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今年は閏年(うるうどし)だったんだな。なので今日は4年に一度の2月29日。一日得したのか損したのかよくわからないけどまあいいか。それはそうと、今年もいよいよ春本番ということで、週末は草野球の試合があちこちで行われているのを目にします。上手いチーム同士の試合も、そうでもないチーム同士の試合も、見ていてワクワクします。んでもって、我がスケジュールを見るというと。。。来週日曜日は板橋区の大会。たぶん先発出場になるはず(人数ギリギリだからね、にゃはは)。その翌週土曜の夜がベアーズの試合@横須賀スタジアム(ナイター)なのだけれど、こちらがまだ出否未定なのぢゃ。。。なんてったって年度末つーことで、仕事の予定との折り合いがつくかどーかビミョー。またその翌週月曜が、ラストの研修会ということで、ベンキョー会をやるかもしれないし、でも夜だから大丈夫かなあ。。。試合はできる限り出ておきたいトコですな。いちおう参加の返事を出しておきましょかねー。ベアーズのほうは、たぶん人数的に見て、大丈夫そうな予感がしますが、横須賀スタジアムって、プロが使う本格的な野球場だからにゃ。そういうトコで練習試合やってみたい、つーのもありやす。
February 29, 2004
なんか近頃、夜道を歩いていると、道路を走るクルマに混じって、映画なのかVシネなのか、映像作品の看板みたいになってるトラックを目にしますね。同い年の従兄弟がトラック野郎なので、ちょっと気になって見てしまいます。本人は「それはウチではやってない」とのことみたいだけどね。運送会社の広告事業戦略なのかなあ。よくわかりませんが。。。トラックに「カポネ」ってのが書いてあって、梅宮辰夫の顔が出てたのには笑ってしまった。辰兄いのどこがカポネなんだよ(爆)。今日も別の映画の看板みたいなのを1台見ました。結構インパクトあるよね。特に夜、あのテのトラックは塗料なのか照明を使ってるのか(たぶん後者だろう)、街中で光るので、とにかく目立つ。あとは最近、クルマを1台乗っけたトラックがあって、その後ろで松井秀樹が「この車売ります」って指差してる立体のポスターが立ってて、それも面白かった。・・・とはいえ、トラック輸送業界も、ディーゼル規制などでこれからまだまだ苦しい時代が続きそうです。
February 28, 2004
うーむ。実に、判決までの期間が長い裁判であった。けれど、実際問題からするとかなり短縮された裁判でもあったりする。日本の裁判制度の矛盾というかなんというか。被害者家族には、今も苦しんでいる方も大勢いる。身体的後遺症が残ってしまった人や、精神的にも救われずにいる人たちもいる。あの「教祖」が死刑になることで、彼らが立ち直れるわけでは決してないけれど、自らが犯した罪の重さを背負おうともしない、反省の色すらも見えない彼を、哀れだとは思えない。かわいそうなのは、元・信者である。彼らの前歴が、あの団体に身をおいていたという事実があきらかになれば、何らかの差別を受けることは間違いない。いっとき、人々の間で忘却のかなたに去ったと思いきや、今日の裁判で再び思い返される。そうして、「あの人、元○○○なのよ」などと後ろ指さされて辛い日々を送ることになるのだ。ある意味、これも差別や人権侵害になるんだろうね。そういうことやっちゃった人は、わが身を省みるのも大切だよ。当初、参議院選挙に出馬したり、その演説で唄いだしたりと、思わず笑い飛ばしたくなるほどの奇行が目に付いていた教団だが、まじめに修行だのお布施だのしてた信者たちのその後は様々らしい。いまだに自分の中の「尊師」のことを神々しく思う人もいたりして、そういう元信者を見ると、ああこの人は本当に心から信仰していたんだなあ、と思う。それを真っ向否定することはきわめて危険な行為だ。その人の価値観を全て否定してしまうことになる。それだけの、人々にあがめられていることだけでも、牢屋の中でふてくされている「尊師」は、幸せといえるのだろうか。会社でインターネット見てた人が、「これだけ長引いたんだからさっさと判決出して、次の裁判では『どうやって処刑するか』って話し合うほうがいいんじゃないの」と云ってた人がいた。悪いけど、自分も同感だった(笑)。
February 27, 2004
近頃、世の中がどうなっておるのかよくわからなくなってきた。というか、いろいろありすぎて本当に何が問題なのかがよく見えないのだ。ジャーナリズムに侵されているのだろうか? つーてもあんまりそこまでまじめに新聞とか読んでないからねー最近(ってそれが自分の仕事の基本だのにねー)。明日はオウムの麻原の裁判だったっけ?そんでもって、「六者協議」は今日はどうだったんだろう?来週からサッカー五輪アジア予選が月・水・金とありますねー。それぐらい。あ、そうそう。若村真由美が結婚するらしいね。誰かさんが読んでたスポーツ紙に出てたよ。私と同い年のコ(というかおねーさん)なので、これは嬉しいだろうね(^^)。それはそうと、宮崎美子がまだケッコンしていないというのを、何かで見てはじめて知った。んー。これは何かワケがあるのだろうか。まあどーでもいいか。つーか、その前に自分のことをなんとかせえよ、と云われると返す言葉がございません。。。
February 26, 2004
北朝鮮のやり方はフェアじゃないと思うなあ。外交の駆け引きなんだと思うけど、日本が拉致被害者を北朝鮮に帰さないと言って、再び態度を硬直させているというのはちょっとねえ。そもそもことのはじめは、ヒトの国へ来て若者とか子どもをかっさらっていって、自分の国に閉じ込めてしまったわけでしょう。残された拉致被害者を日本へ帰すという頭はないのだろうか。拉致された人たちの気持ちがどうなのか、わからないのだけれど、長い間辛い思いをしてきたのではないだろうか。・・・って、北朝鮮が悪いわけではなくて、国の首脳が悪いといいたかったのです。トップというのは、国の顔だからね。そいつらがダーティーであるというのは、日本も100%クリーンな政治家なんていないんだろうけど、最低限、互いの基本的人権は尊重しておるからね。小泉政権も、ここは断固として、日本の主張を話すべきである。こんな人質みたいな真似をされて、ODAを引き出そうという考えなのかどうなのか、どういうつもりかしらないけれど、馬鹿にしてはいけないよ、と。これぐらいにしときますかね。オレも拉致されたくないからねー(^^;;)。
February 25, 2004
ここの体裁が変わった模様。と同時に、なにやら重くなった模様。これまでのように、いたづらに長々と日記を書いてると登録できなくなりそうなのね(ドキドキ)。今日はこのへんで。
February 24, 2004
半年などというものはあっという間でありますね。カウンセリングの勉強をはじめて1年半、うち半年間、学校卒業後の勉強会を、学校側が無料で提供してくれていたのでありますが、もうそれも残すところあと3回。前理事長で、心理学博士号を持つF先生を講師としてあと3回を残す限りとなりました。それまでの先生がどうのこうのというわけじゃなくて、F先生というのは、現協会を立ち上げてここまで引っ張ってきた、ある意味カリスマ的存在で、過去にはあまりにも厳しすぎる指導で有名でした。今日までこの研修会を実施してきた教務部長のI先生も、相当すごいカウンセラーだと思うんだけど、彼が頭が上がらない存在らしいから、とにかくものすごいらしい。ヘタな質問などして、何の根拠もないものだったら追い出されるとか、スーパーヴィジョン(カウンセリングテープ・ヴィデオなど、ケースレコードを持参して指導を受ける機会)でも、テープのはじめの部分を聴いて(見て)、瞬時に評価を受けてしまうとか、いろんな噂を聞くのだけれど、よくわかんない。年齢はSMAPの木村拓也と同じぐらいらしい。それはともかくとして、残りの研修会が少ないので、クラス(?)の仲間が提案をしました。各自全員のカウンセリングのヴィデオを撮って、スーパーヴィジョンをしてもらう、というもの。実際どうなることやら想像もつかないけれど、これは面白い提案である。その他、自分のスーパーヴィジョンを見て欲しい、F先生からカウンセリングを受けたい、など、いくつかの提案が出た。みんな、前向きだよね。エラいと思った。私は、来週月曜日納期の仕事に頭が一杯で、こっちに頭がよく回ってなかった。けど、もったいないよね。せっかくの機会なんだからね。あとは有料になっちゃうもんね(笑)。というわけで、怖さ半分楽しさ半分の3月1日(月)である。
February 23, 2004
☆本人は喜んでいるのか!? 井上和香ちゃんってコが最近売り出し中ですけど、このコのニックネームが「ワカパイ」のようで。 はじめはこのコの胸のことをそう呼んでいるのかと思ったら、違うらしいねえ。どうでもいいんだけどね。 本人もナットクしているのならそれはそれでべつによいのだけど、フツーさあ、アイドル(などなど)のニックネームといふのは「フカキョン」とか「アヤパン」とか(これもよくわからんが)、もうちょっと可愛いのが多いだろうに。 フツー身体の特定部分をニックネームに使わないでしょう。学校のクラスメイトでそういうニックネームつけられてるヤツは、いじめに遭ってる場合か、もしくは男子の間でつけられている「影の仇名」であるぞー。 いくらナイスバディというのがセールスポイントで人気者になってきたとしてもねえ。。。 もっとも、そげな呼び方してるのは、週刊誌系とスポーツ新聞系に限って、みたいだけどね。☆予想だけ このところ、全く当たらない競馬。 けふのフェブラリーSも、予想してはみたものの、当たる気がしない。当たっても単勝ぐらいだろう(爆)。 したがって、とりあえず予想だけしておこう。買うかどうかは未定です。◎ 10 アドマイヤドン(藤田)○ 14 ストロングブラッド(横山典)▲ 1 サイレントディール(ペリエ)× 5 シャドウスケイプ(江田照)注 4 ユートピア(四位) ☆ 13 ヒューマ(藤田)△ 16 タイムパラドックス(柴田善)△ 9 トーシンブリザード(石崎隆)△ 11 ノボジャック(ヒューズ) ◎は、どう見ても強い(と思う)。ここ最近で負けたのはジャパンカップダート(不良馬場)での外国産馬ぐらいのような気がするし、有馬記念を蹴ってこっちに調整してきた。まして今回は絶好の馬場状態。よもや・・・、とは思うけど、配当が低すぎるのが難点かもね(笑)。 ○は、来そうな予感がわずかながら我が嗅覚をくすぐるのだが、来ないかもしれない。あとはわかんねーや。。。☆オリンピック ・・・って、見るほうにとっては「レジャー」だけど、出るほうにとっては命がけに近い心境のようである。 こっちがカネ払って、そのカネで食ってるプロならともかく、アマチュアアスリートに同じモチベーションを要求するのはいかがなものか。 とはいえ、射撃だとか競歩あたりは地味なのであまりプロ根性出さずに気楽にオリンピックを楽しんできて欲しい。 サッカーが来週から最終予選を目指すし、マラソン選考も佳境に入ってきたらしいね。 このへんの競技が「プロ」になってきたのは面白い現象だと思う。あと水泳とかね。賞金稼ぎのプロとは違うようだけど、CM出たりスポンサーつけたりして。 観戦が「レジャー」に位置づけられるのは、自分たちのできないことを、選手たちが実現してくれるということに夢を託すというか、他力本願ではあるんだけれど、「すごいモン見てる」って思えること(感動)だったり、それへの応援がストレス発散になったりするんだろうね。
February 22, 2004
天気がよいので、久々に外で走りこみをやって、そのあと軽めの筋力トレーニングをやった。いやー筋力の低下が目立つ。特に腕立て伏せがかなりヤバめである。自分的には「腕立て伏せだけは」ちゃんとできないと満足できない、という意識が、頭の片隅に常にあるため、ちょっと今の状況は不満である。高校時代からひたすら「腕立てだけはやっとこう」と決めて生きてきたので、これは最近まではなんだかんだいいつつ毎日やってきた。一頃は「筋肉番付」に出てもいいぐらいの回数を日々こなしてきた。うつになってから、回数をグッと落とし、頻度も数日に1回に変えた。そのかわりゴムチューブを使うなどして負荷を加えることにした。それでもなんとか今まではできていたのだけれどねえ。。。うーむ。「これだけは」という習慣が、スムーズにできないのはなあ。。。まあ、やってないのだから力が落ちるのは当たり前ではあるのだが、もう少しできると思ってたのが予想外にダメになってるのを肌で感じるのは、思った以上に結構凹む材料であった。関係ないけど(いやあるのか?)、巨人のキャンプレポートとかTVでたまに見るけど、あのチームの選手たちの身体つきを見ていても、あまり「プロアスリート」のにほひが感じられないのう。高橋、上原、元木なんて、筋肉なしのプヨプヨの身体だもんな。あれでも試合のときはプロの動きができてしまうのがすごい。「肉体改造した!」といっつも公言してはばからない清原にしたって、ちょっと上半身がデカくなっただけのように見えるのは私の偏見かいな?肉体だけ見て比較するならば、タイガースやカープのほうが上に見えるんだけどねー。野球はボディビルじゃないからねー。。。
February 21, 2004
「たけしが受賞女優の乳もんだ事件」と「フジテレビ・中野美奈子アナウンサー朝帰り事件」というのが今日の東スポのお騒がせ記事に載っておったが。。。去年の柱谷幸一監督の「スイカップ事件」と、スキャンダル度ではなんら変わりないやんか!?そりゃ山形のバヤイ、片田舎でちょっち話題になったアナウンサーだっただけにそのぶんネタ的にはこと足りた、つーのはわかるよ。けどかたや笑ってハイそれまーでーよー、になりそうな感じで、こっちは監督の去就問題かよ!?この格差はなんだべ!?東京はそこらへんオープンで、山形だと俄然スキャンダラスになるっつーのは、わからなくもないけれど、いささか不公平感を感じるです。もう済んじゃったことではあるけどね。今度山形なりどこぞの地方のJチームで似たようなことがあったとしても、「東京だったら当たり前だべした」ってな態度で臨んで欲しいよまったくさー(笑)。一方、20年間コツコツと盗んだカネで家を建てた男がタイホされた、という事件があって、こっちは、泣かせるというか、なんともやるせない現代の世相を浮き彫りにしているざます(T_T)。
February 20, 2004
どうも、ご心配をおかけしました。気分的にはほぼ復活でございます(^^)。「病は気から」とはよく申すもので、やはり気持ちがきっちりしてくることは大切なことですね。それにしても「フーテンの寅」はいつ見ても面白いですなー。どうも好き嫌いがあるみたいだけど。最近は、晩年の寅さんの作品ばかり見るので、昔の元気でハチャメチャなトラを見ることはできないのが残念ですが、そのへんはもうテレビであらかたやってしまったかな!?トラさんは、テレビ番組としてやってた頃、最終回で奄美でハブに咬まれて死んでしまうんだよね。なので、映画の一作目で柴又にトラが帰ってきたとき、さくらは「あら、お兄ちゃん、生きてたのね!!」というんです。それはともかくとして、トラさんは、あのままで終わってしまって、よかったのかどうか、今となってはとても気がかりです。
February 19, 2004
風邪っぴきが終わったあと、うつがやってきました。うつの日というのは、これまで何度も経験しているのですが、とにかく朝が怖い。誰とも口をききたくなくて、欠勤の連絡もメールでするんだけれど、それも自分の中ではマンネリ化しており、建設的作業ではないのは自覚していて、「寝逃げ」に走るしかなかったりするわけで。んでもって、それでも目は覚めるわけで、TVだのPCを開いてみたり本を読んでみようと試みるんだけど、所詮長続きしない。それでもって、夕方になって元気が出てきたりするのも腹立たしい(怒)。世の中に、似た境遇の人もいるんだろうなあ。あるいはもっとつらい思いの人もいるんだろうなあ。とゆーか、いるに違いない。だけど、とりあえず今日の自分は、ほとんどプラス材料のない一日だった。明日は復活するぞー、とりあえず片付けなければならぬ仕事がたまっているからね。さっき、○○さんから電話を頂戴して、ちょっと元気になった。どーもありがとう(*^^*)。
February 18, 2004
タイトルのこれら2つは、これまで相容れないものとして日本では扱われてきたような実感が、今頃になってですけど、すごくしています。自分が「患者」としてかかりつけの病院を見ていてもそれは感じるし、カウンセリングと治療がイコールになり得る可能性の低さもわかる。精神科の医師は特に、心理学について軽蔑の目線で見ているような医師もいるような感じも受けます。多島斗志之氏の「症例A」という作品は、またまたラー○さんのオススメで読んだんだけど、まさしく精神医療と心理学の相容れない現実を如実に描いているのでびっくりした。筆者さんはどの程度、こういう精神医療現場での現実を見続けてきたのか知らないけれど、近頃売れているサイコ・ホラーの本のようなリアリズムに欠けた小説とは一線を画しているね。この作品はね。あらすじを書くと長くなってしまうので簡潔にまとめようとすると失敗しそうになるのだけれど。。。とある病院に、病棟から転落死してしまった精神科医のあとを受け継いで赴任してくる医師が主人公で、物語は彼の目を通じて描かれているのだが、彼をサポートする離床心理士(心理学者)の女性の協力を得て、一人の少女を診断するのだけれど、その症状が、なかなか一筋縄ではわからない。わからない背景に、前任の医師が患者の少女を「統合失調症(旧名・精神分裂病)」と診断し、治療を続けてきたのだが、どうもそれが違うようであることや、心理学をあまり尊ばない医療者側の体質、それと、理事長と院長とによって長年にわたり封印され続けてきた「ある秘密事項」など、いくつかの障壁があって、なかなか症状の特定や改善方法の糸口が見えてこない。やがて、臨床心理士の女性がある提案を主人公の医師に伝え、いやいやそれに従った医師は、ある事実を知って愕然とする。この瞬間がこの物語の最大のクライマックスというか分岐点となり、医師は臨床心理士への誤解に気づくのであるが、そのへんのビミョーな描写が、どうもうまく書けない。興味のある方は、書店か古書店か図書館で読んでください(笑)。文庫本は角川文庫です。生半可な「カウンセラーの卵」状態の私としては、まだそういう現実に直面した経験もないのだけれど、いずれ、自分の力の限界に気づくときがくるのを感じるときもあるだろうなと、ふと思う。カウンセリングで実現可能な領域とそれ以上立ち入れない領域。病院などの権威だとか組織の下で、その一員としてやっていく場合はなおさらそうだ。けれど、そんなことを考える以前にやるべきことがまだまだいっぱいある今は、まず勉強やってから考えることにしようっと。なにせ今は、自分の表情ひとつ満足にコントロールできないんだからね。
February 17, 2004
先週、今週と、ヴィデオで自分のカウンセリング時の動作を撮影してもらい、見てきたけれど、なんかオーバーアクションもはなはだしく、恥ずかしいことこの上なかった。なんか、人形劇で操られている人形がカックンカックン動いている、って感じだ。先週は、クライエントを見つめすぎているのが目についた。もう少し上を向くようにして、相手から目を外したほうがいい、というアドヴァイスをもらった今週は、上を見つめすぎて、今度は白目さえむいている(恥)!!日常でも自分はあんなふうに動いているのか、それともヴィデオの中だけああなのだろうか。そういえば、前に自分の声を録音したときも似たような不自然さを感じました。何事も慣れなんですかねえ。もっと落ち着いて、クライエントとも、また自分とももっと落ち着いて向き合えるようになりたいものだ。「症例A」を読み終えた。医療者が心理臨床家に対して抱いている意識(インチキくさいとか抵抗感があるといった感覚)について露骨に描かれていてはじめは食傷気味だったけれど、これが現実なんだろうな。むしろ主人公の医師がだんだんと心理臨床家に対して好感を抱いていくプロセスが、感動的でもあった。難しいことも少なくないのだろうが、医療と心理臨床の分野が協力しあっていける日が訪れる日を待ちたい。
February 16, 2004
板橋のチームは、今年早くも2度目の集合で、練習試合。昨年4回ぐらいしか集まれなかったことを考えると、どうやらかなりのハイペースらしい。毎度のことながら(?)、チームメイトは7人(途中からベテランチームメイトの息子さんを加えて8人)。なので、相手チームからヒトを借りての、試合形式の練習。結果は0-1で敗戦。その失点に絡むレフトのエラーを喫してしまったというのが痛いところです(シュン)。でさ、試合中吹き荒れる強風で、内野は砂埃が舞っている。打球が逆風にさらされて飛ばない飛ばない。なので、私はセーフティバントを試みて、一塁エラーを誘い2塁まで行った(このチームに入ってからは初出塁)んだけど、三盗失敗で、結局全然盛り上げに貢献できずじまいでしたな。。。どうやら、来月から区の大会も始まる模様で、ベアーズより一足お先に公式試合に突入する予定です。
February 15, 2004
世の中にはいろんな嗜好の者がおりまして、我が周辺にもついに「ラーメン狂」が登場しましたぞよ。というよりも、このヒトの場合は、世に言う「ラーメンマニア」の域には達しておらず、ただときどき無性に「いろんな店のラーメンが食べたくなる」という発作的情熱的なヒトなのでありますね。周期はまちまちで、年2~3回程度が平均らしい。そのうちの、今年の第一弾が昨日で、そのパートナーが私だったというわけです。で、昨日はその人のあとにくっついて、新宿近辺のラーメン屋さんをハシゴしたのが計4軒。個人的には、あまりこういう趣向は身体的にも好ましくないのですが、大酒くらうのも似たりよったりってことで、たまにはまあいいか、って感じでついて歩きました。なんかねえ。はじめのうちは、腹も減ってたから美味しかったんだけど、後半に進むにつれ飽きてきたですねー。スープも残しちゃったし。いやー勿体ないことをしました。美味しくいただけるのはせいぜい2杯が限度ですね。なんで、TVなんかで食べ歩きをするヒトたちって平気で何軒も回れるんでしょうね。胃がでかいんでしょうか。それとも途中で××するんですかね(これはよく聞く話ですが)。もっとも、私を昨日誘った当人は、終始美味そうに食べてましたよー。聞いたら、昨日はこのために朝から何も食ってなかったんだって。汚ねーよ。知ってりゃオレだってそうしてるっての(笑)。
February 14, 2004
帰りの電車の中で座っていたら、ロングコートチワワを抱いて車両に載っている男性と向かい合わせになりました。あれって、アリなのか? とふと思いつつ、まあ周りに迷惑かけないなら問題ないのかな、と思っておりましたが。。。だんだんと電車が混み合ってきて、「キャーカワイイ!!」なんていう声もチラホラ聞こえてきて、チワワ本人(本犬?)にとっては迷惑この上ない状況だったように見えました。だって、よその人の飼い犬って、そもそもあんまり飼い主以外の人が気安くなでなでしたり、接触しようとするとよくないといいますよね。それを知ってか知らずか、この飼い主の人は、顔だけチョコンと出した状態で、このチワワ君を抱いていたのでした。たぶん、犬本来の姿勢から考えても、相当よくない状況だったと思います。さいわい、誰もこのコを頭なでなでしたりとかしなかったようでしたが、眉間にタテ皺が寄ってたぞ、このチワワ(いやマジで)。かなりストレスフルな数十分間だったことでしょう。こうして考えると、ペット稼業(?)も大変だあね。もしかすると、有名な獣医の先生のところに連れていってもらって、ジステンパーかなんかの注射打ってもらう帰り道だったのかもしれないし、その獣医が、よりにもよって駐車場なかったりしたのかもしれないし、そこんとこその人に聞いたわけでもなんでもないからよくわかんないんだけど、もしそれほどのことでもなく何気なく電車に乗せて移動してたんだとしたら、ちょっとなあ・・・なんて思ったりしました。
February 13, 2004
うーん、いろんな意味のあるゲームだねー。日本代表にとっても正念場の試合なんだろうけど、イラク代表と試合ができる、っていうのは、今の両国間の関係を見ても、奇跡的な感じがします。試合のあと、両チームのイレブンが握手する姿を見ていて、なんともすがすがしい気持ちがしますね。よく「サッカーは戦争だ」とかいう人が多いけど、このたとえは、今回に限ってはシャレになりませんぜ。このたとえのいわれはよく知らないので、これぐらいにしときますか。そういえば、「ドーハの悲劇」から10年経過してしまったんですねー。早いものです。あの日の解説が柱谷幸一さんでねえ。アナウンサーも解説者も日本の勝利を信じて疑ってなかったみたいだったからねえ。思わずうつむいてしまってたからねえ。スタジオ全体で。あの日の翌日、ヤクルトスワローズが日本一になったので、私は皆が浮かぬ顔をしている中、心の中で「ウプププ」と笑っておりました(ムー、不謹慎?)。今回は日本が2-0で勝ったみたいだけど、イラク代表って、練習やってる余裕なんてあったのか? などと思うと、やはりセルジオ越後さんじゃないけど「決定力不足」だとか、そういう話が出て来ざるを得ないんじゃないのかねー。とはいえ、イラク代表を無事招いて試合ができたということはすばらしいことです(^^)。
February 12, 2004
桜木町のMM21のサッカー場の予約がとれたので、今日はフットサルを、ベアーズのメンバーとやりました。野球とサッカーは、やはり身体の動かすところが違うし、足にボールがなかなかつかなくて、難しかったなあ。おまけに身体が動かない動かない(泣)。それでも大分走り回りましたねえ。2時間。けど最後のほうはキーパー&ディフェンダーやってましたね。。。筋肉痛が、明日来て欲しいところですが、明後日くるんだろうなあ(笑)。いつものことだけど。ウチらのあとやりはじめた人たちは、経験者同士らしく、きちんとパスが通っていたし、形ができていたな。うちらのメンツにも「見る方での」サッカー通がいるので、彼らの目にもやはり「あれっ!?」って感じがしばしばあったんだろうなあ。今、ロシア戦TVでやってるけど、ドリブルだのパスだの、ぜんぜん違うもんね(当たり前だけど)。そのあとは、MM21周辺のスポーツショップをウロウロしてから中華街でゴージャスなお昼ご飯をいただきました。
February 11, 2004
いちおう「復活」でございます。っつーてもたいしたことぁないですね。ま、そーゆーこって、引き続きよろしくお願いいたします。んーと、何を話題にしてたかなあ最近、などとふと思ったりしておりましたが!!あんまり大した話でもないんだけど、枕の方向を逆にしたらよく眠れるようになりました。つーか、寝つきが良くなったというか。寝起きはあんまり良くなってないと思う。「おーはーようッ!!」って、またはじめないと(汗)!!明日は建国記念日で、わしらはフットサルをやるために早起きせにゃならん。さっきまですっかり忘れとった(^^;;)。ときどき、大事なことを忘れる「クセ」がつきつつあるのを感じたりしております。これはなおさにゃいかーん!!あのときでしょ、あのときでしょ、あのときでしょ!!とりあえず、さっき思い出させてくれたは○しゃんに感謝でございます。
February 10, 2004
PCがなんだかしらないけど動かなくなりました。これはもしかするともっと時間を有効に使え! というどこかの神様からの戒めかもしれませんので、しばしあまりこちらには立ち寄れないと思われマッスル。たまにネットカフェなどで細々と更新したりするかもしれませんが、復旧までしばしお休みということで。BBSには好きなこと書いてってください。<いいのこしておきたいこと>昨日の「トリビア」で、「『OK牧場』は心理学用語である」というのがありましたけど、そんなの初耳でした(笑)。交流分析で「基本的構え」という呼び方で「私はOK、貴方もOK」というのは、確かにあります。だけど、それを「オッケー牧場」と呼んでいたとは・・・(^^;;)。心理学者で西部劇ファンかガッツさんのファンがいたということでしょうか?ちなみに番組では、「これを提唱したのはエリック・バーンだ」と云っていました。一般的にはそう云われておりますが、じつは違うということを、私は知っております。だけど、それこそ心理学界のトリビアなので、誰も「へぇー」とも云わないと思われるため、ここでは内緒にしとくでございます(ウッヒッヒ)。それでは皆様、ごきげんよう。(^0^)/~~
February 5, 2004
野球がどんなふうにしてああいうルールになったのかは、よくわからなくって、凄く自分の想像の世界だけで書いてるのだけど、別に楽天日記なんで、誰かを責めるようなお話でもなんでもないので、勝手に書かせといてくらはい(笑)。野球が今の形をなすようになったのはたぶん19世紀後半以降だと思うのだけど、その起源として考えられるものとして、西欧に昔からある球戯に「クリケット」という、やはりボールを投げて、それをバットで打って走り回る、というものがあります。やはり投げる人はピッチャーといいまして、打つ人はバッターといったかどうかは忘れましたけど、2人「打席」に立ってボールを打つみたいです。で、このバットは、舟のオールみたいな形をしています。クリケットのピッチャーは、アンダースローでソフトボールみたいな感じで、前方のボード目がけて投げるんですね。で、それに当たると得点が入る。バッター(なんかどっかの学生の練習みてたら、ホッケーとかラクロスのキーパーみたいな重装備してました)は、ボードに当たるのを防ぐために打席に入ってボールをバットに当てる。これ、野球の攻撃と守備の発想とは正反対なのね。どっちかというと、サッカーのPKに近い感覚かなと思います。それもメチャゴールマウスが狭いし、キーパーのごときバッターが2人もいるし、みたいな感じ。ただ、バットに当てたボールは、180度どこに飛んで行ってもいいらしくて、それを守備の人は拾いに行ってバッターを野球同様にアウトにするために追いかけっこするらしい。追いかけっこで逃げれば逃げるほどバッターは得点になって、アウトをとると守備の人も得点が入るらしい。よくわかんないけどどっちも大変のようですな。ただいえるのは、クリケットを野球になぞらえると(なぞらえなくてもいいけど)、守備側も攻撃の意識でやってる、というのと、攻撃側もバッターが「空振り」しちゃうと点とられちゃう、っていう危機感と戦っている、というところがだいぶ違う点というか、自由奔放な印象だったりします。なんか1ゲームこなすのにメチャクチャ時間がかかるとかで、クリケットの試合の日は仕事も休んじゃうとかいう、フシギなスポーツだと聞いてます。クリケットのルールはよくわからないので、このへんでお茶を濁して、アメリカン・フットボールに話題を変えましょうか。アメフトは野球の起源とは別だと思うけど、たぶんラグビーあたりの球戯を、よりシステマティックに合理的に、アメリカナイズしてああいうスタイルになったスポーツなのではないかと思います。なのである意味共通項はあるのかな、なんて思います。アメフトのほうはクリケットとは逆に、攻撃と守備の交代の繰り返しでゲームが進んでいき、攻撃側が得点する権利を持つ、という点では野球と同じで明確なんだけど、ゲームを見ていると、ディフェンスの選手の意識のほうが「攻めている」という印象が強い。つまり、ボールを持っている選手をタックルでぶっ潰して攻撃を食い止めようとするわけだけど、攻撃側は、それをいかにうまくかわして前進するか、というのが醍醐味のようである。またディフェンス側のチームがオフェンス側のパスミスをインターセプトなりターンオーバーして、攻撃側のボールを奪い取ってそのまま突っ走れば、一転して攻守が入れ替わってチャンスになったりする、というラグビー的色彩も残しているので、こちらも油断できないスリルがある。これらをあわせて野球のゲームの中にオーバーラップして考えると(って別にオーバーラップしなくてもいいけど)、野球で守備につく側のチームは、あまり受け身にならないで、「バッターを倒す」「アウトとるのもポイントだぜ」と考えたほうが、見る側もやる側も面白いような気がする。「刺す」「殺す」なんてのも公然と言えるしね(笑)。攻撃的守備は、楽しいのではないかと思いますぜ。エースピッチャー = PKを蹴るストライカー野手 = 打者走者を食い止めるためにキバを剥いてるって、ちょっと大袈裟ですけどね。逆に「守備的攻撃」がつまらないかというとそんなことはなくて、襲い掛かる守備をうまくかいくぐって得点する姿もまた格好よかったりして。んなこた今さら云わなくてもわかっとる、つーヒトにはいわずもがなで、ごめんあそばしてたもんせ。m(_ _)m
February 3, 2004
☆けんしうかい復帰!! やれやれ、けふはようやくカウンセリングの研修に出ることができたでございます。 2回もすっ飛ばしてしまったので、今日は物凄く不安な気持ちでいっぱいでしたけど、終わってやっとホッとした感じ。 まだまだオレのカウンセラー人生は途切れてないぞ、みたいな、新たな希望が湧いてきました。 来週からはみんなの前でカウンセリング実習をやってさらし者になるのだ。不安だけど楽しみ(^^)。☆豚丼美味し!! 「なか卯」の豚丼を食べた。美味かった。 「すき家」のきんぴら牛丼と似た新鮮味を覚えたじょ。 これで牛丼がなくても生きていけるよ。 ☆発明者に300億円!? 「青色ダイオード」を発明した社員に対して、会社が300億円を支払う判決になった裁判が話題になってますな。 300億ってさ、簡単にいうけど、おいそれと払える金額じゃないぞ。イチローだってアメリカで50億やっと稼いだんだからね。 オレらの生涯賃金に換算したら、何回運良く人間に生まれ変わったとしても一人じゃ稼げないよ。 原告(労働者)側に意識を投影してみると痛快かもしれないけど、オレ的にはあんまり痛快じゃないね。支払能力のない経営者を間近で見てるだけにね(爆)。敗訴した会社にいささか同情しちゃうよ。 ☆ペイトリオッツ辛勝V2 ライブで見たかったけど叶わず!!>スーパーボウル パンサーズが、「アンダードッグ」(負け犬)と云われてた(って昨日のサンデースポーツのパックンのウケウリです)にも関わらず、残り20秒まで同点。決着がFGだからねー。 たしか2年前のペイトリオッツも劇的なサヨナラ勝ちみたいな勝ち方をしてたような記憶がありますねー。 VTR見ても楽しめそうな試合だったようですな。
February 2, 2004
椎名さんは、数あるのめりこんだ作家の中でも結構青春時代に思い切りのめりこんだ作家さんです。今なお物凄くたくさんの雑誌の連載とか書き下ろしなどの仕事を持っていて、でもサラリサラリとそれらをこなしている。「書けない書けない」といいながら、しっかり書いている。きっと書くことが大好きなのだろう。ワープロを覚えたのはかなり最近らしいのだが、あまり好きではないらしいので、たぶん手書きの原稿用紙が大好きで、そっちを多用しているんだろうなあ。それとあまり推敲しないんだろうと思う。書きっぱなしでそのまま出版社に原稿を送っちゃうとかね。だっていまだに誤字が多いしな。ワープロ変換が使えれば、慣用の語句などはあまり間違えないだろう。で、その合間に世界中、日本中を旅行して、焚き火のどんちゃん騒ぎして、大酒食らって、川くだりしたり海潜ったり乗馬学校の先生やったり映画監督したり、と、まあとにかく忙しい人である。プロフィールを見ると、なるほど体力命!ケンカ命!みたいな青春時代をすごしてきた硬派の人らしいので、ガッツと勇気は未だに保たれているんだろうな。50歳近くまで、息子とプロレス(「プロレスごっこ」といった生半可なものでなく、アザとか骨にヒビが入るような壮絶なものらしい)をやってたらしいし。まあ、そんなパワーは凄いことは確かなんだけど、いちおう私は彼のことを「モノカキ」として見ているので、その文章で凄い点を述べたい。彼の文章は粗っぽくて、軽い内容で、1日あれば1冊読めちゃうような本をいっぱい出している。だから、はじめの頃、新刊のハードカバーで出されたどでかい本を買っていざ読み始めると、「失敗した」と後悔した。どっちかというと、「古本屋まとめ買い系コミック系作家」なのである。日本SF大賞を取ったという「アド・バード」という本は1000頁以上にわたる大長編小説なんだけど、3日ほどで読み終えてしまった。もちろんその頃は、彼の手口は知っていたので、古本屋で文庫で置いてあったヤツを読んだんだけど(笑)。にもかかわらず、未だに多くの愛読者を獲得し(たぶん)、また多くの出版社の連載をもらえているのは、おそらく、・速筆であるため、締め切りは守る・行動半径が広いため、話題豊富である・軽い文体(「昭和軽薄体」というらしい)で読みやすいそれと、強調したいというか見習いたいと思うのが、・表現がきわめて客観的であるということである。よく、官能小説などで、「湯上りの、ほのかに桜色のほてった翠の頬にそっと手を触れると、たおやかに、あたかも熟した桃の実を思わせるような感触が、浩一の指を通して感じられた。そっと顔を寄せると、そのピンク色の唇から、『はぁン・・・』と、かすかに隠微な響きの声の混じった温かな吐息が漏れた。あきらかに浩一を挑発し、愛欲の深い湖の底へと誘うかのように。浩一の男性自身はたちまち・・・(以下略)」などと、細かいことに対してねちっこく、主観たっぷりに描写したりしているのを見ますよね。だけど、そんなボキャブラリーは椎名さんの辞書にはない。とくに旅ルポとかエッセイの場合。たとえば、仕事のため田舎に行って、予約を取っておいた宿に行くとオババが出てきて、「はまがらなしねーがらの、どだらすめーの、ひぃれろか」などと、ワケのわからない方言でしゃべりかけてくる。また、メキシコのアカプルコで海岸に行くと、現地の少年が、日に焼けた明るい顔をして「ンタパンタパタパタパ」と話しかけてくる。それを、言葉がよくわからない椎名さんは、その言葉や口調の意味するところを勝手に推測などせずに、そのまま文章にしてしまう。たぶん彼らはそんなこと話してなくて、椎名さんにはそう聞こえただけなんだと思うけど(笑)。これは結構重要なことかな、と思うのである(注:別に上記のように、情感のこもった官能小説を批判してるわけではありません、それはそれでいい文章はいい文章だと思います、念のため)。「わからんものはわからん」という姿勢をはっきり見せることによって、エキゾチックな現地の情景とか魅力みたいなものが、単純な文字を通じて鮮明に見えてくることもあるんじゃないかな、と思ったりするのでありますね。すべてはここからスタートすべきだな、と思う。カウンセリングの会話にも応用できることである。クライエントが眉間にシワを寄せて現れたとき、「ああ、この人は眉間にシワを寄せているな」と受け止める。「ああ、この人は機嫌が悪そうだな」というのはこっちの先走った想像なのであるから。もしかしたら違う理由なのかもしれないしね。で、椎名さんの話に戻すと、それでも彼は主観を述べるときがある。当たり前だけど(笑)。それがないとエッセイにもコラムにもならないからね。そこで述べる主観の大半が、簡単明瞭である。そんなに専門的文学的に分析したような表現をしないのですね。そういうところもウケているのかもしれない。いささか誉めすぎなのだけど、ホメホメ日記なのでクレームがくることはないことでしょう(^^)。
February 1, 2004
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