2025
2024
2023
2022
2021
2020
2019
全32件 (32件中 1-32件目)
1
地鶏が美味しいお店とA鵙さんのブログに書いてあって、ずっと行きたかった地鶏食堂へ日曜日に行った。 ナビ任せにするつもりにしてたら、なんと店名ではナビに出ない! 全国に地鶏食堂がたくさんあるってことが判っただけ。こんな事態は初めてだけど、CROWN純正ナビもたいしたことないなー、とくさす。電話番号は知らず、手がかりは三瀬峠ということだけ。1本道だし行けばわかるさ、と曲淵から上る。すると、ほどなくドーンと左手に看板が見えて無事到着。表は八百屋さん。看板がなければ、奥に食堂があるとはわからない。威勢のいいお兄さんに出迎えられて入ると、下は土間。床なしで、土からガス管が立ち上がっている。メニューは板壁に黒マジックで直書き。素人が手作りしたようなテーブル。伝票なし。このいい加減さが「峠の名物」といううたい文句に合致してほほ笑ましい。地鶏ミックス定食に芳寿豚ロースを追加。黒い溶岩プレートで焼く。鶏は脂肪が少なく、程よい硬さで美味しい。首や白肝という珍しい部分も入っている。お肉はたれで、野菜はポン酢でいただく。溶岩プレートで焼いた野菜は蒸し野菜みたいになって一層美味しい。岩海苔の味噌汁は独特の風味で乙な味。お通しの豆腐もとろとろで美味しかった。佐賀県富士見町の豆腐とのこと。麦がごっそり入ったご飯と漬物類はセルフサービスで食べ放題。窓の下は川で風通しがよい。開け放した窓からムカデが乱入したりして、ワイルドなランチだった。鶏肉は外れが多くて敬遠してたけど、久しぶりに美味しい鶏肉をいただいた。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・windows mail が開かなくなった。 Runtime Error とのこと。 さっそく検索すると、解決方法を教えてくれるサイトあり。即刻解消。インターネットって本当に便利。うまくできているというか親切な人がいっぱいというか。。。 McAfeeの過剰反応らしい。こいつ関連の不具合はもう1件あるのだけど、未解決。Vistaとの相性がよくないのかな。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー<今日の読書>俺が俺に殺されて / 蒼井上鷹疑惑 / 折原一<今日の音楽>Temptations / Greatest Hits
2007.07.31
コメント(4)
更新済み6月20日 ツァールスコエ・セロー6月19日 サンクトペテルブルグ6月18日 セルギエフ・ポサード製作予定 期限は明日! エルミタージュ美術館、運河クルーズ、 赤い矢号、ウラジミール、スズダリ、 赤の広場、クレムリン、上海ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー<今日の読書>俺が俺に殺されて / 蒼井上鷹疑惑 / 折原一<今日の音楽>Temptations / Greatest Hits
2007.07.30
コメント(4)
JとTを招待して7月の誕生会。シーフードをメインに、と注文した。一品一品は少量だけど、品数が多くてかなりのボリューム。ガッツリ系の二人もおなかいっぱいで満足。だだ茶豆カニとアロエの酢物煮あわび、ウニ、大根刺身 七品茶碗蒸し ウニのせ角切り和牛の肉じゃが小丸ふぐのから揚げサザエのエスカルゴ風、パン鯛の骨蒸し地鶏とコーンの炊き込みご飯味噌汁(こち)わらび餅、巨峰、さくらんぼゆず酒 あんず酎ハイーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー<今日の読書>俺が俺に殺されて / 蒼井上鷹疑惑 / 折原一<今日の音楽>Temptations / Greatest Hits
2007.07.29
コメント(4)
表紙の絵が怖すぎてリンク貼れません。。。。。朱川湊人のホラーじみた短編が七話。殺人、病、いじめ、傲慢・・・・陰鬱で残酷で救いがない。読み終わると、嫌な感じが残る。でも、タイトルを見てもどれが何の話だったのか思い出せない。嫌なことは早く忘れようとする防御作用なんだろう。「薄氷」と書いて、「うすらい」と読む。知らなかった。「虎落」と書いて、「もがり」と読む。これは見たことある気がする。もがり笛がどんな物なのかはよく知らないが。「夜風病」だの「病猫鬼」だの、おどろおどろしい言葉がでてくる。漢字が表現するイメージと音は、時としてものすごい効果を発揮する。妙なものを呼び寄せそうで声に出して読みたくない。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー<今日の読書>水銀虫 / 朱川湊人 (読了)疑惑 / 折原一<今日の音楽>Motley Crue / Greatest Hits
2007.07.28
コメント(2)

今日はTの命日、じゃなくて誕生日。中洲からカゴ盛りの花が届いた。白が多いせいか、仏壇にお供えする花にみえた。一瞬だけ・・・去年までは胡蝶蘭だったが、今年はカサブランカ、バラ、ベリーの実、葉っぱいろいろ。雑然としたリビングの一角がそこだけクラブ風に。カサブランカの香りがすごい。お部屋の香水か?!3つのつぼみが花開くと もっとゴージャスになる。 「どんだけ投資したら、こんなのが届くわけ?」「いや、つきあいが長いだけ。たまーに行くだけ。今度連れて行ってやるよ。」「クラブより美味しいもん食べにいきたい!」6月18日~23日 ロシア編 ぼちぼち更新中。 7月が終わってしまうと書けなくなるよ~! ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー<今日の読書>文学賞メッタ斬り 受賞作はありません編 / 大森、豊崎ドンキホーテの末裔 / 清水義範<今日の音楽>Motley Crue / Greatest Hits
2007.07.27
コメント(10)
「統監」 朝鮮行きに無理やり同行させられ2年近くを一緒にすごした新橋芸者の光香が語る伊藤博文。光香21歳、統監66歳。「統監のしつこい夜のつとめ」だの「おじいちゃんとの無理心中はまっぴらだ」だのあっけらかんと胸中を明かしている。一方、日本の強引な政策に批判的で、朝鮮の王様が気の毒だと同情している。公文書からの引用が多く、妃暗殺から日韓併合へ渡るいきさつとその裏側がよくわかる。最後の文章が光っている。「月光」 美貌の俳人・橋本多佳子を小説家志望の「自分」を語り手として描く。彼女自身は謎が多く噂話が中心となっていて、彼女にしつこく言い寄る既婚男とその愛人の自分勝手な生き方が印象に残る。「河西電気出張所」 作者は川北電気小倉出張所に三年間勤務したことがあるという。日々黙々と働き、なんの楽しみも出世の望みもない給仕の少年はかつての清張だろう。上司へのそこはかとない恨みが重い。小倉から別府へ遣いに出された時、初めて温泉につかり地獄めぐりをして半日のびのびと遊覧。それはやがて騒動のもととなるが、束縛と憂鬱からの解放感は忘れがたい喜びだったと結ぶ。 「背広姿の変死者」 自殺を決意した男の過去語り。誘因と原因をくどくどと語っている。漠然とした不安から死を決意するまでの心の動きが周囲の人間への思惑を交えてつづられる。勝手に死ねば。。。やっぱり清張はおもしろい。読書の原点は 清張とポー。1038 メール着 「マチュピチュいったぴょん」 (絵文字=☆ うさぎ 拍手)ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー<今日の読書>九時から五時までの男 /スタンリイ・エリン月光 / 松本清張 (読了)<今日の音楽>Accademia Bizantina / Vivaldi : Le Quattro stagioniCheap Trick / Silver
2007.07.26
コメント(2)
しょっぱなからド迫力。カタールの白くて美しい砂漠から始まる。いかにも何かがやってきそうで、いきなりやってきたそれは抜群の破壊力を発揮する。さそり型ロボットっていうのがわかり易すぎってちょっとナンだけど。ほかのヤツにしても遠い惑星からやってきた金属生命体なのにやっぱり原型は地球上のロボットとおんなじなんだね。メカなのにしゃべる時には口とアゴが動くんだ。想像を超えるものはなにも登場しない。黄色いカマロ、トラック、戦車、ジェット、ヘリ、CDプレーヤー、ケータイ・・・・に変身する悪のロボッットと正義のロボットが遠い宇宙から地球にやってきて、キューブを巡って戦うという迷惑な話である。米空軍、ペンタゴン、エアフォースワンが全面協力。米空軍の装備と攻撃はまじで凄い。イラクでもこんなかんじで爆撃してたんだろうなーと薄ら寒くなってくるほど。隊長がえらいかっこよくて好みのタイプ。戦いは空回りしていたが・・・・「宇宙戦争」のロボット編みたいなのを想像してめちゃ期待していたが、ちょっと様相が違う。得体の知れない生物の方が恐怖感が大きい。昔っから日曜の朝にやってるなんとか戦隊ものと同じノリ、ロボなんてちっとも怖くないよ。うろついてるロボになんで大人は気づかないのだ?! 活躍するのが高校生や若いコンピューターおたくだし、とてもお子様チックなのだ。近くにいたお嬢ちゃま(推定8歳)は「字幕は読めなかったけど、話はわかった」と父親に話していた。流血もベッドシーンもなくてU-10でもOK。っていうか、これってやはりキッズ映画だよ。ロボットマニアにはたまらんでしょうし、軍事オタにも対応、日本人にもリップサービス、笑える場面も少々。夏休みだし、父子での鑑賞にぴったり。戦争物やSFは好きだけど、ロボにもCGにも全然萌えないkellyはあくび4つ。ラストの市街戦は誰がどんな配置で戦ってるのかさっぱり把握できず、最後の30分は帰りたいばっかり。2時間24分は長すぎ。夢もロマンもなく、攻撃と破壊、どんだけ~! 試写@明治安田ホールーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー<今日の読書>九時から五時までの男 /スタンリイ・エリン毎日母さん 出戻り編 /西原理恵子<今日の音楽>Accademia Bizantina / Vivaldi : Le Quattro stagioniCheap Trick / Silver
2007.07.25
コメント(10)
ちょっとひねりのある推理小説が得意な作者が書いた学生生活にはお得意の超能力や謎の事件も出来するが、普通小説に近い。社会を熱く語り、スリル、無謀、策略、張り込み、恋愛、失恋、切断、同棲、就職・・・いろんなことが起こっても深刻さはなく、むしろ軽妙。心の内は深く語られず、言葉と行動で描かれているせいだ。ぐいぐい読み進む。入学コンパでなんとなく集まった北村、南、東堂、西嶋と鳥井。5人も学生が出てくればとても同等には記憶できないが、この登場人物は覚えやすい苗字だけでなく、キャラターもしっかりしているので完璧。同級生にも丁寧語で話す個性的な西嶋の言動が中心となる。この面子は・・・まさかと思ったが、やはり麻雀が始まる。絵柄入りの配牌が出てくる小説も珍しい。「いろいろあったけど、みんなとんとんでした。」の言葉が象徴的。森見とみ彦の小説にでてくる京都の学生とこの小説の仙台の学生は 騒ぐにしても、また普段の会話にしてもかなり違っていて、気質だけでなく土地柄のようなものが感じられる。どちらも作者自身の学生生活が反映されているようで、自伝的要素も多分に感じられる。それだけに描写が生き生きとして細かなエピソードが面白い。春夏秋冬の四章に分かれているが、1年間の話でないところがミソ。『 砂漠 』というタイトルはどこか気取りすぎでピンとこない。が、伊坂幸太郎の小説では一番印象に残る作品。大学生というのは人生で一番しがらみの少ない時期ではないだろうか。半分大人で半分子供。いわば何でもありの時代。あの時はそれなりに楽しかったが、もっといろんなことをやっておけばよかったな、もったいない使い方の四年間だったなと今更思うのだった。偉業をなしたわけでもないごく普通の学生の話を読んだくらいで、自分を顧みるのもなんだか情けないが。。。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー<今日の読書>文豪の探偵小説 / 山前譲 編 <今日の音楽>Accademia Bizantina / Vivaldi : Le Quattro stagioni
2007.07.24
コメント(0)
予約なしで行った寿司屋は満席で振られ、昨夜ネットで見かけた「すえGerden」 へ。 古民家改造というのに興味あり。店名しか覚えてなかったけれど、こんな時、カーナビってつくづく便利だなと思う。空き地の奥に古ぼけた板塀しか見えず、看板は極小だし、うっかり通り過ぎるところだった。門を入ると、埋もれかかったような古い敷石のある細い道が玄関へと続く。昔はどこのお宅にもあった雑然とした草木の植え込みが郷愁をさそう。母屋は昭和の半ば頃のものか、和洋の部屋あり、微妙な段差、狭い廊下といった複雑な造りで、テラスが増設されている。ガーデンパーティーもできるらしい。雑木林に面した窓際の席でいただく。狸でも出てきそうやねー、と話ながら。。。。前日までの予約以外は松花堂御膳のみ。ということで、料理はすぐに出てきて、まあそれなり。22日の朝、楽天からお知らせメールがきた。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ あなたのホームページのアクセスカウンターが、 200000アクセスを超えました。 つぎは300000アクセスを超えたときにお知らせします。 今後とも引き続き楽天ブログでお楽しみください。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・200000 番目の訪問者は書かれていないので、たぶんゲストさん。楽天さん、 300000アクセス まで続けてがんばれと励ましてますか?少々疲れてきたけど、誰のためでもなく自分のための記録。せっせと書きましょう。老後の楽しみのために。心暖かいコメントは大きな原動力。冷ややかなコメント、素通り、無言の圧力も歓迎。こんなどーでもいい日記を読んでくれる人がいてくれるだけでうれしい。書くことはいっぱいあるけど、今夜ももう眠い・・・ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー<今日の読書>九時から五時までの男 /スタンリイ・エリン月光 / 松本清張<今日の音楽>Motley Crue / Greatest Hits
2007.07.23
コメント(10)
部屋に置き去りにしていたというか家の中では携帯しないケータイをふと見ると着信が13件。ほとんどがあの子からだ。うわー、こりゃなんかやらかしたぞ、一大事だぁ・・・・高山病が解決してお次は何?と恐る恐る発信すると、待ち構えてたように即出た。「実は・・・・」と言いにくそうに話しだしたのは・・・今度はクレジットカードの紛失! 主たる資金源となる海外保留金を入れた郵貯との共用カードを紛失したという。まずは怪我や病気でなくて、ほっとした。コパカバーナからプーノを経て、現在はペルーのクスコにいる。どこで失くしたかは不明で気づいたらなかった、と。カード会社の連絡先がわからなくて困っているというので簡単に事情を聞いて切った後、カード会社と郵貯に電話する。どちらの対応も親切丁寧かつしっかりしている。代理として届け出た事情と本人から聞いたいきさつを話し、カードを無効にしてもらった。カードの不正使用はさかのぼって保障されるが、問題は郵貯の保留金。この保障はできないと言われた事について確かめようと再度電話すると、電話を回されて責任者の女性が出てきた。最初の電話での説明が適切でなかった、と。今後は内部教育と指導を徹底する・・・とかなんとか長々と詫びられたが、こちらが知りたいのはそういうことではない。今となってはどうしようもないが、もしも保留金が不正に引き出されていた場合のことを聞きたかっただけである。この件については現金であるが郵貯の管轄ではなく、カード会社との話し合いになるとわかった。引き出しされたかどうかは来週にならないと確認できないが・・・ボリビアでなくした可能性が高いが、とりあえずペルーの警察に紛失届を出すように指示。カードは別に1枚あるので大丈夫というが、旅行はあと1ヶ月以上ある。元気で実害がない(今のところ)ので良しとするか。そんなこんなで土曜の午前中はつぶれて、午後は買い物へ。今日はロシア旅行記を書くつもりだったのにぃ。。。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー<今日の読書>月光 / 松本清張<今日の音楽>Cheap Trick / SilverMotley Crue / Greatest Hits
2007.07.22
コメント(16)
![]()
村上春樹はノーベル文学賞受賞も真近だと言われている。魂の彷徨、喪失、虚無、再生・・・そーゆー高尚なテーマを背景にした小説は国内外で高く評価されている。そんな彼がこんなばかばかしい本を書いたのが、嬉しくてたまんない。この人の小説は少々苦手だけどエッセイや雑文は大好きで、これはその最たる作品。村上かるたの面白さは翻訳不能で、日本人じゃないとわからないところがこれまた結構。オヤジギャグと駄洒落を駆使したかるたの読み札にエッセイやら小話やらがついている。安西水丸の絵がこれまたピッタンコ。表紙はカワユイが、どっこい中には見苦しい絵がいろいろあってエグさがいい。オールヌードで扇子踊りとは、ジュリアもカタナシ。しかし、音楽ネタと映画ネタにはハイブローなのも混じってる。「エンニオ・モリコーネなしで出てこいよ」でイーストウッドをおちょくり、 「文句があるならピアノをもってこいよ」では、セレニアス・モンク。「見ると、ジャクソンだった」に至っては、そこらの酔っ払いオヤジみたいなんだけど、小話がこれまた締まらなくて可笑しい。 一番ウケたのは 「よう、レオだよ、レオ。ほら『タイタニック』の 」うまい! レオレオ詐欺で信用金庫に振り込んだ話。お笑い作家にはちょっと向いてないようだけど、話すととっても面白い人なんじゃないかな。「ぜんぜん世の中のためにならないものって、ときどきは必要ですよね。(と同意を求める)ですよね?」と前書きでこの本のことを語っているけど、「世の中のためになる本」は本当に少ない。90%はためにならないんじゃないか?! そもそも「世の中のためになる本」ってどんなんだ・・・・あまりにくだらなくてすぐ忘れるから何度もページをめくる。とぼけた会話が面白すぎ。村上春樹の本で読み返したのはこれが初めて。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー<今日の読書>砂漠 / 伊坂幸太郎(読了)<今日の音楽>Motley Crue / Greatest HitsCheap Trick / Silver
2007.07.21
コメント(6)
今週のランチは久々に初めてのお店を探検。2店ともリピしそう。○おとなり亭 イタリアンたまに通ると駐車場(3台)がいつもいっぱいで気になっていた。開店7周年にして初めての訪問。向かいのMMで買い物した後、そのまま駐車して行く。4つのテーブルとカウンターは女性客で満席。ランチが安くてパスタメニューが充実。オリジナルのチキン梅クリームスパゲティは細めんで、クリームソースなのにさっぱりして美味しかった。サイドメニューで選んだスップリはチーズライス入りの揚げたて、ミニミニサイズが2個でトマトソース付。ご近所に愛されてそうなカワイイ店名はnext door の意と思ってたら、オーナーシェフが乙成さんだった。ひとりでウケた。○すし寅歯科に行ったついでに近くでランチ。数量限定とはいえ、よくこの値段でやってるなと感心。すし6貫、卵焼き、かっぱ巻き2、鉄火巻き2、巻き、いなり、茶碗蒸し、サラダ(トマト、葉もの、ゆで卵、しらす)、抹茶(黒胡麻)ムース、コーヒーで800円也。ここも女性客でいっぱい。古くて小さいお店だけど、スタッフ4人(親子3代か?)がフル回転で親しみやすい雰囲気。CDの取り込み&書き込みをしたら、PCでは再生できるのにCDプレーヤーではうんともすんとも言わない。なんで? 今までこんなことは1度もなかった。ディスクは同じだから、ソースCDか? 年代もレーベルも違う3枚が3枚ともそうだった。ということは、書き込み操作に原因がある確率が高い。やり直したいが、どこをどう変えればいいのかわかんない。。。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー<今日の読書>うさぎおいしーフランス人 / 村上春樹 (読了)砂漠 / 伊坂幸太郎<今日の音楽>Motley Crue / Greatest HitsLionel Hampton / You Better Know ItCheap Trick / Silver
2007.07.20
コメント(4)
![]()
これまでの朱川湊人とはちょっと違う趣向の短編が五話。「花まんま」や「トカビの夜」のような切ない幽霊話は大好きだし、「都市伝説セピア」にあるソフトな怪奇話も悪くない。一話一話の完成度は高い。なのに、どこか印象が薄いのだった。この分野では浅田次郎が数々の名作を書いててあざといばかりに泣かせてくれたし。。。。もう読まなくていいかなと思っていたが、たまたま手に取ったこの本には驚いた。グロくて少々エロいこの手の話は平山夢明以来で、朱川湊人のイメージが変わった。アクロトモフィリアという言葉もそういう趣味嗜好があるということも初めて知った。「私はフランセス 」はそんな際どい話を上手い設定で書いている。手癖の悪さに悩む女とアクロトモフィリアの出会いは誰もが想像するとおりの着地点へと行きつく。出来すぎた話だけにインパクトは強烈。ギリギリで格調は保たれている。「死体写真師」もとんでも話で、ロシア人の写真師が登場。最近は謎の人物として中国人よりもロシア人を使う話が多いが、なるほど怪しさ抜群である。こちらはネクロフィリア。想像するだにおぞましいが、世の中にはいろんな趣味の人がいるものだな。どんなきっかけがあるんだろうか。需要と供給のバランスはとれているのだろうか。 アクロトモフィリアをググったら、ここが1ページ目に出た。違うんだってば。こりゃいかん・・・・ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー<今日の読書>砂漠 / 伊坂幸太郎<今日の音楽>Cheap Trick / SilverLionel Hampton / You Better Know It
2007.07.19
コメント(0)
トイモイちゃんがアンパンマンの故郷を訪ねた日記を発表。アンパンマン美術館の潜入ルポやアンパンマンが集団でぶら下がっている閑散とした商店街の写真が満載の力作である。ところが、彼は「アンパンマンにはまったく馴染みがない」そうなのだ。kellyはアンパンマンで子育てをした世代なので子らの幼少期とアンパンマンはぴったり重なっていて、思わず遠い目になってしまうのであった。アンパンマンのTVを見せている間には家事や読書などをやっていたのでストーリーには詳しくない。キャラがどんどん増えて記憶が追いつかなかった。ただ、あのテーマソングだけは耳にこびりついている。「そうだ うれしいんだ 生きる喜び たとえ胸の傷が いたんでも」 といきなりの歌い出し。♪ちゃ~んちゃん ちゃんちゃらら♪・・・と間奏が入って、お遊戯の場合は手をつないでくるくる回る。「なんのために生まれて なにをして生きるのか 答えられないなんて そんなのは嫌だ」明るいメロディーにのせて、人としての存在、生きる意義を問うている歌。これがアニメソングか?! 子供の歌か?! がなるように元気いっぱいに歌う子らは歌詞の意味なんか考えちゃいない。 聴いてて、ふと居心地の悪いものを感じたりした。幼児は明るくダダをこねるのと同じノリで 「そーんなのはい~やだ!」なんて歌っても、お母さんうまく答えられないよー、と。 生きる喜びってなに?とブルーな気分になったりして、時と場合によっては落ち込んでしまうアブナイ歌だな、と思ったのだった。今を生きることで 熱い心燃える だから君は行くんだ ほほえんでそうだ うれしいんだ 生きる喜び たとえ胸の傷が いたんでもああ アンパンマン やさしい君は 行け みんなの夢守るため好きだったのは 光ゲンジが歌う「100%勇気」 これは 忍たま乱太郎のテーマ。くちずさみやすいメロディーで ふと気づくと鼻歌うたっていたりした。がっかりしてめそめそして どうしたんだい太陽みたいに笑う 君はどこだいやりたいこと やったもん勝ち 青春ならつらいときはいつだって そばにいるから夢はでかくなけりゃ つまらないだろう胸をたたいて 冒険しよう hey hey!そうさ100%勇気 もうがんばるしかないさこの世界中の元気 抱きしめながらそうさ100%勇気 もうやりきるしかないさぼくたちが持てる輝き 永遠に忘れないでね今の歌は覚えられないのに若い時に聞いた歌をまだ覚えてるのってなんだかなぁ・・・アニメソングでノスタルジックな気分になるとは・・・・焼きが回ったもんだ。 小若大将さんはドン・ガバチョの歌だって。この歌詞はいいね~♪ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー<今日の読書>大黒屋光太夫 / 山下 恒夫砂漠 / 伊坂幸太郎<今日の音楽>Lionel Hampton / You Better Know It Cheap Trick / Silver
2007.07.18
コメント(14)
コパカバーナといえばブラジル、海岸、キャメロン・ディアス、バリー・マニローボリビアにいるはずのあきぷから妙なメールが届いた。「やっほぃ~ 今ペルーとの国境の街コパカバーナにいるわ(絵文字=うさぎ) 高地にもすっかり慣れたわ(絵文字=星)」えーっ、コパカバーナってどこだっけ? 「 ボリビアの都市。ブラジルにある同名の海岸が有名だが、オリジナルはボリビアで、名前はアイマラ語で「宝石の展望台、湖の眺め」を意味する'kota kahuana'より。標高3,840m。ティティカカ湖に臨み、周辺は山に覆われている。コパカバーナ郊外の丘より眺めるティティカカ湖に沈む夕日は非常に美しい事で知られる。ティティカカ湖内のインカ遺跡の島、太陽の島や月の島に渡るための起点の町でもある。17世紀には建てられた白い大聖堂があり、ボリビア国内から多くのキリスト教徒が訪れる巡礼地にもなっている。」ありがとう、ウィキペディア。 コパカバーナの写真またしても地理のお勉強をさせられる。 「子供に教えられました~」 と、ここで嬉々とするのが親の正しいあり方なんだろうが・・・・・ヒネ母はそう思えない。毎度毎度、意表をつかれるばかりではないか。 おい、前もって行動予定表、送らんかい!ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー<今日の読書>月光 / 松本清張 初文庫化作品集〈4〉<今日の音楽>Cheap Trick / SilverRobbie Williams Greatest Hits
2007.07.17
コメント(6)
サンクトペテルブルグのガイド、セルゲイ氏からツァールスコエ・セローで「おろしあ国酔夢譚」のことを聞いた。驚いたことに彼は原作を読んでいた! ただのガイドかと思えば、本職は大学教授、しかも日本の地理・歴史を教えているというからこっちよりも詳しいはず。ロシア人から日本の歴史を学ぶkellyだった。井上靖の原作を読んだことはなく、タイトルだけは聞き覚えのあるこの映画がノンフィクションに基づき、主人公大黒屋光太夫が実在の人物とは知らなかった。緒形拳が演じているのもロシア人から聞いて知ったが、ツアーのメンバーも初耳らしく「ほぉ~」と感心するばかり。日本の漂流民が夏宮殿の絢爛豪華なホールでエカテリーナ二世に謁見し、その後同じ場所で映画が撮影され、そして今、自分が立っている不思議さ。江戸時代、大黒屋光太夫らの船が難破してカムチャッカの孤島に流れ着き、その後ペテルブルグまで行って、夏宮殿でエカテリーナ二世に謁見する。彼らの願いはただひとつ日本へ帰ることだったのだが・・・・壮大な物語である。島の暮らしは寒そうで寒そうで、死なないのが不思議なくらい。「それは何?」から始まって次々と言葉を覚えはじめるシーンがまるで「奇跡の人」のようで感慨深い。ロシア人は漂流民に親切で、光太夫を人格者として認め、全員にお金と仕事を与えて優遇した。ロシア人は変わったなぁ・・と現実に戻る。彼らは厳寒の中をそりで30日以上走り、文字通りに必死の努力が実って日本への帰国を許された。ところが、それはまた別の悲惨な生活の始まりだった。江戸幕府はロシア人以下だよ。しかし、のちのちに彼らが日露通商の礎となった、とラストはきれいにまとめている。そうじゃないと可哀想過ぎるよ、なんにも悪いことしてないんだからね。ロシア正教の妙な十字架、エルミタージュや夏宮殿が映る。この目で見たんだなと妙になつかしかった。たらたらしてたら、もう1ヶ月経ってしまったよぉ。。。。。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー<今日の読書>赤々煉恋 / 朱川 湊人 (読了)上海から来た女 / シャーウッド・キング<今日の音楽>Robbie Williams Greatest Hits
2007.07.16
コメント(8)
台風一過でもすっきりしないが雨は降らなさそうなので、ドライブ&散歩がてらに鳥栖プレミアムアウトレットへ。近くまで来ると、とんでもなく渋滞している。な、なんで? 一斉にボーナス出ましたという感じだけど、駐車場があった所に新しく店舗を作っているのが渋滞の原因らしい。中はお正月ほど込んでいないし、買い込んでいる人も少ない。子供服目当てか、小さな子をつれたヤングファミリーが多い。今年の夏は体型カバーのチュニック系が多くてなかなかいい傾向なんだけど、一歩間違えばマタニティそれでなかったらネグリジェ、といった過剰にフリフリレースが付いたのが多くて買えない。なんでわざわざ手をかけて愚鈍に見える服にしてるんだ、と愚痴言ってみる。はおり物は極端にショートサイズで、冬からの傾向がエスカレート。可愛すぎる~なんだけど、上手に着ている人は少ないな。気に入った服がほとんどシンデレラサイズというのはやはりアウトレット故か。それでも as know asで珍しく4着も見つけた。キャミ、チュニック、カーデ、ロングカーデ。気に入った服は無彩色と色物で買うことにしているけれど、夏とはいえ普段着ばっかり増やしても仕方ないので今日は止めてバラバラ。夕食は帰りはどっかでテキトーに食べようと知ったお店に寄るがどこも満杯。こうなったら回転すしでいいや、と妥協しても駐車さえできない位に行列。全国一斉外食の日か・・・結局、モールの浜田屋でとんかつ。先客は3組だけで、別世界のように静か。さくさくに揚がったヒレカツに大根おろしとぽん酢のたれが夏向きでさっぱり味。しゃきしゃきのキャベツがこれまた美味しかった。Tからエビフライを1本もらって・・・今日も食べすぎ?!ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー<今日の読書>上海から来た女 / シャーウッド・キング<今日の音楽>Robbie Williams Greatest Hits
2007.07.15
コメント(4)
![]()
先に読み終えた「ロング・グッドバイ」について書こうとしたけど、チャンドラー、村上春樹、探偵マーロー、翻訳、それぞれにいちいち思うことがあってまとまらない。「長いお別れ」も読み直したいしで後回しに。ロシアも東京も書きたいことありすぎて旅行記もまとまらない。そんな面倒なら書かなくていいのに、書いておかないと記憶から抜け落ちそうで時間を割いてしまう。なんなんだ?これは。ブログ依存症か強迫観念か。記録はすべて老後の楽しみのためね。。。。で、余分なことを考えずにスイっと読めた「ドラマデイズ」は面白かった。28歳、脚本家志望のOLがシナリオコンクールで佳作となり、TV業界へおずおずと入っていく約1年間のお話。普通のOLと同じような会社や上司への不満や人間関係&仕事の悩みが描かれ、それと同時にTV局や制作会社との虚実入り混じる交渉、かけだし俳優とのお付き合いというようなギョーカイの裏話的な面もあって1粒で2度おいしーといったカンジ。勤め先が調査会社、そして脚本家といえば、某ブログのあの方とリンク先のあの方を連想する(すごい偶然!)から興味も2倍。ブログに書かれていたのはそうゆうことなんだとこの小説を読んでやっと判ったこともあって(遅い?)、一人で悦にいる面白さもあった。仕事をがんばる女の子の話は大好き。でも、よくある成功話ではないし方向転換も悲劇もなし。さあこれからだー、というラストは希望に満ちている。全体が軽妙で明るいトーンなのが好ましい。続編も期待できそうな雰囲気。鎌倉に行ったら 「鳩サブレー」のハトカーを買いに行こっと。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー<今日の読書>ドラマデイズ / 吉野万理子(読了)上海から来た女 / シャーウッド・キング<今日の音楽>Cheap Trick / Silver
2007.07.14
コメント(2)
「人生には休暇が必要ーーーー。でも、もっと必要なのは恋とワイン!!」 とのキャッチコピーにベタな恋愛ものを想像して見に行ったら、期待はずれに面白かった。恋は最悪の出会いからソフトに進行というヤツでこちらはまぁどうでもよろしい。フランスを舞台にしているが、主人公のおじいさんと甥はイギリス人というのが馴染み易くてよい。フランス人はどうもよくわからなくて苦手だけど、プロヴァンスの風景はうっとりするほど好きになった。ワインをつくる小さなシャトーでのお話で 周囲の風景=ブドウ畑がとっても美しい。やわらかな陽光の当たる庭園の木漏れ日のテーブルでワインを傾ける静かな生活。シャトーの主のおじいさんはワインを水割りにして甥っ子に飲ませてテイスティングさせたり、泳いだりボール遊びしたり、人生とワイン哲学をおだやかに語る。。。。少年役はチョコレート工場のチャーリーになった子で、ちょっと成長してひょろ長くなってる。風光明媚なプロヴァンスで毎年こういう心豊かなヴァカンスを過ごした少年が長じてなったのは ロンドン金融界の敏腕トレーダーでイヤーなヤツ。10年ぶりにプロヴァンスを訪れて、少年時代を思い出し、レストランの女性に恋をして、ナパヴァレーからやってきたアメリカ娘の素性をめぐって小さなバトルを始め、遺産のシャトーの売却話を進める。ストーリーはなんでもないが、映像に引き込まれる。脇役のフランス人も味がある。コンパクトカー「スマート」、ランボルギーニのトラクター、ゴッホの絵、ブティックワイン、緑のインクといった小物使いも面白くて、妙に心に残るのだった。レストランのライブで歌われる「ブン」。「トト・ザ・ヒーロー」であまりにも効果的に使われていた曲がここで映像と共に流れるのは二匹目のドジョウみたいだけど、やはりうれしい。田崎真也監修となってるけど、そんな必要はなかったような・・・・ワインの話もそんなにマニアックではない。子供時代の郷愁を呼ぶほのぼのしたコメディ。宝くじが当たったらちょいとブドウ畑でも買いたいな、なんて気分にさせられるお話。試写@エルガーラーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー<今日の読書>ドラマデイズ / 吉野万理子<今日の音楽>Cheap Trick / Silver
2007.07.13
コメント(6)
Cさんと天神地下街で別れて外に出ると、向こうの空が5秒に1回ピカピカして明るい。中洲に新しいネオンができた?なんて思いながら、帰途につく。山笠のせいか中洲はものすごい人手と渋滞。正体不明のピカピカはネオンではなく音のない稲妻と判明。南へ行くにしたがって雨が降り出し 雷鳴が聞こえてきた。やがてたたきつけるような豪雨となってワイパーが振り切れそうに往復する。それでもセンターラインも停止線も見えず、10秒ごとにピカドン。家に近づくほどひどくなってくる。帰りたくないよ~。でも、止まれない。普段は60km/hで走る道もみんな30km/hのノロノロ運転。雨の中の運転で恐怖感を感じたのは免許とりたての頃以来。やっとの思いで帰宅したとたん ケータイにメールがきた。 2240 あきぷよりメール。 『スクレについたにゃ(絵文字=ウサギ) 元気になったのらぁ~(絵文字=拍手2つ)』あいつらしいいたって能天気なメールに ダツリョク・・・・さんざん心配させられた高山病。とはいえ、こっちから近況伺いの電話をして判明したわけで、向こうから積極的な報告はないしぜんぜん救援は求めていないのである。あきぷにしてみれば、こっちが勝手に心配してるといったところかもしれない。またしても母は地理のお勉強をさせられるのであった。「スクレはボリビア共和国の憲法上の首都。事実上の首都はラパス。現在は最高裁判所があるだけで、その他の国家機関はほぼラパスに集まっている。ボリビア独立時の調印が行なわれた場所で、今もコロニアル様式の古い町並みが残っている。白く美しい建物が多いため、「白の街」と呼ばれることもある。この町の名は、ボリビア独立の父にして初代大統領である、アントニオ・ホセ・デ・スクレにちなんでつけられた。伝統的な民族衣装と祭りで有名なタラブコの町へは、スクレからバスなどで行ける。1991年、その町並みの美しさからユネスコによって世界遺産(文化遺産)に指定された。」とのこと。http://yokohama.cool.ne.jp/cocha/Scure.htmなんのことはない、世界遺産から世界遺産へ移動したのであった。ええなぁ~ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー<今日の読書>途上 / 谷崎潤一郎上海から来た女 / シャーウッド・キング<今日の音楽>Nigel Kennedy / innner toughtsBON JOVI original selection
2007.07.12
コメント(6)
北京から上海へ向かう特急列車で上海リリーは昔の男と偶然乗り合わせる。反乱軍に列車ジャックされて、リリーは司令官と駆け引きすることとなる。5年ぶりに会った男の愛と信頼はいかに。。。。軍医の男のどこに惚れたのか、リリーの方が人間が大きいというか格上に見えるのだ。フランス人、中国人、ドイツ人、老婦人、中国美人といった乗客の行動と会話が典型的なパターンなのがかえって面白い。1932年の映画で、ディートリッヒは当時31歳。う~ん、すごい存在感。圧倒的な美貌と妖しい艶やかさで 謎の女「上海リリー」を演じる。表情はあまり変わらず、演技力があるのかないのかはよくわからない。が、ともかく女優そのものといった貫禄たっぷり余裕たっぷりの演技。衣装がまたすごい。羽やら毛皮に縁取られた旅行中とは思えない宝塚のようなかさばる服ばっかり。狭いコンパートメントにどんだけ積み込んでるんだぁ・・・ リリーは立ってもすわっても常に女優ポーズ。作りこまれたセリフとキメポーズ連発でこれぞまさしく古典映画。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー<今日の読書>ロング・グッドバイ / チャンドラー (読了)<今日の音楽>Nigel Kennedy / innner toughts
2007.07.11
コメント(0)
1845 あきぷとやっと連絡がとれた。昨日の朝ワンギリの後、何度かけても繋がらなかった。高山病に苦しんでいた。症状はキリキリした頭痛と嘔吐。ポトシという町にいる。というので調べてみたら、世界最高地点にある都市で世界遺産の銀山がある。なんと海抜4100m! そんな富士山より高い所に人が住んでるんかい?! 体調がくずれるのも当然だし、さすがの3Gもつながりにくいはずだ。中東でも北欧でも下痢ひとつせず熱も出さず健康には自信をもっていたが、高山病は予想以上に辛いらしい。幸い相棒は元気なので面倒を見てもらっている。高山病の知識は全くないから、ネットで調べた俄か仕込みのアドヴァイスを伝える。大量に水分を摂取すると良いらしい。ホントか・・・ 詳しい人いませんか?ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー<今日の読書>小泉純一郎--- 血脈の王朝 / 佐野眞一ロング・グッドバイ / チャンドラー <今日の音楽>Bernstein, Amsterdam / Mahler: Symphonie no.1Santana / Shaman
2007.07.10
コメント(16)
雨が降ったりやんだりの1日。天神から春吉まで歩く。20時より参加6名。和のインテリアでBGMはジャズ。アラカルトで。(つき出し)桃のスープ&じゅん菜のゼリー寄せ 野菜のテリーヌ(胡瓜、オクラ、ヤングコーン、パプリカ、ナス、アスパラ)黄身酢、ブドウ添え刺身盛り 鯨(マメ、百ひろ、ベーコン、ウネ、胃袋、サエズリ)、アジ、サバ、マグロ、キス、ヤリイカ、岩牡蠣、タイラギ貝柱、蛸、板ウニ、黒豚の炙りサラダ フルーツトマト 水ナスの塩もみ 穴子の白焼き ゴールデンポーク塩焼き 甘鯛酒蒸し 野菜天ぷら(かぼちゃ、ごぼう、オクラ、ピーマン)九穀米のおにぎり 日本酒(隠渓) 甕入り焼酎(??鶴・・名前忘れ)刺身盛りが美味しかった。鯨の品揃えが素晴らしい。突き出しの桃のスープ、野菜がぎっしりとゼリー寄せになったテリーヌは甘くないデザートのようでなかなか良かった。ゴールデンポークと黒豚も好みの味。居酒屋というが、和よりも洋の方が得意のようで、酒蒸し・てんぷら・水茄子といった基本的な品が弱い。おにぎりに添えられたお漬物が甘すぎ。日本酒・焼酎・ワインが充実。「穏渓」はこってりした鯨によく合っておいしかった。大皿のお造りがマバラになったら中皿に盛り替えてくれたのはうれしいサービス。単価は結構高く(東一雫絞り大吟醸は4合で8000円、黒龍純米大吟醸なんか4合で20000円、岩牡蠣1個1000円・・・ってメニュー見てビックリ。オーダーあるの?)お勘定は居酒屋の範疇を超えていた。あれこれ食べるよりも「刺身でじっくり呑む店」としては良いかな。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー<今日の読書>ロング・グッドバイ / チャンドラー <今日の音楽>Nigel Kennedy / innner toughtsSantana / Shaman
2007.07.09
コメント(4)
朝4時ごろに起きればリアルタイムにでBON JOVIを見られたのだが、ハナっから無理と思っていた。目が覚めたのは7時、ロング・グッドバイを読んでいる内に再び意識がなくなり、気がつけば11時になろうとしていた。最近、昼も夜も眠くて仕方ない。6月の疲れが出てきてる。涼しくてぐっすり眠れるのがうれしい。で、MSNでLive Earthの再放送をちらちらとチェックしながら久しぶりに掃除。掃除機の調子が悪くて中断、拭き掃除にする。ふぅ。 夕方、やっとめぐり会えた。JON君、満面の笑み。観客のノリはまちまちだけど、やはりニュージャージーだとご機嫌だね。MCでホームグラウンドを強調。白いシンプルなシャツは環境に配慮して? とってもよく似合ってた。下手におしゃれしない方がステキなJON(笑...Lost HighwayIt's My LifeWanted Dead or AliveWho says you can't go home?Livin' on a Prayer5曲を熱唱。Wantedは必ず歌うんだねぇ・・・他にもっといい曲あるのに。これにて BON JOVI週間はひとまずおしまい。夜は Nigel Kennedy のバイオリンで cool down. ガルネリだぁ・・・・ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー<今日の読書>ロング・グッドバイ / チャンドラー <今日の音楽>Nigel Kennedy / inner thoughts
2007.07.08
コメント(6)
電波の届かないところにいるらしく、あきぷのケータイにかけても「現在使われておりません」のアナウンスばかりで繋がらずやきもきしていたら、 2235 あきぷからやっとかかってきた。国境の町がストライキかデモかで封鎖されていて丸1日バスに留め置かれた後にボリビアに入国できたという。ブエノスアイレスは都会すぎて面白みがなかったけれど、パラグアイはなんにもなくてよかったらしい。外国人は商用ばかりで観光客さえいなかったパラグアイ。ホテルは中級ツインルームが1000円、清潔快適。一人500円が相場らしい。 明日はウユニ塩湖へ行くとはりきっていた。ウユニ塩湖、最近テレビで見たような気がする。一面雪原のように真っ白な湖が実は塩。夢のような景色だった。見てみたい。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー<今日の読書>ロング・グッドバイ / チャンドラー <今日の音楽>BON JOVI / Lost HighwayBerliner Fil / Mahler symphony no.6
2007.07.07
コメント(12)
福岡でロシア料理といえば昔っから「ツンドラ」だが、那珂川にもあった。「プローシャチ」はロシア語で広場の意味、去年の4月に開店。おしゃれなカフェ風のインテリアで器は和の陶器。オードブルはサーモン、にしん、たこ、ゆで卵にたっぷりのキャベツで充実している。ピロシキは油あっさりでミンチ・玉ねぎ・春雨たっぷり。ボルシチはほどよい酸味だけど、お肉が焼き豚?これはちょっと??? シシャリックは塩コショウのシンプルな味。お肉の量もほどよい。つぼ焼きには具たくさんのクリームシチューが入って、上のパンも美味しい。シベリア風水餃子はあっさりした餡。スープはバジルが効いて美味しい。ドレッシングみたいなオレンジ色のタレは好みじゃなかった。自家製の柚子胡椒風ソースが美味しい。飲み物は香りのよいイチゴジャムが溶け込んだ紅茶。これがロシアンティーと思っていたが、ロシアでガイドさんからこんな飲み方はしないと聞いてビックリ。ジャムは添えて出し、ジャムをなめながら紅茶を飲みのが本当のロシア式で、ジャムを溶かすのは日本だけだって。。。。。なんか似てると思ったら、シェフはツンドラ出身。一品料理もいろいろあってお値段がリーズナブル。ピロシキのテイクアウトあり。ロシアで食べた質素なロシア料理よりも美味しかった。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー<今日の読書>ロング・グッドバイ / チャンドラー <今日の音楽>BON JOVI / Lost HighwayThe Bangles / Doll Revolution
2007.07.06
コメント(4)
![]()
新津きよみは女性の心を描くのが実にうまい。女だから女の心理を書けるのは当たり前というものでもなく、概して推理系の作家は上手い。面白いストーリーを思いつくだけでなく鋭い洞察力が必要なことと関係しているのだろうか。ささっと読める短編が11話。印象に残ったベスト3は・・・「うわさの出所」では妬みと善良さの危ういバランスが描かれる。ごく普通の主婦がふとやってしまうちょっとした意地悪。その成り行きが気になる心の動きはよくわかる。結末の皮肉さと徒労感にニヤリ。「サンルーム」は何の事件も起こらないのにこれまた上手い。サンルームを作るため家に来た職人に親切にする主婦が抱いた恋心。やがて妄想がふくらんで・・・・あ~あ、気の毒だけど笑えるラスト。「二人旅」 これは怖い。夫を取られた女が仕掛ける相手の女との二人温泉旅行。結婚するためには言いなりになるしかない略奪女だが、よく承知したものだ。死ぬのと死なれるのは、どっちがつらいか・・・・不倫の代償は大きい。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー<今日の読書>ロング・グッドバイ / チャンドラー :村上春樹訳長いお別れ / チャンドラー :清水俊二訳<今日の音楽>BON JOVI / Lost Highway
2007.07.05
コメント(0)
![]()
ブライアン・フリーマンの1作目にして、とある最優秀新人賞を受賞し、また別の新人賞最終候補に選ばれたという作品。J・ディーヴァー、ケン・ブルーウン、M・コナリーがこぞって絶賛するとはただ者ではない。ミネソタのド田舎から始まるありふれた出だしが中盤に大きな山場を迎え、最後にちょっとしたどんでん返しという三部構成。しかし、伏線はきっちり張られている。ラストのラスベガスの描写が魅力的で行ってみたくなった。周囲の男を次々と弄ぶ美貌の女子高生レイチェルの失踪事件を捜査する警官を主人公にして描かれる。 レイチェルの魔性と邪悪さが強く印象に残る。アメリカンな高校生活、複雑な夫婦関係、バカ母とスケベ義父、孤独な警官などよくあるシチュエーションだが、読ませる展開。別の少女失踪事件と併せての謎でひっぱる。登場人物の誰もが苦しみや痛みを抱えているのが重苦しい。が、そこを掘り下げずに後半は警官の恋愛沙汰に話が移行する。失踪後のレイチェルの物語をもっと読みたかった。レイチェル、迫力の17歳である。美貌ではないが内田春菊を連想。おっと、ネタばれ・・・・著者のホームページには登場人物の背後関係について記載されているとあとがきにある。が、なぜかアクセスできない。www.bfreemanbook.comーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー<今日の読書>悪女の秘密 / 新津きよみ (読了)<今日の音楽>BON JOVI / Lost Highway
2007.07.04
コメント(0)
ハビタット・フォー・ヒューマニティの親善大使として活動する BON JOVI例のヒットに気をよくしたのか、こんなミュージックビデオを配信中。 ハビタット新着情報 “Who Says You Can’t Go Home” ハビタット活動に係わる米子からの情報、thanks !この曲はあまり好みではないのだけど、ライブでは盛り上がるんだわ。楽しく和やかな雰囲気のいいビデオに仕上がっている。JONが取り付けた鏡が落ちるというベタなギャグもあって遊んでるのがなかなかヨロシイ。チャリティ活動にも熱心なJONって尊敬できるホントにいい男!! ハビタットに参加したらBON JOVIに会えるかも・・・JONと一緒に家を建てられるかも・・・・ホームレスになったらJONが建てた家に住めるかも・・・ ラムのカクテルを呑みながら妄想はかぎりなくつづく。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー<今日の読書>悪女の秘密 / 新津きよみ<今日の音楽>BON JOVI / Lost Highway
2007.07.03
コメント(14)
北尾トロ2冊目の裁判傍聴記録。 相変わらず呆れた被告や悪魔の所業のような犯罪の裁判がレポートされている。が、判事も検察官もやる気のないだれた小法廷も数多いとあって、裁判所は究極の人間観察の場のようだ。事件そのものよりもディテールが面白い。マスコミでは報道されないやり取り(「意識のない女は・・・」などスーパーフリーの被告は生生しい)や被告&弁護人の風体態度も興味を引く。痴漢えん罪ネットワークの代表者が痴漢だったというトンマな裁判では周防正行監督が来ていた。「それでもボクはやっていない」の取材だったらしい。監督が同行者に著者の1作目の本「裁判長!ここは懲役4年でどうすか」を見せているのを目撃して声をかけそこなったという珍事があってその後、映画にでてくるいかにもな傍聴マニアの役名が「北尾」になったというオチがついている。有名どころではスーパーフリーやシミケンがあり、阿曽山大噴火との対談が面白い。法の華の福永ホウゲンには100冊近くの著書があるがすべてゴーストライター(20~30人)が書いたもので、本人は原稿チェックするどころか1冊も読んだことがない、という。大物は図太さが違う。事件によっては一番のワルは弁護人ではないかと疑うようなのもある。飲酒運転で幼児3人を死亡させた福岡市職員の裁判が今一番気になるところ。光市の母子殺人に至っては誰もが胸くそ悪くなる思いを抱いているだろう。法律は不完全なものであり、裁判官は選べないという現実に裁判の当事者にはなりたくないと心底思うのであるが、興味本位の傍聴ならばぜひやってみたいものだ。 2342 パラグアイに到着のメール 「あったかい」と。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー<今日の読書>インモラル / ブライアン・フリーマン (読了)裁判長!これで執行猶予は甘くないすか / 北尾トロ (読了)悪女の秘密 / 新津きよみ<今日の音楽>BON JOVI / Lost Highway
2007.07.02
コメント(4)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー<今日の読書>インモラル / ブライアン・フリーマン <今日の音楽>BON JOVI / Lost Highway
2007.07.01
コメント(0)
新宿のルミネは1030開店なので、駅構内の地下は暑い。外の方が涼しいのでライオン広場でジャズ演奏の練習を聞きながら、米子を待つ。
2007.07.01
コメント(0)
全32件 (32件中 1-32件目)
1