の昔館の話など、けっこうマイナーな話題でも、知っていらして驚かされました。ものすごく興味の方向性が似ていたのか、もしくはものすごく博識だったのかもしれません。その方のブログは、毎週の日曜美術館の紹介、音楽の話、そしてアートの話などで、とても刺激を受けました。田窪恭治についてもそのブログで知ったのです。ちょっと前から体調不良のためとかで、ブログがなくなったままです。今はどうしていらっしゃるのでしょうか。会ったこともない、どこの誰かも知らない方ですが、妙に存在感を感じるのが不思議です。バーチャルなネットの世界ですが、こんな出会いもあるのですね。
December 24, 2007
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名古屋市美術館で開催中の河口龍夫展に行きました。背の高い枯れたひまわりが、蜜蝋に封じ込められて細長い箱に入っている、なんだか棺おけをイメージするような作品。大きな展示室の真ん中に灰色のピアノが置いてあり、ヒマワリの種に埋もれている。吹き抜けの二階から筒が伸びていて、上で、見に来た人がヒマワリの種をスコップで流しいれ、それが下のピアノに降り注ぐ作品。壁面いっぱいに鈍い色の鉛が張られたパネルが並べられている。よく見るとその1枚1枚の中に、タンポポやスイカの種が挟まっていて、レリーフのように浮き出している作品。部屋の床一面に銅版が敷かれており、あちこちに置かれた作品は、電磁石に砂鉄がくっついていたり、ランプが光っていたりする。床の銅版に弱い電流が流れているのです。全体の雰囲気は、過ぎ去った時を封じ込めたような感じです。実際、本物の化石を使ったり、化石をフロッタージュした作品や、種を蜜蝋で固めた作品が印象的だったので。なんだか小川洋子(「博士の愛した数式」で有名ですね)の「薬指の標本」という小説を思い出しました。古びたアパートで営業している標本室が舞台で、背負いきれない思い出を標本にしてもらいに来る人々との会話、標本室の受付嬢に雇われた若い女性と、謎めいた標本室の所長の関係などが描かれていきます。ちょっとファンタジーというかホラーが入った不思議な世界です。フランスで映画化もされました。
December 23, 2007
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このところお出かけ続きで、人ごみによく出たせいか、風邪をひいてしまいました。健康には気をつけなくてはいけませんね。ここ3年ばかり続けて、シルク・ド・ソレイユの公演を見に行っています。一度みたらはまります。今年も「ドラリオン」に行ってきました。今年から名古屋駅南のささしまパークへ場所がうつり、私たちとしては遠くなったのですが、ちょうど12月に入り、名古屋駅周辺などのイルミネーションがきれいでお祭り気分を盛り上げてくれました。この「ドラリオン」は半年以上前からチケットをとったので、なんと一番前の席でした。そのせいか迫力もすごくて、たいへん楽しめました。今年はクラウン(幕間にお客を笑わせる道化師はクラウンというのだそうで、ピエロはイタリアの戯曲のキャラクターなんだそうです)と、お客さんとの掛け合いがものすごくおもしろくて、涙が出るほど笑いました。言葉は全然わかりませんが、人間をよく見ていて笑いのツボをうまくとらえてくるのです。そしてやはり幻想的ともいえるパフォーマンスの数々。芸術的な色彩や形の衣装、すみずみまで神経のゆきとどいた身体の動き、上下の空間を利用した重力がないかのような構成。ほんとうに美しい舞台なのです。今回の目玉はやはりトランポリンでしょうか。6mの余はある高さの壁の上から、下のトランポリンに背中から落ちてゆき、飛び上がるときに壁をスタスタと無重力のように歩いていったり、真ん中に出ているバルコニーのようなところを跳び越しながら両脇のトランポリンを行き来したりするのです。それを4人で同時に飛んだりするのでハラハラします。トランポリンはそれほど大きくないので、よほど正確に飛ばなくては落ちてしまうでしょう。それを音楽にあわせて軽快に飛んでいくのです。すごい能力です。他にはジャグリングや、縄跳び、空中ブランコのようなパフォーマンスなど、どれもひとつ間違えばとても危険な芸を、軽々とそして芸術的にやってのけていくのです。見終わった後は、しばらく興奮冷めやらぬ感じで、家族一同ハイになっていました。名古屋公演は1月6日までと、後わずかになってしまいましたが、おすすめです。さて来年はどんなプログラムがくるのでしょうか?楽しみです。
December 15, 2007
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最近私の勤めている会社では、外国人労働者雇用に向けてのセミナーなどを始めました。会社の代表夫妻は、発展途上国での開発援助の仕事が長く、語学も堪能なので、外国人に対して、日本の会社のシステムや彼らが要求されていることを説明したり、会社に対しては、外国人とのコミュニケーション方法や、きちんとした労務管理ができるようにアドバイスなどをするのだそうです。今、日本は外国人労働者を必要としているのに、文化の違いから、誤解を招き、せっかくの労働力が十分に生かされていない職場が多いことに気づいたからだそうです。日本人なら常識でも、外国人にはきちんと説明しなければわかりません。それがなかなかできていないのだそうです。たとえば、日本だったら忙しい時は、手のあいた人が忙しい所の仕事を気が付いて手伝うことを要求されます。でも国によっては、分業がはっきりしていて、それは人の仕事を取ることになってしまうから、手を出してはいけないのだそうです。また、言われないことはやらないというのが常識の文化もあります。そんな話を聞くと、介護の世界に外国人が入ってきたとき、義母など、本当はやってもらいたいけど、忙しそうだからとか、頼みたくないからと黙っていて、後で「やってくれない」とこぼしたりするので、お年寄り相手って難しいのではないかなあと思ってしまいました。ちょっと前の新聞のコラムで「空気なんかよめるか」という題名の文がありました。「場の空気を読め」ということを最近よく言われるが、それはわが国古来のあり方の復権のように見えて、少数派を排除する不合理な口実である。という話です。同じ日本人同士でも「空気の読めない人」という非難を恐れるあまり、引きこもってしまう人がいるということです。空気を読むといっても、人はそれぞれいろんな発想をするわけで、読み方も様々なはずです。自分と違うからといって、その人が空気を読めないわけでもないでしょう。「空気をよむ」ことを、ストレスに感じる人も多いと思います。だったらみんな、自分はこう感じる、こうしたい、こうして欲しいということを、気持ちよく伝えるようになればいいでしょう。そういったコミュニケーションの仕方を学ぶのが大切だと思います。外国人相手に限らず、日本人同士でも世代間の違い、地域の違いでけっこう異文化なことってあります。もちろん人のいやがることをしないというような思いやりは大切ですが、黙っていても当然わかるでしょうといった考えは、様々なタイプの人があふれるこれからの社会では改めなければと思います。
December 6, 2007
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すっかりブログに書くのが遅くなってしまいましたが、11月いっぱい一宮の駅周辺で、アートイベント「138匹わんちゃん大集合!」 というのをやっていました。ある日とつぜん、駅前の横断歩道や、歩道の植え込みの中などに、犬が何匹もあらわれたのです。それも、子供用滑り台や、かご、バケツ、椅子など、いろいろな素材で作られた犬たちが。空き店舗の中には小さな犬作品もあって、全部で138匹集めたそうです。しばしば駅は行くのですが、たいてい車なので、なかなか写真が撮れず、紹介するのが遅れました。駅前というのは人はよく通るのですが、けっこうみんな足早に行ってしまうので、ちょっと寂しかったです。犬たちがみんな可愛くて、すてきだったので。子供連れの人がのんびり歩きながら、「わんわんがいるねえ」なんておしゃべりできるようなところがよかったかもしれません。
December 3, 2007
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