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2019/02/23梁井一監督「面接ドキュメント 通りすがりのAV女優 09」観た。神宮寺ナオちゃんと菊川みつ葉ちゃん。前半の神宮寺ナオちゃんはスタイル抜群の腐女子。綺麗な子。でも男が苦手で、若干コミュ障っぽい気配が漂う変わった感じの子。男性経験がないままAVデビューしたそうな。BL本のお店は中野だね、たぶん。もっと腐女子部分を掘り下げていくのかと思ったらそうでもなかった。BL本をご機嫌に読んでる時の彼女が、一番自然でかわいいかも。そこで「腐男子の受け」とゆー発言があったが、監督と同様、さっぱりわからん。「腐男子」はわかるし、「受け」もわかるが、その何がおもしろいのかおれにはわからん絡みが始まる直前の部屋の入り口のシーンがよかった。後半の菊川みつ葉ちゃんは、ハードな少女時代の体験をにこやかに話す。彼女は特に変わった雰囲気はなくて、人懐っこい笑顔が素敵な子。2019/02/24午前、実家でレッスン。万大で昼食。おれ、天重。家内、かつ重。めっちゃ美味しい。どちらも1100円だが、この値段でこの内容は激安だと思う。午後はゆっくり過ごす。夕食スリランカ風カレー。スリランカのカレーは何種類かのカレーを一緒に盛り付けるらしい。この日の我が家の場合は魚のカレーとキャベツのカレーの二種類を盛り付けた。お店で食べてみたいなー。
2019/02/28
2019/02/22長野ロキシーで山中瑶子監督「あみこ」観た。楽しみにしていた作品。ロキシー初日の監督の舞台挨拶に行けなかったのは、本当に痛恨だった。悔しいすっごくよかった。おれは気に入った。斬新な感覚に何度も何度もハッとさせられる。クローズアップの使い方が新鮮。そして教室の窓からグランドのサッカーの練習を見下ろす遠景。アオミくんを追って東京へ向かうあたりからの猪突猛進ぶりが最高に胸が踊る。自転車の爆走がかっこいい。東京の異世界っぽい感じが良い。長野の子が見た異世界・東京。池袋の地下での三人のダンスシーンが超素敵だ。振り付けも良い。ダンスシーンのある映画は幸福感が溢れることが多いので、好きだ。長野駅前とか城山動物園とか出てくる。とっても長野な映画。東京のアパートの一室でアオミくんと再会してからのシークエンスは最高だった。演出と演技のタイミングにドキドキした。 グノシェンヌの使い方が素晴らしい。凶々しい感じのアレンジが良い。RadioheadのLotus Flowerのことが重要なポイントとして出てくる。これがサンボマスターと対になり、アオミくんの同棲相手の先輩の女子と対になる。どっちかとゆーとちょい難しいRadioheadがあみこの理想で、その逆が先輩女子=「大衆文化」である とゆー長野の10代女子の真剣な真実。そっちの方にアオミくんが行ってしまう絶望。ある種の女の子にとってこーゆーことが痛いほど「真実」だったりする時期は絶対にある。こーゆーのはハッキリ言ってこじらせまくった「イタい」状態なわけだが、それは客観的に見れば確かにそうだろう。でも、当事者にとってこれは命がけの非常事態なのだ。その真剣な想いが恋と直結する。そーゆーことを痛切に瑞々しく描いた作品。浴槽でレモンを爆食いするシーンはすごかった(性的な痛々しさ)。スパゲティの食い方も良い。余談だが、おれはRadioheadのKid Aにハマって、一時期ヘビロテして聴いていた。ずいぶん前の話。もちろんLotus FlowerはKid Aよりだいぶ新しい。Kid Aなんて監督が幼児の頃のアルバムだ。春原愛良ちゃんよかった。潔い感じの演技。観てよかった。山中監督の今後に期待。彼女の長編の商業映画を観てみたい。才能豊かな長野の映画監督がまた登場。長野、すごいなー。それにしても、長野で「21世紀の女の子」はやらないのだろうか。やって欲しい。午後、実家でレッスン。夕食ニシンのフライなど。ニシンっておいしい。シモン・ラックス、ルネ・クーディー「アウシュヴィッツの音楽隊」読。悲惨さを強調した書き方ではなく、非常に客観的な書き方。収容所の「悲惨さ」みたいな悲劇性を期待して読むと肩透かしを食うだろう。おれにとっては有益な読書だった。アウシュヴィッツの音楽隊 [ シモン・ラックス ]
2019/02/27
2019/02/21午前、病院。リハビリ。そうそう、昨年から病院の売店で松屋の弁当を扱い始めた。どんな感じなのかな。興味あり。野田幸男監督「ゴルゴ13 九竜の首」(1977)amazonで観た。ゴルゴ13 九竜の首 [ 千葉真一 ]ゴルゴ13の東映の実写化第二弾。千葉真一さん主演。第一弾は健さんが主演だった。予告編で見る限りは健さんのデューク東郷も相当に無理があるが、千葉真一さんもやっぱり無理がある。でも太い眉とパンチパーマっぽい髪型が素敵。千葉真一さんのゴルゴは健さんよりもだいぶマンガ的で笑って気楽に観られるので、楽しいかもしれない。健さんの方のゴルゴを予告しか観てないので断言はできないが、そんな感じがする。香港との合作で役者は向こうの役者さんがたくさん出てる。ほとんどの登場人物は日本語など喋るわけはないが、みんな当然のように吹き替えで日本語を喋る。志保美悦子さんが出演。一応活躍する場面はあるし、とにかく圧倒的に美しい。でもあまりしっかり物語に絡んでこないし、志保美さんファンのおれとしては不満。千葉ちゃんのアクションは言うまでもなく凄い。この時期の千葉真一さんの出演作の中では最もB級とゆーかC級的な作品かも。東映のチープな感じが100%以上発揮されてる。こーゆー東映のやっちまった感を大笑いして楽しめる人じゃないと、かなりつらいかも...。野田監督は「0課の女 赤い手錠」みたいな凄い作品もあるし、杉本美樹 / 0課の女 赤い手錠 【CD】「不良番長」シリーズみたいな猛烈にパワフルなおバカな作品もある。ゴルゴは凄くもなくおバカでもなく中途半端。残念。東映のB級作品のチープさは嫌いじゃいが、ある程度振り切れてないと、つらいね。Brahmsの準備。気になっていた部分のボウイングのことなど仲正昌樹「日本とドイツ 二つの全体主義~「戦前思想」を書く~」読。自分の知識不足でわからないところも多く、無念。かなり難しい本...(ToT)でも、わかるところはすごく面白くて刺激的。読んでよかった。"volk"夕食、ラム肉の炒め物など。冷奴は鰹節たっぷりがうまい。
2019/02/26
2019/02/20テレ東系「フルーツ宅配便」の5話と6話の録画を観る。両話とも沖田修一監督。第5話は スダチ(内田慈)と、えみ(仲里依紗)の回。どっちかとゆーと、えみが中心か...えみが秘密を打ち明けるシーンが牛の乳搾りをしながらってのが とぼけててよかった。ラストで延々と映し出されるピンクのぬいぐるみ(アルパカ)は凄かった。思い切った表現。過激だー。えみの少女時代の回想はあまりに悲惨すぎてちょっとどん引きなほど。回想シーンに渡辺真起子さん登場。うれしい。スダチのエピソードは御法度の「直引き(店を通さないで商売してしまう)」のことについてこの最終的な決着の時のミスジ(松尾スズキ)がよかったー。厳しいけれど、優しくてかっこいい。第6話はレモン(北原里英)とドラゴンフルーツ(山口美也子)おれは原作のドラゴンフルーツのエピソードを読んで、これはドラマでは難しいかなと思っていたが、かなりいい感じで伝説のデリヘル嬢ドラゴンフルーツのエピソードがドラマ化されてちょい驚いた。しかもかなり原作に忠実。まず山口美也子さんがドラゴンフルーツだってことがうれしい。山口さんは神代辰巳監督の「赫い髪の女」、曽根中生監督「新宿乱れ街 いくまで待って」 、武田一成監督「おんなの細道 濡れた海峡 」といった伝説的なにっかつロマンポルノの名作に出ていた女優さんなのだ。ドラゴンフルーツを演じるに相応しい女優さんだ。山口さん、素晴らしかった。掃除のおばちゃんが実は伝説のデリヘル嬢って設定も無理がなくて良い。今回はレモン(北原里英)の回。コミュ障で不器用であまり客がつかないレモンのほのぼの純愛エピソード。公園の滑り台の上でドストエフスキー(カラマーゾフだったかな)の一節を高らかに朗誦するシーンは印象的だった。この回もミスジ(松尾スズキ)の決着のつけ方が最高にかっこいい。ミスジさん、ここんところ男上げまくりだー。北原里英ちゃんはあっぱれ。ここまで化けるのは凄い。昼食、キムチチャーハン午後実家、レッスン
2019/02/25
2019/02/19雨雪もいやだが、雨もいやだ。松橋くんが送ってくれたガーシュインの論文(卒論)じっくり読ませてもらった。よく書けてるなー。実におもろい。午後、カルチャー。夜、まつはしくんと家内とかわばた。チクルスの会議名物モツ焼きなどつつきながら今回のチクルスは「ユダヤと音楽」とゆーテーマで、メンデルスゾーン4回、ガーシュイン2回、収容所の音楽1回とゆー構成。ガーシュイン2回(6月と11月)はおれはノータッチ。松橋くんにプロデュースとレクチャーを任せてる。そのための打ち合わせ。メンデルスゾーンやガーシュインの文献を読んでも、「ユダヤ」についての記述は少ない。メンデルスゾーンはそれでも少し記述は多めだが、ガーシュインはメンデルスゾーンよりもっと少ない。これをどう喋っていくかってのが問題。結局、音楽書はあまり役に立たない。歴史書に頼っていくしかないのだ。その当時のユダヤ人の状況はどうだったか、とゆー視点から考えていくしかないわけだ。それは歴史の本から情報を得てゆくしかない。この日はとゆー感じの話をして、ポイントの設定をする。音楽書の情報だけでは話ができないのだ。どうなるか楽しみ。きっとおもしろくなると思います。ガーシュインのチクルスは全2回。6/1と11/9竹風堂大門ホールです。レクチャー&プロデュース&演奏は松橋朋潤みなさまぜひご来場下さい。
2019/02/24
2019/02/18松本花奈監督「脱脱脱脱17」ずっと観たかった作品。DVDでようやく観た。おもしろい。もっと早く観るべきだった。できれば映画館で観たかった。松本監督の作品は「過ぎて行け、延滞10代」を観てるので、これで二作目。あ、そういえば「恋のツキ」の松本監督の回も観てるか。17年間ずっと高校生(高校17年生)をやってる34歳のおっさんと歌と泣き真似の上手い17歳の女子高生のコンビのちょっとした「旅」を描いた作品。17歳の松本監督の作品。「17」にこだわった映画。一種のロードムービー。おっさん高校生と女子高生の凸凹コンビが最高。音楽とのコラボを前提としたMOOSIC LABの作品なので当然音楽もすごく大事。「脱脱脱脱17」の場合は主演のthe peggiesの北澤ゆうほちゃんとのコラボ。おっさん高校生を演じる鈴木理学さんが良い。彼は屋上で応援をするのが日課。「応援」する人なのだ。北澤ゆうほちゃんも素敵だ。ミュージシャンは演技の感覚が鋭い人が多いってゆーけど、彼女も素晴らしい。旅の途中、場末のストリップ小屋に滞在することになる二人。このシークエンスが素晴らしい。ここで北澤ゆうほちゃんはステージに立つことになる。歌とストリップの違いはあるが、覚悟を持って興行の舞台でスポットライトを浴び、客の無遠慮な視線に晒されるのはどちらも同じ。こーゆーことのひとつひとつが二人を成長させる。ストリップ小屋のシークエンスは感覚的にかつての「にっかつロマンポルノ」や70年代の東映ポルノに近づいてる。場末感、哀感などなど。とても17歳の監督が撮ったとは思えない。エロい大人の監督が同じ場所、同じ照明、同じ役者、同じ脚本で撮ってもなかなかこうならないだろう。やっぱり監督、天才なんだな。佐倉萌さんをはじめとする役者さんたちにも助けられているだろうけれども....佐倉萌さんの出演はうれしい。佐倉萌さんはもちろんフツーにどんどん脱いじゃう。頼もしい!萌さんから滲み出るオーラが凄い。赤い花、夜のプール。松本監督らしい印象的な部分が非常に多い。全体として動きの多い作品だがドタバタ騒がしくならないところが松本監督。プールでバシャバシャしても、大声で応援しても、(夜のプールのシーン、よかった...)どこかに静けさの気配がある。静謐さへの志向。いくらでももっと賑やかにつくれる作品だと思うが、絶対にそうならないところが好き。MOOSIC LABの作品は、なかなかソフト化されない。松本花奈監督、加藤綾佳監督、酒井麻衣監督の作品は恵まれてるケースなのかもしれない。いいにおいのする映画 [ 金子理江 ]おんなのこきらい [ 森川葵 ]脱脱脱脱17 [ 鈴木理学 ]昼食納豆スパゲティメンデルスゾーンのチクルスの準備など。次回3/16の原稿はできてる、次の第3回は松橋くんプロデュースの回を挟んで7月なのでまだ時間あるが思いついた時に一応軽くリサーチしておく。聖パウロ(サウロ)について調べる。夕食、キャベツのポタージュ、カオマンガイ
2019/02/23
2019/02/17昨日の疲れで終日ぐったり。ちょい中学生ロスもある。2年の子たちとのステージは一応これで最後だ。指導では会えるだろうけど、寂しい。毎年こんな感じの気分になる。中高生は別れが必ずあるのが嫌だ。大森靖子さんの「クソカワPARTY」と「kitixxxgaia」を繰り返し聴く。めっちゃ良い。「死神」「ピンクメトセラ」などなど。みんないい曲。大森さんの歌が凄いことは知っていたが、最近しっかり聴くようになって、すっかりハマっちゃった。歌唱力、表現力、繊細な感覚に魅了される。LIVEの動画も少し見た。すげえ。ZOCのようなアイドルをやっちゃうところも素敵。道重さゆみちゃんとのコラボも楽しみ。岩淵監督の「サマーセール」、観たいなあ。観たい作品なのにまだ観れていないいつか機会があることを祈る...イベントの上映を捕まえられたらいいんだけど....クソカワPARTY [ 大森靖子 ]【送料無料】 大森靖子 / kitixxxgaia (+Blu-ray) 【CD】午後、役所で野暮用。夕食。しょっつる鍋。うちは、わりと本格的だと思う。魚醤、ハタハタ、セリ、舞茸
2019/02/22
2019/02/16朝から市民芸術館。NJOの本番。とりあえずリハ室で音出し。おれも含めてインフルや風邪で倒れる人がいなかったのはよかった(去年はそれで超ドタバタした)「かっぽれ」がなかなかいい感じ。実際にホールで音出ししてみると、想像以上に強烈な音だ。楽屋でお弁当。このコンサートは待ちが長いのが辛い。たくさん演目があるので仕方ないけど。14時頃から本番NJOのプログラムはIrelandのA Downland Suiteの1.PreludeMoriconeのGabriel's Oboe 清茂先生編曲の「かっぽれ」「相馬盆唄」 Irelandはステージで子供たちの音がようやく前に出て、そこそこ鳴るようになってきた。よかった...もうちょっと前からちゃんと鳴らせばいいのに。時間がかかる子たちってことか。Gabriel's Oboe の美登里ちゃんのソロ、とても素敵だった。当初遅いテンポを保てず五里霧中だった子供たちも、本番はいい気分で弾いていたようだ。「かっぽれ」と「相馬盆唄」はよかった。練習初期の頃は悲惨な出来だった「かっぽれ」が、最終的にいい感じに仕上がって本当にホッとした。(マジでかっぽれは中止にしようかと思ったほどだ)「かっぽれ」は今回がお披露目だったが、いい感じに仕上がってよかった。弦は1stViolinが時々普通に弾くだけで、2ndViolinは全曲col legnoだけ。Viola,Cello,Bassは全曲Pizz.だけ。このPizzとcol legnoの組み合わせで三味線を模倣する打楽器的なピアノの打ち込みもあって、結局、三味線よりもずっと過激な音になる。そこにピッコロ、オーボエ、クラリネットが絡んでくる。この管楽器がかなり複雑に書かれていて、実におもしろいのだが、とにかく難しい。管楽器の皆さん、じゃがー先生もありがとうでした。みなさんのお力でなんとか格好がつきました。そしてこだまくんに感謝。彼には楽譜準備から始まって、本当に世話になった。「相馬盆唄」は前回村山でやった時からすごくいい感じで、何も心配していなかった。今回もすごくよかった。この曲は子供たちが大好きで、なぜかめっちゃ燃えて弾くのだ。この曲を弾くときだけ何か異様な雰囲気になる。もしかすると、このチームでやるからこうなるのかもしれない。子供たちの世代が入れ替わったらかなり違う感じになるだろう。大人のオケでやればもっと整うだろうけれど、こーゆー異様な雰囲気には絶対ならない。これを大勢の人に聴いてもらえたのはよかった。何人もの先生方からお褒めの言葉を頂いた。ありがたいです。光栄です。この一年で中学生たちと演奏した小山清茂先生の曲。昨年のNJOから村山でのコンサート、そして今回の計3回で、音楽カクテル、芝の折戸、木挽唄(原型)、こきりこ唄、かっぽれ、相馬盆唄の6曲を披露した。よくこんなにやったなあ。子供たち、大したものだ。マジで褒めてあげたいと思う。これで中学生との清茂先生作品の演奏は一段落。子供たちにとってもおれにとっても得難い機会になった。いろんなタイミングがうまく揃ってよかった。本当にありがたいことでした。本番後は、子供たちと挨拶してすぐに帰ることができた。有難や。ボロボロで帰宅。夕食コチュジャンスパゲティ。うまい。白ワイン。疲れた....
2019/02/20
2019/02/15翌日のNJOの準備。john Ireland、モリコーネ、清茂先生が2曲 IrelandはA Downland Suiteの1.PreludeMoriconeは Gabriel's Oboe Gabriel's Oboe はソロを美登里ちゃんに吹いてもらう。メインホールできれいに鳴るといいな。子供たちが拍を見失いませんように! Irelandはバロック風の立派な構えの音楽。おれは今回初めて知った。元はブラスの曲なんだね。オリジナルのブラスの方もすごくいいけれど、おれは全体として弦楽アレンジの方が好み。この曲は子供たちの音とゆーか意欲がなかなか前に出てこないのが気になっているが、それを今ここで心配してもどうにもならない。明日の子供たちの変身を祈るばかり。清茂先生の二曲はあまり心配してない。これは子供たちはノッているので、大人がちゃんとできれば大丈夫。廣瀬陽子「強権と不安の超大国・ロシア~旧ソ連諸国から見た「光と影」~ (光文社新書)【中古】 強権と不安の超大国・ロシア 旧ソ連諸国から見た「光と影」 光文社新書/廣瀬陽子【著】 【中古】afbとてもおもしろい。著者の体験談がエッセイ風に挟まれるのだが、それがまたおもしろい。沿ドニエストルなんて名前すら知らなかったし、モルドバは名前だけ聞いたことがあったけれど、ここまでいろいろ書かれてる本は初めて読んだ。この辺りの地域の闇が深くて驚く。「未承認国家」、非常に難しい。「ナゴルノ=カラバフ」の問題が早く、平和的に、いい落とし所が見つかって解決されますように。夕食チキンのソテーなど。
2019/02/20
2019/02/14雪。積もらなくてよかった。午前、病院。リハビリ。実習の学生さんの見学付き。よく勉強して、いいセラピストになって欲しい。帰宅昼食、フォー。麺はセンレックで。センレック(センレク) 3mm【輸入食品】大森立嗣「ぼっちゃん」(2012)観た。【中古】 ぼっちゃん /水澤紳吾 【中古】afb夏目漱石の名作とは関係なし。秋葉原の無差別殺傷事件をモチーフにした作品。水澤紳吾さんと宇野祥平さん共演なので、ずっと観たいなと思っていた作品。 水澤紳吾さんすごい!宇野祥平さんは、白石晃士監督作品の江野とは正反対の優しくて静かな役。水澤さんと宇野さんのコンビは絶妙。工場の派遣労働をリアルに克明に描く。その中でじわじわと主人公の狂気が醸成されていくのがめっちゃ怖い。長野ロケのようだ佐久平が舞台ってことかな。岩淵監督の「遭難フリーター」を読んでいたので、遭難フリーター 幻冬舎アウトロー文庫 / 岩淵弘樹 【文庫】一層そのリアルさが胸に迫った。この作品と繋がる面も多い。工場の単純作業はほとんど人間性を要求されない。淵上泰史さんは「ダブルミンツ」の少し前の作品になるのだろうか。好演。夕食つみれ鍋など
2019/02/19
2019/02/13城定秀夫監督「人妻」(2013)観た。ツイッターのTLで流れるポレポレの城定監督特集のツイートがあまりに羨ましくて、以前CSで録画したこれを観ることにした。[DVD邦]人妻 ひとづま 劇場公開作品[監督:城定秀夫/主演:七海なな]/新古DVD【新古】【POINT10倍♪2/8(金)20時〜2/18(月)10時迄】」エクセスのピンク映画「人妻セカンドバージン 私を襲って下さい」(2013)のR15版ってこと。R15化に伴って題名も変わってる。めっちゃ傑作で驚愕。もっと早く観ればよかった。CSでどどーんと「エクセス」と社名が画面に大きく出るのがすごい。新東宝とかOPよりはるかにインパクトがあるなー。R15とわかっていても「エクセス」って表示は強烈。ピンク知らない人にはよくわからないだろうけれども....夫に相手にされない人妻が留守番していると、男がいきなり侵入してくる。男は人を刺して逃げているらしい。人妻は男を屋根裏に隠す。フォーマットとしては城定監督の「押入れ」と似通ってる。でもこれも充実した傑作だ。七海ななさん主演。寂しさをこじらせた陰鬱な人妻を好演。侵入してくる男が何と吉岡睦雄さん!吉岡さん出てると知ってればもっと早く観たのに....(おれは吉岡さんのファンなのだ)屋根裏に匿った男を徐々に愛情を向ける対象として飼育していく。この辺の男女の微妙な心理も細やかに描かれる。愛されることよりも、愛することで充足してゆく人妻。夕メシは餃子。家内の力作。我が家では餃子の時にライスは食わない。ひたすら餃子を食う。その代わりたくさん食べるよ。
2019/02/18
2019/02/129時過ぎ上野発「かがやき」に乗車。ホテルから徒歩でのんびりホームに行けるのが何よりありがたい。「かがやき」おれの乗った車両は普通の感じで埋まってるほぼ満席。車内がごく普通の感じで殺気立ってないのがありがたい。駅や車内が殺気立ってると、それだけで疲れてしまう。「大宮の次は長野です」とゆーアナウンスにいまだに一瞬ぎくっとする。死んでも降りそこなっちゃいけないやつ。車内では延々と美空ひばりのアルバム「端唄草子」を聴き続ける。これには「かっぽれ」が入ってて、これが絶品なのだ。三味線の音の感じもおれ的にはこれが理想。この音をイメージして指導してる。ゴールデン☆ベスト 雅 端唄草子 [ 美空ひばり ]帰宅。昼食、コンビニの惣菜パン。疲れ果ててしばし休憩。集中してチクルスの作業。ファニーのことにのめり込む。そうそう、「かっぽれ 」といえば森繁久彌の「フラメンコかっぽれ」ってのがあるんだけど、これが無類のおもしろさで大爆笑。いやあ、すごすぎる(笑)大暴投とゆーか、異常に過激
2019/02/17
2019/02/11午前は午後の移動のことが心配でいらいら過ごす。イライラしても指定完売の事実は変わらんのに...ばかみたい。昼飯、チャーハン早めに長野駅。あさまの自由席、何とか座れた。長野が始発なので助かる。どんどん混んできて軽井沢あたりでは通路もデッキも立ちの人でいっぱい。いやあ大変だ。こーゆー車内にいると、座れててもしんどい。東京駅でうめちゃんと合流。今日も東京駅から新小岩まで車で送っていただけた。ありがたい。体の調子いまいちなので本当にありがたい!18時ちょい前から新小岩でフロイデ練習。弦の出席状態は良好。近年のフロイデの弦の出席状態は昔とは全然ちがう。素晴らしいこと。これがずーっと続くといいねこーゆー状態だと着実に積み上がるので、おれもだいぶ楽だ。Beethovenの難しいフィナーレなんて、かなりのテンポでドライブしてるが崩れが少ない。序曲は余裕が出てきてる。Brahmsもこの調子なら下品な爆演にはならなそうだ。全体に各論に入ってきつつある。ちょい元気なく心配してた木管セクションも、ちょっと雰囲気が上向いてきてよかった。ここからみんなでうまく積み上げていければいいなと思うが、しばらく練習がないのだ。がーん。でも、皆さんしっかりイメトレしてくれるとおれは信じてる。言うべきことは、もうちゃんと言ってあるしね。弦セクションにはちゃんと徹底されてると思うし。21時半頃まで上野のホテルまで送ってもらいました。調子いまいちなので、本当に感謝です。皆さんの助けのおかげで何とか仕事できてる。ホテルにチェックインしてとにかくシャワー。夕メシは松屋のテイクアウト牛丼。プレミアム牛めしってゆーらしいね。どこがプレミアムなのかおれにはわからんかった。380円なので高くなったとゆーことだろうけど、おれは牛丼290円とかゆー設定はいくらなんでも安すぎると思ってるので、プレミアムがどうとか関係なく、値段はこのくらいが妥当のような気はする。富士そばとかのかけそば・かけうどんよりも牛丼が安いってのはおれは不自然と思ってる。安いのはありがたいし嬉しいけどさ、
2019/02/17
2019/02/10翌日夜東京で仕事なのに、昼以降の新幹線の指定席が完売なのを知り、衝撃を受ける。グリーンもグランクラスも絶望....これは困った(~_~;)自由席移動しかない。三連休だし自由席も混むだろうなあ。早く並ぶしかないね。この身体で座れないのはやばい。しかも調子もよくない。テレ東系のドラマ「神酒クリニックで乾杯を」の3回と4回の録画観た。このドラマのことは全然知らないでいた。三浦貴大くんと松本まりかさんが出てるってことを遅ればせながら知って、ちょいと観てみようと思って録画したのだ。深夜じゃないのでリアタイしてもいいのだけれど、忘れちゃうんだよね。安藤政信さんと松本まりかさんが「ブラックスキャンダル」に引き続き登場。あんなにハードな感じのドラマではなくて、これはもっと軽い感じで楽に観られるドラマ。ツッコミどころ満載すぎて笑えるが、意外と楽しく観られる。原作は知らないが、すごくマンガ的。荒唐無稽なところもけっこう許せる。三浦貴大くんは「サムライフ」「ローリング」と観て、以来ずっと気になってるのだ。松本まりかさんは「はらはらなのか。」以来好きな女優さん。この二人が出るのだから一応観ようってこと。松本まりかさん、相変わらず美しく色っぽい。コメディ要素の強い楽しい役柄で良いし。まりかさん、このままどんどん活躍してテレビへの露出が増えてくれたらいいなあ。乃木坂の山下美月ちゃん、かわいい&魅力的。おれはこのドラマで初めて知った板垣李光人くん、異様な魅力。完全にジェンダーの壁を超えてる。4話には「カメラを止めるな」の濱津隆之さん出演。しっかり出演場面あってよかった。臼田あさ美さんや竹中直人さんも出てたりして何気に豪華。夕飯、焼きそば。
2019/02/17
2019/02/09午前母校で練習。9時から。来週本番。今日はもちろん管楽器も入る(清茂先生の作品)。心配な点もあるが一応はまとまってきてるのかな。あとは子供たちの底力を信頼して、やるだけ。「かっぽれ」の心配な部分は崩れなくなってよかった。おれはぎりぎりまで練習してチクルスの会場へ向かう。残りの時間の合奏はこだまくんに任せた。昼前に会場入り。堤先生と高橋くんと軽く打ち合わせ。14時から本番。ついに始まったユダヤと音楽のシリーズ。メンデルスゾーンとガーシュインを聴いていただいて、ラストは「収容所の音楽」でおしまい、とゆー企画。メンデルスゾーン4回ガーシュイン2回、「収容所」1回の計7回のコンサートから成っています。14時から開演。満員完売でした。ご来場頂いた皆様ありがとうございました。ピアノチクルス「ユダヤと音楽」vol.1「メンデルスゾーン・歌曲と無言歌」第1回ビアノ:堤郷子、バリトン:高橋宏典高橋くん、素晴らしかったです。おれは高橋くんの歌は何回か聴かせてもらってますが中でも今回がいちばん良かった。本人は現在オペラを勉強中だが、歌曲もとっても良いと思った。ぜひ歌曲も頑張って欲しい。声や音楽の若々しさはもちろんだけど、同時に音楽に落ち着きもある。とても楽しめました。堤先生の無言歌は第1集と第2集からの選曲。先生はあまりソロを弾かれないので、今回はお客様にとっても貴重な機会になったでしょう。かっちりとしていて同時に優雅な演奏はとても素敵でした。お茶目なハプニング(曲順間違い)もあったりして、それで会場も笑いで和んだりした。先生と高橋くんの組み合わせは新鮮。若々しい高橋くんを堤先生が落ち着いてサポートしていく感じはとてもよかった。メンデルスゾーンの歌曲は「歌の翼に」一曲だけが有名で、他はあまり歌われない。メンデルスゾーンはたくさんの歌曲を残していて、素晴らしい作品も数多いのだが、残念なことだ。おれは留学中にメンデルスゾーンの歌曲に触れることが多かったしバーバラ・ボニーのCDを愛聴してたりもしたので、個人的にはすごく親しみがある。歌の翼に〜メンデルスゾーン:歌曲集 [ バーバラ・ボニー ]ペーター・シュライヤーのCDも好きだ。そんなわけでおれはずっと前から「歌曲と無言歌」という組み合わせでチクルスをやることにこだわりがあった。メンデルスゾーンはよく演奏されるけれども、しっかり語られることの少ない作曲でもあるし。おれのレクチャーは削って削って削りまくって、何とか演奏も含めて120分以内に収まった。もちろん自分は語り足りないがこれは仕方がない。レクチャーメインじゃないからね。後半のレクチャーのポイントは「アンクルトムの小屋」に絞った。作者のストウ夫人は黒人の奴隷制に反対して「アンクルトムの小屋」を書いた。この小説が南北戦争のきっかけの一つになった。そのストウ夫人が、メンデルスゾーンの無言歌Op30-3に歌詞をつけて、それが賛美歌(あさかぜしずかにふきて)となって今も教会で歌われているということ。ストウ夫人は1811年生まれなので、1809年生まれのメンデルゾーンと同世代。同じ時代を生きた。この海を隔てた意味深い結びつきのことを強調して話しました。この日はOp30-3の後に、高橋くんに賛美歌も歌ってもらいました。次回「メンデルスゾーン・歌曲と無言歌」第2回は3/16です。ソプラノ小島美穂子先生、ピアノ宮入柚子ちゃん。チケットは早めにプレイガイドでゲットしていただくか、予約していただく方が安全です。次回も「完売」の可能性もありますので....ビアノチクルス長野pianozyklusnagano@y-mobile.ne.jp070-6477-2702次回はフェリックスの姉・ファニーの歌曲も数曲聴いて頂いて、ファニーの話を少し多めにします。世界的に女性の人権が確立していなかった19世紀。そして更にユダヤ人でもあったファニー。彼女は二重の困難を背負って生きていた....夕メシは家内もおれも疲れ果てて、人力車で。
2019/02/15
2019/02/08鈴木良雄「フルーツ宅配便」の[1] [2]読んだ。amazonで無料試し読みになってたのだ。もちろんテレ東ドラマの「フルーツ宅配便」の原作。とてもおもしろい。ドラマがかなり原作にかなり忠実であることがわかった。ドラマと同様にエロ描写は無し。エロ描写なしで性風俗業界を描くって、よく考えるとなかなかすごい。もっと劇画調の絵なのかと思ってたら、非常にシンプルな線で描かれていて意外。ドラマもおもろいが原作も非常におもろい。シンプルな線でどちらかとゆーと朴訥とした絵柄で語られる内容は、時としてヘヴィでリアル。でもほのぼのとした「情」にも溢れる。ドラマと同様とても楽しめる。味わい深い作品。[3]巻以降を読みたくなる。 マサカネはドラマの荒川良々さんと全く違和感なし。まんまじゃん。「ラーメンまつばら」は原作でもちゃんと「ラーメンまつばら」原作のドラゴンフルーツはおれがドラマで想像してたのと全然違った(笑)。でも、いいエピソードなので、ドラマでやってもいいのではないかな。まあ、やるわけないか....フルーツ宅配便 1 ビッグコミックオリジナル / 鈴木良雄 (漫画家) 【コミック】テレ東「デザイナー渋井直人の休日」の2話〜4話観た。2話には夏帆ちゃんと柳英里紗ちゃん登場。もちろん英里紗ちゃん出てるから観る。その上夏帆ちゃんと二人で出演してるとゆーだけで個人的にはえらいこっちゃ。「天然コケッコー」だよ、どひゃー。3話のゲストは池田エライザちゃんめっちゃ魅力的。そして4話は山口紗弥加さんだったりする。全体におれの好きな女優さんばかりが出てきて個人的には大変にうれしい。もちろん時間が遅すぎてリアタイ無理。天然コケッコー スペシャル・エディション【Blu-ray】 [ 夏帆 ]昼食日清ラーメン屋さん旭川しょうゆ。日本のインスタント麺はやっぱりお上品。美味しいけど。韓国のインスタント麺を食い慣れているとちょっと物足りなさを感じてしまう。日清のラーメン屋さん 旭川しょうゆ味 5食パック 4902105102848午後実家でレッスン。チクルスの準備。満員売り切れ。ありがたい。
2019/02/14
2019/02/07午前、病院。リハビリ。調子悪くてつらい。原一男監督「極私的エロス・恋歌1974」(1974)観る。極私的エロス・恋歌1974 [ 原一男 ]おれは原監督の作品は「ゆきゆきて神軍」しか観ていない。ゆきゆきて、神軍 [ 奥崎謙三 ]「ゆきゆきて神軍」にはひたすら圧倒されたが、「全身小説家」はなんとなく見逃していた。で、今回ようやく「極私的エロス」を観た。モノクロ作品。原監督が元同棲相手を追っかけて沖縄まで行って徹底的に執拗に撮影したドキュメンタリー。確かに「極私的」だが、ここまで行くと何か突き抜ける感あり。もの凄い迫力。この元同棲相手の女性がかなり強烈な人。口論のシーンは怖かったー。マジ怖い。そしてゴリゴリのフェミニスト。終盤に出てくる女たちと子供だけの共棲施設興味深かった。この作品は出産シーンで有名だが、確かに凄い。非常にリアルかつ感動的。カメラが熱気の蒸気で曇ってるのがリアル。病院ではなく、自分ちの部屋で産んじゃう。逞しすぎる。個人的には出産シーンそのものよりも、出産前と出産後の母親の表情の違いに圧倒された。感動的。観てよかった。チクルス第一回の準備。更に原稿を削る作業。もっと長く喋ることは可能だし、できることならそうしたい。そうもいかないので、削る。演奏も含めて120分以内に収めるってことを自分に課しているので、そのためには相当に削らないと無理。結局、自分では物足りないと思うくらいに削った。おそらくこれでちょうどいいと思う。
2019/02/14
2019/02/06週末の準備少し。チクルスと中学とフロイデ。実はその間に名古屋もあったのだが、ここんとこ調子よくないのにそこに4つも仕事重ねるのはやばすぎる。名古屋は涙を飲んで失礼させてもらった。(身体がもたない)ホントに申し訳ないと思ってます。こーゆー不義理はしたくなかった。ごめんなさいm(_ _)mホントにこーゆーのは悔しい。夕方から長野高校管弦楽班へ今日はMozartのc-moll協奏曲の練習。難しい。でも、ホントに凄い曲だ。ソロなしでオケの弦パートだけでも十分に感動的。時間ないが、ポイントを細かく練習。Mozartの協奏曲の中でも非常にシンフォニックな要素強く、なかなか大変。正直言ってこの短時間でやるのは無理があるのだが、それでも駆け足でなんとかやった。来月アタマに二回練習あるので、そこでもう少し詰められるかな。生徒たちはよくやってくれてる。今年度新体制になった時の音とは大違い。吸収力もかなり向上した。実はちょっと驚いてる。自信持って弾いて欲しい。ヘロヘロで帰宅。チクルス満席が決定し急遽プログラム増刷とか慌ただしい。でもありがたいことです。バクシーシ山下監督「実録 妖怪ドキュメント 河童伝説」観た。なんじゃこりゃ(笑)奇作で怪作。いわゆるフェイクドキュメント風AV。引退した花岡じったさんを山に訪ねて行って、そこで女河童を発見するとゆーモノ。女河童は裸を緑に塗って、彩色した洗面器みたいなのを背負ってるだけ(笑)久々のじったさんはうれしかった。なんとも言いようのない雰囲気の作品。もちろん一切エロい気分にはなりません。普通の監督が普通の感覚で撮ってもなかなかこーゆー雰囲気にはならない。さすがバク山監督
2019/02/13
2019/02/05DVDでニコラス・レイ監督「暗黒への転落」(1949)観た。ハンフリー・ボガート主演の法廷劇。ノワールっぽい雰囲気。派手な作品ではないが、魅力的な細部に溢れて、テンポもいい。おもしろかった。貧民街出身の青年が警官殺しの罪で告発される。青年の無罪を信じる弁護士役をハンフリー・ボガート。この弁護士自らも貧民街出身だったとゆーところがミソ。青年の身の上に同情を寄せながら、「社会の責任」とゆー視点を強調して青年を救おうとする。貧しさに絶望してゆく青年の描写の積み重ねが凄い。イタリア系の青年なので、ちょっとゴッドファーザーっぽくもある。青年の恋の描写は素敵だ。ちょっと「夜の人々」のボウイとキーチの感じも漂い心踊る。社会の貧困が問題なのではないかとゆー主張の積み重ねが丹念にされて行くが、「そうだね、貧困ダメ」とゆー短絡的な結論にならないところがこの作品の良さ。ニコラス・レイ監督、ビターでクール。貧民街のアル中の気のいいおっちゃん、良い。
2019/02/13
2019/02/04ホテルチェックアウトして徒歩でゆっくり上野駅。暖かすぎる東京(この日は20度近くまで気温上がった。)やっぱり徒歩でいきなり新幹線に乗れるのは楽。平日午前に新小岩から総武線で移動するのはきつすぎる。9時過ぎの「かがやき」で長野へ。「かがやき」けっこう混んでる。甘くないね。全席指定で座れるからいいけど。11時頃に長野着。バスで帰宅長野もけっこうあったかい、昼食、辛ラーメン、楽におもしろいものが観たくて城定秀夫監督「悦子のエロいい話~あるいは愛でいっぱいの海~」(2011)こーゆー時は城定作品!アマプラで観た。守屋文雄さんの主役級の出演が超うれしい。めっちゃよかった。高校時代の場面もも役者さん変えず、特に若づくりせず、そのまま演じてしまうところがいい 。廃品回収業の場面、回収業の事務所の場面、よかった。悦子のエロいい話 〜あるいは愛でいっぱいの海〜 [ めぐり ]常に発情してる悦子を演じるのはめぐりさん。演技もよく、魅力的。高校時代に悦子に筆下ろししてもらった民夫が、数年後悦子に再会。一緒に暮らし始める。とんでもないニンフォマニアの悦子。エロな作品なのに、プラトニック感すら漂う。苦味強めの純愛ラブコメ。鈴の音(悦子の呼び出し)を聞くと、高校時代と同じように必死に駆けつけて悦子を満足させる民夫。真っ直ぐすぎる(笑)。思い切りファンタジーな終盤は、ほっこり感動的。やっぱり城定監督いいなー。ハズレなし。偉大。夕食、いわしの梅煮など
2019/02/10
完売いたしました。ありがとうございます。当日券の発売の予定もございません(2/20)ピアノ・チクルス「ユダヤと音楽」vol.2メンデルスゾーン「歌と無言歌」第2回2019年3月16日・竹風堂大門ホール ソプラノ:小島美穂子、ビアノ:宮入柚子フェリックス・メンデルスゾーン無言歌集第3巻Op.38より Nr.1、Nr.2ファニー・メンデルスゾーン歌曲:尼僧 op.9-12、憧れ op. 9-7、イタリア op.8-3 フェリックス・メンデルスゾーン 無言歌集第3巻Op.38より Nr.3、Nr.4、Nr.6歌曲:問いop.9 -1 、ロマンス op.8-10、魔女の歌 op.8-8無言歌集第4巻Op.53より Nr.1、Nr.2歌曲:春の歌Op.47-3、花束Op.47-5ゆりかごの中でOp.47-6無言歌集第4巻Op.53よりNr.4、Nr.5、Nr.6 厳格な変奏曲 Op.53お問い合わせビアノチクルス長野pianozyklusnagano@y-mobile.ne.jp070-6477-2702「ユダヤと音楽」の予定はこちら。
2019/02/10
2019/02/03調子悪い。足痛い。疲れも抜けない。でも、夜東京で練習。出発ギリギリまでゆっくり過ごす。昼食、チャーハン。家内に送ってもらって長野駅。かがやきで東京へ。けっこう混んでたー。中国の方々が多い。春節かな。今日は東京駅から練習会場まで車で運んでもらった。帰りも上野駅前の宿まで運んでもらった。ここんとこ足の調子最悪で、本当に助かりました。感謝感謝です18時過ぎから新小岩でフロイデ練習。小ホールで21時30分までリハ室よりは空間広く、それなりに響くのはうれしい。でもここは暗いのが超残念だー。ブラームス。細かい練習を続ける。両端楽章をゴリマッチョな感じにしないように気をつけてる。細かく練習すればするほど、この音楽はゴリマッチョではなく、古典的な緻密さで繊細に組み立てられている場面が多いことに驚かされる。情熱に任せて「えいやっ!」では済まない箇所がめっちゃ多い。でも、素材や感情が反対にマッチョで情熱的だったりもする。その辺の塩梅が難しい。「えいやっ!」といくべきところがより際立つように、我慢して絞っていきましょう。木管セクションに関しては両端楽章よりも、むしろ中間楽章の方に情熱や積極性が更に必要な気がする。イメージの乖離があって、難しい。全体としては丁寧な方向に行ってると思う。このままブレずにいきたい。ベートーヴェンは序曲も交響曲もいい方向だと思う。しつこくクリーニングを続けるつもり。交響曲は造作こそ小規模で古典的だが、誤解を恐れずに言ってしまうと、溢れ出る歌や情感は驚くほど未来派的でもはやヨハン・シュトラウス的なところまで接近してると思ってる。序曲は慣れてきて、ふつうにおもしろい曲だなと思えるようになってきた。実際、ホントにおもしろい曲。スリリング。今日は上野に宿を取った。新小岩で泊まればいいじゃんと思うかもしれないけど、平日午前の総武線は激混みでとんでもないのだ。だから、今年はひたすら上野駅前で宿を取ってる。徒歩でゆっくりそのまま新幹線に乗れるから、絶対その方が楽。部屋でシャワー浴びてコンビニ飯とチューハイ。松屋や富士そばも近いんだけど、疲れすぎて降参。ほんとは富士そばでビール飲んでカツ丼でも食おうかと思ってたけどすぐ部屋に戻りたくて、やめた。
2019/02/08
2019/02/02午前、中学で練習。12時まで頑張る。あんなに苦戦した「かっぽれ」が安定してきたのがうれしい。あとは管楽器がうまくハマれば大丈夫。ふつうの弦合奏の曲より子供たちは明らかにノリノリ。ちゃんと三味線ノリになってる。おもろい。2ndViolinは短い曲だけど、何と全曲col legnoだけ。ふつうに弾く箇所は無し。すげえ。他の曲ももうちょいノリノリにできないものだろうか。「かっぽれ 」よりは弾きやすいと思うんだけどな。わからん。血?16日本番。帰宅。テレ東「フルーツ宅配便」の3回と4回の録画観る。今楽しみに観てるドラマはこれだけ。遅いから録画で。3が白石和彌監督、4が「モリのいる場所」の沖田修一監督。「モリのいる場所」がよかったので沖田監督回も楽しみにしていた。3はゲスト回ではなく、みかん(徳永えり)が中心の回。例によってエロシーンはないものの、かなり緊迫感のある回。最後はほろっと泣かせる。徳永えりさん超魅力的。「恋のツキ」からずっと魅了されてる。濱田岳と徳永えりさんのコンビは完全に「わろてんか」だ。マサカネ(荒川良々)、最高。強くてかっこいい。ミスジ(松尾スズキ)も大活躍。いざとなるとかっこいい二人。たまらん。ラーメン屋の「まつばら」がいいなー。4は沖田修一監督。もちろんトーンは大きく変えないけれども、それでも明らかに感じられる白石監督との感触の違いがおもしろかった。対象との距離感が違っていて興味深い。孤独な老人がデリヘルの女の子にハマって(恋して)、消費者金融に手を出し、最終的に女の子をストーキングし始める切ない話。孤独な老人のデリヘル話は白石監督の「牝猫たち」にもそーゆーエピソードがあった。明日は我が身と思って心して観た。孤独の恐ろしさ。牝猫たち [ 井端珠里 ]嶋田久作さんの老人役が素晴らしい。裏返した仏壇の写真を元に戻すところ、よかった。藤原季節くんがちらっと出演。キレキレにやばい感じで良い。突然ジジ・ぶぅさんが出てきてたまげた。石についてのとぼけた挿話。仲里依紗ちゃんで新展開。だいたい想像はついていたが、おれはほとんど出勤してこない「ドラゴンフルーツ」が彼女かなと思ってたら違ってた。次回の監督も沖田監督らしい。楽しみ。沖田監督の過去作も観てみたいな。「モヒカン故郷に帰る」観てみようかな。ヒロインあっちゃんだし。観たいと思ってたのに映画館で逃した作品なのだ。夕食、タラちり鍋
2019/02/07
2019/01/31午前。病院。調子最悪。担当さんの優しさが染みる。へとへとで帰宅。Amazonプライムでデヴィッド・クローネンバーグ「スキャナーズ」(1981)観た。観たいのにずっと観られなかった作品。ようやく観た。スキャナーズ リストア版 【BLU-RAY DISC】X-menのような超能力者同士の戦いの先駆的作品。序盤の頭部爆裂のシーンだけが飛び抜けて有名になってしまって、そのイメージが一人歩きしている感あり。派手でグロいシーンは序盤と終盤にあるだけ。むしろクローネンバーグらしい冷ややかな静謐な感覚が際立つ、集中力の高い超能力バトル&サスペンス。ラストの方の盛り上がりは、凄いと思う。超能力者同士のバトルだから、そんなに派手にならない。しかも1981年の映画で、SFXを駆使できるような予算規模の映画でもない。。X-menのようなド派手なバトルになるはずもない。基本、敵味方が双方で「念じ合って」いるだけになるどっちかとゆーと地味にならざるを得ない。でも、集中度が高いのでけっこう見応えがある。ジェニファー・オニールの出演がうれしい。ヴィスコンティの「イノセント」(1976)の少し後の作品。彼女の存在でこの作品の高級感が少し上がっているように思えるほどの美しさ。2019/02/01調子悪く終日ぼんやり過ごす。
2019/02/06
2019/01/30調子悪い。夕方から長野高校管弦楽班。軽騎兵序曲集中して頑張る。一気に格好つけなきゃいけない。今年度はスッペに縁があるなあ。浜松でガラテア序曲も教えたし...近頃は昔に比べるとスッペの軽騎兵とか詩人と農夫とか演奏されなくなったなー。残念。ご機嫌でいい曲なのにねえ。無名な曲も楽しい作品ばかり。かつては有名な指揮者がスッペの序曲集みたいなアルバム作ってた。今後は なくなっちゃうのかな。「定番の名曲」みたいな概念も変わっていくのだろう。おそらく「名曲コンサート」の在り方も変わるだろう。インターネットで極限まで多様化した時代名曲の在り方もどんどん変わってゆく。一気に練習する。細かく難しい部分もあるが、やはり一番のキモは弦のユニゾンのジプシー風の歌の部分だろうと思うので、めっちゃ集中してがんばる。生徒たちよくがんばってくれて、だいぶ情熱的に振る舞えるようになってよかった。いつもこのくらいの感じで音出してくれるといいんだけどな。煽らないと出せないのでは意味なし。帰宅。道が一部ひどく凍結していて、怖かった
2019/02/06
2019/1/29「軽騎兵」のスコアざっと見て明日の長野高校オケの準備。ううー、弦の大きな見せ場が....ジプシー風にユニゾンで歌いまくる場面。短時間で一気に格好つけないといけない。大丈夫かな。午後カルチャー。ホン・サンス監督「三人のアンヌ」(2012)DVDで鑑賞。久々のホン・サンス節を楽しむ。反復とズレ。ミニマルミュージックのような作品。おれは楽しく観ました。軽快で楽しい作品。例によってタバコ、焼酎(ソジュ)がガンガン出る。チャミスル飲みたくなっちゃうな。3人のアンヌ [ イザベル・ユペール ]独特な格好の3話オムニバス。イザベル・ユペール主演。彼女が演ずるフランス女性アンヌは青、赤、緑に色分けされていて、それぞれに出自も事情も違う別人。舞台は海辺。アンヌが泊まる宿も同一。モチーフもライフガードの若い男、傘、灯台、テントなどなど同一。アンヌに関わってくる男たちが微妙に変わってくるが、ライフガードのお調子者の男だけは変わらない。軽々と飄々としたアンヌに振り回される男たちの馬鹿さ加減が、めっちゃ際立つようになってる。最終的に裏表のない一見お馬鹿なライフガードの男が、一番いい感じの立場になるのは当然かも。韓国人とアンヌは、英語で会話する。アンヌは韓国語からは完全に疎外されている。母国語以外でのコミュニケーション。そこがおもしろいと思う。傘の件は好きだ(特に隠して、取り出すところ)。宿の女性のチョン・ユミが実に美しい(全エピソードに出る)。ある韓国人女性がこの海辺で書いた脚本とゆー枠が、一応提示されるものの、この枠はあまり深い意味はなさそう。この作品は意味ありげなモチーフや出来事が多い。坊さんまで出てくるし...結局あまり意味はないのだろうな。意味を求めすぎる人の手を軽快にスルスルとすり抜けていってしまうような感じ。スッキリした感じの作品。ホン・サンス節、クセになるとけっこう気持ちいいっす。イザベル・ユペール、魅力的。終盤、海辺のアンヌの上手側からライフガードの男が泳いで横切っていくところはちょっと感動したな。夕飯。チャプチェ
2019/02/05
2019/01/28午前、e-taxの作業。申告の作業そのものの方が事前準備に比べるとまあまあ楽。なんとか午前のうちに送信完了。受付を確認してほっとした。全体にもうちょいわかりやすくてもいいと思う...ああ、ホントに疲れた。若松孝二監督「胎児が密猟する時」(1966)DVDで鑑賞。よく知られた名作。おれは今まで縁がなく初の鑑賞。主演の山谷初男さん、若き日の名演。クールでかっこいい。役名が丸木戸定男(マルキ・ド・サド?)とゆーだけに、全編が徹底的にサディズムに彩られた作品。アパートの一室から全く出ない。監督はスタッフもキャストも全員撮影場所のアパートに閉じ込めて数日間監禁状態(合宿)でこの作品を撮ったとのこと。(「実録連合赤軍」も似た手法だった)。すごい。撮影現場全体を作品と同様に監禁状態にしてしまう。若松プロではよくある密室劇だが、これはかなりの息苦しさだ。ものすごい凝縮力。登場人物は基本的に男女二人だけ。一時期流行した密室監禁調教モノ(完全なる飼育シリーズ)の先駆的作品ってことになるだろう。後年に若松監督が撮った「完全なる飼育 赤い殺意」はおれは未見。ちょっと興味あるな。超低予算だが、モノクロの撮影が非常に美しくて、アングルも照明も工夫されていて、安っぽさは皆無。これを今の観客が予備知識なしで観たら、これが「ピンク映画」だってことは気がつかないかも。ただ単に前衛的な芸術映画だと思うだろう。特典に若松監督のインタビュー。若松プロのDVDはレンタルでも特典が入ってること多く、国営系のDVDもけっこうそーゆーのがある。良心的だと思う。素敵な配慮。やっぱり「母恋」「母胎回帰」のような感じになっていくのが若松監督らしい。音楽は幻想交響曲が多く使われる。途中、エロイカも出てくる。山谷初男さん演じる主人公がエロイカの第一主題を口ずさんだりする。このエロイカの使い方は印象的だ。胎児が密猟する時 [ 山谷初男 ]
2019/02/03
2019/01/27延々とPC作業。e-taxの事前準備。今回初めて挑戦してみることにした。うちはMACなので今まで見送ってきたが、今回はどうやらできそうなのでトライしてみた...それにしても実際に申告するまでに色々あってめんどくさいなー事前準備だけでめげそうだったこーゆーことはホントに嫌いだ。でも、仕方なし。七転八倒してなんとか事前準備完了。疲れ果てて終了。疲れてもう無理。こーゆー作業はマジで精神を蝕む。こーゆーPCの設定作業見たいのをサクサクできる人に憧れる。そーゆー人になりたかった。申告作業は明日やる。今日は事前準備のみ。e-taxは通常より受付開始が早い今月中にできれば御の字。黒沢清監督「贖罪 第2話 PTA臨時総会」小池栄子さんゲストの回。おもろい。小池栄子さんは超厳しい融通のきかない教員の役。生真面目で責任感強く不器用な女性。小池栄子さん、いいなー。ホントに素晴らしい役者さんだなーと改めて思う。思ったよりずっと黒沢監督ワールドに自然に馴染んでて違和感なし。そして、凛として美しい。特に剣道の場面の小池さんが素敵だ。総会の場面とかプールの場面とか剣道の場面とか、黒沢作品としては珍しいくらい大人数の場面の多い作品。おれは興味深く観た。それにしても小泉今日子さん怖いわー。
2019/02/02
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