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先週の金・土と出張で長野の方へ行ってきました。出張と言っても半分(それ以上?)観光で、会社としては慰安旅行のつもりで送り出してくれたみたいです。しかし最近忙しい私にとっては「旅行はいいから休みと暇をくれ!!\(*`∧´)/」と言いたかったのですが・・・(-。-;)貸し切りバスに乗って団体で行ったのですが、今回同行した地元中堅企業の社長達の年齢に合わせてバスガイドさんもベテランさんが。移動中は笑顔を絶やさず非常にプロフェッショナルな方でした(^^)私のイメージでバスガイドと言えば小中学校の時の修学旅行で若いデビューしたてのバスガイドさん。初めてのガイドで、最後は感極まって泣いてしまったガイドさんもおられましたっけ。今回はベテランの方だったので、とにかく知識が豊富というか喋りが丁寧というか。基本歴史や大河ドラマネタを中心に話を進められ、時折地元の歌を織り交ぜてみたり。大人の旅を見事に演出してくれましたよ(^^)そうこうしている間にバスは長野に到着。会社見学や懇親会等が催された後は自由行動。私は会社の同僚と夜の松本に繰り出して、松本城にまで行ってみました。夜の松本城は柳の垂れとマッチして、非常に幻想的でした。さすが国宝、城はやっぱり良いですね(^^)男心をくすぐります。お堀の水がすぐ手の届く範囲にあり、大雨が降ったら溢れるのではないかと心配する程なのですが、柵などと言った軟弱なものが無いため、多分酔っぱらいがしょっちゅう落っこちているのでしょう(××)ここでまたiPhoneのセカイカメラで写真を投稿してきたので、お持ちの方は見に行ってやってください。(つづく)さて、落っこちたくない日経平均は本日大幅反発。先週末の世界の株式市場は、ドバイショックを織り込んで上昇に転じたため、日本株も朝方から買い安心感が先行。アラブ首長国連邦中央銀行が流動性確保のために緊急措置を講ずると発表した事や、日本政府が円高対策に対して動き出した事等を好感し、リバウンドを試す動きに。為替の落ち着きも背景に終日堅調な動きで、日経平均・TOPIX共に金曜の下げ幅を取り返す動きとなりました。投資判断は「売り」に。前回「中立」にしたばかりでしたが、今回の反動があまりにも大きかったため、再度売りに戻す事にしました。本日の上昇はリバウンドに加えてドレッシング買いのエッセンスが強く、ちょっと性急過ぎる動きです。明日は反動安を免れないでしょう。特に安易に「今回のドバイショックは想定の範囲内だ」「過剰反応し過ぎである」という声が流れているところが逆に不安になります。債務の5兆円なんて大した事無いと言われていますが、前回も述べたように「今回表面化した債務」が問題なのではなく「これから連鎖的に表面化するであろう債務」や「それに付随してくる影響」に対して関心を持つべきなのです。株価は先を見通す指数です。例えば企業業績にしても終わった期の業績なぞほとんど株価に影響が無く、次期の見通しがどうなるかが株価を大きく動かす要因になるのは皆さんご存知の通りかと思います。それが何故債務に関しては当てはまらないのか?単にB/S、P/Lの違いだからと応えるのはあまりにも乱暴でしょう。とりあえず外部的なショックがありましたが、私は当初の予定通り来月のメジャーSQまでの下落を引き続き想定します。月足は3ヶ月連続の陰線。再度9000円に接近し、一時的には9000円を割れる場面もあるかと思います。本日の上昇はあくまでアラビアンナイト(夢物語)だと割り切る必要がありそうです。為替の方も再度円高傾向に進むと見ています。そして85円を挟んだところで当面動くのかなと思われます。新興市場は「強気の買い」。本日は3指数共に上昇。何とか全体相場の買いに乗る形で堅調推移となりました。ただこちらも下落トレンドから脱したとは言い切れず、もう少し底値を探る動きとなりそうです。引き続き警戒が必要。ソネットエンタテインメント(3789)は反発。このところ絶好調な子会社DeNA(2432)に引っ張られる格好。ただその割に上昇幅は限定的で、乖離は大きくなっていっています。テクニカル的にはMACD好転寸前でパラボリックは好転。まずは20万円回復が目標。ソフトバンク(9984)も反発。ただ全体相場の割には戻りは弱い印象です。今月の前半は日経平均を引っ張ってきて先行して上げていた分、下落は大きく戻りは弱く、という流れが続きそう。現在2000円台キープに頑張っていますが、引き続き1800円程度までの下落は想定しておくべきです。ダイハツ(7262)も反発。為替の落ち着きを背景に自動車株全般に反発となりましたが、同社は特に約一ヶ月ぶりの5日線突破を果たしました。随分と長い間単調に下落していましたが、この辺りが一つ反撃の狼煙となってきそうです。逆転してしまった需給を再度好循環に戻すため、ここからの上昇は大きな意味を持ちそうです。みずほFG(8411)も大幅反発。特に本日はメガバンクに大きな買い戻しが発生しました。ドバイ向け債権の額が概ね小さいと見られて投資家の安心感に繋がった事、また本日三菱UFJ(8306)の1兆円増資発行決議が行われるとの見方からアク抜け感に繋がった模様。その三菱UFJは最大1兆5000億円規模となる増資を引け後に発表しました。残念ながらまた明日からメガバンクは、同社の価格決定となる12/14までつられてジワジワ売られていくでしょう。しかしメジャーSQに重なるその前営業日11日が買いのXデーになります。それまで我慢。ヤクルト(2267)は続伸で年初来高値更新。ここはただひたすら強いの一言です。大人しく流れに乗って、突然起こるであろう大幅高を待つのみ。目標達成までもう少しの辛抱。以下ポートフォリオの値動きです。買い銘柄ソフトクリエイト(3371) 2005年12月2日より 3470円→805円 目標6000円ソネットエンタテインメント(3789) 2006年1月20日より 390000円→188000円 目標75万円ソフトバンク(9984) 2007年10月5日より 2400円→2070円 目標3000円メディカルシステムネットワーク(4350) 2007年10月15日より 585円→570円 目標1000円(200分割考慮)ダイハツ(7262) 2008年3月25日より 1141円→812円 目標1500円みずほFG(8411) 2008年4月15日より 433円→162円 目標700円 (1000株単元変更考慮)SEH&I(9478) 2008年5月28日より 13000円→9460円 目標2万円東芝(6502) 8月18日より 455円→458円 目標700円ヤクルト(2267) 10月3日より 2240円→2695円 目標3000円※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、投資成果を保証するものではありません。
2009年11月30日
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アホの○○は社長の息子なので、当時お小遣いはいっぱい貰っていたようですがボンボン特有の嫌みな奴で、頭が悪い上に奇行が目立つわ(ここでは書けないような小学生特有の下ネタのオンパレード)、女子にセクハラをするわ・・・と、とにかくクラスのお騒がせキャラでした。個人的にはあまり好きではなかったのですが、時々流れで遊んだりはしていました。ただそのたまたま遊んだ時の話ですが、○○の会社の駐車場で皆で野球的な事をやっていました。その時に○○がふざけて投げた球が会社のガラスに直撃し、ガラスを割ってしまいました。すると○○の母親が出てきて、○○ではなく一緒に遊んでいた我々を叱りつけてきたのです(・・;)そりゃ確かに我々も関係がありますが、直接やったのは○○だし、普通自分の子供を怒らんかねー(-。-;)そんなわけで○○とはあまり良い思い出が無かったのですが、先日他の同級生と会って話をしていた時にも○○の話題が。「あいつやっぱアホだよなー」というエピソード交えて(やはりここでは申し上げられません(;^_^A)、彼のアホ列伝を肴に話していました。「今あいつもあの会社を継いだんだけど、毎晩おねーちゃんのいるようなところで金ばらまいて飲み歩いているよ」とのこと。アホは現在も相変わらずのようです(-。-;)ところで後日、引っ越してきた○○さんと改めて話しをした際に、お互い引っ越して来る前はどこに住んでいたかという話になりました。私「私は××小学校校下でして・・・」(※ちなみに校下というのは学区・校区の事。どうやら富山・金沢の辺りでしか言わない方言みたいですね。漢字変換に出てこないので初めて気付きました)○○さん「あー、××と言えば、私の親戚が居ますわー。年齢は確か33だか、34だか・・・」私「私34ですが・・・あっ、ひょっとして○○って(・・;)」そう、下の名前まで聞いてみると、アホの○○その人でした。どうやら○○とは親戚だったみたいです。偶然の出来事に驚くと同時に、世間は狭いなーと感じた瞬間でした。そしてその方には「あー、アホの○○と親戚!」とはさすがに言えないなーと思い、今後の接し方に悩むこの頃です(;^_^Aさて、接し方に悩む日経平均は金曜大幅続落。前日夜間にドバイの政府系持ち株会社「ドバイ・ワールド」が債務の返済猶予(モラトリアム)を債権者に求めると発表があり、主力取引先であるヨーロッパ各国の銀行に対して売りが集まる展開。欧州各国の株価指数は軒並み暴落となりました。NY市場は感謝祭のためお休みとなり、アメリカを飛ばして回ってきた日本の順番では、当然のように日本株も暴落で応える結果に。為替は一気に84円台を付ける円高となって、日経平均も9000円に迫る勢い。前場には何とか踏みとどまっていた印象も、後場からはアジア株安も受けて一段安となり、結局軒並み安の安値圏で引けました。投資判断は「中立」に。とりあえず予想外に加速してしまいましたが、随分前から述べていた「12月上旬にも9000円に向かう」という方向性は概ね達成されたのではないかと見ています。もうしばらく下落傾向は続くと思いますが、とりあえず水準的にはだいぶ良いところまで来たので、投資判断は一段階引き上げておくことにしました。金曜のNYダウは半日立会という事できちんと消化できたのかどうかは不安ながらも、一応壊滅的な下落にはならなかった印象を受けます。来週はそれら過剰な売りに対するリバウンドが期待でき、特に月曜はドレッシング買いも期待できるでしょう。ドバイの負債もアブダビが多少は肩代わりする・・・かも?という東スポ的な期待感も漂い、金曜ほどの圧倒的な悲観論は和らいでいます。5兆円という負債もリーマンショック時の損失に比べれば大した事無いという意見も一方ではあります。ただこの辺に関しては警戒は必要でしょう。サブプラ問題も当初は「大した事無い」という感じからのスタートでした。これはいわゆる氷山の一角かどうかが論点で、今回発生した金額の大小の問題ではなく「これからどれだけ連鎖していくのか」というところが問題なのです。アブダビが肩代わりするにしろ何にせよ、中東は今までのように悠然と構えて原油の需給を調整して稼ぐわけにはいかなくなってきます。「資金が必要だからできるだけ原油を売りたい」という各国の思惑が出てきたら、OPECで減産は全会一致ではとても受け入れられなくなります。となると原油価格は下落し、中東各国のインフラ整備にはお金は使われなくなります。そうなれば中東を相手に商売しているインフラ関連ビジネスや水関連ビジネスは規模を縮小せざるを得ません。基本的に経済というものは以前から何度も書いているように「金持ちがより金持ちになることで信用創造によってより膨らんでいくもの」なのです。ですから社会主義的な「皆平等に」となってしまうと、お金は萎んでいってしまうのです。感情的には気に入らないかも知れませんが、そうやって資本主義経済は発展していきました。そういう「お金持ち」が消えてしまう事は、実は危機的な状況であるとも言えます。いずれ起こるであろう中国の破綻も、その兆候を嗅ぎ取る努力を怠るべきではありません。負の連鎖というものはものすごい濁流になって、結果罪もない人も巻き込んでしまいます。目の前の不公平感の解消よりも、大局を見ないといけません。なかなか難しいところではありますが。今回の一件は、とりあえず超短期的にはすぐに収拾される話でしょう。ただすぐに再燃してくる問題だと見ています。引き続き気を緩める事無く、注意深く株式市場を睨んでいないといけません。新興市場は「強気の買い」。金曜は3指数共に軟調。折角リバウンド相場に入りかけたところに、とんだ災難がやってきたような感じです。日経JASDAQ平均はまた安値を付けてきました。リスク資産の回避傾向が、新興市場にも顕著に表れてしまっている格好です。ただこんな状況下でも値動きの軽い銘柄には買いが集まり易く、東証1部銘柄にも言える事ですが、短期の値幅取りの動きもそれぞれ目立ちます。個人投資家はこういう相場環境でも上手く立ち回れる機動力が長所と言えるでしょう。みずほFG(8411)は軟調で年初来安値更新。ドバイショックによって欧米の銀行が軟調だった事を受けて、同じ金融株として売りが集まる展開に。同社もドバイワールド向けに数百億円規模で保有しているとされていますが、影響は限定的との見方も。ただ上記したように警戒は厳にしておく必要があり。150円を割り込んでしまった点がテクニカル的には痛いところ。三井海洋開発(6269)は反落。原油価格の下落によって、資源関連銘柄としての位置づけから売りを免れない形。上記したように、ここから原油価格は下落傾向に向かうのではないかと思われ、またテクニカル的に非常に悪い形になってきた事から、残念ながら月曜の寄り付きで損切りとします。ポートフォリオ入れ後から戻った事もありましたが、高値圏での買い付けとなってしまったのは非常に残念です。好決算でしたが影響も限定的でした。ならばここから更に上がるというのは難しいみたいです。ヤクルト(2267)は反発。こういう相場の中でもディフェンシブセクターの代表格として注目を集めています。順調な右肩上がりのチャートが数少ない好調銘柄として更に買いを呼んでいる格好。木曜に高値を更新しましたが、空売りを集めて上昇する姿は圧巻です。昨年リーマンショック後の戻り高値も更新してきたことから、ここからの上値は更に軽くなってくるでしょう。最近ポートフォリオ入れ銘柄が増えない代わりに欄外で短期勝負銘柄をちょこちょこ紹介していますが、今回は近畿日本ツーリスト(9726)を挙げます。売りに売られて70円の上場来安値を更新してきました。先日はライバルのJTBが国内店舗を削減するという報道もあって、旅行業界の相当の厳しさを反映しています。ただ見方を変えると色々な長所も浮かび上がってきます。まずライバルJTBの縮小は、同社にとってメリットが素直にあります。一方でこれは業界再編期待にも繋がり、危機的な状況に陥った会社はどこかと合併するのではないかという期待が出てくるでしょう。加えて14年ぶりと言われる超円高のメリットです。この辺りは円高とメディアが騒げば騒ぐほど、海外旅行への宣伝にもなります。テクニカル的にはまだ底を打ったとは言えませんが、75日線との乖離率はここ半年で最大となっています。この辺りで短期リバウンドはあってしかるべきでしょう。信用倍率の需給もさほど悪くありません。10日に発表された決算は赤字拡大でしたが、ここ2週間の下落はそれを織り込んだのではないでしょうか。80円近辺までのリバウンド程度は狙えるのではないかと思います。最近ホンマに仕事が忙しいのと、忙しかったら忙しかったで悪循環を生んで凹む事が多くなって嫌になります。今回も出張から帰ってきたら休み返上で仕事だったため、こんなギリギリの更新になりました。推敲が出来ないので内容が雑な点はちょっとご容赦ください。あーあ、ヤレヤレ。また愚痴ですがはよ仕事辞めたい・・・以下ポートフォリオの値動きです。買い銘柄ソフトクリエイト(3371) 2005年12月2日より 3470円→795円 目標6000円ソネットエンタテインメント(3789) 2006年1月20日より 390000円→183000円 目標75万円ソフトバンク(9984) 2007年10月5日より 2400円→2025円 目標3000円メディカルシステムネットワーク(4350) 2007年10月15日より 585円→575円 目標1000円(200分割考慮)ダイハツ(7262) 2008年3月25日より 1141円→784円 目標1500円みずほFG(8411) 2008年4月15日より 433円→148円 目標700円 (1000株単元変更考慮)SEH&I(9478) 2008年5月28日より 13000円→9200円 目標2万円東芝(6502) 8月18日より 455円→429円 目標700円三井海洋開発(6269) 9月10日より 1933円→1624円ヤクルト(2267) 10月3日より 2240円→2625円 目標3000円※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、投資成果を保証するものではありません。
2009年11月29日
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この前の土曜に家で遅めの朝食を摂っていると、突然の来訪者が。インターホン越しに見ると若いカップルの様子。「○○という者ですが、この度近所に引っ越して参りまして・・・」この辺りは昔ながらの家が多く、あまり出入りの多い地域ではありません。なので私は急に挨拶に来られて少し戸惑ってしまい、向こうはスーツ姿でしっかり来ているのに、玄関先で「はぁ」とか何とも間の抜けた応対をしてしまいました。不意打ちとは卑怯なり。引っ越しの挨拶に来る前に「引っ越しの挨拶の挨拶」に来てくれないとビックリするがなー┐( ̄ヘ ̄)┌←意味わからん。私一応この界隈の班長をしているもので、よくよく考えたらゴミの出し方とか町内の決まり事とか教えないといけなかったのに、何も言いませんでした。なので後でお伺いし色々説明、班長の重責(?)を果たしました。それにしてもこの界隈はほとんど若い人が住んでいないので、私たち夫婦にとっても嬉しい出来事でした(^^)それら一連のやりとりを終えて一息。嫁と「ビックリしたね」何て会話をしていました。私「ところで○○って姓を聞くと、正直アホな人の印象を受けるのよね(;^_^A」嫁「なんて失礼な事を言うの\(*`∧´)/」私「だって、ワシの同級生でアホの○○って奴がいてさ・・・(;^_^A」正直言って、今まで出会った人の印象で同姓の人の第一印象をそう感じたりしません?(;^_^A特にマイナーな姓だったりすると。非常に申し訳ないですが、今回引っ越して来られた方と小中学校で同じだった○○という奴と同じ珍しい姓で、そういう印象を受けてしまいました(;^_^A(つづく)さて、第一印象通りの日経平均は本日反落。前日のNYダウは反発で終値ベースで年初来高値更新。新規失業保険申請数が1年ぶりの低水準に落ち着いた事や新築住宅販売戸数の予想以上の上昇を受けて、感謝祭の休場を控えて閑散商いながらも堅調推移でした。それを受けた日経平均でしたが昨晩87円台に突入した為替相場を受けて朝方から売りが先行。一時86円前半まであり、ドル円相場は14年ぶりの高値水準となりました。それに絡んで外需売り・内需買いが一層強まり、PKO(プライス・キーピング・オペレーション※国内年金筋による買い支え)という言葉も久しぶりに聞こえてくる程。一度は切り返す場面もあったものの、引けにかけては売られました。投資判断は「売り」。先週などと比べて市場の雰囲気は改善していますが、それでもまだすんなりと反発局面とはなりません。明日は週末でもあり、アメリカ市場も半日立会という事で、引き続き様子見ムードが強まる一日になるでしょう。以前からブログで記載しているように12月のメジャーSQまでは9000円を目指す動きになっています。為替に関しても前日「アメリカが休んでいる間に今週一気に85円を目指す動きにもなりそう」としましたが、概ねそのような流れになっていると思います。アメリカはドル安に感謝を捧げる一日になっているかも知れませんが、周辺国にとっては恨めしい限りです。代わりに上がっているのが金価格。10月に1000ドル/トロイオンス突破に驚いていた市場は間もなく1200ドル突破を目前にしています。丁度この勢いは昨年の原油市況を想起させるものです。勢いの前に割高・割安という認識は無意味なようです。有事の金買いでも無いはずですが、ドルの基軸通貨陥落という「有事」を想定すれば、世界にプール2杯分位しか無いと言われる希少な金に買いが集まるのも不思議ではありません。ドル売り・金買いの裁定取引もまだまだ続きそうです。こういう事態に陥って、ようやく日本政府も慌て出しています。そろそろ為替介入を匂わす程度のコメントは用意しているところでしょう。実際にはやる必要は全く無いのですが(為替介入によって相場のトレンドが変わった例は今までに無い)、そういうリップサービスはしておくべきです。タダなんですから。新興市場は「強きの買い」。本日は3指数共に上昇。特に新興不動産銘柄の多いヘラクレス指数がすぐに切り返してきたところが新興市場を取り巻く環境の変化を示唆しています。テクニカル的にも各指数共に5日線を突破してきました。短期的にはリバウンド相場に入っており、来週辺りまで強い動きが期待できそうです。この辺り東証1部銘柄から資金が逃避してくる可能性も十分期待できます。ソネットエンタテインメント(3789)は続伸。昨日も書いたUSEN(4842)からのISP事業譲り受け報道を受けて、USEN共々買いが集まる展開。この辺りは譲渡金額にも因ってきますが、双方円満な帰結になりそうです。同社は他にも子会社DeNA(2432)が引き続き絶好調で、十分に買いで向かえる素地があります。まずは20万円突破もすぐに達成可能でしょう。みずほFG(8411)は小動き。前日は穴吹工務店の会社更生法により銀行各行が弱い動きでしたが、本日は落ち着きを取り戻しました。同社も150円手前で踏みとどまっている形ですが、正直もうしばらく調整が必要でしょう。内需株買いの動きは支援材料ですが、年末を控えて更に資金繰りが苦しくなって破綻する企業が出てこないとも限りません。もう少し慎重に見なければいけないでしょう。SEH&I(9478)は堅調。しかし9000円手前での攻防が続き、下落トレンドを脱したとは言えない状況です。一方で信用取引に絡む投げ売りも概ね一巡してきたようで、一昨日の大口売りはそのまま信用の投げ売りだったようです(日証金の動きを見れば明らか)。であればやがて上値は軽くなり、反転上昇してくるでしょう。また週足で見ると前年10月末安値から大幅上昇の入り口である今年5月の安値を結んだ下値トレンドラインの延長線上を未だ割り込まず、長期的には緩やかな上昇相場を維持している事がわかります。ただし人気はありませんから、まずは投資家の関心を惹く触媒が必要です。幻冬舎(7843)のように自社株買いでもしてくれれば良いのですが・・・。PBRで見れば出版社は割安な業界です。東芝(6502)は軟調。円高を背景に外需銘柄の代表格として売られる展開。この辺りテクニカル的にも弱気転換しており、信用倍率の悪化なども考えると非常にまずい動きになっています。一方で投資家に訴求できる強気材料を抱負に抱えている優良企業ですから、為替反転の際には相場の柱になってくれる事を十分期待できるかと思います。明日はちょっと出張で松本の方に行ってきますので、準備等もあるため今日はこの辺で。最近何気に忙しいです・・・(T_T)以下ポートフォリオの値動きです。買い銘柄ソフトクリエイト(3371) 2005年12月2日より 3470円→808円 目標6000円ソネットエンタテインメント(3789) 2006年1月20日より 390000円→186000円 目標75万円ソフトバンク(9984) 2007年10月5日より 2400円→2115円 目標3000円メディカルシステムネットワーク(4350) 2007年10月15日より 585円→599円 目標1000円(200分割考慮)ダイハツ(7262) 2008年3月25日より 1141円→789円 目標1500円みずほFG(8411) 2008年4月15日より 433円→154円 目標700円 (1000株単元変更考慮)SEH&I(9478) 2008年5月28日より 13000円→9480円 目標2万円東芝(6502) 8月18日より 455円→447円 目標700円三井海洋開発(6269) 9月10日より 1933円→1703円 目標2500円ヤクルト(2267) 10月3日より 2240円→2600円 目標3000円※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、投資成果を保証するものではありません。
2009年11月26日
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最近一気に冬の寒さを感じる季節になってきました。そのせいもあって新型インフルエンザが巷に蔓延しています。今まではニュース上の話でしたが、近所の小中学校も学級閉鎖、学年閉鎖、学校閉鎖と事態が拡大していって、とうとう同僚のお子さん、そして私の甥っ子にまで魔の手が。甥っ子が仕入れてきた新型の菌はあっという間に姉一家に拡がり、姉一家は姪を残して全滅という事態に。近年よく細菌テロやらウィルスの爆発的な拡大をシミュレーションした取組がなされ、世の中に警告を発してきましたが、遂に現実のものになったかという印象です。ところで先日のニュースを見てみてると、実に国民の14人に一人が新型にかかったとのこと。約900万人がかかったというから、これはまたすごい数字です。ほぼ東京都民全員が感染した数字になってきますね。以前までは「時代の最先端を行きたいから、新型にかかりたい」なんて冗談を飛ばしていましたが、そうも言っていられなくなってきました(・・;)最早最先端でもないですしね(;^_^A誰もかかってない超新型ならかかっても良いかな?←死ぬぞ(-。-;)それでもうちの職場でマスクをしているのは私ともう一人位。皆意外にまだ平気な顔をしています。ここまできたら手洗いとうがいをして、己一人でもかからないようにセルフディフェンスしていきたいと思っています。それにしてもパンデミックは今年の流行語大賞でしょうか?大流行という意味だけに・・・さて、パンデミックな日経平均は本日反発。前日のNYダウはGDPの改定値が下方修正された事を受けて軟調推移だったものの、FRBの経済見通し楽観論を受けて下げ幅を縮小。その流れを受けた日経平均は朝方から前日終値を挟んで一進一退の動き。非上場ながらマンション販売大手の穴吹工務店更正法申請によって、不動産関連銘柄に下げが広がる展開。それでも今までアメリカ株が強くても一貫して下落してきた事からいい加減自律反発狙いの買いが入り、何とか小幅高で引けました。投資判断は「売り」。引き続き軟調推移が見込まれます。本日の売買代金は1兆2千億円弱と低調で、明日からNYはthanksgivingday(感謝祭)で休場→半日立会となることから、海外勢にも様子見ムードが流れた格好。NT倍率縮小の動きは続き、大型株売り・小型株買いの裁定取引が引き続き行われそうな感じです。テクニカル的にはまだまだ下値を打った感じにはならず、特にメガバンクを筆頭とする金融株の下値がはっきり見えてこないと、日本株は本格反転する形にはなりそうにありません。この辺り相変わらずもたもた感の拭えない政局に対する催促相場になっているのですが、肝心の政治家の耳には届いていないようです。為替は88円を突破し87円台前半まで突入してきました。アメリカが休んでいる間に今週一気に85円を目指す動きにもなりそうです。為替感応度の高い銘柄には引き続き要注意です。新興市場は「強気の買い」。本日は高安マチマチ。前述の穴吹工務店破綻によって、新興不動産銘柄を多く擁するヘラクレス指数は売られるだろう・・・と思ったのですが、案外しっかり踏みとどまった印象です。この辺り既に随分売り込まれてきていた事から、売り枯れのムードの方が強いのでしょう。為替の円高もむしろ追い風となって、内需系銘柄の下支え要因となっている一面もあるようです。ソネットエンタテインメント(3789)は反発。本日引け後にUSEN(4842)からネット接続事業を譲り受ける方向で協議開始と発表。タコの足切りを続けるUSENの資金繰りは相当程度厳しいようです。一体跡には何が残るのでしょうね。それはともかくとして、そういった隣の不幸によって事業を安く仕入れる事ができ、スケールメリットも期待できるわけで、ソネットにしてみれば渡りに船な話です。自前のポータルサイトにも相乗効果があり、譲渡金額も足下を見れるでしょうし。テクニカル的にも10月安値に接近したことから、短期反発期待局面に。ソフトバンク(9984)も反発。本日はモルガンスタンレーによる目標株価引き上げが材料に。前回「75日線は支持線にならないだろう」としましたが、今のところは支持線としてきちんと機能している格好のようです。このまま良い方に期待が外れてくれれば良いのですが、前述した大型株売り・小型株買いの動きが続きそうで、引き続き警戒はしておいた方が良さそう。本日発表の信用倍率も悪化しており、需給面でも不安が残ります。メディカルシステムネットワーク(4350)も反発。昨日は長い下髭を残しましたが、本日もその流れは継続して短期リバウンドに。700円割れから下放れの動きは続いていますが、さすがに75日線との乖離も大きくなってきて、一旦は乖離を埋めに行く動きとなるでしょう。目先目標は650円。ちなみに来月はIR説明会が2回も予定されているので、機会のある方は行ってみられたら良いと思います。(詳しくは同社HP参照)ダイハツ(7262)も反発。シティによる目標株価引き下げもありましたが、本日は自動車株の自律反発によるリバウンド色が強かった事から連れ高の格好に。ただ明日以降は円高の進行やトヨタのアメリカでのリコール問題もあって、少し弱い流れになりそうです。この辺りも底が見えず、まずは底を見つける日柄調整が必要のようです。何か今週はものすごく仕事が忙しいのでこの辺で。帰りも遅くなりがちです。あーあ、またいつもの愚痴ですけど仕事辞めたい・・・以下ポートフォリオの値動きです。買い銘柄ソフトクリエイト(3371) 2005年12月2日より 3470円→805円 目標6000円ソネットエンタテインメント(3789) 2006年1月20日より 390000円→179100円 目標75万円ソフトバンク(9984) 2007年10月5日より 2400円→2120円 目標3000円メディカルシステムネットワーク(4350) 2007年10月15日より 585円→600円 目標1000円(200分割考慮)ダイハツ(7262) 2008年3月25日より 1141円→811円 目標1500円みずほFG(8411) 2008年4月15日より 433円→154円 目標700円 (1000株単元変更考慮)SEH&I(9478) 2008年5月28日より 13000円→9390円 目標2万円東芝(6502) 8月18日より 455円→450円 目標700円三井海洋開発(6269) 9月10日より 1933円→1674円 目標2500円ヤクルト(2267) 10月3日より 2240円→2635円 目標3000円※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、投資成果を保証するものではありません。
2009年11月25日
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先日、仕事の関係でお客さんの家に行きました。しばらく奥さんと話をし仕事を終え、さて帰ろうか・・・とした時。襖の向こうからお母さんの声が。「立てなくなった」とか何とか。それを聞いて奥さんは襖の向こうに行き、しばらくお母さんと何やら話をしていました。そのやりとりを聞いた時、私は話しぶりがのんびりとしていて日常の会話のような印象を受けたので「あぁ飼っている猫の話だ」と思いました。猫が何かの衝撃ですくんでしまったのでは、と。しかし戻ってきた奥さんによると「お爺さんがトイレの便座に座って用を足してから、突然立ち上がれなくなったのよ」とのこと。それは一大事、という事でトイレの方に行くとお爺さんが放心状態で座り込んでいました。便座から立ち上がろうとしても足に力が入らずに動けなくなってしまった様子。未だ事情がイマイチ掴めなかった私でしたが、女手二人ではお爺さんを持ち上げるのも難しいでしょうから差し当たって「手を貸しましょうか?」と言って、お爺さんを抱え上げました。その辺りはうちの父の介護経験もある私は慣れっこです。両脇を抱えて持ち上げ、ベッドまで連れて行きました。その後奥さんに色々と話を聞くと、昼間までは普通に歩いていたとのこと。実際トイレまで自分一人で歩いて行ったわけで、それが突然立てなくなった訳とは。「お爺さんは既に90近く。以前から糖尿病の気があって、定期的にインシュリンを打っていた」とのこと。そして普段はコタツに入ってテレビの前からほとんど動かず。足を動かしていなかった事で、足の筋力が弱ったようでした。しかし今まで立てなくなる程の状況には至っていなかったのに。遂にその瞬間がやってきたようでした。そしてその瞬間に偶然私が居合わせるとは。何か不思議な感じに捉われました。それから10日が経って、そのお爺さんが亡くなったという報が。私はすごく後味の悪さというか、何ともやりきれない感覚に捉われました。立てなくなったのは生命エネルギーの切れかかりの暗示だったということか。ところで私は「手を貸しましょうか?」と言いながら、実は本当は手を貸したくなかったのです。それは面倒な事に関わりたくない、という事ではなくて、お爺さんの尊厳を守るために、というか。こういう場合家族ならまだしも、全く見ず知らずの私の手を煩わせたくない、とお爺さんは思ったはずです。ましてトイレでズボンもパンツも下ろしたところを介護士でも無い客人に、なんて。そういうショックからボケが進行することだってあります。そして何より抱え上げた時のあの目。何故自分の足が突然思うように動かなくなったのか。情けない。自分の身に突然降りかかった出来事に対して様々な感情が錯綜し、困惑しているような目でした。そんな記憶を最後に残して旅立たれて行かれました。初めて会ったお爺さんが10日後にはいなくなったというのは、ものすごく奇妙な感じです。恐らく全国の介護施設で介護士さんはしょっちゅう経験しているのでしょう。そんな「半おくりびと」的な仕事に従事されている方々の大変さは身に染み、本当に頭が下がります。さて、頭が下がる日経平均は金曜続落。前日のNYダウはメリルリンチが半導体セクターの投資判断を引き下げた事により軟調推移。それを受けた日経平均も朝方から売りが先行。終日マイナス圏での推移となり、9500円割れ水準での動きとなりました。しかし今まで下落が目立っていた金融株を中心に3連休前のショートカバーの買い戻しが入り、今までの下落とは少し雰囲気の違う形となりました。投資判断は「売り」に。TOPIXがプラス引けだった事からもわかるように、ようやく小型株買い、大型株売りの裁定取引への動きが見え始めてきました。今後はNT倍率の縮小に向かうトレンドになると見込まれます。それを象徴ししているのがファーストリテイリング(9983)の下落。この流れは週明け後も続くでしょう。しかし国際間の取引の結果、すなわち為替動向にはまだまだドル安の流れが続きそうです。金曜のNYダウはデルや住宅大手の決算がイマイチだった事を受けて小幅安となりました。クリスマス商戦の時期に入りつつあり、年間売上の1/4を稼ぎ出すと言われるこの商戦の結果は、今後のアメリカ株の動向を占う上で非常に重要になってくるものと思われます。そしてNYの上昇も少し一服感が出てくるでしょう。そうなると日本株も引き続き苦しい展開となりそうです。新興市場は「強気の買い」。金曜は3指数共に急反発となり、特にマザーズ指数は5%近くの急上昇。今までの鬱憤を晴らすような動きです。この流れは週明けも続くでしょう。ただし長くは続かないと見ています。水曜辺りには早速息切れ感が出てくるでしょうか。それでも短期勝負と割り切れば、新興市場銘柄で益出しは十分可能ですから、閉塞感漂う大型株市場の資金が新興市場に流れてくるのは必至なようです。ソネットエンタテインメント(3789)は反発。今度は新興市場高を反映している格好。そして子会社エムスリー(2413)がみずほ証券の投資判断引き上げを受けて大幅反発となり、追い風が吹いている模様です。ただし反発力は鈍く、まだまだ過小評価されている感じは拭えません。みずほFG(8411)は反発。前述したように連休前のショートカバーの巻き戻しから、今まで売られてきた金融株にとりあえずの買戻しが出た模様。しかし反発力は鈍く、反応も限定的。残念ながら週明けは再度売り込みが嵩んでくるものと思われます。三井海洋開発(6269)は続落。下落に向いた嫌な流れが続いています。業績の好調さは既に織り込み済みで、下落歩調には歯止めがかからない模様。テクニカル的には75日線と25日線がデッドクロスし、一目均衡表の遅行線も雲から下抜けてしまった嫌な形。3月から続いた上昇トレンドは一旦終了の感じになっています。現段階で損切りを考える程ではないですが、目先1600円までの下落は見ておくべきでしょう。最近はほとんどポートフォリオに動きが無いですが、ちょこちょこ欄外で注目銘柄を紹介しています。今回の短期割り切りで乗っていける銘柄は中小企業信用(8489)です。継続企業前提の疑義が解消されてから1ヶ月で6倍化した株価は、当然のように反落に転じて一気に6割近くの下落を演じてきました。ずっと5日線を越えられずに抑えられてきたのですが、金曜は新興市場の反発を背景に急反発。上髭を残した形となりましたが、短期的には買い転換しています。目先320円程度までの上昇は見込まれそう。ただし足の速い銘柄なので、やはり玄人向きです。場の見られない方は避けた方が良いでしょう。とにかく来週火曜・水曜程度までは新興市場の戻りを利用した銘柄選択で攻められると思います。わずかの期間ですが、今までの鬱憤を晴らして年末を迎えたいものです。以下ポートフォリオの値動きです。買い銘柄ソフトクリエイト(3371) 2005年12月2日より 3470円→797円 目標6000円ソネットエンタテインメント(3789) 2006年1月20日より 390000円→181000円 目標75万円ソフトバンク(9984) 2007年10月5日より 2400円→2105円 目標3000円メディカルシステムネットワーク(4350) 2007年10月15日より 585円→574円 目標1000円(200分割考慮)ダイハツ(7262) 2008年3月25日より 1141円→817円 目標1500円みずほFG(8411) 2008年4月15日より 433円→158円 目標700円 (1000株単元変更考慮)SEH&I(9478) 2008年5月28日より 13000円→9650円 目標2万円東芝(6502) 8月18日より 455円→451円 目標700円三井海洋開発(6269) 9月10日より 1933円→1704円 目標2500円ヤクルト(2267) 10月3日より 2240円→2575円 目標3000円※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、投資成果を保証するものではありません。
2009年11月21日
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「帰りは別々に帰ろう(^^)」ということで、従兄と我々は別々に帰る事にしました。ただ私はあまり道を知りません(・・;)まあ最悪iPhoneのGPSがあるから、まずは適当に来る時に通ったと思われる道を帰れば良いかと思い、適当に車を走らせる事にしました。ところが、既に最初の分岐路で違う方向に向かってしまったようで、海側に向かって帰らないといけないはずが全く真逆の山側へと車を走らせてしまう事に(-。-;)いやはや、昔はこんなに方向音痴じゃなかったんですけどねぇ┐( ̄ヘ ̄)┌まあ行き当たりばったりドライブもたまには良いか、ということで更に風任せで進んでいるとうどん屋の看板が。お腹も空いたのでお昼を食べていこうという事になりました。たまたま入ったそこのうどん屋さんですが、メニューを見ると「カツカレーうどん」なるものが。へぇ、そんなのがあるんだ、と思い早速注文。↓手打ちうどんどんたく紹介HPhttp://www.kyo-web.jp/curry/sonota/sonota07.htmこれが実に美味い!!(^^)私は実はカレー関係に関してはカレーライス以外は否定派、つまりカレーパンもカレーうどんも認めていない人でした。しかし今回のは単なるカレーうどんではなく、カツカレーうどんです。今までそういえばそんな発想の店見たこと無かったなーと思って、まあカツが食べられれば良いやという程度に頼んだのですが、予想以上の完成度の高さに驚きました(××)カツはしっかりと揚げられていて、食べ応えがあります。カレーうどんにソースも入っているようですが、これがまたバッチリ。卵の黄身も乗っていて、味にコクを付けます。かなりお薦めです(^^)そして何よりも店員さんがしっかり教育されているようで、常時店先でお客さんを迎え入れるように待機しておられるし、店内混んでいるのに、湯飲みのお茶を飲みきったところですかさず入れに来るところなんて完璧です。多分口元に湯飲みをあてる角度で飲みきったかどうかを判断されているんでしょうね。カツカレーうどんに満足した我々は、家に帰ってくると一気に長旅の疲れが出てグッタリ。晩ご飯には勿論獲ってきた黒豆を茹でて食べました。そしてこれもやっぱり美味い!!(^^)大量にあるので母やら姉やら親戚やらに配りましたが、それでも3kg程残りました。連日のように茹でて食べましたが、全く飽きが来ませんでした。やっぱり丹波の黒豆は偉大ですね。実りのある休日でした。(完)さて、実りのある日経平均は本日続落。前日のNYダウは10月の新築住宅着工件数の予想外の落ち込みを受けて軟調。ただし最近の株価好調の勢いを示すように下げ渋る動きでした。それに反して日経平均の方は寄り付きが最高値となって下落の動き。その後は終始マイナス圏で動き、一時9500円割れの場面も。ただ9500円割れでは個人投資家の打診買いが入り、小型株中心に下げ渋る動きも見られた模様。投資判断は「強気の売り」。ヘッジファンドの45日ルールやSQを通過してからは全くといって良い程に買いが入らない状態になっています。本日は出来高こそ膨らんできましたが、下落局面で膨らむ出来高は更なる先安感を暗示します。明日は3連休前という事で、いつも以上に手じまい売りが重なってくるでしょう。9500円は単なる通過点となる可能性が高いと思われます。為替も88円台に入り込んできました。NT倍率の格差以上にNN倍率(日経とNYダウ)の差の拡大が懸念されます。新興市場は「強気の買い」。本日も3指数共に下落で、マザーズ指数に至っては13連敗。ただ本日の新興市場は下げ渋りの動きもあって、大型株市場も買えなくなった今、短期的には個人投資家中心にリバウンド期待が高まってきています。先行して下げていた分、消去法的な選ばれ方との見方も。ただ以前から言っているように水準は割安ですから、実力的にもいつでも反発できるだけの素地はあります。ソフトクリエイト(3371)は続落。1ヶ月ぶりに800円を割り込んでしまい下放れの動き。テクニカル的には75日線に跳ね返されての下落でMACDも暗転し非常に嫌な形。一目均衡表の遅行線も実線を下回ってきた事から、10/7の取引で出来た価格帯790円辺りで下げ止まってくれるかどうかが目先の焦点に。ソネットエンタテインメント(3789)も続落。新興市場安を反映している格好ですが、正直子会社DeNA(2432)が高止まりしているのに何故この体たらくなのか理解できません。週足で見ると52週線を超えられずに下放れのムード。ここ一年間のボックス圏の下限近辺である18万円を割り込んで推移するとなると黄色信号です。ダイハツ(7262)も続落。円高を背景に自動車株全般に弱い動きが続いていますが、同社も例に漏れず。本日は800円割れ寸前のところまでありました。週足で見ると一目均衡表の雲下限を突き抜けそうな状況で、正直割れてくるのは必至でしょう。そうなると下値はやはり700円位まで見ておく必要がありそうです。みずほFG(8411)も続落。そして年初来安値更新で出来高4億株とトップに。東証1部の出来高を高水準に見せている一因となっています。増資懸念やJAL(9205)株の100円割れを背景に、メガバンクには強い風当たり。目先52週線の6割の株価が底打ち水準と見て、130円程度までの下落を想定しています。そこまで見ないといけない程に今の相場環境は悪いの一言。正直今保有しているポートフォリオの銘柄で安心して見ていられるのはヤクルト(2267)くらいのものでしょう。それ以外はどれも下放れの動きとなっています。全部一旦外しても良いくらいですが、戻り出すと早そうですから、下値を探りながら適切に対応していきたいものです。こういう相場では人気株・注目株のヒットアンドアウェイ戦法が有効です。明日一日で限定するならサイボウズ(4776)が狙い目でしょうか。新興市場の戻りに乗じて短期勝負なら可能と見ています。ポートフォリオには入れませんが。以下ポートフォリオの値動きです。買い銘柄ソフトクリエイト(3371) 2005年12月2日より 3470円→798円 目標6000円ソネットエンタテインメント(3789) 2006年1月20日より 390000円→180000円 目標75万円ソフトバンク(9984) 2007年10月5日より 2400円→2075円 目標3000円メディカルシステムネットワーク(4350) 2007年10月15日より 585円→571円 目標1000円(200分割考慮)ダイハツ(7262) 2008年3月25日より 1141円→815円 目標1500円みずほFG(8411) 2008年4月15日より 433円→155円 目標700円 (1000株単元変更考慮)SEH&I(9478) 2008年5月28日より 13000円→10000円 目標2万円東芝(6502) 8月18日より 455円→461円 目標700円三井海洋開発(6269) 9月10日より 1933円→1722円 目標2500円ヤクルト(2267) 10月3日より 2240円→2565円 目標3000円※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、投資成果を保証するものではありません。
2009年11月19日
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全くの丸腰で黒豆獲りにやってきた私たちは、畑の中で明らかに場違いな雰囲気を放っていました(-。-;)せめて鎌を持っていないと枝を切る事もできません┐( ̄ヘ ̄)┌隣の従兄を横目で見やると・・・本当に従兄も丸腰でした(・・;)「そんなもん素手で根っこから引っこ抜きゃ良いんだよ\(*`∧´)/」と、ベテランの中のベテランの域に達している従兄は縦横無尽に引っこ抜きます(・・;)それはまるで昔のファミコンのゲーム「夢工場ドキドキパニック」の主人公になったような勢いでした←多分ほとんどわかる人おらん(-。-;)んなことを言っても初参戦の我々にそんな簡単にできるわけはありません(-。-;)力任せに時間をかけて一個ずつ引っこ抜くのがやっと。ボコッと抜けた土の中からは冬眠モードに入ってるところを邪魔されたカエルやらミミズやらが飛び出してきて、こっちもビックリ(××)そうこうして引き抜くと、やがて1mの紐いっぱいに括り付けられるだけの黒豆が収穫できました。これで大体15分位のお話。収穫の後は畑から出て、畦道の脇で枝から豆の房を取る作業。別に枝ごと家に持って帰ってからむしり取っても良いのですが、ここで枝を取り除いていけばJAの人が枝部分を処分してくれるようなので、どっちにしても取らないと食べられないのですから、ここで座り込んで枝豆を一つ一つ取って行く事に。これがすごい時間のかかる作業で、1時間位かかります(-。-;)従兄はすっかり慣れた手つきでさっさと全部取り除いてしまいました。全部取り除くと、それでも実に10Kg程の枝豆の量になります。これで2000円なんて安い!丹波の黒豆の市価が高い事を考慮すると(ネットで調べたら枝付きで3Kgで4000円とか)元は十分に取れます(^^)しかも「今年の黒豆は大きい!」と従兄が絶賛していたように、冷夏の割にはものすごく順調に育ったようで、実に豆の粒が大きいのです。天気も晴れて日差しも強い位で、非常に満足のいく結果となりました(^^)(もう少しつづく)さて、非常に満足のいく結果となりたい日経平均は本日反落。前日のNYダウはバーナンキ議長の低金利がまだまだ続く発言を受けて続伸し、年初来高値更新。それを受けた日経平均はいつものパターンで朝方だけ高く、後場には好調だったファーストリテイリング(9983)の下落やアジア株の軟調さに引っ張られる形で下落に。結局は本日の安値圏で引けました。投資判断は「強気の売り」に。最近の世界の株価の値動きを見ていると日本株の一人負けが露呈している格好。小型株が大型株の公募増資を控えて換金売りの対象になっているという観測もあって、TOPIXは5日続落と10月安値を割り込んで元気が無い状況。NT倍率は再び拡大傾向にあり、本日で11.4倍に。もう少し拡大してから、ほぼ間違いなく収縮に向かうと思われます。その時は両指数共に下落する負のスパイラルが発生します。そんなわけで、期間は短いかも知れませんが投資判断を「強気の売り」に引き下げました。本来目先1ヶ月程度の緩やかな下落を予想していましたが、一時的にも暴力的な売りが出てくるかも知れません。最近の株価下落は表面上穏やかながらも安値更新銘柄が目立ち「ホンマにこの指数の算出は正しいのか?」と思う程に下落している実感が強いです。テクニカル的にもTOPIXは52週線を下回ってきましたし、週足の一目均衡表でも遅行線は実線を下回ってしまい、相当嫌なチャートになってしまっています。日経平均の動きがこれに追随するのは必至で、先週末のSQ値も下回ってしまった今、敢えて日本株を買う理由は見当たりません。今週位は強含むと思っていましたが、この弱気地合は相当ネガティブな投資家心理をいかんなく映し出しています。とにかく今までこれだけ下げ渋ってきたことがむしろ奇跡だったかも知れません。為替もドル安に呼応する形で88円台突入は必至で、相場の柱である日経225構成銘柄にも下げが目立ってきた以上、苦しい展開が続きそうです。寒くなってきた気温以上に相場が冷える事が心配です。新興市場は「強気の買い」。しかしながら本日も3指数共に下落で下げ幅が拡大している格好。ちょっと手が付けられません。上記したように小型株を売って大型株のファイナンスに備える、もしくはリスク回避嗜好によって小型株回避の動きになっている模様です。こちらも正直反発のきっかけが見あたらない状態で、日柄調整が終わるのを待つしかありません。グリー(3632)の大型売り出しもネガティブ要因に。それにしてもグリーの社長は上手いことやったなーという印象を受けています。上場時より全然株価高いですからね。こういう資金調達ができれば、株式市場にコストをかけてでも上場している意味が経営者や会社にはあります。そうなればIPOも増えてきて、将来的には新興市場の活性化に繋がります。ソフトバンク(9984)は続落。ただ本日の下げの意味は大きく、今日の市場の特徴としては今まで日経平均の牽引役だった同社やファーストリテイリングなどが下落に転じていること。この辺りは全体相場が重い中で、ポートフォリオ内の益出しし易い銘柄の利益確定売りが出ている感じだと見て取れます。本日の大陰線はかなり暗い暗示で、10/27と11/12の高値でダブルトップを付けた形に。各指標も暗転し、75日線では下値支持線とは成り得ないでしょう。正直目先2週間程度は空売りの方が正解のような形です。1800円までの下落は覚悟しておくべきか。みずほFG(8411)も続落。下値の支えだった170円を遂に割り込んでしまい、2番底を探りに行く動きに発展しそうです。ここにきてのMACD・パラボリック暗転はきつい。先週末の決算でアク抜け感が出るかと思いきや、三菱UFJ(8306)の大型増資報道が重石となって、メガバンク共々苦しい展開に。いずれ銀行株は相場の柱となってくれる強力な主役銘柄ですが、今はまだその出番ではないようです。私が来年1月~3月に予想している強い上昇局面ではその片鱗が出てくるかも知れませんが、もう少しバネを縮める必要があるようです。東芝(6502)も続落。先般まで相場の柱だった同社の凋落ぶりが、今の相場の深刻さを如実に表しています。日立(6501)の大型増資観測が同社にも波及した格好。こちらもみずほ同様に同業他社から横やりが入りました。75日線を割り込んでの一気呵成の下落。ただ同社に関しては悲観しておらず、間もなく反発の手が入ってくるものと見ています。これだけ相場のテーマ性を具現した銘柄も珍しく、需給は一時的に崩れているものの、本質的には「上がりたい症状」のままです。外国人の買いが入ってきた時には戻りも早そうです。三井海洋開発(6269)も続落。原油市況が上昇しても、同社株は上がってくれません。結局は先週の好決算をチャラにしたような行って来いの値動き。テクニカル的には75日線・25日線に跳ね返された格好で、MACDも見事に好転失敗。ちょっと下値を探りに行く動きに見えます。ただ日本海洋掘削(1606)が今年最後の(?)IPOとして先日上場承認が下りました。三井海洋開発とニュアンスは若干異なる会社であるものの、それでも同類項として見られる可能性が高く、IPOの上場が近づくと話題視される可能性があります。この辺りに少し期待して良いかも知れません。ヤクルト(2267)は反落。ただ昨日最高値を更新し、ポートフォリオ内では今一番安定している銘柄。現在、そして目先2週間程度先までの話として、買いで見ていけるのはディフェンシブ銘柄(電力・ガスの他、同社や好業績ネット関連銘柄)しか無いでしょう。安定感に資金が集まれば、こんな地合でももう一段高は十分に想定できます。そして欄外でいつも紹介しているオプトロム(7824)ですが、昨日はよもやのストップ安まで。ここにきてストップ安まであるとは思いませんでした。皆本当に決算にそこまで期待していたんですね。ちょっと想定外でした。ここまで下がると下値はもう少し警戒をした方が良さそうで、もし24円まで下落する場面があったらいよいよポートフォリオ入れとします。このどうしようもない相場展開が低位株を後押ししてくれるでしょう。毎年年末年始は仕手株のシーズン。以下ポートフォリオの値動きです。買い銘柄ソフトクリエイト(3371) 2005年12月2日より 3470円→830円 目標6000円ソネットエンタテインメント(3789) 2006年1月20日より 390000円→185300円 目標75万円ソフトバンク(9984) 2007年10月5日より 2400円→2085円 目標3000円メディカルシステムネットワーク(4350) 2007年10月15日より 585円→599円 目標1000円(200分割考慮)ダイハツ(7262) 2008年3月25日より 1141円→832円 目標1500円みずほFG(8411) 2008年4月15日より 433円→170円 目標700円 (1000株単元変更考慮)SEH&I(9478) 2008年5月28日より 13000円→10020円 目標2万円東芝(6502) 8月18日より 455円→457円 目標700円三井海洋開発(6269) 9月10日より 1933円→1711円 目標2500円ヤクルト(2267) 10月3日より 2240円→2605円 目標3000円※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、投資成果を保証するものではありません。
2009年11月17日
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富山県南砺市の井口という地域では丹波の黒豆を盛んに栽培しています。一ヶ月程前の話になるのですが、丹波の黒豆収穫大会というものが地元の新聞社の主催でありまして、無類の豆好きである私は従兄に誘われて嫁とで参加してきました(^^)丹波の黒豆は枝豆の中ではだだちゃ豆と並んで究極に美味しい枝豆です。そんな大会がある事をついぞ知らなかった私は、とても興味津々の大会でした。従兄は毎年参加しているようで、すっかりベテラン。前年のうちに来年の参加予約をする程らしいのですが、それだけ人気のある大会のようです。やはりこういう大会に参加できるというところが田舎暮らしの特権とも言えるかも知れません。大会前日、そんな従兄に「何を用意していけば良いですか?」と聞いたのですが「まあ特に何も要らないよ。軍手も持っていきたければ持っていけば良い。後は汚れても良いような格好でね」と。ふーん、そんなお気軽な感じなんですね。会場に着くと、そこには延々と広がる枝豆畑。既に大勢の参加者がやってきていて、用意された畑には皆乗り込んで一心に枝豆を獲っていました。参加費は2000円。ルールは渡された1mの紐に括り付けて束にできるだけの黒豆を獲り放題という事です。私は物を知らないので恐縮なのですが、枝豆って地面から生えている枝になっているから枝豆なんですね(;^_^A今まで蔓になるエンドウ豆のイメージでいたのですが、だから枝豆って言うのかー、と今更ながらわかりました。そんな私は齢34。それじゃあ早速・・・と思って畑の中に入っていったのですが、あれれ?皆長靴もしっかり完備して軍手に鎌のようなものを手にしていますよ?(・・;)「あんちゃんそんな格好で来たんけ?何も持っとらんの?」とは見知らぬおっちゃん。「あんたら初めてやろー(^^)黒豆獲りをなめちゃあかんよ」「はい・・・(-。-;)」普段から適当な従兄でしたが、そんな従兄を恨めしく思った瞬間でした(-。-;)(つづく)さて、恨めしい日経平均は金曜続落。前日のNYダウが軟調推移した事を受けて、東京市場も朝方から売りが先行。SQ値が9746円に決まると、何とかSQ値近辺で踏みとどまろうとする動きも。欧州年金筋による銀行株買いが見られたとの観測もあって、指数は薄商いの中で底堅く、何とかSQ値を保って引けました。投資判断は「売り」。金曜の出来高は17億株と、SQが無かったら15億株台だったのではないかという低水準。金曜のNYダウはディズニーの好決算等、各種消費関連の企業が好決算を出した事を受けて反発となりました。来週の日本市場は前回もお伝えしたように、短期的には堅調推移を見せると見ています。SQも無事通過しましたし、オバマさんも日本を通過していきました。結局会談では経済的な事はほとんど議論されなかった様子ですが・・・。それにしても今回の初訪日があまり大きな話題にならなかったのは、やはり日米関係の希薄化を象徴しているものと言えそうです。かつて日米と言えば、世界で圧倒的な経済大国1・2でしたから、その世界に対する影響力も多大でした。今では少なくとも圧倒的ではありません。アジアでは世界最大の人口を擁するあの国が、中東ではバベルの塔を建設中のあの国が、他にも発展途上の貧困国と言われていたあの国々が、それぞれ割拠してきています。日米が弱ったというのも確かにありますが、一方でそれらの国が強くなったという面から、日米の発言力は相対的に低下している現状です。だから重要課題もG7からG20で議論されるようになりました。しかし皆さんもご経験があるように、およそ会議というものは参加者が増えれば増える程収拾がつかなくなるものです。それは当然参加各国の利害が対立するからですが、これが恐らく今後の世界経済というモンスターを抑えられなくなる要因になりそうです。すなわちこれらを解決するには「可及的速やかに、かつ大胆に、一致団結して」対処しなければならないのですが、それが次第に難しくなってくるからです。しかし一方で世界経済はどんどんグローバル化し連鎖を深めていく。それが将来的には今回の金融危機よりも根を深くしてくるであろうと思われます。このところの話はまだまだ遠い先のお話ですが。新興市場は「強気の買い」。しかし金曜は3指数共に軟調。日経JASDAQ平均は7営業日続落、マザーズ指数は9営業日続落、ヘラクレス指数は5営業日続落と、最近はほぼ壊滅的な流れになっています。一方で繰り返しお伝えしているように新興株内での大型株楽天(4755)、ミクシィ(2121)、グリー(3632)等は強いものが目立ちます(ちなみにグリーは引け後に811万株の売り出しを発表し、夜間取引では大暴落となっていますが)。この辺りなかなか判断の難しいところですが、水準は割安な一方で弱気な流れはもう一ヶ月位続きそうな感じです。ダイハツ(7262)は続落。金曜はGSの目標株価引き下げや円高の継続を受けて軟調に推移しました。10/2の安値に面合わせする格好で非常に嫌なムードに。下げ止まると見ていましたが、このところ信用取引の需給バランスも崩れてきています。それでも自動車株の中で注目しているのは同社とスズキ(7269)です。両方とも新興国に強みがあり、スズキはインドで、ダイハツはインドネシアで頑張っています。以前私は「何年後かにはトヨタとスズキの株価は逆転する」と書きましたが、今でもその方針は変えていません。会社の同僚に話したら笑われましたが、私は至って大真面目です。ちなみに1年前の株価と比べると、スズキは50%近く値を上げているのに対して、トヨタは8%近く値を下げています。このペースで行けば1年後には逆転する公算になりますが、当然そんなに甘くはないでしょう。しかし新興市場を制するところが自動車産業の次なる覇者となる認識は、誰しもが持ち合わせている見解だと思います。みずほFG(8411)は反発。前述したように欧州系の年金筋が買っているとの観測から、全体相場が弱含んでいる中で反発となりました。また引け後には注目の決算を発表。残念ながら中間期は減益、通期予想も経常利益までの数字で下方修正しました。ただ一方で普通株による増資を行わないという塚本社長の言葉もあり、この辺りを反映して来週からはアク抜け感も加わって反発してくることになると思います。日証金ベースで見る貸借倍率もものすごい勢いで改善してきており、需給は変化してきています。そろそろ大反転の機会が到来しそうな予感です。三井海洋開発(6269)は大幅反発。前日発表の好決算を受けて次第に買いが買いを呼ぶ展開で高値引け。ところで金曜の日経を見ても三井海洋開発の決算の記事は見当たりませんでした。この辺り投資家に知れ渡るのが遅れたので、朝方は大して上がらなかったのかなとも思います。日経が9月に出した業績弱気見通しの観測記事が外れた腹いせかとも勘ぐりましたが。テクニカル的には大陽線を示現し75日線を突破。来週頭にはMACDも好転する見込みで非常に良い形になっています。ただ日証金を見ると、金曜の上げの原動力となったのは今まで積み上がってきていた大量の空売りの買い戻しによる部分が大きかったような模様です。一目均衡表の雲も頭を抑えてきそうなため、一旦は軽く調整が入りそうです。それでも下値での大陽線は相当強いサインとも言われますから、年初来高値更新に向けての動きに期待しても良さそうです。ヤクルト(2267)も続伸。年初来高値を更新してきています。この辺り昇りチャートに沿った素直な形であると見て良いでしょう。信用倍率も圧倒的な売り長で、売り方の買い戻しによる好循環がまだまだ期待できそうです。そして欄外で度々取り上げてきたオプトロム(7824)ですが、金曜の決算は予想通りの失望決算・下方修正でした。言わんこっちゃないですね。月曜は失望売りが膨らんで、2桁の下落になると見ています。ただ場中(15時20分)に発表されて少しは株価に織り込んだこと、そして元々業績が悪い事はわかっていた事を勘案すると40円辺りで十分下げ止まりは可能と思います。その後はむしろ仕手化した値動きの軽さから、再度上昇トレンドを演じてくるのではないかと見ています。絶対的に衰退産業となったDVD・CDという業態から、環境関連銘柄に脱皮を図ろうとする点は一定の評価をしても良さそうです。赤字幅も前期に比べると売上の減少幅以上に縮小してきており、個人的には頑張っていると見ています。もし次に40円を割れてきたら今度は正式にポートフォリオ入れしても良いかなと思っているのですが、また来週以降の動きを見て判断したいと思います。以下ポートフォリオの値動きです。買い銘柄ソフトクリエイト(3371) 2005年12月2日より 3470円→830円 目標6000円ソネットエンタテインメント(3789) 2006年1月20日より 390000円→197000円 目標75万円ソフトバンク(9984) 2007年10月5日より 2400円→2225円 目標3000円メディカルシステムネットワーク(4350) 2007年10月15日より 585円→629円 目標1000円(200分割考慮)ダイハツ(7262) 2008年3月25日より 1141円→858円 目標1500円みずほFG(8411) 2008年4月15日より 433円→179円 目標700円 (1000株単元変更考慮)SEH&I(9478) 2008年5月28日より 13000円→10150円 目標2万円東芝(6502) 8月18日より 455円→505円 目標700円三井海洋開発(6269) 9月10日より 1933円→1822円 目標2500円ヤクルト(2267) 10月3日より 2240円→2605円 目標3000円※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、投資成果を保証するものではありません。
2009年11月15日
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前々回までITの話をしていましたが、まだもう少し言い足りない部分があるので追記。今更感じたのは「IT」と一括りにされた世界の中でも格差が起こっている事です。世間一般的に「パソコンに詳しい人なら、パソコンに関する事何でも知っている」と誤解されているのではないでしょうか?ところが例えばC言語を使いこなしている人にエクセルの使い方を聞いてもわからない時だってありますし、ルーターを設置できる電気屋さんにVPN接続の話をしてもわからない事もあります。実は極々当たり前の事なのですが、ITという括りは曖昧でかつ範囲が大き過ぎて「IT」という言葉だけでは手に余るのです。もっと細分化しないといけません。なので一概にITの分野に従事している仕事をしているからと言って、時代の先端を走っているわけではありません。特に変化や新しい技術・アイデアの流行り廃れの激しいIT業界ではトップランナーとビリッけつには雲泥の差があります。先日仕事柄、HP制作を生業としている方と話をした際に、Twitterの話題を振ってみたところ「Twitterって何?」って言われました(-。-;)確かに全てのネットのサービスについて知っている必要は全くありませんが、正直Twitter位は知っているべきではないのか?とも思ったのは事実です。ただ私もTwitterが2年前位にサービスを開始した際、ここまで流行るとは思いもしませんでしたけど(;^_^Aまたちょっと話が逸れますけど、本当にこの世界は何が流行るかわかりません。Twitterなんて多分制作者も現在のような利用のされ方を意図して作ったわけではないと思うのです。結局与えられたツールをユーザーがどう使いこなすかによって思わぬ発展を遂げるケースがあります。昔流行ったポケベルだって、数字でメッセージをやりとりするなんて、開発者の想像を超えた現象でした。それはともかくIT業界に籍を置いている人の中でも格差が付いている昨今、常に新しい物を追い求めていこうとする気持ちは大事に持っておく必要があるのではないかと感じる今日この頃です。ちなみに一番直近ではまたiPhoneのアプリで恐縮ですが「TRAVATAR」というのに感心しています。GPSを使って近くのユーザーのアバターと疑似すれちがい通信をするというものですが、本当に携帯にGPSが加わっただけで色々なアイデアが生まれてくるものです。また皆さん興味があればお試しあれ(完)さて、常に新しい物を追い求めて行きたい日経平均は本日反落。前日のNYダウは堅調推移で高値更新。それを受けた日経平均も寄り付きこそ買いからスタートしたものの、最近の傾向通り長くは続かず。後場には明日のSQを睨んで売りが膨らむと次第に値を下げる展開に。結局は本日の安値圏で引けました。投資判断は「売り」。ただ明日のSQ通過後は短期的な買い戻し相場を予想します。大型株の最後を飾るメガバンクの決算は、恐らくそれなりに良いものが出てくるものと思います。それらを受けて来週はそれなりに堅調な株価推移となるでしょう。ただしあまり長続きはしないと見ています。新興市場は「強きの買い」。本日は3指数共に軟調。マザーズ指数は400ポイント割れと精細を欠いています。本日引け後に発表された楽天(4755)の増収増益決算は、好調をアピールするに十分な内容です。これだけネット関連銘柄が強いのに新興市場株が上がって来ないのは正直不可解に感じていますが、逆に言えばそれだけ今が仕込み場なのかも知れません。テクニカル的にはもう少し軟調推移が続きそうですが、水準としては超割安の水準に来ていると見ています。ソフトクリエイト(3371)は反発。最近は830円に買い板が見られて、案外底堅い動きが続いています。本日出た楽天の決算はECサイトの好調により第三四半期時点では過去最高の営業益となったとの事でした。引き続き景況感の悪化から巣ごもり消費がキーワードとなりそうで、ECサイト構築ソフトではトップクラスの同社にも追い風となりそうです。メディカルシステムネットワーク(4350)は反発。ただテクニカル的には下放れのチャート形状になっており、嫌な雰囲気が出ています。先週発表の決算が特段に良くも悪くも無く、ヤレヤレ売りに繋がっているところか。当面600円を目指す動きになりそうですが、株価水準としては割安です。三井海洋開発(6269)は続落。本日引け後に発表された決算は大幅な増収増益でサプライズ。以前日経には業績懸念報道もされて売られた事もありましたが、蓋を開けてみれば良い内容でした。通期見通しの上方修正もあって市場コンセンサスや四季報予想も上回りましたが、懸念すべきは第三四半期の好調さの割には最終四半期でその利益を食いつぶす結果になっている事。この辺り外貨建て資産の評価益が最終的にどう帰結するかわからないので、との説明ですが保守的過ぎると思われますので、基本最終的には再上方修正という事になってくると思います。とにかく今回の決算は直近の株価下落トレンドを寸前のところで食い止める非常に良い決算だったと認識できるでしょう。あぁ、実はまた来週試験があるので今日もこの辺で。来週の試験は小試験なんで大した事ないんですが、来月も来月でまた試験があるんですよね。あー仕事辞めたい・・・以下ポートフォリオの値動きです。買い銘柄ソフトクリエイト(3371) 2005年12月2日より 3470円→843円 目標6000円ソネットエンタテインメント(3789) 2006年1月20日より 390000円→191800円 目標75万円ソフトバンク(9984) 2007年10月5日より 2400円→2205円 目標3000円メディカルシステムネットワーク(4350) 2007年10月15日より 585円→637円 目標1000円(200分割考慮)ダイハツ(7262) 2008年3月25日より 1141円→865円 目標1500円みずほFG(8411) 2008年4月15日より 433円→176円 目標700円 (1000株単元変更考慮)SEH&I(9478) 2008年5月28日より 13000円→10230円 目標2万円東芝(6502) 8月18日より 455円→510円 目標700円三井海洋開発(6269) 9月10日より 1933円→1701円 目標2500円ヤクルト(2267) 10月3日より 2240円→2575円 目標3000円※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、投資成果を保証するものではありません。
2009年11月12日
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ようやく試験も無事終わりまして、私もようやく解放されました(^_^)/試験の方は多分大丈夫でしょう。お陰様で。久しぶりに真剣に勉強しましたよ。アナリストの資格を取った時以来でしょうか。アレに比べれば今回の試験は屁みたいなレベルなんですが・・・。昨日からフジ系列で始まったライアーゲームも見ずに録画で我慢してやり抜きました。にしてもライアーゲームはスゴイですよね。よくまあアレだけ考えるものです。作者にはただただ脱帽です。私も実は漫画で読んだんですけど、私も記憶力の方に障害があるので(単なる物忘れが激しいだけ(-。-;))、もう一回素直に「えぇっ、こんな展開!?(××)」とビックリします。ただまた今回のドラマの1クール終わったら映画化のお知らせが・・・(-。-;)いや、私は嬉しいですよ。ライアーゲーム好きですから。でも何か最近このパターンが多くて安直過ぎません?一時のCD業界がベスト盤ばかり出していた頃のように、エンターテイメントの供給方法がちょっと易きに流されている印象です。確かにテレビ局はお金が無いでしょうし、このドラマはお金をかけないでよく作っていると思います。でも、単一の手法が溢れるようになってきたら、その業界は恐らく終わりでしょう。だからCD業界もベスト→カバーのブームが終わったら衰退してきています。日本の優れたコンテンツ作成力は、最早枯渇に近づいてきているのではないかと少し危惧したりします。さて、枯渇な感じの日経平均は本日かろうじて続伸。前日のNYダウは特段目立った指標の発表も無く手がかり難の中で年初来高値更新。それを受けた日経平均の方はより一層の手がかり難に。朝方こそシカゴ日経平均にサヤ寄せする形で上がったものの、すぐに上値の重さを意識した値動きに。後場はアジア市場の軟化や円高を受けてジリジリ売りに押され、一時マイナス圏の場面も。最後はかろうじてプラスゾーンで引けました。投資判断は「売り」。週末のSQや銀行株の決算を控えて様子見ムードが高まり、全くと言って良い程商いも膨らみません。また最近は寄り前や引け後の先物の値段が高い割には、場中でその分の値を消すという動きが続いています。この辺りはそれこそSQ絡みの思惑なのでしょうが、アメリカが高値を更新している割には弱い日本の動きです。やはりもう一ヶ月位はこのペースの動きが続きそうです。新興市場は「強気の買い」。しかし本日は3指数共にきつめの下落。昨日は新興市場の雄楽天(4755)が一時ストップ高を見せる等、新興市場の大型株は引き続き強い動きを見せているのですが、全体としては軟調な展開になっています。それは東証1部の日経平均採用銘柄ばかり高くTOPIX全体では弱含む傾向に似ています。実は皆リスクを極力回避しようという動きに出ている事の証左で、それが今回新興市場にとっては大きな痛手となっている模様です。テクニカル的にも各指数毎に下放れの動きが鮮明になってきました。マザーズ市場開設10周年を迎えましたが、株価は未だ低迷から抜け出す事ができません。来年1月位までグズグズした感じが続いてしまうのかなーとも思います。ソフトバンク(9984)は続伸。本日はGSによるレーティング引き下げもありましたが、逆に目標株価が引き上げられた点をより好感されている格好。昨日発表の携帯電話純増数も3ヶ月連続の首位と引き続き好調さを持続しており、再度年初来高値更新に向かう動きとなっています。テクニカル的にもパラボリック・MACDというところが好転し、素直に買いに付いていきたいところ。ヤクルト(2267)も続伸で年初来高値更新。昨日場中に出た決算での増益報道を受けて、各アナリストの投資判断引き上げが相次いだ模様。それを受けて買い進まれる展開に。チャート的には飛ぶ形になりました。売り方の買い戻しを巻き込んで、上昇トレンドは更に加速しそうです。実はもう一つ飛んだのが欄外で時々紹介していたオプトロム(7824)でした。本日は62円まであって、年初来高値を大きく更新。手がかり難の中の低位株物色の流れに乗っているようです。今週末の明後日が決算発表という事で、明日・明後日位までは素直に楽しめる銘柄だと思いますが、決算発表後の来週はきついでしょうね。デイトレと割り切れる玄人さんにはもう少し注目かも知れません。ちょっとまだ試験疲れが残っているので本日はこの辺で。明日また更新します。以下ポートフォリオの値動きです。買い銘柄ソフトクリエイト(3371) 2005年12月2日より 3470円→831円 目標6000円ソネットエンタテインメント(3789) 2006年1月20日より 390000円→194100円 目標75万円ソフトバンク(9984) 2007年10月5日より 2400円→2210円 目標3000円メディカルシステムネットワーク(4350) 2007年10月15日より 585円→620円 目標1000円(200分割考慮)ダイハツ(7262) 2008年3月25日より 1141円→868円 目標1500円みずほFG(8411) 2008年4月15日より 433円→178円 目標700円 (1000株単元変更考慮)SEH&I(9478) 2008年5月28日より 13000円→10240円 目標2万円東芝(6502) 8月18日より 455円→514円 目標700円三井海洋開発(6269) 9月10日より 1933円→1706円 目標2500円ヤクルト(2267) 10月3日より 2240円→2555円 目標3000円※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、投資成果を保証するものではありません。
2009年11月11日
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前々回iPhoneに対する新たな感動について述べたのですが、最近特に思うのは「情報格差」についてです。やはり「知っている」事と「知らない」事には歴然とした差があって、知っている人は知らない人より何でも圧倒的に有利になる世の中になってきていると感じます。これをわかり易い例で言えば、お隣北朝鮮の国民は海外の情報を「知らない」から(知らないようにさせられているから)圧政にも我慢して服従できる部分があるのです。もし外の世界の事を知ってしまうと、最早軍の力だけでは抑えきれないでしょう。それ程情報格差の存在には大きな力の差が存在するのです。なので日本も所得格差や教育格差よりも、実は余程情報格差を是正する事が重要ではないかという気がします。今の世の中情報インフラが発達して、誰でも様々な情報を得られるようになってきました。その一例としてよく言われるのが、投資の世界で一般投資家が機関投資家に負けない位の情報を集められるようになったという事ですが、その反面、知りたくもない情報や偽情報まで混ざってきて、溢れる情報の中から真に必要な情報を取り出す技術や思考力が求められるようになってきました。その識別格差が情報格差是正に繋がり、それを無くすことが本当の意味でのIT革命ではないかと思うのです。例えばお笑い番組を見ても、どの場面で笑えば良いのかテロップが教えてくれます。どんな曲が良い曲かは売れ筋ランキングが教えてくれます。そうやって取り出し易くなった情報は、ユーザー独自の嗅覚を奪ってしまいました。その嗅覚を取り戻す事が重要なのです。ですから自分から積極的に情報にを取りに行く努力(何にでも関心を持って興味を示す事)をしないと、本当に有益な情報は得られないのです。そういう努力や手法を繰り返し反復して行う事で、真の情報力が身に付くのだと思います。今回述べた事は「何を今更・・・」と言われる内容で、私が言わなくてもどこかで聞いた事のある内容かも知れません。それを私も最近「すれちがい通信」や「iPhone」を通じてようやくハッと実感できたというか、ビビッと理解したというか。多分頭でわかっていても実感していなかったんでしょうね。それが私の情報力の欠如を表していたのかも知れません。一方、私のような方も実は多いのではないでしょうか?さて、情報力を身につけたい日経平均は金曜反発。前日のNYダウは新規失業保険申請件数の減少を好感し大幅高で1万ドル回復。翌日発表の雇用統計の数字に期待が繋がる上昇となりました。それを受けた日経平均も朝方から買いが先行。一時は5日線の位置する一昨日終値近辺まで上昇する場面がありましたが、銀行や自動車という日本の代表産業がそれぞれ売られ、後場は上値が重く。アメリカで発表される雇用統計に対する警戒感もあり下げ銘柄の方が多い状況で、上げたと言っても実感無き上昇といった印象でした。投資判断は「売り」。金曜は本来であれば日経平均も200円近い上昇があっても良い地合でした。しかしTOPIXはむしろマイナスと、NT倍率拡大に繋がる動きとなっています。これは「危うさの中での上昇」であって、まだまだ本格反転に繋がるような上昇を期待できる段階では無い事を意味しています。金曜のNYダウは失業率が遂にアナリストの予想を上回って10%の大台越えとなった事を受けて朝方売られる展開でした。その後切り返し1万ドル回復、前日高値を更新する場面も。失業率10%超えは時間の問題でしたが、10人に1人が失業者という異常事態の中、それでも買われるところがアメリカの強さであり、日本には無いパワーです。引き続きアメリカ株と日本株の乖離は続いていくと見ています(つまりアメリカ買い・日本売りの継続)。来週の日本株はSQを控えて荒めの値動きになると見ています。ただ他の月のSQ前に比べればまだ大人しい値動きで落ち着くのではないでしょうか。やはり出来高は年末にかけて薄いままで、やがて個人投資家による年末の手じまい売りがちらほら出始めてくるのではないかと思います。それが極まるのが12月のメジャーSQでしょう。個人的にはそこから反転上昇の狼煙が上がるのではないかと見ていますが、それまでは緩やかな下落が引き続き続く予想です。新興市場は「強気の買い」。金曜は高安マチマチ。ただ全般的には弱い動きが目立ちました。下方修正を発表したセブン銀行(8410)や、逆に直近高値を更新したミクシィ(2121)など、それぞれの市場で主役級の銘柄がそれぞれの理由で下落した事が要因に。ただ東証1部銘柄の膠着感・人気薄が続く程に新興市場の特徴・値動きの軽さが注目されて、先に調整を終えて反転上昇してくるものと見ています。ソネットエンタテインメント(3789)は変わらず。ただ一時大きく売り込まれる場面があったものの、その後切り返しを見せています。本日は野村證券による目標株価引き上げもありましたが、反応はイマイチでした。子会社DeNA(2432)の方は好調が持続して、みるみる直近高値を更新中。同社にもその潜在力は等しくあります。現在ポートフォリオ内では一番の注目株。メディカルシステムネットワーク(4350)は続落。本日引け後に発表された決算は予定通りの増収増益で着地(最終利益は前期に関連会社売却益があったため、前期比マイナス)。この辺りは概ね四季報予想等に沿った無難な結果。問題は今期の見通しですが、引き続き増収増益の予想ながら堅実な数字になっていて、面白味には欠けるかも知れません。それでも堅調な業績推移は、やがて新たな株主の信頼を呼んでいく事になると思います。ポートフォリオ入れ当初から言っているように、この銘柄に関しては長い目で見ていきたいものです。東証1部上場も期待。ダイハツ(7262)は続落。このところ弱い動きが続いています。金曜は前述したように自動車関連株の動きが弱く、SMBCフレンド証券の投資判断引き上げも材料視されない格好。先日もお伝えしたように、10/7に開けた窓を埋めに行く動きとなりました。一応本日の下落で概ね埋まったような格好なので、短期的にはこの辺で底打ちと見ています。次なる新興国と言われるインドネシアに強い同社は、新興国青田買いブームが来た時に買われる一画になる素質は十分にあります。みずほFG(8411)は反落。またも増資懸念報道があって、メガバンク揃って売られる展開に。ただ実は本日同じような状況から増資を発表したNEC(6701)は一転大幅高。懸念されていた増資が現実のものとなってアク抜け感からの上昇となっている模様です。また実際に増資の払い込み等が行われる頃には落ち着くでしょうが、これになぞってメガバンクも実際に増資を発表するまで真綿で首を絞められるかのごとくジワジワと軟化し、発表が済めば上昇というパターンになる見込みが強いです。そのタイミングとしてはやはり決算発表後が一つ挙げられます。同社は来週金曜に発表予定。東芝(6502)は反発。ただ反発力は鈍く、5日線を突破できない弱さが続いています。一方で25日線に下値を支持されて命脈を保つ状況。一時のブームは去った感が否めません。ちょっと手間取っていますが、来週には5日線を突破し、再度短期上昇トレンドに乗るものと見ています。そうなれば投資家も戻ってくるでしょう。三井海洋開発(6269)は続落。直近安値を割り込んで1700円の攻防となっています。テクニカル的にはダブルトップ後の下落という形で極めて悪いチャート形状。来週発表の決算を見て進退を考えたいと思います。トレンドはまだ中期的には何とか上昇基調を維持していますが。ところで私事ですが、来週水曜の試験に集中させていただきたいので水曜までブログをお休みします。なのでちょっと次回まで間が空きますが、予めご了承くださいm( _ _ )mペコリ以下ポートフォリオの値動きです。買い銘柄ソフトクリエイト(3371) 2005年12月2日より 3470円→839円 目標6000円ソネットエンタテインメント(3789) 2006年1月20日より 390000円→196000円 目標75万円ソフトバンク(9984) 2007年10月5日より 2400円→2140円 目標3000円メディカルシステムネットワーク(4350) 2007年10月15日より 585円→641円 目標1000円(200分割考慮)ダイハツ(7262) 2008年3月25日より 1141円→890円 目標1500円みずほFG(8411) 2008年4月15日より 433円→179円 目標700円 (1000株単元変更考慮)SEH&I(9478) 2008年5月28日より 13000円→10150円 目標2万円東芝(6502) 8月18日より 455円→506円 目標700円三井海洋開発(6269) 9月10日より 1933円→1709円 目標2500円ヤクルト(2267) 10月3日より 2240円→2435円 目標3000円※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、投資成果を保証するものではありません。
2009年11月06日
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またこの時期がやって参りました。今日は私の34歳の誕生日なのです。さんし(34)ですよ。いらっしゃーい・・・ですよ。嬉しいやら悲しいやら・・・(-。-;)とりあえず毎年この日にやっている有名人からの電報コーナーです。「お誕生日おめでとう。2020年までに年齢も25%削減目標に頑張ってください」内閣総理大臣鳩山さん「お誕生日おめでとうございます。目指せブログ界のメジャー!」菊地雄星さん「お誕生日おめでとうございます。なんだかんだで誕生って良いよね」DT松ちゃんさんはい、今年はこんな感じです(;^_^A毎年毎年ブログ記念日(8/17)と誕生日に考えるのが大変しんどい・・・いやいや、ちゃんと電報が来てるんです。考えてないですよ(-。-;)外資系ならバースディ休暇とかあるみたいですけど、私の職場は純和風。ただ今日は何とか早く仕事を切り上げて逃げ帰ってくる事ができました。しかし帰ってみると嫁が風邪でクシャミ止まらない状態で弱ってました(-。-;)しかし祝ってくれる人も年々減り続け、嫁他数人から祝いを受ける以外には、登録してある人材登録会社とかJAL等の企業から機械的なメールが届くのみ。まあ株は上がったし、日本シリーズで日ハムが勝ってくれればもう少し幸せな気持ちにはなりますけどね。34歳になって抱負というか、とりあえずこれで30台前半も終わってしまい、四捨五入して30歳となるラストチャンスです(-。-;)段々新しい事に挑戦するエネルギーも時間も無くなっていってしまいますから、この一年で人生の方向性を決める何らかをやり遂げたいと思っています(今の段階では秘密にしておきます)。さて、秘密にしたい日経平均は本日反発。昨日のNYダウは投資家ウォーレンバフェット氏のバークシャーハザウェイが鉄道会社を買収との報道があって、株式市場のM&A活発化を期待する一方、MSによる半導体セクター投資判断引き下げもあって強弱感が対立する格好。それを受けた祝日明けの日経平均はFOMCの声明発表を控えて様子見ムードが強まる動き。月曜終値を挟んで一進一退となり、引けにかけてはアジア株の堅調さを受けて上昇したものの、何とも勢いの無い一日でした。投資判断は「売り」。本日は一昨日の大幅安の反動を期待して、本来であればもう少し反発しても良い地合でした。為替も少し落ち着きましたし。しかし今日の相場付きは全くそんな雰囲気も感じられない力無さ。やはり日本株に対する投資家心理はイマイチで、しばらく細かな上げ下げを繰り返しつつ、基調としてはダラダラと下がっていく流れになると見ています。新興市場は「強気の買い」。本日は高安マチマチ。ただ先日に引き続き個別銘柄毎では非常に元気のある銘柄が目立ちます。東証1部の動きの鈍さを嫌気した投資家が、短期値幅取りに資金を向けている模様。それらがやがて他の新興市場銘柄に波及していき、新興市場の方が東証1部よりも先に反転上昇する形になっていくと見ています。みずほFG(8411)は軟調。アメリカCITの破綻を背景に海外の各行がまたまた金融不安の渦中に引きずり込まれる中、邦銀にも連想売りが入ってきています。ただ本日発表の信用倍率を見てもわかる通り、空売りと信用買いの返済売りが増えているにもかかわらず、まだしっかりしている方と言えます。相場全体の流れに対しても比較的踏ん張っている方。約3ヶ月ぶりに変わった信用取引の流れに、相場の転換点が見えてきています。東芝(6502)は続落。シティの投資判断引き上げ、UBSの引き下げ、野村・メリルの目標株価引き上げなど、最近はアナリストによる投資判断もマチマチ。好業績なのは違い無いですが、それが株価に対してどの程度の位置付けなのか、アナリストの体感的に異なっている模様です。テクニカル的には5日線をまず超えたいところですが、そろそろ日柄調整も終えて良い頃合い。恐らくは25日線を支持線として明日辺り突破→短期トレンド転換となると見ています。ヤクルト(2267)は反落。ただディフェンシブ性を背景に下げ渋る動きを見せており、更に年初来高値更新を目指す非常に良い形になっています。信用倍率も圧倒的な売り長の状態を保っており、引き続き売り方をジワジワ苦しめる状態。来週発表の決算に期待大。ところで欄外でチョコチョコ紹介しているオプトロム(7824)ですが順調に上昇を続けています。本日更に値を飛ばし、遂に46円までありました。目立たない環境関連株としての位置付けですが、今の鬱屈した相場環境下での低位株物色の流れも支援材料に。来週の決算発表まではまだまだ期待できそうな動きです。割り切りなら今から投資というのもアリでしょうが、一応玄人向けと断っておきます。以下ポートフォリオの値動きです。買い銘柄ソフトクリエイト(3371) 2005年12月2日より 3470円→830円 目標6000円ソネットエンタテインメント(3789) 2006年1月20日より 390000円→204000円 目標75万円ソフトバンク(9984) 2007年10月5日より 2400円→2135円 目標3000円メディカルシステムネットワーク(4350) 2007年10月15日より 585円→665円 目標1000円(200分割考慮)ダイハツ(7262) 2008年3月25日より 1141円→904円 目標1500円みずほFG(8411) 2008年4月15日より 433円→180円 目標700円 (1000株単元変更考慮)SEH&I(9478) 2008年5月28日より 13000円→10300円 目標2万円東芝(6502) 8月18日より 455円→509円 目標700円三井海洋開発(6269) 9月10日より 1933円→1790円 目標2500円ヤクルト(2267) 10月3日より 2240円→2440円 目標3000円※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、投資成果を保証するものではありません。
2009年11月04日
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前回のすれちがい通信の話だけでなく、とにかく最近のITの進歩には驚かされているのです。例えば最近かなりビビッたのがiPhoneの「セカイカメラ」というアプリ。これはビックリします。↓セカイカメラを開発した頓知HPhttp://www.tonchidot.com/index.htmlどういうアプリなのかというと、まずiPhoneのカメラを起動した状態で周囲を見渡します。当然画面にはカメラに映された風景が映るのですが、特徴的なモニュメントやロケーションでは景色に重なって様々な情報がユーザーによって書き込まれ、画面上に浮き上がるのです。さながらSFでグラスをかけると、色々な情報が見えてくるアレです。何て近未来的なシチュエーション!(××)↓四の五の言わずに下記のサイトにある動画を見た方が実感できます。http://sekaicamera.com/仕組みはGPSを使って位置を把握し、ユーザーが登録したデータに位置情報を埋め込む事によってGPSと一致したところにその情報が送られるという事です。ちなみに富山の環水公園で私が撮影した写真が浮かんでいますので、是非行って見てみてください。試しに撮ってみただけなんですけど(;^_^AiPhoneって本当に色々な可能性を秘めたツールだといつも感心します。特にアプリを入れる事で、次々と進化していくところが従来の携帯電話や携帯ゲーム機を超えた全く別のインターフェイスであると言えるでしょう。iPhoneの価値は実際に持って使いこなす程、益々上がっていくのです。多分人から聞いている程度では理解できないでしょう(やはりこの文を読んでいるだけだと、残念ながら多分伝わっていないんだと思います)。丁度昨日会社の同僚がカーナビを安く買ったと自慢していましたが、私にしてみればiPhoneのGPSがあれば十分対応できます。何ならiPhoneにも音声でカーナビ代わりになるアプリがあるみたいです(有料ですが)。だから「ならiPhone買えば良かったのに・・・(-。-;)」と言ったら「折角カーナビ買って喜んでたのに・・・(-。-;)」とテンションダウンさせてしまいました。(興奮冷めやらぬ感じでつづく)さて、テンションダウンな日経平均は月曜大幅反落。週末のアメリカCIT破産報道を受けて、東京も朝方から売りが先行。日本でもロプロ(8577)の会社更生法があって、相場を冷やす材料に。一方でその他金融セクターはノンバンクの規制緩和報道があって買われる奇妙な構図に。一気に89円台にまで進んだ円高も背景に、ほとんど買い材料が見当たらない状況で、売り一巡後はもみ合い症状のまま、戻りも鈍く引けました。投資判断は「売り」。2日振甫のセオリー通り波瀾のスタートとなりましたが、月曜のNYダウの方は金曜の大幅安の反動もあって買い戻しのスタートとなりました。製造業景気指数が予想より良かった事がきっかけとなりましたが、金融機関については引き続きローンに対する貸し倒れリスクが根強く、上値を重くする要因に。今晩のNY市場の動きにもよりますが、基本的には明日の日本市場も自律反発の動きになると見ています。前回も書いたように、私のスタンスとしては年末にかけての緩やかな下落を想定しており、この先約1ヶ月で800円程度の下落を予想しています。つまり1営業日辺り平均して30円~40円程度の下落が続くペースですから、それ程市場にショックを与えるものではないと見ています。一方のアメリカ市場の方も1万ドル達成後の下落基調となっていますが、この基調を転換できるかどうかはクリスマス商戦の行方にかかっています。前年より良い事は間違い無いと思いますが、どの程度まで回復できるのか、それによって今後のアメリカという国の方向性が位置づけられると思います。ところで前述したロプロの更正法申請は、前回のSFCGと並んで一つの時代の終わりを象徴しています。これらは何かと非難の多い貸金業でしたが、銀行も貸してくれないような零細企業に融資してくれる、言い方は悪いようですがまともな金貸しと闇金の中間に位置するような存在で、必要悪だった部分も否定できません。わずかでも、これらの企業の存在に助けられた零細企業もあるはずです。彼らだけが社会的に責任を負わされるのではなく、借りざるを得ないような状況を作った経営者、本当は融資できるところにも融資しなかった金融機関、そして結局は政治でしっかり管理できなかったところが問題だったと思います。年末にかけてはまた少し潰れる会社が出てくるものと思います。企業の資金繰りの厳しさは未だ続いていますし、何とか黒字に持っていっても倒産というところも多いと思います。大企業の方は恐らくこれで2番底を付ける事はないでしょうが(今後3年程度までの話)、中小企業はもう一踏ん張り必要になってくるでしょう。年末、春先の資金繰りについて不安が残ります。新興市場は「強気の買い」。月曜は3指数共に軟調でした。ただ個別銘柄では強く買われる銘柄も目立っており、局地戦の様相を呈してきているようです。そして新興市場を代表するような銘柄にはネット関連株を中心に好業績なものが続いており(ミクシィ(2121)やグリー(3632)等)、これからまだまだ出てくる決算を鑑みると相場の立ち直りは東証1部銘柄に比べて早いと見ています。ソフトクリエイト(3371)は堅調。全体相場の軟調さに引きずられて朝方こそ軟化したものの、引け後の決算発表に対する期待から買い戻しの動き。そして出た決算はほとんど予想に一致した、正直つまらない内容でした。需要積み上げ式の収益形態ですから、大きな新規契約・解約が無い限り、数字にブレがほとんど無いような体系です。ネット関連株という事である程度の上方修正も期待されていたでしょうから、決算通過後の出尽くし感が出るかも知れませんが「予定通りの好決算」には違いありません。これだけの業績を出して責められるのは酷というもの。基本売られ過ぎの反動による戻り歩調に変わりないでしょう。ソネットエンタテインメント(3789)は続伸。月曜の全体相場の軟調さに比べると相当強い動きでした。前回も述べたように子会社DeNA(2432)の強さとテクニカル的な良好さを背景に買い上げられた格好。目先昨年10月からのボックス圏上限である24万円が目標値。今ポートフォリオ内では最も注目の銘柄です。メディカルシステムネットワーク(4350)も続伸。ディフェンシブ性に注目した買いが入ってきている格好で、同社にしてみれば出来高も出来た方。決算発表は今週の金曜。正直前期はそれ程良くもなく悪くもなくといったところでしょう。今期の見通しに注目。ダイハツ(7262)は反落。月曜場中に発表された決算は国内の減税・補助金効果もあって上方修正の内容。しかし市場コンセンサスよりは下回り、売り買いが交錯した格好。月曜はどちらかというと円高による自動車関連株への売りが大きく作用してきた模様です。目先10/7に開けた窓(870円~895円)を埋めに行く公算。SEH&I(9478)は大幅下落で一時ストップ安。下落率も全体市場で3位となってしまいました。先週末発表された下方修正見通しが嫌気され、加えて全体相場の下落も重なった格好。9月からの下落相場に拍車がかかっている状況です。想定していた下値10500円も割り込んでしまいました。それでも決算後のアク抜け感に期待できますし、1万円割れの場面があっても瞬間的だと思います。保有する現預金は6月末時点で30億以上。同社の時価総額が現在20億弱ですから、単純に考えても割安なわけです。ですからこれ以上の下ブレリスクも少ないでしょう。もっとも今のご時世そんな企業はたくさんありますが・・・。以下ポートフォリオの値動きです。買い銘柄ソフトクリエイト(3371) 2005年12月2日より 3470円→822円 目標6000円ソネットエンタテインメント(3789) 2006年1月20日より 390000円→207500円 目標75万円ソフトバンク(9984) 2007年10月5日より 2400円→2130円 目標3000円メディカルシステムネットワーク(4350) 2007年10月15日より 585円→665円 目標1000円(200分割考慮)ダイハツ(7262) 2008年3月25日より 1141円→920円 目標1500円みずほFG(8411) 2008年4月15日より 433円→183円 目標700円 (1000株単元変更考慮)SEH&I(9478) 2008年5月28日より 13000円→10240円 目標2万円東芝(6502) 8月18日より 455円→517円 目標700円三井海洋開発(6269) 9月10日より 1933円→1795円 目標2500円ヤクルト(2267) 10月3日より 2240円→2460円 目標3000円※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、投資成果を保証するものではありません。
2009年11月03日
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