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こんにちはenoです。指導者と選手との考え方を合わせていく …(2) 新チームをどういう指針で作っていくか、指導者の方がまず思い描く努力をして、 それを選手にも伝えてあげるということ。言い換えれば、新チームに切り替わった 時点でのポジションや役割を、それぞれに与えてあげるということです。 自分をポイントガードだと思っている選手がいるとしましょう。 指導者がもし、シュート力を活かそうとシューティングガードとしての起用を 考えているのなら、それを早めに伝えてあげたほうがいい。 インサイドのプレーに固執するセンターがいるとしましょう。 その選手をパワー・フォワードやフォワードにコンバートした方がいいと 感じるのなら、早めに言ってあげて欲しい。 監督の考えを明かされた選手は、それまでとはまた違った感覚でそれぞれに シュートの基本練習に取り組むはずです。 私が実業団チームを指導していた時ですら、私は選手が秘める潜在能力を 鑑みてポジションを色々と変えてきました。 中学、高校生時代の選手であればなおさら、 いくつもの可能性が見えてくるに違いありません。
2014年06月30日
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こんにちはenoです。指導者と選手との考え方を合わせていく …(1) 新チームに切り替わったばかりの時期は、 よく基本の反復練習が欠かせないと言われます。 確かに、それこそが最も重要な練習テーマの一つです。 しかし、暑い体育館の中で、基本プレーを黙々と繰り返すだけで、 どれだけの効果を期待できるでしょうか。 私は基本を大事にしていくのと同時に、 進めていかなければならないことがあるように思います。 新チームをどういう指針で作っていくか、指導者の方がまず思い描く 努力をして、それを選手にも伝えてあげるということです。 その上で、それぞれの選手が、自分自身をどういう方向で高めていくかを イメージしやすくする。 最初の一週間でいつも行う、そうした練習の期間を 「頭ほぐし・体ほぐし」 と私は呼んでいます。ブログランキング参加中。押していただけると励みになります。
2014年06月27日
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こんにちはenoです。夏という季節の位置づけ …(2) 私は現在、クリニックなどを通じて 小学生から大学生までの選手を指導しています。 その中で感じるのは、 チームによって「 夏の位置づけ 」がそれぞれ異なるという点です。 小学生や大学生のほとんどは、 すでにチーム作りがある程度の段階まで進んでいることでしょう。 特に大学生は、秋からのリーグ戦に向けて、 急ピッチでチームの完成の目途をつける必要があるはずです。 それがこの暑い季節だけに、難しい時期だと言えます。 一方、高校のチームの中には、ウィンターカップに向けて3年生を含めて 再始動するチームもあると察します。 そのうえで、1、2年生だけのチーム作りも同時進行で進めていく 必要があるはずです。 そこで、ここでは「 夏休みに行う土台作り 」にテーマを絞って 話を進めていこうと思います。 指導者として私が体験してきて感じた夏の過ごし方を、 少しでも参考にして頂ければ幸いです。
2014年06月25日
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こんにちはenoです。さて、ここまで「ベスト・コンディションをいかに作るか」をテーマに話を 進めてきましたが、番外編として、四季の中で一番コンディション作りが難しいと 思われる「夏」をいかに過ごすかについて、少し話をしていきたいと思います。 夏という季節の位置づけ …(1) NBAのプレーオフ・ファイナルも終わり、 いよいよ日本国内の大会が盛り上がる季節になりました。 夏の風物詩とも言えるビッグイベント、インターハイや全国中学校大会。 私自身、高校時代には選手として、全国制覇を飾るという貴重な体験を させてもらいました。 それだけに、この季節に対して「とても大切な時期」という認識を強く 持っています。しかし、夏が大切だという考えは、全国大会があるから、 という理由だけではありません。 ごく少数のチームしか出られない全国大会。 そこに残念ながら出られなかったチームにとっても大切な季節であることに 変わりはないのです。 それは、「新チームとしての土台を築き上げていく」という意味においてです。ログランキング参加中。押していただけると励みになります。
2014年06月23日
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こんにちはenoです。練習・生活を見直すための提案 …(7) ★ Tシャツ 夏は、練習者が汗でグショグショになります。 練習中に休暇を入れても、ウェアが濡れたままだと、 ジトジトした気持悪さを引きずることになります。 暑さを少しでも気持ちよく乗り切るために、 できればウェアにも気を配りたいものです。 日立戸塚時代では、選手がそれぞれ着替えのTシャツを数枚用意していて、 練習中に2~3回は着替えていました。 ウェアに限らずですが、暑いからこそ(暑さにグッタリするのではなく)、 気持ちをリフレッシュさせる工夫が大切だと思います。 ★ クーラー 暑くて寝苦しいからといって、 クーラーをつけっぱなしで眠るのは、かえって体調を崩す原因になります。 クーラーを使う場合、 眠る前に部屋を冷やしておいて、眠るときには切るのを原則にする。 また、暑いから上はTシャツ、下は短パンで寝る選手もいますが、 寝冷えしないように、上下のパジャマをきちんと着て眠るのを習慣にして おくことも大切です。 以上に挙げた他にも、まだまだ暑さ対策は考えられると思います。 特に、日常生活も含めての暑さ対策は、選手個々の自覚や工夫が大切です。 自分の生活の中から、できることを考えてみてください。
2014年06月20日
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練習・生活を見直すための提案 …(6)★ 夏合宿夏合宿と言えばハード・トレーニングを行うのが当たり前のようになっていますが、先に述べてきたように、暑い中での無謀なトレーニングのあり方は考え直すべきです。普段より練習時間が長く取れるといっても、それをそのままハード・トレーニングに持っていくのではなく、技術や戦術を習得するためのミーティングでもいいし、課題は体力トレーニングだけでなくてもいいはずです。また、合宿中の練習の組み立てとして、イージーな日と、ハードな日、休養日などをキチンと設けるのも、いたずらに消耗してバテないために必要なことです。合宿中に限りませんが、食事は練習の2時間前には終えるようにして、食後の消化や休養の時間を確保してくおくことも、食欲が低下したり、体調を崩したりしやすい夏には特に重要です。
2014年06月18日
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こんにちはenoです。練習・生活を見直すための提案 …(5) 持久力養成のトレーニングは夏季にはなるべく避けるべきだと思います。 特に小中学生など、体力が身についていない年代は、過酷なトレーニングは 熱中症を引き起こしやすいと言われています。 ではどうすればいいか? 夏の暑い時期にはむしろ、体力の消耗の少ない技術練習を主体に 考えるほうが効果的です。 例えば、中学、高校チームであれば、全国大会に出場するチームを除いて、 ほとんどのチームが秋の試合に向けて練習するわけですから、そのための 新しい基礎技術などを7月、8月に練習する。 1日練習、または1回の練習の中では、こうした優先課題の技術トレーニングを なるべく心身ともにフレッシュな前半にもってくるほうが良いと思います。 暑い中の、拷問のような苦しい体力トレーニングをガマンして行うことは、 効果的でないばかりか、それがまさに夏バテの原因にもつながります。 それが、熱中症の危険性も高くなるということを、お忘れなく。ログランキング参加中。押していただけると励みになります。
2014年06月13日
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こんにちはenoです。練習・生活を見直すための提案 …(4) ★ 練習の時間帯 夏休み中や日曜日など、練習の時間帯を1日の中で決められるときには、 なるべく気温の高い時間帯を避けて練習を組むようにすることも、 暑さ対策の一つです。 1日の中でも、午後の一番暑い時に比べて、 午前中や夕方は気温、湿度の条件に差があるからです。 ★ トレーニング内容 夏の暑い時期に、どんなトレーニングに重点を置くかも、 暑さ対策に関わってきます。 例えば、長距離ランニングに代表される持久力養成のトレーニングは、 夏季にはなるべく避けるべきだと思います。 持久走は長い時間、体温を上げる運動を続けるので、 熱中症を引き起こしやすいと言われています。 トレーニング効果としても、涼しい時や寒い時に行うのに比べて、 効率的ではありません。 では、どうすればいいのか?ログランキング参加中。押していただけると励みになります。
2014年06月11日
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こんにちはenoです。練習・生活を見直すための提案 …(3) ★ カゼ・発熱 軽いカゼと言えども、体調を崩している時に練習するのはバテるどころではなく、 危険です。熱があったり、その他からだに何か異常がある時には、練習を休む ほうが賢明です。 (これは1年を通して言えることですが、夏は特に注意する必要があります) 日立戸塚時代でも、カゼ気味の選手が夏に倒れたことがあり、それ以後、 体調を崩している選手に無理をさせないこと(練習を休ませる)が、 指導者としての私の教訓です。 健康状態を選手自身にも自覚してもらい、同時にトレーナー(マネージャー)、 私がそれを把握するうえで、前回紹介した健康日誌が使われていました。 ★ 体力のない選手(主に新人) 中学や高校で言えば、1年生と3年生では体力に大きな差があるのが普通です。 あまり体力・技能の違いがある選手達に同じ練習をさせると、当然のことながら 体力・技能の低い選手には負担がより大きくかかり、無理が生じがちです。 (ケガにもつながりやすいと言えます) できるだけ選手の体力・技能に応じたトレーニングを考えるべきなわけですが、 夏には暑さというストレスも加わるだけに、体力のない選手には特に注意が 必要です。
2014年06月09日
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こんにちはenoです。練習・生活を見直すための提案 …(2) 夏バテする原因として、練習中の水分補給の問題が大きく関わっていると 考えられます。 まず第一に、水分が不足した状態で、暑さによるストレスがからだに余計に かかることです。 からだがバテたり、きついと感じる状態が、心肺機能や筋力の効果的な トレーニングの結果としてというより、暑さによって心身が消耗している ために起きている可能性があります。 また、練習中に水を我慢すると、練習が終わってから水をガブ飲みすることに なりがちです。暑さによって心身が消耗すると、食欲にも影響してきます。 そのうえ、練習後に水分を多量に摂ると、夕食の時に食欲がないということに さらに繋がりやすいのです。 特に、練習後、ジュースや炭酸飲料などをガブ飲みすると、 糖分が含まれているために、なおさら食欲は低下します。 これを毎日繰り返せば、暑さによるバテが出るのもうなずけます。 最善の策は、練習中に水分補給を十分に行うことです。 ( 具体的な方法については、以前に述べたことを参照してください )ログランキング参加中。押していただけると励みになります。
2014年06月06日
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こんにちはenoです。練習・生活を見直すための提案 …(1) 繰り返しますが、熱中症の予防、夏バテの対策の根本は、暑い中でからだに 無謀な行為をしないことです。 以下に挙げるのは、日立戸塚時代と、これまでの経験から思いつくところですが、 この他にもそれぞれのチームの状況に合わせて、また選手各自の工夫で暑さ対策 は様々に考えられると思います。 スポーツ選手のコンディショニングに、暑さ対策も大切な要素として 含まれるわけですから、これらをヒントにそれぞれで考えてみてください。 ★ 水分補給 水分補給は、暑さ対策の要(かなめ)と言えます。 前回で説明したように、体重の3%以上の水分が失われると、体温調節機能が 低下して、暑さに対するからだの負担が大きくなるとともに、熱中症になる 危険性も増します。また、運動能力も低下します。 夏バテする原因としても、練習中の水分補給の問題は大きく関わっていると 考えられます。ログランキング参加中。押していただけると励みになります。
2014年06月04日
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