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2019/09/20午前野暮用で市役所。サクサク終わる。そのまま居残って昼からロビーコンサート。じゃがー先生のチェンバロ。満席、立ち見。素晴らし。演奏とても良かった。PAもいい感じに入って、自然なチェンバロの響きを楽しめた。クープランの神秘な障壁、目覚まし時計などは聴くたびにどんどん良くなる。他にバッハやスカルラッティなど。トークも楽しく、素敵なランチタイムでした。お疲れちゃん。午後実家でレッスン帰宅リーフェンシュタール「意思の勝利」(1935)積極的に観たい作品ではないが、おれは観ておかないといけない作品なので、観た。1934年のナチスの第6回全国党大会のドキュメント。リーフェンシュタール、天才だ。素直に凄いと思う。ひたすら圧倒的。これを「プロパガンダ」として彼女に撮らせて公開したナチスも凄い。全体に確かに凄いんだけれども、観終わってぐったり&どんより。どうにもならない気分になる。米軍のアンチドイツの独善的でお気楽なプロパガンダ映画の方が、ショッキングで残酷な映像満載でも、もう少し楽な気分で観ることができるかも。ナチスの徹底的に健康的で美しいプロパガンダ作品の方が、軽く100倍くらい怖いし、ヤバいと思う。観終わった後のダメージも超きつい。意志の勝利 <デジタル・リマスター版> [ アドルフ・ヒトラー ]あまりに気分が落ちてしまったので酒飲みながらカンパニー松尾監督「2001年テレクラの旅Part1・Part2」観る。ようやくちょっと気分変わった。かなり昔の作品。おれは初めて観た。なかなかハードだがとてもおもしろい。若き松尾隊長、ホントに勇ましいなーと思う。新潟のあたりはマジ大変そうだった。でも、旅したくなる作品。家内は職場の飲み会で不在。夕メシはレトルトカレー食う。ベーコンエッグと納豆トッピング
2019/09/30
2019/09/19資料を読み、観る。しんどい。ベルインマン「野いちご」(1957)観る。女性客多く♂はおれ一人。シネマポイントはこーゆー名作を地道に継続的に上映してくれるありがたい映画館。ここはヨーカドー撤退しても続いてくれといいなあ。平日昼だし、もちろん大都市のような客入りではない。それでも最近じわじわとほんの少しずつお客さん増えてるような気がする。ベルイマン継続的に観てる人、けっこういらっしゃるようだ。よくベルイマンの時に見かけるご婦人も確かにいる。時々若い女子もいたりして頼もしい。学校サボってきてるような高校生みたいなのがいないのはちょい寂しい気もする.....まあ、マジメに学校行ってて偉いのかもしらんけど。とても良かった。言わずと知れた名作なのでくどくど書かないが、非常におもしろく、刺激的。独特な夢幻的ロードムービー。ベルイマンはホラーっぽい描写もすごいなー。序盤の棺桶積んだ馬車のシーンもそうだし、試験の場面もそう(若干)。ちょいカフカっぽい。コメディ描写もうまくて、ホラーもうまいのがベルイマンなんだなー。初期作をまとめて観ることができて、ようやくそーゆーことがわかってきた。ヴィクトル・シェーストレム素晴らしい。家政婦のおばちゃんアグダ(ジュリアン・キンダール)が超素敵。イングリット・チューリン、美しい。主人公の名前(イサク)や、許嫁の名前(サラ)など宗教的目配せも多い作品。イチゴはもちろん、針のない時計、棺桶、馬車などなどなど、暗喩にも満ち溢れてる。いろいろ考えれば考えるほどおもしろい作品のようだ。いずれまた観て考えたいと思う。夕食。おれの作品。ハッシュドビーフ。
2019/09/30
2019/09/18勉強。真剣に読書。真面目にノート取る(おれは紙ではなく、EVERNOTEにまとめてる)。DVD観る。ヴィム・ヴェンダース「ニックス・ムービー/水上の稲妻」(1980)再び観る。手元にDVDがあるのだ。これを買った当時ははまだあまりニコラス・レイ監督の作品を観ていなかったが、いまは違う。従って、観終わったあとの感覚もまったく別物になった。まあ、以前のおれは小津作品をまったく観ないで「東京画」を観たようなものだったのだ。そりゃ全然違うわ。講演のときのドレスアップしたときのニコラス・レイ監督のかっこいいこと!ラスティ・メンは未だ未見。観よう。ニックス ムービー〜水上の稲妻〜 字幕版 【DVD】【RCP】
2019/09/28
2019/09/17午前、実家で庭仕事。帰宅。DVDで城定秀夫監督「恋の豚」観る。5月のピンク大賞のときに遅刻して冒頭から約30分観られなかった。大賞の後居残って後半を観ようと思ったが例によって式典押しまくりで観られなくなったのだ。今回ようやく最初から最後まで観ることができた!やっぱりこれはスクリーンで観たかった...百合華さん演じるマリエ、超魅力的。可愛い。尽くしまくる女。いじらしく、切ない。荒々しい闇金の事務所のシーンが好きだ。しっかり返済を続ける誠実なマリエにいつもは凶暴な闇金さんも好感を持って優しく丁寧に接する。並木塔子さん、独特な感じでめっちゃ素敵。 守屋文雄さんはさすが男優賞!な演技。守屋監督の「全然普通じゃん」という台詞に感動。こーゆー男はモテる。ちょっとくらいクズでも。海が良い。美しかった。海と豚。海豚・イルカ?Love me tenderやっと全部観られてよかった。でぶ専デリヘルの店長さん、いい感じー。豚まん食べ放題なお店の控え室。細かいところまでよくできてて笑える(笑)出荷ー!(笑)勉強。陰惨な情報ばかりインプットしていてきつい。今年いっぱいは仕方がない。夕食、茗荷の天ぷらなど。茗荷は実家で採れたやつ。
2019/09/26
2019/09/16夕方〜ロキシーでハシゴ。2本目。何としても観ようと心に決めていた作品。橋本真理子監督「イーちゃんの白い杖」観た。これは観てよかった。舞台挨拶に行けなかったのは痛恨だ。イーちゃんに会いたかったな〜。「全盲の姉と重度障がいの弟。私たちはなぜ生まれてきた... 」という文章が宣伝の前面に出てるので、重い映画かなと思う人も多かろう。確かに軽くない。軽いわけがない。非常に考えさせる。どうにもならない辛さ悲しみを直視させられる。でも、同時に生命の光や幸福感に溢れる力強い作品でもある。おれは障害当事者だから尚更グッときたかもしれんがこれは障害当事者も健常さんも、誰が観ても「パワー」や「笑顔」を貰える作品だと思う。イーちゃんの笑顔、イブくんの笑顔.......いちばん不自由な状況にあるイブくんの笑顔に、イーちゃんもご家族も癒され励まされ、支えられる。多くの観客も癒されただろう。そしてイーちゃんもマッサージで多くの人を癒している。イーちゃんの彼氏さんの弾く超見事な「雨だれ」。すごい! いやあ、彼氏さん、ナイスガイだなー。ぐるぐる回る思春期のイーちゃんの姿...(泣)障害を持つ子供に真摯に向き合うご両親や先生たちの姿にも感動。静岡が舞台の映画。おれは年に何回かは仕事で浜松に行くので、そーゆー点でもこの作品は身近に感じられた。(浜松もけっこう映る)ここんとこ相生座ロキシーでは「障害」を真正面から扱った良作(フィクションもドキュメンタリーも)が連続して上映されている。舞台挨拶や上映後のトークに障害当事者の方も登壇することもあったりして、福祉の在り方について考えを深めるきっかけを与えてくれてる。素晴らしいこと。多くの方々に観て欲しい作品。やっぱり、地方局のドキュメンタリーは取材の厚みが半端ない。少しずつ、長期間積み重ねていくことができる。帰宅して夕食、塩そば。
2019/09/24
2019/09/16午後相生座・ロキシー。アク・ロウヒミエス監督「アンノウン・ソルジャー英雄なき戦場」(2017)観た。フィンランド継続戦争の映画。戦闘シーンのリアルな迫真性は、冬戦争を扱った ペッカ・パリッカ監督の「ウィンター・ウォー 厳寒の攻防戦」(1989)以上かもしれない。ウィンター・ウォーだってめちゃ凄まじかったんだけどな...観客も容赦なく戦場に放り出される感じ。音響や様々な技術が「ウィンター・ウォー」の時よりレベルが上がっているのだろうなあ。塹壕の中での接近戦ってマジやばい。「ウィンター・ウォー」は結構長い作品だったが、これは2時間ちょい。「ウィンター・ウォー」に退屈したわけではないんだけれども、やっぱりこの作品くらいの長さがいいな。厳しい冬の雰囲気や、兵士たちの塹壕での生活の様子は「ウィンター・ウォー」の方がより丁寧に描けていた気がする。「ウィンター・ウォー」とこの作品を観て、冬戦争・継続戦争について詳しく調べると、臨場感が増してより良いと思う。交響詩フィンランディアも一層感銘が深くなるかもしれない。兵力軍備共に勝るソ連軍に対して一歩も引かずに戦い続けるフィンランド軍の勇ましさ、我慢強さに圧倒される。やっぱりサウナだよなー。サウナサウナ。ウィンター・ウォー 厳寒の攻防戦 オリジナル完全版【Blu-ray】 [ タネリ・マケラ ]今日はこのまま居残って、もう一本観ることにした。時間もちょうどよかったし。
2019/09/23
2019/09/15さすがに疲れが残るが頑張って起床チェックアウトして中川コロナへ。ラース・フォン・トリアー監督「ハウス・ジャック・ビルト」長野で見逃してしまったので、中川で観た。おれはラース・フォン・トリアーの良い観客とはいえない。「エレメント・オブ・クライム」と「ダンサー・イン・ザ・ダーク」くらいしか観ていない。さほど好きな作家だともいえない。ちょっと気になる監督とゆー程度。「エレメント・オブ・クライム」の独特な色調は気に入っていたが、今観たらどうかわからない。でも、この新作は見逃したくないと思っていた。何と言っても名優ブルーノ・ガンツだし(これが最後の出演作ってことになるのだろうか)、主演のマット・ディロンも気になる。ブルーノ・ガンツ。最初に彼の声が聞こえて来ただけで感激。一瞬でブルーノ・ガンツだとわかる。声だけの場面が多いが、ブルーノ・ガンツの場合は不満はまったく感じない。マット・ディロンは久々。「メリーに首ったけ」以来か。最高だった。出色の演技。おれは「ランブルフィッシュ」の頃から彼のやばい面がちょっと気になっていたが、「メリーに首ったけ」でやばい面がいい感じで小出しになって、それがついに最高の形で開花したのかなと思う。ランブルフィッシュ 【BLU-RAY DISC】全体に目を背けたくなるような場面が多く、後味はもちろん最悪だが強烈な印象は残る。殺人や暴力場面が重要な作品。そーゆー所の演出の切れ味はさすがにやべえなあと思うものの、特殊造型はもっとリアルにいけるんじゃないかなと思ったりもした。見せ方も含めて...地獄巡りのところのCGや見せ方なんかもそう思った。マット・ディロンの赤マントがかっこいい。作品としてどうこうよりも、マット・ディロンの名演技とブルーノ・ガンツで大満足。客入りはイマイチだった^^;これはシネコン向きじゃないよなー。18禁だし...ほんとはロキシーで観たかった。15時のしなので長野へ。遅い昼メシ。コーチンわっぱめし
2019/09/23
2019/09/14「しなの」で名古屋へ。電車混んでる。しんのすけに名駅で拾ってもらって東海市へ。馳走とんかつ寿み吉でしんのすけと昼メシオムレツチーズとんかつ膳ロールとんかつだね。うまい、ボリュームすごい。エネルジコ練習。夜まで。金管揃ったのを見て、大幅に予定変えて練習。こーゆーときにLisztを沢山吹いておいてもらわないとまずいし...Brahmsは細かい練習ができてよかった。出席率悪くない。嬉しいこと。メンバーは今回新しい若者も多く、新鮮。おれは楽しくやってる。帰りはあっこに送ってもらった感謝。夕食名駅チャオ。ミラカンSにエビフライと目玉焼きトッピングビールのつまみ兼メシって感じの時は麺の量をSにして、トッピングで楽しむのが良い。R(レギュラー)とかJ(ジャンボ)にするとボリューム凄すぎて「酒のつまみ」って感じではなくなってしまう。チャオはこーゆー楽しみ方ができるがいいと思う。ホテルにチェックインボーマルシェ「セヴィリャの理髪師」読了。おもろ。「フィガロ」は大昔に義務感だけで読んだが、「セヴィリャ」は初めて読む。こっちの方が遥かにシンプル。これに比べると「フィガロ」ってめちゃ複雑だ。
2019/09/22
2019/09/13デヴィッド・ロウリー監督「さらば愛しきアウトロー」観た。観て良かった〜。とても洒落てる。全体に70年代テイスト。オマージュに溢れた乗馬のシーンも素敵だ。ロバート・レッドフォード最高。かっこよすぎる。柔和に全体を包み込むようなスターの輝きが素晴らしい。ダニー・グローヴァー、トム・ウェイツとチームってのが絶妙すぎる。いいバランスのトリオだー。トム・ウェイツ、めっちゃ良かった。シシー・スペイセクが可憐すぎて悶絶。ケイシー・アフレック、彼のパートはアメリカンニューシネマっぽいちょっと雰囲気も感じられて、実にいい感じだった。追う刑事と終われる犯人の心の繋がりが見事。ロバート・レッドフォード、これで俳優引退なんてさみしい...楽しむことの大切さ。昼食はいむらやで中華そば大盛り。午後は長野駅駅であしたのチケット購入。からの耳鼻科、市議選の期日前投票。夕食、カレイの唐揚げなど
2019/09/22
2019/09/12市井昌秀監督「台風家族」観た。上映期間も限られているようなので、観てきた。上映時間も限られていて長野は公開開始時点で朝イチと夜だけのちょい地味めの上映。ラストの川のシーンは、おれは全くついていけなかったけれど、そこまでは総じて楽しめた。つよぽんのダメ男っぷりが良かった。おれは役者・つよぽんが任侠ヘルパー以来大好きなのだ。【送料無料】任侠ヘルパー DVD-BOX/草ナギ剛[DVD]【返品種別A】MEGUMIさん、驚くほど良かった。立ちバックの濡れ場、生々しくエロくてあっぱれ。こーゆーシーンに免疫のないつよぽんファンのお嬢さんたちはびっくりしたかもしれないなー。甲田まひるちゃん、ものすごく魅力的。尾野真千子さん距離感絶妙で良かった。若葉竜也さん、出ててうれしい。「愛がなんだ」のナカハラくんも超良かったけど、これまたとても良かった。藤竜也さんと榊原るみさんは、この作品の場合は設定が切なすぎるけれども素敵な組み合わせだなと思った。新井浩文さん、おれはやっぱり好きな役者さんだ...。これは新井さんの事件の影響で公開が延期になっていたいわくつきの作品。お蔵入りにならず公開されて良かったと思う。いろんな人が七転八倒して悩んだ末の結論だろう。おれは支持します。これを機にお蔵入りになってる作品も陽の目をみるといいな。ハンバーグカレー。カレーもハンバーグもセブンのレトルトで。美味しいよ午後はひたすら週末の準備や読書などデスクワーク読書してノートとって、まとめて、並べ替え、別の情報も入れてまた吟味して並べ替えて削除してとゆーことを繰り返す。夕食ゴーヤチャンプルー
2019/09/20
2019/09/11専ら年末のレクチャーのための本を読んでいて、とってもつらい(ToT)苦行だ激辛 辛ラーメン。カップ麺。辛さはごく普通。これで「激辛」と謳っていいのだろうか。梁井一監督「通りすがりのAV女優10」観た。よかった。前半、宝生リリーさん後半、理々香さんこの作品は女優さんのレベル高いなー。お二人ともめっちゃ綺麗だがロシアンクォーターの宝生さんのスタイルがさすがに素晴らしい。ホテルの部屋のレースのカーテン越しの明るすぎない光の感じがおれは好き。HMJMの衣装部屋が興味深い。夕食麻婆豆腐など
2019/09/19
2019/09/10そういえば最近観たのにどこにも何も書かなかった。ような気がする。ウォッシュ・ウェストモアランド監督「コレット」(2018)観た。いい映画だった。おれは興味深く観た。言語がフランス語じゃなかったのはやむを得ないとしても、さすがにちょい残念コレットを演じたキーラ・ナイトレイは出色。超魅力的。ベルエポック時代のフランス。おもろい。彼女はベストセラーのゴーストライターとして出発し、ラヴェルの「子供と魔法」の台本を書き、バイセクシャルであり、パントマイムの演者としてステージに立ち、晩年にはオードリー・ヘップバーンを発見した。コレットおもろいなー。田園と都会の混合。おれはコレットは「青い麦」だけしか読んでない。【中古】 青い麦 集英社文庫/シドニー・ガブリエルコレット【著】,手塚伸一【訳】 【中古】afbクロディーヌは興味あるな。昼、エスニック風豚唐揚げ作って食う。下味にナンプラー使う。実家でとれたじゃが芋から小さいのを選んで素揚げして甘辛く味付けした。夕飯で食った。めちゃうまい。簡単でよし。
2019/09/19
2019/09/09採血診察リハビリ。採血激混み、参った(^^;;昼食、金のビーフカレーぐったり過ごす。仕事用の読書頑張る。今年のチクルスの資料はきつい。今年いっぱいはやむなし(~_~;)今まで読んだ資料で十分書けると思うが、ギリギリまで読んで自分の中の厚みを増しておきたいしんどくなったので、城定秀夫監督「ツクシのエロいい話」(2012)Amazonで観て休憩。とてもよかったー。この作品もまた押入れが重要。城定監督、隠れたり覗いたりとか超うまい。クソ野郎にひたすら尽くしまくる木下柚花ちゃんが素晴らし。尽くせば尽くすほど可愛くなる。ストーカーに限りなく接近してるが、いじらしくてキュンキュンする。↑のシーン、切ないなー。ツクシのエロいい話 [ 木下柚花 ]
2019/09/17
2019/09/08メンデルスゾーン最終回明けで呆然。意外と大きな虚脱感。おれ、けっこうのめり込んでいたんだな....この日長野市でいちばんのニュース。権堂ヨーカドー閉店。2020年6月。いずれこーゆー日が来るとは思ってたが、近年、権堂付近に次々とマンションが建ってるので、しばらくは大丈夫かなと思っていた。これらのマンションは近くにヨーカドーがあることが「売り」でもあったのだし....むー、いろいろ心配だが、例えばシネマポイントはどうなってしまうのだろう。ここが消えると長野市の映画環境に大きな欠落が出てしまう。ここ数年はタルコフスキー、ヘルツォーク、の連続上映を地道に続けてくれていた。今はベルイマンをやってる。県内でも異彩を放つミニシアターなのだ。テンホウで昼飯。山内大輔監督「ひまわりDays 全身が性感帯」DVDで観る上野オークラでもOPフェスでも捕まえられなかった作品。そんなことしてるうちに「スナックあけみ」の方が先になってしまった。「ひまわりDays」ようやく観られてよかった。いろいろ繋がったー。感動。優しくて泣ける。「スナックあけみ」にはそれでも少しはあった山内監督独特の怪奇趣味みたいなものもここには無い。驚くほどストレートな人情劇。「ひまわり」も「スナックあけみ」も絆の映画。また「スナックあけみ」も観たいな...川瀬陽太さんのゴロウ、最高。シリーズの新作が超楽しみです。黒木歩さんのあけみ、やっぱりいいなー。改めて惚れ直した。涼川絢音ちゃん素晴らしすぎ。知的障害の役はとても難しいだろうが、彼女の演技にはほとんど違和感を感じない。櫻井拓也さん、よかった〜。櫻井さんのお母さん役の満利江さんがこんな風に絡んでくるとは...泣けちゃうじゃん。膝枕(泣)和田光沙さんも出演。サラリーマン二人組が謝りにきたところでも、おれはちょっと泣けちゃった〜。こんにゃくの煮物が無性に食いたくなる。唐辛子入れた濃いめの味付けのやつ。ひまわりDays 全身が性感帯 [DVD][un]
2019/09/17
2019/09/0711時頃会場入り。暑い...軽く打ち合わせ&リハ立会い。チクルス本番メンデルスゾーン最終回。暑い中沢山のご来場ありがとうございました。メンデルスゾーン「歌曲と無言歌」の全4回は全ての回が満席、或いは満席に近い状態で開催することができました。入りのいまいちな回は皆無でした。ありがたいことです。皆さまに心より感謝申し上げます。この日の演奏はピアノ山田えり子さん、ソプラノ竹内直美さん。ありがとうございました。この日のヤマは演奏もレクチャーもファニー・ヘンゼルの部分だった。えり子先生もうっちーも感動的な演奏。客席も心動かされた方が多かったのではないかと思う。「思いと歌は天上へと届く」フェリックスのチクルスの最終回のヤマがファニーなんてと思う方もいるかもしれないが「ユダヤと音楽」という流れで考えるとこれは不自然ではない。おれは音楽家フェリックスの生涯「だけ」を追うってことにはほとんど興味がなかった。おれはまずフェリックスを中心とした「時代」を語りたかった。時間が許せばハイネのことも語りたかったが、バッサリ切った。歌関係のお客様も多いし、ハイネの話は楽しんで聞いて頂けると思うんだけど......まあ、いずれ話す機会があれば...打ち上げ最終回無事終わったので、気分良く飲む。お疲れちゃん。次回は松橋朋潤くんレクチャー&プロデュースのガーシュイン02です。みなさまぜひよろしくお願いします。演奏は深沢雅美さん&松橋くん。おれもこの日は客席で楽しませてもらいます。ヽ(´▽`)/
2019/09/16
2019/09/06午前、映画館ルキノ・ヴィスコンティ監督「ベニスに死す」 (1971)観る。もう何度観たかわからん映画。DVDも手元にある。でも、近くで大スクリーンで観られる機会があるならおれはもちろん万難を排して観る。しかも4kリマスター版だし、行かなきゃ。感動を新たにした。何度観ても素晴らしい。何度も観てるので、改めて書くこともあまり無いんだけれど、4kの威力はやっぱり凄いなあ、と。それにしても...冒頭、エスメラルダ号が港に入ってくるシーンは、4kでも如何ともし難いのだろうか...でも、リドのホテルに入ってからは4kの威力が発揮される。内装や衣装など細部まで途方もない美しさ。特にタッジオが初めて登場する場面は圧倒的。この柔らかな繊細さはどうだろう!バロックの肖像画を思わせる色調と光...手を合わせたくなるほど美しい。娼館のシーンってこんなに素敵だったかな。エリーゼのために...エスメラルダ....タッジオ4kの効果もあると思うけれど、ホントによかった。ピアノの後ろからひょいと顔を出すエスメラルダの可愛いこと。ウィーン黄金時代おれはシルヴァーナ・マンガーノはこの作品の印象が強すぎて、「にがい米」はもちろん、「家族の肖像」の彼女ですら違和感を感じてしまう。夢のような美しさだ。タッジオの家族は東欧の言葉(ポーランド語)とフランス語を話す。4kになったせいか、その感じもよりクリアに伝わってくる感じがする。この当時の東欧の貴族とかは確かにそうだよなー。この当時のヨーロッパの言語感覚が「耳」でよくわかる。おれがたくさん映画を観るようになったのはこの作品がきっかけ。今は無くなってしまった長野の勤福センターの上映会で観たのだ。中学か高校の頃。会議室での上映だった。ホール上映ですらなかった。いまいちすぎる上映環境だったが、おれはめっちゃ感動した。衝撃的だった。世の中にはこんな凄いものがあるのかと思った。ここからおれはヴィスコンティとマーラーにどっぷりのめり込むようになる。当時の大都市の名画座では、ヴィスコンティは簡単に観ることができた。浴びるように観た。終映後鮨仁でランチ。激混みで、何とかカウンターを詰めてもらって入れてもらった。みなさん優しい。アジイワシサバ丼うまい。青魚大好き。
2019/09/16
2019/09/05ひたすらチクルスの原稿の直し。最終回なので気合い入る。一生懸命書いたハイネの部分をバッサリ切る。ハイネのことは1/4くらいに減らした。ハイネおもしろいのでホントは切りたくないが仕方ない...これで何とかOK。昼食、チャパゲティ食う。つまり韓国ジャジャン麺。デスクワークの脳の疲れに、このソースの甘さが心地いい。【農心】 チャパゲティ 140g今はジャジャン麺は絶対チャワン派だけど、チャパゲティもやっぱり美味しいね。けっこう昔からあるもんなあ。農心 チャーワン 134g (チャ王 インスタント チャジャ麺 ジャジャン麺)午後、延々と読書。夕食、カレイの煮付けなどおれの作品。超うまい。これをつまみに若緑飲む。ご機嫌だ。若緑 (本醸造) 1800ml
2019/09/13
2019/09/04昼メシ、エースコックのカレーうどん。相生座ロキシーへ。小林正樹監督「東京裁判」(1983)これはもう「日本人なら一度は観ておくべき映画」とゆー種類の映画。ウルトラヘビー級の作品(上映時間4時間半!)で非常にしんどいが、観てよかったと思う。考えさせる作品。重厚で緻密なドキュメンタリー。凄い。ひたすら法に忠実に公正であろうとするアメリカ側の弁護士の姿勢に感銘を受ける。
2019/09/12
2019/09/03デスクワークな1日。チクルスの原稿推敲、しんどい。ハイネ「アッタ・トロル」(岩波文庫)読み終えた。ハイネはもう仕事用の読書の域を越えていて、今はただ単純におもしろいから読んでる。ものすごく読みやすい文章。ハイネは声に出して読むのが良い。来年のチクルスの案内文書く超苦しむ。短いのにめちゃ時間かかって、やっとこさ書きあげた。パスタ。韓国ボンゴレ。パスタ茹でる。茹で汁ほんの少し残して湯を切る。湯を切ったパスタを茹で汁ほんの少し残した鍋に戻し、ごま油、あさりダシダ、冷凍コーン、冷凍あさり入れて、混ぜながら少し加熱。塩胡椒などで味を整えて(めんつゆや醤油でも良い)出来上がり。超簡単。麺の茹で時間は1分くらい短めにする。貝ダシダ あさりダシダ 300g 韓国調味料 韓国ダシダ午後、シチューの仕込みしながら調べ物いろいろ。うーん。決めてに欠ける。悩む。夕食。シチュー。おれの作品。うまい。
2019/09/12
2019/09/02冬からずっと失業状態だった家内が新しい職場に出勤。家内は失業中ただぼんやりしてたわけでもなくて、真面目に学校に通っていくつか資格をゲットしたりもした。けっこうエライのだ。今度の職場はそんなに長期は勤められないようだが、もちろん何もないよりずっとマシだ。家内を送り出してから病院へ。まず自分の所要を済ませて、同じ病院に入院中の叔母を見舞う。明日退院だがお家には戻らずそのまま老健に移る。ちょい落胆気味の叔母。超落胆してる叔父。かわいそうだが、叔母は杖自立まだなのにバリアだらけな古い家に戻るのは無理。退院&老健入所準備で超忙しい従姉妹。叔父は身体の調子よくなくて、戦力外...。実は叔母と叔父より従姉妹の方がずっと大変だ(-_-;)映画館へ。タランティーノ監督「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」(2019)観た。めっちゃよかった。感動した。レオ様とブラピの共演、ゴージャスー。レオ様演じる売れなくなった俳優がダメダメで最高。レオ様すげえなー。そのレオ様の専属スタントマンをブラピが演じる!ブラピかっこよすぎこの二人のコンビネーションが素晴らしい。俳優とスタントの間には我々には計り知れない一体感があるのだろうなあ。監督は「デス・プルーフ」もそうだし、ゾーイ・ベルさんを常に大事にしてるし、スタントマンに思い入れが深い。「グリーン・ホーネット」のことが出てくるのが個人的にツボ。おれは兄貴が当時ブルース・リーの大ファンだったために、けっこうブルース・リーの作品を濃く観ている。おれはその流れで「ブルース・リーのグリーン・ホーネット」も観たと思う(テレビドラマを映画用にまとめたもの)。ブルース演じる日本人運転手カトーがかっこいいのだ。(「これはテーマ音楽」も超かっこいいのだ。燃える。)なので、この作品でグリーン・ホーネットのことが扱われているのはちょっとうれしかった。おれはマカロニウェスタンよりもブルース・リーにのめりこんでたので、「グリーン・ホーネット」をより身近に感じる。レオ様と共演する子役の綺麗な女の子にやられた。彼女のアリス感とゆーか、妖精感が本当に素敵。映画のスタジオってやっぱり夢の国感とゆーか不思議の国感があるよなー。ここの西部劇の撮影の場面(女の子と共演のところ)もかなり心動かされた。映画牧場(西部劇のテーマパークみたいなところ)のシークエンスが嫌な感じ満載でとてもよかった。ここのヒッピーの集団が地味にひたひたと怖い。ここの西部劇のセットみたいなところのシーンよかったー。横移動に感激。シャロン・テイト(マーゴット・ロビー)が天真爛漫に可憐。最高。アル・パチーノ、シブい。カート・ラッセル出てて嬉しい。わんこ、良し。レオ様がポランスキー夫妻のお隣さんとゆー設定が絶妙だ。アクション的にはひたすらストイックに保ってきたのを終盤一気に爆発させる。すごい!観てよかった。傑作。夕食チキンのトマトソース
2019/09/11
ピアノ・チクルス「ユダヤと音楽」vol.6「ガーシュイン」第2回2019年11月9日・竹風堂大門ホール 14時開演。ピアノ:深沢雅美、ピアノ・レクチャー・プロデュース:松橋朋潤「パリのアメリカ人」(連弾版)「ポーギーとベス」(連弾版)他お問い合わせ&チケットご予約ピアノチクルス長野pianozyklusnagano@y-mobile.ne.jpTEL: 070-6477-2702ピアノチクルス長野 HP:https://pianozyklus-nagano.amebaownd.com/
2019/09/11
2019/09/01夕方〜移動して本日2本目。犬童一心監督「引っ越し大名」(2019)観た。問答無用で楽しい作品!終盤、おれは泣いちゃった。よく笑えてワクワクしてホロっと泣ける。素敵だ。星野源さん、高橋一生さん、濱田岳さんのトリオが絶妙。星野源さんはこーゆーのテッパン。高橋一生さんが豪快でバカ陽気な役柄なのが新鮮だ。家宝の巨大な槍、よかったー。志らく師匠のナレーション、めちゃよかったー!富田靖子さんのお母さん役、かわゆす。出色の高畑充希ちゃん。童貞感強烈な主人公に対して、彼女が子持ちって設定は絶妙すぎる。及川光博さんの殿、やや芝居を大仰に作っていて、それがちゃんと終盤に効いてくる。よかったー。名君だよね。参勤交代も大変だが、引っ越しはこれまた大変だ、スケールでかいし...この作品では、引っ越しの指南書の第一に歌の大切さが説かれる。そして、その通りに引っ越しは遂行される。皆で歌って作業することで、自然に一体感が生まれるし、作業や歩みにもリズムが出るので、効率もよくなる。行軍の時の軍歌や農民たちの仕事歌など労働歌も同じことだ...「うたの力」人足を雇わず侍たちが自力で荷物を運び、歩くので、侍たちはその日に備えて日々身体を鍛える。それによって自然に強い武闘集団になっていて、道中の暴徒の襲撃にも圧倒的に打ち勝ってしまうもちろん、断捨離の重要性(モノも人も...)適材適所の人員配置について...笑って泣けるだけでなく様々な大事なことを考えさせる作品。観てよかった。ピエール瀧さんが最高に素晴らしかった!瀧さんっ!そういえばおれは「超高速!参勤交代」を観逃してる。観ようかな。深キョン出てるし。超高速!参勤交代 【BLU-RAY DISC】帰宅して夕メシ カオマンガイタイ米って美味しいなあ。いい米じゃなきゃダメだよ。安いのはダメ。うちは↓を使ってる。高級香り米(ジャスミン米)タイ米 5kg
2019/09/10
2019/09/01昼間映画の日だし、映画のハシゴ。まず一本め穐山茉由監督「月極オトコトモダチ」観た。男女間で友情は成立するかどうかとゆー究極の命題を主人公の那沙が実際に「月極の男友達」とゆー仕組みを体験しながら追求してゆくとゆースタイル。この月極契約のお友達の草太がなかなか魅力的だったり、草太の方も那沙にちょっと惹かれているのかちょいちょい契約の壁を超えてる感じだったりそうでもなかったりとゆー、なんとも不思議に微妙な感じがじれったくていいのだ。徳永えりさん主演ということで、公開を待ち焦がれていた作品。おれは徳永さんの演技が大好きなのだ。そして、おれは芦名すみれさん(BOMI)の出演と音楽もとても楽しみにしていた。めっちゃおもしろかった!おれはこの作品、すごく好き。穐山監督のセンスに魅了された。アパートの部屋で最初に「ラララララ.....(繰り返す...)」のモチーフが出るシーンから一気に引き込まれる。こーゆーところの呼吸やタイミングがセンス抜群で最高に心地よかった。あまりにかっこよくて何度も繰り返し観たくなる。音楽で結びついていってしまう珠希と草太を見る那沙の切なさにやられる。こーゆーところで結びつかれてしまうと、ホントにどうにもならないもんなあ...徳永えりさん、ひたすら素晴らしい。圧巻の演技にしびれまくる。橋本淳さん、すごくよかった。芦名さんの珠希、最高。おれは「恋クレ」と「ジムノペディ」を観てから「BOMI=芦名さん」を一応発見してはいたがこの作品観てますますいいな♡と思った。ジムノペディに乱れる【Blu-ray】 [ 板尾創路 ]穐山茉由監督、いいな。8/31の舞台挨拶回に行けなかったのがマジ痛恨だ次回作が超楽しみです。
2019/09/09
2019/08/31今日はうちの教室の試演会(発表会)11時半くらいから順次リハーサルして、15時から本番。うちは出演者は少ないが、全楽章できるなら全楽章弾くので、けっこう時間がかかる。みなさんとてもよかった。簡単な短い曲も合奏してみた。おれもちょっと参加してみたが、最初の一段は驚くほどとちゃんと弾けた。それ以降は指がまったく動かず、撃沈。まあ、こんなものだ。病気ってのはそんなに甘くない。一緒に弾こうかなと思えた自分を評価するべきなんだろうな。解散して帰宅。家内は飲み会へ。おれはひとりで晩酌しながらフレデリック・ワイズマン監督「BALLET アメリカン・バレエ・シアターの世界」(1995)を観た。めっちゃよかったー。リハーサルや稽古のシーンがじっくり描かれる。先生たちの指導が圧倒的に素晴らしい。興奮させられる。そうした指導や稽古がどのように本番のステージに生かされ結実しているのかを確認することができるのが良かった。スタッフたちの活動も細部まで見ることができる。衣装さんはもちろん事務方の交渉の場面まで!殺風景な稽古場が印象的だった。ツアー中のバレエ団のバックステージの様子も素敵だ。特にバレエ団のダンサーたちが打ち上げで、プライベートで楽しくダンスに興じてる様子は、ホントに最高。USED【送料無料】BALLET アメリカン・バレエ・シアターの世界 [DVD] [DVD]「BALLET」の感銘にひたっているところに派手に泥酔した家内が帰還。台所で横になって眠ってしまった。何度もちゃんと寝るように声をかけるが「うふふ」などとご機嫌に微笑むだけでまったく埒が明かない一応上掛けかけて枕をあてがっておいた。おつかれちゃん。
2019/09/08
2019/08/30雨。昼、芸術館メインホールランチタイムコンサート。雨なのに大勢のお客さん。素晴らしい。芸術館のこの企画、企画が良すぎてお客さんがどんどん集まるようになってきてる。このまま増え続けると何か混乱が生じてくるかもしれないなー。それが心配....これは絶対に長く続いて欲しい素敵な企画。どうか混乱することなくこれからも大入りが続きますように!今日のピアニストは小宮山愛ちゃん。曲はバター付きパンスケルツォ2番リゴレットパラフレーズなど素晴らしい演奏。とても綺麗だった。感無量。どのように感無量だったかは書くと長い&めんどくさいから書かない。とにかく、おれにとって彼女はめちゃ大事な子なんです。大満足で昼食。海老・ヒレ・メンチカツカレー@かつや噂に聞いていた「生姜からあげだれのチキンカツ丼 から揚げ大盛り(2倍)」は 恐ろしすぎて頼めなかった(^_^;)夕食、赤魚煮付け、厚揚げ煮など。
2019/09/06
2019/08/29昼食、サイゼで若鶏のグリルディアボラ風と赤ワイン。ご飯やパンは食べない。新海誠監督「天気の子」(2019)観た。夏休みが終わってお子様たちが少なくなるのを見計らって観に行った。さすがに大入りとゆー訳ではないものの、長野の平日昼間としては結構いい入りだ。さすが。とてもおもしろかった。おれは「君の名は。」よりも、楽しめたし、非常に心動かされた。絵の美しさは言うまでもなし。ホントに素晴らしくて心動かされる。雲間から射す太陽の光はすごい。不良っぽい大人が活躍するのもよかった。ちょっとユーモラスな追っかけっこやチェイスがあるのも心踊る。(夏美、最高だ。本田翼ちゃん素晴らし。)こーゆーちょいルパン三世っぽい感じの不良テイストがあるところがおれは好き。気障でどこかずっこけてる感じ。だから陽菜と帆高のひたむきさが一層際立つのかも。ピストルはまあ、当然ちんこのメタファーなのだろうなあ。書くまでもないが...自分を犠牲にしてまでもひたすら「晴れ」を祈り続ける陽菜と全身全霊で彼女を守ろうとする帆高の姿は問答無用で美しく感動的だ。「祈る」ということ。船で東京に入って、終盤再び船で東京に入るのがよかった。JR山手線の新宿〜池袋間が詳細に描かれ、田端付近の有名な交差も印象的に描かれる。わくわくだ。今回は歌舞伎町や池袋など、舞台がおれでも馴染みのあるところだったのも、おれ的には親近感が湧いてよかった。こないだ歌舞伎町でこの作品の舞台になった界隈をはっきり「ここ!」と言って見せてもらったので、より興味深く観ることができた(すぐそばに泊まってたのだ)。凪先輩、最高。おれはRADWIMPSに全く関心がないのでそこら辺のところは「君の名は。」も「天気の子」も正直言ってようわからん。緊密なコラボが行われているのはわかるんだけど、彼らの音楽のどこがいいのかおれにはわかんないのよ。きっと頭が古いんだな。三浦透子さんの歌、驚くほどよかった。
2019/09/05
2019/08/28 午後、実家。レッスン。 夕刻、家内と「長野落語会」へ。 めっちゃ楽しかった!よく笑ったー。 今回も大入り満員。 例によって前の方の良い席から どんじゃか埋まってしまう。 これはもう開場と同時に突入して 席を確保しなきゃダメだ(^_^;) 桃月庵白浪「お菊の皿」よかった。 白浪さん、お声が素晴らしいよね。特徴的なハイ・テナー。 「お菊の皿」はおれは今シーズン2回目。 季節だもんなあ。怪談噺。 柳家小せん師匠「ねずみ」 小せん師匠超よかったー。魅了された。 トリの桃月庵白酒師匠「百川」 白酒師匠はお忙しくて、 この日も鈴本の高座終えて 即上野駅から長野に直行だったとのこと。 「百川」すごかった。めっちゃ笑った〜。 10/19の独演会が楽しみ❤️ 鶏肉のパテ。うまい。
2019/09/05
2019/08/27坂本礼監督「夢の女 ユメノヒト」(2015)ようやく観た。感動。公開時から観たくて狙ってたのだがなかなか捕まえられず、やっとDVDで観た。これはやっぱり劇場で観たかったが、やむなし。佐野和宏さん主演。佐野さんは癌で声を失った。この作品でも声を失った主人公を演じてる。そして、震災...福島....声の喪失・故郷の喪失・過去の喪失・喪失...佐野さんリスペクトと伊藤猛さん追悼の思いが画面から溢れ、それだけでも胸アツ。泣ける。主演の佐野さん伊藤清美さんはもちろん、助演の西山真来さん小林節彦さん、川瀬陽太さん吉岡睦雄さん、小林節さん、工藤翔子さんからエキストラ(いまおか監督)に到るまで国映オールスターキャストが結集。佐野さんと伊藤さんのカラオケ(君は天然色)のシーンはやばかった。泣けちゃった。モニターに映るのは伊藤猛さん(上野俊哉監督の傑作・『連続ONANIE 乱れっぱなし』!)。伊藤清美さんと佐野さんのシーンはどれも味わい深くて素晴らしい。佐野さんのスポーンと脱けた感じが素晴らしかった。虚脱感ともまたちょっと違った独特な感じ...西山さんと佐野さんの軽トラの荷台の濡れ場が超素敵。和田華子さんっておれは知らなかったけど、とてもよかった。福島・双葉町の主題はいまおか監督の作品で再び現れる(この作品と同じ中野太さんの脚本の「闇金ぐれんたい」)夢の女 ユメノヒト [ 佐野和宏 ]午後、実家。レッスン。「優生学と人間社会」読み始め。けっこうしんどい優生学と人間社会 生命科学の世紀はどこへ向かうのか 講談社現代新書 / 米本昌平 【新書】夕食、スンデクッ。うまい。ご飯入れないので「クッパ」ではなく、「クッ」。スンデは苦手な人も多いようだが、おれは大好き。市場 スンデ 500g
2019/09/05
2019/08/26午前、耳鼻科。鼻の調子は、まあまあ良好。子供いなくて不気味なほど静か。夏休みも終わりだねえ。ジョン・ファヴロー監督「ライオン・キング」観た。良かったー。おれはもちろんディズニーの「ライオン・キング」を観たくて観たわけだが、それ以上に「ジョン・ファヴロー監督の最新作」を観たくて映画館に駆けつけた。おれはファヴロー監督の諸作品・「アイアンマン」「アイアンマン2」や「シェフ」監督が好きだし(特にシェフが大好き)、役者としてのジョン・ファヴローも大好き。シェフ 三ツ星フードトラック始めました 【BLU-RAY DISC】そんなわけで「ライオン・キング」は超楽しみにしていたのだ。そして、期待を裏切らないとても素敵な作品だった。圧倒的な父を乗り越えてゆく息子とゆーテーマは「シェフ」と同じだし、「アイアンマン」のハワード・スタークとトニー・スタークにも共通だ。おれはとても楽しめました。ハクナマタタ!超実写とゆーだけに、動物たちの動きは圧倒的に見事で、わくわくする。超実写なのでミュージカルの舞台における美術の創意工夫の面白さや楽しさはないけれど、ここまでの水準だと文句なしだと思う。子供時代のシンバの愛らしさにやられまくる。この子を見てるだけで涙腺がやばい。プンバァとティモン楽しい。この古典的な凸凹加減はテッパン。プンバァとティモンの国は虫が主食。食虫県長野の人間としてはちょっと親近感が湧いちゃうよ...いなご甘露煮瓶入り(信州長野のお土産 土産 おみやげ お取り寄せ ご当地 グルメ 長野県 珍味 佃煮 長野土産 長野お土産 通販)花九曜印 蜂の子花九曜煮65g、いなご甘露煮45g / 【送料込】 / 美しい自然や風土に囲まれた長野県。信州産の食材・郷土食やお土産を、NAGANOマルシェでご紹介。Nants' Ingonyamaは問答無用でテンション上がる。夜は武井神社の御射山祭へ。夕食はおでんなど。
2019/09/03
2019/08/25昼メシ。おうちでレトルトカレー。豚丼の具みたいなのを作ってカレギュウっぽく。おれは今の松屋のカレギュウは好かんかつての松屋のカレギュウがいちばんよかった。すき家の牛あいがけカレーはあるし、吉野家もそーゆーのやってるけども、吉野家もすき家もちょっと違うんだなー。おれは昔の松屋のが一番うまいと思ってる。ハイネ「冬物語」読了。冬物語 ドイツ (岩波文庫) [ ハインリヒ・ハイネ ]ハイネが12年振りにドイツに戻った時の紀行文とゆーか、詩的エッセイとゆーか、アフォリズム集とゆーか、非常に独特な作品。非常におもしろかった。読んでよかった。訳文がちょい古く、字も小さくてつらいが、それでもとてもわかりやすく明快。終盤、リストのことが大きく取り上げられる。興味深い。ちょうど「1848年革命(諸国民の春)」の時期の頃なので、当時のハンガリーのことに絡めてちょっと辛辣に意地悪な感じでリストのことを書く。メンデルスゾーンは1847年に死去、1848年に「諸国民の春」が勃発。(1850年にワーグナーは論文「音楽におけるユダヤ性」を発表)以後ヨーロッパ(特に東欧)は大きく揺らぎ、第一次大戦&第二次大戦・ホロコーストへまっしぐらに突き進んでゆく。そう考えるとメンデルスゾーンって人は、ちょうど時代の境界線上で亡くなったんだな...9/7のメンデルスゾーン・チクルスではその辺のことも触れます。みなさまぜひご来場下さい!冬物語 ドイツ (岩波文庫) [ ハインリヒ・ハイネ ]
2019/09/02
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