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★ー 母 ー★
ベルを押すと母があらわれた
「元気か?」僕は言った
母はよく来たというような表情を
浮かべながら門戸を開けて僕を迎え入れた
僕は母に逢うたびに母が幸せであるかどうか
母の表情から読み取るのがいつもの癖になっていた
今日は幸せそうな微笑みを浮かべて「 寒いねぇ 」
「 早く中へお入り”” 」と言ったので僕は安心した
ぐっすり眠った。 0900ごろ起床した
芋の入ったおかゆは僕の大好物だった
ゆうべ何を食べたいと母が聞いたので
僕はさつま芋のおかゆが食べたいと言った
母は僕が言ったとおり昼の食事に
おかゆを作ってくれた
母の手料理は僕の好みを知りつくしている
料理のうまさでは誰にも負けぬものがある
何ヶ月ぶりだろうかこのような
美味しいものにめぐりあったのは
小さい頃のおかゆの味が懐かしかった。
喉を通る感覚がなんともいえない味わいがあった
『 うまいなぁ~ 』僕はそういって4杯もおかわりをした
母はうれしそうな顔をして5杯目のおかゆをついでくれた
ハイ!! ストップ
久しぶりに母を訪ねて芋の入ったおかゆを食べた男。
母の手料理もとても美味しかったようですね。
これからの母と子の展開はどうなるのでしょう?
この続きはあなたにおまかせしますのでよろしく!!
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