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こんにちはenoです。試合前の食事で最も大切なことは何か …(5) ☆ 試合に対する緊張、興奮で消化に不安がある時 試合前というのは精神的な緊張、興奮が少なからずあって当たり前ですが、 こうした緊張状態の時には、胃の消化機能に影響があると言われます。 (つまり、消化機能が低下する) これは個人差があることなので、選手によってどうしても不安がある時には、 他の人と食べる時間を調整するなど、工夫してみることです。 仮に朝食を少ししか食べれなかったとしても、フルーツ・ジュースなどで エネルギー源を補給することもできるので、食事のことで焦らないことも 大切です。 試合前の食事に関して、以上の他にも、まだ気をつけておきたい点は色々 ありますが、まずはここに挙げた点が最も重要なところです。 これらの点を見直すだけでも。試合に向けてのコンディショニングは ずいぶん違うはずです。
2014年08月27日
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こんにちはenoです。試合前の食事で最も大切なことは何か …(4) 繰り返しますが、甘いものは禁物です。 菓子パンもこの甘いものに含まれます。 また、バナナやオレンジ・ジュースなどに含まれる糖分も、 やはりインシュリンの急激な反応を引き起こしやすいので、 試合前の2時間以内は避けたほうが良いと言われています。 ただし、こうした甘いものでも、試合直前(5分くらい前)か、 試合中であれば「低血糖症状」は起きないと言われています。 運動を始めると、アドレナリンというホルモンが分泌されて、 インシュリンの増加を抑制するためと説明されているからです。 したがって、甘いものでの少量のエネルギー補給は、 試合直前か試合中であれば可能です。(練習中の時も同様です) もう一度整理すると、“試合前2時間以内 ”に何かを食べる場合には、 消化が良くて、甘くない炭水化物を適量食べる。 揚げパンや揚げ物の入った調理パンなどは、少量でも満腹感が得られますが、 油が多く含まれていて、消化に時間がかかるので逆に避けるべきです。 また、サンドウィッチやハンバーガーなども、脂肪分が多いし、 野菜を多く含むので避けたほうが良いでしょう。 野菜は食物繊維を多く含んでいるので、大腸でガスを発散させやすくします。 試合当日や当日の食事では避けたほうがいいでしょう。 ちなみに、牛乳も大腸でガスを発生しやすいので、試合当日や、当日の朝食では、 牛乳よりもオレンジ・ジュースなどのフルーツ飲料のほうが合理的です。
2014年08月25日
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こんにちはenoです。試合前の食事で最も大切なことは何か …(3) ☆ 試合前2時間前後、それ以内に食べる時 朝食が早過ぎたり、試合が午前、午後と2試合あって、 昼食の時間が2時間くらいしかないなど、試合の時間が迫っている時には、 何をどのように食べればよいか … こういう状況は、実際に少なくないと思いますが、ここで食事という コンディショニングが上手くいくかどうかが、試合での調子を左右する 大きな要素になります。 まず知っておきたいことは、試合までに2時間を切っている時には、 ケーキとかお菓子など甘いもの(特に砂糖を使ったもの)を沢山食べると、 インシュリンというホルモンの急激な分泌がはじまります。 いわゆる「低血糖症状」が生じ、筋グリコーゲン(というエネルギーの源)の 消費を早めてしまう可能性があるということです。 試合前1時間、30分という状況では、特に気をつけるべきです。 試合前2時間以内のこういう上状況では、消化が良くて、しかも甘くない 炭水化物(おにぎり、うどん、もち、食パン)などを、1~2個程度食べる ようにします。
2014年08月20日
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こんにちはenoです。試合前の食事で最も大切なことは何か …(2) 練習で積み重ねてきたことを、試合で最大限に発揮する。 試合前日の練習や試合当日のウォームアップは、そのための調整的な 意味が大きいと言えるでしょう。 つまり、この試合直前の時期は「特別な物」を詰め込む時期ではなく、 積み重ねてきた力を引き出す時期なのです。 試合前には、まず食べ慣れたもの(練習と同じで、これまで食べてきたもの) を選ぶべきだと言いましたが、試合当日の条件としては、さらに「高炭水化物、 低タンパク質、低脂肪」の食事を、試合前の3~4時間くらい前までに食べる べきだと言われています。 理由は、簡単に言えば、まず炭水化物が運動するための直接的なエネルギー源 として重要だということ。逆にたんぱく質は直接的なエネルギー源でないこと。 また、たんぱく質や脂肪が消化に時間がかかることなどが挙げられます。 「高炭水化物」とは、例えば、ご飯、うどん、パン、スパゲッティなどの 「でんぷん」を多く含む食べ物のことです。 つまり、試合が午後1時からだとすると、午前9時か10時くらいまでに、 ご飯やパンなどを十分に摂り、副食としてのたんぱく質や脂肪は少なめに 摂るということです。 朝食後は試合まで何も食べず、胃の中を空っぽにして試合に挑むようにします。 ただし、実際には試合直前に合わせて、丁度良いタイミングで食事を摂れるとは 限らないので、朝食が早過ぎたり(試合までに時間が空き過ぎて空腹になって しまう)、遅すぎたりした場合の工夫も必要です。
2014年08月18日
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こんにちはenoです。試合前の食事で最も大切なことは何か …(1) まずは何と言っても、試合のことが気になると思うので、試合前日や試合当日に どのような食事をすればよいか、ということから始めましょう。 ☆ 食べなれたものを食べる 試合前の食事の失敗としてありがちなのが、試合前だからといって、 食べなれていない「特別な物」を食べたり、普段と違う食べ方をしてしまうことです。 何と言っても試合なのだから、何か特別なことをしたい気持ちはわかりますが、 それが失敗のもとになります。 例えば、試合前日の夕食に「パワーをつけよう」と肉をたくさん食べすぎて、 逆に体調を崩してしまう(調子が出ない)などという話は、意外に身近な例として あると思います。 試合前は「特別な物」ではなく、普段から食べ慣れているものを選ぶのが、 賢い方法です。 ちなみに、同様のことは試合前の練習においても言えると思います。 試合前日や試合当日になって、これまでやったことないような技術(または体力) トレーニングを慌てて行っても、効果は上がらないばかりか、むしろそれが調子を 崩すもとにもなってしまいます。
2014年08月13日
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こんにちはenoです。食べないと勝てない! 食べることもコンディショニングの一環 …(3) 「食事をコンディショニングの一環としてとらえるべき」 と言っている意味は、おいしさや楽しさを犠牲にしろと言って いるのではありません。 あくまで、食べることの楽しさを生活の前提にしながら、 スポーツ選手としてのコンディショニングの側面も考えるべきと 言っているのです。 さて、「コンディショニングの一環」としての食事について、 以下では、まず原則的なことから考えていくことにします。 食事について「これだけ食べていれば」とか「この食べ方がベスト」 と言えるものは、まずないと言えます。 そういう単一の食べ物や食べ方に偏ることは、 逆に危険性、マイナス面が大きいのだと思います。 以下に挙げることは、スポーツ栄養学の専門家が一般的に進めるところを 基本線として、日立戸塚時代での経験を加味してまとめたものです。
2014年08月08日
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こんにちはenoです。食べないと勝てない! 食べることもコンディショニングの一環 …(2) コートで最大限の力を発揮するためには、 コート以外のところでの努力も必要です。 コートの上だけを練習の場と考えずに、日常生活の中でも バスケットボール選手という意識を持ってコンディショニングを行うことが “ベスト・コンディション”を作るカギになります。 別に、バスケットボールのことだけを考えて生活すべきと言っているのでは ありません。 「選手としての自分」を意識した行動を、 生活の要所、要所でとれればいいのです。 そのために特に時間がかかるというものではありません。 食べることも、生活の中で行うべきコンディション二ングの一環であり、 それも、最も重要なコンディショニングの一つだと言えます。 もちろん、食べることは、 そのおいしさ、楽しさを抜きに考えるべきではありません。
2014年08月06日
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こんにちはenoです。番外編として「夏」をいかに過ごすかについて、少し話をしてきましたが、 ベスト・コンディション (考えるからだ )、をいかに作るか? に、話を 戻したいと思います。 食べないと勝てない! 食べることもコンディショニングの一環 …(1) 「コートで最大の力を発揮するために!」 ミニバスの選手から実業団の選手まで、競技レベルは違っても、 自分なりの力を最大限に発揮したいという気持ちには、共通するものが あるとお思います。 そのためにこそ、私たちはたくさんの時間と努力を積み重ねています。 ところが、せっかくの努力が水の泡となったり、 効率の悪い努力をしているということが実際には少なくありません。 この連載で述べてきたスポーツ外傷・障害の問題、 ウォームアップやクーリングダウン、水分補給などのコンディショニング。 それらが軽視されていることが、その大きな原因として挙げられます。 そして、今回取り上げる「 食事 」も、 選手の “ベスト・コンディション”を左右する重要な一つだと言えます。
2014年08月01日
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