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人類の将来 0
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庭に咲いている松葉牡丹-陰になっている部分もあります岸田文雄さんが本日の総裁選で新総裁に選ばれ10月4日の首班指名選挙で新総理に選ばれることになった。今回の総裁選は菅総理の諸問題に対する説明不足やコロナ対策遅れ、森友問題などに対するうやむや体質などに対する支持率低下に対して菅総裁が辞任する意向を示したことから4候補による激しい選挙戦が展開された。各候補は外交、内政、経済、福祉などについてそれぞれの政見を発表してきたが岸田候補のそれはよく言えば堅実、悪く言えば平凡、迫力がないと評されてきたが、今度は一国の総理になるので心も新たにしていることと思う。今回の総裁選では日本の将来についての論戦は多かったが本来の目的である自民党のありかた、自民党が変わるための論戦は少なかった。安倍、菅政権で一番大きな問題は隠ぺい、忖度政治だったと思うが、それをどうするかの論戦は皆無だったのではないか。森友問題や桜を見る会問題などは過去の問題でいつまでも根掘り葉掘りこだわるのは良くなくてそれより前を向いて未来を切り開いて行く明るい政策を打ち出して行った方が良いという意見もあるが、そのためにも過去の問題も再調査して2度と起こらないようにしていくことが大切だと思う。岸田さんは温厚な性格で紳士だと言われている。人の話をよく聞いて国民が本当に幸せになる道を切り開いて行くと言っているが、過去に問題になり、うやむやになっている問題には毅然とした態度で取り組む必要があると思う。それでこそ岸田さんが総理になった所以だと思う。
2021.09.29
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庭で風にゆれてる白蝶草今4人の候補で総裁選が争われているが、自分が昨日夕食後やらなければならないことが沢山あるのに眠いようなだるいような状態で何もできずに悶々としていた時にこんな状態が総理大臣だったらどんなことになるだろうかと思った。今各候補たちはテレビで「こうします」「ああします」などと約束しているがいざ総理になったらどうするだろうか?と思った。地位が人物を作るとも言われそれなりに業務はこなせるかも知れないがいくら総理大臣でも体調が悪い時とか、けだるくて気分が乗らない時とか、マスコミなどの対応が頭にくることもあるかも知れない。「自分の生活を全て犠牲にして一生懸命しているのにそんな批評は許せない!!ばかばかしくてやっていられない。辞めてやる!!」と短期間で総理の椅子を投げ出した人もいる。政局で辞めざるを得ない場合もあるが、最終的には本人の責任感であり覚悟だと思う。一度は総理大臣になってみたかった程度の覚悟だったら、なってみて激務と心労で直ぐ辞めてしまうかもしれない。中には絶対権力を手にしてみてそれを手放したくないと権力にしがみつく場合もあるかも知れないが、総理になろうと思った覚悟の内容と度合いによって辞める時期は決まってくるのだと思う。今4人の候補からは総理になりたいという気持ちは伝わってくるが覚悟は伝わってこない。日本をどういう国にするのか、隣国とはどう付き合うのか、拉致家族問題はなにがあっても解決するのかしないのか?不動の覚悟が必要である。思うようにいかない事ばかりかも知れない。その時は辞めますではなく、何としてもやり遂げる覚悟があるかどうかが問題だと思う。総理大臣になったら全てを国のため、世界平和のために尽くす覚悟が絶対条件だと思う。当然のことだが批判はある。それを押しつぶすのではなく、それを受け止め、協議していく覚悟と度量も絶対条件だ。日本国民の幸せを心から願い、世界平和に貢献していく絶対的な覚悟と信念を持った人に総裁、総理になって貰いたいと願う。
2021.09.25
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日本医師会雑誌9月号に都立松沢病院の齋藤正彦氏がコロナ渦で認知症や精神疾患を有する高齢者がどのような目に遭ったかについて書いていた。本年1月までの感染者48万人に対して約9,200人が死亡して死亡率は1.4%で年齢別でみると80歳台が12.3%、70歳台4.5%、60歳台1.4%で、高齢者の死亡率が高く死亡者数の実数では70才以上が86%を占めていた。その大半が認知症もしくは精神障碍者だった。2021/3/15時点でのクラスター発生件数は15,491件でそのうち認知症などの高齢者施設が1,131件(7.3%)で飲食店の1,002件(6.5%)より多かった。高齢者施設では個室は狭くてその数も少なく、皆が集合するところは広く作られており、トイレも共用の所が多く、職員数も少ない。精神科病棟では医師は一般病棟の1/3でよく、看護職員も2/3でよいとされており、実情は看護助手や准看護師が多く正看護師はかなり少ない現状があった。斎藤氏はギリギリの費用で運営してきた高齢者施設や精神科医療機関は集団感染に対する備えが不十分であったと反省し、在宅介護の高齢者も介護する側が高齢者だったり病弱だったりして感染防護に備えることが出来なかったと述べていた。新型コロナの蔓延は超高齢化社会における医療・福祉の欠陥を白日のもとに曝すことになったと述べ、感染がが収まった後には様々な課題に向き合いその解決策を模索していかなければならないと結んでいた。認知症、精神疾患など弱い立場の人達をもパンデミックから守ってあげる対策を立てていかなければいけないと改めて思った。
2021.09.21
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庭のコスモス現在年金は2階建てになっており一階部分の基礎年金と2階部分の厚生年金に入っている人達が報酬に比例して受け取る年金に分かれている。基礎年金は国民年金を含め年金受給者全員が受け取る額でその財源は半分保険金から半分税金から支出されている。この基礎年金は20歳から原則40年間保険料(2021年度の場合月額16,610円)を払うと原則65歳から受給される。2021年度の場合満額65,000円である。これに2階部分の年金が加わって月額10万とか15万円となる勘定である。この基礎年金部分について少子高齢化で支え手が不足して満額額が下がっていくように試算されている。そこで河野候補は保険料を払っていた期間の長短に関わらず一定額を給付する「最低補償年金」を導入してその財源は消費税を上げて確保するとしている。前回の消費税値上げの時には社会保障と医療、財政健全化に使うとしていたが現状は必ずしもそうなっていない。今度年金の基礎年金額を確保するために消費税をあげるとなっても確実にそちらに回せるか見守る必要がある。現在4候補によって防衛、コロナ対策、金利、教育、子供政策など様々な問題について討議されているが、年金問題について河野候補が最低保証年金について発言したのは良いことだと思う。しかしそれは消費税を上げないで今の税制の範囲内で出来ないものかと思った。つまり国家予算の中で基礎年金増額予算を組んでもらいたいと思うが不可能であろうか?
2021.09.20
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2-3日前から咲き始めた庭の彼岸花いよいよ総裁選が告示され4人の候補が政策を発表した。私は党員・党友ではないので選挙権はないが山梨県には約2万人の投票資格を持つ人がいて昨日投票用紙の付いた往復はがきが一切に郵送されたとのことである。投票権はないが総裁に選ばれた人は総理大臣になり日本のトップになる人なので大いに関心があり、各候補の主張を読み比べて見た。○河野太郎氏は脱原発、使用済み核燃料再利用計画は中止して使用済み燃料は直接処分すべきと主張。年金に消費税をつぎ込み年金受取額を増額するとも主張している。防衛費増額には慎重。○岸田文雄氏は核燃料再利用計画は継続して研究していくとしている。中間層や個々の人々の生活の底上げに力をそそぎ、看護師や介護福祉士、保育士らの給料を上げる。高所得者層ほど所得税率が下がる税制を改革すると述べている。自衛隊明記などの憲法改正には意欲的で首相になったら実現したい。〇高市早苗氏は中国の脅威を念頭に防衛費を増額して日本を守る姿勢を鮮明にし、憲法改正して9条や大災害やテロ時に国民の権利を一時的に制限する緊急事態条項を入れる予定。低所得者には減税と現金給付を組み合わせた給付付き税額控除を考える。〇野田聖子氏は多様性や少子化対策がキーワードで女性や高齢者、障害者、性的少数者など小さきもの、弱きものを含めたすべての国民が力を発揮できる社会を目指す。選択的夫婦別姓に賛成。子供への投資を最高の投資と考え人口減少問題を子供への大胆な投資で乗り越えた国にする。閣僚の半数は女性にするとも言っている。森友問題については他の3人は再調査しないと言っているが再調査すると述べている。各候補とも長年考えてきたことで日本を素晴らしい国にするための構想を述べてくれたのだと思うが実際に総理になった時実現できるかは分からない。投票する場合は政策と同時に実行力や性格なども考慮しながら選ぶことになると思うが私は選択的夫婦別姓には反対だが小さきもの弱きものを全力で守り子供に投資し、教育、保育の環境整備に投資して、森友問題は再調査すると言っている野田聖子さんに決めようかなと思った。
2021.09.18
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しばらく前までは菅総裁再選でほぼ決まりと言われていたが横浜市長選で菅総理が全面バックアップした小此木さんが大敗したことから風向きが変わってきた。横浜市長選はカジノ反対か賛成かの選挙だったが小此木さんは反対の立場で現職閣僚を投げ打ってまでして市長選に立候補した。菅総理は国としてはカジノ賛成である。しかし小此木さんとは以前から昵懇の間柄だったので主義主張が違っても総理として全面的にバックアップした。しかし有権者には分かりずらかった。政府が推進するカジノに反対するとして立候補した小此木さんだが菅総理が応援しているということは当選後は国の思うがままになるのではないかという不安があって、反対を明確にしている野党推薦候補の方が信頼できるとそちらの方に投票したのだと思われる。なりゆきからは当然の結果だが結果が出てからは様々な化学反応が起こった。首相の自分が全面応援したのに大敗はどういうことかと取り巻きを叱り自分も自信を無くした。自民党議員達はどうしてこのような結果になったのかその理由は頭では分かっているが首相が応援しての大敗北に恐れをなした。菅総理の元での衆議院選、参議院選は戦えないという雰囲気が広がってきたのである。横浜市長選前は菅総理圧勝だったがその後は対立候補の岸田さんの目が出てきたのである。前回のように派閥で談合しないで派閥にとらわれないで自由投票しようという動きが出てきたのである。岸田さんは真面目で悪いことはしそうもないが実行力に乏しく頼りないと思われている。菅総理も形勢逆転の空気を察知して党役員改選、内閣改造などの手を打ってくるがそれほどの効果は期待できないと思われる。一つのことをきっかけに盤石と思われていた形勢がこうも変わってしまうことがあるのかと驚いている。激戦、接戦になるかも知れないが岸田さんが選ばれて総裁、総理になる可能性が強くなった。こうなったら今迄、お人よし、気弱、頼りない、実行力に乏しいなどと言われていた評価を投げ飛ばして固い信念を持って日本国のために全情熱を注いでもらいたいと思う。
2021.09.02
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自民党の総裁選の日程が決まった。9月17日告示、9月29日投開票になった。下村博文氏、高市早苗氏も立候補の意向を示しているが本日午後出馬表明する岸田文雄氏と現職の菅義偉氏の一騎打ちになる公算が高い。前回立候補した石破茂氏は前回の惨敗で推薦人20人を得るのが難しく今回の立候補はないと思われる。今回の選挙では前回と違って国会議員383票と党員・党友票が同数の383票加わって766票で争われるので菅さん批判票がどれくらい岸田さんに流れるかが注目されるところである。総裁というのは自民党の頭目、いわば親分を決める選挙で日ごろ子分達の面倒見の良い人が選ばれる傾向がある。前総裁の安倍晋三氏は子分達の面倒見の良さは抜群で何度も総裁に選ばれたが総理としての業績には問題があった。石破茂氏は総理の器と見なされているが総裁に選ばれないので総理になれない。理由は子分を作ったり子分の面倒見がよくないからである。国の親分である総理は国民の幸せを考えて政治を行うので必ずしも自民党の子分達の言いなりにはならない。自分の理想の国作りに向かってリーダーシップを発揮していくことになるがそれには優秀な仲間が必要である。石破氏は仲間作りが下手だと思う。岸田氏は優等生である。しかしはったりがなく他から言われたらなよなよになってしまい親分としては物足りない。しかし総理になったら安倍氏や菅氏のように非常識なことが平気で出来る人ではない。総裁には安倍氏や菅氏の方が頼りがいがあり相応しいかも知れないが総理としては岸田氏の方が相応しいと思う。岸田氏一人では物足りないかも知れないが優秀な協力者がつけば曲がったことが嫌いな性格を立派な政治に反映することができると考える。今の現状は総裁すなわち総理なので総理になることを想定して自民党の先生方は総裁を選んで頂きたいと心より願っている。
2021.08.26
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8月15日にアフガニスタンのガニ大統領が国外に脱出してアフガン政権は崩壊しイスラム武装勢力タリバンに占領されてしまった。2001年以来アメリカ軍が進駐してタリバン制圧に勤めてきたが度重なるゲリラ攻撃やテロ攻撃にアメリカ軍も疲弊し昨年3月アメリカとタリバンで和平交渉してアメリカ軍撤退が決まった。この時点で事実上アメリカ軍がタリバンに負けたことになりタリバンは勢いずいた。タリバンは隣国パキスタンの援助や麻薬、不法採鉱などで財力を蓄え武力も整えて今日の無血開城を勝ち取ったと言える。アフガン政府軍は30万人いたが今までアメリカの庇護の元に平和的にのんびり暮らしていたので戦う集団ではなかった。そこをいきなり獰猛な殺人集団タリバンに攻撃されたら何も出来ずに降参するより外なかったのである。問題はこれからのアフガニスタンの国家運営である。20年前のタリバン政権は女性の教育や仕事を奪い、音楽やスポーツなどの娯楽を禁止。偶像崇拝を禁じて世界遺産である大仏立像などを爆破した。このままでは女性や人民の自由を奪う恐怖政治に逆戻りすることは必定だと思われるが、国連や諸外国は監視を強め、人権尊重を強く働き掛けて貰いたいと思う。国連や人権団体の熱烈対応は絶対必要だし、影響力が落ちたとはいえアメリカや日本なども経済交渉などを通じて人権弾圧を断固諫めて貰いたいと願う。
2021.08.17
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ツバキの実 毎年実っていたそうだが来年沢山花を咲かせるために大きくなる前に妻がむしり取っていて今年たまたま私が目にした。この実からツバキ油を作るとのことだ。今日はお盆で76回目の終戦記念日だが、九州、西日本中心の豪雨や土砂崩れによる災害、新型コロナウイルスの感染拡大による医療逼迫状態などに見舞われて私達の心は不安と恐怖の最中にある。この時こそ皆で心を合わせ協力、団結して難局を乗り切っていかなければならないと思う。そのような時にメンタリストのDaiGoの「生活保護の人達を食わせる金があるんだったら猫を救ってほしい」「ホームレスの命はどうでもよい」の発言が問題になり彼のCM出現を自粛することにしたとの記事があった。差別発言であり団結でなく人々の心を分断する無定見な発言だと思った。生活保護についてよく知らない人もいると思われるので概説させて頂く。生活保護は憲法第25条の「国民は誰人も健康で文化的な最低限の生活を保障されなければならない」に基ずいている。国が定めた最低限の生活以下の人が対象になり4つの条件が満たされた人は誰でも申請して審査を受けることが出来る。1)現在持っている家や車などの資産を処分しても生活費が得られない2)働いて金を稼ぐ体力、能力がない3)年金その他公的資金の支援が受けられない4)親族から援助が受けられない、又は拒否されている以上の条件審査で認められると毎月保護費が支給され病気で外来受診する場合も入院治療する場合も医療費は免除される。生活費保護金額は市町村によって異なり家族人数などによっても異なるが大体一人だと10~13万円位、夫婦だと15~18万、母子家庭は母子加算があり19万位だが東京都などは様々な補助金がありもっと高いようだ。働けるようになったら支給が打ち切られ、現在働いている場合には例えば5万円の収入がある場合は基準額から5万円減額して支給される。現在250万人位が支給を受けており年々増加している。財源は国と県、市町村が負担している。働こうと思えば働けるのにズルをして生活保護をもらっているとの批判を受けることもあるが、国民の権利であり審査に通ったのであれば堂々と受給を受けてよいと思う。しかし小田急線内で事件を起こした36歳の男性も生活保護を貰っていたが不正受給者も中にはいるかも知れないので厳格な審査を望む。しかし一般受給者に対し、DaiGoの「生活保護者に払うお金があるなら猫を救って欲しい」はひどすぎる。生活保護の意味をよく分かっていないのだと思う。生活保護の意義をよく弁え、決して差別するのでなくむしろ目に見えない援助をして皆で団結してこの難時を乗り越えなければならないと考える。
2021.08.15
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ガザニア20年間駐留していた米軍が今月いっぱいで撤退することになりタリバンが各所で政府軍をうちやぶり、あと数か月でカブールも陥落するかもしれない。政府軍は30万、タリバンは7万5千位で兵力的には政府軍が優勢だがタリバンは問答無用の冷血暴力集団で残酷映像などを見せられて寝返る兵士などもおり、暗黒のタリバン政権に逆戻りしそうな状況である。アメリカは20年間駐留して政府軍を支援し政府軍の訓練も行ってきたが他国のために大量の軍事予算を使いアメリカ軍兵士も何千人と命を落としている。もう駐留は止めるべきだという国内世論に押されて撤退することになったが今度タリバンに占領された地域の人々は難民になりカブールに逃れていこうとしているがそのカブールもタリバンの手に落ちることは間違いない。行き場のない人々はどうしたらよいのであろうか。そんな現状があるのにバイデン大統領は「政府軍に頑張ってもらうしかない。我々は予定通り撤退する」と言っている。血も涙もないのか!!タリバンは軍事的には突出しているが国民に人間的な生活をさせてくれない。惨めな生活が目に見えているアフガニスタン人を見殺しにするアメリカ人およびその大統領を軽蔑する。日本もこの現状を黙って観ているなら同罪である。アメリカに働き掛けたり国連に訴えてなんとか救済に奔走すべきだと考える。
2021.08.12
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昨日広島市の平和記念公園で記念式典が開かれ内閣総理大臣菅義偉さんが挨拶した。そのあいさつで(「核兵器のない世界」の実現に向けた努力を着実に積み重ねていくことが重要です。)の文を含む数行を読み飛ばしてしまった。首相の挨拶文は数日前から内閣府の秘書官が作成し、事前にマスコミ各社に配布されるので読み飛ばしたかどうかは直ぐわかってしまう。問題はそれを意図的にやったか否かだと思う。私は挨拶文の全文を何度も読み返してみたが上記と同じ内容は他の所でも述べており、その部分を意図的にしゃべらないようにしたのでなくたまたまその部分を読み飛ばしてしまったのだろうの結論になった。しかしその後の記者会見の内容を見ると核兵器禁止条約に署名する考えはなく、条約の締結国会議にオブザーバー参加についても「参加しません」とは言わなかったが「慎重に見極める必要がある」と否定に近い返答をしていた。本音は核兵器禁止条約に反対なので、上記の読まなかった部分はそれに反する言葉なのでわざと読まなかったのかなとも思えた。核兵器禁止条約には率先して署名し核兵器のない世界実現に向けてリーダーシップを取っていかなければならないのが日本の総理大臣の使命だと思うが、菅総理はそれをしていない。日米安保条約があり、アメリカの核の傘に入っており、条約に署名するとアメリカの核も廃絶するよう叫んでいかなければならず、アメリカの機嫌を損ねるのではないかとの考えが菅総理にはあるのだと思う。記者会見で「現実の安全保障上の脅威に適切に対処しながら現実的に核軍縮を前進させる道筋を追求していく」と述べており、アメリカに逆らおうとは思っていない。総理大臣の任務がいかに大変かは知っている。周りの国のこと、国内の情勢などあらゆることを考慮して発言したり行動したりしなければならず一般の人が思ったり行動したりするのとは全く違う。しかし核兵器を落とされて多くの犠牲者を出し塗炭の苦しみを味わってきた我が国の状況を考え、また今全世界にある核兵器だけでも地球を何百回も破壊できる状況のなかで核兵器禁止を日本が叫ばなくて誰が叫ぶであろうか。日本の総理大臣にはその使命があると思う。アメリカの言いなりではなく、アメリカを説得していく総理であって欲しいと思うが、記者会見を観ていたらスケールが小さいと思った。アメリカの顔色ばかり窺わないで核兵器禁止条約にはきちんと署名し、任命拒否した学術会議員6人については撤回は当然の事なので英断してもらいたいと思う。
2021.08.07
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3組の夫婦から「夫婦別姓を認めない」とする民法の規定は男女平等の基本原理から外れており憲法違反ではないかとの訴えが出され、最高裁の判決は憲法違反ではなく合憲との結論が下された。今朝の新聞の論調をみると選択的夫婦別姓を認めていないのは日本だけだとか未だに封建制度を引きずっており基本的人権に立ちかえり各人の名字の主権を認めるべきだとかの意見が多く、野党等は別姓を認めるように次期衆院選で争っていくとしている。別姓が進歩であり近代的であり、真の男女同権であるとの意見が多いようだが私は今のままがいいと考えている。「古い」と批判されるかもしれないが子供の名字をどうするか?一件の家のまとまりはどうするか?あの家は山口さん青山さん夫婦が住んでいることになり世帯が二つに分裂するようになる。世界では別姓でもそれほど大きな混乱はなさそうだが日本では大きな混乱が予想される。日本でも現在便宜的に別姓を名乗っている夫婦はある。芸能人等は殆どそうだと思う。戸籍は直せないが便宜上別姓は認められている現状がある。それでも戸籍上別姓が認められないのは不平等と訴えているのだと思うが、あえて別姓を導入しなくてはならない理由等について国会で充分協議して頂きたいと思う。
2021.06.24
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アルティッシモ今朝の山梨日日新聞トップの共同通信社の世論調査結果はオリンピック開催支持が無観客、有観客合わせて67.8%で開催反対が30.8%であった。しかしオリンピック開催によって感染が広がる事を心配している割合は86.7%に上っていた。本日の朝日新聞の世論調査でも開催賛成が34%、中止は32%だった。数週間前の読売新聞の調査でも開催52%、中止48%であった。「出来ることなら延期」が一番多かったのだと思うが、切羽詰まった今になってみると開催と中止が半々になったような状況と思われる。マスコミやテレビの情報番組等では反対が圧倒的に多く、その人達は声高に叫んでいて賛成者などは殆どいないような空気だったが心の中で賛成している人は約半数位いて極めて拮抗していることが分かった。しかし開催で感染が広がることを心配している人は86%以上で、感染対策を厳重に行って貰いたいと言う気持ちは殆ど全てが願っていることだと思う。開催賛成を声高に叫ぶ人がおらず、叫んでいるのは反対者ばかりなので皆が反対だと主張していた人がいたが、声なき声を聞く耳も持つべきだと思った。政府や主催者はその国民の声を良く聞いてワクチンなど感染対策に万全を尽くしてもらいたいと思う。横浜市はIR(カジノ)誘致都市として始動していかなければならない立場にあるが市民の殆どはカジノ反対である。しかし政府の決めたことなので着々とその流れに乗っていかなければならないのであろうか?今度の横浜市長選に国家公安委員長の小此木八郎氏(55歳)が大臣の椅子を投げ出して横浜市長選への立候補を決めたとのことだ。小此木氏は首相に極めて近く国会議員で閣内にいたら横浜のカジノ化をせきとめることは出来ないと判断したのだと思う。横浜市長として断固として横浜をカジノから守ろうとする心意気は素晴らしいと思う。市民の思いや声なき声に答えてくれる人が真の政治家だと思う。
2021.06.21
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ムラサキバレンギク(エキナセア)ボコ・ハラムの最高指導者アブバカル・シェカウ氏が亡くなったと新指導者になったとみられるバクラ・モドゥ氏が認めてビデオメッセージで「忠実であれ、剣を抜き、ジハードを広め、敵の首を切れ」と呼びかけた。ボコ・ハラムは2002年にナイジェリア北部に設立されたイスラム過激派組織でIS(イスラム国)やアルカイダと連携してきた。女子生徒276人を連れ去って虐待や奴隷として使ったり、非人道的殺人を繰り返してきた組織である。その指導者が亡くなったらその組織が無くなり平和になるかと思われたが新しい指導者が出現して「敵の首を切れ」と扇動している。敵とは誰か?表向きは西洋の教育としているが実際はイスラム、キリストに関わらず気に入らないものは敵として攻撃して殺している残虐集団である。なぜこのような悪人集団が生まれてくるのであろうか。貧困や政治の腐敗が原因とも言われているが私はイスラム教の指導体制の破綻だと思う。預言者ムハンマドの純粋な教えそのものを実践するのだとする原理主義の台頭にはイスラム教の管理体制の不備があるのだと思う。イスラム教の指導者は殺人などの分派活動者達に対して厳しい管理と制裁を行うべきと思う。人間以下の行動を行っている原理主義者の退治はイスラム教本部が立ち上がり厳として行ってもらいたいと思う。
2021.06.19
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自民党の総裁任期が9月30日で衆議院儀委員の任期が10月21日で切れる。9月に解散総選挙を行いその後総裁選が行われ菅総理の再選がほぼ規定路線になりつつある。ここにきて安倍前総理の存在感が増しており本人は否定しているが3回目の登板を期待している自民党議員もいる。国民から見ると国有地払い下げ問題や桜を観る会などでの隠ぺいとか忖度体質、新型コロナに対する対応等国の最高指導者として相応しいと思えないが自民党内では今も絶大な人気があるのである。対して石破さんは隠ぺいはしない、忖度もしない、政治をガラス張りにして金持ちも貧者も皆が幸せになるようにして防衛もアメリカ依存ではなく自主防衛の道を切り開いていくとして心ある国民からは支持されているが自民党員からの支持は少ない。総裁選立候補の条件の推薦人20人を得るのもおぼつかない状況だ。その違いは日頃の付き合いにあると思う。孤高の石破さんは仲間を作っておごってやったり、節目節目での贈り物をしない。安倍さんは桜を観る会の運営方法で批判を浴びたが基本的に支持者や自民党議員に対して桜を観る会のようなサービスするのが基本姿勢である。議員一人一人にも常に目を配っていて祝儀など怠らず面倒を見てきたのだと思う。恩義を感じている議員はいっぱいいるが石破さんにはそれがない。政治的能力とは別の所で勝負がついて一方は2度も総裁に選ばれこちらは何度も総裁選にチャレンジしてきたがはじき飛ばされてきた。本物の指導者像について三国志の諸葛孔明を参考に考えてみたいと思う。彼の生活は幼少時から貧しく早くに両親と死別し、頼りにした叔父も亡くなってしまい隆中という小さな村に居住して「太平の世を開かん」との大志をもって刻苦勉励を重ねた。その努力と才能の噂を聞きつけた劉備玄徳が彼を軍師として迎えたいと3度彼の草庵を訪れた。「断じて民を救いたい」との玄徳の熱意に胸打たれた孔明は遂にその三顧の礼に応じて蜀の国の発展に尽力した。曹操と孫権という巨大な勢力に対抗し天下を治めるまでの道程は限りなく険しかったが孔明には悲嘆も悲観もなかった。「努力の終着点が見えない時も意志力を杖にして歩き続けるのだ。結果が見えてこなくても努力し続けることが大事である。成功を掴むと言う決意を放棄したら成功を得ることはできないからだ」の決意で玄徳47歳、孔明27歳の時決然と立ち上がった。孔明の人生哲学は「時を逃すな」で好機を得たら見失うな、見失った好機は再び戻ってこない。勝負所を見定める彼の能力は紀元208年の赤壁の戦いで存分に発揮された。結果、魏、呉、蜀の三国鼎立の時代が開かれ221年には国号を漢(蜀漢)と改め玄徳が帝位につき孔明は丞相に任命された。孔明の生き方や戦い方を見ると根本に「太平の世を開き、断じて民を救いたい」との一念があった。そしてその戦いにおいては勝ち目はなさそうでも諦めてはいけないと努力を続けた。そしてチャンスとみたら時を移さず戦いに打って出た。それを現在の政局に当てはめてみたい。指導者となるためには根底に「天下太平と断じて民を救う」の一念がなければならない。安倍さんも石破さんも菅さんその他の総裁候補の方々も根底にこの信念があるか自問してもらいたいと思う。そしてその実現のためには勝てる見込みがなさそうでも諦めずに努力を続けることである。石破さんの弱点は議員からの支持が少ないことである。いまさら見え透いたようなサービス精神を発揮しても却って警戒されるかもしれないが恥は一時、信念は永遠である。首相になって日本国を良くして世界でもきちんとした地位を築く使命を自覚しているなら草履取りでも汚れ役でもサービスでも何でもして首相の地位を勝ち取ってもらいたいと思う。
2021.06.17
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ホタルブクロ今朝の新聞に評論家の田原総一朗さんが日本の外交姿勢ついて菅総理に「日米同盟は主体的な関係に」と提言したとのインタビュー記事が掲載されていた。田原さんは「『日米同盟の根底には日本は金を負担し米国のいうことだけを聞いていればよい』という一方的な関係性がある。しかし4月の日米首脳会談で台湾有事の事態を起こさないための具体策を日本に期待しており日米関係の大きな変化が見えてきた」と述べている。菅首相には「これからは主体的な日米同盟に変わらなければならない。平和のために日本が主体的に動いていく自助が必要だ。占領政策の延長をいつまでも許してはならない。政府は沖縄県と話し合うのではなく、その先にある米国ときちんと話し合わなければならない」と提言した。田原さんが言ったから直ぐ政治姿勢が変わるものではないと思うが、従属でなく主体的な日米関係構築が絶対必要だと思う。日本人の多くが従属的な日米関係のお陰で主体性に欠け誰かに頼る傾向にある。児童、生徒、学生、社会人すべてについて骨太の屋台骨が通っている人は少ない現状がある。それは依存的な政治姿勢が国民に波及していると考えらえる。従属していた方が楽だがそれでは立派な志をもった人達が育たない。日米関係はイーブンの関係で、いい意味の緊張感を持った対等外交を展開してもらいたいと願う。
2021.06.05
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セイヨウキンシバイ(オトギリソウ科)中国は貧困対策として長い間一人っ子政策を行ってきたが、人口構成で高齢化と働き盛り年代の減少から2016年から2人目までOK政策に転換した。しかし予想したほど出生率が伸びず高齢者ばかりが多くなり、国の国力に影響してくるとして今回の3人目OK政策がでてきたものと思われる。それにつれて保育園の拡充政策や教育に対する個人負担の軽減政策なども盛り込まれるがそう簡単に出生率が上がるかどうかは未知数である。若者で結婚しない男女が増えており、女性の意識調査で一人っ子政策で育ってきた世代から見ると2人、3人育てるのは大変だとの感想が多い。日本でも同じように少子高齢化現象はどんどん進んでいる。田中角栄元首相は子供は3人が良いと発言したが拘束力のないもので、それで出生率が増えたとは聞かない。戦争中は戦力、兵力を増すために産めよ増やせよの政策が取られて、子供5~6人はざらで10人以上の子だくさんもかなりあった。今は二人が殆どでそれ以下それ以上は少ない現状である。少子化対策として3人目には手当てを出すとか、育児休暇体制の徹底、男性にも育児休暇を出す、保育園の拡充、教育手当や教科書の無償配布、など様々な政策が打ち出されたが大きな効果はなかった。中国でも日本でも根本的な原因は結婚する人が減っていることと夫婦、中でも女性側の子供に対する認識である。少数精鋭主義で子供は少なくして各子供に十分な教育を受けさせたいと言うことと人生は子育てだけではない自分自身も楽しみたいという考えがあり、簡単には出生数は増えない現状がある。中国では社会主義国家なので結婚の必要性の教育、育児と自分の生活のバランスを如何に保つか?国家の発展を考えた時各自が人口問題に如何に取り組むべきかの教育を徹底していくとのことである。日本は社会主義国家ではなく自由である。結婚しないからと言ってとやかく言われる筋合いはない。子供も3人以上産まなければならないという法律もない。地球全体では今も人口はどんどん増えている。自国のことを考えると出生数が多い方がいいがそのような利己的な考えでよいかという問題もある。人口問題は各人の考えが反映したもので政策で簡単に出生数が増えたり減ったりするものではない。日頃の人間教育の結果として大きな目で見て行くのがよいと思う。
2021.06.04
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バラ(ポール・ゴーギン)今読んでいる「幻の大東亜戦争」は日本の開戦前夜の様子が詳しく書いてあるだけでなく、その後の中国共産党、人民解放軍の事等も詳しく書いてあった。1946年(昭和21年)に次第に勢力を増してきた共産党軍(人民解放軍)に対し国民政府の蒋介石は160万人を動員して大攻勢をかけて追い詰めたが毛沢東は山岳地帯に国民政府軍を誘い込んで攻撃したりしてしぶとく生き残った。彼らは優秀な工作員を養成して中華民国の各地に送り込み、蒋介石は信用できない人物だ、共産党政権になれば土地も自分のものになり税金も安くなり暮らしやすくなると思わせて次第に共産党軍の勢力を増大させ農村部を中心に国民党の勢力は後退し、兵力逆転してしまった。そして遂に毛沢東は1949年(昭和24年)中華人民共和国建国を宣言して共産党独裁国家へと歩み始めた。内モンゴルやウイグル、チベットも併合していった。チベットは広大な高原地域で言語も文化も漢人とは全く異なる国家だったが中国共産党軍は建国宣言直後チベット東部から侵入を開始した。1951年(昭和26年)にはダライ・ラマ政権に17条協定を強引に認めさせその後実効支配に及んでいる。その間何十万人ものチベット人は殺害されている。拉致される恐れのあったダライ・ラマ14世は現在インドに亡命している。現在の中国共産党国家は渋沢栄一が学んだ論語の世界、孔子や孟子、老子などの流れを汲む国家とは真反対の方向に進んでいる。恩義や礼節、正義を重んじる国ではなくなってしまった。日本は昭和54年から中国にODAとして3兆6000億円の援助をしているが中共はこれに感謝するどころか度重なる反日教育、官製反日デモによる日本商社の破壊、尖閣諸島への干渉など孔子や孟子が生きていたらどれだけ嘆かれることかと思う。共産主義は貧民を救い人類を幸せにする社会制度として農村地域を中心に勢力を増し、毛沢東という強力なリーダーシップを持った人間に引っ張られて発展してきたが無情な殺戮で失われた人民の数は測り知れない。宗教を目の敵にして破壊された僧院や宗教芸術品は壊滅的だ。資本主義に対する言葉として共産主義があるが、両者共長所があり短所があるのだと思う。共産主義が唯一絶対に優れた制度ではないと思われる。いずれにあっても礼節や恩義など心の通っていない制度はやがて滅びるであろう。
2021.05.08
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白い木蓮は散ってしまったが昨日から咲き始めた紫木蓮今甲府では開府500年が祝われている。武田信玄の生誕500年にもあたり各種式典が予定されていたがコロナで延期になったり中止になったりしている。しかし傑出した武将だった武田信玄は戦が強かっただけでなく領民にも慕われていたとのことなので人物像を眺めてみたいと思う。元よりこの世に完全な人物などがいるわけがなく、欠点もあったと思うが主な業績を見ながら論じてみたいと思う。500年前と言えばつい最近のように思われ先祖をだどって行けばすぐそこにいるような人物であるが時代が異なり当時は合戦が繰り返されていた時代で合戦に強いことが領主の第一条件であった。当時の領主は皆堅牢な城を築城していたが信玄は「人は石垣、人は城」と石垣や城などよりも人間つまり兵士や領民の心が堅牢なのが一番強いと考えていた。武田24将は適材適所に配置した24人の武将でその強さはずば抜けており近隣に鳴り響いていたが、信玄の人を見る目と育て方が優れていたことがうかがわれる。政治でも様々な施策をしており釜無川の氾濫で農地が流されるのを防ぐために信玄堤という堤防を作って領民を守り農産物の収穫量を数倍にしている。戦術的にも優れており、当時信玄と並び称された名将上杉謙信とは川中島で押しつ押されつの名勝負を繰り返したが駿河の今川や三河の徳川家康などは簡単に打ち破り三方ヶ原の戦いでは家康は完膚なきまで打ち負かされほうほうの体で逃げ帰った。西方作戦で京に上り信長を打ち負かして天下掌握するつもりであったがその途中で病に倒れ(胃がんと言われている)53歳の生涯を閉じた。信玄が生きていたらといつも思うが運、不運とか時代の流れなどもありどうなったか分からない。しかし信長を打ち負かした可能性は十分あり天下統一して信長よりも、秀吉よりも善政を行った可能性があり、残念でならない。しかし歴史は信長ー秀吉ー家康と続いて家康は太平の世を築いた。当時は群雄割拠の武将たちが天下をとろうと戦闘を繰り広げてきたが、今は戦争でなくて知力で天下を取ろうと何人かが総理大臣の座を狙っているが謙信、信玄、信長、秀吉、家康級の人はいない。信玄生誕500年に当たり大きな志を持って日本国、世界をリードしていく大将の出現を望むものである。
2021.04.04
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現在社会はコロナ等に関する不確かな情報に振り回され政治も社会も混乱しています。リーダーがいないというのが現実だと思いますが、真のリーダーとはどういう人かということを考えてみたいと思います。春の選抜高校野球が始まりましたが強いチームを作る監督の資質などを中心に考えてみたいと思います。潮4月号に精神科医で映画評論などで活躍している名越康文さんが映画やドラマの主人公を通じてリーダーシップについて書いていました。私達はとかく「これこそ理想のリーダー」と言う固定観念にとらわれがちですが映画やドラマで描かれるリーダーはそれからずれた人が多く、分かりやすくて意外と頼りない。しかし彼らは別段特別なことをしないがただただ部下を信じている。そして単純なほどの情熱と信念を持ち続けている。そして人を勇気つけることもリーダーの役割です。口でいくら「がんばれ」と言っても基本的には自分自身で気付かない限りやる気を起こすものではないです。「誰かが自分のことをじっと見ていてくれる」「信じてくれている」と感じた時に人はやる気を出すものです。さらにリーダーは他人の欠点に鈍感になることも大切だと述べています。他人の欠点は見ぬふりをして相手の建設的な側面を見ることが大切で、相手があまり言われたことのないことに目をつけて褒めるのが良いとのことです。上から目線ではなく自分の部下の優れた点を見出してそれを伸ばし人に教えるように導くことによって「自分が誰かに教えることが出来る」と分かった時人は劇的に成長します。人に教えて貢献する感情、つまり部下に貢献感を育てることが出来れば立派なリーダだと述べていました。主としてスポーツクラブの監督とか主将をイメージしてリーダー論を書いていましたが、政治の世界でも同じだと思います。県や国を引っ張っていくリーダーは情熱と信念を持ち、県民や国民を信頼し、その結果として信頼される関係を築くことが必要だと思います。県民や国民の自発性を尊重し、国民の駄目な点には目をつぶり国民の優れた研究や方策を尊重し称賛して援助していくことが必要だと思います。そして国民や野党から教わる姿勢が必要だと思います。世間には子供の頃から総理大臣を目指してきた人は多いと思います。しかしリーダー論を根本的に学ばないまま国会議員になり派閥に属し数の理論で総理になろうとしている人が多いように思います。リーダー論をしっかり学び絶えず研鑽を重ねて最誠実、最強国のリーダーになって貰いたいと願っています。
2021.03.22
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3月は自殺対策強化月間というポスターが日本医師会雑誌に同封されてきた。「いつもと様子がちがう、そんな時ちょっと気にかけてみる、声をかけてみる」その声掛けがゲートキーパーへの第一歩。と大書きされていた。ゲートキーパーとは悩んでいる人に気づき、声をかけ、話を聞いて必要な支援につなげ、見守る人とのことだが、実際にはどうだろうか?と思った。悩んでいる時知り合いなり見ず知らずの他人から「どうしました」などと声をかけられて素直に応じて悩み事を打ち明ける人がいるであろうか。むしろ電話相談の方がよいと思う。0570-064-556が各県の公的な心の健康相談機関の番号で0120-279-338が生活上の悩みや生活困窮者などに対する総合的な電話窓口でこれらも大書してあった。ゲートキーパーが声をかけて自殺者を救って行こうという考えは理解できるが実効性はないと思う。むしろ上記の電話番号を色々な所に掲示して悩み事がある人は電話で相談した方がよいと思う。それで救われる人もいると思う。人生苦難の連続である。その苦難に負けて命を落としてしまったら終わりである。ちょっとしたアドバイスで立ち直り、死なずに済めば今迄以上に強い人間として再出発出来ることが多い。
2021.03.11
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マイナンバーカードは役所(市役所等)で貰えるものと思っていたら、郵便で申し込むものとは知らなかった。10年位前にマイナンバー通知カードを送ってきたがそのままにしていたがマイナンバーカード申請書と返信用の封筒が同封されていた。今度健康保険証や運転免許証と一緒になったり、確定申告が簡単になるとのことで先日2/10に申請書に写真を貼って郵送した。いくら待ってもカードを送ってこないので中々時間がかかるものなのだなと思っていたら、2週間以上たって一昨日やっと川崎市のカードセンターから封書が来たので遂にカードが届いたのかなと思ったら、写真のバックがタイル模様の壁で受け付けられませんとのことで再提出するようにとの手紙だった。写真のバックは無地、横向きはだめ、帽子や色眼鏡はだめ、顔やバックに影があってはダメ、笑顔など平常時の顔と著しく異なるものはだめなど条件が厳しかった。バックがタイル様の壁でだめとのことで白い壁で写した写真があったので4.5x3.5センチに切り抜いて貼り付けて昨日送ろうとしたが白い壁に影が映っていたのでまた返されてくるかもしれないと思って本日再度影が映らないように撮影して正確に測って4.5x3.5センチに切り抜いて申請書に貼り付けて今ポストに入れてきたところである。マイナンバーカードを持っている人はまだ極めて少ないとのことだが、写真がかなり面倒で手続きが大変な事も一因になっているのかなと思った。本日提出写真も再度駄目だと言われるかもしれない。大変な事だなと思っている。
2021.03.01
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今日の朝刊のフロントランナー紹介は空き家を再生する会社巻組代表の渡辺享子さん(33歳)だった。旅行を大好きで世界各国で得た知識を事業に生かしている。巻組設立のヒントはドイツ・ミュンヘンで、クリエイティブ・ハブ(交換市)のヒントはアメリカ・ポートランドで得たとのことである。石巻市で事業を始めたのは震災後の石巻にボランテアにきて空き家が多いのを見て決めたという。今、全国に約850万戸の空き家があり、総住宅に占める割合は13%以上とのことである。自分が今住んでる周囲にも沢山の空き家がある。老夫婦だけあるいはその片方だけが住んでいて数年先には空き家になる予備軍もある。国や県、市町村などでは空き家が増えて困るとは言っているがその対策は立てていない。渡辺さん達は立地や状態が悪く買い手がつかない絶望的な空き家をほぼ無料で買い取り最低限の改築をしてシェアハウスなどとして貸出し今までに約35軒を改築し100人以上に貸して石巻市に人材を呼び込んできたとのことである。渡辺さん達の事業は一例だが空き家は困ると言うだけでなく民間でも国でもその活用について真剣に考えてもらいたいと思う。持ち主が分からない物件もあり、持ち主が分かっても荒れ放題なのに手放さない人もおり、交渉が大変である。改築、解体には隣近所や市町村との交渉や認可もあり、並大抵の仕事ではないと思う。労力がべら棒に大変なのに得るものが少なく採算が合わないというのが空き家事業だと思う。渡辺さん達が小さな成功の証をたてた。自分ならこうするというアイデアのある人もいると思う。お金のない人には国から補助金を出すシステムとか売買が容易になる法律など国が積極的に空き家対策に乗り出してもらいたいと思う。
2021.02.27
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森会長辞任後の次期会長選考委員会が本日開かれたが本日は選考基準などが議題で候補者の選考までには至らなかったとのことである。多くの方が候補に上がっており、鈴木大地前スポーツ相、橋本五輪相、山下JOC会長、室伏現スポーツ相、安倍前総理、小谷実可子前シンクロナイズスイミング選手で組織委スポーツディレクターその他だが、この中でダントツにいいと思える候補は小谷実可子(54歳)さんだ。他の人が選ばれたら川淵三郎さんも浮かばれないが小谷さんならきっと喜んでくれると思う。政治力を危惧する人もいるが雰囲気が大事だ。彼女のためなら骨を折りたいと思う人は大勢いる。組織委事務局の人もIOCの人も協力してくれると思う。森さんも菅さんもきっと喜んでくれると思う。8人の選考委員によって決められるが多くの人に喜んでもらえる会長の選出を心より願っている。
2021.02.16
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コロナ下で始まった大学入学試験共通テスト中川日本医師会長や尾崎東京都医師会長がしきりに「医療崩壊」を口にすることに対してコロナに携わる現場の人達から悲痛な反発が広がっている。中川氏も尾崎氏も開業医でコロナから逃げて休診している人たちもいる開業医を中心にした会の会長である。そんな人たちから医療崩壊などと軽々しく言って欲しくないという気持ちだ。現在コロナに直接的に対応しているのは各都府県の設備の整った救急受け入れ病院で国公立病院が主体である。医療崩壊の言い分はコロナの患者が増えて充分受け入れられないこととそのためにコロナ以外の救急患者に十分な対応ができないということだと思う。日本は人口当たりの病床数は世界一多い。その国でコロナ向けのベッドがそんなにひっ迫しているのかの意見がある。それはコロナを受け入れているのは一部の病院で大半は受け入れ拒否をしているからである。しかし地方の中小病院で受け入れるとなると設備や看護師の問題など大変な困難を伴う。コロナを受け入れている病院でその他の重症患者を受け入れられなくなったことに対しては、「自分の所ではコロナは受け入れられませんがその他の救急患者は受け入れます」といってくれる病院があるとありがたいがそれには設備の充実が必須である。医師についても専門科の違いによって一部の医師は昼夜兼行で激しい激務に追われているが大半の医師はコロナに関わりなく安穏と暮らしている。今までは病院の役割や医師の役割は個々の病院や医師の考えで遂行されてきた。しかし今回のような緊急事態に対しては一部の病院の医師達による自主的献身活動に頼るだけでなく、国として一定レベルの病院は公立、私立に関係なくコロナ対策に当たるべしとの通達を出し、そのための設備投資費や看護師などの人件費を出すべきだと思う。急に襲われた危機的状態で国の施策が間に合わなかった面が多かったが今から出来ることもあると思う。積極的に予算を出し有効な施策を進めてもらいたいと思う。
2021.01.17
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日米両国で暮らしてきた世界情勢アナリストの高島康司さんの昨日のメルマガを読んだ。アメリカの大統領選はどちらかが敗北宣言しない限り終わらない。トランプ陣営は州裁判所に選挙の不正をいくつも提訴しておりこれから長い法廷闘争が始まる。その間両陣営の衝突は武力闘争に及ぶ可能性があり、自ら身を護るために銃を買う人が増え食料備蓄に走る人もいる。日本人にはあまり知られていないがアメリカには世界観が違う二つのグループがあり、その対立は深刻でお互いを憎みあっている。トランプさんが対立を生んだのではなく、もともと対立があり、トランプさんはその一方の代弁者にすぎないとのことだ。民主党グループはグローバリゼーションは時代の流れであり、その中で諸国と連携しながら盟主としての地位を築いていくと考えているが共和党のトランプさん達はグローバリゼーションなんて格差を生む諸悪の根源だ。自国を守り、独立性を確保してアメリカを豊かにしていかなければならない。他国の事を考えるなんて偽善だと考えている。バイデンさんの民主党はアメリカは自由を求めて色々な国から移民してきた移民の国で、言論や宗教の自由を保障して人種の多様性を認めて尊重していくのを国是とすべきだと考えているが、トランプさん達共和党は宗教の多様性はテロリストを産む源泉であり、白人中心にユダヤ・キリスト教中心の価値観で国を作っていくべきだと考えており、あらゆる面で対立している。その他様々な対立項目を挙げて解説していたがこの両者は一触即発の状況にあり、いつ内戦に勃発するかもわからない状況とのことだった。アメリカの情勢に詳しい高島さんの解説なので恐らくそのような二つのグループの対立があるのだろうなと想像できた。アメリカは人種差別をする国という見方は誤っていることが分かった。アメリカ全体ではなくアメリカ人口の約半分が差別しているのだ。このメルマガでは暴動の可能性が極めて高いように書いてあったがトランプさんが敗北宣言してくれたらその危険性は少なくなる。トランプさんの家族が説得してくれているようだがトランプさんは敗北宣言しそうにない。武力紛争には何としても発展させてほしくない。バイデンさんにはまだ何の権限もないが暴動を予測して十分な警戒態勢を強化してもらいたいと思う。
2020.11.09
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日本時間昨日6日の午後7時現在のAP通信の集計ではバイデンさん22州+首都ワシントンで勝利し選挙人数264人、トランプさん23州で勝利し選挙人数214人となっている。通信社やテレビ局によって数字が違うがこのAP通信社の数字で話を進める。稀に見る大接戦で未だに予断を許さない。選挙人数で見るなら過半数の270人までバイデンさんはあと6人、トランプさんはあと56人だがまだ勝敗が決まっていない5州(ペンシルバニア、ジョージア、ノースカロライナ、ネバダ、アラスカ)のうちバイデンさんがリードしているのはネバダ州(選挙人数6人)だけで他は全てトランプさんがリードしている。もしネバダ州でバイデンさんが勝利すれば選挙人数270人になりバイデンさん当選になるがそこを落とせば当落は分からなくなる。郵便投票ではバイデンさんの方が有利と言われているがフロリダでは郵便投票も含めてトランプさんが勝利しており予断は許さない。トランプさん側は不正があったとして連邦裁判所に提訴しており、もし自分達が負けた場合には再集計や法廷闘争を繰り広げることになり最終決定はかなり遅れることになるかもしれない。それにしてもトランプさん側の猛伯はすごかった。世論調査では圧倒的にバイデンさん有利でトランプさんを引き離していたが蓋を開けてみたら獲得州数では日本時間6日現在23対23州で全く同数だった。候補者討論会での態度や国内外での自分勝手で凡そ大統領に相応しくない暴力団員みたいな態度の人がこんなに多くのアメリカ人に支持されていたのかと思うと驚きであった。アメリカや世界の常識人からみるととてもその地位にあるべき人ではないと思うが、熱狂的な支持者達はあのような自国第一、自分本位の人が頼もしく思えたのだと思う。今度の選挙でもバイデンさんが追い上げている州では開票作業中止を提訴し、自分達が追い上げている州では開票を続けろと言っている。当分決まらないかも知れないが日本にも世界にも多大な影響を与えるアメリカ大統領、常識のある人にその地位についてもらいたいと願う。
2020.11.07
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昇仙峡の奥の荒川ダムの近く妻が紅葉が見たいというので紅葉の名所とされる昇仙峡に行ってみたがまだ時期的に早く綺麗な紅葉は見られなかった。もう少し奥地まで行ったらどうかと思い荒川ダムの近くまで行ったがまだ時期的に早かったようだ。でも空の青さと荒川の流れ、僅かに色ずいた山があったので写真を撮ってきた。今日はアメリカ大統領選である。世論調査では民主党のバイデン候補の方がリードしているがある州で勝利するとどんなに僅差でも選挙人総取り方式なので4年前の選挙と同様に不利が伝えられているトランプ氏が勝つ可能性が高いと予測している評論家は少なくない。トランプ氏が再選された場合、その影響はアメリカだけでなく全世界に及ぶ。権威独裁主義、自国第一主義、温暖化対策はしなくてよい、人類の将来の事より今の自国が裕福になればよいという考えはそれに追従する首長を生み、世界の分断を生みアメリカ国内での人種間の対立も煽ってきた。日本の安倍政権も菅政権も大きな影響を受けてきた。政権に都合の悪い事件が表ざたになった場合それに真摯に向き合って謝罪したり解決に努力する代わりに強権的になかったことにしたり合法的だったと言い張るのは、同盟を結んでいる大国の大統領がそのような事は日常茶飯事にしていることと無関係ではないと思われる。トランプ大統領に変わって紳士的な人が大統領になったなら日本の首相も襟を正して真摯な言行を行って下さると思っていたがトランプさん再選の可能性が高い今、世界はどうなるのか、日本はどうなるのか大きな不安の渦中にある。結果はまだ分からない。本日の投票日から数日の内に決定されるが、トランプさん再選の場合も覚悟して各国の人々は今後の生活設計をする必要があると考える。
2020.11.03
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2度目の住民投票で反対69万2996票対賛成67万5829票で再度否決された。元大阪市長の橋本氏や現松井市長などの念願だったがその願いは叶わなかった。僅差ではあったが変化を望まない人達の方が多かったということだと思う。都構想のきっかけは橋本氏が府知事や大阪市長をしていた時大阪府と大阪市の間は2重行政で重複したり衝突することもあったので、大阪市を4つの特区に分けて行政の無駄をなくし府と特区とでスピーディーな行政を行えるようにするのが狙いだった。松井市長は敗北を認め任期終了後政界引退するという。今は同じ維新の吉村大阪府知事と松井市長で連携して府と市の行政を行ってうまくいっている。問題は人間だと思う。今後は府と市でより一層連携して素晴らしい大阪府を築いていって頂きたいと思う。松井市長は敗北直後のショックで政界引退を言っているがその必要はないと思う。大阪府と連携して良い市政を行ってきたのだから引退の必要はないとご忠告申し上げたい。
2020.11.02
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病院駐車場の垣根で写した小さな花 マルハルコウソウ丸葉縷紅草 ヒルガオ科 サツマイモ属 熱帯アフリカ原産10月26日に203臨時国会が開催され菅総理の所信表明演説があった。主な内容は以下の通りである。1.新型コロナウイル対策と経済の両立2.デジタル社会の実現とサプライチェーンの確立3.グリーン社会の実現ー2050年までに温室効果ガス排出零4.活力ある地方を作るー地方の所得を増やし地方を活性化、農産物の輸出奨励5.新たな人の流れを作るー都市から地方へ6.安心の社会保障ー少子化対対策、待機児童をなくす、予防や健康つくりに力を入れて健康寿命の延長を図る7.東日本大震災からの復興と災害対策8.外交、安全対策ー日米同盟を基軸に国際社会の平和と繁栄を目指す。拉致問題では何の条件も付けずに北朝鮮の金正恩委員長と直接向き合う決意あり9.終わりに日本国憲法改定は国民的議論に広げて討議する目指す社会像は自助、共助、公助である。まず自分で出来ることはやってみる。その上で地域が助け国が助ける。国民のために働く内閣を目指します。と述べており実現に向けての意欲が感じられた。しかし最も大切なことが欠けていると思った。最後に国民のために働く内閣と述べていたが、それより国民に信頼される内閣の方が重要だと思う。国民にソッポを向かれたら何もできない。国民に信頼されることこそ最も大切なことだと思う。学術会議員の任命拒否問題ではその理由をしっかり説明し、その理由が不適切だったなら今回の処理を訂正して6人を任命する度量が必要である。それなら国民も納得し信頼するが理由の説明を詭弁を使って逃げまわり、変更はしませんと強弁している姿は総理として恥ずかしく尊敬できない。信頼され尊敬される総理大臣になって頂きたいと切に願うものである。
2020.10.31
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彼岸花の花が咲き終わった後葉が生えてきた。この葉が寒い冬を越します。石破さんは安倍政権の森友問題などに関する隠ぺいやごまかしに対してきちんと対応すべきだとの正論を主張して国民からも圧倒的に支持を受けていたが自民党総裁選では殆どの派閥が菅さん支持にまわり変則党員投票でも負けて無残に惨敗して最下位になってしまった。そこで昨日その責任を取って派閥会長を辞任した。敗戦後石破さんは「私に何が足りないかを虚心坦懐に反省し、多くの皆さんや同士の皆さんの思いに応えていかなければならない」と述べていたが大差で敗れたことがよほどこたえたのだと思う。竹下登元総理から言われた言葉「自分だけが正しいと思うな、正しいことを言っている時は人を傷つけることがある」の言葉も紹介しており余程弱気になっていたのだと思う。石破さんは「総理に誰がなるかは天命だ」と言っていたが石破さんほど総理目指して純粋に努力してきた人はいないと思う。今まで総裁選に何度も立候補して接戦を繰り広げ、惜しい所で敗退してきたので次には勝てるかもしれないと思ってきたが今回は完敗だった。あまりの負け方に「正しいことを言って人を傷つけてはいけないのだろうか?」と弱音を吐いてしまった。友人同士なら兎も角、政治家でトップを目指す人が正しいことを言わなくて何になる。時には傷つけることがあっても正しいことを言っていくのが本当の政治家である。今回は二階幹事長に先手を打たれて、作戦的に敗れたが総理の資質は十分ある。テレビで、「総理の座をあきらめたのか」の質問に対して「そんなことは誰も言っていない」と答えており、派閥会長でなくても総理にはなれる。今は辛くて苦しいかもしれないが正論は曲げずに石にかじりついてでも何とか総理になってもらいたいと思う。そして国民を救ってもらいたい。
2020.10.23
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菅政権がスタートして早々学術会議会員6人を任命しないという大変な愚挙が判明した。学術会議そのものにも問題はあるかも知れないが、それはそれで国会で討議して位置づけなどをしっかり決めて頂きたいと思うが、それと今回の決定は全く別の問題である。6人問答無用で認可せずとはまともな政権とは思えない。学問の自由を損なうもので日本を太平洋戦争に向かわせた戦時下の思想統制に通ずるもので極めて危険な介入である。認可しなかった理由を国会で説明してしっかり討議すべきである。首相は苦労人なので国民の気持ちが良くわかり国民の為の政策を行ってくれるかも知れないと期待した国民が多いと思うがとんでもない裏切りである。それで良いと思っている人もいるかもしれないが殆どの人は怒っている。国民の反感を買った政権は続かない。反省してこの決定は取り消してもらいたいと思う。
2020.10.06
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庭の秋桜(コスモス)学術会議は1949年に設立され学者の国会として様々な提言を行ってきた。法的権限はないが、政治が間違った方向に進みそうになった時にはそれなりの決議をしてきた。為政者にとっては自分達の方針に反対意見を述べる学者は煙たくて出来ることなら排除したかった。しかしそれはしてはならないと歴代の総理大臣は学術会議推薦の学者は全て認定してきた。ところが新任の菅総理は歴代総理始まって以来6人もの学者を除外した。除外された委員は「安全保障関連法に反対する学者の会」所属や「特定秘密保護法反対」の立場、「組織的犯罪処罰法で共謀罪は必要ない」と発言した学者などで政府にとっては都合の悪い人達である。菅総理は自分を何様と思っているのだろうか?農家の生まれで格別優秀ではなかったが仕事しながら苦学して大学まで卒業した人として少なからずの人が共感し期待した。学術会議の先生方は学者の中の学者でその道にかけてはずば抜けた人ばかりである。菅総理がいくら苦学したと言ってもとても追いつけるような人たちではない。しかし自分は政治家で今や総理大臣である。学者何のそので自分に比べればはるかに下の人達である。生殺与奪権は自分にあると考えているのだと思うが、誰でもそうだが個人の能力は万能ではない。優秀な多くの人達の意見を聞きながら苦学で身に着けた雑草魂で国民のために尽くすのが使命ではなかったのか。このようなことは学者の忖度に繋がる。前政権の忖度政治は改めると誓っていたのではないのか。上から高圧的に人事を私して思うがままに政治を行おうとするのは間違っていると思う。自分は努力してここまで来たかもしれないが国民の中にも同じように努力して国のためを思っている人達はいるのである。多くの人達、特に自分とは異なった考えの人達からも意見を聞いて国の進路を決めるべきである。6人の除外を取り消してもらいたいと切に願うものである。
2020.10.03
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菅内閣が華々しく始動した。早速不妊治療に健康保険が使えるようにするように指令を出した。携帯使用料金の値下げの指令も出した。省庁の縦割り固執を改め各省庁で協力して物事に当たれるように省庁改革にも乗り出した。今まで不妊治療の保険診療化は何度も取り上げられたが厚労省がOKしても財務省がNOなら成立しなかった。今までは重要案件が厳密な省庁縦割固執のために成立しなかったケースが非常に多かった。今度の菅内閣は縦割り行政打破を正面に掲げているので、今まで埋もれていた重要案件が日の目をみる可能性が出てきた。菅総理は今まで安倍さん麻生さんは太陽で自分は月で裏方の仕事が似合っていると言ってきた。自分の分を尽くすことが大事で出しゃばったり太陽になろうとはしないと言ってきた。しかし今は千載一遇のチャンスを貰ったのである。太陽とか月だとかは言ってはいられない。今までは月の身分だったのでやりたいこともできなかった。菅さんと会食する機会の多かった橋本さんは「菅さんは何しろ改革することが大好きで改革の話になると目の色が変わってきた」と言っていた。今までは安倍さんがいるので出しゃばることは出来なかったが今は自由だ、国民の声を聴き、国民のために思う存分改革のために粉塵努力してもらいたいと思う。
2020.09.20
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菅義偉さんが総理大臣になり、菅内閣が発足した。大統領なり首相なり国を代表する人は大変である。国内の政治経済、健康など全ての事を統括して国民の生活を護っていくことは当然だが、世界中でその国を代表してその国の印象を決めていく役割がある。お馬鹿さんの首相だとお馬鹿さんの国民だと思われてしまう。首相より賢明で、思いやりがあり、広く世界が見渡せる優秀な人達が大勢いても首相が狭量でお馬鹿さんだと国そのものがそのように思われてしまう。菅さんは秋田県のイチゴ農家の出身で決してエリートコースを歩んできた人ではない。高校卒業後社会で働き苦学して大学を卒業した人である。横浜市の市議会議員として住民の声を聴きながら地方行政にも関わってきた人である。本人も世間の人もまさか総理大臣になる人とは思っていなかったが、安倍首相の突然の辞任で降って湧いたように総理になった人である。その実力はまだ分からない。安倍政治の継続と言っているが、人が違えば政治は確実に違ってくる。前政権では拉致問題は解決できなかった。韓国との対立は増すばかりだった。腹を据えて目標を定め、使命を自覚して諸問題の解決に当たってもらいたいと思う。降って湧いた首相ではなく、なるべくしてなった首相と内外から評価される首相になってもらいたいと思う。
2020.09.16
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安部総理の出身大学成蹊大の名誉教授加藤節先生がが雑誌のインタビューに答えた内容がツイッターに掲載され反響を呼んでいる。安部総理を教えたこともあるとのことで政治的業績についていくつか指摘して最後に辞任に当たってはきちんと総括して次に申し送るべきであると述べている。「これまでの首相としての政治生活を、反省的な目で振り返ってほしいです。自分なりに総括したうえで「こういうことはやってはいけない」という知恵を次の人たちに伝える義務があるのではないでしょうか。トランプ大統領から古い戦闘機を押し付けられても買ってはいけない、消費税を上げないことを争点にして解散総選挙をやってはいけない、私利私欲で花見の会を開いてはいけない、品位に関わるので国会ではヤジを飛ばしてはいけない……そういう当たり前のことです。」と先生だった立場から教え子の学生にたいする気持ちが伝わってきて安倍首相も総理を辞めるにあたって加藤教授がおっしゃるように反省的な目で総括してもらいたいと私も思ったが、このツイートに対するリツイートは殆どが安部総理擁護で、加藤教授が公衆の前で教え子を子供っぽいとか間違った政策を行ったとかけなしているのはけしからんという内容が殆どであった。根強い安倍フアンがいるものなのだなと改めて思ったが、加藤教授も安倍総理が憎くて批評したのではなく、同大学の卒業生としてこうあって欲しかったという願いみたいなものだったのではないかと思う。恩師の言葉をかみしめて、至らなかったことは反省してつぎの総理になる人に引き継いでもらいたいと思う。
2020.09.09
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日本の病院はこれからどうなるか?について日本福祉大学名誉教授の二木 立さんが文化連情報9月号に書いていたので私見を交えて紹介する。二木さんは1970年代から県立、市立などを除く一般病院のチェーン化(グループ化)が始まりそれと同時に病院と老人保健施設と特別養護老人ホームを有する複合体病院が増えてきたと述べている。そういえば私が今年3月まで勤めていた病院も30位のグループ(チェーン)化された病院の一つで今度新しく勤めた病院も20位のチェーン化された病院の一つでそのグループ内に老健施設や特養施設を併設している。病院のチェーン化や複合体化は国の政策に対する民間病院側の対策としてなされてきたが、病院が地域の医療、介護、福祉のニーズに自主的に対応した結果それを厚労省が制度化した側面もある。例えば1985年の第一次医療法改正で病床過剰地域に対して病床規制が導入され、都市部では病院を新設できなくなり地方の赤字病院の買収などが行われてチェーン化が加速した。その後老人保健法改正、介護保険制度創設、地域包括ケアシステム政策、等によって複合体施設が増え、2018年の診療報酬・介護報酬改定で報酬面で複合体化を奨励することになりそれがさらに進んでいる。この流れの中で二木さんが最も重視しているのは2006年の第5次医療法改正で医療法人の非営利性が確認されたことだと述べている。小泉内閣では医療は営利だとして大企業による病院経営を認めようとした。医療に市場原理を導入しようとしたわけだが日本医師会や厚労省の反対でその法律は成立せず、医療は営利ではなく、社会的共通資本として位置づけられ、新設する医療法人は持分(儲け)を持ってはならないと定められた。現時点ではまだ7割の病院が持分を持っているが「医療法人は営利企業ではない」が徹底されているので持分を持つ病院は次第に減っていくだろうし、現在曲がりなりにも医療が発展しているはその医療法改正のためだと述べている。小泉内閣の思惑通りに医療は営利だとして大企業に経営を任せて豊かな資金で最新式の設備機器や薬を用いて患者に十分満足を与え、病院も儲かる構想はなくなったが、もしその法律が成立していたなら、たしかに一部のお金持ちの患者は十分な治療が受けられて満足し、病院経営者も儲かるかもしれないがお金のない人は医療を受けられない状況になっていたかもしれない。これは医療に関することだがその他全てに政治は大きな力で関わっており、政治家の思惑で私達の生活は規制される。危うい所で医療の営利化を逃れて医療の非営利化が確立された現在、病院のチェーン化や介護施設などを併設した中小病院が地域密着型として生き残り、これからも発展していくことが予想できると述べてた。今総裁選挙が行われているが一つ一つの政策で庶民の生活は決まるので、庶民側に立った血の通った政策を実行してくれる人が選ばれることを熱望する。
2020.09.07
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安部総理の辞任を受けて後継総理の選出について議論されている。絶対多数の自民党総裁が総理になるのはほぼ間違いないので、自民党総裁に誰になるかが注目されている。その選出方法を一任された二階自民党幹事長は明日の役員会で党員投票は省略して国会議員と各県3人ずつの県民票で総裁を決める方法を提案するようだ。党規約で定められている国会議員票とそれと同数の党員票を加えての選挙戦になると党員に人気がある候補者が当選する可能性があり、それだけは避けたい党執行部が党員を除外して選挙しようとしていると思われる。党員の支持する人はほぼ一般国民の支持する人と同じである。国民の考えや支持を無視して総裁を決めようとするのは国民不在の総裁決定方法で国民の一人として賛成できない。今朝の新聞では菅官房長官が立候補の意向を固め二階派ほかいくつかの派閥が支持して当選の可能性が高くなっているとのことだった。菅官房長官は安倍政権の番頭として安倍政権を支えてきた人である。安倍首相が辞任したのは健康問題もあるが内閣支持率が30%前後と最低になっていたことも関係があると思われる。菅さんはその支持率が最低になった政権の責任者である。支持率最低の責任を取らなければならない人が次期総理を目指すのは道が外れているように思う。アメリカでは大統領は国民による選挙で選ばれる。日本では議員内閣制なので国会議員の中から総理大臣は選ばれる。どちらがいいかについては一長一短があり、日本ではいまだに議院内閣制を継続している。しかし国民から支持されない人が総理大臣になっても困る。そこで自民党では党員票制度をつくり、国民の声を少しでも反映できるようにした。しかし今回は緊急の場合なので党員票を省略するという。緊急の場合こそ国民の声を聴くべきである。党員票を省略するのは間違っていると思う。
2020.08.31
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イソトマ(花は可憐で綺麗だが毒性がある)東京脳神経センターの川口 宏先生が昨日メディカル トリビューン紙のウェブ版に以下の国立感染症研究所の発表を受けて「新型コロナを二類感染症から解除すべき」との提言を行った。 国立感染症研究所の病原体ゲノム解析研究センターが、6月以降に全国に広がっている新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)は、新しいタイプの遺伝子配列を持つウイルスであることを公表した。 現在、増加している全国のSARS-CoV-2陽性者のほとんどが、第一波とは異なる新タイプに属するウイルス感染ということである。1月28日に国は新型コロナを二類感染症に定めてその後も解除していない。二類感染症と言うのは死亡率が高く極めて危険な感染症で入院、隔離が必要で厳重な患者対応が必要とされるもので現在そのようになされており、東京都をはじめ各都道府県で毎日のPCR陽性者数の発表を行っている。しかし、上記発表によれば現在流布しているコロナは死亡率も低いし重症化率は低いしましてや症状の無い者もいる。それを二類のままにしておくのは間違いではないかと述べている。現在二類なので感染者は隔離されたり入院させられたりして病室が不足する問題が出ている。感染者を犯罪者扱いする社会風潮もある。これらマイナス要因をよく考えて二類感染症から外すべきであるという主張である。一般に病院関係者は患者さんの様態を聞かれたらより重い方を伝える。2か月ぐらいの寿命と思われたら1か月くらいだと思われますと言う。それで半年以上生きてくれたらそれでいいのだ。しかし「半年くらいは大丈夫でしょう」と言って2か月で死なれると家族の苦痛は大きいし「あの医者は半年といったのに2か月で死んでしまった。藪医者ではないか」と思われてしまう。だからコロナでもあまりに軽い病気のように言うとそれより被害が大きかった場合は非難される。それならいっそう「重い病気だ、重い病気だ」と言い続けて実際は軽かった方が非難される度合は少ない。多くの医療者は川口先生のような考えを持っているが勇気を持って強く言うことは出来ない。当分二類感染症は解除されないのではないかと思う。
2020.08.12
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8月4日発売の週刊誌「FLASH」に安倍首相が7月6日に吐血したと報じられた。その真偽のほどとその程度は分からないが、大阪の国有地売却問題やコロナ対策で連日神経をすり減らしておいでだっただけにその可能性は十分考えられる。第一次安倍内閣は潰瘍性大腸炎の悪化で退陣を余儀なくされたが健康に不安があっては一国の総理大臣を務めていくのは大変だと思う。「何があっても憲法改正を自分の手で」とご決意をなさってこられたと聞いているが、憲法改正は時間をかけて多くの人が議論して決めていくことで一人の総理大臣の念願だったから改正するという問題ではないと思う。今まで長い間総理大臣として経済、外交、内政など諸問題でご尽力頂き日本をここまでにしていただいた。近年は森友問題やコロナ対策などで批判されることが多くなりご心労いくばかりかとご推察申し上げる。もう十分お仕事をなされたのだからこれを機にご静養なさるのがよいと思う。
2020.08.04
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新型コロナ担当の西村経済再生大臣は昨日、今までの専門家会議を廃止して新組織を立ち上げると発表した。専門家会議は権限と責任に法的根拠はなかったが積極的発言を続けて「権限を越えている、思いあがっている。責任を取ってくれるのか」などの批判を受けた。脇田座長は前のめり発言になった理由は諮問に答えるだけでなく緊急対策をとる必要があると判断した場合などには自ら発信したと反省しているが、それはそうしてもらってよかったこともあり、あまり反省しなくてよいと思った。問題は責任の所在で、政策を行いその責任を取るのは政府で専門家会議はあくまで科学的データーに裏付けされた最高の情報を政府に提出することが役割で、今度の新組織ではそれを明確にすると思われる。新組織では少数の専門家と政治家が場当たり的に判断するのではなく、産業界や教育・介護の関係者、市民らも加わり責任を持って政策判断できる組織体を作るべきだと米村東大教授は述べている。今回の新型コロナでは諸外国でも政府と専門家組織との間で思惑の違いなどがあり、十分機能出来なかった国も多く、我が国でも当初「4日以上発熱が続いた場合に受診」などの方針が出され、重症化してしまったケースがあり批判されたが、総じては良く機能した方だと思う。新組織では米村教授の言われるような分野の人も加えて十分討議して頂き、より有効な政策の推進力になって頂きたいと願っている。
2020.06.25
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花ざくろドキメンタリー映画 大島新監督「なぜ君は総理大臣になれないのか」の公開が始まった。野党の小川純也衆議院議員(比例四国)(49歳)が主人公で2003年の初出馬の時(32歳)「やるからには総理を目指します」と目を輝かせていたがそれから当選5回17年が経過したが総理のその字も見えてこない。れいわ新選組の山本太郎さんも総理を目指すと公言し今回足掛かりに東京都知事選に立候補するがこの方も総理の椅子は遠い。小池百合子さん、野田聖子さんも総理を目指す意思があると伝えられているが、その他にも総理を目指している人は大勢いると思う。しかしそう簡単になれるものではない。昔は天下を取るには戦争に強いことが第一条件で競争相手を打ち滅ぼしていかねばならず、自分の地位を狙う者は血を分けた兄弟でも叩き潰す必要があり、血で血をあらう戦争の末に天下を取ってきたが、現在の天下取りはかなり様相が違ってきている。武器をとっての戦争はなくなったので、弁舌と人を引き付ける力によって総理になれる時代になったのである。今では新聞、テレビ、SNSなどを使って国民及び国会議員の支持がどれだけ得られるかで天下人は決まる。豊臣秀吉(木下藤吉郎)は百姓の倅でありながら織田信長に仕え、合戦に合戦を重ねて遂に天下を統一したが生まれながらの城主の子供でないのに天下を統一した手腕は際立っており、極めて稀有で非常に困難なことだったと思われる。その時代に比べて今は天下人になるのはそれほど困難ではなくなったが、大島監督は小川議員が総理になれないのは「社会に尽くしたいという志の高さは評価するが政治家に向いていないのではないか」と心配する。今は戦国時代ではないが権力の中枢に上りつめるには昔同様権謀術策が必要である。小川さんには大きな志があるが、政治家として他党との連携や多数派工作とか小泉進次郎さんのようにテレビに出てかっこいいことを言うとか、総理になった時の政見を繰り返し発表するとかしてそれなりの作戦が必要である。総理になるには豊臣秀吉同様目に見えない所でも懸命な努力をしなければ無理だと大島監督は見ている。総理を目指している人達はこの映画を観て総理になるには何が必要かを学び、競争相手を蹴散らして総理の椅子を掴み、よい政治を行ってもらいたいと思う。
2020.06.17
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インパチェンス八重アメリカで黒人が警官に膝で首を抑えられて死亡した事件をきっかけにしてアメリカ国内だけでなく黒人が多いヨーロッパ各国にも人種差別反対のデモ行動が広がっておりイギリスでは地域に貢献した奴隷商人の像が引き倒され川に投げ込まれたりした。我々人類の起源は一個の細菌でそれが何億、何千万年かの進化の過程で白人や黒人、黄色人種などに分化してきてそれぞれ住むところも違っていたが、産業革命以後、便利な労働力としてアフリカに住んでいた黒人が強制的にアメリカやヨーロッパに奴隷としてつれてこられた。最初は人権はなかったがアメリカの南北戦争などを経て基本的平等の人権を獲得した。しかし外見の違いや清潔感等の性質の違いなどで欧米という同じ地域内に住むようになったけれども差別視や差別的行動が続いてきた。バスケットボールやフットボール、テニス、トラック競技等の有名選手には黒人が多く、超高給をとっていて国民的人気があり、もてはやされているが地域によっては蔑まれたり、仕事にありつけなかったりみじめな生活を送っている黒人が多い。私は5か月位ルイジャナ州のニューオリンズ市で暮らしたことがあるが、そこでは州知事も市長も黒人で大学の学長も黒人で人口も黒人の方が多かったので白人の方が小さくなっており目立った差別もなく黒人達は伸び伸びと暮らしており我々東洋人にもフレンドリーだった。白人も「黒人に居住地を占領されてしまったが時代の流れで仕方ない」と言っており、同じ市民として人種は違っても次第に溶け合っていけるような印象があった。しかし地域によっては差別で苦しんでいる黒人が多いのだと思う。恐らく今度の事件では犯人が黒人だったので死ぬかもしれない技を平気でかけているが白人だったら手加減したに違いない。黒人なら死んでも構わないという意識が警官にあったと思われ人種差別反対の抗議の嵐が巻き起こったものと思われる。私が経験した地方(ニューオリンズ)のようなところもあるが全体的にはまだまだアメリカやヨーロッパで差別対応している所が多いと思う。肌の色や性質などで違う面があるがその違いをしっかり認識してその違いを尊重してお互いに支えあってよい国を作ってもらいたいと思う。為政者はこのデモをふらちなこととしてかたずけないで今後このようなことが起きないように教育や制度を見直してもらいたいと願う。
2020.06.14
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コロナ対策専門家会議については法的根拠はないが今まで積極的に発信してきて下さった結果、「政策を決めるのは政府なのに専門家会議が全てを決めている」とか「責任をとって欲しい」などと批判され、責任の所在を明らかにするため今後は発言者の名前を公表することになった。政府の専門家会議では頼りないとして4月には医師会による有識者会議も発足した。様々な批判がある中で「専門家会議の立ち位置をもう一度考え直す時期に来ている」と脇田座長も話しており、組織の見直し案を作り近く公表する予定という。この専門家会議は1月末に急遽厚労省の新型コロナ対策本部の下に設けられた助言組織でそれが感染拡大を受けて専門家会議に移行したが公表する情報の責任の所在が専門家会議なのか政府なのか明確ではなかった。助言組織が発足した当座はこれほど大事になるとは予測されておらず、委員の先生方には大変な重圧がかかってきたことと思う。今まで専門的立場で様々な助言、進言をして下さり心より感謝申し上げる。緊急事態宣言の発令や解除について意見する基本的対処方針等諮問委員会が3月に発足したがそのメンバーは16人でそのうち12人は専門家会議のメンバーが兼任している。今後専門家会議の組織や立ち位置を見直すとのことだが、「感染症の発生時には医学だけでなく法律、経済、教育など一般市民らも加わって透明性の高い検討をして政策判断する必要がある」と米村東大教授は述べている。今は権限や責任の所在が明らかにされていないが再出発するとするなら今後は専門家会議の権限を明確にして専門家会議として発表ができるようにして当然責任も持つようにした方が良いと思う。政府は委員会の意見を尊重してそれを実行していくようにしたらよいと思われる。政府といっても厚労大臣が全てを把握することは出来ない。世間に公認された専門家会議の意見を聞きながら政策を実行していくのがよいと思われる。
2020.06.11
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ビヨウヤナギ(美容柳)今、国会ではコロナ対策についての議論が白熱化ている。韓国文大統領は慰安婦支援団体の不明瞭会計があったとしても慰安婦支援の運動は強化しなければならないと述べ、徴用工問題では8月に日本企業の資産を現金化するなど、総選挙で大勝して自信を強め、嫌日政策を益々強力におし進めようとしている。北朝鮮の拉致被害者救済も急務で日本の立場を明確にして内外に強力なリーダーシップをとっていかなければならない。しかるに今の安倍政権には身内政策、強権、隠ぺい体質、危機管理体制の不備などで批判が高まり、支持率が急降下している。我が国を取り巻く諸外国の動きをみるに政権を交代して基盤を安定させてしっかり対応できるようにした方がよいとの意見が目立つようになってきた。昨日石破茂氏と二階俊博幹事長が会談し9月の石破派パーティで二階幹事長が講演することになった。二階氏は81歳と高齢だが党内では厳然たる力を持っており、その人が一歩石破氏に近づいたのは大きい。石破氏は次期総裁、総理候補の世論調査では毎回一位になっており、人気はあるが、党内では安倍総理を公然と批判したりすることから支持は広がっていない。批判することは誰でも出来るが果たして貴方がなった時に安倍総理以上のことができますか?ということだと思う。一般国民も石破氏が安倍総理の行いを批判する時には拍手喝さいを送るが果たしてその実力を正しく評価している訳ではない。石破さんの防衛庁長官時代の喋る時の目つきが嫌いだと未だに言っている人もいる。鈍重そうで決断が中々できないのではないかなどの批判もあるが、私はそのような見かけとは別に内部に注目している。見かけはあまりよくないが誠実な人だと思う。国民の生活や世界情勢を誠実な心でキャッチして誠実な政治を行ってくれると期待している。総裁選は前倒しすべきと思う。総裁選は国会議員票と党員票の合計票で決まる。国会議員票では低迷している石破氏が二階さん等の力を借りて国会議員票でも勝利するように願っている。
2020.06.09
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チドリソウ今朝の新聞にアベノマスクのいきさつが載っていた。最初は経済官庁出身の官邸官僚が全戸配布を首相に進言して首相がそれを採用して業者に無理な発注をして、外国で作らせたりしたが各家庭配布が大幅に遅れ、しかもそれが国民に喜ばれないものでインパール作戦にも匹敵する最悪の作戦と言われているとのことだった。インパール作戦は第2次世界大戦で1944年3月ビルマまで支配していた日本軍がインド北東部都市インパールに侵攻した作戦でビルマ方面軍司令官河辺とその直属の第15軍司令官牟田口の指示で行われた。ビルマからインパールまでの道は険しく誰が考えても無理の作戦と思われ牟田口も最初は無理と思ったが意地と英雄的気持ちでやりますと宣言した。軍司令部の誰もが反対したが上司の河辺が支持してくれて決行することになった。険しい道なので食糧や装備をなるべく少なくして食料がなくなったら道端の野草を食べ、それでも足りなかったら連れて歩いている牛や羊を殺して食べることにした。9万人の日本軍が進軍し3万人の死傷者を出した最悪の作戦で帰路食料の無くなった兵士は次々に倒れて死亡しその道は白骨街道と呼ばれたとのことである。作戦を指揮した牟田口司令官は最悪愚官として人々の非難を浴びたがその上司の河辺や時の首相東条英機元帥までは非難が及ばなかった。こんどのマスク作戦では最初に進言した官邸官僚の名前は公表されておらず、責任は全て安倍首相にあることを明らかにしているが、作戦が最悪だったことはインパール作戦に匹敵すると思う。インパール作戦では何の効果も上げることが出来ず3万人以上の日本人兵士の命を犠牲にして牟田口司令官の責任は重大だったがその許可をだした河辺司令官、東条首相の責任も大きかったと考える。今度の無謀で無意味なマスク作戦を指示した安倍首相の責任も極めて重大だと考える。
2020.06.01
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蛍袋総理大臣肝いりのマスクを送って頂いた。国会答弁などで安倍首相がいつもしているあのマスクである。折角送って頂いたので使わなければ申し訳ないと思って使ってみたが大変使いづらい。1日の内に何回か外してまたかけることがあるが、裏表が分からず上か下かも分からないので前に口側だったところが今度は鼻側に来てしまうこともある。妻から4か所の縫い目の内一か所だけ違うところがあるのでそこを内側の右側と決めれば裏か表、上か下かが決まると教えてもらったが縫い目の違いは微妙で目の悪い人では分からないかもしれない。ガーゼ5枚が重ねてあり、洗剤を使って何度でも選択可能とのことだったが、5枚も重ねてあるので呼吸が少し苦しいし全体に小さいので喋ると顎から外れてしまいその都度直さなければならない。かなり使いずらいが安倍総理は自分が言い出したことなのでしばしば位置を直さなければならない不便を感じながらもそのマスクを使い続けている。国民からすると総理大臣から送って頂いたマスクでしかも不便を感じながらも総理大臣自ら使い続けているマスクは使わなければ申し訳ないと感ずる。しかし市販マスクの方が大きくて喋りやすいし息も苦しくないので申し訳ないけれど本日はそちらのマスクを着けて外出した。最近はコロナ対策や検察官の定年問題などで安倍総理への批判が高まり内閣支持率も下がっている。当然の成り行きだと思うが私は生来、誰か攻撃を受ける人がいるとその人が攻撃されればされるほど自分にその人を護ってやれるほどの腕力はないが心情的にその人をかばってやりたい気持ちになる。安部総理の場合も同じで何とかかばえるものなら庇いたいと思う。マスクの件では業者が官邸に布マスクなら調達できますよと言う話を持ち込んだ時、国民がマスクがなくて困っている状況を知っていたので「それはありがたい早速全国民に送って上げよう」と決断したまでは国民思いのよい即断だったと思います。しかしその後466億という大予算や一戸2枚だけでは少なすぎるとかマスクが小さすぎる、流通の方法がもっと金のかからないようにすべきだとか様々な意見が出されましたが安倍総理は一度決めたことだからとそれを押し通してしまいました。途中でこのマスクを2枚ずつ配布するのはそれほど有用ではないと気付いたはずです。その段階で中止にしても国民はだれも文句は言わなかったと思います。業者と契約してしまったからという問題があったかもしれませんが国家の一大事、国の方針が変わったとして了解して頂くべきだったと思います。どうしても契約解除はできないということであればせめて鼻と口が十分カバーできる大きさに変更してもらうべきだったと思います。変更がなかったのは意固地になっていたとしか思えません。コロナ情勢も国民の要望も刻々と変わっています。一度決めたことを変更するのは恥だとお思いだったかもしれませんが、国民からしたら臨機応変に変更して頂く方が勇気があってずっと格好良く恥でもなんでもないと思います。皆さんの意見を聞きながらよいと思った政策を積極的に押し進めながら、状況が変わったらその時も皆さんの意見を聞いて勇気ある変更をしていただきたいと思います。
2020.05.28
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ガザニア(一昨日のガザニアと別の花)安倍総裁が続投の意思がないことを示したことから、安部総理の出身派閥の細田派(清和政策研究会)から稲田朋美氏、下村博文氏、西村康稔氏、世耕弘成氏の4氏が総裁候補を希望して安倍総理に申し出たとのことである。安部総理は他派閥ながら岸田さんを後継候補として全面支援する考えなので上記4人に直ちに協力の約束は出来なかったが、我こそは総理大臣になりたいと手を挙げた意義は大きいと思う。安部総理は自民党内で人望が厚く長期にわたって総裁に選ばれてきたが、ここ数年は森友、加計、桜を観る会問題など、驕りと独裁、隠ぺい体質が明らかになり国民の支持を失ってきた。加えて最近のコロナ対応では危機管理能力の弱さが目立ち、新しい指導者が待望される状況になってきていた。今回安倍総理が大変な苦境の中でじっと耐えながら必死で指揮を執ってきた姿を見ているだけに「総理と言うのは大変なんだな」との思いからしり込みする人が多いと思いきや清和会だけでも4人も意思表示したのは良いことだと思った。その人達に外政や内政の高い能力があるのか、誠実で隠ぺい体質はないのか、世界の全ての人達を優しい心で思いやれる人なのか、危機に襲われた時に迅速に正確に対応できる能力があるのかなどは分からないが、安部総理の姿を反面教師として学んできたことと思うので、上記の人達及び他の候補者は我こそは誉ある日本の総理大臣になり、日本を誠実で幸せの国にして、世界をリードしていくと宣言し、総理大臣になれたらそれを鋭意実行してもらいたいと願う。
2020.05.22
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ガザニアコロナ休業や客がいなくなり倒産する企業も出てきてそれらの人達を救済するために数十万円~数百万円の交付金を出す案が検討されていたがその人達を調べる方法や交付金額の決定方法が難しい等の理由で共同与党の公明党の強い要請で全国民一人一人に10万円交付が決まった。これには大変な不公平感がある。公務員などは給料は減らなくて別に困ってもいない。その人の家族にも全員10万円が支給される。一方観光バス業者などは従業員の首を切るかバスを何台か売らなければやっていけない。何千万のお金が必要だが各人10万円ずつ。これでどうやって生き延びろというのか。今度また学生はアルバイトが出来なくて生活が苦しいだろうからと先に決まった一人10万円プラス10万円支給することが決まった。これも公明党の強い進言で決まったことだが財源はどうするのか。私は不公平感をなくして本当の困っている人達を救う方法を提言したいと思う。それは無利子で貸し出す方法である。金を借りるには担保がいるがこの時期は特別立法で担保不要、3年の間に返済すればよい。返済額は半額~7割でよいことにするのである。上限は5千万としてノロノロしてないで必要な時直ちに銀行から貸してもらえることにするのである。困っていない人は借りる必要はないが困っている人は10万でも20万でも直ぐ借りられるとなると助かる。学生だってただでお金をもらうより困っている時助けてもらたのを感謝して3年間の間に少しずつ返していった方が気持ち良いと思う。返済額を5割~7割と書いたが学生は5割でよいことにしてもらえると助かる。財源のことを考えないで無定見に金をばらまくよりずっとよいと思う。これは一つの案だが皆さまもそれぞれお考えになってみられたらいかがだろうか?
2020.05.20
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ブルースター(オキシペタラム)日本医師会 COVID-19有識者会議(座長:永井良三・自治医科大学学長)は5月18日、「新型コロナウイルス感染パンデミック時における治療薬開発についての緊急提言」を公表、「有事といえども科学的根拠の不十分な候補薬を、治療薬として承認すべきでないことは明らかである」と提言した。政府専門家会議については皆さまご存じだと思いますが新たに4/18に上記医師会の有識者会議が発足したので両会議について概説させて頂く。専門家会議は政府の要請で結成された、国立感染症研究所長の脇田隆字氏を座長にして副座長によくマスコミに登場する地域医療振興機構理事長の尾見茂氏がつき構成員10人からなる会議である。政府と直結しておりガイドライン策定や緊急事態宣言に助言しており、クルーズ船対応や発熱者などは4日待機して37.5度以上はPCR検査を行うを決めたのは同会議であり、加藤厚労大臣が誤解だったと発言して集中砲火を浴びたが源は同専門家会議の決定である。コロナ対策の不満が安部総理や加藤大臣などに集中してきたが実際の責任は専門家会議との共同責任である。その政策にいたたまれなくなって医師会の有識者会議が発足した。座長は永井良三自治医科大学学長で副座長は笠貫 宏早稲田大学特命教授が着き、構成員は15人でそうそうたるメンバーである。最初からこの人達でやれば緊急事態宣言など出さなくてよかったかも知れないなどと言われているが、最初に対応しなければならなった人達は大変なので新たに結成されたメンバーが最初から対応していても緊急事態宣言を出さないで済んだかどうか分からない。政府専門家会議の危うさを懸念して医師会有識者会議が発足したが、有識者メンバーも最初に対応する者の大変さをよく理解しているので政府専門家会議を重視し政府専門家会議は疫学的、公衆衛生学観点から議論して頂き、自分達有識者会議は主に臨床の観点から証拠に基ずく提言をして医療現場の支援を行っていくと語っており、冒頭の「有事といえども科学的根拠の不十分な候補薬を、治療薬として承認すべきでないことは明らかである」の提言も医学的根拠に基ずく政策を行ってもらいたいとするもので、政府専門家会議と医師会有識者会議が手を携えて今後のコロナ対策を進めて行ってもらいたいと期待し願う。
2020.05.20
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