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◇僕が今週読んでいるのは、下記の通りです。 ・代表的日本人(内村鑑三)・岩石から読み取る 地球の自叙伝(マーシャ・ビョーネルード)・米中石油戦争がはじまった(日高義樹)・危機管理宰相論(佐々淳行)◇今週までに読んだ本の感想は以下の通り。・勝つ生き方、負ける生き方(渡部昇一) この本も渡部節で日本人を元気づけてくれる。もっと自信を持てよ、 ニッポン人、ということ。 今の日本は決して非常事態、死活的問題のある時期ではない。 明治維新、終戦を乗り切ったんだから。 日本の若者はモデルとなる男の理想像を消されてしまった。 日本の歴史を知りなさい。 日本人は転機の迎え方がうまいのだ。 黒船もマッカーサーも乗り切った。 日本人はどんな状況にも向かっていく、進取の気持ちを持っている。 成功する人間だけが知っている責任の取り方、 生存競争に勝ち残っていくテクニックがある。 相手と堂々と渡り合うプライドの持ち方。 日本人はおっとりしているらしい、これは一種のプライドをもって いるということ。 欧米人には日本人を恐れる理由があるので、中国に組して 日本を非難することがある等など。 こんなことを知るためにこの本を読んでみたいと思いませんか。・わが上司 後藤田正晴(佐々淳行) これも佐々さんとその上司後藤田さんの物語。 正直言って「後藤田正晴と十二人の宰相たち」のほうが海外との 厳しいやり取りや友情物語もあってドラマチックで面白かったね。 こちらはチマチマした日本の官僚、政治家とのやり取りがほとんどで わが国の指導者の情けなさに涙する。 それにしても防衛費GNP1%超えや天皇陛下崩御を想定しての 警備計画にも佐々さんの活躍があったとは知らなかった。 全く偶然だったけど、この本を読み終えた今日(2/24)は 大葬の礼の日であった。・時間意識の近代(西本郁子) 世界に冠たる日本人の時間に対する正確さ、が実は明治以後に 獲得した後天性であって、江戸時代は世界の人を驚かすのんびり、 ユックリズムの世界だったとは知らなかった。 それが分かっただけで満足。
2007.02.26
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今朝のゲストは本のヒットで今やジョーク収集家と呼ばれつつある、本当はルポライターの早坂隆さんです。非常に売れていると番組で紹介された「世界の日本人ジョーク集」ですが、僕も去年、新聞で知りましたが、結構面白くてあっと言う間に読み終えました。 今日の話はそれほど盛り上がりはしませんでしたが、日本も世界第二の経済大国だからジョークのネタになっても当然、日本はジョークの世界でも非常に存在感があって、アメリカに次ぐ助演男優賞くらいもらえそう。ただ心配するほど悪く書かれているわけではないというところが面白いですね。 早坂さんが最初に過ごしたルーマニアでも日本のイメージはよかった。親日的な国で日本人は優秀、頭がいいと思われていて車やパソコンを修理して欲しい、と持ってこられたとか。自分は直せない、というとお前は本当に日本人か?中国人ではないか、と言われたとか。これこそ最高のジョーク。それに対しては「日本の車はあまり壊れないから修理もできないのだ」というと素直に納得したとのこと。 ここで竹村さんも強調。「そうなんですよ。日本のマスコミは中国、韓国で日本がどんなに悪口を言われているかばかりを報道するから世界中で皆に悪口を言われているような気がするけどそうではないんだよ」「お隣の数カ国だけではないでしょうか。いろんな国に行っても親日的な国ばかり」早坂さんは断言します。はっきりした言い方に竹村さん感動。 そして「外国の機関が調査した結果でも大部分の国は日本が世界に貢献しているといっているんです。2カ国だけは害になっている、と答えたそうですがそれがどこかは分かるでしょう」と強調。もう少し日本人も自信を持ったらいい。日本のマスコミは一点集中的だから「日本人はこんなに優れている、好かれている」ということを集中的にやったらいい。 以前はエコノミックアニマルとして描かれることが多かったが、最近は日本ってかっこいい、ジャパニーズクールという登場の仕方が多い。日本のアニメで育った世代は親日家になると思います、という早坂さんの言葉でまとめました。 今朝の報道2001ではアメリカ議会で審議されている日本の「従軍慰安婦非難決議」などが話題になっていましたが、完全に中国の宣伝戦に負けているのが悲しくなりました。それに対してなすすべない日本政府、議員にも希望は持てません。まさに太平洋戦争直前の日米中の関係と同じです。 そういう意味でも親日家を育てつつあるという日本のアニメがかすかな希望ですね。さて今日はいくつかこの本からジョークを紹介して終わります。◎遅刻への対処法国際的な学会で遅刻した為、持ち時間が半分になってしまったらどうする? アメリカ人:内容を薄めて時間内に納めるイギリス人:普段どおりのペースでしゃべり途中で止めるフランス人:普段どおりのペースでしゃべり、次の人の時間に食い込んでも止めないドイツ人:普段の2倍のペースでしゃべるイタリア人:普段の雑談をカットすれば時間内に収まる日本人:遅刻はありえない◎マルクスとケインズがあの世で論争。唯一二人の結論が一致した話。「自分の理想を体現した国はどこか」という問いで、2人とも「日本」と答えた。◎番組でも紹介された、船上火災時の避難に関するジョークの変形ある船に火災が発生した。船長は、乗客をスムーズに海へ飛び込ませるために、 イギリス人には 「紳士はこういうときに飛び込むものです」 ドイツ人には 「規則では海に飛び込むことになっています」 イタリア人には 「さっき美女が飛び込みました」 アメリカ人には 「海に飛び込んだらヒーローになれますよ」 ロシア人には 「ウオッカのビンが流されてしまいました、今追えば間に合います」 フランス人には 「海に飛び込まないで下さい」 日本人には 「みんなもう飛び込みましたよ」 中国人には 「おいしそうな魚が泳いでますよ」 北朝鮮人には 「今が亡命のチャンスですよ」 大阪人には 「阪神が優勝しましたよ」と伝えた。 船員「船長!まだ韓国人が残っていますが!」 船長「ほっておけ」 船員「なぜですか!」 船長「生き残られると迷惑だ。服が濡れたと賠償請求されてしまう 」◎日本人を怒らせる方法各国の政治家が集まって、日本人を怒らせる方法を考えていた。・中国の政治家が言った。「我々は潜水艦で領海侵犯したけど、日本は攻撃してこなかった」・韓国の政治家が言った。「我々は竹島を占領したけど、日本人は攻撃してこない」・ロシアの政治家が言った。「我々は長きにわたり北方領土を占領してるが、攻撃してこない」・その話を聞いていた北朝鮮の政治家が言った。「ならば、我々が核兵器を日本に使いましょう。さすがの日本も怒るでしょう」・それを聞いていたアメリカの政治家が言った。「無駄だね。我々はもうそれをやったけど友好的だもの」今日はこれまで。
2007.02.25
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◇僕が今週読んでいるのは、下記の通りです。 ・勝つ生き方、負ける生き方(渡部昇一)・米中石油戦争がはじまった(日高義樹)・わが上司 後藤田正晴(佐々淳行)・時間意識の近代(西本郁子)◇今週までに読んだ本の感想は以下の通り。・タブーやぶりも悪くない(吉村作治) 吉村先生のユニークな考え方を聞くも僕には楽しみです。 基本的に自由をもたらすためにタブー破りを応援するのが 吉村先生のスタンスですが、現代社会を維持するために新たに 作られたタブー(例えば麻薬の禁止など)には賛成です。 売春も本人が不幸になることを承知しているのなら自由、 その人の自己責任だが本来は女性を守るために作られた法律。 法律に違反しているのだから批判されることを覚悟しているべき。 わかりやすいですね。 吉村さんはどちらかと言えばリベラルながら、国防は国の役目、 とはっきり述べているところは長い間、アラブで活動してきた 実感なのでしょうか。・レクチャーメモ25(日下公人) 毎回、このレクチャーメモにはハッとする新しい視点が述べ られますが、今回もすごく勉強になりました。このように 貴重な本が郵送料だけでいただけるのも感謝、日本財団に 感謝、競艇ファンに感謝? テレビの印象が全てを決める、戦前の石油備蓄量が教える 国家資料の不備、タダだから教科書は悪くなった、笹川陽平 さんの南京大学における歴史的スピーチなどなど。 とくにこのスピーチは日本人全部が記憶して、中国に対して 述べるべきでは。 ちょうど、17日に東京MXテレビで日下さんのインタビュー がありました。(聞き手はWILL編集長花田紀凱さん。 安倍首相への期待と注文、アメリカ、中国との対処の仕方、 平成版お雇い外国人の活用法などいろいろなアイデアが出て 面白かったですね。・この国のけじめ(藤原正彦) 「国家の品格」に通じる、正彦節全開の楽しい、そして考え させるエッセイ集ですね。国語教育が全てに優先、と本当に 思います。 息子の英会話も考えるべきかな?僕は英語の基礎文法を日本語 と対比しながら教えることで両方を学ばせているつもりです。 また、僕もファンだった新田次郎さんの作家生活も知ることが でき、良かったです。官僚との二足のわらじ、そこには大変な 努力があったのですね。・問われる日本人の歴史感覚(坂本多加雄) この本はこれまで読んだ中でも何本かの指に入る、素晴らしい 内容でした。坂本さんのことはこの方が若くしてなくなられた ことを悼む西尾幹二さんのブログで知ったのだと思いますが、 近代日本史の数々の問題をきっちりと説明してくれてよく 分かった気がします。 もちろん、完全に咀嚼するには何度も読む必要がありますが。 歴史教科書で教えるべきこと、「新しい教科書」を攻撃する 市民団体の異常さ、日本人のもつべき歴史認識、国家感、 天皇制度についてなどとても参考になりました。 特に教育勅語に関しての歴史的意義、成立の経緯には驚きました。 明治の人は本当によく考え、議論してどういう風に道徳を国民に 定着させるのが一番いいのか決めたのですね。 現代よりずっとまともな意見交換があったようで感心しました。・2週間で小説を書く!(清水良典) 作家を目指す僕としては図書館で見つけてしまってはほって おけない本、少しでも参考になることがあれば、と思いながら 読みました。 ほとんどは「承知のことよ」ですが、とにかく作家になるため には何があっても書き続けなければいけない、それが再認識 されて、大いに反省の本です。 文学部に入った(高校の部活)娘にも読ませようかな。 それにしても清水さんはつぶやきます。 作家なんてほとんど儲からない、ではなぜ書くのか。 止むにやまれぬ、書きたいという心にせかされて、と。 果たして僕はどうなのか?迷いが生じます。
2007.02.19
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今週のゲストは「禅僧が医師を目指す理由」の著者、僧侶であると共に医者としても活躍する僧医の対本宗訓さん、と紹介されました。竹村さんは最初から「これまで登場してもらった中でも最も変わった人です」とおっしゃいました。確かに僧侶として天竜寺で修行され、臨済宗一派の管長までされた人が再び医学部に入学して医師となったのは珍しいでしょうが、これまでで最も変わった人、というほどではないような気もします。 対本さんが僧侶から医者になろうとした理由。僧侶として修行して自分自身のことは片がつくようになったが、宗教者としてもう一つ大事なことは相手がいる、自分だけ心が安らいで人生の悩みを解決してもだめであると気づいたこと。 現実の世の中には「生老病死」、4つの苦しみがある。これはどんな人も避けて通れない根源的な苦しみ。相手が現実に体験しているこの苦しみからいかにして救うか。 僧侶は心の世界を説くことには長けている。しかし患者さんが実際に痛いと思うのは、肉体の痛み、ものの痛み。宗教は人の心を診るもの。医学の目的は身体を診るものであり、両方を極めたいと思った。身心一如、心と身体は一緒。現代医療の知識を身につけた禅僧として人を救いたい。 竹村さんは「ガイアの復讐」という本を上げその中に語られている、地球上の全てが生きているというのは神道的、仏教的な考え、山川草木全てが生きていると言うのは極めて日本的な考えである。21世紀の世界を救うのはこういう考えだと思うがどうか、と問います。対本さんもそれに同意します。人も地球を形作る細胞の一つ。・対本宗訓さんのHP;http://www.sokun.net/
2007.02.18
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今日のネットニュースに載りましたが、アメリカ次期大統領選挙の共和党候補としてジュリアーニ元ニューヨーク市長が立候補しました。かつて犯罪都市として悪名高かったNYの治安を見事なリーダーシップで回復、都市を再生し、また任期の最後に訪れた前代未聞の危機「9.11テロ」では市民の先頭に立って被害者の救出、治安の回復を指揮した、真のリーダーです。 彼の著作「リーダーシップ」を読んで初めて、いかにして彼がこの危機を乗り切ったか、を知りました。これができたのは決して偶然ではなく、彼が二期にわたる市政を通じて築き上げたチーム・ジュリアーニの集大成だったのです。 彼は市長であった間、毎週タウンミーティングを開いて市民と徹底的な対話をしたそうです。また部下にはそれぞれの部署で目標を定量的に立てさせ、それをきちんと評価することで実績をあげました。本当にわが国の政治家たち、企業のトップに見習ってもらいたいものです。 そんな彼がアメリカ大統領としてどんなリーダーシップを発揮するのか、見てみたいと思います。彼は真の愛国者ですから、彼が大統領になったら日本も厳しい要求を突きつけられることになり大変でしょうが、でもヒラリー・クリントンよりずっとましです。そのときに日本の首相以下(安倍さんが継続していることを祈ります)が彼のやり方にならってリーダーシップを発揮して日本をしっかりした国に再生してくれることを願います。
2007.02.16
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今朝の新聞に前野徹氏の訃報が載りました。履歴には東急エージェンシー元社長とありましたが、僕にとっては「凛の国」、「第四の国難」、「歴史の真実」などの著者です。 アメリカに学ぶ孫から日本の歴史について問われて子孫に対する歴史教育の重要性を痛感、数々の本で日本の歴史の語り部となった憂国の人。 祖国の歴史も知らず、誇りももてないような子供たちを残して、このままでは死んでも死に切れない、と日本の虹の歴史を子供たちに語り続けて遂に逝く。残念。 その志はまだ半ばなれど、確かに人々の意識は変わっていると思います。第四の覚醒は近い。 謹んでご冥福をお祈りいたします。
2007.02.14
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◇僕が今週読んでいるのは、下記の通りです。 ・この国のけじめ(藤原正彦)・問われる日本人の歴史感覚(坂本多加雄)・2週間で小説を書く!(清水良典)・レクチャーメモ25(日下公人)継続、ゆっくりゆっくり楽しみながら◇今週までに読んだ本の感想は以下の通り。・教祖降臨 楽天・三木谷浩史の真実(児玉博) 最近はいろいろいわれる三木谷さんですが、サラリーマンから 企業家として成功したという面で孫正義と違い、普通のエリート がロールモデルにしやすい、と著者は言います。 (そういえば、「幻想曲」で孫さんを書いたのも児玉さんでした) 生い立ちから今に至る軌跡は分かりましたが、でも、大きなドラマ もピンチもなくいつの間にか成功していた、感じで今ひとつ共感 できませんでした。・マオ 上(ユン・チアン) これまで読んだ中で最悪の本だと思いました。 気持ちが悪くなりました。 主人公が最悪、自分のことしか考えない、これほどひどい人間が 住民を殺し尽くして成功するなんて、悲しくなりました。 それにしてもマオのやり口は最初から最後まで変わりません。 それを悟らない、もしくは打倒できなかった周囲の人間は何なの でしょうか? 馬鹿だったり、教条的だったり、臆病だったり。蒋介石も周恩来 もメタメタですね。ソ連もアメリカも徹底的に騙されています。 共産党の残虐さがはっきり書かれてあるのはよしとして、 合間合間に日本軍も虐殺をした、とさりげなく書いてあり、 気をつけないといけない。 (下)でもきっと同じことが繰り返されるだけです。 とても読む気になれません。読みません。 ここまで書いた数日後、僕が読んでいるブログ「読書ノート2」 に一つの記事が載っていました。そこでは共産主義自身が数々の 虐殺を繰り返してきたのであって、スターリンなど個人に原因 を帰すべきでないとありました。http://d.hatena.ne.jp/yamatodamasii/ マオについてもそうかもしれません。彼が自分の暗黒面を 思いっきり発揮できたのも共産主義という手段があったから かもしれません。 ・津波とたたかった人 浜口梧陵伝(戸石四郎) マオと比較することは意味ありませんが、素晴らしい人ですね。 日本人はこんな人をご先祖様に持ててよかった。 有名な「稲むらの火」のモデルになった江戸末期~明治初期の 紀州人です。 ただ津波のときに住民を救ったというより、何十年もの間、 世の中をよくしよう、人々を幸せにしようと働き続けた偉人です。 江戸時代はこのような人を生み出した素晴らしい社会です。 その教養は中国の四書、儒学の教えがベースになっています。 本当に不思議、あの国にこのような教えが生まれたとは。 まあ、3000年近く昔のことですからね。 外から輸入したものを丹念に仕上げて素晴らしいものに 生まれ変わらせるのは日本の得意技。これは物だけでなく、 思想もそうなのかもしれません。 ・知恵伊豆と呼ばれた男(中村彰彦) これも同じく江戸時代賛歌かもしれません。中村さんの本です。 明治維新賛歌と薩長の倒幕の偉人たち(西郷、大久保、木戸、 伊藤等)を評価する大勢の中、幕府、会津にも理があったこと などを教えてくれます。 長州人の僕として、大いに考えさせられます。 そんな中村さんの1冊、これまで名前だけはよく知るも、生涯を 知らなかった松平信綱、知恵伊豆と呼ばれた江戸初期の政治家 の本です。 まるで一休さんの頓知のような知恵から天災、謀反、外国の脅威 を適切にさばく政治家、行政官僚としての手腕まで、現代の 政治家が遠く及ばない力量を感じます。 そして将軍、幕府を思う気持ちと民に対する深い慈愛にも 打たれます。 幕府の宝が失われても、日本にある以上、国の宝として残って いる、と語るところには幕府を超えて国を愛する気持ちが 現れます。 このような人材がなぜ生まれていたのか、ここを解明する ところに日本復活(より発展)の鍵があるのではないでしょうか。
2007.02.12
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今日のゲストはカタログハウス商品開発プロデューサー、吉川美樹さんです。カタログハウスはあの「通販生活」140万部を発行している会社で、我が家でもかつて購読していました。魅力ある商品もたくさんありましたが、ついに注文することはありませんでした。 僕が欲しかったのは、「デロンギオイルヒーター」「バランスチェア・理想的な勉強用の椅子」(脛と尻でバランスをとって座る椅子)でしたが……。 今日は「半径1メートルの「売れる!」発想術」の著者として紹介されました。・吉川美樹さん;商品開発プロデューサー。カタログハウス新商品開発部次長。1967年、東京生まれ。日本獣医畜産大学獣医畜産学部卒業後、ペイントメーカーに就職。その後、目黒区消費者センター講師を経て、95年にカタログハウスに入社。以来11年間にわたって、通販雑誌『通販生活』で紹介するための新商品開発に携わり、数多くのヒット商品を生み出す。これまでにデビューさせた商品は350点以上、その活躍ぶりは情報ワイド番組でも放映された。小学生の娘を育てるシングルマザーでもある。http://www.sunmark.co.jp/frame_isbn/4-7631-9730-4.html 今日は竹村さんと女性二人の愉快な会話、というところ。簡単にまとめます。 吉川さんの基本は「発想は身近なところにある。目の前にある世界を武器にしよう」ということ。 竹村さんは「家庭で使う商品は女性が使うものなので、女性が発想すればいい」といいます。 また最近広めている言葉、「WLB(ワークライフバランス)」についても語ります。男性ももっと家庭にいる時間を長く持とう、世界一の月給取りになった日本だから、もう少し自分のライフを豊かにするほうがいいのではないか、と提案。 竹村さんは普通の人と反対の考え、なるべく仕事にかける時間を少なく、というところから発想したので、頭がそういう方向で発達した、と続けます。 吉川さんは日常生活の中で問題点を探します。だからスーパーでもすごくよくものを見る。頭を使っている。常時戦場、と意識しています。それが発想につながります。 竹村さんのアドバイス。仕事をするときは月給をもらうだけでなく、プラスアルファがあるような職場を選ぶ。すでに働いている人は、自分の現在の職場でどういう生き方、考え方をするとプラスアルファで自分の脳が活性化するか、絶えず考えるといい。 「ついでに」が竹村さんの一つの発想。絶えず何かが同時にできないか、考える。竹村さんはトイレと歯磨きとお茶を沸かすことを同時にできないか、と考えるなど愉快な例を出して楽しんでいました。
2007.02.11
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◇僕が今週読んでいるのは、下記の通りです。 ・教祖降臨 楽天・三木谷浩史の真実(児玉博)・マオ 上(ユン・チアン)・レクチャーメモ25(日下公人)・津波とたたかった人 浜口梧陵伝(戸石四郎)◇今週までに読んだ本の感想は以下の通り。・ニッポン大好き ヘンでも好き(篠沢秀夫) 篠沢教授の「だから皇室は大切なのです」を読んで、 この方、なかなか面白いと思って読み始めました。 (もちろん、TVに出ていたときから知っていましたが) この本にもユニークな見方、知らなかった事実があって 楽しく、勉強できました。 フランスと日本の意外な共通点、日本社会(階級社会)の 新しさと西欧の古さなど、納得。 多くの人がこのような本を読んで、日本のことを好きに なって欲しい、と思う日々です。 僕も読みながらたくさん、アイデアが浮かびました。 例えば、「戦後といういうのはもうよしましょう。また戦争 やらない限り100年経ってもずっと戦後だ……」 という言葉から、確かにそう、日本人はもう自らは戦争を 始めないのではないか。であれば対外的な文章の年代の 数え方に「戦後」を使ったらどうか。 「戦後100年とか150年」とか書くようになると世界が日本を 見直す。本当に戦争をしなかったんだ、と感嘆するはず。 どんなに歴史をごまかそうとしても全ての国に戦後何年か、 を問えば、他国のエセ平和主義は見事に粉砕されるはず。・なぜ売れないのか、なぜ売れるのか(鈴木敏文) 鈴木さんの本は読む前はすごく「そそられる」んだけど、 実際はかなり穏当で、少し退屈。この本も社内誌の対談集 ということで相手は変われど、鈴木さんの語る内容が同じ なので、後半は読み飛ばし気味。 でも全てをお客様本位で考える、売れている商品も変えていく、 などセブンイレブン経営の真髄も語られて勉強になった。・山本勘助はいなかった(山本七平) 山本勘助とタイトルにあるが、武田信玄の話。読んだ後で 「ああ、いま大河ドラマでやっていたね、これも偶然」と 気づくが、ドラマは見ていない。この本では勘助らしき 者はいたかもしれぬが、それほど大きな存在ではなかった、 武田信玄自身が軍師を必要としない、すごい武将だったという。 最近は守旧派の代表?として扱われることの多い武田信玄だが、 その素晴らしさを山本七平さんが語ってくれて、それなりに納得。 時代と地域の限界の中で教養と武将、リーダーとしてのバランス をとって甲斐、信濃を平和に収めたと知る。・今日のネットニュースに武田信玄が無礼講で酒を飲んでいる絵が 発見された、とありました。まさにこの本の中の信玄なら さもありなん、そんな人間的な信玄が描かれていました。 ・後藤田正晴と十二人の総理たち(佐々淳行) これは面白かった。もともと佐々さんの本は「危機管理のノウハウ」 に始まり大昔から愛読していたけど、ここに書かれた20世紀末の 激動の日本裏面史はすごい。 佐々さんのスーパーマンのごとき活躍は話半分(失礼!)としても 国民栄誉賞ものの値打ちあり。政治家、官僚が佐々さんの半分 でも動いてくれれば今頃日本は国連常任理事国で、日中韓の 懸案もみんな片付いて、最高の国だったのになあ、と思ってしまう。 この本の前作も近々読むつもり。
2007.02.06
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大臣辞任と同時に参議院議員まで辞めたのは潔かったが、あなたは思い切ったことをやるDNAでも持っているのか?(笑)という竹村さんの質問で後半は始まります。 普通の人間です。参議院選挙で投票してくれた皆さんには非常に申し訳ないが、小泉内閣が終わったときに政治の世界での自分の役割は終わった、と心からそう思った。だから以前から大臣を辞めると同時に参議院議員も辞めたいといっていました。 言行一致している、と竹村さんも誉めます。「難しいことだが、あなたはそんなにサムライ精神というか、修行したようには見えないが」と問います。 それに対して竹中さんは語ります。「竹村さんが仰ったように自分にはサムライはすごいなあ、と思ったことがあった。小学校のときにサムライのことを習ったが、サムライは普段は何をしているものでもない。でも一朝ことあらば君主のためにはせ参じる、これがものすごく心の中に残っていた。だから小泉さんから一緒に戦ってくれといわれたときに、一朝ことあらばはせ参じる、これしかないと思った」 初めて聴いた話です。竹村さんも感心。 改革を阻む要因に「無謬性」があるといいましたが、もう一つあると思います。それは日本では人間関係で政策が決まるところがものすごくある、ということです。あの人が反対しているから、あの人に迷惑が掛かるから改革はできない、政策変更はできないというところがある。人間関係は日本の良さでもあるけど足を引っ張っているところもものすごくある。不良債権問題でも処理を進めると困る大企業などが大キャンペーンをやって政治家もそれに乗った。それで反対するということが多くあった。「人間」という言葉があるのは日本と韓国くらい、という竹中さんの話も初めて。西洋では「人」という言葉だけで「人間」はない。人と人の間という言葉はない。 この人と人の間を考えるという日本人の特性には利点と欠点があるのでそれを日本人自身がよく理解しないといけない。 ここで安倍内閣の経済政策について聞かれて、竹村さんと同じく成長路線を進めるべき、という考えを披露します。今の経済は10年前のアメリカ、ニューエコノミー理論が高まった頃と似ている、と言います。先進国家のアメリカはもう大きな成長はできない、という悲観論は破れ、3%以上の成長を続けた。 日本も同じ。日本にはアメリカのような平和の配当(軍備削減によるメリット)はないが、改革の配当はあるはず。そういうことを可能性として追求していかないといけないと思う。 日本は今、一面的な収斂の法則に陥っている。日本と中国の間では一人当たり所得の少ない中国の成長率が高く、日本は低い。やがてこれらは収斂して所得は同じになる。だから成長できないと。 でもアメリカと比べたらどうか。アメリカは日本より個人所得も高く、しかも成長率も高い。これではいつまで経っても日米差が開くばかり。中国に対する考え、アメリカに対する考えは相矛盾するもの。収斂の法則はどちらにも適用できるはず。だから日本も成長できるはず、成長を目指すべき。 国内の格差をいうのも大事だが、日米間の格差も真面目に議論しなければいけない。難しいけどこれは普通の姿勢だと思う。 安倍政権がその方向を目指しているのは正しい。予算案もそれに向けて頑張っているとおもうが、残念ながら少しほころびが見られる。これは気をつけないといけない。役人のたくらむ改革の骨抜きに気をつけないといけない。これが安倍政権の課題。 ここで終わりです。あっと言う間の30分、今回は面白かったです。
2007.02.05
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今日のゲストはあの竹中平蔵元大臣でした。以前から竹村さんは竹中さんを買っていて、番組に出てもらってこの人はすごいと思ったと話されていましたが、今回は公職を離れてリラックスしての登場、いろいろ語ってくれました。 正直言って大臣時代の業績は「不良債権の処理を急がせて、ハゲタカファンドに売り渡した」などネガティブ報道が多くて僕も判断しかねるところですが、結果として財政危機を一応はしのぎ、史上最長の成長を続けているなど結果は出たのではないでしょうか。 この人の話は中身がいい、そして単に話だけでなしに日本を思い切った政策で救った、と竹村さんのべた褒めで始まります。今日はこの本の宣伝も兼ねているようです。僕も読みたくなりました。「構造改革の真実 竹中平蔵大臣日誌」http://www.nikkei-bookdirect.com/bookdirect/item.php?did=35248 不良債権処理には大銀行の頭取たちもマスコミも大反対していたがよくやれましたね、と聞く竹村さんに竹中さんは「各銀行の頭取が全員、護送船団丸出しで並んで反対声明を出した瞬間、国民は自分を支持すると思った」と言います。不良債権を作った当事者が自分のことを棚にあげて人を批判する、いくらなんでも国民はこれを支持しないだろうと思ったそうです。鋭い、決定的な勘でしたね。 その竹中さんを毎日、小泉総理は電話で「責任は自分が取るから絶対に考えを曲げるな、自分の思う通りにやれ」と励ましたそうです。ちゃんとフォローしていたのですね。 竹中さんが明かす小泉さんの政治の秘訣も新鮮。「これは相撲の立会いと一緒だ。立会いのとき、いろいろ考えてはいないだろう。一瞬の判断をしないと負けてしまう。政治も政局も日々の鍛錬のもとの一瞬の判断だ」と断じます。 竹村さんが人の話を聞くときの小泉さんの態度について話します。中曽根元総理の話でさえ、聞いているフリもしないし、採用もしなかったそうです。これに対して竹中さんも小泉さんの同じ態度について語ります。 小泉さんは専門家の話を聞いてもメモを一切取らなかったそうです。これは細かい枝の部分を全部そぎとって、幹の部分が何かをずっと考えている。そして腹に落ちたことだけを持ち帰り採用する。だから出てくる言葉も短く強い。トップリーダーの一つの姿だと思う。非常に孤独だったと思う。 不良債権の問題ももっと早く、数千億円のときにやっていれば軽く済んだのに誰にもできなかった。それを何兆円にもなってしまったあとで小泉さんにやれたのはなぜか? 不良債権の処置には世界中で事例があって、どこも同じようなことをやっている。日本だけが非常識でできなかっただけ。 なぜ日本だけにこんなに反対があったかというと、その一つの答えは「無謬性」、自分は間違っていないんだ、というところにある。官僚、銀行の経営者、監査法人、ジャーナリズムなど全てが「あの時は間違っていました」といえない、自己否定ができないということ。いまだにマスコミも竹中批判が間違っていた、とは謝らないそうです。 彼らは、経済が復活したのはアメリカ、中国の経済がよくなったからだ、とか言いますが、両国の経済はずっと良かったんです、と竹中さんポツリ。ここで中間です。 竹中さんは声でも得をしているのではないでしょうか。聴きやすく、人を落ち着かせるような感じです。この方が一部の人が批判するようなアメリカの代理人でなくて、日本を愛する真のサムライであることを願ってやみません。 では続きはまた明日。
2007.02.04
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