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こんにちはenoです。暑さによる「危険」は身近にある …(2) 指導者は特に、この熱中症の予防には万全を期すべきだと思います。 その為には、以下に挙げる点も含めた暑さ対策を行える体制つくりを 指導者が行うべきですし、選手にも徹底させるべきだと考えます。 選手の皆さんも、結局は自分自身のからだのことなので、 むやみな「からだいじめ」をしないように、くれぐれも気をつけてください。 熱中症の予防策は、簡単に言えば、暑い中でからだに無理な運動を 行なわないことです。 つまり、暑さ対策をきちんと立てて練習にのぞむことが予防につながるし、 それは同時に夏バテの予防策にもつながります。 逆に言えば、以下に挙げるような「夏バテ対策」をキチンと立てておくことが 熱中症の予防につながると言えます。ログランキング参加中。押していただけると励みになります。
2014年05月30日
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こんにちはenoです。暑さによる「危険」は身近にある …(1) 暑さ対策を考えるうえで、まず知っておいてもらいたいのは、 暑い中で体温調節がうまくいかなくなるために起こる病気についてです。 前回の「水分補給」の話の中でも少し述べましたが、 それは「熱中症」と呼ばれるものです。 熱中症に詳しいスポーツドクター・川原貴氏によると、熱中症の中でも特に 危険な「熱射病は、適切な予防策を講じることにより、完全に防げるはずの ものであり、また防がなくてはならない」と指摘しています。 また、同氏の次の指摘にもあるように、生命に関わる危険性は 身近にあることを指導者も選手もよく理解しておく必要があると思います。 「暑い時に、激しい運動をすれば倒れるのは当たり前 … と、思われているきらいがあるが、そこに大きな危険がある」 「大抵は倒れるだけで収まっていても、さらに何らかの条件が加わり、 容体が悪くなれば、一気に命に関わる事態になってしまう」 「だから比較的軽い熱中症でも、体調が悪い。気温が急に上がる。 など諸条件が重なれば、注意していないと重大な事態に結びつく」 (月刊「トレーニング・ジャーナル」より参考)ログランキング参加中。押していただけると励みになります。
2014年05月28日
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夏の「カラダいじめ」はもうやめよう …(3) 日本では、夏の暑さを耐えて鍛え抜くという傾向が強いと思いますが、 欧米では、夏は多くの競技がオフ・シーズンで、チーム練習そのものが ないのが、一般的です。 秋から冬にかけて試合期となる競技でも、夏の最も暑い条件の中で ハード・トレーニングをするということはありません。 チーム単位、個人単位で見ても、彼らは暑さの中で、からだに無茶な運動を しないのが常識と言えるでしょう。 さて、日本はスポーツを行う社会環境や条件が欧米とは違うので、 欧米での取り組み方をそのまま真似する必要はありません。 少なくとも、暑さに対して無茶な(危険な)ことはしないという「常識」は 私達も共有すべきだと思います。 それは、スポーツを楽しく、充実したものにする「生活の知恵」としても 大切なことです。 「からだいじめ」ではなくて、からだにとって充実した夏を過ごすために 知っておきたい対策について、重要なことを以下に挙げていきます。ブログランキング参加中。押していただけると励みになります。
2014年05月21日
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こんにちはenoです。夏の「カラダいじめ」はもうやめよう …(2) 人間のからだは、運動などを行い、体温が上がりすぎると、生命に関わる 危険性があるので、体温を下げようとする機能が働きます。 その重要な機能の中心的な働きをするのが「汗」です。 汗をかくことで体温が上がり過ぎないように、熱をからだの外に逃がそうと するわけです。 ところが、ムシ暑い状態だと、せっかく汗が出ても、汗が蒸発しにくいので、 熱をからだの外に逃がす効果が非常に低くなるのです。 それにもかかわらず激しい運動を続けると、体温調節の機能が上手く 働かないので、からだにとても大きな負担がかかります。 これは、運動によって心臓や筋肉に負担がかかって「きつい」とは別に、 暑さ(熱)による負担のために、からだがバテテしまうのです。 日本が欧米のスポーツに見習うべき点は色々とありますが、 暑さ対策もその一つです。ブログランキング参加中。押していただけると励みになります。
2014年05月19日
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こんにちはenoです。夏の「カラダいじめ」はもうやめよう …(1) 「うだるような暑さ」という言い方があります。 「うだる」というのは「 茹る(ゆだる)」からきた言葉で、 「 茹でる 」(熱湯に入れて 煮る。患部を湯に浸したり、湯気で蒸したりする) という意味です。 つまり「うだるような暑さ」とは「 茹であがるような暑さ 」という意味なの ですが、これは日本の夏の特徴をよく表した言い方だと言えます。 理由は、日本の夏が「高温・多湿」だからです。 気温が高いばかりでなく、湿度がとても高い。 まるで蒸し風呂に入っているかのように、ムシムシ暑い。 このムシ暑い「高温・多湿」な日本の気候は、 実はスポーツを行うのに好ましくない条件なのです。 人間のからだは、運動を行うと体温が上がります。 ただし、体温が42度以上になると、生命に関わる危険性があるので、 体温を下げようとする機能が働くのです。ブログランキング参加中。押していただけると励みになります。
2014年05月16日
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こんにちはenoです。どのように水分補給を行えばよいか …(5) ※ スクイーズボトルの利用 コップ、ペットボトル、水筒、水道の蛇口など、どうしてもゴクッゴクッと 一気に飲んでしまいがちです。 少量ずつ飲む習慣づけからも、またコートサイドの足元に置いておくと、 床が濡れて滑るこがあるので、置く場所は各チームで工夫が必要です。 日立戸塚時代では、大きな容量のタンクを別に用意しておき、 スクイーズボトルが空になったら、そのタンクのスポーツドリンクや、 水、麦茶をすぐに継ぎ足すようにしていました。 ※ 試合中の水分補給 試合においても( 試合ではなおさらというべきか…)水分補給は重要です。 ただし、試合だけ特別に水を飲むというのではなく、普段の練習と同じように 選手が自分でコントロールしながら、メンバーチェンジ、タイムアウト、ハーフ タイムの時に水分補給をするというのが望ましい形です。 試合は、練習でやってきたことを出す「 場 」だと考えるべきです。ブログランキング参加中。押していただけると励みになります。
2014年05月14日
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こんにちはenoです。どのように水分補給を行えばよいか …(4) ※ 塩分の補給 汗には水分のほかに、少量のミネラルが含まれています。 つまり、水分とともにミネラルも失われているわけですが、大量に汗をかく時、 特にすみやかに補給すべきミネラルが、ナトリウム(塩分)です。 では、塩のかたまりや錠剤を飲めばいいかといえば、それは採りすぎで、 逆にからだに良くないので、0.2~0.45%くらいの薄い食塩水にして飲むのが 良いと言われています。 0.2%の食塩水というのは、水1ℓに対して2gの塩だと思ってください。 ( 濃くし過ぎるのは良くないので、くれぐれも注意してください ) 日立戸塚時代でも薄い食塩水の入ったボトルを用意して試してみたのですが 選手には不評で、水や麦茶のボトルのほうを飲みたがるので、食塩水に レモンやオレンジの果樹を絞った「カクテル」にしていました。 スポーツドリンク類を使うこともたまにありましたが、通常の濃度にすると やはり甘すぎて選手に不評だったので、2倍くらいに薄めて飲んでいました。ブログランキング参加中。押していただけると励みになります。
2014年05月09日
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こんにちはenoです。どのように水分補給を行えばよいか …(3) ※ 何を飲むか 選手が飲みやすいもの、飲みなれたもので良いわけですが、一般的に言えば、 水や麦茶などです。 冷えたものの方が飲みやすいし、からだを冷やす効果もあると言われています。 日立戸塚時代では、氷を入れて冷やした水や麦茶が主で、その他に 100%果汁のりんごジュースを2倍に薄めたものを用意していました。 ジュースは少し疲れてきた時のための糖分補給の意味があるのですが、 そのまま飲むと甘すぎるので、飲んだ後、口の中がベトベトするので、 2倍に薄めるようにしていました。 ジュースの中では、りんごジュースが最もサッパリした感じで、 選手に評判が良いのでこれを使っていました。 自分達で(自然果樹を使った)オリジナル飲料を作ってみるのもいいでしょう。 今では、様々な味、成分の入ったスポーツドリンクが発売されています。 チームによって、好みがあると思うので、オリジナル飲料、市販飲料など 色々と試してみてください。ブログランキング参加中。押していただけると励みになります。
2014年05月07日
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こんにちはenoです。どのように水分補給を行えばよいか …(2) ※ 何回にも分けて飲む 水を自由に飲ませると、練習の雰囲気がダレると心配する指導者の方も いるでしょうが、「 水を飲むのは、いいコンディションで練習するため 」 ということを選手、コーチの共通理解とする。 要は気持ちのダレに繋がらないような工夫を各チームですれば良いと思います。 ※ ノドの渇きを感じる前から、積極的に飲む ノドが渇いたと感じる時は、 すでに体重の数パーセントの水分が失われていると言われています。 しかも、日本のスポーツ選手は、一般にノドの渇きを我慢する習慣がついて いるので水分の補給がどうしても遅れがちになります。 飲み過ぎはもちろんよくありませんが、「ノドが渇いた!」と感じてからでは 遅すぎるということを前提に、できるだけすみやかに、少量ずつ水分補給を していくほうが良いということを理解しておいてください。ブログランキング参加中。押していただけると励みになります。
2014年05月05日
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こんにちはenoです。どのように水分補給を行えばよいか …(1) 以下に挙げるのは、専門家の意見や日立戸塚時代も含めた、 これまでの経験をもとにまとめた、水分補給のポイントです。 これを参考に、 各チーム、各選手がそれぞれ工夫していただければと思います。 ※ 何回にも分けて飲む 練習中に1回だけなどと限るよりも、何回にも分けて飲む方がいい。 できれば、選手各自の判断で、いつでも自由に飲めるようにするのが いいと思います。 慣れないと最初のうちは、一度にたくさん飲む(いわゆるガブ飲みをする) 選手もいるかもしれませんが、自由に飲めることが当たり前になれば、 お腹がガボガボしない程度の飲み方(1回につき100~200 mℓくらい)を、 自然に覚えてきます。 日立戸塚時代は、コートサイドに8~10本(麦茶5~6本、リンゴジュース 3~4本)のスクイーズボトルを用意していて、順番待ちなどの空き時間に、 選手各自が自由にそれを飲めるようにしていました。 空になったら、マネージャーやトレーナーがすぐに補充します。 夏場だと1回の練習で、多い選手で2.5~3ℓ、少ない選手でも1~2ℓ の 水分を摂ります。ブログランキング参加中。押していただけると励みになります。
2014年05月02日
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