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シナノキは釣り鐘型のシルエットふと雨宿りしたくなる朝 噴水が次から次へ吹きあがりカラス飛び立ち静寂も去る公園を一周すれば時間切れあっという間に6千歩く作:五林寺隆※下記バナーをクリックすると、このブログのランキングが分かりますよ。またこのブログ記事が面白いと感じた方も、是非クリックお願い致します。にほんブログ村
2019.10.30
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温湯にて藤村読んで三時間、湯治気分の畑毛温泉深夜には寒くて怖い露天風呂、聞こえくるのは湯の音ばかり作:五林寺隆※下記バナーをクリックすると、このブログのランキングが分かりますよ。またこのブログ記事が面白いと感じた方も、是非クリックお願い致します。にほんブログ村
2019.10.26
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山の麓にくねくねと曲がった細い道が続く。今はあまり人が通らないが、昔はこの道が隣村へつながる唯一の道だった。 のどかだ、ぶらぶら歩く、空気がうまい、深く息を吸い込む、昭和初期の建物だろうか、どっしりとした大きな屋根の家がぽつんぽつんと建っている。住む人がいなくなったのだろうか、朽ちそうになっている蔦の絡んでいる空き家もこの頃増えてきた気がする。畑には、葱や大根、白菜などが植えられている。栗が弾けて、柿の実も赤く染まってきている。 のどかだ、ぶらぶらと、この道を歩くのが好きだ。道筋に戒名も読み取れない古いお墓が三つ並んでいる。誰かがお参りに来た様子はないが、お墓はただ、じっと立っている。手拭いを頭に撒いた、リヤカーを引く爺さんと出会う。 「こんにちは、いいお天気ですね、」 「ああ、お散歩にはちょうどよかんんべえ、、」 渋くて人のよさそうな皴顔の爺さんがにこっと笑った。人と出会えば、顔を知らない人でも挨拶するのが田舎の習慣だ。 のどかだ、ぶらぶら歩く、家にこもっていた心が晴れてくる。平屋の小ぶりの家がある。古い家だがきちんと手入れされている。この辺りでは、貧しい暮らしぶりの、老夫婦の家だった。爺さんはもう、八十を超えているだろうか、地面に這いつくばるようにして、畑の草を抜いている。姉さんかぶりの婆さんは井戸の横で、野菜を洗っている。軒先に柿が干されている。おいしそうだ、、 のどかだ、ぶらぶら歩く、 幸せはお金じゃないことがよくわかる。お日様が出る日にはその家の庭先に、洗濯物が干してある。幾らか茶色がかって、でれんとしたステテコや、煮しめたようなパンツや半そでシャツ、だいぶ疲れた作業ズボンが干してある。土色ばかりの色彩に乏しい洗濯ものが並んでいるのだが、が、が、その中に、今日もあったのだ。 ひらひらのついた、ラメ入りの、真っ赤なブラジャーである。歩きながら横目でそれを眺めて、私はクスっと笑う。いったいあのブラジャーは誰のものなのか、婆さんのものなのだろうか、いつも晴れた日には干してあるということは???? のどかだ、ぶらぶら歩く、私の心がときめく瞬間だ。まだまだこれから、青春は年齢じゃない、まだまだまだまだ、ほら、元気が蘇る。山里の珍百景に登録お願いします。作:下肥 流行※下記バナーをクリックすると、このブログのランキングが分かりますよ。またこのブログ記事が面白いと感じた方も、是非クリックお願い致します。にほんブログ村
2019.10.22
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春は来ないで夏が来て秋も来ないで冬が来る確実にやって来るのは天災ばかり作:五林寺隆※下記バナーをクリックすると、このブログのランキングが分かりますよ。またこのブログ記事が面白いと感じた方も、是非クリックお願い致します。にほんブログ村
2019.10.18
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ひろし君のクラスには、安田というひょろりとした面白い男がいる。背が高くていつもニヤニヤしながら冗談を言うので、クラスの中では「ヤスデ」と呼ばれて親しまれていた。 そんなある理科の授業中、ひろし君は教科書に載っているヤスデの絵を見て吹き出しそうになってしまった。斜め後ろに座っている安田の顔を見ると、例のニヤニヤ顔で両手を斜め前方に広げているではないか。それでひろし君はとうとう我慢しきれずに、大声で笑ってしまったのである。 「三村!何が可笑しい!」間髪を入れずに、担任の飯島先生の大声が教室に響き渡る。彼は軍人崩れで体も声も超でかい。そして当然暴力教師でもあった。ルールを守らない生徒には、いつも往復ビンタとヤグラ投げが待っていたのだ。 ひろし君は悪いことをした訳ではなかった。ただヤスデの絵と安田のアクションが可笑しかっただけである。それでそのことを正直に打ち明けたのだが、飯島先生は簡単には許してくれない。 「そうか、そんなに可笑しかったのなら、校庭を10周してからヤスデを捕まえてこい」。そう言うなり、ひろし君の襟首をつかんで教室の外に放り出してしまったのである。 もうこれ以上何を言っても、この先生には通じない。ひろし君は諦めて、とにかく校庭を10周することにした。5周したころには横っ腹が痛くなってきたが、途中で止めると必ず往復ビンタとヤグラ投げの餌食になるだろう。それで死ぬ思いでなんとか10周を完走した。そして次は校庭にある桜の木を探したのだが、どうしてもヤスデが見つからない。諦めて教室戻りその旨を飯島先生に報告すると、「それじゃあ今すぐ父親を呼んで来い!」と怒鳴られてしまった。 ひろし君が家の近くまで来ると、「ドコンドコン」という餅つき機の音が聞こえた。きっと父の紘一郎が大福用の餅を突いているのだろう。 こんな忙しいときに、授業中にふざけていて先生に叱られ、「父親を呼んで来い」と言われたなどと言えるはずがない。ひろし君は決断が付かず家の近くをグルグルと行ったり来たりした。だが結局は家の中には入れなかった。 「しょうがない。お父さんに叱られる位なら、飯島先生の往復ビンタとヤグラ投げの刑を受けるほうがましか・・・」そして学校の方向へトボトボと戻って行くしかなかったのである。 それからひろし君がどうなったのかの顛末はあえて書かないことにしたい。いずれにせよ父親の紘一郎こそ、ひろし君にとって世界中で一番恐ろしい人間になってしまったことだけは間違いなかったのである。何と言っても、まだまだ「地震・雷・火事・親父」の時代であった。作:五林寺隆※下記バナーをクリックすると、このブログのランキングが分かりますよ。またこのブログ記事が面白いと感じた方も、是非クリックお願い致します。にほんブログ村
2019.10.14
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あんな時代もあったねといつか話せる日がきたわ、 テレビもない、冷蔵庫も洗濯機もレンジも掃除機も電話もない、スパゲッティーも、グラタンも、ピザもタピオカもなかった、せっせっと手紙を書い日の頃よ、 便利な時代になったねと家族笑って過ごしてる、 コンピューターにインターーネット、マイカーに高速道路、スマホにライン、和食洋食中華イタリアン、フランス料理にロシア料理、食べ物は溢れてる、タピオカ、ナタデココ、パンナコッタ、ナンノコッタ、メールで愛の告白よ、 進む進むよ 時代は進む、ついて来いよと、時代は進む、 空にはドローンの宅急便、空飛ぶ自動車でお散歩よ、100歳なんてまだまだ子供、これからが青春なのよ、呆けたって大丈夫、IT介護ロボットあればいい、男も女もなくなりました。 まわるまわるよ時代はまわる、どんな時代にも行けちゃうわ、 蔵研人さん、タイムマシンができちゃったのよ、歴史の旅でも、初恋の時にも、世界の果てでも、お好きな場所にご案内、 そんな時代もあったわねと、腹を抱えて笑って話す、 生きるとは、死ぬとは、人生とは、青春とは、愛とは、真実とは、真面目に考えた日もあったのに、時代は進む、時代は変わる、だからくよくよしないで時代の風に吹かれましょう、中島みゆきさん、時代が回らずに私を置いていきます。作:深田 みつこ※下記バナーをクリックすると、このブログのランキングが分かりますよ。またこのブログ記事が面白いと感じた方も、是非クリックお願い致します。にほんブログ村
2019.10.09
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スルスルと手のひら離れ羽ばたいて木漏れ日浴びる竹トンボかな 国内に居るときよりも頻繁にラインが紡ぐ孫とのひととき作:五林寺隆※下記バナーをクリックすると、このブログのランキングが分かりますよ。またこのブログ記事が面白いと感じた方も、是非クリックお願い致します。にほんブログ村
2019.10.03
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