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★☆★☆【有料メルマガ】【銘柄診断】お申込募集中です! 「損せず焦らず無理なく細かく儲ける」をコンセプトとした有料メルマガお申込受付中! (注:ブログ本文で紹介している【ポートフォリオ銘柄】とは別のものです) ▼HP「じょうしょうダルマ」から成績などご確認後、お申込ください。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/performance.html 1ヶ月当たり3,150円~。 相場が続く限りチャンスは無限大。一度お試しいただければと思います。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━日経平均は反落。前日のNYはギリシャの世論調査で緊縮派の支持が拡大したことにより、ユーロ離脱回避に対する期待感から堅調。それを受けた日経平均でしたが、為替でユーロが朝方99円を割り込むと嫌気売りが先行。また中国が昨日の景気刺激策観測を否定し、中国株安になったことを受けて売りが一段と強まり一時8600円割れに。ただ前場のTOPIXの下げ率が1%を越えたことで、後場には日銀のETF買いが入り(400億円弱購入とのこと)相場を下支え。月末のドレッシング買いも入った様子で、引けにかけては値を戻しました。売買代金は1兆円割れで引き続き低調。投資判断は「中立」。引き続き相場反転のきっかけ待ちの状態が続いており、明確なきっかけが出てくるまでは薄商いの中で上がれば下がり、下がれば上がりの相場が続いていくものだと思います。当初から述べているように結局は為替との連動性が強いので、為替が円安反転してこない限り日本株も上がりようはありません。本日の引け後には欧州各国の債券利回り上昇からユーロ安が進展。それによってドル円は79円を割れ、ユーロも98円割れに。これを見る限り、明日も弱い相場が続くのは避けられそうにありません。加えて報道によると、ギリシャの世論調査では反緊縮派が支持率を拡大し、首位になっていると伝わっています。これによってユーロが一段と売られる格好になっていますが、こういう「公式的でない漠然したもの」に昨日から世界が振り回されています。中国景気刺激策2兆元報道も然り、クレディスイスのポジショントークでしかありません。そもそもギリシャ政府も国民も、ユーロ圏のドイツもこいつも、ギリシャを離脱させようなんて考えていません。であれば離脱するはずも無いのに、何故か離脱前提で相場は進んでいるのが不可解です。この辺りは相場を操りたい筋が意図的に流す情報に踊らされているだけだと言えるでしょう。この類は明日にもまたひっくり返るものですから、であれば逆バリで対処するしかありません。逆に言えば、こういう根も葉もない噂的なものにすら、神経質に反応せざるを得ない閑散相場だと言えます。誰にも文句の言わせない経済統計や、要人発言(今晩はECBドラギ総裁の講演が控えていますが)など、明確なきっかけが出てくるまでは、腰を据えて売り買いどちらのポジションに傾けるべきで無いと思います。相場に参加するのであれば、柔軟に対応できるように短期売買に努めるべきです。そんな中で、TOPIXと日経平均の乖離が引き続き拡がっています。NT倍率は12倍に接近し、過去最高のITバブル時にマークした12.4倍まであと少しの状況。これは後述のようにファーストリテイリング(9983)、ソフトバンク(9984)と言った指数寄与度の高い銘柄を高く保つことで、恣意的に日経平均が操作されている結果でもあります。恐らくは、翌週末に控えたメジャーSQを通過するまで、この動きが続くのでしょう。犯人は案外ソフトバンクの投資判断を引き上げたりする証券会社なのかも知れません。とにかく、今の相場は日経平均を見ていると見誤ります。日経平均は昨日まで4営業日続伸で、過去10日間で7勝3敗。一方TOPIXは安値更新が続き、4勝6敗でした。日経平均を見ていると、リーマンショック後の7000円割れまでまだ20%近い乖離がありますが、TOPIXは安値まで3%程しか余地がありません。投資家も呆れるしかない日本株の弱さですが、一方その分戻りも急反発が期待できるはず。とにかく今は反発のきっかけを待って、そのタイミングを逃さないことに全力を傾ける時だと思います。新興市場は「強気の買い」。本日は両指数共に堅調。本日は特に目立って何が買われたというわけでもなく、主力株も特に強いものも見あたりませんでしたが、とにかく指数は上がったという感じでした。円高が進む中で、投資家の消去法的な買いが全体的に入った、という感じでしょうか。やはり引き続き東証1部の落ち着き待ち、という流れが続きそうです。【ポートフォリオ銘柄】三和HD(5929)は反発。この銘柄は好業績を背景に、何とかこの地合で高値圏をキープしています。地合に抗うのが精一杯で320円の壁がなかなか越えられないですが、一目均衡表の雲を抜けつつあるので、後は地合が好転すれば大幅高も期待できると思います。NEC(6701)は反落。昨日はルネサスエレクトロニクス(6723)の増資拒否報道があって反発となりましたが、本日は再度反落に。そして引け後にはオーストラリアのIT企業の事業を200億円で買収と伝わり、海外でのサービス拡大路線を明確にしています。これはある種ルネサスの増資拒否の姿勢を明確にする意図もあるのではないかと思われます。それにしても一体どこにそんなお金があるのか、ということですが、一部はアンリツ(6754)の株式を売出し、60億円程度の資金を調達予定。アンリツとの関係を薄め、過去との決別を図ろうとしています。個人的にはこれらはっきりした経営姿勢がもっと評価されても良いと思うのですが、今の地合の中での積極策は株価的にはマイナスでしょうね。明日は更に売られそうな感じもあります。それでも、同社の将来の復活に期待し、100円割れからの買いを狙うタイミングでしょう。売り銘柄のファーストリテイリング(9983)は続伸。全く呆れるほどしっかりしています。これは上述のように、メジャーSQまでは続く「日経平均操作」の一環であるのは間違い無いでしょう。最早同社固有の要因がどうこうという感じでもありません。しかし無理矢理の上昇ですから、メジャーSQ以降は地合が好転する中で下げ続ける相場を想定します。しばらくは売り方の我慢比べが続きそうです。 【注目銘柄】ビックカメラ(3048)は反落。こちらは17日に有料メルマガで売り銘柄として取り上げ、ジワジワと着実に下げてきている銘柄です。ただ元々値動きの小さい銘柄のため、大きくは動いてくれません。そうこうしている間にも投資期間が終わりかかっているので、最後に取り上げ根拠をまた記載しておきます。「▼ビックカメラ(3048) 東証1部 売買単位1株38850円 出来高2992株(前日)5/17売値 38500円以上6/1までの目標株価 35000円損切り 40000円【評価】業績 悪いテクニカル やや悪い需給 悪い同業他社比 割高その他ポイント 業界全体の不振、統合効果に対する過剰な期待首都圏地盤の家電量販店で業界4位。駅前に特化した出店で知名度を上げている。先月出した今期決算見込みは大幅な減収減益に下方修正。それを受けて下落トレンド入りの流れに。家電小売り業界全般の不振を背景に、各社共に苦しい見通しに。 そのような背景もあって、先日コジマ(7513)の買収を発表。規模のメリットを背景に、売上の増加とコスト削減を図る。ただ、エディオン(2730)を見ればわかるように、家電量販店の社長はワンマン色が強く、指揮系統の混乱から統合効果が出せるまでには時間がかかる業界。実際に合併効果が現れるには時間がかかりそう。 買収費用141億円も手元現金が178億円あるにしても、仕入れ用の現金も最低限必要なため、どのような形で調達されるかに不安。最悪増資リスクも生じる。今期はロンドンオリンピックが控えるものの、既に地デジ対応が進んだことで買い換え特需も見込み薄。実際月次でもテレビを含んだ「音響映像製品」の落ち込みが特に厳しい。他社の見込みなどを見ても、特需をアテにして楽観視しているとこは無い。 業界再編機運の高まりから、一時家電小売り各社が買い戻される動きも出たものの、その後は再び業界の先行き懸念が高まる流れとなり、市場環境の悪さも手伝って、結局発表当日の5/11は大きな陰線を付けた。テクニカル的には2月に45000円辺りでピークを打っている格好。各移動平均線を下回っていることで、下値の節は年初来安値38000円であるが、特に商いが膨らんだわけではないので、更新の余地は大きい。本日も上値は5日線に支えられる格好。 MACD、パラボリックは好転しているものの、一目均衡表では三役暗転の形。ストキャスも暗転。ボリンジャーバンド-2σと-σの間で推移するバンドウォークは継続中で、ゆっくりと下落していく流れを想定。週足においてもほぼ同様のことが言えるが、一目均衡表の雲下限38350円を明確に割り込んでしまえば、いよいよ下値の節が消える感じに。需給面では昨年安値水準での推移となっており、上値のしこりは大きい状態。信用買い残は差し引き500株で、今年に入ってずっと売り長で推移してきた状況が変化している。予想PERは35.2倍で、コジマを除く同業他社6社の平均5.7倍との比較では割高。四季報の来期予想を使っても6.3倍となり、やはり割高。またPBRは0.9倍で、同0.5倍との比較では割高。同社が最高値である。売値は昨日安値の38500円辺りで。多少の追い掛け売りは可能。目標株価は最終的には他社比較でも3万円を目指すと思われるものの、時間がかかる見込み。さしあたっては2週間程度で下げられるところまで、というようなところで。損切りは4万円超えで」そうこうしている間に、買収先のコジマ(7513)の会長が解任され、コジマの方は不安定な感じになってきています。それでも一応第三者割り当て増資で過半を握る計画で、根本的な買収計画には影響は無いものの、小島一族で現在の1/4(希薄化で1/8)程度の株数を持っているわけですから、同社にとっても面白い話ではありません。更なる条件の上積みや、買収そのものの白紙など、色々なケースの不安材料が出てきたと思います。この辺りは、6月になったらもっと面白い展開になってくるかも知れませんね。その他有料メルマガの成績は下記のURLから確認の上、お申込ください。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/performance.html他社さんの方が成績が良くてどうも地味ですが、当方は着実に利益を重ねていくことで無理なく、焦らない投資法を伝えるのが強みです。まだまだ長期上昇相場は続くものと思われますし、乗り遅れたということはありませんから、これを機に一度お試しいただければと思います。そして次回は5月の成績発表です。残念ながら5月は成績がすこぶる悪いと思います。やはり買いポジばかりではいかんともしようの無い相場でした。大反省会になると思いますが、とにかくお楽しみに。※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、投資成果を保証するものではありません。
2012年05月30日
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来月1日は我々の結婚記念日。お陰様でこれで4年経ち、5年目に突入します。わー、パチパチ(^^)ちなみに結婚4周年は「花婚式」となるそうです。一周年が紙婚式、二周年が藁婚式、三周年が革婚式、ときて、ようやくちょっとまともなネーミングになりました(;^_^A夫婦の絆が固くなるように、年々固く高価なものになっていくということだそうですが、25周年の銀婚式以降5年おきに貴金属を贈るシステムって、やっぱ業者の策謀だと思います(-。-;)丁度先日、伯母さん夫婦が金婚式で沖縄旅行に行ってきて、またこの前も母の友達がやはり金婚式で北海道旅行に行ってきたそうです。一方、うちの両親はまだ38年しか経っていないそうで、果たして金婚式まで共に生きていられるかどうか、何て言っています(;^_^A我々はそういった先輩諸氏に比べるとまだまだヒヨっ子。部屋の中に私の抜け毛が落ちていようものなら、嫁に「毎日ちゃんと拾って!!\(*`∧´)/」と烈火の如く怒られる日々が続きますが、なにはともあれ5周年に向けて日々慎ましく生活し、円熟していければと思います(;^_^A
2012年05月30日
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★☆★☆【有料メルマガ】【銘柄診断】お申込募集中です! 「損せず焦らず無理なく細かく儲ける」をコンセプトとした有料メルマガお申込受付中! (注:ブログ本文で紹介している【ポートフォリオ銘柄】とは別のものです) ▼HP「じょうしょうダルマ」から成績などご確認後、お申込ください。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/performance.html 1ヶ月当たり3,150円~。 相場が続く限りチャンスは無限大。一度お試しいただければと思います。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━日経平均は続伸。今晩のNYがお休みの中で、方向感に乏しい値動きながらも日経平均は堅調。ただ何も材料が無い中で一日の値幅は50円ちょっと、売買代金は8000億円割れと、参加者の少ない相場でした。一方TOPIXは軟調で、終値ベースでの年初来安値を更新。値下がり銘柄数が1116と、体感的には下げ相場でした。投資判断は「中立」。日経平均は3日続伸とはなったものの、3日間での上昇が30円ちょっとで、上昇気分は全くありません。一部大型株のみ買われ、指数程の底堅さは感じませんでした。今日はこのような相場ですから、残念ながら市況で書くことも特にありません。やはり週末の雇用統計を過ぎるまで、相場反転は見込み難いと思います。ただ月末を控えてこの状態であればドレッシング買いはほぼ間違いなくあるでしょうから、打診買いは水曜辺りから入れて見ても良いような感じがします。その後は事態の推移を見守る、という感じでしょうか。新興市場は「強気の買い」。本日は高安マチマチ。コンプガチャ問題が引き続きSNSゲーム関連株に重くのしかかり、サイバーエージェント(4751)やミクシィ(2121)も連れ安。主力株の弱さから、マザーズ指数などは300ポイント割れ寸前に。JASDAQでもデジタルガレージ(4819)がfacebook上場後の失望で安く、新興市場の指数寄与度の高い大型株がそれぞれ売られやすい地合だと言えます。今週も引き続き東証1部の落ち着き待ち、という流れでしょうね。一部値の軽い銘柄だけが乱高下し、その他の銘柄はじり安という感じでしょう。【ポートフォリオ銘柄】GCAサヴィアンG(2174)は続落で上場来安値更新。引き続き需給の緩んだ株価推移が続いています。アメリカでは大手もM&Aの件数が落ち込んでいることから、中小のM&A市場にも食指を伸ばし、価格競争が起きているとか。同社の守備範囲も小規模市場ですから、大手が崩してくると苦しいですね。なかなか良い話が出てきません。NEC(6701)は大幅安。不振のルネサスエレクトロニクス(6723)の増資に絡み、日立(6501)、三菱電機(6503)と共に1000億円の資本増強に応じると伝わって、資金負担不安などから急落。一気に100円台に突入する流れになりました。ルネサスなどに関しては、エルピーダ破綻の時点で随分織り込まれたと思ったのですが、全然序の口だったんですね。これは大失敗。特に決算でトレンドが転換すると見たのですが、それから更に下がってきたところが傷口を拡げています。前回の決算で提示した今期4円の配当の利回りが今の同社の支えですが、支援の行方次第では、それの信憑性も揺らぎかねません。流れとしては一度100円割れを見そうですが、割ってくると機関投資家の保有株を機械的に売却するところもありますから、それを狙った仕掛けもありそうです。そこまで行ってから反発の流れを考えることにします。売り銘柄のファーストリテイリング(9983)は続伸。引き続き買われ、25日線などを突破してきてしまいました。外部環境の不透明感が強い中、内需系ディフェンシブ銘柄として投資資金の注入などが続く格好に。足下で行われている28周年誕生感謝祭の好調な客足なども材料視され、乗っている時にはこんなちょっとした材料にも反応しやすい好循環とも言えます。本質的には引き続き日経平均の価格維持策に乗った買われ方だと思いますが、市場全体の薄商いが続くうちは、売り方が苦しめられる日々がもう少し続きそうです。 【注目銘柄】東光(6801)は続落。こちらは有料メルマガで22日に売り銘柄として取り上げた銘柄ですが、一旦跳ねたところが上値の限界点で、その後下落がきつくなっています。目標株価はまだ下に見ていますが、以下に取り上げ根拠を示しておきます。「コイル大手。3/22に村田製作所(6981)に対して第三者割り当て増資を実施すると発表。それを受けて株式の希薄化よりも村田製作所との結びつき強化を好感する形で、株価は大きく値を上げてきた。 9日に発表された決算では、電子機器の需要減から減収となったものの、コスト削減によって赤字幅を縮小。それでも上半期の会社計画に対する売上高の進捗率は46.1%となり、厳しいスタートとなった。 同社製品を材料とした最終商品のうち好調と言えるのはスマートフォンくらいだが、売上に占める割合も小さい。スマートフォンで食いつないでいる間に自動車やデジタル家電の復調に希望を託さなければならないが、大手家電メーカーなどの決算を見ても先行きが暗い。足下の株価は決算を受けて、というよりは、むしろ市場全体の流れを受けて下落が続いている感じ。ただ今後の全体株価回復局面においても、その回復力は弱いものが見込まれ、次第に売りに押される展開を予想する。テクニカル的には75日線を割り込んで、上値が重い状態に。MACD、パラボリックは暗転しており、一目均衡表でも雲割れの形。ストキャスは安値圏を示しているため、もう少しリバウンドの流れは続きそうだが、ボリンジャーバンドでも-2σに沿った下落が続いているため、戻りは鈍そう。 需給面では今年に入ってから上昇を続けてきて回転は良くなっていたものの、3/23の急騰で出来高を伴って窓を開けた水準を下回り、上値のしこりとして意識される格好。急騰以後と前では出来高の大きさも異なり、急騰以降の価格帯出来高が一段と重くのしかかる。 信用買い残は差し引き1000万株程度で、過去最大の水準にまで拡大。日々の出来高の平均が5,60万株程度であるため、相当上値の重さが気になるレベルに。また今回村田製作所に発行したCB転換価格198円も意識される。ただし実際の転換は一年後からの話であるため、現実的な影響は薄い。 予想PERは114.4倍で、同業のスミダコーポレーション(6817)の11.9倍との比較では割高。またPBRは1.7倍で、同1.1倍との比較でも割高である」その他有料メルマガの成績は下記のURLから確認の上、お申込ください。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/performance.html他社さんの方が成績が良くてどうも地味ですが、当方は着実に利益を重ねていくことで無理なく、焦らない投資法を伝えるのが強みです。まだまだ長期上昇相場は続くものと思われますし、乗り遅れたということはありませんから、これを機に一度お試しいただければと思います。※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、投資成果を保証するものではありません。
2012年05月28日
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昨日の夕方。私は所用があって、従兄弟の車の助手席に同乗していました。富山市某所は片側一車線のくせに交通量が多い坂で、いつも渋滞気味になっている地元の要路。その下り坂の途中で。ふと見やると、歩道でお婆さんが地面に倒れ込んでいるのを見付けました。身体は「くの字」に折れ曲がり、地面に顔がくっついて、表現は悪いですが尺取り虫のような感じに。私が「あっ!人が倒れている!!」と言うと、通行の妨げにならないよう一旦車を停めるために数メートル先の次の交差点まで行って脇に駐車し、そこから坂を急いで駆け上がり現場に戻りました。「大丈夫ですか?」と尋ねると「起きあがれなくなりました・・・」と、か細い声で応答が。従兄弟が助け起こし、私はその間119番をかけました。それで一旦救急車を呼ぼうとしたのですが、お婆さんが「大丈夫です」と意識もはっきりされているようなので、事情を説明して救急車を断りました。たまたま近くのグループホームで世話になっている、ということなので、そのまま私と従兄弟で両脇を抱えて100m程歩き、そのグループホームまで無事送り届けることができました。こめかみにかすり傷程度で、特に大きな怪我もない様子でしたが、足はヨロヨロと頼りない感じで、恐らく普段から歩くのには相当難儀しているような様子。一人で散歩に出た途中の出来事ということで、それはそれで一件落着・・・なのですが、我々は非常に苦い思いを感じました。と言うのも、我々が車を停めて駆けつける間にも若者が自転車で彼女の脇を通ったのですが、チラッと横目で見て単なる一障害物を避けて行くように、そのまま通り過ぎていきました。横幅は二人が並んで歩ける程度の狭い歩道ですから、異変には間違いなく気付いたはず。そして、他の車も全く停まろうとはしません。車道と歩道も指呼の間。本当に狭い道なので、車からお婆さんが倒れているところまで1m程しかありません。いつも渋滞しているので、スピードもゆっくり。間違いなく何台も彼女の姿に気付いたはずです。それなのに、我々以外誰も声をかけませんでした。一体何分前からその場でお婆さんは倒れ込んでいたのか。我々が駆けつける間だけでも、2、30台の車は間違いなく通り過ぎていったのに。まだ暖かくなってきた時期だから良かったですが、冬場だったらどうなっていたか。すごい好意的に捉えて、運転手一人で運転しているなら、歩道にまで注意が向かないかも知れません。またお婆さんの倒れ方は、見方によれば何か落としたものが溝か何かにはまってしまい、それを取ろうとしていたように見えるかも知れません。しかし、その姿勢は明らかに不自然で、私がおかしいと思って気付いたくらいですから、何人かは確信的に通り過ぎた人がいるでしょう。「自分が助けなくても、誰かが気付いてくれる」と。私ははっきり言って、東京ならあり得る話だと思っていました。かつての会社の同僚が地下鉄の駅で腹痛で身動きが取れなくなり、30分以上うずくまっていたのに誰も声をかけてくれなかったという話も聞きますし、東京程に人が多いなら責任分散もわかるような気がします。しかしここ富山ではそんな事はないだろう、と。ところが現実的に目の前で大勢の人がスルーしていきました。私はそれを感じながら「怖ぇっ!!」と思いました。多分私が同じように倒れても、先日のように母が狭心症で倒れても、誰も手を貸してくれないのです。それはテレビの中から貞子が出てくるよりも怖い現実。確かに富山市は富山でも都市部で、最近はドンドン整備されてキレイになっています。しかし当然東京などのような大都市には敵いません。平均年齢も高いところで、一方で田舎には田舎の良さがあると思っていました。しかしそれも昨日まで。これじゃ、富山何も良いところ無いじゃん、と幻滅した一日でもありました┐( ̄ヘ ̄)┌
2012年05月28日
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★☆★☆【有料メルマガ】【銘柄診断】お申込募集中です! 「損せず焦らず無理なく細かく儲ける」をコンセプトとした有料メルマガお申込受付中! (注:ブログ本文で紹介している【ポートフォリオ銘柄】とは別のものです) ▼HP「じょうしょうダルマ」から成績などご確認後、お申込ください。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/performance.html 1ヶ月当たり3,150円~。 相場が続く限りチャンスは無限大。一度お試しいただければと思います。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━日経平均は金曜続伸。前日のNYが高安マチマチだったことを受けて、朝方はひとまず買いが先行。ユーロに下げ止まりの流れが出たことも買い安心感に繋がりました。しかし週末を控えて積極的な買いは入らず、商いも閑散。方向感に乏しい展開で、引けで何とかプラスを維持するのがやっとでした。TOPIXは反落で、下げ止まりの雰囲気は出ていない状態。日経平均も結局8週連続の下落で、約20年ぶりの記録に。投資判断は「中立」。金曜のNYはS&Pによるスペインの銀行格下げなどを受けて、また欧州不安が高まり軟調。連休を前に引けにかけて売りが集まる流れとなりました。ただ、アメリカ自体の経済指標はミシガン大学消費者信頼感指数の4年ぶり高水準などを受けて好調を確認。今はとりあえずアメリカ、そして我が国日本の経済指標は悪くありません。むしろ個別企業の決算などを見ても良い数字が出ています。それなのに株価は下げ止まりが見られない。こうなってくると、何を判断の拠り所にすれば良いのやら、という感じです。株式水準が指標面では割安なのは先週からずっと言われていることで、騰落レシオが連日120を越えていた2月以降の日々が遠い昔のように感じられます。その反動・裏返しが続いているというのであれば、もう一ヶ月はこのままの状態であっても不思議ではないということにもなり、実際に市場を覆う倦怠感みたいなものも、それに裏付けられている感じです。これを払拭するには、繰り返し言っていますが何らかのきっかけが必要です。日銀はとりあえずそのチャンスを放棄してしまったので、後は海外に任せる他無いのですが、今週の予定を見るとまず月曜はいきなりNYが休場なので、月曜の日本株は薄商いの中、安値圏キープがほぼ確定しています。こうなってくると週末の雇用統計がまた一つ大きなイベントとして鎮座しており、それ以外は相場を反転させる程に力を持ったものには成り得ない感じなので、5月中はまだまだこの閉塞感は続きそうな感じです。その間も、離脱するはずのないギリシャにまた皆やきもきする展開になるのでしょう(個人的にはさっさと離脱してくれれば良いと思っているのですが)。薄商いの中では要人発言などで一喜一憂する展開になり、上がれば下がり、下がれば上がりを繰り返していく形になると思います。6月になれば上述の雇用統計、翌週はメジャーSQ、その翌週にはギリシャ再選挙を控えて・・・と重要なイベントが入ってきますから、色々と反転のタイミングはありそうです。何とか日米共に後場は下落→陰線という呪いは解け始めていますが、まだそれをもって反発近しとも言わせてくれない雰囲気です。これから株主総会の季節を控えて、各企業に自社株買いやらMBOやらがもっと出てくれば少しは需給も変わってきそうですが、今のところは思った程出ていません。新興市場は「強気の買い」。金曜は高安マチマチ。値上がり率上位を見るとそれなりにストップ高を付けている銘柄は多いのですが、どれも流動性が極端に薄い時価総額の小さい銘柄ばかり。あまりにも相場が薄いので、提灯を狙ってみようという仕掛け的な買いばかりが目立ちます。確かにミハイル氏が掲示板に出てきてからというもの、ちょっと万年放置株を仕掛けてヤフー掲示板など宣伝し、まことしやかに買いを集める銘柄が増えてきました。アキナジスタ(2495)なんて銘柄は今まで聞いたことすらありませんでしたが、今ではヤフー掲示板投稿数No.1。・・・と思ったら、銘柄コードに見覚えアリ。実はかつてのイージーユーズだったんですね。私が昔SEH&I(9478)を追い掛けていた時の子会社でしたが、今では資本関係も無くなった様子。しかし親もかつて「Google Apps」の販売開始という報道でストップ高連発となり、09年4月には株価が6倍超になりました。そしてそのかつての子も、FC2が筆頭株主になるということで、一ヶ月半で30倍になるという超大相場になっています。こういう相場の結末が悲惨な末路になることは皆わかっているのですが、一体どこでそれが終わるのかがわかりません。正に典型的なバブル状態と言えましょう。確かなのは日本橋梁(5912)のように、既存の大株主がこれを機にドンドン売ってきていること。そこに暗躍するのがマイルストーン・キャピタル・マネジメント。直近の大量保有報告書を見ると、新株予約権も駆使しながら4月以降バンバン売ってきています。それが結果的に市場に流動性を与えて良い方向に作用し、今回の歴史的な暴騰を生み出しました。マイルストーンは他の銘柄でも色々狡猾に仕掛けていますが、それはまた後述します。また、市場が札証アンビシャスというところが、色んな調査や規制が入り辛く、筋の仕掛けやすいところも上手くマッチしたのでしょう。元々仕掛けたのも多分ココなんでしょうが。こういう銘柄が出るところに、今の市場の閉塞感が表れているような気もします。【ポートフォリオ銘柄】GCAサヴィアンG(2174)は続落。先が見えない相場の中で、上値の重さからジリジリと値を下げていく動きに。下値の目処がはっきりせず、需給が好転しないうちは5万円台突入も覚悟しておくべきなのでしょう。一方、業績の方はHPの実績一覧が次々と書き加えられていっており絶好調。このペースでいくと四半期ベースで過去最高のアドバイザリ売上を計上しそうな勢いになっています。本業好調の流れは相方の日本M&Aセンター(2127)も同様で、事業環境は間違いなく良い感じ。しかし今は残念ながらそういった業績が評価される相場ではありません。具体的に上方修正などを会社が出してくれば耳目を集めることもできるのですが、今は地合が悪いですから、出したとしても一過性なもので終わってしまいます。相場の雰囲気が良くなってきた頃に出してくれれば、買いを一気に加速するブースターとして期待できそうで、タイミングは重要でしょうね。ただ気になるのはこの前のJT(2914)による欧州のたばこ会社買収案件。500億円規模のそれなりの大型案件にもかかわらず、JTはFAを付けなかったんですね。これはJTの買収巧者としての自信の表れか。いずれにせよ、世の中の流れが専門家との業務分担にあるので、同社の需要が無くなることはまずありません。しかし、競争激化による単価の下落はリスクとして認識しておかなければならないでしょう。一方、海外ではfacebookなどIT企業が持つ現金保有残高は巨額に。この前のIPOでfacebookは約1.3兆円獲得しましたが、これだけで数字上は時価総額1兆円ちょっとのソニー(6758)や野村HD(8604)なんかを買収することができます。実に日本の上場企業で買収されないのは上位40社のみ。実際に買収することは無いでしょうけれど、何か一時代の変化を示すセンセーショナルな買収話が出てくれば、市場全体にも割安感の機運や、企業側の株価に対する姿勢も変わってくるのでしょうね。そういう噂でも市場に流れ始めれば、それだけでしめたものですが。三和HD(5929)は続伸。木曜は突発高がありましたが、引けまで値を保つことができず。それでも金曜は何とかもう一度踏ん張りました。同業の東洋シヤツター(5936)も値上がり率上位にランクイン。シャッター株は揃って業績が良いので、もう少し注目されても良いと思います。売り銘柄のファーストリテイリング(9983)は続伸。やはり地合の悪さの中で逆相関の上昇が炸裂。なかなかしぶとい動きが出ています。引き続き一目均衡表の遅行線と雲の関係を注視すべき流れ。もう一息のところまでは来ているのですが。 【注目銘柄】サムティ(3244)は軟調。この銘柄は20日の有料メルマガで売り銘柄として取り上げ、その後ジリジリと値を下げていってくれました。ただ金曜の日経一面に「GSが4年ぶりに不動産投資を再開」と報道。都心部のオフィス中心に投資をするということなので、関西の住宅用中心の同社にとってはほとんど関係無いのですが、これを受けて新興不動産が上がろうものなら影響を受けやすそうだったので、とりあえず一旦終了にしました。結果的には金曜も下がったので、早まった感はありますが、ここで不発なら再度下落の流れを見込んで大丈夫そうです。取り上げ根拠は以下に記したような感じです。「関西地盤で投資用の不動産開発、再生などを行う。4月13日に出した第一四半期決算は増収減益に。決算自体は中立の内容で、むしろ地合悪化に伴って、同社の株価も下落基調を辿っている。 そこに、17日にマイルストーンターンアラウンドマネジメントを割当先とした総額18億円の優先株発行を発表。実質的には最大30%近い希薄化を伴う普通株取得請求権が付いており、行使条件面からもほぼ通常の割り当て増資に近い形となっている。株価はそれを受けて前日の急反発から一転急反落に。 テクニカル的には足下200日線に下支えされているものの、75日線と25日線のデッドクロスが間近に迫っており上値が重い。MACDは暗転継続の一方、パラボリックは好転してきたが、明日にも再度暗転の可能性が強い。一目均衡表では三役暗転の形になっており、遅行線も雲割れに差し掛かる段階に。ボリンジャーバンドは-2σに沿った下落が続いている。 需給面では3月上旬に高値を付けた際に出来高が膨らんで、その後商いを伴わずに下落が続いていることで、上値にしこりが残っている形。信用買い残は差し引き6000株以上残っており、昨年12月以降増加の一途。日々の出来高に比べて重い状態に。 予想PERは4.5倍で、東証の不動産業平均26.4倍との比較では割安。PBRは0.3倍で同1.1倍との比較ではやはり割安ではある」そもそも今回の根拠の最たるものが、上述にも出てきた「マイルストーン」でした。同社は過去にもマイルストーンに第三者割り当てを行っており、その後は一旦下落→以後新株予約権の転換価格到達及び売り抜けのため持ち上げという動きになりました。結果的に、それは既存株主にとってもwin-winな関係で終えられたのかも知れません。しかし今回の増資は手が込んでおり「A種優先株発行」だの「マイルストーンが用意したシンガポール上場予定の子会社」だの、非常に胡散臭さが増しています。FACTAあたりが取り上げてくれれば一発でドボンなんでしょうけど、今までマイルストーンが絡んだ銘柄の行く末を見れば、遅かれ早かれ何かやらかしてくれるんだろうなと思っています。やりたい放題ですね。その他有料メルマガの成績は下記のURLから確認の上、お申込ください。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/performance.html他社さんの方が成績が良くてどうも地味ですが、当方は着実に利益を重ねていくことで無理なく、焦らない投資法を伝えるのが強みです。まだまだ長期上昇相場は続くものと思われますし、乗り遅れたということはありませんから、これを機に一度お試しいただければと思います。※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、投資成果を保証するものではありません。
2012年05月27日
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もう各局のドラマが始まって2ヶ月くらい経って、何なら早々に終わってしまうドラマもあるくらいですが、今更話題に挙げてみます(・・;)大体1クールにつき一つドラマを選んで見ている我が家ですが、今回超絶に面白いのが「リーガル・ハイ」です。どんな手を使っても裁判に勝つ弁護士と、正義感を持って弱者を救おうとする若手女弁護士との話ですが、堺雅人の神がかり的な演技、ものすごいテンポで進んでいく話、どんでん返しの結末など、どれをとっても今回放映中のドラマのNo.1の出来だと思います。私も以前趣味小説などで弁護士ものを書いたりしていたので、脚本に非常に関心があったのですが、やはりプロとは雲泥の差。キャラの作りが完璧で、そして話の組み立ても文句の付けようがありません。またしてもド完敗。毎回現実の何かを皮肉った裁判にもセリフにも毒があり、ホンマ大丈夫なんかなーと思ったりしながらワクワクして見ています(^^)キャラとしては主人公の堺雅人が一番際だっていますが、それを補佐する里見浩太朗がまた渋い!何でもできるスーパー執事の役柄で、時代劇から現代劇へとガラリと舞台を変えたのですが、自然とクスリと笑えるキャラを演じられるところに、懐の深さを感じさせてくれます。そして明らかに水戸黄門を意識した配役も見所。この前もかつて助さん格さんでタッグを組んだ大和田伸也が出ましたし、来週も伊吹吾朗が出演。来週の話が非常に楽しみです(^^)ちなみに次点は「ATARU」です。ただ第一話は面白い!・・・と思ったのですが、基本キャラだけで成り立っているドラマなので、ちょっと回を増す毎に飽きてきています。勿体ないなーと思いますね。「梅ちゃん先生」はそれなりに面白いですが、毎日楽しみに欠かさず見る・・・という程のものでは無い感じがします。最近は時間が合えば見る程度になってしまいました。これももう少しでかなり良い作品になると思うのですが。しかし、毎回世間と我が家の見解は全然一致しませんで。「リーガル・ハイ」は視聴率は何とか10%程度を維持していますが、あまり良いとは言えません。去年は「それでも、生きていく」がNo.1ドラマだと思ったのですが、これも視聴率は1桁。一方、私がつまらんと思った「家政婦のミタ」は10人に4人がミタ驚異的な数字・・・。ちなみに、ドラマ以外ではEテレの「0655」と「2355」。この前ブログ読者さんに教えてもらってからハマリました。「ピタゴラスイッチ」の制作で有名なユーフラテスが関わった非常に不思議な5分番組ですが、特に夜の「2355」は寝る前に絶妙な空気感を感じさせてくれます。私のお気に入りは「1 minute gallery」というコーナー。先進的な芸術家の作品が毎日見られるのですが、あまりにも先進的過ぎてついていけません( ̄Д ̄;;いつも何故か見る時に息を止めてしまう程の不思議さがあります(;^_^A歌では真心ブラザーズが歌う「のりこえるの歌」。これが夜に流れるとしみじみします。見たことの無い方は是非一度御覧になってください(^_^)/
2012年05月25日
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★☆★☆【有料メルマガ】【銘柄診断】お申込募集中です! 「損せず焦らず無理なく細かく儲ける」をコンセプトとした有料メルマガお申込受付中! (注:ブログ本文で紹介している【ポートフォリオ銘柄】とは別のものです) ▼HP「じょうしょうダルマ」から成績などご確認後、お申込ください。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/performance.html 1ヶ月当たり3,150円~。 相場が続く限りチャンスは無限大。一度お試しいただければと思います。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━日経平均は反落。前日のNYはギリシャの前首相がユーロ離脱の可能性について言及したことで、朝高かったものの軟化。またfacebookは3日目も続落。それにしても昔FRB前議長のグリーンスパン氏が議長を退いた後に、リーマンショックについて言及したことで相場を冷やしたこともありましたが、何でお役ご免になった人は余計なことを言いたがるのか。後任に対する嫌がらせでしょうか。それを受けた日経平均は朝方から売りが先行。前日にフィッチが日本国債を格下げしたこと、寄り前に出された貿易統計の赤字が予想を上回ったことなどの悪材料が重なって、朝方から売りが集まりました。それにとどめを刺したのが、日銀の冷たさ。金融政策決定会合では追加緩和は無く、特にリップサービスも無く、それが後場一段と日本売りを加速する要件に。結局そのまま引けまで売りに押され続け、日経平均・TOPIX共に安値更新。出来高は19億株・売買代金は1兆円と膨らんだものの、相場の反転を期待するものにはなりませんでした。投資判断は「中立」。前回「日銀政策決定会合がありますが、多分火曜には何も出てきません。上手くいけば水曜に出してくれるかも知れませんが、期待はあまりしない方が良い」としましたが、ものの見事に何も出ませんでした。そして、残念ながら市場は案外ソレを期待していたこともあって「水曜の前場段階が底」の見方は大外れに。個人的には無策を責めるべきは政府の方であると思っているので、日銀に対してはそれ程文句はありません。ある種いつも通りの日銀でホッとした程。ただせめて追加緩和をほのめかす言葉くらいあっても良いと思ったのですが。それよりも、どちらかというとフィッチの国債格下げやら、貿易赤字の拡大やらが痛かったですね。まずフィッチの格下げに関しては、ここで日本国債を引き下げてくるかーとも思ったのですが、それはある種順番がまた回ってきただけとも言えます。以前から言っているように、格付け機関は世界中の債券を格下げすることで、結局相対的な立ち位置は変わらない状況を作りたいのだと思います。そうやって、各国政府からのプレッシャーを少しでも和らげようと。ですから、本来こんなニュースには反応する必要がありません。ただ、今のような地合では神経質に過剰反応してしまいます。貿易赤字拡大も、地合が良ければ円安→株高に繋がるはずでしたが、全く逆に表れてしまいました。 それにしても、震災直後の昨年4月よりも赤字額が膨らんだというのはなかなかショッキングでもあります。金環日食やらスカイツリー開業やらの浮かれ気分の陰に隠された漠然とした閉塞感が、今の株式市場をなかなか反転させてくれません。やはり今晩のEUの非公式首脳会議に何らかの期待をかける他ありません。今は相場が不安定ですから、悪いニュースが出た次の日には良いニュースの出る餅つき相場的な雰囲気を出してくると思います。従って、とりあえず今晩の海外では反動高を期待しても良さそうです。逆にここで肩すかしとなると、またアメリカさんに頑張ってもらうしかありません。そしてそのアメリカさんが転ぶと、また世界は深い深淵にたたき落とされることになります。なので、買いポジションは控えめにしておくべき地合です。しかしながら、全く無くしても昨日のようなちょっとしたリバを取れずに苦い思いをします。そういう意味合いで、ポジション的に「中立」程度に、ウエイトも程々に買いも欲しいというのが今のスタンスです。新興市場は「強気の買い」。本日は両指数共に軟調。引き続きfacebookの値動きが悪いことからサイバーエージェント(4751)やセプテーニHD(4293)、D.A.コンソーシアム(4281)などのネット広告代理店銘柄やデジタルガレージ(4819)といった主力株が売られました。マザーズ指数はまた年初来安値更新に。facebook株に関しては直前に売出株を引き上げたこともあって当然の如く売られていますが、個人的にはIPO前に色々facebook株に対して逆風的な報道(GMの広告撤退やZyngaなどのアプリ開発業者離れ)が出たことなどから、多分ヘッジファンドなどが一度買い仕掛けてくるとは思っています。いずれにせよ一度は上がって高値を追わないと、既存投資家は納得いかないでしょうね。幹事証券のモルガンは、自業自得かも知れませんが直接・間接的に何とか買い支えざるを得ないでしょう。そうすれば、日本の新興株にも少し光明が差す感じになると思います。【ポートフォリオ銘柄】みずほFG(8411)は反落。地合も悪かったですが、本日は特にメガバンクは日本国債の格下げを嫌気する動きが出ています。価格下落で売買損が出るメガバンクは、格下げの影響をモロに受ける銘柄ですから。ただ一方でフィデアHD(8713)や清水銀行(8364)などの地銀も売られ、一概に国債の格下げだけが売り材料視されたわけでもない様子。銀行株全体的にリバランスの動きが出ている格好でもあります。その流れが顕著に出たのがセブン銀行(8410)の逆行高。以前注目銘柄にも挙げていましたが、この銘柄は債券売買などはウエイトが小さいですから、影響をほとんど受けない希有な銀行としてその存在が際立ちます。本日は値上がり率上位にランクイン。他の銀行株売り、セブン銀行買いの動きが出ていたようです。個人的には相場反転時にはまた銀行株が買われる流れになると思いますが、まずは外国人がしっかりリスクオンの状態にならないと、なかなか本格反転とはならないようです。もう少し時間がかかりそう。売り銘柄のファーストリテイリング(9983)は反落。本日は地合が悪い中でまた逆相関的な上昇が出るかとも思いましたが、クレディ・スイスの目標株価14500円に引き下げなどがマイナス材料視された様子。今春夏商戦の懸念が浮上してきたほか、中国事業の収益牽引力は想定よりも緩慢で来期の営業減益を見込むとのこと。ようやく下げてきた、という感じで、やはりチャートの崩れは誤魔化しようがありません。それでも一目均衡表の遅行線がきちんと雲に入り込むまでは、気が抜けない状況が続きます。 【注目銘柄】ブイテクノロジー(7717)は大幅安。こちらは昨日有料メルマガで買いで取り上げてしまい、当日いきなり損切りの憂き目に。会員の皆様には大変ご迷惑をおかけしてしまいました。よりによって下落率2位とは・・・。かつての任天堂(7974)のチャートと酷似していたので、短期リバウンド狙いとしたのですが全くアテが外れてしまいました。ここまで外したのであれば、逆に反面教師として今後の参考に使えると思いますので、以下に取り上げ根拠を恥ずかしながら掲載致します。「△ブイ・テクノロジー(7717) 東証1部 売買単位1株187800円 出来高1007株 5/23買値 185000円以下6/1までの目標株価 220000円損切り 178000円割れ 【評価】業績 △(赤字転落リスクも)テクニカル ○需給 △同業他社比 △その他ポイント 売られ過ぎのチャート形状 液晶ディスプレー検査関連装置のファブレスメーカー。8日に出した決算は前期も今期も大幅減収減益の数字で、配当も半減。期待のスマホ需要も空振りし、液晶価格の下げ止まりが見られない中で事業環境も悪く、リストラの結果次第では赤字転落も。それを受けて翌日は一時ストップ安まで値を下げる場面があった。 その後は引き続き断続的な売りが続き年初来安値を更新してきたが、本日急反発。ここからの買い戻し場面を想定したい。 テクニカル的には各移動平均線は下回っているものの、乖離率の大きいところ。特に200日線は昨日46.4%の乖離を示し、昨年11月以来の乖離率となっている。ここから一段の下げ余地は小さい印象。5/9に開けた上方の大きな窓(194900円~226500円)の吸引力にも期待できる。 MACDやパラボリックは暗転しているものの、明日にも共に好転しそうなポジションに。一目均衡表では三役暗転の形となっているものの、雲などとは距離があり、上値の抵抗はしばらく感じない印象。ストキャスは割安圏で再好転が期待でき、ボリンジャーバンドは-σさえ突破できれば、25日線までは距離があるため、上値が多少軽い印象を受ける。 需給面では長期下落トレンドの最中であるため基本的には悪いものの、5/9の急落で最も出来高の膨らむ寄り付き185800円を抜いてきていることから、短期的には売り一巡感。信用買い残は差し引き2500株で、今年に入ってからは最も少ない水準にまで改善。投げ売りも進んでいる格好で、1000株程度の出来高が続けば十分こなせるレベル。 予想PERは125.5倍で明らかに割高ではあり、上述のように赤字転落の可能性も。PBRは1.1倍で、東証の精密機器平均1.0倍との比較では大差無いものの、工場を持たないファブレスメーカーであれば1倍を超えるのは当然とも言え、逆に割安と見ることも可能。 買値は本日が大幅高だったため、明日は一旦反動安があると見て。目標株価は窓埋めの大部分がなされる22万円で。損切りは本日安値の178000円割れで」結果的には4月以降終値ベースで上回ることのできていない5日線を抜けてからにすべきでした。会員の皆様に対しては契約期間無償延長とさせていただきます。申しわけありません。下げ止まりを見極めてから、是非リベンジしたいと考えています。それでも厚顔ながら、いつも通りの宣伝。その他有料メルマガの成績は下記のURLから確認の上、お申込ください。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/performance.html他社さんの方が成績が良くてどうも地味ですが、当方は着実に利益を重ねていくことで無理なく、焦らない投資法を伝えるのが強みです。まだまだ長期上昇相場は続くものと思われますし、乗り遅れたということはありませんから、これを機に一度お試しいただければと思います。※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、投資成果を保証するものではありません。
2012年05月23日
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一昨日は金環日食に湧いた我が国でしたが、昨日はスカイツリー開業が報道各局で盛り上がっていました。連日明るい話題が続くのは、何だか随分久しぶりのような気がします(^^)私はブログでも書いてきたように、東京に行く度に何度も工事中のスカイツリーを見に行ったので、周りからはものすごいスカイツリー好きのように思われているのですが、実はそれ程でもありません。さすがに3回目に見に行った時はもう飽きてきていました(-。-;)それでも、地震にも負けずに伸びていくスカイツリーが、今の日本に足りない明るさの象徴のような気がして「工事中の」スカイツリーが好きでした。逆に完成してしまった今となっては、以前ほどの興味はありません。ガンダムで言えば、ジオングに足が付いていない未完成さが良いのであって、パーフェクトジオングには興味がありません┐( ̄ヘ ̄)┌←マニアックそんなことを言いながら、一番最初の22日正午のチケットを頑張って予約しました。何でも一番を目指すのは良いことですから。予約ページが開かず、何度もトライしてようやくエントリーしたのですが、結果335倍の倍率で見事落選(T△T)あとは当日天気が悪いことを呪っていたら、見事天気が悪くなり、逆に落選した私の気持ちを晴らすことに成功しました(←小さい奴)。しかしテレビで見ていましたけど、全く展望台から外が見えていなかったですね。もし行けてたらマジブルーでした。それにしても、テレビで見ていたら報道関係者やら防災訓練やらで開業前からたくさんの人々が既に上ってしまっていて、22日に行けたとしても決して一番乗りではなかったですね。既に1000人近い人が上っているようなので、あんまり有り難みは無かったようです。逆に東京タワーの解体でも決まったら、一番最後の客を狙うことにします。
2012年05月23日
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★☆★☆【有料メルマガ】【銘柄診断】お申込募集中です! 「損せず焦らず無理なく細かく儲ける」をコンセプトとした有料メルマガお申込受付中! (注:ブログ本文で紹介している【ポートフォリオ銘柄】とは別のものです) ▼HP「じょうしょうダルマ」から成績などご確認後、お申込ください。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/performance.html 1ヶ月当たり3,150円~。 相場が続く限りチャンスは無限大。一度お試しいただければと思います。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━日経平均は反発。金曜のNYが弱かった中で、週末の大幅安の反動もあり朝方から買いが優勢。「ギリシャのユーロ離脱を避ける」というG8首脳の結論がユーロ相場を下支えし、それで一息つける状況になりました。ただ日経平均はほぼ終日プラス圏で推移する一方、TOPIXは弱めの動き。日経平均の指数寄与度の大きいソフトバンク(9984)やファーストリテイリング(9983)といった銘柄が恣意的に買われ、薄商いの中で先物対して都合良く操られていただけという見方も。出来高は15億株、売買代金は9000億円割れと閑散で反発に実感もなく、買われる銘柄は仕手株が中心。TOPIXは終値ベースで年初来安値更新となりました。投資判断は「中立」。週末のG8は結局経済的に大した結論も出せず「成長と財政再建の両立で合意」と言った当たり障りのない落としどころに。そりゃ誰しもそうありたいと思っているけどじゃあどうすんの?という程度の結論しか出せませんでした。株価水準的にはいつ反発してもおかしくない状態が調っているのであれば、上昇の推進力を得るためのエネルギーは貯まっている段階ですから、あとは着火のきっかけ待ち、というところです。そしてG8での着火は失敗しました。 となると、そのきっかけは明日から日銀政策決定会合がありますが、多分火曜には何も出てきません。上手くいけば水曜に出してくれるかも知れませんが、期待はあまりしない方が良いと思っています。 しかしその23日水曜にはEUの非公式首脳会議が開催される予定となっていますから、こちらに期待をかけることができそうです。こちらは火の元ですから、何らかの好材料が出る可能性が高いと思われます。 そんなわけで、一番効率が良さそうのは水曜に何らかの買いポジションを持つことではないでしょうか。上手くいけば日銀も何か出してくれるかも知れませんし、二つ好材料が出れば、一気に売り方を払拭することができるかも知れません。 ですから、今週の動きとしては水曜の前場段階が底と見ます。それまでに為替が落ち着いてくれれば言うことは無いですが、ドルはともかくとしてユーロの方の円高が止まりません。私はドル円は歴史的な円安トレンド入りしていると見ていますが、ユーロに関しては何とも言えないと思っています。 とにかく買いオンリーで相場に向かうのであれば、今できることは損失拡大を防ぐこと。今ダメージを受けて株式市場から退場するのは非常に勿体ないです。以前から言及しているように、株価は景気と連動するというよりも資金需要に連動する、という言い方の方が正しいのです。 実際にバブルの時代も有り余るお金があったから、皆持て余して「財テク」に走って日経平均も4万円近くにまで上がりました。今は世界の通貨供給量が5年前の1.5倍にもなっていますから、やはりお金を持て余している状態。いつバブルが発生してもおかしくは無いのです。 日本は残念ながら日銀の政策の結果、緩和されているといっても通貨供給量が5年前から5%程度しか増えていません。ですから、我々の周りでお金が余っているという実感は湧きません。実際に企業の現金保有残高が増えているので、個人の感覚ではいくら「お金がじゃぶじゃぶ余っている」と言われても、イマイチピンときません。 ただ、逆に言えば「あるところにはある」わけです。それは我々個人投資家のところではなくて、企業や海外ということになります。ですから、これらの潤沢なお金を持っているところが株式市場に投資せざるを得ない「持たざるリスク」が高まって来たら、日経平均が4万円を超える可能性だって十分あると思います。これはいつ実現するかは全くわかりませんが、決して夢物語でもありません。 ・・・また、余計なおしゃべりが過ぎましたが、言いたいことは悲観的な状況下で周りに流されることなく、チャンスが来たらちゃんと飛び乗る準備の必要性を言いたかっただけでした。政治がダメならせめて企業がM&Aや自社株買いなどで、株式市場に資金をばらまいてくれれば良いのですが。新興市場は「強気の買い」。本日は両指数共に堅調。マザーズ指数は先週末のアメリカfacebook上場が期待外れに終わったことで関連株が売られ、朝方弱い動きを見せていましたが、地合が落ち着きを見せる中で買い戻しの動きが出てきました。ただ値上がり率ランキングなどを見ても、反発力は今ひとつの印象。市場全体の商いが薄い中では買い戻しの動きも限定的で、JASDAQの売買代金は126億円と今年最低でした。決算も一巡してきましたが、本格反転にはやはり東証1部の落ち着きが必要なようです。【ポートフォリオ銘柄】みずほFG(8411)は続落。地合の悪い中で引き続き売りに押されました。特に欧州の銀行株がまた格付け機関の格下げ圧力に屈する中で、日本の銀行にも連想売りが働く流れ。邦銀に波及する意味がわからないのですが、各機関投資家のポートフォリオ内でのリバランスの結果、とばっちりを受ける格好なのでしょう。週足での一目均衡表では雲下限まで達していること、またストキャスが割安圏にあることから、下げ止まるならこの辺り。逆にここを割り込んでしまうと下値支持が昨年末の上場来安値水準98円まで見あたらなくなることから、今が正念場と言えそうです。売り銘柄のファーストリテイリング(9983)は反発。先週末も暴落の中で比較的しっかりした値動きを見せていましたが、本日もしっかり。上述したように、個別の業績云々というよりは、指数寄与度の高さに目を付けて薄商いの中、日経平均の動きを左右しようとする筋に良いように操られている格好。一目均衡表では再度雲入りを果たしてしまい、ストキャスも好転に。市場との逆相関性が強いですから、相場が上昇トレンドに戻った際には売られていくでしょう。ただそれまでは引き続きしっかりした動きが続きそうでもあります。 【注目銘柄】チャームケアコーポレーション(6062)は大幅高。こちらは金曜の朝の有料メルマガにおいて「とりあえずまともな株は買えませんが、一方でまともではない株はデイトレ的に買われる素地があります。個人的には以下の記事が気になりますから、チャームケア(6062)の動きは注目だけしておいてください。http://www.nsjournal.jp/column/detail.php?id=297405&dt=2012-05-17 」と他人のふんどしで相撲をとってみました。結果、金曜はあの地合で堅調に推移し、本日は大幅高に。今の地合、買いで取りに行くのであれば、あまり選り好みできるような状況ではありません。無理に買いに行く必要は全くありませんが、割り切る覚悟があれば銘柄が絞れる分、案外勝率は高まるのかも知れません。その他有料メルマガの成績は下記のURLから確認の上、お申込ください。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/performance.html他社さんの方が成績が良くてどうも地味ですが、当方は着実に利益を重ねていくことで無理なく、焦らない投資法を伝えるのが強みです。まだまだ長期上昇相場は続くものと思われますし、乗り遅れたということはありませんから、これを機に一度お試しいただければと思います。※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、投資成果を保証するものではありません。
2012年05月21日
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今日は日本の大イベント金環日食が朝からありました。25年ぶりとのことですが、この前もあったような気が・・・と思ったら、それは3年前の皆既日食だったんですね。私が起きると既にやや薄暗くなっていました。残念ながら富山では金環日食までにはならないようですが、最大で92%欠けたようです。私は当初そこまで関心が無かったのですが、実際に起きてみると見たくなります。しかしサングラスなどの用意がありませんでした。直接見るとまぶしくて、とても見ていられません。それでも強引に直視すると(注:良い子は真似してはいけません)、何となく欠けているのがわかりました。そして目を閉じると目に焼き付いているのですが、それがパックマンのように右側の方が欠けているのがわかりました。その後しばらくしてまた懲りずに見たら(注:良い子は真似してはいけません)、今度は下の方が欠けているのがわかりました。昔は中学校で手鏡状の黒いプラスチックで太陽の観察をした覚えがありますが、何となく懐かしさを覚えました。付録にメガネを付けた本が売れたようですが、なかなかボロい商売だと思ったり。ただ本日以降は全く売れないんでしょうけれど。まあ最近は地震やら竜巻やら、自然が人間に対して厳しい面が相次ぎましたが、久しぶりに皆がワクワクする話題で良かったとは思います。昔なら不吉だといってパニックだったんでしょうけどね。
2012年05月21日
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2012年05月20日
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2012年05月19日
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今日、初めて噂のコメダ珈琲に行ってみました。実は富山にもある、というのを知らなかったので・・・。名古屋といえばモーニングが有名。朝食にコーヒーを頼めばトーストとゆで卵がサービスで付いてくる、ということで、朝食を喫茶店で済ませて出勤する人も多い文化圏なのだとか。その制度を各県に持ち込んで版図を拡大しようとする野望を持った現代の信長(?)が、コメダ珈琲なわけです。そんなわけで早速朝に行ってモーニングを頼んだのですが・・・、うーん、まあ美味しいのは美味しいですが、そんなにお得感はありません。全体的に量が少なめで、正直肝心のコーヒーにももう少しこだわりが欲しいところです。また、嫁はコメダ珈琲と言えば「シロノワール」を注文。シロノワールとは温かいデニッシュ生地のパンケーキの上にソフトクリームを乗せ、サクランボの実をのせたデザート。メープルシロップをお好みでかけて食べます。私もコレを楽しみにしていたのですが・・・うーん、まあ想像の範囲内の味で、値段も590円ですから特段お得感はありません。サクランボももう少し美味しいのを付けてくれないと・・・┐( ̄ヘ ̄)┌店の雰囲気などは良いのですが、肝心のメニューがイマイチ。周りを見るとおば様方がほとんどで、長居できる茶飲み場を提供してくれる処としては良いのでしょうが、我々は商品にあまり魅力を感じませんでした。期待値が高過ぎたこともあって私のコメダ珈琲リポートはやや辛口なのですが、他にも一つ大きな遠因があるからかも知れません。と言いますのも、実は私、先日から口の中を噛んでしまって超痛いのです(T△T)それも同じ処を何度も何度も。今日はそのモーニングを食べている間にもまた噛んでしまい、これで5日連続同じところを噛み続けています。これをやってしまうと、もう絶望的な気持ちになります。このまま一生噛み続けてしまうのではないか、という気になって、超ブルー。何を食べても美味しくありません。本日も50回もモグモグ噛まないうちに噛んでしまって、朝から泣きそうになりました(T△T)あまりにも毎日噛むので、逆に口内炎ができる暇が無い程。とか何とか言っている間に、さっき夕飯で行った超美味しいラーメン屋でも噛んでしまって台無し(T△T)本日は遂にダブルをやらかしてしまったのですが、実は昼にも噛んでしまったという噂(?)も。昼は「やや噛み」だったのでギリギリノーカウントとしたのですが、夜ももうバッチリ言い訳ができないくらいに噛んでしまいました。誰か助けてください(T△T)
2012年05月18日
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★☆★☆【有料メルマガ】【銘柄診断】お申込募集中です! 「損せず焦らず無理なく細かく儲ける」をコンセプトとした有料メルマガお申込受付中! (注:ブログ本文で紹介している【ポートフォリオ銘柄】とは別のものです) ▼HP「じょうしょうダルマ」から成績などご確認後、お申込ください。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/performance.html 1ヶ月当たり3,150円~。 相場が続く限りチャンスは無限大。一度お試しいただければと思います。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━日経平均は反発。前日のNYは朝方こそ高かったものの、引き続き混乱が続く欧州情勢に対する不安から軟化。それを受けた日経平均でしたが、朝方発表された第一四半期のGDPが年率4.1%と予想を上回る内容で、強弱感の対立する動きに。アジア株市場が始まるまでは前日終値を挟んで一進一退の展開でした。ただそのアジア株がしっかりしていたことから、13時半過ぎから上値追いの展開に。結局本日の高値圏で終了。14営業日ぶりに陽線を作ることができ、5月になってから初めての陽線となりました。投資判断は「やや買い」。やはり私が投資判断を「やや買い」に引き上げた先週の水曜に「大体私の見方は一週間程早過ぎる」とした通りの動きになってきました。私の体感時計は、ピッタリ狂ったままになっているようです。それにしても2月14日の日銀追加金融緩和以来、久しぶりに日本発の好材料が出た感じです。しかし、その好材料に自信が持てず、アジア株が動くまでポジションを取れなかった日本の投資家の日和見的な点も情けないですが。それで、ここからドンドン買われていくか、というと、もう少しだけ待ちたいところです。出来高があまり膨らんでおらず、個別でも昨日の下落分すら取り戻していない銘柄が多く見られます。本日の動きはあくまで売られ過ぎに対するリバウンドに止まっていると見るべきです。本来であればGDPの数字が良かった事を錦旗として、どんどん買い上げられるスタート地点になってもおかしくありません。騰落レシオは昨日までずっと売られ過ぎの60%を維持して、新安値は連日数百銘柄にのぼり、日経平均の連続陰線も歴史的記録。水準的にはいつ反発してもおかしくない状態が調っています。ところが、折角日米で良い指標が出ても、ヨーロッパが一夜にして全てを台無しにしてくれます。今晩のヨーロッパ市場は軟調に推移しており、日本からの良いパスはスルーされてしまった格好に。今晩のNYで逆転し、明日の金曜に「持たざるリスク」が台頭すればしめたものですが、最近はアメリカもチャートがすっかり崩れてしまい、日本と同じように後半失速する傾向が続くため期待薄。もし明日大幅高するようであれば、ギリシャの選挙がある来月まではリバウンド相場となりそうですが果たして。MSCIの国別入替でとりあえず韓国・台湾の組入は来月まで持ちこしとなったこと、ヘッジファンドの解約45日ルールも終わったことで、需給的な売り要因は目先感じられません。追証の投げ売りも一巡しましたし、売り方を追い払うにはもう一息というところまできています。それにしても欧州の問題児ギリシャも、いっそユーロから離脱してしまえばスッキリすると思うのですが、この辺りはなかなか実現しないでしょうね。国民の7割はユーロからの離脱は嫌だ、だけど緊縮財政も嫌だ、自分だけ何とか助かりたいから銀行から預金を引き出してドイツ国債を買う・・・道理の通らない話です。逆にダメな者は離脱させる、と切り捨てることによって、ユーロという枠組みの規律がしっかり調うようにも思うのですが。いずれにしても、この辺りは今に始まった話ではありません。つまり新規の先行きが見通せない売り材料ではありません。ですからアメリカの方はさほど混乱していませんし、VIX指数も比較的落ち着いています。それが今唯一の大きな支えとなっているわけですが、それで為替はドルの方は落ち着いてきて、ユーロは円高進行、という非常に真っ当な動きを示しています。本来であれば、アメリカのように日本も良い指標を素直に好感して、独立独歩上昇していってもおかしくありません。それが何故か日本製品を買ってくれる第三位のお客さん(今ではアジア勢の方が上かも知れませんが)であるヨーロッパと同じだけ、場合によってはそれ以上に株価を下げています。株主の割合としては3割程度しかいない海外投資家の懐具合によって、日本株が大きく左右されている現状が情けない。日本の投資家はもっと自国の株を買うべきでしょう。預金を通じて最もB/Sの悪い「株式会社日本」の債券を買っている場合ではありません。新興市場は「強気の買い」。本日は両指数共に堅調。マザーズ指数や日経JASDAQ平均も陽線付け、ひとまずは下げ止まり感が出ています。前回も書いたように、新興銘柄は空売りのできない(し辛い)銘柄がほとんどですから、一方向に偏りやすい性質を持っています。ですから、一つの小さな陽線でも、それが示す意味合いは1部市場のそれとは大きく異なります。前日の日経1面においても新興市場の増益率の大きさが取り上げられ、下げ止まりの下地を作ってくれました。週末はアメリカでfacebook上場も控えており、少しは新興銘柄の支援材料にはなると見ています。ただし、やはり本格的な底入れとなるかどうかは1部市場の落ち着き次第と言えましょう。【ポートフォリオ銘柄】みずほFG(8411)は続伸。一昨日の決算以後、メガバンクは揃って底堅い推移を見せています。一方、対照的なのは地銀株の下落。四国銀行(8387)、秋田銀行(8343)、フィデアHD(8713)など、下落率上位には地銀株がズラリ。これは明らかにポートフォリオ入替による動きと思われます。チャートを比較するとわかる通り、ここまで地銀株はメガバンクなどに比べると相対的に4月以降の下落率が小さい銘柄が多かったです。欧州危機の影響を直接的に受け辛い地銀株が、あまり売られずに済みましたから。しかしメガバンク各社は「今期は国債売買を減らして融資で稼ぐ」と決算発表時に宣言。本業回帰の姿勢が好感される一方で、地銀にとって大き過ぎるライバルの宣言は、彼らのシェアを脅かすものになります。そんなわけで、メガバンクの上昇率が良かったものの地銀株が売られた結果、銀行株の業種別騰落率はそれ程でもなく。しかし、この動きはメガバンクにとって潮目の変化を感じさせるものだと思います。NEC(6701)は反発も朝方は年初来安値をまた更新。決算以後もビックリするくらいに下げ続ける同社ですが、昨日は1万人に及ぶリストラの概要を正式発表。一方、本日は東芝(6502)がテレビの国内生産から完全撤退と報道され大幅高。総合電機各社が、あの手この手で事業再編を加速していますが、90年以来の最高益見込みの同社ですら事業再編不可避、というのが、今の日本の苦境を示しています。決算以後5日線すら上回れずに売られる流れが継続していますが、まずはここをしっかり上抜けて、前日安値を下回らないことが反発の最低条件。利回りは3.3%と高水準なわけですから、機関投資家にリスクオンの流れが出たら真っ先に大きく買われる銘柄だと思います。売り銘柄のファーストリテイリング(9983)は続落。ここまで地合が悪い中でしっかりしていた分、本日のような反転局面では逆に売られる形に。この辺りは前回指摘した通りの流れになっていると思います。チャート的には一目均衡表の雲下限に頭を支えられながらも、ストキャスの方はもう一伸びしそうな余地もあり、実際に下落していくのは来週以降の話と考えます。遅行線の方が雲入りすれば、下落圧力は一段と強まる形になりそうです。【注目銘柄】サニックス(4651)は反発。こちらは決算を見て14日昼に有料メルマガで売り銘柄として取り上げましたが、わずかに売値に届かず。そのまま下落していってしまいました。決算数字は表面上良かったものの、会社の特性として楽観論に走りすぎるてらいがあり、大幅高となっているここは売りの局面だと思いました。本日目標とした200円に接近する場面がありましたが、こちらもわずかに届かず。リバウンドの地合に乗る形となりました。包み陽線を作ってきたので、目先の下落もこの辺りが限界かと思います。折角ですから、取り上げ根拠をここで全文掲載致します。今後の参考にしてやってください。「▼サニックス(4651) 東証1部 売買単位100株218円 出来高748600株(前引け) 5/14売値 223円以上5/25までの目標株価 200円損切り 233円超え 【評価】業績 良い(ただし会社計画には懐疑的)テクニカル かなり悪い需給 悪い同業他社比 -その他ポイント 急騰による反動 白アリ駆除を主軸として、家屋の耐震補強などを手がける。今では太陽光発電機器の販売・設置が大きく伸び、売上ベースでは白アリ駆除の倍の売上を占めて主力。太陽光関連銘柄としての位置付けに。 先週末に発表した決算は、前期は増収減益と会社計画を下回ったものの、今期は大幅な増収増益を予想。それを受けて、本日も寄り付きから大きく買われる流れとなった。しかしこの会社の見通しはいつも楽観的過ぎて、下方修正を繰り返す癖がある。実際、前期実績すら、2月下方修正の値を下回って着地してきた。 まず今期は売上ベースで20%超の増収を見込んでいるが、月次ベースで4月の売上は前年同月比108.8%増と、計画に比べれば小幅な伸びに。また、足下で売上の急成長を支えている太陽光関連の仕事は、原価率が高く、売上を重ねるほどに利益率を悪化させる要因。 現に、太陽光設備を販売し出した11年3月期以降、営業利益率は悪化の一途。今期売上が伸びたとして、利益率が向上する見込みは薄く、会社計画はやはり楽観過ぎと見る。 テクニカル的には超えかけた75日線を再度下回り、トレンド転換に失敗。特に、昨年10/13,12/12及び今年1/24の高値を結んだ上値抵抗線を結局上抜けきれ無かった点が痛い。MACDやパラボリックも暗転し、一目均衡表でも三役暗転の状態。ストキャスは好転しているものの、現段階で陰線がきついので、明日にも再度暗転してくる見込み。 需給面では昨年末から緩やかな下落トレンドとなっており、上値にしこりの残る形。特に昨年11/21,今年1/12,3/6を結ぶ下値支持線と、上述の上値抵抗線で挟まれる三角持ち合いを4月に下回ってきたことで、需給バランスは崩れている状態。信用買い残は差し引き220万株で、昨年4月以降順調に減ってはいる。 予想PERは5.7倍で、同業のウエストHD(1407)の16.2倍との比較では割安。しかし、やはり決算が楽観的過ぎると見ると、信憑性のある数字とは言えない。PBRは1.5倍で、同5.6倍との比較では割安」その他有料メルマガの成績は下記のURLから確認の上、お申込ください。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/performance.htmlお陰様で日々たくさんのお問い合わせをいただいております。この場を借りてお礼申し上げます。他社さんの方が成績が良くてどうも地味ですが、当方は着実に利益を重ねていくことで無理なく、焦らない投資法を伝えるのが強みです。まだまだ長期上昇相場は続くものと思われますし、乗り遅れたということはありませんから、これを機に一度お試しいただければと思います。※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、投資成果を保証するものではありません。
2012年05月17日
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最近は我が家は玄米を食べるようになりました。それにしても玄米は美味いですね。最近はすっかりはまっています。うちの母のように昔の人は食糧難時代を思い出すということもあって白米派が多いようですが、我らの世代にしてみればむしろ新鮮。甘みがあって美味しいです。特に私は元々雑穀米とかそういうタイプのご飯が好きで、混ぜご飯感覚で食べられるのが良いです。ちょっとプチプチした歯ごたえがあって、新食感。白米の際は必ずご飯の友が必要でしたが、玄米であれば何も無くても茶碗一杯分なら食べられます。ですから以前は納豆などを毎日必ず食べていましたが、最近は納豆の消費量がグンと減ってしまいました。あれもあれで美味しくて身体に良いんですけど、玄米と一緒に食べるのが勿体ないような気がしまして。ただ玄米は高いです。何故精米する前の玄米の方が高いのか不思議でならないですが、特に我が家は無農薬玄米にこだわっているので、余計に高くついています。精米しないわけですから、農薬残留も気になりますし。また、ジャーの活性玄米機能を使うと炊きあがるのに実に3時間以上かかりますから、かなり前もって準備しておかなければなりません。そんなわけで、美味しい玄米ではありますが、白米と交互に食べることになっています。まあカレーとか丼ものとかになると白米でないと合いませんから、使い分けて食べています。皆様も玄米を是非お試しアレ。
2012年05月16日
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2012年05月15日
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すっかり昨日の母の日の事を忘れていましたが、母の心臓手術話のラストです。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/KA.Blog/20120312.html現在母はとりあえず姉の家で寝泊まりする生活が続いています。幸い姉一家総出で母の受け入れを歓迎してくれているので、私は姉の家の好意に甘える形で母を託しています。一方で母は母であまり姉の家に迷惑をかけられないという気持ちもありますし、実家の方が周囲に友達もいるし落ち着く、そもそもどうせ昼間は姉の家も皆出払って犬しかいない、ということもあって、昼間だけ実家に戻っています。それで朝に姪が出社する際に実家まで母を車で送り届け、そこに私が実家へパソコン一台持ち運んで、母の面倒を見ながら仕事をする、という体勢が今も続いています。しばらく母は車も運転できないので、買い物やら父のところへ行くやらお見舞いのお返しやら、私もあっちこっち付いて行かないといけません。姪は前も書きましたが「超ばあちゃんっ子」ですから、一緒に住むようになって一番嬉しいのは彼女かも知れません。昼の休憩時間には必ず祖母ちゃんにメールを送って様子を伺っています。先日、こんな事を姪に言われた、と母は嬉しそうに語っていました。母は今回の手術で「生まれ変わった」ということをしきりに言っているので、それを聞いた姪が「じゃあ、今度本当に生まれ変わったら何になりたい?」と質問しました。母「やっぱり人間が良いねぇ」姪「残念。それは違うよ」母「じゃあ正解は?」姪「あなたのお祖母ちゃんだよ、と答えるのが正解!」一度母が死にかけたことで、本人も含めて周囲の人間に色々な意識の変化が生じました。一期一会と言いますか、そういう気持ちは忘れずに持っておきたいものです。そんなこんなで長い長い母の手術話もこれで終了。母はまだ傷口が突っ張ったような感じがして、本調子では無い様子ですが、少しずつ元に戻っていくであろうことから、まあ後は時間の問題だろうと思います。今回の母の一件にしろ、前回チラッと書いたバス事故の一件にしろ、人の命というものは本当に紙一重の連続で何十年も続いているんだな、と思ったりします。とりあえず母は幸いにもその大きな山を一つ越えたので、もうしばらく我々の親子関係は、なんだかんだありながらも続けていけそうです。(完)
2012年05月14日
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2012年05月13日
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★☆★☆【有料メルマガ】【銘柄診断】お申込募集中です! 「損せず焦らず無理なく細かく儲ける」をコンセプトとした有料メルマガお申込受付中! (注:ブログ本文で紹介している【ポートフォリオ銘柄】とは別のものです) ▼HP「じょうしょうダルマ」から成績などご確認後、お申込ください。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/performance.html 1ヶ月当たり3,150円~。 相場が続く限りチャンスは無限大。一度お試しいただければと思います。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━日経平均は金曜続落。前日のNYは欧州不安が若干落ち着いて、ここまでの下落の反動から小反発。ただNASDAQはfacebook上場を控えた換金売りが続き軟調でした。それを受けた日経平均は朝方から買いが先行。SQが9019円というところで決まると、当初はそれを下値に堅調な展開。ただ中国のCPIが発表されると9000円を割り込む流れに。CPI自体は予想を上回る内容でしたが、それによって緩和観測が後退したのが株式市場的な売り要因。後場は週末要因の売りに押され、9000円を下回ったところでの推移に。9000円に戻しかける場面もありましたが、結局は安値圏で引けました。投資判断は「やや買い」。金曜のNYはJPモルガンの巨額損失を受けて金融株が下落し軟調。ただ、その割には下落幅は小さかったという印象でした。一部で「ジブリの法則」(テレビでジブリ映画が放送されたら、その夜のNYは波乱)というアノマリーも囁かれていましたが、波乱という程ではありませんでした。一方でNASDAQの方はプラス引け。為替がやや円安に振れ、とりあえず来週の月曜は小反発くらいはしてくれそうな感じです。個人的には少しずつ下げ余地も小さくなっていき、早ければ来週の水曜辺りから底打ち感が出てくる展開になってくると見ています。ただ本格的に上を目指すのは、為替の円安反転が明確になってから、と思います。大体、売り方の気持ちを考えると、この前と同じネタ(欧州不安)で前回安値を割り込ませる程に売り煽るのは無理があるでしょう。各国共に金融緩和を進めているので、前回ほど事態がひどくもありません。下げるにしても、もう一度持ち上げてから下げさせたい頃合いと思います。一部アメリカの銀行の格下げが噂されており、また今回の件を受けてJPモルガンは各社共に引き下げる形に。他の銀行への波及が気になりますが、何にせよ事前に予想されていることは出たら出尽くし。ここから暴落というのは見込み辛いと思います。あとはアメリカさんが持ちこたえている間に何とか地合が好転するかどうか、というところ。株安を止めるには、現段階では金融緩和を拡大する以外には手だてが無いというところでしょう。新興市場は「強気の買い」。金曜は両指数共に軟調。またSNSゲーム関連株が軒並み売られたことで、関連株のサイバーエージェント(4751)、ミクシィ(2121)などのマザーズ主力株が売られ、指数を押し下げました。来週はアメリカでfacebook上場も控えており、ちょっと前までなら無邪気にこれらのSNS関連株も連想買いが入ったはずです。個人的にはここまで売り込まれてきたので、さすがに上場当日はデジタルガレージ(4819)を始めとして買い戻しが入ると思います。そもそも、ITサービスを提供する大手の決算を見ると、軒並み今期見通しが良く、業界環境は引き続き良い様子。恐らく、これから出てくる新興のネット関連株でも好決算を出す銘柄が多いと思います。直近まで買われた株は別として、ちょっと新興株の決算が出てくる来週は、新興市場にとってフォローの風が吹く週になるのではないかと考えています。【ポートフォリオ銘柄】GCAサヴィアンG(2174)は反落。年初来安値を付けて下げ止まりません。もう売りが売りを呼ぶ展開で、為す術無しという感じ。ところで、金曜はビックカメラ(3048)のコジマ(7513)買収が報じられ、またヤマダ電機(9831)はハウステックHD買収が報じられ、それぞれ事業環境の縮小の中で、将来を見据えてM&Aの動きが活発化しています。特にこの業界は電化製品不振による再編が不可避でした。個人的にはコジマはオーナー系企業ですから独立路線を貫いて、ビックカメラは持ち分のベスト電器(8175)辺りに食指を伸ばすのではと以前有料メルマガでも書いていたのですが、現段階では予想は外れました(とりあえず金曜は思惑もあって買われていましたが)。そういう意味ではサプライズ。他にも国際石油開発帝石(1605)やらナブテスコ(6268)やらリクルートやら各社共にM&Aの枠を用意しているとの報道が。決算を終えて出やすい環境になっていると言えます。であれば同社の事業環境はやはり良好なのでしょう。それもあって、相方の日本M&Aセンター(2127)は同社と異なり年初来高値をまた更新。同社も引き続き前年を上回るペースで実績が積み上がっているのですが、きちんと評価されるのはいつの日か。それにしてもコジマは昨日の時点で既に大幅高を見せていましたが、インサイダー情報が漏れていたんでしょうね。FAはSMBC日興ということですが、一体誰が漏らしたのやら。こういうところがFA選びの信頼度に繋がってくると思うのですが。コンドーテック(7438)は続落。引け後に本決算を発表し、前期は会社計画を上回り、今期も2桁増益の高成長持続という内容に。予想通りの好決算でしたが、これは予想の範囲内に止まる、という感じか。足下復興関連銘柄は化けの皮が剥がれて下落していますが、同社に関してはとりあえず順調に今期に繋げることはできた感じ。本来であれば十分な数字とは思いますが、最近の決算の傾向は四季報予想に止まる程度ならば売られる、という厳しい見方が続いていますから、週明けにドカンと買われるという感じでは無いですね。好業績以外にもう一つプラスアルファが欲しかったところです。もし500円を割ってきてしまうようであれば、昨年高値水準を割り込んで節目も割り込む形になりますから、損切りを考えないといけない水準になってきます。来週の動きに注目。三和HD(5929)は小動き。地合が悪い中では頑張っていました。同業で業界第二位の文化シヤッター(5930)が決算後に動意付く中、連想から買いが入りやすかった様子。同社の決算も来週予定されていますから、十分に期待大。売り銘柄のファーストリテイリング(9983)は続落。前回指摘したように、やはりチャート形状は悪いです。75日線を割り込んで、一目均衡表の雲も下抜けてきました。遅行線と雲が接する16000円前半で一度抵抗があると思いますが、基本は下落継続と見て間違いはないでしょう。【注目銘柄】イトーキ(7972)は反落も、一時500円超え。この銘柄は好決算を見て9日の有料メルマガで紹介。10日は一旦売られた後に450円での底打ち確認後、反転を見せてきました。ちなみに以下のように取り上げました。「仕手っぽさがあるのですが、本日引け後に第一四半期決算を発表。第一四半期の時点で通期並の営業利益を稼ぎ出し、上方修正は無し。じゃあ残り9ヶ月何もしないで過ごすつもりか、という感じですが、ここまでの株価は案外この業績に対する強気の評価がきちんと出てきており、単純な仕手株でも無かったのかな、という気にさえさせてくれます。 背景には首都圏での大型オフィスビル増がある、ということで、今期の大幅増益は十分達成可能な様子です」この業績数字であれば少なくとも年初来高値は抜いてきてもおかしくないですが、さて市場では単なる仕手株という評価で終わってしまうのか。来週の値動きに注目です。GMOペイメントゲートウェイ(3769)は続落。こちらは9日の有料メルマガで売り銘柄として取り上げました。決算は良かったものの市場期待値に届かなかったこと、そして同日発表されたソフトバンク(9984)によるPaypalとの合弁設立というニュースが同社にとって大きな逆風となりました。ソフトバンクにとっては、しばらくは大した収益貢献も無いであろうことから、同時にソフトバンクも短期的には売り視点としました。それでもPaypalとの繋がりを持ったことや、それに付随する周辺への影響力の大きさはなかなか無視できないものになるとは思います。まずPaypalは知っている人は知っている、という感じのサービスですが、世界のオークション最大手eBay傘下で、やはり世界最大手のオンライン決済システムを提供しています。各社クレジット会社と直接契約しなくても、クレジット決済を導入できるということで、私のような小規模事業者も簡単に導入できます。ただちょっと手数料が高いのですが。それはさておき、iPhoneを利用して小売店でクレジットサービスを導入しやすくする、というのはなかなか画期的だと思います。さすが孫さん、一歩先行くサービス展開ですね。今回の話は事業者にとってもメリットがありますが、今後少額決済もカードを使いやすくなる、と見れば、実はカード会社の方に恩恵のある話かも知れません。ただ手数料が5%と高いようなので、この辺りはいずれ改善されるべきでしょうけれど。それでGMOペイメントに関しては、決算の失望からチャート形状もすっかり崩れ、需給も悪いですから、まだまだ下値余地は大きいでしょう。買い板も極端に薄いので、怖くて誰も近寄れない状態が続いています。一方、同業のウェルネット(2428)は決算を受けて大きく買われ、対照的な動きとなっています。事業環境は成長が続くと思われますが、GMOの方に関しては、ここまで高値圏を保っていたことが裏目に出てきている感じです。その他有料メルマガの成績は下記のURLから確認の上、お申込ください。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/performance.htmlお陰様で日々たくさんのお問い合わせをいただいております。この場を借りてお礼申し上げます。誠にありがとうございます。他社さんの方が成績が良くてどうも地味ですが、当方は着実に利益を重ねていくことで無理なく、焦らない投資法を伝えるのが強みです。まだまだ長期上昇相場は続くものと思われますし、乗り遅れたということはありませんから、これを機に一度お試しいただければと思います。※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、投資成果を保証するものではありません。
2012年05月12日
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母の心臓手術話の続きです。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/KA.Blog/20120312.htmlそんな事を言いながらも私は結局父のところに一日置きに行っていましたが、その後母の事態が急転し、金沢の病院へ転院となって心臓バイパス手術となりました。段々と深刻化し、父も次第に不安になっているようでした。私が繰り返し「心配しなくて良い」とは言うものの、一向に母は姿を現さないわ、私も金沢行きが増えるわで説得力が無かったのでしょう。言われる程に父はまた不安気な日々を過ごしているようでした。それからしばらくして母の術後経過も順調な頃、私はまず父をiPhoneの動画で撮りました。最近はすっかり発声が上手くできなくなった父ですが、不明瞭ながらもようやく「頑張れ」とだけ言いました。それを私が母の見舞いに行った際に見せて、今度は酸素チューブを付けたままの母の動画を撮りました。母も声がまだはっきり出ない状態でしたが「私も頑張るからお父さんも頑張ってください」と。それを父に見せたら父はiPhoneに向かって「こんにちわ」と言っていましたが、残念ながらテレビ電話ではありませんでした(;^_^AこれはなかなかiPhoneのCMにも使えそうな良い話やなーと我ながら思いつつ、とりあえずは父の不安をある程度解消することができました。やがて実際に母が退院し、約一ヶ月ぶりに実物の夫婦ご対面となりました。さて、どんな感動の対面になるか、と思っていましたら、意外に二人ともあっさりした感じ。現実とは案外そういうものかも知れません(;^_^A母は父に傷口を見せて、手術の証を示していました。それを見て父は痛々しそうな顔をしていました。母は周りに誰もいないのを確認して、調子に乗って上着を脱いで胸の傷口まで見せていましたが、こりゃ一歩間違えれば単なる痴女だな、と思いました(-。-;)(つづく)
2012年05月10日
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★☆★☆【有料メルマガ】【銘柄診断】お申込募集中です! 「損せず焦らず無理なく細かく儲ける」をコンセプトとした有料メルマガお申込受付中! (注:ブログ本文で紹介している【ポートフォリオ銘柄】とは別のものです) ▼HP「じょうしょうダルマ」から成績などご確認後、お申込ください。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/performance.html 1ヶ月当たり3,150円~。 相場が続く限りチャンスは無限大。一度お試しいただければと思います。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━日経平均は反落。前日のNYは欧州懸念を受けて一時大幅安となったものの、引けにかけてはやや値を戻す形。それを受けた日経平均は朝方から売りが先行。一昨日の安値をあっさり割り込むと、そのまま底値圏での推移が続きました。後場には日銀のETF買いが入った様子はあったものの、反発は一時的。むしろ前場にそれを警戒して売り込めなかった筋が積極的に売りかかってくることで、一段安の展開に。何とか9000円台を保つのが精一杯でした。投資判断は「やや買い」に。ただ相場はまだ調整が続くと見ていますから、実質的にはまだ中立の気持ちですが、9000円に接近したこの水準は下値余地より上値余地が大きいゾーンになってきたと判断します。まあ以前からこのブログを読んでくださっている読者の方ならおわかりでしょうが、大体私の見方は一週間程早過ぎるので、実際にはまだ猶予があるのでしょう。ぶっちゃけ9000円という数字にはあまり意味がありません。今週末はSQですからその辺りも一つの節目ではありますが、オプションSQですからそこまで影響度合いも大きくなさそうですし。本日は一昨日に引き続き大きな下落でしたが、私は今日の下げの中に少し潮流の変化を見たような気がしています。それはパナソニック(6752)や東芝(6502)の好決算。それを受けて、総合電機各社を始めとする大型株がしっかりした動きを見せています。特に東芝の今期営業利益は3000億円と、何と90年以来の収益予想に。まあ09年に大規模な増資も行っていますから07年高値は望みようは無いとしても、900円くらいにはなってもバチは当たらない程の好材料と思います。それなのに本日の株価はたった3円高。市場全体の流れに抗った分は健闘しているのかも知れませんが、まるっきり評価不足と思います。本日引け後に出してきたトヨタ(7203)の決算も、市場コンセンサスは下回ったようですが、それでも今期1兆円の営業利益予想。十分じゃないですかね?いくらなんでも今の市場はリスクオフの流れがきつ過ぎる印象を受けます。こんなにも円高で電力不足で消費者の財布の紐は固くて法人税の高い日本で頑張って良い成績をあげても報われないとは・・・。足下の為替がもっと円高進捗なら、まあやむを得ないか、という感じもします。ところが、為替は介入警戒感もあって比較的安定しており、ドル円は80円を大きく割り込む水準にはなっていません。個人的には前々から言っているように一旦79円は割ってくるとは見ているものの、下値余地は小さいと考えています。ですからこれらを総合的に見て、まず個々の企業のファンダメンタル面においては十分底打ちして良い水準が整いました。あとは需給と場の雰囲気。ここが時間の経過と共に改善すれば、いつでも3月高値を抜くことのできる内容だと思います。その場の雰囲気を作り出す海外マーケットに関しては引き続き微妙な空気です。頼みの綱のアメリカも何とか踏ん張ってはいますが、S&Pは4/10の安値を割り込んでしまい、下り坂の様相。NASDAQもfacebookの上場を来週にも控えて他の銘柄に換金売りが入り、主力株のAppleなどは引き続き売られる格好に。特にAppleに関しては決算発表前の4/24のブログでも「崩れたチャートを戻すだけの力強さがある決算は出ないだろうと見ています。予想を上回る数字が出て数日リバウンドを見せたとしても、すぐまた下落トレンドに戻る」とした通りの流れになっていると思います。この銘柄の指数寄与度が大きいので、NASDAQは一時2月以来の安値水準に。それぞれチャート形状が崩れてしまったので、良くて横ばい推移、悪ければこのまま下り坂ですから、ちょっと厳しさは残ります。それでもアメリカも個別企業の決算はそれぞれ良かったので、諸悪の根元は機能停止状態のヨーロッパにあると言って良いでしょう。ヨーロッパの問題に関しては短期間で解決するわけではないですから、投資家に早く忘れさせるための「金融緩和」という必殺技を、各国がまた繰り出す必要があります。後は時間が何よりの特効薬だと思います。そんな大きな不安材料があるので、私自身そういう意味合いでまだ気迷いが強い場面ですが、決算の集中日を過ぎて、SQやらヘッジファンドの45日ルールやらが終わる来週あたりで、一つ反転のタイミングを迎えるのは確かです。なのでやや消極的な感じでもありますが、そろそろ買っても大けがをしない水準にはなってきたと見ています。9000円を明確に割り込むほど売られるようなら一回損切り、反転まで様子見とすれば良いだけで、そろそろ打診買いの入り方を考えるべきタイミングと思います。新興市場は「強気の買い」。本日は両指数共に軟調。特に一昨日同様SNSゲーム関連株が軒並み大きく値を下げたことで、関連株のサイバーエージェント(4751)、ミクシィ(2121)などのマザーズ主力株が売られました。またTwitterのパスワード漏洩もあって、デジタルガレージ(4819)も売られる展開に。ネット関連株が総じて売られ、JASDAQも下落となりました。上述のように、本日は大型株の方が電機株などを筆頭にしっかりした銘柄がある一方、新興の小型株や仕手株といったところが総崩れな感じでした。ここを見ても潮目が変わった印象を受けています。新興銘柄の決算はここからですから、そういった警戒感も少し出ている感じです。【ポートフォリオ銘柄】GCAサヴィアンG(2174)は続落。新興市場が売られる中で引き続き同社も売られる展開で、年初来安値を更新してきました。ここ最近実績の更新頻度が高く、中間期業績はなかなか良い数字が出せそうなペースになってきたのですが株価には全然反応がありません。同社は関係無いにしても、足下で例えばアサヒHD(2502)の味の素(2802)からのカルピス買収、丸紅(8002)のアメリカガビロン買収など、大型の買収案件が良く出てくるようになってきました。なので最後の円高場面も手伝って、日本企業にとってのM&A環境は引き続き良いのですが、昨年の第一四半期決算発表から始まった同社株価の下落の旅はまだ終わりを見せようとはしていません。需給の悪さを跳ね返すだけの材料が欲しいところです。本業は悪くないのですから、昨年安値を割り込む筋合いは無いはずですが。ところで、足下では同社の国内最大のライバルである野村HD(8604)の評判がすこぶる悪いです。この前は国際石油開発帝石(1605)のインサイダーに関与した件、AIJの浅川社長は野村OBと毎月のように悪い話が出ています。そして今回はこの前のヤクルト(2267)に対するダノンの買い増し要請に関して、野村はヤクルトの主幹事にも関わらず、ダノン側のFAを引き受けたのだとか。契約上は問題ないかも知れませんが、なかなかインモラルな感じがします。まあこれで皆が野村との付き合いを止めるわけも無いのですが、やはり世の中信用第一ですから、こういった敵失も同社にとっては良い話ではないかと思います。三和HD(5929)は続伸。本日意外な強さを見せつけていましたが、後場には業界第二位の文化シヤッター(5930)が好決算を発表して急伸。どこかその辺りの良い流れもかぎ取っているのでしょう。同社の決算も来週予定されていますから、まずは300円辺りのポジションで良い知らせを待ちたいところ。NEC(6701)は続落。上述のように本日は総合電機メーカーにしっかりした買いが入りましたが、同社は蚊帳の外。決算以後も下落が止まりません。個人的にはあの決算は同社を再評価すべき数字だと思ったのですが、市場の方はそうは見てくれなかった様子。ただソニー(6758)やシャープ(6753)さえ下げ止まりかかっているので、同社もそろそろでしょう。利回りやPBRで考えても、現水準には投資妙味があります。売り銘柄のファーストリテイリング(9983)は反落。日経平均の下落の割には空売りの買い戻しもあってしっかりしている印象はありますが、チャート的には下値で陽線2つ出しておきながら反発未遂→陰線示現で前日安値割り込み、という非常に悪い形が出てきました。終値ベースでもきちんと75日線を割り込んできており、ここが追撃売りの一番良いタイミングでは無いかと思います。後はSQ通過後の一段安を想定しておきます。【注目銘柄】ウエストHD(1407)は大幅続落。こちらは前回も当欄で書きましたが、先週頭に有料メルマガにて売りで取り上げました。明確な目標株価は提示していないものの、本日昼のメールにて買い戻し提示。結果、4営業日で大体12、3%の下落幅は取れたので、良かったと思います。ここから先は下落が続くか反発かは正直半々くらいのイメージです。ただ下がったとしても25日線辺りでまた抵抗力がありそうですから、現時点では一旦は1350円辺りのリバウンド、その後再度落ちてくる感じになるのではないかと見ています。またタイミングが来たら有料メルマガで取り上げます。新田ゼラチン(4977)は大幅続伸。こちらも以前当欄で書きましたが、2月頃にメルマガで仕切りに「良い銘柄」「良い銘柄」と繰り返していました。結局私が騒いでいる間は花開かなかったのですが、遅咲きでようやく開花。やっぱり良い銘柄はきちんと評価されるものです。一応自慢させてもらえば、Jトラスト(8508)やトリドール(3397)など大化け株も結構あるのですが、ポートフォリオ銘柄のGCAやコンドーテック(7438)のように、強く推してもなかなかコケ続けている銘柄もありますから、何とも言えませんね。それでも、明らかなダメっぷりが確認できるまで、信じていきたいと思います。その他有料メルマガの成績は下記のURLから確認の上、お申込ください。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/performance.html他社さんの方が成績が良くてどうも地味ですが、当方は着実に利益を重ねていくことで無理なく、焦らない投資法を伝えるのが強みです。まだまだ長期上昇相場は続くものと思われますし、乗り遅れたということはありませんから、これを機に一度お試しいただければと思います。※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、投資成果を保証するものではありません。
2012年05月09日
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母の心臓手術話の続きです。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/KA.Blog/20120312.html父は施設で毎日歩行訓練をしていました。ただし誰か付き添わないといけないので、母が行った時に歩行器を使って、距離にして20mくらいを往復していました。たったそれだけの距離でも父にしてみれば相当難儀で、終わった後はいつも「あー疲れた」と言って、力を出し尽くした表情で座り込みました。母は割と父に甘く、父が途中で「今日はもう限界」とか「今日は歩かない」とか言うと、すぐ手を貸したり車いすに座らせたりしていました。年々父の足は弱ってきているので、最近は特にそう言って止めてしまうことが増えてきました。私は一日でも休むと筋肉が弱り一層歩けなくなると思うので、父には厳しく「継続は力なり。俺の目が黒いうちは休ませない」と言って、極力完遂させるようにしていました。なので、父は私の訪問を煙たがる日も。それでも今は母のところにも行かないといけないので、毎日は父の方に来れませんから、来た日にはしっかりと歩いてもらわないと。父は渋々ながらも、それでも「母ちゃんも頑張っとるんやよ」というと、気合いで何とか歩いていました。しかし入浴のある日は、身体が疲れてしまって歩き辛いようでした。ただ入浴のある日が父の洗濯物が出る日で、私はその日に父のところに行って、洗濯物を回収しなければなりません。それ以外の日に歩かせるために来るとなると、結局私が毎日来ないといけなくなってきますから、身体が一つしかない私は、入浴の日に歩かせるしかありませんでした。すると父は突然「もう少し曜日を考えて来てください!」と怒り出しました。つまり、そんなに歩かせたいのであれば入浴のある曜日は避けて、別の日や入浴前の午前中に来い、と言うのです。それを聞いて私もカチン。「無理や!あんたは自分の都合しか考えてないやろ!俺だって仕事もあるし、母ちゃんの方も行かんとあかん。洗濯物もあるから、入浴の日しか来れん。あんたの都合にばっかり合わせてられんわ!!」と施設内で大声で喧嘩。父はふてくされた感じでそれ以上何も言わず、怒った感じで歩いていました。無論、父の身体が普通の健康体で無いことも、父の気持ちもわからないわけではありませんが、それでも歩かなければもっと暗い人生しか残されないと思うから、心を鬼にしてやっているのに!私もイライラが最高潮に達して「ならもう来んわ!!」と言いました。今や私の方が立場的に上なのを良いことに、私もひどいことを言っているな、という自覚はありますが、だからと言って何でもかんでも弱いから弱い方に合わせる、というほど私にも余裕があるわけではありません。それを母に告げて「母ちゃん死んでもワシ父ちゃんの面倒見んからね!」と言うと、母はただ苦笑いしていました。これで母は益々簡単に死ねなくなりました。(つづく)
2012年05月08日
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2012年05月07日
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母がそのような顛末から入院して手術となった頃、一方で施設に入っている父は・・・という外伝です。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/KA.Blog/20120312.html母は入院するまで毎日父のところに通っていました。そうやって毎日夫婦の時間を一時間だけ過ごしていました。そんな母がある日から突然来なくなると、当然父もおかしいと感じるでしょう。なので私は母が最初に入院した段階で父に報告に行きました。当初は簡単な手術だと私自身も思っていたので、別に隠す程でも無いと。父は驚いた様子を見せながらも、私が繰り返し「簡単な手術らしいから」と言い聞かせたことで、納得しているようでした。その他、施設に毎日通って顔を合わせていた職員さんにも母の容態を伝えました。ただ、職員さんは父にそのことを言わない方が良い、私も伝えていないのでは、と思っていたらしく、しばらく父の前では母のことを口にしないようにしていたのだとのこと。余計な気を遣わせてしまいました。ただ父は全て伝聞で聞いて実際に会いに行けないので、余計に心配になるのでしょう。やはり父は元気なくベッドに横たわり、毎日続けていた歩行練習も休みがちになりました。それから私は母と父の見舞いに両方通わなければならなくなり、姉と分担して交互には行っていたものの、なんだか少子高齢化の縮図を背負わされているような気持ちにもなってきました。昔に比べて医療・福祉サービスが充実しているとはいえ、こんなにも大変だったのかなぁ、と。幸い、私は今は在宅での仕事ですから、自分の仕事時間は自分で調整ができ融通が利きます。それでもやらなければいけないことは溜まっていくしで、なかなか精神的にも疲れ、ストレスフルな日々が続きました。まあこの状態がこれからずっと続くわけではないし、と思えば、少しは気持ちも楽になりました。そう考えると母が元気だった頃は何と楽だったことか。今までも父のところには週1ペースで行っていましたが、それはあくまで母のおまけ程度。しかし今、母が倒れたことで看るべき人が0から二人になり、私や姉にドカッと重くのし掛かってきたのでした。(つづく)
2012年05月05日
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2012年05月04日
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★☆★☆【有料メルマガ】【銘柄診断】お申込募集中です! 「損せず焦らず無理なく細かく儲ける」をコンセプトとした有料メルマガお申込受付中! (注:ブログ本文で紹介している【ポートフォリオ銘柄】とは別のものです) ▼HP「じょうしょうダルマ」から成績などご確認後、お申込ください。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/performance.html 1ヶ月当たり3,150円~。 相場が続く限りチャンスは無限大。一度お試しいただければと思います。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━日経平均は水曜反発。前日のNYはISM製造業景気指数が予想を上回ったことを受けて堅調。ダウは08年1月以来の高値を付けてきました。それを受けた日経平均も朝方から買いが先行。為替が80円台を回復したこともあり、前日売られた輸出関連株などを中心に買い戻しの動きが出ました。しかし連休谷間ということもあって商いは閑散。自律反発狙いの買いや、連休前のポジション調整の買い戻し程度のものしかなく、昨日の下落幅の割には数十円程度の上げと買いに力強さはありませんでした。売買代金は1兆円割れに。投資判断は「中立」。水曜のNYはADP雇用統計の数字が予想を下回ったことなどを受けて軟調。ただ各指数共に引けにかけて値を戻し、IntelやAppleといったところが高かったNASDAQはプラス転換と底堅い印象はありました。日本がお休みの間に雇用統計やフランス大統領選挙など、色々需要イベントを控えています。とりあえず、全てが出揃う土曜辺りに今後の動きを予想するのが妥当でしょう。個人的には連休を控えて水曜はよくプラス圏を維持できたな、という印象でした。為替がドル円で80円台を回復してきたのも支援材料でしたが、FXなどで79円台でロスカット設定している個人が多いという話も出ていますから、こうなれば一度78円台を見る流れになりそうです。もう少し円高基調は続きそう。79円を割れれば、今度は日本政府による為替介入の話も現実味を帯びてきますから、次第に底入れ機運が出てくるとは思います。ただ商いの薄い連休中が、ちょっと為替に関して神経質にならざるを得ない場面。少なくとも介入はありませんから、円買いを仕掛けやすいタイミングになっています。ですから、FXをやっている人はちょっと連休中もゆっくりできないかも知れません。もし週明け79円を割り込んでいるようなら、当然日本株にも売り圧力として働いてきますから、売り先行のスタートは避けられないと思います。他にも来週は週末にかけてSQやらヘッジファンドの45日ルールやらで、また色々思惑視されそうな週でもあります。そして来週が決算の集中週。さしあたって、引き続き決算が良かった銘柄を個別にあたっていく局地的な戦況が続きそうです。新興市場は「強気の買い」。水曜は両指数共に堅調。特に日経JASDAQ平均は1400円を超えてリーマンショックにより下落した08年8月以降の高値となっています。円高で東証1部銘柄が手がけ辛い中で、為替耐性のある新興市場に物色の矛先が向かっている格好。直近IPOなど、値動きの良さが個人投資家の短期資金を集めています。例年ゴールデンウィークは、普段忙しくて株取引が出来ない個人投資家が市場に入ってくるので、個人投資家に人気のソフトバンク(9984)やら、この数日間だけで値幅が取れる新興銘柄が買われやすいものです。個別では前日に続いてWBSで紹介されたリブセンス(6054)が買われる動きに。今株式市場では話題のキャリアデザインセンター(2410)との提携も後押しする格好となりました。こういう材料系銘柄が強いのも、連休谷間の特徴と言えます。【ポートフォリオ銘柄】コンドーテック(7438)は反発。15時に同業のアルインコ(5933)が決算を発表。こちらは前期大幅増益を達成し、今期も増益継続の見通し。四季報予想などは少し上回ってきましたが、大証タイムではあまり材料視されませんでした。それでも、やはり復興特需が今期も継続する見込みは確認されました。同社も来週末に決算を発表予定ですが、十分期待できる数字になると思います。引き続き注目。さて、本日は一銘柄売りポートフォリオに入れたい銘柄があります。それはファーストリテイリング(9983)です。水曜発表のユニクロの4月既存店売上高は前年同月比6.8%の減少と、5ヶ月ぶりの減少に転じました。例年に比べて低温が続いたことで夏物が売れなかったことが響きましたが、何より既存店の客数が9%も減少。銀座旗艦店のオープンなど華々しさは見えますが、既存店はその分地味に映る格好。また昨年震災後間もなくの厳しかった4月の水準に比べて、更に下回る水準となったことが痛いです。例えば同業のユナイテッドアローズ(7606)も既存店売り上げは99.3%とマイナスにはなっていますが、その幅は小さいです。先月12日には今期業績を過去最高益更新見込みに上方修正し、翌13日には大幅高となったものの、2日の高値水準を超えられずにダブルトップ形成の形。水曜にはその13日に開けた窓を埋めきることで、これから再反転の形が整うか・・・と思った矢先の月次の大失速ですから、ちょっと75日線も割り込んでくる形になるものと思います。テクニカル的にはMACDやパラボリックが暗転。また一目均衡表は雲を割り込んでしまっています。ボリンジャーバンドの-2σも下落方向に幅を拡げ始めているため、トレンドは明らかに下落傾向になっています。元々内需好業績の代表銘柄として、また日経225に与える指数影響度の強い銘柄として買われやすい銘柄でしたが、その反動も出てくるものと思われます。予想PERは22.8倍、PBRが4.5倍という数字は、同業他社のしまむら(8227)の同12.5倍、1.5倍と比較しても明らかに割高。直近では3月メジャーSQの際の出来高と、先月13日の出来高が突出していますが、それぞれの水準を下回ってきたこともあって、上値にはしこりが残って重い格好です。信用倍率は0.2倍と圧倒的な売り長銘柄ですが、連休前の買い戻しも一巡したものと見られ、連休明け後は再度売りが入ってくる形になると思います。今期過去最高益更新を織り込んで、4月は上場来高値を既に付けてきました。なので、出尽くし感が出ても十分おかしくないタイミングです。さしあたって200日線辺りまでの下落を睨んで目標株価は15000円に。月曜の寄り付きから売りポートフォリオ入れとします。【注目銘柄】ウチヤマHD(6059)は大幅高。こちらは25日の有料メルマガにて以下の通りにコメントしました。「上場後から売りが優勢で需給バランスは崩れ気味ですが、いきなりPER2.7倍、PBR0.8倍という超割安銘柄。同業のコシダカHD(2157)のPER11.3倍、PBR3.2倍と比較でも圧倒的に割安感が強いです。そもそも普通IPOならこの辺りの数字はもっと割高に買われます。 地合的にもまともな銘柄よりこういった銘柄の方が買いが入りそうですし、GW後のIPOスケジュールも決まっていませんから、直近上場銘柄のセカンダリが盛り上がる可能性も十分あります。需給的な面からもう少しだけ売りは続くかも知れませんが、1300円辺りなら買ってしばらく持っていても問題ないでしょう」水曜はユニバーサル園芸社(6061)やこころネット(6060)といった直近IPOが軒並み大幅高となり、連休谷間の材料難の中、前日に続いてセカンダリが盛り上がっています。そして実はこれらが他のJASDAQ銘柄にも良い影響を与えているような感じです。丁度新興バブルの時を彷彿とさせます。同社に関しては、個人的には単なるIPOの需給面の軽さだけではなく、銘柄価値としての割安感に特に注目しています。まだ十分割安感の残る水準ですから、まだまだ上を目指せる銘柄だと思います。その他有料メルマガの成績は下記のURLから確認の上、お申込ください。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/performance.html他社さんの方が成績が良くてどうも地味ですが、当方は着実に利益を重ねていくことで無理なく、焦らない投資法を伝えるのが強みです。まだまだ長期上昇相場は続くものと思われますし、乗り遅れたということはありませんから、これを機に一度お試しいただければと思います。※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、投資成果を保証するものではありません。
2012年05月03日
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母の心臓手術話の続きです。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/KA.Blog/20120312.html最初は本当に母が臨死体験から蘇ったことによるスピリチュアル的なものかと思ったのですが、どうやら麻酔などによる薬物反応的な幻覚のようで。「術後譫妄」という言葉まであるようで、私は初めて知りました。そういうのが高齢者の手術になると起きやすいようです。それでも母の表情はすっきりしていて、母自身も「私は0歳。今から生まれ変わった。寿命を10年くらい延ばしてもらったから、そのつもりで生きていく」と言っていました。それを聞いて嫁も「お母さんも今までお父さんや他人の心配ばかりして、いつも物憂げな表情をしていたから、逆に良かったんじゃない?」と言っていました。私もそう思いました。次回行った時にはすっきりと幻覚も見なくなったようで、何事も無いようないつもの母に戻っていました。実はお腹に10円玉程の穴が開いていて一本管が通っていたのですが、それも抜いて、次第に母から医療具が少なくなっていきました。ようやく人造人間から普通の人間に戻っていくような感じ。それにしても人体って不思議だと思いました。お腹に穴が開いていても、抜いたらまた自然に傷口が塞がって戻っていくということ。特に痛くも無いようです。その結果、腹筋にも力が入るようになってきたようで声も次第に戻ってきて、一般病棟に移っていました。母も積極的に病棟を歩き回ったり、エアロバイクでのリハビリをこなしたりと、社会復帰にむけて順調。手足や胸の傷口はまだ痛々しくはありますが、段々と治っていく過程がわかりました。ただ、あまりにもひっきりなしにお見舞いが来るので、母も休む間なくやや疲れ気味な感じ。まあこればかりは贅沢な悩みかも知れませんが、友達が多すぎるのもこれはこれで一苦労。そして早速また同室の他の人と仲良くなって、また友人知人が増殖中でした。そんな金沢の病院の往復を繰り返し、最初の入院から一ヶ月ほど経て退院。それでもあの大手術を経ているので、思ったより早く退院できた、というのが我々の正直な感想です。周りの人もあまりの早さにビックリしていました。そんなわけで、母は無事シャバに戻ってきました。ただ体力が急低下しているようで、バッグ程度の荷物を持つのもしんどがったり、人混みに居ると今まで以上に疲労感を感じたり、まだ本調子では無い様子。毎日昼寝も欠かせません。本人は「背も縮んでしまった。手術きっかけで段々身体が弱っていくんじゃないか・・・」と心配していますが、周囲の我々にしてみれば、あれだけの大手術だったからしばらく体力が低下しているのも当然だろう、と。ただ気持ちと体力のギャップに、精神的にまた弱っている感じです。車の運転も2ヶ月禁止と言われているので、退院後は日中私が実家にパソコンを持ち込んで仕事をしながら母の足になったり、荷物持ちになったり。私は前職を辞めて家でできる仕事になっていたので、そういう意味では都合が良かったとも言えます。夜は姉の家まで連れて行って、そこで寝泊まりしてもらっています。何とか無事独り立ちできるまでは、しばらくこの体勢でやっていこう、ということに。まあ、ここまできたら後は時間の問題。私もようやくこのバタバタした生活に慣れつつあります。そんなわけで、この長かった話も終わり・・・と思いきや、あとは外伝が数回続きます(;^_^A(なわけでつづく)
2012年05月02日
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2012年05月01日
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