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4話目?にして初めて見た。ドタバタ喜劇としてみたら、面白いよ。冒頭の披露宴の場面は最初はよくわからなかったけど、本筋とは関係ないただのイントロだったのね。ロシア人との商談成立の場面はずるいなぁ・・・・ってか作家の手抜きでしょう。肝心の交渉場面になると字幕なしとは、内容まで考えてなかったのね・・・・トホホ。シリアスドラマじゃないんだからまあ、笑って流しましょう。スーパー派遣って言いたかっただけなのね。スーパー派遣篠原に新人派遣加藤をからませて見せていく手法は面白い。それにしても時給3500円って・・・1日8時間・週5日働いたら、けっこうな年収になる。へなちょこ男が言う「一緒に働くことは一緒に生きること」って、そうなんだよね。単純に時間だけで計れば、家族よりも職場の人間の方が接する時間が多い。「生きる」の重さは違うけど。職場では仕事のみに徹して余計な人間関係を作らない、というのは賢い処世術と思う。派遣だからできる、派遣だからそうでなくちゃ、という意味合いでしょうが。。。。「約束を破らない」 「逃げない」 説教調なセリフ展開が陳腐で鬱陶しいのだけど、これは本当に大事なこと。もしかして、1話に付き一つ二つの教訓をたれるようになってるドラマなのか。もしかして実生活に役立てようと真剣に見てる人もいる?後ろから話かけられても振り返らず相手を見ずに話すのは、どうかと思う。ま、すごく嫌ってるって感じは出てたけど。「ふぐ? 死ぬほど好きです。」とクールに言ってのける場面に笑って共感。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー<今日の読書>さして重要でない一日 / 伊井直行<今日の音楽>Guns n’ Roses / Live era '87-'93Lenny Kravitz Greatest HitsGreen Day / International Super Hits!
2007.01.31
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へそ曲がりなタイトルにそそられて思わず手に取った短編集。6話収録。殺人のない小説は圧倒的に多いけど、愛も癒しにも欠ける小説となると希少な存在。大抵の小説は恋愛や家族愛を感動的に深刻に読者の共感を呼ぶように心癒したりするように描かれている。これらの要素は魅力的だがなくても構わないのではないか、という作者の意図が窺い知れる。かくして、作者の挑戦?実験?は成功した。ストーリー性のない話でも充分面白い。定石通りの運びでない話、狙ったプロットのない話、起承転結の整っていない話というのはどう終わるのか予想がつかなくて楽しめるのだった。どうってことない普通にあるような、ブログにでも書いてあるような話だけど、作家が書くと一味違う。なんか、プロのメイクさんがやる手の込んだ薄化粧みたいなかんじ。「ヌード・マン」 わかっちゃいるけどやめられない、の話。「掌」 父の死後、昔の家が気にかかる、の話。「ローマの犬」 旅先ローマで犬に噛まれたら、の話。「スキーに行こう」 ダットラ故障でスキーは中止、の話。「微笑む女」 近所の気になる美人妻宅が火事、の話。「えりの恋人」 気の向かない会食に行儀の悪い子、の話。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー<今日の読書>さして重要でない一日 / 伊井直行タルドンネ 月の町 /岩井志麻子<今日の音楽>Guns n’ Roses / Live era '87-'93
2007.01.30
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警固交差点近くに先月オープンしたての「フリュイ・ド・メール」でランチ会。3名。旬の魚介類を使ったフレンチのお店。アイボリーを基調にしたインテリアと温かみのある照明の色が落ち着く。地下街に駐車してテクテク歩いてきたら、お店の駐車場があった。こんな場所で駐車場ありとは思わんなんだよ・・・予約の時に訊けばよかったとプチ悔しいけど、お天気もいいし運動になったから良しとするか。ポアソンランチを注文。鰤はしっかり味付けされてまるで鰹のような色、素の鰤よりも美味しいし、グリーンのドレッシングがよく合っていた。タラは火の通し加減がちょうど良い。もずくソースは弱いが、魚の味をそこなわないようになっているのだろう。どちらにもお野菜がたっぷり添えられているのが嬉しい。かぼちゃのスープはクルトンたっぷりだしクリーミーで好きな味。しっとりしてきめ細かな生地のパンも美味しかった。デザートはふつう。kellyがまだ食べているのに先に食べ終わった人のお皿を下げていくのにはせかされているようでムカっとした。ほぼ満席のお客がいながら素早いサービスができるのは評価すべきだろうが、あまりに早く次の料理を持ってくるのもなんだかなぁ。定食屋じゃないんだから、も少し余裕がほしいとこ。でも、味はよかったので今度はディナーで訪れたい。お値段もリーズナブル。 鰤のカルパッチョ タラのポアレ もずくソース デザート盛り合わせ 他に かぼちゃのスープ、パン、コーヒー食後は、お先に失礼してマッハで空港へ向かう。Rちゃんに送ってもらって先に到着した米子と合流。搭乗まで3人で語り合う。Rちゃんは今の音楽よりもクリームとかニルヴァーナが好きということで、kellyとは音楽の趣味が合いすぎて大笑い。BON JOVIは「keep the faith」の時が一番カッコイイというのも同じ。米子は話についてこれずポ~カン状態。とっても大人びた19歳のR少年がこんなによく笑うのは珍しい、と米子が笑う。1545のANAで上京、19時すぎにあきぷのお部屋に無事着いたとの報告。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー<今日の読書>浮世の画家 / カズオ・イシグロ<今日の音楽>QUEEN+PAUL RODGERS / RETURN OF THE CHAMPIONS
2007.01.29
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念願の牡蠣小屋で焼き牡蠣を思いっきり食べた。毎年、行きたいと思いながらもシーズンを逃していた。明日東京へそしてアメリカへ発つ米子の強い希望もあって、今夜はぜひ牡蠣小屋で夕食をということになった。 「唐泊漁港第三売場」というお店が天神にオープン。はるばる糸島の唐泊漁港まで行かなくてもここには新鮮な牡蠣が直送されてくる。炭火焼でふんだんに食べれるのが嬉しい。大きな恵比寿かきが10個で1000円、炭代一人100円、と格安。ポン酢、醤油、柚子胡椒をつけていただく。kellyと米子は半生でどんどん食べる。Tはしっかり焼く派なので、なかなか食べれないといじけていた。(笑...野菜は併設の八百屋さんで買ってくるシステム。中華ちまきと牛すじ煮込みもあって大満足。 ぷるぷるの大きな牡蠣 薩摩地鶏やカニもいっしょにーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー<今日の読書>浮世の画家 / カズオ・イシグロ<今日の音楽>Cyprien Katsaris / Chopin : 4 ballades scherzos
2007.01.28
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創立80周年記念事業の募金のために急遽開催された同窓会。参加約40名。会費の半分は寄付金にまわされる。ホテル地下の和食店を貸切。大きな変形テーブルが3卓。席はくじびきで決定。男性の多いテーブルに決まる。話したこともなく名前も知らない人が3人ほど。6月の総会の幹事30回生数名も宣伝のため現れる。乾杯の音頭は一番遠い名古屋からの参加者H君、司会は人間ジュークボックスのK君、ホテルマンN君の挨拶。右隣はやたら明るいH君(都銀支店長)、左隣は久しぶりに参加のF君(整形外科医)、前はM君(ライター&刀鍛冶)、小学校から一緒のI君(国家公務員)、秀才の誉れ高いS君、幹事N子、上品なSさんなどなど話が尽きず食べる暇もなし。他に、税理士、養鶏場、管理栄養士、教師、ドコモ、財団理事長、県庁、市役所、農業試験場、テレビ局・・・いろんな職業があるもんだわ。。。。二次会はライブハウス。なつかしのディスコソングとK君の弾き語り。歌って踊ってあっと言う間に1時すぎ。誰も帰ろうと言わないのがすごい。隣に座った脳外科医K君から衝撃の告白を聞く。ウソでしょう?!ってカンジで酔いもさめるほど。そんなことがあったとはつゆ知らず、今となっては悪い気はしないが・・・当時知ってたらタダじゃ済まさなかったよ。同窓会はどうも体に悪い。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー<今日の読書>快適生活研究 / 金井美恵子<今日の音楽>Cyprien Katsaris / Chopin : 4 ballades scherzos
2007.01.27
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去年から過熱ぎみの豆腐業界。個性派豆腐にはもう慣れっ子というか食傷気味。初めて見た米子は驚愕、大笑いでシャメる。 (撮影 米子)ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー<今日の読書>愛と癒しと殺人に欠けた小説集 / 伊井直行(読了)<今日の音楽>SZPILMAN / The Original Recordings
2007.01.26
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「エスケイプ」と「アブセント」の2作収録。「エスケイプ」は約100ページ、「アブセント」は25ページほどしかない短編でおまけみたいだけど、ダブルタイトルの意図は読んだらすぐわかる。ちゃんと一対になっているのだ。20年前に下宿から逃走した「おれ」が40歳にして現実に目覚めた。そして「あいつ」を探しに京都へ。闘争好きなのに、「そんなのいやあん。」なんて言葉が出る元活動家の独白はどこか暢気で可笑しい。ハーフの偽神父のキャラが浮世離れして、お得意のファンタジーっぽさも感じる。二人の会話が秀逸。一人称小説だから説明的記述は極力省かれている。細々と書き込んでないのに、背景や細部が浮きあがってくる。読者が想像する余白をとっているところが上手い。 そして、「アブセント」はいきなり福岡ローカルで始まる。春吉橋、那珂川、荒江・・・・こっちの主人公も逃避ぎみの生活。ひょんなことから京都へ向かう。比叡山の上と下とで見事なラスト。な~るほど、双子の小説か。。。。。続編がほしい!ロバート・クインって聴いたことないな、パンクだし・・・・ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー<今日の読書>愛と癒しと殺人に欠けた小説集 / 伊井直行エスケイプ/アブセント / 絲山 秋子 (読了)<今日の音楽>Joshua Bell / Tchaikovsky :concert in D major Op.35Sugi & Teppei / Magical Mystery Classics
2007.01.25
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「火群」へ。参加7名。ビルの3階にあって看板は小さく目立たないこじんまりした居酒屋。だけど、料理は本格的。わけぎ、ふきのとう、菜の花など季節の物を楽しめた。真珠貝の燻製はこれ一品でお酒が進みそうなイケル味。刺身は良質。あんこう鍋の出汁は白身魚と鰹と昆布のブレンド。身、皮、肝、どれも美味しい。鍋の楽しみって実は雑炊にある。旨みしっかりなのにさらさらとした繊細なお味の雑炊は絶品。飲み食いした後のお腹にもすんなりと収まる。木製のお箸は先が細くて食べやすい。山葵は鮫皮おろしですりおろす根山葵、お冷は「仕込み水」と細やかさも嬉しい。居酒屋というよりも割烹といっていい。丁寧に作られた繊細な料理は美味しかった。<きょうの献立> 先付 (わけぎの酢味噌和え、蛸、キャラブキ、黒豆、真珠貝の燻製) ミル貝と菜の花の黄身酢和え 刺身盛 (アコウ、寒ぶり、貝柱の炙り、しめ鯖、アマダイの炙り、サヨリの握り) 根山葵 たらの白子のキャベツ包み蒸し 揚物 (海老と蓮根のはさみ揚げ、ふきのとうの天ぷら、くわい素揚げ) あんこう鍋 雑炊 香の物にごり芋、あんず酒、梅酒 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー<今日の読書>エスケイプ/アブセント / 絲山 秋子浮世の画家 / カズオ・イシグロ<今日の音楽>Cyprien Katsaris / Chopin : 4 ballades scherzosThe Beatles / 1
2007.01.24
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診察にいったついでに、大腸の内視鏡検査をしてもらった。気になる症状は何もないけれど腸の検査は今まで一度もやったことがなかったので、さすがにこの歳でそれはマズイ、と自覚。さすがに手馴れた専門医で、「1~2分で終わります」との言葉通りスムースに終わった。大腸がんの80%は直腸からS字結腸までの間に発生するという。ここをカメラで検査。胃カメラよりも簡単だった。結果は 「きれいな腸ですよ」 これで当分は安心。たとえ内臓でも「きれい」と言われるとうれしい~(笑...ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー<今日の読書>噂の真相 おかわりっ! / 岡留安則快適生活研究 / 金井美恵子<今日の音楽>Cyprien Katsaris / Chopin : 4 ballades scherzosThe Beatles / 1
2007.01.23
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オカルトチックなタイトルに惹かれて読んだら、前半は半生記、後半は登山記で見事に肩透かを喰らった。「女霊」というよりも「霊山」の本。彼女は毎週のように日本中の霊山に登っている。石鎚山、大峯山、出羽三山、高尾山、比叡山、篠栗八十八ヶ所霊場巡り、富士山・・・・雨でも真冬でも登る。白装束姿での登山写真も多数掲載。意外な私生活に驚く。孤独だった子供時代、二度の離婚、心身症と、次々と不幸に見舞われた半生。「極妻」で売れっ子作家になったと思っていたら、バッシングされ続けていたという。それは、頼ってきた数多の霊のせいだから、と言われて行を始める。水行と山行、在家出家。関東大震災で死亡した遊女の霊を吉原神社で供養する。霊山に登り始めてから自分も周囲も優しくなったらしい。 信仰心はかくも人を強く一途にするものか。まさに「信じる者は救われる」状態。瀬戸内寂聴亡き後、あのポジションは家田荘子のものか?! 金髪は止めないらしいけど。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー<今日の読書>噂の真相 おかわりっ! / 岡留安則<今日の音楽>Cyprien Katsaris / Chopin : 4 ballades scherzos
2007.01.22
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商店といってもお買い物に行ったわけではなく、居酒屋。 竹豆腐 呉豆腐のようなぷりぷりした食感 穴子のあぶり 弾力ある身が美味しい 黒豚なんこつの煮込み なんこつは苦手だけど少々。美味しかった! たらの白子 カレイの煮付け 手羽ウズラ焼き 茄子の煮びたし しょうが釜飯 炊き餃子 ぐつぐつと煮立った蒸気で写真が不鮮明。 炙った地鶏ミンチの餃子が美味しい 豚骨と鶏がらの出汁が濃い、濃すぎる~ あとで ちゃんぽん麺 お冷をもらって水と氷で割っていただく。 吉兆宝山 八海山 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー<今日の読書>噂の真相 おかわりっ! / 岡留安則歪曲報道 / 高山 正之<今日の音楽>SZPILMAN / The Original Recordings
2007.01.21
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米子がイオウジマへ一泊旅行に行ったと人に話すと「えっ?!」と驚いて聞き返される。今まではそんなことなかったのに、映画の影響はすごいな。だれもが「硫黄島」と思ったみたい。福岡で「イオウジマ」といえば長崎の伊王島のこと。大抵の人は知ってるはずで東京の硫黄島なんて思うことはなかった。去年の夏までは・・・・・硫黄島を記憶する人は減り、政府の許可がないと入れず、行ったところで宿泊施設もない。こちらの伊王島はまるごとリゾート。長崎港まで船が迎えに来て、夕食はふぐのフルコースで1万円(平日)と、学生さんにもお手ごろな値段。天然温泉で、海が見えるお風呂がきれいでよかったという。お土産はこれ! あれ~?! この前いただいたのと そっくりさん・・・・・ 「ギャグで買ってきた~」だって。。。。 美味しいよ。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー<今日の読書>噂の真相 おかわりっ! / 岡留安則帝国の崩壊 / 佐藤優女霊 / 家田荘子 <今日の音楽>The Beatles / 1SZPILMAN / The Original RecordingsMANMA MIA ! / original London CastSuper Duets
2007.01.20
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副題:100の空論より一度のナマ傍聴コンビニ強盗、窃盗、強制わいせつ、児童買春、覚醒剤、傷害致死、詐欺、不倫脅迫、子殺し、夫殺し、監禁、離婚・・・裁判のネタはいろいろ。高裁、地裁、簡易裁の傍聴記。「被告の顔にドラマはあるか」 「ぼくに謝られても」 「ヤクザがいっぱい」の章が印象的。音羽幼女殺害犯は「絵に描いたように地味な女」で、「オウム裁判」はダレまくりで、裏口入学詐欺の「カモはいくらでもいて33億円稼いだ」そうだ。裁判所で知りあった「霞ヶ関倶楽部」のある傍聴マニアによると「10年傍聴すれば判決は読める」とのこと。司法ってそんなに単純なものじゃないだろうに、マニアの自慢か。裁判だけでなく、周辺人物の観察もあって面白い。著者は知人の交通事故裁判がきっかけで東京地裁の傍聴に通うようになったという。大抵の人はまったく無縁のものだと思っているが、なんらかの裁判の当事者になる可能性がないとは言い切れない。実際、kellyは書類送検された時に「裁判になっても結構。受けて立ちますよ」と検察官に話したけれど、不起訴処分で罰金もなしだった。あれれ?の展開で裁判なりそこない。どんな裁判も公開されていて 東京地裁には旅行会社が「裁判傍聴体験ツアー」を引き連れて来たりするらしい。裁判なんてTVや映画の中での断片的で作り物の法廷しか知らない。裁判員制度も始まるし、一度傍聴して裁判の流れだけでも知りたい。並行して読む予定だった類似本 「霞っ子クラブ 娘たちの裁判傍聴記」がなかなか進まない。ぶつ切りの文章、余計な記述、無駄な改行、文字サイズの変化、絵文字(ブログだからね・・・)でリズムが乱されて読みにくい。 (ただし、イラストはいい) 北尾本の方がすらすら読めるのはさすがプロのライター。もしくは著者と年齢が近いせいか?!ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー<今日の読書>帝国の崩壊 / 佐藤優家田荘子 / 女霊ジェフリー・ディーヴァー / 12番目のカード<今日の音楽>The Beatles / 1SZPILMAN / The Original Recordings
2007.01.19
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最近ちっとも英語の勉強をしていない。教室に高校生の生徒がいなくなってからは初歩的英語で充分だし、これから資格やスコアを取ってどうこうする気もないし、外国人の友達もいなし・・・・ないないづくしで意欲なし。ところが、この記事を見てやる気が出た。ボケ防止っていうのが少々カナシイけど、これって強力なモチベーション! めざせ バイリンガル婆! Bilingual people typically develop dementia about four years later than those who only speak one language,a research team from York University in Tronto and other institutions said. from THE DAILY YOMIURI (January 16) 2か国語を話す人は一般的に1か国語しか話さない人よりも認知症の発症が4年遅いと、トロントのヨーク大学などの研究チームが発表した。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー<今日の読書>裁判長 ! ここは懲役4年でどうすか / 北尾トロ (読了)ジェフリー・ディーヴァー / 12番目のカード家田荘子 / 女霊<今日の音楽>The Beatles / 1SZPILMAN / The Original Recordings
2007.01.18
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この本と作者は「このミステリーがすごい!」で1位になって初めて知った。8編の短編集。今年は海外1位の「あなたに不利な証拠として」も短編連作、10位内に2冊が入ったディーヴァーは長編「12番目のカード」を短編集の「クリスマス・プレゼント」が凌いで2位だ。う~ん、この現象をどう見たらいいのか? 短編集だとたいてい何作かは気に入った作品があるので1テーマに絞った長編よりも投票される確率が高いのか。はたまた、ガツンとくる長編がなかったのか・・・・とぼけた文体の冒頭作はわざわざ「C10H14N2」と化学式で書いておきながら単なる駄洒落だった脱力のタイトルに苦笑。醜くて痛くて残酷で臭ってきそうな「Ωの聖餐」。これら最初の2作でつかみはOK。次は友達に親に虐められる少女の話。ミステリーというよりも、ホラー&SF、世にも奇妙な物語。読後感はかなり苦い。 中の数作をとばして、表題作の「独白するユニバーサル横メルカトル」 がとびっきりに面白い。まず、語り手が異色。なんと道路地図帳が語るのだ! まるで執事のように真摯で丁寧な口調で語る。先代と息子の怪しい行動をすべてお見通しの地図帳。物にも記憶や意思があるのかもしれない、とミステリアスなイマジネーションの世界に連れて行かれる。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー<今日の読書>ジェフリー・ディーヴァー / 12番目のカード霞っ子クラブ / 高橋ユキ他<今日の音楽>BON JOVI/ one wild nightElvis Costello / Extreme Honey
2007.01.17
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このタイトル、演歌ではありませぬ。原題は 『Five Days One Summer』という1983年の映画で、主演はショーン・コネリー。脱ジェームズ・ボンドした彼が初老の医師として登場。時代は1930年代、アルプス登山にやってきたカップルとガイドの青年の話。アルプスの山々、絶景のホテル、ふもとの村、馬車に旅情を誘われる。雪山が寒そうじゃないのがいい。ホテルの女主人は「あんなに年が違って奥さんがかわいそう」と言うが、実は叔父と姪の不倫カップル。姪は不毛の関係に悶々として情緒不安定。タレ目斜視気味の女優が半目で回想する表情が実に憂鬱そう。3人で登山中にクレバスに埋もれた人を見つける。死体は40年前 婚礼の前日に行方不明になった男だった。ガイドの青年の祖父の弟で、花嫁になるはずだったマリアは独身のまま腰の曲がった白髪の老女となっていた。姪はマリアに将来の自分の姿を見たのだろう。青年に本当のことを打ち明けるが、青年は即座に非難する。苦しみが増してますます不安定になる姪。腰に粗末なロープを結びつけただけで断崖絶壁を登ったりクレバスを跳んだりするんで、いつ落ちるかとハラハラ。軽いドッキリ場面が何度かあって、最後の落石場面は 「クリフハンガー」や「ヴァーティカル・リミット」よりもよっぽど怖い。青年の死は事故だが、山頂での言い争いで心の平静を失ってなかったとは言い切れない。結局、不倫関係の主導権を握るのは女、現実でも大抵そう。決断したのは姪。氷壁の死体をきっかけに心変わりしちゃった女の話だから「氷壁の女」。ダサい邦題は妙に核心をついていた。大げさな演出もこけおどしの音楽もなく セリフ少なな淡々とした運びが印象に残る。時代が古いだけでなく撮り方自体にも良い意味での古さを感じる叙情的な山岳映画。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー<今日の読書>独白するユニバーサル横メルカトル / 平山夢明 (読了)ジェフリー・ディーヴァー / 12番目のカード霞っ子クラブ / 高橋ユキ他<今日の音楽>Elvis Costello/ Extreme Honey
2007.01.16
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最近のニュースで気になるのは隠しそこなった人たちの話。都合の悪いことを隠す心理はわかるし、そんな時もある。ちょっとした隠し事は誰にでもあるよね? でも、隠蔽工作に多大な労力が必要となるともうぶっちゃけて謝った方が早い。絶対にバレない自信でもあれば別だがそんな大きな失敗は隠しおおせないに決まってる。例えば、死体をバラバラにして捨てれば身元は割れないとでも思ったのだろうか。自室に隠すなんてもっての外。道具を揃えて何時間もかけてそんな面倒くさいことしても生で捨てたらバレるに決まってる。夫が行方不明になった後に家をリフォームしたら怪しまれるってば! 例えば、社内の管理体制の不備を隠蔽するため部下に緘口令をしいても人の口の戸は立てられないとは思いつかないのだろうか。判断の甘さは仕事柄? 老舗の面目丸つぶれは自業自得としてもフランチャイズ店も一蓮托生。去年、飲酒運転で死亡事故を起こした市職員は姑息な隠ぺい工作を重ね友人を巻き込んで罪状を増やした。失敗して一度信頼を失うと代償は失敗自体の300倍もの大きさになって返ってくる、と「失敗」を研究する畑村教授は言う。「ハインリッヒの法則」から派生した理論らしい。隠蔽工作の失敗はさらに多大なツケを覚悟しなければならない。隠して得したつもりのツケは300倍以上になって返ってくるのだ。これは大変。隠し事はなにがなんでも死守せねば、と覚悟してみる。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー<今日の読書>独白するユニバーサル横メルカトル / 平山夢明快適生活研究 / 金井美恵子<今日の音楽>Elvis Costello/ Extreme Honey
2007.01.15
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『親不孝通りディテクティブ』に登場したカモ・ネギコンビ再来。博多の屋台で 「おでん」と関東煮の違いの話から始まって、1985年夏の回想に入る。博多の街の描写は的確で言うことなしなのだけど、しょっぱなの博多弁に誤用があっていきなり意気消沈。「表ば、でんしゃい」 「耳ばはいっとおとです」・・・・こんな使い方はしない。「手間ばかけた」・・・これは正しい。助詞「ば」は「を」の代わりに使うが「に」の代わりには使わない。『ディテクティブ』での博多弁はネイティブ並みでこんな間違いはなかったはずだけど。。。。それはさておき、今回は長編で二人は17歳の高校生。高校生とは思えない過激でエグイ事件に関わる。美人局にひっかかって現金輸送車襲撃って、そんな高校生おらん! ライブハウス、ヤクザ、不法入国者、オカマの元警察官、警察の裏事情、洞窟生活、爆破・・・・もりだくさんの事件をコミカルでスピーディな展開でみせる。地元が舞台となれば面白さも倍増。鴨志田鉄樹は「俺」、根岸球太は「オレ」という一人称で交互に事件を語って、お互いの思惑がわかる。二人が絶対の友情で結ばれていなくて腹を探り合ったりするところがウソ臭くなくて興味をそそられる。『ディテクティブ』の短編のどれよりも面白かった。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー<今日の読書>雷の季節の終わりに / 恒川 光太郎快適生活研究 / 金井美恵子<今日の音楽>Elvis Costello/ Extreme Honey Manhattan Jazz Quintet / Aire OnThe G StringThe Best of Carole King
2007.01.14
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どんより曇って寒い休日は一日中引きこもる。すると、外出がちの時には見えなかった室内のアラが目立ってしょうがない。で、中途半端に終わった年末の掃除の続きのような大掃除になってゴミ袋2つ分の不用品がでた。ほとんどが紙類。寒い日は家が片付く。午後から大学ラグビーの決勝に見入る。33-26。関東学院大優勝。点差は少ないが、内容的には素人目にも関東の圧勝。下馬評の高かった早大は序盤の関東の猛攻にたじたじで終始おされ気味。ロスタイム後のトライ合戦は見ごたえがあった。友達の子が出ていると観戦にも力が入る。一緒の職場にいたJちゃんの次男君は関東のHBで2年生からずっとレギュラー。高校時代から隣県にラグビー留学していて競技場でしか息子に会えないと言っていた。彼女も国立のスタンドで大喜びしていることだろう。小柄でスピードのある動きのため「ちびっこギャング」といって恐れられていた彼ももう4年生。ボールを手に取るたびにアナウンサーから名前を呼ばれる。コンバージョンも決めた。キックを外した時にも淡々とした表情をしていたのには場数を踏んだラガーの風格を感じた。最後の国立を優勝で飾れて喜びもひとしおでしょう。来月の秩父宮も楽しみ。涙がこみあげてくるのをおさえながらの笑顔でインタビューに応える春口監督の姿に心から拍手を送りたくなった。「雑草に花が咲いた」いい試合だった。 次は 「打倒、サントリー」? がんばれ!ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー<今日の読書>裁判長 ! ここは懲役4年でどうすか / 北尾トロ打ちのめされるようなすごい本 / 米原万里<今日の音楽>Avril Lavigne / Under My SkinShakira / Fijacion Oral vol.1
2007.01.13
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NHK-BSハイビジョン で「ワールドプレミアムライブ」が始まった。初回は、わがBON JOVI。来週は 「エルビス・コステロ」で、以降、シンディー・ローパー、フーファイターズも登場との予告。 ニューヨークのノキア劇場で行われたライブ。タイムズスクエアにある小さな会場で、セットリストはHANDツアーのもの。2006年9月との表示だが、どうも変。盛り上がりに乏しいし、ボックスセットについての言及がなんだかオカシイ。(→うろ覚え。録画失敗したので確認できない。)こんな時、ネットは便利だわ。調べてみれば、本当は2005年9月のプロモーション用のライブらしいとわかった。過去に東京MXテレビなどで放送されたこともあると判明。DVDレコーダーがデジタル対応じゃないのでチャンネルが設定できない。 で、P社のサービスセンターに電話して録画方法を懇切丁寧に教えてもらった。TV側のチャンネルロックもばっちり、シンクロ設定までしたのに録画失敗。画面真っ黒け。なんで・・・・・?その上、毎週録画してたつもりの「デスパレートな妻たち」が失敗したのもわかった。ショック。。。こっちはいつの間にか放送時間が1時間遅くなっていたため。予約録画は時間予約でなくて番組単体予約にしていついかなる時間にずれても間違いなく録画するようにできないものか。ぷんぷん。それよりも BURRN ! 2月号を買いに行かなくちゃ。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー<今日の読書>裁判長 ! ここは懲役4年でどうすか / 北尾 トロ独白するユニバーサル横メルカトル / 平山夢明<今日の音楽>Shakira / Fijacion Oral vol.1The Best of Isaac Hayes the polydor years
2007.01.12
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<注意>この日記は作品紹介ではありません。自分自身の覚書と感想のために書いているのでストーリーや結末にも触れてます。まだご覧になっていない方には全く配慮してませんからご注意を。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・いきなり駐車場と事務所で2人の男が殺される。次にブルース・ウィリスが空港で若い男に昔話をして首ポキであっけなく殺す。なにがなんなんだか。。。。。そして、半裸のジョシュ・ハートネットが登場。バスタオル1枚の姿のままで連れ回される。テンポの良い運びでスピーディーな見せ方。開演前に配られたちらしによると「まったく先の読めない脚本は極限まで練りこまれている」。 モーガン・フリーマン 、ベン・キングズレー(「オリバー・ツイスト」のじいさん、sir.だよ!)、スタンリー・トゥッチ(「プラダ・・悪魔」のおしゃれな編集者が今回は警察)という俳優が集まったのも脚本の魅力という。断片的にアトランダムに見せることで、観客をだまし、謎を作って複雑化したジグソーパズル映画。これぞ脚本の妙味。もし時系列順に語り進めばフツーの復讐劇になるところをスリリングなサスペンスに仕立て上げている。巻き込まれ型犯罪映画と思いきや、本当に不運な青年は名簿から選ばれてあっけなく殺された彼だった。筋書きが見えてくるのは、フェアリーを撃つ瞬間。思い切り良すぎだし、ジョシュの目つきが変わった。ここで、おかしいぞ!と気付く。トイレの滝がすごい。あれは実在のレストランか?ルーシー・リュウの平坦で早口なセリフが聞き取れずイラつく。ルーシー(高校生みたいな服着てた)は欧米人には若く見えるらしいけど、トウたちまくり。ジョシュとのロマンスがしっくりこなくて無理無理感いっぱい。二人のベッドシーンが一番退屈な場面。ジョシュ・ハートネットって「パールハーバー」のしょうもない役しか知らなくて注目してなかったけど、シリアスにもコミカルにも演じれる俳優みたいでこれから出番が多くなりそう。その前にヘンな髪型をなんとかしてほしいけど。。。生意気な表情を遠目でみるとブラピに似ている。グッドキャットにバッドドッグかぁ・・・・・情にほだされて仕事を遂行しなかったのは殺し屋としてはどうなんだろう? 「カンザスシティシャッフル」を20年間やってたんだ。ボス二人の20年間自主的監禁生活も滑稽。クライムサスペンスなのに笑えるセリフや場面もいっぱい。一応ハッピーエンドだし、殺しが多い割には後味悪くなくて面白かった。試写@西鉄ホールーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー<今日の読書>裁判長 ! ここは懲役4年でどうすか / 北尾 トロ 独白するユニバーサル横メルカトル / 平山夢明<今日の音楽>Shakira / Fijacion Oral vol.1The Best of Isaac Hayes the polydor years
2007.01.11
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昭和24年1月10日は辛子明太子の誕生日。中洲の食料品店「ふくや」が唐辛子などの味をつけた明太子を発売したのを記念して明太子の日と決めたそうだ。創業者の川原氏が韓国で食べたタラコのキムチをヒントにして日本人に合うように工夫して作ったという。川原氏のすごいところは、この製法を秘密にせず公開したこと。かくして、博多の明太子メーカーは今や大小100社以上あるといわれている。で、明太子の日の今日は 「ふくや」で福袋が発売される。近所のお店は9時に開店。去年もおととしもちょっと遅くて買い損なった。で、今日は出勤前にちらっと寄って購入。やった~! 数量制限なしなので、余分に買ってお世話になった方にも配る。博多で「明太子が嫌い」という人にはお目にかかったことがないくらいで誰に差し上げても喜ばれる。各メーカーそれぞれ趣向をこらした味付けで、お好みのメーカーも十人十色。「ふくや」は奇をてらわずオーソドックスな味付け。辛さレベルを選べる、着色と無着色を選べる、などという特徴がある。いか明太や明太高菜などの関連商品も美味しい。ご飯が進みすぎてコワイ。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー<今日の読書>裁判長 ! ここは懲役4年でどうすか / 北尾 トロ 独白するユニバーサル横メルカトル / 平山夢明打ちのめされるようなすごい本 / 米原万里<今日の音楽>Avril Lavigne / Under My SkinThe Best of Isaac Hayes the polydor years
2007.01.10
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連休明けの今日はどこの会社も実質的な仕事始めといったかんじ。事務所&歯医者さん&教室と、朝から夜までフルコースで一気にお仕事モード突入。合間にクリーニング屋さん、郵便局、図書館、スーパー。8時10分帰宅、30分で夕食の出来上がり。今日は太刀魚のねぎ塩焼き。注連飾りについていた橙を切って添えた。果汁たっぷりでやわらかな酸味が美味しい。蓮根のきんぴら、子持ち昆布、刻みすぐき、千枚漬けであっさり和食。五穀米をかみしめて食べる。汁物がほしいところだけど作る時間なしで省略。食後に米子が買ってきたクイックリのタピオカ抹茶ドリンク。これでもうお腹いっぱい。 お伊勢参りのお土産をいただいた。迫力の伊勢海老チップス! ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー<今日の読書>おもしろクラシック100 / 宮本英世<今日の音楽>Avril Lavigne / Under My Skin Best of Benny Goodman
2007.01.09
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朝、あきぷを空港に送った後、Tと米子はそれぞれの用事で外出。寂しくなったのと同時に久しぶりの一人の時間にほっとするのは正月疲れのせいだろうか。帰省中に買い込んだ物を箱につめてあきぷ宅に送る準備。芋焼酎の大小4本だけは根性で持ち帰ったぞ。。。。「HOTEL RWANDA」のDVDを見る。1994年にルワンダで起きた大虐殺で1200名の命を救ったホテルマンの話。主演はドン・チードル、ニック・ノルティやホアキン・フェニックスも出演。こういう重い true story 映画を見るたびに思うのは、映画には娯楽と情報伝達の二面があるということ。この映画は決して楽しくないし、安易な感動を呼ぶものではない。過酷な出来事を再現しているためストーリーや演技について云々することをはばかられるような重みがある。一応のハッピーエンド、しかし問題は山積みというラスト。見た後になんらかの行動を起こすわけではないが、映画を見る前と後では何かが違ってくる。100日間で100万人の大虐殺。そう簡単に忘れられるわけがない。。。主人公のポールはホテルの総支配人で、対立するフツ族とツチ族の両方の人々を匿い、欧米の首脳に電話をかけ、軍と交渉し、行方不明の親類を探し、食料を調達したりで忙しいし、身内にスパイがいると忠告され自らの命も危ない。そもそも外見上で敵味方の区別ができない。コメンタリー版では監督とポール本人が登場。「君が孤児の世話を?それとも他の誰か?」と訊かれて、「実際、私は誰も信じていなかった。いい従業員もいたが、あんな状況下だから全て自分が直接関わった」とポールは答える。極限状態で信じられるのは自分だけ。危険にさらされながらも奔走するポールは頼もしい事この上なし。逃げる寸前にトラックを降りてホテルに残ったことで妻子の怒りを買ったり、「まさかの時には飛び降りろ」と妻に指示した後ドッキリする場面にあったり、と判断ミスもしてスーパーマンじゃない面をみせる等身大な所がまたよろしい。元々、隣人たちを見捨てられないと言い出したのは奥さんだということも忘れてはならない。武力行使も介入もできない国連軍のもどかしさ・無力さが随所に描かれている。人がいる限り紛争はなくならない。愚かだとわかっていても人は争うもの。巻き込まれた時に必要なのは、助け合って切り抜けること、知恵とほんの少しの勇気なんだなと思ったりした。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー<今日の読書>おもしろクラシック100 / 宮本英世<今日の音楽>Sergio Mendes /The BestThe Best of WHAM!
2007.01.08
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鴨料理の「さとう別荘」へ。kellyの延期になった誕生会と明朝東京へ戻るあきぷの送別会をかねて。 大正末期に建てられた豪主の別荘で趣きのある木造のお屋敷。よく手入れされた苔むすお庭をみながら細長い池にかかる渡り廊下を通って池に面したお部屋に通される。池にはふっくらしてきれな青首鴨がいる。夫をなくした独身で15歳のお婆さん鴨だと女将さんの話。古い和室は懐かしくも心なごむ思いがする。11月15日から2月15日までが狩猟期。野鴨料理が期間限定で供される。無双網という猟法でとられた野生の鴨。筑後平野の米を食べた野生の陸鴨は臭みがなくコクがあって小郡名物だという。 真珠貝の貝柱 御造り(胸肉・ササミ・砂ずり) 鴨モモ肉の塩焼き 煮物 (蕪・海老・しめじ・小松菜) 鴨の唐揚げ お狩場焼(鴨・葱) ほたてのカルパッチョ 鴨鍋 鴨御飯 吸物 香の物三種 メロン・イチゴ 熱燗 鴨とkellyーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー<今日の読書>親不孝通りラプソディー / 北森鴻 (読了)<今日の音楽>Twelve Deadly Cyns/ Cyndi Lauper
2007.01.07
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12月9日の日記を更新しました。サイゴン川ナイトクルーズ ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー<今日の読書>親不孝通りラプソディー / 北森鴻対岸の彼女 /角田光代<今日の音楽>Sergio Mendes /The BestRod Stewart / Great Rock Classics of Our TimePaul Mac.& wings / Band On The Run
2007.01.06
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昨日買ってもらったラベンダーの枕で誕生日の朝を迎える。なんか妙な夢を見たような気が・・・さすがに使い始めは香りが強くてまるでアロマを焚いているみたい。今日は仕事始め。例年5日は正月休みではゆっくりできるのに今年は仕事。 というのも業界の「新春のつどい」が1週間早く開催されるためで、食事会は7日に延期。「つどい」はいつもの場所でいつものように5名で参加。「おめでとうございます。今年もよろしく・・・・」の挨拶を会う人毎に呪文のように言い合って、来賓挨拶が30分ばかり続いて乾杯、立食。今日は厳選してたんぱく質中心に食べる。刺身、スモークサーモン、茹で蟹、チーズ、いちご、メロン、パイナップル。 ケーキたち、やばい。。。。 ビンゴカードはTのおごりで一人2枚持ち。米子が一番乗りビンゴで、じゃんけんにも勝って1万円をゲット。残り4人はトリプルリーチまでかかりながらビンゴなしの惨敗。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー<今日の読書>親不孝通りラプソディー / 北森鴻
2007.01.05
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阿蘇の朝は朝日がまぶしかった。朝風呂に入って朝食。ゴボウのスープ、オレンジジュース、カスピ海ヨーグルト、スクランブルエッグ、ソーセージ、ライ麦パン、カフェオレ。10時にチェックアウト。阿蘇の火口を覗いたことがないという娘二人のために山頂へ。駐車場までは行けたけれど、その先は立ち入り禁止。火口から出ている有毒ガスのため風向きがよい時しか入れなくて、いつ入れるかは風次第ということ。しばらく待つが風向きは変わらずあきらめて下山。枯れ草色の米塚山を眺めながら山を降りてファームランドへ。5~6年ぶりか? あまり変わってない。試食しながらチーズケーキやお土産を買って、フードコートでイカめしやおこわを食べるもうお腹いっぱい。あきぷは焼酎のミニボトル各種&焼酎キャンディを買い込む。縮緬でできた和風キティのマスコット2種類も米子とおそろいでTに買ってもらう。木香館で見つけたラベンダーの香り枕を誕生祝いに買ってもらう。やっぱりラベンダーの香りが一番好き。気持ちが鎮まって幸せな気分になれる。高速にのってどこにも寄らずに戻る。「武蔵そば」で食事して帰宅。ケータイの調子が悪い。すぐ圏外になって通話もメールもできないので旅行の写真もパソに送れず、日記に写真がアップできない。ショップに行って修理に出す。画像データは大丈夫だろうか。。。。あきぷのも不調で買い替えを考えているが、機種変が最低でも2万円以上するというのはあまりにあんまりでキャリアを変えることも検討中。なんか新しい格安プランを発表したけど、これもゴールドと同じく新規しか加入できないってヤツか?ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー<今日の読書>対岸の彼女 /角田光代<今日の音楽>FMラジオのみ
2007.01.04
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4時半すぎ、阿蘇高原温泉の「オーベルジュ・ドゥ・弥上」に到着。お部屋はアロマルームで、大好きなラベンダーの香りがやさしくほんのり漂ってうれしい。色が変わるライティングが美しい超音波ミスト発生器からでている。床暖房が快適。フライデーハーバーで泊まったプチホテルのような雰囲気。まずは、お湯に入ってあたたまる。無色透明のつるつるのお湯は皮膚によい温泉で「美人の湯」という名。部屋風呂の他に、1階に家族風呂が2室。夕食は6時30分からダイニングルームで。壁にはオーナーの娘さんがスペイン留学中に描いた絵が飾ってある。食事中の写真撮影はご遠慮くださいとのこと。●スモークサーモン、スモークチキン、グリーンサラダ、プチトマト●ブリオッシュ入りほたてとキノコのクリーム煮、キャビアのせ●ミックスフルーツシャーベット●特製ビーフカレー(お正月三賀日のみの特別メニュー)●チョコレートムース●コーヒー* ピノー・デ・シャラント 、地ビール、カクテル、ウイスキー食後もお湯に入って、持参のDVD 「嫌われ松子の一生」を見る。めちゃ面白い。ミュージカル風コメディ仕立て。TVドラマとはまったく違う演出、中谷美紀が怪演。映画の方が断然良い。
2007.01.03
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今年の家族ドライブは阿蘇。その前に人吉まで足をのばして、「上村うなぎ店」で昼食。うなぎを食べるためだけに175kmひたすら走る。さすがに人気店で多く、1時間かりますが時間はありますかと訊かれる。上蒲焼は量が多くて時間がかかるので普通のにしてください、普通のでも1尾分4切れ入ってるので充分です、と規制あり。お店の人はかなりテンぱってる。結局、せいろ蒸しなら早くできるということで4人とも蒸篭にする。他のメニューはお客が多いとできないらしく、朴葉焼きとかいろいろ食べたかったのに残念。ウナポッキンを食べながら待つ。あんまりヒマなので一人だけ抜け出して商店街へ。見事に正月休み、閉まってる。。。お饅頭屋さんで「人吉温泉饅頭」を買う。丸ぼうろのような皮に黒のこしあんでなかなかいける。せいろ蒸しは40分ほどで出来てきた。身の厚い鰻がぎっしり乗っていて、たれは甘くなくて好みの薄味。肝吸いも上品な味。ちくわはなくていいのだが・・・行く途中、肥後トンネル(6430m!)過ぎた辺りの上り線が大渋滞していた。トンネルで5台の衝突事故があったらしい。熊本まで戻るのに高速を使うのはやめて下の道をとろとろ走る。
2007.01.03
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元旦と打って変わって今朝はゆっくり。起きると箱根駅伝がスタートしていた。炬燵でネットしながら駅伝観戦。箱根越えは毎年ドラマがある。今年もすごいことになって順天堂大が往路優勝した。去年自分が出した区間新記録を自分で破って優勝。「山の神様」と呼ばれた才能あるランナーは飾らずしっかりした走りでゴール後の余裕の笑顔がよかった。午後、「大風歌」に頼んでいた鉢盛りを受け取って、実家へ。今日は定休日なのに我家のために3人で作ってくれた。炒飯と豚まん6個のおまけ。感謝感謝。盛り合わせは煮豚、ゆで鶏(紅大根&きゅうり添え)、フカヒレの煮物とカシューナッツ、イカ・あわび茸・野菜の炒め物、エビのチリソース、酢豚、春巻き、豚の天ぷら、ブロッコリー、芋あめ、揚げ餅。別に皿うどん。夕食前にJの車でモールへ。散歩がてらぶらぶらするが欲しい物なし。ヴィレッジヴァンガードで本を物色。米子とあきぷは洋服のお買い物。格付けチェックとかのTVを流しながら夕食。デザートはベトナムコーヒーとチェリーブランデーのチョコレート、ハーゲンダッツのアイスクリーム。カスタードプリンを初めて食べたら、カラメルの苦みとアイスの甘さのコンビネーションがめちゃおいしかった。食後はマインドスイーパー対戦したり喋ったり、ウリナリ社交ダンスを最後まで見たら11時半になった。帰宅後、明日の温泉旅行の準備。明日返却期限のDVD「エミリー・ローズ」をまだ見てない・・・・
2007.01.02
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明けましておめでとうございます。毎年の元旦はまずTの実家に集まってお屠蘇とお雑煮をいただいて義母と女子供は初売りに出かけるのが慣わし。今年は諸事情から10時半の集合になった。で、その前に初売りに行くことにした。朝風呂から上がったばかりのあきぷ、スペースワールドでのカウントダウンから帰宅して炬燵で仮眠する米子と3人でTが寝ている間に出かける。ダイヤモンドシティの初売りは9時から。並ぶのは嫌だから9時到着予定で出発したのに、やはり元旦は車が少ない。10分前に着いたけれど、それで正解。だだっ広い駐車場がすでにほぼ満車状態だった。気温も高く風もないので外に出ても寒くはないのがうれしい。9時ちょい過ぎ、入店するとどこもかしこも人だかり。みんな朝からハイテンションで目標もなく来た私たちは呆然。早くも完売の張り紙が出ていたりする。それぞれ適当に入ったお店で1万円の福袋を買って、実家に持っていくお菓子、カルディの食品福袋を買って退散。ミシェルクランはレジに60人位並んでいたのであきらめる。洋服の福袋はあきぷが好みぴったりの品ばかりで大当たり。kellyと米子もまあまあいい物が入っていて、自分で着ないのは3人でトレードしてうまく納まった。10時半、T家に集合。センター模試の甥と姑様来訪中の義妹一家とを除く9名。いつものお正月の食事が終わるともうすることがなくてみんな退屈。で、今度は鳥栖のアウトレットへ出かける。しゃべっている内に高速を降りそこなった。鳥栖インターを過ぎて久留米まで行ってしまったのでついでだから、高良大社に参ろうと向かったら高良山の途中で大渋滞。即、Uターンして鳥栖へ向かう。こちらも多いけれど朝のラッシュは終わってレジの行列が少ないのが助かる。あきぷはコーチの革バッグ、クレージュ(セイコー)の時計、ホーキンスのパンプス、米子はキャサリン・ハムネットのエナメルパンプス、フォリフォリの福袋(ピアス・ペンダント他)、ホーキンスのパンプス、Tはコールハンの靴、kellyはクーカイ(シチズン)のブレスレットウォッチとホーキンスのドライビングシューズ2足。小ぶりのバッグがほしかったけれど、ちょうどいいサイズがなかった。なんだかみんな靴ばっかり買った・・・・元旦はその年を象徴すると誰かの日記に書いてあったけれど、買い物ばかりの年になると困るなあ・・・・今日のように温かく穏やかな1年でありますように。
2007.01.01
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