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※今まで毎週レポートを更新してきましたが、有料銘柄診断の方が増えてきたことや、個人的に他に手間を取られることが増えてきたものですから、8月以来ぱったり作成できなくなっていました。今後も今の状態が続き、少なくとも年内は1ヶ月に一度程度レポートを出せれば良い方と考えています。従いまして無料銘柄診断に関しましてはリクエストは随時承りますが、すぐにはお応えすることができません。ご迷惑おかけ致しますが予めご了承ください。 12年9月30日現在 3ヶ月以内投資判断 「中立」 買いのタイミング 中間決算発表前後、もしくは何らかの材料が報道された際 3ヶ月以内株価予想 1000円~1600円 要点・業績に関してはそれぞれ保守的であり、会社計画を上放れる公算。ただし利益率が低いため、早期に統合効果を実現することが課題。・統合前のウエイト整理などから売りが膨らんでいるものの、それら特殊要因が除かれることによる売り一巡感から、大底確認後は上放れやすい。材料次第では大幅高も。・EV向けの急速充電設備においては普及計画が緩慢。政府に働きかけて普及を一気に広め、同分野でのイニシアチブを獲得する必要がある。また、新興国の社会インフラ整備にも一枚噛みたい。【企業概要】東京電力(9501)系で電力流通・システム制御などの機器製造や取り替え工事を行う東光電気(6921)と、同じく東電系で柱上変圧器や電気自動車(EV)用充電器を手がける高岳製作所(6621)が経営統合し10月に誕生。新社長が東電元常務ということで、天下りに対する物議も。【株式キーワード】東京電力、節電、スマートグリッド、スマートメーター、チャデモ(EV向け急速充電器)【業績】両社単純統合ベースでは、今期は増収増益の公算。第一四半期決算は共に増収増益となり、無難なスタートを切った。東光電気に関しては、東電向けの売上が落ち込む中で、一般市場向けに対する製品の比重を高めることが命題に。節電需要やスマートメーター、配電自動化システム等の新市場に広がりを見せるところでは事業環境は悪くないものの、海外からの競合圧力に晒されるところでもある。一方、高岳製作所に関しても電力会社、特に東電依存度が売上の約半分と高く、足下は何とか更新・修繕需要があるため業績はしっかりしているものの、先々を考えると次第に尻すぼみの状況が懸念される。スマホ向けの伸びから基板検査装置事業を拡大していく計画。両社は重複する事業が少なく、今回の統合はスケールメリットを拡大し競争力を増すためのものとの見方が強い。東電以外の電力会社の顧客獲得に向けて攻める一方、海外の低価格な変圧器・開閉器メーカーが、日本の電力会社の独自規格を満たして入札に参加してくるのを迎え撃たなければならない。ただ、新社長が東電系ということで、引き続き東電と一蓮托生である体質は変わり無さそう。経済産業省からは「(東電と東光高岳との)随意契約はもう許されない。入札も個別に厳しく政府で見たい」と警戒されており、今後の距離感が課題に。12年9月中間(※統合後の4-9月期)予想(KA.Blog)単位:百万円 売上 43000 営業利益 1170 税前利益 1270 当期純益 570東光電気、高岳製作所共に会社計画は保守的な傾向があり、業績はしっかりとした数字を残して統合後の会社に引き継げる感じではある。統合効果は来期以後徐々に出していきたい。有利子負債は両社計で57.8億円有利子負債比率(有利子負債÷自己資本)は同23.5%現預金は同135.9億円流動比率(流動資産÷流動負債 ×100)は同201.5%で前期の201.5%と横ばい。有利子負債比率は小さく、実質的な無借金であるため、財務体質は良好。フリーキャッシュフローは前期同27.2億円の赤字両社共に東電絡みの仕事が減ったことで利益が減少し、営業キャッシュフローも減少。結果、両社共に赤字転落となった。粗利率は同20.4%で、前の期の20.0%より改善。予想ROAは同3.3%で、前期の3.1%から改善見込み。両社共に前期から東電絡みの仕事が落ち込んでいるため、今期からは他の比率を上げることで利益率を維持。統合後は利益率の一段の改善が期待できる。ファイナンスに関しては財務体質も良く、当面は行われないものと見る。【株価推移】統合発表があった4/26以降、両社共に一旦は好感されたものの、統合比率が決定するとそのまま右肩下がりの展開に。以降は両社共に統合比率に沿って連動した株価推移となったが、持株会社の新規上場に備えたリバランスの売りが上値を抑える形になっている様子。新規上場に向けて信用取引が規制されたことなど需給要因が重なった。地合や決算内容は特に意識されることなく、そのまま年初来安値更新の動きに。テーマ性の高い材料が出ても、信用取引が出来ない中では相場が長続きしなかったところも痛い。 【需給】3月以降右肩下がりの株価推移になっていたため、上値のしこりが意識され需給は総じて悪い感じ。投資家は旧東光電気、旧高岳製作所の株券を引き継ぐため、それぞれの取得単価は交換比率によって異なってくる。割当比率がそれぞれ0.195株、0.1株となっていることもあり、旧東光電気の株主は端株が発生することになる。一般的に端株分は買い増しせずに売却される傾向が強いため、その分の売りがそれぞれの経路を辿って最終的には市場に売り出される形になるものと思われる。それが新規上場後の売り圧力を呼び込みやすい。また、新規上場後に改めてリバランスの売りが出てくることも考えられる。将来的には東電による保有株売却リスクも根強い。ただ売り一巡感が出るのも近そうで、ここから改めて売ってくる筋も減少するであろうことから、需給は一転引き締まってきそう。チャートも一新されることから、底値確認後の上昇幅は大きくなってくる可能性がある。今風の材料性が高い銘柄であることから、売り圧力の低下に伴って材料が出た際には大きく吹き上がりやすい。 【同業他社比較】市場での最終売買値から算出した理論株価による予想PERは12.9倍。PBRは0.5倍今期予想営業利益率は両社単純合計で2.9%、予想ROEは同4.0%配当は未定同業他社と比較すると、それぞれどのような位置付けだろうか。明電舎(6508)発電・変電・制御装置を手がける。その他下水処理施設などの社会インフラ事業に強みをもち、海外案件の取り込みも積極的。スマートグリッド関連も。予想PERは15.3倍、PBRは1.2倍今期予想営業利益率は4.3%、予想ROEは8.5%有利子負債比率は107.7%配当利回りは1.9%株式価値的には同社に比べて割高。有利子負債も多い。利益率は同社に比べて高いものの、特に大きな差はなく、統合効果で利益率が高まればすぐに上回れそうな感じ。大崎電気(6644)電力量計では国内トップ。同社と同じくスマートグリッド関連株としてはやされる。子会社にはFPDを手がける大崎エンジニアリング(6259)。予想PERは11.2倍、PBRは0.7倍今期予想営業利益率は4.8%、予想ROEは4.3%有利子負債比率は86.5%配当利回りは2.6%株式価値では同水準程度ながらも、利益率などは同社よりも若干上手。どちらかというと今期は子会社に足を引っ張られそうな感じ。低価格のスマートメーターを開発し、同社の強力なライバルに。日新電機(6641)住友電工(5802)系の電力機器メーカー。スマートグリッド関連株としてはやされる。スマホ、タブレット用液晶製造装置や太陽光用パワコンなど、材料性が豊富。予想PERは11.3倍、PBRは0.9倍今期予想営業利益率は7.6%、予想ROEは7.4%有利子負債比率は8.9%配当利回りは2.2%株式価値では若干割高ではあるものの、その分利益率、財務体質などは良い。材料性も豊富で、株式市場的にはウケが良い銘柄。シンフォニアテクノロジー(6507)電子精密メーカーで、半導体・液晶搬送装置などを手がける。高岳と同じチャデモ関連株。またスマートグリッド関連としても材料性。予想PERは18.1倍、PBRは0.9倍今期予想営業利益率は3.1%、予想ROEは4.2%有利子負債比率は147.9%配当利回りは2.0%株価的には同社に比べて割高。財務体質も悪く、利益率に関してもそこまで長けているわけではない。他社との比較では同社の財務体質は良好なものの、利益率の悪さが目立つ。統合効果で早期実現がカギ。 【課題】スマートメーターなどの国際競争入札の実施により、今まで東電の庇護下におかれていた時よりも厳しい環境にさらされる。今回の統合はそれを見越したものではあるが、上述したように、利益率の一段の向上及びフリーキャッシュフローの黒字化が課題。新経営体制下で聖域無き構造改革を速やかに実現し、東電に頼らず利益を出せる体質にしなければならない。東電との適度な距離感を保つためにも、他の後ろ盾が大株主に欲しいところ。富士電機(6504)はGEと組み、東芝(6502)はスイスのランディス・ギアを買収し、共に日本の価格の1/3~1/4と言われるスマートメーターを国内向けに投入しようとしている。それに抗するためにも日立(6501)や三菱電機(6503)といった大手総合電機メーカーに接近し、資本関係を結ぶことができれば、業績・財務共に安定感を増すことができる。後ろ盾を厚くすることで、将来の海外展開力もつけていきたい。特に電力関連の設備が整っていない東南アジアやインドといった新興国に対し、官民挙げてインフラ整備に協力することで「日本流」を持ち込むことが可能となる。海外での需要を作り出せれば、同社は一気に飛躍することが可能になる。また注目のEV向け急速充電設備に関しては20年にまで全国4000カ所と伝わっているものの、官民挙げての普及に尽力する必要がある。ガソリンスタンドは現在全国に37000カ所存在するが、8年かけてもその1/8程度では物足りない。EVの普及そのものが難しそうだ。そしてあまり時間をかけ過ぎると、ようやく利幅が取れるようになったところで参入企業が次々と出てくるのがオチ。その間海外で「チャデモ」以外の新しい規格が出るリスクも高まる。あまり時間的な余裕が無いため、特に政府に働きかけて早急な普及を一気に押し進める必要がある。電力供給スタンド自体は、電気自動車以外にもスマホなどのモバイル端末の充電拠点としてのニーズがあり、社会インフラ的にも必要な施設である。電気自動車自体も、住宅の予備電源として機能させることができる取り組みも進んでいる。我々の新しい未来予想図を描くために、同社の存在意義は今後益々大きなものになっていくであろうと思われる。※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。
2012年09月30日
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★☆★☆【有料メルマガ】【銘柄診断】お申込募集中です! 「損せず焦らず無理なく細かく儲ける」をコンセプトとした有料メルマガお申込受付中! (注:ブログ本文で紹介している【ポートフォリオ銘柄】とは別のものです) ▼下記URLから有料メルマガの成績などご確認後、お申込ください。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/performance.html 1ヶ月当たり3,150円~。 相場が続く限りチャンスは無限大。 一度お試しいただければと思います。※リスク・手数料などにつきましては以下の契約締結前交付書面を参照してください。 http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/teiketumae.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━今日は9月の成績発表です。9月は日米欧の金融緩和が満額に出揃ったにもかかわらず、足下で欧州不安が再々々・・・発。いつになったら希望が持てる環境になるのやら。ともあれ、まず私のポートフォリオを検証していきましょう。 買い銘柄 みずほFG(8411)126円→127円(19営業日保有 上昇率0.8%)各国の金融緩和が出揃ったにもかかわらず、株は上がらず主役となるはずの金融株も上がらず。全く肩透かしを喰らった格好になっています。市場の出来高増加も限定的で、何とか1兆円を超える程度。ただ緩和効果は時間をかけて徐々に確実に出てくると思うので、最終的に上がるのは時間の問題でしょうが。ちなみに中間権利落ちで3円配当が落ちています。GCAサヴィアンG(2174)78500円→78000円(19営業日保有 下落率0.6%)東証1部上場記念配実施を受け、金曜は地合悪の中で逆行高。値上がり率上位に顔を出しました。10月権利落ちまで日が無いので、駆け込み買いの様相も。ただチャート的には上放れ十字線の形になっているので、ちょっと動きは微妙ですね。来週頭の出だしが肝心で、買い先行のスタートになれば結構大きめの上昇が期待できそうです。反面、安く始まるようなら、もうしばらく株価低迷が続きそう。正直、現段階では需給的に後者の感触が強いです。贅沢を言えば、ダイキン(6367)の大型買収のFA引き受け、東証1部上場と盛り上がっていた9月上旬に立て続けに今回の記念配の話も出して欲しかった。そうすれば、駄目押しで需給がひっくり返っていたと思います。NEC(6701)112円→124円(19営業日保有 上昇率10.7%)先月末に上昇トレンドのスイッチが入った、としましたが、ジワジワときている感じです。金曜は地合悪の中でこちらも逆行高。朝方は一時5%を越える上昇率も。特に材料は無いのですが、年初来高値が4/2ですから、高値絶対期日通過の需給改善が奏功した様子。ただ日証金の融資残が最大となったのは今年7/18なので、実態を言い当てているわけではありません。まあこういうものは雰囲気の問題でもあるのですが、一方で実際足下の融資残は4/5以来の水準まで改善してきているのですから、あながち間違いでもありません。信用倍率でも4/20以来の水準ですし。またチャート的にも一目均衡表の遅行線が雲から抜け出られたことで、上放れの下地は調っていました。9月下旬辺りの動きを見ても、株価が上抜けようとしているのに最後に押さえ込みが入り、結果変わらずで終えることが多かったのですが、これで最後のタガが外れた感じ。10月は期待しても良さそうです。任天堂(7974)8760円→10000円(11営業日保有 上昇率14.2%)「Wii U」の価格決定や、為替が円安に振れたことで目標の1万円を達成。無事終了となりました。その後一転為替が円高に振れていることもあって上値の重い展開が続いていますが、また折を見てポートフォリオに入れたいと思います。とにかく為替次第。マネックスG(8698)13670円→15000円(12営業日保有 上昇率9.7%)こちらも各国の緩和を受けて株高になったところで、無事目標達成に。その後はしっかり下がってきているので、良いところで利食いが出来たと思います。以後ポートフォリオの証券株枠は後述のSBIHDに譲りました。丸紅(8002)502円→498円(19営業日保有 下落率0.8%)日米欧の金融緩和で恩恵を得られる商社セクターとして期待を持っていましたが不発気味。一応中間配当12円落ちがあったので実質プラスではあるのですが、これだけ商品市況が軒並みしっかりしている中で違和感ありあり。チャート的には崩れ始めており、配当落ちも済んでしまったので買い支えが無くなったことなど、ちょっと短期的には厳しい形。目先下値支持線の延長線がある485円辺りで下げ止まるかどうか。ソフトクリエイト(3371)1246円→1305円(16営業日保有 上昇率4.7%)今回の権利落ちも予定通り一ヶ月半前から上昇が始まり、ほぼ天底をいただくことができました。なかなかわかりやすい株です。ただ、存外権利落ち後もしっかりしていますね。この銘柄に関してはヘラクレス上場来ずっと追い掛けていますが、優待が出るようになってから落ち後にこんなにも早く切り返しの気配を見せるのは、多分初めてじゃないかと思います。背景には普通に業績が良いこと、1242円の売り出しラインが一転下値支持線として意識されていること、権利落ちで25日線を割れないくらいに上がっていたこと、などが挙げられると思います。地合に関係無い値動きをできるのも同社の美徳。もし来週にも窓埋めを終えてなお高値を抜いてくるなら、再度買いポートフォリオ入れにします。引き続き要注目。キャノンMJ(8060)1079円→1078円(19営業日保有 下落率0.1%)この銘柄に関しては、ソネットエンタテインメント(3789)なき後、親会社キヤノン(7731)による株式交換期待を持って見ている銘柄です。業績もしっかりしているので、着実に下値は切り上げている形。まあしばらく黙ってホールドしておくことにします。SBIHD(8473)9/20より 509円(※10分割考慮)→520円(7営業日保有 上昇率2.2%)上述のマネックスに次いでエントリー。エントリー後は地合悪を受けて下がっていきましたが、分割前の信用の投げが一巡するとその後は地合関係無しにスルスルと上がってきました。そして金曜の寄り付きでさっさと利食い。大した利益にはなりませんでしたが、結果的には良いところで逃げ切れたと思います。売り銘柄ファーストリテイリング(9983)9/20より 18060円→18150円(7営業日保有 上昇率0.5%)反日デモによりチャートが大きく崩れたところで、前回のリベンジとばかりに売りエントリー。ただまたしても大して下げませんね。どうも相性の良くない株です。それでも9月の衣料品各社は月次がパッとしていないので、多分こちらもダメじゃないかと思います。ビックロ効果は少しはありそうですけれど。とにかく来月の決算発表に注目しましょう。 以上の結果から、1営業日当たりの騰落率を計算すると 0.29(%/営業日)という結果が出ました。 計算式は各銘柄の保有営業日日数√騰落率を合計し、出された数字を銘柄数の合計で割り、平均値を算出します。つまり全ての銘柄に同額投資したとして、一営業日当たりの平均上昇率を導き出し、そこから一営業日当たりのポートフォリオの平均上昇率を出すわけです。ちなみにその間日経平均 8/31終値 8839円→8870円(19営業日 上昇率0.4%) 0.02(%/営業日) TOPIX 8/31終値 731→737(19営業日 上昇率0.8%) 0.04(%/営業日) 今月もベンチマークに大勝利!マイナス銘柄も1%以上下落したものが無く、利食いもバッチリはまって全般的に調子の良かった月でした。 そしてKA指数の発表です。KA指数とは、ブログで初めて銘柄を紹介した2005年8月23日の寄り付き前を100として、今は何ポイントになったかということです。 KA指数397.5ポイント となり、無事過去最高を更新!開始以後7年目で、資産が約4倍化したことを意味します。今月はなかなか上手く立ち回れたと思います。さて、10月の展望ですが引き続き投資判断「買い」で見ていきます。足下は非常に雰囲気が悪く、9月月足も結局ギリギリの陽線まで売り込まれてしまいました。金曜安値8838円は、その辺りを強く意識した数字になっていたものと思われます。さすが「波乱の3日新甫の月」。10月はまず1日の日銀短観からスタートします。そして3連休前の週末には日銀政策決定会合と雇用統計。序盤で勝負が決まってしまうような、重要イベントのオンパレード。ここで何とか挽回できないと、金曜もアジアの株式市場で一人負けとなった日本市場の雰囲気の悪さはまだまだ続くことになりそうです。前にも書きましたが個人的には、やはりQE3はまだ早かったのではないかと思います。まだもう少し引っ張って「やるやる詐欺」を続けていた方が良かったのではないか、と。これでヨーロッパの混乱が起きても、これ以上手だての打ちようがありません。日米欧金融緩和を打ち出してもこの程度か、と市場に足下を見られている感じ。 ・・・とか私が言っても詮無きこと。やると決まったことはしょうがない。個人的にはその規模の大きさから、10月前半くらいまでは高くなるインパクトがあると思っていましたが、日本株は結局QE3決定前以下の水準まで下がってしまいました。 一応、8月戻り高値は超えたので第三上昇波動は形成されてはいるものの、これだけの緩和が決まったにもかかわらず何ともしょぼい。ちょっと売買代金が増えた程度で、それ以外の効果はあまり見られていません。しかしこれだけの緩和策が打たれているのですから、世界中のリスク資産に資金が流入し、最終的には株高になってくると思います。最初の「期待」部分での株高には失敗しましたが(事前に織り込み過ぎたてらいあり)、実際のリアルマネーがジャブジャブになった後の「実需」が流れ込んでの株高は見込めます。金曜のNYは各景気指標が予想を下回ったことを受けて軟調。ただ引けにかけて少し戻したこともあってシカゴ225は金曜終値付近となっています。為替が案外下げ止まっているので、月曜の日本株はそこまで売られないのではないかと思います。スペインのストレステストの結果が出て、資本不足が5.9兆円と伝わったのも最初は嫌気されるかも知れませんが、株式市場が本質的に嫌うのは「被害額がはっきりせずに不透明感がつきまとう」ことですから、次第にイベント通過による安心感が出てきそうです。9月最後の売買は中間期末の思惑も働いたものと思われ、1日はなんだかんだで反動高してくると思います。問題はその後で、買いが持続してくるかどうかはさしあたって短観次第という感じでしょうか。とにかく株式市場の雰囲気は悪いままです。東洋経済の投資情報誌「オール投資」も56年間の歴史に幕を下ろし休刊するのだとか。ただ、今までの経験則上、株式の雑誌・番組の終了、証券会社の合併・統廃合があったら、歴史的な底値圏を示唆します。大体その後上がっていくことが多いです。と言うわけで、目先はもう少し底練りがあるのかも知れませんが、大底は近いと見ています。投資家が報われる日はすぐそこまで来ていると見て良いでしょう。もう少しの辛抱です。※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。
2012年09月29日
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2012年09月27日
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前回の住民運動会の続きですhttp://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/KA.Blog/20120918.html・・・と思ったら、案外後続の人は見かけ倒しで遅く(失礼!)、結局私がバトンを受けた時には4位とは僅差のビリに。「よしよし、これは最も走りやすい環境(^^)一人くらい抜かせられれば、格好も付くでしょ(^_^)/」と内心ほくそ笑んでいました。歓声の中バトンを受け取った私は徐々にトップスピードにもっていきます。ここは昔取った杵柄で、最初はピッチを細かく、直線でストライドを大きくとり、ももを上げて走ればスピードが乗って・・・と、やっているつもりですが、前の走者とどんどん差は広がっていくばかり( ̄Д ̄;;身体がついていきましぇん(T△T)節々が悲鳴をあげています。結果、前の走者はどんどん遠ざかり、最終的に4位とは1/4周分くらいの差がついて、あとはドンケツの私がゴールを残すのみとなりました(・・;)あーあ、まあ最後のコーナーを回って残り2、3歩でゴールだ・・・・・・と思った瞬間、足がもつれてスッテーン!!とゴール手前で大転倒(T△T)漢字二文字で表現すると「無様」以外の何者でもありませんでした(-。-;)私自身は転んでもすぐに起きあがって、銃弾を避ける「あぶない刑事」のタカばりにすかさず軽やかに体勢を立て直したつもりでしたが・・・端から見ると全然そんなことはなかった様子。普通にゴール付近の人たちに「大丈夫?(-。-;)」と心配そうに声をかけられて、「えぇ、大丈夫です」と、息も切れ切れに返すだけで精一杯。しかし両手両膝をすりむいて負傷(T△T)その後は普通に節々が痛く、すごすごと町内のテントに戻っていきました。既に他のランナー達はテントで体育座り。「あーぁ、やっちゃったね(-。-;)」的な感じで、皆気まずい感じで目も合わせてくれません。他の人からは「ま、まあ200mもよく走ったね(;^_^A」と慰められる始末(-。-;)そういえば高校生の時にも同じような経験をした思い出が(-。-;)やはり運動会で足も遅いのにアンカーを押しつけられて断れず、ゴボウ抜きされた忌々しい思い出。当時も陣営に戻ってきたら同じような扱いでした。あのトラウマから約20年の時を経て、歴史は繰り返されました(-。-;)不幸中の幸いは元々ビリだったことと、仕事で嫁が欠席だったため嫁に無様な姿を晒さずに済んだこと。ただ、嫁の同僚の方は参加していたようで、思いっきり私のこける瞬間を目撃されていました(××)私は身体の傷よりも「足がもつれた」という老いさらばえた傷の方がショックで、今後5年は運動会に出るまい、と心に誓った一日でもありました。そして日焼けと共に、傷口がヒリヒリ。治りの遅くなった身体は、一週間以上経った今でもその災厄から逃れられずにいます(T△T)【完】
2012年09月26日
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2012年09月25日
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前回の住民運動会の続きですhttp://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/KA.Blog/20120918.htmlとか言いながら、足をつったらいけないので念入りにストレッチをし、アスリートのストイックさを醸し出していました。その真剣さに周りから「おっ、この人マジでやる気だ(・・;)」というような視線を受けましたが、いやいやあんまり期待してもらったら困りますよ(-。-;)まあ何にせよ相手が同世代ならいけるでしょ・・・と思ったら、私の相手はほとんど中学生(-。-;)アンカーだけは年齢制限無しのフリーだったようです( ̄Д ̄;;最後の200mが勝負の分かれ目ですから、当然各町内ごとに活きの良い主力を打ち立ててきます。うっ、現役と退役ではちょっと劣勢か?(-。-;)しかし勝負はやってみなければわかりませんよ\(*`∧´)/静かに闘志を燃やし、他の町内に殺気を飛ばしつつ威嚇する私。順番が近づくにつれ、段々と緊張してきましたが、「まあうちの町内はリレーでブービー以外とらないから気楽にいきましょうよ(;^_^A」と言われ、何となくほっとしていました。第一走者の小学生の男の子も小さいメガネっ子。しかもうちの町内に子供がいなかったので、隣の町内の子供を借りてきた始末。あっ、こりゃ最初から負け戦っぽいから大丈夫だな(;^_^Aよーい、ドン!!ところが、その第一走者の小学生が尋常じゃなく速い( ̄Д ̄;;ドカン!とスタートダッシュを見せるとみるみる他を引き離し、1位でバトンを回しました。おいおい、こんな速いやつを貸してくれたんかいな( ̄Д ̄;;その後のうちの町内の走者はパッと見、結構速そうな人が続いています(・・;)やべー(-。-;)【意外にもう一回つづく】
2012年09月24日
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2012年09月22日
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前回の住民運動会の続きですhttp://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/KA.Blog/20120918.html競技種目は色々あって、普通であれば一人1つ2つ参加すれば良い方なのですが、今回私は3種目も参加しなければなりませんでした( ̄Д ̄;;まあ本来の目的が地域交流なわけですから、種目の全てが団体戦。個人種目はありません。最初に出場した競技は「サイクロン」という競技で、5人で一本の棒を横に持ちながら、右回りに回ったり左回りに回ったりするもの。これはまあ何とか4組中2位の成績で終えました(^^)台風の目になるほどの目覚ましい成績とは言えませんでしたが・・・。次は騎馬戦。上に乗るのは町内の子供で、私は土台の3人の大人の一人。左翼を守るという非常に重要な任務を仰せつかりましたが・・・左翼側からの攻勢を受けて瞬殺( ̄Д ̄;;しかし、他の組が頑張ってくれたお陰で、何とか我々が所属する集団は1位でした(^_^)/ふぅ、やれやれ。そうこうして午前の部が終わり。お昼に一旦家に戻り、さて後半戦・・・と戻ってくると「てけてけさん、男女混合リレーのアンカーをお願いします(^^)」と言われました。えっ?アンカー?(-。-;)男女混合リレーは7人の男女が年代別にバトンを渡す、純粋に脚力が勝負の最も運動会の花形競技です。そのアンカーは「しんがり」を勤める一番重要なポジション。しかも、他の走者はグラウンド半周でいいのですが、アンカーだけ一周(200m)を走ることになります(・・;)私は普段から暇があれば走っているので、それを目撃しているご近所さんが「てけてけさんならいつも走っているから大丈夫よ(^_^)/」と入れ知恵をしたようなのです(-。-;)いやいや、私は昔から長距離タイプで、短距離はすごい苦手でして・・・(・・;)残念ながら私の抵抗は受け入れられず、結局アンカーの大任を仰せつかることになってしまいました(-。-;)今までの人生でここまでの大役を担ったこともないのに・・・と言いつつ、私は内心ちょっと自信があったり。よくテレビで急にこういった運動会に出たお父さんが足がもつれて転んだりするシーンを見かけますが、まあそんなことにはならないだろう、と。だって私は普段から運動していますから「足がもつれるなんて考えられない┐( ̄ヘ ̄)┌」とすら思っていました。(つづく)
2012年09月20日
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★☆★☆【有料メルマガ】【銘柄診断】お申込募集中です! 「損せず焦らず無理なく細かく儲ける」をコンセプトとした有料メルマガお申込受付中! (注:ブログ本文で紹介している【ポートフォリオ銘柄】とは別のものです) ▼HP「じょうしょうダルマ」から成績などご確認後、お申込ください。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/performance.html 1ヶ月当たり3,150円~。 相場が続く限りチャンスは無限大。一度お試しいただければと思います。※リスク・手数料などにつきましては以下の契約締結前交付書面を参照してください。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/teiketumae.html━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━日経平均は本日大幅反発。前日のNYは景気敏感株の宅配大手FedExが業績見通しを引き下げたことで上値が重かったものの、時価総額最大のAppleがiPhone5の予約好調を受けて700ドルの高値を超えたことで強弱感が対立。高安マチマチで何とか高値圏をキープしました。それを受けた日経平均は朝方から買いが先行。話題の再上場JAL(9201)が無難に離陸できたこと、また後場にも結果が伝わってくる日銀の金融政策決定会合に対する期待感から朝方からしっかりの値動き。昨日急落したファーストリテイリング(9983)が反発したことも指数押し上げに寄与しました。そして後場に日銀の金融緩和決定が伝わると、先物主導で急騰。一気に9300円を伺う動きに発展しました。引けにかけては利益確定売りに押されて値を消したものの、それでも9200円台は維持。売買高は20億株越え、売買代金は1.4兆円弱とSQを除けばほぼ1ヶ月ぶりの活況でした。投資判断は「強気の買い」。今回も日銀は緩和はしてこないのではないかと思ったのですが、10兆円の追加緩和を打ち出してきました。規模やインパクトはアメリカに遠く及ばないものの「あの消極的な日銀が緩和に動いた」という事実が大きかったのだと思います。ETFの買い取り枠増額が無かったのは残念でしたが。個人的には資産買い入れ基金の10兆円増額という金額こそ大したことないですが、実は「債券の入札下限金利を撤廃」したことが大きいのではないかと思います。前回も書きましたが、実際には日銀が金融緩和目的で国債の買い取りオペを実施しても札割れの状態が続いています。つまり金融機関が国債を売ってくれないので、市中にお金を流そうとしても流せません。それが下限金利を撤廃した、すなわちもっと高い値で買い取っても良いよ、と決めたことで、スムーズな買い取り実施に期待できます。本質的にはもっと景気が良くなれば下限金利撤廃などを行わずとも緩和効果が出せるのでしょうが、とりあえず今できることをやったという努力は見て取れます。これで一応日米の緩和が出揃ったので、後は株も黙って上がっていくだけでしょう。買い余力のほとんどを買いに傾けても良さそうです。必殺「今買わなければいつ買うのか」の状態。日経平均はチャート的には8月の戻り高値水準を上回ってきました。TOPIXはギリギリ抜けませんでしたが、ここの突破も時間の問題と思います。770ポイントに乗せれば三角持ち合いも上抜け、一段と買い圧力が強まってくるでしょう。やはり9500円の回復はほぼ間違いない感じで、再度5/7のGW明け後に急落した窓を埋めに行く動きになりそうです。価格帯出来高の薄さ、また為替の(短期的な)安定感が支援材料となり、上値は軽いものと思われます。また、売買代金もさすがに盛り上がってきたことは良い兆候です。先週末はSQ分を差し引いても1兆円超え。ようやく3日連続で越えてきており、市場エネルギーの高まりを示唆しています。今までが特に閑散相場だっただけに、その反動による流動性向上も期待できます。年末にかけて過剰流動性相場に突入する可能性すらありそうです。新興市場は「強気の買い」。本日は両指数共に堅調。東証1部がしっかりしていることもあって、新興市場もさすがにしっかり。ただ双方共に主力株がそれ程でもなく、東証1部ほどの力強さはありませんでした。やはり今週いっぱいは相対的に弱い動きが続きそうです。出遅れ感が出てくるには、恐らく日経平均で9500円を回復し、投資家が次なる出遅れ株を血眼になって探す段階になってからだと思います。【ポートフォリオ銘柄】みずほFG(8411)は小動き。アメリカに続き日本も金融緩和策を打ち出したことで、金融株に特に買いが入る格好。一時4月以来の高値137円を付けましたが、引けにかけては売りに押されました。他のメガバンクも同様で、実際の緩和が出た後場は結局行って来いに。さしあたってここまで一気に駆け上がってきた反動も出た格好ですが、私はこれで既に金融相場に突入したと思っています。なのであとは放っておいても上がっていくはず。市場全体の流動性が高まれば、同社のように上値の重い銘柄の方がたくさん仕込みやすいわけですから、注目度が上がってくるものと思われます。GCAサヴィアンG(2174)は堅調。東証1部上場以来ようやくまともに値が上がり、一時値上がり率ランキング上位に顔を出しました。テクニカル的に25日線に下値支持されて反発。ようやく5日線を抜いてきましたから、とりあえず短期的な上昇は期待して良いでしょう。200日線維持が目先の課題。任天堂(7974)は続伸。ただ、昨日目標株価の1万円に到達したので、昨日にて終了となっています。為替が円安に振れていること、また東京ゲームショウが近いことで、ゲーム関連株に期待感。ただし同社は出展しませんが。株価的には短期過熱感、目標達成感などから一旦9500円辺りまで下押す場面が来ると思いますので、それまでしばしのお別れとします。歴史的な大底を打ったかどうかまでは判定できませんが、為替の円安が続けば普通に業績は戻りそうですから、為替の動きを見ながら再エントリーのタイミングを伺いたいところです。マネックスG(8698)は反発。こちらも無事目標株価15000円に到達してきたので終了となりました。世界的な株高観測から証券株が買われる動きに。と言うわけで、ポートフォリオ銘柄の証券株部門が空席になったものですから、以前も書いたようにSBIHD(8473)を代わりに追加します。あの告発で有名な雑誌FACTAに目を付けられて以降ボコボコに売られていますが、かなり安くなってきました。最新号でも目立った進展は無かったので、しばらくは新規の悪材料も出ないでしょう。実際に何かあるかどうかは不明ですが、まあ北尾氏も根回しが上手いですし。ライブドアがちょっと粉飾したら上場廃止でしたが、日興は企業ぐるみの粉飾でも廃止されませんでした。結局はその根回しの巧拙が、企業の命運を左右してくると言えます。そもそも裁判中は上場廃止とかはないと思いますから。そんな怪しさもあるため、株価は出遅れ感が強いです。ただ業績はここから世界的な株高に向かうのであれば、同社の行う金融事業にはどれもプラスに働いてきます。不透明感が強い分、戻りだしたら早そうです。本当は5000円割れ辺りを狙いたいですが、明日の寄り付きで買いポートフォリオ入れ、目標株価は6000円とします。ソフトクリエイト(3371)は続伸で、またまた年初来高値を更新。やはり「権利落ち前1ヶ月半は上昇トレンドの法則」はしっかり。ただこの法則は一方で「権利落ち後1ヶ月半は下落トレンドの法則」とセットなので、来週には一度利益確定しておかないといけません。それでも株価が上がっていることで利回りが相対的に低下し、その分の下落率も小さくなるであろうこと、実際に業績も良いので四季報評価なども高いことなどから、長期的な上昇トレンド自体に変化は無いと思います。何にせよあと一週間で、できるだけ高い位置に行ってもらいたいです。そして今回は一銘柄売りポートフォリオにも加えたい銘柄があります。それはファーストリテイリング(9983)です。昨日は反日デモによる影響や足下まで続いた内需好業績株買いの反動から大幅安。日経平均を52円押し下げる原動力になってしまいました。本日はそれの反動もあって大きく買い戻し、22円押し上げる要因に。ただ、私はここから円安反転による外需主導の相場展開になると見ているので、内需の代表格である同社も相対的に売られていくと見ます。足下で派手に値を上げたジーンズメイト(7448)やタカキュー(8166)も反落の動きが出ていますが、衣料品株全般に手詰まり感を感じます。そもそも今の株価水準は明らかに高過ぎで、PER24.4倍、PBR4.7倍の銘柄を敢えてここから買う必要も無いでしょう。NT倍率はITバブル以来の12倍越えとなっていますが、今後解消の動きが出てくると考えるのが自然です。メジャーSQも通過したことで、日経平均操作の必要度が低下したことからも、先物絡みの恣意的な売買の必要性が当面低下しています。結果、ポジション解消の動きが出やすいものと思われます。チャート的にも金曜の窓開け上放れで、出来高を伴ったアイランドリバーサル示現後のはらみ線。これでもかという程の天井感を出しています。MACDやパラボリックなども暗転しており、ボリンジャーバンドも-2σさえ割り込んできたら、完全に下落トレンドに移行しそうです。ただ需給は良いので、下値の目処は16000円程度までに。明日の寄り付きから売りポートフォリオ入れとします。【注目銘柄】富士ソフト(9749)は大幅高。こちらは先週の有料メルマガで買いで取り上げ。その後少しずつ上値を切り上げていましたが、本日売り方が抗しきれず大幅高に。ようやく上げ本番開始で、まだ初動段階ですから、目標株価はまだまだ上。また到達の折には当欄で取り上げ根拠を開示します。野村HD(8604)も続伸。こちらは前回も当欄で取り上げましたが、先週有料メルマガで買いで取り上げ、以後強い動きが継続しています。緩和による株高期待から、証券最大手の同社に買いが集まっている格好。一応、本日でチャート的には赤三兵を示現。先高感のかなり強いチャートになってきました。ちょっとこれは大化けの可能性を秘めています。当然、こちらも目標株価はまだまだ上です。マツダ(7261)も大幅高。こちらは昨日有料メルマガで買いで取り上げ。ユーロ安の進展を見込んで、上放れの動きが強くなると見ました。三角持ち合いも上放れしてきたことで、ここからの上げ加速に期待。やはり目標株価はまだまだ上です。お陰様で有料メルマガで取り上げている銘柄が軒並み上がっていて、もっと紹介したかったのですが文字数の関係上、今日はここまで。その他先月までの有料メルマガの成績は下記のURLから確認の上、お申込ください。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/performance.html他社さんの方が成績が良くてどうも地味ですが、当方は着実に利益を重ねていくことで無理なく、焦らない投資法を伝えるのが強みです。まだまだ長期上昇相場は続くものと思われますし、乗り遅れたということはありませんから、これを機に一度お試しいただければと思います。※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。
2012年09月19日
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この連休は地元で住民運動会なるものがありました。住民運動会?と思われる方は多いかも知れませんが、地方では住んでいる地区の運動会があります。そこでご近所さん同士で仲間となって、体力増進と共に付き合いを深めていこう、というシステムです。私は最近まで全国的に行われているものと思っていましたが、埼玉出身の嫁は「そんなの聞いたことない」と言っていました(・・;)そう言われてみると、確かに東京に住んでいた時はそんなのありませんでした。こういう地元の付き合いやイベントというのは、正直若い人は嫌がります。かく言う私もぶっちゃけ面倒臭いなと思ったり。大切な休日を潰されますし、そもそも運動音痴な私は子供の時から運動会が大嫌いだったので(-。-;)それでも、やはりこういうのも参加して地域間の繋がりを大切にしないといけないと思ったりもします。正直、今の所に越してきてから4年以上経過しますが、未だに町内の人の名前と顔が一致しなかったりします・・・(-。-;)と言うわけで昨年から参加しているのですが、うちの町内は残念ながら少子高齢化が特に進んでいるので、活きの良い参加者(?)が不足しています。なので30代も後半に入った私ですら平均年齢を引き下げる方の、貴重な戦力に入ります(;^_^Aまあ運動会とは言え、そんなに血眼になって順位を競うものでもありません。一応商品は出ますけれど、開会式が終わった途端に皆でビールを飲んで、お気楽な感じです(;^_^Aまして9月とは思えない程の炎天下でしたから、酔いの回りが早いこと早いこと。そんな感じで住民運動会はぐたぐだと平和裏にスタートしました。【つづく】
2012年09月18日
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★☆★☆【有料メルマガ】【銘柄診断】お申込募集中です! 「損せず焦らず無理なく細かく儲ける」をコンセプトとした有料メルマガお申込受付中! (注:ブログ本文で紹介している【ポートフォリオ銘柄】とは別のものです) ▼HP「じょうしょうダルマ」から成績などご確認後、お申込ください。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/performance.html 1ヶ月当たり3,150円~。 相場が続く限りチャンスは無限大。一度お試しいただければと思います。※リスク・手数料などにつきましては以下の契約締結前交付書面を参照してください。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/teiketumae.html━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━日経平均は金曜大幅続伸。前日のNYはQE3が決定したことで大幅高。ダウ、S&Pはリーマンショック前の水準を回復し、NASDAQは12年ぶりの高値を更新。それを受けた日経平均も朝方から買い先行のスタートに。SQ値が9076円に決まりましたが、それを下値の幻のSQ値にし、上値追いの動きが強まる展開に。QE3が決まっても為替がさほど円高に振れなかったこともあって、一段の安心感が強まりました。後場もアジア株の堅調さが手伝って一段高の展開に。引け間際には3連休を控えた利益確定売りに押され上げ渋ったものの、引けでは9100円台後半をキープ。ただ値上がり銘柄数は全体の3/4で、ここまでしっかりしていた内需株に売りが入ったこともあり、全面高とは言えませんでした。なお出来高・売買代金はメジャーSQのため膨らんだものの、SQ分を除いてもそれぞれ21億株、1.2兆円分あり、QE3効果で久しぶりに商いが膨らみました。投資判断は「強気の買い」。前回「QE3は無いのではないか」としましたが、結果的に予想は外れQE3決定。やるならば9月のFOMCがラストチャンスと言われていたこともあって、FRBは積極的に動いてきました。3日新甫で波乱の9月相場は、予定通りの波乱を含んできました。それを受けて株価は一段高したわけですが、負け惜しみ的に言えば前にも書きましたが「どちらにしても株価は上昇していた」と思います。その「有る無し」が影響したのはあくまで上昇幅と期間に対してでしょう。QE3をやれば太く短く、つまり急騰しかし期間は短めに、無ければ細く長く、つまりは長くジワジワ上昇する形になったものと思います。私は当初QE3が無く、大統領選挙前くらいまで上昇トレンドが続いていくと思っていましたが、今の感覚では10月前半にもピークアウトする可能性があると思っています。それでもまだ上昇は始まったばかりですから、ここは素直に買いに付いていくべき場面でしょう。「今買わなければいつ買うのか」の相場展開に、疑いを挟む余地は無さそうです。さしあたり金曜のNYは小幅続伸。期待感が持続し、日経平均先物もしっかりしています。月曜は日本がお休みですから、また月曜のNY市場の動きを見て火曜の入りがどうなるか、というところですが、基本は心配無いと見ています。チャートなどを見ても、まず9500円の回復はほぼ間違いないと言えそうです。8/20の高値9222円を上回れば、再度5/7のGW明け後に急落した窓を埋めに行く動きになります。価格帯出来高の薄さ、また為替の(短期的な)安定感から、比較的短期間に達することが可能であると見ています。一方、TOPIXの方はまだ三角持ち合いから抜け出せていませんが、今回はさすがに770ポイントを上抜いて上値ブレイクしてくると思います。そうなって初めてNT倍率拡大だけで進んでいた一部偏重の「実感無き上昇相場」は、他の銘柄に波及して力強く出来高の伴う「実感を伴った上昇相場」に移行してくるでしょう。それには日銀の協力が必要です。18、19日の政策決定会合は、いよいよ日銀に対するプレッシャーが強くなってきました。アメリカがあれだけ大胆な施策を打ってきたので、今度ばかりは日銀も何も出さないわけにはいかないでしょう。為替は恐らく日銀が今度こそは追加緩和を出すことを期待して、何とか一段の円高進行を食い止めています。これで何も出さなかったら、ある意味日銀らしいと私は思いますが、市場は普通に失望するでしょう。一時的には売られるかも知れません。ただし、私はこれも今回のFOMC同様、緩和があろうがなかろうが、結局この上昇トレンド自体は変わらないと思っています。何故なら日本株は最早日本のものではありませんから。日本独自の材料よりもアメリカなどの海外要因が与える影響が特に強い。つまり今回のFOMCの影響力が大きすぎて、日本の金融政策という本来最も根幹の部分の決定さえも、幸か不幸か中レベルの材料にしか見られません。何も出さなかった時のために予め日銀を弁護しておくと、日銀も手詰まり感を感じているのでしょう。どんなに緩和をやりたくても、ここまで実施している国債の買い取りオペが札割れの状態がずっと続いており、資金が市中に流れない。いくら買い取り枠を拡大しても、金融機関が国債を手放そうとしないのですから、日銀としても緩和策の出しようがありません。結局、この先に景気が拡大していく道筋が見えない中で、金融機関は国債以上に魅力的な運用手段が見出せないことに欠陥があります。その欠陥を直せば、実は現行のままでも緩和が拡大され、資金が市場に流れるのです。そしてそのためには政府の財政政策、景気刺激策が必要。諸悪の根元は政府の無策ぶりであり、日銀にこれ以上期待するのはあまりにも酷でしょう。それらを踏まえた上で、なお私が日銀に対して希望するのは、それでも枠拡大という姿勢を見せることでのアナウンスメント効果、ETF買い取り枠の拡大、そして何より市場と対話力を磨くことです。日銀は結局「物価の番人」ですから、株式市場に関しては本来アウトオブ眼中(死語)。株式市場がどうなろうとリップサービスをする気も無い状態が続いているわけですが、その姿勢を正してもらいたい。バーナンキさんなんかは、今回QE3を実施してもなお「労働市場の改善の兆しが見えなければ、MBSを引き続き買い付け、追加の資産買い付けに乗り出す一方、別の適切な政策手段を動員してでも、追加措置を取る計画」と強気に言明しています。その差こそが日米の金融政策の巧拙を分けているのでなはないでしょうか。一番の根幹は日米の個人の金融資産に対する株式などの割合です。アメリカは資産の約1/3が株式なのに対し、日本は7%程しかありません。その差が中央銀行の真剣度を大きく分けていると言えましょう。株高による資産効果が出ませんから。しかしその考え方は大きな間違い。実際には年金資金などは株式で運用されているわけで、株安は国民全員に関わる大問題です。株高によって解決する問題はたくさんあります。既にバブル化している国債価格が将来的に下落してくると考えれば、国債に比べてその市場規模が相対的に小さい株式市場には、今後資金流入の大きなチャンスがあると言えましょう。大体今までのケースで言えば日経平均が1万円を回復してきたら動き出す個人投資家が増えてきますが、その前から株式投資をされている方はどう考えても有利です。市場が悪くても絶え間ない努力を惜しまない個人投資家が、ようやく報われる場面が訪れた、と言えましょう。新興市場は「強気の買い」。金曜は両指数共に堅調。ただマザーズ指数はギリギリプラスという程度で、QE3による大型株の買い戻しが主体だった反発相場は新興市場にあまり恩恵が大きくない格好。この辺りは致し方ありません。来週も当初は金曜の動き継続が主で、相対的に弱い動きが続きそうです。出遅れ感が出てくるには、恐らく日経平均で9500円を回復し、投資家が次なる出遅れ株を血眼になって探す段階になってからだと思います。【ポートフォリオ銘柄】みずほFG(8411)は堅調。QE3が行われた結果、案の定金融、不動産、保険といったところに買いが入ってきました。それを受けて同社も130円の抵抗帯を一気に突破の構えに。こうなってくると、今まで抑圧されていたメガバンクなどの爆発力は大きくなりそうです。需給が重いですから、海外の資金などが逆に入りやすい(玉を集めやすい)。やがて売りを吸収しながら、売り圧力の弱いゾーンへと移行できます。同社は9月相場の主役の一つと言えそうです。NEC(6701)は続伸。一気に120円を回復してきました。地合の改善もあってようやく暖気運転完了、上放れの動きが本格化に。金曜の夜は海外マーケットで為替も円安気味に振れましたから、月曜の海外動向にも因りますけれど、基本は来週から売られ過ぎ外需株の買い戻しが鮮明になると思われます。そうなると注目度が上がってくるのは総合電機株。まだ個々の材料で上下する銘柄がありますから一概に一括りで扱えませんが、基本は円安転換すれば解決する問題が多いです。その時の買い戻し圧力はやはり市場で話題になった売られ過ぎ銘柄に集まりやすいでしょう。金曜は日証金などを見ても売りの買い戻しが主体でしたが、ここからは新規の空売りが入り、それの投げ売りが出て・・・という好需給故の上昇相場が形作られていくものと思われます。みずほ同様にここまで抑圧されていたことで、ここからの外国人投資家を含めた更なる買い戻し圧力をなめてはいけないでしょう。丸紅(8002)は大幅続伸。QE3を受けて余剰資金が商品市況に流れ込むと見られることで、好業績に繋がるとの期待感から、金曜は特に商社株の上昇が目立ちました。配当利回りの高さなどからここまで売られていたのが不思議でしたが、ようやく見直し買いの動きに。この流れは前回のQE1、QE2の動きを見ても明らかで、それぞれ商社株は特に買われています。ここからがいよいよ本番。とりあえず600円までの戻りは早いでしょう。【注目銘柄】ケネディクス(4321)は大幅高。こちらは先日も当欄で取り上げましたが、先週有料メルマガにて買いで取り上げ。ここまでの上昇率は優に10%を越えてきています。QE3の実施が金や不動産に資金を流し込むのは自明ですから、金曜は不動産株の上昇が顕著でした。同社は業種的には厳密に言えば不動産株では無いのですが、不動産ファンド組成が主業務ですから、直接的にも間接的にも大きな影響を受けます。当然目標株価はまだまだ上。なので取り上げ根拠は目標到達後に記します。野村HD(8604)も大幅高。こちらも9日に有料メルマガで買いで取り上げ。以来ずっと陽線の上昇が続き、金曜はやはりQE3を受けた株高期待感から大きく買われました。まだ証券株に対して厳しい評価を下すアナリストが多い中、なかなか良いタイミングで取り上げることができました。こちらもやはり目標株価は全然上。こちらも目標達成となり次第、当欄にて根拠を掲載します。まだまだ書きたい銘柄はたくさんあったのですが、文字数制限の関係からこの辺で。その他先月までの有料メルマガの成績は下記のURLから確認の上、お申込ください。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/performance.html他社さんの方が成績が良くてどうも地味ですが、当方は着実に利益を重ねていくことで無理なく、焦らない投資法を伝えるのが強みです。まだまだ長期上昇相場は続くものと思われますし、乗り遅れたということはありませんから、これを機に一度お試しいただければと思います。※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。
2012年09月15日
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根っからのiPhone野郎である私としては、やはりこの話題は避けて通ることができません。本日よりiPhone5の予約が始まりました。この話をし出すと止まらなくなるので、関心の無い方は無視してください。心情を言えばやはりiPhone5は欲しいです。iPhone3Gを買ってから、今まで出たiPhoneに関しては正直そこまで買い換えたい、という気持ちは起きませんでした。一番大きなイノベーションは初代iPhoneで出尽くしてしまい、後は軽くなっただの、カメラの解像度が上がっただの、機能的に向上しただけですので。ただ3Gのホームボタンが効き辛くなったこと、勝手バイブレーション機能が備わってしまったこと(何も触っていないのに画面が付いたり震えたりする)、ジョブズが亡くなってしまったこと、そして前回の4Sに関してはむしろ乗り換えた方が安くなるキャンペーンをやっていたので、結局1番に並んで昨年の10月に恐らく地元で1番最初の4Sユーザーとなりました。ところが今回は画面が大きくなったこと、そしてテザリングが日本でも解禁になったことで、買い換えたい気持ちでいっぱいです。ただ裏面のデザインがイマイチ気に入りませんが。ちなみに私は4Sはデザイン的にも最高に良いと思っているので、保護フィルムも貼らなければ、カバーも一切付けていません。ジョブズのこだわりが崩れてしまうので。周囲から「落としたらどうするの?」と言われますが、何とかここまで無事にやってきています。しかし現段階ではソフトバンクはテザリング解禁を決定しておらず、またLTEにすると月額1500円アップするので、現状は様子見。孫社長は今回どうも歯切れが悪いというか、後手後手に回っているというか。シェアが高まってきたので、守りの姿勢に入り始めたのでしょうか?だとするとすごく残念です。サービス的にも社長の気概的にも。私は今、母の様子を見るために実家との往復が増えており、実家の遅いADSL回線を解消するためにも、また11月から始める予定の新たな仕事のためにも(近日公開します)、最近Pocket Wi-fiに非常に関心を寄せていたので、今回のテザリング解禁は非常に渡りに船だったのですが。解禁しないなら脱獄しちゃうぞ。ソフトバンクもテザリングを解禁しなければ、ユーザーはどんどんauに流れていきそうです。ただ現状LTEのエリアも狭そうですし、4Sの2年縛りもありますし、孫社長も甘く考えているのかも知れませんね。あと、個人的に気になっているのはiPad。結局miniは来月でしょうか?個人的には「デカ」の方が欲しいのですが、画面を更にでかくしてくれませんかね?もうあれもこれも欲しくて困ったちゃんですが、今欲しいのはApple製品とルンバくらい。ただどちらも外国製で、個人的には日本勢に是非頑張って貰いたいのですが、いかんせん魅力的な商品や、見た目の衝撃度がありません。機能や多色にばかり気をとられ、デザインを蔑ろにしてきた報いなのですが、それがわずか数年で今のソニーやシャープの凋落ぶりに繋がっていると思うと、トップの決断がいかに重要なものなのか、つくづく思い知らされます。
2012年09月14日
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★☆★☆【有料メルマガ】【銘柄診断】お申込募集中です! 「損せず焦らず無理なく細かく儲ける」をコンセプトとした有料メルマガお申込受付中! (注:ブログ本文で紹介している【ポートフォリオ銘柄】とは別のものです) ▼HP「じょうしょうダルマ」から成績などご確認後、お申込ください。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/performance.html 1ヶ月当たり3,150円~。 相場が続く限りチャンスは無限大。一度お試しいただければと思います。※リスク・手数料などにつきましては以下の契約締結前交付書面を参照してください。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/teiketumae.html━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━日経平均は本日続伸。前日のNYはFOMCの結果を控えて強弱感が対立したものの、高値圏でしっかりした動き。FOMC実施に対する期待が日増しに高まっている格好。それを受けた日経平均は昨日急騰した反動もあって朝方は小安い動き。ただ前場終わり頃から先物を中心として、急速に買い上がる流れに。明日のメジャーSQを控えて、9000円を目指す動きになりました。9000円回復後は9000円を挟んでの小動きに。結局引けでは9000円を割り込みましたが、全般的にしっかりした値動きでした。売買高は12億株台、売買代金は7000億円台で、様子見気分がピークに高まっていました。投資判断は「強気の買い」。少しずつイベントを消化し、次は今晩のFOMCが今月最大の重要イベント。前回も書いたように私はQE3は無し、それを受けて株価は一瞬売られるも、長期的には上昇トレンドが続くことで、結果的にはプラスに作用すると思います。要はやらなくても、その後のバーナンキ議長の発言で「今後やるかもよ」的なことを上手く言ってくれれば、市場は無下に下がらないと思います。その辺りバーナンキさんは他の中銀総裁と比べて上手いですから、今回も上手くやってくれるものと見ています。単純に日本株だけに絞って見ると、QE3は円高要因に繋がりますし、その翌日にメジャーSQが控えていますから、変にアメリカ株が急騰してSQ値が高く決まっても困ります。何となく市場はQE3ありきで話が進んでいるようですが、事前に無駄に期待値が上がるのは今に始まったことではありませんし、真っ当に考えれば現段階でQE3を行う必要性は薄いような気もします。なお、本日発表の投資主体別売買動向では個人・外国人・投信と揃って買い越し。特に外国人は3週ぶりに買い越してきました。一方で先物は大幅な売り越し。現物買い・先物売りが9月第一週の外国人の手口だったということですが、先物に関しては本日でほとんど決済という感じでしょうから、明日以降は需給が良くなってくるのではないかと思います。新興市場は「強気の買い」。本日は両指数共に堅調。アメリカでfacebook株がCEOの株価発言を受けて大幅高を見せたことで、SNS関連株が連想買いから急騰。サイバーエージェント(4751)やデジタルガレージ(4819)といった主力株の好調さが、指数を押し上げる原動力となりました。この流れが明日も続くかどうかというと微妙ですが、マザーズ指数の方はチャート的に上放れの動きに。本格的な買いの流れはまだ先と見ますが、東証1部の方が株価水準的には一応暖まってきたので、少しずつ新興市場に出遅れ感が出てくる流れを期待します。【ポートフォリオ銘柄】みずほFG(8411)は小動き。アメリカFOMCの結果を控えて様子見ムードが漂いました。やはり金融株はQE3があればプラスに働いてきますが、とにもかくにも結果は明日には判明します。もしQE3が行われるのであれば金融、不動産、保険辺りは軒並み買われる展開になるでしょう。そして中核は同社のようなメガバンク。行われれば積極的に買い。ただしもし行われなかったとしても、先々の期待感を織り込む形で十分買われる流れになっていくと思います。よって明日のメジャーSQ通過後から、どちらにしても金融株買いが有効と思われます。GCAサヴィアンG(2174)は続落。東証1部上場後は下値切り下げの動きが続いています。そして引け間際に買われて、体裁を取り繕う流れが継続。何とか地合が良くなってきたことと、ストキャスが割安圏で好転しかかっていることで、いい加減短期下落トレンドも転換してもらいたいところですが。NEC(6701)は堅調。終値ベースでは7/6以来の高値水準となりました。何とか暖気運転も終わりが見えてきたことで、来週からはいよいよ上放れに向かうか。為替の円安転換が総合電機株の流れを変えるものと思います。任天堂(7974)は続伸。本日引け後に「Wii U」に関する詳細の発表を控えて、期待感の高まる動きに。ユーロが少しずつ安定してきたことも買い安心感に繋がりました。そして出てきた「Wii U」の価格は26250円で、個人的には大体良いところの価格設定だと思います。テクニカル的には75日線を上抜いてこれたものの、一目均衡表の厚い雲に遅行線がぶつかったことから、明日は地合にも因りますが反動安が妥当なところでしょう。この抵抗帯は時間をかけてゆっくりと上抜けられれば良いと思います。来週からの東京ゲームショー接近で、ゲーム関連株には注目の集まりやすいタイミングです。【注目銘柄】JPHD(2749)は大幅反発で東証上場来高値を更新。この銘柄に関しては先月有料メルマガで取り上げ、最初は調子良く上がったものの、その後横ばい推移となってしまったために小幅利食いで終了。捨てゼリフとして「チャート形状はすごく良いので、なんだかんだで上がっていくとは思います。また戻りを狙いたい」と書きましたが、ようやく評価がなされた格好に。一応上場来高値とは言っても、JASDAQ時代には分割考慮で1030円の高値がありますが、これも以前から有料メルマガで良い良いと繰り返しているセブン銀行(8410)同様に、JASDAQ時代の高値は切り捨ての考え方があります。確かにチャートを見る人もわざわざそこまで追い掛けませんし、上場来高値更新銘柄一覧のものを黙って買う人もいますしね。何にせよ両者共に需給も良ければ業績も良い。こういう銘柄は市場がどうなろうと無敵です。上昇力の発現が早いか遅いかだけの違い。もっと効率良く取り上げられるように今後も引き続き精進していきたいと思います。先月までの有料メルマガの成績は下記のURLから確認の上、お申込ください。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/performance.html他社さんの方が成績が良くてどうも地味ですが、当方は着実に利益を重ねていくことで無理なく、焦らない投資法を伝えるのが強みです。まだまだ長期上昇相場は続くものと思われますし、乗り遅れたということはありませんから、これを機に一度お試しいただければと思います。※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。
2012年09月13日
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我が家はホームベーカリーを使って、焼きたてのパンを食べています。コストはそれなりにかかるのですが、お陰様で毎朝美味しいパンを食べることができます(^^)嫁が前日の夜に材料をセットして、朝方焼き上がるわけですが、あれは夜中に結構な音を放つので、一人暮らしのワンルームとかでは不可能な代物です(-。-;)初めて焼いた時は夜中に「ポン!!」と突然大きな音をしてビックリして目覚めました( ̄Д ̄;;未だに何故あんな音がするのかは不明ですが、今は扉を閉めて防音対策を取っているので大丈夫。「結婚したらパンを焼きたい!市販のパンなんて食べていられない!!」という、パン大好きの嫁の要望に応じてパン焼き器を購入したわけですが、現実的にはなかなかの負担のようで。疲れると夜にセットしないまま寝てしまったりします(-。-;)そういう時は結局市販のパンが買って置いてあります。先日。私が目覚めると、ホームベーカリーの中は空。じゃあ今回は市販のパンでも置いてるあるかな、と思って台所を探りましたが、全然パンが見あたりません(・・;)疲れ果てて眠っている嫁に恐る恐る「あのー、パンは?(-。-;)」と尋ねると「台所のテーブルの上にある\(*`∧´)/」と、眠りを妨げる者は何人たりとも許さない感じで布団の中から言われました(-。-;)あれー?どこにあるんかな、と思ってテーブルの上を探しても見あたりません。・・・ん?何か置いてあるぞ(・・;)缶詰のようですが、よく見るとこれは災害時用のパンの缶詰(・・;)ひょっとしてコレのことか!?( ̄Д ̄;;再度恐る恐る「あのー、パンってひょっとしてコレのこと?(-。-;)」と尋ねると「そう!!\(*`∧´)/」と布団の中からくぐもった怒りの声が(・・;)その声には有無を言わせないという強い意志が感じられ、それ以上何も言えず黙ってスゴスゴ台所に引き返す私(T△T)と言うわけで朝から非常食用のパンを食べる私。そのパンに書いてあった楽しげなコックさん調の絵が、ひときわ切なさを際だたせました(-。-;)我が家にとっての非常時だったようで、結婚初日の夕食メニューが夫婦二人でホッケ一枚だった時の侘びしさが思い出されました。
2012年09月12日
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★☆★☆【有料メルマガ】【銘柄診断】お申込募集中です! 「損せず焦らず無理なく細かく儲ける」をコンセプトとした有料メルマガお申込受付中! (注:ブログ本文で紹介している【ポートフォリオ銘柄】とは別のものです) ▼HP「じょうしょうダルマ」から成績などご確認後、お申込ください。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/performance.html 1ヶ月当たり3,150円~。 相場が続く限りチャンスは無限大。一度お試しいただければと思います。※リスク・手数料などにつきましては以下の契約締結前交付書面を参照してください。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/teiketumae.html━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━日経平均は本日続落。前日のNYはFOMCを前にして、高値警戒感からの利益確定売りが優勢に。それを受けた日経平均も朝方から売りが優勢。為替が円高に振れていることもあって、上値の重い展開になりました。また昨日公開価格が決定したJAL(9201)の募集に対する換金売り最終日という需給要因も重石に。一方、相変わらずの薄商いの中で下値も限定的。前場にTOPIXが1%以上下がったことで、後場は日銀のETF買い期待も膨らんで一層閑散に。一日の値幅はわずかに45円と、超が付くほど動きのない相場でした。売買高は13億株台、売買代金は7000億円台で、引けでは何とか8800円を維持しました。投資判断は「強気の買い」。海外の重要イベント(ドイツの最高裁が欧州安定メカニズムへの同国の参加について判決、及びFOMC)を明日以降に控え、明日も恐らくこの様子見ムードが続きそうですが、とりあえずJAL応募のための換金売りが止みますから、本日の反動もあって基本はしっかりしてくると思います。海外のイベントに関しては、ドイツの司法判断も問題無いとの見方が優勢で、私も9割方大丈夫だと思っています。その翌日のFOMCに関しては、QE3の期待値が高まっていますが、個人的にはQE3と呼べる程の規模の緩和は無いと見ています。アメリカの株高、穀物価格の上昇、またそこまで悲観的ではない雇用統計の数字、そして最後の切り札は切り札のまま取っておきたい、というところから考えると、むしろQE3を行うリスクの方が大きいような気がします。市場も期待と猜疑の半々で、あったら短期的な株高要因にはなりますが、長期的にはどうかという感じでしょう。次は弊害の方に目が向きやすくなります。日本も円高になられると困りますし、むしろ行われない方が中期的にも良いと思います。いずれにせよ、今は生殺し状態で放置されている感じがあり、どっちでも良いから早く結論を出してくれ、というのが投資家の本音。本日は日銀がETFを255億円分買ったそうですが、それでも引け間際に一瞬下ブレかける場面もあり、思った以上に弱かった印象でした。本当に買い手不在という状況です。その日銀のETF買いの枠も残り2000億円強ということなので、とりあえず次の金融政策決定会合で枠の増額は十分有り得るでしょう。ただ日銀がいつまでも最後の買い手として控えているのも健全ではありません。金融政策ばかりでなく、空転する政治の方を早く何とかして、日本国としての成長から株高が期待できるようにしなければなりません。あと、何かと評判の悪いJALですが、主幹事証券の頑張りもあって何とか仮条件の上限で値が決まりました。あとは頑張って売りさばかないといけないですが、指数連動型の投信やら機関投資家の買い需要が見込まれることで、一定の買い需要は見込まれています。そんなわけでIPOに対する需要はそれなりにありますが・・・まあ実際にどうなんでしょうね?確かに前回上場時よりも様々なしがらみを取っ払って、かなり筋肉質な体質になっているわけですから、あくまで前回上場時との比較であれば買いです。ところが同業のANA(9202)との比較や、世界の航空会社の収益性・成長比較を考えると割高感は拭えません。また今回上場の目的も、いわば国に対する「借り」を返済する意味合いが強く、売出のみでJAL自体に資金は入りませんから、IPOを機に一段の成長することもありません。単にリスクを負う投資家の移転が行われるのみです。個人的にはLCCとの競合に関しては一巡感があり、過度な懸念は後退したと思います。あとは景気回復と共にどれだけ航空需要を回復できるか、というところにかかっています。コストカットも余地が小さいでしょうし、売上を増やさないことには何ともしようがありません。しかしそれが企業努力だけでは難しいところ、という事業環境でしょうか。・・・とまあ、私でなくても大体の人が感じていると思うので、事前人気は芳しくないみたいですが、後は実際のIPOへの申込状況次第ですかね。IPOには申し込んだけれどキャンセルする人が多ければ、セカンダリで市場で買い付ける人がその分減るわけですから、上場後の動きは悪くなります。私はやっぱり無難にセカンダリの動きを見て、良さそうなら短期で乗ってみる程度が一番と思います。基本長期で持つべきものではなさそうです。買いたい人が一巡した後に、更に買いたい人が現れる状況になるとはなかなか考え辛いので。新興市場は「強気の買い」。本日は両指数共に軟調。昨日上昇の反動もあってサイバーエージェント(4751)が軟化しマザーズ指数は弱く、JASDAQも楽天(4755)や日本マクドナルドHD(2702)などの主力株が弱かったことで軟化しました。地合的にはまず東証1部がしっかり上がってから、出遅れ感で新興株が買われる流れになるものと思われますので、新興市場に物色が集まるにはもう少し時間がかかりそうです。また本日の仕手株総崩れも、間接的に新興市場に影を落としそうです。【ポートフォリオ銘柄】GCAサヴィアンG(2174)は続落。東証1部上場後はじり安が続き、下値切り下げの動き。折角上向き始めた200日線を割り込んでしまいました。うーん、なかなかトレンド転換しませんね。とりあえずストキャスの割安感は出てきたので、地合好転による反発に期待です。NEC(6701)は反落。昨日は終値ベースで115円に乗せ、何とかここからまた上ブレ始めるか・・・と思ったのですが、地合に足を引っ張られた形。スイッチオンになったはずが、暖気運転からなかなか抜け出さないですね。チャート的には煮詰まり感待ったなしの状態なので、明日以降の上放れに期待。ソフトクリエイト(3371)は続伸。相変わらずの地味銘柄ですが、25日線支持から反発の値動き。昨日日証金の融資残が急減したことで、上値が重い雰囲気が払拭できました。権利落ちまであと2週間ありますから、まだしばらく上昇トレンドが続くものと期待できますが、最悪でも年初来高値は更新してくると見ています。【注目銘柄】ケネディクス(4321)は反落。こちらは先週有料メルマガにて買いで取り上げ。昨日は大幅高となり一気に9000円を回復してきましたが、本日は利益確定売りが出ました。それでも5日線に乗った形で大崩れしませんでしたから、やはり買い需要はしっかりしていると言えます。当然目標株価はまだまだ上。目標達成後にまた取り上げ根拠などを示します。その他先月までの有料メルマガの成績は下記のURLから確認の上、お申込ください。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/performance.html他社さんの方が成績が良くてどうも地味ですが、当方は着実に利益を重ねていくことで無理なく、焦らない投資法を伝えるのが強みです。まだまだ長期上昇相場は続くものと思われますし、乗り遅れたということはありませんから、これを機に一度お試しいただければと思います。※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。
2012年09月11日
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車を運転していて、燃料計が気になりすぐに給油しに行くのは神経質なA型、ガス欠になってJAFのお世話になるのがB型・・・と前の職場のB型のおばちゃんがよく言っていました(;^_^A本来血液型と性格は関係無いそうですが、そう言われると「当てはまっているかなー」と思ってしまうのが人間の悪いクセ。占いの罠ですね┐( ̄ヘ ̄)┌それはともかく、典型的なA型の私はやはり車の燃料系が気になって落ち着いて走っていられなくなるので「Empty」になる手前で必ず給油に行っていました( ̄Д ̄;;ところが、先日床屋のあんちゃんから「大体メーターがEになってもあと50kmくらい走れるよ」と言われ「またまたー、それはちょっと大げさじゃない?(;^_^A」なんて言っていましたが、実際そうみたいですね。無論車種によって異なりますから正確なことは言えませんが、概ねそんなもののようです。うちの母も同じくA型で、Eになる2目盛り前くらいで給油に行きます。0になろうものなら、もうパニック寸前。「早く入れに行かないと( ̄Д ̄;;」と心配でいられなくなります。なので上記のことを教えて差しあげましたが「嘘つけ!\(*`∧´)/」と一蹴(・・;)「息子の言うことが信用できんのか!!\(*`∧´)/」・・・ということで、先日目盛りが0になった段階で母と一緒に給油に行きました。母の車はホンダゼストですが、仕様書によるとガソリン満タンで35リットル入るとのこと。給油が終わったレシートを見ると、満タンにしてもらっても25リットルしか入りませんでした。「ということはまだタンクの中に10リットルほど入ってたってことだよ。燃費がリッター10数kmとしても、100kmくらいは走れるんだよ」と説明しましたが、ここまでやっても未だに信じてもらえていません(-。-;)信用度0の私(・・;)心臓の手術の際に適格な洞察とアドバイスで一命をとりとめた恩人に対して、一体全体何たる非礼\(*`∧´)/「別にこまめに給油しておけば良いじゃん」なんて言いますが、それは確かにそうですけれど、給油所までの各種移動コストが余計にかかること、また重いガソリンを常に積んでいると(満タンで女性一人分の重さ)燃費も悪化します。日本では町の中なら数キロの範囲内にガソリンスタンドが必ずありますから問題ないですが、高速道路や北海道の山の中とかだったら50km以上行かないとガソリンスタンドが無いなんてザラ。なので確かにそれくらい手前に警告する必要があるのでしょう。まして外国だともっと。世の中色々な血液型の人が居ますから(?)のんびり屋さんにも対応する必要がありますし。そうは言っても、Eを示してからどれくらい経ったなんて一々記録もしていられませんから、結局はEを示したら入れに行くのが妥当とは思いますが。過剰な心配は必要ない、せめてEになってから入れに行けば十二分、ということですね。ただ、うちの母には池上彰辺りにお願いして説得してもらう他無さそうですけど┐( ̄ヘ ̄)┌
2012年09月10日
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2012年09月08日
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うちの父はすっかり耳が遠くなってしまったので本来補聴器を常時付けさせておきたいところなのですが、付けようとすると怒ってすぐに外してしまいます。どうも煩わしく感じるようで、付けたくないのだとか。しかし付けないと何を話かけても「えぇっ?」と聞き返す始末。だから付けとけと言っているのに・・・(-。-;)父のは安い補聴器なので、携帯ラジオを聴くようなイヤホンを付けて、マイク部分を胸のポケットに入れるタイプ。それらを繋ぐコードが煩わしくて嫌だというのです。安いといっても10万くらいしているのですが・・・(-。-;)確かにランクアップした耳にかけるタイプの小さな補聴器であればコードもなく、見た目も格好良いですし目立ちません。ただそれだと30万近くするのです(××)それは高い、高過ぎる。しかしそれに替えたからと言って、父がきちんと補聴器を付ける保証も無い。なので「俺の目の黒いうちは替えさせない\(*`∧´)/」と父にきつく言っています。にしても補聴器って全般的に無茶苦茶高い!一番安いのでも5万円~ですし、なんか今時の技術をもって補聴器なんて5000円くらいで十分なものが作れそうな気がしますが。iPadなどよりも補聴器が高いなんて、何か解せません┐( ̄ヘ ̄)┌・・・と思って色々調べてみると、補聴器ではなく「集音器」ってジャンルに安いのがいっぱいあるんですね。Amazonとかだと1500円のもありました。しかし見た目は明らかに補聴器。補聴器と集音器、はて、一体何がこんなにも違うのでしょうか?(・・;)調べてみると「医療機器に認定されているのが補聴器」ということだそうです。「耳の特性に合わせて調整出来るのが補聴器」とも言われているみたいですが、実際にはそうとも限らないとのこと。実際、うちの父のものは、別に父用にカスタマイズされているわけでもありません。なーんだ。そんなら別に補聴器じゃなくて良いんじゃね?┐( ̄ヘ ̄)┌安い集音器なら別に失敗してもショックは小さいですから、安いので耳かけタイプを試してみると良さそうです。それにしても「耳が悪いのなら補聴器を買わないといけない」という固定概念があったがために無駄な出費をしてしまったような気がします。やはり情報というものは大切だと思いました。
2012年09月07日
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★☆★☆【有料メルマガ】【銘柄診断】お申込募集中です! 「損せず焦らず無理なく細かく儲ける」をコンセプトとした有料メルマガお申込受付中! (注:ブログ本文で紹介している【ポートフォリオ銘柄】とは別のものです) ▼HP「じょうしょうダルマ」から成績などご確認後、お申込ください。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/performance.html 1ヶ月当たり3,150円~。 相場が続く限りチャンスは無限大。一度お試しいただければと思います。※リスク・手数料などにつきましては以下の契約締結前交付書面を参照してください。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/teiketumae.html━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━日経平均は本日反発。前日のNYは重要イベントを控えて高安マチマチの動き。相変わらずの薄商いの中でほぼ横ばいの値動きでした。それを受けた日経平均も朝方から膠着感の強い展開で、前日終値を挟んでの一進一退の値動きに。今晩のECB理事会における金利発表を見極めたい流れから、こちらも商いは相変わらず膨らまず、値動きも50円と小幅。引けでは何とかプラスになったものの、売買高は15億株台、売買代金は8000億円台と低調でした。投資判断は「強気の買い」に。「やや買い」にしてから弱い動きが続いている中で自棄になった感がありますが、一応理由はあります。まず一昨日の時点で空売り比率は32.8%で、これは昨年6月以来の高水準とのこと。そして昨日も31.0%、本日も30.5%と連日30%越え。7月も20日~25日の4営業日の間30%超の状態が続いて「陰の極」ムードが醸成されてから、その後1ヶ月に及ぶ不可思議な反発相場を演出しました。当時も丁度今と同じように、投資家のイライラが募るつまらない下げが続いていました。6/4安値→7/4高値までの上昇波動は1ヶ月。7/25安値→8/20高値までの上昇波動も大体1ヶ月。一方7/4高値→7/25安値までの下落波動は約3週間。8/20高値から本日までは2週間とちょっと。というわけで日柄的にももう少しのところまできています。そして地合も薄商いが続いていますから「買い戻しが買い戻しの連鎖を呼ぶ」ための状態がしっかり保たれています。 また、株価のポジション的にも6/4と7/25安値を結んだ下値抵抗線の延長線が足下日経平均で8400円、TOPIXで713ポイント辺りに相当しますから、下値余地もあと少しのところまでにきています。価格帯出来高にしても直近半年では大体8500円~8750円の辺りが一番大きくなっていますから、現値水準が一番下げ止まりやすい部分でもあります。 更に丁度イベント的にも本日のECB政策金利発表、明日アメリカ時間で雇用統計が発表されますから、タイミング的に合致します。大きく上がっていくためのお膳立ては出来ている感じです。 個人的には政策金利発表は先月のように何もなくてもちょっと下げる程度、また政策金利が下げられてもちょっと上がる程度だと思います。また、雇用統計も良ければ景気回復期待で問題なし、悪ければ金融緩和期待が高くなりやっぱり問題なしの気がします。そして実際そのようになれば、前回「ジャクソンホール通過後の9月初頭のイベント次第で、その後2ヶ月程度の流れを決する」としたように、今度の上昇相場は1ヶ月では終わらず、2ヶ月くらい続く上昇波動になってくるのではないかと見ています。 新興市場は「強気の買い」。本日は両指数共に軟調。マザーズの方はサイバーエージェント(4751)やACCESS(4813)といった主力株が弱かったことで軟化。一方JASDAQの方は楽天(4755)がしっかりしていたものの、その他が弱かったというところでしょうか。ちょっと前までの低位株の乱舞、という感じは薄まってきましたが、その分値上がり率の幅が小さく、新興銘柄に対する物色意欲も消えかかりという感じです。ちょっと今は市場全体に様子見ムードが漂い過ぎて、資金が回っていない印象を受けます。それは上述のように空売り比率が高いことからも、買いが全般的に引っ込んでいることがわかります。なので空売りの入り辛い新興銘柄には、特に流動性の欠如が顕著に出ているのでしょう。もう少しこの状態は続きそうです。【ポートフォリオ銘柄】GCAサヴィアンG(2174)は続落。本日から東証1部という記念日でしたが、昨日の時点でチャート的には高値で典型的な「はらみ線」が出て売りサイン。で、こういう露骨なサインは案外逆に動いたりするものですが、珍しくその形の通り売られてしまいました。上値にしこりが出来てしまったような感じでもありますが、その割には本日200日線で下げ渋ったこともあり、あまり深刻な状況でもない感じがします。むしろ4日の陽線の中でよく踏みとどまっている感じ。引き続き85000円を抜いてくるまでは目が離せません。丸紅(8002)も続落。本日は「ロシアに世界最大のパルプ工場を2800億円で受注」との報道がありましたが反応薄。最近は景気敏感株として商社セクターに対するアナリストなどの評価が厳しくなっている中で、同社もまとめて売られる流れになりました。引き続き500円以下の水準は絶対的な買い水準と思いますし、また上述のようにここからの相場反転に期待するならば、やはり何らかの商社株はポートフォリオに入れておきたいところです。利回りも5%に接近してきましたし、水準は明らかな異常値であると思います。ソフトクリエイト(3371)は反発。昨日までは連日弱くなっていましたが、25日線タッチからの反発。この一ヶ月調整らしい動きがありませんでしたから、順当な動きと言えましょう。ここから再度上値追いの動きが続いてくるものと見ています。【注目銘柄】ビットアイル(3811)は大幅続伸。こちらは昨日の決算を受けて昨日の有料メルマガでは以下のようにコメントしました。「前期はやや計画未達、今期も市場コンセンサスに届かない数字となってきています。ただ増配見通しであること、また同時に出した中期経営計画では今後3年間コンスタントに2桁成長を続けていくことが示されたので、ここまで売られた株価水準や、市場全体の材料の乏しさから明日は買いが入ってくると思います。655円くらいまでで寄り付くなら買って良いと思います。 ちなみに約100億円近くの借入枠を設定して第5データセンターを整備し、今後のデータセンター需要を取り込むところまでは間違っていないのですが、何故都心のど真ん中にデータセンターを作る必要があるのか。電力問題も、また丁度南海トラフも話題になっているところで、わざわざ地代の高い都心に100億円もかけてデータセンターを作るメリットは何なのか。この辺りが微妙だと思うので、長期では持つべきではない株だと思います」結局寄り付きから大きく上がってしまい655円では買えませんでしたが、その後もスルスルと上がって700円超えの陽線に。ただ個人的にはやはりちょっと上がり過ぎな気がします。少しでも油断すると、下方に開いている窓に吸い込まれていきそうなので、追い掛け買いは怖いですね。その他有料メルマガの成績は下記のURLから確認の上、お申込ください。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/performance.htmlお陰様で日々たくさんのお問い合わせがありまして、日に日に会員数も増えております。この場を借りてお礼申し上げます。誠にありがとうございます。他社さんの方が成績が良くてどうも地味ですが、当方は着実に利益を重ねていくことで無理なく、焦らない投資法を伝えるのが強みです。まだまだ長期上昇相場は続くものと思われますし、乗り遅れたということはありませんから、これを機に一度お試しいただければと思います。※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。
2012年09月06日
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9月にもなると一気に涼しくなってきましたね。涼しくなって動きが良くなるのは人間だけではないようで。我が家の周りは野生の王国なので虫がたくさんいる、ということは書きましたが、虫が居るということは、それを補食する動物もたくさんいます。クモが一番多いですが、ヤモリとかの「は虫類系」もしょっちゅう見かけます。先日もヤモリの子供が我が家に迷い込んできて、柱にくっついていました。嫁は嫌がっていましたが、まあ小さいし「家守」だし良いじゃないか、はっはっはー(^^)・・・と私は余裕で放っておきました。翌日、台所から「きゃー!!(××)」と嫁の悲鳴が。台所に駆け寄ってみると、食器棚の前で尻餅を付いている嫁の姿がありました。食器棚にかけてあるレース状の布が何か盛り上がっていて、汚れかと思って触ったら、その裏にヤモリがいたということ。触られたヤモリもビックリして、そのまま食器棚へと雲隠れ。以後、ヤモリの姿は見かけられていません(-。-;)どこかで干からびていなければ良いのですが・・・。迷いヤモリを捜索中です。更に翌日。外に出てみると身体の大きい大人のヤモリが庭の草に繋がっているのが見えました。それで嫁を呼んで「嫁よ、一度ちゃんとヤモリをしっかり見てみたら?案外可愛いもんだぞ(^^)」と。嫁も恐る恐るやってきて、草にいるヤモリの顔を見つめていました。ところが「これ、何か違わない?ヤモリっぽい顔じゃないよ(-。-;)」と言います。いや、これはヤモリだよ・・・と言いながら私もよく近づいてみてみると、このヤモリ手足がありません(・・;)よく見るとコレ、ヤモリじゃなくてヘビの子供でした(-。-;)外にこだまする嫁の悲鳴。「ま、まあヘビも小さい子供なら可愛らしいもんだよ(;^_^A」とフォローするも「顔が全然可愛くない(T△T)」とのこと。とりあえず来年の年賀状用に写真を撮っておきました(;^_^A
2012年09月05日
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2012年09月04日
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前回からのハービー山口氏の写真展の続きです。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/KA.Blog/20120827.html最後はホールで氏のこれまでの体験や思いを滔々と語られました。その中で印象に残った話を二つ。氏が若い頃にロンドンに居た際、地下鉄で偶然パンクロックバンド「ザ・クラッシュ」のボーカルであるジョー・ストラマーに出くわしたとのこと。写真を撮りたい!・・・と思いながらも、プライベートであるし・・・と躊躇。しかしこの千載一遇のチャンスを逃すと、この先もう二度と無いと思い、当たって砕けろの気持ちで「写真を撮ってもよろしいですか?」と尋ねてみたそうです。すると意外にも「OK」の返事をもらい、何枚か撮ることができたそうです。やがて地下鉄が次の駅に止まり、彼がホームに降りる瞬間、氏の方に振り向いて一言「撮りたいものはすべて撮るんだ!それがパンクなんだ!」と言ったそうです。以来、それが氏の座右の銘になったそうです。http://www.aaa-shop.jp/column_herbie/64/index.htmlもう一つ私が感銘を受けた話は「自分は子供の頃病気だったが、そのお陰で最初のバレーボールの少女の写真をきっかけに写真家になろうと志せた。また、就職活動をしても一社も採用してもらえず、その結果ロンドンに渡って様々な経験が出来たしストラマーにも会えた。病気も就職できなかったことも神様からの贈り物だ」という言葉。病気や就職難は共に普通はマイナス要因でしかありません。それが何の因果か、巡り巡って今の自分を形成する大きな要素となっている。だから、今の苦難をどう捉えるかは全ては自分の気持ち次第なんだ、と。それらを聞いて、私は深い感銘を受けました。最後に氏は「皆さんの写真を撮らせて欲しい」ということで、我々に向けてカメラを構えました。「最近は個人情報などがうるさくて気軽に撮れなくなってしまった。これは悪い傾向。もし嫌な人がいたら事前に申し出て欲しい」というようなことを言っておられましたが、無論、誰もそれを嫌がる人はいませんでした。氏は「私が撮影した人は皆大物になった」と冗談めかして言っておられました。そんなわけで私もその写真に写ったので、大物になる可能性がいよいよ現実味を帯びてきました(;^_^A今度の10月6日にまた「ミュゼふくおかカメラ館」で氏のトークショーがあります。行ける方は是非足を運んでみたら良いと思います。ちなみにミュゼふくおかカメラ館はその名の通りカメラをメインとしているので、常設展示として歴代のカメラがズラリと展示してありますから、カメラ好きの方には必見のスポットです。(完)
2012年09月03日
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